JP2019536685A - 長距離探知される可能性が低い水中船 - Google Patents

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Abstract

本発明は、探知される可能性がより低く、外殻(50)と、船首部(20)と、船尾部(40)と、船体中央部(30)とを具備する水中船(10)に関し、船体中央部(30)の外殻(50)は、水中船(10)の長手方向に対して横方向に見たときに多角形の断面を有し、船体中央部(30)の外殻(50)は、水中船(10)の長手方向に沿って湾曲している。【選択図】図1

Description

本発明は、アクティブ・ソナーによる探知の可能性を低減するように形状が最適化された外形を有する水中船、特に潜水艦に関する。本手段により、水中船が探知される可能性のある距離を大幅に短縮することができる。
水中船、特に軍用潜水艦は、現在では、通常、単純化された形で、半球状の船首及び及び円錐状の船尾と共に、船体中央部領域に円筒状の基本形状を有する。この形状は合理化されており、単殻船又は複殻船として容易に製造することができる。
今日では、潜水艦の探知のために、特にソナーが使用されており、その意図は、好ましくは長距離、例えば100kmに亘って、探知が行われることである。これはソナーの音波が水面に平行な非常に浅い角度で水中船に当たる結果につながる。探知を回避するためには、特にほとんどの場合受信機も配置されている送信機に向かって、音波が反射するのを回避することが必要である。この幾何学的考察から、水中船の長距離探知の可能性は、±20°の角度、特に±10°の角度での特に音の反射に依存することが分かる。
短距離では、他の位置特定の可能性、特に熱、音響放射、磁気的挙動及び他の多くの可能性が関連しており、したがって、ここでは探知の可能性は他のパラメータによって系統立てて決定される。
しかしながら、円筒体は、波を実質的に垂直方向に等方的に反射し、したがって空間内の全ての垂直方向に同じエネルギーを実質的に出力するという性質を有する。これは、臨界的な浅い角度範囲内での探知が特に低くない結果につながる。
米国特許第1,500,997号明細書は、シグネチャを減らすための潜水艦の板状被覆を開示している。
英国特許第531892号明細書は、電動式小型潜水艦を開示している。
独国特許第19623127号明細書は、目標サイズを縮小するための吸音材を開示している。
独国特許第19754333号明細書は、カタマラン潜水艦を開示している。
独国特許第1196531号明細書は、曲面を有する水中船を開示している。
米国特許出願公開第2005/0145159号明細書は、湾曲部を有する船体構造を開示している。
米国特許第1,500,997号明細書 英国特許第531892号明細書 独国特許第19623127号明細書 独国特許第19754333号明細書 独国特許第1196531号明細書 米国特許出願公開第2005/0145159号明細書
本発明の目的は、遠距離位置特定の条件下で、探知の可能性を大幅に減少させた水中船を提供することである。
本目的は、請求項1に記載の構成を有する水中船によって達成される。有益な開発が、従属請求項、以下の説明及び図面から明らかになる。
本発明による、探知される可能性がより低い水中船は、外殻を有する。水中船は、船首部、船尾部及び船体中央部を有する。船体中央部の外殻は、水中船の長手方向に対して横方向に多角形の断面を有する。さらに、船体中央部の外殻は、船体中央部の全長に亘って水中船の長手方向に沿った湾曲部を有する
多角形の断面それ自体は、探知波を送信機とは異なる方向へ標的反射させることで知られている。これは、原則として、航空機製造や造船、例えばシーシャドウで知られている。ここでは、大きく平坦で傾斜した表面が反射板として使用される。
これ自体は、高次の反射が異なる角度でも発生するので、臨界的な浅い角度範囲でも探知可能性が生じ得るという欠点を有する。さらに、潜水艦は送信機へ向けての反射が起こり得る複数の境界面によって囲まれているので、潜水艦の場合、このような配置それ自体も、例えば航空機の場合ほど有効ではない。このような境界面とは、例えば、とりわけ海底及び水面であるが、海水の層状化から生じて反射面を構成する可能性のある表面もある。
