JP2019527701A - Fgfr4阻害剤並びにその製造方法及び使用 - Google Patents

Fgfr4阻害剤並びにその製造方法及び使用 Download PDF

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Abstract

式(I)の構造を有するFGFR4阻害剤並びにその製造方法及び使用を提供する。前記式(I)系化合物は、FGFR4キナーゼ活性に対して強い阻害作用を示し、かつ非常に高い選択性を示し、癌症、特に肝癌、胃癌、前立腺癌、皮膚癌、卵巣癌、肺癌、乳癌又は結腸癌を治療する薬物の製造に広く適用され、新世代のFGFR4阻害剤薬物として開発されることが期待されている。

Description

本発明は、薬物合成の分野に属し、具体的には、FGFR4阻害剤並びにその製造方法及び使用に関する。
線維芽細胞増殖因子受容体(FGFR)は、受容体型チロシンキナーゼの膜貫通受容体に属し、FGFR1、FGFR2、FGFR3及びFGFR4の4つの受容体サブタイプを含む。FGFRは、細胞の増殖、生存、分化及び移動等の様々な機能を調節し、ヒトの成長と成人の様々な生体機能に重要な役割を果たす。様々なヒト腫瘍において、FGFRは、遺伝子増幅、突然変異及び過剰発現を含む異常発現があるため、腫瘍標的治療の研究の重要なターゲットである。
FGFR4は、FGFR受容体ファミリーの一員であり、その配位子の線維芽細胞増殖因子19(FGF19)との結合により、細胞膜にダイマーを形成し、これらのダイマーの形成がFGFR4自身の細胞内の主要なチロシン残基のリン酸化を引き起こすことにより、細胞内の複数の下流シグナル経路を活性化し、これらの細胞内のシグナル経路は、細胞の増殖、生存及び抗アポトーシスの過程において重要な役割を果たす。様々な癌症において、FGFR4の過剰発現は、悪性腫瘍浸潤の予測因子である。FGFR4発現の減少や低下は、細胞増殖を減少させると共に、細胞アポトーシスを促進することができる。最近、ますます多くの研究によると、約3分の1の肝癌患者のFGF19/FGFR4シグナル経路の持続的な活性化は、これらの患者の肝癌発生の主な発がん因子である。同時に、FGFR4発現又は高発現は、多くの他の腫瘍、例えば、胃癌、前立腺癌、皮膚癌、卵巣癌、肺癌、乳癌、結腸癌などに密接な関係をもつ。
中国の肝癌罹患率が世界で1位になり、毎年、新発と死亡患者は、約世界総数の半分を占めている。現在、中国の肝癌罹患率は、約28.7/10万であり、2012年に394770例の新発症例があり、死亡率がわずかに胃癌、肺癌に次ぐ第3位の悪性腫瘍となっている。原発性肝癌の発症は、多因子性、多段階の複雑な過程であり、その浸潤性が高く、予後が悪い。肝切除及び肝移植のような手術治療は、一部の患者の生存率を高めるが、わずかな患者は手術治療を受けることができ、かつ手術後に大部分の患者は、再発と転移のために、予後が依然として悪い。Sorafenibは、現在、市場で承認された唯一の肝癌治療薬物であり、臨床的に約3ヶ月の全生存期間のみを延長することができ、治療効果が理想的ではないため、新規な標的分子の肝癌の系統的治療薬物の開発が緊急の課題である。FGFR4は、ごく一部の肝癌の主な発がん因子として、その小分子阻害剤の開発は、臨床応用には巨大な潜在力がある。
現在、幾つかのFGFR阻害剤は、抗腫瘍薬として臨床研究の段階に入ったが、それらは、いずれもFGFR1、2及び3に対する阻害剤であり、FGFR4に対する活性阻害作用が弱く、かつFGFR1−3に対する阻害は、高リン血症等のターゲット関連副作用を引き起こす。FGFR4高選択的阻害剤は、FGFR4シグナル経路の異常に起因した癌疾患を効果的に治療すると共に、FGFR1−3に対する阻害に起因した高リン血症等の関連副作用を回避することもでき、FGFR4の高選択的小分子阻害剤は、腫瘍の標的治療の分野において大きな利用可能性を有する。
研究過程において、発明者は、式(I)の構造を有するFGFR4阻害剤を発見し、該系列の化合物は、FGFR4キナーゼ活性に対して強い阻害作用を示し、かつ非常に高い選択性を示し、癌症、特に肝癌、胃癌、前立腺癌、皮膚癌、卵巣癌、肺癌、乳癌又は結腸癌を治療する薬物の製造に広く適用され、新世代のFGFR4阻害剤薬物として開発されることが期待されている。
本発明の第1の態様は、式(I)の化合物、その立体異性体又はその薬学的に許容される塩を提供する。
Figure 2019527701
(式中、
は、水素、重水素、ハロゲン、ヒドロキシル基、メルカプト基、シアノ基、ニトロ基、アジド基、C1−8アルキル基、ハロゲン化C1−8アルキル基、C3−8シクロアルキル基、3〜8員のヘテロ環基、3〜8員のヘテロ環オキシ基、3〜8員のヘテロ環チオ基、−C0−8−S(O)、−C0−8−O−R10、−C0−8−C(O)OR10、−C0−8−C(O)R11、−C0−8−O−C(O)R11、−C0−8−NR1213、−C0−8−C(O)NR1213、−N(R12)−C(O)R11又は−N(R12)−C(O)OR10から選択され、
は、水素、重水素、ハロゲン、ヒドロキシル基、メルカプト基、シアノ基、ニトロ基、アジド基、C1−8アルキル基、C2−8アルケニル基、C2−8アルキニル基、C3−8シクロアルキル基、3〜8員のヘテロ環基、3〜8員のヘテロ環オキシ基、3〜8員のヘテロ環チオ基、−C0−8−S(O)、−C0−8−O−R10、−C0−8−C(O)OR10、−C0−8−C(O)R11、−C0−8−O−C(O)R11、−C0−8−NR1213、−C0−8−C(O)NR1213、−N(R12)−C(O)R11又は−N(R12)−C(O)OR10から選択され、
好ましくは、さらに、ハロゲン、ヒドロキシル基、アルキル基、ハロゲン化C1−8アルキル基、C3−8シクロアルキル基、3〜8員のヘテロ環基、3〜8員のヘテロ環オキシ基、3〜8員のヘテロ環チオ基、−C0−8−S(O)、−C0−8−O−R10、−C0−8−C(O)OR10、−C0−8−C(O)R11、−C0−8−O−C(O)R11、−C0−8−NR1213、−C0−8−C(O)NR1213、−N(R12)−C(O)R11又は−N(R12)−C(O)OR10から選択される1つ以上の置換基で置換され、
或いは、RとRは、直接結合した炭素原子と共に5〜7員の環基又は5〜7員のヘテロ環基を形成し、好ましくは、さらにハロゲン、メルカプト基、シアノ基、ニトロ基、アジド基、C1−8アルキル基、C2−8アルケニル基、C2−8アルキニル基、ハロゲン化C1−8アルキル基、C3−8シクロアルキル基、3〜8員のヘテロ環基、3〜8員のヘテロ環オキシ基、3〜8員のヘテロ環チオ基、C5−10アリール基、C5−10アリールオキシ基、C5−10アリールチオ基、5〜10員のヘテロアリール基、5〜10員のヘテロアリールオキシ基、5〜10員のヘテロアリールチオ基、−C0−8−S(O)rR、−C0−8−O−R10、−C0−8−C(O)OR10、−C0−8−C(O)R11、−C0−8−O−C(O)R11、−C0−8−NR1213、−C0−8−C(O)NR1213、−N(R12)−C(O)R11又は−N(R12)−C(O)OR10から選択される1つ以上の置換基で置換され、
は、水素、重水素、ハロゲン、ヒドロキシル基、メルカプト基、シアノ基、チオシアノ基、ニトロ基、アジド基、C1−8アルキル基、C2−8アルケニル基、C2−8アルキニル基、C3−8シクロアルキル基、3〜8員のヘテロ環基、C1−8アルキルオキシ基、C3−8シクロアルコキシ基又は3〜8員のヘテロ環オキシ基から選択され、
好ましくは、さらにハロゲン、ヒドロキシル基、メルカプト基、シアノ基、ニトロ基、アジド基、C1−8アルキル基、C2−8アルケニル基、C2−8アルキニル基、ハロゲン化C1−8アルキル基、C3−8シクロアルキル基、3〜8員のヘテロ環基、3〜8員のヘテロ環オキシ基、3〜8員のヘテロ環チオ基、C5−10アリール基、C5−10アリールオキシ基、C5−10アリールチオ基、5〜10員のヘテロアリール基、5〜10員のヘテロアリールオキシ基、5〜10員のヘテロアリールチオ基、−C0−8−S(O)、−C0−8−O−R10、−C0−8−C(O)OR10、−C0−8−C(O)R11、−C0−8−O−C(O)R11、−C0−8−NR1213、−C0−8−C(O)NR1213、−N(R12)−C(O)R11又は−N(R12)−C(O)OR10から選択される1つ以上の置換基で置換され、
は、水素、重水素、C1−8アルキル基、C2−8アルケニル基、C2−8アルキニル基、−C0−8−C(O)R11、C3−8シクロアルキル基又は3〜8員のヘテロ環基から選択され、好ましくは、さらにハロゲン、ヒドロキシル基、メルカプト基、シアノ基、ニトロ基、アジド基、C1−8アルキル基、C2−8アルケニル基、C2−8アルキニル基、ハロゲン化C1−8アルキル基、C3−8シクロアルキル基、3〜8員のヘテロ環基、3〜8員のヘテロ環オキシ基、3〜8員のヘテロ環チオ基、C5−10アリール基、C5−10アリールオキシ基、C5−10アリールチオ基、5〜10員のヘテロアリール基、5〜10員のヘテロアリールオキシ基、5〜10員のヘテロアリールチオ基、−C0−8−S(O)、−C0−8−O−R10、−C0−8−C(O)OR10、−C0−8−O−C(O)R11、−C0−8−O−C(O)R11、−C0−8−NR1213、−C0−8−C(O)NR1213、−N(R12)−C(O)R11又は−N(R12)−C(O)OR10から選択される1つ以上の置換基で置換され、
は、C1−8アルキル基又は3〜8員のヘテロ環基から選択され、好ましくは、さらにハロゲン、ヒドロキシル基、メルカプト基、シアノ基、ニトロ基、アジド基、C1−8アルキル基、C2−8アルケニル基、C2−8アルキニル基、ハロゲン化C1−8アルキル基、C3−8シクロアルキル基、3〜8員のヘテロ環基、3〜8員のヘテロ環オキシ基、3〜8員のヘテロ環チオ基、C5−10アリール基、C5−10アリールオキシ基、C5−10アリールチオ基、5〜10員のヘテロアリール基、5〜10員のヘテロアリールオキシ基、5〜10員のヘテロアリールチオ基、−C0−8−S(O)、−C0−8−O−R10、−C0−8−C(O)OR10、−C0−8−O−C(O)R11、−C0−8−O−C(O)R11、−C0−8−NR1213、−C0−8−C(O)NR1213、−N(R12)−C(O)R11又は−N(R12)−C(O)OR10から選択される1つ以上の置換基で置換され、
或いは、
とRは、直接結合したアミド基と共に5〜7員のアミド含有ヘテロ環基を形成し、好ましくは、さらにハロゲン、メルカプト基、シアノ基、ニトロ基、アジド基、C1−8アルキル基、C2−8アルケニル基、C2−8アルキニル基、ハロゲン化C1−8アルキル基、C3−8シクロアルキル基、3〜8員のヘテロ環基、3〜8員のヘテロ環オキシ基、3〜8員のヘテロ環チオ基、C5−10アリール基、C5−10アリールオキシ基、C5−10アリールチオ基、5〜10員のヘテロアリール基、5〜10員のヘテロアリールオキシ基、5〜10員のヘテロアリールチオ基、−C0−8−S(O)、−C0−8−O−R10、−C0−8−C(O)OR10、−C0−8−C(O)R11、−C0−8−O−C(O)R11、−C0−8−NR1213、−C0−8−C(O)NR1213、−N(R12)−C(O)R11又は−N(R12)−C(O)OR10から選択される1つ以上の置換基で置換され、条件として、前記置換基は、ヒドロキシル基、アセチル基、C1−3アルキル基又はジC1−3アルキルアミノ基ではなく、
、R、Rは、それぞれ独立して水素、重水素、ハロゲン、ヒドロキシル基、メルカプト基、シアノ基、ニトロ基、アジド基、C1−8アルキル基、ハロゲン化C1−8アルキル基、C3−8シクロアルキル基、3〜8員のヘテロ環基、3〜8員のヘテロ環オキシ基、3〜8員のヘテロ環チオ基、−C0−8−S(O)、−C0−8−O−R10、−C0−8−C(O)OR10、−C0−8−C(O)R11、−C0−8−O−C(O)R11、−C0−8−NR1213、−C0−8−C(O)NR1213、−N(R12)−C(O)R11又は−N(R12)−C(O)OR10から選択され、
は、水素、重水素、C1−8アルキル基、C2−8アルケニル基、C1−8アルキル基C1−8アルキルオキシ基、C3−8シクロアルキル基、置換もしくは非置換の3〜8員のヘテロ環基、ハロゲン化C1−8アルキル基、フェニル基、p−メチルフェニル基、アミノ基、モノC1−8アルキルアミノ基、ジC1−8アルキルアミノ基又はC1−8アルカノイルアミノ基から選択され、
10は、水素、重水素、C1−8アルキル基、C3−8シクロアルキル基、C1−8アルキル基C1−8アルキルオキシ基、C5−10アリール基、ハロゲン化C1−8アルキル基又はヒドロキシル化C1−8アルキル基から選択され、
11は、水素、重水素、C1−8アルキル基、C1−8アルキルオキシ基、C3−8シクロアルキル基、C3−8シクロアルコキシ基、ハロゲン化C1−8アルキル基、ハロゲン化C1−8アルキルオキシ基、ヒドロキシル化C1−8アルキル基又はヒドロキシル化C1−8アルキルオキシ基から選択され、
12、R13は、それぞれ独立して水素、重水素、C1−8アルキル基、C1−8アルキル基C1−8アルキルオキシ基、C1−8アルキルオキシ基C1−8アルキル基、C3−8シクロアルキル基C1−8アルキル基、C2−8アルケニル基、C2−8アルキニル基、C3−8シクロアルキル基、置換もしくは非置換の3〜8員のヘテロ環基、置換もしくは非置換のC5−10アリール基、置換もしくは非置換の5〜10員のヘテロアリール基又はC1−8アルカノイル基から選択され、
Yは、O又はSから選択され、
rは、0、1又は2である。)
好ましい態様として、一般式(I−a)に示される化合物である、前記式(I)の化合物、その立体異性体又はその薬学的に許容される塩である。
Figure 2019527701
(式中、
Aは、5〜6員のヘテロ環基又はヘテロアリール基であり、
Raは、水素、重水素、ハロゲン、メルカプト基、シアノ基、ニトロ基、アジド基、C2−8アルケニル基、C2−8アルキニル基、ハロゲン化C1−8アルキル基、C3−8シクロアルキル基、3〜8員のヘテロ環基、3〜8員のヘテロ環オキシ基、3〜8員のヘテロ環チオ基、C5−10アリール基、C5−10アリールオキシ基、C5−10アリールチオ基、5〜10員のヘテロアリール基、5〜10員のヘテロアリールオキシ基、5〜10員のヘテロアリールチオ基、−C0−8−S(O)、−C0−8−O−R10、−C0−8−C(O)OR10、−C0−8−C(O)R11、−C0−8−O−C(O)R11、−C0−8−NR1213、−C0−8−C(O)NR1213、−N(R12)−C(O)R11又は−N(R12)−C(O)OR10から選択される置換基で置換され、条件として、前記置換基は、ヒドロキシル基、アセチル基又はジC1−3アルキルアミノ基ではなく、かつ、
xは0、1、2又は3である。)
好ましい態様として、一般式(I−a)に示される化合物である、前記式(I)の化合物、その立体異性体又はその薬学的に許容される塩である。
Figure 2019527701
(式中、
Bは、5〜6員のヘテロ環基、アリール基又はヘテロアリール基であり、
は、水素、重水素、ハロゲン、メルカプト基、シアノ基、ニトロ基、アジド基、C2−8アルケニル基、C2−8アルキニル基、ハロゲン化C1−8アルキル基、C3−8シクロアルキル基、3〜8員のヘテロ環基、3〜8員のヘテロ環オキシ基、3〜8員のヘテロ環チオ基、C5−10アリール基、C5−10アリールオキシ基、C5−10アリールチオ基、5〜10員のヘテロアリール基、5〜10員のヘテロアリールオキシ基、5〜10員のヘテロアリールチオ基、−C0−8−S(O)、−C0−8−O−R10、−C0−8−C(O)OR10、−C0−8−C(O)R11、−C0−8−O−C(O)R11、−C0−8−NR1213、−C0−8−C(O)NR1213、−N(R12)−C(O)R11又は−N(R12)−C(O)OR10から選択される置換基で置換され、条件として、前記置換基は、ヒドロキシル基、アセチル基又はジC1−3アルキルアミノ基ではなく、かつ、
yは、0、1、2又は3である。)
より好ましい態様として、前記式(I)の化合物、その立体異性体又はその薬学的に許容される塩は、下記式(IIa)、(IIb)、(IIc)、(IId)、(IIe)又は(IIf)(IIg)、(IIh)、(IIi)、(IIj)又は(IIk)の化合物から選択される。
Figure 2019527701
(式中、
14、R15は、それぞれ独立して水素、ハロゲン、ヒドロキシル基、メルカプト基、シアノ基、ニトロ基、アジド基、C1−8アルキル基、C2−8アルケニル基、C2−8アルキニル基、ハロゲン化C1−8アルキル基、C3−8シクロアルキル基、3〜8員のヘテロ環基、3〜8員のヘテロ環オキシ基、3〜8員のヘテロ環チオ基、C5−10アリール基、C5−10アリールオキシ基、C5−10アリールチオ基、5〜10員のヘテロアリール基、5〜10員のヘテロアリールオキシ基、5〜10員のヘテロアリールチオ基、−C0−8−S(O)、−C0−8−O−R10、−C0−8−C(O)OR10、−C0−8−O−C(O)R11、−C0−8−O−C(O)R11、−C0−8−NR1213、−C0−8−C(O)NR1213、−N(R12)−C(O)R11又は−N(R12)−C(O)OR10から選択される置換基で置換され、
は、水素、重水素、C1−8アルキル基、ハロゲン化C1−8アルキル基、−C0−8−C(O)R11、C1−8アルキルオキシ基C1−8アルキル基、アミノ基C1−8アルキル基、ヒドロキシル基C1−8アルキル基、C3−8シクロアルキル基C1−8アルキル基、3〜8員のヘテロ環基C1−8アルキル基、C2−8アルケニル基、C2−8アルキニル基、C3−8シクロアルキル基又は3〜8員のヘテロ環基から選択される。)
より好ましい態様として、前記Rは、水素、重水素、ハロゲン、ヒドロキシル基、メルカプト基、シアノ基、ニトロ基、アジド基、メチル基、エチル基、イソプロピル基、トリフルオロメチル基、シクロプロピル基、3−オキセタニル基、メトキシ基、エトキシ基、イソプロポキシ基、アセトキシ基、アミノ基又はアセトアミノ基から選択され、
は、3〜8員のヘテロ環基、3〜8員のヘテロ環オキシ基、3〜8員のヘテロ環チオ基、−C0−8−S(O)、−C0−8−O−R10又は−C0−8−NR1213から選択され、
前記3〜8員のヘテロ環基、3〜8員のヘテロ環オキシ基及び3〜8員のヘテロ環チオ基のうちのいずれか1つは、さらに水素、ハロゲン、ヒドロキシル基、C1−8アルキル基、C1−8アルキルオキシ基、ハロゲン化C1−8アルキル基、C3−8シクロアルキル基、3〜8員のヘテロ環基、3〜8員のヘテロ環オキシ基、3〜8員のヘテロ環チオ基、−C0−8−S(O)、−C0−8−O−R10、−C0−8−C(O)OR10、−C0−8−C(O)R11、−C0−8−O−C(O)R11、−C0−8−NR1213、−C0−8−C(O)NR1213、−N(R12)−C(O)R11又は−N(R12)−C(O)OR10から選択される1つ以上の置換基で置換され、
は、水素、重水素、C1−8アルキル基、C1−8アルキルオキシ基及び3〜8員のヘテロ環基から選択され、前記C1−8アルキル基、C1−8アルキルオキシ基及び3〜8員のヘテロ環基のうちのいずれか1つは、さらに水素、ハロゲン、C1−8アルキル基又はC1−8アルキルオキシ基から選択される1つ以上の置換基で置換され、
10は、水素、重水素、C1−8アルキル基、C1−8アルキルオキシ基、C3−8シクロアルキル基及び3〜8員のヘテロ環基から選択され、前記C1−8アルキル基、C1−8アルキルオキシ基、C3−8シクロアルキル基及び3〜8員のヘテロ環基のうちのいずれか1つは、さらに水素、ハロゲン、C1−8アルキル基又はC1−8アルキルオキシ基から選択される1つ以上の置換基で置換され、
11は、水素、重水素、C1−8アルキル基、C1−8アルキルオキシ基、C3−8シクロアルキル基、C3−8シクロアルコキシ基、ハロゲン化C1−8アルキル基、ハロゲン化C1−8アルキルオキシ基、ヒドロキシル化C1−8アルキル基又はヒドロキシル化C1−8アルキルオキシ基から選択され、
12、R13は、それぞれ独立して水素、重水素、C1−8アルキル基、C1−8アルキルオキシ基、C3−8シクロアルキル基及び3〜8員のヘテロ環基から選択され、前記C1−8アルキル基、C1−8アルキルオキシ基、C3−8シクロアルキル基及び3〜8員のヘテロ環基のうちのいずれか1つは、さらに水素、ハロゲン、C1−8アルキル基又はC1−8アルキルオキシ基から選択される1つ以上の置換基で置換され、
或いは、RとRは、直接結合した炭素原子と共に5〜7員の環基又は5〜7員のヘテロ環基を形成し、前記5〜7員のヘテロ環基は、以下の構造から選択され、
Figure 2019527701
好ましくは、さらにハロゲン、メルカプト基、シアノ基、ニトロ基、アジド基、C1−8アルキル基、C2−8アルケニル基、C2−8アルキニル基、ハロゲン化C1−8アルキル基、C3−8シクロアルキル基、3〜8員のヘテロ環基、3〜8員のヘテロ環オキシ基、3〜8員のヘテロ環チオ基、C5−10アリール基、C5−10アリールオキシ基、C5−10アリールチオ基、5〜10員のヘテロアリール基、5〜10員のヘテロアリールオキシ基、5〜10員のヘテロアリールチオ基、−C0−8−S(O)、−C0−8−O−R10、−C0−8−C(O)OR10、−C0−8−C(O)R11、−C0−8−O−C(O)R11、−C0−8−NR1213、−C0−8−C(O)NR1213、−N(R12)−C(O)R11又は−N(R12)−C(O)OR10から選択される1つ以上の置換基で置換され、
は、水素、重水素、メチル基、エチル基、イソプロピル基、トリフルオロメチル基、エトキシエチル基、メトキシメチル基、アミノメチル基、ヒドロキシルメチル基、ヒドロキシルエチル基、アルデヒド基、メチルアセチル基、シクロプロピル基、シクロプロピルメチル基、アリル基、エチニル基又は3−オキセタニル基から選択される。
最も好ましい態様として、前記式(I)の化合物、その立体異性体又はその薬学的に許容される塩は、以下の化合物を含むが、これらに限定されない。
Figure 2019527701
Figure 2019527701
Figure 2019527701
Figure 2019527701
好ましい態様として、前記式(I)の化合物、その立体異性体又はその薬学的に許容される塩は、下記式(III)の化合物から選択される。
Figure 2019527701
(式中、
16は、水素、重水素、ハロゲン、メルカプト基、シアノ基、C1−8アルキル基、C1−8アルキルオキシ基、ニトロ基、アジド基、C2−8アルケニル基、C2−8アルキニル基、ハロゲン化C1−8アルキル基、C3−8シクロアルキル基、3〜8員のヘテロ環基、3〜8員のヘテロ環オキシ基、3〜8員のヘテロ環チオ基、C5−10アリール基、C5−10アリールオキシ基、C5−10アリールチオ基、5〜10員のヘテロアリール基、5〜10員のヘテロアリールオキシ基、5〜10員のヘテロアリールチオ基、−C0−8−S(O)、−C0−8−O−R10、−C0−8−C(O)OR10、−C0−8−C(O)R11、−C0−8−O−C(O)R11、−C0−8−NR1213、−C0−8−C(O)NR1213、−N(R12)−C(O)R11又は−N(R12)−C(O)OR10から選択される置換基で置換され、条件として、前記置換基は、ヒドロキシル基、アセチル基又はジC1−3アルキルアミノ基ではなく、
mは、0、1、2又は3から選択される。)
より好ましい態様として、前記R16は、ハロゲン、メルカプト基、シアノ基、ニトロ基、アジド基、アリル基、アルキニル基、トリフルオロメチル基、シクロプロピル基、3−オキセタニル基、メトキシ基、エトキシ基、イソプロポキシ基、アセトキシ基、アセトアミノ基、アミノ基、ジメチルアミノ基又はエトキシカルボニル基から選択される。
好ましい態様として、前記式(I)の化合物、その立体異性体又はその薬学的に許容される塩は、下記式(III−a)、(III−b)及び(III−c)の化合物から選択される。
Figure 2019527701
(式中、
Gは、NH、O、Sから選択され、
Wは、C3−8シクロアルキル基と3〜8員のヘテロ環基から選択され、前記C3−8シクロアルキル基と3〜8員のヘテロ環基は、好ましくは、さらに水素、ハロゲン、C1−8アルキル基、−C0−8−NR1213又はC1−8アルキルオキシ基から選択される1つ以上の置換基で置換され、
RcとRdは、それぞれ独立して水素、C1−8アルキル基、C1−8アルキルオキシ基、ハロゲンから選択され、
Reは、水素、ハロゲン、C1−8アルキル基、C1−8アルキルオキシ基、−C0−8−NR1213から選択され、かつ
qは、0、1、2、3から選択され、
16、mの定義は、請求項7と同様である。)
最も好ましい態様として、前記式(I)の化合物、その立体異性体又はその薬学的に許容される塩は、以下の化合物を含むが、これらに限定されない。
Figure 2019527701
Figure 2019527701
Figure 2019527701
Figure 2019527701
好ましい態様として、前記Rは、水素、重水素、C1−8アルキル基、ハロゲン化C1−8アルキル基、C1−8アルキルオキシ基C1−8アルキル基、アミノ基C1−8アルキル基、ヒドロキシル基C1−8アルキル基、C3−8シクロアルキル基C1−8アルキル基、3〜8員のヘテロ環基C1−8アルキル基、C2−8アルケニル基、C2−8アルキニル基、C3−8シクロアルキル基又は3〜8員のヘテロ環基から選択され、
は、水素、C1−8アルキル基、C1−8アルキルオキシ基C1−8アルキル基、ハロゲン化C1−8アルキル基、C3−8シクロアルキル基C1−8アルキル基、3〜8員のヘテロ環基C1−8アルキル基、ヒドロキシル基C1−8アルキル基から選択される。
より好ましい態様として、前記Rは、水素、重水素、メチル基、エチル基、イソプロピル基、トリフルオロメチル基、アミノメチル基、シクロプロピル基、シクロプロピルメチル基、シクロブチル基、シクロブチルメチル基、シクロペンチル基、シクロペンチルメチル基、テトラヒドロフラニル基、テトラヒドロチオフラニル基、ピロリジン基、イミダゾリジニル基、テトラヒドロフラニルメチル基、テトラヒドロチオフラニルメチル基、ピロリジンメチル基、イミダゾリジニルメチル基から選択され、
は、水素、メチル基、エチル基、イソプロピル基、トリフルオロメチル基、メトキシメチル基、メトキシエチル基、エトシキメチル基、エトキシエチル基から選択される。
最も好ましい態様として、前記式(I)の化合物、その立体異性体又はその薬学的に許容される塩は、以下の化合物を含むが、これらに限定されない。
Figure 2019527701
本発明の第2の態様は、以下のステップを含む、上記式(I)の化合物、その立体異性体又はその薬学的に許容される塩の製造方法を提供する。
Figure 2019527701
(式中、R、R、R、R、R、R、R、R、R、R10、R11、R12、R13、Y、rの定義は、請求項1と同様であり、
Pg、Pgは、ヒドロキシル保護基であり、好ましくは、それぞれ独立して、ベンジル基、2−テトラヒドロフラニル基、メトキシメチル基、エトキシエチル基、C1−8アルキル基、アリル基、トリメチルシリル基、トリエチルシリル基、トリイソプロピルシリル基、t−ブチルジメチルシリル基又はt−ブチルジフェニルシリル基から選択され、或いは、Pg、Pgは、共同でエチリデン基又はプロピリデン基から選択され、より好ましくは、それぞれ独立してメチル基、エチル基又はベンジル基から選択され、或いは、Pg、Pgは、共同でエチリデン基から選択され、
Pgは、アミノ保護基であり、好ましくは、t−ブトキシカルボニル基、アリルカルボニル基、フルオレニルメチルオキシカルボニル基、メチルオキシカルボニル基、エトキシカルボニル基、トリメチルシリルエトキシカルボニル基又はベンジルオキシカルボニル基から選択され、より好ましくは、t−ブトキシカルボニル基から選択される。)
本発明の別の態様は、治療有効量の各一般式に示される化合物又はその互変異性体、メソ体、ラセミ体、エナンチオマー、ジアステレオマー、又はそれらの混合物形式、又は薬学的に許容される塩、及び一種又は複数種の薬学的に許容される担体、希釈剤又は賦形剤を含む医薬組成物に関する。本発明は、さらに各一般式に示される化合物又はその互変異性体、メソ体、ラセミ体、エナンチオマー、ジアステレオマー、又はそれらの混合物形式、又は薬学的に許容される塩、及び薬学的に許容される担体、希釈剤又は賦形剤を混合することを含む上記医薬組成物の製造方法に関する。
本発明の第3の態様は、治療有効量の上記式(I)の化合物、その立体異性体又はその薬学的に許容される塩及び薬学的に許容される担体を含む医薬組成物を提供する。本発明の第4の態様は、FGFR4阻害剤薬物の製造における上記式(I)の化合物、その立体異性体又はその薬学的に許容される塩、又は上記医薬組成物の使用を提供する。
本発明は、さらに患者に、治療有効量の一般式(I)に示される化合物又はその互変異性体、メソ体、ラセミ体、エナンチオマー、ジアステレオマー又はそれらの混合物形式、又はその薬学的に許容される塩、又はそれを含む医薬組成物を投与することを含む、FGFR4阻害剤媒介の病理学的特徴を有する疾患を治療予防及び/又は治療予防する方法に関する。
本発明の第5の態様は、癌症を治療する薬物の製造における上記式(I)の化合物、その立体異性体又はその薬学的に許容される塩、又は上記医薬組成物の使用を提供する。
本発明の別の態様は、患者に、治療有効量の本発明の一般式(I)の前記化合物又はその互変異性体、メソ体、ラセミ体、エナンチオマー、ジアステレオマー、又はそれらの混合物形式、又はその薬学的に許容される塩を投与することを含む、癌症を治療する方法に関する。該方法は、優れた治療効果と少ない副作用を示し、前記癌症は、乳癌、子宮頚癌、結腸癌、肺癌、胃癌、直腸癌、膵臓癌、脳癌、皮膚癌、口腔癌、前立腺癌、骨癌、腎癌、卵巣癌、膀胱癌、肝癌、卵管癌、卵巣腫、腹膜腫瘍、IV期黒色腫、神経膠腫、横紋筋肉腫、神経膠芽腫、肝細胞癌、乳頭状腎細胞癌、頭頸部腫瘍、白血病、リンパ腫、骨髄腫及び非小細胞性肺癌から選択されてよく、好ましい態様として、前記癌症は、肝癌、胃癌、前立腺癌、皮膚癌、卵巣癌、肺癌、乳癌、結腸癌、神経膠腫又は横紋筋肉腫であってよい。
詳細な説明:特に反する記載がない限り、明細書及び特許請求の範囲に用いられる以下の用語は、下記の意味を有する。
「C1−8アルキル基」とは、1〜8個の炭素原子を有する直鎖アルキル基及び分岐鎖アルキル基を指し、アルキル基とは、飽和脂肪族炭化水素基を指し、好ましくは、1〜6個の炭素原子を有するアルキル基であり、より好ましくは、1〜3個の炭素原子を有するアルキル基であり、例えば、メチル基、エチル基、n−プロピル基、イソプロピル基、n−ブチル基、イソブチル基、t−ブチル基、s−ブチル基、n−ペンチル基、1,1−ジメチルプロピル基、1,2−ジメチルプロピル基、2,2−ジメチルプロピル基、1−エチルプロピル基、2−メチルブチル基、3−メチルブチル基、n−ヘキシル基、1−エチル−2−メチルプロピル基、1,1,2−トリメチルプロピル基、1,1−ジメチルブチル基、1,2−ジメチルブチル基、2,2−ジメチルブチル基、1,3−ジメチルブチル基、2−エチルブチル基、2−メチルペンチル基、3−メチルペンチル基、4−メチルペンチル基、2,3−ジメチルブチル基、n−ヘプチル基、2−メチルヘキシル基、3−メチルヘキシル基、4−メチルヘキシル基、5−メチルヘキシル基、2,3−ジメチルペンチル基、2,4−ジメチルペンチル基、2,2−ジメチルペンチル基、3,3−ジメチルペンチル基、2−エチルペンチル基、3−エチルペンチル基、n−オクチル基、2,3−ジメチルヘキシル基、2,4−ジメチルヘキシル基、2,5−ジメチルヘキシル基、2,2−ジメチルヘキシル基、3,3−ジメチルヘキシル基、4,4−ジメチルヘキシル基、2−エチルヘキシル基、3−エチルヘキシル基、4−エチルヘキシル基、2−メチル−2−エチルペンチル基、2−メチル−3−エチルペンチル基又はその様々な分岐鎖異性体等である。
「シクロアルキル基」とは、飽和又は一部不飽和の単環又は多環式の環状炭化水素置換基を指し、「C3−8シクロアルキル基」とは、3〜8個の炭素原子を有し、好ましくは3〜6個の炭素原子を有し、より好ましくは4〜6個の炭素原子を有するシクロアルキル基を指し、例えば、
単環式シクロアルキル基の非限定的な例は、シクロプロピル基、シクロブチル基、シクロペンチル基、シクロペンテニル基、シクロヘキシル基、シクロヘキセニル基、シクロヘキサジエニル基、シクロヘプチル基、シクロヘプタトリエニル基、シクロオクチル基などを含む。
多環式シクロアルキル基は、スピロ環、縮合環及び橋かけ環式のシクロアルキル基を含む。「スピロアルキル基」とは、単環間に1つの炭素原子(スピロ原子と呼ばれる)を共有し、これらの環が、1つ又は複数の二重結合を含んでもよいが、完全に共役したπ電子系を有する環がない多環式基を指す。環と環が共有するスピロ原子の数量に応じて、スピロアルキル基を単環のスピロアルキル基、二重環のスピロアルキル基又は多環式スピロアルキル基に分け、スピロアルキル基の非限定的な例は、以下を含む。
Figure 2019527701
