JP2019531796A - 電気シェーバー - Google Patents

電気シェーバー Download PDF

Info

Publication number
JP2019531796A
JP2019531796A JP2019514093A JP2019514093A JP2019531796A JP 2019531796 A JP2019531796 A JP 2019531796A JP 2019514093 A JP2019514093 A JP 2019514093A JP 2019514093 A JP2019514093 A JP 2019514093A JP 2019531796 A JP2019531796 A JP 2019531796A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cutter
shaver
axis
drive transmission
cutter element
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2019514093A
Other languages
English (en)
Other versions
JP7032389B2 (ja
Inventor
エルント アンドレアス
エルント アンドレアス
フィリップベルガー
ベルガー フィリップ
ハビエル ペレス ロペス シリロ
ハビエル ペレス ロペス シリロ
カップス ダイアナ
カップス ダイアナ
Original Assignee
ブラウン ゲーエムベーハー
ブラウン ゲーエムベーハー
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ブラウン ゲーエムベーハー, ブラウン ゲーエムベーハー filed Critical ブラウン ゲーエムベーハー
Publication of JP2019531796A publication Critical patent/JP2019531796A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7032389B2 publication Critical patent/JP7032389B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B26HAND CUTTING TOOLS; CUTTING; SEVERING
    • B26BHAND-HELD CUTTING TOOLS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B26B19/00Clippers or shavers operating with a plurality of cutting edges, e.g. hair clippers, dry shavers
    • B26B19/02Clippers or shavers operating with a plurality of cutting edges, e.g. hair clippers, dry shavers of the reciprocating-cutter type
    • B26B19/04Cutting heads therefor; Cutters therefor; Securing equipment thereof
    • B26B19/046Cutters being movable in the cutting head
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B26HAND CUTTING TOOLS; CUTTING; SEVERING
    • B26BHAND-HELD CUTTING TOOLS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B26B19/00Clippers or shavers operating with a plurality of cutting edges, e.g. hair clippers, dry shavers
    • B26B19/02Clippers or shavers operating with a plurality of cutting edges, e.g. hair clippers, dry shavers of the reciprocating-cutter type
    • B26B19/04Cutting heads therefor; Cutters therefor; Securing equipment thereof
    • B26B19/048Complete cutting head being movable
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B26HAND CUTTING TOOLS; CUTTING; SEVERING
    • B26BHAND-HELD CUTTING TOOLS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B26B19/00Clippers or shavers operating with a plurality of cutting edges, e.g. hair clippers, dry shavers
    • B26B19/38Details of, or accessories for, hair clippers, or dry shavers, e.g. housings, casings, grips, guards
    • B26B19/3806Accessories
    • B26B19/3813Attachments
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B26HAND CUTTING TOOLS; CUTTING; SEVERING
    • B26BHAND-HELD CUTTING TOOLS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B26B19/00Clippers or shavers operating with a plurality of cutting edges, e.g. hair clippers, dry shavers
    • B26B19/38Details of, or accessories for, hair clippers, or dry shavers, e.g. housings, casings, grips, guards
    • B26B19/3806Accessories
    • B26B19/382Built-in accessories
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B26HAND CUTTING TOOLS; CUTTING; SEVERING
    • B26BHAND-HELD CUTTING TOOLS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B26B19/00Clippers or shavers operating with a plurality of cutting edges, e.g. hair clippers, dry shavers
    • B26B19/38Details of, or accessories for, hair clippers, or dry shavers, e.g. housings, casings, grips, guards
    • B26B19/3853Housing or handle
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B26HAND CUTTING TOOLS; CUTTING; SEVERING
    • B26BHAND-HELD CUTTING TOOLS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B26B19/00Clippers or shavers operating with a plurality of cutting edges, e.g. hair clippers, dry shavers
    • B26B19/38Details of, or accessories for, hair clippers, or dry shavers, e.g. housings, casings, grips, guards
    • B26B19/40Lubricating
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B26HAND CUTTING TOOLS; CUTTING; SEVERING
    • B26BHAND-HELD CUTTING TOOLS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B26B19/00Clippers or shavers operating with a plurality of cutting edges, e.g. hair clippers, dry shavers
    • B26B19/38Details of, or accessories for, hair clippers, or dry shavers, e.g. housings, casings, grips, guards
    • B26B19/48Accessory implements for carrying out a function other than cutting hair, e.g. attachable appliances for manicuring

Landscapes

  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Forests & Forestry (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Dry Shavers And Clippers (AREA)

Abstract

本発明は、電気シェーバーであって、シェーバーハウジングと、駆動ユニットによってカッター振動軸に沿って振動自在に駆動可能な少なくとも1つのカッター要素を含むシェーバーヘッドと、剃毛される皮膚部分にヘアカッティング以外の補助的な皮膚処理を適用するための、非カッティング補助機能要素とを備え、当該補助機能要素は、カッター要素のすぐ横に位置付けられたアプリケータヘッドを有する、電気シェーバーに関する。シェーバーヘッド及び/又は少なくとも1つのカッター要素は、少なくとも、カッター振動軸に平行な旋回軸を中心として、補助機能要素に対して旋回可能に支持される。

