JP2019531344A5 - - Google Patents

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JP2019531344A5
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当業者であれば、本明細書に記載の特定の実施形態に対する多くの均等物を認識するか、または慣用的な実験のみを用いて確認し得るであろう。そのような等価物は、添付の特許請求の範囲によって包含されるものとする。
本件出願は、以下の態様の発明を提供する。
(態様1)
水1mLあたり結晶0.01〜0.1mgという濃度の水中の結晶の懸濁物上で25℃で動的光散乱により測定して、30〜2000nmという強度平均、平均流体力学的直径(Z平均)(「MHD」)を有するある量の4−メチル−5−(ピラジン−2−イル)−3H−1,2−ジチオール−3−チオンの結晶を含む組成物。
(態様2)
前記MHDが約30〜約1200nm、好ましくは約100〜約600nm、より好ましくは約150〜約450nmである、態様1に記載のある量の結晶を含む組成物。
(態様3)
前記結晶の多分散性指数(PdI)が、PdI=(σ/d) として定義され、ここでσが標準偏差であり、かつdが、結晶の平均流体力学的直径(Z平均)であり、約0.10〜約0.60、好ましくは約0.1〜約0.45、より好ましくは約0.1〜約0.35である、態様1または2に記載のある量の結晶を含む組成物。
(態様4)
20℃の水中での結晶の溶解度が、約3.5〜約8μg/ml、好ましくは約4.5〜約7μg/ml、より好ましくは約5〜約6.5μg/mlである、態様1〜3のいずれかに1項に記載の結晶の量を含む組成物。
(態様5)
先行態様のいずれか1項に記載の結晶及び安定化剤を含む組成物であって、好ましくは前記安定化剤が以下:
i)アクリレート及びアルケニルエーテル系コポリマー(例えば、Carbopol 974P NFなどのCarbopol(登録商標)タイプのポリマー)、ポリビニルピロリジン(例えば、PVP K15またはK30)、カチオン性ヒドロキシエチルセルロースなどのセルロース系ポリマー(例えば、Polymer JRファミリー)、ヒドロキシプロピルセルロース(HPC、例えば、典型的には約80kDaの分子量を有するHPC EF)、ヒドロキシプロピルメチルセルロース(HPMC、例えば水中2%で約3cPの粘度を通常は有するHMPC E3)、ヒドロキシプロピルメチルセルロースアセテートサクシネート、HPMCAS、コポビドン(例えば、PVP−VA64)、ポリ(エチレンオキシド)、ポロキサマー(例えば、ポリ(プロピレンオキシド)及びポリ(エチレンオキシド)コポリマー)、アクリルアミドポリマー、またはポリ(エチルアクリレート−コ−メチルメタクリレート−コ−トリメチルアンモニオエチルメタクリレートクロリド1:2:0.2(「EUDRAGIT(登録商標)RL」)から選択されるポリマー安定剤;ならびに/あるいは
ii)イソステアリン酸ナトリウム、セチルアルコール、ポリソルベート(ポリソルベート20、ポリソルベート40、ポリソルベート60、ポリソルベート80)、ステアレス−10(Brij76)、ドデシル硫酸ナトリウム(ラウリル硫酸ナトリウム)、ラウリルジメチルアミンオキシド、セチルトリメチルアンモニウム臭化物(CTAB)、ポリエトキシル化アルコール、ポリオキシエチレンソルビタン、オクトキシノール、N,N−ジメチルドデシルアミン−N−オキシド、ヘキサデシルトリメチルアンモニウムブロミド(HTAB)、ポリオキシル10ラウリルエーテル、胆汁酸塩(デオキシコール酸ナトリウムまたはコール酸ナトリウムなど)、ポリオキシルヒマシ油、ノニルフェノールエトキシレート、シクロデキストリン、レシチン、ジメチコンコポリオール、ラウラミドDEA、コカミドDEA、コカミドMEA、オレイルベタイン、コカミドプロピルベタイン、コカミドプロピルホスファチジルPG−ジモニウムクロリド、リン酸ジセチル(リン酸ジヘキサデシル)、セテアレス−10リン酸、塩化メチルベンゼトニウム、リン酸ジセチル、セテス−10リン酸、セテス−20、Brij