JP2019528884A - 再装填可能な止血クリップ止め装置用圧縮カプラ - Google Patents

再装填可能な止血クリップ止め装置用圧縮カプラ Download PDF

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エイ. レーティネン、ローリー
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Abstract

組織を処置するためのシステムは、一対のクリップアームを含むクリップアセンブリを含み、クリップアームの近位端部は、クリップアームの遠位端部が互いに離反する組織受入姿勢と、クリップアームの遠位端部が互いに接近する組織把持姿勢との間で動かされるように、カプセルのチャネル内に摺動可能に受け入れられる。システムはカテーテル及びカテーテルを通って延びる制御部材を含むアプリケータも含む。制御部材は、クリップアセンブリを組織受入姿勢と組織把持姿勢との間で動かすためにクリップアームに接続されるように構成される。システムはまた、クリップアセンブリのカプセルの近位端部及びカテーテルの遠位端部のいずれか一方に取り付けられたカプラも含み、カプラはカプセルとカテーテルとを互いに対し解除可能に連結するように構成される。

Description

本発明は、再装填可能な止血クリップ止め装置用圧縮カプラに関する。
胃腸(GI)系、胆道系、脈管系、並びに他の体管腔及び中空器官の病状は、しばしば内視鏡的処置によって治療され、それらの多くは内部出血を制御するために止血を必要とする。止血クリップは、創傷を取り巻く組織を把持し、創傷の端縁を一時的に一緒に保持して、自然治癒過程により創傷が恒久的に閉鎖されることを可能にする。特殊な内視鏡クリップ止め装置は、体内の所望の場所でクリップを供給するために用いられ、その後、体内にクリップを残してクリップ送達装置が抜き取られる。
本態様は、組織を処置するためのシステムに関し、該システムは、一対のクリップアームを含むクリップアセンブリであって、クリップアームの各々は、近位端部から遠位端部まで延び、クリップアームの近位端部がクリップアームの遠位端部が互いに離反する組織受入姿勢とクリップアームの遠位端部が互いに接近する組織把持姿勢との間で動かされるように、カプセルのチャネル内に摺動可能に受け入れられる、前記クリップアセンブリと、カテーテルとカテーテルを通って延びる制御部材とを含むアプリケータであって、制御部材がクリップアセンブリを組織受入姿勢と組織把持姿勢との間で動かすためにクリップアームに接続されるように構成された遠位端部を含む、前記アプリケータと、クリップアセンブリのカプセルの近位端部及びアプリケータのカテーテルの遠位端部のいずれか一方に取り付けられたカプラであって、カプセルとカテーテルとを互いに対し解除可能に連結するように構成される、前記カプラと、を備える。
本態様において、クリップアームの近位端部は、制御部材の膨出遠位端部と解除可能に連結可能なヨークによって互いに接続されていてもよい。
本態様において、カプラは、カプセルの近位端部に取り付けられてもよく、かつ、カプラの近位部分は、カテーテルの遠位部分に対し解除可能に連結されるようにカテーテルの遠位部分に被さって装填可能な複数のアームを含んでいてもよく、それらのアームは、付勢された係合姿勢と、アームがカプラの長手軸から反り返る非係合姿勢との間で動くことが可能である。
本態様において、アームの各々は、その内面に沿って延びる溝を含んでいてもよく、その溝は、カテーテルの遠位端部から外側方に離反して延び、当該溝に対応する寸法及び形状に形成されたタブを受け入れるような寸法及び形状に形成される。
本態様において、溝は、テーパ面を含んでいてもよく、該テーパ面は、カプラに圧縮力が加わった場合にカテーテルのタブが溝のテーパ面に沿って遠位に摺動し、アームをカプラの長手軸から反り返らせるように、当該溝の遠位端部に向かって先細っていてもよい。
本態様において、アームの各々の近位内縁は、傾斜していてもよい。
本態様において、カテーテルは、アームの近位縁から力を伝えてアームを長手軸から反り返らせるために、カテーテルの一部に沿って延びる肩部を含んでいてもよい。
本態様において、カプラは、カプセルの近位端部に連結された複数の指部をさらに含んでいてもよく、指部の各々の遠位端部は、タブを含み、該タブは、カプセルの近位部分の壁を横向きに開き、当該タブに対応する寸法及び形状に形成された窓に係合するように半径方向内側に延びる。
本態様において、窓は、カプセルに対するカプラの長手方向の相対摺動を可能にするために細長くてもよい。
本態様において、カプラは、カプセルの近位端部に連結された複数の指部をさらに含んでいてもよく、指部の各々の遠位端部は、半径方向内側に延びるタブを含み、該タブは、カプセルの近位部分の壁を横向きに開く、当該タブに対応する寸法及び形状に形成された窓に係合する。
本態様において、指部の各々の内面は、傾斜面を含んでいてもよく、該傾斜面は、当該傾斜面に圧縮力が加わった場合に、複数の指部がカプラの長手軸から反り返るように、当該指部の各々の内面の近位端部に向かって先細っていてもよい。
本態様はまた、再装填可能なクリップ止め装置にも関し、該装置は、一対のクリップアームを含むクリップアセンブリであって、クリップアームの各々が近位端部から遠位端部まで延び、クリップアームの各々の近位端部がヨークによって互いに接続され、該ヨークがカプセルのチャネル内に摺動可能に受け入れられるとともにアプリケータの制御部材に接続されるように構成される、前記クリップアセンブリと、カプセルの近位端部に取り付けられたカプラであって、クリップアセンブリを、当該クリップアームの遠位端部が互いに離反する組織受入姿勢と、当該クリップアームの遠位端部が互いに接近する組織把持姿勢との間で動かすべく、クリップアームが組織受入姿勢と組織把持姿勢との間でアプリケータによってカプセルに対し相対的に動くことが可能となるように、アプリケータに連結されるように構成される、前記カプラと、を備える。
本態様において、カプラの近位部分は、カテーテルの遠位部分に対し解除可能に連結されるようにカテーテルの遠位部分に被さって装填可能な複数のアームを含んでいてもよく、それらのアームは、付勢された係合姿勢と、アームがカプラの長手軸から反り返る非係合姿勢との間で動くことが可能である。
本態様において、アームの各々は、当該アームの内面に沿って延びる溝を含んでいてもよく、溝は、カテーテルの遠位端部から外側方に離反して延び、当該溝に対応する寸法及び形状に形成された係合機構を受け入れるような寸法及び形状に形成される。
本態様において、溝は、その遠位端部に向かって先細るテーパ面を含んでいてもよい。
本態様において、カプラは、当該カプラに圧縮力が加わると撓むように構成されており、カテーテルの係合機構は、溝のテーパ面に沿って遠位に摺動して、アームをカプラの長手軸から反り返らせるようにされていてもよい。