「縮合環アルキル基」とは、系における各環と体系における他の環が隣接する一対の炭素原子を共有し、1つ又は複数の環が、1つ又は複数の二重結合を含んでもよいが、完全に共役したπ電子系を有する環がない全炭素多環式基を指す。構成する環の数量に応じて、二環、三環、四環又は多環式の縮合環アルキル基に分けられてよく、縮合環アルキル基の非限定的な例は、以下を含む。
Figure 2019527701
「橋かけ環式アルキル基」とは、いずれか2つの環が直接結合しない2つの炭素原子を共有し、これらの環が、1つ又は複数の二重結合を含んでもよいが、完全に共役したπ電子系を有する環がない全炭素多環式基を指す。構成する環の数量に応じて、二環、三環、四環又は多環式の橋かけ環式アルキル基に分けられてもよく、橋かけ環式アルキル基の非限定的な例は、以下を含む。
Figure 2019527701
前記シクロアルキル環は、アリール基、ヘテロアリール基又はヘテロシクロアルキル環に縮合されてもよく、親構造と結合された環は、シクロアルキル基であり、非限定的な例は、インダニル基、テトラヒドロナフチル基、ベンゾシクロヘプテン基等を含む。
シクロアルキル基は、任意に置換されるか又は置換されなくてもよく、置換された場合、置換基は、好ましくは、独立してハロゲン、ヒドロキシル基、メルカプト基、シアノ基、ニトロ基、アジド基、C1−8アルキル基、C2−8アルケニル基、C2−8アルキニル基、C3−8シクロアルキル基、3〜8員のヘテロ環基、3〜8員のヘテロ環オキシ基、3〜8員のヘテロ環チオ基、C5−10アリール基、C5−10アリールオキシ基、C5−10アリールチオ基、5〜10員のヘテロアリール基、5〜10員のヘテロアリールオキシ基、5〜10員のヘテロアリールチオ基、−C0−8−S(O)、−C0−8−O−R10、−C0−8−C(O)OR10、−C0−8−C(O)R11、−C0−8−O−C(O)R11、−C0−8−NR1213、−C0−8−C(O)NR1213、−N(R12)−C(O)R11又は−N(R12)−C(O)OR10から選択される1つ以上の置換基で置換される。
「ヘテロ環基」とは、1つ又は複数の環原子が窒素、酸素又はS(O)r(rが整数の0、1、2である)のヘテロ原子から選択されるが、−O−O−、−O−S−又は−S−S−の環部分を含まず、他の環原子が炭素である飽和又は一部不飽和の単環又は多環式の環状炭化水素置換基を指す。「5〜10員のヘテロ環基」とは、5〜10個の環原子を有する環基を指し、「3〜8員のヘテロ環基」とは、3〜8個の環原子を有する環基を指し、好ましくは、5〜6員のヘテロ環基である。
複素単環式基の非限定的な例は、ピロリジニル基、テトラヒドロフラニル基、ピペリジニル基、ピラニル基、ピペラジニル基、モルホリニル基、チオモルホリニル基、ホモピペラジニル基等を含み、好ましくは、ピロリジニル基、テトラヒドロフラニル基及びピラニル基である。
複素多環式基は、スピロ環、縮合環及び橋かけ環式のヘテロ環基を含む。「スピロヘテロ環基」とは、単環間に1つの原子(スピロ原子と呼ばれる)を共有し、1つ又は複数の環原子が窒素、酸素又はS(O)r(rが整数の0、1、2である)のヘテロ原子から選択され、他の環原子が炭素である複素多環式基を指す。これらの環が、1つ又は複数の二重結合を含んでもよいが、完全に共役したπ電子系を有する環がない。環と環が共有するスピロ原子の数量に応じて、スピロアルキル基を単環式スピロヘテロ環基、二重環式スピロヘテロ環基又は多環式スピロヘテロ環基に分ける。スピロアルキル基の非限定的な例は、以下を含む。
Figure 2019527701
「縮合ヘテロ環基」とは、系における各環と体系における他の環が隣接する一対の原子を共有し、1つ又は複数の環が、1つ又は複数の二重結合を含んでもよいが、完全に共役したπ電子系を有する環がなく、かつ1つ又は複数の環原子が窒素、酸素又はS(O)r(rが整数の0、1、2である)のヘテロ原子から選択され、他の環原子が炭素である複素多環式基を指す。構成する環の数量に応じて、二環、三環、四環又は多環式の縮合環ヘテロシクロアルキル基に分けられてもよく、縮合環ヘテロシクロアルキル基の非限定的な例は、以下を含む。
Figure 2019527701
「橋かけ環式ヘテロ環基」とは、いずれか2つの環が直接結合しない2つの原子を共有し、これらの環が、1つ又は複数の二重結合を含んでもよいが、完全に共役したπ電子系を有する環がなく、かつ1つ又は複数の環原子が窒素、酸素又はS(O)r(rが整数の0、1、2である)のヘテロ原子から選択され、他の環原子が炭素である複素多環式基を指す。構成する環の数量に応じて、二環、三環、四環又は多環式の橋かけ環式アルキル基に分けられてもよく、橋かけ環式アルキル基の非限定的な例は、以下を含む。
Figure 2019527701
前記ヘテロ環基環は、アリール基、ヘテロアリール基又はシクロアルキル基の環に縮合されてもよく、親構造と結合された環はヘテロ環基であり、非限定的な例は、以下を含む。
Figure 2019527701
ヘテロ環基は、任意に置換されるか又は置換されなくてもよく、置換された場合、置換基は、好ましくは、独立してハロゲン、ヒドロキシル基、メルカプト基、シアノ基、ニトロ基、アジド基、C1−8アルキル基、C2−8アルケニル基、C2−8アルキニル基、C3−8シクロアルキル基、3〜8員のヘテロ環基、3〜8員のヘテロ環オキシ基、3〜8員のヘテロ環チオ基、C5−10アリール基、C5−10アリールオキシ基、C5−10アリールチオ基、5〜10員のヘテロアリール基、5〜10員のヘテロアリールオキシ基、5〜10員のヘテロアリールチオ基、−C0−8−S(O)、−C0−8−O−R10、−C0−8−C(O)OR10、−C0−8−C(O)R11、−C0−8−O−C(O)R11、−C0−8−NR1213、−C0−8−C(O)NR1213、−N(R12)−C(O)R11又は−N(R12)−C(O)OR10から選択される1つ以上の置換基で置換される。
「アリール基」とは、全炭素単環式又は縮合多環式(つまり、隣接する炭素原子対を共有する環)の基と、共役したπ電子系を有する多環式(つまり、それが隣接する対の炭素原子を含む環)の基とを指し、「C5−10アリール基」とは、5〜10個の炭素原子を有する全炭素アリール基を指し、「5〜10員のアリール基」とは、5〜10個の炭素原子を有する全炭素アリール基を指し、好ましくは、5−8員のアリール基であり、より好ましくは、5〜6員のアリール基であり、例えばフェニル基、ナフチル基である。前記アリール環は、ヘテロアリール基、ヘテロ環基又はシクロアルキル基の環に縮合されてもよく、親構造と結合された環はアリール環であり、非限定的な例は、以下を含む。
Figure 2019527701
アリール基は、置換又は非置換であってもよく、置換された場合、置換基は、好ましくは、独立してハロゲン、ヒドロキシル基、メルカプト基、シアノ基、ニトロ基、アジド基、C1−8アルキル基、C2−8アルケニル基、C2−8アルキニル基、C3−8シクロアルキル基、3〜8員のヘテロ環基、3〜8員のヘテロ環オキシ基、3〜8員のヘテロ環チオ基、C5−10アリール基、C5−10アリールオキシ基、C5−10アリールチオ基、5〜10員のヘテロアリール基、5〜10員のヘテロアリールオキシ基、5〜10員のヘテロアリールチオ基、−C0−8−S(O)、−C0−8−O−R10、−C0−8−C(O)OR10、−C0−8−C(O)R11、−C0−8−O−C(O)R11、−C0−8−NR1213、−C0−8−C(O)NR1213、−N(R12)−C(O)R11又は−N(R12)−C(O)OR10から選択される1つ以上の置換基で置換される。
「ヘテロアリール基」とは、窒素、酸素及びS(O)r(rが整数の0、1、2である)のヘテロ原子を含む1〜4個のヘテロ原子を含むヘテロ芳香族系の基を指す。5〜7員のヘテロアリール基とは、好ましくは、5〜6員のヘテロアリール基であり、フリル基、チエニル基、ピリジン基、ピロリル基、N−アルキルピロリル基、ピリミジニル基、ピラジニル基、イミダゾリル基、テトラゾリル基などの5〜7個の環原子を含むヘテロ芳香族系の基を指す。前記ヘテロアリール環は、アリール基、ヘテロ環基又はシクロアルキル基の環に縮合されてもよく、親構造と結合された環はヘテロアリール環であり、非限定的な例は、以下を含む。
Figure 2019527701
ヘテロアリール基は、任意に置換されるか又は置換されなくてもよく、置換された場合、置換基は、好ましくは、独立してハロゲン、ヒドロキシル基、メルカプト基、シアノ基、ニトロ基、アジド基、C1−8アルキル基、C2−8アルケニル基、C2−8アルキニル基、C3−8シクロアルキル基、3〜8員のヘテロ環基、3〜8員のヘテロ環オキシ基、3〜8員のヘテロ環チオ基、C5−10アリール基、C5−10アリールオキシ基、C5−10アリールチオ基、5〜10員のヘテロアリール基、5〜10員のヘテロアリールオキシ基、5〜10員のヘテロアリールチオ基、−C0−8−S(O)、−C0−8−O−R10、−C0−8−C(O)OR10、−C0−8−C(O)R11、−C0−8−O−C(O)R11、−C0−8−NR1213、−C0−8−C(O)NR1213、−N(R12)−C(O)R11又は−N(R12)−C(O)OR10から選択される1つ以上の置換基で置換される。
「アルケニル基」とは、少なくとも2つの炭素原子と少なくとも1つの炭素−炭素二重結合からなる、上記のように定義したアルキル基を指し、C2−8アルケニル基とは、2〜8個の炭素原子を有する直鎖又は分岐鎖アルケニル基を指す。例えば、ビニル基、1−アリル基、2−アリル基、1−,2−又は3−ブテニル基等である。
アルケニル基は、置換又は非置換であってもよく、置換された場合、置換基は、好ましくは、独立してハロゲン、ヒドロキシル基、メルカプト基、シアノ基、ニトロ基、アジド基、C1−8アルキル基、C2−8アルケニル基、C2−8アルキニル基、C3−8シクロアルキル基、3〜8員のヘテロ環基、3〜8員のヘテロ環オキシ基、3〜8員のヘテロ環チオ基、C5−10アリール基、C5−10アリールオキシ基、C5−10アリールチオ基、5〜10員のヘテロアリール基、5〜10員のヘテロアリールオキシ基、5〜10員のヘテロアリールチオ基、−C0−8−S(O)、−C0−8−O−R10、−C0−8−C(O)OR10、−C0−8−C(O)R11、−C0−8−O−C(O)R11、−C0−8−NR1213、−C0−8−C(O)NR1213、−N(R12)−C(O)R11又は−N(R12)−C(O)OR10から選択される1つ以上の置換基で置換される。
「アルキニル基」とは、少なくとも2つの炭素原子と少なくとも1つの炭素−炭素三重結合からなる、上記のように定義したアルキル基を指し、C2−8アルキニル基とは、2〜8個の炭素原子を有する直鎖又は分岐鎖アルキニル基を指す。例えば、エチニル基、1−プロピニル基、2−プロピニル基、1−,2−又は3−ブチニル基等である。
アルキニル基は、置換又は非置換であってもよく、置換された場合、置換基は、好ましくは、独立してハロゲン、ヒドロキシル基、メルカプト基、シアノ基、ニトロ基、アジド基、C1−8アルキル基、C2−8アルケニル基、C2−8アルキニル基、C3−8シクロアルキル基、3〜8員のヘテロ環基、3〜8員のヘテロ環オキシ基、3〜8員のヘテロ環チオ基、C5−10アリール基、C5−10アリールオキシ基、C5−10アリールチオ基、5〜10員のヘテロアリール基、5〜10員のヘテロアリールオキシ基、5〜10員のヘテロアリールチオ基、−C0−8−S(O)、−C0−8−O−R10、−C0−8−C(O)OR10、−C0−8−C(O)R11、−C0−8−O−C(O)R11、−C0−8−NR1213、−C0−8−C(O)NR1213、−N(R12)−C(O)R11又は−N(R12)−C(O)OR10から選択される1つ以上の置換基で置換される。
「アルキルオキシ基」とは、定義が上記と同様である−O−(アルキル基)を指す。「C1−8アルキルオキシ基」とは、好ましくは、1〜6個の炭素原子、より好ましくは1〜3個の炭素原子を含むアルキルオキシ基を指し、非限定的な例は、メトキシ基、エトキシ基、プロポキシ基、ブトキシ基等を含む。
アルキルオキシ基は、任意に置換されるか又は置換されなくてもよく、置換された場合、置換基は、好ましくは、独立してハロゲン、ヒドロキシル基、メルカプト基、シアノ基、ニトロ基、アジド基、C1−8アルキル基、C2−8アルケニル基、C2−8アルキニル基、C3−8シクロアルキル基、3〜8員のヘテロ環基、3〜8員のヘテロ環オキシ基、3〜8員のヘテロ環チオ基、C5−10アリール基、C5−10アリールオキシ基、C5−10アリールチオ基、5〜10員のヘテロアリール基、5〜10員のヘテロアリールオキシ基、5〜10員のヘテロアリールチオ基、−C0−8−S(O)、−C0−8−O−R10、−C0−8−C(O)OR10、−C0−8−C(O)R11、−C0−8−O−C(O)R11、−C0−8−NR1213、−C0−8−C(O)NR1213、−N(R12)−C(O)R11又は−N(R12)−C(O)OR10から選択される1つ以上の置換基で置換される。
「シクロアルコキシ基」とは、定義が上記と同様である−O−(非置換のシクロアルキル基)を指す。「C3−8シクロアルコキシ基」とは、3〜8個の炭素原子を含むシクロアルコキシ基を指し、非限定的な例は、シクロプロピルオキシ基、シクロブトキシ基、シクロペンチルオキシ基、シクロヘキシルオキシ基等を含む。
アルキルオキシ基は、任意に置換されるか又は置換されなくてもよく、置換された場合、置換基は、好ましくは、独立してハロゲン、ヒドロキシル基、メルカプト基、シアノ基、ニトロ基、アジド基、C1−8アルキル基、C2−8アルケニル基、C2−8アルキニル基、C3−8シクロアルキル基、3〜8員のヘテロ環基、3〜8員のヘテロ環オキシ基、3〜8員のヘテロ環チオ基、C5−10アリール基、C5−10アリールオキシ基、C5−10アリールチオ基、5〜10員のヘテロアリール基、5〜10員のヘテロアリールオキシ基、5〜10員のヘテロアリールチオ基、−C0−8−S(O)、−C0−8−O−R10、−C0−8−C(O)OR10、−C0−8−C(O)R11、−C0−8−O−C(O)R11、−C0−8−NR1213、−C0−8−C(O)NR1213、−N(R12)−C(O)R11又は−N(R12)−C(O)OR10から選択される1つ以上の置換基で置換される。
「ハロゲン化C1−8アルキル基」とは、アルキル基の水素が任意にフッ素、塩素、臭素、ヨウ素原子で置換された1〜8個の炭素アルキル基を指す。例えば、ジフルオロメチル基、ジクロロメチル基、ジブロモメチル基、トリフルオロメチル基、トリクロロメチル基、トリブロモメチル基等である。
「ハロゲン化C1−8アルキルオキシ基」とは、アルキル基の水素が任意にフッ素、塩素、臭素、ヨウ素原子で置換された1〜8個の炭素アルキルオキシ基を指す。例えば、ジフルオロメトキシ基、ジクロロメトキシ基、ジブロモメトキシ基、トリフルオロメトキシ基、トリクロロメトキシ基、トリブロモメトキシ基等である。
「ハロゲン」とは、フッ素、塩素、臭素又はヨウ素を指す。
「THF」とは、テトラヒドロフランを指す。
「EtOAc」とは、酢酸エチルを指す。
「MeOH」とは、メタノールを指す。
「DMF」とは、N,N−ジメチルホルムアミドを指す。
「DIPEA」とは、ジイソプロピルエチルアミンを指す。
「TFA」とは、トリフルオロ酢酸を指す。
「MeCN」とは、アセトニトリルを指す。
「DMA」とは、ジメチルアセトアミドを指す。
「EtO」とは、エチルエーテルを指す。
「DCE」とは、1,2ジクロロエタンを指す。
「DIPEA」とは、N,N−ジイソプロピルエチルアミンを指す。
「NBS」とは、N−ブロモスクシンイミドを指す。
「NIS」とは、N−ヨードスクシンイミドを指す。
「Cbz−Cl」とは、クロロギ酸ベンジルを指す。
「Pd(dba)」とは、トリス(ジベンジリデンアセトン)ジパラジウムを指す。
「Dppf」とは、1,1’−ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセンを指す。
「HATU」とは、2−(7−オキシベンゾトリアゾール)−N,N,N’,N’−テトラメチルウロニウムヘキサフルオロホスファートを指す。
「KHMDS」とは、カリウムヘキサメチルジシラジドを指す。
「LiHMDS」とは、リチウムビス(トリメチルシリル)アミドを指す。
「MeLi」とは、メチルリチウムを指す。
「nBuLi」とは、n−ブチルリチウムを指す。
「NaBH(OAc)」とは、ナトリウムトリアセトキシボロヒドリドを指す。
「NaBH(CN)」とは、トリシアノ水素化ホウ素ナトリウムを指す。
「XがA、B、又はCから選択される」、「XがA、B及びCから選択される」、「XがA、B又はCである」、「XがA、B及びCである」という異なる用語は、いずれも同じ意味を持ち、つまり、XがA、B、Cのうちのいずれか1つ又は複数であってもよいことを示す。
「立体異性」は、幾何異性(シス−トランス異性)、光学異性、配座異性の三種類を含む。
本発明の水素原子は、いずれもその同位体である重水素で置換されてよく、本発明の実施例に係る化合物のいずれか1つの水素原子は、重水素原子で置換されてもよい。
「好ましい」又は「好ましくは」は、後に記載されるイベント又は環境が発生してもよいが、必ずしも発生することではないことを示し、該説明は、該イベント又は環境が発生するか又は発生しない場合を含む。例えば、「好ましくはアルキル基で置換されたヘテロ環基」は、アルキル基が存在してもよいが、必ずしも存在するものではないことを示し、該説明は、ヘテロ環基がアルキル基で置換される場合と、ヘテロ環基がアルキル基で置換されない場合とを含む。
「置換」とは、基の1つ又は複数の水素原子がそれぞれ独立して対応する数量の置換基で置換されることを指す。置換基が可能な化学部位のみにあることは言うまでもない。当業者であれば、努力することなく、(実験又は理論により)可能又は不可能な置換を同定することができる。例えば、遊離水素を有するアミノ基又はヒドロキシル基と不飽和結合を有する炭素原子(例えば、アルケン)が結合する場合、安定しない可能性がある。
「医薬組成物」は、一種又は複数種の本発明の前記化合物又はその生理学的/薬学的に許容される塩又はプロドラッグと他の化学成分の混合物と、生理学的/薬学的に許容される担体と賦形剤のような他の成分とを含むことを示す。医薬組成物は、生体への投与を促進し、活性成分の吸収を容易にすることにより、生理活性を発揮することを目的とする。
以下、実施例を組み合わせて本発明をさらに詳細に、より完全に説明するが、以下の実施例は、本発明を限定するものではなく、本発明は実施例に限定されない。
本発明の化合物の構造は、核磁気共鳴(NMR)又は/及び液体クロマトグラフィー−質量分析(LC−MS)により決定される。NMR化学シフト(δ)は、100万分の1の単位で表す。NMRの測定は、Bruker AVANCE−400核磁気共鳴装置を用いて、測定溶媒を重水素化ジメチルスルホキシド(DMSO−d)、重水素化メタノール(CDOD)及び重水素化クロロホルム(CDCl)とし、内部標準をテトラメチルシラン(TMS)とする。
液体クロマトグラフィー−質量分析(LC−MS)の測定は、Agilent 1200 Infinity Series質量分析計を用いる。HPLCの測定は、アジレント1200DAD高速液体クロマトグラフィー(Sunfire C18 150×4.6mmカラムクロマトグラフィー)とWaters 2695−2996高速液体クロマトグラフィー(Gimini C18 150×4.6mmカラムクロマトグラフィー)を用いる。
薄層クロマトグラフィーシリカゲルプレートは、煙台黄海HSGF254又は青島GF254シリカゲルプレートを用いて、TLCの規格は0.15mm〜0.20mmであり、薄層クロマトグラフィーによる分離精製製品の規格は0.4mm〜0.5mmである。カラムクロマトグラフィーは、一般に煙台黄海シリカゲル200〜300メッシュのシリカゲルを担体として用いる。
本発明の実施例の出発原料は既知であり、かつ市場から購入するか、又は当技術分野において公知の方法に従って合成することができる。
別途記載されない限り、本発明の反応は全て、乾燥窒素又はアルゴン雰囲気下、連続的に磁気撹拌しながら行い、溶媒を乾燥溶媒とし、反応温度は、摂氏度を単位とする。
中間体の製造
中間体1:6−アミノ−4−フルオロニコチノニトリルの製造
Figure 2019527701
ステップ1:4−フルオロ−5−ヨードピリジン−2−アミンの製造
Figure 2019527701
4−フルオロピリジン−2−アミン(9g、80mmol)、NIS(19.8g、88mmol)、TFA(3.65g、32mmol)をMeCN(290mL)に混合し、室温で一晩反応させる。酢酸エチル(300mL)で希釈し、飽和NaSO水溶液(150mL×2)で洗浄し、有機相を飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濃縮して標題化合物4−フルオロ−5−ヨードピリジン−2−アミン(15.8g、83%)を得る。
MSm/z(ESI):238.9[M+H]
ステップ2:6−アミノ−4−フルオロニコチノニトリルの製造
Figure 2019527701
4−フルオロ−5−ヨードピリジン−2−アミン(15.8g、66.4mmol)、Zn(CN)(8.2g、69.8mmol)、Zn(0.87g、13.3mmol)をDMA(55mL)に混合し、窒素雰囲気下でPd(dba)(2.4g、2.62mmol)とdppf(7.4g、13.35mmol)を入れ、窒素ガスで3回置換し、窒素雰囲気下で110℃に加熱して3h反応させる。反応液を室温まで冷却し、酢酸エチル(100mL)で希釈し、飽和NaHCO水溶液(200mL)を加え、分液し、水相を酢酸エチル(150mL×3)で抽出し、有機相を合わせ、飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濃縮して標題化合物6−アミノ−4−フルオロニコチノニトリル(7.3g、80%)を得る。
MSm/z(ESI):138.1[M+H]
中間体2:6−アミノ−4−((2−メトキシエチル)アミノ)ニコチノニトリルの製造
Figure 2019527701
6−アミノ−4−フルオロニコチノニトリル(4.11g、30mmol)、2−メトキシエタン−1−アミン(4.5g、60mmol)、DIPEA(1.16g、90mmol)をDMF(120mL)に混合し、60℃で一晩反応させる。反応液を濃縮し、残留物をジクロロメタン(100mL)に溶解させ、飽和NaHCO(100mL)水溶液を加え、分液し、有機相を飽和NaCl水溶液(50mL×2)で洗浄し、有機相を無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濃縮した後、カラムクロマトグラフィーにより標題化合物6−アミノ−4−((2−メトキシエチル)アミノ)ニコチノニトリル(3.84g、67%)を得る。
HNMR(400MHz,DMSO)δ7.93(s,1H)、6.39(s,2H)、6.14(t,J=5.6Hz,1H),5.62(s,1H)、3.47(t,J=6.0Hz,2H)、3.29−3.22(m,5H)、
MSm/z(ESI):193.1[M+H]
中間体3:6−アミノ−4−(ジメチルアミノ)ニコチノニトリルの製造
Figure 2019527701
6−アミノ−4−(ジメチルアミノ)ニコチノニトリルの製造方法は、中間体2の製造方法を参照する。
MSm/z(ESI):163.2[M+H]
中間体4:6−アミノ−4−(2−メトキシエトキシ)ニコチノニトリルの製造
Figure 2019527701
6−アミノ−4−(2−メトキシエトキシ)ニコチノニトリルの製造方法は、中間体2の製造方法を参照する。
MSm/z(ESI):194.2[M+H]
中間体5:(R)−6−アミノ−4−((1−メトキシプロパン−2−イル)オキソ)ニコチノニトリルの製造
Figure 2019527701
(R)−6−アミノ−4−((1−メトキシプロパン−2−イル)オキソ)ニコチノニトリルの製造の製造方法は、中間体2の製造方法を参照する。
MSm/z(ESI):208.2[M+H]
中間体6:6−アミノ−4−((2−メトキシエチル)チオ)ニコチノニトリルの製造
Figure 2019527701
6−アミノ−4−((2−メトキシエチル)チオ)ニコチノニトリルの製造方法は、中間体2の製造方法を参照する。
MSm/z(ESI):210.3[M+H]
中間体7:(S)−6−アミノ−4−(3−メトキシピロリジン−2−イル)ニコチノニトリルの製造
Figure 2019527701
(S)−6−アミノ−4−(3−メトキシピロリジン−2−イル)ニコチノニトリルの製造方法は、中間体2の製造方法を参照する。
MSm/z(ESI):219.3[M+H]
中間体8:(S)−6−アミノ−4−((テトラヒドロフラン−3−イル)チオ)ニコチノニトリルの製造
Figure 2019527701
(S)−6−アミノ−4−((テトラヒドロフラン−3−イル)チオ)ニコチノニトリルの製造方法は、中間体2の製造方法を参照する。
MSm/z(ESI):222.3[M+H]
中間体9:(S)−6−アミノ−4−(3−(ジメチルアミノ)ピロリジン−1−イル)ニコチノニトリルの製造
Figure 2019527701
(S)−6−アミノ−4−(3−(ジメチルアミノ)ピロリジン−1−イル)ニコチノニトリルの製造方法は、中間体2の製造方法を参照する。
MSm/z(ESI):232.3[M+H]
中間体10:6−アミノ−4−(3−メトキシアゼチジン−1−イル)ニコチノニトリルの製造
Figure 2019527701
6−アミノ−4−(3−メトキシアゼチジン−1−イル)ニコチノニトリルの製造方法は、中間体2の製造方法を参照する。
MSm/z(ESI):205.2[M+H]
中間体11:6−アミノ−4−(((3S,4R)−4−メトキシテトラヒドロフラン−3−イル)アミノ)ニコチノニトリルの製造
Figure 2019527701
6−アミノ−4−(((3S,4R)−4−メトキシテトラヒドロフラン−3−イル)アミノ)ニコチノニトリルの製造方法は、中間体2の製造方法を参照する。
MSm/z(ESI):235.3[M+H]
中間体12:6−アミノ−4−(((3S,4S)−4−メトキシテトラヒドロフラン−3−イル)オキソ)ニコチノニトリルの製造
Figure 2019527701
6−アミノ−4−(((3S,4S)−4−メトキシテトラヒドロフラン−3−イル)オキソ)ニコチノニトリルの製造方法は、中間体2の製造方法を参照する。
MSm/z(ESI):236.2[M+H]
中間体13:6−アミノ−4−(((3S,4S)−3−メトキシテトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)オキソ)ニコチノニトリルの製造
Figure 2019527701
6−アミノ−4−(((3S,4S)−3−メトキシテトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)オキソ)ニコチノニトリルの製造方法は、中間体2の製造方法を参照する。
MSm/z(ESI):250.3[M+H]
中間体14:6−アミノ−4−(((3S,4S)−4−メトキシテトラヒドロ−2H−ピラン−3−イル)オキソ)ニコチノニトリルの製造
Figure 2019527701
6−アミノ−4−(((3S,4S)−4−メトキシテトラヒドロ−2H−ピラン−3−イル)オキソ)ニコチノニトリルの製造方法は、中間体2の製造方法を参照する。
MSm/z(ESI):250.3[M+H]
中間体15:6−アミノ−4−(((3S,4S)−4−メトキシテトラヒドロ−2H−ピラン−3−イル)アミノ)ニコチノニトリルの製造
Figure 2019527701
6−アミノ−4−(((3S,4S)−4−メトキシテトラヒドロ−2H−ピラン−3−イル)アミノ)ニコチノニトリルの製造方法は、中間体2の製造方法を参照する。
MSm/z(ESI):249.2[M+H]
中間体16:6−アミノ−4−((1R,2R)−2−メトキシシクロブトキシ)ニコチノニトリルの製造
Figure 2019527701
6−アミノ−4−((1R,2R)−2−メトキシシクロブトキシ)ニコチノニトリルの製造方法は、中間体2の製造方法を参照する。
MSm/z(ESI):220.2[M+H]
中間体17:6−アミノ−4−((1R,2S)−2−メトキシシクロブトキシ)ニコチノニトリルの製造
Figure 2019527701
6−アミノ−4−((1R,2S)−2−メトキシシクロブトキシ)ニコチノニトリルの製造方法は、中間体2の製造方法を参照する。
MSm/z(ESI):220.2[M+H]
中間体18:6−アミノ−4−(((1R,2R)−2−メトキシシクロブチル)アミノ)ニコチノニトリルの製造
Figure 2019527701
6−アミノ−4−(((1R,2R)−2−メトキシシクロブチル)アミノ)ニコチノニトリルの製造方法は、中間体2の製造方法を参照する。
MSm/z(ESI):219.2[M+H]
中間体19:6−アミノ−4−(((1R,2S)−2−メトキシシクロブチル)アミノ)ニコチノニトリルの製造
Figure 2019527701
6−アミノ−4−(((1R,2S)−2−メトキシシクロブチル)アミノ)ニコチノニトリルの製造方法は、中間体2の製造方法を参照する。
MSm/z(ESI):219.2[M+H]
中間体20:2−(ジメトキシメチル)−5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−3−ホルムアルデヒドの製造
Figure 2019527701
ステップ1:2−(ジメトキシメチル)−1,8−ナフチリジンの製造
Figure 2019527701
2−アミノニコチンアルデヒド(25.0g、205mmol)、1,1−ジメトキシプロパン−2−ケトン(31.4g、266mmol)を混合してエタノール(500mL)と水(50mL)の混合溶媒に溶解させ、またNaOH水溶液(3M、88.7mL、266mmol)を滴下し、その後に室温で3時間撹拌する。反応液を濃縮し、残液をEtOAcで溶解させた後、飽和食塩水で2回洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濃縮して標題化合物2−(ジメトキシメチル)−1,8−ナフチリジン(42.3g)を得て、そのまま次の反応に用いる。
ステップ2:7−(ジメトキシメチル)−1,2,3,4−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジンの製造
Figure 2019527701
2−(ジメトキシメチル)−1,8−ナフチリジン(42.3g、205mmol)のエタノール溶液(600mL)にPtO(1.25g)を加え、常温常圧で水素雰囲気下で36時間反応させた後、硅藻土で触媒を濾過除去する。濾液を濃縮して、標題化合物7−(ジメトキシメチル)−1,2,3,4−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン(42.7g)を得て、そのまま次の反応に用いる。
ステップ3:6−ブロモ−7−(ジメトキシメチル)−1,2,3,4−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジンの製造
Figure 2019527701
室温で、7−(ジメトキシメチル)−1,2,3,4−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン(42.7g、205mmol)のMeCN溶液(1L)に、NBS(38.3g、215mmol)を数回に分けて加え、その後に1時間撹拌し続ける。反応液を濃縮し、残留物をCHClで溶解させた後、順に1MNaOH水溶液、飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濃縮した後、カラムクロマトグラフィーにより標題化合物6−ブロモ−7−(ジメトキシメチル)−1,2,3,4−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン(47.5g、3ステップの全収率が81%である)を得る。
HNMR(400MHz,CDCl):δ7.27(s,1H)、5.55(s,1H)、5.39(brs,1H)、3.45(s,6H)、3.38(m,2H)、2.70(t,J=6.0Hz,2H)、1.88(m,2H)、
MSm/z(ESI):287.0[M+H]
ステップ4、2−(ジメトキシメチル)−5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−3−ホルムアルデヒドの製造
Figure 2019527701
