JP2019536258A - オプトエレクトロニクス部品同士の接触 - Google Patents

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Abstract

本発明は、接着剤1.4で被覆されている導電性ペースト1.7及び/又は導電性繊維複合材料1.3を介して電極1.5、1.6を導体1.2に接触させる方法に関する。本発明は、各電極1.5、1.6が接着剤1.4で被覆されている導電性ペースト1.7及び/又は導電性繊維複合材料1.3を介して接続された電子部品にさらに関する。

Description

本発明は、導電性ペーストによって及び/又は接着剤で被覆された導電性繊維複合材料を用いて電極を導体トラック(conductor track)に接触させる方法を説明する。さらに、本発明は、導電性ペーストによって及び/又は接着剤で被覆された導電性繊維複合材料を用いて電極が接続されている電子部品に関する。
本発明は、電子部品の分野に関する。好ましくは、オプトエレクトロニクス部品を有する電子部品に関する。
オプトエレクトロニクス部品は、例えば、有機主成分(organic basis)を有するオプトエレクトロニクス部品だけでなく、有機層及び無機層から作製されているハイブリッド部品も、多くの技術分野に使用されている。
通常、有機発光ダイオード(OLED:Organic Light−Emitting Diode)は、サンドイッチ構造からなり、大抵、2つの電極間に数層の有機半導体材料が位置する。詳細には、OLEDは、好ましくは電子と正孔の再結合により可視域内で電磁放射が発生する1つ又は複数のエミッタ層(EL:Emitter Layer)を備える。電子及び正孔は、それぞれカソード及びアノードによって与えられ、一方、好ましくは、いわゆる注入層が、注入障壁を下げることによってプロセスを助ける。したがって、通常、OLEDは、電子注入層及び正孔注入層を有する。さらに、一般に、OLEDは、正孔輸送層(HTL:Hole Transport Layer)、又は電子輸送層(ETL:Electron Transport Layer)を有し、これらがエミッタ層に向かう電子及び正孔の拡散方向を支える。OLEDでは、これらの層は、有機材料で構成され、ハイブリッド・オプトエレクトロニクス部品では、これらの層は、一部が有機材料からなると共に一部が無機材料からなることができる。本発明の意味では、OLEDという用語は、好ましくはハイブリッドLEDも意味するものとする。
従来の無機LEDと比較して、OLEDは、薄い且つ可撓性の層状構造によって区別される。このような訳で、OLEDは、古典的な無機LEDよりも明らかに多様な用途を有する。OLEDの可撓性のおかげで、OLEDは、例えばモニタ画面又は電子ペーパのために、容易に使用され得る。
OLED内で光を生成するための有機半導体材料を含むオプトエレクトロニクス部品の有利な特性は、電流を生成するために使用することもできる。したがって、同様に、有機太陽電池は、古典的な無機太陽電池におけるものと比べて可能な用途を実質的に増やす薄い層状構造を特徴とする。有機太陽電池又はハイブリッド太陽電池の構造は、OLEDとの類似点を有する。
しかしながら、エミッタ層の代わりに、1つ又は複数の吸収材層が光活性層として存在する。吸収材層において、電子/正孔対は、自由電荷キャリアとして入射電磁放射によって生成される。他の層は、電子輸送層及び正孔輸送層、並びに電子抽出層及び正孔抽出層を備える。これらは、ドナー層及びアクセプタ層として、有機材料、又はハイブリッドの場合には、シフトした電気化学ポテンシャルを有する有機材料及び無機材料からなり、それによって、それらは、太陽電池内に内部場を生成し、この内部場は、自由電荷キャリアを各電極へ取り去る。したがって、入射電磁放射は、カソードで電子を与える共に、アノードで正孔を与えて、電圧又は電流を発生させる。本発明の意味では、好ましくは、有機太陽電池は、ハイブリッド太陽電池も意味する。
薄い層状構造のおかげで、有機太陽電池は、好都合なやり方で製造され、建造物上で被覆する幅広い表面膜として施され得る。
OLEDと有機太陽電池の両方を動作状態に置くために、それらの各電極が各導体トラック又はケーブルに接触することが必要である。OLEDの場合には、アノード及びカソードは、OLEDの発光出力のための電気エネルギーを供給する電圧源に導体トラック又はケーブルを介して接続されている。有機太陽電池では、各電極は、ガルバニックに(galvanically)、充電式電池などの電力コンシューマ(power consumer)に接続され、又はOLEDにも接続される。
従来技術では、各電極をケーブル又は各導体トラックに接続するために従来のはんだ付けを用いる方法が知られている。しかしながら、高温のため、これによれば、オプトエレクトロニクス部品、すなわち、OLED又は有機太陽電池が損傷する結果となり得る。このことは、印刷されたOLED又は有機太陽電池について、これらが特に熱に敏感であるので、特に当てはまる。印刷された各導体トラックは、従来のはんだ法によって破壊又は溶解される可能性もある。
さらに、従来技術において、従来のはんだ法を用いない可撓性の接触法を用いる方法が知られている。この場合には、通常、電子部品は、ポリイミド膜などの可撓性のプラスチック基板上に施され接続される。英語では、この技術は、可撓性電子回路(FPC:Flexible Electronic Circuit)として知られている。したがって、FPCケーブルも、OLED又は有機太陽電池を導体トラックに接触させるために用いられる。この場合には、導電性接着剤が、各電極をFPCケーブルに接触させるために用いられる。しかしながら、この方法の欠点は、接着剤の乾燥により、大きな時間がかかることである。さらに、高温、及び時には高圧が必要とされ、これにより部品を破壊する可能性がある。
本発明が解決しようと提案する課題の1つは、従来技術の欠点をなくす方法を提供することである。詳細には、本発明の課題の1つは、安定した接続を確実にし、迅速に且つ高い費用対効果で実施することができ、敏感な電子部品に優しい、好ましくはOLED又は有機太陽電池の各電極を接触させる方法を提供することである。さらに、本発明の課題の1つは、各電極を各導体トラックへの接触を安定して且つ高い費用効果で行うOLED又は有機太陽電池を備えた対応する電子部品を提供することである。
本発明による課題は、電子部品、及び各電極を各導体トラックに接触させる方法についての独立請求項によって解決される。従属請求項は、本発明の好ましい実施例に関する。
好ましい一実施例では、本発明は、少なくとも1つの電極と少なくとも1つの導体トラックとを備える電子部品において、導電性ペーストの層が電極上に存在し、導電性ペーストの層を介して導体トラックへの接触が行われる電子部品に関する。
