JP2019537015A - 分離レバー脱進機によって維持される、撓み支承体を有する回転共振器 - Google Patents

分離レバー脱進機によって維持される、撓み支承体を有する回転共振器 Download PDF

Info

Publication number
JP2019537015A
JP2019537015A JP2019527338A JP2019527338A JP2019537015A JP 2019537015 A JP2019537015 A JP 2019537015A JP 2019527338 A JP2019527338 A JP 2019527338A JP 2019527338 A JP2019527338 A JP 2019527338A JP 2019537015 A JP2019537015 A JP 2019537015A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lever
adjustment mechanism
resonator
plate
axis
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2019527338A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6931394B2 (ja
Inventor
ウィンクレ,パスカル
エルフェ,ジャン−リュック
ディ・ドメニコ,ジャンニ
Original Assignee
ウーテーアー・エス・アー・マニファクチュール・オロロジェール・スイス
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ウーテーアー・エス・アー・マニファクチュール・オロロジェール・スイス filed Critical ウーテーアー・エス・アー・マニファクチュール・オロロジェール・スイス
Publication of JP2019537015A publication Critical patent/JP2019537015A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6931394B2 publication Critical patent/JP6931394B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G04HOROLOGY
    • G04BMECHANICALLY-DRIVEN CLOCKS OR WATCHES; MECHANICAL PARTS OF CLOCKS OR WATCHES IN GENERAL; TIME PIECES USING THE POSITION OF THE SUN, MOON OR STARS
    • G04B15/00Escapements
    • G04B15/06Free escapements
    • G04B15/08Lever escapements
    • GPHYSICS
    • G04HOROLOGY
    • G04BMECHANICALLY-DRIVEN CLOCKS OR WATCHES; MECHANICAL PARTS OF CLOCKS OR WATCHES IN GENERAL; TIME PIECES USING THE POSITION OF THE SUN, MOON OR STARS
    • G04B15/00Escapements
    • G04B15/14Component parts or constructional details, e.g. construction of the lever or the escape wheel
    • GPHYSICS
    • G04HOROLOGY
    • G04BMECHANICALLY-DRIVEN CLOCKS OR WATCHES; MECHANICAL PARTS OF CLOCKS OR WATCHES IN GENERAL; TIME PIECES USING THE POSITION OF THE SUN, MOON OR STARS
    • G04B17/00Mechanisms for stabilising frequency
    • G04B17/04Oscillators acting by spring tension
    • G04B17/045Oscillators acting by spring tension with oscillating blade springs
    • GPHYSICS
    • G04HOROLOGY
    • G04BMECHANICALLY-DRIVEN CLOCKS OR WATCHES; MECHANICAL PARTS OF CLOCKS OR WATCHES IN GENERAL; TIME PIECES USING THE POSITION OF THE SUN, MOON OR STARS
    • G04B17/00Mechanisms for stabilising frequency
    • G04B17/20Compensation of mechanisms for stabilising frequency
    • G04B17/28Compensation of mechanisms for stabilising frequency for the effect of imbalance of the weights, e.g. tourbillon
    • GPHYSICS
    • G04HOROLOGY
    • G04BMECHANICALLY-DRIVEN CLOCKS OR WATCHES; MECHANICAL PARTS OF CLOCKS OR WATCHES IN GENERAL; TIME PIECES USING THE POSITION OF THE SUN, MOON OR STARS
    • G04B18/00Mechanisms for setting frequency
    • G04B18/02Regulator or adjustment devices; Indexing devices, e.g. raquettes
    • GPHYSICS
    • G04HOROLOGY
    • G04BMECHANICALLY-DRIVEN CLOCKS OR WATCHES; MECHANICAL PARTS OF CLOCKS OR WATCHES IN GENERAL; TIME PIECES USING THE POSITION OF THE SUN, MOON OR STARS
    • G04B31/00Bearings; Point suspensions or counter-point suspensions; Pivot bearings; Single parts therefor
    • GPHYSICS
    • G04HOROLOGY
    • G04BMECHANICALLY-DRIVEN CLOCKS OR WATCHES; MECHANICAL PARTS OF CLOCKS OR WATCHES IN GENERAL; TIME PIECES USING THE POSITION OF THE SUN, MOON OR STARS
    • G04B17/00Mechanisms for stabilising frequency
    • G04B17/20Compensation of mechanisms for stabilising frequency
    • G04B17/26Compensation of mechanisms for stabilising frequency for the effect of variations of the impulses

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Micromachines (AREA)
  • Electromechanical Clocks (AREA)
  • Piezo-Electric Or Mechanical Vibrators, Or Delay Or Filter Circuits (AREA)

Abstract

計時器調整器(300)は、分離レバー(7)脱進機機構(200)、及び慣性要素(2)を含む、ある品質計数Qを有する共振器(100)を備え、共振器(100)は、慣性要素(2)と一体でありレバー(7)のフォーク(8)と協働する推進ピン(6)を含み、この慣性要素(2)は、板(1)に直接又は間接的に固定した弾性戻り手段(3)の作用を受け、脱進機機構(200)内に含まれるがんぎ車セット(4)と間接的に協働するように構成する。この共振器機構(100)は、主軸(DP)回りに回転する仮想枢動部を有し、板(1)に取り付けた少なくとも2つの可撓性条片(5)の戻り力を受ける撓み支承体を有する共振器であり、可撓性条片(5)は一緒に、主軸(DP)を有する仮想枢動部を画定する。レバー(7)は、板(1)に対して枢動する心軸に追加したシリコンから作製される。【選択図】図7