−78℃で、6−ブロモ−7−(ジメトキシメチル)−1,2,3,4−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン(114mg、0.397mmol)のTHF溶液(3mL)にMeLi(1.6MTHF溶液、0.30mL、0.48mmol)を滴下する。該温度で反応物を5分間撹拌した後、n−BuLi(1.6MTHF溶液、0.50mL、0.80mmol)を滴下し、かつ該温度で15分間撹拌し続ける。乾燥後のDMF(0.12mL、1.6mmol)を徐々に滴下する。反応物を室温まで徐々に加熱し、また30分間撹拌する。反応液に飽和NHCl水溶液を加え、5分間撹拌し、CHClで2回抽出し、有機相を合わせ、無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濃縮した後、カラムクロマトグラフィーにより標題化合物2−(ジメトキシメチル)−5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−3−ホルムアルデヒド(73mg、78%)を得る。
HNMR(400MHz,CDCl3):δ10.32(s,1H)、7.75(s,1H)、5.93(brs,1H)、5.44(s,1H)、3.49(m,8H)、2.76(t,J=6.0Hz,2H)、1.91(m,2H)、
MSm/z(ESI):237.1[M+H]
中間体21:1−((2−(ジメトキシメチル)−5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−3−イル)メチル)−3−メトキシピロリジン−2−ケトンの製造
Figure 2019527701
ステップ1:4−((t−ブトキシカルボニル)アミノ)−2−ヒドロキシブタン酸の製造
Figure 2019527701
氷水浴下で、4−アミノ−2−ヒドロキシブタン酸(10g、84mmol)、KCO(34.8g、252mmol)のHO(80mL)溶液に、BocO(20g、84mmol)の1,4−ジオキサン(30mL)溶液を徐々に滴下し、室温で一晩反応させる。反応液をEtO(30mL×2)で洗浄し、水相に対して、塩酸(2N)でpHを4−5に調節し、EtOAc(100mL×3)で抽出し、有機相を飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濃縮して標題化合物4−((t−ブトキシカルボニル)アミノ)−2−ヒドロキシブタン酸(12.2g、66%)を得る。
MSm/z(ESI):220.2[M+H]
ステップ2:メチル4−((t−ブトキシカルボニル)アミノ)−2−メトキシ酪酸エステルの製造
Figure 2019527701
氷水浴下で、4−((t−ブトキシカルボニル)アミノ)−2−ヒドロキシブタン酸(1g、4.6mmol)、AgO(4.23g、18.3mmol)の無水DMF(10mL)溶液に、MeI(6.5g、45.6mmol)を徐々に滴下し、氷水浴下で一晩遮光反応させる。反応物を酢酸エチル(500mL)で希釈し、有機相を飽和食塩水で洗浄し(50mL×5)、無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濃縮した後、カラムクロマトグラフィーにより標題化合物メチル4−((t−ブトキシカルボニル)アミノ)−2−メトキシ酪酸エステル(0.33g、29%)を得る。
MSm/z(ESI):248.3[M+H]
ステップ3:メチル4−アミノ−2−メトキシ酪酸エステル塩酸塩の製造
Figure 2019527701
氷水浴下で、メチル4−((t−ブトキシカルボニル)アミノ)−2−メトキシ酪酸エステル(0.33g、1.33mmol)のCHCl(2mL)溶液に、塩酸ジオキサン(5mL)を加え、室温まで徐々に加熱し、また2時間撹拌し、反応液を濃縮して、標題化合物メチル4−アミノ−2−メトキシ酪酸エステル塩酸塩を得て、そのまま次の反応に用いる。
MSm/z(ESI):148.2[M+H]
ステップ4、1−((2−(ジメトキシメチル)−5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−3−イル)メチル)−3−メトキシピロリジン−2−ケトンの製造
Figure 2019527701
室温で、2−(ジメトキシメチル)−5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−3−ホルムアルデヒド(130mg、0.55mmol)、4−アミノ−2−メトキシ酪酸エステル塩酸塩(121mg、0.66mmol)を1,2−ジクロロエタン(5mL)溶液に溶解させる。その後にトリエチルアミン(73mg、0.72mmol)を加え、また無水酢酸(6.6mg、0.11mmol)、トリアセトキシ水素化ホウ素ナトリウム(175mg、0.83mmol)を加える。その後に室温で一晩撹拌させ、翌日に反応液を濃縮した後、カラムクロマトグラフィーにより標題化合物1−((2−(ジメトキシメチル)−5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−3−イル)メチル)−3−メトキシピロリジン−2−ケトン(91mg、49%)を得る。
HNMR(400MHz,CDCl)δ7.38(s,1H)、5.42(s,1H)、5.31(s,1H)、4.68(d,J=14.8Hz,1H)、4.63(d,J=14.8Hz,1H)、4.11(t,J=7.4Hz,1H)、3.70(s,3H)、3.55(s,3H)、3.54(s,3H)、3.53−3.50(m,1H)、3.39−3.35(m,1H)、3.26−3.20(m,1H)、2.81(t,J=6.2Hz,2H)、2.57−2.32(m,1H)、2.21(s,1H)、2.06−1.88(m,3H)、
MSm/z(ESI):336.2[M+H]
中間体22:(R)−6−アミノ−4−((1−メトキシプロパン−2−イル)アミノ)ニコチノニトリルの製造
Figure 2019527701
室温で、6−アミノ−4−フルオロニコチノニトリル(1.5g、10.9mmol)、(R)−1−メトキシプロパン−2−アミン(1.2g、13mmol)をDMA(10mL)に溶解させ、DIPEA(4.2g、33mmol)を加え、130℃まで加熱する。該温度で反応液を12時間撹拌し、濃縮した後、カラムクロマトグラフィーにより化合物(R)−6−アミノ−4−((1−メトキシプロパン−2−イル)アミノ)ニコチノニトリル(2g、89%)を得る。
MSm/z(ESI):207.1[M+H]
中間体23:(R)−1−((2−(ジメトキシメチル)−5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−3−イル)メチル)−3−メトキシピロリジン−2−ケトンの製造
Figure 2019527701
ステップ1、メチル(R)−4−((t−ブトキシカルボニル)アミノ)−2−メトキシ酪酸エステルの合成
Figure 2019527701
メチル(R)−4−((t−ブトキシカルボニル)アミノ)−2−メトキシ酪酸エステル(6.0g、25.7mmol)を乾燥後のDMF(200mL)に溶解させ、8℃まで冷却し、窒素雰囲気下でAgO(23.8g、102.9mmol)を数回に分けて加え、MeI(36.5g、257.2mmol)を滴下する。反応物を8℃で18時間遮光撹拌し、その後にEtOAc(200mL)で希釈し、硅藻土で濾過し、濃縮した後、カラムクロマトグラフィーにより化合物メチル(R)−4−((t−ブトキシカルボニル)アミノ)−2−メトキシ酪酸エステル(3.9g、61%)を得る。
HNMR(400MHz,CDCl)δ4.80(s,1H)、3.86−3.83(m,1H)、3.77(s,3H)、3.41(s,3H)、3.34−3.28(m,1H)、3.21−3.17(m,1H)、1.99−1.85(m,2H)、1.44(s,9H)。
ステップ2:メチル(R)−4−アミノ−2−メトキシ酪酸エステルの合成
Figure 2019527701
メチル(R)−4−((t−ブトキシカルボニル)アミノ)−2−メトキシ酪酸エステル(1.5g、6.1mmol)をCHCl(5mL)に溶解させ、5℃まで冷却し、窒素雰囲気下で塩酸ジオキサン(8mL)を加え、室温まで徐々に加熱し、かつ該温度で2.5時間撹拌し、反応液を濃縮して、化合物メチル(R)−4−((t−ブトキシカルボニル)アミノ)−2−メトキシ酪酸エステルの塩酸塩を得て、そのまま次の反応に用いる。
MSm/z(ESI):148.1[M+H]
ステップ3:(R)−1−((2−(ジメトキシメチル)−5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−3−イル)メチル)−3−メトキシピロリジン−2−ケトンの合成
Figure 2019527701
2−(ジメトキシメチル)−5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−3−ホルムアルデヒド(1.0g、4.2mmol)、メチル(R)−4−((t−ブトキシカルボニル)アミノ)−2−メトキシ酪酸エステル塩酸塩(0.75g、5.1mmol)をDCE(15mL)に溶解させ、トリエチルアミン(0.56g、5.5mmol)を加え、その後に無水酢酸(63.5mg、1.06mmol)を加え、反応物を室温で12時間撹拌し、その後にCHCl(100mL)で希釈し、有機相を順に水(10mL)と飽和食塩水(15mL)で洗浄し、かつ無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濃縮した後、カラムクロマトグラフィーにより化合物(R)−1−((2−(ジメトキシメチル)−5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−3−イル)メチル)−3−メトキシピロリジン−2−ケトン(1.1g、77%)を得る。
HNMR(400MHz,CDCl)δ7.38(s,1H)、5.42(s,1H)、5.31(s,1H)、4.68(d,J=14.8Hz,1H)、4.63(d,J=14.8Hz,1H)、4.11(t,J=7.4Hz,1H)、3.70(s,3H)、3.55(s,3H)、3.54(s,3H)、3.53−3.50(m,1H)、3.39−3.35(m,1H)、3.26−3.20(m,1H)、2.81(t,J=6.2Hz,2H)、2.57−2.32(m,1H)、2.21(s,1H)、2.06−1.88(m,3H)、
MSm/z(ESI):336.2[M+H]
中間体24:(S)−6−アミノ−4−((テトラヒドロフラン−3−イル)アミノ)ニコチノニトリルの製造
Figure 2019527701
6−アミノ−4−フルオロニコチノニトリル(2.54g、20mmol)、(S)−テトラヒドロフラン−3−アミン塩酸塩(4.94g、40mmol)、DIPEA(0.77g、60mmol)をDMF(60mL)に混合し、110℃で一晩反応させる。反応液を濃縮し、残留物をジクロロメタン(100mL)に溶解させ、飽和NaHCO(100mL)水溶液を加え、分液し、有機相を飽和NaCl水溶液(50mL×2)で洗浄し、有機相を無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濃縮した後、カラムクロマトグラフィーにより標題化合物(S)−6−アミノ−4−((テトラヒドロフラン−3−イル)アミノ)ニコチノニトリル(2.85g、70%)を得る。
MSm/z(ESI):205.1[M+H]
中間体25:(R)−6−アミノ−4−((テトラヒドロフラン−3−イル)アミノ)ニコチノニトリルの製造
Figure 2019527701
6−アミノ−4−フルオロニコチノニトリル(2.54g、20mmol)、(R)−テトラヒドロフラン−3−アミン塩酸塩(4.94g、40mmol)、DIPEA(0.77g、60mmol)をDMF(60mL)に混合し、110℃で一晩反応させる。反応液を濃縮し、残留物をジクロロメタン(100mL)に溶解させ、飽和NaHCO(100mL)水溶液を加え、分液し、有機相を飽和NaCl水溶液(50mL×2)で洗浄し、有機相を無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濃縮した後、カラムクロマトグラフィーにより標題化合物(R)−6−アミノ−4−((テトラヒドロフラン−3−イル)アミノ)ニコチノニトリル(2.68g、66%)を得る。
MSm/z(ESI):205.1[M+H]
実施例の製造
実施例1
(R)−N−(5−シアノ−4−((2−メトキシエチル)アミノ)ピリジン−2−イル)−7−ホルミル−6−((N−メチルテトラヒドロフラン−2−炭素ヘテロオキサミド)メチル)−3,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−1(2H)−ホルムアミド
Figure 2019527701
ステップ1:1−(2−(ジメトキシメチル)−5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−3−イル)−N−メチルメタンアミンの製造
Figure 2019527701
2−(ジメトキシメチル)−5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−3−ホルムアルデヒド(2.00g、8.44mmol)、メチルアミン塩酸塩(5.60g、84.4mmol)のMeOH溶液(60mL)にNaBHCN(1.32g、21.1mmol)を一括して加える。その後に室温で一晩撹拌させ、反応液を減圧下で濃縮し、CHClで溶解させ、順に1MKOH水溶液、飽和食塩水で洗浄し、有機相を無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、減圧濃縮して粗生成物を得て、そのまま次の反応に用いる。MSm/z(ESI):252.2[M+H]
ステップ2:t−ブチル((2−(ジメトキシメチル)−5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−3−イル)メチル)(メチル)カルバメートの製造
Figure 2019527701
氷水浴下で、1−(2−(ジメトキシメチル)−5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−3−イル)−N−メチルメタンアミン(前のステップにおける粗生成物、約8.44mmol)、DIPEA(2.36mL、14.3mmol)のCHCl溶液(50mL)にBocO(2.20mL、9.55mmol)を滴下し、室温で一晩反応させ、濃縮し、カラムクロマトグラフィーにより標題化合物t−ブチル((2−(ジメトキシメチル)−5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−3−イル)メチル)(メチル)カルバメート(2.20g、2ステップの収率が74%である)を得る。
HNMR(400MHz,CDCl3):δ7.03(s,1H)、5.24(m,1H)、4.89(s,1H)、4.49(s,2H)、3.40(m,8H)、2.70(m,5H)、1.90(m,2H)、1.26(s,9H)、
MSm/z(ESI):252.1[M+H]
ステップ3:フェニル6−(((t−ブトキシカルボニル)(メチル)アミノ)メチル)−7−(ジメトキシメチル)−3,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−1(2H)−カルボン酸エステルの製造
Figure 2019527701
ドライアイス−アセトン浴下で、t−ブチル((2−(ジメトキシメチル)−5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−3−イル)メチル)(メチル)カルバメート(1.92g、5.46mmol)、ジフェニルカーボネート(1.40g、6.56mmol)のTHF溶液(40mL)にLiHMDSのTHF溶液(1M、6.01mL、6.01mmol)を滴下し、滴下終了後に、室温まで徐々に加熱し、また30分間撹拌する。飽和塩化アンモニウム水溶液で反応を終了させた後、CHClで抽出し、有機相を飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濃縮した後、カラムクロマトグラフィーによりフェニル6−(((t−ブトキシカルボニル)(メチル)アミノ)メチル)−7−(ジメトキシメチル)−3,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−1(2H)−カルボン酸エステル(1.80g、70%)を得る。MSm/z(ESI):472.2[M+H]
ステップ4:t−ブチル((8−((5−シアノ−4−((2−メトキシエチル)アミノ)ピリジン−2−イル)カルバモイル)−2−(ジメトキシメチル)−5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−3−イル)メチル)(メチル)カルバメートの製造
Figure 2019527701
ドライアイス−アセトン浴下で、フェニル6−(((t−ブトキシカルボニル)(メチル)アミノ)メチル)−7−(ジメトキシメチル)−3,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−1(2H)−カルボン酸エステル(1.80g、3.82mmol)、6−アミノ−4−((2−メトキシエチル)アミノ)ニコチノニトリル(1.00g、5.00mmol)のTHF溶液にLiHMDS(1M、6.11mL、6.11mmol)を滴下し、滴下終了後に、室温まで徐々に加熱し、かつ一晩撹拌する。飽和塩化アンモニウム水溶液で反応を終了させた後、CHClで抽出し、有機相を飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濃縮した後、カラムクロマトグラフィーによりt−ブチル((8−((5−シアノ−4−((2−メトキシエチル)アミノ)ピリジン−2−イル)カルバモイル)−2−(ジメトキシメチル)−5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−3−イル)メチル)(メチル)カルバメート(1.95g、90%)を得る。
HNMR(400MHz,CDCl):δ13.72(brs,1H)、8.20(s,1H)、7.58(s,1H)、7.37(brs,1H)、5.42(m,1H)、5.23(m,1H)、4.64(s,2H)、4.03(m,2H)、3.63(m,2H)、3.47(m,8H)、3.38(s,3H)、2.81(m,5H)、2.00(m,2H)、1.50(m,9H)、
MSm/z(ESI):570.2[M+H]
ステップ5:N−(5−シアノ−4−((2−メトキシエチル)アミノ)ピリジン−2−イル)−7−(ジメトキシメチル)−6−((メチルアミノ)メチル)−3,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−1(2H)−ホルムアミドの製造
Figure 2019527701
t−ブチル((8−((5−シアノ−4−((2−メトキシエチル)アミノ)ピリジン−2−イル)カルバモイル)−2−(ジメトキシメチル)−5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−3−イル)メチル)(メチル)カルバメート(2.00g、3.51mmol)を0.3Mの塩酸メタノール溶液に溶解させ、室温で4日間撹拌する。氷水浴下で、反応液がアルカリ性になるまで、トリエチルアミンを滴下する。反応液を濃縮した後、残留物をCHClで溶解させた後、また飽和食塩水で2回洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、減圧濃縮した後、カラムクロマトグラフィーによりN−(5−シアノ−4−((2−メトキシエチル)アミノ)ピリジン−2−イル)−7−(ジメトキシメチル)−6−((メチルアミノ)メチル)−3,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−1(2H)−ホルムアミド(1.00g、61%)を得る。
HNMR(400MHz,CDCl):δ13.55(s,1H)、8.18(s,1H)、7.87(s,1H)、7.56(s,1H)、5.40(s,1H)、5.27(m,1H)、4.23(s,2H)、4.03(m,2H)、3.63(t,J=5.2Hz,2H)、3.58(s,6H)、3.49(t,J=5.2Hz,2H)、3.41(s,3H)、2.88(t,J=6.0Hz,2H)、2.66(s,3H)、1.99(m,2H)、
MSm/z(ESI):470.2[M+H]
ステップ6:(R)−N−(5−シアノ−4−((2−メトキシエチル)アミノ)ピリジン−2−イル)−7−ホルミル−6−((N−メチルテトラヒドロフラン−2−炭素ヘテロオキサミド)メチル)−3,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−1(2H)−ホルムアミドの製造
Figure 2019527701
N−(5−シアノ−4−((2−メトキシエチル)アミノ)ピリジン−2−イル)−7−(ジメトキシメチル)−6−((メチルアミノ)メチル)−3,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−1(2H)−ホルムアミド(270mg、0.575mmol)、(R)−テトラヒドロフラン−2−カルボン酸(80mg、0.690mmol)、DIPEA(0.190mL、1.15mmol)、HATU(284mg、0.748mmol)のCHCl溶液(5mL)を、室温で1時間撹拌し、飽和炭酸水素ナトリウム水溶液、飽和食塩水で順に1回洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濃縮する。粗生成物をTHF(11mL)で溶解させ、その後に順に水(4mL)、濃塩酸(1.5mL)を加える。室温で1時間撹拌する。泡が出なくなり、かつ大量の不溶物が発生するまで、反応液に飽和炭酸水素ナトリウム水溶液を徐々に滴下する。CHClで2回抽出し、有機層を合わせる。有機相を飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、減圧濃縮した後、カラムクロマトグラフィーにより(R)−N−(5−シアノ−4−((2−メトキシエチル)アミノ)ピリジン−2−イル)−7−ホルミル−6−((N−メチルテトラヒドロフラン−2−炭素ヘテロオキサミド)メチル)−3,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−1(2H)−ホルムアミド(226mg、75%)を得る。
HNMR(400MHz,CDCl):δ13.60(m,1H)、10.27(m,1H)、8.18(m,1H)、7.50(m,2H)、5.40(m,1H)、5.20(m,2H)、4.70(m,1H)、4.00(m,4H)、3.65(m,2H)、3.50(m,2H)、3.42(s,3H)、3.10(s,2H)、2.90(m,3H)、2.00(m,6H)、
MSm/z(ESI):522.2[M+H]
実施例2
(S)−N−(5−シアノ−4−((2−メトキシエチル)アミノ)ピリジン−2−イル)−7−ホルミル−6−((N−メチルテトラヒドロフラン−2−炭素ヘテロオキサミド)メチル)−3,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−1(2H)−ホルムアミド
Figure 2019527701
(S)−N−(5−シアノ−4−((2−メトキシエチル)アミノ)ピリジン−2−イル)−7−ホルミル−6−((N−メチルテトラヒドロフラン−2−炭素ヘテロオキサミド)メチル)−3,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−1(2H)−ホルムアミドの製造方法は、実施例1を参照する。
HNMR(400MHz,CDCl):δ13.64(m,1H)、10.28(m,1H)、8.19(m,1H)、7.56(m,2H)、5.44(m,1H)、5.10(m,2H)、4.73(m,1H)、4.00(m,4H)、3.65(m,2H)、3.50(m,2H)、3.42(s,3H)、3.09(s,2H)、2.92(m,3H)、2.00(m,6H)、
MSm/z(ESI):522.2[M+H]
実施例3
N−(5−シアノ−4−((2−メトキシエチル)アミノ)ピリジン−2−イル)−7−ホルミル−6−((N−メチルオキセタン−3−炭素ヘテロオキサミド)メチル)−3,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−1(2H)−ホルムアミド
Figure 2019527701
N−(5−シアノ−4−((2−メトキシエチル)アミノ)ピリジン−2−イル)−7−ホルミル−6−((N−メチルオキセタン−3−炭素ヘテロオキサミド)メチル)−3,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−1(2H)−ホルムアミドの製造方法は、実施例1を参照する。
HNMR(400MHz,CDCl):δ13.60(m,1H)、10.23(m,1H)、8.17(m,1H)、7.57(m,2H)、5.35(m,1H)、5.07(s,1H)、4.85(m,4H)、4.08(m,2H)、3.85(m,1H)、3.64(m,2H)、3.50(m,3H)、3.41(s,3H)、3.02(s,1H)、2.93(m,2H)、2.82(s,2H)、2.05(m,2H)、
MSm/z(ESI):508.2[M+H]
実施例4
N−(5−シアノ−4−(ジメチルアミノ)ピリジン−2−イル)−7−ホルミル−6−((N−メチルテトラヒドロフラン−2−炭素ヘテロオキサミド)メチル)−3,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−1(2H)−ホルムアミド
Figure 2019527701
N−(5−シアノ−4−(ジメチルアミノ)ピリジン−2−イル)−7−ホルミル−6−((N−メチルテトラヒドロフラン−2−炭素ヘテロオキサミド)メチル)−3,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−1(2H)−ホルムアミドの製造方法は、実施例1を参照する。
HNMR(400MHz,CDCl):δ13.57(m,1H)、10.25(m,1H)、8.23(m,1H)、7.55(m,2H)、5.00(m,3H)、4.00(m,4H)、3.27(s,6H)、3.09(s,2H)、2.90(m,3H)、2.04(m,6H)、
MSm/z(ESI):492.2[M+H]
実施例5
N−(5−シアノ−4−((2−メトキシエチル)アミノ)ピリジン−2−イル)−7−ホルミル−6−((N−メチルテトラヒドロフラン−3−炭素ヘテロオキサミド)メチル)−3,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−1(2H)−ホルムアミド
Figure 2019527701
N−(5−シアノ−4−((2−メトキシエチル)アミノ)ピリジン−2−イル)−7−ホルミル−6−((N−メチルテトラヒドロフラン−3−炭素ヘテロオキサミド)メチル)−3,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−1(2H)−ホルムアミドの製造方法は、実施例1を参照する。
HNMR(400MHz,CDCl):δ13.61(m,1H)、10.28(m,1H)、8.19(m,1H)、7.55(m,2H)、5.50(m,1H)、5.07(m,2H)、4.08(m,3H)、3.93(m,3H)、3.65(m,2H)、3.50(m,2H)、3.42(s,3H)、3.35(m,1H)、3.04(m,3H)、2.90(m,2H)、2.00(m,4H)、
MSm/z(ESI):522.2[M+H]
実施例6
(S)−N−(5−シアノ−4−((2−メトキシエチル)アミノ)ピリジン−2−イル)−7−ホルミル−6−((N−メチルテトラヒドロフラン−3−炭素ヘテロオキサミド)メチル)−3,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−1(2H)−ホルムアミド
Figure 2019527701
(S)−N−(5−シアノ−4−((2−メトキシエチル)アミノ)ピリジン−2−イル)−7−ホルミル−6−((N−メチルテトラヒドロフラン−3−炭素ヘテロオキサミド)メチル)−3,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−1(2H)−ホルムアミドの製造方法は、実施例1を参照する。
HNMR(400MHz,CDCl):δ13.59(m,1H)、10.25(m,1H)、8.17(m,1H)、7.52(m,2H)、5.30(m,1H)、5.06(m,2H)、4.00(m,6H)、3.65(m,2H)、3.49(m,2H)、3.41(s,3H)、3.30(m,1H)、3.00(m,5H)、2.05(m,4H)、
MSm/z(ESI):522.2[M+H]
実施例7
(R)−N−(5−シアノ−4−((2−メトキシエチル)アミノ)ピリジン−2−イル)−7−ホルミル−6−((N−メチルテトラヒドロフラン−3−炭素ヘテロオキサミド)メチル)−3,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−1(2H)−ホルムアミド
Figure 2019527701
(R)−N−(5−シアノ−4−((2−メトキシエチル)アミノ)ピリジン−2−イル)−7−ホルミル−6−((N−メチルテトラヒドロフラン−3−炭素ヘテロオキサミド)メチル)−3,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−1(2H)−ホルムアミドの製造方法は、実施例1を参照する。
HNMR(400MHz,CDCl):δ13.60(m,1H)、10.24(m,1H)、8.17(m,1H)、7.52(m,2H)、5.30(m,1H)、5.07(m,2H)、4.09(m,3H)、3.91(m,3H)、3.60(m,5H)、3.41(s,3H)、3.00(m,5H)、2.08(m,4H)、
MSm/z(ESI):522.2[M+H]
実施例8
(R)−N−(5−シアノ−4−((2−メトキシエチル)アミノ)ピリジン−2−イル)−7−ホルミル−6−((N−メチルピロリジン−2−炭素ヘテロオキサミド)メチル)−3,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−1(2H)−ホルムアミド
Figure 2019527701
(R)−N−(5−シアノ−4−((2−メトキシエチル)アミノ)ピリジン−2−イル)−7−ホルミル−6−((N−メチルピロリジン−2−炭素ヘテロオキサミド)メチル)−3,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−1(2H)−ホルムアミドの製造方法は、実施例1を参照する。
MSm/z(ESI):521.2[M+H]
実施例9
(R)−N−(5−シアノ−4−((2−メトキシエチル)アミノ)ピリジン−2−イル)−6−((N,1−ジメチルピロリジン−2−炭素ヘテロオキサミド)メチル)−7−ホルミル−3,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−1(2H)−ホルムアミド
Figure 2019527701
(R)−N−(5−シアノ−4−((2−メトキシエチル)アミノ)ピリジン−2−イル)−6−((N,1−ジメチルピロリジン−2−炭素ヘテロオキサミド)メチル)−7−ホルミル−3,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−1(2H)−ホルムアミドの製造方法は、実施例1を参照する。
HNMR(400MHz,CDCl):δ13.61(m,1H)、10.25(m,1H)、8.18(m,1H)、7.56(m,2H)、5.31(m,1H)、5.08(m,2H)、4.10(m,2H)、3.64(m,2H)、3.50(m,2H)、3.41(s,3H)、3.25(m,1H)、3.00(m,5H)、2.20(m,11H)、
MSm/z(ESI):535.2[M+H]
実施例10
(R)−6−((1−アセチル−N−メチルピロリジン−2−炭素ヘテロオキサミド)メチル)−N−(5−シアノ−4−((2−メトキシエチル)アミノ)ピリジン−2−イル)−7−ホルミル−3,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−1(2H)−ホルムアミド
Figure 2019527701
(R)−6−((1−アセチル−N−メチルピロリジン−2−炭素ヘテロオキサミド)メチル)−N−(5−シアノ−4−((2−メトキシエチル)アミノ)ピリジン−2−イル)−7−ホルミル−3,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−1(2H)−ホルムアミドの製造方法は、実施例1を参照する。
HNMR(400MHz,CDCl):δ13.40(m,1H)、10.25(m,1H)、8.17(m,1H)、7.79(m,1H)、7.57(s,1H)、5.39(m,4H)、4.11(m,2H)、3.48(m,6H)、3.18(s,3H)、2.98(m,5H)、2.04(m,9H)、