本発明の意味では、好ましくは、電子部品は、少なくとも1つの電極と1つの導体トラックとを備える電子部品の構成を意味する。電子部品は、OLEDなどのオプトエレクトロニクス薄層部品、又は有機太陽電池の両方を含み得る。しかし、電子部品が、好ましくは電子スイッチング等が供給されるマイクロチップ、回路基板などの他の従来の部品を備えることも好ましいものであり得る。本発明の意味では、好ましくは、電極は導電性材料を意味し、これは動作のために導体トラックに接続される必要がある。OLED又は有機太陽電池の場合には、好ましくは、各電極は、アノード及びカソードである。この好ましい実施例におけるカソードは、電子供給体として働く。好ましくは、カソードは、OLED又は有機太陽電池の表面にわたって最も均一にできる電子の注入又は抽出を可能にさせるように、わずかな表面抵抗を有する。アノードは、正孔供給体であることが好ましく、したがって、好ましくは、アノードは、カソードよりもかなり高い仕事関数を有する。さらに、アノードが、正孔について高い表面伝導率を有することが好ましい。マイクロチップ又は回路基板などの他の従来の部品の場合には、好ましくは、各電極は、各導体トラックに接続されるそれらの導電性接点である。本発明の意味では、好ましくは、各導体トラックは、好ましくは幅よりも大きい長さを有し、電子部品の接続のために働く、導電性材料製のストリップである。好ましくは、各導体トラックは、ほぼ0.5mm未満のわずかな厚さを有し、例えば印刷プロセスの助けを借りて製造することができる。しかし、本発明による接触が直接2つの電極間で行われ、それによって追加の導体トラックが必要にならず、又は電極が導体トラックに対応することも好ましいものであり得る。
各導体トラックへの各電極の安定した且つ有効な接触は、導電性ペースト、好ましくは銀ペースト、銅ペースト、カーボン・ペースト、又はグラファイト・ペーストによって達成可能であることは全くの驚きであった。ペーストは、元々、柔軟で成形可能なかたまりであり、固体と液体の混合物(混濁)であり、高含有量の固体を有し、流動性よりもよく広がる。従来技術の各電極は、大変滑らかな表面構造を有し、それによって各導体トラックとの直接接触を可能にする。接触は、まず真っ先に、接触している要素間の電気接点又は電気接続の作製を意味しており、それによって電子及び/又は正孔が、これらの要素間を移動することができると共に、電流が流れることができる。導電性ペーストを用いて、特に簡単なやり方で表面改質、すなわち粗面化を達成でき、結果として安定した接点になることは知られていた。電極に導電性ペーストを追加で堆積するおかげで、各電極の表面は、粗くなる。すなわち、好ましくは、表面は、平面などの二次元内だけでなく、互に直交する3つの空間方向にも広がりを有し、それによって部分的にしか平坦でないエリアを生成し、その表面は拡大され、構造を備える。電極上には凸凹、比喩的に言えば丘、谷、頂、又は他の種類の凸凹がある。このように、電極の有効な潜在的接触面積が、効果的に拡大される。特に、凸凹は、メゾスコピック・レベルでのホック式接続又は面ファスナ接続(Velcro connection)と同様に、導体トラック、特に印刷された導体トラックとの接触のための強い表面結合になる。驚いたことに、この接触形態は、高圧も高温も必要としない。このように、長い接触存続期間を保証する各電極を各導体トラックに接触させるための特に優しい方法を得ることができる。したがって、製造プロセスにおける時間、材料、労力、及び費用の節約が実現される。
したがって、電子部品は、ほとんど故障の影響を受けず、安定性が向上している単純な設計によって区別される。この電子部品は、特に頑健で、信頼でき、メンテナンス・フリーであり、欠点をなくすことができ、品質が改善される。さらに、接触の有効性が向上し、それによって電荷キャリアの移動のためにあまりエネルギーを消費する必要がない。
導電性ペーストによってもたらされる各電極と各導体トラックとの接触は、様々な異なる電子回路に利用することができるが、特にOLED又は有機太陽電池などの敏感なオプトエレクトロニクス部品にとっては、他の接触法に本質的である加えられた熱及び/又は圧力に特に敏感に反応するので、この接触の形態は、特に有利である。
好ましい一実施例では、電子部品は、アノードと、カソードと、少なくとも1つの発光層を備えた各電極の間の層状構造とを有する有機発光ダイオード(OLED)を備えると共に、OLEDの動作のための電圧源を備え、少なくとも2つの導体トラックが電圧源に接続されており、一方、導電性ペーストの層は、OLEDの各電極上に存在し、各導体トラックへの接触を媒介する。
本発明の意味では、好ましくは、OLEDという用語は、アノードと電極の間に発光層を備える層状構造を特徴とする従来技術のかなりよく知られている有機発光ダイオードを包含する。OLEDの動作のために、OLEDを電圧源に接続する必要があり、各導体トラックは接続要素として働く。電圧源への接続のおかげで、可視光を生成するために、電荷キャリアは、光活性層の中に汲み込まれ得る。好ましくは、電池、コンデンサ、又はさらに太陽電池、特に有機太陽電池は、電圧源として使用され得る。
そのような電子部品は、従来技術の同様の部品と比べて、特に接触により、明らかな改善及びブーストされたパワーを有する。このようにもたらされる技術進歩は、新しい経路をとることによって達成される。
さらに、好ましくは、本発明は、電子部品であって、電子部品は、アノードと、カソードと、少なくとも1つの光吸収層を備えた各電極の間の層状構造とを有する有機太陽電池を備えると共に、電力コンシューマを備え、少なくとも2つの導体トラックが電力コンシューマに接続されており、一方、導電性ペーストの層は、有機太陽電池の各電極上に存在し、各導体トラックへの接触を媒介する電子部品に関する。
本発明の意味では、好ましくは、有機太陽電池という用語は、少なくとも一部半導体有機材料の層状構造、及び特にアノードと電極の間の吸収層を特徴とする従来技術の従来技術のかなりよく知られている太陽電池を包含する。有機太陽電池の動作については、好ましくは各導体トラックによって有機太陽電池を電力コンシューマに接続することが必要である。可視光が太陽電池に当たるとき、自由電荷キャリアが、電子/正孔の対として生成される。電力コンシューマの接続によって、そのようにもたらされる電気エネルギーを利用することができる。したがって、好ましくは、適切な電力コンシューマは、コンデンサ又は電池などの電気エネルギーの貯蔵のための電子部品と、さらに、光信号を発生させるためのOLEDなどのプロセスのために電気エネルギーを直接使用する電子部品との両方である。有機太陽電池を含むそのような電子部品は、特に良好な頑健さ、及びメンテナンスからの解放を有する。これは、風及び天候にさらされると共に永久動作(permanent duty)で電流を発生せせる太陽電池の場合に、特に重要性が高い。さらに、説明したやり方で接触される各電極を有する太陽電池は、高い効率を有する。
したがって、電子部品が、各導体トラックを横切って電圧源又は電力コンシューマに接続されるオプトエレクトロニクス部品、好ましくはOLED又は有機太陽電池を備えることが好ましい。さらに好ましくは、電子部品は、スイッチ、センサ、及び/又は制御エレクトロニクスなどのさらなる電子部品を有することができ、そこでは、本発明による接触をやはり有利に用いることができる。好ましくは、電子部品は、シート状の構成を特徴とする。すなわち、好ましくは、部品の厚さは、部品の長さ及び/又は幅よりもかなり小さい。例えば、電子部品は、1mm未満の厚さを有することができる。そのような厚さの電子部品は、特に信頼でき、及びしたがって有利に製造することができる。同様に、部品が0.3mm未満の厚さを有することも好ましい可能性があり、一方、その長さ及ぶ幅は、数センチメートルになり得、このため、部品の厚さと長さ又は幅の比は、1:10よりも大きく、1:50よりも大きく、又は1:100よりも大きくなることが好ましい。そのような部品は、オプトエレクトロニクス部品の小型化に貢献する。並外れた厚さのおかげで、特に美的効果を達成することができる。
本発明の意味では、好ましくは、オプトエレクトロニクス部品という用語は、OLED及び/又は有機太陽電池を示すためにも用いられる。