Description

本発明は、例えば、剃毛される皮膚に櫛を入れる、冷却する、加熱する、又は潤滑するなど、カッティング以外の補助機能を提供する電気シェーバーに関する。より具体的には、本発明は、電気シェーバーであって、シェーバーハウジングと、駆動ユニットによってカッター振動軸に沿って振動自在に駆動可能な少なくとも1つのカッター要素を含むシェーバーヘッドと、剃毛される皮膚部分にヘアカッティング以外の補助的な皮膚処理を適用するための非カッティング補助機能要素とを備え、当該補助機能要素は、カッター要素のすぐ横に位置付けられたアプリケータヘッドを有する、電気シェーバーに関する。本発明は更に、電気シェーバーであって、シェーバーハンドルハウジングと、駆動ユニットによってカッター振動軸に沿って振動自在に駆動可能な少なくとも1つのカッター要素を含むシェーバーヘッドとを備え、当該駆動ユニットは、当該シェーバーハウジングから当該シェーバーヘッドの中に延伸し、当該少なくとも1つのカッター要素に連結される少なくとも1つの細長い駆動伝達部を含み、当該細長い駆動伝達部は、旋回継手により当該カッター要素に連結されている、電気シェーバーに関する。本発明は、このような電気シェーバーのシェーバーヘッドにも関する。
電気シェーバーは、電気駆動ユニットによって、カッター要素がせん断フォイル下で往復運動する振動自在に駆動される1つ以上のカッター要素を有してもよく、このようなカッター要素又はアンダーカッターは、細長い形状を有している場合があり、それらの長手軸に沿って往復運動し得る。他の型の電気シェーバーでは、振動様式又は連続様式で駆動され得る回転カッター要素を用いている。当該電気駆動ユニットは、電動モータ又は磁気式リニアモータを含んでもよく、駆動ユニットは、モータの駆動動作をカッター要素に伝達するための細長い駆動伝達部を含んでもよい。
このような駆動システムは、上述のカッティング運動に加えて、剃毛される皮膚の輪郭に適合するように他の方向に移動可能であり得ることから、構造が非常に複雑であることがある。例えば、カッター要素は、シェーバーハウジングに対して旋回可能に支持されるシェーバーヘッドの部分であってもよく、このようなシェーバーヘッドの旋回軸は、シェーバーハウジングの長手方向を横断して延伸してもよい。このようなシェーバーヘッドの動きに加えて又は代替として、カッター要素は、皮膚に対するそれらの位置を調節するために、シェーバーヘッドに対して移動可能に支持されてもよい。
例えば、米国特許出願公開第2009/0025229(A1)号は、シェーバーハウジングの長手軸を横断して延伸するシェーバーヘッド旋回軸を中心として、シェーバーハウジングに対して旋回可能に支持されたシェーバーヘッドを有する、電気シェーバーを開示している。せん断フォイルの下に設けられた一対のカッター要素は、当該シェーバーヘッド旋回軸に実質的に平行なカッター振動軸に沿って振動自在に駆動され得る。シェーバーハウジング内に収容された電動モータの駆動作用をカッター要素に伝達するため、駆動ユニットは、シェーバーハウジングからシェーバーヘッドに向かって延伸する伝達部ピンを含み、当該伝達部ピンの振動駆動運動は、当該シェーバーヘッドにおける振動往復運動のために支持された振動ブリッジを介してカッター要素に適用され、当該振動ブリッジは、カッター要素の調節運動を補うために降伏する連結アームを含む。ただし、振動ブリッジのやや複雑な形状により、伝達アーキテクチャはやや複雑である。その上、振動ブリッジの降伏構造は、電力を消費し、カッター要素の振動の高周波数を得るのに弊害をもたらす。
旋回式の振動ブリッジを含む同様の伝達アーキテクチャは、米国特許第7,841,090(B2)号から知られている。
皮膚輪郭に適合するようにカッター要素の運動を自己調節することは、シェーバーヘッドが、剃毛される皮膚を冷却するための冷却素子又は剃毛される皮膚を潤滑するための潤滑要素などの補助機能要素を含む場合、より困難になる。このような非カッティング補助機能要素は、シェーバーヘッド内に付加空間を必要とするだけでなく、カッター要素の所望の可動性に干渉する場合がある。補助機能要素は、剃毛される皮膚部分に接触する又はそこに補助機能を適用するため、カッター要素の近くに又は隣に位置付けられたアプリケーションヘッドを有する場合があり、補助機能要素は、カッター要素の自己調節運動に関与しないことが望ましい場合がある。例えば、カッター要素よりも高い圧力で皮膚に押し付けられ得る、堅固に支持された補助機能要素を有することが望ましい場合がある。更に、カッター要素と同様の方法で自己調節を可能にするため、補助機能要素を移動可能に支持することにより、シェーバーヘッドが更に嵩高になり、ペルチェ素子などの熱素子又は潤滑剤タンクなどの貯蔵要素といった支持構成要素に補助機能要素を結合させることが困難になる。
国際公開第2010/003603(A1)号は、補助機能要素として冷却素子を有する電気シェーバーを記述し、当該冷却素子は、シェーバーヘッドの外側にあるカッター要素に沿って、当該カッター要素の間に延伸するリブ形状の接触部分を含む。カッター要素は、カッター要素がシェーバーハウジングの長手軸に実質的に平行な方向に急降下(dive)し得るよう、すなわち、カッター要素が皮膚接触圧により、シェーバーヘッドの中に急降下し得るように、バネにより当該冷却素子に対して支持される。しかし、このような急降下運動とは別に、カッター要素は、いずれの他の自己調節運動も実行し得ず、シェーバーヘッド全体は、固定的に位置付けられた冷却素子によって所定の位置に堅固に保持される。
米国特許出願公開第2009/0025229(A1)号 米国特許第7,841,090(B2)号 国際公開第2010/003603(A1)号
本発明の基礎をなす目的は、従来技術の不利点の少なくとも1つを回避する、及び/又は既存の解決方法を更に発展させる、改善された電気シェーバーを提供することである。本発明の基礎をなすより具体的な目的は、補助機能要素によるカッター要素の運動学への干渉が少ない、カッター要素及び非カッティング補助機能要素の改善された共存性を有する改善されたシェーバーヘッド構造を提供することである。本発明の基礎をなす別の目的は、皮膚輪郭へのカッター要素の更なる自己適合を可能にすること、特に補助機能要素の簡単な構造及び支持を犠牲にすることなく、カッター要素の多軸旋回調節を可能にすること、及びこのような補助機能要素のカッター要素に近接した位置を可能にすることである。
前述の目的のうちの少なくとも1つを達成するために、電気シェーバーは、補助機能要素に対するカッター要素の旋回運動を可能にする改善されたシェーバーヘッド構造を有する。より具体的には、シェーバーヘッド及び/又は少なくとも1つのカッター要素は、少なくとも、カッター振動軸に平行な旋回軸を中心として、補助機能要素に対して旋回可能に支持される。シェーバーヘッド付きの電気シェーバーを皮膚の上で移動させると、カッター要素は、カッター振動軸に平行な当該旋回軸を中心として旋回することにより、皮膚に垂直に接触するようにその角度方向を自己調節し得、補助機能要素は、このような旋回調節に関与する必要はない。
シェーバーヘッド全体及び/又は少なくとも1つのカッター要素を、カッター振動軸に平行な当該旋回軸を中心として、若しくは他の方向を有する更なる旋回軸を中心として、補助機能要素に対して旋回可能に支持することは、補助機能要素の単純な構造及び単純な支持、ひいてはシェーバーヘッド内の空間の節約を可能にし、カッター要素の調節運動が、カッター要素の角度位置を皮膚輪郭に適合すること、及び皮膚輪郭に対するシェーバーハウジングの位置ずれを補正することを可能にする。
前述の目的のうちの少なくとも1つは、電気シェーバーであって、シェーバーハンドルハウジングと、(駆動ユニットによってカッター振動軸に沿って振動自在に駆動可能な少なくとも1つのカッター要素を含むシェーバーヘッドとを備え、当該駆動ユニットは、当該シェーバーハウジングから当該シェーバーヘッドの中に延伸し、当該少なくとも1つのカッター要素に連結される、少なくとも1つの細長い駆動伝達部を含み、当該細長い駆動伝達部は、旋回継手により当該カッター要素に連結され、当該電気シェーバーヘッド及び/又は当該少なくとも1つのカッター要素は、少なくとも、当該カッター振動軸に平行な旋回軸を中心として、当該旋回継手に対して、及び/又は当該駆動伝達部に対して旋回可能に支持されている、電気シェーバーによって更に達成される。少なくとも1つのカッター要素は、シェーバーヘッド旋回軸を中心として、当該シェーバーハンドルハウジングに対して当該駆動伝達部の旋回継手の周りを旋回し得る。伝達部を含む駆動ユニットは、あらゆるカッターユニット皮膚輪郭適合運動に対してシェーバーハンドルハウジングに結合された状態で固定される(モータ駆動運動を無視又は除外)。
これら及び他の優位点は、図面及び可能な例に言及する以下の説明から明らかになる。
シェーバーハウジングに対して旋回可能に支持されたシェーバーヘッドを有する電気シェーバーの部分斜視図であり、当該シェーバーヘッドは、振動自在に駆動可能な、それぞれシェーバーヘッドフレームに対して旋回可能に支持された2つのカッター要素を含み、非カッティング補助機能要素は当該2つのカッター要素間に位置付けられている。 カッター振動軸に垂直に延伸し、当該カッター振動軸に沿って振動自在にカッター要素を駆動するための細長い駆動伝達部を含む断面平面でシェーバーヘッドの断面図を示し、当該断面図は、シェーバーヘッドの皮膚接触側に向かって2つのカッター要素間に延伸する補助機能要素を示す。 補助機能要素に対する2つのカッター要素と長毛カッターとの接合旋回を可能にするための、2つのカッター要素と長毛カッターとを支持する旋回フレームの旋回軸の配列を示す、シェーバーヘッドの部分斜視図である。 カッター要素の旋回軸に平行した方向の、図3のシェーバーヘッドの側面図を示し、まだいずれの側にも旋回していない初期又は基本位置にあるカッター要素を示す。 カッター要素の旋回軸に平行した方向の、図3のシェーバーヘッドの側面図を示し、左側のカッター要素への皮膚接触圧によって時計と反対方向に旋回した位置にあるカッター要素を示す。 カッター要素の旋回軸に平行した方向の、図3のシェーバーヘッドの側面図を示し、右側のカッター要素への皮膚接触圧によって時計方向に旋回した位置にあるカッター要素を示す。 カッター振動軸に垂直であり、カッター要素の旋回軸に垂直の断面平面での図3及び図4のシェーバーヘッドの断面図であり、2つのカッター要素及び長毛カッターは、全てのカッターが補助機能要素に対して同一の旋回角度を有する、時計方向に旋回した位置で示されている。 カッター要素の独立した旋回を可能にする、互いに独立して旋回可能に支持されたカッター要素を有するシェーバーヘッドの概略斜視図を、図3と同様の斜視図で示す。 カッター要素の旋回軸に平行な表示方向での、図6のシェーバーヘッドの側面図である。上部の初期又は基本位置にあるカッター要素を示す。 カッター要素の旋回軸に平行な表示方向での、図6のシェーバーヘッドの側面図である。図(a)の基本位置と比べて、2つのカッター要素が互いに反対の角度方向に旋回している、下端位置又は下部駆動位置にあるカッター要素を示す。 カッター要素の旋回軸に平行な表示方向での、図6のシェーバーヘッドの側面図である。傾斜した皮膚表面に対して調節するため、それぞれ時計方向に旋回されたカッター要素を示す。 カッター要素の旋回軸に平行な表示方向での、図6のシェーバーヘッドの側面図である。2つのカッター要素が、シェーバーの長手軸に対して実質的に垂直の皮膚輪郭に適合するよう、互いに逆の角度方向に旋回された動作位置にあるカッター要素を示す。 カッター要素の旋回軸に平行な表示方向での、図6のシェーバーヘッドの側面図である。傾斜した皮膚表面に適合するよう、それぞれ反時計方向に旋回されたカッター要素を示す。 カッター要素の旋回軸に平行な表示方向での、図6のシェーバーヘッドの側面図である。図(a)と同様の上端位置又は基本位置にあるカッター要素を示し、2つのカッター要素は、互いに実質的に平行に延伸する別個の旋回軸を中心として旋回可能に支持されているが、互いに離間している。 カッター要素の旋回軸に平行な表示方向での、図6のシェーバーヘッドの側面図である。図(a)と同様の上端位置又は基本位置にある左側のカッター要素と、図(d)と同様の中間位置にある右側のカッター要素と、を示す。 カッター要素の旋回軸に平行な表示方向での、図6のシェーバーヘッドの側面図である。図(d)と同様の中間位置にある左側のカッター要素と、図(a)と同様の上端位置又は基本位置にある右側のカッター要素と、を示す。 カッター振動軸に実質的に垂直の表示方向にあるシェーバーヘッドの側面図であり、シェーバーのカッター要素は、カッター振動軸に実質的に垂直であり、シェーバーハウジングの長手軸に垂直に延伸する、付加旋回軸を有し、基本又は初期位置にある(an)カッター要素を示す。 カッター振動軸に実質的に垂直の表示方向にあるシェーバーヘッドの側面図であり、シェーバーのカッター要素は、カッター振動軸に実質的に垂直であり、シェーバーハウジングの長手軸に垂直に延伸する、付加旋回軸を有し、反時計方向に旋回した位置にあるカッター要素を示す。 カッター振動軸に実質的に垂直の表示方向にあるシェーバーヘッドの側面図であり、シェーバーのカッター要素は、カッター振動軸に実質的に垂直であり、シェーバーハウジングの長手軸に垂直に延伸する、付加旋回軸を有し、時計方向に旋回した位置にあるカッター要素を示す。 