JP2019532359A - アダプタ装置及びカメラレンズ - Google Patents
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Abstract
本発明は、レンズ(1)のフォーカシングマウント(3)をレンズマウント(4)に接続するためのアダプタ機器(2)であって、連結リング(6)への第一の回転式接続は、前記フォーカシカングマウント(3)に形成され、及び前記連結リング(6)への第二の回転式接続は、レンズマウント(4)に形成され、且つ2つの回転式接続の少なくとも一方は、レンズ(1)の光軸に平行なストロークを可能にする、アダプタ機器(2)に関する。
Description
本発明は、アダプタ装置及びカメラレンズに関する。
レンズが接合手段を介してカメラに取り付けられる光学系では、イメージングシステム全体の像面に対するレンズ側及び/又はカメラ側の接合手段の位置が十分に正確ではなく、その結果、最適なイメージング性能を達成できないことが多い。
接合手段として、例えばバヨネット、ねじ山、フランジ等を提供することができる。この接合手段は、通常、マウント又はアタッチメントとして設計される。接合手段は、カメラ上の、カメラマウントとも呼ばれるカメラアタッチメントと、レンズ上の、レンズマウントとも呼ばれるレンズアタッチメントとを含む。
フランジバックは、レンズマウント及びカメラマウントが相互に接触する面から像面までの距離である。この面は、1回のみ存在し、すなわち、それは、レンズ及びまたカメラの両方に属する。しかしながら、センサ(以前はフィルムであった)の距離は、構成要素の誤差又は組立エラーにより不正確であり得る。したがって、これは、カメラのエラーとなる。しかしながら、レンズは、構成要素の誤差又は組立エラーにより、光学系が、それが理想的にあるべき場所にない場合、この点でも欠陥があり得る。バックフォーカス機構は、これらのエラーのすべての合計を補償できる。
例えば、カメラ筐体内の過剰な誤差により問題が生じ、これは、同じカメラシリーズ内でもフランジバック、すなわちレンズのマウントのカメラ側接触面からカメラの像面までの距離に差が出るという影響を有する。カメラセンサとカメラ上のレンズ接触面との間の距離がわずか0.2mmだけ異なっても、画像のぼけの原因となる可能性がある。
したがって、レンズ側において、シムとも呼ばれるディスクでエラーを補正するための調節が行われる。しかしながら、これは、目視しながら行うことができないという欠点を有し、なぜなら、この目的のためにレンズをカメラから取り外さなければならず、レンズマウントを外し、シムを交換し、その後、レンズを再び所定の位置に取り付けなければならないからである。さらに、ここで、調節は、入手可能なディスクのグレードでのみ行われる。このような装置は、例えば、独国特許出願公開第102011010783 A1号明細書に開示されている。
ここで、例えば、独国特許公開第10315123 A1号明細書に開示されているように、目視しながらの無段階調節を可能にするバックフォーカス機構がよりよい。しかしながら、この構造は、部品点数、全体的な大きさ及びコストの面でも非常に複雑である。
したがって、本発明の目的は、カメラレンズがそのカメラ側の端領域において特定の方法で無段階式に伸長及び短縮され得るアダプタ装置を提供することである。
この目的は、請求項1の特徴により達成できる。
レンズのフォーカシングマウントをレンズマウントに接続するためのアダプタ装置であって、連結リングへの第一の回転式接続は、フォーカシングマウントに形成され、及び連結リングへの第二の回転式接続は、レンズマウントに形成され、且つ2つの回転式接続の少なくとも一方は、レンズの光軸に平行なストロークを可能にする、アダプタ装置が提供される。
本発明の別の目的は、単純な手段により、フランジバックの補正、いわゆるバックフォーカス補正が目視しながらの無段階調節によって可能にされ、それにより、フォーカシングマウントの焦点は、カメラレンズがカメラに接続されている間にカメラの像面上に合わされ得るカメラレンズを提供することである。
この目的は、請求項17の特徴により達成できる。
ここで、レンズは、その光学ユニットが光軸を画定するフォーカシングマウントと、レンズマウントと、フォーカシングマウントのレンズマウントへの無段階で調節可能な接続のための、先行する請求項の1つに記載のアダプタ装置とを含む。
フォーカシングマウントは、既知の方法において、その中に光学ユニットが格納される機械的筐体を含む。光学ユニットの少なくとも1つのレンズ素子及び/又は他の素子は、調整素子によって光軸上に移動可能に配置され得る。さらに、電子構成要素は、例えば、レンズ素子の少なくとも1つを移動させるためにフォーカシングマウント内又はその上に提供され得る。
この解決策によれば、非常に単純且つコンパクトであり、加えてはるかにより高い費用対効果で製造可能な構造が可能となり、その多様性により、様々な用途を見込むことが可能となる。見込みのある用途には、とりわけ、例えば監視カメラ、フィルムカメラ、産業応用及び品質保証における利用が含まれる。
