JP2019525724A5 - - Google Patents

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異なる置換順列hu3D6VHv1(配列番号15);hu3D6VHv2(配列番号16);、hu3D6VHv1b(配列番号17);hu3D6VHv1bA11(配列番号18);hu3D6VHv5(配列番号19);hu3D6VHv1bA11B6G2(配列番号46);hu3D6VHv1bA11B6H3(配列番号47);hu3D6VHv1c(配列番号48);hu3D6VHv1d(配列番号49);hu3D6VHv1e(配列番号50);hu3D6VHv1f(配列番号51);hu3D6VHv3(配列番号52);hu3D6VHv3b(配列番号53);hu3D6VHv3c(配列番号54);hu3D6VHv4(配列番号55);hu3D6VHv4b(配列番号56);およびhu3D6VHv4c(配列番号57);ならびにhu3D6VLv1、hu3D6VLv2、hu3D6VLv3、およびhu3D6VLv4(それぞれ、配列番号20〜23)(表3および4)を含む17個のヒト化重鎖可変領域バリアントおよび4個のヒト化軽鎖可変領域バリアントを構築した。選択ヒトフレームワークに基づく逆突然変異およびその他の変異を有する、代表的ヒト化VκおよびVhの設計をそれぞれ、表3および4に示す。表3および4の灰色網掛け領域は、カバット/コチアの組み合わせにより定義されるCDRを示している。配列番号:15〜19、配列番号:20〜23、配列番号46〜57は、表5に示すように、逆突然変異およびその他の変異を含む。hu3D6VHv1、hu3D6VHv2、hu3D6VHv1b、hu3D6VHv1bA11、hu3D6VHv5、hu3D6VHv1bA11B6G2、hu3D6VHv1bA11B6H3、hu3D6VHv1c、hu3D6VHv1d、hu3D6VHv1e、hu3D6VHv1f、hu3D6VHv3、hu3D6VHv3b、hu3D6VHv3c、hu3D6VHv4、hu3D6VHv4b、およびhu3D6VHv4c中の位置のアミノ酸は表6に示している。hu3D6VLv1、hu3D6VLv2、hu3D6VLv3、およびhu3D6VLv4中の位置のアミノ酸は、表7に示している。ヒト化VH鎖hu3D6VHv1、hu3D6VHv2、hu3D6VHv1b、hu3D6VHv1bA11、hu3D6VHv5、hu3D6VHv1bA11B6G2、hu3D6VHv1bA11B6H3、hu3D6VHv1c、hu3D6VHv1d、hu3D6VHv1e、hu3D6VHv1f、hu3D6VHv3、hu3D6VHv3b、hu3D6VHv3c、hu3D6VHv4、hu3D6VHv4b、およびhu3D6VHv4c(それぞれ、配列番号15〜19、46〜57)のパーセンテージヒト化度およびヒト化VL鎖hu3D6VLv1、hu3D6VLv2、hu3D6VLv3、およびhu3D6VLv4(それぞれ、配列番号20〜23)のパーセンテージヒト化度は表8に示している。
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Claims (30)

  1. ヒトタウへの結合に関して抗体3D6と競合する、単離モノクローナル抗体。
  2. ヒトタウ上の、3D6と同じエピトープに結合する、請求項1に記載の抗体。
  3. 配列番号11の3つの軽鎖CDRおよび配列番号7の3つの重鎖CDRを含む、請求項1に記載の抗体。
  4. メラ、ベニア、もしくはそれらのヒト化型である、請求項1に記載の抗体。
  5. 前記3つの重鎖CDRが、配列番号8、9、および10であり、前記3つの軽鎖CDRが、配列番号12、13、および14である
    前記3つの重鎖CDRが、配列番号32、配列番号9、および配列番号10であり、前記3つの軽鎖CDRが、配列番号12〜14であるか、
    前記3つの重鎖CDRが、配列番号33、配列番号34、および配列番号10であり、前記3つの軽鎖CDRが、配列番号12〜14であるか、または、
    前記3つの重鎖CDRが、配列番号8、配列番号35、および配列番号10であり、前記3つの軽鎖CDRが、配列番号12〜14であるか、または、
