JP2020000004A - 魚釣用リール及び制動力調節体 - Google Patents

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【課題】安定した巻き取り操作性を維持しつつ手当たり感が良く、フリップ巻きの操作性が向上した魚釣用リールを提供する。【解決手段】本発明の魚釣用リールは、スプールと、リール本体の一方の側板に回転可能に支持され、ハンドルアーム10aを装着したハンドル軸12と、ハンドルアームの回転操作によってスプールを回転駆動する駆動機構30と、ハンドル軸12に取着される基部22aの周方向に所定間隔をおいて径方向に複数の操作部22bを突出形成した制動力調節体22とを有する。そして、制動力調節体のハンドルアームと対向する基部を除く操作部22bに軟質材が被覆されていると共に、操作部22bは、ハンドルアーム10aに対向する制動力調節体の基部上面22cに対し、先端側がリール本体側に近づくように偏倚形成されている。【選択図】 図1

Description

本発明は、ハンドル軸にドラグ機構を備え、ハンドルの回転操作によってスプールに釣糸を巻回する魚釣用リール及び魚釣用リールのドラグ機構に用いられる制動力調節体に関する。
魚釣用リールには、両軸受型リールのように、リール本体の側板に回転自在に支持したハンドル軸にドラグ機構を備えたものが知られている。前記ドラグ機構は、ハンドル軸に螺合した制動力調節体を手の指による回動操作で強弱調節を図りながらハンドル軸の外端に取着したハンドルで実釣り状況に応じた巻き取り操作が行われる。一般的に、ドラグ力の調節を行なう制動力調節体は、金属又は合成樹脂で一体形成され、外周の周方向に所定間隔をおいて複数の突出片からなる操作部を放射状にした構成(その形状からスタードラグとも称される)となっており、指先を操作部に当てて回動操作することでドラグ力の調節が行われる。
このような形状の制動力調節体は、実釣時において、指を当てての回転操作が繰り返されるため、指先に痛みを感じることがあり、これを解消するために、操作部の外周面を軟質の合成樹脂で被覆すると共に、指当面を厚幅にした制動力調節体が知られている(特許文献1)。
実開昭56−134175号
上記した制動力調節体は、板状で指当面を厚幅に形成した操作部の外表面を軟質材で被覆しているので、操作部が太くなって重量化すると共に、その分、ハンドルアームが軸方向外方に飛び出してしまい、リール本体の左右の重量バランスが悪くなって、巻き取り操作性及び安定性に劣る。
また、板状で厚幅の指当面の外表面を軟質材で被覆することで、指で摘まんでの回転操作時の痛みは軽減されるが、リール本体を保持した状態の手の指先で操作部を回転操作して糸ふけ等をとる操作(フリップ巻きとも称される)が容易に行えない。
本発明は、上記した問題に着目してなされたものであり、安定した巻き取り操作性を維持しつつ手当たり感が良く、フリップ巻きの操作性が向上した魚釣用リールを提供することを目的とする。また、本発明は、そのような作用が得られる制動力調節体を提供することを目的とする。
上記した目的を達成するために、本発明に係る魚釣用リールは、リール本体の側板間に回転可能に支持したスプールと、前記リール本体の一方の側板に回転可能に支持され、ハンドルアームを装着したハンドル軸と、前記ハンドルアームの回転操作によって前記スプールを回転駆動する駆動機構と、前記ハンドル軸に取着される基部の周方向に所定間隔をおいて径方向に複数の操作部を突出形成した制動力調節体と、を有し、前記制動力調節体の前記ハンドルアームと対向する基部を除く前記操作部に軟質材が被覆されていると共に、前記操作部は、前記ハンドルアームに対向する前記制動力調節体の基部上面に対し先端側が前記リール本体側に近づくように偏倚形成されていることを特徴とする。
上記した制動力調節体の操作部は、ハンドルアームと対向する基部を除く部位に軟質材が被覆されていると共に、ハンドルアームに対向する制動力調節体の基部上面に対し先端側がリール本体側に近づくように偏倚形成されているため、リール本体を保持した手の指先で操作部を回転操作し易くなる(フリップ巻きが容易に行える)。また、ハンドル軸に装着されるハンドルアームは、軸方向への突出が抑制されるため、重量バランスの向上が図れ、巻き取り操作性、安定性が向上する。
