JP2020001054A5 - フラックス回収方法及びフラックス回収装置 - Google Patents
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Description
一方、図3C及び図3Dは、スプレー22から該当の溶剤を配管8内に噴霧させてロジン粒子16と溶剤粒子17とを混合して、混合粒子18を形成させ、電気集塵方式のフラックス回収部2に導入し、導入口側測定ポート14及び導出口側測定ポート15で粒径分布を測定した結果を示す図である。図3Cは、電気集塵前の導入口側の混合粒子の粒径分布(溶剤が2−エチルヘキシルジグリコールの場合)(nm単位)と検出量(μg/m3単位)との関係を示す図である。図3Dは、電気集塵後の導出口側の混合粒子の粒径分布(溶剤が2−エチルヘキシルジグリコールの場合)(nm単位)と検出量(μg/m3単位)との関係を示す図である。この場合、導入口側測定ポート14で測定された粒子の粒径は、メジアンを代表値とすると、191.1nmであることが分かる。すなわち、ロジン粒子16の粒径分布のメジアンが、混合粒子18の粒径分布のメジアンよりも小さいことを意味している。さらに、導出口側測定ポート15で測定された粒径分布と、導入口側測定ポートで測定された粒径分布から、導入口側における単位体積あたりのガスに含まれる粒子重量と、導出口側における単位体積あたりのガスに含まれる粒子重量との差分を計算し算出した。その結果、混合粒子18を電気集塵方式で回収した回収率は、92%であった。
一方、図4C及び図4Dは、スプレー22から該当の溶剤を配管8内に噴霧させてロジン粒子16と溶剤粒子17とを混合して、混合粒子18を形成させ、電気集塵方式のフラックス回収部2に導入し、導入口側測定ポート14及び導出口側測定ポート15で粒径分布を測定した結果を示す図である。図4Cは、電気集塵前の導入口側の混合粒子の粒径分布(溶剤が2−(2−ヘキシルオキシエトキシ)エタノールの場合)(nm単位)と検出量(μg/m3単位)との関係を示す図である。図4Dは、電気集塵後の導出口側の混合粒子の粒径分布(溶剤が2−(2−ヘキシルオキシエトキシ)エタノールの場合)(nm単位)と検出量(μg/m3単位)との関係を示す図である。この場合、導入口側測定ポート14で測定された粒子の粒径は、メジアンを代表値とすると、191.1nmであることが分かる。さらに、導入口側測定ポート14で測定された粒子の粒径と、導出口側測定ポート15で測定された粒径分布から、導入口側における単位体積あたりのガスに含まれる粒子重量と、導出口側における単位体積あたりのガスに含まれる粒子重量との差分を計算し算出した。その結果、混合粒子18を電気集塵方式で回収した回収率は、94%であった。
Claims (10)
- リフロー炉の内部の雰囲気ガスをフラックス回収部に導入して前記雰囲気ガス中のフラックスを回収する、フラックス回収方法であって、
前記雰囲気ガスに含まれるロジン粒子と、気化した溶剤又は霧状化した溶剤粒子とを、フラックス回収部側導入口の手前で混合する混合工程と、
前記混合した混合粒子を含むガスから、電気集塵方式で混合粒子を回収する回収工程と、を有するフラックス回収方法。 - 前記回収工程において、前記ロジン粒子の粒径分布のメジアンが、前記混合粒子の粒径分布のメジアンよりも小さい、請求項1に記載のフラックス回収方法。
- 前記混合工程において、前記気化した溶剤又は前記霧状化した溶剤粒子の溶剤は、ロジン成分が溶解する溶剤と、極性プロトン性溶剤と、引火点が、前記ロジン粒子を含む雰囲気ガスの温度よりも高い溶剤とのうちのいずれかの溶剤である、請求項1記載のフラックス回収方法。
- 前記混合工程及び前記回収工程を実施するフラックス回収装置を前記リフロー炉の外部に配置し、
電気集塵方式のフラックス回収部と、
リフロー炉の内部から雰囲気ガスを導出する導出口と、前記導出口から前記導出された雰囲気ガスを前記フラックス回収部に導入する導入口とを接続する第1配管と、