例示的な本態様はまた、組織を処置するための方法にも関し、該方法は、アプリケータの制御部材をクリップアセンブリのクリップアームに連結し、かつ、アプリケータのカテーテルをカプセルの近位端部に取り付けられたカプラによってクリップアセンブリのカプセルに連結することにより、クリップアセンブリをアプリケータに装填する工程と、装填されたクリップアセンブリを内視鏡の作業チャネルを介して生体内の標的部位に挿入する工程と、クリップアームの間に標的組織が把持されるまで、制御部材をカテーテルに対して長手方向に相対移動させることにより、クリップアセンブリを、クリップアームの遠位端部が互いに離反する組織受入姿勢と、クリップアームの遠位端部が互いに接近する組織把持姿勢との間で動かす工程と、クリップアームを組織把持姿勢においてカプセルに対してロックする工程と、カプラに作用する圧縮力が予め定められた閾値を超え、その結果、カプラがカテーテルから離脱し、かつ、制御部材がクリップアームから係合解除されるまで、制御部材をクリップアームに対して相対的に近位に引っ張ることにより、クリップアセンブリをアプリケータから配置する工程と、を備える。
本発明の例示的な実施形態によるシステムの縦断面図。 本発明の別の例示的な実施形態によるシステムの長手方向側面図。 図2のシステムのカプラの斜視図。 本発明の代替実施形態によるカプラの斜視図。 本発明のさらに別の例示的な実施形態によるシステムの縦断面図。 図5のシステムによるカプセルと組み立てられたカプラの斜視図。 図5のシステムのカプラを示す図。 図5のシステムのカプセルを示す図。 図5のシステムのクリップアセンブリを配置する過程でカプラに加わる圧縮力の縦断面図。 図5のシステムのクリップアセンブリを配置する過程でカプラ内に近位に引き込まれたカプセルの縦断面図。 本発明の代替実施形態によるカプラの斜視図。 本発明のさらに別の代替実施形態によるカプラの斜視図。 図12のカプラに連結するためのカプセルの斜視図。
本発明は、以下の説明及び添付図面を参照してさらに理解され得る。添付図面では、同一の要素は、同一の参照数字で称される。本発明は、クリップ止めシステムに関し、特に、再装填可能な内視鏡クリップ止めシステムに関する。本発明の例示的な実施形態は、内視鏡的処置の前にアプリケータアセンブリの遠位端部に装填され得るクリップアセンブリについて説明する。クリップが体内の所望の標的領域に配置されると、アプリケータアセンブリには新たなクリップが再装填され得る。具体的には、クリップ止めシステムは、クリップアセンブリのカプセルをアプリケータのカテーテルと解除可能に連結するためのカプラを含む。カプラは、カプセルとカテーテルの一方と事前に組み立てられ、かつ、カプセルとカテーテルの他方に連結されるように構成され得る。クリップアセンブリを体内に配置することが望まれる場合、カプラに対する圧縮力に起因してカプラが破断及び/又はカプセルをカテーテルから係合解除する。
図1に示すように、本発明の例示的な実施形態に従ったシステム100は、クリップアセンブリ102と、アプリケータ104と、アプリケータ104及びクリップアセンブリ102の間の解除可能な接続を容易にするカプラ106とを含む。クリップアセンブリ102は、標的組織をクリップ止めするためにシステム100を生体内に挿入する前に、アプリケータ104に装填可能である。アプリケータ104は、生体内におけるクリップアセンブリ102の配置後に新たなクリップアセンブリ102がアプリケータ104に装填され得るように構成されており、そのため新たなクリップアセンブリ102を生体内の標的組織の第2部分に送達するために同一のアプリケータ104を用いることができる。この実施形態において、クリップアセンブリ102のカプセル108は、カプラ106と事前に組み立てられ、かつ、アプリケータ104のカテーテル110に対し解除可能に接続されるように構成される。クリップアセンブリ102のカプセル108がアプリケータ104のカテーテル110に連結されると、クリップアセンブリ102のクリップアーム114に対し解除可能に接続されたアプリケータ104の制御部材112は、クリップアーム114の遠位端部116がそれらの間に標的組織を受け入れるために互いに離反する開放した組織受入姿勢と、遠位端部116がそれらの間に標的組織を把持するために互いに接近する閉鎖した組織把持姿勢との間でクリップアセンブリ102を動かすために、カテーテル110及びカプセル108に対して長手方向に相対移動され得る。標的組織を所望のようにクリップ止めすると、カプラ106に圧縮力が及ぼされ、カプラ106の一部を撓ませ、及び/又は破断させて、カテーテル110をカプセル108から解放し得る。この例示的な実施形態は、カプラ106がクリップアセンブリ102のカプセル108と事前に組み立てられて図示され説明されるが、別の実施形態では、カプラ106は、同様にアプリケータ104のカテーテル110と事前に組み立てられて、カプセル108に対し解除可能に接続されてもよいことに留意されたい。
クリップアセンブリ102は、一対のクリップアーム114を含んでおり、クリップアーム114の近位端部118がカプセル108内に摺動可能に受け入れられたヨーク120に接続されることで、ヨーク120がアプリケータ104の制御部材112に連結され、かつ、カプセル108がカプラ106によってアプリケータ104のカテーテルに連結される場合には、制御部材112のカテーテル110に対する長手方向の相対運動によって、クリップアセンブリ102は、組織受入姿勢と組織把持姿勢との間で動く。この実施形態のクリップアーム114は、開いた組織受入姿勢に付勢されており、そのためカプセル108によって拘束されていない場合には、クリップアーム114は、原状に復帰しようとする付勢の下で、クリップアーム114の遠位端部が互いに離れて広がる組織受入姿勢に動く。クリップアーム114がカプセル108内に引き込まれている場合には、カプセル108はクリップアーム114を拘束して、両遠位端部116を組織把持姿勢に保持する。
クリップアームの各々114は、近位端部118から遠位端部116まで延びている。当業者には分かるように、クリップアーム114は、クリップアーム114の間における組織の把持を強化するように構成された任意選択の把持機構を含んでいてもよい。例えば、クリップアーム114の一方又は双方の遠位端部116は、他方のクリップアーム114に向かって側方方向内側に延びる先端部を含んでいてもよく、それらの先端部は、例えば、遠位端部116の間に組織を把持するように構成された歯、突起、スパイク又は他の構造を含む。クリップアーム114の一方又は双方はまた、標的組織がクリップアーム114によって所望のように把持された後にクリップアーム114を組織把持姿勢でロックするように構成された係止機構を含んでいてもよい。一実施形態において、クリップアーム114の一方又は双方は、クリップアーム114がカプセル108内に所定距離だけ引き込まれたときにカプセル108の一部に係合するように構成された、クリップアーム114から外側方に延びる係止タブを備える。例えば、係止タブは、当該係止タブに対応する寸法、形状、及び位置に形成された係止窓内に受け入れられてもよく、該係止窓は、クリップアーム114をカプセル108に組織把持姿勢でロックするために、カプセル108の壁に対し横向きに、すなわち、同壁を横向きに開いている。