カッター振動軸に実質的に垂直の表示方向にあるシェーバーヘッドの側面図であり、シェーバーのカッター要素は、カッター振動軸に実質的に垂直であり、シェーバーハウジングの長手軸に垂直に延伸する、付加旋回軸を有し、下端位置又は駆動位置にある前側カッター要素を示す。 カッター振動軸に実質的に垂直の表示方向にあるシェーバーヘッドの側面図であり、シェーバーのカッター要素は、カッター振動軸に実質的に垂直であり、シェーバーハウジングの長手軸に垂直に延伸する、付加旋回軸を有し、互いに逆の角度方向に旋回した後、異なる角度位置にある前側カッター要素と後側カッター要素と、を示す。 図8の異なる図によって例示されている、カッター振動軸に実質的に平行であり、付加旋回軸に垂直の断面平面での図8のシェーバーヘッドの断面図を示す。 カッター振動軸に垂直の断面平面での、振動自在にカッター要素を駆動するための細長い駆動伝達部を備えた、図6〜図9のシェーバーヘッドの断面図であり、補助機能要素に対して反対の傾斜を有する上端位置又は初期位置にあるカッター要素を示す。 カッター振動軸に垂直の断面平面での、振動自在にカッター要素を駆動するための細長い駆動伝達部を備えた、図6〜図9のシェーバーヘッドの断面図であり、補助機能要素に対して同じく反対の傾斜を有する下端位置にあるカッター要素を示す。 カッター振動軸に平行な表示方向での、図10のシェーバーヘッドの側面図である。 長毛カッター構造を例示するための、長手方向のシェーバーハウジング軸を通過する図11の線D−Dに沿った、図11のシェーバーヘッドの断面図。 細長い駆動伝達部をカッター要素に結合する旋回継手を例示する、カッター要素とそこに結合された細長い駆動伝達部とを通過する図11の線C−Cに沿った、図11及び図12のシェーバーヘッドの断面図。 細長い駆動伝達部とカッター要素との間の旋回結合部の更なる詳細を示し、球状支持表面を有する玉継手部分の斜視図を示す。 細長い駆動伝達部とカッター要素との間の旋回結合部の更なる詳細を示し、細長い駆動伝達部を含む、振動軸に平行な平面での旋回継手の断面を示す。 細長い駆動伝達部とカッター要素との間の旋回結合部の更なる詳細を示し、細長い駆動伝達部を含む、振動軸を横断する平面での旋回継手の断面を示す。 球状支持表面がカッター要素に対するコネクタ部分の遊びを提供する平坦化又は面取り部分を有する、玉継手部分を有する、旋回継手の展開斜視図を示し、カッター要素及び細長い駆動伝達部に対する部分断面図でコネクタ部分を示す。 球状支持表面がカッター要素に対するコネクタ部分の遊びを提供する平坦化又は面取り部分を有する、玉継手部分を有する、旋回継手の展開斜視図を示し、コネクタ部分を全体として示す。
カッター要素の可撓性のある降伏自己調節運動を可能にして、皮膚輪郭への自己適合と、皮膚輪郭に対するハンドピースの位置ずれの補正と、を達成しながら、なお、非カッティング補助機能要素の単純な構造及び単純な支持を提供するため、シェーバーヘッド及び/又は少なくとも1つのカッター要素は、少なくとも、当該カッター振動軸に平行な旋回軸を中心として、補助機能要素に対して旋回可能に支持される。カッター振動軸に実質的に平行に延伸するこのような旋回軸は、カッター要素の角度方向の自己調節を、ひいては、急降下運動も可能であるが単なる急降下運動よりも的確に皮膚輪郭に適合することを可能にする。
補助機能要素に対するこのような旋回は、シェーバーヘッドフレームと少なくとも1つのカッター要素とが補助機能要素に対して一緒に旋回し得るように、カッター要素を含むシェーバーヘッド、より具体的にはシェーバーヘッド支持構造とそこに支持されているカッター要素と、によって実行されてもよい。より具体的には、補助機能要素を除く、ただし振動カッター要素を含む、ほぼ全体のシェーバーヘッド構造は、前述の旋回軸を中心として一緒に旋回してもよい。
シェーバーヘッドのこのような包括的な旋回に加えて又は代替として、シェーバーヘッド基部構造から独立したカッター要素が補助機能要素に対して旋回し得るように、振動カッター要素は、シェーバーヘッドに対して、より具体的にはシェーバーヘッド基部構造又はシェーバーヘッドフレームに対して旋回してもよい。
当該補助機能要素は、シェーバーハウジングに対して及び/又はシェーバーヘッドフレーム及びシェーバーヘッドハウジングに対して、固定の方向及び/又は固定の位置で延伸するように堅固に支持されてもよい。このように、補助機能要素は、補助機能要素の旋回調節に関与する必要はないが、カッター要素の旋回調節に関係なく、所与の位置及び/又は固定の方向を維持してもよい。
補助機能要素は、カッター要素で剃毛される皮膚に様々な非カッティング補助機能を適用するように適合されてもよい。より具体的には、補助機能要素は、剃毛される皮膚を冷却及び/又は加熱するための皮膚冷却器又は皮膚加熱器を含んでもよい。このような皮膚冷却器及び/又は皮膚加熱器は、ペルチェ素子などの熱素子と協働する皮膚接触部分を含んでもよい。このような皮膚冷却及び/又は加熱に加えて又は代替として、補助機能要素は、剃毛される又は剃毛された皮膚部分に液体を適用する液体アプリケータを含んでもよく、このような液体としては、臭気若しくは芳香剤、皮膚鎮静剤、消毒剤及び/又は他の皮膚処理剤が挙げられ得る。更に、補助機能要素は、皮膚部分に潤滑剤を適用するためのルブリケータを含んでもよい。皮膚に適用可能である他の媒体は、気体、粉末、発泡体若しくはゲルが挙げられ得る、又はこれらからなり得るため、補助機能要素としては、気体アプリケータ、粉末アプリケータ、発泡体アプリケータ及び/又はゲルアプリケータが挙げられ得る。例えば、気体アプリケータは、皮膚に空気を吹き付けるファンを含んでもよく、空気流は、皮膚平滑化及び/又は着色粒子などの粉末を含んでもよい。更に、潤滑用若しくは剃毛用発泡体などの発泡体、又は皮膚鎮静用ゲルなどのゲルが皮膚に適用されてもよく、アプリケータヘッドは、防臭スティックのような送達パッド又はボールを含んでもよい。
更なる態様によれば、補助機能要素のアプリケータヘッドは、皮膚部に接触するための、又はアプリケータヘッドの接触面と皮膚部分との間にほんの僅かな隙間を空けた状態で少なくとも皮膚部分に面するための、非被覆接触面を含んでもよい。
補助機能要素のアプリケータヘッド及び/又は前述の接触面は、皮膚への影響を可能にするため、及び補助機能を皮膚に適用するため、シェーバーヘッドの外輪郭の一部を形成し得る。
基本的に、補助機能要素のアプリケータヘッドは、シェーバーヘッドの異なる部分に位置付けられてもよい。例えば、補助機能要素は、カッター要素の一側面に沿って、例えば、カッター振動軸に実質的に平行に延伸するカッター要素の主要側面に沿って、延伸する細長いアプリケータヘッドを有してもよい。シェーバーヘッドを皮膚上で移動させる際のシェーバーの主な取り扱い方向を考慮して、補助機能要素は、カッター要素の前側及び/又は後側に延伸してもよい。前述の主な取り扱い方向は、カッター振動軸に実質的に垂直に、及び/又はシェーバーハウジングの長手軸に実質的に垂直に、及び/又は細長い形状を有するカッター要素の長手軸に実質的に垂直に延伸してもよい。補助機能要素は、シェーバーヘッドがシェーバーの当該主な取り扱い方向に沿って皮膚上を移動するときに、少なくとも1つのカッター要素に敷かれる軌道内を進むように、及び/又は少なくとも1つのカッター要素が補助機能要素に敷かれる軌道内を進むように位置付けられてもよい。
より具体的には、補助機能要素は、シェーバーヘッドの内部構造を介してシェーバーハウジングから、並びに/又はシェーバーヘッドの皮膚接触側及び/若しくはシェーバーハウジングから離れたシェーバーヘッドの上側の一部を形成する補助機能要素のアプリケータヘッドを有するシェーバーヘッドハウジング内から延伸してもよい。機能要素は、シェーバーヘッドの構造要素及び/又は構造部分が、補助機能要素の反対側に位置付けられ得るように又は補助機能要素を取り囲み得るように、シェーバーヘッドの内部を介して、及び/又はシェーバーヘッドの内部構造を介して延伸してもよい。
例えば、補助機能要素は、シェーバーハウジングに堅固に結合され、当該シェーバーハウジングからシェーバーヘッドの中に突出してもよく、そこを介してシェーバーヘッドの皮膚接触側に延伸している。補助機能要素がシェーバーハウジングに取り付けられたとき、カッター要素を支持するシェーバーヘッドフレームを含むシェーバーヘッドは旋回可能に支持されてもよく、容易で単純な支持構造によって補助機能要素に対して旋回可能にされてもよい。代替として、補助機能要素は、シェーバーヘッド、より具体的には、カッター要素が旋回可能に支持されるシェーバーヘッド支持構造に又はシェーバーヘッドハウジング上に取り付けられてもよい。
シェーバーヘッドは1つのカッター要素のみを含んでいてもよいが、シェーバーヘッドは2つ、3つ、又はそれ以上のカッター要素を含んでいてもよい。シェーバーヘッドが複数のカッター要素を含む場合、補助機能要素のアプリケータヘッドは、一対の当該複数のカッター要素の間に位置付けられてもよい。例えば、補助機能要素は、剃毛される皮膚をわたるシェーバーヘッドの運動を考慮したときに、少なくとも1つのカッター要素に追従し、少なくとも別のカッター要素より先に移動するように位置付けられてもよい。換言すれば、補助機能要素は、少なくとも1つのカッター要素に敷かれた軌道内を進むように位置付けられてもよく、少なくとも別のカッター要素は、補助機能要素に敷かれた軌道内を進む。
複数のカッター要素が存在する場合、当該複数のカッター要素のそれぞれは、少なくとも、カッター振動軸に平行な当該旋回軸を中心にして旋回可能に支持されてもよく、カッター要素のそれぞれは、それ自体の旋回軸を有してもよく、又は代替として、複数のカッター要素の少なくとも2つがカッター振動軸に平行な共通の旋回軸を共有してもよい。それ自体の旋回軸を有するカッター要素が存在する場合、このような別個の旋回軸は、互いに実質的に平行に、ただし互いに離間して延伸してもよい。
複数のカッター要素の旋回は、異なる方法で制御されてもよい。例えば、カッター要素及び/又はそれらの支持構造は、当該旋回軸を中心として一緒に旋回するように、互いに連係されてもよい。例えば、カッター要素は、振動軸に平行な旋回軸を中心とした前述の旋回を実行し得る共通の旋回フレーム上に支持され、それにより、同一の角度方向でカッター要素の接合旋回を生じさせ得る。代替として、カッター要素は、別個の旋回フレーム上に支持されてもよく、このような別個の旋回フレームは、例えば、凹凸状又は鋸歯状の伝達装置によって、及び/又は旋回可能に支持されたカッター要素が互いに逆方向に旋回させられるよう制御アームの配列によって、互いに連係されてもよい。
1つのカッター要素が別のカッター要素の旋回に反応して旋回するような制御された旋回の代替として、カッター要素は、更なる態様によれば、カッター振動軸に平行な旋回軸を中心として互いに独立して旋回してもよい。カッター要素のこのような独立した旋回可能な支持により、それぞれのカッター要素は、他のカッター要素の旋回による影響を受けることなく、その位置及び/又は角度方向を皮膚輪郭に適合させ得る。このように、それぞれのカッター要素は、皮膚輪郭に対するその位置を個別に見出し得る。例えば、カッター要素は、互いに独立して旋回することが可能な別個の支持フレーム上に支持されてもよい。
カッター振動軸に平行な旋回軸を中心とした前述の旋回は、非カッティング補助機能要素に対する少なくとも1つのカッター要素の唯一の自由度である必要はない。更なる態様によれば、少なくとも1つのカッター要素は、互いに垂直に、及びシェーバーハウジングの長手軸を実質的に横断して延伸する一対の旋回軸を中心とした、当該補助機能要素に対して、及び/又はシェーバーヘッドのシェーバーヘッドフレームに対して多軸方向に旋回可能に支持されてもよい。カッター要素のこのような多軸旋回運動は、様々な方法でのカッター要素の自己調節を、ひいては様々な皮膚輪郭及び剃毛される皮膚に対するシェーバーハウジングの様々な位置ずれへの適合を可能にする。
このような多軸方向に旋回可能な支持に加えて又は代替として、少なくとも1つのカッター要素はまた、直線変位のため、例えば、シェーバーハウジングの長手軸に実質的に平行な変異軸に沿ったカッター要素の駆動を可能にするために、移動可能に支持されてもよい。このような駆動に加えて又は代替として、カッター要素はまた、例えば、やや傾斜するように皮膚に押し付けたられたときに、カッター要素の降伏を可能にするため、振動軸に実質的に垂直の、シェーバーハウジングの長手軸を横断する方向に直線変位できるようにされてもよい。
前述の多軸旋回及び/又は付加的な直線変位は、前述のように制御され得る。例えば、1つのカッター要素の多軸旋回は、例えば、カッター要素間の制御リンクによって、別のカッター要素の多軸旋回に反応して制御されてもよく、逆もまた同様である。代替として、カッター要素は、互いに独立した多軸旋回を実行してもよい。直線変位に関しては、例えば、一対のカッター要素がシェーバーヘッドの中へ共に急降下するように、あるカッター要素の直線変位を別のカッター要素の直線変位に反応して制御することも可能である。代替として、カッター要素は、互いに独立したカッター要素の直線変位を可能にするように、別個に支持されてもよい。
電気モータの駆動力及び運動を少なくとも1つのカッター要素に伝達するための伝達トレーンは、モータの型及びその配列に応じて、種々のアーキテクチャ及び構造を有してもよい。例えば、駆動ユニットは、回転電気モータ又は磁気式リニアモータを含んでもよく、その型にかかわりなく、モータはシェーバーハウジング内又はシェーバーヘッド内に配置されてもよい。カッター要素の前述の自己調節を可能にするために、伝達トレーンは、旋回継手及び/又は直線変位可能な結合部に関して実現され得る、対応する自由度を含む。
