JP2019522818A - ポリシロキサン材料を有する波長変換体、その製造方法、およびそれを含有する固体照明装置 - Google Patents

ポリシロキサン材料を有する波長変換体、その製造方法、およびそれを含有する固体照明装置 Download PDF

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Abstract

本発明は、ポリシロキサンマトリックスに分散した発光材料および無機ナノ粒子を有する波長変換体であって、無機ナノ粒子がポリシロキサンマトリックスとナノ粒子の合計質量に対して少なくとも10質量パーセントを占める、波長変換体に関する。【選択図】 図4

Description

本発明は、シリコーン材料を含有する固体照明装置に関する。より詳細的には、本発明は、固体照明装置用の発光材料のためのマトリックス材料としてのシリコーン樹脂の使用に関する。
シリコーンは、発光ダイオード(LED)パッケージなどの固体照明装置で、主に接着剤、蛍光体封止材、および光学部品、例えば、光抽出(light extraction)用レンズとして使用されている。典型的な一般照明用途(general lighting appllication)において、LEDパッケージの作動温度は90℃〜110℃程度になり得る。自動車用ヘッドランプなどのより厳しい用途の場合、LEDパッケージは125℃〜150℃ほどの温度になることがあり、局部領域によっては175℃を超える。新たに出現した高照度レーザ活性化リモート蛍光体(high illuminance laser−activated remote phosphor)(LARP)または高出力LEDプロジェクション用途では、温度は自動車用途よりさらに高くなることがある。
ほとんどのメチルシリコーンは、約150℃未満の温度では数千時間にわたってその光学的および機械的な性質を保持する。一方、それらは約200℃を超える温度では数日中に亀裂を生じる可能性がある。現在利用可能なUL規格対応の光学用シリコーンは105℃〜150℃の範囲の相対温度指数(RTI)を有する。フェニルシリコーンはさらに安定性が低く、150℃を超える温度で急速に脆くなり、黄色に発色する。結果として、標準的なメチルまたはフェニルシリコーンは、LARPまたはより新しい高出力LEDなどの高温および/または高束(high flux)用途に存在する極端な条件を耐えられる可能性が低い。したがって、高温/高束用途の多くにおいては、現在使用されているシリコーンに代わる代替材料が必要である。
1つの態様において、低粘度のメトキシメチルシロキサン前駆体から形成された、高度に架橋したシロキサン網目構造内に分散した発光材料を有する波長変換体が提供される。
別の態様において、ポリシロキサンマトリックスを有する波長変換体の製造方法が提供される。
さらなる態様において、波長変換体を含有する蛍光体変換LED(pc−LED)またはレーザダイオードなどの固体照明装置が提供される。
本発明におけるポリシロキサンマトリックス材料は、高温および高束用途において、標準的なメチルシリコーンよりも安定であり、次の付加的な利点を有してもよい。
・高度に架橋したポリシロキサンを主体とする波長変換体は、スクリーン印刷されたシリコーンを主体とする変換体よりも、直線/シャープなエッジを有するように製造することができる。
・波長変換体は、安価なプロセスを用いて室温(または、硬化プロセスを速めることが望まれるならば、やや高めた温度)で製造することができる。
・成形プロセスが高温または溶媒を必要としないので、このプロセスはほとんど全ての蛍光体に対して適合性があり、青色から赤色まで、さらに組合せ(例えば、クールホワイトブレンドおよびウォームホワイトブレンド)を含む、種々の色が可能である。
・この技術はテープキャスティングおよび打ち抜きと適合性であるため、製造工程が簡素化され、コストが低減する。