S10(ポリエチレングリコールオクタデシルエーテル、平均M 〜711)、PEG−20フィトステロール、ポロキサマー188及びポロキサマー407などのポロキサマー(例えば、「プルロニックF−68」)、ポリオキシエチレングリコールアルキルエーテル(例えば、オクタエチレングリコールモノドデシルエーテル、ペンタエチレングリコールモノドデシルエーテル、及びポリエチレングリコールアルキルエーテル例えば、Brij(登録商標)界面活性剤)、ポリオキシプロピレングリコールアルキルエーテル、グルコシドアルキルエーテル(例えば、デシルグルコシド、ラウリルグルコシド、またはオクチルグルコシド)、ポリオキシエチレングリコールアルキルフェノールエーテル(例えば、Triton X−100、Nonoxyol−9)、グリセロールアルキルエステル、ポリオキシエチレングリコールソルビタンアルキルエステル(例えば、ポリソルベート)、ソルビタンアルキルエステル、コカミド、及びポリオキシエチレン(20)ソルビタンモノオレエート(ポリソルベート80、「Tween 80」としても公知))から選択される界面活性剤、
を含む、前記組成物。
(態様6)
増量剤をさらに含み、好ましくは前記増量剤がポリビニルピロリドン(例えば、PVP K30及びPVP−VA64)、セルロース系ポリマー、例えば、HPC、HPMC、HPMC E3、トレハロース、及びデキストラン、例えば、デキストラン10またはデキストラン40から選択される、態様5に記載の組成物。
(態様7)
前記組成物が好ましくは水及び/または非水性溶媒を含む、液体形態である、態様5または6に記載の組成物。
(態様8)
乾燥形態であり、水及び任意の非水性溶媒を実質的に含まない、態様5または6に記載の組成物。
(態様9)
態様7に記載の液体組成物であって、前記組成物が増量剤を含まず、かつ:
i)前記組成物が、液体組成物の重量に基づいて、約1〜約40重量%のオルチプラズ結晶を含み;
ii)前記組成物中の非溶媒成分が、典型的には約1〜約70重量%のオルチプラズ結晶を含み;かつ
iii)前記組成物が、(i)(前記組成物中の固体成分の重量に基づいて)約5〜約40重量%の1つ以上のアクリレート及びアルケニルエーテル系コポリマー、ポリビニルピロリドン、ヒドロキシプロピルセルロース、ヒドロキシプロピルメチルセルロース、コポビドン、例えば、PVP−VA64、及びポリメタクリレート系コポリマー、例えば、EUDRAGIT(登録商標)RL;ならびに/または(ii)約10〜約20重量%%(前記組成物中の固体成分の重量に基づいて)の1つ以上のラウリル硫酸ナトリウム、ポロキサマー、例えば、プルロニックF−68及びポリソルベート80を含む、
前記液体組成物。
(態様10)
態様9に記載の液体組成物であって、ここで:
i)前記組成物が、液体組成物の重量を基準にして、約7〜約10重量%のオルチプラズ結晶を含み;
ii)前記組成物中の前記非溶媒成分が典型的には約55〜約58重量%のオルチプラズ結晶を含み;
iii)前記組成物が、(i)約25〜約30重量%(前記組成物中の固体成分の重量に基づいて)の1つ以上のPVP−VA64などのコポビドン及びEUDRAGIT(登録商標)RLなどのポリメタクリレート系コポリマーか;及び/または(ii)約14〜約15重量%%(組成物中の固体成分の重量に基づいて)のポリソルベート80(Tween 80)を含み;
iv)前記液体溶媒が水であり;そして