伝達トレーンと非カッティング補助機能要素との間の衝突を回避するため、伝達トレーンは、カッター要素に近い領域での当該カッター要素の旋回及び/又は直線変位運動を可能にするように適合されてもよく、それにより、伝達トレーンの他の部分は、カッター振動軸を横断する、及びシェーバーハウジングの長手軸を横断する方向へのあらゆる運動を開始し得る。特に、伝達トレーンは、シェーバーヘッド内でのいずれかの振動ブリッジがないことに適合されてもよく、振動ブリッジは多くの場合、降伏する又は可撓性のある支持アームによって支持されるブリッジを含み、それにより、ブリッジ構造はやや嵩高になり、スペースを消費する。
電気シェーバーは、細長い駆動伝達部をカッター要素に直接連結して、細長い駆動伝達部とカッター要素との間のあらゆる振動性の降伏ブリッジ構造を回避し得る。より具体的には、細長い駆動伝達部は、互いに垂直に、且つ当該細長い駆動伝達部の長手軸を横断して延伸する一対の旋回軸を提供する旋回継手によって、カッター要素に連結され得る。カッティング振動を横断するカッター要素の調節運動を可能にするため、旋回継手は、細長い駆動伝達部に及び/又はカッター要素に変位可能に取り付けられ、カッター振動軸を横断する、且つ細長い駆動伝達部の長手軸を横断する方向への、細長い駆動伝達部に対する及び/又はカッター要素に対する旋回継手の変位を可能にし得る。
細長い駆動伝達部のカッター要素への直接的な旋回可能結合は、伝達トレーンの低電力散逸と、細長い駆動伝達部の駆動運動に対するカッター要素の直接反応と、を達成し、ひいては高振動周波数を可能にするのを助け得る。細長い駆動伝達部は、カッター要素へ又はその中に延伸し、カッター要素を直接押して及び/又は引いてカッティング運動を生じさせ得る。細長い駆動伝達部をカッター要素に連結する旋回継手は、細長い駆動伝達部とカッター要素との間の遊びのない、振動軸に沿った駆動作用の直接伝達が可能であるにもかかわらず、細長い駆動部材の長手軸を横断する、及び/又はカッティング振動を横断するカッティング要素の調節運動を可能にするのを助ける。
カッター振動軸に沿った少なくとも1つのカッター要素の瞬間的な遊びのない駆動を達成し、同様に皮膚輪郭へのカッター要素の自己適合と、皮膚輪郭に対するハンドピースの位置ずれの補正と、を達成するための、当該振動軸以外の更なる軸に沿った、及び/又は更なる軸を中心としたカッター要素の降伏自己調節運動を可能にするために、駆動トレーンは、細長い駆動伝達部とカッター要素との間の任意の降伏振動ブリッジを欠いてもよいが、細長い駆動伝達部はカッター要素まで延伸してもよく、また、旋回継手によってカッター要素に直接結合されてもよく、当該旋回継手は、細長い駆動伝達部に対するカッター要素の自由軸及び/又は可動軸のみを形成してもよい。
旋回継手は、カッター要素が細長い駆動伝達部に対して移動し得る、伝達トレーンの唯一の構造要素又はスポットであってもよい。
一方で、カッター振動軸に沿ったカッティング運動に対する損失の少ない剛性伝達特性を達成し、他の軸に沿った、及び/又は他の軸を中心としたカッター要素の自己適合を可能にするため、当該旋回継手は、当該カッター振動軸に対する遊びがないように適合されてもよく、特に、細長い駆動伝達部及びカッター要素との旋回継手の係合は、当該カッター振動軸に対する遊びがないように適合されてもよい。もう一方で、当該旋回継手は、当該振動軸以外の変位軸に沿った遊びを提供し、及び/又は1つ以上の旋回軸を中心として旋回する自由を提供するように適合されてもよい。
電気シェーバーの型に応じて、回転電気モータ又は磁気式リニアモータを含み得る駆動ユニットは、シェーバーハウジング内に収容されてもよい。代替として、回転又はリニアモータは、シェーバーヘッド内に収容されてもよい。
モータからカッター要素へトルク、力、電力及び/又は運動を伝達するための前述の細長い駆動伝達部は、シェーバーハウジングからシェーバーヘッドの中に延伸してもよく、細長い駆動伝達部は、ハンドピースの長手軸と実質的に平行な長手軸を有してもよい。駆動ユニットがシェーバーヘッド内に収容されたモータを有する場合、細長い駆動伝達部は、シェーバーハウジングの内部からシェーバーハウジングの外部まで、特にシェーバーヘッドに面する領域内で延伸してもよい。モータがシェーバーヘッド内に収容されている場合、細長い駆動伝達部は、その長手軸と共に、シェーバーヘッドの主軸と実質的に平行に延伸してもよい。
剛性伝達特性を達成し、伝達損失を回避するため、当該細長い駆動伝達部は、十分な剛性及び強度を有し、動作負荷下で曲がったり変形したりしないように適合される、堅固な駆動ピンを形成し得る。例えば、このピン(ist)は金属ピンであってもよい。
別の態様によれば、当該細長い駆動伝達部は、固定の角度方向に延伸するように、及び当該細長い駆動伝達部の長手軸に垂直の軸に沿って当該シェーバーハウジングに対して一軸振動するように、支持されてもよい。細長い駆動伝達部は、いずれかの軸を中心として旋回せずに、純粋な直線変位を実行してもよく、細長い駆動伝達部は、シェーバーハウジングの長手軸に実質的に平行なその長手軸で保持されてもよい。基本的に、細長い駆動伝達部の当該直線変位は、振動の楕円形経路又はS字形経路などの曲線状経路をたどり得る。別の態様によれば、シェーバーヘッドの旋回軸に実質的に平行に、及び/又はカッター要素の長手方向の延伸に平行に延伸し得る軸に沿った往復運動又は振動に関して、当該直線変位は直線経路をたどり得る。
カッター要素及びその取り付け構造又は支持構造の構成に応じて、細長い駆動伝達部は、カッター要素の前に若しくはそこで終了する、又は当該細長い駆動伝達部の端部が駆動伝達部の長手軸を横断する当該対の旋回軸を中心として旋回可能に受容され、当該カッター振動軸を横断する、且つ細長い駆動伝達部の当該長手軸を横断する当該方向に変位可能である、当該カッター要素に形成される内部伝達部凹部の中に延伸する、長さを有してもよい。細長い駆動伝達部の内部伝達部凹部への延伸は、旋回軸の位置をカッター要素のカッティング及び/又はせん断表面に接近させ得、したがって、力が旋回継手によってカッター要素に伝達される点から、カッティング又はせん断による抵抗力がカッター要素に加えられる点までのレバーアームの長さを減少させ得る。このように、駆動力及びそのレバーアームによるカッター要素の旋回の傾向は、低減され得る。
細長い駆動伝達部とカッター要素との間の旋回継手は、異なる方法で実現され得る。例えば、細長い駆動伝達部は、旋回継手を形成する前述の内部伝達部凹部を画定するカッター要素の体壁と直接係合及び/又は直接接触してもよい。細長い駆動伝達部が堅固な駆動ピンによって形成されている場合、当該駆動ピンは、カッター要素内の当該内部伝達部凹部を画定する壁部と直接係合してもよい。任意追加的に、駆動ピンには、駆動ピン本体と堅固に結合され、当該伝達部凹部と係合している係合スリーブが提供されてもよい。このようなスリーブは、駆動ピンに着座している円筒形状を有し、損耗により交換可能な交換スリーブを形成してもよく、又は、カッター要素との滑らかな摺動係合を提供する適切な材料から作られた摺動スリーブを形成してもよい。
カッター要素の当該内部伝達部凹部は、幅が実質的に当該細長い駆動伝達部の厚さ又は直径に対応し、長さが細長い駆動伝達部の当該厚さ又は直径より実質的に大きい隙間を画定する凸状側壁部を有する細長いスロット状の孔を形成してもよく、当該幅はカッター振動軸に平行に延伸し、当該長さはカッター振動軸を横断して、且つ細長い駆動伝達部の長手軸を横断して延伸する。特に、細長いスロット状の孔は、カッター振動軸に対して実質的に遊びなしで、細長い駆動伝達部を受容するように、またもう一方で、カッター振動軸を横断する、且つ細長い駆動伝達部の長手軸を横断する軸に対して、カッター要素と細長い駆動伝達部との間に遊びを提供するように、適合されてもよい。このように、カッター振動軸に対する剛性の伝達特性が達成される一方で、皮膚輪郭に対するカッター要素の自己適合運動が可能であり、例えば、シェーバーヘッドの旋回運動及び/又はシェーバーヘッドに対するカッター要素の調節運動による位置ずれの補正が達成され得る。駆動伝達部を受容するスロット状の孔を画定する側壁の凸形状は、旋回自由度を提供し、カッター振動軸及び細長い駆動伝達部の長手軸を実質的に横断する旋回軸を中心とした、細長い駆動伝達部に対するカッター要素の旋回調節を可能にする。
別の態様によれば、旋回継手は、当該細長い駆動伝達部の端部をカッター要素に結合するブロック及び/又はスリーブ状のコネクタを含んでもよく、細長い駆動伝達部の当該端部は、カッター要素に取り付けられた当該コネクタ部分に受容され得る。
当該ブロック状のコネクタは、カッター要素の実質的に球状の支持表面と旋回可能に係合する実質的に球状の支持表面を有し、細長い駆動伝達部を受容する伝達部凹部を有する、玉継手部分を形成し得る。当該玉継手部分及びカッター要素の当該球状支持表面は、完全な球体を画定する必要はないが、このような球体の一部のみ、例えば球状キャップ又はドーム状軸受面などを画定し得る。それにもかかわらず、玉継手部分の球状支持表面は、ほぼ完全な球体又は半球体又は半球体以上を形成することが可能である。
特に、当該球状支持表面を、旋回継手の少なくとも部分を覆うように配向及び/又は配置して、旋回継手を通過するカッター振動軸を包含する及び/又は取り囲んでもよい。換言すると、球状支持面は、カッター要素の往復移動方向への駆動力を伝達するため、少なくともその方向に面する旋回継手の領域内に提供されてもよい。より具体的には、球状支持表面は、カッター振動軸が当該球状表面を垂直に通過するように配置されてもよい。
細長い駆動伝達部は、異なる方法で当該玉継手部分に受容されてもよい。一態様によれば、コネクタの伝達部凹部は、カッター振動軸に平行な方向への細長い伝達部部分に対するブロック状コネクタのあらゆる運動を防止するように、並びにカッター振動軸を横断する、且つ細長い駆動伝達部を横断する軸に沿った細長い駆動伝達部に対するコネクタの運動、及び/又はカッター振動軸に平行な旋回軸を中心とした旋回運動を可能にするように、適合されてもよい。
より具体的には、コネクタの当該伝達部凹部は、幅が実質的に細長い駆動伝達部の厚さ又は直径に対応し、長さが細長い駆動伝達部の当該厚さ又は直径より実質的に大きい細長いスロット状の孔を形成して、当該カッター振動軸を横断する、且つ細長い駆動伝達部の長手軸を横断する方向への細長い駆動伝達部に対するコネクタの変位を可能にし得る。コネクタブロック内のこのようなスロットは、カッター振動軸を横断する、且つ細長い駆動伝達部を横断する変位軸に沿い、カッター振動軸に平行な旋回軸を中心とした、細長い駆動伝達部に対するカッター要素の前述の自己調節を可能にする。振動軸を横断する、且つ細長い駆動伝達部を横断する旋回軸を中心とした旋回に関して、細長い駆動伝達部に対するカッター要素の更なる自己調節は、カッター要素に対するコネクタブロックの対応する旋回によって生じ得る。
細長い駆動伝達部に対するコネクタブロックの変位及び/又は旋回を可能にするコネクタの前述のスロット状伝達部凹部の代替として、当該コネクタブロックはまた、細長い駆動伝達部に堅固に固定されてもよい。細長い駆動伝達部に対するカッター要素の運動の調節を可能にするため、コネクタは、カッター要素の支持表面に対して遊びを有してもよい。より具体的には、コネクタ部分の前述の球状支持表面には、カッター要素に対するコネクタの遊びを提供し、また、カッター振動軸を横断する、且つ細長い駆動伝達部の長手軸を横断する方向への細長い駆動伝達部に対するカッター要素の変位を可能にする、平坦化及び/又は面取り部分が提供されてもよい。
一態様によれば、このような平坦化及び/又は面取り部分は、玉継手部分の反対側に延伸してもよく、及び/又はカッター振動軸に実質的に平行に整列してもよい。
ブロック状及び/又はスリーブ状コネクタは、特に前述のスロット状の孔及び/又は前述の平坦化若しくは面取り部分の長手軸がそれらの所望の方向に延伸するように、実質的に固定された回転方向に保持されてもよい。
細長い駆動伝達部の長手方向に平行な軸を中心とした、カッター要素に対する及び/又は細長い駆動伝達部に対するコネクタの回転は、当該コネクタ上に形成され、カッター要素上及び/又は細長い駆動伝達部上に提供される対応する回転防止具部分と係合する回転防止具部分によって防止されてもよい。
前述の回転防止具部分は、カッター要素の陥凹及び/又は突出した係合部分と係合する突出及び/又は陥凹した係合部分を形成してもよい。例えば、このような回転防止具部分は、カッター振動軸を横断する、且つ細長い駆動伝達部を横断する方向に延伸する、円筒又は円錐又はドーム形状の軸方向スタブと、対応するスタブ受容凹部と、を含んでもよい。
カッター要素の旋回継手支持表面は、カッター要素のカッター要素本体と一体に形成されてもよく、又はそこに堅固に固定されてもよい。このような旋回継手支持表面は、カッター要素本体の材料によって直接形成されてもよい。代替として、任意追加的にこのような支持表面は、例えば軸受インサートに関して、カッター要素に堅固に結合されたインサート又はカバー層によって形成されてもよい。
別の態様によれば、カッター要素の旋回継手支持表面は、カッター要素本体に結合され、シェーバーヘッドのせん断フォイルに対してカッター要素本体を弾性的に付勢する、カッター要素バネ上に提供されてもよい。このように、細長い駆動伝達部は、前述のカッター振動軸に沿って振動自在に付勢バネ構造を駆動し、付勢ばね構造体は、せん断フォイルに向かって、及び/又は剃毛される皮膚に向かってカッター要素を付勢するように適合される。