本発明により、レンズの光学系からカメラの像面までの距離を変更でき、そのため、長すぎる又は短すぎるフランジバックを補償できる。
アダプタ装置は、外からフォーカシングマウントに接続されるため、フォーカシングマウントの内部は、アダプタ装置により変化したり影響を受けたりしないままであり得る。
フォーカシングマウント、アダプタ装置及びレンズを含む本発明によるレンズにおいて、フランジバックが短すぎる、すなわちカメラセンサと接触面との間の距離が短すぎる場合、フォーカシングマウントは、バックフォーカスストロークが得られるように、アダプタ装置を介してレンズマウントに対して回転され得る。すなわち、レンズは、そのカメラ側の端でより長くなり、したがって光軸の方向に短すぎるカメラの筐体を、写真がカメラセンサ上に鮮鋭に画像化され得るように補償する。
それに対して、カメラ筐体が長すぎる場合、フォーカシングマウントは、アダプタ装置により反対方向に回転され、したがって光路が短くなる。
本発明によるアダプタ装置において、フォーカシングマウントは、ストロークを有する2つのねじ山又はストロークを有する1つのねじ山の何れかと、ロータリベアリングのためのロッキング溝及び/又はロッキングリップとを有する連結リングを介してレンズマウントに接続される。ここで、ねじ山の遊び及び/又はロッキング溝とロッキングリップとの間の遊びの半径方向の軽減/排除を介して締付けが提供される。これは、好ましくは、3点での局所的変形により実行されるが、他の数の圧力点も可能である。
本発明の可能な変形形態は、フォーカシングマウント及びレンズマウントが剛体であり、連結リングが適応可能であるか、若しくはフォーカシングマウント及びレンズマウントが適応可能、すなわち変更可能であるかの何れかであるか、又はこれらが適応可能、すなわち変更可能な装置、例えばクランプリングに動作可能に接続され、したがって連結リングが剛体のままであり得るというものである。弾性変形可能な装置への力の導入は、例えば、ねじ付きピン、ねじ、クリップ又はコレットチャックを介して実行できる。
原理は、ねじ山の遊びの変更に基づく。この目的のために、ねじ山は、直径において変更不可(剛体)でなければならず、それとの嵌合部品は、変更可能(適応可能)でなければならない。ねじ山に遊びがある限り、これらは、相互に対して回転する。遊びが除かれると直ちに、これらは、回転しなくなり、また相互に対して軸方向に移動しなくなり、このようにして遊びがない剛体接続が得られる。部品を適応可能とするために変形が可能でなければならない。これは、スリット及び/又は部分的変形を通じて実現される。
レンズマウントがフォーカシングマウントに対して回転可能である、本発明による変形形態では、制御要素、例えばロータリリングが不要となる。そこで、一方のクランプが解除され、他方が固定されていると、フォーカシングマウントは、レンズマウントに対して回転され、その結果、バックフォーカスストローク又はレンズマウントに対するフォーカシングマウントの方位が調節される。
バックフォーカスストロークが望ましいが、レンズマウントに対するフォーカシングマウントの回転が望ましくない、本発明による変形形態において、連結リングは、回すために外から手が届くように構成される。連結リングは、それ自体ロータリリングであり得、又は回転要素、例えばロータリリングがそこに固定される。
本発明の1つの実施形態において、ストロークを有するねじ山は、連結リングとレンズマウントとの間に配置され得、ロータリベアリング、すなわちピッチがないねじ山又はロータリベアリングの別の実施形態を連結リングとフォーカシングマウントとの間に配置できる。
本発明の1つの実施形態において、ストロークを有するねじ山は、連結リングとフォーカシングマウントとの間に配置され得、ロータリベアリング、すなわちピッチがないねじ山又はロータリベアリングの別の実施形態を連結リングとレンズマウントとの間に配置できる。
他の実施形態において、両方の回転式接続は、レンズの光軸に平行なストロークを可能にし得る。
本発明によるアダプタ装置の1つの実施形態において、ストロークは、ねじ山の基本的な設定において両方向に実行可能であり得、それにより、短すぎるフランジバックと長すぎるフランジバックとの両方を補償することが可能となる。ねじ山は、この場合、フォーカシングマウントと連結リングとの間又は連結リングとレンズマウントとの間に提供できる。両方の回転式接続にストロークが提供される、すなわちねじ山として構成される場合、ストロークは、両方のねじ山で利用できる。
例えば、ねじ山は、三角ねじ又は台形ねじとして実施できる。
アダプタ装置は、少なくとも1つの連結リングを含む。連結リングは、例えば、陽極酸化アルミニウムから必要な精度及び強度で製造できる。しかしながら、真鍮、青銅、ステンレススチール等の金属又は適当なプラスチック若しくはセラミック材料を使用することも可能である。