・高度に架橋したポリシロキサンマトリックス材料は標準的なシリコーンよりもずっと粘着性が低く、器具設備を汚すことなく変換体素子を打ち抜くことができる。
・この成形方法は、他の方法よりも輝度およびカラーポイントが均一な波長変換体を製造することができる。
・前駆体材料が液状であるため、ナノ粒子、金属アルコキシ前駆体、有機分子、ポリマー等などのいろいろな添加剤を変換体素子中に組み込むことが可能である。
・メトキシメチルシロキサン前駆体は、溶媒の有無にかかわらず、使用可能である。
メトキシ含有率が約32質量%である、メトキシ官能化メチルポリシロキサンおよび/またはメトキシ官能化メチルポリシロキサン前駆体の代表的な構造の図である。繰返し単位の数nは変化してもよい。 ヒドロキシ(−OH)基を有するナノ粒子を如何にしてポリシロキサン網目構造中に組み込むことができるかを示す略図である。この図は例示のみを目的とする。4つのポリシロキサン単位が各ナノ粒子に結合すること、または各ヒドロキシル基が架橋に関わることを暗示する意図はない。 液状状態(11)および硬化状態(破線、12)の好ましいメトキシメチルシロキサンの、減衰全反射−フーリエ変換赤外分光(ATR−FTIR)スペクトル/曲線をATR単位(ATR U)で示す図である(νは波数cm−1)。 図1に示した前駆体の加水分解および縮合の結果となり得る、高度に架橋したポリシロキサンの代表的な構造の図である。ダングリングボンドは構造の延長または末端基を示すことができる。 LED用途向けの、本発明に係る固体照明装置の略図である。 レーザダイオード用途向けの、本発明に係る固体照明装置の略図である。
本発明と共に、本発明の他のおよびさらなる目的、利点および可能性をより良く理解するために、以下の開示および添付の特許請求の範囲を上記の図面と合わせて参照する。図中の同じ数字は類似の部分を示す。
本明細書で使用される場合、用語「波長変換体」は、光源、好ましくは半導体光源と共に使用するように設計された個々の構成要素を意味する。波長変換体は、光源により放出された一次光を、一次光とは異なる波長を有する二次光に変換する発光材料を含有する。発光材料は、光源により放出された一次光、好ましくは電磁スペクトルの紫外(UV)または可視領域の光により励起される蛍光体、量子ドット、または他の光輝性材料を含み得る。発光材料により放出される二次光は、通常は一次光よりも長い波長を有する(下方変換)。変換体を通過した未変換の一次光は放出された二次光と合わさり、固体光源からの総合発光を提供する。例えば、青色発光LEDと、黄色発光蛍光体を有する波長変換体とを組み合わせて、総合白色発光を生成する。他の用途では、一次光を完全に二次光に変換(全変換)することで、固体照明装置から単色発光が生じる。
本明細書で使用される場合、蛍光体、LEDまたは変換材料の色への言及は、一般に、他に断らない限り、その発光色を意味する。したがって、青色LEDは青色光を放出し、黄色蛍光体は黄色光を放出する、などである。
好ましい実施形態において、本発明の波長変換体は、好ましくは液状のメトキシメチルポリシロキサン前駆体から室温で(または、硬化プロセスを速めることが望まれるならば、やや高まった温度で)形成されたポリシロキサンマトリックスを有する。好ましいメトキシメチルポリシロキサン前駆体は図1に示されている。ポリシロキサン前駆体の末端基はアルコキシ、ビニル、ヒドロキシル、カルボン酸、エステル、または他の反応性官能基などの化学的に反応性の基を、1種または複数種含んでいてもよい。他の実施形態において、末端基はより反応性の低い基、例えばメチルおよびエチルなどのアルキルであり得る。メチルおよびメトキシの側基が好ましいが、エチル、エトキシ、フェニル、フェノキシ、ビニル、トリフルオロプロピル等の他の官能基が排除されることはない。さらに、ポリシロキサン主鎖とメチル側基およびメトキシ側基との他の組合せも可能である。
