JP2019524340A - 局所的熱処理 - Google Patents

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Abstract

ゴルフクラブホーゼル又はゴルフクラブヘッドの局所的熱処理のための分割された熱処理の装置及び方法の実施形態が本明細書に記載される。熱処理方法は、ゴルフクラブヘッドが第1の加熱ユニットで誘導加熱を介して処理され、次に、対流加熱のために第2の加熱ユニットへと移動される分割された工程を含む。両方のステップは、ホーゼルの熱処理を局所的にするためである。熱処理装置はまた、ホーゼルが隔離されて加熱されるとき、クラブヘッドの本体が第2の加熱段階の間に正しい温度のままとなることを確保するために、ヒートシンクなどの冷却部品を備えてよい。局所的熱処理の分割された方法及び装置の全体は、亀裂又は破砕のない材料の取り扱いを可能とするために、少なくとも2つの異なる硬度値を有するホーゼル又はゴルフクラブヘッドをもたらす。

Description

関連出願への相互参照
本願は、2016年8月18日に出願された米国仮特許出願第62/376,836号の利益を主張し、この仮特許出願は本明細書において参照により完全に組み込まれる。
ゴルフアイアンのフィッティングは、最適なボール打撃のための繰り返し可能なスイングを作り出すために、ゴルファーのプログラムにおいて重要な側面である。フェースのロフト角は、ホーゼルにおいてゴルフクラブヘッドを曲げることで作り出される。現在、ゴルフ製造業者は、ロフト調節のために、ノッチを用いるか、又は、ノッチなしでホーゼルを曲げている。ノッチの大きさは、クラブと新たなクラブの設計との間で異なり、それによってクラブの一様な調節を難しくしている。ロフト角を調節するためにノッチを使用することは、ホーゼルの設計の可能な構成を狭めることにもなる。ノッチを備えることなくホーゼルを直接曲げることは、より単純でより再現可能な調節の方法である。しかしながら、鋳造及び鍛造されたときにホーゼル材料が適切に処理されない場合、ロフト調節は、ゴルフクラブヘッドのホーゼルにおいて破砕又は亀裂をもたらす可能性がある。そのため、構造的な変更のないより最適なホーゼル調節に対する要求が当技術分野にはある。
図示の簡素性及び明確性のために、図面は構造の大まかな様態を示しており、よく知られている特徴及び技術の記載及び詳細は、本開示を不必要に不明瞭にすることを回避するために省略されている可能性がある。また、図面における要素は必ずしも同一の縮尺で描かれていない。例えば、図における要素のうちの一部の寸法は、本開示の実施形態の理解を向上させるのを助けるために、他の要素に対して誇張されている可能性がある。異なる図における同じ符号は同じ要素を示している。
ゴルフクラブヘッドの前面図である。
ゴルフクラブヘッドの側面図である。
局所的熱処理工程のフローチャートである。
局所的熱処理工程の間に使用される装置の等角図である。
冷却ブロックの分割図である。
ヒートシンクを有するゴルフクラブヘッドの前面図である。
脆性材料と延性材料との間の関係を示す例示的な応力−歪み曲線である。
本開示の他の態様は、詳細な記載及び添付の図面の検討によって明らかになる。
本明細書に記載されているのは分割された熱処理工程であり、第1の加熱ステップ及び第2の加熱ステップを含み、第1及び第2の加熱ステップの間の冷却時間がほとんどからまったくない。第2の加熱ステップは、金属を室温までゆっくりと冷却するように構成されている。この工程により、より強固なフェース硬度を維持しながら、製造業者はロフト調節基準を満たすことができる。2つの異なる硬度値を有する2つの異なる硬度領域(即ち、フェース、キャビティ、本体対ホーゼル)を備えるクラブヘッドを達成するために、局所的熱処理がゴルフクラブヘッドの少なくとも別の部分に対してホーゼル領域に隔絶されている、分割又は分離された加熱工程が必要とされる。例えば、後でより詳細に記述されるように、フェースのインパクト領域は、ロックウェルスケールにおいてHRC38以上の硬度値を有してもよい。これに対して、ホーゼルは、フィッティング工程の間に決定されるゴルファーの仕様に基づくロフト調節を可能とするために、HRC32以下の硬度値を有してもよい。単一のクラブヘッドにおいて、これらの範囲内での2つの異なる硬度値を達成するために、分割された熱処理工程は、2つの別々の熱硬化ステップを備える炉装置を使用することを含んでもよい。本発明は、HRC38より大きい硬度値を有する高い強度のフェースと、HRC32未満の硬度値を有するホーゼルという目的を、調節のためのノッチを伴うか又は伴わずに達成する。
本開示の任意の実施形態が詳細に説明される前に、本開示は、以下の記載に述べられた、又は、以下の図面に図示された構成要素の構造及び配置の詳細への適用において限定されないことが理解されるべきである。本開示は、他の実施形態が可能であり、様々な方法で実施又は実行されてよい。