旋回継手によって画定される少なくとも1つのカッター要素の旋回軸は、シェーバーヘッドフレーム又はシェーバーヘッド構造全体の旋回軸から離間してもよい。特に、複数のカッター要素が存在する場合、旋回継手によって画定される旋回軸は、シェーバーヘッドの旋回軸から、細長い駆動伝達部の長手軸を横断する、且つカッター振動軸を横断する方向にオフセットされ、及び/又は細長い駆動伝達部の長手軸に実質的に平行な方向にオフセットされてもよい。基本的に、カッター要素が1つしかない場合、同じ種類のオフセットが提供されてもよい。
より具体的には、細長い駆動伝達部とカッター要素との間の前述の旋回継手によって画定される旋回軸は、シェーバーヘッドの旋回軸よりシェーバーハウジングから更に離れていてもよい。細長い駆動伝達部がシェーバーハウジングからシェーバーヘッドの中に延伸している場合、細長い駆動伝達部は、シェーバーヘッド旋回軸がシェーバーハウジングから離間している距離よりも長い長さを有してもよい。
これら及び他の特徴は図面に示す例から明らかになる。
図1から分かるように、シェーバー1は、シェーバーを保持するためのハンドピースを形成するシェーバーハウジング2を有してもよい。シェーバーハウジング2は、異なる形状を有してもよく、例えば、大まかに言うと、シェーバーを人間工学的に掴んで保持することを可能にする実質的に円筒形状又は箱形又は骨形状である。このようなシェーバーハウジングは、このようなハウジングの細長い形状(図1を参照)に起因して長手方向のシェーバーハウジング軸を有している。
シェーバーハウジング2の一方の端部において、シェーバーヘッド3が、シェーバーハウジング2に取り付けられており、シェーバーヘッド3は、前述の長手方向のシェーバーハウジング軸30に実質的に垂直に延伸しているシェーバーヘッド旋回軸7を中心として旋回可能に支持することができる。シェーバーハウジング2は、一対の支持アームがシェーバーハウジング2のシェーバーヘッド端部から突出していてもよく、この支持アーム間で、例えばシェーバーヘッドフレーム6に関する、シェーバーヘッド3のキャリア構造を、当該シェーバーヘッド旋回軸7を中心として旋回可能に取り付けることができる。
図1及び図2から分かるように、シェーバーヘッド3は、一対のカッター要素4を含んでいてもよく、このようなカッター要素4のうち1つのみ又は3つ以上が提供されてもよい。このようなカッター要素4は、対応するカッター要素4を覆うせん断フォイル5と協働する複数のせん断刃を伴うブロック状のアンダーカッターを形成してもよい。当該カッター要素4は、細長い形状を有して、長手軸が、前述のシェーバーヘッド旋回軸7に実質的に平行に、及び/又はカッティング振動軸8(これに沿ってカッター要素4が振動自在に駆動される)に実質的に平行に延伸してもよい。
少なくとも1つのカッター要素4に加えて、シェーバーヘッド3は、シェーバーヘッド3の皮膚接触側の一部、より具体的には、シェーバーハウジング2から離れている又は反対側のシェーバーヘッド3の前側の一部を形成するアプリケータヘッド21を有し得る、少なくとも1つの非カッティング補助機能要素20を含む(図2を参照のこと)。
当該アプリケータヘッド21は、少なくとも1つのカッター要素4の少なくとも1つの側に沿って延伸するように細長い及び/又はプレート状の構成を有してもよいが、他の形状及び構成も可能である。
図2から分かるように、このような補助機能要素20は、いずれのシェーバーヘッドハウジングにも覆われていないが、剃毛される皮膚に接触させ得る接触表面22を有する、冷却及び/又は加熱素子などの熱素子を含んでもよい。
このような接触面22は、少なくとも1つのカッター要素4の一方の側に沿って、特に、このようなカッター要素4の主要な側に沿って延伸してもよく、主要な側は、細長い形状を有するカッター要素4の長辺であり得る。2つ又は3つ以上のカッター要素4が存在する場合、当該補助機能要素20は、一対の当該複数のカッター要素4の間に位置付けられてもよく、接触面22は、このような対のカッター要素4の接触表面の間に延伸してもよい。
非カッティング補助機能要素20は、シェーバーヘッド3の内部を介してシェーバーハウジング2から、シェーバーハウジング2から離れるシェーバーヘッド3の側に延伸してもよく、補助機能要素20は、シェーバーハウジング2に及び/又はシェーバーヘッド3の構造要素に取り付けられてもよい。特に、補助機能要素20は、シェーバーハウジング2に固定的に取り付けられてもよく、及び/又はシェーバーハウジング2から離れるシェーバーヘッド側に向かってシェーバーハウジング2から突出する固定の方向に保持されてもよく、補助機能要素20は、シェーバーハウジング2の長手軸30に実質的に平行に延伸してもよい。図1及び図2から分かるように、補助機能要素20は、シェーバーヘッド3を通って延伸するリブ形状の構成又は少なくともリブ形状のアプリケータヘッド21を有してもよい。
図1から分かるように、シェーバーヘッド3は、一対のカッター要素4の間に配置され得る更なる機能要素、例えば長毛カッター31を含んでもよい。
当該カッター要素4は、シェーバーハウジング2上に旋回可能に支持されたシェーバーヘッドフレーム6に対して移動可能に支持されてもよく、それにより、カッター要素4は、シェーバーヘッド旋回軸7を中心としてシェーバーヘッド3と共に旋回し得、また、当該シェーバーヘッドフレーム6に対してカッティング振動軸8に沿って振動し得る。これら2つの自由度に加えて、又は旋回軸7の代替として、カッター要素4は、付加的な軸に沿って及び/又はそれを中心としてシェーバーヘッドフレーム6に対して移動可能であってもよい。例えば、カッター要素4は、シェーバーヘッド3の中に急降下してもよく、つまり、シェーバーヘッド3と整列位置にあるときに、シェーバーハウジングの長手軸30に実質的に平行な軸に沿って変位される。加えて又は代替として、カッター要素4は、後に詳述するように、互いに垂直であり、シェーバーハウジングの長手軸30を横断する旋回軸11及び12を中心として、シェーバーヘッドフレーム6に対して旋回してもよい。
カッター要素4は、カッティング振動軸8に沿って振動自在に駆動することができる。このようなカッティング運動に加えて、カッティング要素4は、当該カッティング振動軸8を横断する方向に旋回可能で移動可能である。
より具体的には、カッター要素4は、シェーバーハウジングの長手軸30に実質的に垂直の、及び/又はカッター振動軸8と実質的に平行に延伸する旋回軸11を中心として旋回可能に支持されてもよい。図3及び図4から分かるように、カッター要素4は、前述の旋回軸11を中心としてシェーバーヘッドフレーム6上に旋回可能に支持されている、共通の旋回フレーム40上に支持されてもよく、当該旋回フレーム40は、当該旋回フレーム40が一種のロッキングヨークを形成するように、当該旋回軸11の反対側に延伸する部分40L及び40Rを有する。カッター要素4の1つ目は、当該旋回フレーム40の右側部分40R上に支持され、当該カッター要素4の2つ目は、当該旋回フレーム40の左側部分40L上に支持される。
旋回フレーム40の旋回軸11は、シェーバーヘッド構造全体が旋回可能に支持されている場合、前述のシェーバーヘッド旋回軸7と同軸に延伸してもよい。代替として、シェーバーヘッドの旋回軸7は、カッター要素4の相対的な旋回を可能にするカッター要素4の旋回軸11から離間してもよい。更なる代替として、シェーバーヘッドフレーム6は、シェーバーヘッド旋回軸7は存在しないが、カッター要素4の旋回は旋回軸11のみによって可能になるように、シェーバーハウジング2に対して固定の方向に保持されてもよい。
図4から分かるように、前述の共通の旋回フレーム40は、互いに反応するカッター要素4の旋回を生じさせる。例えば、旋回フレーム40の左側部分40Lが、図4の矢印F1によって表されるように、皮膚接触圧によって下方に押し下げられると、旋回フレーム40の右側部分40Rは上方へ移動する。換言すれば、旋回フレーム40のフレーム部分40R及び40Lの両方、ひいてはそこに支持されているカッター要素4は、同一の角度方向及び/又は同一の角度量で旋回し得る。例えば、図4及び図5の図(c)に示すように、旋回フレーム40の右側部分40Rが、例えば10度の角度αで時計方向に旋回した場合、旋回フレーム40の左側部分40Lも時計方向に10度旋回する。
図5に示すように、長毛カッター31も対応する旋回運動を実行するように、すなわち、長毛カッター31も同一の角度で同じく時計方向又は時計と反対方向に旋回されるように、長毛カッター31も共通の旋回フレーム40上に支持されてもよい。対して、補助機能要素20は、このような旋回運動に追従せず、その設定された角度方向を維持する。
図3〜図5に示すように、共通の旋回フレーム40上にカッター要素4を支持することにより、単純な支持構造が可能になり、接触圧が複数のカッター要素4に均等に分散される。
図4から分かるように、旋回フレーム40は、例えば、旋回フレーム40とシェーバーヘッドフレーム6との間で作用するバネによって、中間、初期、又は基本位置に付勢され得る。このようなバネとしては、単純な渦巻きバネ又は捻じりバネ又は他の好適なバネ構成が挙げられ得る。
両方のカッター要素4に共通の旋回フレーム40の代替として、カッター要素4のために別個の旋回フレーム又は別個の旋回フレーム部分40R及び40Lが存在してもよい。図6及び図7に示すように、このような別個の旋回フレーム40R、40Lは、カッター振動軸8に実質的に平行に延伸する旋回軸11を中心として、互いに独立して旋回してもよい。図7から分かるように、旋回フレーム40R及び40Lは、共通の旋回軸11上に支持されてもよく、又は代替として、図7の図(f)に示すように、互いに間隔を置き、互いに実質的に平行に延伸する別個の旋回軸11a及び11b上に支持されてもよい。それにもかかわらず、2つの旋回フレーム40R及び40Lが共通の旋回軸11上に支持されている場合もまた、旋回フレーム40R及び40Lは、互いに独立して旋回してもよい。
旋回フレーム40R及び40Lは、図7の図(a)に示すように、初期又は基本位置に向かって付勢され得る。このような開始又は初期位置は、上端位置であってもよく、旋回フレーム40R及び40Lは、その位置に向かって、例えば上述のような好適な構成を有するバネにより、互いに独立して付勢されてもよい。
図7の様々な図に例示されているように、旋回フレーム40R及び40L、ひいてはそこに支持されるカッター要素4は、旋回軸11を中心として互いに独立して互いに対して様々な位置に旋回してもよく、それによって、皮膚輪郭に位置付けられたカッター要素の個々の適合が可能になる。例えば、別個の旋回フレーム40R及び40Lは、図4に示す共通の旋回フレーム40と同様の方法で旋回し得るが(図7の図(c)及び(e)を参照のこと)、加えて、旋回フレーム40R及び40Lはまた、反対の角度方向に旋回してもよく、又は一方の旋回フレームのみが旋回運動を実行するのに対し、他方は実行しないことも可能である(図10並びに図中の角度α及びβも参照のこと)。
図8及び図9に例示するように、カッター要素4は、付加自由度を有してもよい。より具体的には、カッター要素4は、カッター振動軸8に実質的に垂直であり、シェーバーハウジングの長手軸30を実質的に横断して延伸する旋回軸12を中心として旋回してもよい。このような付加的な自由度は、例えば、旋回フレーム又は旋回フレーム部分40R及び40L上にカッター要素4を移動可能に支持することによって達成され得る。例えば、カッター要素4は、カッター要素4を旋回フレーム40から上方へ押し上げるバネ要素などを含むバネ配列を介して、それらの旋回フレーム上に支持され得る。旋回フレーム40とカッター要素4との間のこのようなバネ支持構造は、カッター要素4が前述の旋回軸12を中心として旋回フレーム40に対して旋回することを可能にする。旋回軸12を中心としたこのような付加的な旋回自由度は、カッター要素4が共通の旋回フレーム40上に支持されている、図3〜図5に示す実施例に実装され得、また、カッター要素4が別個の旋回フレーム40R及び40L上に支持されている図6、図7、及び図10に示す実施例に実装され得る。
図8から分かるように、カッター要素4は、当該旋回軸12を中心として互いに独立して旋回してもよい。例えば、図8の図(b)及び(c)に示すように、カッター要素4のうち1つだけが旋回してもよく、又は図8の図(e)に示すように、カッター要素4のそれぞれが当該旋回軸12を中心として旋回してもよく、その場合、カッター要素4は、同じ角度方向に若しくは反対方向に、及び/又は同じ角度で若しくは異なる角度で旋回してもよい。
旋回軸12を中心としたこのような旋回に加えて、カッター要素4はまた、直線的に変位され得る。例えば、カッター要素4は、シェーバーハウジングの長手軸30に実質的に平行に延伸する駆動軸に沿って駆動してもよい。このような駆動は、図8の図(d)に示すように、同時に両方のカッター要素4によって実行されてもよく、又はカッター要素4のうち1つだけがこのような駆動を実行することも可能である。カッター要素4は、少なくとも1つの直線軸に沿って、互いに独立して変位され得る。
図2から分かるように、それぞれのカッター要素4は、シェーバーハウジング2からシェーバーヘッド3の中へカッター要素4まで延伸する、細長い駆動伝達部9によって、当該振動自在に駆動され得る。このような細長い駆動伝達部9は、シェーバーハウジング2の内部からシェーバーハウジング2の外部に延伸する剛性駆動ピンを形成してもよく、つまり、駆動ユニットがシェーバーハウジング2内に収容されているモータを含む場合に、シェーバーハウジング2の外殻を介する。このようなモータは、好適な様式で駆動ピンに結合された回転電気モータ又は磁気式リニアモータであってもよい。