また、上記した目的を達成するために、本発明に係る魚釣用リールは、リール本体の側板間に回転可能に支持したスプールと、前記リール本体の一方の側板に回転可能に支持され、ハンドルアームを装着したハンドル軸と、前記ハンドルアームの回転操作によって前記スプールを回転駆動する駆動機構と、前記ハンドル軸に取着される基部の周方向に所定間隔をおいて径方向に複数の操作部を突出形成した制動力調節体と、を有し、前記制動力調節体の前記ハンドルアームと対向する外側面を除く前記操作部に軟質材が被覆されていることを特徴とする。
上記した制動力調節体の操作部は、フリップ巻きが容易に行える部位のみ(ハンドルアームと対向する外側面を除く部位)に軟質材を被覆したため、操作部が肉厚になることはなく操作性の向上が図れると共に、スタードラグの重量増が防止され、ハンドルの位置もリール本体から離れることはない。また、ハンドル軸に装着されるハンドルアームは、軸方向への突出が抑制されるため、重量バランスの向上が図れ、巻き取り操作性、安定性が向上する。
そして、本発明は、上記したように構成される魚釣用リールに加え、ハンドル軸に取着される基部の周方向に所定間隔をおいて径方向に複数の操作部が突出形成された制動力調節体において、ハンドルアームと対向する外側面を除く部位に軟質材が被覆された制動力調節体を提供する。
本発明によれば、安定した巻き取り操作性を維持しつつ手当たり感が良く、フリップ巻きの操作性が向上した魚釣用リールが得られる。また、本発明によれば、そのような作用が発揮できる制動力調節体が得られる。
本発明に係る魚釣用リールの第1の実施形態を示す部分断面平面図。 リール本体をハンドル側から見た側面図。 制動力調節体の構成を示す図。 制動力調節体の操作部の一つを示しており、延出方向と直交する方向の断面図。 本発明に係る魚釣用リールの第2の実施形態を示す部分断面平面図。
以下、図面を参照しながら、本発明の実施形態について説明する。
図1から図4は、本発明に係る魚釣用リールの一例である両軸受型リール(以下、リールと称する)の第1の実施形態を示す図であり、図1は、部分断面平面図、図2は、リール本体をハンドル側から見た側面図、図3は、制動力調節体の構成を示す図、そして、図4は、制動力調節体の操作部の一つを示しており、延出方向と直交する方向の断面図である。
本実施形態に係るリール1のリール本体1Aは、左右フレーム2a,2bと、これらの左右フレーム2a,2bに装着される左右カバー3a,3bと、を備えた左右側板4A,4Bを有しており、左右フレーム2a,2bは、公知のように複数の支柱を介して一体化されている。
前記リール本体1Aの左右側板間には、公知のように図示しないスプール軸が軸受を介して回転可能に支持されており、このスプール軸に釣糸が巻回されるスプール5が固定されている。前記スプール5は、一方の側板(本実施形態では右側板4B)に設けられたハンドル10を回転操作することで、右側板内に配設された駆動機構30を介して回転駆動される。なお、駆動機構30については、公知であるため、詳細に説明しないが、右側板内に軸受11a,11bを介して回転可能に支持されたハンドル軸12、このハンドル軸12に対して回転可能に装着されるドライブギア13及びドライブギア13に噛合するピニオンギア(図示せず)等を備えており、前記ハンドル軸12の回転を、後述するドラグ機構を介してスプール5に伝達する。
前記ピニオンギアは、右側板内に配設された公知のクラッチ機構の作動によって軸方向に移動し、スプール軸に対して係脱されることで動力伝達状態(クラッチON)と動力非伝達状態(クラッチOFF)の切り換えを行なう。クラッチ機構は、スプール5の後方側で左右側板4A,4B間に配設されたクラッチ操作部材15を備えており、クラッチ操作部材15を押し下げ操作するとスプール5が自由に正逆回転するクラッチOFF状態(釣糸放出状態)になる。また、この状態でハンドル10を巻き取り操作することで、公知の自動復帰機構(図示せず)を介して、ハンドル軸12の逆回転が規制されるクラッチON状態(釣糸巻き取り状態)になる。