Description

本発明は、計時器調整機構に関し、地板上に配置される計時器調整機構は、ある品質係数Qを有する共振器機構、及びムーブメント内に含まれる駆動手段のトルクを受ける脱進機機構を備え、前記共振器機構は、前記板に対して発振するように構成した慣性要素を備え、前記慣性要素は、前記板に直接又は間接的に取り付けた弾性戻り手段の作用を受け、前記慣性要素は、前記脱進機機構内に含まれるがんぎ車セットと協働するように構成される。
本発明は、計時器ムーブメントにも関し、計時器ムーブメントは、駆動手段及びそのような調整機構を備え、調整機構の脱進機機構は、この駆動手段のトルクを受ける。
本発明は、そのようなムーブメント及び/又はそのような調整機構を含む時計、より詳細には機械式時計にも関する。
本発明は、特に時計のための、計時器調整機構の分野に関する。
大部分の機械式時計は、スイス・レバー脱進機と協働するてんぷ/ひげぜんまい型発振器を含む。てんぷ/ひげぜんまいは、時計の時間基準を形成する。てんぷ/ひげぜんまいを本明細書では共振器と呼ぶ。脱進機は、2つの主な機能、即ち、共振器の前後運動の維持、及びこれら前後運動の計数を実施する。脱進機は、強固でなければならず、てんぷがその平衡点から離れるような妨害があってはならず、衝撃に耐え、(例えばどてピン越え(overbanking)の際の)ムーブメントの詰まりを回避しなければならず、したがって、計時器ムーブメントの不可欠な構成要素を形成するものである。
典型的には、てんぷ/ひげぜんまいは、300°の振幅で発振し、持ち上がり角度は50°である。持ち上がり角度とは、レバー・フォークが推進ピンと相互作用する際にてんぷが進行する角度であり、推進ピンは、てんぷの転動ピンとも呼ばれる。大部分の現在のスイス・レバー脱進機において、持ち上がり角度は、てんぷの平衡点の両側で分割され(±25°)、レバーは±7°傾く。
スイス・レバー脱進機は、分離脱進機のカテゴリーに属す。というのは、持ち上がり角度の半分を超えると、共振器はもはやレバーに接触しないためである。この特性は、良好な等時性を得るために必須である。
機械式共振器は、慣性要素、案内部材及び弾性戻り要素を含む。従来、てんぷは、慣性要素を形成し、ひげぜんまいは、弾性戻り要素を形成する。てんぷは、枢動体によって回転する状態で案内され、枢動体は、平滑なルビー支承体内で回転する。関連する摩擦は、エネルギーの損失及び速度の乱れを生じさせる。この乱れをなくすことが求められている。更に、この乱れは、重力場では時計の向きに左右される。損失は、共振器の品質係数Qによって特徴付けられる。可能な最良のパワー・リザーブを得るため、この品質係数Qを最大にすることも、一般に求められている。案内部材が損失の本質的な要因であることは、明らかである。
枢動体及び従来のひげぜんまいを使用する代わりに、回転撓み支承体を使用することは、品質計数Qを最大にする1つの解決策である。可撓性条片共振器は、これらが良好に設計されているとすれば、特に、枢動摩擦がないため、重力場の向きとは無関係に、有望な等時性を有し、高い品質計数を有する。更に、撓み支承体を使用すると、枢動体の摩耗に関する問題が解消される。
しかし、そのような回転撓み支承体で一般に使用される可撓性条片は、ひげぜんまいよりも硬い。このことは、より高い周波数、例えば約20Hzにおける、より低い振幅、例えば10°から20°での動作をもたらす。このことは、一見して、スイス・レバー型脱進機に適合しないと思われる。
回転撓み支承体、特に条片を有する共振器に適合する動作振幅は、典型的には6°から15°である。このことは、最小動作振幅の2倍でなければならない特定の持ち上げ角度値をもたらす。
特別の注意がない場合、持ち上がり角度がわずかである脱進機は、効率が劣り、多大な速度損失を生じさせるおそれがある。しかし、高周波数と低振幅とを組み合わせると、速すぎることがない許容可能なてんぷの運動速度を可能にし、したがって、脱進機の効率が自動的に劣らない。
共振器は、計時器ムーブメント内側への収容に適合する許容可能な寸法を有さなければならない。現在までのところ、かなり大型の直径、又はいくつかの段の対の条片を有する回転撓み支承体を作製することは可能ではない。この回転撓み支承体は、理論的には、連続する撓み支承体を直列に置くことによって、慣性要素が数十度で発振振幅することを可能にするものである。したがって、多くとも1又は2つの段の条片を有する撓み支承体を使用すべきであり、この撓み支承体は、例えば、THE SWATCH GROUP RESEARCH AND DEVELOPMENT Ltd名義の欧州特許第3035126号から公知である。
要約すると、回転撓み支承体を選択する影響は、てんぷの振幅を低減し、持ち上がり角度の半分よりも著しく大きいてんぷの振幅、即ち25°よりも大きい振幅を必要とする従来のスイス・レバー脱進機の使用がもはや可能ではなくなることである。したがって、撓み支承体を有する共振器を備える調整器は、共振器の同じ慣性要素と共に動作するように考案した通常のスイス・レバー脱進機の寸法とは異なる寸法の、特別な脱進機機構を必要とする。
欧州特許第3035126号
本発明の全体的な目的は、現在の機械式時計のパワー・リザーブ及び精度を向上させることである。この目的を達成するため、本発明は、回転撓み支承体を有する共振器と、最適化したレバー脱進機とを組み合わせ、許容可能な動的損失を維持し、解放段階の時刻測定に対する影響を制限するようにする。
共振器及び脱進機機構の両方の寸法決定に関する従来技術の教示の不在下、分析モデルの計算及び一連のシミュレーションは、許容可能な損失及び許容可能な効率に適合する共振器及び脱進機のパラメータを示した。
これらの計算及びシミュレーションは、慣性要素、特にてんぷの慣性と、アンクル・レバーの慣性との間の比率が決定的であることを実証するものである。
この目的で、本発明は、請求項1に記載の調整機構に関する。
回転撓み支承体を有するこれらの共振器は、通常の時計の場合200である品質計数と比較して、かなり高い、例えば、約3000の品質計数を有する。動的損失(推進終了時のがんぎ車及びアンクル・レバーからの運動エネルギー)は、品質計数とは無関係である。したがって、これらの損失は、高い品質計数では、相対的にてんぷに伝達されるエネルギーと比較して、かなり重要になることがある。
機構を適切に動作させるため、慣性要素と一体の推進ピンを、「深度」と呼ぶ特定の値までレバー・フォークの開口に貫入させなければならない。同様に、解放段階の間の安全を保証するため、推進ピンが解放された後、推進ピンは、解放の直前に接触していた角とは反対側のフォークの角から、安全距離と呼ぶ特定の距離で保つことができなければならない。
したがって、本発明は、更に、レバー・フォークの寸法と、深度及び安全距離値と、レバー及び慣性要素の持ち上がり角度値との間に特定の関係を課すようにするものであり、推進ピンが、持ち上がり角度の半分を通過する行程が終了した後、適切にフォークから外れることを保証する。
本発明は、計時器ムーブメントにも関し、計時器ムーブメントは、駆動手段及びそのような調整機構を備え、調整機構の脱進機機構は、この駆動手段のトルクを受ける。
本発明は、そのようなムーブメント及び/又はそのような調整機構を含む時計、より詳細には機械式時計にも関する。
本発明の他の特徴及び利点は、添付の図面を参照して、以下の詳細な説明を読めば明らかになるであろう。
2つのグラフであり、2つのグラフは、同じ横軸上に、共振器の慣性要素の慣性とレバーの慣性との間の比率を含み、縦軸は、特定の例示的機構に関し、一方の、上のグラフの正の部分では、調整器の効率を%で示し、下のグラフの負の部分では、1日当たりの秒の損失比を示す。これら上下のグラフは、品質計数、レバーの持ち上がり角度及び動作振幅に関し特定値を有する同じ所与の脱進機形状に対して描かれている。 本発明による調整機構を支持する地板を有する計時器ムーブメントの概略部分斜視図であり、調整機構は、2つの可撓性条片を有する撓み支承体を有する共振器を備え、2つの可撓性条片は、2つの平行段上に配置され、突出して交差し、弾性要素により板に固着され、この共振器は、広大な、文字オメガのような形状の慣性要素を含み、2つの可撓性条片が支持する慣性要素の中心部分は、対称形レバー(金属心軸による板上でのレバーの枢動は図示しない)と協働するように構成した推進ピンを支持し、対称形レバーは、従来のがんぎ車と協働する。 ムーブメントの板上に配置した、図2の調整機構の平面図である。 図2の調整機構の平面詳細図である。 図2の調整機構の部分分解斜視図である。 どてピン上の停止位置で図示する、共振器の慣性要素の推進ピンと、レバー・フォークとの間の協働領域の平面詳細図である。 ワツシ牛の角のような形状の、図2の機構のレバーの平面図である。 図2の機構の撓み支承体の平面図である。 