v)前記組成物が、前記組成物中の前記非溶媒成分に基づいて0.1〜1重量%のシメチコンを必要に応じて含む、
前記液体組成物。
(態様11)
増量剤を含む、態様7に記載の液体組成物であって:
i)前記液体中のオルチプラズ結晶の濃度が、前記液体組成物の重量に基づいて約0.1〜約10重量%であり;
ii)前記組成物中の前記非溶媒成分が典型的には約0.5〜約25重量%のオルチプラズ結晶を含み;
iii)前記組成物が、(i)約5〜約40重量%(前記組成物中の増量剤を除く固形成分の重量に基づく)の1つ以上のアクリレート−及びアルケニルエーテル系のコポリマー、ポリビニルピロリドン、ヒドロキシプロピルセルロース、ヒドロキシプロピルメチルセルロース、PVP−VA64などのコポビドン、及びEUDRAGIT(登録商標)RLなどのポリメタクリレート系コポリマー;ならびに/または(ii)約10〜約20重量%%(前記組成物中の増量剤を除く固体成分の重量に基づく)の1つ以上のラウリル硫酸ナトリウム、ポロキサマー、例えば、Pluronic F−68及びポリソルベート80を含み;ならびに
iv)前記組成物が、約1〜約40重量%(組成物の全重量に基づいて)という、ポリビニルピロリドン(例えば、PVP K30及びPVP−VA64)、セルロース系ポリマー、例えば、HPC、HPMC、HPMC E3、トレハロース、デキストラン(デキストラン10またはデキストラン40など)、PVP−VA64及びHPC EFから選択される増量剤を含む、
前記液体組成物。
(態様12)
態様11に記載の液体組成物であって:
i)前記液体中のオルチプラズ結晶の濃度が、液体組成物の重量を基準にして約2〜約5重量%であり;
ii)前記組成物中の前記非溶媒成分が典型的には約10〜約18重量%のオルチプラズ結晶を含み;
iii)前記組成物が、(i)約25〜約30重量%(前記組成物中の増量剤を除く固体成分の重量に基づいて)の1つ以上のPVP−VA64などのコポビドン及びEUDRAGIT(登録商標)RLなどのポリメタクリレート系コポリマー;ならびに/または(ii)約14〜約15重量%%(前記組成物中の増量剤を除く固形成分の重量に基づいて)のポリソルベート80(Tween 80)を含み;
iv)前記組成物が、約15〜約25重量%(組成物の全重量に基づいて)のPVP−VA64である増量剤を含み;
v)前記液体溶媒が水であり;そして
vi)前記組成物が、前記組成物中の非溶媒成分に基づいて0.1〜1重量%のシメチコン(前記増量剤を除く)を必要に応じて含む、
前記液体組成物。
(態様13)
態様8に記載の乾燥組成物であって、増量剤を含み、ここで:
i)組成物中のオルチプラズのパーセンテージ(すなわち薬物負荷)が、約12〜約20重量%であり;
ii)前記組成物が、(i)約5〜約40重量%(前記組成物中の増量剤を除く固形成分の重量に基づく)の1つ以上のアクリレート−及びアルケニルエーテル系のコポリマー、ポリビニルピロリドン、ヒドロキシプロピルセルロース、ヒドロキシプロピルメチルセルロース、PVP−VA64などのコポビドン、及びEUDRAGIT(登録商標)RLなどのポリメタクリレート系コポリマー;ならびに/または(ii)約10〜約20重量%%(前記組成物中の増量剤を除く固体成分の重量に基づく)の1つ以上のラウリル硫酸ナトリウム、ポロキサマー、例えば、Pluronic F−68及びポリソルベート80を含み;ならびに
iii)前記組成物が、約40〜約90重量%(前記組成物の全重量に基づいて)というポリビニルピロリドン(例えば、PVP K30及びPVP−VA64)、セルロース系ポリマー、例えば、HPC、HPMC、HPMC E3、トレハロース、デキストラン(デキストラン10またはデキストラン40など)、PVP−VA64及びHPC EFから選択される増量剤を含む、
前記乾燥組成物。
(態様14)