この欠点を最小限にするために、本発明により、船体中央部外殻は、水中船の長手方向に沿った湾曲部を有する。本手段により、反射と分散という2つの効果が発生する。1つの効果は、臨界的な浅い角度範囲における探知波のエネルギーを大幅に最小化できるということである。船体中央部外殻の湾曲部は、船体中央部の全長に及ぶ。ここで、湾曲部は長さに亘って変化する曲率半径を有してもよいが、曲率半径は無限大であってはならない。この結果、入射ビームを分散せずに反射する平坦面が、少なくとも1つの点で形成されるであろう。
船体中央部は船首部と船尾部との間に配置される。船首部は、水中船の全長の5%〜40%、好ましくは5%〜30%、特に好ましくは5%〜20%の長さを有し、船首部は水中船の船首から始まる。船尾部は、水中船の全長の5%〜40%、好ましくは5%〜30%、特に好ましくは5%〜20%の長さを有し、船尾部は水中船の船尾から始まる。したがって、船体中央部は、水中船の全長の20%〜90%、好ましくは40%〜90%、特に好ましくは60%〜90%の長さを有する。
これにより、送信機方向に反射された波の強度を、従来の円筒状水中船と比較して、例えば10000分の1に低減することが可能になる。本手段により、探知される可能性のある距離は、最大で1桁減少する。これにより、水中船の移動の自由度が大幅に向上する。
多角形の断面の例に、三角形又は正方形が含まれる場合があるが、前記2つの多角形は適応可能性がほとんどないためにあまり好ましくない。一方、5〜10の角又は辺を有する多角形が好ましく、辺の長さは異なるのがさらに好ましい。各場合において、対になって対向する辺が同一の長さであるのが特に好ましい。
本発明のさらなる実施形態では、多角形の断面は丸みを帯びた角領域を具備する。これは製造上及び流体力学的に有利である。
本発明のさらなる実施形態では、多角形の断面は、長手方向の軸に垂直な鏡面を具備する。これは、左舷側と右舷側の外側形状が同一であることを意味する。
本発明のさらなる実施形態では、船体中央部外殻は、水中船の長手方向に対して横方向の断面全体に亘って、水中船の長手方向に沿った湾曲部を有する。
本発明のさらなる実施形態では、外殻は少なくとも1つの第1のセグメントを具備し、第1のセグメントは水中船の長手方向に第1の円錐形状部を形成するか、又は2つ以上の円錐形状部から構成される。セグメントは、多角形の断面の縁部によって上下で囲まれる領域として画定される。セグメントの範囲は、船体中央部の範囲によって長手方向に制限される。円錐形状部は、円錐の凸面の一部の領域である。第1のセグメント及び船の反対側にある対応する第2のセグメントは、特に好ましくは、鏡面反転した円錐形状部を具備する。円錐は、高さと半径で定義される幾何学的図形である。円錐状セグメントの場合、したがって、曲率半径は、水中船の長手方向に対して横方向に連続的に変化する。もちろん、それはまた、垂直軸が円形基部に対して中心に位置しない、斜円錐の円錐状セグメントでもあり得る。
本発明のさらなる実施形態では、外殻は少なくとも1つの第3のセグメントを具備し、第3のセグメントは、水中船の長手方向に少なくとも部分的に、好ましくは完全に、第3の円錐形状部を形成し、第3の円錐形状部の高さ及び/又は半径は、第1の円錐形状部の高さ及び/又は半径とは異なる。
本発明のさらなる実施形態では、円錐形状部の円錐は高さを有し、高さ対水中船の長さの比は0.5〜1000、好ましくは3.5〜130、特に好ましくは8.0〜35である。
本発明のさらなる実施形態では、円錐形状部の円錐は直径を有し、円錐の直径対水中船の長さの比は2〜100、好ましくは6〜50、特に好ましくは10〜20である。
本発明のさらなる実施形態では、水中船は船体中央部にタワーを具備する。タワーは、垂線に対して少なくとも10°、特に好ましくは少なくとも20°傾斜した外壁を具備することが特に好ましい。
タワーは、タワーの下方の多角形の断面の隣接側面と同じ角度を有することが特に好ましい。
本発明のさらなる実施形態では、船体中央部の湾曲部は曲率半径を有し、曲率半径対水中船の長さの比は、5〜1000、好ましくは10〜250、特に好ましくは25〜100である。