これらの好ましい実施例では、オプトエレクトロニクス部品の各電極の接触は、導電性ペーストの助けを借りて行われる。上述したように、これは、特に安定した接触を構成し、これは、圧力及び温度に敏感なオプトエレクトロニクス部品に特によく適している。従来技術における知られている接触は、はんだ付け法におけるような高温、又はFPCケーブルのためのような長い乾燥時間を必要とするのに対して、導電性ペーストの助けを借りる本発明による接触は、これらの欠点をなくことができる。このように、オプトエレクトロニクス部品において、故障を有効に防ぐことができる。したがって、好適な電子部品は、特に低い故障率によって区別される。さらに、導電性ペーストの助けを借りた接触は、長続きする安定した接続を保証し、それによって回路中のオプトエレクトロニクス部品は、長い寿命を有し、部品の曲げなどの大きい応力にも耐える。
本発明の好ましい一実施例では、電子部品は、導電性ペーストが、銀ペースト、カーボン・ペースト、及び/又はグラファイト・ペーストを含む群から選択されることを特徴とする。これらの材料は、各電極と各導体トラックとの間の安定した接着剤結合をもたらすのに特によく適している。さらに、前述の材料の特性は、特に有利な電気的インタフェース、すなわち、境界層の形成をもたらす。これにより、前述の導電性ペーストは、各電極上で最適化された電気的インタフェースの生成を可能にし、それによって電荷キャリアは、OLEDの場合、より容易に電極に注入することができ、又は太陽電池の場合には、電荷キャリアは、より高い効率で抽出することができる。これによりオプトエレクトロニクス部品についての優れた効率係数という結果になる。さらに、前述の材料は、信頼できるやり方で処理することができ、したがって時間及び労力の節約を確実にする。また、材料に必要な原材料は、調達するのが比較的容易であり、再利用することができる。
さらに、導体トラックが接触されているのと同じ材料を導電性ペーストのために選択することが特に好ましいこと証明されている。すなわち、例えば、各導体トラックが銀で構成される場合、特に効率的な接触は、銀ペーストを導電性ペーストとして用いて実現されることになる。これは、接触のエネルギー・レベルが、薄層部品のエネルギー・レベルに適合していることを確実にし、それによって、有効性を高める。したがって、同じエネルギーが供給される場合、より高い生産、例えば、OLEDの場合に生成される光、又は有機太陽電池の場合の電流を実現することができる。
好ましい一実施例では、電子部品は、導電性繊維複合材料で構成される層が、導電性ペーストと各電極との間に存在することを特徴とする。好ましくは、導電性繊維複合材料は、例えば導電性材料の繊維状構造により特に安定した接続をもたらすことができる金属及び/又は金属合金を有する複合材料を意味する。繊維複合材料は、主に2つの主成分、埋め込みマトリックス(embedding matrix)及び強化繊維で構成される。2つの成分の相互作用によって、この材料は、特に機械的性質に関して、2つが個々に含まれる部品の特性それら自体よりも良い特性が与えられる。マトリックスと繊維の両方は、金属又はグラファイト状カーボンなどの導電性材料からなり得る。このように、各電極と各導体トラックとの間の接触の安定性は、かなり大きく増加し得る。したがって、繊維複合材料は、それらの構造化の理由で優れたやり方で剪断力及び圧縮露力を補償することができる。したがって、とても大きい機械的応力によっても電子部品の接触は損傷を受けないことが確実にされる。これは、例えば、英語でウェアラブルとして知られている消費者により身体上で運ばれる製品のための電子部品の使用にとって特別に重要である。これらには、時計、衣服、及び多くの他の製品が含まれ得る。そのような製品に電子部品が組み込まれるとき、それらは、特に大きい機械的応力を受け、そのため、繊維複合材料の助けを借りた安定した接触が、特に重要になる。この部品は、特に信頼することができ、及びメンテナンス・フリーである。
電子部品は、導電性ペーストが電極と導電性繊維複合材料で構成される層との間に存在することを特徴とするということも好ましいものであり得る。したがって、電極と繊維複合材料との間の接触面積が増加し得る。これは、ペースト及び繊維複合材料の電気特性それら自体から期待されるものよりも大きい程度まで電気伝導性が増加するという相乗効果をもたらす。同様に、接触の機械的頑健さが改善される。
好ましい一実施例では、電子部品は、繊維複合材料が、ニッケル銅(Ni−Cu)及び/又は銀ニッケル銅(Ag−Ni−Cu)を含む群から選択されることを特徴とする。これらの材料の伝導性及び機械的安定性は、各電極と各導体トラックの特に頑健で及び効率的な接触を可能にする。これらの材料で作製された繊維複合材料は、(OLEDなどの)接触されている典型的な薄層部品に特にとく適合しているエネルギー・レベルを有する。これにより、接触全体にわたって特に良好な伝導性が保証され、この接触は、エネルギー効率に貢献する。電気特性(伝導性)と機械的性質(圧縮力、張力、及び剪断力への耐性)の両方が、含まれる部品の単独の特性から期待されるものよりも良いので、相乗効果が実現される。
好ましい一実施例では、電子部品は、繊維複合材料が、導電性接着剤で被覆されていることを特徴とする。本発明の意味では、好ましくは、導電性接着剤は、金属を含有する材料に対して特に高い接着力を有すると共に、他方で電流について十分な伝導性を有する材料を意味する。当業者は、好ましく使用され得るいくつかの導電性接着剤に精通している。これらは、接着剤及び樹脂、特にアクリル樹脂に基づくものを含み、そこには、銀、金、パラジウム、ニッケル、グラファイト、及び銅などの電気的に伝導性の無機粒子又は有機粒子が加えられている。粒子の性質、特に粒子の形状及び対称性、すなわち、粒子が球体又は楕円形若しくは平坦な部分であるか、並びに溶液中の粒子の占有率に応じて、これらの接着剤は、3次元全部(XYZ)に電導性であるか、又は接着剤テープの厚さ(z)のみに沿って電導性である。そのような導電性接着剤を含む繊維複合材料の使用は、一方では接触の機械的頑健さを改善し、他方では接触の電気伝導性を高めるという点で、相乗効果を有する。
この好ましい実施例では、導電性ペーストから繊維複合材料上に存在する接着剤への特に安定した接続がさらにもたらされる。
特に好ましくは、使用される接着剤で被覆されている繊維複合材料は、電子部品の接地のために設計されている市販の導電性接着剤テープであり得る。例えば、特に、製品番号60260、60262、60272、60252、60251、60234、60233、8455、8456、60255、60256、60257、60253、60254、60274、60258、60214、60246、60215、60248、60249、60216、60217、及び60218のTESA社の導電性接着剤テープ、又は製品番号ECATT7772、eCAP7805、eCAP7850、ECATT9703、ECATT9704、ECATT9705、ECATT9707、ECATT9712、ECATT9713、ECATT9719、ECATT9720、ECATT9723、ECATT9725、ECATT9732、ECATT9760、ECATT9764、ECATT9780、ECATT9709S、ECATT9722S、及びECATT9711Sの3M社の導電性接着剤テープが、接触を可能にさせるのに適している。そのような導電性接着剤テープの使用により、特に単純な接触構成になる。それらは信頼でき、費用のかかる接触法を回避することによって費用を節約することができる。
