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  1. (a)治療薬剤または治療薬剤の組み合わせ;
    (b)透過促進剤または透過促進剤の組み合わせ、ここで透過促進剤または透過促進剤の組み合わせが、バリアを通過する治療薬剤または治療薬剤の組み合わせのフラックスを増大させる;および
    (c)マトリックス形成剤またはマトリックス形成剤の組み合わせ、ここでマトリックス形成剤またはマトリックス形成剤の組み合わせはポリマーを含む;
    を含む組成物であって、組成物が、ゾル−ゲル転移温度よりも上の温度においてゲルを形成し;
    ゾル−ゲル転移温度が約39℃未満であり;
    条件(i)、(ii)、および(iii)の少なくとも1つが満たされ:
    (i)組成物のゾル−ゲル転移温度が、参照組成物のゾル−ゲル転移温度プラス約23℃または39℃のどちらか大きい方よりも低い;
    (ii)組成物の貯蔵弾性率が、約37℃の温度において参照組成物の貯蔵弾性率の約13.5%よりも大きいかまたは約500Paよりも大きい、のどちらか小さい方である;
    (iii)組成物の損失弾性率が、約37℃の温度において参照組成物の損失弾性率の約12%〜約750%である;
    参照組成物が、透過促進剤または透過促進剤の組み合わせの非存在下の組成物であり;
    透過促進剤または透過促進剤の組み合わせが、体積あたりの重量組成により組成物の約0.1%〜30%を構成し;
    ポリマーが、ポロキサマーを含むブロックコポリマーであり;
    ポロキサマーが、体積あたりの重量組成により組成物の約19%〜45%を構成する、
    前記組成物。
  2. (a)治療薬剤または治療薬剤の組み合わせ;
    (b)透過促進剤または透過促進剤の組み合わせ、ここで透過促進剤または透過促進剤の組み合わせが、バリアを通過する治療薬剤または治療薬剤の組み合わせのフラックスを増大させる;および
    (c)マトリックス形成剤またはマトリックス形成剤の組み合わせ、ここでマトリックス形成剤またはマトリックス形成剤の組み合わせはポリマーを含む;
    を含む組成物であって、
    組成物が、ゾル−ゲル転移温度よりも上の温度においてゲルを形成し;
    ゾル−ゲル転移温度が約39℃未満であり;
    条件(i)、(ii)、および(iii)の少なくとも1つが満たされ:
    (i)組成物のゾル−ゲル転移温度が、参照組成物のゾル−ゲル転移温度プラス約23℃または39℃のどちらか大きい方よりも低い;
    (ii)組成物の貯蔵弾性率が、約37℃の温度において参照組成物の貯蔵弾性率の約15%よりも大きいかまたは約500Paよりも大きい、のどちらか小さい方である;
    (iii)組成物の損失弾性率が、約37℃の温度において参照組成物の損失弾性率の約15%〜約750%である;
    参照組成物が、透過促進剤または透過促進剤の組み合わせの非存在下の組成物であり;
    透過促進剤または透過促進剤の組み合わせが、体積あたりの重量組成により組成物の約1%〜30%を構成し;
    ポリマーが、ポロキサマーを含むブロックコポリマーであり;
    ポロキサマーが、体積あたりの重量組成により組成物の約19%〜45%を構成する、
    請求項1に記載の組成物。
  3. 条件(i)および(ii);(i)および(iii);または(ii)および(iii)が満たされる、あるいは、条件(i)、(ii)、および(iii)のそれぞれが満たされる、請求項1または2に記載の組成物。
  4. 貯蔵弾性率が、約37℃の温度において参照組成物の貯蔵弾性率の約13.5%、約20%、約30%、約40%、約50%、約60%、約70%、約80%、約90%、または約100%よりも大きい、請求項1〜3のいずれか一項に記載の組成物。