当該細長い駆動伝達部9は、シェーバーハウジング2に対して固定の方向に保持され、特に、長手軸13を有する細長い駆動伝達部9は、シェーバーハウジングの長手軸30に実質的に平行に延伸してもよい。
2つのカッター要素4が存在する場合は、2つの細長い駆動伝達部9が存在してもよく、このような細長い駆動伝達部9は互いに平行に延伸し、又は3つ以上のカッター要素4が存在する場合は、3つ以上の細長い駆動伝達部9が存在してもよい。
細長い駆動伝達部9はそれぞれ、細長い駆動伝達部9の長手軸13に垂直であり、細長いカッター要素4の長手方向の延伸に実質的に平行な軸121に沿って、シェーバーハウジングに一軸方向に振動するように、前述の駆動ユニットのモータによって駆動される(図4及び図5を参照のこと)。
細長い駆動伝達部9は、細長い駆動伝達部9の突出した端部がカッター要素4に提供されている内部空間内で延伸するように、シェーバーハウジング2からカッター要素4の中に延伸してもよい。
図5、図14、及び図15から分かるように、細長い駆動伝達部9は、図14に示すように、カッター要素4と係合する玉継手部分を形成するブロック形状又はスリーブ状のコネクタ15を含み得る旋回継手10によって、カッター要素4に連結される。当該玉継手は、硬質プラスチック要素であってもよく、又は金属などの他の抵抗性軸受材料で作製されてもよい。当該コネクタ15は、細長い駆動伝達部9の端部をカッター要素4に直接結合し、細長い駆動伝達部9の当該端部は、カッター要素4に取り付けられた当該コネクタ部分15に受容されてもよい。
図14から分かるように、コネクタ15は、コネクタ15を細長い駆動伝達部9の中に摺動させることを可能にする細長いスロット状の孔として形成され得る、伝達部凹部17を有してもよい。
コネクタ15には、球状キャップ又は半球体又はほぼ完全な球体を形成し得る、球状支持表面122が提供され得る。カッター要素4には、細長い駆動伝達部9に取り付けられた玉継手部分の球状支持表面123と協働及び係合する、対応する球状支持表面123が提供される。コネクタ15の球状支持表面122は、凸部又は外表面として形成されてもよく、これに対し、カッター要素4の球状支持表面123は、凹部又は内側支持表面として形成されてもよい。基本的に、コネクタの支持表面122が凹部であり、カッター要素の支持表面123が凸部である、逆構成が可能である。カッター要素4及び細長い駆動伝達部9の寸法により、駆動伝達部側に凸状の支持表面122を有し、カッター要素側に凹状の支持表面を有する前述の構成は、より省スペースでコンパクトな構成を可能にする。
カッター要素4の当該球状支持表面123は、カッター要素の体壁によって直接形成されてもよい。代替として、カッター要素は、カッター要素4に固定的に取り付けられ、当該球状支持表面123を形成する、支持体又は軸受インサート又はアタッチメントを含んでもよい。
当該球状支持表面122及び123は、コネクタ15が遊びなしでカッター要素4にて保持されるように、少なくともカッター要素4が振動自在に駆動されるカッター振動軸8の方向に、互いにぴったり接合しており、このようなカッター振動軸8は、細長い駆動伝達部9の駆動軸121に実質的に平行している。より具体的には、コネクタ15は、球状支持表面122及び123により、互いに垂直であり、細長い駆動伝達部9の長手軸13に垂直に延伸する旋回軸11及び12を中心として、カッター要素4に対して旋回し得る。当該旋回軸11及び12は、図3に見ることができ、コネクタ15のヘッドの中央部を通って、より具体的には球状支持表面122及び123の曲率中心を通って実質的に延伸している。
細長い駆動伝達部9は、前述のカッター振動軸8に実質的に平行な方向に、コネクタ15の伝達部凹部17内に堅固且つ変位不能に受容され、ゆえに細長い駆動伝達部9は、カッター要素4に対して所定の位置に正確に保持される。換言すれば、カッター振動軸8に沿った、細長い駆動伝達部9に対するカッター要素4のいっさいの相対運動は可能ではなく、カッター要素4は、遊びなしにカッター振動軸8の当該方向への細長い駆動伝達部9のあらゆる運動を瞬時に追従する。
ただし、当該カッター振動軸8を横断する、且つ細長い駆動伝達部9の長手軸13を横断する方向には遊びがあり、細長い駆動伝達部9は、カッター要素4に対して移動し得る。図14に示す実施例によれば、前述の横断方向への細長い駆動伝達部9に対するカッター要素4のこのような自由度は、コネクタ15に形成される伝達部凹部17の細長いスロット状の輪郭によって達成される。図14に示すように、伝達部凹部17を形成するスロット状の孔の長さは、細長い駆動伝達部9の直径又は厚さよりもかなり大きい。例えば、スロット状の伝達部凹部17の長さは、細長い駆動伝達部9の厚さの少なくとも150%であってよく、当該細長い駆動伝達部9の厚さの200%又は300%以上のスロット長さを有することも可能である。
図14の図(b)から分かるように、伝達部凹部17の当該細長いスロット状の孔の幅は、細長い駆動伝達部9が当該スロットの長さ方向に沿ってのみ移動し得るように、駆動伝達部9の厚さにほぼ正確に対応している。
伝達部凹部17のスロット状の孔の角度方向、つまり、コネクタ15の角度方向は、当該コネクタ15の回転防止具部分19によって制御され、回転防止具部分19は、細長い駆動伝達部9の長手軸13に実質的に平行な軸を中心とした、カッター要素4に対するコネクタの回転を防止する。より具体的には、コネクタ15には、コネクタ15の玉継手部分のヘッドの反対側に配置された、突出及び/又は陥凹した係合部分124が提供されてもよく、突出した係合部分124は、カッター要素4の球状支持表面123の反対側に形成されるスロット状の凹部に受容される。当該突出部分124は、伝達部凹部17のスロット状の孔の長さ方向の延伸によって画定される平面内に配置され得る。図14の図(a)から分かるように、回転防止具の突出部分124は、伝達部凹部17の当該スロットの長手方向のアクセス部に揃えられ、及び/又は旋回継手10によって画定され、カッター振動軸8及び細長い駆動伝達部9の長手軸13を横断して延伸する、旋回軸11に揃えられる。
コネクタ15の球状支持表面122から突出している当該突出部分124は、カッター要素4に対する旋回軸11を中心としたコネクタ15の回転を可能にする軸方向スタブを形成してもよい。
図14の図(c)から分かるように、スロット状の細長い孔に関して、特にカッター振動軸8に実質的に平行であり、前述の他の旋回軸11に実質的に垂直に延伸する旋回軸12を中心とした旋回運動に関して、カッター要素4の球状表面123に形成される陥凹部分125は、カッター要素4に対するコネクタ15の運動を可能にする。このように、シェーバーヘッド3がシェーバー旋回軸7を中心として旋回する場合、コネクタ15は、前述のシェーバーヘッド旋回運動を実行する対応のカッター要素4と共に移動してもよく、細長い駆動伝達部9に対するカッター要素2及びコネクタ15の位置ずれは補正される。
カッター要素4を含むシェーバーヘッド3は、固定の角度方向に保持された細長い駆動伝達部9に対して旋回してもよい。このようなシェーバーヘッド旋回運動により、細長い駆動伝達部9に対するコネクタ15の相対運動が存在し得、当該細長い駆動伝達部9は、伝達部凹部17の前述のスロット状の孔の中に摺動する。
コネクタ15は、必ずしも球状支持表面を有しないが、円筒形状又は箱形又はブロック形状を有してもよく、コネクタ15は、旋回軸の働きをする軸方向スタブ状の突出部124に関して、回転防止具部分19を有してもよい。換言すれば、コネクタ15は、カッター要素4の突出部124によって保持され、軸方向スタブを形成する当該突出部124を中心として当該カッター要素4に対して旋回し得る。当該突出部124は、反対側に延伸してもよく、旋回継手10の前述の横軸11に揃えられてもよい。
図15から分かるように、コネクタ15はまた、細長い駆動伝達部9に堅固に固定されてもよく、図15に示す実施例のコネクタ15には、図2〜図5に示す実施例と同様の球状支持表面122が提供されてもよい。かかる球状支持表面122は、カッター要素4の対応する球状支持表面123と係合する。
コネクタ15の伝達部凹部17は、細長い駆動伝達部の断面に基本的に対応する断面を有してもよく、伝達部凹部17は、円筒状の駆動伝達部9を受容する円筒状孔として形成されてもよい。このように、コネクタ15は、細長い駆動伝達部9に固定的に取り付けられ、駆動伝達部9の長手軸13を横断する方向への細長い駆動伝達部9のあらゆる運動に正確に追従する。
図15から分かるように、コネクタ15には、球状支持表面122内に平坦化部分又は面取り部分126が提供されている。このような平坦化部分126は、コネクタ15の反対側で、特に横方向に延伸する旋回軸11に面するコネクタ15の側で延伸してもよい。このような平坦化部分126は、カッター要素4の内部伝達部凹部16の支持表面に対する遊びを提供し、長手軸13及び前述の横方向に延伸する旋回軸11として細長い駆動伝達部を含む平面内における、コネクタ15に対する、ひいては細長い駆動伝達部9に対するカッター要素4の旋回及び/又は変位を可能にする。
前述の平坦化部分126により、コネクタ15のヘッドは、平行線、平坦な側面、及びそれらの間で湾曲した、特に球状輪郭の表面を有する一種のプレート部分として形成されてもよい。
図15から分かるように、平坦化部分126は、カッター振動軸8に、及び細長い駆動伝達部9の長手軸13に揃えられてもよい。
コネクタ15の球状輪郭表面は、カッター振動軸8の方向を向いており、カッター要素4の対応の球状輪郭表面123にぴったり接合する。このように、振動軸8に沿って、カッター要素4は、遊びなしで細長い駆動伝達部9の運動に瞬時に追従する(例えば、図15を参照のこと)。
図13に示すように、細長い駆動伝達部9は、カッター要素4の内部伝達部凹部16内に直接受容されてもよい。細長い駆動伝達部9は、カッター要素4に形成される当該内部伝達部凹部16の中に延伸してもよく、細長い駆動伝達部9の端部は、前述の対の旋回軸11及び12を中心として旋回可能に受容され、カッター振動軸8を横断する、且つ駆動伝達部9の長手軸13を横断する方向に載置可能である。カッター要素4の当該内部伝達部凹部16は、スロットの長辺を画定し、幅が細長い駆動伝達部9の端部の厚さに実質的に対応し、長さが細長い駆動伝達部9の厚さより実質的に大きいキャップを画定する、凸状の側壁を有する細長いスロット状の孔を形成してもよい。
前述の側壁の凸状輪郭は、スロット状の孔の長さに沿った一定の断面を有してもよい。換言すれば、当該凸状側壁は、湾曲した形状、特にスロットの長さに垂直な断面平面内に同一の湾曲形状を有してもよいが、スロットの長手方向に平行な断面平面内に湾曲は存在しない。
スロット状の内部伝達部凹部16の長辺を画定する当該側壁のこのような湾曲は、細長い駆動伝達部9が、駆動伝達部9の長手軸13を横断して、且つカッター振動軸8を横断して延伸する旋回軸11を中心として、カッター要素4に対して旋回し得るように適合されてもよい。
また、カッター要素4は、カッター振動軸8に実質的に平行な旋回軸12を中心として、細長い駆動伝達部9に対して旋回してもよい。細長い駆動伝達部9は、当該旋回軸12を中心として旋回するときに、スロット状の内部伝達部凹部16内に摺動する。また、伝達部凹部16の細長いスロット形状は、旋回軸11の方向に沿ったカッター要素4の変位を可能にする。
図13から分かるように、カッター要素4、より具体的にはその内部伝達部凹部16は、カッター振動軸8の方向に細長い駆動伝達部9に対する遊びを有していない。湾曲した弓なりの凸状側壁は、カッター振動軸8を含む断面平面における細長い駆動伝達部9の厚さに対応する隙間幅を画定する。
当該旋回継手10は、当該カッター要素4に堅固に固定的に結合される必要はないが、カッター要素4のカッター要素本体に結合され、シェーバーヘッド3のせん断フォイル5に対してカッター要素本体を弾性的に付勢する、カッター要素バネ128に結合されてもよい。
図13から分かるように、当該カッター要素バネ128は、カッター要素本体に対して弾性的に付勢され、そこに結合される少なくとも1つの支持アームを含んでもよく、当該付勢力は、カッター要素本体を支持アームから離そうとする、ひいては(図19の上方によれば)せん断フォイルに押し付けようとする。
当該カッター要素バネ128及びカッター要素本体は共に、シェーバーヘッド3に挿入されるカッター要素カートリッジを形成してもよく、カッター要素本体は、大まかに言えば、駆動伝達部9の長手軸13に実質的に平行の、及び/又はシェーバーヘッド3の皮膚接触側に実質的に垂直の方向への、カッター要素本体の浮遊又は駆動運動を可能にするように、ガイドピン129又は他の好適なガイド輪郭によってガイドされてもよい。
図13から分かるように、前述のカッター要素バネ128は、旋回継手10によって細長い駆動伝達部9に連結される。旋回継手10は、細長い駆動伝達部9を受容するためのスロット状又は円筒状の受容凹部を有するコネクト15を使用するオプション、又は図14及び図15の実施例と同様の直接係合を含む、様々な方法で形成されてもよい。
本明細書で開示する寸法及び値は、列挙された正確な数値に厳密に限られるものであると理解されるべきではない。その代わりに、特に指示がない限り、このような寸法はそれぞれ、列挙された値とその値の周囲の機能的に同等な範囲との両方を意味することが意図されている。例えば、「40mm」として開示される寸法は、「約40mm」を意味することが意図される。