驚いたことに、導電性ペーストを施すことによって、導電性接着剤で被覆されている導電性繊維複合材料、好ましくは導電性接着剤テープの伝導性を向上させ、したがってそれは、各電極と各導体トラックとの間の電気接点を改善する。数ある中で、これは、導電性ペーストが接着剤及び繊維複合材料の層の中に引き込まれ、それを貫くためである。結果として得られる特に機械的及び電気的に安定した接触は、これらの2つの要因(ingredient)の組み合わせによって驚くべき相乗効果を有し、2つの個々の要因が共に採用されることで期待される利点をかなり超えることになる。
驚いたことに、導電性接着剤で被覆されている繊維複合材料、好ましくはいわゆる導電性接着剤テープは、導電性ペーストを使用しなくても安定した接触を媒介することができる。各電極を各導体トラック、特にオプトエレクトロニクス部品の各導体トラックに接触させるために導電性接着剤テープのそのような使用の可能性は、驚くべき発見である。従来技術では、導電性接着剤テープは、電子部品又は回路基板の接地のためにのみ用いられている。特にオプトエレクトロニクス部品についてそのように主張される接触の可能性は、示唆されていなかった。
さらなる好ましい実施例では、本発明は、少なくとも1つの電極と少なくとも1つの導体トラックとを備える電子部品において、少なくとも1つの電極と少なくとも1つの導体トラックとの間の接触は、導電性接着剤で被覆されている導電性繊維複合材料の層の助けを借りて行われる電子部品に関する。そのような部品は、一方では製造プロセスに関して特に単純であり、これにより費用の節約を確実にし、他方ではその構成において、これにより信頼性及びメンテナンスからの解放を高める。さらに、そのような部品は、特に多様な用途を有する。
さらなる好ましい実施例では、本発明は、電子部品であって、アノードと、カソードと、少なくとも1つの発光層を備えた各電極の間の層状構造とを有する有機発光ダイオード(OLED)を備えると共に、OLEDの動作のための電圧源を備え、少なくとも2つの導体トラックが電圧源に接続されており、一方、OLEDの各電極と各導体トラックとの間の接触は、導電性接着剤で被覆されている導電性繊維複合材料の層の助けを借りて行われる電子部品に関する。そのような構造の生産は、特によく合理化することができ、費用を節約することができる。
さらなる好ましい実施例では、本発明は、電子部品であって、アノードと、カソードと、少なくとも1つの光吸収層を備えた各電極の間の層状構造とを有する有機太陽電池を備えると共に、電力コンシューマを備え、少なくとも2つの導体トラックが電力コンシューマに接続されており、一方、有機太陽電池の電極と各導体トラックとの間の接触は、導電性接着剤で被覆されている導電性繊維複合材料の層の助けを借りて行われる電子部品にさらに関する。そのような構成は、際立った信頼性及びメンテナンスからの解放という利点を有し、これは、風及び天候にさられる太陽電池の永久動作について特に大きな役割を果たす。
驚いたことに、導電性ペーストを用いなくても、導電性接着剤で被覆されている導電性繊維複合材料によって、安定した接触をもたらすこともできる。この接触は、はんだ付け法におけるような高温、又はFPCケーブルの場合におけるような長い乾燥時間の必要もなくす。このようにして、部品の製造の費用は低減される。そのような部品の製造は、特に容易に合理化することができる。同時に、電子部品は、繊維複合材料が、良好な接着を与えると共に、さらに機械的な力に耐えもするので、かなりより長い寿命を有する。信頼性は非常に高められる。
さらなる好ましい実施例では、本発明は、少なくとも2つの電極を備える電子部品において、2つの電極間の接触は、導電性接着剤で被覆されている導電性繊維複合材料の層の助けを借りて行われる電子部品に関する。この実施例では、導電性接着剤で被覆されている導電性繊維複合材料の層は、導電性ブリッジとして機能し、そのため、別個の導体トラックが必要とされない。この実施例は、例えば、OLEDなどのオプトエレクトロニクス部品が、互いに並んで配置され、導電性接着剤テープを介して直接接触させられるときに、有利に用いることができる。好ましくは、毎回、第1のOLEDの電極が、導電性接着剤テープによって第2のOLEDの電極にガルバニックに接続される。このようにして、電子部品における特に高い密度のオプトエレクトロニクス部品を実現することができる。さらに、製造プロセスにおいて、材料を節約することができる。同様に、時間及び費用が倹約される。そのような設計は、特に単純で、信頼することができ、メンテナンス・フリーである。それは、知られている接触法のさらなる代替を表す。
繊維複合材料について開示された好ましい実施例は、これらの実施例にも当てはまる。したがって、好ましくは、繊維複合材料は、例えば、ニッケル銅(Ni−Cu)及び/又は銀ニッケル銅(Ag−Ni−Cu)で構成される。これらは、特に高い伝導性を有し、したがって部品の能力を増大させる。詳細には、市販の導電性接着剤テープを使用することもできる。これにより製造をより安きさせることができる。
導電性繊維複合材料は、良好な電導性接続をすでに確実にしているが、試験は、導電性ペーストとの組み合わせにおいて、界面、すなわち電極と接着剤の間の境界面における抵抗は、かなり減少することができ、それによって電流の増加が認められることを示した。このように、例えば、OLEDの発光出力は、かなり増大することができる。驚いたことに、2つの相乗効果は、ペーストと繊維複合材料の組み合わせによって達成することができる。まず、電気伝導性は、個々の部品の電気特性によって想定されるものよりも多く増加し、次いで、高い可撓性が、機械的安定性と同時に、ペーストと繊維複合材料との組み合わせによって実現される。これらの効果は、単純に合計されず、代わりに、個々の部品の機械的性質が示唆し得るものうよりも強くなる。
本発明は、電極を導体トラックに接触させる方法であって、
− 電極を用意するステップと、
− 電極に導電性ペーストの層を施すステップと、
− 導電性ペースト上に導体トラックを施して接触を行うステップと
を含む方法にさらに関する。
この方法は、導電性ペーストに基づいて電極を導体トラックに安定的に接触させることを可能にする。この方法は、OLED及び/又は有機太陽電池などの敏感なオプトエレクトロニクス部品の接触に対して有利に及び好ましく用いることができる。この方法は、特に単純で頑健な接触という結果になる。同時に、他のより高価な方法よりも安価である。この方法は、好適なオプトエレクトロニクス部品に優しいので、棄却率は低く、方法は、より信頼することができる。
さらなる好ましい実施例では、したがって、本発明は、OLEDを接触させる方法であって、
− アノードと、カソードと、発光層を備えた各電極の間の層状構造とを有するOLEDを用意するステップと、
− OLEDの動作のための電圧源を用意するステップと、
− OLEDの各電極に導電性ペーストの層を施すステップと、
− 導電性ペースト上に電圧源に接続されている及び/又はそのように接続されることになる各導体トラックを施すことによって接触を行うステップと
を含む方法に関する。このように、特に単純な回路を、OLEDの動作のために用意することができる。単純さは、費用節約の実現においてのみなならず、材料の節約、工程の減少、及び高い信頼性においても現れ、これは、あまり複雑でないレイアウトによって好都合である。
さらなる好ましい実施例では、本発明は、有機太陽電池を接触させる方法であって、
− アノードと、カソードと、吸収層を備えた各電極の間の層状構造とを有する有機太陽電池を用意するステップと、