  5. ゾル−ゲル転移温度が参照組成物のゾル−ゲル転移温度未満である、任意に、ゾル−ゲル転移温度が約10℃よりも上である、ゾル−ゲル転移温度が約20℃よりも上である、ゾル−ゲル転移温度が約30℃よりも上である、ゾル−ゲル転移温度が約35℃よりも上である、または、ゾル−ゲル転移温度が約37℃よりも上または約39℃よりも上である、請求項1〜4のいずれか一項に記載の組成物。
  6. 組成物が、体積あたりの透過促進剤の重量組成によって、約0.1%、0.2%、0.3%、0.4%、0.5%、0.6%、0.7%、0.8%、0.9%、1%、2%、3%、4%、5%、6%、7%、8%、10%、15%、20%、25%、または30%の透過促進剤を含む、請求項1〜5のいずれか一項に記載の組成物。
  7. 組成物が、体積あたりのポロキサマーの重量組成によって約22%〜約35%のポロキサマー、約22%〜約27%のポロキサマー、または約25%のポロキサマーを含む、請求項1〜6のいずれか一項に記載の組成物。
  8. ポロキサマーがP407またはP331である、請求項1〜7のいずれか一項に記載の組成物。
  9. 透過促進剤が界面活性剤、テルペン、アミノアミド、アミノエステル、アジド含有化合物、アルコール、ピロリドン、スルホキシド、脂肪酸、ペプチド、または麻酔薬である、請求項1〜8のいずれか一項に記載の組成物。
  10. 透過促進剤がドデシル硫酸ナトリウム、デシルメチルスルホキシド、ノノキシノール−9、ピロリドンカルボン酸ナトリウム、ラウリル硫酸アンモニウム、ラウリル硫酸ナトリウム、臭化セチルトリメチルアンモニウム、塩化セチルピリジニウム、塩化ベンゼトニウム、コカミドプロピルベタイン、セチルアルコール、オレイルアルコール、オクチルグルコシド、デシルマルトシド、オクチル硫酸ナトリウム、デシル硫酸ナトリウム、テトラデシル硫酸ナトリウム、ヘプタデシル硫酸ナトリウム、エイコシル硫酸ナトリウム、硫酸ニコチン、タウロコール硫酸ナトリウム、ジメチルスルホキシド、トリデシルリン酸ナトリウム;デシルジメチルアンモニオプロパンスルホネート、オレイルケムベタイン(chembetaine oleyl)、ミリスチルジメチルアンモニオプロパンスルホネート;ベンジルピリジニウムクロリド、ドデシルピリジニウムクロリド、塩化セチルピリジニウム、ベンジルジメチルドデシルアンモニウムクロリド、ベンジルジメチルドデシルアンモニウムクロリド、ベンジルジメチルミリスチルアンモニウムクロリド、ベンジルジメチルステアリルアンモニウムクロリド、臭化オクチルトリメチルアンモニウム、ドデシルトリメチルアンモニウムブロミド、ポリソルベート20、ポリソルベート40、ポリソルベート60、またはポリソルベート80、リモネン、シメン、ピネン、カンファー、メントール、コムホン、フェランドレン(phellandrine)、サビネン、テルピネン、ボルネオール、シネオール、ゲラニオール、リナロール、ピペリトン(pipertone)、テルピネオール、オイゲノール、酢酸オイゲノール、サフロール、安息香酸ベンジル、フムレン、ベータ−カリオフィレン、ユーカリトール(eucakytol)、ヘキサン酸、オクタン酸、デカン酸、ウンデカン酸、ドデカン酸、トリデカン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、ステアリン酸、オレイン酸、リノール酸、リノレン酸、コール酸;ウンデカン酸エチル、ラウリン酸メチル、ミリスチン酸メチル、ミリスチン酸イソプロピル、パルミチン酸イソプロピル、パルミチン酸パルミチル、セバシン酸ジエチル、モノラウリン酸グリセリル、モノオレイン酸グリセリル、またはピペラジンカルボン酸エチル、ラウリン酸メチル、ミリスチン酸イソプロピル、ラウロイルサルコシン酸ナトリウム、ソルビタンモノオレエート、オクトキシノール−9、セバシン酸ジエチル、ポリアクリル酸ナトリウム(2500000MW)、またはオクチルドデカノール、ピロリドン;ジメチルスルホキシド;長鎖ジアルキルスルホキシド;脂肪酸;またはアゾン様化合物であり、ここで任意にアゾン様化合物は1−ベンジル−4−(2−((1,1−ビフェニル)−4−イルオキシ)エチル)ピペラジンである、請求項1〜9のいずれか1項に記載の組成物。