MSm/z(ESI):563.3[M+H]
実施例11
(R)−N−(5−シアノ−4−((2−メトキシエチル)アミノ)ピリジン−2−イル)−7−ホルミル−6−((テトラヒドロフラン−2−炭素ヘテロオキサミド)メチル)−3,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−1(2H)−ホルムアミド
Figure 2019527701
(R)−N−(5−シアノ−4−((2−メトキシエチル)アミノ)ピリジン−2−イル)−7−ホルミル−6−((テトラヒドロフラン−2−炭素ヘテロオキサミド)メチル)−3,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−1(2H)−ホルムアミドの製造方法は、実施例1を参照する。
MSm/z(ESI):508.2[M+H]
実施例12
(S)−N−(5−シアノ−4−(2−メトキシエトキシ)ピリジン−2−イル)−7−ホルミル−6−((N−メチルテトラヒドロフラン−2−炭素ヘテロオキサミド)メチル)−3,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−1(2H)−ホルムアミド
Figure 2019527701
(S)−N−(5−シアノ−4−(2−メトキシエトキシ)ピリジン−2−イル)−7−ホルミル−6−((N−メチルテトラヒドロフラン−2−炭素ヘテロオキサミド)メチル)−3,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−1(2H)−ホルムアミドの製造方法は、実施例1を参照する。
MSm/z(ESI):523.2[M+H]
実施例13
(R)−N−(5−シアノ−4−(2−メトキシエトキシ)ピリジン−2−イル)−7−ホルミル−6−((N−メチルテトラヒドロフラン−2−炭素ヘテロオキサミド)メチル)−3,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−1(2H)−ホルムアミド
Figure 2019527701
(R)−N−(5−シアノ−4−(2−メトキシエトキシ)ピリジン−2−イル)−7−ホルミル−6−((N−メチルテトラヒドロフラン−2−炭素ヘテロオキサミド)メチル)−3,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−1(2H)−ホルムアミドの製造方法は、実施例1を参照する。
MSm/z(ESI):523.2[M+H]
実施例14
N−(5−シアノ−4−(((R)−1−メトキシプロパン−2−イル)オキソ)ピリジン−2−イル)−7−ホルミル−6−(((S)−N−メチルテトラヒドロフラン−2−炭素ヘテロオキサミド)メチル)−3,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−1(2H)−ホルムアミド
Figure 2019527701
N−(5−シアノ−4−(((R)−1−メトキシプロパン−2−イル)オキソ)ピリジン−2−イル)−7−ホルミル−6−(((S)−N−メチルテトラヒドロフラン−2−炭素ヘテロオキサミド)メチル)−3,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−1(2H)−ホルムアミドの製造方法は、実施例1を参照する。
MSm/z(ESI):536.2[M+H]
実施例15
N−(5−シアノ−4−(((R)−1−メトキシプロパン−2−イル)オキソ)ピリジン−2−イル)−7−ホルミル−6−(((R)−N−メチルテトラヒドロフラン−2−炭素ヘテロオキサミド)メチル)−3,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−1(2H)−ホルムアミド
Figure 2019527701
N−(5−シアノ−4−(((R)−1−メトキシプロパン−2−イル)オキソ)ピリジン−2−イル)−7−ホルミル−6−(((R)−N−メチルテトラヒドロフラン−2−炭素ヘテロオキサミド)メチル)−3,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−1(2H)−ホルムアミドの製造方法は、実施例1を参照する。
HNMR(400MHz,CDCl):δ14.20−13.80(m,1H)、10.50−10.30(m,1H)、8.50−8.35(m,2H)、7.65−7.45(m,1H)、5.28−4.88(m,2H)、4.78−4.45(m,1H)、4.17−3.84(m,4H)、3.71−3.55(m,3H)、3.42(s,3H)、3.16−3.06(m,2H)、2.95(s,3H)、2.65−1.80(m,6H)、1.47(s,3H)、
MSm/z(ESI):537.2[M+H]
実施例16
(R)−N−(5−シアノ−4−((2−メトキシエチル)チオ)ピリジン−2−イル)−7−ホルミル−6−((N−メチルテトラヒドロフラン−2−炭素ヘテロオキサミド)メチル)−3,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−1(2H)−ホルムアミド
Figure 2019527701
(R)−N−(5−シアノ−4−((2−メトキシエチル)チオ)ピリジン−2−イル)−7−ホルミル−6−((N−メチルテトラヒドロフラン−2−炭素ヘテロオキサミド)メチル)−3,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−1(2H)−ホルムアミドの製造方法は、実施例1を参照する。
HNMR(400MHz,CDCl):δ14.20−13.80(m,1H)、10.50−10.25(m,1H)、8.50−8.35(m,2H)、7.65−7.45(m,1H)、5.25−4.85(m,2H)、4.77−4.45(m,1H)、4.15−3.83(m,4H)、3.77(m,2H)、3.45(s,3H)、3.35(m,2H)、3.15−2.78(m,5H)、2.55−1.70(m,6H)、
MSm/z(ESI):539.2[M+H]
実施例17
N−(5−シアノ−4−((S)−3−メトキシピロリジン−1−イル)ピリジン−2−イル)−7−ホルミル−6−(((R)−N−メチルテトラヒドロフラン−2−炭素ヘテロオキサミド)メチル)−3,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−1(2H)−ホルムアミド
Figure 2019527701
N−(5−シアノ−4−((S)−3−メトキシピロリジン−1−イル)ピリジン−2−イル)−7−ホルミル−6−(((R)−N−メチルテトラヒドロフラン−2−炭素ヘテロオキサミド)メチル)−3,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−1(2H)−ホルムアミドの製造方法は、実施例1を参照する。
HNMR(400MHz,CDCl):δ14.20−13.80(m,1H)、10.50−10.25(m,1H)、8.50−8.35(m,2H)、7.65−7.45(m,1H)、5.25−4.85(m,2H)、4.77−4.45(m,1H)、4.20−3.74(m,9H)、3.38(s,3H)、3.15−2.78(m,5H)、2.55−1.70(m,8H)、
MSm/z(ESI):548.2[M+H]
実施例18
N−(5−シアノ−4−((R)−3−メトキシピロリジン−1−イル)ピリジン−2−イル)−7−ホルミル−6−(((R)−N−メチルテトラヒドロフラン−2−炭素ヘテロオキサミド)メチル)−3,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−1(2H)−ホルムアミド
Figure 2019527701
N−(5−シアノ−4−((R)−3−メトキシピロリジン−1−イル)ピリジン−2−イル)−7−ホルミル−6−(((R)−N−メチルテトラヒドロフラン−2−炭素ヘテロオキサミド)メチル)−3,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−1(2H)−ホルムアミドの製造方法は、実施例1を参照する。
HNMR(400MHz,CDCl):δ14.20−13.80(m,1H)、10.50−10.25(m,1H)、8.50−8.35(m,2H)、7.65−7.45(m,1H)、5.25−4.85(m,2H)、4.77−4.45(m,1H)、4.20−3.74(m,9H)、3.38(s,3H)、3.15−2.78(m,5H)、2.55−1.70(m,8H)、
MSm/z(ESI):548.2[M+H]
実施例19
N−(5−シアノ−4−(((S)−テトラヒドロフラン−3−イル)チオ)ピリジン−2−イル)−7−ホルミル−6−(((R)−N−メチルテトラヒドロフラン−2−炭素ヘテロオキサミド)メチル)−3,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−1(2H)−ホルムアミド
Figure 2019527701
N−(5−シアノ−4−(((S)−テトラヒドロフラン−3−イル)チオ)ピリジン−2−イル)−7−ホルミル−6−(((R)−N−メチルテトラヒドロフラン−2−炭素ヘテロオキサミド)メチル)−3,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−1(2H)−ホルムアミドの製造方法は、実施例1を参照する。
HNMR(400MHz,CDCl):δ14.20−13.80(m,1H)、10.50−10.25(m,1H)、8.50−8.35(m,2H)、7.65−7.45(m,1H)、5.25−4.85(m,2H)、4.77−4.45(m,1H)、4.45−4.33(m,1H)、4.20−3.74(m,8H)、3.15−2.78(m,5H)、2.55−1.70(m,8H)、
MSm/z(ESI):551.2[M+H]
実施例20
N−(5−シアノ−4−(((R)−テトラヒドロフラン−3−イル)チオ)ピリジン−2−イル)−7−ホルミル−6−(((R)−N−メチルテトラヒドロフラン−2−炭素ヘテロオキサミド)メチル)−3,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−1(2H)−ホルムアミド
Figure 2019527701
N−(5−シアノ−4−(((R)−テトラヒドロフラン−3−イル)チオ)ピリジン−2−イル)−7−ホルミル−6−(((R)−N−メチルテトラヒドロフラン−2−炭素ヘテロオキサミド)メチル)−3,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−1(2H)−ホルムアミドの製造方法は、実施例1を参照する。
MSm/z(ESI):551.2[M+H]
実施例21
N−(5−シアノ−4−((S)−3−(ジメチルアミノ)ピロリジン−1−イル)ピリジン−2−イル)−7−ホルミル−6−(((R)−N−メチルテトラヒドロフラン−2−炭素ヘテロオキサミド)メチル)−3,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−1(2H)−ホルムアミド
Figure 2019527701
N−(5−シアノ−4−((S)−3−(ジメチルアミノ)ピロリジン−1−イル)ピリジン−2−イル)−7−ホルミル−6−(((R)−N−メチルテトラヒドロフラン−2−炭素ヘテロオキサミド)メチル)−3,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−1(2H)−ホルムアミドの製造方法は、実施例1を参照する。
MSm/z(ESI):561.3[M+H]
実施例22
N−(5−シアノ−4−((R)−3−(ジメチルアミノ)ピロリジン−1−イル)ピリジン−2−イル)−7−ホルミル−6−(((R)−N−メチルテトラヒドロフラン−2−炭素ヘテロオキサミド)メチル)−3,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−1(2H)−ホルムアミド
Figure 2019527701
N−(5−シアノ−4−((R)−3−(ジメチルアミノ)ピロリジン−1−イル)ピリジン−2−イル)−7−ホルミル−6−(((R)−N−メチルテトラヒドロフラン−2−炭素ヘテロオキサミド)メチル)−3,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−1(2H)−ホルムアミドの製造方法は、実施例1を参照する。
MSm/z(ESI):561.3[M+H]
実施例23
(R)−N−(5−シアノ−4−(3−メトキシアゼチジン−1−イル)ピリジン−2−イル)−7−ホルミル−6−((N−メチルテトラヒドロフラン−2−炭素ヘテロオキサミド)メチル)−3,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−1(2H)−ホルムアミド
Figure 2019527701
(R)−N−(5−シアノ−4−(3−メトキシアゼチジン−1−イル)ピリジン−2−イル)−7−ホルミル−6−((N−メチルテトラヒドロフラン−2−炭素ヘテロオキサミド)メチル)−3,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−1(2H)−ホルムアミドの製造方法は、実施例1を参照する。
MSm/z(ESI):534.2[M+H]
実施例24
N−(5−シアノ−4−(((3S,4R)−4−メトキシテトラヒドロフラン−3−イル)アミノ)ピリジン−2−イル)−7−ホルミル−6−(((R)−N−メチルテトラヒドロフラン−2−炭素ヘテロオキサミド)メチル)−3,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−1(2H)−ホルムアミド
Figure 2019527701
N−(5−シアノ−4−(((3S,4R)−4−メトキシテトラヒドロフラン−3−イル)アミノ)ピリジン−2−イル)−7−ホルミル−6−(((R)−N−メチルテトラヒドロフラン−2−炭素ヘテロオキサミド)メチル)−3,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−1(2H)−ホルムアミドの製造方法は、実施例1を参照する。
MSm/z(ESI):564.2[M+H]
実施例25
N−(5−シアノ−4−(((3R,4S)−4−メトキシテトラヒドロフラン−3−イル)アミノ)ピリジン−2−イル)−7−ホルミル−6−(((R)−N−メチルテトラヒドロフラン−2−炭素ヘテロオキサミド)メチル)−3,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−1(2H)−ホルムアミド
Figure 2019527701
N−(5−シアノ−4−(((3R,4S)−4−メトキシテトラヒドロフラン−3−イル)アミノ)ピリジン−2−イル)−7−ホルミル−6−(((R)−N−メチルテトラヒドロフラン−2−炭素ヘテロオキサミド)メチル)−3,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−1(2H)−ホルムアミドの製造方法は、実施例1を参照する。
MSm/z(ESI):564.2[M+H]
実施例26
N−(5−シアノ−4−(((3S,4S)−4−メトキシテトラヒドロフラン−3−イル)オキソ)ピリジン−2−イル)−7−ホルミル−6−(((R)−N−メチルテトラヒドロフラン−2−炭素ヘテロオキサミド)メチル)−3,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−1(2H)−ホルムアミド
Figure 2019527701
N−(5−シアノ−4−(((3S,4S)−4−メトキシテトラヒドロフラン−3−イル)オキソ)ピリジン−2−イル)−7−ホルミル−6−(((R)−N−メチルテトラヒドロフラン−2−炭素ヘテロオキサミド)メチル)−3,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−1(2H)−ホルムアミドの製造方法は、実施例1を参照する。
MSm/z(ESI):565.2[M+H]
実施例27
N−(5−シアノ−4−(((3R,4R)−4−メトキシテトラヒドロフラン−3−イル)オキソ)ピリジン−2−イル)−7−ホルミル−6−(((R)−N−メチルテトラヒドロフラン−2−炭素ヘテロオキサミド)メチル)−3,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−1(2H)−ホルムアミド
Figure 2019527701
N−(5−シアノ−4−(((3R,4R)−4−メトキシテトラヒドロフラン−3−イル)オキソ)ピリジン−2−イル)−7−ホルミル−6−(((R)−N−メチルテトラヒドロフラン−2−炭素ヘテロオキサミド)メチル)−3,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−1(2H)−ホルムアミドの製造方法は、実施例1を参照する。
MSm/z(ESI):565.2[M+H]
実施例28
N−(5−シアノ−4−(((3R,4R)−3−メトキシテトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)オキソ)ピリジン−2−イル)−7−ホルミル−6−(((R)−N−メチルテトラヒドロフラン−2−炭素ヘテロオキサミド)メチル)−3,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−1(2H)−ホルムアミド
Figure 2019527701
N−(5−シアノ−4−(((3R,4R)−3−メトキシテトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)オキソ)ピリジン−2−イル)−7−ホルミル−6−(((R)−N−メチルテトラヒドロフラン−2−炭素ヘテロオキサミド)メチル)−3,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−1(2H)−ホルムアミドの製造方法は、実施例1を参照する。
MSm/z(ESI):579.2[M+H]
実施例29
N−(5−シアノ−4−(((3S,4S)−4−メトキシテトラヒドロ−2H−ピラン−3−イル)オキソ)ピリジン−2−イル)−7−ホルミル−6−(((R)−N−メチルテトラヒドロフラン−2−炭素ヘテロオキサミド)メチル)−3,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−1(2H)−ホルムアミド
Figure 2019527701
N−(5−シアノ−4−(((3S,4S)−4−メトキシテトラヒドロ−2H−ピラン−3−イル)オキソ)ピリジン−2−イル)−7−ホルミル−6−(((R)−N−メチルテトラヒドロフラン−2−炭素ヘテロオキサミド)メチル)−3,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−1(2H)−ホルムアミドの製造方法は、実施例1を参照する。
MSm/z(ESI):579.2[M+H]
実施例30
N−(5−シアノ−4−(((3R,4R)−4−メトキシテトラヒドロ−2H−ピラン−3−イル)オキソ)ピリジン−2−イル)−7−ホルミル−6−(((R)−N−メチルテトラヒドロフラン−2−炭素ヘテロオキサミド)メチル)−3,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−1(2H)−ホルムアミド
Figure 2019527701
N−(5−シアノ−4−(((3R,4R)−4−メトキシテトラヒドロ−2H−ピラン−3−イル)オキソ)ピリジン−2−イル)−7−ホルミル−6−(((R)−N−メチルテトラヒドロフラン−2−炭素ヘテロオキサミド)メチル)−3,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−1(2H)−ホルムアミドの製造方法は、実施例1を参照する。
MSm/z(ESI):579.2[M+H]
実施例31
N−(5−シアノ−4−(((3S,4S)−4−メトキシテトラヒドロ−2H−ピラン−3−イル)アミノ)ピリジン−2−イル)−7−ホルミル−6−(((R)−N−メチルテトラヒドロフラン−2−炭素ヘテロオキサミド)メチル)−3,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−1(2H)−ホルムアミド
Figure 2019527701
N−(5−シアノ−4−(((3S,4S)−4−メトキシテトラヒドロ−2H−ピラン−3−イル)アミノ)ピリジン−2−イル)−7−ホルミル−6−(((R)−N−メチルテトラヒドロフラン−2−炭素ヘテロオキサミド)メチル)−3,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−1(2H)−ホルムアミドの製造方法は、実施例1を参照する。
MSm/z(ESI):578.2[M+H]
実施例32
N−(5−シアノ−4−(((3R,4R)−4−メトキシテトラヒドロ−2H−ピラン−3−イル)アミノ)ピリジン−2−イル)−7−ホルミル−6−(((R)−N−メチルテトラヒドロフラン−2−炭素ヘテロオキサミド)メチル)−3,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−1(2H)−ホルムアミド
Figure 2019527701
N−(5−シアノ−4−(((3R,4R)−4−メトキシテトラヒドロ−2H−ピラン−3−イル)アミノ)ピリジン−2−イル)−7−ホルミル−6−(((R)−N−メチルテトラヒドロフラン−2−炭素ヘテロオキサミド)メチル)−3,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−1(2H)−ホルムアミドの製造方法は、実施例1を参照する。
MSm/z(ESI):578.2[M+H]
実施例33
N−(5−シアノ−4−((1R,2R)−2−メトキシシクロブトキシ)ピリジン−2−イル)−7−ホルミル−6−(((R)−N−メチルテトラヒドロフラン−2−炭素ヘテロオキサミド)メチル)−3,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−1(2H)−ホルムアミド
Figure 2019527701
N−(5−シアノ−4−((1R,2R)−2−メトキシシクロブトキシ)ピリジン−2−イル)−7−ホルミル−6−(((R)−N−メチルテトラヒドロフラン−2−炭素ヘテロオキサミド)メチル)−3,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−1(2H)−ホルムアミドの製造方法は、実施例1を参照する。
MSm/z(ESI):549.2[M+H]
実施例34
N−(5−シアノ−4−((1S,2S)−2−メトキシシクロブトキシ)ピリジン−2−イル)−7−ホルミル−6−(((R)−N−メチルテトラヒドロフラン−2−炭素ヘテロオキサミド)メチル)−3,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−1(2H)−ホルムアミド
Figure 2019527701
N−(5−シアノ−4−((1S,2S)−2−メトキシシクロブトキシ)ピリジン−2−イル)−7−ホルミル−6−(((R)−N−メチルテトラヒドロフラン−2−炭素ヘテロオキサミド)メチル)−3,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−1(2H)−ホルムアミドの製造方法は、実施例1を参照する。
MSm/z(ESI):549.2[M+H]
実施例35
N−(5−シアノ−4−((1R,2S)−2−メトキシシクロブトキシ)ピリジン−2−イル)−7−ホルミル−6−(((R)−N−メチルテトラヒドロフラン−2−炭素ヘテロオキサミド)メチル)−3,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−1(2H)−ホルムアミド
Figure 2019527701
N−(5−シアノ−4−((1R,2S)−2−メトキシシクロブトキシ)ピリジン−2−イル)−7−ホルミル−6−(((R)−N−メチルテトラヒドロフラン−2−炭素ヘテロオキサミド)メチル)−3,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−1(2H)−ホルムアミドの製造方法は、実施例1を参照する。
MSm/z(ESI):549.2[M+H]
実施例36
N−(5−シアノ−4−((1S,2R)−2−メトキシシクロブトキシ)ピリジン−2−イル)−7−ホルミル−6−(((R)−N−メチルテトラヒドロフラン−2−炭素ヘテロオキサミド)メチル)−3,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−1(2H)−ホルムアミド
Figure 2019527701
N−(5−シアノ−4−((1S,2R)−2−メトキシシクロブトキシ)ピリジン−2−イル)−7−ホルミル−6−(((R)−N−メチルテトラヒドロフラン−2−炭素ヘテロオキサミド)メチル)−3,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−1(2H)−ホルムアミドの製造方法は、実施例1を参照する。
MSm/z(ESI):549.2[M+H]
実施例37
N−(5−シアノ−4−(((1R,2R)−2−メトキシシクロブチル)アミノ)ピリジン−2−イル)−7−ホルミル−6−(((R)−N−メチルテトラヒドロフラン−2−炭素ヘテロオキサミド)メチル)−3,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−1(2H)−ホルムアミド
Figure 2019527701
N−(5−シアノ−4−(((1R,2R)−2−メトキシシクロブチル)アミノ)ピリジン−2−イル)−7−ホルミル−6−(((R)−N−メチルテトラヒドロフラン−2−炭素ヘテロオキサミド)メチル)−3,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−1(2H)−ホルムアミドの製造方法は、実施例1を参照する。
MSm/z(ESI):548.2[M+H]
実施例38
N−(5−シアノ−4−(((1S,2S)−2−メトキシシクロブチル)アミノ)ピリジン−2−イル)−7−ホルミル−6−(((R)−N−メチルテトラヒドロフラン−2−炭素ヘテロオキサミド)メチル)−3,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−1(2H)−ホルムアミド
Figure 2019527701
N−(5−シアノ−4−(((1S,2S)−2−メトキシシクロブチル)アミノ)ピリジン−2−イル)−7−ホルミル−6−(((R)−N−メチルテトラヒドロフラン−2−炭素ヘテロオキサミド)メチル)−3,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−1(2H)−ホルムアミドの製造方法は、実施例1を参照する。
MSm/z(ESI):548.2[M+H]
実施例39
N−(5−シアノ−4−(((1R,2S)−2−メトキシシクロブチル)アミノ)ピリジン−2−イル)−7−ホルミル−6−(((R)−N−メチルテトラヒドロフラン−2−炭素ヘテロオキサミド)メチル)−3,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−1(2H)−ホルムアミド
Figure 2019527701
N−(5−シアノ−4−(((1R,2S)−2−メトキシシクロブチル)アミノ)ピリジン−2−イル)−7−ホルミル−6−(((R)−N−メチルテトラヒドロフラン−2−炭素ヘテロオキサミド)メチル)−3,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−1(2H)−ホルムアミドの製造方法は、実施例1を参照する。
MSm/z(ESI):548.2[M+H]
実施例40
N−(5−シアノ−4−(((1S,2R)−2−メトキシシクロブチル)アミノ)ピリジン−2−イル)−7−ホルミル−6−(((R)−N−メチルテトラヒドロフラン−2−炭素ヘテロオキサミド)メチル)−3,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−1(2H)−ホルムアミド
Figure 2019527701
N−(5−シアノ−4−(((1S,2R)−2−メトキシシクロブチル)アミノ)ピリジン−2−イル)−7−ホルミル−6−(((R)−N−メチルテトラヒドロフラン−2−炭素ヘテロオキサミド)メチル)−3,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−1(2H)−ホルムアミドの製造方法は、実施例1を参照する。
MSm/z(ESI):548.2[M+H]
実施例41
(R)−N−(5−シアノ−3−フルオロ−4−((2−メトキシエチル)アミノ)ピリジン−2−イル)−7−ホルミル−6−((N−メチルテトラヒドロフラン−2−炭素ヘテロオキサミド)メチル)−3,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−1(2H)−ホルムアミド
Figure 2019527701
(R)−N−(5−シアノ−3−フルオロ−4−((2−メトキシエチル)アミノ)ピリジン−2−イル)−7−ホルミル−6−((N−メチルテトラヒドロフラン−2−炭素ヘテロオキサミド)メチル)−3,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−1(2H)−ホルムアミドの製造方法は、実施例1を参照する。
MSm/z(ESI):540.2[M+H]
実施例42
N−((R)−7−シアノ−2−(メトキシメチル)−2,3−ジヒドロフロ[3,2−c]ピリジン−4−イル)−7−ホルミル−6−(((R)−N−メチルテトラヒドロフラン−2−炭素ヘテロオキサミド)メチル)−3,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−1(2H)−ホルムアミド
Figure 2019527701
N−((R)−7−シアノ−2−(メトキシメチル)−2,3−ジヒドロフロ[3,2−c]ピリジン−4−イル)−7−ホルミル−6−(((R)−N−メチルテトラヒドロフラン−2−炭素ヘテロオキサミド)メチル)−3,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−1(2H)−ホルムアミドの製造方法は、実施例1を参照する。
MSm/z(ESI):535.2[M+H]
実施例43
N−((S)−7−シアノ−2−(メトキシメチル)−2,3−ジヒドロフロ[3,2−c]ピリジン−4−イル)−7−ホルミル−6−(((R)−N−メチルテトラヒドロフラン−2−炭素ヘテロオキサミド)メチル)−3,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−1(2H)−ホルムアミド
Figure 2019527701
N−((S)−7−シアノ−2−(メトキシメチル)−2,3−ジヒドロフロ[3,2−c]ピリジン−4−イル)−7−ホルミル−6−(((R)−N−メチルテトラヒドロフラン−2−炭素ヘテロオキサミド)メチル)−3,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−1(2H)−ホルムアミドの製造方法は、実施例1を参照する。
MSm/z(ESI):535.2[M+H]
実施例44
N−(5−シアノ−4−((2−メトキシエチル)アミノ)ピリジン−2−イル)−7−ホルミル−6−((3−メトキシ−2−カルボニルピロリジン−1−イル)メチル)−3,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−1(2H)−ホルムアミド
Figure 2019527701
ステップ1:フェニル7−(ジメトキシメチル)−6−((3−メトキシ−2−カルボニルピロリジン−1−イル)メチル)−3,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−1(2H)−カルボン酸エステル
Figure 2019527701