− 有機太陽電池によって用意された電気エネルギーを利用するための電力コンシューマを用意するステップと、
− 有機太陽電池の電極に導電性ペーストの層を施すステップと、
− 導電性ペースト上に電力コンシューマに接続されている及び/又はそのように接続されることになる各導体トラックを施すことによって接触を行うステップと
を含む方法に関する。この方法によって接触される有機太陽電池は、特に頑健であり、機械的に可撓性である。したがって、そのような太陽電池は、特に多様な用途を有する。高い信頼性のために、寿命が増加している。
しかしながら、驚いたことに、導電性ペーストを用いなくても、すなわち、接着剤で被覆された繊維複合材料のみによって、接触を行うこともできる。そのようなレイアウトは、特に単純であり、材料及び工程、したがって製造の費用を節約する。
さらなる好ましい実施例では、本発明は、電極を導体トラックに接触させる方法であって、
− 電極を用意するステップと、
− 各電極に接着剤で被覆されている繊維複合材料の層を施すステップと、
− 接着剤で被覆されている繊維複合材料上に導体トラックを施して接触を行うステップと
を含む方法に関する。接着剤で被覆されている繊維複合材料によるこの接触は、安定したガルバニック接続の構成も可能にし、好ましくはオプトエレクトロニクス部品に使用することができる。繊維複合材料との接触は、驚いたことに頑健であることが証明されている。大きい機械的応力さえも、接触によって許容することができる。したがって、このやり方で接触が与えられる部品は、特にメンテナンス・フリーである。提案された方法は、多くの多様な用途をさらに有する。
さらなる好ましい実施例では、本発明は、OLEDを接触させる方法であって、
− アノードと、カソードと、発光層を備えた各電極の間の層状構造とを有するOLEDを用意するステップと、
− OLEDの動作のための電圧源を用意するステップと、
− OLEDの各電極に接着剤で被覆されている繊維複合材料を施すステップと、
− 繊維複合材料の層上に、電圧源に接続されている及び/又はそのように接続されることになる各導体トラックを施すことによって接触を行うステップと
を含む方法に関する。驚いたことに、製造された部品の非常に大きい改善が、提案された方法によるOLEDの接触において特に分かっている。回路の高い安定性に加えて、この方法は、特に高出力のOLEDという結果になる。これは、高出力、大きい面積の接触によって特に説明することができ、大きい面積の接触は、接触面積の利用を特に有効にさせ、したがって伝導性を増大させる。
さらなる好ましい実施例では、本発明は、有機太陽電池を接触させる方法であって、
− アノードと、カソードと、吸収層を備えた各電極の間の層状構造とを有する有機太陽電池を用意するステップと、
− 有機太陽電池によって用意された電気エネルギーを利用するための電力コンシューマを用意するステップと、
− 有機太陽電池の電極に接着剤で被覆されている繊維複合材料を施すステップと、
− 繊維複合材料の層上に電力コンシューマに接続されている及び/又はそのように接続されることになる各導体トラックを施すことによって接触を行うステップと
を含む方法に関する。同様にここで、平らな高出力接触は、この接触の高い伝導性のおかげで、改善されたより有効な太陽電池を確実にする。同様に、接触は、特に頑強であり、機械的に頑丈であり、したがって、生産される回路全体が特に信頼することができ、長続きする。この態様は、特に太陽電池の使用において大きな役割を果たす。
しかしながら、導電性ペースト有利な特性と接着剤で被覆された繊維複合材料の有利な特性とを組み合わせることが、接触を行うために最も特に好ましいことである。したがって、この高性能及び効率は、驚いたことに改善され得る。同様に、部品全体の信頼性は高められる。
さらなる好ましい実施例では、本発明は、電極を導体トラックに接触させる方法であって、
− 電極を用意するステップと、
− 電極へ導電性ペーストの層を施すステップと、
− 導電性ペーストへ接着剤で被覆されている繊維複合材料を施すステップと、
− 接着剤で被覆されている繊維複合材料上に導体トラックを施して接触を行うステップと
を含む方法に関する。
互いに接触する電極及び導体トラックからなるそのように生産される回路要素は、導電性ペーストと同じく導電性である接着剤付きの繊維複合材料との組み合わせによる驚くべき相乗効果を有する。これらは2種類ある。まず第1に、電気特性(特に伝導性を意味する)が、個々の要素の特性の合計が示唆するものよりもずっと改善される。第2に、多くの応用にとって理想的である、圧縮力、張力、及び/又は剪断力を受けるときの破壊に対する機械的耐性と、同時の良好な可撓性との組み合わせがもたらされ、それによって要素は、損傷を受けることなく多くの種類の変形を受け得る。同様に、これらの機械的性質は、個々の要素の知られている特性の組み合わせから期待されるものよりもずっと改善される。
さらなる好ましい実施例では、本発明は、OLEDを接触させる方法であって、
− アノードと、カソードと、発光層を備えた各電極の間の層状構造とを有するOLEDを用意するステップと、
− OLEDの動作のための電圧源を用意するステップと、
− OLEDの各電極へ導電性ペーストの層を施すステップと、
− 導電性ペーストの層へ接着剤で被覆されている繊維複合材料を施すステップと、
− 繊維複合材料の層上に、電圧源に接続されている及び/又はそのように接続されることになる各導体トラックを施すことによって接触を行うステップと
を含む方法に関する。OLEDを備えてそのように生産される回路は、特に高い性能である。詳細には、特に導電性の接触にとって増加させられるエネルギー効率がある。発せられる同じ電力について、生成される光についてより大きい出力が実現可能である。また、従来技術と比較して、高い性能に加えて、頑健さ、信頼性、及びメンテナンスからの解放からなるそれ自体の利点を有する接触のさらなる手段が提供される。
さらなる好ましい実施例では、本発明は、有機太陽電池を接触させる方法であって、
− アノードと、カソードと、吸収層を備えた各電極の間の層状構造とを有する有機太陽電池を用意するステップと、
− 有機太陽電池によって用意された電気エネルギーを利用するための電力コンシューマを用意するステップと、
− 有機太陽電池の電極へ導電性ペーストの層を施すステップと、
− 導電性ペーストの層へ接着剤で被覆されている繊維複合材料を施すステップと、
− 繊維複合材料の層上に、電力コンシューマに接続されている及び/又はそのように接続されることになる各導体トラックを施すことによって接触を行うステップと
を含む方法に関する。
他の接触を伴う太陽電池と比較して、誤差は正すことができ、品質が高められる。これは、詳細には、そのように実現される接触の信頼性によって実現される。一方で、そのような接触は、機械的に安定しており、他方で、改善された電気特性によって区別される。伝導性は高められ、日光から生成されるエネルギーの生産がより高くなる。
前述の方法では、言及した順序でステップを実行することが特に好ましい。したがって、この方法の合理化は、特に容易に実現することができ、それによって、時間及び費用を節約する。しかしながら、これらのステップのいくつかが、異なる順序で実行可能であることを当業者は知っている。したがって、例えば、最初は、各導体トラックが、繊維複合材料の層上に施され得る。これについては、例えば、製造誤差を正し、品質を上昇させるために、プロセスの技術的理由が存在し得る。本発明の意味で好ましい方法を実行するために、例えば、この方法を改善するために、前、後、又は中間にこの方法のステップをさらに引き受けることがやはり好ましいものであり得る。