図2の機構の1つの段の撓み支承体の特定の実施形態の平面図である。 図2の調整機構の側面図である。 ムーブメントの板上の緩衝停止部を示す、図2の調整機構の斜視詳細図である。 横軸上に、がんぎ車セットに加えたトルクを含み、縦軸上に、測定した振幅度を含むグラフである。 横軸上に、がんぎ車セットに加えたトルクを含み、縦軸上に、1日当たりの秒の損失を含むグラフである。 横軸上に、がんぎ車セットに加えたトルクを含み、縦軸上に、調整器の効率%を含むグラフである。 ムーブメントを備える時計を表すブロック図であり、ムーブメントは、駆動手段及び本発明による調整機構を有する。 推進ピン、図7のレバー・フォーク、及びがんぎ車セットについての、図6によって既に表した運動段階の平面図であり、がんぎ車セットは、ここでは従来のがんぎ車によって形成される。がんぎ車は、共振器と補弧をなす入りづめ上に係止されている。 推進ピン、図7のレバー・フォーク、及びがんぎ車セットについての、図6によって既に表した運動段階の平面図であり、がんぎ車セットは、ここでは従来のがんぎ車によって形成される。がんぎ車は、解放されている。 推進ピン、図7のレバー・フォーク、及びがんぎ車セットについての、図6によって既に表した運動段階の平面図であり、がんぎ車セットは、ここでは従来のがんぎ車によって形成される。推進を開始している。 推進ピン、図7のレバー・フォーク、及びがんぎ車セットについての、図6によって既に表した運動段階の平面図であり、がんぎ車セットは、ここでは従来のがんぎ車によって形成される。がんぎ車は、共振器と補弧をなす出づめ上に係止され、安全な状態である。
本発明は、パワー・リザーブ及び精度を向上させる回転撓み支承体を有する共振器と、最適化したレバー脱進機とを組み合わせ、許容可能な動的損失を維持し、解放段階の時刻測定に対する影響を制限するようにする。
したがって、本発明は、計時器調整機構300に関し、地板1上に配置した計時器調整機構300は、ある品質係数Qを有する共振器機構100、及びムーブメント500内に含まれる駆動手段400のトルクを受ける脱進機機構200を備える。
この共振器機構100は、板1に対して発振するように構成した慣性要素2を含む。この慣性要素2は、板1に直接又は間接的に取り付けた弾性戻り手段3の作用を受ける。慣性要素2は、がんぎ車セット4、特にがんぎ車と間接的に協働するように構成し、がんぎ車セット4は、脱進機機構200内に含まれ、脱進機軸DE回りに枢動する。
本発明によれば、共振器機構100は、共振器であり、この共振器は、主軸DP回りに回転する仮想枢動部、及び少なくとも2つの可撓性条片5を含む撓み支承体を有し、慣性要素2と一体である推進ピン6を含む。脱進機機構200は、第2の軸DS回りに枢動するレバー7、及び推進ピン6と協働するように構成したレバー・フォーク8を含み、したがって、分離脱進機機構である。共振器機構100の動作周期の間、共振器機構100は、推進ピン6がレバー・フォーク8からある距離にある少なくとも1つの自由段階を有する。推進ピン6がレバー・フォーク8に接触する間の共振器の持ち上がり角度βは、10°未満である。
特定の脱進機形状及び特定の動作振幅、具体的には8°の動作振幅を利用すると、動的多体シミュレーションにより、慣性要素の慣性とレバーの慣性との間の慣性比の関数として、脱進機機構の効率及び損失を評価することが可能である(即ち、動的多体シミュレーションとは、それぞれに特定の質量及び慣性分布を割り当てたいくつかの構成要素のセットに関連するものである)。この脱進機機構の効率及び損失は、通常の運動学的シミュレーションの使用では確立することができない。図1からわかるように、図1のシミュレーション条件下では、慣性要素、特にてんぷの慣性が、レバーの慣性の10000倍を超えると、35%を超える良好な効率閾値、及び1日当たり8秒未満の低損失閾値があることが観察される。
したがって、システム分析モデルは、動的損失の制限を望む場合、特定の条件が、レバーの慣性、慣性要素の慣性、共振器の品質計数、並びにレバー及び慣性要素の持ち上がり角度に関連することを示した。動的損失係数εに関し、一方の、主軸DPに対する全ての慣性要素2の慣性IB、及びもう一方の、第2の軸DSに対するレバー7の慣性IAは、比率IB/IAが2Q.α2/(0.1.π.β2)を超えるようなものであり、式中、αは、レバー・フォーク8の最大角度行程に対応するレバーの持ち上がり角度である。
より詳細には、動的損失を関数ε=10%に制限することを望む場合、一方の、主軸DPに対する慣性要素2の慣性IB、及びもう一方の、第2の軸DSに対するレバー7の慣性IAは、比率IB/IAが2Q.α2/(0.1.π.β2)を超えるようなものであり、式中、αは、レバー・フォーク8の最大角度行程に対応するレバーの持ち上がり角度である。
より詳細には、静止位置の両側から取った全体角度である共振器の持ち上がり角度βは、慣性要素2がただ1つの運動方向で静止位置から最も遠くに逸れる振幅角度の2倍未満である。
より詳細には、慣性要素2が静止位置から最も遠くに逸れる振幅角度は、5°から40°までの間に含まれる。
より詳細には、各発振の間、接触段階において、推進ピン6は、100マイクロメートルを超える行程深度Pでレバー・フォーク8に貫入し、解放段階において、推進ピン6は、レバー・フォーク8から安全距離Sである距離に留まり、安全距離Sは、25マイクロメートルを超える。
したがって、レバー7のフォーク8は、かなり狭い従来のスイス・レバー・フォークと比較して拡大し、ピン6の自由を少なくすることを可能にする。ピン6は、そのような角度振幅がわずかな従来のスイス・レバー・フォークの場合、出入りすることができない。フォークの拡大というこの概念により、共振器の振幅が、従来のひげぜんまいにおけるものよりもかなり小さい場合でさえ、レバー脱進機の動作を可能にし、このことは、現在のケースのように、振幅が低い、撓み支承体を有する共振器に特に有利である。実際、てんぷは、動作周期の間の特定の瞬間で完全に自由であることが重要である。
推進ピン6及びレバー・フォーク8は、有利には、レバー・フォーク8の幅Lが(P+S)/sin(α/2+β/2)を超えるように寸法決定し、行程深度P及び安全距離Sは、主軸DPに対して径方向で測定する。
推進ピン6の有用な幅L1は、図6からわかるように、レバー・フォーク8の幅Lよりもわずかに小さく、より詳細には、Lの98%未満であるか又は98%に等しい。推進ピン6は、有利には、推進ピン6の有用な幅の表面L1の背後が先細になっており、ピンは、特に、図面で示唆される三角形断面の柱形状又は同様の形状を有する。
図を検討すると、ピン6の配置に対する相補的作用がわかり、ピン6は、従来の脱進機機構におけるものよりも、てんぷ2の回転軸からかなり遠くに位置する。より大きい半径と、より低い枢動角度との組合せにより、ピン6の等しい曲線行程の維持を可能にし、この等しい曲線行程は、ピンが分配/計数機能を実施できるために必要なものである。したがって、大きな直径のてんぷの使用は、特に有利である。
より詳細には、てんぷの軸に対するピン6の偏心率E2、及びレバー7の軸に対するフォーク8の角の偏心率E7は、レバー7の軸とてんぷ軸との間の中心距離Eの40%から60%の間に含まれる。より詳細には、偏心率E2は、中心距離Eの55%から60%の間に含まれ、偏心率E7は、中心距離Eの40%から45%の間に含まれる。より詳細には、ピン6とフォーク8との間の干渉領域は、中心距離Eの5%から10%に及ぶ。
したがって、設計により、本発明は、かなり著しく特徴的である推進ピン/フォークの新たなレイアウトを規定するものであり、フォークの角は、かなり離れており、ピンは、通常の持ち上がり角度が50°である公知の種類のスイス・レバー機構のものよりも広い。
したがって、レバー・フォークを通常の割合と比較して実質的に拡大することにより、持ち上がり角度が非常にわずかである、例えば約10°のスイス・レバー脱進機を設計することも可能である。
図6は、非常にわずかな枢動角度でさえ、ピン6が、良好な行程深度Pでフォーク8に入り、十分な安全距離Sでフォーク8から出ることが可能であることを示す。
図16から図19は、運動力学を示し、適切な行程深度P及び安全距離Sが、この組合せ設計によって得られることを示し、ピン6は、てんぷ軸からかなり遠く離れており、レバー7は、特にフォークが拡大した特定の形状を有する。
共振器の効率を最大にするため、上述した、慣性要素の慣性とレバーの慣性とを10,000を超える比率で関連付ける特定の関係の利点は、明らかである。
したがって、かなり小型でかなり軽量であるレバー、及び大きな寸法で高い質量のてんぷを有することが特に有利である。
