JP2019535576A - 回転防止構造を有するねじインターフェース緩衝器 - Google Patents

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Abstract

緩衝ハウジング(1)、緩衝カプセル(2)、および引張棒(3)を備える回転防止構造を持つねじインターフェース緩衝器が提供され、引張棒(3)は、緩衝カプセル(2)に接続される接続部(4)を備え、引張棒(3)は、接続部(4)を通して緩衝カプセル(2)にねじ結合になっており、引張棒(3)および緩衝カプセル(2)の回転を制限するための第1のレベルの回転防止構造(5)がその上に取り付けられ、引張棒(3)および緩衝ハウジング(1)の回転を制限するための第2のレベルの回転防止構造(6)がそれらの間に取り付けられ、したがって、緩衝器の汎用性および適応性が高められることができ、緩衝器の動作安定性が確保される。【選択図】図1

Description

本発明は、鉄道車両用の緩衝装置に関し、特に緩衝器およびその回転防止構造に関する。
カプラ緩衝装置は、車両の最も基本的で重要な構成部品のうちの1つである。その機能は、鉄道車両を接続し、列車間の長手方向の衝撃を減速し、鉄道車両の乗り心地および安全性を向上させることである。カプラ緩衝装置は、車両間のカプラ継手に取り付けられる。カプラ緩衝装置の長さは、異なる車両の設計パラメータ、線路条件および運転条件に依存する。
鉄道車両カプラ緩衝装置用の緩衝器は、一般に、単一の一体構成部品として設計される。異なる長さのカプラ緩衝装置の設計要件に適合させるために、緩衝器の長さはカプラ緩衝装置の長さに対して変更する必要がある。したがって、同じパラメータを持つ緩衝器が、カプラ緩衝装置の異なる長さを収容するために種々の異なる長さで設計される必要がある。
既存の緩衝構造は、典型的には緩衝カプセルおよび引張棒を含む。一般に、引張棒および緩衝カプセルは、一体化構造として設計され、したがって、引張棒の長さは、同じ緩衝器で固定され、異なる車両で使用されるよう求められる場合は、交換するために新しい緩衝器が必要とされる。
本発明の目的は、緩衝構造が一体化され、同じ緩衝器がカプラ緩衝装置の異なる長さに対して適合しない従来技術の欠点を克服するための汎用のモジュール組合せ緩衝構造を提供することである。
本出願の技術的解決策は、次の通りである。
緩衝ハウジング、緩衝カプセル、および引張棒を含む、回転防止構造を有するねじインターフェース緩衝器が提供される。緩衝カプセルは、緩衝ハウジングの内側に配置される。引張棒は、緩衝カプセルに接続される接続部を含む。引張棒は、接続部によって緩衝カプセルにねじ接続される。引張棒および緩衝カプセルの回転を制限するための第1のレベルの回転防止構造が、引張棒および緩衝カプセルに取り付けられる。
さらに、引張棒と緩衝ハウジングとの相対回転を制限するための第2のレベルの回転防止構造が、引張棒と緩衝ハウジングとの間に取り付けられ、第2のレベルの回転防止構造は、第1のレベルの回転防止構造を覆う。
回転防止構造および緩衝器の組み合わせの分解図である。 回転防止構造および緩衝器の組み合わせの組立図である。 長手方向における図1の断面図である。 本出願のもう1つの実施例の断面図である。 図4の部分拡大図である。
ここで、1:緩衝ハウジング、2:緩衝カプセル(緩衝シリンダ)、3:引張棒、4:接続部、5:第1のレベルの回転防止構造、501:第1の回転防止孔、502:第2の回転防止孔、503:回転防止部品、6:第2のレベルの回転防止構造、601:第1の取付部、602:第2の取付部、603:第1の取付面、604:第2の取付面、605:第1の固定部材、606:第2の固定部材、607:第1の取付孔、608:第2の取付孔、および609:回転防止板、である。
本出願は、特定の実施例と組み合わせて以下に詳細に説明されることになる。次の技術的解決策は、技術的解決策の単純な組み合わせの説明だけではなく、技術的解決策が合理的な組み合わせを通して対応する技術的機能を実行することができるならば、それはまた、本出願の保護範囲内にあることを理解されたい。
緩衝ハウジング、緩衝カプセル、および引張棒を含む、回転防止構造を有するねじインターフェース緩衝器が提供される。緩衝カプセルは、緩衝ハウジングの内側に配置される。引張棒は、緩衝カプセルに接続される接続部を含む。引張棒は、接続部によって緩衝カプセルにねじ接続される。引張棒および緩衝カプセルの回転を制限するための第1のレベルの回転防止構造が、引張棒および緩衝カプセルに取り付けられる。