  11. 透過促進剤が:
    麻酔透過促進剤と;
    界面活性剤およびテルペン透過促進剤と、
    を包含し、
    ここで麻酔透過促進剤が、界面活性剤およびテルペン透過促進剤によるバリアを通過する治療薬剤のフラックスの促進を増強し、
    ここで任意に、麻酔透過促進剤がブピバカインであり;
    界面活性剤透過促進剤がドデシル硫酸ナトリウムであり;および
    テルペン透過促進剤がリモネンであり;
    ここでブピバカインが、ドデシル硫酸ナトリウムおよびリモネンによるバリアを通過する治療薬剤のフラックスの促進を増強する、
    請求項1〜9のいずれか一項に記載の組成物。
  12. 透過促進剤がドデシル硫酸ナトリウム、リモネン、またはそれら組み合わせ、またはドデシル硫酸ナトリウムおよびリモネンの組み合わせであり、任意に、組成物が、体積あたりの透過促進剤の重量組成によって約2%ドデシル硫酸ナトリウムおよび2%リモネンを含む、請求項1〜11のいずれか一項に記載の組成物。
  13. 治療薬剤が抗微生物薬剤、抗生物質薬剤、麻酔薬、抗炎症剤、鎮痛剤、抗線維化剤、抗硬化症薬剤、抗凝固剤、または診断薬;シプロフロキサシン、アモキシシリン、アジスロマイシン、セフロキシム、セフトリアキソン、トリメトプリム、レボフロキサシンからなる群から選択される抗生物質薬剤;ブピバカイン(bupivicaine)、テトラカイン、プロカイン、プロパラカイン、プロポキシカイン、ジメトカイン、シクロメチカイン、クロロプロカイン、ベンゾカイン、リドカイン、プリロカイン、レボブピバカイン(levobupivicaine)、ロピバカイン、ジブカイン、アルチカイン、カルチカイン、エチドカイン、メピバカイン、ピペロカイン、およびトリメカインからなる群から選択される麻酔薬;アセチルサリチル酸、アモキシプリン、ベノリラート、サリチル酸コリンマグネシウム、ジフルニサル、エテンザミド、ファイスラミン(faislamine)、サリチル酸メチル、サリチル酸マグネシウム、サリチルサリチル酸、サリチルアミド、ジクロフェナク、アセクロフェナク、アセメタシン、アルクロフェナク、ブロムフェナク、エトドラク、インドメタシン、ナブメトン、オキサメタシン、プログルメタシン、スリンダク、トルメティン、イブプロフェン、アルミノプロフェン、ベノキサプロフェン、カルプロフェン、デキシブプロフェン、デクスケトプロフェン、フェンブフェン、フェノプロフェン、フルノキサプロフェン、フルルビプロフェン、イブプロキサム、インドプロフェン、ケトプロフェン、ケトロラク、ロキソプロフェン、ナプロキセン、オキサプロジン、ピルプロフェン、スプロフェン、チアプロフェン酸、メフェナム酸、フルフェナム酸、メクロフェナム酸、トルフェナム酸、フェニルブタゾン、アンピロン、アザプロパゾン、クロフェゾン、ケブゾン、メタミゾール、モフェブタゾン、オキシフェンブタゾン、フェナゾン、フェニルブタゾン、スルフィンピラゾン、ピロキシカム、ドロキシカム、ロルノキシカム、メロキシカム、テノキシカム、ヒドロコルチゾン、コルチゾン酢酸エステル、プレドニゾン、プレドニゾロン、メチルプレドニゾロン、デキサメタゾン、ベタメタゾン、トリアムシノロン、ベクロメタゾン、フルドロコルチゾン酢酸エステル、デオキシコルチコステロン酢酸エステル、およびアルドステロンからなる群から選択される抗炎症剤;または抗ウイルス剤または抗真菌剤である、請求項1〜12のいずれか一項に記載の組成物。