フランジバックとは、組み立てられた状態での、すなわちレンズマウントのカメラ側接触面がカメラレンズの対応するレンズ側接触面に当接する時点での、レンズマウントのカメラ側接触面とカメラの像面との間の距離と定義される。
アダプタ装置により、フランジバックにおける誤差を補償することが可能である。そのため、フォーカシングマウントの光学系をカメラの像面上に最適に合焦させることができる。
マウントとは、カメラとレンズのフォーカシングマウントとの間のアタッチメントと理解される。マウントは、第一の部品であるカメラマウントと、第二の部品であるレンズマウントとを含む。例えば、アタッチメントは、取付ねじ山として又はバヨネットキャッチとして実施できる。既知のマウントの例は、Cマウント、CSマウント、PLマウント、EFマウント、Fマウント、Kマウント及びアルファマウントである。
レンズマウントは、様々な形態をとることができる。本発明は、例えば、PLマウント、EFマウント、CSマウント、Cマウント及び他の形態のマウントにおいて使用できる。
組み立てられた状態で、フォーカシングマウント、アダプタ装置又は連結リング、レンズマウント及びカメラマウントの機械軸は、カメラレンズのフォーカシングマウントの光学素子の光軸と一致する。
本発明によるアダプタ装置のある実施形態において、連結リングとレンズマウントとの間の回転可能な接続は、ストロークがないように構成され得る。回転可能な接続は、この場合、円周方向のノッチとして及びこれに係合するリップとして構成できる。リップは、閉じた円の形状で又は部分円のみとしても構成できる。また、複数の円形ノッチ及びリップ、例えば2、3、4、5、6つ又はそれを超えるノッチ及びリップを設けることも可能である。これらのノッチ及びリップは、相互に離間されて、相互に平行に構成できる。これにより、傾きに対してより安定な接続が得られる。締付けが可能な他のベアリング、好ましくはV字型ベアリングも想定可能である。
このようなストロークがない接続は、フォーカシングマウントと連結リングとの間にも提供できる。しかしながら、したがって、連結リングとレンズマウントとの間の回転式接続は、ストロークを有して構成される。
フォーカシングマウント及びレンズマウントは、例えば、相互に向かって方向付けられる円柱面を介しても相互に対して案内され得る。これにより、2つの要素が横方向にずれる可能性が限定される。代替的又は追加的に、2つの面は、例えば、重複部の形態のガイドを有することもできる。ガイドは、連結リングを介しても提供でき、すなわちフォーカシングマウントとレンズマウントとの両方が連結リングへの円柱ガイドを有し、これにより、誤差によって生じ得る、レンズマウントに対してフォーカシングマウントがずれる可能性が限定される。
本発明によるアダプタ装置の別の実施形態において、少なくとも1つのロッキングリップ及びそれに関連付けられるロッキング溝は、ストロークがないV字型構成を有することができる。移動ねじ山、例えば相互作用するフォーカシングマウントねじ山及び連結リングねじ山は、ねじストロークを有するV字型に構成される。ストロークがない配置のV字型は、ストロークを有して構成された配置のV字型に対応する。
本発明の別の実施形態において、連結リングとレンズマウントとの間の回転可能な接続は、ストロークがない接続の代わりに、ストロークを有するねじ山として構成され得る。連結リング−レンズマウントねじ山及びフォーカシングマウント−連結リングねじ山において不均一なピッチが使用され、ねじ山のピッチが同じ回転方向を有する場合、バックフォーカスは、異なるピッチ分のストロークを行う。そのため、粗いねじ山において結果的にランダムに微細なピッチを生成できる。ピッチの回転方向が反対である場合、バックフォーカスは、ピッチを合計した分のストロークを行う。何れの場合も、適当であれば、連結リングにスリットを入れないようにすることができる。
連結リングに拡張可能なスリットを設けることができる。スリットは、好ましくは、光軸に対して半径方向に、少なくとも実質的に半径方向に構成される。スリットを拡張することにより、連結リングのロッキングリップを例えばレンズマウントの対応するロッキング溝内に固定することができる。
連結リングは、例えば、2つのクランプリングにより取り囲むことができる。クランプリングにより、連結リングねじ山は、フォーカシングマウントねじ山に固定できる。クランプリングねじ山及びフォーカシングマウントねじ山の相互に対する回転は、クランプにより阻止できる。ここで、好ましくは、3つのねじ付きピンが使用される。しかしながら、4、5又は6つのねじ付きピンを提供することも可能である。ねじ付きピンは、好ましくは、円形のクランプリングに相互に120°離して配置される。ねじ付きピンは、連結リングの雌ねじ(連結リングねじ山)がレンズのフォーカシングマウントの雄ねじ(フォーカシングマウントねじ山、これは、レンズねじ山とも呼ばれる)に押し込まれて回転が阻止されるまで、連結リングにねじ込むことができる。さらなる回転が望ましい場合、3つのねじの少なくとも1つを再び緩めることができる。