前記右側板には、魚釣時にスプール5から釣糸が繰り出された際、スプール5にドラグ力を付与する公知のドラグ機構20が設けられている。このドラグ機構20は、ハンドル軸12に回転可能に装着された前記ドライブギア13の側面に摩擦係合する複数枚の制動部材(制動板及びライニング材を備える)21と、この制動部材21に対して押圧力を付与する制動力調節体22とを備えている。前記制動力調節体22は、ハンドル10の近傍のリール本体側に、前記ハンドル軸12に対して回転可能に設けられており、この制動力調節体22を回転操作することで、前記制動部材21を介してドライブギア13のハンドル軸12に対する摩擦力(ドラグ力)が調節される。
前記ハンドル軸12と右側板4Bとの間には、ハンドル軸12の釣糸巻き取り方向のみの回転を許容し、逆回転を防止する一方向クラッチ40が配設されている。また、前記スプール5の前側の左右側板間には、レベルワインド機構50が設けられている。このレベルワインド機構50は、釣糸が挿通される釣糸ガイド51を備えており、ハンドル10を巻き取り操作した際、前記ドライブギア13に噛合する公知のギアトレインを介して釣糸ガイド51を左右に往復動させ、回転するスプール5に対して釣糸を均一に平行巻きする。
前記ハンドル10は、ハンドル軸12の外端部に止めビス16によって取着され、ハンドル軸12を中心にして径方向に延びるハンドルアーム10aと、ハンドルアーム10aの端部(両端部)に設けられるツマミ部10bとを備えている(ハンドルアームは、ハンドル軸12を中心とした対称形状に構成される)。この場合、ツマミ部10bは、一方の端部のみに設けられ、他端部にバランサを配設した構成であっても良い。また、ツマミ部10bの形状については限定されることはなく、ツマミ部は、ハンドルアーム10aの端部に対して軸受(図示せず)を介して回転可能に支持されていることが好ましい。
なお、ハンドルアーム10aには、ハンドル軸12に対する装着位置(図1においてハンドル軸12の軸芯Xの位置P)と、前記ツマミ部10bの装着位置(図1においてツマミ部10bの軸芯X1の位置P1)との間に屈曲部10cを形成しておくことが好ましく、この屈曲部10cは、以下に詳述する制動力調節体22の操作部22bの形態に倣って偏倚形成されている。
前記制動力調節体22は、例えば、金属又は樹脂によって形成されており、ハンドル軸12に取着される略円筒形状の基部22aと、この基部22aの外周の周方向に所定間隔をおいて径方向に突出形成された複数の操作部(本実施形態では5個)22bとを備えており、操作部22bに指を掛けて制動力調節体22を回転動作することで、その内部に収容されたナット部材22Aが軸方向に移動し、皿バネ25、前記軸受11b、前記一方向クラッチ40の内輪40a、及び、押圧体26を介して、前記制動部材21に対する押圧力(摩擦力(ドラグ力))が調節される。
前記制動力調節体22の基部22aに突出形成される各操作部22bは、基部22aの上面22cに対し、先端側がリール本体に近づくように偏倚形成(上面に対して傾斜してリール本体側に近づく)されている。この場合、各操作部22bは、軸方向視で基部から先端に向けて先細状に形成(その両側面22b´は先端に移行するに連れて次第に接近するように形成)することが好ましい。
そして、このように形成された制動力調節体22は、基部22aを除いた操作部22bに(本実施形態では、さらにリール本体側の部分(外側面を除く部分)に)、軟質材22dを被覆しており、複合材として構成されている。この場合、軟質材22dは、例えば、ナイロン、塩化ビニール、ゴム等によって構成することが可能であり、インサート成形、二色成形、接着等によって操作部に一体化することが可能である。
また、操作部22bに軟質材22dを被覆するに際しては、図2、図4に示すように、その両サイドを凸状に盛り上げて被覆する(その肉厚dは、0.3mm以上形成するのが好ましく、操作部の両側面22b´に対して0.3mm程度、盛り上げる)ことが好ましい。さらに、その先端部分には、リール本体側に向けて膨出する凸部22eを形成しておくことが好ましい。