当業者には明らかなように、前述の方法は、本発明による電子部品、又その好ましい実施例をもたらすように使用される得ることが好ましい。したがって、本発明による方法、及び本発明による部品は、電極を各導体トラックに接触させることの新しい種類の概念によって接続される。
さらに、当業者は、電子部品について開示される好ましい実施例及びその利益が、方法に同様に当てはまることも認識するであろう。したがって、例えば、好適な繊維複合材料がニッケル銅(Ni−Cu)及び/又は銀ニッケル銅(Ag−Ni−Cu)であり、好ましくは、これらは導電性接着剤で被覆されていることは、電気部品について開示されている。したがって、接着剤で被覆されたこれらの繊維複合材料を用いること、好ましくは、導電性接着剤テープを特に使用することは、本発明による方法においても同様に好ましいことを当業者は認識するであろう。上記部品についてすでに開示されている利益に加えて、さらなる利益、詳細にはこれらの材料の特に良好な加工性がもたらされ、それによって製造時の時間の節約が実現される。さらに、当業者は、電子部品について開示された銅ペースト、銀ペースト、カーボン・ペースト、及び/又はグラファイト・ペーストなどの好適な導電性ペーストが、方法においても有利な使用であると分かることが同様に認識されよう。このようにこれらのペーストを介しての接触は、特に容易に合理化及び自動化することができるというさらなる利益は、方法においてもたらされる。ペーストは、特に容易に分配することができ、材料の節約、及びそのように接触される部品の審美的外観の改善という結果になる。
本発明の好ましい一実施例では、方法は、導電性ペーストを施すステップが、スクリーン印刷プロセス、ステンシル印刷プロセス、ディスペンサの助けを借りて、及び/又は手動でスペード(spade)の助けを借りて行われることを特徴とする。これらの方法は、導電性ペーストの層を特に正確な寸法で作成することを可能にし、さらに、高い費用対効果があり、実行が容易である。さらに、これらのステップは、存在している任意の敏感な電子部品に対して特に控えられている。また、これらのステップは、合理化及び自動化するのが特に容易である。
本発明のさらなる好ましい実施例では、上記方法は、導電性ペーストを施すステップの後に、サドルの助けを借りて導電性ペーストが平滑にされることを特徴とする。この文脈におけるサドルは、詳細にはその表面によってペーストを平滑にするのに特に適した要素である。このようにして、特に接着する接続は、ペーストがこれらの材料に最適に適合されているので、各導体トラック又は繊維複合材料の層の助けを借りて実現することができる。さらに、肉眼で見ることができるペーストの出っ張りを防ぎ、このようにして接触部品の審美的外観を改善することが可能である。
電気的に伝導性のペーストが室温で乾燥されることがさらに好ましく、それによって熱が必要でないことが有利である。したがって、接触プロセスにおいて、工程を割愛することができる。
本発明のさらなる好ましい実施例では、上記方法は、接着剤で被覆された繊維複合材料を施すステップは、手動位置決めシステムの助けを借りて、及び/又は自動位置決めシステムの助けを借りて行われることを特徴とする。驚いたことに、本方法のこれらの単純なステップは、各電極又は各導体トラックを繊維複合材料及び接着剤で形成された層に接続するのに十分である。好ましくは、特に高い圧力及び/又は温度の範囲は必要とされない。自動位置決めシステムは、特に良好な結果及び大きいロット番号を確実にする。英語では、この実施例は、ピック・アンド・プレースとしても知られている。同様に、本方法のこのステップは、特に容易に合理化及びことによると自動化することができる。
導電性ペーストと接着剤で被覆された繊維複合材料を組み合わせて使用することでは、それがまだ乾燥されていない間に、接着剤で被覆された繊維複合材料が導電性ペーストに施されることがさらに好ましい。このように、ペーストは、接着剤及び繊維複合材料の層に貫入することがき、特にオプトエレクトロニクス部品からの電荷キャリアを注入又は抽出するために、優れた伝導性及び電気的インタフェースを可能にさせる。同様に、このやり方で作製される接続は、特に頑健で信頼することができる。
好ましくは、OLED及び有機太陽電池の用意は、従来技術において知られているOLED又は有機太陽電池を取得し、本方法の前述のステップに従ってそれらを接触させることによって達成することができる。本発明の意味では、好ましくは、接触は、各電極と各導体トラックとの間で安定した電気的に伝導性の接続を媒介することを意味する。したがって、本発明の方法は、接触法と呼ばれることも好ましい。そのような方法は、接触のための第2の経路の開口を構成し、従来技術の改良が達成され得る代替例をもたらす。
OLED及び有機太陽電池を用意することは、知られている生産方法によって行うこともできるが、接触のためのステップは、OLED及び/又は有機太陽電池を生産する方法のステップに従う。接触法のステップが、費用なしで知られている生産方法に従うことができるのは驚きであった。
本発明の好ましい実施例では、方法は、OLED及び/又は有機太陽電池が薄層状構造を有し、これらを用意するステップは湿式化学法及び/又は熱蒸着法によって行われることを特徴とする。これらの方法は、一方では特に信頼でき、及び他方ではとてもよく合理化することができる。スクリーン印刷、スピン・コート、オフセット印刷、及び/又はグラビア印刷を適用することによって層を施すことが特に好ましい。これらの方法は、時間、材料、労力、及び費用の節約をもたらす。インクジェット印刷法の助けを借りて層を施すことが特に最も好ましく、カソード及びアノードは、スプレイ法で施されることが特に好ましい。この方法は、パラメータ設定のわずかな狂いに対して特に頑健であり、従来の方法と比較して高められた品質をもたらす。
この方法では、各電極上に導電性インクを施し、さらに乾燥前に銀で湿らされることが有利である。これは、各電極の伝導性及びそれらの接触性をさらに改善させることができる。
これらの各電極の接触が行われることになる場合、わずかな圧力又は短時間の温度(brief temperature)120℃の使用も、好ましいものであり得る。このように、特に導電性で頑健な接触が実現され得る。
好ましくは、湿式化学法は、有機半導体ポリマーなどの個々の層のための材料が溶液中に存在し、これらの溶液の助けを借りて被覆が行われる生産プロセスであることが理解される。当業者は、それぞれの成分についてのビヒクル(vehicle)としての適切な溶媒に精通している。好ましくは、熱蒸着によって、層のための材料が沸点まで加熱され、このようにして蒸気がそれぞれの基板上に堆積される真空ベースの被覆法が意味される。前述の方法のおかげで、特に均質の純粋な層が、よく定められた広がりで施され得る。さらに、各電極間の層のためのインクジェット印刷法、及び各電極のためのスプレイ法は、特に低い生産費用及び異なる基板上での幅広い応用性によって区別される。これらの方法のおかげで、薄い、経済的で、及び効率の良いOLED又は有機太陽電池が、可撓性状に用意され得る。