    前記3つの重鎖CDRが、配列番号39〜41であり、前記3つの軽鎖CDRが、配列番号36〜38であり、但し、これは、位置H27がFまたはYにより占められ、H28がNまたはTにより占められ、H29がIまたはFにより占められ、H30がKまたはTにより占められ、位置H51がIまたはVにより占められ、位置H54がNまたはDより占められ、位置H60がDまたはAにより占められ、H61がPまたはEにより占められ、H102がFまたはYにより占められるという条件の場合である、請求項に記載の抗体。
  6. CDR−H1が、配列番号42、配列番号58、配列番号59、または配列番号60を含むアミノ酸配列を有CDR−H2が、配列番号43、配列番号61、配列番号62、配列番号63、または配列番号64を含むアミノ酸配列を有し、かつCDR−H3が、配列番号65を含むアミノ酸配列を有する、請求項に記載の抗体。
  7. 位置H17をTまたはS、および位置H20をIまたはVとすることができること以外は、配列番号15〜19および配列番号46〜57のいずれか1つに少なくとも90%同一性のアミノ酸配列を有するヒト化成熟重鎖可変領域、および配列番号20〜23のいずれか1つに少なくとも90%同一性のアミノ酸配列を有するヒト化成熟軽鎖可変領域を含む、請求項のいずれか1項に記載のヒト化抗体。
  8. 次に示す前記VH領域の位置の少なくとも1つが指定したアミノ酸により占められる、請求項に記載のヒト化抗体:H10がEまたはDにより占められ、H12がKまたはVにより占められ、H13がKまたはRにより占められ、H17がT、LまたはSにより占められ、H24がVまたはAにより占められ、H27がFまたはYにより占められ、H28がNまたはTにより占められ、H29がIまたはFにより占められ、H30がKまたはTにより占められ、H38が、QまたはRにより占められ、H40がAまたはRにより占められ、H42がGまたはEにより占められ、H43が、KまたはQにより占められ、H48がMまたはIにより占められ、H51がVまたはIにより占められ、H54がNまたはDにより占められ、H60がDまたはAにより占められ、H61がPまたはEにより占められ、H66がRまたはKにより占められ、H67がVまたはAにより占められ、H76がDまたはNにより占められ、H80が、MまたはLにより占められ、H81がEまたはQにより占められ、H82aがSまたはGにより占められ、H83がTまたはRにより占められ、H91がYまたはFにより占められ、H93が、AまたはSにより占められ、H102がFまたはYにより占められ、H108がTまたはLにより占められ、H109がLまたはVにより占められる。
  9. 前記VH領域の位置H12、H24、H38、H40、H43、H48、H67、H80、H81、H82A、H83、H91、およびH93が、それぞれ、V、A、R、R、Q、I、A、L、Q、G、T、F、およびSにより占められることが前提である、請求項に記載のヒト化抗体。
  10. 前記VL領域の位置L36、L37、およびL100が、それぞれ、L、L、およびGにより占められることが前提である、請求項に記載のヒト化抗体。
  11. 位置H17をTまたはS、および位置H20をIまたはVとすることができること以外は、配列番号15〜19および配列番号46〜57のいずれか1つに少なくとも95%同一性のアミノ酸配列を有する成熟重鎖可変領域、および配列番号20〜23のいずれか1つに少なくとも95%同一性のアミノ酸配列を有する成熟軽鎖可変領域を含む、請求項に記載のヒト化抗体。
  12. 位置H17をTまたはS、および位置H20をIまたはVとすることができること以外は、配列番号15〜19および配列番号46〜57のいずれか1つに少なくとも98%同一性のアミノ酸配列を有する成熟重鎖可変領域、および配列番号20〜23のいずれか1つに少なくとも98%同一性のアミノ酸配列を有する成熟軽鎖可変領域を含む、請求項11に記載のヒト化抗体。
  13. 前記成熟重鎖可変領域が配列番号15〜19および配列番号46〜57のいずれかのアミノ酸配列を有し、前記成熟軽鎖可変領域が配列番号20〜23のいずれか1つのアミノ酸配列を有する、請求項12に記載のヒト化抗体。