1つのクランプリング又は3つ以上のクランプリングを提供することもできる。2つのクランプリングが1つのクランプリングにまとめられる場合、ねじ付きピンは、中央に配置され得る(3×120°)。そのため、連結リングのフォーカシングマウント及びレンズマウントへの接続を同時に行うことができる。
連結リングに対するクランプリングの不要な回転を防止するために、回転防止手段を提供できる。例えば、回転防止手段は、1つ又は複数の円柱ピンとして実施できる。したがって、これらの円柱ピンは、連結リングのスリットと係合する。そのため、1つ又は複数のクランプリングは、常に連結リングと一緒に回転する。特に、円柱ピンは、ねじ付きピンとして設計され、これは、クランプリングの対応するねじ山にねじ込むことにより、クランプリング又は連結リング上のクランプピンを固定できる。特に、3つのねじ付きピンが提供され、これらは、相互に等距離に分散される。そのため、スリット内へのねじ付きピンの不要な係合が防止される。
クランプリングは、例えば、スチール又はアルミニウムから製造できる。
レンズマウントは、例えば、スチール、陽極酸化アルミニウム又はクロムメッキ真鍮から製造できる。
代替的に、クランプリングとして設計されるクランプ装置の代わりに、クランプ装置としてクリップ又はコレットチャックを提供することも可能である。この実施形態において、ねじ付きピン及びしたがって円柱ピンも省くことができる。クリップは、ねじによって引っ張られた状態であり得る。本発明の別の実施形態において、1つ又は複数のクランプリングの代わりに、共通のユニオンねじ接続が提供されるようにすることもできる。
本発明による別の実施形態において、回転防止手段は、フォーカシングマウントとレンズマウントとの間に設けることができる。この回転防止手段は、レンズマウントに対するフォーカシングマウントの回転が望まれない場合に有益である。
本発明によるアダプタ装置の別の実施形態において、2つのねじ山を有する閉じた連結リングが提供される。第一の連結リングねじ山は、ここで、第一のクランプリングのねじ山と相互作用し、且つ第二の連結リングねじ山は、第二のクランプリングのねじ山と相互作用する。ロータリベアリングについて、相互作用する2つのねじ山の一方は、ロッキング溝/ロッキングリップ接続としてストロークなしで構成される。相互作用する第二のねじ山は、バックフォーカスストロークを生成するように構成される。2つのクランプリングの一方は、フォーカシングマウントに動作可能に接続され、且つ2つのクランプリングの他方はレンズマウントに動作可能に接続される。少なくともロータリベアリングのためのクランプリングは、スリットを設けられる。しかしながら、第二のクランプリングにもスリットを設けることができる。ねじ付きピンは、局所的な弾性変形のためにクランプリングに作用する。ねじ付きピンは、フォーカシングマウント内及びレンズマウント内に配置される。
本発明によるアダプタ装置の別の実施形態において、その外径は、連結されるレンズマウントの外径及び/又はアダプタ装置上のフォーカシングマウントベアリングの端領域の外径に対応する。その結果、フォーカシングマウント及び/又はフォーカシングマウントからレンズマウントへの移行が一定となり、これにより使用者にとってより使いやすくなる。代替的に、アダプタ装置はまた、わずかにより大きく又はより小さくすることができ、それにより、その外径は、連結されるレンズマウントの外径の最小で4分の1又は最大で10倍である。
本発明による別の実施形態において、アダプタ装置の軸方向の範囲は、好ましくは、<3cm、特に好ましくは<2cm、及び非常に特に好ましくは<1.5cmである。そのため、システム全体「レンズ及びアダプタ装置/カメラ」は、システム「アダプタ装置/カメラを含まないレンズ」と比較してごくわずかに長くなるのみであり、好ましくは<3cm、特に好ましくは<2cm、及び非常に特に好ましくは<1.5cmである。そのため、本発明によれば、バックフォーカス調節は、レンズとカメラとの間の狭いリング型構成要素のみを必要とする。
アダプタ装置及びレンズの別の有利な実施形態は、従属請求項に記載されている。
上記の特徴及び以下にさらに説明される特徴は、それぞれに明示されている組合せに限らず、他の組合せ又はそれ自体単独でも使用でき、それも本発明の範囲から逸脱しないことがわかるであろう。
本発明の例示的実施形態は、図に示され、以下の説明でより詳細に説明される。
図1は、イメージセンサ18及びカメラマウント17を備える先行技術から知られているカメラ16の概略図を示す。イメージセンサ18は、像面内にある。レンズ1は、接触面14を有するフォーカシングマウント3と、レンズマウント4とを含む。概略的に示されているレンズ素子20は、フォーカシングマウント3に配置される。言うまでもなく、フォーカシングマウント3内には、位置的に固定され且つ移動可能な多数の光学素子を配置でき、これらは、光軸Aを画定する。光学素子の少なくとも1つは、少なくとも1つの集光リング(図示せず)を介して光軸Aに沿って移動できる。