蛍光体粒子に加えて、多くの他の添加剤を液状前駆体に含ませることで、最終の固体ポリシロキサンに含ませることができる。これらの添加剤としては、無機ナノ粒子、金属アルコキシ前駆体、有機分子、および他のポリマーを挙げることができる。異なる添加剤は異なる目的、例えば、粘度の制御、亀裂抵抗性および高い機械的強度の提供、屈折率の調節、または熱伝導率の増大、を解決する。
開示されているポリシロキサン材料の、伝統的なシリコーンに対する追加の潜在的な利点は、あるナノ粒子がどのように組み込まれているかである。伝統的なシリコーンにおいて、ナノ粒子は、通常単純な物理的混合物として存在する。これらはシリコーン網目構造内に含有されるが、化学的に結合していない。本発明の場合、前駆体材料は反応性のアルコキシ基を有し、これは(他の基に加えて)別のアルコキシ基またはヒドロキシ基と反応させることができる。ナノ粒子は、その表面にアルコキシ基またはヒドロキシ基を有するように作製されているならば、マトリックス材料と化学的に結合して、網目構造に単に物理的に捕捉される代わりに、シロキサン網目構造の一部となることができる。図2は、これがどのように働き得るかを示す簡略図である。ポリシロキサン上の反応性のメトキシ基は加水分解されて、シラノール基を残し、副生成物としてメタノールを形成することができる。次いで、ナノ粒子上のヒドロキシ基とポリシロキサンのシラノール基は縮合反応によって結合し、副生成物として水を形成することができる。競合反応もあるであろうからこの説明は単純化し過ぎであるが、主反応の正味の結果は同じであり、ナノ粒子とポリシロキサンが高度に架橋した網目構造となる。
これは熱伝導率、透明度、機械的強度等に影響する。例えば、フォノンは、化学結合の連続した網目構造の方が、粒子とシリコーンの境界毎に熱界面がある物理的混合物を通るよりも容易に伝播することができる。透明度は複合材料の種類によっても影響を受ける。単純な物理的混合物の場合、粒子が非常に小さく、非常に良く分散していない限り、屈折率の異なる材料間、すなわち粒子とマトリックス間のあらゆる界面で、光散乱が起こる。一方、ナノ粒子がマトリックス材料に化学的に結合しているならば、それは均質系により近く、散乱は低減するかまたは排除される。
好ましいポリシロキサン前駆体は、メトキシ含有率が10〜50質量パーセント(質量%)、より好ましくは15〜45質量%、さらにより好ましくは30〜40質量%の範囲である低分子量のメトキシメチルポリシロキサンである。硬化プロセス中、架橋反応に関与する各メトキシ基はメタノール(または類似の揮発性生成物)を形成し、これは系から容易に蒸発する。したがって、開始時点に存在するメトキシ基が多ければ、それだけ多くの有機含有物が硬化中に除去される。硬化後のポリシロキサン材料は、空気中で1000℃に加熱したときにその初期重量の約20%未満を失うことが好ましい。前駆体は好ましくは室温で液状である。分子量(およびシロキサン単位の数n)は、粘度が1〜50mPa・sの範囲、好ましくは2〜20mPa・sの範囲となるようにするべきである。
液状および硬化した形態の好ましいメトキシメチルポリシロキサンの赤外スペクトルは、図3に示されており、次のように帰属される吸収帯を含む。
メチル(−CH) 2969〜2944cm−1
メトキシ(−O−CH) 2840cm−1
ケイ素メトキシ(Si−O−CH) 1193、851cm−1
シロキサン(Si−O−Si) 1034〜1000cm−1
ケイ素メチル(−Si−CH) 1269cm−1
シラノール(−Si−OH) 919cm−1
硬化した材料のスペクトルで、メトキシ官能基に関連するピーク(約2840cm−1および1192cm−1)はほとんど消失しており、ほとんどのメトキシ基が架橋プロセスに関与したか、またはシラノール基により置き換えられた(硬化した材料の919cm−1のピークは十中八九シラノールの存在に起因する)ことを示している。約1000cm−1〜約1150cm−1の領域内の最強のピーク間の差は、液状から硬化物へ変わる際に、シロキサン構造にかなりの変化があったことを示唆している。約3400cm−1の広いピークは、硬化した材料がいくらかの湿気を吸収したことを示している。