本発明の好ましい実施例では、この方法は、各導体トラックを用意するステップは、インクジェット、スクリーン印刷、フレキソ印刷、及びオフセット印刷を含む群から選択される印刷法によって行われることを特徴とする。好ましくは、銀及び/又はグラファイトが、印刷材料として使用される。前述の印刷法の場合、特に薄い、可撓性の、及び費用効果の高い各導体トラックを製造することができる。このようにして、良好な可撓性及び極めてわずかな厚さによって区別される電子回路を実現することができる。OLED及び/又は有機太陽電池とさらに各導体トラックとの両方について印刷法によって生産することができるので、生産プロセスは、かなり簡略化及び合理化されている。
従来の接触法の場合、そのような印刷された各導体トラック及び/又は各電極、特に印刷されたOLED及び/又は有機太陽電池のそれらを接続することは難しい。有利なことに、本発明による方法は、非常に敏感な各導体トラック及び/又はオプトエレクトロニクス部品でも、しっかりした及び安定したやり方で共にガルバニックに結合され得る接触を可能にする。さらに、導電性ペーストを施すことは、電子部品を押し付けるステップと容易に組み合わせることもできる。
以下に、実例の助けを借りてより綿密に本発明を説明するが、これらに限定されない。
OLEDの好適な接触の概略図である。 OLEDの好適な接触の概略図である。
図1a、bは、OLED1.1の好適な接触の概略図を示す。
OLED1.1は、2つの電極(アノード1.5及びカソード1.6)の間に配置された少なくとも1つの光学的に活性なエミッタ層を備えた薄層状構造を有する。OLED1.1を動作状態におくために、電圧源(図示せず)に接続されている各導体トラック1.2にOLED1.1を接触させることが行われる。このために、接着剤1.4で両面が被覆された繊維複合材料1.3が、電極(1.5及び1.6)と各導体トラック1.2との間に置かれる。好ましくは、適切な導電性繊維複合材料1.3は、例えば、Ni−Cu繊維複合材料、又はAg−Ni−Cu繊維複合材料である。これらにより各導体トラック1.2と電極(1.5及び1.6)との間に特に安定し且つ導電性の接点を作製することが可能になる。電荷キャリア注入に好都合である電気的インタフェースの接着及び形成の改善のために、電極(1.5及び1.6)は粗くされる。印刷されたOLED1.1の場合には、この表面改質は、電極(1.5及び1.6)の印刷中に導電性ペースト1.7を施すことによって行うことができる。しかし、好ましくは、配置後に導電性ペースト1.7でOLED1.1を被覆することも可能である。この際、好ましくは、銅ペースト、銀ペースト、及び/又はグラファイト・ペーストが使用され、好ましくはスクリーン印刷法で施される。図1bに示すように、導電性ペースト1.7は、電極(1.5及び1.6)と接着剤1.4で被覆されている繊維複合材料1.3との間にあることが好ましい。繊維複合材料1.3と導体トラック1.2との間のガルバニック接触は、接着剤1.4によって媒介されることが好ましい。
図1bは、各導体トラック1.2に接続されている電極(1.5及び1.6)を有する好適なOLED1.1の断面図を示す。図1aは、各接着剤1.4で被覆されている繊維複合材料1.3の断面図を示す。
図2は、OLED1.1のさらなる好適な接触の概略図を示す。図示の実施例では、オプトエレクトロニクス部品、すなわち、OLED1.1は、上面に、すなわち、好ましくは、基板から離れるように向いている側面に向かって電極(1.5及び1.6)を備えて存在する。この場合には、図示するように、好ましくは、この接触は、各接着剤1.4で被覆されている繊維複合材料1.3、好ましくは導電性接着剤テープによる架け渡しによって実現される。
図2aは、OLED1.1の電極(1.5又は1.6)を導体トラック1.2に各接着剤1.4で被覆されている繊維複合材料1.3を介して接触させることを示しており、導体トラック1.2及び電極(1.5又は1.6)は、導電性ペースト1.7で被覆されている。
図2bは、OLED1.1の電極(1.5又は1.6)を導体トラック1.2に各接着剤1.4で被覆されている繊維複合材料1.3を介して接触させることを示しており、電極(1.5又は1.6)は、導電性ペースト1.7で被覆されているが、導体トラック1.2への接触は、導電性ペースト1.7を施さずに行われる。
図2cは、第1のOLED1.1の電極(1.5又は1.6)を第2のOLED1.1の電極(1.5又は1.6)に各接着剤1.4で被覆されている繊維複合材料1.3を介して接触させることを示す。好ましくは、OLEDの電極(1.5又は1.6)は、導電性ペースト1.7の層をそれぞれ有する。
本発明の説明した実施例の様々な代替が、本発明を実施するために使用されてもよく、本発明による解決策に到達することができることを指摘する。したがって、本発明による電子部品、並びに電極、好ましくはOLED及び/又は有機太陽電池を各導体トラックの接触させる方法は、それらの実施例において前述の好ましい実施例に限定されない。代わりに、示された解決策とは異なり得る多くの異なる実施例が考えられる。権利主張の目的は、本発明の保護範囲を定めることである。特許請求の範囲の保護範囲は、本発明による電子部品及び本発明による接触のための方法、並びにそれらの均等な実施例を含むことを意味する。
1.1 OLED
1.2 導体トラック
1.3 導電性繊維複合材料
1.4 接着剤
1.5 アノード
1.6 カソード
1.7 導電性ペースト

Claims (25)

  1. 少なくとも1つの電極と少なくとも1つの導体トラックとを備える電子部品であって、
    導電性ペーストの層が前記電極上に存在し、前記導電性ペーストの層を介して前記導体トラックへの接触が行われることを特徴とする、電子部品。
  2. アノードと、カソードと、少なくとも1つの発光層を備えた前記電極の間の層状構造とを有する有機発光ダイオード(OLED)を備えると共に、前記OLEDの動作のための電圧源を備え、少なくとも2つの導体トラックが前記電圧源に接続され、一方、前記導電性ペーストの前記層は、前記OLEDの前記電極上に存在し、前記導体トラックへの接触を媒介することを特徴とする、請求項1に記載の電子部品。
  3. アノードと、カソードと、少なくとも1つの光吸収層を備えた前記電極の間の層状構造とを有する有機太陽電池を備えると共に、電力コンシューマを備え、少なくとも2つの導体トラックが前記電力コンシューマに接続され、一方、前記導電性ペーストの前記層は、前記有機太陽電池の前記電極上に存在し、前記導体トラックへの接触を媒介することを特徴とする、請求項1又は2に記載の電子部品。
  4. 前記導電性ペーストは、銅ペースト、銀ペースト、カーボン・ペースト、及び/又はグラファイト・ペーストを含む群から選択されることを特徴とする、請求項1から3までのいずれか一項に記載の電子部品。
  5. 導電性繊維複合材料を含む層は、前記導電性ペーストと前記電極との間に存在することを特徴とする、請求項1から4までのいずれか一項に記載の電子部品。
  6. 前記繊維複合材料は、ニッケル銅(Ni−Cu)及び/又は銀ニッケル銅(Ag−Ni−Cu)を含む群から選択されることを特徴とする、請求項1から5までのいずれか一項に記載の電子部品。
  7. 前記繊維複合材料は、導電性接着剤で被覆されていることを特徴とする、請求項1から6までのいずれか一項に記載の電子部品。
  8. 少なくとも1つの電極と少なくとも1つの導体トラックとを備える電子部品であって、
    前記電極と前記導体トラックとの間の接触は、導電性接着剤で被覆されている導電性繊維複合材料の層の助けを借りて行われることを特徴とする、電子部品。