レンズマウント4及びカメラマウント7は、バヨネットキャッチとして一体に形成される。レンズマウント4の接触面15とカメラセンサの像面との間の距離は、フランジバックと呼ばれる。
図2は、本発明によるアダプタ装置2の概略図を示す。レンズ1のフォーカシングマウント3は、ここで、環状部分としてのみ示されている。同様に、レンズマウント4も環状部分としてのみ示されている。フォーカシングマウント3及びレンズマウント4は、アダプタ装置2を介して相互に接続されている。アダプタ装置2は、連結リング6を有する。これは、雌ねじ7を設けられ、これは、フォーカシングマウント3の雄ねじ5と係合する。例えば、4回転が提供される。これより多い又は少ない回転を設けることもできる。
ねじ山5、7は、バックフォーカスを十分に精密に調節できるピッチを有する。例えば、0.75のピッチである。微調整のために、例えば0.5、又は0.75、又は1の小さいピッチを用いることが好ましいことがあり得、この場合、ストローク対回転角の比は最適である。当然のことながら、0.5〜0.75及び0.75〜1の範囲のピッチを使用することも可能である。選択される回転角は、より大きい回転角の場合のより複雑な停止手段がなくて済むように、通常の場合に360°未満でできるだけ大きく、例えば290°を超える回転角度である。停止手段を除去した後、1つの実施形態では、例えば約300°〜350°が実現される。そのため、中央位置から約±0.2〜約±0.5のストロークを得ることができる。
フォーカシングマウント3とレンズマウント4との間にギャップ21があり、そこに連結リング6が架橋され、ギャップは、光軸Aに沿ったその軸方向の範囲において変化する。フォーカシングマウント3がレンズマウント4に対して確実に高精度でセンタリングされるようにするために、バックフォーカス移動を可能にする円柱ガイド22をそれらの間に提供できる。
レンズマウント4の連結リング6への接続は、ピッチを有さないロッキングリップ8とロッキング溝9とからなるねじの形態のベアリングポイントとして構成される。すなわち、連結リング6は、ロッキングリップ8を設けられ、レンズマウント4は、ロッキング溝9を設けられる。ロッキングリップ8及びロッキング溝9は、逆であり得る。ねじ山8、9にピッチがなくても連結リング6を確実に組み立てられるようにするために、これは、スリット10を有し、それにより、連結リング6は、弾性的に広がってスナップ式に留めることができる。2つのクランプリング11a及び11bは、連結リング6の周囲に配置され、ねじ付きピン、ここでは例えば円周に沿って120°の距離で等間隔に分散されるそれぞれの場合の3つのねじ付きピン12がクランプリング11a及び11bにねじ込まれる。ねじ付きピン12がスリット10と確実に係合し得なくするために、クランプリング11a及び11bの連結リング6に対する回転は、回転防止手段、ここでは例えばスリット10と係合する円柱ピン13により阻止される。
クランプは、フォーカシングマウント3及びレンズマウント4に位置するねじ付きピン12によるクランプリング11a及び11bの局所的な弾性変形により行われる。
注油されていない状態で、ねじ山のペアは、通常、0.005〜0.1の軸方向の遊びを有し、半径方向の遊びもねじ山のプロファイルに応じて同様である。注油された状態では、この遊びは、認識不能又はほとんど認識不能となるが、部品は、相互に当接して比較的スムーズに動く。クランプされると、遊びは、相互に対する部品の動きが不可能となる程度まで縮小する。この目的のために、グリースが局所的に移動される(薄い残膜を除く)。
ねじ付きピン12により、ねじ山5、7及び8、9の遊びは、バックフォーカスの精密な調節が可能となる程度まで変更できる。調節終了時にねじ付きピン12がさらに回されると、フォーカシングマウント3及びレンズマウント4に対する連結リング6の回転が不能となり、したがって、フォーカシングマウント3及びレンズマウント4は、負荷を受けて遊びなしで相互に接続される。軸方向の遊び及び半径方向の遊びをゼロまで減らすことにより、あらゆる移動性が排除できる。このようにして、カメラに対する光学素子の意図しない動きが防止される。
図2には、バックフォーカスのストロークを許容値に限定し、したがって、連結リング6がレンズ1から外れるまで回転しないようにもすることのできる停止手段が示されていない。
図の配置における合焦手順は、ロータリベアリング8、9が最初にクランプリング11bでクランプされるというものであり得る。フォーカシングマウント3は、この配置の残りの部分と反対に回転され、その結果、バックフォーカスストロークが得られる。しかしながら、レンズ1上にある目盛り及び他のマーク(ここでは図示せず)もここで回転する。次に、ねじ山5、7がクランプリング11aによりクランプされ、ロータリベアリング8、9が回転可能となる。このようにして、レンズ1上にある目盛り及びマークは、何れの選択された位置からも読み取ることができる。次に、ロータリベアリング8、9もクランプされ、システムが動作できる状態となる。