一実施例として、第1のレベルの回転防止構造は、引張棒と緩衝カプセルとの間の接合点に取り付けられ、引張棒に形成される第1の回転防止孔と緩衝カプセルに形成される第2の回転防止孔とを含み、第1の回転防止孔と第2の回転防止孔とはまとめて回転防止孔と表記される。2つの構成部品の回転防止孔の位置は、互いに整合し、取り付け後に互いに同心となっている。回転防止部品は、2つの構成部品の回転を制限するために回転防止孔に挿入される。
好ましい実施形態として、回転防止部品は、回転防止ねじであり、それに対応して、第1の回転防止孔および第2の回転防止孔の内壁には雌ねじが設けられる。組み立て中に、回転防止ねじは、回転防止孔にねじ込まれる。
別の好ましい実施形態として、回転防止部品は、回転防止ピンである。回転防止孔の直径は、回転防止ピンの外径と合致し、したがって、回転防止ピンは、回転防止孔に直接挿入される。
一実施例として、引張棒と緩衝ハウジングとの間の相対回転を制限するための第2のレベルの回転防止構造が、引張棒と緩衝ハウジングとの間に取り付けられてもよく、第2のレベルの回転防止構造は回転防止板を含む。回転防止板の一端部は、引張棒に接続され、回転防止板の他端部は、緩衝ハウジングに接続される。
好ましくは、回転防止板の取付位置において、すなわち第1の取付面の取付位置において、引張棒の外壁は、回転防止板と合致する第1の取付部を含み、第1の取付部は、平坦で直線状の取付部であり、また、回転防止板の取付位置において、すなわち第2の取付面の取付位置において、緩衝ハウジングの外壁は、回転防止板と合致する第2の取付部を含み、第2の取付部も、平坦で直線状の取付部である。第1の取付部および第2の取付部は、それぞれ、引張棒の外壁および緩衝ハウジングの外壁を機械加工することによって形成される平面であってもよく、または、それぞれ引張棒の外壁および緩衝ハウジングの外壁に溶接される平面であってもよい。
好ましくは、回転防止孔は、回転防止板の、引張棒との接合点に配置され、回転防止板は、回転防止孔を覆う。具体的には、回転防止孔は、第1の取付部に形成され得る。この種の構造により、第2のレベルの回転防止構造によって第1のレベルの回転防止構造を覆う効果が実現され、したがって、回転防止部品は、脱落することを阻まれ、耐脱落性および二重の回転防止効果が達成される。
または、回転防止板の一端部が引張棒の第1の取付部に埋め込まれ、引張棒と密着嵌合される。
一実施例として、雌ねじが接続部に設けられ、雄ねじが緩衝カプセルに設けられ、両者は、雌ねじおよび雄ねじによって互いに合致して接続される。別の実施例として、雄ねじが接続部に設けられ、雌ねじが緩衝カプセルの前端に設けられ、両者は、雌ねじおよび雄ねじによって互いに合致して接続される。
本出願は、次の有益な効果を有する。
(1)本出願においては、既存の緩衝器の引張棒および緩衝カプセルの一体化構造が、改良される。従来技術における引張棒および緩衝カプセルの一体化構造をねじ嵌合方式に改良することによって、組み合わされたモジュールを有する緩衝構造が提供される。
(2)本出願においては、引張棒の構造も改良される。引張棒は、直線状のロッド部と緩衝カプセルに接続される接続部とを含む。異なる緩衝器の引張棒は、直線状のロッド部の長さが異なる。緩衝器が異なる長さを有するカプラ緩衝装置に適用される場合、緩衝器の汎用性および適応性は、引張棒を取り替えることによって向上され得る。さらに、引張棒は緩衝カプセルに螺旋嵌合されるので、交換に便利であり、構造に適応性がある。
(3)緩衝カプセルと引張棒との間、および緩衝ハウジングと引張棒との間の相対回転を回避するために、第1のレベルの回転防止構造および第2のレベルの回転防止構造がそれぞれ設けられ、したがって、緩衝器の動作安定性が確保される。
(4)第1のレベルの回転防止構造の回転防止部品は回転防止ピンまたは回転防止ねじであるので、回転防止部品は、脱落することがあり得る。本出願においては、第2のレベルの回転防止構造の回転防止板は、第1のレベルの回転防止構造を覆うことができ、第1のレベルの回転防止構造の回転防止部品が脱落することが防止され、回転防止機能がさらに実現される。
本出願は、当業者による本出願の理解を向上させるために、添付の図面を参照してさらに説明されることになる。しかしながら、一実施形態の要素、構造、および特徴は、さらに詳述することなく他の実施形態に有益に組み込まれ得ることを理解されたい。