1−((2−(ジメトキシメチル)−5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−3−イル)メチル)−3−メトキシピロリジン−2−ケトン(91mg、0.27mmol)、ジフェニルカーボネート(70mg、0.33mmol)をTHF溶液(5mL)に混合し、N雰囲気下で、−78℃まで冷却し、LiHMDS(0.54mL、0.54mmol)のTHF溶液を滴下し、室温まで自然に昇温させ、一晩反応させる。飽和NHCl水溶液(2mL)を加え、EtOAc(50mL×2)で抽出し、有機相を飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濃縮した後、カラムクロマトグラフィーにより標題化合物フェニル7−(ジメトキシメチル)−6−((3−メトキシ−2−カルボニルピロリジン−1−イル)メチル)−3,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−1(2H)−カルボン酸エステル(61mg、49%)を得る。
HNMR(400MHz,CDCl)δ7.37(s,1H)、7.34−7.22(m,2H)、7.17−7.04(m,3H)、5.22(s,2H)、5.14(s,1H)、4.65(q,J=15.2Hz,2H)、3.94(t,J=7.3Hz,1H)、3.86(m,2H)、3.52(s,3H)、3.31(d,J=3.9Hz,6H)、3.19−3.00(m,1H)、2.74(t,J=6.6Hz,2H)、2.25(m,1H)、2.03−1.89(m,2H)、
MSm/z(ESI):456.1[M+H]
ステップ2:N−(5−シアノ−4−((2−メトキシエチル)アミノ)ピリジン−2−イル)−7−(ジメトキシメチル)−6−((3−メトキシ−2−カルボニルピロリジン−1−イル)メチル)−3,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−1(2H)−ホルムアミドの製造
Figure 2019527701
6−アミノ−4−((2−(メトキシエチル)ニコチノニトリル(34mg、0.18mmol)、フェニル7−(ジメトキシメチル)−6−((3−メトキシ−2−カルボニルピロリジン−1−イル)メチル)−3,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−1(2H)−カルボン酸エステル(68mg、0.15mmol)をTHF溶液(5mL)に混合し、N雰囲気下で、−78℃まで冷却し、LiHMDSのTHF(0.33mL、0.33mmol)溶液を滴下し、室温まで自然に昇温させ、一晩反応させる。飽和NHCl水溶液(50mL)を加え、EtOAc(50mL×2)で抽出し、有機相を飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濃縮した後、カラムクロマトグラフィーにより標題化合物N−(5−シアノ−4−((2−メトキシエチル)アミノ)ピリジン−2−イル)−7−(ジメトキシメチル)−6−((3−メトキシ−2−カルボニルピロリジン−1−イル)メチル)−3,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−1(2H)−ホルムアミド(51mg、46%)を得る。
HNMR(400MHz,CDCl)δ13.63(s,1H)、8.13(s,1H)、7.49(s,1H)、7.41(s,1H)、5.36(s,1H)、5.18(dd,J=12.5,7.5Hz,1H)、4.61(m,2H)、4.03−3.87(m,3H)、3.56(t,J=5.1Hz,2H)、3.52(s,3H)、3.42(t,J=5.3Hz,8H)、3.34(s,3H)、3.24(m,1H)、3.10(dm,1H)、2.74(t,J=6.2Hz,2H)、2.26(m,1H)、1.90(m,2H)、1.88−1.83(m,1H)、
MSm/z(ESI):554.2[M+H]
ステップ3:N−(5−シアノ−4−((2−メトキシエチル)アミノ)ピリジン−2−イル)−7−ホルミル−6−((3−メトキシ−2−カルボニルピロリジン−1−イル)メチル)−3,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−1(2H)−ホルムアミドの製造
Figure 2019527701
N−(5−シアノ−4−((2−メトキシエチル)アミノ)ピリジン−2−イル)−7−(ジメトキシメチル)−6−((3−メトキシ−2−カルボニルピロリジン−1−イル)メチル)−3,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−1(2H)−ホルムアミド(51mg、0.09mmol)をTHF/水(体積比:11/4、1.5mL)に溶解させ、濃HCl(0.15mL、1.8mmol)を加え、室温で2h反応させる。飽和NaHCO水溶液(5mL)を加え、酢酸エチル(50mL×2)で抽出し、有機相を飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濃縮した後、カラムクロマトグラフィーにより標題化合物N−(5−シアノ−4−((2−メトキシエチル)アミノ)ピリジン−2−イル)−7−ホルミル−6−((3−メトキシ−2−カルボニルピロリジン−1−イル)メチル)−3,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−1(2H)−ホルムアミド(15mg、32%)を得る。
HNMR(400MHz,CDCl)δ13.58(s,1H)、10.24(s,1H)、8.18(s,1H)、7.63(s,1H)、7.58(s,1H)、5.34(s,1H)、4.97(d,J=15.4Hz,1H)、4.90(d,J=15.4Hz,1H)、4.13−4.04(m,2H)、4.04−3.93(m,1H)、3.64(t,J=5.1Hz,2H)、3.59(s,3H)、3.51−3.47(m,2H)、3.42(s,3H)、3.41−3.35(m,1H)、3.34−3.22(m,1H)、2.92(t,J=6.3Hz,2H)、2.39−2.35(m,1H)、2.06−2.02(m,2H)、1.98−1.88(m,1H)、
MSm/z(ESI):508.2[M+H]
実施例45
(R)−N−(5−シアノ−4−((2−メトキシエチル)アミノ)ピリジン−2−イル)−7−ホルミル−6−((3−メトキシ−2−カルボニルピロリジン−1−イル)メチル)−3,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−1(2H)−ホルムアミド
Figure 2019527701
ステップ1:(R)−N−(5−シアノ−4−((2−メトキシエチル)アミノ)ピリジン−2−イル)−7−(ジメトキシメチル)−6−((3−メトキシ−2−カルボニルピロリジン−1−イル)メチル)−3,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−1(2H)−ホルムアミドの合成
Figure 2019527701
5℃で、6−アミノ−4−((2−メトキシエチル)アミノ)ニコチノニトリル(358mg、1.9mmol)のDMF(2.5mL)溶液をN,N’−カルボニルジ(1,2,4−トリアゾール)(306mg、1.9mmol)のDMF(2mL)溶液に徐々に滴下し、かつ5℃下で1時間撹拌する。その後に室温まで徐々に加熱し、また1.5h撹拌し、(R)−1−((2−(ジメトキシメチル)−5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−3−イル)メチル)−3−メトキシピロリジン−2−ケトン(250mg、0.75mmol)のDMF(2mL)溶液を滴下し、室温で一晩撹拌する。その後に水(20mL)を滴下し、反応液から析出した固体を濾過し、乾燥して(R)−N−(5−シアノ−4−((2−メトキシエチル)アミノ)ピリジン−2−イル)−7−(ジメトキシメチル)−6−((3−メトキシ−2−カルボニルピロリジン−1−イル)メチル)−3,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−1(2H)−ホルムアミド(0.28g、67%)を得る。
MSm/z(ESI):554.2[M+H]
ステップ2:(R)−N−(5−シアノ−4−((2−メトキシエチル)アミノ)ピリジン−2−イル)−7−ホルミル−6−((3−メトキシ−2−カルボニルピロリジン−1−イル)メチル)−3,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−1(2H)−ホルムアミドの合成
Figure 2019527701
(R)−N−(5−シアノ−4−((2−メトキシエチル)アミノ)ピリジン−2−イル)−7−ホルミル−6−((3−メトキシ−2−カルボニルピロリジン−1−イル)メチル)−3,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−1(2H)−ホルムアミドの製造方法は、実施例44のステップ3を参照する。
HNMR(400MHz,CDCl)δ13.58(s,1H)、10.24(s,1H)、8.18(s,1H)、7.63(s,1H)、7.58(s,1H)、5.34(s,1H)、4.97(d,J=15.4Hz,1H)、4.90(d,J=15.4Hz,1H)、4.13−4.04(m,2H)、4.04−3.93(m,1H)、3.64(t,J=5.1Hz,2H)、3.59(s,3H)、3.51−3.47(m,2H)、3.42(s,3H)、3.41−3.35(m,1H)、3.34−3.22(m,1H)、2.92(t,J=6.3Hz,2H)、2.39−2.35(m,1H)、2.06−2.02(m,2H)、1.98−1.88(m,1H)、
MSm/z(ESI):508.2[M+H]
実施例46
(S)−N−(5−シアノ−4−((2−メトキシエチル)アミノ)ピリジン−2−イル)−7−ホルミル−6−((3−メトキシ−2−カルボニルピロリジン−1−イル)メチル)−3,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−1(2H)−ホルムアミド
Figure 2019527701
(S)−N−(5−シアノ−4−((2−メトキシエチル)アミノ)ピリジン−2−イル)−7−ホルミル−6−((3−メトキシ−2−カルボニルピロリジン−1−イル)メチル)−3,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−1(2H)−ホルムアミドの製造方法は、実施例44を参照する。
HNMR(400MHz,CDCl)δ13.58(s,1H)、10.24(s,1H)、8.18(s,1H)、7.63(s,1H)、7.58(s,1H)、5.34(s,1H)、4.97(d,J=15.4Hz,1H)、4.90(d,J=15.4Hz,1H)、4.13−4.04(m,2H)、4.04−3.93(m,1H)、3.64(t,J=5.1Hz,2H)、3.59(s,3H)、3.51−3.47(m,2H)、3.42(s,3H)、3.41−3.35(m,1H)、3.34−3.22(m,1H)、2.92(t,J=6.3Hz,2H)、2.39−2.35(m,1H)、2.06−2.02(m,2H)、1.98−1.88(m,1H)、
MSm/z(ESI):508.2[M+H]
実施例47
(R)−N−(5−シアノ−4−(2−メトキシエトキシ)ピリジン−2−イル)−7−ホルミル−6−((3−メトキシ−2−カルボニルピロリジン−1−イル)メチル)−3,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−1(2H)−ホルムアミド
Figure 2019527701
(R)−N−(5−シアノ−4−(2−メトキシエトキシ)ピリジン−2−イル)−7−ホルミル−6−((3−メトキシ−2−カルボニルピロリジン−1−イル)メチル)−3,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−1(2H)−ホルムアミドの製造方法は、実施例44を参照する。
MSm/z(ESI):509.1[M+H]
実施例48
(S)−N−(5−シアノ−4−(2−メトキシエトキシ)ピリジン−2−イル)−7−ホルミル−6−((3−メトキシ−2−カルボニルピロリジン−1−イル)メチル)−3,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−1(2H)−ホルムアミド
Figure 2019527701
(S)−N−(5−シアノ−4−(2−メトキシエトキシ)ピリジン−2−イル)−7−ホルミル−6−((3−メトキシ−2−カルボニルピロリジン−1−イル)メチル)−3,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−1(2H)−ホルムアミドの製造方法は、実施例44を参照する。
MSm/z(ESI):509.1[M+H]
実施例49
N−(5−シアノ−4−(((R)−1−メトキシプロパン−2−イル)オキソ)ピリジン−2−イル)−7−ホルミル−6−(((R)−3−メトキシ−2−カルボニルピロリジン−1−イル)メチル)−3,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−1(2H)−ホルムアミド
Figure 2019527701
N−(5−シアノ−4−(((R)−1−メトキシプロパン−2−イル)オキソ)ピリジン−2−イル)−7−ホルミル−6−(((R)−3−メトキシ−2−カルボニルピロリジン−1−イル)メチル)−3,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−1(2H)−ホルムアミドの製造方法は、実施例44を参照する。
MSm/z(ESI):523.1[M+H]
実施例50
N−(5−シアノ−4−(((R)−1−メトキシプロパン−2−イル)オキソ)ピリジン−2−イル)−7−ホルミル−6−(((S)−3−メトキシ−2−カルボニルピロリジン−1−イル)メチル)−3,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−1(2H)−ホルムアミド
Figure 2019527701
N−(5−シアノ−4−(((R)−1−メトキシプロパン−2−イル)オキソ)ピリジン−2−イル)−7−ホルミル−6−(((S)−3−メトキシ−2−カルボニルピロリジン−1−イル)メチル)−3,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−1(2H)−ホルムアミドの製造方法は、実施例44を参照する。
HNMR(400MHz,CDCl)δ13.82(s,1H)、10.24(s,1H)、8.35(s,1H)、8.02(s,1H)、7.64(s,1H)、4.97(d,J=15.4Hz,1H)、4.90(d,J=15.4Hz,1H)、4.88−4.82(m,1H)、4.14−4.05(m,2H)、4.01(dd,J=13.5,6.3Hz,1H)、3.66(dd,J=10.7,6.6Hz,1H)、3.62−3.54(m,4H)、3.46−3.36(m,4H)、3.28(m,1H)、2.93(t,J=6.0Hz,2H),2.43−2.32(m,1H)、2.09−2.00(m,2H)、1.95(m,1H)、1.41(d,J=6.3Hz,3H)、
MSm/z(ESI):523.2[M+H]
実施例51
N−(5−シアノ−4−((S)−3−メトキシピロリジン−1−イル)ピリジン−2−イル)−7−ホルミル−6−(((R)−3−メトキシ−2−カルボニルピロリジン−1−イル)メチル)−3,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−1(2H)−ホルムアミド
Figure 2019527701
N−(5−シアノ−4−((S)−3−メトキシピロリジン−1−イル)ピリジン−2−イル)−7−ホルミル−6−(((R)−3−メトキシ−2−カルボニルピロリジン−1−イル)メチル)−3,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−1(2H)−ホルムアミドの製造方法は、実施例44を参照する。
MSm/z(ESI):534.1[M+H]
実施例52
N−(5−シアノ−4−((R)−3−メトキシピロリジン−1−イル)ピリジン−2−イル)−7−ホルミル−6−(((R)−3−メトキシ−2−カルボニルピロリジン−1−イル)メチル)−3,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−1(2H)−ホルムアミド
Figure 2019527701
N−(5−シアノ−4−((R)−3−メトキシピロリジン−1−イル)ピリジン−2−イル)−7−ホルミル−6−(((R)−3−メトキシ−2−カルボニルピロリジン−1−イル)メチル)−3,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−1(2H)−ホルムアミドの製造方法は、実施例44を参照する。
MSm/z(ESI):534.1[M+H]
実施例53
N−(5−シアノ−4−((S)−3−メトキシピロリジン−1−イル)ピリジン−2−イル)−7−ホルミル−6−(((S)−3−メトキシ−2−カルボニルピロリジン−1−イル)メチル)−3,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−1(2H)−ホルムアミド
Figure 2019527701
N−(5−シアノ−4−((S)−3−メトキシピロリジン−1−イル)ピリジン−2−イル)−7−ホルミル−6−(((S)−3−メトキシ−2−カルボニルピロリジン−1−イル)メチル)−3,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−1(2H)−ホルムアミドの製造方法は、実施例44を参照する。
HNMR(400MHz,CDCl)δ13.50(s,1H)、10.22(s,1H)、8.19(s,1H)、7.62(s,1H)、7.46(s,1H)、4.97(d,J=15.4Hz,1H)、4.90(d,J=15.4Hz,1H)、4.11−4.05(m,3H)、4.03−3.98(m,1H)、3.86−3.78(m,4H)、3.58(s,3H)、3.40−3.36(m,4H)、3.31−3.26(m,1H)、2.92(t,J=6.2Hz,2H)、2.42−2.33(m,1H)、2.25−2.19(m,1H)、2.05−1.92(m,4H)、
MSm/z(ESI):534.2[M+H]
実施例54
N−(5−シアノ−4−((R)−3−メトキシピロリジン−1−イル)ピリジン−2−イル)−7−ホルミル−6−(((S)−3−メトキシ−2−カルボニルピロリジン−1−イル)メチル)−3,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−1(2H)−ホルムアミド
Figure 2019527701
N−(5−シアノ−4−((R)−3−メトキシピロリジン−1−イル)ピリジン−2−イル)−7−ホルミル−6−(((S)−3−メトキシ−2−カルボニルピロリジン−1−イル)メチル)−3,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−1(2H)−ホルムアミドの製造方法は、実施例44を参照する。
HNMR(400MHz,CDCl)δ13.50(s,1H)、10.22(s,1H)、8.20(s,1H)、7.62(s,1H)、7.47(s,1H)、4.97(d,J=15.4Hz,1H)、4.90(d,J=15.4Hz,1H)、4.13−4.06(m,3H)、4.03−3.98(m,1H)、3.86−3.78(m,4H)、3.58(s,3H)、3.44−3.34(m,4H)、3.31−3.26(m,1H)、2.92(t,J=6.2Hz,2H)、2.41−2.34(m,1H)、2.25−2.20(m,1H)、2.05−1.93(m,4H)、
MSm/z(ESI):534.2[M+H]
実施例55
N−(5−シアノ−4−(((R)−テトラヒドロフラン−3−イル)チオ)ピリジン−2−イル)−7−ホルミル−6−(((R)−3−メトキシ−2−カルボニルピロリジン−1−イル)メチル)−3,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−1(2H)−ホルムアミド
Figure 2019527701
N−(5−シアノ−4−(((R)−テトラヒドロフラン−3−イル)チオ)ピリジン−2−イル)−7−ホルミル−6−(((R)−3−メトキシ−2−カルボニルピロリジン−1−イル)メチル)−3,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−1(2H)−ホルムアミドの製造方法は、実施例44を参照する。
MSm/z(ESI):537.1[M+H]
実施例56
N−(5−シアノ−4−(((S)−テトラヒドロフラン−3−イル)チオ)ピリジン−2−イル)−7−ホルミル−6−(((R)−3−メトキシ−2−カルボニルピロリジン−1−イル)メチル)−3,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−1(2H)−ホルムアミド
Figure 2019527701
N−(5−シアノ−4−(((S)−テトラヒドロフラン−3−イル)チオ)ピリジン−2−イル)−7−ホルミル−6−(((R)−3−メトキシ−2−カルボニルピロリジン−1−イル)メチル)−3,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−1(2H)−ホルムアミドの製造方法は、実施例44を参照する。
MSm/z(ESI):537.1[M+H]
実施例57
N−(5−シアノ−4−(((R)−テトラヒドロフラン−3−イル)チオ)ピリジン−2−イル)−7−ホルミル−6−(((S)−3−メトキシ−2−カルボニルピロリジン−1−イル)メチル)−3,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−1(2H)−ホルムアミド
Figure 2019527701
N−(5−シアノ−4−(((R)−テトラヒドロフラン−3−イル)チオ)ピリジン−2−イル)−7−ホルミル−6−(((S)−3−メトキシ−2−カルボニルピロリジン−1−イル)メチル)−3,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−1(2H)−ホルムアミドの製造方法は、実施例44を参照する。
MSm/z(ESI):537.1[M+H]
実施例58
N−(5−シアノ−4−(((S)−テトラヒドロフラン−3−イル)チオ)ピリジン−2−イル)−7−ホルミル−6−(((S)−3−メトキシ−2−カルボニルピロリジン−1−イル)メチル)−3,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−1(2H)−ホルムアミド
Figure 2019527701
N−(5−シアノ−4−(((S)−テトラヒドロフラン−3−イル)チオ)ピリジン−2−イル)−7−ホルミル−6−(((S)−3−メトキシ−2−カルボニルピロリジン−1−イル)メチル)−3,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−1(2H)−ホルムアミドの製造方法は、実施例44を参照する。
MSm/z(ESI):537.1[M+H]
実施例59
N−(5−シアノ−4−(((3S,4R)−4−メトキシテトラヒドロフラン−3−イル)アミノ)ピリジン−2−イル)−7−ホルミル−6−(((R)−3−メトキシ−2−カルボニルピロリジン−1−イル)メチル)−3,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−1(2H)−ホルムアミド
Figure 2019527701
N−(5−シアノ−4−(((3S,4R)−4−メトキシテトラヒドロフラン−3−イル)アミノ)ピリジン−2−イル)−7−ホルミル−6−(((R)−3−メトキシ−2−カルボニルピロリジン−1−イル)メチル)−3,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−1(2H)−ホルムアミドの製造方法は、実施例44を参照する。
MSm/z(ESI):550.1[M+H]
実施例60
N−(5−シアノ−4−(((3R,4S)−4−メトキシテトラヒドロフラン−3−イル)アミノ)ピリジン−2−イル)−7−ホルミル−6−(((R)−3−メトキシ−2−カルボニルピロリジン−1−イル)メチル)−3,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−1(2H)−ホルムアミド
Figure 2019527701
N−(5−シアノ−4−(((3R,4S)−4−メトキシテトラヒドロフラン−3−イル)アミノ)ピリジン−2−イル)−7−ホルミル−6−(((R)−3−メトキシ−2−カルボニルピロリジン−1−イル)メチル)−3,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−1(2H)−ホルムアミドの製造方法は、実施例44を参照する。
MSm/z(ESI):550.1[M+H]
実施例61
N−(5−シアノ−4−(((3S,4S)−4−メトキシテトラヒドロフラン−3−イル)オキソ)ピリジン−2−イル)−7−ホルミル−6−(((R)−3−メトキシ−2−カルボニルピロリジン−1−イル)メチル)−3,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−1(2H)−ホルムアミド
Figure 2019527701
N−(5−シアノ−4−(((3S,4S)−4−メトキシテトラヒドロフラン−3−イル)オキソ)ピリジン−2−イル)−7−ホルミル−6−(((R)−3−メトキシ−2−カルボニルピロリジン−1−イル)メチル)−3,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−1(2H)−ホルムアミドの製造方法は、実施例44を参照する。
MSm/z(ESI):551.1[M+H]
実施例62
N−(5−シアノ−4−(((3R,4R)−4−メトキシテトラヒドロフラン−3−イル)オキソ)ピリジン−2−イル)−7−ホルミル−6−(((R)−3−メトキシ−2−カルボニルピロリジン−1−イル)メチル)−3,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−1(2H)−ホルムアミド
Figure 2019527701
N−(5−シアノ−4−(((3R,4R)−4−メトキシテトラヒドロフラン−3−イル)オキソ)ピリジン−2−イル)−7−ホルミル−6−(((R)−3−メトキシ−2−カルボニルピロリジン−1−イル)メチル)−3,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−1(2H)−ホルムアミドの製造方法は、実施例44を参照する。
MSm/z(ESI):551.1[M+H]
実施例63
N−(5−シアノ−4−(((3S,4R)−4−メトキシテトラヒドロフラン−3−イル)アミノ)ピリジン−2−イル)−7−ホルミル−6−(((S)−3−メトキシ−2−カルボニルピロリジン−1−イル)メチル)−3,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−1(2H)−ホルムアミド
Figure 2019527701
N−(5−シアノ−4−(((3S,4R)−4−メトキシテトラヒドロフラン−3−イル)アミノ)ピリジン−2−イル)−7−ホルミル−6−(((S)−3−メトキシ−2−カルボニルピロリジン−1−イル)メチル)−3,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−1(2H)−ホルムアミドの製造方法は、実施例44を参照する。
MSm/z(ESI):550.1[M+H]
実施例64
N−(5−シアノ−4−(((3R,4S)−4−メトキシテトラヒドロフラン−3−イル)アミノ)ピリジン−2−イル)−7−ホルミル−6−(((S)−3−メトキシ−2−カルボニルピロリジン−1−イル)メチル)−3,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−1(2H)−ホルムアミド
Figure 2019527701
N−(5−シアノ−4−(((3R,4S)−4−メトキシテトラヒドロフラン−3−イル)アミノ)ピリジン−2−イル)−7−ホルミル−6−(((S)−3−メトキシ−2−カルボニルピロリジン−1−イル)メチル)−3,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−1(2H)−ホルムアミドの製造方法は、実施例44を参照する。
MSm/z(ESI):550.1[M+H]
実施例65
N−(5−シアノ−4−(((3S,4S)−4−メトキシテトラヒドロフラン−3−イル)オキソ)ピリジン−2−イル)−7−ホルミル−6−(((S)−3−メトキシ−2−カルボニルピロリジン−1−イル)メチル)−3,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−1(2H)−ホルムアミド
Figure 2019527701
N−(5−シアノ−4−(((3S,4S)−4−メトキシテトラヒドロフラン−3−イル)オキソ)ピリジン−2−イル)−7−ホルミル−6−(((S)−3−メトキシ−2−カルボニルピロリジン−1−イル)メチル)−3,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−1(2H)−ホルムアミドの製造方法は、実施例44を参照する。
MSm/z(ESI):551.1[M+H]
実施例66
N−(5−シアノ−4−(((3R,4R)−4−メトキシテトラヒドロフラン−3−イル)オキソ)ピリジン−2−イル)−7−ホルミル−6−(((S)−3−メトキシ−2−カルボニルピロリジン−1−イル)メチル)−3,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−1(2H)−ホルムアミド
Figure 2019527701
N−(5−シアノ−4−(((3R,4R)−4−メトキシテトラヒドロフラン−3−イル)オキソ)ピリジン−2−イル)−7−ホルミル−6−(((S)−3−メトキシ−2−カルボニルピロリジン−1−イル)メチル)−3,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−1(2H)−ホルムアミドの製造方法は、実施例44を参照する。
MSm/z(ESI):551.1[M+H]
実施例67
N−(5−シアノ−4−(((1S,2S)−2−メトキシシクロブチル)アミノ)ピリジン−2−イル)−7−ホルミル−6−(((R)−3−メトキシ−2−カルボニルピロリジン−1−イル)メチル)−3,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−1(2H)−ホルムアミド
Figure 2019527701
N−(5−シアノ−4−(((1S,2S)−2−メトキシシクロブチル)アミノ)ピリジン−2−イル)−7−ホルミル−6−(((R)−3−メトキシ−2−カルボニルピロリジン−1−イル)メチル)−3,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−1(2H)−ホルムアミドの製造方法は、実施例44を参照する。
MSm/z(ESI):534.1[M+H]
実施例68
N−(5−シアノ−4−(((1R,2R)−2−メトキシシクロブチル)アミノ)ピリジン−2−イル)−7−ホルミル−6−(((R)−3−メトキシ−2−カルボニルピロリジン−1−イル)メチル)−3,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−1(2H)−ホルムアミド
Figure 2019527701
N−(5−シアノ−4−(((1R,2R)−2−メトキシシクロブチル)アミノ)ピリジン−2−イル)−7−ホルミル−6−(((R)−3−メトキシ−2−カルボニルピロリジン−1−イル)メチル)−3,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−1(2H)−ホルムアミドの製造方法は、実施例44を参照する。
MSm/z(ESI):534.1[M+H]
実施例69
N−(5−シアノ−4−((1S,2S)−2−メトキシシクロブトキシ)ピリジン−2−イル)−7−ホルミル−6−(((R)−3−メトキシ−2−カルボニルピロリジン−1−イル)メチル)−3,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−1(2H)−ホルムアミド
Figure 2019527701
N−(5−シアノ−4−((1S,2S)−2−メトキシシクロブトキシ)ピリジン−2−イル)−7−ホルミル−6−(((R)−3−メトキシ−2−カルボニルピロリジン−1−イル)メチル)−3,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−1(2H)−ホルムアミドの製造方法は、実施例44を参照する。
MSm/z(ESI):535.1[M+H]