両方のスペクトルで1269cm−1にシャープなピークがある。このピークはSi−CH運動に関連している。このピークの位置は、ケイ素が結合している酸素原子の数に依存している。シロキサン化合物について、モノマー単位を記載するための一般的な命名体系を表1に示す。この命名法体系は、所与のケイ素原子に対する酸素対メチル基の比に基づく。1269cm−1のピークの存在ならびに1250cm−1および1260cm−1のピークの欠如は、樹脂または硬化した材料のいずれかにT型の単位のみが存在することを示唆しており、図4に示したのと類似の構造であることを示している。これは、約762cm−1および767cm−1のピークにより確認され、これらのピークはT単位も示している。
Figure 2019522818
既に記載したように、蛍光体粉末を液状前駆体に加えてもよい。蛍光体(または蛍光体ブレンド)の濃度は最終の蛍光体含有ポリシロキサン(phosphor−in−polysiloxane)波長変換体の80質量%以下とすべきである。所与の実施形態では、硬化したポリシロキサンマトリックス中の所与の蛍光体の濃度は、活性化剤(例えばCe3+またはEu2+)の濃度、蛍光体の吸収率および量子効率、目標とするカラーポイント、ならびに系内に他の散乱添加剤が存在するかどうかに依存する。以下は、本発明のポリシロキサンマトリックス中に組み込むことができる蛍光体の非排他的なリストである。
(RE1−xCe(Al1−yA’12
ここでREはY、Lu、Tb、およびGdの少なくとも1種であり、xは0<x≦0.1の範囲内であり、A’はScおよびGaの少なくとも1種であり、yは0≦y≦1の範囲である。
(RE1−xCe(Al5−2yMgSi)O12
ここでREはY、Lu、Tb、およびGdの少なくとも1種であり、xは0<x≦0.1の範囲であり、yは0≦y≦2の範囲内である。
(RE1−xCeAl5−ySi12−y
ここでREはY、Lu、Tb、およびGdの少なくとも1種であり、xは0<x≦0.1の範囲内であり、yは0≦y≦0.5の範囲内である。
(RE1−xCeCaMgSi12:Ce3+
ここでREはY、Lu、Tb、およびGdの少なくとも1種であり、xは0<x≦0.1の範囲内である。
(AE1−xEuSi
ここでAEはCa、Sr、およびBaの少なくとも1種であり、xは0<x≦0.1の範囲内である。
(AE1−xEu)AlSiN
ここでAEはCa、Sr、およびBaの少なくとも1種であり、xは0<x≦0.1の範囲内である。
(AE1−xEuAlSi
ここでAEはCaおよびSrの少なくとも1種であり、xは0<x≦0.1の範囲内である;
(Sr1−xEu)LiAl
ここでxは0<x≦0.1の範囲内である。
(AE1−xEuGa
ここでAEはCa、Sr、およびBaの少なくとも1種であり、xは0<x≦0.1の範囲内である。
(AE1−xEu)Si
ここでAEはCa、Sr、およびBaの少なくとも1種であり、xは0<x≦0.1の範囲内である。
(AEEu)Si12−2x−3yAl2x+3y16−y
ここでAEはCa、Sr、およびBaの少なくとも1種であり、xは0.2≦x≦2.2の範囲内であり、yは0<y≦0.1の範囲内である。
(AE1−xEuSiO
ここでAEはCa、Sr、およびBaの少なくとも1種であり、xは0<x≦0.1の範囲内である。
(AE1−xEuSiO
ここでAEはCa、Sr、およびBaの少なくとも1種であり、xは0<x≦0.1の範囲内である。
上記例示のわずかな改変物、例えばフッ素または他のハロゲンイオンを組込んだもの、を含めて、他の蛍光体も使用することができる。自動車用の前方照明用途の場合、最適な蛍光体はセリウム活性化、ガドリニウムドープガーネットである(Y1−x−yGdCeAl12(ここでxは0≦x≦0.2であり、yは0<y≦0.05である)であろう。