図1〜図2は、地面26に対してアドレス位置にあるゴルフクラブヘッド10を示している。ゴルフクラブヘッド10は、本体12と、ゴルフクラブシャフト(図示せず)の一端を受け入れるための穴16を有するホーゼル14とを備える。ホーゼル14は、穴16の中心を通って延びるホーゼル面20を含む。本体12はまた、ロフト面22を有する打撃面18を含み、ロフト面22は打撃面18の表面にわたって延びている。さらに、ゴルフクラブヘッド10のホーゼル14は、例えば本明細書において参照により組み込まれる米国特許第6,186,903号に記載されているノッチのような、ノッチ30を備えてもよい。また、ゴルフクラブヘッド10の打撃面18は、例えば本明細書において参照により組み込まれる米国特許第8,790,193号に記載されている溝のような、1又は複数の溝を含んでもよい。
クラブヘッド10のロフト角24を調節するための1つの手法は、ホーゼル14を中心として使用してクラブヘッドを曲げることである。曲げ工程を容易にするために、ホーゼル14は、打撃面18の硬度値とは異なる硬度値を有するように製造されてよい。
I)局所的熱処理工程
本発明は、第1の加熱ステップと第2の加熱ステップとを含む分割された熱処理工程に向けられている。第1の加熱ステップは、誘導加熱を含む。第2の加熱ステップは、クラブヘッドの所望の硬度値を達成するために、電気又は従来の加熱を含む。
A)誘導加熱
第1のステップは、クラブヘッドを貫く交番磁界を発生させて金属内に電流を作り出す誘導加熱を利用する。電流は、金属内の原子を励起させ、熱の発生をもたらす。この方法は、クラブヘッド内において熱を発生させるために、クラブヘッドとの接触を必要とせずに正確な局所的領域を提供できる。誘導加熱の正確さは、不均一な分子構造を生成し、特定の箇所で弱さをもたらすことがある。そのため、適切な熱処理をホーゼルに提供するために注意が求められる。これは、誘導加熱ステップから電気又は従来の加熱ステップまでの間に、クラブヘッドのための冷却ステップが欠如していることを含む。
B)電気又は従来の加熱
第2のステップは、電気又は従来の加熱を通じたより一般的な熱の適用である。電気加熱は、大きな抵抗値を有する金属を通じて電気を流すことによって機能し、金属を発熱させる。ゴルフクラブは、電気ヒータに隣接して位置決めされ、対流を通じて熱を受け取る。電気ヒータは、ゴルフクラブヘッドの局所的領域に適用されてもよい。電気又は従来の加熱は誘導加熱ほど正確ではない。電気ヒータは、熱処理したクラブを、追加の熱を加えることなしに室温まで冷却させられるだけの、誘導加熱ステップの終了温度から室温又は第2の加熱ステップの所定の最終温度までクラブヘッドをゆっくりと冷却させることができる温度勾配を作り出すことができる。電気又は従来のヒータは、クラブヘッドの分子構造に均一な構造を生成することを可能にし、金属の母材内で粒子をより大きい粒子構造に成長させ、誘導加熱ステップの間に生成される弱点を排除する。
C)全体の加熱処理ステップ
i)鋳造/鍛造
図3は、ホーゼル14と、本体12又は打撃面18と、において異なる硬度値を有するゴルフクラブヘッド10を形成するための局所的熱処理工程100を示している。図3を参照すると、局所的熱処理工程100は、ゴルフクラブヘッド10を形成する第1のステップ101を含む。ゴルフクラブヘッド10は、例えば、当業者に公知の機械加工、鍛造、鋳造、金属射出成形、又は任意の他の適切な工程によって形成される。ステンレス鋼のクラブヘッドのための例示的な工程は、溶媒溶液及びエージング熱処理を用いる鋳造ステップと、ホーゼルのための局所的熱処理とを含む。炭素鋼のための他の例示的な工程は、鋳造ステップと、焼入れ及び焼戻し熱処理と、それに続くホーゼル14の部分的熱処理とを含む。
ii)誘導加熱ステップ
前述の方法で形成されたゴルフクラブヘッド10は、第1の熱処理ステップへと移行されてよい図3及び図4を参照すると、局所的熱処理工程100は、第1の位置71に位置する第1の加熱ユニット51にゴルフクラブヘッド10を配置する第2のステップ102と、ホーゼル14が第1の加熱ユニット51の第1の局所的加熱領域61内に位置するようにゴルフクラブヘッド10を位置決めする第3のステップ103と、をさらに含む。多くの実施形態において、ゴルフクラブヘッド10は、第1の加熱ユニット51に手動又は自動で配置してよく、ホーゼル14が第1の局所的加熱領域61内に位置決めされるように手動又は自動で位置決めしてよい。ゴルフクラブヘッド10を位置決めするために用いられる特定のデバイス及び自動化された方法が、以下においてさらに記載される。