実施例70
N−(5−シアノ−4−((1R,2R)−2−メトキシシクロブトキシ)ピリジン−2−イル)−7−ホルミル−6−(((R)−3−メトキシ−2−カルボニルピロリジン−1−イル)メチル)−3,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−1(2H)−ホルムアミド
Figure 2019527701
N−(5−シアノ−4−((1R,2R)−2−メトキシシクロブトキシ)ピリジン−2−イル)−7−ホルミル−6−(((R)−3−メトキシ−2−カルボニルピロリジン−1−イル)メチル)−3,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−1(2H)−ホルムアミドの製造方法は、実施例44を参照する。
MSm/z(ESI):535.1[M+H]
実施例71
N−(5−シアノ−4−(((1S,2S)−2−メトキシシクロブチル)アミノ)ピリジン−2−イル)−7−ホルミル−6−(((S)−3−メトキシ−2−カルボニルピロリジン−1−イル)メチル)−3,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−1(2H)−ホルムアミド
Figure 2019527701
N−(5−シアノ−4−(((1S,2S)−2−メトキシシクロブチル)アミノ)ピリジン−2−イル)−7−ホルミル−6−(((S)−3−メトキシ−2−カルボニルピロリジン−1−イル)メチル)−3,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−1(2H)−ホルムアミドの製造方法は、実施例44を参照する。
MSm/z(ESI):534.1[M+H]
実施例72
N−(5−シアノ−4−(((1R,2R)−2−メトキシシクロブチル)アミノ)ピリジン−2−イル)−7−ホルミル−6−(((S)−3−メトキシ−2−カルボニルピロリジン−1−イル)メチル)−3,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−1(2H)−ホルムアミド
Figure 2019527701
N−(5−シアノ−4−(((1R,2R)−2−メトキシシクロブチル)アミノ)ピリジン−2−イル)−7−ホルミル−6−(((S)−3−メトキシ−2−カルボニルピロリジン−1−イル)メチル)−3,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−1(2H)−ホルムアミドの製造方法は、実施例44を参照する。
MSm/z(ESI):534.1[M+H]
実施例73
N−(5−シアノ−4−((1S,2S)−2−メトキシシクロブトキシ)ピリジン−2−イル)−7−ホルミル−6−(((S)−3−メトキシ−2−カルボニルピロリジン−1−イル)メチル)−3,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−1(2H)−ホルムアミド
Figure 2019527701
N−(5−シアノ−4−((1S,2S)−2−メトキシシクロブトキシ)ピリジン−2−イル)−7−ホルミル−6−(((S)−3−メトキシ−2−カルボニルピロリジン−1−イル)メチル)−3,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−1(2H)−ホルムアミドの製造方法は、実施例44を参照する。
MSm/z(ESI):534.1[M+H]
実施例74
N−(5−シアノ−4−((1R,2R)−2−メトキシシクロブトキシ)ピリジン−2−イル)−7−ホルミル−6−(((S)−3−メトキシ−2−カルボニルピロリジン−1−イル)メチル)−3,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−1(2H)−ホルムアミド
Figure 2019527701
N−(5−シアノ−4−((1R,2R)−2−メトキシシクロブトキシ)ピリジン−2−イル)−7−ホルミル−6−(((S)−3−メトキシ−2−カルボニルピロリジン−1−イル)メチル)−3,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−1(2H)−ホルムアミドの製造方法は、実施例44を参照する。
MSm/z(ESI):535.1[M+H]
実施例75
N−(5−シアノ−4−(((1S,2R)−2−メトキシシクロブチル)アミノ)ピリジン−2−イル)−7−ホルミル−6−(((R)−3−メトキシ−2−カルボニルピロリジン−1−イル)メチル)−3,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−1(2H)−ホルムアミド
Figure 2019527701
N−(5−シアノ−4−(((1S,2R)−2−メトキシシクロブチル)アミノ)ピリジン−2−イル)−7−ホルミル−6−(((R)−3−メトキシ−2−カルボニルピロリジン−1−イル)メチル)−3,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−1(2H)−ホルムアミドの製造方法は、実施例44を参照する。
MSm/z(ESI):534.1[M+H]
実施例76
N−(5−シアノ−4−(((1R,2S)−2−メトキシシクロブチル)アミノ)ピリジン−2−イル)−7−ホルミル−6−(((R)−3−メトキシ−2−カルボニルピロリジン−1−イル)メチル)−3,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−1(2H)−ホルムアミド
Figure 2019527701
N−(5−シアノ−4−(((1R,2S)−2−メトキシシクロブチル)アミノ)ピリジン−2−イル)−7−ホルミル−6−(((R)−3−メトキシ−2−カルボニルピロリジン−1−イル)メチル)−3,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−1(2H)−ホルムアミドの製造方法は、実施例44を参照する。
MSm/z(ESI):534.1[M+H]
実施例77
N−(5−シアノ−4−((1S,2R)−2−メトキシシクロブトキシ)ピリジン−2−イル)−7−ホルミル−6−(((R)−3−メトキシ−2−カルボニルピロリジン−1−イル)メチル)−3,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−1(2H)−ホルムアミド
Figure 2019527701
N−(5−シアノ−4−((1S,2R)−2−メトキシシクロブトキシ)ピリジン−2−イル)−7−ホルミル−6−(((R)−3−メトキシ−2−カルボニルピロリジン−1−イル)メチル)−3,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−1(2H)−ホルムアミドの製造方法は、実施例44を参照する。
MSm/z(ESI):535.1[M+H]
実施例78
N−(5−シアノ−4−(((1S,2R)−2−メトキシシクロブチル)アミノ)ピリジン−2−イル)−7−ホルミル−6−(((S)−3−メトキシ−2−カルボニルピロリジン−1−イル)メチル)−3,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−1(2H)−ホルムアミド
Figure 2019527701
N−(5−シアノ−4−(((1S,2R)−2−メトキシシクロブチル)アミノ)ピリジン−2−イル)−7−ホルミル−6−(((S)−3−メトキシ−2−カルボニルピロリジン−1−イル)メチル)−3,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−1(2H)−ホルムアミドの製造方法は、実施例44を参照する。
MSm/z(ESI):535.1[M+H]
実施例79
N−(5−シアノ−4−(((1S,2R)−2−メトキシシクロブチル)アミノ)ピリジン−2−イル)−7−ホルミル−6−(((S)−3−メトキシ−2−カルボニルピロリジン−1−イル)メチル)−3,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−1(2H)−ホルムアミド
Figure 2019527701
N−(5−シアノ−4−(((1S,2R)−2−メトキシシクロブチル)アミノ)ピリジン−2−イル)−7−ホルミル−6−(((S)−3−メトキシ−2−カルボニルピロリジン−1−イル)メチル)−3,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−1(2H)−ホルムアミドの製造方法は、実施例44を参照する。
MSm/z(ESI):534.1[M+H]
実施例80
N−(5−シアノ−4−(((1R,2S)−2−メトキシシクロブチル)アミノ)ピリジン−2−イル)−7−ホルミル−6−(((S)−3−メトキシ−2−カルボニルピロリジン−1−イル)メチル)−3,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−1(2H)−ホルムアミド
Figure 2019527701
N−(5−シアノ−4−(((1R,2S)−2−メトキシシクロブチル)アミノ)ピリジン−2−イル)−7−ホルミル−6−(((S)−3−メトキシ−2−カルボニルピロリジン−1−イル)メチル)−3,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−1(2H)−ホルムアミドの製造方法は、実施例44を参照する。
MSm/z(ESI):534.1[M+H]
実施例81
N−(5−シアノ−4−((1S,2R)−2−メトキシシクロブトキシ)ピリジン−2−イル)−7−ホルミル−6−(((S)−3−メトキシ−2−カルボニルピロリジン−1−イル)メチル)−3,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−1(2H)−ホルムアミド
Figure 2019527701
N−(5−シアノ−4−((1S,2R)−2−メトキシシクロブトキシ)ピリジン−2−イル)−7−ホルミル−6−(((S)−3−メトキシ−2−カルボニルピロリジン−1−イル)メチル)−3,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−1(2H)−ホルムアミドの製造方法は、実施例44を参照する。
MSm/z(ESI):535.1[M+H]
実施例82
N−(5−シアノ−4−((1R,2S)−2−メトキシシクロブトキシ)ピリジン−2−イル)−7−ホルミル−6−(((S)−3−メトキシ−2−カルボニルピロリジン−1−イル)メチル)−3,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−1(2H)−ホルムアミド
Figure 2019527701
N−(5−シアノ−4−((1R,2S)−2−メトキシシクロブトキシ)ピリジン−2−イル)−7−ホルミル−6−(((S)−3−メトキシ−2−カルボニルピロリジン−1−イル)メチル)−3,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−1(2H)−ホルムアミドの製造方法は、実施例44を参照する。
MSm/z(ESI):535.1[M+H]
実施例83
(S)−N−(5−シアノ−4−(オキセタン−3−イルアミノ)ピリジン−2−イル)−7−ホルミル−6−((3−メトキシ−2−カルボニルピロリジン−1−イル)メチル)−3,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−1(2H)−ホルムアミド
Figure 2019527701
(S)−N−(5−シアノ−4−(オキセタン−3−イルアミノ)ピリジン−2−イル)−7−ホルミル−6−((3−メトキシ−2−カルボニルピロリジン−1−イル)メチル)−3,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−1(2H)−ホルムアミドの製造方法は、実施例44を参照する。
HNMR(400MHz,CDCl):δ13.66(s,1H)、10.22(s,1H)、8.23(s,1H)、7.63(s,1H)、7.36(s,1H)、5.40(d,J=5.7Hz,1H)、5.08(t,J=6.8Hz,2H)、4.97(d,J=14.8Hz1H)、4.89(d,J=14.8Hz1H)、4.87−4.81(m,1H)、4.63(t,J=6.2Hz,2H)、4.13−4.03(m,2H)、3.99(t,J=7.2Hz,1H)、3.58(s,3H)、3.42−3.37(m,1H)、3.31−3.25(m,1H)、2.92(t,J=6.1Hz,2H)、2.39−2.35(m,1H)、2.08−2.01(m,2H)、1.98−1.91(m,1H)、
MSm/z(ESI):506.2[M+H]
実施例84
N−(5−シアノ−4−(((S)−テトラヒドロフラン−3−イル)アミノ)ピリジン−2−イル)−7−ホルミル−6−(((S)−3−メトキシ−2−カルボニルピロリジン−1−イル)メチル)−3,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−1(2H)−ホルムアミド
Figure 2019527701
N−(5−シアノ−4−(((S)−テトラヒドロフラン−3−イル)アミノ)ピリジン−2−イル)−7−ホルミル−6−(((S)−3−メトキシ−2−カルボニルピロリジン−1−イル)メチル)−3,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−1(2H)−ホルムアミドの製造方法は、実施例44を参照する。
HNMR(400MHz,CDCl):δ13.64(s,1H)、10.24(s,1H)、8.20(s,1H)、7.63(d,J=6.1Hz,2H)、5.09(s,1H)、4.97(d,J=14.8Hz1H)、4.90(d,J=14.8Hz,1H)、4.34−4.25(m,1H)、4.11−3.97(m,5H)、3.91−3.86(m,1H)、3.80(dd,J=9.6,2.8Hz,1H)、3.58(s,3H)、3.42−3.37(m,1H)、3.32−3.26(m,1H)、2.92(t,J=6.2Hz,2H)、2.48−2.33(m,2H)、2.07−2.01(m,2H)、1.99−1.89(m,2H)、
MSm/z(ESI):520.2[M+H]
実施例85
N−(5−シアノ−4−(((R)−テトラヒドロフラン−3−イル)アミノ)ピリジン−2−イル)−7−ホルミル−6−(((S)−3−メトキシ−2−カルボニルピロリジン−1−イル)メチル)−3,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−1(2H)−ホルムアミド
Figure 2019527701
N−(5−シアノ−4−(((R)−テトラヒドロフラン−3−イル)アミノ)ピリジン−2−イル)−7−ホルミル−6−(((S)−3−メトキシ−2−カルボニルピロリジン−1−イル)メチル)−3,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−1(2H)−ホルムアミドの製造方法は、実施例44を参照する。
HNMR(400MHz,CDCl):δ13.64(s,1H)、10.25(s,1H)、8.20(s,1H)、7.64(d,J=4.4Hz,2H)、5.13(s,1H)、4.97(d,J=14.8Hz1H)、4.90(d,J=14.8Hz,1H)、4.34−4.25(m,1H)、4.11−3.97(m,5H)、3.91−3.86(m,1H)、3.81(dd,J=9.6,2.8Hz,1H)、3.58(s,3H)、3.44−3.36(m,1H)、3.32−3.26(m,1H)、2.92(t,J=6.2Hz,2H)、2.50−2.32(m,2H)、2.01−2.07(m,2H)、1.99−1.91(m,2H)、
MSm/z(ESI):520.2[M+H]
実施例86
N−(5−シアノ−4−(((トランス)−4−メトキシテトラヒドロフラン−3−イル)アミノ)ピリジン−2−イル)−7−ホルミル−6−(((S)−3−メトキシ−2−カルボニルピロリジン−1−イル)メチル)−3,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−1(2H)−ホルムアミド
Figure 2019527701
N−(5−シアノ−4−(((トランス)−4−メトキシテトラヒドロフラン−3−イル)アミノ)ピリジン−2−イル)−7−ホルミル−6−(((S)−3−メトキシ−2−カルボニルピロリジン−1−イル)メチル)−3,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−1(2H)−ホルムアミドの製造方法は、実施例44を参照する。
HNMR(400MHz,CDCl)δ13.65(s,1H)、10.23(s,1H)、8.21(s,1H)、7.77(s,1H)、7.63(s,1H)、5.02−4.88(m,3H)、4.16−4.06(m,5H)、4.00(t,J=7.2Hz,1H)、3.92−3.88(m,1H)、3.85−3.80(m,2H)、3.58(s,3H)、3.54(s,3H)、3.42−3.36(m,1H)、3.32−3.25(m,1H)、2.92(t,J=6.3Hz,2H)、2.43−2.35(m,1H)、2.05−1.93(m,3H)、
MSm/z(ESI):550.2[M+H]
実施例87
N−(5−シアノ−4−(((R)−テトラヒドロフラン−3−イル)アミノ)ピリジン−2−イル)−7−ホルミル−6−(((R)−3−メトキシ−2−カルボニルピロリジン−1−イル)メチル)−3,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−1(2H)−ホルムアミド
Figure 2019527701
N−(5−シアノ−4−(((R)−テトラヒドロフラン−3−イル)アミノ)ピリジン−2−イル)−7−ホルミル−6−(((R)−3−メトキシ−2−カルボニルピロリジン−1−イル)メチル)−3,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−1(2H)−ホルムアミドの製造方法は、実施例44を参照する。
HNMR(400MHz,CDCl)δ13.63(s,1H)、10.22(s,1H)、8.19(s,1H)、7.63(s,1H)、7.60(s,1H)、5.11(d,J=6.5Hz,1H)、4.96(d,J=15.2Hz,1H)、4.88(d,J=15.2Hz,1H)、4.42−4.20(m,1H)、4.12−4.06(m,2H)、4.06−3.96(m,3H)、3.91−3.88(m,1H)、3.82−3.79(m,1H)、3.58(s,3H)、3.47−3.34(m,1H)、3.32−3.26(m,1H)、2.93(t,J=6.2Hz,2H)、2.45−2.36(m,2H)、2.15−1.88(m,4H)、
MSm/z(ESI):520.2[M+H]
実施例88
N−(5−シアノ−4−(((S)−テトラヒドロフラン−3−イル)アミノ)ピリジン−2−イル)−7−ホルミル−6−(((R)−3−メトキシ−2−カルボニルピロリジン−1−イル)メチル)−3,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−1(2H)−ホルムアミド
Figure 2019527701
N−(5−シアノ−4−(((S)−テトラヒドロフラン−3−イル)アミノ)ピリジン−2−イル)−7−ホルミル−6−(((R)−3−メトキシ−2−カルボニルピロリジン−1−イル)メチル)−3,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−1(2H)−ホルムアミドの製造方法は、実施例44を参照する。
MSm/z(ESI):520.2[M+H]
実施例89
N−(5−シアノ−4−(((R)−1−メトキシプロパン−2−イル)アミノ)ピリジン−2−イル)−7−ホルミル−6−(((S)−3−メトキシ−2−カルボニルピロリジン−1−イル)メチル)−3,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−1(2H)−ホルムアミド
Figure 2019527701
N−(5−シアノ−4−(((R)−1−メトキシプロパン−2−イル)アミノ)ピリジン−2−イル)−7−ホルミル−6−(((S)−3−メトキシ−2−カルボニルピロリジン−1−イル)メチル)−3,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−1(2H)−ホルムアミドの製造方法は、実施例44を参照する。
HNMR(400MHz,CDCl)δ13.55(s,1H)、10.22(s,1H)、8.17(s,1H)、7.63(s,1H)、7.60(s,1H)、5.20−5.14(m,1H)、4.97(d,J=15.4Hz,1H)、4.90(d,J=15.4Hz,1H)、4.10−4.05(m,2H)、4.02−3.98(m,1H)、3.96−3.90(m,1H)、3.58(s,3H)、3.53−3.48(m,1H)、3.47−3.43(m,1H)、3.41−3.36(m,4H)、3.31−3.26(m,1H)、2.92(t,J=6.3Hz,2H)、2.41−2.32(m,1H)、2.06−1.93(m,3H)、1.32(d,J=6.6Hz,3H)、
MSm/z(ESI):522.2[M+H]
実施例90
N−(5−シアノ−4−(((S)−1−メトキシプロパン−2−イル)アミノ)ピリジン−2−イル)−7−ホルミル−6−(((S)−3−メトキシ−2−カルボニルピロリジン−1−イル)メチル)−3,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−1(2H)−ホルムアミド
Figure 2019527701
N−(5−シアノ−4−(((S)−1−メトキシプロパン−2−イル)アミノ)ピリジン−2−イル)−7−ホルミル−6−(((S)−3−メトキシ−2−カルボニルピロリジン−1−イル)メチル)−3,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−1(2H)−ホルムアミドの製造方法は、実施例44を参照する。
HNMR(400MHz,CDCl)δ13.55(s,1H)、10.21(s,1H)、8.15(s,1H)、7.61(s,1H)、7.59(s,1H)、5.18(d,J=7.8Hz,1H)、4.90(d,J=15.6Hz,1H)、4.88(d,J=15.6Hz,1H)、4.16−3.87(m,4H)、3.58(s,3H)、3.49−3.43(m,2H)、3.39(s,3H)、3.34−3.21(m,2H)、2.91(t,J=6.2Hz,2H)、2.45−2.36(m,1H)、2.20−1.86(m,3H)、1.32−1.30(d,J=6.8Hz,3H)、
MSm/z(ESI):522.2[M+H]
実施例91
N−(5−シアノ−4−(((R)−1−メトキシプロパン−2−イル)アミノ)ピリジン−2−イル)−7−ホルミル−6−(((R)−3−メトキシ−2−カルボニルピロリジン−1−イル)メチル)−3,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−1(2H)−ホルムアミドの製造
Figure 2019527701
ステップ1:ジフェニル(R)−(5−シアノ−4−((1−メトキシプロパン−2−イル)アミノ)ピリジン−2−イル)ビスカルバマート
Figure 2019527701
室温下で、(R)−6−アミノ−4−((1−メトキシプロパン−2−イル)アミノ)ニコチノニトリル(1g、4.9mmol)をCHCl(10mL)に溶解させ、順にピリジン(1.92g、24mmol)、フェニルクロロホルメート(1.9g、12mmol)を加え、室温で5時間撹拌し、その後に反応液をCHCl(100mL)で希釈し、有機相を順に水(10mL)と飽和食塩水(15mL)で洗浄し、かつ無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濃縮した後、カラムクロマトグラフィーにより化合物ジフェニル(R)−(5−シアノ−4−((1−メトキシプロパン−2−イル)アミノ)ピリジン−2−イル)ビスカルバマート(1.56g、72%)を得る。
MSm/z(ESI):447.2[M+H]
ステップ2:N−(5−シアノ−4−(((R)−1−メトキシプロパン−2−イル)アミノ)ピリジン−2−イル)−7−(ジメトキシメチル)−6−(((R)−3−メトキシ−2−カルボニルピロリジン−1−イル)メチル)−3,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−1(2H)−ホルムアミドの合成
Figure 2019527701
室温下で、(R)−1−((2−(ジメトキシメチル)−5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−3−イル)メチル)−3−メトキシピロリジン−2−ケトン(0.3g、0.9mmol)、ジフェニル(R)−(5−シアノ−4−((1−メトキシプロパン−2−イル)アミノ)ピリジン−2−イル)ビスカルバマート(0.64g、1.3mmol)をトルエン(10mL)に溶解させ、105℃まで加熱し、該温度下で8時間撹拌し、その後に反応物を室温まで冷却する。CHCl(100mL)で希釈し、有機相を順に水(10mL)と飽和食塩水(15mL)で洗浄し、かつ無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濃縮した後、カラムクロマトグラフィーにより化合物N−(5−シアノ−4−(((R)−1−メトキシプロパン−2−イル)アミノ)ピリジン−2−イル)−7−(ジメトキシメチル)−6−(((R)−3−メトキシ−2−カルボニルピロリジン−1−イル)メチル)−3,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−1(2H)−ホルムアミド(0.23g、45%)を得る。
HNMR(400MHz,CDCl)δ13.70(s,1H)、8.23(s,1H)、7.61(s,1H)、7.47(s,1H)、5.43(s,1H)、5.12(m,1H)、4.73(d,J=15.2Hz,1H)、4.64(d,J=15.2Hz,1H)、4.01−3.99(m,3H)、3.96−3.91(m,1H)、3.59(s,3H)、3.53−3.51(m,1H)、3.50(s,3H)、3.49(s,3H)、3.46−3.42(m,1H)、3.40(s,3H)、3.34−3.28(m,1H)、3.21−3.14(m,1H)、2.82(t,J=6.2Hz,2H)、2.37−2.12(m,1H)、2.05−1.87(m,3H)、1.30(d,J=6.6Hz,3H)、
MSm/z(ESI):568.2[M+H]
ステップ3:N−(5−シアノ−4−(((R)−1−メトキシプロパン−2−イル)アミノ)ピリジン−2−イル)−7−ホルミル−6−(((R)−3−メトキシ−2−カルボニルピロリジン−1−イル)メチル)−3,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−1(2H)−ホルムアミドの合成
Figure 2019527701
N−(5−シアノ−4−(((R)−1−メトキシプロパン−2−イル)アミノ)ピリジン−2−イル)−7−ホルミル−6−(((R)−3−メトキシ−2−カルボニルピロリジン−1−イル)メチル)−3,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−1(2H)−ホルムアミドの製造は、実施例44のステップ3と同様である。
HNMR(400MHz,CDCl)δ13.55(s,1H)、10.21(s,1H)、8.15(s,1H)、7.61(s,1H)、7.59(s,1H)、5.18(d,J=7.8Hz,1H)、4.90(d,J=15.6Hz,1H)、4.88(d,J=15.6Hz,1H)、4.16−3.87(m,4H)、3.58(s,3H)、3.49−3.43(m,2H)、3.39(s,3H)、3.34−3.21(m,2H)、2.91(t,J=6.2Hz,2H)、2.45−2.36(m,1H)、2.20−1.86(m,3H)、1.32−1.30(d,J=6.8Hz,3H)、
MSm/z(ESI):522.2[M+H]
実施例92
N−(5−シアノ−4−(((S)−1−メトキシプロパン−2−イル)アミノ)ピリジン−2−イル)−7−ホルミル−6−(((R)−N−メチルテトラヒドロフラン−2−炭素ヘテロオキサミド)メチル)−3,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−1(2H)−ホルムアミド
Figure 2019527701
N−(5−シアノ−4−(((S)−1−メトキシプロパン−2−イル)アミノ)ピリジン−2−イル)−7−ホルミル−6−(((R)−N−メチルテトラヒドロフラン−2−炭素ヘテロオキサミド)メチル)−3,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−1(2H)−ホルムアミドの製造方法は、実施例1を参照する。
HNMR(400MHz,CDCl):δ14.20−13.80(m,1H)、10.50−10.30(m,1H)、8.50−8.35(m,2H)、7.65−7.45(m,1H)、5.18−4.80(m,2H)、4.70−4.40(m,1H)、4.10−3.80(m,4H)、3.45−3.25(m,6H)、3.05−2.75(m,5H)、2.35−1.70(m,6H)、1.25(d,J=6.4Hz,3H)、
MSm/z(ESI):536.2[M+H]
実施例93
N−(5−シアノ−4−(((R)−1−メトキシプロパン−2−イル)アミノ)ピリジン−2−イル)−7−ホルミル−6−(((R)−N−メチルテトラヒドロフラン−2−炭素ヘテロオキサミド)メチル)−3,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−1(2H)−ホルムアミド
Figure 2019527701
N−(5−シアノ−4−(((R)−1−メトキシプロパン−2−イル)アミノ)ピリジン−2−イル)−7−ホルミル−6−(((R)−N−メチルテトラヒドロフラン−2−炭素ヘテロオキサミド)メチル)−3,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−1(2H)−ホルムアミドの製造方法は、実施例1を参照する。
HNMR(400MHz,CDCl):δ14.20−13.80(m,1H)、10.50−10.30(m,1H)、8.50−8.35(m,2H)、7.65−7.45(m,1H)、5.18−4.80(m,2H)、4.70−4.40(m,1H)、4.10−3.80(m,4H)、3.45−3.25(m,6H)、3.05−2.75(m,5H)、2.3−1.705(m,6H)、1.25(d,J=6.4Hz,3H)、
MSm/z(ESI):536.2[M+H]
実施例94
N−(5−シアノ−4−(((S)−テトラヒドロフラン−3−イル)アミノ)ピリジン−2−イル)−7−ホルミル−6−(((R)−N−メチルテトラヒドロフラン−2−炭素ヘテロオキサミド)メチル)−3,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−1(2H)−ホルムアミド
Figure 2019527701
N−(5−シアノ−4−(((S)−テトラヒドロフラン−3−イル)アミノ)ピリジン−2−イル)−7−ホルミル−6−(((R)−N−メチルテトラヒドロフラン−2−炭素ヘテロオキサミド)メチル)−3,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−1(2H)−ホルムアミドの製造方法は、実施例1を参照する。
HNMR(400MHz,CDCl):δ13.61(m,1H)、10.25(m,1H)、8.20(s,1H)、7.55(m,2H)、4.75(m,4H)、4.30(m,1H)、4.00(m,8H)、3.00(m,5H)、2.04(m,8H)、
MSm/z(ESI):534.2[M+H]
実施例95
N−(5−シアノ−4−(((R)−テトラヒドロフラン−3−イル)アミノ)ピリジン−2−イル)−7−ホルミル−6−(((R)−N−メチルテトラヒドロフラン−2−炭素ヘテロオキサミド)メチル)−3,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−1(2H)−ホルムアミド
Figure 2019527701
N−(5−シアノ−4−(((R)−テトラヒドロフラン−3−イル)アミノ)ピリジン−2−イル)−7−ホルミル−6−(((R)−N−メチルテトラヒドロフラン−2−炭素ヘテロオキサミド)メチル)−3,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−1(2H)−ホルムアミドの製造方法は、実施例1を参照する。