船体中央部の湾曲部は、全長に亘って一定である必要はない。特に船首部及び/又は船尾部に隣接する船体中央部の湾曲部は、例えば移行部を設けるために、これら部分に向かって増大してもよい。好ましくは、湾曲部は、船体中央部領域から船首部への移行部で増大し、船体中央部領域から船尾部の領域への移行部で減少する。
例えば、80mの長さを有する水中船の場合、したがって、船体中央部に湾曲部が生じ、この湾曲部により、湾曲していない直線的な円筒形状との関連で、船体中央部領域を囲む仮想円の断面は約0.5m〜2m拡大し、ここではタワーやその他の上部構造や拡張部分は概念的に考慮されていない。
本発明のさらなる実施形態では、多角形の断面は最大幅位置を含み、多角形の断面の最大幅位置は中心の下方又は上方に配置され、中心は多角形の断面の高さの半分として定義される。
対称的な構成から逸脱すると、目標とする方法で、到来する探知波の大部分を同じ方向に偏向させることが可能になる。最大幅位置が中心より下方にある場合、大部分は上方に、したがって水面に向けて反射される。最大幅位置が中心より上方にある場合、大部分は下方に、したがって海底に向けて反射される。第1の変化形は船の安定性のために好ましく、第2の変化形は目標サイズを縮小するためのものである。
本発明のさらなる実施形態では、多角形の断面の最大幅位置は、中心の下方又は上方に、多角形の断面の高さの半分の少なくとも10%、好ましくは少なくとも20%に配置される。
本発明のさらなる実施形態では、多角形の断面の全ての平面は、垂線に対して少なくとも10°、好ましくは少なくとも20°の傾斜を有する。
本発明のさらなる実施形態では、多角形の断面の全ての平面は、垂線に対して10°〜40°又は50°〜80°の傾斜を有する。45°の角度も避けるべきであり、この場合、例えば水面に向けて反射された到来波は、水面によって反射され、次いで再び直接に送信機に向けて反射されるからである。多重反射のために強度は弱いが、それにもかかわらず他の角度と比較して大幅に増大する。
本発明のさらなる実施形態では、外殻は吸音特性を有する。最適化された形状に加えて、外殻は吸音材料からなるか、吸音材料を含むか、又は吸音材料で被覆することができる。完全な吸収はあり得ないので、両方の効果の組合せが好ましい。
本発明のさらなる実施形態では、外殻は、100Hz〜100kHzの周波数範囲、特に1kHz〜25kHzの範囲の音波に対して実質的に反射性及び/又は吸収性である。他の最適化されていない構造を外殻の下に配置することができるので、外殻を貫通する透過をできるだけ低く維持する必要がある。定義により、反射率、吸収率及び透過率の合計は1である。実質的に反射する及び/又は吸収するとは、反射率及び/又は透過率が少なくとも0.75、好ましくは少なくとも0.9、特に好ましくは少なくとも0.95であるときであると考えられる。
本発明のさらなる実施形態では、水中船は、外殻の下方に略円筒状の圧力容器を有する。
本発明のさらなる実施形態では、外殻は円筒状圧力容器を完全には取り囲んでいない。したがって、圧力容器は、複数の領域内で外殻を形成する。これは、例えば、より重要度の低い場所で、例えば下側で当てはまる。
本発明のさらなる実施形態では、センサ、特にパッシブソナーセンサ及び/又は燃料貯蔵庫は、外殻と圧力容器との間に配置される。
燃料貯蔵庫は潜水艦の運航に必要なあらゆる形態の貯蔵品を具備しており、例えば、これらはガソリンタンク又はディーゼルタンク、例えば圧縮ガス貯蔵庫の形態の水素貯蔵庫、液体水素貯蔵又は金属水素化物貯蔵庫、例えば、圧縮ガス貯蔵庫又は液体酸素貯蔵庫の形態の酸素貯蔵庫、メタノール貯蔵庫、エタノール貯蔵庫、バッテリー、蓄圧器及びガスタービン用圧縮ガス貯蔵庫、並びに自律型又は遠隔制御型の水中船、及び、例えば魚雷やミサイル、又はデコイなどの兵器である。
本発明のさらなる実施形態では、プロペラは外皮の最大幅位置と同じ高さに配置される。
本発明のさらなる実施形態では、水中船は潜水艦である。水中船は、好ましくは軍用水中船、特に好ましくは軍用潜水艦である。
本発明による水中船を、図面に示されている例示的な実施形態を参照して、以下により詳細に説明する。