  14. さらに追加の治療薬剤を含み;ここで任意に、追加の治療薬剤がステロイド、麻酔薬、抗炎症剤、またはβ−ラクタマーゼ阻害剤;ブピバカインまたはデキサメタゾンである、請求項1〜13のいずれか一項に記載の組成物。
  15. 組成物が約0℃〜約39℃のゾル−ゲル転移温度においてゲルを形成する、請求項1〜14のいずれか一項に記載の組成物。
  16. (a)治療薬剤または治療薬剤の組み合わせ;
    (b)透過促進剤または透過促進剤の組み合わせ、ここで透過促進剤または透過促進剤の組み合わせが、バリアを通過する治療薬剤または治療薬剤の組み合わせのフラックスを増大させる;および
    (c)マトリックス形成剤またはマトリックス形成剤の組み合わせ、ここでマトリックス形成剤またはマトリックス形成剤の組み合わせがポリマーを含む;
    を含む組成物であって、
    組成物が、ゾル−ゲル転移温度よりも上の温度においてゲルを形成し;
    ゾル−ゲル転移温度が約39℃未満であり;
    条件(i)、(ii)、および(iii)の少なくとも1つが満たされ:
    (i)組成物のゾル−ゲル転移温度が、参照組成物のゾル−ゲル転移温度プラス約23℃または39℃のどちらか大きい方よりも低い;
    (ii)組成物の貯蔵弾性率が、約37℃の温度において参照組成物の貯蔵弾性率の約15%よりも大きいかまたは約500Paよりも大きい、のどちらか小さい方である、および;
    (iii)組成物の損失弾性率が、約37℃の温度において参照組成物の損失弾性率の約12%〜約750%である;
    参照組成物が透過促進剤または透過促進剤の組み合わせの非存在下の組成物であり;
    透過促進剤または透過促進剤の組み合わせがドデシル硫酸ナトリウムおよびリモネンを含み、
    透過促進剤または透過促進剤の組み合わせが、体積あたりの重量組成により組成物の約3%〜6%を構成し;
    ポリマーが、ポロキサマーP407を含むブロックコポリマーであり;
    P407が、体積あたりの重量組成により組成物の約22%〜約27%を構成する、
    前記組成物。
  17. (a)治療薬剤または治療薬剤の組み合わせ;
    (b)透過促進剤または透過促進剤の組み合わせ、ここで透過促進剤または透過促進剤の組み合わせが、バリアを通過する治療薬剤または治療薬剤の組み合わせのフラックスを増大させる;および
    (c)マトリックス形成剤またはマトリックス形成剤の組み合わせ、ここでマトリックス形成剤またはマトリックス形成剤の組み合わせがポリマーを含む;
    を含む組成物であって、
    組成物が、ゾル−ゲル転移温度よりも上の温度においてゲルを形成し;
    ゾル−ゲル転移温度が約39℃未満であり;
    条件(i)、(ii)、および(iii)の少なくとも1つが満たされ:
    (i)組成物のゾル−ゲル転移温度が、参照組成物のゾル−ゲル転移温度プラス約23℃または39℃のどちらか大きい方よりも低い;
    (ii)組成物の貯蔵弾性率が、約37℃の温度において参照組成物の貯蔵弾性率の約15%よりも大きいかまたは約500Paよりも大きい、のどちらか小さい方である;
    (iii)組成物の損失弾性率が、約37℃の温度において参照組成物の損失弾性率の約15%〜約750%である;
    参照組成物が、透過促進剤または透過促進剤の組み合わせの非存在下の組成物であり;
    透過促進剤または透過促進剤の組み合わせがドデシル硫酸ナトリウムおよびリモネンを含み、