HNMR(400MHz,CDCl):δ13.60(m,1H)、10.25(s,1H)、8.21(s,1H)、7.59(m,2H)、5.10(m,3H)、4.80(m,1H)、4.30(m,1H)、4.00(m,9H)、3.00(m,6H)、2.10(m,6H)、
MSm/z(ESI):534.2[M+H]
実施例96
N−(5−シアノ−4−(((トランス)−4−メトキシテトラヒドロフラン−3−イル)アミノ)ピリジン−2−イル)−7−ホルミル−6−(((R)−N−メチルテトラヒドロフラン−2−炭素ヘテロオキサミド)メチル)−3,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−1(2H)−ホルムアミド
Figure 2019527701
N−(5−シアノ−4−(((トランス)−4−メトキシテトラヒドロフラン−3−イル)アミノ)ピリジン−2−イル)−7−ホルミル−6−(((R)−N−メチルテトラヒドロフラン−2−炭素ヘテロオキサミド)メチル)−3,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−1(2H)−ホルムアミドの製造方法は、実施例1を参照する。
HNMR(400MHz,CDCl)δ13.70−13.58(m,1H)、10.27−10.22(m,1H)、8.21(s,1H)、7.77(s,1H)、7.63−7.45(m,1H)、5.22−5.09(m,1H)、5.02−4.85(m,2H)、4.76−4.71(m,1H)、4.17−4.06(m,5H)、4.03−3.97(m,1H)、3.94−3.88(m,2H)、3.85−3.80(m,2H)、3.54(s,3H)、3.10(s,2H)、2.96−2.88(m,3H)、2.35−2.20(m,1H)、2.17−1.96(m,5H)、
MSm/z(ESI):564.2[M+H]
実施例97
(R)−N−(5−シアノ−4−((2−メトキシエチル)アミノ)ピリジン−2−イル)−6−((1−エチル−N−メチルピロリジン−2−炭素ヘテロオキサミド)メチル)−7−ホルミル−3,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−1(2H)−ホルムアミド
Figure 2019527701
(R)−N−(5−シアノ−4−((2−メトキシエチル)アミノ)ピリジン−2−イル)−6−((1−エチル−N−メチルピロリジン−2−炭素ヘテロオキサミド)メチル)−7−ホルミル−3,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−1(2H)−ホルムアミドの製造方法は、実施例1を参照する。
HNMR(400MHz,CDCl):δ13.50(m,1H)、10.25(m,1H)、8.17(s,1H)、7.56(m,2H)、5.31(m,1H)、5.07(m,2H)、4.08(m,2H)、3.64(m,3H)、3.49(m,3H)、3.41(s,3H)、2.94(m,7H)、2.46(m,1H)、2.03(m,6H)、1.28(m,3H)、
MSm/z(ESI):549.3[M+H]
実施例98
N−(5−シアノ−4−((2−メトキシエチル)アミノ)ピリジン−2−イル)−7−ホルミル−6−((N−メチルテトラヒドロ−2H−ピラン−4−炭素ヘテロオキサミド)メチル)−3,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−1(2H)−ホルムアミド
Figure 2019527701
N−(5−シアノ−4−((2−メトキシエチル)アミノ)ピリジン−2−イル)−7−ホルミル−6−((N−メチルテトラヒドロ−2H−ピラン−4−炭素ヘテロオキサミド)メチル)−3,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−1(2H)−ホルムアミドの製造方法は、実施例1を参照する。
HNMR(400MHz,CDCl):δ13.64(m,1H)、10.30(s,1H)、8.20(s,1H)、7.54(m,2H)、5.50(m,1H)、5.04(m,2H)、4.05(m,4H)、3.65(m,2H)、3.50(m,7H)、3.00(m,3H)、2.90(m,3H)、2.03(m,4H)、1.65(m,2H)、
MSm/z(ESI):536.2[M+H]
実施例99
(S)−N−(5−シアノ−4−((テトラヒドロフラン−3−イル)アミノ)ピリジン−2−イル)−7−ホルミル−6−((N−メチルテトラヒドロ−2H−ピラン−4−炭素ヘテロオキサミド)メチル)−3,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−1(2H)−ホルムアミド
Figure 2019527701
(S)−N−(5−シアノ−4−((テトラヒドロフラン−3−イル)アミノ)ピリジン−2−イル)−7−ホルミル−6−((N−メチルテトラヒドロ−2H−ピラン−4−炭素ヘテロオキサミド)メチル)−3,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−1(2H)−ホルムアミドの製造方法は、実施例1を参照する。
HNMR(400MHz,CDCl):δ13.68(m,1H)、10.27(m,1H)、8.21(m,1H)、7.53(m,2H)、5.15(m,1H)、5.03(m,2H)、4.30(m,1H)、4.00(m,8H)、3.48(m,2H)、3.08(m,3H)、2.90(m,3H)、2.03(m,8H)、
MSm/z(ESI):548.2[M+H]
実施例100
N−(5−シアノ−4−(((R)−1−メトキシプロパン−2−イル)アミノ)ピリジン−2−イル)−7−ホルミル−6−(((S)−N−メチルテトラヒドロフラン−3−炭素ヘテロオキサミド)メチル)−3,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−1(2H)−ホルムアミド
Figure 2019527701
N−(5−シアノ−4−(((R)−1−メトキシプロパン−2−イル)アミノ)ピリジン−2−イル)−7−ホルミル−6−(((S)−N−メチルテトラヒドロフラン−3−炭素ヘテロオキサミド)メチル)−3,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−1(2H)−ホルムアミドの製造方法は、実施例1を参照する。
MSm/z(ESI):536.2[M+H]
実施例101
N−(5−シアノ−4−(((R)−1−メトキシプロパン−2−イル)アミノ)ピリジン−2−イル)−7−ホルミル−6−(((R)−N−メチルテトラヒドロフラン−3−炭素ヘテロオキサミド)メチル)−3,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−1(2H)−ホルムアミド
Figure 2019527701
N−(5−シアノ−4−(((R)−1−メトキシプロパン−2−イル)アミノ)ピリジン−2−イル)−7−ホルミル−6−(((R)−N−メチルテトラヒドロフラン−3−炭素ヘテロオキサミド)メチル)−3,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−1(2H)−ホルムアミドの製造方法は、実施例1を参照する。
MSm/z(ESI):536.2[M+H]
実施例102
N−(5−シアノ−4−(((S)−テトラヒドロフラン−3−イル)アミノ)ピリジン−2−イル)−7−ホルミル−6−(((S)−N−メチルテトラヒドロフラン−3−炭素ヘテロオキサミド)メチル)−3,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−1(2H)−ホルムアミド
Figure 2019527701
N−(5−シアノ−4−(((S)−テトラヒドロフラン−3−イル)アミノ)ピリジン−2−イル)−7−ホルミル−6−(((S)−N−メチルテトラヒドロフラン−3−炭素ヘテロオキサミド)メチル)−3,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−1(2H)−ホルムアミドの製造方法は、実施例1を参照する。
MSm/z(ESI):534.2[M+H]
実施例103
N−(5−シアノ−4−(((R)−テトラヒドロフラン−3−イル)アミノ)ピリジン−2−イル)−7−ホルミル−6−(((S)−N−メチルテトラヒドロフラン−3−炭素ヘテロオキサミド)メチル)−3,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−1(2H)−ホルムアミド
Figure 2019527701
N−(5−シアノ−4−(((R)−テトラヒドロフラン−3−イル)アミノ)ピリジン−2−イル)−7−ホルミル−6−(((S)−N−メチルテトラヒドロフラン−3−炭素ヘテロオキサミド)メチル)−3,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−1(2H)−ホルムアミドの製造方法は、実施例1を参照する。
MSm/z(ESI):534.2[M+H]
実施例104
N−(5−シアノ−4−(((S)−テトラヒドロフラン−3−イル)アミノ)ピリジン−2−イル)−7−ホルミル−6−(((R)−N−メチルテトラヒドロフラン−3−炭素ヘテロオキサミド)メチル)−3,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−1(2H)−ホルムアミド
Figure 2019527701
N−(5−シアノ−4−(((S)−テトラヒドロフラン−3−イル)アミノ)ピリジン−2−イル)−7−ホルミル−6−(((R)−N−メチルテトラヒドロフラン−3−炭素ヘテロオキサミド)メチル)−3,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−1(2H)−ホルムアミドの製造方法は、実施例1を参照する。
MSm/z(ESI):534.2[M+H]
実施例105
N−(5−シアノ−4−(((R)−テトラヒドロフラン−3−イル)アミノ)ピリジン−2−イル)−7−ホルミル−6−(((R)−N−メチルテトラヒドロフラン−3−炭素ヘテロオキサミド)メチル)−3,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−1(2H)−ホルムアミド
Figure 2019527701
N−(5−シアノ−4−(((R)−テトラヒドロフラン−3−イル)アミノ)ピリジン−2−イル)−7−ホルミル−6−(((R)−N−メチルテトラヒドロフラン−3−炭素ヘテロオキサミド)メチル)−3,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−1(2H)−ホルムアミドの製造方法は、実施例1を参照する。
MSm/z(ESI):534.2[M+H]
実施例106
(S)−N−(5−シアノ−4−(3−メトキシピロリジン−1−イル)ピリジン−2−イル)−7−ホルミル−6−((2−メトキシ−N−メチルアセトアミド)メチル)−3,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−1(2H)−ホルムアミド
Figure 2019527701
(S)−N−(5−シアノ−4−(3−メトキシピロリジン−1−イル)ピリジン−2−イル)−7−ホルミル−6−((2−メトキシ−N−メチルアセトアミド)メチル)−3,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−1(2H)−ホルムアミドの製造方法は、実施例1を参照する。
HNMR(400MHz,CDCl)δ13.54−13.40(m,1H)、10.26−10.22(m,1H)、8.20(s,1H)、7.63−7.40(m,2H)、5.08−4.96(m,2H)、4.18(s,1H)、4.11−4.05(m,4H)、3.84−3.77(m,4H)、3.49(s,2H)、3.39−3.35(m,4H)、3.01−2.96(m,3H)、2.95−2.87(m,2H)、2.26−2.19(m,1H)、2.08−1.99(m,3H)、
MSm/z(ESI):522.2[M+H]
実施例107
(R)−N−(5−シアノ−4−(3−メトキシピロリジン−1−イル)ピリジン−2−イル)−7−ホルミル−6−((2−メトキシ−N−メチルアセトアミド)メチル)−3,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−1(2H)−ホルムアミド
Figure 2019527701
(R)−N−(5−シアノ−4−(3−メトキシピロリジン−1−イル)ピリジン−2−イル)−7−ホルミル−6−((2−メトキシ−N−メチルアセトアミド)メチル)−3,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−1(2H)−ホルムアミドの製造方法は、実施例1を参照する。
HNMR(400MHz,CDCl)δ13.54−13.40(m,1H)、10.26−10.22(m,1H)、8.20(s,1H)、7.63−7.40(m,2H)、5.08−4.96(m,2H)、4.18(s,1H)、4.11−4.05(m,4H)、3.84−3.77(m,4H)、3.49(s,2H)、3.39−3.35(m,4H)、3.01−2.96(m,3H)、2.95−2.87(m,2H)、2.25−2.19(m,1H)、2.08−1.99(m,3H)、
MSm/z(ESI):522.2[M+H]
実施例108
N−(5−シアノ−4−(((トランス)−4−メトキシテトラヒドロフラン−3−イル)アミノ)ピリジン−2−イル)−7−ホルミル−6−((2−メトキシ−N−メチルアセトアミド)メチル)−3,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−1(2H)−ホルムアミド
Figure 2019527701
N−(5−シアノ−4−(((トランス)−4−メトキシテトラヒドロフラン−3−イル)アミノ)ピリジン−2−イル)−7−ホルミル−6−((2−メトキシ−N−メチルアセトアミド)メチル)−3,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−1(2H)−ホルムアミドの製造方法は、実施例1を参照する。
HNMR(400MHz,CDCl)δ13.70−13.56(m,1H)、10.26−10.22(m,1H)、8.21(s,1H)、7.77(s,1H)、7.63−7.41(m,1H)、5.07(d,J=2.6Hz,1H)、5.03−4.96(m,2H)、4.19−4.07(m,7H)、3.92−3.89(m,1H)、3.86−3.81(m,2H)、3.55−3.53(m,3H)、3.49(s,2H)、3.36(s,1H)、3.02−2.97(m,3H)、2.95−2.89(m,2H)、2.08−2.00(m,2H)、
MSm/z(ESI):538.2[M+H]
実施例109
(R)−N−(5−シアノ−4−((2−メトキシエチル)アミノ)ピリジン−2−イル)−7−ホルミル−6−((N−((テトラヒドロフラン−2−イル)メチル)アセトアミド)メチル)−3,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−1(2H)−ホルムアミド
Figure 2019527701
ステップ1:(R)−1−(2−(ジメトキシメチル)−5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−3−イル)−N−((テトラヒドロフラン−2−イル)メチル)メチルアミンの製造
Figure 2019527701
100mLの一ツ口フラスコで、2−(ジメトキシメチル)−5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−3−ホルムアルデヒド(1.0g、4.2mmol)と(R)−(テトラヒドロフラン−2−イル)メチルアミン(0.6g、5.9mmol)をメタノール(35mL)に溶解させ、シアノ水素化ホウ素ナトリウム(0.68g、10.8mmol)を加え、室温条件下で一晩撹拌する。LC−MSを用いて原料が完全に反応したと監視すると、反応を停止させ、減圧濃縮した後、カラムクロマトグラフィーにより(R)−1−(2−(ジメトキシメチル)−5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−3−イル)−N−((テトラヒドロフラン−2−イル)メチル)メチルアミン(0.75g、55%)を得る。
MSm/z(ESI):322.0[M+H]
ステップ2:(R)−N−((2−(ジメトキシメチル)−5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−3−イル)メチル)−N−((テトラヒドロフラン−2−イル)メチル)アセトアミドの製造
Figure 2019527701
100mLの一ツ口フラスコで、(R)−N−((2−(ジメトキシメチル)−5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−3−イル)メチル)−N−((テトラヒドロフラン−2−イル)メチル)アセトアミド(150mg、0.47mmol)をジクロロメタン(15mL)に溶解させ、無水酢酸(57mg、0.56mmol)とDIPEA(0.3mL)を加え、室温条件下で一晩撹拌する。反応を停止させ、水(50mL)を加え、反応を終了させ、酢酸エチル(50mL×2)で抽出し、有機相を合わせ、飽和塩化ナトリウム(50mL)で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、減圧濃縮した後、カラムクロマトグラフィーにより分離して、(R)−N−((2−(ジメトキシメチル)−5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−3−イル)メチル)−N−((テトラヒドロフラン−2−イル)メチル)アセトアミド(90mg、53%)を得る。
MSm/z(ESI):364.2[M+H]
ステップ3:(R)−N−(5−シアノ−4−((2−メトキシエチル)アミノ)ピリジン−2−イル)−7−ホルミル−6−((N−((テトラヒドロフラン−2−イル)メチル)アセトアミド)メチル)−3,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−1(2H)−ホルムアミドの製造
Figure 2019527701
100mLの一ツ口フラスコで、6−アミノ−4−((2−メトキシエチル)アミノ)ニコチノニトリル(90mg、0.47mmol)を無水DMF(1mL)に溶解させ、氷浴で0℃まで冷却し、ジ(1H−1,2,4−トリアゾール−1−イル)ケトン(80mg、0.48mmol)をDMF(1mL)に溶解させ、上記溶液に滴下し、10分間後に滴下を終了させ、0℃で45分間撹拌し続け、その後に室温下で90分間撹拌し、(R)−N−((2−(ジメトキシメチル)−5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−3−イル)メチル)−N−((テトラヒドロフラン−2−イル)メチル)アセトアミド(70mg、0.19mmol)をDMF(1.5mL)に溶解させ、上記反応に加え、室温条件下で一晩撹拌する。反応を停止させ、水(40mL)を加え、反応を終了させ、酢酸エチル(40mL×2)で抽出し、有機相を合わせ、飽和塩化ナトリウム(50mL)で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、濃縮した後、調製した薄層クロマトグラフィーにより分離して、(R)−N−(5−シアノ−4−((2−メトキシエチル)アミノ)ピリジン−2−イル)−7−ホルミル−6−((N−((テトラヒドロフラン−2−イル)メチル)アセトアミド)メチル)−3,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−1(2H)−ホルムアミド(32mg、31%)を得る。
MSm/z(ESI):582.2[M+H]
ステップ4、(R)−N−(5−シアノ−4−((2−メトキシエチル)アミノ)ピリジン−2−イル)−7−ホルミル−6−((N−((テトラヒドロフラン−2−イル)メチル)アセトアミド)メチル)−3,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−1(2H)−ホルムアミドの製造
Figure 2019527701
100mLの一ツ口フラスコで、(R)−N−(5−シアノ−4−((2−メトキシエチル)アミノ)ピリジン−2−イル)−7−ホルミル−6−((N−((テトラヒドロフラン−2−イル)メチル)アセトアミド)メチル)−3,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−1(2H)−ホルムアミド(36.0mg、0.06mmol)をテトラヒドロフラン(5mL)に溶解させ、4mol/Lの塩酸(1.5mL)を加え、室温条件下で4h撹拌する。反応を停止させ、飽和炭酸水素ナトリウム溶液(30mL)を加え、酢酸エチル(30mL×2)で抽出し、有機相を合わせ、反応を終了させ、酢酸エチル(40mL×2)で抽出し、有機相を合わせ、飽和塩化ナトリウム(30mL)で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、濃縮した後、調製した薄層クロマトグラフィーにより分離して、(R)−N−(5−シアノ−4−((2−メトキシエチル)アミノ)ピリジン−2−イル)−7−ホルミル−6−((N−((テトラヒドロフラン−2−イル)メチル)アセトアミド)メチル)−3,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−1(2H)−ホルムアミド(26.0mg、78%)を得る。
HNMR(400MHz,CDCl)δ13.55(d,J=34.0Hz,1H)、10.25(d,J=34.0Hz,1H)、8.18(d,J=2.8Hz,1H)、7.58(t,2H)、5.33(s,1H)、5.17−5.00(m,2H)、4.14−4.04(m,3H)、3.88−3.62(m,4H)、3.51−3.43(m,3H)、3.41(s,3H)、3.25(m,1H)、3.93(m,2H)、2.25(s,2H)、2.05(m,4H)、1.97(m,2H)、1.47(m,1H)、
MSm/z(ESI):536.2[M+H]
実施例110
(R)−N−(5−シアノ−4−((2−メトキシエチル)アミノ)ピリジン−2−イル)−7−ホルミル−6−((N−((テトラヒドロフラン−2−イル)メチル)ホルミルアミノ)メチル)−3,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−1(2H)−ホルムアミド
Figure 2019527701
(R)−N−(5−シアノ−4−((2−メトキシエチル)アミノ)ピリジン−2−イル)−7−ホルミル−6−((N−((テトラヒドロフラン−2−イル)メチル)ホルミルアミノ)メチル)−3,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−1(2H)−ホルムアミドの製造方法は、実施例109を参照する。
HNMR(400MHz,CDCl)δ13.61−13.52(m,1H)、10.24(s,1H)、8.28(s,1H)、8.18(s,1H)、7.66−7.59(m,2H)、5.32(s,1H)、5.14−5.00(m,2H)、4.11−3.62(m,7H)、3.51−3.47(m,2H)、3.41(s,3H)、3.28−3.23(m,2H)、2.96−2.83(m,2H)、2.06−1.95(m,5H)、1.57−1.41(m,1H)、
MSm/z(ESI):522.2[M+H]
実施例111
(S)−N−(5−シアノ−4−((2−メトキシエチル)アミノ)ピリジン−2−イル)−7−ホルミル−6−((N−((テトラヒドロフラン−2−イル)メチル)アセトアミド)メチル)−3,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−1(2H)−ホルムアミド
Figure 2019527701
(S)−N−(5−シアノ−4−((2−メトキシエチル)アミノ)ピリジン−2−イル)−7−ホルミル−6−((N−((テトラヒドロフラン−2−イル)メチル)アセトアミド)メチル)−3,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−1(2H)−ホルムアミドの製造方法は、実施例109を参照する。
HNMR(400MHz,CDCl)δ13.65−13.5(m,1H)、10.25(d,J=34.0Hz,1H)、8.18(d,J=2.8Hz,1H)、7.65−7.46(m,2H)、5.33(s,1H)、5.17−5.00(m,2H)、4.14−4.04(m,3H)、3.88−3.62(m,4H)、3.51−3.43(m,3H)、3.41(s,3H)、3.29−3.25(m,1H)、2.95−2.89(m,2H)、2.25(s,2H)、2.07−1.99(m,4H)、1.95−1.85(m,2H)、1.53−1.43(m,1H)、
MSm/z(ESI):536.2[M+H]
実施例112
(S)−N−(5−シアノ−4−((2−メトキシエチル)アミノ)ピリジン−2−イル)−7−ホルミル−6−((N−((テトラヒドロフラン−2−イル)メチル)ホルミルアミノ)メチル)−3,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−1(2H)−ホルムアミド
Figure 2019527701
(S)−N−(5−シアノ−4−((2−メトキシエチル)アミノ)ピリジン−2−イル)−7−ホルミル−6−((N−((テトラヒドロフラン−2−イル)メチル)ホルミルアミノ)メチル)−3,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−1(2H)−ホルムアミドの製造方法は、実施例109を参照する。
HNMR(400MHz,CDCl)δ13.60−13.52(m,1H)、10.24(s,1H)、8.28(s,1H)、8.18(s,1H)、7.66−7.50(m,2H)、5.32(s,1H)、5.14−5.00(m,2H)、4.11−3.62(m,7H)、3.51−3.47(m,2H)、3.41(s,3H)、3.30−3.25(m,2H)、2.96−2.89(m,2H)、2.06−1.95(m,5H)、1.53−1.43(m,1H)、
MSm/z(ESI):522.2[M+H]
実施例113
(R)−N−(5−シアノ−4−((2−メトキシエチル)アミノ)ピリジン−2−イル)−7−ホルミル−6−((N−((テトラヒドロフラン−3−イル)アセトアミド)メチル)−3,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−1(2H)−ホルムアミド
Figure 2019527701
(R)−N−(5−シアノ−4−((2−メトキシエチル)アミノ)ピリジン−2−イル)−7−ホルミル−6−((N−((テトラヒドロフラン−3−イル)アセトアミド)メチル)−3,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−1(2H)−ホルムアミドの製造方法は、実施例109を参照する。
HNMR(400MHz,DMSO−d):δ13.57−13.45(m,1H)、10.28(s,1H)、8.22(s,1H)、7.57(s,1H)、7.46(s,1H)、6.84(s,1H)、5.32(m,2H)、4.95(m,2H)、4.09(m,2H)、3.95(m,1H)、3.60−3.78(m,4H)、3.57(m,2H)、3.07(s,3H)、2.93(m,2H)、2.35(s,3H)、2.04(m,2H)、1.70(m,2H)、
MSm/z(ESI):522.2[M+H]
実施例114
(S)−N−(5−シアノ−4−((2−メトキシエチル)アミノ)ピリジン−2−イル)−7−ホルミル−6−((N−(テトラヒドロフラン−3−イル)ホルミルアミノ)メチル)−3,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−1(2H)−ホルムアミド
Figure 2019527701
(S)−N−(5−シアノ−4−((2−メトキシエチル)アミノ)ピリジン−2−イル)−7−ホルミル−6−((N−(テトラヒドロフラン−3−イル)ホルミルアミノ)メチル)−3,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−1(2H)−ホルムアミドの製造方法は、実施例109を参照する。
HNMR(400MHz,DMSO−d):δ13.57−13.46(m,1H)、10.27(s,1H)、8.43(s,1H)、8.19(s,1H)、7.60(s,1H)、7.52(s,1H)、5.40(s,1H)、5.05(s,2H)、4.33−4.28(m,2H)、4.11−4.06(m,2H)、4.02−3.92(m,1H)、3.60−3.75(m,6H)、3.52−3.49(m,2H)、3.42(s,3H)、2.96−2.89(m,2H)、2.08−2.01(m,2H)、
MSm/z(ESI):508.2[M+H]
生物学的試験評価
1、FGFR4酵素学実験
本実験は、蛍光共鳴エネルギー移動(TR−FRET)の方法を用いて、化合物のFGFR4キナーゼ活性に対する阻害作用を測定し、かつ化合物のFGFR4キナーゼ活性に対する半数阻害濃度IC50を得る。
1)384ウェルプレートに、1〜5uLのFGFR4酵素溶液を加え、酵素最終濃度を0.1〜5nMとする。
2)勾配希釈した化合物溶液を1〜5uL加える。
3)最終濃度が5〜50nMの基質ポリペプチドと、最終濃度が10〜200uMのATPとを含む基質混合液を1〜5uL加える。
4)室温で0.5〜3時間インキュベートする。
5)10uLのEDTAと、標識抗体を含む検出液とを加え、室温で1時間インキュベートする。
6)ELISAリーダーで各ウェルプレートの665nm蛍光信号の値を測定する。
7)蛍光信号の値により阻害率を計算する。
8)異なる濃度の阻害率に基づいて、カーブフィッティングにより、化合物のIC50を得て、具体的な実施例の酵素学的活性を表1に示す。
2、FGFR1酵素学実験
本実験は、蛍光共鳴エネルギー移動(TR−FRET)の方法を用いて、化合物のFGFR1キナーゼ活性に対する阻害作用を測定し、かつ化合物のFGFR1キナーゼ活性に対する半数阻害濃度IC50を得る。
1)384ウェルプレートに、1〜5uLのFGFR1酵素溶液を加え、酵素最終濃度を0.1〜5nMとする。
2)勾配希釈した化合物溶液を1〜5uL加える。
3)最終濃度が5〜50nMの基質ポリペプチドと、最終濃度が10〜200uMのATPとを含む基質混合液を1〜5uL加える。
4)室温で0.5〜3時間インキュベートする。
5)10uLのEDTAと、標識抗体を含む検出液とを加え、室温で1時間インキュベートする。
6)ELISAリーダーで各ウェルプレートの665nm蛍光信号の値を測定する。
7)蛍光信号の値により阻害率を計算する。
異なる濃度の阻害率に基づいて、カーブフィッティングにより、化合物のIC50を得て、具体的な実施例の酵素学的活性を表1に示す。
Figure 2019527701
具体的な実施例の化合物の酵素学的活性に対するデータから分かるように、本発明の一連の化合物は、FGFR4キナーゼ活性に対して強い阻害作用を有するが、FGFR1キナーゼ活性に対して、ほとんど阻害作用を有していない。したがって、本発明の一連の化合物は、FGFR4キナーゼ活性に対して、非常に高い選択性を有する。
3、Hep3B細胞増殖阻害実験
本実験は、CellTiter−Gloの方法を用いて、化合物のHep3B細胞増殖に対する阻害作用を測定し、かつ化合物が細胞増殖活性を阻害する半数阻害濃度IC50を得る。
1)96ウェル細胞培養プレート内に、Hep3B細胞懸濁液を50〜100uL接種し、密度を1〜5×10細胞/mLとし、培養プレートをインキュベータ(37℃、5%CO)内で16〜24時間培養する。
2)培養プレート内の細胞に勾配希釈した異なる濃度の被検化合物溶液を加え、培養プレートをインキュベータ(37℃、5%CO)内で72時間インキュベートする。
3)各ウェルにCellTiter−Glo試薬を50〜100uL加え、室温で5〜30分間振動するか又は静置する。
4)ELISAリーダーで各プレートの化学発光信号の値を測定する。
5)化学発光信号の値により阻害率を計算する。
6)異なる濃度の阻害率に基づいて、カーブフィッティングにより、化合物のIC50を得て、具体的な実施例の細胞活性を表2に示す。