図3は、本発明によるクランプリング11a及び連結リング6の概略図を示す。クランプリング11aは、3つのねじ付きピン12を設けられ、それによって連結リング6に圧力を加えることができる。連結リングの雌ねじ7は、したがって、回転がブロックされるようにフォーカシングマウントの雄ねじ5内に押し込むことができる。
図4は、V字型の雄ねじ5を有するフォーカシングマウント3及びV字型の雌ねじ7を有する連結リング6の詳細の概略図を示す。クランプリング11a、11b(ここでは図示せず)により、遊びを調節でき、連結リング6に対するフォーカシングマウント3の回転を抑制できる。
ロッキングリップ8及びロッキング溝9は、雄ねじ5及び雌ねじ7と同じV字型を有することができる。ロッキングリップ8及びロッキング溝9は、ストロークがないねじ山として見ることができる。
雄ねじ5を有するフォーカシングマウント3の部品は、一体に形成できる。しかしながら、雄ねじ5を有する部品を事後的に設置することも想定可能である。例えば、したがって、これをフォーカシングマウント3にねじ留め又は接着剤で固定できる。同様に、ロッキングリップ又はロッキング溝9を有するレンズマウント4の部品も、一体に形成され得るか又は後に固定され得る。
さらに、ストロークを制限してねじ山5、7が偶発的に外れることを防止することが想定可能である。この目的のために、例えば連結リング6上の突起及び突起の経路をブロックするねじの形態の制限装置をフォーカシングマウント3に提供できる。
図5は、本発明によるアダプタ装置2の概略図を示す。図2との違いは、この場合、1つのクランプリング11のみがある点であり、これは、3つのねじ付きピン12を介して連結リング6に押し付けられており、その結果、ねじ山5、7及び8、9の遊びが同時に縮小され、クランプも同時に行われる。この配置は、操作上の理由から、フォーカシングマウント3及びレンズマウント4が回転において相互に対して固定される場合に特に関心を集める。この場合、クランプリング11は、使用者がフランジバックを調節するためのロータリリングとして機能する。
図6は、本発明によるアダプタ装置2の別の変形形態を示す。連結リング6は、ここでは閉じたリングであり、片側に雄ねじ又はロッキング溝9を有し、反対側に連結リングねじ23(雄ねじ)を有する。クランプリング11aは、雌ねじ又はロッキングリップ8を有し、フォーカシングマウント3に接続され、例えばある点でそこに接続される。クランプリング11bは、クランプリングねじ山24(雌ねじ)を有し、レンズマウント4に接続され、例えばある点でそこに接続される。ねじ付きピン12は、ここで、例えば3×120°で配置され、フォーカシングマウント3及びレンズマウント4に位置付けられる。
クランプリング11a及び11bは、スリットを設けられ、それにより、これらの連結リングに対する基本的な遊びは、調節可能となり、ピッチ0のクランプリングでの組立が可能となる。
ねじ付きピン12を締めることにより、クランプリング11aのねじ山8は、連結リング6のねじ山9に押し込まれ、又はクランプリング11bのねじ山24は、連結リング6のねじ山23に押し込まれ、それによってクランプ接続が生成される。ねじ接続23、24が解除されると、レンズマウント4に対するフォーカシングマウント3の回転により、ギャップ21、したがってフランジバックが変化する。これは、装置のバックフォーカス機能である。ねじ接続8、9が解除されと、レンズマウント4に対するフォーカシングマウント3の回転により相互に対するその方位のみが変化し、これは、ねじ接続8、9がストロークなしに構成されるからである。ロータリベアリングにより、カメラ16に対するカメラレンズ1の何れの所望の割出し位置も可能となる。
フォーカスのための目盛り、開口絞り及び任意選択によりズームがレンズに表示され、各々がインデックス、すなわち固定された線で読み取られる。写真レンズでは、インデックス位置は、通常、上にあり、シネマカメラレンズでは左右にあり、使用位置において目盛りを読み取ることができる。テクニカルレンズでは、カメラは、レンズと共に機械又は筐体に取り付けられ、この場合、レンズの目盛りを必ずしも上又は横から読み取ることができるとは限らない。これらの場合、レンズをカメラに対して何れの所望の位置にも回転できることが有利である。
図では、フォーカシングマウント3及びカメラマウント4は、相互に対して直接ではなく、円柱ガイド22における連結リング6を介してセンタリングされる。これは、クランプ手段が相互に影響を与えず、代わりに相互に完全に独立して動作するという利点を有する。
図は、バックフォーカスのねじ移動のための終端位置を画定する停止手段も示している。この例では、弧の形状の停止突起26が回り止め25に両側から当接する。
この例において、停止手段の外側及び内側限界は、旋盤で加工することによって生成された円柱面であり得る。この輪郭は、ほとんどの部分がフライス加工により取り除かれ、残りの材料は、弧、すなわち円柱の一部の形態を有する。