Claims (16)

  1. 電気シェーバーであって、シェーバーハウジング(2)と、駆動ユニットによってカッター振動軸(8)に沿って振動自在に駆動可能な少なくとも1つのカッター要素(4)を含むシェーバーヘッド(3)と、剃毛される皮膚部分にヘアカッティング以外の補助的な皮膚又はヘア処置を適用するための非カッティング補助機能要素(20)とを備え、前記補助機能要素(20)は、前記カッター要素(4)のすぐ横に位置付けられているアプリケータヘッド(21)を有しており、前記シェーバーヘッド(3)及び/又は前記少なくとも1つのカッター要素(4)が、少なくとも、前記カッター振動軸(8)に平行な旋回軸(7)中心として、前記補助機能要素(20)に対して旋回可能に支持されていることを特徴とする、電気シェーバー。
  2. 前記補助機能要素(20)が、前記シェーバーハウジング(2)に対して及び/又はシェーバーヘッドフレーム又はシェーバーヘッドハウジングに対して、固定の方向及び/又は固定の位置に延伸するように堅固に支持されている、請求項1に記載の電気シェーバー。
  3. 前記補助機能要素(20)が、皮膚冷却器と、皮膚加熱器と、前記皮膚部分に液体を適用するための液体アプリケータと、前記皮膚に気体を適用するための気体アプリケータと、前記皮膚部分に潤滑剤を適用するためのルブリケータと、前記皮膚部分に粉末を適用するための粉末アプリケータと、前記皮膚部分に発泡体を適用するための発泡体アプリケータと、前記皮膚部分にゲルを適用するためのゲルアプリケータのうち少なくとも1つを含む、請求項1又は2のいずれか一項に記載の電気シェーバー。
  4. 前記補助機能要素(20)の前記アプリケータヘッド(21)が、前記皮膚部分に接触するための非被覆接触面(22)を含み、及び/又は、前記シェーバーヘッド(3)の外輪郭の一部を形成する、請求項1〜3のいずれか一項に記載の電気シェーバー。
  5. 前記補助機能要素(20)が、前記シェーバーハウジング(2)から、前記シェーバーヘッド(3)の皮膚接触側及び/又は前記シェーバーハウジング(2)から離れる前記シェーバーヘッド(3)の前側の一部を形成する前記アプリケータヘッド(21)を有する前記シェーバーヘッド(3)を介して延伸している、請求項1〜4のいずれか一項に記載の電気シェーバー。
  6. 前記シェーバーヘッド(3)が、それぞれカッター振動軸(8)に沿った振動様式で駆動可能である複数のカッター要素(4)を含み、前記複数のカッター要素(4)のそれぞれは、前記カッター振動軸(8)に平行な少なくとも前記/一旋回軸(7)を中心として旋回可能に支持されており、以下(i)〜(iii):
    (i)前記補助機能要素(20)の前記アプリケータヘッド(21)が一対の前記複数のカッター要素(4)の間に位置付けられていること、
    (ii)前記複数のカッター要素(4)は、前記カッター振動軸(8)に平行な前記/一旋回軸(7)を中心として互いに独立して旋回可能であり、及び/又は、前記カッター振動軸(8)に平行な前記/一旋回軸(7)を中心として互いに対して旋回可能であること、
    (iii)前記駆動ユニットは、互いに逆となる反対方向に前記複数のカッター要素(4)を振動させるように適合されていること
    のうち少なくとも1つが提供されている、請求項1〜5のいずれか一項に記載の電気シェーバー。
  7. 前記少なくとも1つ/それぞれのカッター要素が、互いに横断して、且つ前記シェーバーハウジング(2)の長手軸(23)を横断して延伸する一対の旋回軸(11、12)を中心として、前記補助機能要素(20)に対して旋回可能に、及び/又は、前記シェーバーヘッド(2)のシェーバーヘッドフレーム(24)に対して多軸方向に旋回可能に支持されている、請求項1〜6のいずれか一項に記載の電気シェーバー。
  8. 前記少なくとも1つ/それぞれのカッター要素(4)が、前記カッター振動軸(8)を横断して延伸する少なくとも1つの変位軸(25)に沿って前記補助機能要素(20)に対して変位可能に支持されている、請求項1〜7のいずれか一項に記載の電気シェーバー。
  9. 前記少なくとも1つのカッター要素(4)を含む前記シェーバーヘッド(2)が、シェーバーヘッド旋回軸(7)を中心として前記シェーバーハウジング(2)に対して旋回可能に支持されている、請求項1〜8のいずれか一項に記載の電気シェーバー。
  10. 前記シェーバーヘッド旋回軸(7)が、前記少なくとも1つのカッター要素が旋回可能である場合の中心である前記対の旋回軸(11、12)から離間しており、及び/又は、前記対の旋回軸(11、12)が前記シェーバーヘッド旋回軸(7)よりも前記シェーバーヘッド(3)から更に離間している、請求項7と組み合わせた請求項1〜9のいずれか一項に記載の電気シェーバー。
  11. 前記駆動ユニットが、前記シェーバーハウジング(2)から前記シェーバーヘッド(3)の中に延伸し、前記少なくとも1つのカッター要素(4)に連結されている少なくとも1つの細長い駆動伝達部(9)を含み、前記細長い駆動伝達部(9)は、互いに垂直に、且つ前記細長い駆動伝達部(9)の長手軸(13)を横断して延伸する一対の旋回軸(11、12)を提供する旋回継手(10)によって前記カッター要素(4)に連結されており、前記旋回継手(10)は、前記カッター振動軸(8)を横断する、且つ前記細長い駆動伝達部(9)の前記長手軸(13)を横断する方向への、前記細長い駆動伝達部(9)に及び/又は前記カッター要素(4)に対する前記旋回継手(10)の変位を可能にするため、前記細長い駆動伝達部(9)に及び/又は前記カッター要素(4)に変位可能に取り付けられている、請求項1〜10のいずれか一項に記載の電気シェーバー。
  12. 電気シェーバーであって、シェーバーハンドルハウジング(2)と、駆動ユニットによってカッター振動軸(8)に沿って振動自在に駆動可能な少なくとも1つのカッター要素(4)を含むシェーバーヘッド(3)とを備え、前記駆動ユニットは、前記シェーバーハウジング(2)から前記シェーバーヘッド(3)の中に延伸し、前記少なくとも1つのカッター要素(4)に連結されている、少なくとも1つの細長い駆動伝達部(9)を含み、前記細長い駆動伝達部(9)は、旋回継手(10)によって前記カッター要素(4)に連結されており、前記シェーバーヘッド(3)及び/又は前記少なくとも1つのカッター要素(4)が、少なくとも、前記カッター振動軸(8)に平行な旋回軸(7)を中心として、前記旋回継手に対して及び/又は前記駆動伝達部に対して旋回可能に支持されていることを特徴とする、電気シェーバー。
  13. 前記細長い駆動伝達部(9)が、剛性駆動ピンを形成し及び/又は固定の方向に延伸するように、及び、前記細長い駆動伝達部(9)の前記長手軸(13)に垂直な、及び/又は前記シェーバーハウジングの前記長手軸(23)に垂直な軸に沿って前記シェーバーハウジング(2)に対して一軸方向に振動するように支持されている、請求項1〜12に記載の電気シェーバー。
  14. 前記細長い駆動伝達部(9)が前記カッター要素(4)内に形成された内部伝達部凹部(16)の中に延伸し、前記細長い駆動伝達部(9)の端部は、前記対の旋回軸(11、12)を中心として旋回可能に受容され、前記カッター振動軸(8)を横断して、且つ前記細長い駆動伝達部(9)の前記長手軸(13)を横断して前記方向に変位可能であり、以下(iv)〜():
    (iv)前記細長い駆動伝達部(9)は、前記旋回継手(10)を形成する前記内部伝達部凹部(16)を画定する前記カッター要素(4)の体壁と直接係合及び/又は直接接触し、前記カッター要素(4)の前記内部伝達部凹部(16)は、幅が前記細長い駆動伝達部(9)の厚さに実質的に対応し、長さが前記細長い駆動伝達部(9)の前記厚さより実質的に大きい隙間を画定する凸状の側壁を有する細長いスロット状の孔を形成し、前記幅は前記カッター振動軸(8)に平行に延伸し、前記長さは前記カッター振動軸(8)を横断して、且つ前記細長い駆動伝達部(9)の前記長手軸(13)を横断して延伸していること、
    (v)前記旋回継手(10)は、前記細長い駆動伝達部(9)の端部を前記カッター要素(4)に結合するブロック状及び/又はスリーブ状のコネクタ(15)を含み、前記細長い駆動伝達部(9)の前記端部は、前記カッター要素(4)に取り付けられた前記コネクタ部分(15)内の伝達部凹部(17)に受容され、前記コネクタ(15)の前記伝達部凹部(17)は、幅が前記細長い駆動伝達部(9)の厚さに実質的に対応し、長さが前記細長い駆動伝達部(9)の前記厚さよりも実質的に大きい細長いスロット状の孔を形成して、前記カッター振動軸(8)を横断する、且つ前記細長い駆動伝達部(9)の前記長手軸(13)を横断する方向への前記細長い駆動伝達部(9)に対する前記コネクタ(15)の変位を可能にすること、
    (vi)前記旋回継手(10)は、前記細長い駆動伝達部(9)の端部を前記カッター要素(4)に結合するブロック状及び/又はスリーブ状コネクタ(15)を含み、前記旋回継手(10)の前記スリーブ状コネクタ(15)は、前記カッター要素(4)の球状支持表面(23)と旋回可能に係合する球状支持表面(22)を有する玉継手部分を形成し、前記コネクタ(15)の前記球状支持表面には、前記カッター要素(4)に対する前記コネクタ(15)の遊びを提供し、また、前記カッター振動軸(8)を横断する、且つ前記細長い駆動伝達部(9)の前記長手軸(13)を横断する方向への前記細長い駆動伝達部(9)に対する前記コネクタ(15)の変位を可能にする、平坦化及び/又は面取り部分が提供されること
    のうち少なくとも1つが提供される、請求項1〜12のいずれか一項に記載の電気シェーバー。
  15. シェーバーヘッドフレームと、前記シェーバーヘッドフレームに対して移動可能であり、カッター振動軸(8)に沿って振動自在に駆動可能であるカッター要素(4)とを備え、前記シェーバーヘッドフレームは、前記カッター要素(4)のすぐ横に位置付けられたアプリケータヘッド(21)を用いて剃毛される皮膚部分に補助的な皮膚処理を適用するための補助機能要素(20)を収容するための収容凹部を有し、前記少なくとも1つのカッター要素(4)が、少なくとも、前記補助機能要素(20)に対し、前記カッター振動軸(8)に平行な旋回軸(7)を中心として旋回可能に支持されていることを特徴とする、請求項1〜13のいずれか一項に記載の電気シェーバーのシェーバーヘッド(3)。
  16. 前記シェーバーヘッドを旋回可能に支持するためのシェーバーヘッド旋回軸(7)が提供されたシェーバーヘッドフレームと、前記シェーバーヘッドフレームに対して移動可能であり、カッター振動軸(8)に沿って振動自在に駆動可能であるカッター要素(4)とを備え、前記シェーバーヘッドフレームは、前記カッター要素(4)のすぐ横に位置付けられたアプリケータヘッド(21)を用いて剃毛される皮膚部分に補助的な皮膚処理を適用するための補助機能要素(20)を収容するための収容凹部を有し、前記収容凹部が、固定の位置に保持された前記補助機能要素(20)に対する前記シェーバーヘッド旋回軸(7)を中心とした前記シェーバーヘッド(3)の旋回を可能にするように適合されていることを特徴とする、請求項1〜13のいずれか一項に記載の電気シェーバーのシェーバーヘッド(3)。
JP2019514093A 2016-09-28 2017-09-27 電気シェーバー Active JP7032389B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
EP16191097.1A EP3300863B1 (en) 2016-09-28 2016-09-28 Electric shaver
EP16191097.1 2016-09-28
PCT/IB2017/055926 WO2018060893A2 (en) 2016-09-28 2017-09-27 Electric shaver