図3を再び参照すると、局所的熱処理工程100は、第1の加熱ユニット51の第1の局所的加熱領域61内でホーゼル14を加熱する第4のステップ104を含む。多くの実施形態では、ホーゼル14は約10分間加熱されてよい。他の実施形態では、ホーゼルは、約5〜60分間、5〜10分間、5〜15分間、5〜20分間、10〜30分間、30〜60分間、1〜2時間、1〜3時間、又は1〜6時間の範囲内で加熱されてよい。多くの実施形態では、第1の局所的加熱領域61は、約600℃から1000℃までの温度範囲を有してよい。他の実施形態では、第1の局所的加熱領域61の温度は、約1000℃、950℃、900℃、850℃、800℃、750℃、700℃、650℃、又は600℃であってよい。例えば、一実施形態では、第1の局所的加熱領域61は、800℃の温度を有してよい。いくつかの実施形態では、本体12又は打撃面18は、ホーゼル14が熱処理されている間に本体12の温度又は打撃面18の温度を調整するための部品を備えてもよく、これらの部品は後により詳細に記載される。
iii)クラブヘッドを移行するステップ
ゴルフクラブヘッド10は、取り外されて第2の加熱ステップへと移行されてよい。図3を再び参照すると、局所的熱処理100は、第1の加熱ユニット51からゴルフクラブヘッド10を取り外す第5のステップ105と、第1の位置71に隣接して位置する第2の位置72で第2の加熱ユニット52にゴルフクラブヘッド10を配置することを含む第6のステップ106と、をさらに含む。クラブヘッド10は、第1の加熱ユニット51から第2の加熱ユニット52へと、冷却時間がほとんどからまったくなしに直接移行される。上述し、後により詳細に記述するように、加熱ステップ同士の間に冷却ステップがないことで、材料の母材内の粒子構造の成長が促進される。多くの実施形態において、ゴルフクラブヘッド10は、第1の加熱ユニット51から手動又は自動で取り外され、第2の加熱ステップへと手動又は自動で移行されてよい。ゴルフクラブヘッド10を位置決めするために用いられる特定のデバイス及び自動化された方法が、以下においてさらに記載される。
iv)従来の加熱ステップ
第7のステップ107は、ホーゼル14が第2の加熱ユニット52の第2の局所的加熱領域62内に位置決めされるように、ゴルフクラブヘッド10を位置決めすることを含む。多くの実施形態において、ゴルフクラブヘッド10は、第2の加熱ユニット52に手動又は自動で配置してよく、ホーゼル14が第2の局所的加熱領域62内に位置決めされるように手動又は自動で位置決めしてよい。ゴルフクラブヘッド10を位置決めするために用いられる特定のデバイス及び自動化された方法が、以下においてさらに記載される。
図3を参照すると、局所的熱処理工程100は、第2の加熱ユニット52の第2の局所的加熱領域62内でホーゼル14を加熱する第8のステップ108を含む。第2の加熱ユニット52の第2の局所的加熱領域62は、上述した第1の加熱ユニット51について記載したものと同じ温度で開始してよい。しかしながら、第2の加熱ユニット52の温度は、ホーゼル14が第2の局所的加熱領域62内に位置する間の期間にわたって低下してもよい。多くの実施形態において、第2の局所的加熱領域62は、600℃〜1000℃の範囲の最初の温度を有し、0℃〜1000℃の範囲の最終温度を有してよい。いくつかの実施形態では、第2の局所的加熱領域62の最初の温度は、約1000℃、950℃、900℃、850℃、800℃、750℃、700℃、650℃、又は600℃であってよく、最終温度は、約0℃、100℃、200℃、300℃、400℃、500℃、600℃、700℃、800℃、又は900℃であってよい。この期間にわたる温度のこの低下は、金属をよりゆっくりとした速さで冷却させ、金属の母材内により大きい均一な粒子構造を生成することができる。多くの実施形態では、ホーゼル14は、約10分間にわたって加熱されてよい。他の実施形態では、ホーゼルは、約5〜60分間、5〜10分間、5〜15分間、5〜20分間、10〜30分間、30〜60分間、1〜2時間、1〜3時間、1〜6時間、6〜12時間、又は12〜24時間の範囲内で加熱されてよい。例えば、いくつかの実施形態では、第2の局所的加熱領域62は、800℃の温度で開始して20℃の温度で終了してよく、温度の変化が30分間の期間にわたって生じてよい。いくつかの実施形態では、本体12又は打撃面18は、ホーゼル14が熱処理されている間に本体12の温度又は打撃面18の温度を調整するための部品を備えてもよく、これらの部品は後により詳細に記載される。
v)クラブヘッドを熱処理工程から取り外す
図3を再び参照すると、局所的熱処理工程100は、第2の加熱ユニットからゴルフクラブヘッド10を取り外すことを含む第9のステップ109を含む。多くの実施形態において、ゴルフクラブヘッド10は、第2の加熱ユニット52から手動又は自動で取り外してよい。ゴルフクラブヘッド10を位置決めするために用いられる特定のデバイス及び自動化された方法が、以下においてさらに記載される。