より詳細には、レバー7は、シリコンから作製し、これにより、小型で、かなり正確な実施形態を可能にし、シリコンの密度は、鉄鋼の密度の3分の1未満である。レバーをシリコンから作製することにより、金属レバーと比較してその慣性を低減する。てんぷと比較してレバーの慣性が低いことは、本ケースの撓み支承体を有する共振器において低振幅及び高周波数で良好な効率を得るために重要である。
時計の範囲が許容する場合、てんぷは、有利には、金、白金、タングステン又は同様のものを含む重金属又は合金から作製し、同様の組成の慣性ブロックを含むことができる。その他の場合、てんぷは、従来の様式で銅ベリリウム合金CuBe2又は同様のものから作製し、平衡が保たれている慣性ブロック及び/又は調節慣性ブロックで安定させ、これらのブロックは、洋銀又は別の合金から作製する。
より詳細には、このレバー7は、単一段のシリコンであり、板1に対して枢動するセラミック若しくはそれ以外のもの等の金属又は同様のものから作製した心軸上に置かれる。
より詳細には、がんぎ車セット4は、シリコンがんぎ車である。
より詳細には、がんぎ車セット4は、穴のあいたがんぎ車であり、がんぎ車セット4の枢動軸DEに対する慣性を最小にする。
より詳細には、レバー7は、穴があいており、第2の軸DSに対する慣性IAを最小にする。
好ましくは、レバー7は、第2の軸DSに対して対称形であり、特に並進移動の線形衝撃の際、あらゆる不平衡及び不要なトルクを回避するようにする。したがって、更なる利点は、このかなり小型の構成要素の組立てをかなり容易にすることであり、これにより、組立てを実施するオペレータがあらゆる側からこの構成要素を扱うことができる。
図7は、推進ピン6と協働するように構成した2つの角81及び82、がんぎ車セット4の歯と協働するように構成したつめ72及び73、並びに角状要素80及びつめ状要素70を示し、角状要素80及びつめ状要素70の唯一の役割は、完全な平衡を達成することである。
より詳細には、慣性要素2の最大寸法は、板1の最大寸法の半分を超える。
より詳細には、主軸DP、第2の軸DS、及びがんぎ車セット4の枢動軸は、頂点が第2の軸DS上にある直角を中心に置かれるように構成する。したがって、レバー・シャフト及び2つの腕部を有する従来のT字形スイス・レバーと比較すると、図7からわかるように、シャフトは、除去され、角81及び82並びに角82とほぼ一致する出づめ72を支持する2つの腕部76のうちの一方、入りづめ73を支持するもう一方の腕部75となることは明らかである。
スイス・レバーとの比較は、どてピン越えを防止する手段について継続することができ、どてピンは、通常、レバーの偏心平面上に位置する保護ピンによって形成される。この機能は、てんぷの詰まりを防止するのに重要である。特に、てんぷには、安全転動子がないため、そのような保護ピンと協働するように構成した転動子の切欠きがない。ここで、わずかな枢動角度のために、推進ピンは、フォークから遠ざかることがない。したがって、どてピン越え防止機能は、有利には、円弧形状の推進ピン6の縁部60と、関係する角81、82の対応する表面810、820との組合せによって実施される。この角は、保護ピンの通常の役割を果たし、推進ピンの周辺は、安全転動子の役割を果たす。更に得られる利点は、てんぷが単一段のレバーと協働する場合、てんぷも1つの段上にあることができ、てんぷの製造を簡略化し、費用を低減する。
どてピン越えが、低振幅の共振器と、(ピンの幅が拡大フォークにほぼ等しい)大きな幅の推進ピンとの組合せによって防止されるからこそ、単一段のレバーの設計が可能であり、レバーの製造が大幅に簡略化される。
より詳細には、撓み支承体は、2つの可撓性条片5を含み、可撓性条片5は、主軸DPを画定する仮想枢動部において、主軸DPに直交する平面上に突出する状態で交差し、2つの平行な、異なる段に位置する。より更に詳細には、主軸DPに直交する平面上に突出する2つの可撓性条片5は、59.5°から69.5°の間に含まれる角度を間に形成し、2つの可撓性条片5の長さの10.75%から14.75%の間で交差し、共振器機構100が、意図的な等時性誤差を有するようにし、この意図的な等時性誤差は、脱進機機構200の脱進における損失誤差に対する加法の逆元である。
したがって、共振器は、脱進機が生じる損失を補償する非等時性曲線を有する。このことは、分離共振器が、レバー脱進機が生じる誤差の加法の逆元である等時性誤差を伴って設計されることを意味する。したがって、共振器の設計は、脱進機における損失を補償する。
より詳細には、2つの可撓性条片5は、同一であり、対称に配置される。より更に詳細には、各可撓性条片5は、2つの中実部品51、55、板1への第1の位置合わせ手段52A、52B、及び取り付け手段54、又は有利には図10からわかるように、板1に取り付けた中間弾性懸架条片9への取り付け手段と一体に、一体組立体50の一部を形成する。一体組立体50は、撓み支承体及び慣性要素2が主軸DPの方向で変位可能であるように構成し、そのような一体組立体50の平面に直交するZ方向への衝撃に対する良好な保護を保証し、したがって、撓み支承条片の破断を防止する。この中間弾性懸架条片9は、有利には、Durimphy合金又は同様のものから作製される。
図示の非限定的な変形形態では、第1の位置合わせ手段は、第1のV字形部分52A及び第1の平坦部分52Bであり、第1の取り付け手段は、少なくとも1つの第1の穴54を含む。第1の押圧条片53は、第1の取り付け手段を押圧する。同様に、一体組立体50は、一体組立体50を慣性要素2に取り付けるため、第2の位置合わせ手段を含み、第2の位置合わせ手段は、第2のV字形部分56A及び第2の平坦部分56Bであり、第2の取り付け手段は、少なくとも1つの第2の穴58を含む。第2の押圧条片57は、第2の取り付け手段を押圧する。
交差条片5を有する撓み支承体3は、有利には、2つの同一のシリコン一体組立体50から形成され、条片の交差を形成するように対象的に組み付けられ、一体化した位置合わせ手段、並びにピン及びねじ等の図示しない補助手段により、互いに対して正確に位置合わせされる。
したがって、より詳細には、少なくとも共振器機構100は、板1に取り付けた中間弾性懸架条片9に取り付けられ、共振器機構100の主軸DP方向への変位を可能にするように構成し、板1は、少なくとも主軸DPの方向への少なくとも1つの緩衝停止部11、12を含み、好ましくは、少なくとも2つのそのような緩衝停止部11、12を含み、緩衝停止部11、12は、慣性要素2の少なくとも1つの剛性要素と協働するように構成し、剛性要素は、例えば突縁21又は22であり、条片5を備える撓み支承体3に慣性要素を組み付ける間に追加される。
弾性懸架条片9又は同様のデバイスは、実質的に支承体の仮想回転軸DPが画定する方向で共振器100全体の変位を可能にする。このデバイスの目的は、方向DPへの横方向の衝撃の際、条片5の破断を回避することである。
図11は、緩衝停止部の存在を示し、緩衝停止部は、衝撃の際に3つの方向に慣性要素2が進行するのを制限するものであるが、重力の影響下、慣性要素が停止部に接触しないような十分な距離で置かれる。例えば、突縁21又は22は、穴211及び面212を含み、穴211及び面212はそれぞれ、緩衝停止構成において、停止部21又は22上でトラニオン121及び相補形表面122と協働することができる。
より詳細には、慣性要素2は、速度及び不平衡を調節する慣性ブロック20を含む。
より詳細には、推進ピン6は、図示のように、可撓性条片5、又はより詳細には、一体組立体50と一体である。
より詳細には、レバー7は、支承表面を含み、支承表面は、がんぎ車セット4に含まれる歯と当接した状態で協働し、レバー7の角度行程を制限するように構成する。これらの支承表面は、中実どてピンが制限するように、レバーの角度行程を制限する。レバー78の角度行程は、どてピン700によって従来の様式で制限することもできる。
より詳細には、撓み支承体3は、調整機構300の速度に対する温度の影響を補償するため、酸化シリコンから作製する。
本発明は、計時器ムーブメント500にも関し、計時器ムーブメント500は、駆動手段400及びそのような調整機構300を備え、調整機構300の脱進機機構200は、この駆動手段400のトルクを受ける。
図12から図14のグラフは、シミュレーションからの一連の結果を示し、Q=2000であり、IB=26550mg.mm2であり、周波数は20Hzであり、がんぎ車セットは20の歯を有し、より詳細には、レバーの持ち上がり角度αは14°であり、共振器の持ち上がり角度βは10°である。
本発明は、そのようなムーブメント500及び/又はそのような調整機構300を含む時計1000、より詳細には機械式時計にも関する。
要約すると、本発明は、現在の機械式時計のパワー・リザーブ及び精度を向上させることを可能にする。所与のムーブメントのサイズに対し、時計の自律性を4倍にし、時計の調整力を2倍にすることができる。このことは、本発明がムーブメントの性能に8倍の利得をもたらすことを意味する。