  9. アノードと、カソードと、少なくとも1つの発光層を備えた前記電極の間の層状構造とを有する有機発光ダイオード(OLED)を備えると共に、前記OLEDの動作のための電圧源を備え、少なくとも2つの導体トラックが前記電圧源に接続され、一方、前記OLEDの前記電極と前記導体トラックとの間の接触は、導電性接着剤で被覆されている導電性繊維複合材料の層の助けを借りて行われることを特徴とする、請求項8に記載の電子部品。
  10. アノードと、カソードと、少なくとも1つの光吸収層を備えた前記電極の間の層状構造とを有する有機太陽電池を備えると共に、電力コンシューマを備え、少なくとも2つの導体トラックが前記電力コンシューマに接続され、一方、前記有機太陽電池の前記電極と前記導体トラックとの間の接触は、導電性接着剤で被覆されている導電性繊維複合材料の層の助けを借りて行われることを特徴とする、請求項8に記載の電子部品。
  11. 少なくとも2つの電極を備える電子部品であって、
    前記2つの電極間の接触は、導電性接着剤で被覆されている導電性繊維複合材料の層の助けを借りて行われることを特徴とする、電子部品。
  12. 電極を導体トラックに接触させる方法であって、
    − 電極を用意するステップと、
    − 前記電極に導電性ペーストの層を施すステップと、
    − 前記導電性ペースト上に、前記導体トラックを施して接触を行うステップと
    を含む方法。
  13. − アノードと、カソードと、発光層を備えた前記電極の間の層状構造とを有するOLEDを用意するステップと、
    − 前記OLEDの動作のための電圧源を用意するステップと、
    − 前記OLEDの前記電極上に、前記導電性ペーストの前記層を施すステップと、
    − 前記導電性ペースト上に、前記電圧源に接続されている及び/又はそのように接続されることになる導体トラックを施すことによって接触を行うステップと
    を含む、OLEDの接触のための請求項12に記載の方法。
  14. − アノードと、カソードと、吸収層を備えた前記電極の間の層状構造とを有する有機太陽電池を用意するステップと、
    − 前記有機太陽電池によって用意された電気エネルギーを利用するための電力コンシューマを用意するステップと、
    − 前記有機太陽電池の前記電極上に、前記導電性ペーストの前記層を施すステップと、
    − 前記導電性ペースト上に、前記電力コンシューマに接続されている及び/又はそのように接続されることになる導体トラックを施すことによって接触を行うステップと
    を含む、有機太陽電池の接触のための請求項12に記載の方法。
  15. 電極を導体トラックに接触させる方法であって、
    − 電極を用意するステップと、
    − 前記電極上に、接着剤で被覆されている繊維複合材料の層を施すステップと、
    − 前記接着剤で被覆されている繊維複合材料上に、前記導体トラックを施して接触を行うステップと
    を含む方法。
  16. − アノードと、カソードと、発光層を備えた前記電極の間の層状構造とを有するOLEDを用意するステップと、
    − 前記OLEDの動作のための電圧源を用意するステップと、
    − 前記OLEDの前記電極上に、接着剤で被覆されている繊維複合材料を施すステップと、
    − 前記繊維複合材料の前記層上に、前記電圧源に接続されている及び/又はそのように接続されることになる導体トラックを施すことによって接触を行うステップと
    を含む、OLEDの接触のための請求項15に記載の方法。
  17. − アノードと、カソードと、吸収層を備えた前記電極の間の層状構造とを有する有機太陽電池を用意するステップと、
    − 前記有機太陽電池によって用意された電気エネルギーを利用するための電力コンシューマを用意するステップと、
    − 前記有機太陽電池の前記電極上に、接着剤で被覆されている繊維複合材料を施すステップと、
    − 前記繊維複合材料の前記層上に、前記電力コンシューマに接続されている及び/又はそのように接続されることになる導体トラックを施すことによって接触を行うステップと
    を含む、有機太陽電池の接触のための請求項15に記載の方法。
  18. 電極を導体トラックに接触させる方法であって、
    − 電極を用意するステップと、
    − 前記電極上に、導電性ペーストの層を施すステップと、
    − 前記導電性ペースト上に、接着剤で被覆されている繊維複合材料を施すステップと、
    − 前記接着剤で被覆されている繊維複合材料上に、前記導体トラックを施して接触を行うステップと
    を含む方法。
  19. − アノードと、カソードと、発光層を備えた前記電極の間の層状構造とを有するOLEDを用意するステップと、
    − 前記OLEDの動作のための電圧源を用意するステップと、
    − 前記OLEDの前記電極上に、前記導電性ペーストの前記層を施すステップと、
    − 前記導電性ペーストの前記層上に、接着剤で被覆されている繊維複合材料を施すステップと、
    − 前記繊維複合材料の層上に、前記電圧源に接続されている及び/又はそのように接続されることになる導体トラックを施すことによって接触を行うステップと
    を含む、OLEDの接触のための請求項18に記載の方法。
  20. − アノードと、カソードと、吸収層を備えた前記電極の間の層状構造とを有する有機太陽電池を用意するステップと、
    − 前記有機太陽電池によって用意された電気エネルギーを利用するための電力コンシューマを用意するステップと、
    − 前記有機太陽電池の前記電極上に、前記導電性ペーストの前記層を施すステップと、
    − 前記導電性ペーストの前記層上に、接着剤で被覆されている繊維複合材料を施すステップと、
    − 前記繊維複合材料の層上に、前記電力コンシューマに接続されている及び/又はそのように接続されることになる導体トラックを施すことによって接触を行うステップと
    を含む、有機太陽電池の接触のための請求項18に記載の方法。
  21. 前記導電性ペーストの前記施すステップは、スクリーン印刷プロセス、ステンシル印刷プロセス、ディスペンサの助けを借りて、及び/又は手動でスペードの助けを借りて行われることを特徴とする、請求項11から20までのいずれかに記載の方法。
  22. 前記導電性ペーストの前記施すステップの後に、サドルの助けを借りて前記導電性ペーストが平滑にされることを特徴とする、請求項11から21までの一項に記載の方法。
  23. 前記接着剤で被覆された繊維複合材料の前記施すステップは、手動位置決めシステムの助けを借りて、及び/又は自動位置決めシステムの助けを借りて行われることを特徴とする、請求項11から22までの一項に記載の方法。
  24. 前記OLED及び/又は前記有機太陽電池は薄層構造を有し、これらの前記用意するステップは、湿式化学法及び/又は熱蒸着法によって行われ、スクリーン印刷、スピン・コート、オフセット印刷、及び/又はグラビア印刷によって前記層を施すことが特に好ましく、インクジェット印刷法の助けを借りて前記層を施すことが最も特に好ましく、前記カソード及び前記アノードは、特に好ましくはスプレイ法で施されることを特徴とする、請求項11から23までの一項に記載の方法。
  25. 前記導体トラックの前記用意するステップは、インクジェット、スクリーン印刷、フレキソ印刷、及びオフセット印刷を含む群から選択される印刷法によって行われることを特徴とする、請求項11から24までの一項に記載の方法。
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