図7は、本発明によるクランプリング11a及びフォーカシングマウント3の概略図を示し、これらは、6つのねじ27を介して相互に接続されている。このクランプリングは、例えば、図6による実施形態において使用できる。クランプリング11aは、ねじ山8、9を介して連結リング6と係合している。連結リングは、この例では中実であり、すなわちスリットを設けずに構成される。3つのねじ付きピン12が締められると、クランプリングは、それぞれ圧点の領域における2つのねじ27間で弾性変形し、したがって遊びが排除されてクランプが提供される。すなわち、薄い壁のウェブがねじ付きピンによって連結リングの方向に弾性的に曲がり、その結果、クランプが行われる。そのため、バックフォーカス及びインデックス位置の独立した調節が可能となる。クランプは、端で行うことができ、その結果、レンズマウントとフォーカシングマウントとの間の正確で確実な接続が得られる。
一般に、空間的に画定されたクランプを可能にするために3点が良好であるものの、2点も可能であるが、最適ではなく、なぜなら、それらは、1つの軸のみを画定するからである。1点のみのクランプも想定可能であるが、2点でのクランプよりさらに好ましくない。4点又はそれを超える数の点でのクランプも想定可能であるが、これは、過剰決定となるであろう。
スリット10により、第一に、クランプリング11aをわずかな弾性開放により組み立てることが可能となり、なぜなら、そのピッチがないねじ山又はロッキング溝/ロッキングリップのために、スリットがなければ組み立てることができないからである。しかしながら、制御された狭小化により、それは、ねじ山8、9における基本的な遊びの調節も可能とする。
クランプリング11b、連結リング6及びレンズマウント4は、同じ形態で相互に接続されるが、ストロークを有する。これらは、同等に調節可能であり、クランプ可能である。クランプリング11bにもスリットを設けることができる。このようにクランプリングにスリットを設けることにより、遊びの予備調節が可能となる。
ねじ山の遊びの予備調節を不要にすることができれば、クランプリング11b及びレンズマウント6を1つの部品から製造することも想定可能である。弾性変形に必要な移動性は、フライス加工又は腐食加工されたスリットにより実現できる。部品の生成的な製造も想定可能である。
代替的に、ストロークがない接続8、9及びストロークを有する接続を逆にすることができる。
1 カメラレンズ
2 アダプタ装置
3 フォーカシングマウント
4 レンズマウント
5 フォーカシングマウントねじ山、雄ねじ
6 連結リング
7 連結リングねじ山、雌ねじ
8 ロッキングリップ
9 ロッキング溝、ノッチ
10 スリット
11a、b クランプリング
12 ねじ付きピン
13 回転防止手段、円柱ピン
14 フォーカシングマウントの接触面
15 レンズマウントの接触面
16 カメラ
17 カメラマウント
18 センサ、像面
20 レンズ素子
21 ギャップ
22 円柱ガイド
23 連結リングねじ山、雄ねじ
24 クランプリングねじ山、雌ねじ
25 回り止め
26 停止突起
27 ねじ
A 光軸
2 アダプタ装置
3 フォーカシングマウント
4 レンズマウント
5 フォーカシングマウントねじ山、雄ねじ
6 連結リング
7 連結リングねじ山、雌ねじ
8 ロッキングリップ
9 ロッキング溝、ノッチ
10 スリット
11a、b クランプリング
12 ねじ付きピン
13 回転防止手段、円柱ピン
14 フォーカシングマウントの接触面
15 レンズマウントの接触面
16 カメラ
17 カメラマウント
18 センサ、像面
20 レンズ素子
21 ギャップ
22 円柱ガイド
23 連結リングねじ山、雄ねじ
24 クランプリングねじ山、雌ねじ
25 回り止め
26 停止突起
27 ねじ
A 光軸
Claims (18)
- レンズ(1)のフォーカシングマウント(3)をレンズマウント(4)に接続するためのアダプタ装置(2)であって、
連結リング(6)への第一の回転式接続は、前記フォーカシカングマウント(3)に形成され、及び
前記連結リング(6)への第二の回転式接続は、前記レンズマウント(4)に形成され、且つ前記2つの回転式接続の少なくとも一方は、前記レンズ(1)の光軸に平行なストロークを可能にする、アダプタ装置(2)。 - 第一の回転式接続として、フォーカシングマウントねじ山(5)は、前記フォーカシングマウント(3)に形成され、及び連結リングねじ山(7)は、前記連結リング(6)に形成され、前記ねじ山は、前記レンズ(1)をその前記光軸(A)に沿って前記連結リング(6)に対して軸方向に移動させるために相互に係合し、及び
第二の回転式接続として、少なくとも1つのロッキングリップ(8)及び少なくとも1つの対応するロッキング溝(9)は、連結リング(6)のレンズマウント(4)への回転可能な接続のために係合され得ることを特徴とする、請求項1に記載のアダプタ装置(2)。 - 第一の回転式接続として、ねじ山は、前記レンズマウント(4)に形成され、及び連結リングねじ山(7)は、前記連結リング(6)に形成され、前記ねじ山は、前記レンズ(1)をその前記光軸(A)に沿って前記連結リング(6)に対して軸方向に移動させるために相互に係合し、及び