一実施形態において、クリップアーム114の近位端部118は、互いに接続されて、ヨーク120に接続される1つの一体片を形成する。別の実施形態では、それぞれの近位端部118がヨーク120によって相互に接続される。ヨーク120は、クリップアーム114の近位端部118に接続されるとともに、アプリケータ104の制御部材112の膨出遠位端部122に対し解除可能に接続されるように構成される。例えば、ヨーク120は、長手スロット124を含んでいてもよく、長手スロットは、ヨーク120の近位端部128における近位開口126から、ヨーク120の長手軸に沿って、アプリケータ104の制御部材112の膨出遠位端部122を受け入れるような寸法及び形状に形成された遠位部分130まで延びる。1つの例示的な実施形態において、膨出遠位端部122は、当該遠位端部122に対応する寸法及び形状に形成された遠位部分130のソケット内に受け入れられるボールとして構成される。近位開口126と遠位部分130との間に延びる長手スロット124の近位部分132は、遠位部分130の断面積より小さな断面積(例えば直径)を有する。長手スロット124は、複数の対向部分134によって画定され得る。各対向部分134は、膨出遠位端部122を受け入れるために拡がることができ、かつ、互いに付勢されていることで、一旦膨出遠位端部122が遠位部分130内へ遠位に入り込むと、対向部分134が膨出遠位端部122を遠位部分130内にロックするように弾性復帰して、制御部材112をヨーク120に連結する。よって、カプセル108に対する制御部材112の長手方向の相対移動は、組織受入姿勢と組織把持姿勢との間におけるクリップアーム114の動きを制御する。
この実施形態によれば、制御部材112の膨出遠位端部122は、ヨーク120の近位開口126を介して遠位部分130に挿入され得る。制御部材112が予め定められた閾値を超えてヨーク120内に遠位に押し込まれると、長手スロット124の近位開口126は、対向部分134の分離によって変形し、膨出遠位端部122が近位部分132を通って遠位部分130に入ることを可能にする。一旦、膨出遠位端部122が遠位部分130内に受け入れられると、長手スロット124の近位部分132は、その元の寸法に戻り、制御部材112の膨出遠位端部122を遠位部分130内に保持する。
カプセル108は、近位端部136から遠位端部138まで延びており、かつ、内部を通って長手方向に延びるチャネル140を含む。チャネル140は、ヨーク120及び少なくともクリップアーム114の近位部分をその内部に摺動可能に受け入れるような寸法及び形状に形成される。上述したように、カプセル108はまた、当該カプセル108に対応する、クリップアーム114の係止機構(例えば係止タブ)に係合するための係止機構(例えば係止窓)を含んでいてもよい。この実施形態では、近位端部136は、カプラ106と事前に組み立てられ得る。カプセル108は、当該カプセル108に対応する寸法及び形状に形成された、カプラ106の係合機構を受け入れるために、その近位端部136を横向きに開く窓142を含んでいてもよい。一実施形態において、カプセル108は、カプラ106に係合するための一対の直径方向に対向した窓142を含んでいてもよい。しかしながら、窓142に対応する、カプラ106のあらゆる数の係合機構を受け入れるために、カプセル108がいずれの窓142の数を含んでもよいことが当業者には理解されよう。またカプラ106は、様々な連結のうちのいずれか1つによってカプセル108と事前に組み立てられてもよいことも当業者には理解されよう。別の例では、カプセル108の近位端部136において横向きに延びるタブが、カプラ106の対応する寸法及び形状に形成された窓内に受け入れられてもよい。別の例では、カプラ106は、カプセル108に圧入されてもよいし、及び/又は接着剤によってカプセル108に接着されてもよい。
カプラ106は、近位端部144から遠位端部146まで延び、その内部を通って延びるチャネル148を備える。カプラ106の遠位端部146は、カプラ106のチャネル148がカプセル108のチャネル140と連通するように、カプセル108の近位端部136と事前に組み立てられ得る。よって、アプリケータ104の制御部材112は、クリップアセンブリ102の装填の間に、カプラ106及びカプセル108のチャネル148,140をそれぞれ通って、ヨーク120に連結され得る。カプラ106の遠位部分は、カプラ106の遠位端部146において外側に延びる側方タブ150がカプセル108の窓142内に受け入れられてカプラ106をカプセル108に接続するように、カプセル108のチャネル140内に受け入れられるような寸法及び形状に形成され得る。一実施形態において、カプラ106は、カプセル108の直径方向に対向した窓142内に受け入れられる一対の対向したタブ150を含んでいてもよい。しかしながら、カプラ106は、カプラ106をカプセル108に接続するために、いかなる数のタブ150を含んでいてもよい。カプラ106は、カプセル108に接続された別個の要素として説明され図示されるが、代替実施形態において、カプラ106は、カプセル108と一体的に形成されていてもよい。
この実施形態のカプラ106の近位部分は、アプリケータ104のカテーテル110に係合するように構成された複数のアーム152を含む。アーム152は、カテーテル110とカプラ106とがスナップ嵌合されるように、カテーテル110の遠位端部160に被さって取り付けられる。アーム152は、係合姿勢に付勢されるが、カテーテル110の遠位端部160をアーム152内に受容できるようにするために別々に広げられ得る。具体的には、アームの各々152は、アームの内面に沿って延びる溝154を含み、溝154は、カテーテル110の遠位端部160の係合機構162を受け入れるように、当該溝154に対応する寸法及び形状に形成される。遠位端部160の係合機構162がアーム152の間に挿入されるにつれて、アーム152は、互いに反り返る。しかしながら、一旦、係合機構162が溝154内に受け入れられると、アーム152は、溝154と係合機構162とが互いに係合するように、それらの原状に復帰しようとする付勢の下で内側へ嵌り、カテーテル110をカプラ106に連結する。この実施形態の溝154の各々は、それらの遠位端部に向かって先細るテーパ面156を含む。以下でさらに詳細に説明するように、テーパ面156は、テーパ面156に圧縮力が加わると係合機構162から力を伝えて、カテーテル110をカプラから解放するようにカプラを撓ませるように構成される。アームの各々152の近位内縁158はまた、カプラ106の一部がそれと接触するとカプラ106にさらなる力が及ぼされ得るように、その遠位端部に向かって先細って傾斜していてもよい。