Claims (25)

  1. 計時器調整機構(300)であって、地板(1)上に配置した前記計時器調整機構(300)は、ある品質係数Qを有する共振器機構(100)、及びムーブメント(500)内に含まれる駆動手段(400)のトルクを受ける脱進機機構(200)を備え、前記共振器機構(100)は、前記板(1)に対して発振するように構成する慣性要素(2)を備え、前記慣性要素(2)は、前記板(1)に直接又は間接的に取り付けた弾性戻り手段(3)の作用を受け、前記慣性要素(2)は、前記脱進機機構(200)内に含まれるがんぎ車セット(4)と間接的に協働するように構成する、計時器調整機構(300)において、前記共振器機構(100)は、主軸(DP)回りに回転する仮想枢動部、及び少なくとも2つの可撓性条片(5)を含む撓み支承体を有する共振器であり、前記慣性要素(2)と一体である推進ピン(6)を含むこと、前記脱進機機構(200)は、第2の軸(DS)回りに枢動し前記推進ピン(6)と協働するように構成したレバー・フォーク(8)を含むレバー(7)を含み、分離脱進機機構であり、動作周期の間、前記共振器機構(100)は、前記推進ピン(6)が前記レバー・フォーク(8)からある距離にある少なくとも1つの自由段階を有すること、前記レバー(7)は、前記板(1)に対して枢動する心軸上に置いた単層シリコンであることを特徴とする、計時器調整機構(300)。
  2. 前記推進ピン(6)が前記レバー・フォーク(8)に接触する間の前記共振器の持ち上がり角度(β)は、10°未満であることを特徴とする、請求項1に記載の調整機構(300)。
  3. 一方の、前記主軸(DP)に対する前記慣性要素(2)の慣性IB、及びもう一方の、前記第2の軸(DS)に対する前記レバー(7)の慣性IAは、比率IB/IAが2Q.α2/(0.1.π.β2)を超えるようなものであり、式中、αは、前記レバー・フォーク(8)の最大角度行程に対応するレバーの持ち上がり角度であることを特徴とする、請求項1又は2に記載の調整機構(300)。
  4. 全体的な前記共振器の持ち上がり角度(β)は、前記慣性要素(2)が一運動方向のみにおいて静止位置から最も遠くに逸れる振幅角度の2倍未満であることを特徴とする、請求項1から3のいずれかに記載の調整機構(300)。
  5. 前記慣性要素(2)が静止位置から最も遠くに逸れる振幅角度は、5°から40°までの間に含まれることを特徴とする、請求項1から4のいずれかに記載の調整機構(300)。
  6. 各振動の間、接触段階において、前記推進ピン(6)は、100マイクロメートルを超える行程深度(P)で前記レバー・フォーク(8)に貫入し、解放段階において、前記推進ピン(6)は、25マイクロメートルを超える安全距離(S)で前記レバー・フォーク(8)からある距離で留まること、並びに前記推進ピン(6)及び前記レバー・フォーク(8)は、前記レバー・フォーク(8)の幅(L)が(P+S)/sin(α/2+β/2)を超えるように寸法決定し、前記行程深度(P)及び前記安全距離(S)は、前記主軸(DP)に対して径方向で測定することを特徴とする、請求項1から5のいずれかに記載の調整機構(300)。
  7. 前記レバー(7)は、前記板(1)に対して枢動する心軸上に置いた単層シリコンであることを特徴とする、請求項1から6のいずれかに記載の調整機構(300)。
  8. 前記がんぎ車セット(4)は、シリコンがんぎ車であることを特徴とする、請求項1から7のいずれかに記載の調整機構(300)。
  9. 前記がんぎ車セット(4)は、前記がんぎ車セット(4)の枢動軸に対する慣性を最小にするため、穴のあいたがんぎ車であることを特徴とする、請求項1から8のいずれかに記載の調整機構(300)。
  10. 前記レバー(7)は、前記第2の軸(DS)に対する前記慣性(IA)を最小にするため、穴があいていることを特徴とする、請求項1から9のいずれかに記載の調整機構(300)。
  11. 前記レバー(7)は、前記第2の軸(DS)に対して対称であることを特徴とする、請求項1から10のいずれかに記載の調整機構(300)。
  12. 前記慣性要素(2)の最大寸法は、前記板(1)の最大寸法の半分を超えることを特徴とする、請求項1から11のいずれかに記載の調整機構(300)。
  13. 前記主軸(DP)、前記第2の軸(DS)、及び前記がんぎ車セット(4)の枢動軸(DE)は、頂点が前記第2の軸(DS)上にある直角を中心に置かれるように構成することを特徴とする、請求項1から12のいずれかに記載の調整機構(300)。
  14. 前記撓み支承体は、2つの可撓性条片(5)を含み、前記可撓性条片(5)は、前記主軸(DP)を画定する前記仮想枢動部において、前記主軸(DP)に直交する平面上で突出する状態で交差し、2つの平行な、異なる段に位置することを特徴とする、請求項1から13のいずれかに記載の調整機構(300)。
  15. 前記主軸(DP)に直交する平面上に突出する前記2つの可撓性条片(5)は、59.5°から69.5°の間に含まれる角度を間に形成し、前記2つの可撓性条片(5)の長さの10.75%から14.75%の間で交差し、前記共振器機構(100)が、意図的な等時性誤差を有するようにし、前記意図的な等時性誤差は、前記脱進機機構(200)の脱進における損失誤差に対する加法の逆元であることを特徴とする、請求項14に記載の調整機構(300)。
  16. 前記2つの可撓性条片(5)は、同一であり、対称に配置することを特徴とする、請求項14又は15に記載の調整機構(300)。
  17. 各前記可撓性条片(5)は、前記板(1)又は中間弾性懸架条片(9)への位置合わせ手段及び取り付け手段と一体に、一体組立体(50)の一部を形成し、前記中間弾性懸架条片(9)は、前記板(1)に取り付け、前記主軸(DP)方向での前記撓み支承体及び前記慣性要素(2)の変位を可能にするように構成することを特徴とする、請求項14から16のいずれかに記載の調整機構(300)。
  18. 少なくとも前記共振器機構(100)は、中間弾性懸架条片(9)に取り付け、前記中間弾性懸架条片(9)は、前記板(1)に取り付け、前記主軸(DP)方向での前記共振器機構(100)の変位を可能にするように構成すること、並びに前記板(1)は、少なくとも前記主軸(DP)の方向で少なくとも1つの緩衝停止部(11、12)を含み、前記緩衝停止部(11、12)は、前記慣性要素(2)の少なくとも1つの剛性要素と協働するように構成することを特徴とする、請求項1から17のいずれかに記載の調整機構(300)。
  19. 前記慣性要素(2)は、速度及び不平衡を調節する慣性ブロックを含むことを特徴とする、請求項1から18のいずれかに記載の調整機構(300)。
  20. 前記推進ピン(6)は、前記可撓性条片(5)と一体であることを特徴とする、請求項1から19のいずれかに記載の調整機構(300)。
  21. 前記レバー(7)は、支承表面を含み、前記支承表面は、前記がんぎ車セット(4)に含まれる歯と当接した状態で協働し、前記レバー(7)の角度行程を制限するように構成することを特徴とする、請求項1から20のいずれかに記載の調整機構(300)。
  22. 前記撓み支承体は、前記調整機構(300)の速度に対する温度の影響を補償するため、酸化シリコンから作製することを特徴とする、請求項1から21のいずれかに記載の調整機構(300)。
  23. 前記てんぷ(2)は、金及び/又は白金及び/又はタングステンを含む重合金から作製し、同じ組成の慣性ブロックを含むことを特徴とする、請求項1から22のいずれかに記載の調整機構(300)。
  24. 駆動手段(400)、及び請求項1から23のいずれかに記載の調整機構(300)を含み、前記脱進機機構(200)は、前記駆動手段(400)のトルクを受ける、計時器ムーブメント(500)。
  25. 請求項24に記載のムーブメント(500)及び/又は請求項1から23のいずれかに記載の調整機構(300)を含む時計(1000)。
JP2019527338A 2016-11-23 2017-07-27 分離レバー脱進機によって維持される、撓み支承体を有する回転共振器 Active JP6931394B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
EP16200152.3A EP3327515B1 (fr) 2016-11-23 2016-11-23 Resonateur rotatif a guidage flexible entretenu par un echappement libre a ancre
EP16200152.3 2016-11-23
PCT/EP2017/069040 WO2018095594A1 (fr) 2016-11-23 2017-07-27 Résonateur rotatif à guidage flexible entretenu par un échappement libre à ancre