第二の回転式接続として、少なくとも1つのロッキングリップ(8)及び少なくとも1つの対応するロッキング溝(9)は、連結リング(6)のレンズマウント(4)への回転可能な接続のために係合され得ることを特徴とする、請求項1に記載のアダプタ装置(2)。 - 前記連結リング(6)の前記少なくとも1つのロッキングリップ(8)は、前記レンズマウント(4)の前記対応するロッキング溝(9)と係合され得ることを特徴とする、請求項2に記載のアダプタ装置(2)。
- 前記2つの回転式接続の一方、特に連結リング(6)とレンズマウント(4)との間の前記回転可能な接続は、ストロークがないように構成されることを特徴とする、請求項1〜4の何れか一項に記載のアダプタ装置(2)。
- 前記連結リング(6)は、拡張可能なスリット(10)を設けられることを特徴とする、請求項1〜5の何れか一項に記載のアダプタ装置(2)。
- 前記連結リング(6)は、クランプリングを割り当てられるか、又は前記軸方向(A)に相互に隣り合わせに配置される2つのクランプリング(11a、11b)を割り当てられることを特徴とする、請求項1〜6の何れか一項に記載のアダプタ装置(2)。
- 前記連結リングねじ山(7)を1つ又は複数の関連する相手ねじ山、例えば前記フォーカシングマウントねじ山(5)に解放可能にクランプするためのねじ付きピン(12)、特に好ましくは相互に等間隔で分散される3つのねじ付きピン(12)は、1つ又は複数の前記クランプリング(11a、11b)に設けられることを特徴とする、請求項7に記載のアダプタ装置(2)。
- 1つ又は複数の前記クランプリング(11a、11b)は、前記連結リング(6)に対する不要な回転から保護する回転防止手段(13)を設けられることを特徴とする、請求項7又は8に記載のアダプタ装置(2)。
- 前記クランプリングは、クリップ又はコレットチャックとして構成されることを特徴とする、請求項7〜9の何れか一項に記載のアダプタ装置(2)。
- 前記ロッキングリップ(8)及び前記ロッキング溝(9)並びにまたストロークを有する前記ねじ山、特に前記レンズねじ山及び連結リングねじ山は、V字型であることを特徴とする、請求項1〜10の何れか一項に記載のアダプタ装置(2)。
- 連結リング(6)とレンズマウント(4)との間の前記回転可能な接続は、ストロークを有するねじ山として構成されることを特徴とする、請求項1〜11の何れか一項に記載のアダプタ装置(2)。
- ストロークを有する2つの回転式接続を形成するとき、前記ねじ山は、同じ回転方向又は反対の回転方向を設けられることを特徴とする、請求項1〜12の何れか一項に記載のアダプタ装置(2)。
- 前記アダプタ装置(2)の外径は、連結される前記レンズマウントの外径に対応するか、又は連結される前記レンズマウントの前記外径より最大で4mm小さいか若しくは最大で10mm大きい外径を有することを特徴とする、請求項1〜13の何れか一項に記載のアダプタ装置(2)。
- 2つのねじ山を有する閉じた連結リング(6)が提供され、第一の連結リングねじ山は、第一のクランプリングのねじ山と相互作用し、及び第二の連結リングねじ山は、第二のクランプリングのねじ山と相互作用し、ロータリベアリングのための2つの相互作用するねじ山の一方は、ロッキング溝/ロッキングリップ接続としてストロークなしで構成され、且つ第二の相互作用するねじ山は、バックフォーカスストロークを生成するように構成され、前記2つのクランプリングの一方は、前記フォーカシングマウントに動作可能に接続され、且つ前記2つのクランプリングの他方は、前記レンズマウントに動作可能に接続され、及び少なくとも前記ロータリベアリングのための前記クランプリングは、スリットを設けられ、且つ前記フォーカシングマウント及び前記レンズマウントに配置される、局所的な弾性変形のためのねじ付きピンは、前記クランプリングに作用することを特徴とする、請求項1〜14の何れか一項に記載のアダプタ装置(2)。
- 前記アダプタ装置(2)の軸方向の範囲は、好ましくは、<3cm、特に好ましくは<2cm、及び非常に特に好ましくは<1.5cmであることを特徴とする、請求項1〜15の何れか一項に記載のアダプタ装置(2)。
- レンズ(1)であって、
光軸(A)を画定する光学素子を有するフォーカシングマウント(3)と、
レンズマウント(4)と、
前記フォーカシングマウント(1)の前記レンズマウント(6)への無段階式に調節可能な接続のための、請求項1〜16の何れか一項に記載のアダプタ装置(6)と
を含むレンズ(1)。 - フォーカシングマウント(3)及びレンズマウント(4)は、相互に接触するための案内面(14、15)を有することを特徴とする、請求項17に記載のレンズ(1)。
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