    透過促進剤または透過促進剤の組み合わせが、体積あたりの重量組成により組成物の約3%〜6%を構成し;
    ポリマーが、ポロキサマーP407を含むブロックコポリマーであり;
    P407が、体積あたりの重量組成により組成物の約22%〜約27%を構成する、
    請求項16に記載の組成物。
  18. 請求項1〜17のいずれか一項に記載の組成物をその必要がある対象に投与することを含む、疾患を処置するまたはバイオフィルムを除菌する方法であって;ここで任意に、疾患は、耳疾患、感染、感染性疾患または細菌性感染であり、ここで任意に、細菌性感染がH. influenzae、S. pneumoniae、またはM. catarrhalisによって引き起こされる;またはここで感染性疾患が中耳炎である、前記方法。
  19. 請求項1〜17のいずれか一項に記載の組成物を送達する方法であって、組成物を対象の外耳道に投与することを含み、ここで任意に、組成物が鼓膜の表面に接触し;ここで任意に、投与することが、組成物の液滴を外耳道に置くこと、またはカテーテルを用いて組成物のドーズを外耳道に置くこと、またはアプリケータを用いて組成物を外耳道に置くことを含み;
    またはここで、投与することが、アプリケータを用いて組成物を外耳道に置くことを含み;
    またはここで、投与することが、1つ以上の治療薬剤、1つ以上の透過促進剤、および1つ以上のマトリックス形成剤を包含する組成物を外耳道に追加することと;爾後に、治療薬剤を含まないかまたは1つ以上の治療薬剤を含み、透過促進剤を含まないかまたは1つ以上の透過促進剤を含み、マトリックス形成剤を含まないかまたは1つ以上のマトリックス形成剤を含む組成物を外耳道に追加することと、を含み;
    またはここで、投与することが、ダブルバレルシリンジによって組成物を外耳道に置くことを含む、
    前記方法。
  20. 治療薬剤、透過促進剤、およびマトリックス形成剤が、第1の追加される組成物において、第2の追加される組成物のものと同じである、あるいは、治療薬剤、透過促進剤、およびマトリックス形成剤が、第1の追加される組成物において、第2の追加される組成物のものとは異なる、請求項19に記載の方法。
  21. 投与することが、
    局所麻酔を有する組成物を外耳道に投与すること;および
    局所麻酔なしの組成物を外耳道に投与すること;
    を含み;
    あるいは、投与することが、マトリックス形成剤を外耳道に追加すること;および透過促進剤を外耳道に追加すること;
    治療薬剤を外耳道に追加すること;およびマトリックス形成剤、透過促進剤、および治療薬剤を外耳道において混合することと、
    を含み、
    あるいは、投与することが、マトリックス形成剤を外耳道に追加すること;
    透過促進剤を外耳道に追加することと;
    治療薬剤を外耳道に追加することと;
    追加の治療薬剤を外耳道に追加すること;およびマトリックス形成剤、透過促進剤、および治療薬剤を外耳道において混合すること
    を含み、
    任意に、外耳道に治療薬剤を追加することおよび透過促進剤を追加することが、治療薬剤および透過促進剤を外耳道に噴霧することを含む、
    請求項19または20に記載の方法。
  22. 容器と、請求項1〜17のいずれか一項に記載の組成物と、その必要がある対象に組成物を投与するための説明書とを含む、感染性疾患を処置するためのキットであって、ここで任意に感染性疾患が耳疾患であり;任意にドロッパー、シリンジ、カテーテル、またはオトスコープのアタッチメント、またはダブルバレルシリンジをさらに含む、前記キット。
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