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2019537015A true JP2019537015A (ja) 2019-12-19
JP6931394B2 JP6931394B2 (ja) 2021-09-01

Family

ID=57391852

Family Applications (6)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2019526552A Active JP6931392B2 (ja) 2016-11-23 2017-07-27 分離レバー脱進機によって維持される、撓み支承体を有する回転共振器
JP2019547760A Active JP6828179B2 (ja) 2016-11-23 2017-07-27 分離レバー脱進機によって維持される、撓み支承体を有する回転共振器
JP2019527346A Active JP6931395B2 (ja) 2016-11-23 2017-07-27 分離レバー脱進機によって維持される、撓み支承体を有する回転共振器
JP2019527338A Active JP6931394B2 (ja) 2016-11-23 2017-07-27 分離レバー脱進機によって維持される、撓み支承体を有する回転共振器
JP2019547766A Active JP6828180B2 (ja) 2016-11-23 2017-11-07 分離レバー脱進機によって維持される、撓み支承体を有する回転共振器
JP2019524176A Active JP6810800B2 (ja) 2016-11-23 2017-11-22 分離しているレバーエスケープによって維持されるたわみベアリングを備えた回転式共振器

Family Applications Before (3)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2019526552A Active JP6931392B2 (ja) 2016-11-23 2017-07-27 分離レバー脱進機によって維持される、撓み支承体を有する回転共振器
JP2019547760A Active JP6828179B2 (ja) 2016-11-23 2017-07-27 分離レバー脱進機によって維持される、撓み支承体を有する回転共振器
JP2019527346A Active JP6931395B2 (ja) 2016-11-23 2017-07-27 分離レバー脱進機によって維持される、撓み支承体を有する回転共振器

Family Applications After (2)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2019547766A Active JP6828180B2 (ja) 2016-11-23 2017-11-07 分離レバー脱進機によって維持される、撓み支承体を有する回転共振器
JP2019524176A Active JP6810800B2 (ja) 2016-11-23 2017-11-22 分離しているレバーエスケープによって維持されるたわみベアリングを備えた回転式共振器

Country Status (6)

Country Link
US (6) US11619909B2 (ja)
EP (9) EP3327515B1 (ja)
JP (6) JP6931392B2 (ja)
CN (6) CN109983410B (ja)
CH (1) CH713150A2 (ja)
WO (8) WO2018095592A1 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019536038A (ja) * 2016-11-23 2019-12-12 ウーテーアー・エス・アー・マニファクチュール・オロロジェール・スイス 分離レバー脱進機によって維持される、撓み支承体を有する回転共振器
JP7429263B2 (ja) 2021-08-13 2024-02-07 ウーテーアー・エス・アー・マニファクチュール・オロロジェール・スイス 特に計時器のための、フレキシブルな慣性要素を備える慣性錘

Families Citing this family (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CH713151B1 (fr) * 2016-11-23 2020-09-30 Swatch Group Res & Dev Ltd Lame flexible pour l'horlogerie, et procédé de fabrication.
CH713960B1 (fr) * 2017-07-07 2023-08-31 Eta Sa Mft Horlogere Suisse Elément sécable pour oscillateur d'horlogerie.
EP3438762A3 (fr) * 2017-07-28 2019-03-13 The Swatch Group Research and Development Ltd Oscillateur d'horlogerie a guidages flexibles a grande course angulaire
EP3561607B1 (fr) 2018-04-23 2022-03-16 ETA SA Manufacture Horlogère Suisse Protection antichoc d'un mécanisme résonateur à guidage flexible rotatif
CH714922A2 (fr) * 2018-04-23 2019-10-31 Eta Sa Mft Horlogere Suisse Protection antichoc d'un mécanisme résonateur d'horlogerie à guidage flexible rotatif.
JP6843191B2 (ja) 2018-07-24 2021-03-17 ザ・スウォッチ・グループ・リサーチ・アンド・ディベロップメント・リミテッド 長い角ストロークを有するフレクシャーベアリングを備えた計時器用発振器
US11454932B2 (en) * 2018-07-24 2022-09-27 The Swatch Group Research And Development Ltd Method for making a flexure bearing mechanism for a mechanical timepiece oscillator
EP3627237B1 (fr) * 2018-09-20 2022-04-06 ETA SA Manufacture Horlogère Suisse Composant en materiau micro-usinable pour resonateur à haut facteur de qualité
JP7485506B2 (ja) * 2018-10-12 2024-05-16 ロレックス・ソシエテ・アノニム 小型時計ムーブメント用の調速装置
EP3783445B1 (fr) 2019-08-22 2023-06-14 ETA SA Manufacture Horlogère Suisse Mécanisme régulateur d'horlogerie à haut facteur de qualité et à lubrification minimale
EP3812842B1 (fr) * 2019-10-24 2023-11-29 The Swatch Group Research and Development Ltd Dispositif de guidage en pivotement pour une masse pivotante et mécanisme résonateur d'horlogerie
EP3812843A1 (fr) * 2019-10-25 2021-04-28 ETA SA Manufacture Horlogère Suisse Guidage flexible et ensemble de guidages flexibles superposés pour mécanisme résonateur rotatif, notamment d'un mouvement d'horlogerie
EP3926412A1 (fr) * 2020-06-16 2021-12-22 Montres Breguet S.A. Mécanisme régulateur d'horlogerie
EP3971655A1 (fr) * 2020-09-18 2022-03-23 ETA SA Manufacture Horlogère Suisse Protection antichoc a butee d'un mecanisme resonateur a guidage flexible rotatif
EP3982204A1 (fr) * 2020-10-08 2022-04-13 The Swatch Group Research and Development Ltd Resonateur d'horlogerie comportant au moins un guidage flexible
EP4160323A1 (fr) 2021-10-04 2023-04-05 CSEM Centre Suisse d'Electronique et de Microtechnique SA - Recherche et Développement Régulateur mécanique horloger comprenant un échappement semi-libre auto-démarrant à faible angle de levée