前記制動力調節体22の基部22aの内部には、断面非円形状(断面略矩形)の凹所22fが形成されており、この内部に、前記ハンドル軸12に螺合する雌ネジ部が形成された前記ナット部材22Aが軸方向に移動可能で回り止め嵌合されている。このナット部材22Aと基部22aの内底面との間には、押圧バネ22gが介在されており、制動力調節体22を締め付け方向に回転操作すると、ナット部材22Aのみが軸方向のリール本体側に移動し、前記押圧体26を押圧するようになっている。すなわち、制動力調節体22は、押圧バネ22gの付勢力でハンドルアーム10aの内側のワッシャに当接して軸方向の定位置に保持された状態(軸方向に移動しない状態)で、ナット部材22Aを介して押圧体26に対する押圧力が調節できるようになっている。
勿論、制動力調節体22の内部にナット部材を設けることなく、制動力調節体22が軸方向に移動して、前記押圧体26を押圧するような構成であっても良い。
上記したように、ハンドルアーム10aには、ハンドル軸12に対する装着位置Pと、前記ツマミ部10bの装着位置P1との間に屈曲部10cが形成されている。この屈曲部10cは、上記したように、制動力調節体22の操作部22bの形態(図3参照)に倣って偏倚形成したものであり、これにより、制動力調節体のフリップ巻きの操作性の向上が図れると共に、ハンドルアーム、特に、ツマミ部10bの位置を極力、リール本体側に近づけることが可能となる。すなわち、ツマミ部の位置がリール本体側(釣竿側)に近づくことで、巻き取り操作時における回転バランスの向上が図れ、手振れ現象が抑制されて巻き取り操作性の向上が図れるようになる。
また、本実施形態では、制動力調節体22の内部にナット部材22Aを配設し、制動力調整操作時において、制動力調節体22を軸方向に移動させることなく、定位置に保持する構成にしたことで、制動力調節体の軸方向移動のためのクリアランスを設けておく必要が無くなり、操作部22bを可能な限り本体1A側に近付けることが可能となる。そして、これに伴って制動力調節体22の周辺、及び、ハンドルアーム10aの回転軸周りがコンパクト化され、軽量化が図れるようになる。
また、上記したような軟質材22dを、基部22aを除く操作部22bのリール本体側のみに被覆したことで、操作部は不必要に太くなることはない。このため、制動力調節体(スタードラグ)のサイズを増加させることなく、重量増を抑制して手当たりが良好となる。また、制動力調節体が重量化したり、操作部の部分が不必要に厚肉化しないので、その分、ハンドルアームが軸方向外方に飛び出すことが抑制され、リール本体の左右の重量バランスの向上が図れ、巻き取り操作性及び安定性が向上する。
さらに、各操作部22bは、先端に移行するに従い先細状に形成されているので、フリップ巻きする際、各操作部から指の抜けが良くなると共に、側面22b´に軟質材が凸状に盛り上げて被覆されているので、指当たりがソフトで引っ掛かり易く、操作性の向上が図れるようになる。特に、その先端部分のリール本体側に向けて膨出する凸部22eが形成されているので、指が引っ掛かり易く、フリップ操作性の向上が図れる。
図5は、本発明に係る魚釣用リールの第2の実施形態を示す部分断面平面図である。
この実施形態では、上記した実施形態と異なる部分について説明し、それ以外の部分については、図1と同じ参照符号を付し、詳細な説明は省略する。
上記したように、ハンドルアーム10aのハンドル軸12に対する装着位置Pと、前記ツマミ部10bの装着位置P1との間に、操作部22bの形態に倣って屈曲部10cを形成したが、本実施形態では、制動力調節体22の操作部22bの径方向の突出量を少なくして屈曲部10cを、本体1A側に大きく屈曲させている。すなわち、本実施形態では、ツマミ部10bが装着される端部のリール本体側の内側面10d(内側面10dを含む面がSで示される)が、制動力調節体22よりリール本体側に位置するようにハンドルアーム10aを屈曲させている。
このような構成では、ハンドルの回転操作位置をリール本体側(釣竿側)により近づけることができ、これにより巻き取り操作時における回転バランスがより向上して、手振れ現象が抑制され巻き取り操作性の向上が図れるようになる。