実施形態は、単に本出願の好ましい実施形態について説明されるに過ぎず、本出願の範囲を限定するように意図されているものではない。本出願の主旨から逸脱することなく、様々な修正および改良が本出願の技術的解決策に対して当業者によって行われることができ、本出願の特許請求の範囲によって定義される保護の範囲に属するように意図されている。
本出願の説明において、「第1のレベル」、「第2のレベル」、「第1の」、「第2の」などの用語は、説明する目的でのみ使用されており、相対的な重要度を示しまたは暗示するものしてと解釈されるべきではない。さらに、本出願における参照数字の使用は、本出願を理解するためだけのものであり、対応する技術的解決策を限定するものとして解釈されるべきではない。
実施形態1
図1、図4、および図5に示されるように、緩衝ハウジング1、緩衝カプセル2、および引張棒3を備える、回転防止構造を有するねじインターフェース緩衝器が提供される。引張棒3は、直線状ロッド部と、緩衝カプセルに接続される接続部4とを備える。引張棒3は、接続部4によって緩衝カプセル2にねじ接続されている。例えば、雄ねじが、緩衝カプセル2の外壁に設けられ、接続部4は、緩衝カプセル2の外側を覆い、緩衝カプセル2の外壁の雄ねじと螺合する雌ねじが、接続部4に設けられる。この場合、引張棒3は、緩衝カプセル2にねじ接続されている。あるいは、雌ねじを含む接続構造が、緩衝カプセル2の、引張棒3との接合点に設けられ、それに対応して、緩衝カプセル2の雌ねじと螺合する雄ねじが、引張棒3の接続部4に設けられ、したがって、両者のねじ接続が実現され得る。図5においては、第1の方法が採用され、すなわち、雌ねじが接続部4に設けられ、雄ねじが緩衝カプセル2の一端部に設けられ、したがって、接続部4と緩衝カプセル2とのねじ接続が実現される。この実施形態は、主として第1の接続モードを参照して説明される。第2の接続モードは、構造が類似しており、ここでは説明を繰り返さない。
動作過程中の引張棒3および緩衝カプセル2の相対回転を避けるために、引張棒3および緩衝カプセル2の回転を制限するための第1のレベルの回転防止構造5が、その2つに取り付けられる。
より具体的には、第1のレベルの回転防止構造5は、引張棒3および緩衝カプセル2の接合点に取り付けられ、引張棒の回転防止孔である第1の回転防止孔501と、緩衝カプセルの回転防止孔である第2の回転防止孔502とを備える。具体的には、接続部4が緩衝カプセル2の外側を覆うので、接続部4は、スリーブ状の構造から成り、第1の回転防止孔501は、スリーブ状の接続部4の壁を貫通する。また、第1の回転防止孔501の位置と整合する第2の回転防止孔502が、緩衝カプセル2に設けられ、緩衝カプセルは、接続部4の内側で接続部4と嵌合される。取り付け後、第1の回転防止孔501の位置と第2の回転防止孔502の位置とは、互いに整合し且つ同心になっている。第1の回転防止孔および第2の回転防止孔は、一般に、組み立て後にドリル加工によって形成される。回転防止部品503が、第1の回転防止孔501および第2の回転防止孔502に挿入される。したがって、引張棒3と緩衝カプセル2との嵌合接続が強化され、両者の間の相対回転が回避される。
回転防止部品503は、回転防止ねじであってもよい。それに対応して、回転防止ねじの雄ねじと螺合する雌ねじが、第1の回転防止孔501および第2の回転防止孔502の両方の内壁に設けられる。ねじにねじ込むことによって、引張棒3および緩衝カプセル2が固定される。
また、回転防止ねじの代わりに、回転防止部品503は、回転防止ピンであってもよい。第1の回転防止孔の直径と第2の回転防止孔の直径は共に回転防止ピンの外径と合致し、したがって、引張棒3および緩衝カプセル2の固定は、回転防止ピンが第1の回転防止孔501および第2の回転防止孔502に直接挿入される限り実現される。
回転防止ねじと比較すると、回転防止ピンは、いかなる螺旋嵌合構造も有さず、そのため、脱落の恐れがある。したがって、回転防止ピンの自己安定性は、回転防止ねじの使用と比較すれば低い。引張棒の中心軸が基準として配置される水平面を利用することによって、第1の回転防止孔501および第2の回転防止孔502は、その水平面と平行な平面に配置されるため、回転防止ピンの脱落という隠されたリスクが、ある程度は克服され得る。
実施形態2