II)硬度/粒子構造の結果
先に詳細に記載した局所的熱処理工程100からの結果として、2つの異なる硬度値を有する2つの異なる硬度領域(即ち、打撃面18、キャビティ、本体12対ホーゼル14)を備えるゴルフクラブヘッド10が作り出される。局所的熱処理工程100を、第1の加熱ステップがホーゼル14に正確な熱処理を適用する分割された熱処理工程と、冷却時間がほとんどからまったくなしでの第2の加熱ステップへの直接的な移行と、を用いて説明する。第2の加熱ステップは、金属をゆっくりと冷却するために、所定の期間にわたる温度勾配を伴う。金属をゆっくりと冷却することは、金属の母材内に均一で大きな粒子構造の成長を促進する。金属内の粒子構造がより大きくなると、金属はより延性となる。延性は、材料が破砕又は亀裂する前に永久的又は塑性的に変形する能力を表すために使用される用語である。これは、大きい粒子構造と高い延性とを有する、局所的熱処理工程100を通じて作り出されたホーゼル14が、脆性材料と比較すると、より破砕又は亀裂し難いことを意味する。小さな粒子構造を有する脆性材料は、金属の迅速な冷却、又は、金属の一定の室温における冷却によってもたらされ、それによってより大きい最大強度を有するが、湾曲するよりも破砕もしくは亀裂する傾向がある。脆性材料は、ボールに衝突するときに高い強度を有し、湾曲しないため、クラブヘッド10の打撃面18に有益であることが分かっている。図7は、脆性材料と延性材料との間の関係を示す例示的な応力−歪み曲線を示している。脆性材料は、より大きな強度を有するが、その降伏強度より大きい応力が加えられるときに湾曲ではなく破砕し、前述したようにこれは打撃面18にとって有益である。延性材料は、ホーゼル14にとって有益である、金属が破砕する前に湾曲(塑性変形)する大きな領域を有し、製造業者が金属を破断することなく特定のロフトを適用することを可能にする。
上述したように、より柔らかくてより延性のホーゼル14と、より硬くてより脆性の打撃面18とを有することは有益である。局所的熱処理工程100は、処理をホーゼル14に対して集中させ、より柔らかくてより延性のホーゼル14と、より硬くてより脆性の打撃面18とを有するクラブヘッド10を作り出す。この工程100は、任意の種類の金属クラブヘッドに適用してよい。多くの実施形態において、ゴルフクラブヘッド10は、合金鋼、炭素合金鋼、チタン合金、複合材料、又は任意の他の適切な材料を含んでよい。他の実施形態では、クラブヘッドは、17−4合金鋼、431合金鋼、炭素合金鋼、又はクロムモリブデン合金鋼を含んでよい。さらに、完成した材料の硬度は異なってもよい。多くの実施形態では、この工程は、ロックウェルスケールにおいてHRC32以下の硬度値を有するホーゼル14と、ロックウェルスケールにおいてHRC38以上の硬度値を有する打撃面18と、を作り出すことができる。他の実施形態では、ホーゼル14は、HRC32、HRC30、HRC28、HRC26、HRC24、HRC22、HRC20、又はHRC18の硬度値を有してよく、打撃面18は、HRC38、HRC40、HRC42、HRC44、HRC46、HRC48、又はHRC50の硬度値を有してよい。例えば、いくつかの実施形態では、ホーゼルは、HRC24の硬度値を有してよく、打撃面18は、HRC42の硬度値を有してよい。表1は、所望の硬度レベルに達するための、様々な例示的な金属の所望の温度を示している。多くの実施形態では、以下の表1を参照すると、17−4合金鋼は、約740〜860℃、740〜780℃、780〜820℃、又は820〜860℃の温度範囲で加熱されてよい。さらに、多くの実施形態では、以下の表1を参照すると、431合金鋼、炭素合金鋼、又はクロムモリブデン合金鋼は、640〜800℃、640〜680℃、680〜720℃、720〜760℃、又は760〜800℃の間の温度に加熱されてよい。
Figure 2019524340
より柔らかくてより延性のホーゼル14を有することは、製造業者が、特定のロフトをより一貫して確実にゴルファーのクラブに適用することを可能にする。製造業者は、ホーゼル14上の点においてクラブヘッド10を曲げることにより、ロフト角24をクラブヘッドに適用してもよい。図1及び図2をさらに参照すると、ゴルフクラブヘッド10は、ホーゼル面20とロフト面22との間の角度として規定されるロフト角24を備える。多くの実施形態では、ゴルフクラブヘッド10のロフト角24は、10度から80度までの範囲であってよい。いくつかの実施形態では、ロフト角24は、約80度、75度、70度、65度、60度、55度、50度、45度、40度、35度、30度、25度、又は20度以下であってよい。例えば、他の実施形態では、ロフト角24は、60度であってよい。
III)局所的熱処理装置