図1は、本発明による水中船の上面図を示す。 図2は、第1の例示的水中船の断面図を示す。 図3は、第2の例示的水中船の断面図を示す。 図4は、第3の例示的水中船の断面図を示す。 図5は、第4の例示的水中船の断面図を示す。
図1は、船首部20、船体中央部30及び船尾部40を有する水中船10の上面図を示し、水中船は、ここではクロスラダーの形態のラダー60及び船尾部40におけるプロペラ70を具備する。水中船10は、円筒として簡略化して示されている圧力容器80と比較して分かるように、水中船10の長手方向に船体中央部分の湾曲部を有する外殻50を具備する。圧力容器80はまた、簡略化のためにここでは省略されているが、実際には、船首部及び船尾部に丸みを帯びた端部、好ましくは半球状の端部を具備する。圧力容器80も全長を占める必要はない。特に、武器管を船首に配置することができる。
図2は、第1の例示的断面を示す。外殻80は六角形の断面を有し、最大幅位置100は円筒状圧力容器80の中心点によって形成される中心90と正確に同じ高さにある。この点は、実質的に一致するので、多角形の断面の高さの半分に一致する中心として、ここでもまた以下でも同様に使用されるが、中心点は視覚的により簡単に示すことができる。外殻50の全表面は、垂線に対して30°又は90°の角度をなす。
図3は、第2の例示的断面を示す。外殻80は、不規則な六角形の断面を有し、最大幅位置100は中心90のかなり上方に配置されている。本手段によって、入射波の大部分が海底に向けて反射され、その結果、探知の可能性がさらに最小化される。
図4は、第3の例示的断面を示す。外殻80は、不規則な六角形の断面を有し、最大幅位置100は中心90のかなり下方に配置される。それによって入射波の大部分が水面に向けて反射されるが、水中船10の重心をより低く配置することができる。これは水中船10の安定性にとって有利である。
図2〜図4とは対照的に、図5は、その他の点では図3からの第2の例示的断面と基本的に同一である丸みを帯びた角を有する断面を示す。また、外殻50と圧力容器80との間には、燃料貯蔵部110とソナーセンサ120とが配置される。
図2〜図5に示す断面は全て鏡面対称設計である。これは必須ではないが、好ましい。
10 水中船
20 船首部
30 船体中央部
40 船尾部
50 外殻
60 ラダー
70 プロペラ
80 圧力容器
90 中心
100 最大幅位置
110 燃料貯蔵庫
120 ソナーセンサ
本発明は、アクティブ・ソナーによる探知の可能性を低減するように形状が最適化された外形を有する水中船、特に潜水艦に関する。本手段により、水中船が探知される可能性のある距離を大幅に短縮することができる。
水中船、特に軍用潜水艦は、現在では、通常、単純化された形で、半球状の船首及び及び円錐状の船尾と共に、船体中央部領域に円筒状の基本形状を有する。この形状は合理化されており、単殻船又は複殻船として容易に製造することができる。
今日では、潜水艦の探知のために、特にソナーが使用されており、その意図は、好ましくは長距離、例えば100kmに亘って、探知が行われることである。これはソナーの音波が水面に平行な非常に浅い角度で水中船に当たる結果につながる。探知を回避するためには、特にほとんどの場合受信機も配置されている送信機に向かって、音波が反射するのを回避することが必要である。この幾何学的考察から、水中船の長距離探知の可能性は、±20°の角度、特に±10°の角度での特に音の反射に依存することが分かる。
短距離では、他の位置特定の可能性、特に熱、音響放射、磁気的挙動及び他の多くの可能性が関連しており、したがって、ここでは探知の可能性は他のパラメータによって系統立てて決定される。
しかしながら、円筒体は、波を実質的に垂直方向に等方的に反射し、したがって空間内の全ての垂直方向に同じエネルギーを実質的に出力するという性質を有する。これは、臨界的な浅い角度範囲内での探知が特に低くない結果につながる。
米国特許第1,500,997号明細書は、シグネチャを減らすための潜水艦の板状被覆を開示している。
英国特許第531892号明細書は、電動式小型潜水艦を開示している。