実施形態1に基づいて、図1、図2および図3に示されるように、引張棒3と緩衝ハウジング1との間の相対回転の問題をさらに解決するために、回転防止板609を備える、引張棒3および緩衝ハウジング1の相対回転を防止するための第2のレベルの回転防止構造6が、引張棒3と緩衝ハウジング1との間にさらに取り付けられる。回転防止板609の一端部は、引張棒3に接続され、回転防止板609の他端部は、緩衝ハウジング1に接続される。組み立て後、引張棒3の外壁と緩衝ハウジング1の外壁とは同じ水平面内に位置せず、上側位置と下側位置との間で差がある。接続移行構造が、引張棒3側の回転防止板609と緩衝ハウジング1側の回転防止板609との2つの端部の取付位置の間にさらに設けられる。接続移行構造の形状は、限定されない。回転防止板609の2つの端部の間の移行部として、接続移行構造は回転防止板609の2つの端部を接続することができれば十分である。この実施形態においては、接続移行構造は、垂直板状構造である。接続移行構造は、上記の構造に限定されない。接続移行構造の具体的な構造は、取り付け環境や、引張棒3および緩衝ハウジング1に接続される回転防止板609の長さに関係があり得る。
緩衝ハウジング1および引張棒3との、回転防止板609の具体的な取り付け構造は次の通りである。回転防止板609と合致する平坦な直線状の取付部(すなわち第1の取付部601)が、回転防止板の取付位置、すなわち第1の取付面603に対応する位置における、引張棒3の外壁に設けられる。回転防止板609と合致する直線状取付部(すなわち、第2の取付部602)が、回転防止板の取付位置、すなわち第2の取付部602に対応する位置における、緩衝ハウジング1の外壁に設けられる。それに対応して、第1の取付部601および第2の取付部602は両方とも平坦な直線状の取付部であり、それらは、第1の取付面603および第2の取付面604と密着嵌合され、それぞれ、例えば、第1の固定部材605および第2の固定部材606によって取り付けおよび固定するための、図1に示される第1の取付孔607および第2の取付孔608などの、固定部材取付孔が設けられてもよい。第1の取付部601および第2の取付部602は、引張棒の外壁および緩衝ハウジングの外壁を機械加工することによって形成される平面であってもよく、または、引張棒の外壁および緩衝ハウジングの外壁を機械加工することによって形成される平面状の底部を持つ取り付け溝であってもよい。上記の構造により、回転防止板609は、緩衝ハウジング1および引張棒3に対して安定して取り付けられ得る。
さらに、回転防止板609は、第1のレベルの回転防止構造5の固定に役立つことができる。第1のレベルの回転防止構造5は、回転防止板609の、引張棒3との接合点に設けられ、回転防止板609は、第1のレベルの回転防止構造5を覆う。より具体的には、第1のレベルの回転防止構造5は、引張棒3の第1の取付部601に配置され、すなわち、回転防止ナットまたは回転防止ピンは、回転防止板609によって食い止められる。回転防止部品501として回転防止ピンが用いられる場合、回転防止ピンの脱落は、この構造によって効果的に回避され得る。
本発明は、鉄道車両用の緩衝装置に関し、特に緩衝器およびその回転防止構造に関する。
カプラ緩衝装置は、車両の最も基本的で重要な構成部品のうちの1つである。その機能は、鉄道車両を接続し、列車間の長手方向の衝撃を減速し、鉄道車両の乗り心地および安全性を向上させることである。カプラ緩衝装置は、車両間のカプラ継手に取り付けられる。カプラ緩衝装置の長さは、異なる車両の設計パラメータ、線路条件および運転条件に依存する。
鉄道車両カプラ緩衝装置用の緩衝器は、一般に、単一の一体構成部品として設計される。異なる長さのカプラ緩衝装置の設計要件に適合させるために、緩衝器の長さはカプラ緩衝装置の長さに対して変更する必要がある。したがって、同じパラメータを持つ緩衝器が、カプラ緩衝装置の異なる長さを収容するために種々の異なる長さで設計される必要がある。
既存の緩衝構造は、典型的には緩衝カプセルおよび引張棒を含む。一般に、引張棒および緩衝カプセルは、一体化構造として設計され、したがって、引張棒の長さは、同じ緩衝器で固定され、異なる車両で使用されるよう求められる場合は、交換するために新しい緩衝器が必要とされる。
CN201376575Yの中国特許は、磁気浮上式列車のヘッドカプラ緩衝装置を提供し、そのカプラ緩衝装置には、ロックボルトおよび取付座に設けられた貫通孔であるロック装置と、緩衝システム引張環のねじ孔セットとが設けられており、ロックボルトは貫通孔を通ってねじ孔に固定され、ナットによって取付座に固定される。
本発明の目的は、緩衝構造が一体化され、同じ緩衝器がカプラ緩衝装置の異なる長さに対して適合しない従来技術の欠点を克服するための汎用のモジュール組合せ緩衝構造を提供することである。