アプリケータ104は、カテーテル110と、カテーテル110から近位に延びる可撓性部材(図示せず)と、可撓性部材及びカテーテル110を通って長手方向に延びる制御部材112とを含む。可撓性部材の近位端部は、ハンドル部に接続されていてもよい。可撓性部材とカテーテル110とに対する制御部材112の長手方向の相対移動がハンドル部において使用者によって制御され得るように、制御部材112の近位端部は、ハンドル部のアクチュエータに接続され得る。可撓性部材は、生体の蛇行性経路にさえ通せるように十分な可撓性を有するコイル又はワイヤとして形成されてもよく、この実施形態では、内視鏡又は他の挿入装置の作業チャネルに通せるような寸法及び形状に形成される。しかしながら、可撓性部材がクリップアセンブリ102から制御部材112上にかけられる張力に対抗するのに十分な圧縮時の力を提供することができる限り、可撓性部材は、なんらかの他の適切な可撓性構造体から形成されてもよい。
カテーテル110は、可撓性部材に接続された近位端部164からカプラ106に対し解除可能に連結されるように構成された遠位端部160まで長手方向に延びている。制御部材112は、カテーテル110のルーメン166を通って延びる。カテーテル110の遠位部分168は、カテーテル110の遠位端部160における係合機構162が溝154に受け入れられて溝154と係合するように、カプラ106のアーム152の間に挿入されるような寸法及び形状に形成され得る。一実施形態において、係合機構162は、遠位端部160から外側方に延びる(例えば、カテーテル110の長手軸から離反して延びる)タブとして形成されてもよい。係合機構162のタブは、タブがスナップ嵌合によって溝154内に受け入れられ得る場合のように、溝154に対応するような寸法及び形状に形成され得る。
クリップアセンブリ102を体内に配置するためにカテーテル110をカプラ106から係合解除することが望まれる場合、制御部材112をカプラ106に対して近位に引っ張ることによって、カプラ106に圧縮力が及ぼされてもよい。一旦、クリップアセンブリ102が組織把持姿勢にロックされると、制御部材112の近位方向の運動は、クリップアセンブリ102全体をそれに連結されたカプラ106を含めて近位に引き寄せる。よってカプラ106は、カテーテル110に対して近位に引き寄せられ、係合機構162は溝154のテーパ面156に沿って遠位に摺動し、アーム152を半径方向外側に反り返らせて、カプラ106をカテーテル110から係合解除する。さらなる実施形態では、カプラ106をさらに近位方向に移動させることにより、遠位部分168のすぐ近位側のカテーテル110の肩部170を近位縁158に係合させて、アーム152をより一層反り返らせてもよい。一実施形態において、溝154がカテーテル110の係合機構162を係合解除するようにアーム152を長手軸から反り返らせることによって、カプラ106は撓んでもよい。別の実施形態では、アーム152の反り返りによりカプラ106を破断させることによって、カテーテル110をカプラ106から解放してもよい。
アプリケータ104に装填される前に、クリップアセンブリ102は(事前に組み立てられたカプラ106とともに)、クリップアセンブリ102のアプリケータ104上における装填を容易にするように構成されたカートリッジ内に収容されてもよい。カートリッジは、カプラ106を有するクリップアセンブリ102を収容するような寸法及び形状に形成された空間を内部に画定する保管容器として構成されてもよい。クリップアセンブリ102は、組織受入姿勢でカートリッジ内に収容され得る。カートリッジは、以下でより詳細に説明するように、アプリケータ104の遠位部分がクリップアセンブリ102に連結されるために挿入され得る近位開口を含む。カートリッジは、アプリケータ104上への装填を容易にするために、クリップアセンブリ102を適所に保持する。
クリップアセンブリ102をアプリケータ104に装填する例示的な方法は、制御部材112をクリップアーム114に連結する工程と、カテーテル110をカプラ106によってカプセル108に連結する工程とを備える。制御部材112の膨出遠位端部122は、ヨーク120によってクリップアーム114に連結され得る。該連結は、膨出遠位端部122をヨーク120の近位開口126に対して押し付けることにより、つまり、近位開口126に及ぼされる遠位方向の力が予め定められた閾値を超えて複数の対向部分134を互いに離反するように反り返らせ、膨出遠位端部122が対向部分134を通過して長手スロット124の遠位部分130内に遠位に移動されることを可能になるまで押し付けることにより、なされる。一旦、膨出遠位端部122が遠位部分130内に受け入れられると、複数の対向部分134は、それらの原位置に復帰し、膨出遠位端部122をヨーク12内に保持する。カプラ106及びカテーテル110がスナップ嵌合によって互いに係合するように遠位部分168をカプラ106のアーム152の間に挿入することにより、カテーテル110は、カプラ106を介してカプセル108に連結され得る。具体的には、カテーテル110の係合機構162は、カプラ106のアーム152の溝154内に受け入れられる。
上述したように、クリップアセンブリ102がカートリッジ内に収容される場合には、カテーテル110の遠位部分168及び制御部材112の膨出遠位端部122は、上述したのとほぼ同じ方法で、カートリッジの近位開口を通って挿入されて、クリップアセンブリ102に連結され得る。一旦、カテーテル110がカプセル108に対し解除可能に接続され、かつ、膨出遠位端部122がクリップアーム114に連結されると、制御部材112は、クリップアセンブリ102を閉鎖したクリップ止め形態に向けて引き寄せるために近位に移動され得る。その後、アプリケータ104全体をカートリッジに対して近位に移動させて、クリップアセンブリ102を閉鎖姿勢で近位開口を介してカートリッジから引き出し得る。
使用時、クリップアセンブリ102がアプリケータ104に装填された後、クリップアセンブリ102は、内視鏡(又は他の挿入装置)の作業チャネルを通って挿入され、(例えば自然体管腔を通って)クリップ止めされるべき組織の標的部分に隣接した部位まで体内に挿入される。クリップアセンブリ102は、損傷を低減し、かつ、作業チャネルを通る際の通過を容易にするために、組織把持姿勢で標的組織に挿入される。標的組織の部位に達すると、クリップアセンブリ102は、制御部材112をカテーテル110に対して遠位に移動させることによって作業チャネルの遠位端部から進められ、クリップアーム114をカプセル108から遠位に延出させ、かつ、クリップアーム114を組織受入姿勢に移動させる。一旦、標的組織がクリップアーム114の間に受け入れられると、クリップアセンブリ102は、標的組織が遠位端部116の間に把持されるように、組織把持姿勢に向かって移動され得る。クリップアーム114は、制御部材112をカテーテル110及びカプセル108に対して近位に引っ張ることにより、組織把持姿勢に向かって移動される。一旦、クリップアセンブリ102が組織把持姿勢となると、制御部材112は、クリップアーム114をカプセル108にロックするために、さらに近位に引っ張られ得る。