本発明の多くの実施形態において、添加剤は、前駆体の処理能力および/または高度に架橋したポリシロキサンの最終特性に対して重要な役割を果たす。添加剤の第1の分類は無機ナノ粒子(結晶性および非結晶性の相を含む)である。以下は例示材料の非排他的なリストである。
酸化物: SiO、ZrO、TiO、Al、およびZnO、
窒化物: AlN、Si、およびBN、ならびに
炭素系添加物: カーボンナノチューブおよびグラフェン。
いくつかの実施形態において、無機ナノ粒子の表面はキャッピング剤で改質されてポリシロキサン前駆体と混和性にされていてもよい。ナノ粒子添加剤の濃度は0〜75質量%の間で変化し得る。好ましくは、ナノ粒子はZrOおよび/またはSiOを含む。
第2の分類の添加剤は、ジルコニウム、チタン、およびハフニウムアルコキシドなどの液状の金属含有化合物である。この種の添加剤の濃度は0〜75質量%の間で変化し得る。第3の分類の添加剤は、接着促進剤、可塑剤、消泡剤、増粘剤、シンナー等として作用する有機分子である。この種の添加剤の濃度は0〜10質量%の間で変化し得る。第4の分類の添加剤は有機変性シリカ、ケイ酸塩またはセラミックである。これらの添加剤はそのままシロキサン前駆体に加えてもよいが、これらの材料の未反応前駆体をシロキサンに加えることがより好ましいことがある。第5の分類の添加剤は、有機(炭素を主とする鎖)または無機(炭素を主としない鎖)のポリマーである。いくつかの非排他的な例として、ポリ(ジメチルシロキサン)、ポリ(メチルフェニルシロキサン)、ポリ(ジフェニルシロキサン)、ポリ(シルフェニレン−シロキサン)、ポリホスファゼン、ポリシラザン、ペルヒドロポリシラザンが挙げられる。この種の添加剤の濃度は0〜75質量%の間で変化し得る。
シロキサン前駆体を架橋ポリシロキサンに硬化させるための触媒の典型的な組合せは、湿気およびチタン酸テトラ−n−ブチルである。数々の用途において、水(液状または気体)の存在は硬化工程のために十分であるため、チタン酸テトラ−n−ブチル触媒は必ずしも必要ではない。これらの触媒が好ましいが、他の触媒または触媒の組合せを使用してもよい。
水に曝露されると、触媒の有無にかかわらず、メトキシメチルポリシロキサン前駆体は加水分解および縮合反応を経て、低分子量のポリシロキサン単位が架橋した密なポリシロキサン網目構造になる。図4は、全てのメトキシ基が架橋に関与した場合に生じるポリシロキサン網目構造を図示する。実際には、全てのメトキシ基が架橋する可能性は低い。それらのいくつかはそのまま残り、それらのいくつかはシラノール基により置き換えられるであろう。図4に示した構造は例示を目的とするものであり、いかなる意味でもポリシロキサン材料を限定するものと解するべきでないことに留意されたい。
1つの実施形態において、蛍光体含有ポリシロキサン波長変換体は、まずヒュームドシリカを液状のメトキシメチルポリシロキサン前駆体に加えて、粘度を増大させることによって作製される。ヒュームドシリカが十分に混ぜ込まれたら、所望の蛍光体粉末または蛍光体粉末のブレンドをポリシロキサン前駆体中に分散させる。所望であれば、他の添加剤、例えば他の酸化物ナノ粒子を液状前駆体に加えてもよい。通例では、チタンアルコキシドなどの触媒を1質量%〜5質量%の範囲内で加えるが、必須ではない。蛍光体および添加剤の相対的な量は、多くの規準、例えば粒子の大きさ、所望のカラーポイント、変換層の体積および厚さ、励起放射線の波長、固体照明装置の種類(例えばレーザまたはLED)、ならびに他の添加剤材料の量に依存するであろう。
次いで、前駆体混合物を種々の技術のいずれか、例えばスプレーコーティング、浸漬コーティング、スピンコーティング、ドロップキャスティング、テープキャスティング、ドクターブレード法等によって分配する。それを永久的基材、一時的基材、またはLED自体の上に分配することができる。湿気の存在下、または液状の水が前駆体溶液に加えられた場合、混合物は室温で硬化し始める。所望であれば、硬化は温和な加熱(約50℃〜約150℃またはこれ以上)を適用することにより加速することができる。次いで、必要であれば、得られた蛍光体含有ポリシロキサン固体を適切な形状および大きさに打ち抜くかまたはダイスカットし、LEDパッケージまたはレーザ−活性化モジュールに組み込むことができる。