本出願の技術的解決策は、次の通りである。
緩衝ハウジング、緩衝カプセル、および引張棒を含む、回転防止構造を有するねじインターフェース緩衝器が提供される。緩衝カプセルは、緩衝ハウジングの内側に配置される。引張棒は、緩衝カプセルに接続される接続部を含む。引張棒は、接続部によって緩衝カプセルにねじ接続される。引張棒および緩衝カプセルの回転を制限するための第1のレベルの回転防止構造が、引張棒および緩衝カプセルに取り付けられる。
さらに、引張棒と緩衝ハウジングとの相対回転を制限するための第2のレベルの回転防止構造が、引張棒と緩衝ハウジングとの間に取り付けられ、第2のレベルの回転防止構造は、第1のレベルの回転防止構造を覆う。
回転防止構造および緩衝器の組み合わせの分解図である。 回転防止構造および緩衝器の組み合わせの組立図である。 長手方向における図1の断面図である。 本出願のもう1つの実施例の断面図である。 図4の部分拡大図である。
ここで、1:緩衝ハウジング、2:緩衝カプセル(緩衝シリンダ)、3:引張棒、4:接続部、5:第1のレベルの回転防止構造、501:第1の回転防止孔、502:第2の回転防止孔、503:回転防止部品、6:第2のレベルの回転防止構造、601:第1の取付部、602:第2の取付部、603:第1の取付面、604:第2の取付面、605:第1の固定部材、606:第2の固定部材、607:第1の取付孔、608:第2の取付孔、および609:回転防止板、である。
本出願は、特定の実施例と組み合わせて以下に詳細に説明されることになる。次の技術的解決策は、技術的解決策の単純な組み合わせの説明だけではなく、技術的解決策が合理的な組み合わせを通して対応する技術的機能を実行することができるならば、それはまた、本出願の保護範囲内にあることを理解されたい。
緩衝ハウジング、緩衝カプセル、および引張棒を含む、回転防止構造を有するねじインターフェース緩衝器が提供される。緩衝カプセルは、緩衝ハウジングの内側に配置される。引張棒は、緩衝カプセルに接続される接続部を含む。引張棒は、接続部によって緩衝カプセルにねじ接続される。引張棒および緩衝カプセルの回転を制限するための第1のレベルの回転防止構造が、引張棒および緩衝カプセルに取り付けられる。
一実施例として、第1のレベルの回転防止構造は、引張棒と緩衝カプセルとの間の接合点に取り付けられ、引張棒に形成される第1の回転防止孔と緩衝カプセルに形成される第2の回転防止孔とを含み、第1の回転防止孔と第2の回転防止孔とはまとめて回転防止孔と表記される。2つの構成部品の回転防止孔の位置は、互いに整合し、取り付け後に互いに同心となっている。回転防止部品は、2つの構成部品の回転を制限するために回転防止孔に挿入される。
好ましい実施形態として、回転防止部品は、回転防止ねじであり、それに対応して、第1の回転防止孔および第2の回転防止孔の内壁には雌ねじが設けられる。組み立て中に、回転防止ねじは、回転防止孔にねじ込まれる。
別の好ましい実施形態として、回転防止部品は、回転防止ピンである。回転防止孔の直径は、回転防止ピンの外径と合致し、したがって、回転防止ピンは、回転防止孔に直接挿入される。
一実施例として、引張棒と緩衝ハウジングとの間の相対回転を制限するための第2のレベルの回転防止構造が、引張棒と緩衝ハウジングとの間に取り付けられてもよく、第2のレベルの回転防止構造は回転防止板を含む。回転防止板の一端部は、引張棒に接続され、回転防止板の他端部は、緩衝ハウジングに接続される。
好ましくは、回転防止板の取付位置において、すなわち第1の取付面の取付位置において、引張棒の外壁は、回転防止板と合致する第1の取付部を含み、第1の取付部は、平坦で直線状の取付部であり、また、回転防止板の取付位置において、すなわち第2の取付面の取付位置において、緩衝ハウジングの外壁は、回転防止板と合致する第2の取付部を含み、第2の取付部も、平坦で直線状の取付部である。第1の取付部および第2の取付部は、それぞれ、引張棒の外壁および緩衝ハウジングの外壁を機械加工することによって形成される平面であってもよく、または、それぞれ引張棒の外壁および緩衝ハウジングの外壁に溶接される平面であってもよい。
好ましくは、回転防止孔は、回転防止板の、引張棒との接合点に配置され、回転防止板は、回転防止孔を覆う。具体的には、回転防止孔は、第1の取付部に形成され得る。この種の構造により、第2のレベルの回転防止構造によって第1のレベルの回転防止構造を覆う効果が実現され、したがって、回転防止部品は、脱落することを阻まれ、耐脱落性および二重の回転防止効果が達成される。