第1の加熱ユニット51と第2の加熱ユニット52とを備える装置が、局所的熱処理工程100を実施して、上述のゴルフクラブヘッド10を作り出すために使用されてよい。図4を参照すると、局所的熱処理工程100を実施するために使用され得る装置300が図示されている。装置300は、第1の位置71に位置し、第1種の熱処理を実施するように構成された第1の加熱ユニット51と、第1の熱処理ユニット51に隣接する第2の位置72に位置し、第2種の熱処理を実施するように構成された第2の熱処理ユニット52と、を備える。第1の熱処理ユニット51と第2の熱処理ユニット52との両方は、ゴルフクラブヘッド10のホーゼル14に焦点を合わせた局所的熱領域を含む。
加えて図4を参照すると、第1の加熱ユニット51は、電力供給部55とコイル管56とを備える誘導ヒータであってよい。コイル管56は、第1の端58及び第2の端59において電力供給部55に連結されてよい。コイル管56の内側の領域は、第1の局所的加熱領域61を規定してよい。電力供給部55は、コイル管56を通じて、50〜450kHzの範囲にある電流を送るように構成されてよい。多くの実施形態では、コイル管56は、銅線を備えてよい。他の実施形態では、コイル管56は、銀、金、アルミニウム、又は任意の他の適切な金属など、低い抵抗を有する異なる金属を備えてよい。他の実施形態では、第1の加熱ユニット51は、電気ヒータ、レーザーヒータ、バッチヒータ、又は、当業者に公知の任意の他の適切なヒータを備えてよい。
第2の加熱ユニット52は、第1の加熱要素65と第2の加熱要素66とを備える電気ヒータであってよい。第1の加熱要素65と第2の加熱要素66とは、平行で互いから離間されており、2つの加熱要素65、66の間の領域は、第2の局所的加熱領域72を規定する。いくつかの実施形態では、第2の加熱ユニット52は、第1の分離部品76と第2の分離部品78とを備えてよい。第1の分離部品76及び第2の分離部品78は、第1及び第2の加熱要素65、66に対して垂直に延び、第1及び第2の加熱要素65、66の下に位置決めされ、第2の局所的加熱領域62をさらに定めてよい。多くの実施形態では、加熱要素は、ニクロム材料から成る。他の実施形態では、加熱要素は、PTCゴム、PTCセラミック要素、白銅、又は、高い電気抵抗を有する任意の他の材料など、高い抵抗を有する異なる材料を備えてよい。他の実施形態では、第2の加熱ユニット52は、誘導ヒータ、レーザーヒータ、バッチヒータ、又は、当業者に公知の任意の他の適切なヒータを備えてよい。
他の実施形態では、装置300は、3つ以上の加熱ユニットを備えてもよい。さらに、加熱ユニットは、一度に複数のクラブヘッド10を受け入れるように構成されてもよい。
IV)ゴルフクラブヘッドを位置決めするためのデバイス及び自動化された方法
上述したように、局所的熱処理工程100は、ゴルフクラブヘッド10が、第2の加熱ユニット52に手動又は自動で配置され、ホーゼル14が第2の局所的加熱領域62内に位置決めされるように手動又は自動で位置決めされることを含んでよい。様々なデバイスが、これらのステップを達成するために使用されてよい。図3及び図4を参照すると、いくつかの実施形態では、第2のステップ102は、ゴルフクラブヘッド10をデバイス40に配置することを含んでよい。第3のステップ103は、デバイス40を第1の加熱ユニット51に配置することを含んでよい。また、第5のステップ105は、デバイスを第1の加熱ユニットから取り外すことを含んでもよく、第6のステップ106は、デバイス40を第2の加熱ユニット52に配置することを含んでもよく、ホーゼル14を第2の局所的加熱領域62に位置決めすることを含む第7のステップ107は、デバイスがホーゼル14を正しい位置に位置決めするように構成されているため、もはや必要ではない。いくつかの実施形態では、デバイス40は、クランプ機構を利用する。他の実施形態では、デバイスは、ストラップ機構、挟み付け機構、磁石機構、又は、任意の他の適切な拘束機構などの拘束機構を使用してよい。
さらに他の実施形態では、デバイス40は、デバイスを第1の加熱ユニット51から第2の加熱ユニット52まで運ぶように構成されるコンベヤベルト90に連結されてよい。いくつかの実施形態では、コンベヤベルトは、ゴルフクラブヘッド10を第1の加熱ユニット51及び第2の加熱ユニット52へと移動させ、割り当てられた加熱時間の期間にわたって留まったままとなる。他の実施形態では、第1の加熱ユニット51は、所望の硬度に達するためにホーゼル14に必要とされる加熱時間と対応する所定の距離にわたってコンベヤベルトで移動する。さらに、第2の加熱ユニット52は、その長さにわたって温度勾配がある細長い局所的加熱領域62を備えてよい。第2の加熱ユニット52の第1の端部は、上述した最初の温度であってよく、第2の加熱ユニット52の第2の端部は、上述した最終温度であってよい。コンベヤベルト90は、ゴルフクラブヘッド10を含むデバイス40を、第2の加熱ユニット52の長さに沿って、所望の硬度に達するためにホーゼル14に必要とされる加熱時間と対応する特定の速さで移動できる。