クリップアセンブリ102を配置するために、制御部材112は、カプセル108に取り付けられたカプラ106がカテーテル110に対して近位に引き寄せられるまで、さらに近位に引っ張られ得る。カプラ106の近位方向の運動は、カテーテル110の係合機構162を溝154のテーパ面156に対して遠位に摺動させ、それによりアーム152を係合機構162との係合から半径方向外側に反り返らせる。さらなる実施形態において、カプラ106は、カテーテル110に対してさらに近位に移動されて、カテーテル110の肩部170を近位縁158と当接させ、アーム152のさらなる反り返りをもたらし得る。上述したように、カプラ106は、カテーテル110をカプラ106から解放するために、撓ませてもよいし、及び/又は破断してもよい。
一旦、カテーテル110がカプラ106から係合解除したら、制御部材112は、膨出遠位端部122がヨーク120から係合解除するまで、さらに一層近位に引っ張られる。具体的には、膨出遠位端部122によってヨーク120に及ぼされる力が予め定められた閾値を超えると、複数の対向部分134が別々に拡開し、膨出遠位端部を解放する。これに代わって、ヨーク120は、クリップアセンブリ102を制御部材112から解放するために破断してもよい。次に、制御部材112及びカテーテル110を含むアプリケータ104全体が身体から近位に抜き取られて、標的組織に被さって留められたクリップアセンブリ102(及びそれに取り付けられたままのカプラ106の何らかの部分)を残す。カテーテル110を解放するためにカプラが破断する場合、カプラ106の破断した部分が体内に残って、消化管内を自然に通過することがある。そのように所望される場合には、次に新たなクリップアセンブリ102が上述したのと同じ方法でアプリケータ104に装填され、その結果、組織の第2部分をクリップ止めするために当該システム100を用いることができる。このプロセスは、必要に応じて、又は所望により、何度でも同一のアプリケータ104を用いて繰り返され得る。
図2−図4に示すように、本発明の別の例示的な実施形態に従ったシステム200は、システム100に実質的に同等であり、クリップアセンブリ202と、アプリケータ204と、アプリケータ204及びクリップアセンブリ202の間の解除可能な接続を容易にするカプラ206とを備える。クリップアセンブリ202は、一対のクリップアーム(図示せず)を含むクリップアセンブリ102に実質的に同等であり、クリップアームの近位端部は、カプセル208のチャネル240内に摺動可能に受け入れられたヨーク(図示せず)に接続される。アプリケータ204は、アプリケータ104に実質的に同等であり、可撓性部材(図示せず)の遠位端部に取り付けられたカテーテル210及びカテーテル210内を通って延びる制御部材(図示せず)を備える。この実施形態では、カプラ206は、カプセル208と事前に組み立てられている。
カプラ206は、近位端部244から遠位端部246まで延び、その内部を通って延びるチャネル248を備える。遠位端部246は、この実施形態では、カプセル208の近位端部236と事前に組み立てられ得る。カプラ206の遠位部分は、カプセル208の近位端部236上に取り付けられた複数の指部252を備える。指部252の各々の遠位端部246は、当該遠位端部246に対応する、カプセル208の係合機構262に係合するための係合機構254を備える。一実施形態において、指部252の係合機構254は、当該係合機構254に対応する寸法及び形状に形成され、カプセル208の近位端部においてカプセル208の壁を横向きに開く窓(係合機構262)内に受け入れられる半径方向内側に延びるタブを含み得る。例示的な実施形態は、窓内に受け入れられたタブについて図示して説明しているが、カプラ206の係合機構254及びカプセル208の係合機構262は、係合機構254,262が互いに係合する限り、様々な形態のうちのいずれを有してもよい。
カプラ206の近位端部244は、いくつかの方法のうちのいずれかでカテーテル210の遠位端部260に連結されるように構成される。一実施形態において、カプラ206の近位部分は、カテーテル210の遠位端部260上に取り付けられ得る複数の反り返り可能なアーム276を含んでいてもよい。アームの各々276は、カテーテル210の一部に係合するように半径方向内側に延び、当該カテーテル210の一部に対応する複数のタブ250を含んでいてもよい。カテーテル210の遠位端部260は、例えば、複数のタブ250を内部に受け入れるために、当該複数のタブ250に対応する寸法及び形状に形成された複数の窓又は溝を含んでいてもよい。この実施形態におけるアーム276は、係合姿勢に付勢されており、カテーテル210の遠位端部260をそれらのアームの間に受け入れ可能にするために、別々に拡開し得る。アプリケータ204をクリップアセンブリ202に連結することが望まれる場合、カテーテル210の遠位端部260は、当該遠位端部260がアーム276の間に受け入れられるにつれてアーム276が互いに反り返るまで、カプラ206の近位端部244に対して遠位に押し付けられ得る。この実施形態において、タブ250の各々は、傾斜した表面を含んでおり、カテーテル210の遠位端部260がその傾斜した表面に対して押付けられると、タブ250が遠位端部260に沿って摺動し、アーム276は半径方向外方に動く。一旦、タブ250がカテーテル210の窓/溝内に受け入れられると、アーム276は、係合機構252がカテーテル210に係合するように、その付勢姿勢に戻る。カプラ206のチャネル248がカテーテル210のルーメン266と連通するように、かつ、制御部材の膨出遠位端部がクリップアセンブリ202のヨークに係合するべくカプラ306の遠位端部を通過して遠位に延びるまで制御部材がカプラ206を通って長手方向に移動され得るように、カプラ206は、カテーテル210に連結される。