または、回転防止板の一端部が引張棒の第1の取付部に埋め込まれ、引張棒と密着嵌合される。
一実施例として、雌ねじが接続部に設けられ、雄ねじが緩衝カプセルに設けられ、両者は、雌ねじおよび雄ねじによって互いに合致して接続される。別の実施例として、雄ねじが接続部に設けられ、雌ねじが緩衝カプセルの前端に設けられ、両者は、雌ねじおよび雄ねじによって互いに合致して接続される。
好ましい実施例として、第2の取付面は回転防止板とは独立しており(別部材から成り)、且つ第2の取付部に接続され、回転防止板の一端部は第1の取付部に取り付けられ、回転防止板の他端部は第2の取付面と第2の取付部との間に配置される。
本出願は、次の有益な効果を有する。
(1)本出願においては、既存の緩衝器の引張棒および緩衝カプセルの一体化構造が、改良される。従来技術における引張棒および緩衝カプセルの一体化構造をねじ嵌合方式に改良することによって、組み合わされたモジュールを有する緩衝構造が提供される。
(2)本出願においては、引張棒の構造も改良される。引張棒は、直線状のロッド部と緩衝カプセルに接続される接続部とを含む。異なる緩衝器の引張棒は、直線状のロッド部の長さが異なる。緩衝器が異なる長さを有するカプラ緩衝装置に適用される場合、緩衝器の汎用性および適応性は、引張棒を取り替えることによって向上され得る。さらに、引張棒は緩衝カプセルに螺旋嵌合されるので、交換に便利であり、構造に適応性がある。
(3)緩衝カプセルと引張棒との間、および緩衝ハウジングと引張棒との間の相対回転を回避するために、第1のレベルの回転防止構造および第2のレベルの回転防止構造がそれぞれ設けられ、したがって、緩衝器の動作安定性が確保される。
(4)第1のレベルの回転防止構造の回転防止部品は回転防止ピンまたは回転防止ねじであるので、回転防止部品は、脱落することがあり得る。本出願においては、第2のレベルの回転防止構造の回転防止板は、第1のレベルの回転防止構造を覆うことができ、第1のレベルの回転防止構造の回転防止部品が脱落することが防止され、回転防止機能がさらに実現される。
本出願は、当業者による本出願の理解を向上させるために、添付の図面を参照してさらに説明されることになる。しかしながら、一実施形態の要素、構造、および特徴は、さらに詳述することなく他の実施形態に有益に組み込まれ得ることを理解されたい。
実施形態は、単に本出願の好ましい実施形態について説明されるに過ぎず、本出願の範囲を限定するように意図されているものではない。本出願の主旨から逸脱することなく、様々な修正および改良が本出願の技術的解決策に対して当業者によって行われることができ、本出願の特許請求の範囲によって定義される保護の範囲に属するように意図されている。
本出願の説明において、「第1のレベル」、「第2のレベル」、「第1の」、「第2の」などの用語は、説明する目的でのみ使用されており、相対的な重要度を示しまたは暗示するものしてと解釈されるべきではない。さらに、本出願における参照数字の使用は、本出願を理解するためだけのものであり、対応する技術的解決策を限定するものとして解釈されるべきではない。
実施形態1
図1、図4、および図5に示されるように、緩衝ハウジング1、緩衝カプセル2、および引張棒3を備える、回転防止構造を有するねじインターフェース緩衝器が提供される。引張棒3は、直線状ロッド部と、緩衝カプセルに接続される接続部4とを備える。引張棒3は、接続部4によって緩衝カプセル2にねじ接続されている。例えば、雄ねじが、緩衝カプセル2の外壁に設けられ、接続部4は、緩衝カプセル2の外側を覆い、緩衝カプセル2の外壁の雄ねじと螺合する雌ねじが、接続部4に設けられる。この場合、引張棒3は、緩衝カプセル2にねじ接続されている。あるいは、雌ねじを含む接続構造が、緩衝カプセル2の、引張棒3との接合点に設けられ、それに対応して、緩衝カプセル2の雌ねじと螺合する雄ねじが、引張棒3の接続部4に設けられ、したがって、両者のねじ接続が実現され得る。図5においては、第1の方法が採用され、すなわち、雌ねじが接続部4に設けられ、雄ねじが緩衝カプセル2の一端部に設けられ、したがって、接続部4と緩衝カプセル2とのねじ接続が実現される。この実施形態は、主として第1の接続モードを参照して説明される。第2の接続モードは、構造が類似しており、ここでは説明を繰り返さない。