独国特許第19623127号明細書は、目標サイズを縮小するための吸音材を開示している。
独国特許第19754333号明細書は、カタマラン潜水艦を開示している。
独国特許第1196531号明細書は、曲面を有する水中船を開示している。
米国特許出願公開第2005/0145159号明細書は、湾曲部を有する船体構造を開示している。
米国特許第4,577,583号明細書は、流線形の殻を有する水中船を開示している。
欧州特許第0850830号明細書は、3つの圧力容器を有する潜水艦を開示している。
米国特許第1,500,997号明細書 英国特許第531892号明細書 独国特許第19623127号明細書 独国特許第19754333号明細書 独国特許第1196531号明細書 米国特許出願公開第2005/0145159号明細書 米国特許第4,577,583号明細書 欧州特許第0850830号明細書
本発明の目的は、遠距離位置特定の条件下で、探知の可能性を大幅に減少させた水中船を提供することである。
本目的は、請求項1に記載の構成を有する水中船によって達成される。有益な開発が、従属請求項、以下の説明及び図面から明らかになる。
本発明による、探知される可能性がより低い水中船は、外殻を有する。水中船は、船首部、船尾部及び船体中央部を有する。船体中央部の外殻は、水中船の長手方向に対して横方向に多角形の断面を有する。さらに、船体中央部の外殻は、船体中央部の全長に亘って水中船の長手方向に沿った湾曲部を有する
多角形の断面それ自体は、探知波を送信機とは異なる方向へ標的反射させることで知られている。これは、原則として、航空機製造や造船、例えばシーシャドウで知られている。ここでは、大きく平坦で傾斜した表面が反射板として使用される。
これ自体は、高次の反射が異なる角度でも発生するので、臨界的な浅い角度範囲でも探知可能性が生じ得るという欠点を有する。さらに、潜水艦は送信機へ向けての反射が起こり得る複数の境界面によって囲まれているので、潜水艦の場合、このような配置それ自体も、例えば航空機の場合ほど有効ではない。このような境界面とは、例えば、とりわけ海底及び水面であるが、海水の層状化から生じて反射面を構成する可能性のある表面もある。
この欠点を最小限にするために、本発明により、船体中央部外殻は、水中船の長手方向に沿った湾曲部を有する。本手段により、反射と分散という2つの効果が発生する。1つの効果は、臨界的な浅い角度範囲における探知波のエネルギーを大幅に最小化できるということである。船体中央部外殻の湾曲部は、船体中央部の全長に及ぶ。ここで、湾曲部は長さに亘って変化する曲率半径を有してもよいが、曲率半径は無限大であってはならない。この結果、入射ビームを分散せずに反射する平坦面が、少なくとも1つの点で形成されるであろう。
船体中央部は船首部と船尾部との間に配置される。船首部は、水中船の全長の5%〜40%、好ましくは5%〜30%、特に好ましくは5%〜20%の長さを有し、船首部は水中船の船首から始まる。船尾部は、水中船の全長の5%〜40%、好ましくは5%〜30%、特に好ましくは5%〜20%の長さを有し、船尾部は水中船の船尾から始まる。したがって、船体中央部は、水中船の全長の20%〜90%、好ましくは40%〜90%、特に好ましくは60%〜90%の長さを有する。
これにより、送信機方向に反射された波の強度を、従来の円筒状水中船と比較して、例えば10000分の1に低減することが可能になる。本手段により、探知される可能性のある距離は、最大で1桁減少する。これにより、水中船の移動の自由度が大幅に向上する。
多角形の断面の例に、三角形又は正方形が含まれる場合があるが、前記2つの多角形は適応可能性がほとんどないためにあまり好ましくない。一方、5〜10の角又は辺を有する多角形が好ましく、辺の長さは異なるのがさらに好ましい。各場合において、対になって対向する辺が同一の長さであるのが特に好ましい。
本発明のさらなる実施形態では、多角形の断面は丸みを帯びた角領域を具備する。これは製造上及び流体力学的に有利である。
本発明のさらなる実施形態では、多角形の断面は、長手方向の軸に垂直な鏡面を具備する。これは、左舷側と右舷側の外側形状が同一であることを意味する。