カプラ206は、クリップアセンブリ202を体内に配置するときにカテーテル210に係合されたまま、カプセル208をカプラから解放するように構成される。具体的には、指部252の各々の内面255は、カプラ206の近位端部244に向かって先細る傾斜面256を含む。指部252の各々の傾斜面256は、カプセル208の近位縁237と界接するように構成される。よって、カプセル208に圧縮力が加わった場合に、カプセル208の近位縁237は、指部252の各々の傾斜面256に沿って近位に摺動し、指部252を撓ませて(すなわち互いに離反するように動かして)係合機構254,262を係合解除させる。一実施形態において、図3に示すように、カプラ206は、周溝272及び/又は切欠を含み、該周溝272は、当該カプラ206の遠位部分と近位部分との間において、カプラ206の外面274周りに(例えばカプラ206の複数の指部252と複数のアーム276との間のカプラ206の部分に沿って)延びる。この実施形態において、指部252がカプセル208を解放するために互いに離反するように動かされると、指部252は、溝272のところで湾曲し、指部252は、アーム276を含む近位部分から離脱することになる。別の実施形態では、図4に示すように、指部252’は、当該カプラ206の残余の部分(例えばアーム276’)と接触する箇所が長手方向の切欠272’を含んでいてもよく、指部252’が互いに離反するように移動されると、当該指部252’が撓んで長手方向の切欠272’沿いに裂けることによってカプセル208を解放する。
クリップアセンブリ202をアプリケータ204に装填するために、カテーテル210は、上述したようにカプラ206のアーム276がカテーテル210の遠位端部260に取り付けられるまで、クリップアセンブリ202の(カプラ206と事前に組み立てられた)カプセル208に対して遠位に移動され得る。具体的には、カプラ206のアーム276は、カテーテル210の遠位端部260がアーム276の間に受け入れられ得るように互いに反り返り、タブ250は、当該タブ250に対応する、カテーテル210の係合機構に係合する。その後、制御部材は、膨出遠位端部がクリップアセンブリ202のヨークに係合し得るように、カプラ206を通って長手方向に移動され得る。一旦、制御部材112がヨークに連結されると、クリップアセンブリ202の装填は、完了し、そのため、クリップアセンブリ202は、組織を所望のようにクリップ止めするために体内に挿入され得る。
システム200は、上述したシステム100と概ね同等の方法で組織をクリップ止めするために用いられ得る。一旦、組織が所望のようにクリップ止めされて、クリップアセンブリ202が組織把持姿勢にロックされると、クリップアセンブリ202は、制御部材をアプリケータ204に対して近位に相対的に引っ張ることによって配置され得る。制御部材のこの近位方向の運動は、カプセル208を含むクリップアセンブリ202全体をカテーテル210に対して近位に相対的に引っ張り、カテーテル210に圧縮力を及ぼす。カプセル208がカプラ206に対して圧縮されるにつれて、カプセル208の近位縁237は、指部252の傾斜面256に対して近位に摺動し、指部252を互いに離反するように反り返らせる。上述したように、指部252は、カプラ206の近位部分から破断及び/又は裂けることによって手放し得る。指部252が手放すことにより、カプセル208は、アプリケータ204から解放される。制御部材が解除する、さらなる近位方向への運動は、制御部材がクリップアセンブリ202のヨークを係合解除し、標的組織に留められたクリップアセンブリ202を残す。カプラ206が破断してクリップアセンブリ202を解放する場合、カプラ206のちぎれたいずれかの部分が体内に残って、体内を自然に通過することがある。一旦、アプリケータ204が体内から除去される場合において、そのように所望されるときは、組織の第2部分をクリップ止めするためにシステム200を用いるように、新たなクリップアセンブリ202を上述したのと同じ方法でアプリケータ204に装填してもよい。このプロセスは、必要に応じて、又は所望により、何度でも同一のアプリケータ204を用いて繰り返され得る。
図5−図10に示すように、本発明のさらに別の例示的な実施形態に従ったシステム300は、以下に記載する事項を除いて上述したシステム100,200に実質的に同等であり、クリップアセンブリ302と、アプリケータ304と、アプリケータ304及びクリップアセンブリ302の間における解除可能な接続を容易にするカプラ306とを備える。システム100,200と同様に、カプラ306は、クリップアセンブリ302のカプセル308と事前に組み立てられていてもよく、かつ、アプリケータ304のカテーテル310に対し解除可能に接続されるように構成される。アプリケータ304の制御部材(図示せず)は、システム100,200に関して上述したように、クリップアセンブリを開放した組織受入姿勢と閉鎖した組織把持姿勢との間で動かすために、クリップアセンブリ302のクリップアーム314に同様に連結され得る。標的組織を所望のようにクリップ止めすると、カプラ306に及ぼされる圧縮力によってカプラ306の一部が撓み、クリップアセンブリ302を体内で標的組織に配置する。しかしながら、システム100,200に関して上述したようなカプラ306とカプセル308との間における固定したスナップ嵌合接続ではなく、カプラ306及びカプセル308は、クリップアセンブリ302の配置長さを最小にするために、図6に示すように摺動係合によって互いに接続される。当業者には分かるように、クリップアセンブリ302、特にカプセル308の長さを最小にすることにより、処置中に物理的及び視覚的な障害物を低減することができる。
この実施形態によれば、カプラ306は、近位端部344から遠位端部346まで延び、その内部を通って延びるチャネル348を備える。カプラ306の遠位端部346は、カプセル308の近位端部336に被せられて、当該近位端部336と事前に組み立てられてもよい。遠位端部346は、例えば、少なくとも2つの遠位に延びる指部352を備えてもよく、各指部352の遠位端部は、カプセル308の対応する細長い窓342に係合するように側方方向に内側に延びるタブ350を備える。細長い窓342は、タブ350が窓342に沿って長手方向に摺動することを可能にするような寸法及び形状に形成される。この実施形態の指部352は、第1の姿勢に付勢されるが、カプラ306がカプセル308の近位端部336上に取り付けられることを可能にする第2の姿勢に向かって互いに関して外側に湾曲するように構成される。しかしながら、一旦、タブ350が窓342内に受け入れられると、指部352は、付勢姿勢に戻り、その結果、タブ350は、細長い窓342に係合する。上述したように、カプラ306は、カプセル308と事前に組み立てられてもよい。
この実施形態のカプラ306の近位端部344は、アプリケータ304のカテーテル310の遠位端部360に連結するために複数の反り返り可能なアーム376を含む。反り返り可能なアーム376は、カテーテル310の遠位端部360上に装填可能であり、それらの近位部分に沿って溝354をそれぞれ含む。各溝354は、各アーム376の内面に沿って延び、かつ、各溝354に対応する、カテーテル310の遠位端部360の係合機構362を受け入れるような寸法及び形状に形成される。係合機構362が溝354内に受け入れられるにつれ、アーム376は、互いに反り返る。しかしながら、一旦、係合機構362が溝354内に受け入れられると、反り返り可能なアーム376は、溝354が係合機構362に係合するように、それらのアームの原状に復帰しようとする付勢の下で内方に嵌り込む。以下でさらに詳細に説明するように、溝354の各々は、溝354の遠位端部に向かって先細るテーパ面356を含んでおり、該テーパ面356は、圧縮力が加わった際に、係合機構362から力を伝えてカプラ306を撓ませ、カテーテル310がカプラから解放されることを可能にする。