4、HuH−7細胞増殖阻害実験
本実験は、CellTiter−Gloの方法を用いて、化合物のHuH−7細胞増殖に対する阻害作用を測定し、かつ化合物が細胞増殖活性を阻害する半数阻害濃度IC50を得る。
1)96ウェル細胞培養プレート内に、HuH−7細胞懸濁液を50〜100uL接種し、密度を1〜5×10細胞/mLとし、培養プレートをインキュベータ(37℃、5%CO)内で16〜24時間培養する。
2)培養プレート内の細胞に勾配希釈した異なる濃度の被検化合物溶液を加え、培養プレートをインキュベータ(37℃、5%CO)内で72時間インキュベートする。
3)各ウェルにCellTiter−Glo試薬を50〜100uL加え、室温で5〜30分間振動するか又は静置する。
4)ELISAリーダーで各プレートの化学発光信号の値を測定する。
5)化学発光信号の値により阻害率を計算する。
6)異なる濃度の阻害率に基づいて、カーブフィッティングにより、化合物のIC50を得て、具体的な実施例の細胞活性を表2に示す。
5、SK−HEP−1細胞増殖阻害実験
本実験は、CellTiter−Gloの方法を用いて、化合物のSK−HEP−1細胞増殖に対する阻害作用を測定し、かつ化合物が細胞増殖活性を阻害する半数阻害濃度IC50を得る。
1)96ウェル細胞培養プレート内に、SK−HEP−1細胞懸濁液を50〜100uL接種し、密度を1〜5×10細胞/mLとし、培養プレートをインキュベータ(37℃、5%CO)内で16〜24時間培養する。
2)培養プレート内の細胞に勾配希釈した異なる濃度の被検化合物溶液を加え、培養プレートをインキュベータ(37℃、5%CO)内で72時間インキュベートする。
3)各ウェルにCellTiter−Glo試薬を50〜100uL加え、室温で5〜30分間振動するか又は静置する。
4)ELISAリーダーで各プレートの化学発光信号の値を測定する。
5)化学発光信号の値により阻害率を計算する。
異なる濃度の阻害率に基づいて、カーブフィッティングにより、化合物のIC50を得て、具体的な実施例の細胞活性を表2に示す。
Figure 2019527701
具体的な実施例の化合物の細胞活性に対するデータから分かるように、本発明の一連の化合物は、FGF19とFGFR4を高発現するHep3BとHuH−7細胞増殖活性に対して、強い阻害作用を有するが、FGF19とFGFR4を低発現するSK−HEP−1細胞増殖に対して、阻害作用を有してらず、優れた細胞活性と選択性を示す。
6、ラットのPK分析
本発明の好ましい実施例のラットの薬物動態学実験は、SDラット(上海傑思捷実験動物有限公司)を用いて行う。
投与方法:1回胃内投与。
投与量:5mg/10ml/kg。
製剤の配合成分:0.5%CMCと1%Tween80、超音波で溶解させる。
サンプリング時間点:投与後の0.5、1、2、4、6、8及び24時間。
試料処理:
1、静脈から1.0mLの血を採取し、K2EDTA試験管中に置き、室温で5〜20分間1000〜3000g遠心分離して血漿を分離し、−80℃で保存する。
2、40uLの血漿試料を160uLのアセトニトリル沈殿に加え、混合後に5〜20分間500〜2000×g遠心分離する。
3、100uLの処理後の溶液を用いて、被検化合物の濃度にLC/MS/MS分析を行い、LC/MS/MS分析機器は、ABSciexAPI4000を用いる。
液体クロマトグラフィー分析:
液体クロマトグラフィー条件:ShimadzuLC−20ADポンプ
カラムクロマトグラフィー:phenomenexGemiu5umC1850×4.6mm
移動相:A液を0.1%ギ酸水溶液とし、B液をアセトニトリルとし、
流速:0.8mL/min
溶出時間:0〜3.5分間、溶出液は以下のとおりである:
Figure 2019527701
質量分析:
質量分析計の設定条件:陽イオンエレクトロスプレーイオン化(ESI)モード。
WinNonlin6.1で計算して主なパラメータを得て、ラットの薬物動態学実験結果を以下の表3に示す。
Figure 2019527701
表中のラットの薬物動態学実験結果からわかるように、本発明の実施例の化合物は、優れた代謝特性を示し、暴露量AUCと最高血中濃度Cmaxは、いずれも優れている。
7、FGFR4薬効試験ステップ及び試験結果
7.1試薬及び材料
Hep3B2.1−7細胞株は、中国科学院細胞バンクから購入され、MEM細胞培地、ウシ胎児血清、トリプシンは、LifeTechnologies会社から購入され、細胞培養フラスクは、Corning会社から購入され、使い捨て細胞計数盤は、Eppendorf会社から購入され、トリパンブルー溶液は、Sigma会社から購入される。使い捨て滅菌注射器は、国薬集団薬業から購入され、使い捨てマウス胃内投与針は、FUCHIGAMI会社から購入され、眼科手術用ハサミと眼科手術用鉗子は、国薬集団から購入される。BALB/cA−nudeヌードマウスは、5〜7週、♀、上海西普爾−必凱実験動物有限公司から購入される。
7.2細胞培養と細胞懸濁液の製造
a、細胞バンクからHep3B細胞を得て、MEM培地(MEM+10%FBS+1%Glu+1%SP)を用いて細胞を解凍し,解凍後の細胞を細胞培養フラスク(フラスクの壁に細胞種類、日取り、培養者の名前等のマークが付けられている)に入れて、COインキュベータに置いて培養する(インキュベータの温度を37℃とし、COの濃度を5%とする)。
b、細胞を培養フラスク底部で80−90%集密になるまで培養すると継代し、継代後に細胞をCOインキュベータで培養し続ける。細胞数がin vitro薬効の要求を満たすまで、該過程を繰り返す。
c、培養細胞を収集し、全自動細胞計数装置で計数し、計数結果に応じてPBSで細胞を再懸濁して、細胞懸濁液(密度7×10/mL)を製造し、氷皿に置いて使用に備える。
7.3細胞接種、腫瘍測定:
1、接種前に細胞を均一に混合し、1mL注射器で0.5mLの細胞懸濁液を抽出し、気泡を除去し、その後に注射器をアイスバッグに置いて使用に備える。
2、左手でヌードマウスを固定し、75%アルコールでヌードマウスの右側背部の皮膚を消毒し、30秒後に接種する。
3、接種時、右手で1mL注射器を持って、ヌードマウスの右側背部の左肩よりも右側の肩部部位で、0.1mLの細胞懸濁液を皮下接種し、接種の合間に、注射器をアイスバッグに置く。試験ヌードマウスに順に接種する。
4、腫瘍増殖の状況に応じて、接種後の14〜16日に腫瘍を測定し、かつ腫瘍の大きさを計算する。
腫瘍体積の計算:腫瘍体積(mm)=長さ(mm)×幅(mm)×幅(mm)/2
5、腫瘍の大きさに応じて、無作為に群に分ける。
6、治療薬物の投与を開始した後、毎週、腫瘍を測定し、2回重さを量る。
7、Excel等のソフトウェアを用いてデータを処理する。
7.4投与:
1、投与前にヌードマウスの番号を照合し、重さを量り、1mL注射器の針を除去し、8号マウス用胃内投与針で、対応する体積の薬物を抽出し、空気を除去して使用に備える。
2、左手でヌードマウスを固定し、右手で注射器を持って胃内投与し、試験ヌードマウスに順に胃内投与する。
3、投与頻度:2回/日。
*溶媒:0.5%のCMC/1%のポリソルベート80。
7.5 試験結果を以下の表4に示す。
Figure 2019527701
7.6結果
上記結果から分かるように、上記実施例の腫瘍抑制率は明らかであり、一部の実施例の化合物は、一定の時間内で、腫瘍の大きさを小さくし、ひいては腫瘍を除去することができる。

Claims (17)

  1. 下記一般式(I)の化合物、その立体異性体又はその薬学的に許容される塩。
    Figure 2019527701
    (式中、
    は、水素、重水素、ハロゲン、ヒドロキシル基、メルカプト基、シアノ基、ニトロ基、アジド基、C1−8アルキル基、ハロゲン化C1−8アルキル基、C3−8シクロアルキル基、3〜8員のヘテロ環基、3〜8員のヘテロ環オキシ基、3〜8員のヘテロ環チオ基、−C0−8−S(O)、−C0−8−O−R10、−C0−8−C(O)OR10、−C0−8−C(O)R11、−C0−8−O−C(O)R11、−C0−8−NR1213、−C0−8−C(O)NR1213、−N(R12)−C(O)R11又は−N(R12)−C(O)OR10から選択され、
    は、水素、重水素、ハロゲン、ヒドロキシル基、メルカプト基、シアノ基、ニトロ基、アジド基、C1−8アルキル基、C2−8アルケニル基、C2−8アルキニル基、C3−8シクロアルキル基、3〜8員のヘテロ環基、3〜8員のヘテロ環オキシ基、3〜8員のヘテロ環チオ基、−C0−8−S(O)、−C0−8−O−R10、−C0−8−C(O)OR10、−C0−8−C(O)R11、−C0−8−O−C(O)R11、−C0−8−NR1213、−C0−8−C(O)NR1213、−N(R12)−C(O)R11又は−N(R12)−C(O)OR10から選択され、
    好ましくは、さらに、ハロゲン、ヒドロキシル基、アルキル基、ハロゲン化C1−8アルキル基、C3−8シクロアルキル基、3〜8員のヘテロ環基、3〜8員のヘテロ環オキシ基、3〜8員のヘテロ環チオ基、−C0−8−S(O)、−C0−8−O−R10、−C0−8−C(O)OR10、−C0−8−C(O)R11、−C0−8−O−C(O)R11、−C0−8−NR1213、−C0−8−C(O)NR1213、−N(R12)−C(O)R11又は−N(R12)−C(O)OR10から選択される1つ以上の置換基で置換され、
    或いは、RとRは、直接結合した炭素原子と共に5〜7員の環基又は5〜7員のヘテロ環基を形成し、好ましくは、さらにハロゲン、メルカプト基、シアノ基、ニトロ基、アジド基、C1−8アルキル基、C2−8アルケニル基、C2−8アルキニル基、ハロゲン化C1−8アルキル基、C3−8シクロアルキル基、3〜8員のヘテロ環基、3〜8員のヘテロ環オキシ基、3〜8員のヘテロ環チオ基、C5−10アリール基、C5−10アリールオキシ基、C5−10アリールチオ基、5〜10員のヘテロアリール基、5〜10員のヘテロアリールオキシ基、5〜10員のヘテロアリールチオ基、−C0−8−S(O)、−C0−8−O−R10、−C0−8−C(O)OR10、−C0−8−C(O)R11、−C0−8−O−C(O)R11、−C0−8−NR1213、−C0−8−C(O)NR1213、−N(R12)−C(O)R11又は−N(R12)−C(O)OR10から選択される1つ以上の置換基で置換され、
    は、水素、重水素、ハロゲン、ヒドロキシル基、メルカプト基、シアノ基、チオシアノ基、ニトロ基、アジド基、C1−8アルキル基、C2−8アルケニル基、C2−8アルキニル基、C3−8シクロアルキル基、3〜8員のヘテロ環基、C1−8アルキルオキシ基、C3−8シクロアルコキシ基又は3〜8員のヘテロ環オキシ基から選択され、
    好ましくは、さらにハロゲン、ヒドロキシル基、メルカプト基、シアノ基、ニトロ基、アジド基、C1−8アルキル基、C2−8アルケニル基、C2−8アルキニル基、ハロゲン化C1−8アルキル基、C3−8シクロアルキル基、3〜8員のヘテロ環基、3〜8員のヘテロ環オキシ基、3〜8員のヘテロ環チオ基、C5−10アリール基、C5−10アリールオキシ基、C5−10アリールチオ基、5〜10員のヘテロアリール基、5〜10員のヘテロアリールオキシ基、5〜10員のヘテロアリールチオ基、−C0−8−S(O)、−C0−8−O−R10、−C0−8−C(O)OR10、−C0−8−C(O)R11、−C0−8−O−C(O)R11、−C0−8−NR1213、−C0−8−C(O)NR1213、−N(R12)−C(O)R11又は−N(R12)−C(O)OR10から選択される1つ以上の置換基で置換され、
    は、水素、重水素、C1−8アルキル基、C2−8アルケニル基、C2−8アルキニル基、−C0−8−C(O)R11、C3−8シクロアルキル基又は3〜8員のヘテロ環基から選択され、好ましくは、さらにハロゲン、ヒドロキシル基、メルカプト基、シアノ基、ニトロ基、アジド基、C1−8アルキル基、C2−8アルケニル基、C2−8アルキニル基、ハロゲン化C1−8アルキル基、C3−8シクロアルキル基、3〜8員のヘテロ環基、3〜8員のヘテロ環オキシ基、3〜8員のヘテロ環チオ基、C5−10アリール基、C5−10アリールオキシ基、C5−10アリールチオ基、5〜10員のヘテロアリール基、5〜10員のヘテロアリールオキシ基、5〜10員のヘテロアリールチオ基、−C0−8−S(O)、−C0−8−O−R10、−C0−8−C(O)OR10、−C0−8−O−C(O)R11、−C0−8−O−C(O)R11、−C0−8−NR1213、−C0−8−C(O)NR1213、−N(R12)−C(O)R11又は−N(R12)−C(O)OR10から選択される1つ以上の置換基で置換され、
    は、C1−8アルキル基又は3〜8員のヘテロ環基から選択され、好ましくは、さらにハロゲン、ヒドロキシル基、メルカプト基、シアノ基、ニトロ基、アジド基、C1−8アルキル基、C2−8アルケニル基、C2−8アルキニル基、ハロゲン化C1−8アルキル基、C3−8シクロアルキル基、3〜8員のヘテロ環基、3〜8員のヘテロ環オキシ基、3〜8員のヘテロ環チオ基、C5−10アリール基、C5−10アリールオキシ基、C5−10アリールチオ基、5〜10員のヘテロアリール基、5〜10員のヘテロアリールオキシ基、5〜10員のヘテロアリールチオ基、−C0−8−S(O)、−C0−8−O−R10、−C0−8−C(O)OR10、−C0−8−O−C(O)R11、−C0−8−O−C(O)R11、−C0−8−NR1213、−C0−8−C(O)NR1213、−N(R12)−C(O)R11又は−N(R12)−C(O)OR10から選択される1つ以上の置換基で置換され、
    或いは、
    とRは、直接結合したアミド基と共に5〜7員のアミド含有ヘテロ環基を形成し、好ましくは、さらにハロゲン、メルカプト基、シアノ基、ニトロ基、アジド基、C1−8アルキル基、C2−8アルケニル基、C2−8アルキニル基、ハロゲン化C1−8アルキル基、C3−8シクロアルキル基、3〜8員のヘテロ環基、3〜8員のヘテロ環オキシ基、3〜8員のヘテロ環チオ基、C5−10アリール基、C5−10アリールオキシ基、C5−10アリールチオ基、5〜10員のヘテロアリール基、5〜10員のヘテロアリールオキシ基、5〜10員のヘテロアリールチオ基、−C0−8−S(O)、−C0−8−O−R10、−C0−8−C(O)OR10、−C0−8−C(O)R11、−C0−8−O−C(O)R11、−C0−8−NR1213、−C0−8−C(O)NR1213、−N(R12)−C(O)R11又は−N(R12)−C(O)OR10から選択される1つ以上の置換基で置換され、条件として、前記置換基は、ヒドロキシル基、アセチル基、C1−3アルキル基又はジC1−3アルキルアミノ基ではなく、
    、R、Rは、それぞれ独立して水素、重水素、ハロゲン、ヒドロキシル基、メルカプト基、シアノ基、ニトロ基、アジド基、C1−8アルキル基、ハロゲン化C1−8アルキル基、C3−8シクロアルキル基、3〜8員のヘテロ環基、3〜8員のヘテロ環オキシ基、3〜8員のヘテロ環チオ基、−C0−8−S(O)、−C0−8−O−R10、−C0−8−C(O)OR10、−C0−8−C(O)R11、−C0−8−O−C(O)R11、−C0−8−NR1213、−C0−8−C(O)NR1213、−N(R12)−C(O)R11又は−N(R12)−C(O)OR10から選択され、
    は、水素、重水素、C1−8アルキル基、C1−8アルキル基C1−8アルキルオキシ基、C2−8アルケニル基、C3−8シクロアルキル基、置換もしくは非置換の3〜8員のヘテロ環基、ハロゲン化C1−8アルキル基、フェニル基、p−メチルフェニル基、アミノ基、モノC1−8アルキルアミノ基、ジC1−8アルキルアミノ基又はC1−8アルカノイルアミノ基から選択され、
    10は、水素、重水素、C1−8アルキル基C1−8アルキルオキシ基、C3−8シクロアルキル基、C5−10アリール基、ハロゲン化C1−8アルキル基又はヒドロキシル化C1−8アルキル基から選択され、
    11は、水素、重水素、C1−8アルキル基、C1−8アルキルオキシ基、C3−8シクロアルキル基、C3−8シクロアルコキシ基、ハロゲン化C1−8アルキル基、ハロゲン化C1−8アルキルオキシ基、ヒドロキシル化C1−8アルキル基又はヒドロキシル化C1−8アルキルオキシ基から選択され、
    12、R13は、それぞれ独立して水素、重水素、C1−8アルキル基、C1−8アルキル基C1−8アルキルオキシ基、C1−8アルキルオキシ基C1−8アルキル基、C3−8シクロアルキル基C1−8アルキル基、C2−8アルケニル基、C2−8アルキニル基、C3−8シクロアルキル基、置換もしくは非置換の3〜8員のヘテロ環基、置換もしくは非置換のC5−10アリール基、置換もしくは非置換の5〜10員のヘテロアリール基又はC1−8アルカノイル基から選択され、
    Yは、O又はSから選択され、
    rは0、1又は2である。)
  2. 下記一般式(I−a)に示される化合物である、請求項1に記載の式(I)の化合物、その立体異性体又はその薬学的に許容される塩。
    Figure 2019527701
    (式中、
    とYの定義は、請求項1と同様であり、
    Aは、5〜6員のヘテロ環基又はヘテロアリール基であり、
    Raは、水素、重水素、ハロゲン、メルカプト基、シアノ基、ニトロ基、アジド基、C2−8アルケニル基、C2−8アルキニル基、ハロゲン化C1−8アルキル基、C3−8シクロアルキル基、3〜8員のヘテロ環基、3〜8員のヘテロ環オキシ基、3〜8員のヘテロ環チオ基、C5−10アリール基、C5−10アリールオキシ基、C5−10アリールチオ基、5〜10員のヘテロアリール基、5〜10員のヘテロアリールオキシ基、5〜10員のヘテロアリールチオ基、−C0−8−S(O)、−C0−8−O−R10、−C0−8−C(O)OR10、−C0−8−C(O)R11、−C0−8−O−C(O)R11、−C0−8−NR1213、−C0−8−C(O)NR1213、−N(R12)−C(O)R11又は−N(R12)−C(O)OR10から選択される置換基で置換され、条件として、前記置換基は、ヒドロキシル基、アセチル基又はジC1−3アルキルアミノ基ではなく、かつ、
    xは0、1、2又は3である。)
  3. 下記一般式(I−b)に示される化合物である、請求項1に記載の式(I)の化合物、その立体異性体又はその薬学的に許容される塩。
    Figure 2019527701
    (式中、
    、RとYの定義は、請求項1と同様であり、
    Bは、5〜6員のヘテロ環基、アリール基又はヘテロアリール基であり、
    は、水素、重水素、ハロゲン、メルカプト基、シアノ基、ニトロ基、アジド基、C2−8アルケニル基、C2−8アルキニル基、ハロゲン化C1−8アルキル基、C3−8シクロアルキル基、3〜8員のヘテロ環基、3〜8員のヘテロ環オキシ基、3〜8員のヘテロ環チオ基、C5−10アリール基、C5−10アリールオキシ基、C5−10アリールチオ基、5〜10員のヘテロアリール基、5〜10員のヘテロアリールオキシ基、5〜10員のヘテロアリールチオ基、−C0−8−S(O)、−C0−8−O−R10、−C0−8−C(O)OR10、−C0−8−C(O)R11、−C0−8−O−C(O)R11、−C0−8−NR1213、−C0−8−C(O)NR1213、−N(R12)−C(O)R11又は−N(R12)−C(O)OR10から選択される置換基で置換され、条件として、前記置換基は、ヒドロキシル基、アセチル基又はジC1−3アルキルアミノ基ではなく、かつ、
    yは0、1、2又は3である。)
  4. 下記式(IIa)、(IIb)、(IIc)、(IId)、(IIe)又は(IIf)(IIg)、(IIh)、(IIi)、(IIj)又は(IIk)の化合物から選択されることを特徴とする、請求項1に記載の式(I)の化合物、その立体異性体又はその薬学的に許容される塩。
    Figure 2019527701
    (式中、
    14、R15は、それぞれ独立して水素、ハロゲン、ヒドロキシル基、メルカプト基、シアノ基、ニトロ基、アジド基、C1−8アルキル基、C2−8アルケニル基、C2−8アルキニル基、ハロゲン化C1−8アルキル基、C3−8シクロアルキル基、3〜8員のヘテロ環基、3〜8員のヘテロ環オキシ基、3〜8員のヘテロ環チオ基、C5−10アリール基、C5−10アリールオキシ基、C5−10アリールチオ基、5〜10員のヘテロアリール基、5〜10員のヘテロアリールオキシ基、5〜10員のヘテロアリールチオ基、−C0−8−S(O)、−C0−8−O−R10、−C0−8−C(O)OR10、−C0−8−O−C(O)R11、−C0−8−O−C(O)R11、−C0−8−NR1213、−C0−8−C(O)NR1213、−N(R12)−C(O)R11又は−N(R12)−C(O)OR10から選択される置換基で置換され、
    は、水素、重水素、C1−8アルキル基、ハロゲン化C1−8アルキル基、C1−8アルキルオキシ基C1−8アルキル基、アミノ基C1−8アルキル基、ヒドロキシル基C1−8アルキル基、C3−8シクロアルキル基C1−8アルキル基、−C0−8−C(O)R11、3〜8員のヘテロ環基C1−8アルキル基、C2−8アルケニル基、C2−8アルキニル基、C3−8シクロアルキル基又は3〜8員のヘテロ環基から選択される。)
  5. は、水素、重水素、ハロゲン、ヒドロキシル基、メルカプト基、シアノ基、ニトロ基、アジド基、メチル基、エチル基、イソプロピル基、トリフルオロメチル基、シクロプロピル基、3−オキセタニル基、メトキシ基、エトキシ基、イソプロポキシ基、アセトキシ基、アミノ基又はアセトアミノ基から選択され、
    は、3〜8員のヘテロ環基、3〜8員のヘテロ環オキシ基、3〜8員のヘテロ環チオ基、−C0−8−S(O)rR、−C0−8−O−R10又は−C0−8−NR1213から選択され、前記3〜8員のヘテロ環基、3〜8員のヘテロ環オキシ基及び3〜8員のヘテロ環チオ基のうちのいずれか1つは、さらに水素、ハロゲン、ヒドロキシル基、C1−8アルキル基、C1−8アルキルオキシ基、ハロゲン化C1−8アルキル基、C3−8シクロアルキル基、3〜8員のヘテロ環基、3〜8員のヘテロ環オキシ基、3〜8員のヘテロ環チオ基、−C0−8−S(O)、−C0−8−O−R10、−C0−8−C(O)OR10、−C0−8−C(O)R11、−C0−8−O−C(O)R11、−C0−8−NR1213、−C0−8−C(O)NR1213、−N(R12)−C(O)R11又は−N(R12)−C(O)OR10から選択される1つ以上の置換基で置換され、
    は、水素、重水素、C1−8アルキル基、C1−8アルキルオキシ基及び3〜8員のヘテロ環基から選択され、前記C1−8アルキル基、C1−8アルキルオキシ基及び3〜8員のヘテロ環基のうちのいずれか1つは、さらに水素、ハロゲン、C1−8アルキル基又はC1−8アルキルオキシ基から選択される1つ以上の置換基で置換され、
    10は、水素、重水素、C1−8アルキル基、C1−8アルキルオキシ基、C3−8シクロアルキル基及び3〜8員のヘテロ環基から選択され、前記C1−8アルキル基、C1−8アルキルオキシ基、C3−8シクロアルキル基及び3〜8員のヘテロ環基のうちのいずれか1つは、さらに水素、ハロゲン、C1−8アルキル基又はC1−8アルキルオキシ基から選択される1つ以上の置換基で置換され、
    11は、水素、重水素、C1−8アルキル基、C1−8アルキルオキシ基、C3−8シクロアルキル基、C3−8シクロアルコキシ基、ハロゲン化C1−8アルキル基、ハロゲン化C1−8アルキルオキシ基、ヒドロキシル化C1−8アルキル基又はヒドロキシル化C1−8アルキルオキシ基から選択され、
    12、R13は、それぞれ独立して水素、重水素、C1−8アルキル基、C1−8アルキルオキシ基、C3−8シクロアルキル基及び3〜8員のヘテロ環基から選択され、前記C1−8アルキル基、C1−8アルキルオキシ基、C3−8シクロアルキル基及び3〜8員のヘテロ環基のうちのいずれか1つは、さらに水素、ハロゲン、C1−8アルキル基又はC1−8アルキルオキシ基から選択される1つ以上の置換基で置換され、
    或いは、RとRは、直接結合した炭素原子と共に5〜7員の環基又は5〜7員のヘテロ環基を形成し、前記5〜7員のヘテロ環基は、以下の構造から選択され、
    Figure 2019527701
    好ましくは、さらにハロゲン、メルカプト基、シアノ基、ニトロ基、アジド基、C1−8アルキル基、C2−8アルケニル基、C2−8アルキニル基、ハロゲン化C1−8アルキル基、C3−8シクロアルキル基、3〜8員のヘテロ環基、3〜8員のヘテロ環オキシ基、3〜8員のヘテロ環チオ基、C5−10アリール基、C5−10アリールオキシ基、C5−10アリールチオ基、5〜10員のヘテロアリール基、5〜10員のヘテロアリールオキシ基、5〜10員のヘテロアリールチオ基、−C0−8−S(O)、−C0−8−O−R10、−C0−8−C(O)OR10、−C0−8−C(O)R11、−C0−8−O−C(O)R11、−C0−8−NR1213、−C0−8−C(O)NR1213、−N(R12)−C(O)R11又は−N(R12)−C(O)OR10から選択される1つ以上の置換基で置換され、
    は、水素、重水素、メチル基、エチル基、イソプロピル基、トリフルオロメチル基、エトキシエチル基、メトキシメチル基、アミノメチル基、ヒドロキシルメチル基、アルデヒド基、メチルアセチル基、ヒドロキシルエチル基、シクロプロピル基、シクロプロピルメチル基、アリル基、エチニル基又は3−オキセタニル基から選択される、ことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の式(I)の化合物、その立体異性体又はその薬学的に許容される塩。
  6. 以下の化合物から選択されることを特徴とする、請求項1〜5のいずれか1項に記載の式(I)の化合物、その立体異性体又はその薬学的に許容される塩。
    Figure 2019527701
    Figure 2019527701
    Figure 2019527701
    Figure 2019527701
    Figure 2019527701
  7. 下記式(III)の化合物から選択されることを特徴とする、請求項1に記載の式(I)の化合物、その立体異性体又はその薬学的に許容される塩。
    Figure 2019527701
    (式中、
    16は、ハロゲン、メルカプト基、シアノ基、C1−8アルキル基、C1−8アルキルオキシ基、ニトロ基、アジド基、C2−8アルケニル基、C2−8アルキニル基、ハロゲン化C1−8アルキル基、C3−8シクロアルキル基、3〜8員のヘテロ環基、3〜8員のヘテロ環オキシ基、3〜8員のヘテロ環チオ基、C5−10アリール基、C5−10アリールオキシ基、C5−10アリールチオ基、5〜10員のヘテロアリール基、5〜10員のヘテロアリールオキシ基、5〜10員のヘテロアリールチオ基、−C0−8−S(O)、−C0−8−O−R10、−C0−8−C(O)OR10、−C0−8−C(O)R11、−C0−8−O−C(O)R11、−C0−8−NR1213、−C0−8−C(O)NR1213、−N(R12)−C(O)R11又は−N(R12)−C(O)OR10から選択される置換基で置換され、条件として、前記置換基は、ヒドロキシル基、アセチル基又はジC1−3アルキルアミノ基ではなく、好ましくは、C1−8アルキルオキシ基、ハロゲン、メルカプト基、シアノ基、ニトロ基、アジド基、アリル基、アルキニル基、トリフルオロメチル基、シクロプロピル基、3−オキセタニル基、メトキシ基、エトキシ基、イソプロポキシ基、アセトキシ基、アセトアミノ基、アミノ基、ジメチルアミノ基又はエトキシカルボニル基であり、かつ、
    mは0、1、2又は3であり、
    の定義は、請求項1と同様である。)
  8. 下記式(III−a)、(III−b)及び(III−c)の化合物から選択されることを特徴とする、請求項1〜7のいずれか1項に記載の式(I)の化合物、その立体異性体又はその薬学的に許容される塩。
    Figure 2019527701
    (式中、
    Gは、NH、O、Sから選択され、
    Wは、C3−8シクロアルキル基と3〜8員のヘテロ環基から選択され、前記C3−8シクロアルキル基と3〜8員のヘテロ環基は、好ましくは、さらに水素、ハロゲン、C1−8アルキル基、−C0−8−NR1213又はC1−8アルキルオキシ基から選択される1つ以上の置換基で置換され、
    とRは、それぞれ独立して水素、C1−8アルキル基、C1−8アルキルオキシ基、ハロゲンから選択され、
    は、水素、ハロゲン、C1−8アルキル基、C1−8アルキルオキシ基、−C0−8−NR1213から選択され、かつ
    qは0、1、2、3から選択され、
    16の定義は、請求項7と同様である。)
  9. 以下の化合物から選択されることを特徴とする、請求項1に記載の式(I)の化合物、その立体異性体又はその薬学的に許容される塩。
    Figure 2019527701
    Figure 2019527701
    Figure 2019527701
    Figure 2019527701
  10. は、水素、重水素、C1−8アルキル基、ハロゲン化C1−8アルキル基、C1−8アルキルオキシ基C1−8アルキル基、アミノ基C1−8アルキル基、ヒドロキシル基C1−8アルキル基、C3−8シクロアルキル基C1−8アルキル基、3〜8員のヘテロ環基C1−8アルキル基、C2−8アルケニル基、C2−8アルキニル基、C3−8シクロアルキル基又は3〜8員のヘテロ環基から選択され、
    は、水素、C1−8アルキル基、C1−8アルキルオキシ基C1−8アルキル基、ハロゲン化C1−8アルキル基、C3−8シクロアルキル基C1−8アルキル基、3〜8員のヘテロ環基C1−8アルキル基、ヒドロキシル基C1−8アルキル基から選択されることを特徴とする、請求項1に記載の式(I)の化合物、その立体異性体又はその薬学的に許容される塩。
  11. は、水素、重水素、メチル基、エチル基、イソプロピル基、トリフルオロメチル基、アミノメチル基、シクロプロピル基、シクロプロピルメチル基、シクロブチル基、シクロブチルメチル基、シクロペンチル基、シクロペンチルメチル基、テトラヒドロフラニル基、テトラヒドロチオフラニル基、ピロリジン基、イミダゾリジニル基、テトラヒドロフラニルメチル基、テトラヒドロチオフラニルメチル基、ピロリジンメチル基、イミダゾリジニルメチル基から選択され、
    は、水素、メチル基、エチル基、イソプロピル基、トリフルオロメチル基、メトキシメチル基、メトキシエチル基、エトシキメチル基、エトキシエチル基から選択されることを特徴とする、請求項1に記載の式(I)の化合物、その立体異性体又はその薬学的に許容される塩。
  12. 以下の化合物から選択されることを特徴とする、請求項10に記載の式(I)の化合物、その立体異性体又はその薬学的に許容される塩。
    Figure 2019527701
  13. 以下のステップを含む、請求項1〜12のいずれか1項に記載の式(I)の化合物、その立体異性体又はその薬学的に許容される塩の製造方法。
    Figure 2019527701
    或いは、
    Figure 2019527701
    (式中、
    、R、R、R、R、R、R、R、R、R10、R11、R12、R13、Y、rの定義は、請求項1と同様であり、
    Pg、Pgは、ヒドロキシル保護基であり、好ましくは、それぞれ独立して、ベンジル基、2−テトラヒドロフラニル基、メトキシメチル基、エトキシエチル基、C1−8アルキル基、アリル基、トリメチルシリル基、トリエチルシリル基、トリイソプロピルシリル基、t−ブチルジメチルシリル基又はt−ブチルジフェニルシリル基から選択され、或いは、Pg、Pgは、共同でエチリデン基又はプロピリデン基から選択され、より好ましくは、それぞれ独立してメチル基、エチル基又はベンジル基から選択され、或いはPg、Pgは、共同でエチリデン基から選択され、
    Pgは、アミノ保護基であり、好ましくは、t−ブトキシカルボニル基、アリルカルボニル基、フルオレニルメチルオキシカルボニル基、メチルオキシカルボニル基、エトキシカルボニル基、トリメチルシリルエトキシカルボニル基又はベンジルオキシカルボニル基から選択され、より好ましくは、t−ブトキシカルボニル基から選択される。)
  14. 治療有効量の請求項1〜13のいずれか1項に記載の式(I)の化合物、その立体異性体又はその薬学的に許容される塩及び薬学的に許容される担体を含む医薬組成物。
  15. FGFR4阻害剤薬物の製造における、請求項1〜13のいずれか1項に記載の式(I)の化合物、その立体異性体又はその薬学的に許容される塩、又は請求項14に記載の医薬組成物の使用。
  16. 癌症を治療する薬物の製造における、請求項1〜13のいずれか1項に記載の式(I)の化合物、その立体異性体又はその薬学的に許容される塩、又は請求項14に記載の医薬組成物の使用。
  17. 前記癌症は、肝癌、胃癌、前立腺癌、皮膚癌、卵巣癌、肺癌、乳癌、結腸癌、神経膠腫又は横紋筋肉腫である請求項16に記載の使用。
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