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011185932A (ja) * 2010-03-04 2011-09-22 Montres Breguet Sa 高振動周波数の機械的ムーブメントを含む時計
JP2013531257A (ja) * 2010-07-19 2013-08-01 ニヴァロックス−ファー ソシエテ アノニム 弾性ピボット及びエネルギ伝達のための可動要素を有する発振機構
JP2018503078A (ja) * 2014-12-09 2018-02-01 エルヴェエムアッシュ・スイス・マニュファクチャーズ・エスアー 時計調速機、時計ムーブメント及びこのような調速機を有する時計
JP2019526552A (ja) * 2016-08-15 2019-09-19 ジボダン エス エー インダノン調製方法
JP2019527346A (ja) * 2016-07-22 2019-09-26 ウエスチングハウス・エレクトリック・カンパニー・エルエルシー 原子燃料棒に耐腐食性障壁被膜を施すためのスプレー法
JP2019536034A (ja) * 2016-11-23 2019-12-12 ウーテーアー・エス・アー・マニファクチュール・オロロジェール・スイス 分離レバー脱進機によって維持される、撓み支承体を有する回転共振器

Family Cites Families (36)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US2663139A (en) * 1949-10-31 1953-12-22 Gibbs Mfg And Res Corp Pallet lever construction
NL94759C (ja) * 1952-07-14
CH469299A (fr) * 1967-03-31 1969-04-15 Centre Electron Horloger Résonateur mécanique pour pièce d'horlogerie
GB1195432A (en) * 1967-05-15 1970-06-17 Horstmann Magnetics Ltd Electromechanical Oscillators
CH1089267A4 (ja) * 1967-08-02 1970-01-30
US3834155A (en) * 1974-02-19 1974-09-10 Timex Corp Offset pallet lever for watch escapement
CH1020375A4 (ja) * 1975-08-05 1977-06-30
JPH02273323A (ja) 1989-04-14 1990-11-07 Fuji Electric Co Ltd 強磁性体のスパツタリング装置
CH698105B1 (fr) 2004-10-20 2009-05-29 Vaucher Mft Fleurier Sa Dispositif de remontoir et de mise à l'heure.
ES2325099T3 (es) * 2007-03-09 2009-08-25 Eta Sa Manufacture Horlogere Suisse Escape de relojeria con impulsos tangenciales.
CH705276B1 (fr) * 2007-12-28 2013-01-31 Chopard Technologies Sa Organe d'entraînement et de transmission pour un échappement à ancre, plateau et échappement en étant équipés, et pièce d'horlogerie les comportant.
EP2230572B1 (fr) 2009-03-17 2012-01-25 Nivarox-FAR S.A. Système de serrage radial pour un composant horloger
CH700640B1 (fr) 2009-03-19 2014-09-30 Mhvj Manufacture Horlogère Vallée De Joux Pièce d'horlogerie allegée et renforcée.
CH701421B1 (fr) * 2009-07-10 2014-11-28 Manuf Et Fabrique De Montres Et Chronomètres Ulysse Nardin Le Locle Sa Oscillateur mécanique.
EP2407830B1 (fr) * 2010-07-15 2014-11-05 Rolex Sa Piece d'horlogerie
EP2413202B1 (fr) * 2010-07-30 2017-11-15 ETA SA Manufacture Horlogère Suisse Procédé d'amélioration de tenue à l'usure et aux chocs d'un composant de mouvement d'horlogerie. Ancre pour mouvement d'horlogerie résistante à l'usure et aux chocs
KR101208560B1 (ko) 2010-09-03 2012-12-05 엘지전자 주식회사 무선 접속 시스템에서 할당 세컨더리 캐리어의 스캐닝 수행 방법 및 장치
CN103261975A (zh) * 2010-12-14 2013-08-21 萧邦科技公司 杠杆和具有此种杠杆的擒纵机构
EP2557460A1 (fr) * 2011-08-12 2013-02-13 Nivarox-FAR S.A. Ancre métallique avec cornes polymères
EP2574994A1 (fr) * 2011-09-29 2013-04-03 Asgalium Unitec SA Resonateur a diapason pour mouvement horloger mecanique
WO2013144236A1 (fr) * 2012-03-29 2013-10-03 Nivarox-Far S.A. Mécanisme d'échappement flexible à cadre mobile
EP2706416B1 (fr) * 2012-09-07 2015-11-18 The Swatch Group Research and Development Ltd Ancre flexible à force constante
CH706924A2 (fr) * 2012-09-07 2014-03-14 Nivarox Sa Ancre flexible à force constante et échappement muni d'une telle ancre.
JP6355102B2 (ja) * 2013-09-04 2018-07-11 セイコーインスツル株式会社 定力装置、ムーブメントおよび機械式時計
EP2863273B1 (fr) * 2013-10-16 2016-01-13 Montres Breguet SA Mécanisme d'échappement pour mouvement de montre
EP2990885B1 (fr) * 2013-12-23 2017-07-26 ETA SA Manufacture Horlogère Suisse Mouvement horloger mécanique à échappement magnétique
CH709291A2 (fr) * 2014-02-20 2015-08-28 Suisse Electronique Microtech Oscillateur de pièce d'horlogerie.
EP2977830B1 (fr) * 2014-07-23 2017-08-30 Nivarox-FAR S.A. Mécanisme d'échappement à force constante
EP3191896B1 (fr) * 2014-09-09 2019-04-24 The Swatch Group Research and Development Ltd Résonateur combiné à isochronisme amélioré
EP3021174A1 (en) * 2014-11-17 2016-05-18 LVMH Swiss Manufactures SA Monolithic timepiece regulator, timepiece movement and timepiece having such a timepiece regulator
CH710524A2 (fr) 2014-12-18 2016-06-30 Swatch Group Res & Dev Ltd Résonateur d'horlogerie à lames croisées.
EP3035127B1 (fr) * 2014-12-18 2017-08-23 The Swatch Group Research and Development Ltd. Oscillateur d'horlogerie à diapason
CN106662839B (zh) * 2015-02-03 2019-03-29 Eta瑞士钟表制造股份有限公司 等时钟表谐振器
CH710759A2 (fr) * 2015-02-20 2016-08-31 Nivarox Far Sa Oscillateur pour une pièce d'horlogerie.
AU2016372408B2 (en) * 2015-12-14 2021-05-13 Armin Giese Water-soluble derivatives of 3,5-diphenyl-diazole compounds
PL230779B1 (pl) * 2016-06-03 2018-12-31 Int Tobacco Machinery Poland Spolka Z Ograniczona Odpowiedzialnoscia Urządzenie do identyfikacji parametrów fizycznych artykułów prętopodobnych przemysłu tytoniowego