動作過程中の引張棒3および緩衝カプセル2の相対回転を避けるために、引張棒3および緩衝カプセル2の回転を制限するための第1のレベルの回転防止構造5が、その2つに取り付けられる。
より具体的には、第1のレベルの回転防止構造5は、引張棒3および緩衝カプセル2の接合点に取り付けられ、引張棒の回転防止孔である第1の回転防止孔501と、緩衝カプセルの回転防止孔である第2の回転防止孔502とを備える。具体的には、接続部4が緩衝カプセル2の外側を覆うので、接続部4は、スリーブ状の構造から成り、第1の回転防止孔501は、スリーブ状の接続部4の壁を貫通する。また、第1の回転防止孔501の位置と整合する第2の回転防止孔502が、緩衝カプセル2に設けられ、緩衝カプセルは、接続部4の内側で接続部4と嵌合される。取り付け後、第1の回転防止孔501の位置と第2の回転防止孔502の位置とは、互いに整合し且つ同心になっている。第1の回転防止孔および第2の回転防止孔は、一般に、組み立て後にドリル加工によって形成される。回転防止部品503が、第1の回転防止孔501および第2の回転防止孔502に挿入される。したがって、引張棒3と緩衝カプセル2との嵌合接続が強化され、両者の間の相対回転が回避される。
回転防止部品503は、回転防止ねじであってもよい。それに対応して、回転防止ねじの雄ねじと螺合する雌ねじが、第1の回転防止孔501および第2の回転防止孔502の両方の内壁に設けられる。ねじにねじ込むことによって、引張棒3および緩衝カプセル2が固定される。
また、回転防止ねじの代わりに、回転防止部品503は、回転防止ピンであってもよい。第1の回転防止孔の直径と第2の回転防止孔の直径は共に回転防止ピンの外径と合致し、したがって、引張棒3および緩衝カプセル2の固定は、回転防止ピンが第1の回転防止孔501および第2の回転防止孔502に直接挿入される限り実現される。
回転防止ねじと比較すると、回転防止ピンは、いかなる螺旋嵌合構造も有さず、そのため、脱落の恐れがある。したがって、回転防止ピンの自己安定性は、回転防止ねじの使用と比較すれば低い。引張棒の中心軸が基準として配置される水平面を利用することによって、第1の回転防止孔501および第2の回転防止孔502は、その水平面と平行な平面に配置されるため、回転防止ピンの脱落という隠されたリスクが、ある程度は克服され得る。
実施形態2
実施形態1に基づいて、図1、図2および図3に示されるように、引張棒3と緩衝ハウジング1との間の相対回転の問題をさらに解決するために、回転防止板609を備える、引張棒3および緩衝ハウジング1の相対回転を防止するための第2のレベルの回転防止構造6が、引張棒3と緩衝ハウジング1との間にさらに取り付けられる。回転防止板609の一端部は、引張棒3に接続され、回転防止板609の他端部は、緩衝ハウジング1に接続される。組み立て後、引張棒3の外壁と緩衝ハウジング1の外壁とは同じ水平面内に位置せず、上側位置と下側位置との間で差がある。接続移行構造が、引張棒3側の回転防止板609と緩衝ハウジング1側の回転防止板609との2つの端部の取付位置の間にさらに設けられる。接続移行構造の形状は、限定されない。回転防止板609の2つの端部の間の移行部として、接続移行構造は回転防止板609の2つの端部を接続することができれば十分である。この実施形態においては、接続移行構造は、垂直板状構造である。接続移行構造は、上記の構造に限定されない。接続移行構造の具体的な構造は、取り付け環境や、引張棒3および緩衝ハウジング1に接続される回転防止板609の長さに関係があり得る。
緩衝ハウジング1および引張棒3との、回転防止板609の具体的な取り付け構造は次の通りである。回転防止板609と合致する平坦な直線状の取付部(すなわち第1の取付部601)が、回転防止板の取付位置、すなわち第1の取付面603に対応する位置における、引張棒3の外壁に設けられる。回転防止板609と合致する直線状取付部(すなわち、第2の取付部602)が、回転防止板の取付位置、すなわち第2の取付部602に対応する位置における、緩衝ハウジング1の外壁に設けられる。それに対応して、第1の取付部601および第2の取付部602は両方とも平坦な直線状の取付部であり、それらは、第1の取付面603および第2の取付面604と密着勘合され、それぞれ、例えば、第1の固定部材605および第2の固定部材606によって取り付けおよび固定するための、図1に示される第1の取付孔607および第2の取付孔608などの、固定部材取付孔が設けられてもよい。第1の取付部601および第2の取付部602は、引張棒の外壁および緩衝ハウジングの外壁を機械加工することによって形成される平面であってもよく、または、引張棒の外壁および緩衝ハウジングの外壁を機械加工することによって形成される平面状の底部を持つ取り付け溝であってもよい。上記の構造により、回転防止板609は、緩衝ハウジング1および引張棒3に対して安定して取り付けられ得る。