好ましい方法において、ポリシロキサン前駆体をヒュームドシリカ、蛍光体粉末、および触媒と合わせる。分散液をノンスティックキャリアホイル上にテープキャストまたはスプレーコートする。テープを室温、湿気の存在下で数時間〜3日もの間硬化させ、次いで、ノンスティックホイルから取り除く。次いで、テープをダイスカットするかまたは打ち抜くことにより波長変換体を所望の大きさに形成する。変換体を最終用途における予想作動温度よりわずかに高い、好ましくは少なくとも約5℃高い、より好ましくは5℃〜50℃高い温度で熱処理する。熱処理工程はまた個々の変換体を形成する前または後に行うことができる。好ましくは、波長変換体はLEDダイス程度の寸法を有する小さな平板として形成される。
最終の蛍光体含有ポリシロキサン部品の目標とする厚さは25μm〜200μm程度であることが好ましい。ポリシロキサンマトリックス中の蛍光体の濃度は、活性化剤濃度(例えば、YAl12:Ce中Ce3+)、蛍光体の吸光度および量子効率、目標とするカラーポイント、ならびに他の散乱添加剤が存在するかどうかに依存する。適用可能な蛍光体濃度の範囲は約15〜80質量%である。好ましい実施形態において、波長変換体は約50質量%の蛍光体を含有する。
個々の変換体小板は、LEDまたは他の同様な固体照明装置に、光学用接着剤を用いて接合することができる。光学用接着剤は、蛍光体を含まないこと以外はマトリックス材料と同じ前駆体から作製されたポリシロキサンの薄い層であり得る。固体照明装置の詳細な構成は本発明の限定要因ではない。例えば、励起放射線のピークは電磁スペクトルの近紫外、バイオレット、インジゴ、および/または青色領域、すなわち、約365nm〜490nmであり得る。より好ましい範囲は430nm〜465nmである。LEDの実施形態の場合、1つまたは複数のLEDダイスは直接回路基板に接合する(チップオンボード構成)か、またはパッケージ中に組み込むことができる。所与のモジュールまたはライトエンジン内には、これら2つの構成のある組合せが存在することができる。
ヒュームドシリカ(12.5質量%)および(Y1−x−yGdCeAl12型蛍光体(25質量%)を液状のメトキシメチルポリシロキサン前駆体に加える(パーセントはシリカ、蛍光体、および液状ポリシロキサンを含めた総重量に対する値である)。十分に混合した後、1%〜5%のチタン酸テトラ−n−ブチルを触媒として加えて作用させる。次いで、前駆体混合物を、例えば、ノンスティックポリマーシート上に、テープキャストする。最終の硬化した蛍光体含有ポリシロキサン変換体の目標とする厚さは10μm〜500μm程度であるが、25μm〜200μmが好ましい。次いで、テープキャストした材料を、室温で通常の周囲条件下で硬化させる。硬化時間はテープの厚さおよび相対湿度に依存する。典型的には、数時間で埃が付着しない程度には乾燥するが、完全な機械的強度を得るにはより長い硬化時間が必要である。硬化したら、例えば、数値制御(NC)パンチ工具を用いて蛍光体含有ポリシロキサン波長変換体をテープから打ち抜く。好ましくは、変換体を予測される適用温度よりわずかに高い温度で熱処理に付す。その温度に応じて、熱処理工程は打ち抜きの前または後に行うことができる。打ち抜き、および熱処理をしたら、個々の変換体小板は発光ダイオード(LED)またはレーザダイオード(LD)に基づく照明装置に組み込む準備ができている。
それらの安定性を試験するために、(Y,Gd)AG:Ce蛍光体含有ポリシロキサンマトリックスで作製された変換体小板(1mm×1mm、ボンドノッチ)を500℃までのいろいろな温度で2時間アニールした。500℃でアニールした後でも蛍光体含有ポリシロキサン変換体の褐色化も機械的な不具合もなかった。逆に、標準的なシリコーンマトリックスで作製された変換体小板は、400℃で2時間アニールした後に不安定になり、わずかな力を加えると粉々に砕けた。