Patent Citations (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011185932A (ja) * 2010-03-04 2011-09-22 Montres Breguet Sa 高振動周波数の機械的ムーブメントを含む時計
JP2013531257A (ja) * 2010-07-19 2013-08-01 ニヴァロックス−ファー ソシエテ アノニム 弾性ピボット及びエネルギ伝達のための可動要素を有する発振機構
JP2018503078A (ja) * 2014-12-09 2018-02-01 エルヴェエムアッシュ・スイス・マニュファクチャーズ・エスアー 時計調速機、時計ムーブメント及びこのような調速機を有する時計
JP2019527346A (ja) * 2016-07-22 2019-09-26 ウエスチングハウス・エレクトリック・カンパニー・エルエルシー 原子燃料棒に耐腐食性障壁被膜を施すためのスプレー法
JP2019526552A (ja) * 2016-08-15 2019-09-19 ジボダン エス エー インダノン調製方法
JP2019536034A (ja) * 2016-11-23 2019-12-12 ウーテーアー・エス・アー・マニファクチュール・オロロジェール・スイス 分離レバー脱進機によって維持される、撓み支承体を有する回転共振器
JP2019536067A (ja) * 2016-11-23 2019-12-12 ウーテーアー・エス・アー・マニファクチュール・オロロジェール・スイス 分離レバー脱進機によって維持される、撓み支承体を有する回転共振器
JP2019536038A (ja) * 2016-11-23 2019-12-12 ウーテーアー・エス・アー・マニファクチュール・オロロジェール・スイス 分離レバー脱進機によって維持される、撓み支承体を有する回転共振器
JP2020501167A (ja) * 2016-11-23 2020-01-16 ウーテーアー・エス・アー・マニファクチュール・オロロジェール・スイス 分離レバー脱進機によって維持される、撓み支承体を有する回転共振器
JP6810800B2 (ja) * 2016-11-23 2021-01-06 ウーテーアー・エス・アー・マニファクチュール・オロロジェール・スイス 分離しているレバーエスケープによって維持されるたわみベアリングを備えた回転式共振器
JP6828180B2 (ja) * 2016-11-23 2021-02-10 ウーテーアー・エス・アー・マニファクチュール・オロロジェール・スイス 分離レバー脱進機によって維持される、撓み支承体を有する回転共振器
JP6828179B2 (ja) * 2016-11-23 2021-02-10 ウーテーアー・エス・アー・マニファクチュール・オロロジェール・スイス 分離レバー脱進機によって維持される、撓み支承体を有する回転共振器

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019536038A (ja) * 2016-11-23 2019-12-12 ウーテーアー・エス・アー・マニファクチュール・オロロジェール・スイス 分離レバー脱進機によって維持される、撓み支承体を有する回転共振器
JP2019536034A (ja) * 2016-11-23 2019-12-12 ウーテーアー・エス・アー・マニファクチュール・オロロジェール・スイス 分離レバー脱進機によって維持される、撓み支承体を有する回転共振器
US11619909B2 (en) 2016-11-23 2023-04-04 Eta Sa Manufacture Horlogere Suisse Rotating resonator with flexure bearing maintained by a detached lever escapement
JP7429263B2 (ja) 2021-08-13 2024-02-07 ウーテーアー・エス・アー・マニファクチュール・オロロジェール・スイス 特に計時器のための、フレキシブルな慣性要素を備える慣性錘

Also Published As

Publication number Publication date
JP2019536067A (ja) 2019-12-12
US20190243308A1 (en) 2019-08-08
WO2018103978A3 (fr) 2018-11-29
US11520289B2 (en) 2022-12-06
US11619909B2 (en) 2023-04-04
WO2018095595A1 (fr) 2018-05-31
US20190271945A1 (en) 2019-09-05
EP3545365A1 (fr) 2019-10-02
WO2018095592A1 (fr) 2018-05-31
WO2018099616A3 (fr) 2019-02-21
EP3545363A2 (fr) 2019-10-02
WO2018095596A3 (fr) 2018-09-13
CN110023847B (zh) 2020-12-22
CN109983409B (zh) 2020-09-15
JP2019536038A (ja) 2019-12-12
CN110023845B (zh) 2020-10-23
EP3545368B1 (fr) 2020-11-18
JP6810800B2 (ja) 2021-01-06
EP3545364B1 (fr) 2020-10-28
EP3545370A2 (fr) 2019-10-02
CN110023846B (zh) 2020-11-03
WO2018095594A1 (fr) 2018-05-31
JP6931392B2 (ja) 2021-09-01
CN110023847A (zh) 2019-07-16
WO2018095593A2 (fr) 2018-05-31
EP3545369A2 (fr) 2019-10-02
WO2018095596A4 (fr) 2018-11-01
WO2018099616A2 (fr) 2018-06-07
WO2018095997A4 (fr) 2018-11-01
EP3545366A2 (fr) 2019-10-02
EP3545367A2 (fr) 2019-10-02
JP6931394B2 (ja) 2021-09-01
CH713150A2 (fr) 2018-05-31
JP6828180B2 (ja) 2021-02-10
WO2018103978A4 (fr) 2019-01-17
US11467537B2 (en) 2022-10-11
CN110023846A (zh) 2019-07-16
US11675312B2 (en) 2023-06-13
US20190278227A1 (en) 2019-09-12
JP6931395B2 (ja) 2021-09-01
JP2019536021A (ja) 2019-12-12
CN109983410B (zh) 2020-09-29
US20190369559A1 (en) 2019-12-05
CN110235064A (zh) 2019-09-13
CN109983409A (zh) 2019-07-05
EP3327515B1 (fr) 2020-05-06
EP3545364A1 (fr) 2019-10-02
JP2019536034A (ja) 2019-12-12
WO2018095593A3 (fr) 2019-02-21
US11487245B2 (en) 2022-11-01
JP6828179B2 (ja) 2021-02-10
CN110023845A (zh) 2019-07-16
US11493882B2 (en) 2022-11-08
CN110235064B (zh) 2021-03-12
JP2020501167A (ja) 2020-01-16
EP3545369B1 (fr) 2020-11-04
WO2018095997A3 (fr) 2018-08-30
US20190302695A1 (en) 2019-10-03
WO2018095997A9 (fr) 2019-08-15
EP3327515A1 (fr) 2018-05-30
WO2018095997A2 (fr) 2018-05-31
US20200064775A1 (en) 2020-02-27
EP3545365B1 (fr) 2020-12-16
EP3545368A1 (fr) 2019-10-02
CN109983410A (zh) 2019-07-05
WO2018095596A2 (fr) 2018-05-31
WO2018103978A2 (fr) 2018-06-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2019537015A (ja) 分離レバー脱進機によって維持される、撓み支承体を有する回転共振器
CN102193485B (zh) 包括高频机械机芯的钟表
US20180372150A1 (en) Mechanism for adjusting an average speed in a timepiece movement and timepiece movement
US9599961B2 (en) Tourbillon mechanism
JP2018066738A (ja) 2つの自由度を有する共振器、及び軌道上を転動する滑り子を使用する維持機構を有する機械式計時器ムーブメント
JP6283078B2 (ja) 可動時計要素を枢動するための可撓性軸受
JP6828073B2 (ja) 関節連結された振動子を有する計時器用調速機構
US11507022B2 (en) Timepiece movement comprising a tourbillon with a fixed magnetic wheel

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20190521

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20200417

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20200707

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20200819

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A132

Effective date: 20210202

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20210421

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20210810

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20210813

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6931394

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150