反り返り可能なアーム376の各々は、溝354の遠位側において、肩部378をも含んでいてもよく、該肩部378は、クリップアセンブリ302が開放姿勢から閉鎖姿勢に動く過程において、カプセル308の近位端部336が該肩部378を過ぎて遠位に移動することを防止するストッパとして構成される。反り返り可能なアーム376の各々の近位端部はまた、アーム376の遠位端部に向かって先細る傾斜した内縁358をも含んでいてもよく、該内縁358は、反り返り可能なアーム376の間における係合機構362の受け入れを容易にする。
アプリケータ304は、システム100,200に関して上述したアプリケータ104,204と概ね同等であってもよい。カテーテル310の遠位部分368は、係合機構362が溝354に係合するように、カプラ306の反り返り可能なアーム376の間に挿入されるような寸法及び形状に形成される。係合機構362がスナップ嵌合によって溝354と係合可能である限り、係合機構362は、様々な形態のうちのいずれを有していてもよい。一実施形態では、係合機構362は、遠位端部360から外側方に(例えば、カテーテル310の長手軸から半径方向に離れて)延びる複数のタブを備える。別の実施形態では、係合機構は、遠位端部360の縁のまわり(例えば周囲)に延びる、半径方向外側に延びる突起として構成されてもよい。係合機構362は、クリップアセンブリ302を配置する過程において、カプラ306の溝354のテーパ面356に力を伝えるために、その遠位端部に向かって先細るテーパ面363を含んでいてもよい。
システム100,200と同様に、事前に組み立てられたクリップアセンブリ302及びカプラ306がカートリッジ内に収容されてもよく、カートリッジは、アプリケータ304にクリップアセンブリ302を装填する過程において、カプラ306をクリップアセンブリ302に対する最も近位側の位置で保持する。カートリッジは、アプリケータ304にクリップアセンブリ302を装填する過程において、カプラ306がクリップアセンブリ302に対して遠位に移動することを防止する。
クリップアセンブリを装填する過程において、カテーテル310の遠位端部360は、カプラ306の近位内縁358に対して遠位に押し付けられ、アーム376を半径方向外側に反り返らせて、係合機構362が反り返り可能なアーム376の間において溝354内へ遠位に移動され得る。一旦、係合機構362が溝354内に受け入れられると、反り返り可能なアーム376は、付勢姿勢に復帰し、カテーテル310の遠位端部360に被さって半径方向内側に嵌る。カテーテルを通過する制御ワイヤは、システム100に関して上述したように、クリップアーム314に概ね連結される。
クリップアセンブリ302がアプリケータ304に装填されると、クリップアセンブリ302は、標的組織がクリップアーム314の間に所望のように把持されるまで、開放姿勢と閉鎖姿勢と間で動かされ得る。一旦、標的組織が所望のように把持されると、クリップアーム314は、システム100,200に関して上述したように、クリップアーム314がカプセル308に対してロックされるまで、(制御ワイヤによって)カプセル308に対してさらに近位に引っ張られる。制御ワイヤがさらに近位方向に運動すると、現時点でクリップアーム314に対してロックされるカプセル308を、今度はカプラ306に対して近位に相対移動させる。換言すると、カプセル308の近位端部336がカプラ306の肩部378に当接し、当該肩部378を過ぎて近位側に移動することが阻止されるまで、カプラ306のタブ350は、細長い窓342内において遠位に摺動する。カプラ306に抗するカプセル308の近位方向の力は、カプラ306に圧縮力を及ぼし、カテーテル310の係合機構362のテーパ面363から溝354のテーパ面356に力を伝えて、図9に示すようにアーム376を半径方向外側に反り返らせる。アーム376が外側に反り返るにつれて、カプセル308の近位端部336は、同時に、細長い窓342内におけるタブ350の遠位方向の摺動により、図10に示すように、肩部378を通り過ぎて近位に移動可能となる。カプセル308がカプラ306に対して近位に移動されるにつれて、アーム376は、カテーテル310がそこから係合解除され得るように、カプセル308の外面によって反り返り姿勢に維持される。一旦、カテーテル310がカプセル308から係合解除されると、アプリケータ304全体が身体から近位に抜き取られて、標的組織上に留められたクリップアセンブリ302(及びその上に取り付けられたカプラ306)を残すことができるように、制御部材は、制御部材がクリップアーム314から係合解除されるまでさらに近位に引っ張られる。カプセル308は、配置される過程において、カプラ306のチャネル348内に近位に引き込まれるので、配置されたクリップアセンブリ302の長さは、最小にされる。
上述したシステム300のカプラ306は、遠位に延びる指部352を有しており、該指部352は、カプセル308の細長い窓342に係合するためのタブ350を含んでいるが、当業者は、カプラがカプセル308の細長い窓342に係合するための様々な係合構造又は機構のいずれを含んでいてもよいことを理解するであろう。代替実施形態によれば、図11に示すように、カプラ406は、カプラ306と概ね同等であってもよく、またシステム300のクリップアセンブリ302及びアプリケータ304と併用されてもよい。しかしながら、カプラ406の指部452は、カプラの遠位端部446から遠位に延びてはいない。むしろ、指部452は、カプラ406の長手軸周りをカプラ406の遠位端部346に沿って延びる切り抜き部453によって画定される。例えば、カプラ406は、2つの切り抜き部453を含んでいてもよく、各切り抜き部453は、遠位端部446周りに部分的に延びて、一対の指部452を画定し、各指部452は、カプラ406の直径部分周りに延びる湾曲した突起として構成される。各指部452は、タブ450を含み、該タブ450は、クリップアセンブリ302のカプセル308の細長い窓342に係合するために前記突起の先端部から半径方向内側に延びる。指部452の湾曲した突起形態は、同様に、カプラ406のカプセル308との組み立て中に、指部452の湾曲を可能にする。