V)ゴルフクラブヘッド本体又は打撃面のための冷却部品
上述したように、加熱処理工程100は、ホーゼル14が熱処理されている間に本体12又は打撃面18の温度を調整するための部品を備えてよい。図5を参照すると、一実施形態において、本体12は、局所的熱処理工程100の間に本体12からの熱を伝達するように構成された冷却ブロック200を備えてよい。冷却ブロック200は、本体12全体を覆うように成形されており、高い熱伝導率を有する材料により構成される。多くの実施形態では、冷却ブロック200は、銅、銀、アルミニウム、又は任意の他の適切な材料により構成されてよい。例えば、いくつかの実施形態では、冷却ブロック200は、銅により構成される。また、多くの実施形態では、冷却ブロック200は、本体12から伝達される熱の量をさらに増加させるために、冷却ブロック200を通じて冷却剤を汲み上げさせるように構成された通路202を備えてよい。多くの実施形態において、冷却剤は、水、空気、水素、フロン、又は任意の他の適切な冷却剤であってよい。例えば、いくつかの実施形態では、冷却剤は水である。
図6を参照すると、別の実施形態において、ヒートシンク210が示されている。ヒートシンク210は、局所的熱処理工程100の間に打撃面18に取り外し可能に連結されるように構成されている。ホーゼル14が、所望の硬度レベルを達成するために熱処理されている間、ヒートシンク210は、打撃面18から望ましくない熱をさらに排除するために打撃面18に位置決めされてよい。また、ヒートシンク210は、打撃面18の反対に延びる複数のフィン212を有してよい。フィン212は、対流過程が生じるように、より大きな表面積を作り出すことで熱を除去するのを助けることができる。多くの実施形態では、フィンは円形、三角形、長方形、又は任意の他の適切な形を有してよい。例えば、いくつかの実施形態では、フィンは円形の断面を有してよい。フィン212は、ヒートシンク210の表面から、0.01インチ〜5インチの範囲内の任意の高さを有してよい。さらに、ヒートシンク210は、打撃面18から望ましくない熱を排除するというヒートシンク210が有する効果を増大させるために、ヒートシンク210を通じて冷却剤を汲み上げるように構成された循環システム214を備えてもよい。多くの実施形態において、冷却剤は、水、空気、水素、フロン、又は任意の他の適切な冷却剤であってよい。例えば、いくつかの実施形態では、冷却剤は水である。
1又は複数の特許請求の範囲に記載の要素の交換は、訂正ではなく再構築である。また、利益、他の利点、及び問題への解決策は、特定の実施形態に関して記載されている。しかしながら、利益、利点、問題への解決策、及び任意の利益、利点、又は解決策を生じさせる又はより顕著にさせる任意の要素は、請求項のいずれか又はすべての重大な、必要な、又は不可欠な特徴又は要素として解釈されるものではない。
ゴルフへの規則がときどき変わる可能性があるため(例えば、全米ゴルフ協会(USGA)、英国ゴルフ協会(R&A)などのゴルフ標準組織及び/又は運営団体によって、新たな規則が採用され得る、又は、古い規則が廃止もしくは変更され得る)、本明細書に記載した装置、方法、及び製造業者の物品に関連するゴルフ機器は、ある特定の時期において、ゴルフの規則に適合する可能性もあるし適合しない可能性もある。したがって、本明細書に記載した装置、方法、及び製造業者の物品に関連するゴルフ機器は、適合又は非適合のゴルフ機器として、宣伝、販売のための提案、及び/又は販売がされる可能性がある。本明細書に記載した装置、方法、及び製造業者の物品は、この点において限定されていない。
上述の例は、アイアンタイプのゴルフクラブに関係して記載されてもよいが、本明細書に記載されている装置、方法、及び製造業者の物品は、ドライバータイプのゴルフクラブ、フェアウェイウッドタイプのゴルフクラブ、ハイブリッドタイプのゴルフクラブ、ウェッジタイプのゴルフクラブ、又はパタータイプのゴルフクラブなど、他のタイプのゴルフクラブに適用可能であってよい。代替として、本明細書に記載されている装置、方法、及び製造業者の物品は、ホッケースティック、テニスラケット、釣り竿、スキーポールなど、他の種類のスポーツ器具に適用可能であってよい。
さらに、本明細書に開示する実施形態及び限定は、実施形態及び/又は限定が、(1)請求項において明示的に特許請求されていない場合、ならびに、(2)均等論の下で請求項における明示的な要素及び/又は限定の均等物であるか、又は潜在的な均等物である場合、公有の原則の下で公に捧げられていない。
本開示の様々な特徴及び利点は、以下の請求項において述べられている。