本発明のさらなる実施形態では、船体中央部外殻は、水中船の長手方向に対して横方向の断面全体に亘って、水中船の長手方向に沿った湾曲部を有する。
本発明のさらなる実施形態では、外殻は少なくとも1つの第1のセグメントを具備し、第1のセグメントは水中船の長手方向に第1の円錐形状部を形成するか、又は2つ以上の円錐形状部から構成される。セグメントは、多角形の断面の縁部によって上下で囲まれる領域として画定される。セグメントの範囲は、船体中央部の範囲によって長手方向に制限される。円錐形状部は、円錐の凸面の一部の領域である。第1のセグメント及び船の反対側にある対応する第2のセグメントは、特に好ましくは、鏡面反転した円錐形状部を具備する。円錐は、高さと半径で定義される幾何学的図形である。円錐状セグメントの場合、したがって、曲率半径は、水中船の長手方向に対して横方向に連続的に変化する。もちろん、それはまた、垂直軸が円形基部に対して中心に位置しない、斜円錐の円錐状セグメントでもあり得る。
本発明のさらなる実施形態では、外殻は少なくとも1つの第3のセグメントを具備し、第3のセグメントは、水中船の長手方向に少なくとも部分的に、好ましくは完全に、第3の円錐形状部を形成し、第3の円錐形状部の高さ及び/又は半径は、第1の円錐形状部の高さ及び/又は半径とは異なる。
本発明のさらなる実施形態では、円錐形状部の円錐は高さを有し、高さ対水中船の長さの比は0.5〜1000、好ましくは3.5〜130、特に好ましくは8.0〜35である。
本発明のさらなる実施形態では、円錐形状部の円錐は直径を有し、円錐の直径対水中船の長さの比は2〜100、好ましくは6〜50、特に好ましくは10〜20である。
本発明のさらなる実施形態では、水中船は船体中央部にタワーを具備する。タワーは、垂線に対して少なくとも10°、特に好ましくは少なくとも20°傾斜した外壁を具備することが特に好ましい。
タワーは、タワーの下方の多角形の断面の隣接側面と同じ角度を有することが特に好ましい。
本発明のさらなる実施形態では、船体中央部の湾曲部は曲率半径を有し、曲率半径対水中船の長さの比は、5〜1000、好ましくは10〜250、特に好ましくは25〜100である。
船体中央部の湾曲部は、全長に亘って一定である必要はない。特に船首部及び/又は船尾部に隣接する船体中央部の湾曲部は、例えば移行部を設けるために、これら部分に向かって増大してもよい。好ましくは、湾曲部は、船体中央部領域から船首部への移行部で増大し、船体中央部領域から船尾部の領域への移行部で減少する。
例えば、80mの長さを有する水中船の場合、したがって、船体中央部に湾曲部が生じ、この湾曲部により、湾曲していない直線的な円筒形状との関連で、船体中央部領域を囲む仮想円の断面は約0.5m〜2m拡大し、ここではタワーやその他の上部構造や拡張部分は概念的に考慮されていない。
本発明のさらなる実施形態では、多角形の断面は最大幅位置を含み、多角形の断面の最大幅位置は中心の下方又は上方に配置され、中心は多角形の断面の高さの半分として定義される。
対称的な構成から逸脱すると、目標とする方法で、到来する探知波の大部分を同じ方向に偏向させることが可能になる。最大幅位置が中心より下方にある場合、大部分は上方に、したがって水面に向けて反射される。最大幅位置が中心より上方にある場合、大部分は下方に、したがって海底に向けて反射される。第1の変化形は船の安定性のために好ましく、第2の変化形は目標サイズを縮小するためのものである。
本発明のさらなる実施形態では、多角形の断面の最大幅位置は、中心の下方又は上方に、多角形の断面の高さの半分の少なくとも10%、好ましくは少なくとも20%に配置される。
本発明のさらなる実施形態では、多角形の断面の全ての平面は、垂線に対して少なくとも10°、好ましくは少なくとも20°の傾斜を有する。
本発明のさらなる実施形態では、多角形の断面の全ての平面は、垂線に対して10°〜40°又は50°〜80°の傾斜を有する。45°の角度も避けるべきであり、この場合、例えば水面に向けて反射された到来波は、水面によって反射され、次いで再び直接に送信機に向けて反射されるからである。多重反射のために強度は弱いが、それにもかかわらず他の角度と比較して大幅に増大する。