前記導出口と前記導入口との間の前記第1配管内に、気化した溶剤又は霧状化した溶剤粒子を供給し、前記気化した溶剤又は霧状化した溶剤粒子と前記雰囲気ガスのロジン粒子とを混合して混合粒子を形成する混合部とを備えるとともに、
前記導出口は、第1の導出口と第2の導出口との二つで構成し、
前記第1の導出口は、前記リフロー炉のプリヒートゾーンから、前記気化した溶剤又は霧状化した溶剤粒子を導出し、
前記第2の導出口は、前記リフロー炉の内部から前記雰囲気ガスを前記第1配管内に導出し、
前記混合部は、前記フラックス回収部の前記導入口と前記第2の導出口とを接続する前記第1配管と、前記第1配管の前記フラックス回収部の前記導入口の手前の部分と前記第1の導出口とを接続する第2配管と、をさらに備え、
前記フラックス回収装置を前記リフロー炉に接続し、
前記プリヒートゾーンに前記溶剤が含まれるソルダペーストが塗布された回路基板を搬送する、請求項3に記載のフラックス回収方法。 - 前記混合工程及び前記回収工程を実施する、電気集塵方式のフラックス回収部を前記リフロー炉の内部に配置し、
リフロー炉の内部から雰囲気ガスを導出する導出口と、前記導出口から前記導出された雰囲気ガスを前記フラックス回収部に導入する導入口とを第1配管で接続し、
前記導出口と前記導入口との間の前記第1配管内に、気化した溶剤又は霧状化した溶剤粒子を供給し、前記気化した溶剤又は霧状化した溶剤粒子と前記雰囲気ガスのロジン粒子とを混合して混合粒子を形成する混合部を有するとともに、
前記導出口は、第1の導出口と第2の導出口との二つで構成し、
前記第1の導出口は、前記リフロー炉のプリヒートゾーンから、前記気化した溶剤又は霧状化した溶剤粒子を導出し、
前記第2の導出口は、前記リフロー炉の内部から前記雰囲気ガスを前記第1配管内に導出し、
前記混合部は、前記フラックス回収部の前記導入口と前記第2の導出口とを接続する前記第1配管と、前記第1配管の前記フラックス回収部の前記導入口の手前と、前記第1の導出口とを接続する第2配管とで構成し、
前記フラックス回収部に接続された前記リフロー炉の前記プリヒートゾーンに、前記溶剤が含浸された回路基板を搬送する、請求項3に記載のフラックス回収方法。 - 電気集塵方式のフラックス回収部と、
リフロー炉の内部から雰囲気ガスを導出する導出口と、前記導出口から前記導出された雰囲気ガスを前記フラックス回収部に導入する導入口とを接続する第1配管と、
前記導出口と前記導入口との間の前記第1配管内に、気化した溶剤又は霧状化した溶剤粒子を供給し、前記気化した溶剤又は霧状化した溶剤粒子と前記雰囲気ガスのロジン粒子とを混合して混合粒子を形成する混合部とを備える、フラックス回収装置。 - 前記混合部は、前記フラックス回収部の前記導入口の手前で、前記第1配管内の前記雰囲気ガスに、前記溶剤を噴霧するスプレーである、請求項6に記載のフラックス回収装置。
- 前記導出口は、第1の導出口と第2の導出口との二つで構成し、
前記第1の導出口は、前記リフロー炉のプリヒートゾーンから、前記気化した溶剤又は霧状化した溶剤粒子を導出し、
前記第2の導出口は、前記リフロー炉の内部から前記雰囲気ガスを前記第1配管内に導出し、
前記混合部は、前記フラックス回収部の前記導入口と前記第2の導出口とを接続する前記第1配管と、前記第1配管の前記フラックス回収部の前記導入口の手前と、前記第1の導出口とを接続する第2配管とをさらに備える、請求項6に記載のフラックス回収装置。 - 前記混合部の、手前の雰囲気ガスに含まれる粒子の粒径分布のメジアンが、前記混合部の、後の雰囲気ガスに含まれる粒子の粒径分布のメジアンよりも小さい、請求項6〜8のいずれか1つに記載のフラックス回収装置。
- 請求項6〜9のいずれか1つに記載のフラックス回収装置を備えるリフロー炉。
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