本開示の様々な特徴及び利点は、以下の請求項において述べられている。
以下の項目は、国際出願時の特許請求の範囲に記載の要素である。
(項目1)
第1の位置に位置する第1の加熱ユニットと、前記第1の位置に隣接する第2の位置に位置する第2の加熱ユニットとを備え、
前記第1の加熱ユニットが、
電力供給部と、
第1の端部及び第2の端部において前記電力供給部に連結されたコイル管と、
ゴルフクラブヘッドのホーゼルを、前記コイル管内の第1の局所的加熱領域の内部に位置決めするように構成されるデバイスと、を備える誘導ヒータであり、
前記第2の加熱ユニットが、
第2の局所的加熱領域を含む電気ヒータと、
前記ゴルフクラブヘッドの前記ホーゼルを、前記電気ヒータの前記第2の局所的加熱領域に位置決めするように構成されるデバイスと、を備える、
装置。
(項目2)
前記第1の加熱ユニット及び前記第2の加熱ユニットは、17−4合金鋼に対して約740〜860℃、又は、431合金鋼、炭素合金鋼、若しくはクロムモリブデン合金鋼に対して約640〜800℃の温度範囲を有する、項目1に記載の装置。
(項目3)
前記第2の加熱ユニットは、
第1の加熱要素と、
前記第1の加熱要素と平行に位置決めされる第2の加熱ユニットであって、前記第2の局所的加熱領域は、前記第1の加熱要素と前記第2の加熱要素との間に位置する、前記第2の加熱ユニットと、
をさらに備える、項目1に記載の装置。
(項目4)
前記第2の加熱ユニットは、
前記第1の加熱要素に対して垂直に隣接して延びる第1の分離部品と、
前記第2の加熱要素に対して垂直に隣接して延びる第2の分離部品と、
をさらに備え、
前記デバイスは、前記ゴルフクラブヘッドの前記ホーゼルを、前記1の加熱要素と前記第2の加熱要素との間であって、前記第1の分離部品及び前記第2の分離部品の上方に位置決めするように構成される、項目3に記載の装置。
(項目5)
前記コイル管は、銅により構成される、項目1に記載の装置。
(項目6)
前記デバイスが連結され、前記デバイスを前記第1の加熱ユニットから前記第2の加熱ユニットまで運ぶように構成されるコンベヤベルトをさらに備える、項目1に記載の装置。
(項目7)
前記第1の加熱ユニットは、第1の点から第2の点まで前記コンベヤベルトと同じ速さで移動し、
前記第2の加熱ユニットは拡張された長さを備える、項目6に記載の装置。
(項目8)
前記第2の加熱ユニットは、前記ヒータの長さにわたって温度勾配を備える、項目7に記載の装置。
(項目9)
前記デバイスは、クランプデバイスである、項目1に記載の装置。
(項目10)
前記デバイスは、ストラップ拘束機構を備える、項目1に記載の装置。
(項目11)
前記デバイスは、磁石拘束機構を備える、項目1に記載の装置。
(項目12)
前記ゴルフクラブヘッドの本体は、冷却部品を備える、項目1に記載の装置。
(項目13)
前記冷却部品は、冷却ブロックを備える、項目12に記載の装置。
(項目14)
前記冷却ブロックは、通路を通して冷却剤を汲み上げさせるように構成された前記通路を備える、項目13に記載の装置。
(項目15)
前記冷却部品は、ヒートシンクを備える、項目12に記載の装置。
(項目16)
前記ヒートシンクは、フィンを備える、項目15に記載の装置。
(項目17)
前記ヒートシンクは、前記ヒートシンクを通じて冷却剤を汲み上げさせるように構成された循環システムを備える、項目16に記載の装置。
(項目18)
ゴルフクラブを熱処理するための方法であって、
第1の位置における第1の加熱ユニットと、前記第1の位置に隣接する第2の位置における第2の加熱ユニットと、を備える熱処理を受けるように構成されたゴルフクラブヘッドを鋳造するステップと、
前記ゴルフクラブヘッドを前記第1の加熱ユニットに配置するステップであって、前記第1の加熱ユニットは誘導ヒータである、前記ステップと、
前記ゴルフクラブヘッドのホーゼルが、前記誘導ヒータの第1の局所的加熱領域内に位置するように前記ゴルフクラブヘッドを位置決めするステップと、
前記ゴルフクラブヘッドホーゼルを前記誘導ヒータの前記第1の局所的加熱領域内で約10分間加熱するステップと、
前記ゴルフクラブヘッドを前記誘導ヒータから取り外すステップと、
前記ゴルフクラブヘッドを前記第2の加熱ユニットに配置するステップであって、前記第2の加熱ユニットは電気ヒータである、前記ステップと、
前記ゴルフクラブヘッドの前記ホーゼルが、前記電気ヒータの第2の局所的加熱領域内に位置するように前記ゴルフクラブヘッドを位置決めするステップと、
前記ゴルフクラブヘッドホーゼルを前記電気ヒータの前記第2の局所的加熱領域内で約10分間加熱するステップと、
前記ゴルフクラブヘッドを前記電気ヒータから取り外すステップと、
を備える方法。

Claims (18)

  1. 第1の位置に位置する第1の加熱ユニットと、前記第1の位置に隣接する第2の位置に位置する第2の加熱ユニットとを備え、