本発明のさらなる実施形態では、外殻は吸音特性を有する。最適化された形状に加えて、外殻は吸音材料からなるか、吸音材料を含むか、又は吸音材料で被覆することができる。完全な吸収はあり得ないので、両方の効果の組合せが好ましい。
本発明のさらなる実施形態では、外殻は、100Hz〜100kHzの周波数範囲、特に1kHz〜25kHzの範囲の音波に対して実質的に反射性及び/又は吸収性である。他の最適化されていない構造を外殻の下に配置することができるので、外殻を貫通する透過をできるだけ低く維持する必要がある。定義により、反射率、吸収率及び透過率の合計は1である。実質的に反射する及び/又は吸収するとは、反射率及び/又は透過率が少なくとも0.75、好ましくは少なくとも0.9、特に好ましくは少なくとも0.95であるときであると考えられる。
本発明によれば、水中船は、外殻の下方に略円筒状の圧力容器を有する。
本発明のさらなる実施形態では、外殻は円筒状圧力容器を完全には取り囲んでいない。したがって、圧力容器は、複数の領域内で外殻を形成する。これは、例えば、より重要度の低い場所で、例えば下側で当てはまる。
本発明のさらなる実施形態では、センサ、特にパッシブソナーセンサ及び/又は燃料貯蔵庫は、外殻と圧力容器との間に配置される。
燃料貯蔵庫は潜水艦の運航に必要なあらゆる形態の貯蔵品を具備しており、例えば、これらはガソリンタンク又はディーゼルタンク、例えば圧縮ガス貯蔵庫の形態の水素貯蔵庫、液体水素貯蔵又は金属水素化物貯蔵庫、例えば、圧縮ガス貯蔵庫又は液体酸素貯蔵庫の形態の酸素貯蔵庫、メタノール貯蔵庫、エタノール貯蔵庫、バッテリー、蓄圧器及びガスタービン用圧縮ガス貯蔵庫、並びに自律型又は遠隔制御型の水中船、及び、例えば魚雷やミサイル、又はデコイなどの兵器である。
本発明のさらなる実施形態では、プロペラは外皮の最大幅位置と同じ高さに配置される。
本発明のさらなる実施形態では、水中船は潜水艦である。水中船は、好ましくは軍用水中船、特に好ましくは軍用潜水艦である。
本発明による水中船を、図面に示されている例示的な実施形態を参照して、以下により詳細に説明する。
図1は、本発明による水中船の上面図を示す。 図2は、第1の例示的水中船の断面図を示す。 図3は、第2の例示的水中船の断面図を示す。 図4は、第3の例示的水中船の断面図を示す。 図5は、第4の例示的水中船の断面図を示す。
図1は、船首部20、船体中央部30及び船尾部40を有する水中船10の上面図を示し、水中船は、ここではクロスラダーの形態のラダー60及び船尾部40におけるプロペラ70を具備する。水中船10は、円筒として簡略化して示されている圧力容器80と比較して分かるように、水中船10の長手方向に船体中央部分の湾曲部を有する外殻50を具備する。圧力容器80はまた、簡略化のためにここでは省略されているが、実際には、船首部及び船尾部に丸みを帯びた端部、好ましくは半球状の端部を具備する。圧力容器80も全長を占める必要はない。特に、武器管を船首に配置することができる。
図2は、第1の例示的断面を示す。外殻80は六角形の断面を有し、最大幅位置100は円筒状圧力容器80の中心点によって形成される中心90と正確に同じ高さにある。この点は、実質的に一致するので、多角形の断面の高さの半分に一致する中心として、ここでもまた以下でも同様に使用されるが、中心点は視覚的により簡単に示すことができる。外殻50の全表面は、垂線に対して30°又は90°の角度をなす。
図3は、第2の例示的断面を示す。外殻80は、不規則な六角形の断面を有し、最大幅位置100は中心90のかなり上方に配置されている。本手段によって、入射波の大部分が海底に向けて反射され、その結果、探知の可能性がさらに最小化される。
図4は、第3の例示的断面を示す。外殻80は、不規則な六角形の断面を有し、最大幅位置100は中心90のかなり下方に配置される。それによって入射波の大部分が水面に向けて反射されるが、水中船10の重心をより低く配置することができる。これは水中船10の安定性にとって有利である。
図2〜図4とは対照的に、図5は、その他の点では図3からの第2の例示的断面と基本的に同一である丸みを帯びた角を有する断面を示す。また、外殻50と圧力容器80との間には、燃料貯蔵部110とソナーセンサ120とが配置される。