さらに別の代替実施形態によれば、カプラ506は、以下に記載する以外は、図12に示すように上述したカプラ306,406と概ね同等であってもよく、図13に示すように、システム300に関して上述したカプセル308と概ね同等のカプセル508と組み立てられるように構成される。カプセル508の細長い窓542に係合するように付勢される位置から離反するように湾曲され得る指部を含むのではなく、カプラ506のチャネル548の内面は、細長い窓542に係合するためにチャネル548内に延びる突起550を含んでいてもよい。カプラ506の遠位端部546はまた、遠位端部546がわずかに湾曲することでカプセル508の近位端部566に被さるカプラ506の取り付けを支援可能にするために、切り抜き部547を含んでいてもよい。カプセル508の近位端部566は、細長い窓542の近位端部543を画定し、かつ、カプセル508のチャネル540内に半径方向内側に緊縮され得るタブ567を含む。タブ567が緊縮されると、カプラ506は、カプラ506のチャネル548の内面に沿った突起540が細長い窓542内に遠位に摺動され得るように、カプセル508の近位端部566に被さって取り付けられ得る。一旦、突起550が細長い窓542内に受け入れられると、タブ567は、突起550が細長い窓542内にロックされるように、その初期位置に戻され得る。
例示的な実施形態は、単一の突起550について説明しているが、カプラ506は、いかなる数の突起550を含んでもよく、特定の実施形態では、各々がカプラ506のチャネル540の内面に沿って互いから直径方向に対向する一対の突起550を含んでいてもよいことに留意されたい。したがって、突起550の各々は、カプセル508の一対の細長い窓542の対応する一方の中に受け入れられ得、カプセル508の近位端部566は細長い窓542の近位端部543を画定する一対のタブ567を備える。
本発明の範囲から逸脱することなく、本発明において様々な変更を行ってもよいことは当業者には明らかであろう。

Claims (15)

  1. 組織を処置するためのシステムにおいて、該システムは、
    一対のクリップアームを含むクリップアセンブリであって、前記クリップアームの各々は、近位端部から遠位端部まで延び、前記クリップアームの近位端部は、前記クリップアームの遠位端部が互いに離反する組織受入姿勢と、前記クリップアームの遠位端部が互いに接近する組織把持姿勢との間で動かされるように、カプセルのチャネル内に摺動可能に受け入れられる、前記クリップアセンブリと、
    カテーテルと前記カテーテルとを通って延びる制御部材とを含むアプリケータであって、前記制御部材は、前記クリップアセンブリを前記組織受入姿勢と前記組織把持姿勢との間で動かすために前記クリップアームに接続されるように構成された遠位端部を含む、前記アプリケータと、
    前記クリップアセンブリのカプセルの近位端部と前記アプリケータのカテーテルの遠位端部のいずれか一方に取り付けられたカプラであって、前記カプセルと前記カテーテルとを互いに対し解除可能に連結するように構成される、前記カプラと、
    を備えるシステム。
  2. 前記クリップアームの前記近位端部は、前記制御部材の膨出遠位端部と解除可能に連結可能なヨークによって互いに接続される、請求項1に記載のシステム。
  3. 前記カプラは、前記カプセルの前記近位端部に取り付けられ、前記カプラの近位部分は、前記カテーテルの遠位部分に対し解除可能に連結されるように前記カテーテルの遠位部分に被さって装填可能な複数のアームを含み、前記アームは、付勢された係合姿勢と、前記アームが前記カプラの長手軸から反り返る非係合姿勢との間で動くことが可能である、請求項1又は2に記載のシステム。
  4. 前記アームの各々は、当該アームの内面に沿って延びる溝を含み、前記溝は、前記カテーテルの遠位端部から外側方に離反して延び、当該溝に対応する寸法及び形状に形成されたタブを受け入れるような寸法及び形状に形成される、請求項3に記載のシステム。
  5. 前記溝は、テーパ面を含み、該テーパ面は、前記カプラに圧縮力が加わった場合に、前記カテーテルのタブが前記溝のテーパ面に沿って遠位に摺動して、前記アームを前記カプラの長手軸から反り返らせるように前記溝の遠位端部に向かって先細る、請求項4に記載のシステム。
  6. 前記アームの各々の近位内縁は、傾斜している、請求項3乃至5のいずれか一項に記載のシステム。
  7. 前記カテーテルは、前記アームの近位縁から力を伝えて前記アームを前記長手軸から反り返らせるために、前記カテーテルの一部に沿って延びる肩部を含む、請求項6に記載のシステム。
  8. 前記カプラは、前記カプセルの近位端部に連結された複数の指部をさらに含み、前記指部の各々の遠位端部は、タブを含み、該タブは、前記カプセルの近位部分の壁を横向きに開き、当該タブに対応する寸法及び形状に形成された窓に係合するように半径方向内側に延びる、請求項3に記載のシステム。
  9. 前記窓は、前記カプセルに対する前記カプラの長手方向の相対摺動を可能にするために細長い、請求項8に記載のシステム。
  10. 前記指部の各々の内面は、傾斜面を含み、該傾斜面は、当該傾斜面に圧縮力が加わった場合に、前記指部が前記カプラの長手軸から反り返るように当該内面の近位端部に向かって先細る、請求項8又は9に記載のシステム。
  11. 一対のクリップアームを含むクリップアセンブリであって、前記クリップアームの各々が近位端部から遠位端部まで延び、前記クリップアームの各々の近位端部がヨークによって互いに接続され、該ヨークがカプセルのチャネル内に摺動可能に受け入れられるとともにアプリケータの制御部材に接続されるように構成される、前記クリップアセンブリと、
    前記カプセルの近位端部に取り付けられたカプラであって、前記クリップアセンブリを、当該クリップアームの遠位端部が互いに離反する組織受入姿勢と、当該クリップアームの遠位端部が互いに接近する組織把持姿勢との間で動かすべく、前記クリップアームが前記組織受入姿勢と前記組織把持姿勢との間で、前記アプリケータによって前記カプセルに対し相対的に動くことが可能となるように、アプリケータに連結されるように構成される、前記カプラと
    を備える、再装填可能なクリップ止め装置。
  12. 前記カプラの近位部分は、カテーテルの遠位部分に対し解除可能に連結されるように前記カテーテルの遠位部分に被さって装填可能な複数のアームを含み、前記アームは、付勢された係合姿勢と、前記アームが前記カプラの長手軸から反り返る非係合姿勢との間で動くことが可能である、請求項11に記載の再装填可能なクリップ止め装置。
  13. 前記アームの各々は、当該アームの内面に沿って延びる溝を含み、前記溝は、前記カテーテルの遠位端部から外側方に離反して延び、当該溝に対応する寸法及び形状に形成された係合機構を受け入れるような寸法及び形状に形成される、請求項12に記載の再装填可能なクリップ止め装置。
  14. 前記溝は、当該溝の遠位端部に向かって先細るテーパ面を含む、請求項13に記載の再装填可能なクリップ止め装置。
  15. 前記カプラは、当該カプラに圧縮力が加わると撓むように構成されており、前記カテーテルの係合機構は、前記溝のテーパ面に沿って遠位に摺動して、前記アームを前記カプラの長手軸から反り返らせる、請求項14に記載の再装填可能なクリップ止め装置。
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