なお、上記したハンドルアーム10aは、ハンドル軸12を中心として直径L(両端のツマミ部10bの間隔)が70mm〜120mmの範囲に形成されていることが好ましい。このような大きさのハンドルアーム10aを備えたリールは、巻き取り操作時におけるバランスが良く、コンパクト化されているため、操作性の良いリールとなる。
以上、本発明の実施形態について説明してきたが、本発明は、上記した実施形態に限定されず、その要旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施できる。
例えば、図1に示す構成では、軟質材は、基部22aを除いて、操作部22bの外側面を除く部分に被覆したが、各操作部は、先端側がリール本体に近づくように偏倚形成されているため、操作部の外面側に軟質材を被覆しても、上記した作用効果を奏することは可能である。また、制動力調節体22の基部22aの形状、操作部22bの形状(基部22aの上面22cに対する偏倚形状)、突出個数等、上記した実施形態に限定されることはなく、種々変形することが可能である。さらに、制動力調節体22は、リール本体とは別に製造、販売され、各種公知の両軸受型リールのドラグ機構として構成されるもので合っても良い。すなわち、このような単体品を組み込んでも、上述した実施形態と同様な作用効果を発揮することが可能である。
1 両軸受型リール(魚釣用リール)
1A リール本体
5 スプール
10 ハンドル
10a ハンドルアーム
10b ツマミ部
10c 屈曲部
12 ハンドル軸
20 ドラグ機構
22 制動力調節体
22a 基部
22b 操作部
22c 基部の上面
22d 軟質材
30 駆動機構

Claims (6)

  1. リール本体の側板間に回転可能に支持したスプールと、
    前記リール本体の一方の側板に回転可能に支持され、ハンドルアームを装着したハンドル軸と、
    前記ハンドルアームの回転操作によって前記スプールを回転駆動する駆動機構と、
    前記ハンドル軸に取着される基部の周方向に所定間隔をおいて径方向に複数の操作部を突出形成した制動力調節体と、
    を有する魚釣用リールにおいて、
    前記制動力調節体の前記ハンドルアームと対向する基部を除く前記操作部に軟質材が被覆されていると共に、前記操作部は、前記ハンドルアームに対向する前記制動力調節体の基部上面に対し先端側が前記リール本体側に近づくように偏倚形成されていることを特徴とする魚釣用リール。
  2. 前記操作部に対向する前記ハンドルアームは、前記操作部の形態に倣って偏倚形成されていることを特徴とする請求項1に記載の魚釣用リール。
  3. 前記操作部の形状は、軸方向視で基部から先端に向けて先細状に形成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の魚釣用リール。
  4. リール本体の側板間に回転可能に支持したスプールと、
    前記リール本体の一方の側板に回転可能に支持され、ハンドルアームを装着したハンドル軸と、
    前記ハンドルアームの回転操作によって前記スプールを回転駆動する駆動機構と、
    前記ハンドル軸に取着される基部の周方向に所定間隔をおいて径方向に複数の操作部を突出形成した制動力調節体と、
    を有する魚釣用リールにおいて、
    前記制動力調節体の前記ハンドルアームと対向する外側面を除く前記操作部に軟質材が被覆されていることを特徴とする魚釣用リール。
  5. 前記操作部は、先端側が前記リール本体側に近づくように偏倚形成されていることを特徴とする請求項4に記載の魚釣用リール。
  6. ハンドルアームで操作されるリール本体に回転可能のハンドル軸に取着される魚釣用リールの制動力調節体であって、
    前記ハンドル軸に取着される基部の周方向に所定間隔をおいて径方向に複数の操作部が突出形成されており、前記操作部は、ハンドルアームと対向する外側面を除く部位に軟質材が被覆されている、ことを特徴とする魚釣用リールの制動力調節体。
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