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2019531796A true JP2019531796A (ja) 2019-11-07
JP7032389B2 JP7032389B2 (ja) 2022-03-08

Family

ID=57042676

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2019514093A Active JP7032389B2 (ja) 2016-09-28 2017-09-27 電気シェーバー

Country Status (5)

Country Link
US (1) US10583573B2 (ja)
EP (1) EP3300863B1 (ja)
JP (1) JP7032389B2 (ja)
CN (1) CN109789587B (ja)
WO (1) WO2018060893A2 (ja)

Families Citing this family (25)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
USD868377S1 (en) 2016-09-28 2019-11-26 Braun Gmbh Electric dry shaver brush
EP3300861B1 (en) 2016-09-28 2019-07-03 Braun GmbH Electrically driven device
JP1584672S (ja) 2016-11-10 2020-08-24
EP3450119A1 (en) * 2017-08-30 2019-03-06 Koninklijke Philips N.V. Processing head for a hair cutting appliance and combined blade unit
EP3546146B1 (en) * 2018-03-27 2021-08-18 Braun GmbH Hair removal device
USD922682S1 (en) * 2018-08-10 2021-06-15 Braun Gmbh Electric dry shaver
USD922684S1 (en) * 2019-01-24 2021-06-15 Braun Gmbh Part of a hair removal device
US11975025B2 (en) 2019-05-27 2024-05-07 Immatics US, Inc. Viral vectors and use thereof in adoptive cellular therapy
US20210002610A1 (en) 2019-06-06 2021-01-07 Immatics US, Inc. Methods for manufacturing t cells by direct sorting and compositions thereof
EP3838521A1 (en) * 2019-12-18 2021-06-23 Société BIC Razor component including a pressure-responsive phase-change component
KR20230012465A (ko) 2020-02-24 2023-01-26 이매틱스 유에스 인코포레이티드 암 및 관련 악성 종양을 치료하기 위해 t 세포를 확장하는 방법
WO2022040631A1 (en) 2020-08-21 2022-02-24 Immatics US, Inc. Methods for isolating cd8+ selected t cells
DE102021100038A1 (de) 2020-12-31 2022-06-30 Immatics US, Inc. Modifizierte cd8-polypeptide, zusammensetzungen und verfahren zu deren verwendung
JP2024502034A (ja) 2020-12-31 2024-01-17 イマティクス ユーエス,アイエヌシー. Cd8ポリペプチド、組成物、及びそれらの使用方法
JP2022155347A (ja) * 2021-03-30 2022-10-13 パナソニックIpマネジメント株式会社 電気かみそり
CA3217739A1 (en) 2021-05-05 2022-11-10 Sebastian Bunk Bma031 antigen binding polypeptides
EP4355539A1 (en) * 2021-06-13 2024-04-24 Hybrid Razor Ltd. Multi-cutting element shaving devices
US20230064384A1 (en) * 2021-08-27 2023-03-02 Wahl Clipper Corporation Shaver
TW202332765A (zh) 2021-09-20 2023-08-16 美商英麥提克斯股份有限公司 用於t細胞療法之t細胞群體的單核球耗盡
WO2023081461A1 (en) 2021-11-08 2023-05-11 Immatics US, Inc. Methods for generating cell spheroids
US20230278243A1 (en) * 2022-03-04 2023-09-07 Chuka Torres Method and apparatus for placement of hair fibers
WO2023212691A1 (en) 2022-04-28 2023-11-02 Immatics US, Inc. DOMINANT NEGATIVE TGFβ RECEPTOR POLYPEPTIDES, CD8 POLYPEPTIDES, CELLS, COMPOSITIONS, AND METHODS OF USING THEREOF
WO2023212697A1 (en) 2022-04-28 2023-11-02 Immatics US, Inc. Membrane-bound il-15, cd8 polypeptides, cells, compositions, and methods of using thereof
WO2023212655A1 (en) 2022-04-28 2023-11-02 Immatics US, Inc. Il-12 polypeptides, il-15 polypeptides, il-18 polypeptides, cd8 polypeptides, compositions, and methods of using thereof
US20230355678A1 (en) 2022-05-05 2023-11-09 Immatics US, Inc. Methods for improving t cell efficacy

Citations (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06233873A (ja) * 1992-12-24 1994-08-23 Braun Ag 乾式ひげそり装置
JPH07508664A (ja) * 1991-12-20 1995-09-28 ザ ジレット カンパニー ドライシェービング装置
JPH0866567A (ja) * 1994-08-26 1996-03-12 Matsushita Electric Works Ltd 往復式電気かみそり
JPH10211369A (ja) * 1997-01-30 1998-08-11 Tec Corp 往復動式電気かみそり
US20020161380A1 (en) * 2001-04-27 2002-10-31 Matsushita Electric Works, Ltd. Hair removing device with a lotion applicator
JP2003519553A (ja) * 2000-01-14 2003-06-24 パイアー エレクトロプロドゥクテ ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング 電気髭剃り器
JP2004049864A (ja) * 2002-05-27 2004-02-19 Izumi Products Co 電気かみそり
US20060143924A1 (en) * 2004-12-30 2006-07-06 Rovcal, Inc. Electric shaver
JP2006527052A (ja) * 2003-06-10 2006-11-30 コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ シェービング装置
JP2010082204A (ja) * 2008-09-30 2010-04-15 Panasonic Electric Works Co Ltd 電気かみそり
JP2011527204A (ja) * 2008-07-08 2011-10-27 ブラウン ゲーエムベーハー 一体型冷却を有する電気かみそり
JP2013188455A (ja) * 2012-05-23 2013-09-26 Hitachi Maxell Ltd 電気かみそり

Family Cites Families (24)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CH270913A (de) * 1948-12-24 1950-09-30 Kobler & Co Trockenrasierapparat.
GB1533679A (en) * 1976-06-29 1978-11-29 Gillette Co Electric dry shavers having a clipper mechanism
DE3726354A1 (de) * 1987-08-07 1989-02-16 Braun Ag Elektrischer rasierapparat mit scherkopfsteuerung
DE4128221A1 (de) * 1991-08-26 1993-03-04 Braun Ag Elektrischer rasierapparat
DE4128219A1 (de) * 1991-08-26 1993-03-04 Braun Ag Rasierapparat
DE4303972C1 (de) * 1993-02-11 1993-10-14 Braun Ag Trockenrasierapparat mit einem schwenkbar gelagerten Scherkopfsystem
DE4410543C1 (de) * 1994-03-26 1994-12-22 Braun Ag Trockenrasierapparat mit Obermesser-Rahmenverriegelung
JP3632240B2 (ja) * 1995-05-26 2005-03-23 松下電工株式会社 往復式電気かみそり
DE19736776C2 (de) * 1997-08-23 1999-06-02 Braun Gmbh Trockenrasierapparat
DE19832475C1 (de) * 1998-07-20 2000-03-09 Braun Gmbh Trockenrasierapparat
US7143515B2 (en) * 2002-09-19 2006-12-05 Izumi Products Company Electric shaver
EP1405701B1 (en) * 2002-10-01 2005-06-22 The Gillette Company Linkage mechanism providing a virtual pivot axis for hair removal apparatus with pivotal head
DE102004015759A1 (de) * 2004-03-31 2005-10-20 Braun Gmbh Elektrisches Haarentfernungsgerät zum partiellen oder vollständigen Entfernen von Haaren von der Haut
KR200373625Y1 (ko) * 2004-10-12 2005-01-27 오태준 헤드무빙면도기
DE102006010323A1 (de) 2006-03-07 2007-09-13 Braun Gmbh Trockenrasierer mit schwenkbarem Scherkopf
DE102006030947A1 (de) 2006-07-05 2008-01-10 Braun Gmbh Elektrischer Trockenrasierapparat
JP4207080B2 (ja) * 2006-12-08 2009-01-14 パナソニック電工株式会社 電気かみそり
FR2911083B3 (fr) * 2007-01-09 2009-04-17 Michel Trezon Dispositif de rasage electrique pour detruire et couper simultanement les poils
US20090049694A1 (en) * 2007-08-21 2009-02-26 Gary Jay Morris Electric shaver apparatus with actively cooled surface
JP4955711B2 (ja) * 2009-01-15 2012-06-20 パナソニック株式会社 電気かみそり
EP2591889B1 (en) * 2011-11-08 2015-09-16 Braun GmbH Electric shaver comprising a pivotable shaving head
EP2783816B1 (en) * 2013-03-27 2016-06-01 Braun GmbH Dry shaver
EP3090844A1 (en) * 2015-05-08 2016-11-09 Braun GmbH Method for adjusting the maximum cooling temperature of a cooling element of a user electrical appliance and user electrical appliance
EP3090845A1 (en) * 2015-05-08 2016-11-09 Braun GmbH Method for adjusting the maximum cooling temperature of a cooling element of a user electrical appliance and user electrical appliance

Patent Citations (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07508664A (ja) * 1991-12-20 1995-09-28 ザ ジレット カンパニー ドライシェービング装置
JPH06233873A (ja) * 1992-12-24 1994-08-23 Braun Ag 乾式ひげそり装置
JPH0866567A (ja) * 1994-08-26 1996-03-12 Matsushita Electric Works Ltd 往復式電気かみそり
JPH10211369A (ja) * 1997-01-30 1998-08-11 Tec Corp 往復動式電気かみそり
JP2003519553A (ja) * 2000-01-14 2003-06-24 パイアー エレクトロプロドゥクテ ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング 電気髭剃り器
US20020161380A1 (en) * 2001-04-27 2002-10-31 Matsushita Electric Works, Ltd. Hair removing device with a lotion applicator
JP2004049864A (ja) * 2002-05-27 2004-02-19 Izumi Products Co 電気かみそり
JP2006527052A (ja) * 2003-06-10 2006-11-30 コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ シェービング装置
US20060143924A1 (en) * 2004-12-30 2006-07-06 Rovcal, Inc. Electric shaver
JP2011527204A (ja) * 2008-07-08 2011-10-27 ブラウン ゲーエムベーハー 一体型冷却を有する電気かみそり
JP2010082204A (ja) * 2008-09-30 2010-04-15 Panasonic Electric Works Co Ltd 電気かみそり
JP2013188455A (ja) * 2012-05-23 2013-09-26 Hitachi Maxell Ltd 電気かみそり

Also Published As

Publication number Publication date
WO2018060893A3 (en) 2018-05-11
US20180085934A1 (en) 2018-03-29
JP7032389B2 (ja) 2022-03-08
EP3300863A1 (en) 2018-04-04
CN109789587A (zh) 2019-05-21
EP3300863B1 (en) 2020-06-17
WO2018060893A2 (en) 2018-04-05
US10583573B2 (en) 2020-03-10
CN109789587B (zh) 2021-12-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2019531796A (ja) 電気シェーバー
US10836056B2 (en) Electric shaver
JP7004702B2 (ja) 電気シェーバ
US10486316B2 (en) Shaver coupling and electrical shaver with coupling
US10596714B2 (en) Electric shaver
JP6405047B2 (ja) リニアモータ及びその支持体

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20190313

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20200602

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20200902

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20201102

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20210126

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20210426

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20210621

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20211005

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20211221

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20220125

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20220224

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7032389

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150