  14. 前記成熟重鎖可変領域が配列番号18のアミノ酸配列を有し、前記成熟軽鎖可変領域が配列番号21のアミノ酸配列を有する、請求項13に記載のヒト化抗体。
  15. 完全な抗体である、請求項1〜14のいずれか1項に記載の抗体。
  16. 結合フラグメントである、請求項1〜14のいずれか1項に記載の抗体。
  17. 前記アイソタイプがヒトIgG1である、請求項1〜15のいずれか1項に記載の抗体。
  18. 鎖定常領域に融合されている成熟軽鎖可変領域および重鎖定常領域に融合されている成熟重鎖可変領域を含む、請求項15のいずれか1項に記載のヒト化抗体。
  19. 前記重鎖定常領域が、天然のヒト重鎖定常領域と比較してFcγ受容体への結合が低減した天然のヒト重鎖定常領域の変異型である、請求項18に記載のヒト化抗体。
  20. 前記重鎖定常領域がIgG1アイソタイプである、請求項18または19に記載のヒト化抗体。
  21. 前記アイソタイプが、ヒトIgG2またはIgG4アイソタイプである、請求項18または19に記載の抗体。
  22. 請求項1〜21のいずれか1項で定められる抗体および薬学的に許容されるキャリアを含む医薬組成物。
  23. 請求項1〜21のいずれか1項に記載の抗体の前記重鎖および/または軽鎖をコードする核酸、前記核酸を含む組換え体発現ベクター、または前記組換え体発現ベクターで形質転換された宿主細胞。
  24. マウス抗体のヒト化方法であって、
    (a)1種または複数の受容体抗体を選択すること;
    (b)保持されるべき前記マウス抗体のアミノ酸残基を特定すること;
    (c)前記マウス抗体重鎖のCDRを含むヒト化重鎖をコードする核酸および前記マウス抗体軽鎖のCDRを含むヒト化軽鎖をコードする核酸を合成すること、ならびに
    (d)宿主細胞中で前記核酸を発現させてヒト化抗体を産生すること
    を含み、
    前記マウス抗体が3D6であり、3D6が、配列番号7の成熟重鎖可変領域および配列番号11の成熟軽鎖可変領域を特徴とする、方法。
  25. ヒト化抗体、キメラ抗体またはベニヤ抗体の産生方法であって、
    (a)前記抗体の重鎖および軽鎖をコードする核酸で形質転換された細胞を培養し、それにより、前記細胞が前記抗体を分泌すること;ならびに
    (b)細胞培養培地から前記抗体を精製すること
    を含み、
    前記抗体が、3D6のヒト化型、キメラ型またはベニヤ型である、方法。
  26. ヒト化抗体、キメラ抗体またはベニヤ抗体を産生する細胞株の製造方法であって、
    (a)抗体の重鎖および軽鎖ならびに選択可能マーカーをコードするベクターを細胞に導入すること;
    (b)前記ベクターの増大したコピー数を有する細胞を選択する条件下で、前記細胞を増殖すること;
    (c)前記選択した細胞から単一の細胞を単離すること;ならびに
    (d)抗体の収率に基づいて選択した単一の細胞からクローニングした細胞を保存すること
    を含み、
    前記抗体が、3D6のヒト化型、キメラ型またはベニヤ型である、方法。
  27. タウの凝集を抑制するまたは減らすための、請求項1〜21のいずれか1項に記載の抗体。
  28. ウ関連疾患を処置または予防するための、請求項1〜21のいずれか1項で定められる抗体を含む、医薬組成物
  29. 前記タウ関連疾患が、アルツハイマー病、ダウン症候群、軽度認知障害、原発性年齢関連タウオパチー、脳炎後パーキンソニズム、外傷後認知症またはボクサー認知症、ピック病、C型ニーマン・ピック病、核上性麻痺、前頭側頭型認知症、前頭側頭葉変性症、嗜銀性顆粒病、globular glial tauopathy、グァム筋萎縮性側索硬化症−パーキンソン病/認知症複合;大脳皮質基底核変性症(CBD)、レビー小体型痴呆、レビー小体型アルツハイマー病(LBVAD)、または進行性核上麻痺(PSP)である、請求項28に記載の医薬組成物
  30. 前記タウ関連疾患が、アルツハイマー病である、請求項29に記載の医薬組成物
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