    前記第1の加熱ユニットが、
    電力供給部と、
    第1の端部及び第2の端部において前記電力供給部に連結されたコイル管と、
    ゴルフクラブヘッドのホーゼルを、前記コイル管内の第1の局所的加熱領域の内部に位置決めするように構成されるデバイスと、を備える誘導ヒータであり、
    前記第2の加熱ユニットが、
    第2の局所的加熱領域を含む電気ヒータと、
    前記ゴルフクラブヘッドの前記ホーゼルを、前記電気ヒータの前記第2の局所的加熱領域に位置決めするように構成されるデバイスと、を備える、
    装置。
  2. 前記第1の加熱ユニット及び前記第2の加熱ユニットは、17−4合金鋼に対して約740〜860℃、又は、431合金鋼、炭素合金鋼、若しくはクロムモリブデン合金鋼に対して約640〜800℃の温度範囲を有する、請求項1に記載の装置。
  3. 前記第2の加熱ユニットは、
    第1の加熱要素と、
    前記第1の加熱要素と平行に位置決めされる第2の加熱ユニットであって、前記第2の局所的加熱領域は、前記第1の加熱要素と前記第2の加熱要素との間に位置する、前記第2の加熱ユニットと、
    をさらに備える、請求項1に記載の装置。
  4. 前記第2の加熱ユニットは、
    前記第1の加熱要素に対して垂直に隣接して延びる第1の分離部品と、
    前記第2の加熱要素に対して垂直に隣接して延びる第2の分離部品と、
    をさらに備え、
    前記デバイスは、前記ゴルフクラブヘッドの前記ホーゼルを、前記1の加熱要素と前記第2の加熱要素との間であって、前記第1の分離部品及び前記第2の分離部品の上方に位置決めするように構成される、請求項3に記載の装置。
  5. 前記コイル管は、銅により構成される、請求項1に記載の装置。
  6. 前記デバイスが連結され、前記デバイスを前記第1の加熱ユニットから前記第2の加熱ユニットまで運ぶように構成されるコンベヤベルトをさらに備える、請求項1に記載の装置。
  7. 前記第1の加熱ユニットは、第1の点から第2の点まで前記コンベヤベルトと同じ速さで移動し、
    前記第2の加熱ユニットは拡張された長さを備える、請求項6に記載の装置。
  8. 前記第2の加熱ユニットは、前記ヒータの長さにわたって温度勾配を備える、請求項7に記載の装置。
  9. 前記デバイスは、クランプデバイスである、請求項1に記載の装置。
  10. 前記デバイスは、ストラップ拘束機構を備える、請求項1に記載の装置。
  11. 前記デバイスは、磁石拘束機構を備える、請求項1に記載の装置。
  12. 前記ゴルフクラブヘッドの本体は、冷却部品を備える、請求項1に記載の装置。
  13. 前記冷却部品は、冷却ブロックを備える、請求項12に記載の装置。
  14. 前記冷却ブロックは、通路を通して冷却剤を汲み上げさせるように構成された前記通路を備える、請求項13に記載の装置。
  15. 前記冷却部品は、ヒートシンクを備える、請求項12に記載の装置。
  16. 前記ヒートシンクは、フィンを備える、請求項15に記載の装置。
  17. 前記ヒートシンクは、前記ヒートシンクを通じて冷却剤を汲み上げさせるように構成された循環システムを備える、請求項16に記載の装置。
  18. ゴルフクラブを熱処理するための方法であって、
    第1の位置における第1の加熱ユニットと、前記第1の位置に隣接する第2の位置における第2の加熱ユニットと、を備える熱処理を受けるように構成されたゴルフクラブヘッドを鋳造するステップと、
    前記ゴルフクラブヘッドを前記第1の加熱ユニットに配置するステップであって、前記第1の加熱ユニットは誘導ヒータである、前記ステップと、
    前記ゴルフクラブヘッドのホーゼルが、前記誘導ヒータの第1の局所的加熱領域内に位置するように前記ゴルフクラブヘッドを位置決めするステップと、
    前記ゴルフクラブヘッドホーゼルを前記誘導ヒータの前記第1の局所的加熱領域内で約10分間加熱するステップと、
    前記ゴルフクラブヘッドを前記誘導ヒータから取り外すステップと、
    前記ゴルフクラブヘッドを前記第2の加熱ユニットに配置するステップであって、前記第2の加熱ユニットは電気ヒータである、前記ステップと、
    前記ゴルフクラブヘッドの前記ホーゼルが、前記電気ヒータの第2の局所的加熱領域内に位置するように前記ゴルフクラブヘッドを位置決めするステップと、
    前記ゴルフクラブヘッドホーゼルを前記電気ヒータの前記第2の局所的加熱領域内で約10分間加熱するステップと、
    前記ゴルフクラブヘッドを前記電気ヒータから取り外すステップと、
    を備える方法。
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