図2〜図5に示す断面は全て鏡面対称設計である。これは必須ではないが、好ましい。
10 水中船
20 船首部
30 船体中央部
40 船尾部
50 外殻
60 ラダー
70 プロペラ
80 圧力容器
90 中心
100 最大幅位置
110 燃料貯蔵庫
120 ソナーセンサ

Claims (15)

  1. 探知される可能性が低い水中船(10)であって、
    外殻(50)と、船首部(20)と、船尾部(40)と、船体中央部(30)と、を具備し、
    該船体中央部(30)の外殻(50)が、当該水中船(10)の長手方向に対して横方向に多角形の断面を有し、
    前記船体中央部(30)の前記外殻(50)が、該船体中央部(30)の全長に亘って当該水中船(10)の前記長手方向に沿った湾曲部を有することを特徴とする水中船(10)。
  2. 前記多角形の断面が丸みを帯びた角領域を含むことを特徴とする請求項1に記載の水中船(10)。
  3. 前記多角形の断面が、長手方向の軸に対して垂直な鏡面を具備することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の水中船(10)。
  4. 前記船体中央部(30)の前記外殻(50)は、当該水中船(10)の前記長手方向に対して横方向に前記断面全体に亘って、当該水中船(10)の前記長手方向に沿った湾曲部を有することを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載の水中船(10)。
  5. 前記外殻(50)が、当該水中船(10)の前記長手方向に円錐形状部を形成し、又は、2以上の円錐形状部から構成されることを特徴とする請求項4に記載の水中船(10)。
  6. 前記船体中央部(30)においてタワーを具備することを特徴とする請求項1から請求項5のいずれかに記載の水中船(10)。
  7. 前記船体中央部の前記湾曲部が曲率半径を有し、前記曲率半径と当該水中船(10)の長さとの比が、5〜1000、好ましくは10〜250、特に好ましくは25〜100であることを特徴とする請求項1から請求項6のいずれかに記載の水中船(10)。
  8. 前記多角形の断面が最大幅位置(100)を含み、
    前記多角形の断面の該最大幅位置(100)が中心(90)の上方又は下方に配置され、
    前記中心(90)が前記多角形の断面の高さの半分として定義されることを特徴とする請求項1から請求項7のいずれかに記載の水中船(10)。
  9. 前記多角形の断面の前記最大幅位置(100)が、前記中心(90)の上方又は下方に、前記多角形の断面の前記高さの半分の少なくとも10%、好ましくは少なくとも20%に配置されることを特徴とする請求項6に記載の水中船(10)。
  10. 前記多角形の断面の平面の全てが、垂線に対して、少なくとも10°、好ましくは少なくとも20°の傾斜を有することを特徴とする請求項1から請求項9のいずれかに記載の水中船(10)。
  11. 前記多角形の断面の平面の全てが、垂線に対して、10°〜40°又は50°〜80°の傾斜を有することを特徴とする請求項1から請求項10のいずれかに記載の水中船(10)。
  12. 前記外殻(50)が吸音特性を有することを特徴とする請求項1から請求項11のいずれかに記載の水中船(10)。
  13. 前記外殻(50)が、100Hz〜100kHzの周波数範囲、特に1kHz〜25kHzの範囲の音波を実質的に反射させている及び/又は吸収していることを特徴とする請求項1から請求項12のいずれかに記載の水中船(10)。
  14. 前記外殻(50)の下方に略円筒状の圧力容器(80)を具備することを特徴とする請求項1から請求項13のいずれかに記載の水中船(10)。
  15. センサ、特にパッシブ・ソナーセンサ(120)、及び/又は、燃料貯蔵庫(110)が、前記外殻(50)と前記圧力容器(80)との間に配置されることを特徴とする請求項12に記載の水中船(10)。
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