態様13に記載の乾燥組成物であって、ここで:
i)前記組成物中のオルチプラズのパーセンテージ(すなわち薬物負荷)が、約15〜約17重量%であり;
ii)前記組成物が、(i)約25〜約30重量%(前記組成物中の増量剤を除く固形成分の重量に基づく)の1つ以上のPVP−VA64などのコポビドン、及びEUDRAGIT(登録商標)RLなどのポリメタクリレート系コポリマー;ならびに/または(ii)約14〜約15重量%(前記組成物中の増量剤を除く固体成分の重量に基づく)のポリソルベート80(Tween 80)を含み;ならびに
iii)前記組成物が、約70〜約78重量%(前記組成物の全重量に基づいて)という、PVP−VA64である増量剤を含み;かつ
iv)前記組成物が、前記組成物中の増量剤を除いて前記固体成分の重量に基づいて0.1〜1重量%のシメチコンを必要に応じて含む、前記乾燥組成物。
(態様15)
前記結晶または組成物対溶液の比が、1:10〜1:200である、水溶液中の、態様1〜4のいずれか1項に記載の結晶の懸濁物、または態様5、6、8、13もしくは14のいずれか1項に記載の乾燥組成物。
(態様16)
態様1〜4のいずれか1項に記載の結晶の組成物、態様5〜14のいずれかに1項に記載の組成物、または態様15に記載の懸濁物を含む薬学的組成物であって、好ましくは:
i)前記組成物が液体剤形であり、少なくとも1つの薬学的に許容される希釈剤、アジュバント;懸濁剤及び/もしくは担体を含むか;または
ii)前記組成物が乾燥剤形であり、かつ少なくとも1つの薬学的に許容される添加剤、潤滑剤、賦形剤または希釈剤を含む、前記組成物。
(態様17)
経口投与、局所投与、直腸投与、もしくは結腸投与用、または吸入投与用である、態様16に記載の薬学的組成物。
(態様18)
医薬または薬剤における使用のための、態様1〜4のいずれか1項に記載のある量の結晶、態様5〜14のいずれかに1項に記載の組成物、または態様15に記載の懸濁物、または態様16もしくは17に記載の薬学的組成物を含む組成物。
(態様19)
それを必要とする患者における粘膜炎の処置における使用のためであり、好ましくは上記患者が放射線療法を受けている、態様1〜4のいずれかに1項に記載のある量の結晶、または態様5〜14のいずれかに1項に記載の組成物、または態様15に記載の懸濁物、または態様16もしくは17に記載の薬学的組成物を含む組成物。
(態様20)
以下を備えるキット:
i)態様1〜4のいずれか1項に記載のある量の結晶、態様5〜14のいずれかに1項に記載の組成物、態様15に記載の懸濁物、態様16もしくは態様17に記載の薬学的組成物、態様18〜19のいずれか1項に記載の使用のための結晶、組成物、懸濁物もしくは薬学的組成物;と
ii)(A)結晶、組成物、懸濁物、薬学的組成物の経口投与のためのデバイス、または使用のための結晶、組成物、懸濁物もしくは薬学的組成物;あるいは(B)結晶、組成物、懸濁物、薬学的組成物の投与のための吸入デバイス、または吸入による使用のための結晶、組成物、懸濁物もしくは薬学的組成物のいずれかと、を備える、前記キット。
(態様21)
態様1〜4のいずれか1項に記載のある量の結晶、または態様5〜14のいずれか1項に記載の組成物を含む組成物を製造するためのプロセスであって:
i)液体及び4−メチル−5−(ピラジン−2−イル)−3H−1,2−ジチオール−3−チオンを含む組成物を湿式粉砕して、水1mLあたり結晶0.01〜0.1mgの濃度で水中の結晶の懸濁物に対して、25℃で動的光散乱により測定して、30〜2000nmという強度平均の、平均流体力学直径(Z平均)(「MHD」)を有する結晶を含む液体組成物を生成すること、
を包含する、前記プロセス。
(態様22)
前記組成物が態様5に記載の安定剤を含み、必要に応じて前記プロセスがさらに:
ii)態様6に記載の増量剤を、ステップ(i)で生成された結晶を含む液体組成物に添加すること、
を包含する、態様21に記載のプロセス。
(態様23)
態様21または態様22に記載のプロセスであって:
iii)結晶を含む液体組成物から液体を除去して乾燥組成物を形成し、好ましくは前記液体組成物から液体を除去することは、前記液体組成物を噴霧乾燥または凍結乾燥するステップを包含する、前記プロセス。

Claims (17)

  1. 水1mLあたり結晶0.01〜0.1mgという濃度の水中の結晶の懸濁物を用い、173°後方散乱検出器を備えたMalvern Zetasizer Nano−ZSP又は同等の装置上で、25℃で動的光散乱により測定して、100〜800nmという強度平均の、平均流体力学的直径(Z平均)(「MHD」)を有する4−メチル−5−(ピラジン−2−イル)−3H−1,2−ジチオール−3−チオンの結晶を含む組成物。
  2. 前記MHDが約100〜約600nmである、請求項1に記載の組成物。
  3. 前記結晶の多分散性指数(PdI)が、PdI=(σ/d)として定義され、ここでσが標準偏差であり、かつdが、該結晶の平均流体力学的直径(Z平均)であり、約0.10〜約0.60である、請求項1または2に記載の組成物。
  4. 20℃の水中での前記結晶の溶解度が、約3.5〜約8.0μg/mlである、請求項1〜3のいずれかに1項に記載の組成物。
  5. 請求項1〜4のいずれか1項に記載の組成物であって、さらに安定化剤を含み、該安定化剤が、
    i)アクリレート及びアルケニルエーテル系コポリマー、ポリビニルピロリジン、セルロース系ポリマー、コポビドン、ポリ(エチレンオキシド)、ポロキサマー及びポリ(エチレンオキシド)コポリマー、アクリルアミドポリマー、またはポリ(エチルアクリレート−コ−メチルメタクリレート−コ−トリメチルアンモニオエチルメタクリレートクロリド1:2:0.2)から選択されるポリマー安定化剤;ならびに/あるいは
    ii)イソステアリン酸ナトリウム、セチルアルコール、ポリソルベート、ステアレス−10、ドデシル硫酸ナトリウム(ラウリル硫酸ナトリウム)、ラウリルジメチルアミンオキシド、セチルトリメチルアンモニウム臭化物(CTAB)、ポリエトキシル化アルコール、ポリオキシエチレンソルビタン、オクトキシノール、N,N−ジメチルドデシルアミン−N−オキシド、ヘキサデシルトリメチルアンモニウムブロミド(HTAB)、ポリオキシル10ラウリルエーテル、胆汁酸塩、ポリオキシルヒマシ油、ノニルフェノールエトキシレート、シクロデキストリン、レシチン、ジメチコンコポリオール、ラウラミドDEA、コカミドDEA、コカミドMEA、オレイルベタイン、コカミドプロピルベタイン、コカミドプロピルホスファチジルPG−ジモニウムクロリド、リン酸ジセチル(リン酸ジヘキサデシル)、セテアレス−10リン酸、塩化メチルベンゼトニウム、リン酸ジセチル、セテス−10リン酸、セテス−20、Brij S10(ポリエチレングリコールオクタデシルエーテル、平均M〜711)、PEG−20フィトステロール、ポロキサマー、ポリオキシエチレングリコールアルキルエーテル、ポリオキシエチレングリコールアルキルフェノールエーテル、グリセロールアルキルエステル、ポリオキシエチレングリコールソルビタンアルキルエステル、ソルビタンアルキルエステル、コカミド、及びポリオキシエチレン(20)ソルビタンモノオレエートから選択される界面活性剤、
    を含む、前記組成物。
  6. 増量剤をさらに含み、該増量剤がポリビニルピロリドン、及びセルロース系ポリマーから選択される、請求項5に記載の組成物。
  7. 乾燥形態であり、水及び/又は任意の非水性溶媒を実質的に含まない、請求項1〜6のいずれか1項に記載の組成物。
  8. 請求項7に記載の組成物であって、ここで:
    i)該組成物中のオルチプラズのパーセンテージが、約15〜約17重量%であり;
    ii)該組成物が、(i)約25〜約30重量%(該組成物中の増量剤を除く固形成分の重量に基づく)の1つ以上のコポビドン、及びポリメタクリレート系コポリマー;ならびに/または(ii)約14〜約15重量%(該組成物中の増量剤を除く固体成分の重量に基づく)のポリソルベート80(Tween 80)を含み;
    iii)該組成物が、約70〜約78重量%(該組成物の全重量に基づいて)のPVP−VA64である増量剤を含み;かつ
    iv)該組成物が、該組成物中の増量剤を除く固体成分の重量に基づいて0.1〜1重量%のシメチコンを任意に含む、前記組成物。
  9. 水溶性液中に請求項1〜8のいずれか1項記載の組成物を含む水性懸濁物であって、該組成物対該水性溶液の比が、1:10〜1:200である、前記水性懸濁物。
  10. 請求項9に記載の水性懸濁物であって:
    i)前記組成物が液体剤形であり、少なくとも1つの薬学的に許容される希釈剤、アジュバント;懸濁剤及び/もしくは担体を含むか;または
    ii)前記組成物が乾燥剤形であり、かつ少なくとも1つの薬学的に許容される添加剤、潤滑剤、賦形剤もしくは希釈剤を含む、前記水性懸濁物。
  11. 経口投与、局所投与、直腸投与、もしくは結腸投与用、または吸入投与用である、請求項9又は10に記載の水性懸濁物。
  12. 請求項1〜8のいずれか1項に記載の組成物、又は請求項9〜11のいずれか1項に記載の水性懸濁物を含む薬学的組成物。
  13. それを必要とする患者における粘膜炎の治療に使用する、請求項12に記載の薬学的組成物であって、該患者が放射線療法を受けていてもよい、前記薬学的組成物。
  14. 以下を備えるキット:
    i)請求項1〜8のいずれか1項に記載の組成物、請求項9〜11のいずれかに1項に記載の水性懸濁物、又は、請求項12又は請求項13に記載の薬学的組成物;と
    ii)(A)該組成物、該水性懸濁物、もしくは該薬学的組成物の経口投与のためのデバイス又は(B)該組成物、該水性懸濁物、もしくは該薬学的組成物の吸入投与のための吸入デバイスのいずれか、を備える、前記キット。
  15. 請求項1〜8のいずれか1項に記載のある量の結晶を含む組成物の製造方法であって:
    i)液体及び4−メチル−5−(ピラジン−2−イル)−3H−1,2−ジチオール−3−チオンを含む組成物を少なくとも1の安定化剤の存在下において、湿式粉砕して、水1mLあたり結晶0.01〜0.1mgの濃度で水中の結晶の懸濁物を用い、25℃で動的光散乱により測定して、100〜800nm又は150〜600nmという強度平均の、平均流体力学直径(Z平均)(「MHD」)を有する結晶を含む液体組成物を生成すること、
    ii)請求項6に記載の増量剤を、ステップ(i)で生成された結晶を含む該液体組成物に任意に添加すること、及び/又は
    iii)結晶を含む該液体組成物から液体を任意に除去して乾燥組成物を形成し、好ましくは前記液体組成物からの液体の除去は、該液体組成物の噴霧乾燥または凍結乾燥ステップを含むこと、を含む前記製造方法。
  16. 医薬の製造における、請求項1〜8のいずれか1項記載の組成物の使用。
  17. 水性液状の薬学的組成物を提供するための薬学的に許容し得る容器であって、乾燥した薬学的組成物と、該乾燥薬学的組成物と混合して該水性液状の薬学的組成物を形成するのに十分な量の水を含む、一定量の液体との双方を保持するのに十分なサイズのキャビティを有し、該乾燥した薬学的組成物が、請求項1〜8のいずれか1項に記載され、かつ、実質的に水及び非水性溶媒を含まない組成物である、前記容器。
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