図1から3に示すように、第1の取付面603は回転防止板609の一端部であり得、第2の取付面604は回転防止板609とは独立した構造であり、且つ回転防止板609の他端部の上に配置される。つまり、取り付け後、回転防止板609の他端部は、第2の取付面604と第2の取付部602との間に配置される。
さらに、回転防止板609は、第1のレベルの回転防止構造5の固定に役立つことができる。第1のレベルの回転防止構造5は、回転防止板609の、引張棒3との接合点に設けられ、回転防止板609は、第1のレベルの回転防止構造5を覆う。より具体的には、第1のレベルの回転防止構造5は、引張棒3の第1の取付部601に配置され、すなわち、回転防止ナットまたは回転防止ピンは、回転防止板609によって食い止められる。回転防止部品501として回転防止ピンが用いられる場合、回転防止ピンの脱落は、この構造によって効果的に回避され得る。

Claims (8)

  1. 緩衝ハウジング(1)、緩衝カプセル(2)、および引張棒(3)を備える、回転防止構造を有するねじインターフェース緩衝器であって、
    前記引張棒(3)は、前記緩衝カプセル(2)に接続される接続部(4)を備え、
    前記引張棒(3)は、前記接続部(4)によって前記緩衝カプセル(2)にねじ接続されており、
    前記引張棒(3)および前記緩衝カプセル(2)の回転を制限するための第1のレベルの回転防止構造が、前記引張棒(3)および前記緩衝カプセル(2)に取り付けられる、
    ねじインターフェース緩衝器。
  2. 前記第1のレベルの回転防止構造(5)は、前記引張棒(3)と前記緩衝カプセル(2)との間の接合点に取り付けられ、前記引張棒に形成される第1の回転防止孔(501)と前記緩衝カプセルに形成される第2の回転防止孔(502)とを備え、前記第1の回転防止孔(501)および前記第2の回転防止孔(502)はまとめて回転防止孔と表記され、前記第1の回転防止孔の位置および前記第2の回転防止孔の位置は、互いに整合し、取り付けられた後に互いに同心となっており、回転防止部品(503)が、前記回転防止孔(501、502)に挿入される、
    請求項1に記載のねじインターフェース緩衝器。
  3. 前記回転防止部品(503)は、ねじであり、それに対応して、前記第1の回転防止孔(501)の内壁および第2の回転防止孔(502)の内壁には、それぞれ、前記ねじの雄ねじと螺合する雌ねじが設けられている、
    請求項2に記載のねじインターフェース緩衝器。
  4. 前記回転防止部品(503)は、回転防止ピンである、
    請求項2に記載のねじインターフェース緩衝器。
  5. 前記引張棒(3)と前記緩衝ハウジング(1)との相対回転を制限するための第2のレベルの回転防止構造(6)が、前記引張棒(3)と前記緩衝ハウジング(1)との間に取り付けられ、前記第2のレベルの回転防止構造(6)は回転防止板(609)を備えており、前記回転防止板の一端部は、前記引張棒(3)に接続され、前記回転防止板の他端部は、前記緩衝ハウジング(1)に接続される、
    請求項1から4のいずれか一項に記載のねじインターフェース緩衝器。
  6. 前記回転防止板の取付位置において、前記引張棒の外壁は、前記回転防止板(609)と合致する、平坦で直線状の取付部、すなわち第1の取付部(601)を備え、前記回転防止板の取付位置において、前記緩衝ハウジングの外壁は、前記回転防止板(609)と合致する、平坦で直線状の取付部、すなわち第2の取付部(602)を備える、
    請求項5に記載のねじインターフェース緩衝器。
  7. 前記回転防止孔(501、502)は、前記回転防止板(609)の、前記引張棒(3)との接合点に配置され、前記回転防止板(609)は、前記回転防止孔(501、502)を覆う、
    請求項5または6に記載のねじインターフェース緩衝器。
  8. 前記回転防止板(609)の一端部は、前記第1の取付部(601)に埋め込まれ、前記引張棒(3)と密着嵌合される、
    請求項6に記載のねじインターフェース緩衝器。
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