LED用途:
図5は、固体照明装置500が、LEDダイス502の発光面507に接着された、別途形成された波長変換体504を有する、チップレベル変換体としての用途の実施形態を示す。波長変換体504は、本発明に係る蛍光体含有ポリシロキサン変換体を含む。波長変換体504は、接着剤526の薄い層を用いてLEDダイス502の発光面507に接着された平らな小板状である。より詳細には、変換体504は、任意の数の光学用シリコーンでよい薄い(<10μm)接着剤層でLEDダイス502に付着させることができる。これは低融点ガラスまたは水ガラスタイプの材料、例えばA(SiOO(式中、AはLi、Na、もしくはKのある組合せであり、nはおよそ1〜4の範囲である)またはリン酸モノアルミニウム、MALP、であってもよい。また、ここに開示した高度に架橋したポリシロキサンでLEDダイスに付着させることも可能であり、この場合、液状のシロキサン前駆体をLEDおよび/または波長変換体上に堆積させ、前駆体がLEDと波長変換体との間になるように2つを合わせ、材料を硬化させる。また、SiOおよび/またはZrOなどのナノ粒子添加剤が充填された、ここに開示した高度に架橋したポリシロキサンでLEDダイスに付着させることも可能であり、この場合、充填された液状のシロキサン前駆体をLEDおよび/または波長変換体上に堆積させ、前駆体がLEDと波長変換体との間になるように2つを合わせ、材料を硬化させる。
波長変換体の厚さは約10μm〜約500μmの範囲内で変化させることができるが、好ましくは25μm〜200μm、より好ましくは25μm〜100μmの範囲である。この実施形態において、波長変換体504の厚さは、LEDダイス502により放出された一次光506の一部のみが二次光516に変換されるように選択される。二次光516および未変換の一次光506は固体照明装置500の発光面520から出て、固体照明装置500からの、白色光であり得る、所望の全放出を生成する。
レーザダイオード用途:
固体照明装置の固体光源が半導体レーザダイオードである場合、蛍光体含有ポリシロキサン波長変換体は好ましくはレーザダイオードから離れた位置に、典型的には追加の光学素子により分離されて、設置される。図6に示されているように、固体照明装置600は、少なくともレーザダイオード602により放出された一次光606が透過する透明な基板610、例えばサファイア、に結合されている波長変換体504を有する。既に記載したように、接着剤層526を使用して変換体504を基板610に結合することができる。レーザダイオード602により放出された一次光606は基板610に衝突し、基板610により伝送され、変換体504に入り、二次光516を生成する。この透過型実施形態において、変換体の入射側に二色性層を組み込むことが好ましい場合が多く、これにより励起放射線は通過するが、下方変換された放射線は反射される。代わりの実施形態において、基板610は反射性、例えば銀反射体であり、一次光606は変換体504の発光面520に直接衝突する。
現在のところ本発明の好ましい実施形態と考えられるものを示し記載してきたが、添付の特許請求の範囲によって定義されている本発明の範囲から逸脱することなく、様々な変更および修飾を施すことができることは、当業者に明らかであろう。
本特許出願は、第62/356,569号のである米国特許出願の優先権を主張するものであり、その開示内容は参照により本明細書に組み込まれる。
11 液状樹脂中のメトキシメチルシロキサンのATR−FTIR
12 硬化形態中のメトキシメチルシロキサンのATR−FTIR
500 固体照明装置
502 LEDダイス
504 波長変換体
506 一次光
507 発光面
516 二次光
520 発光面
526 接着剤
600 固体照明装置
602 レーザダイオード
606 一次光
610 基板

Claims (29)

  1. ポリシロキサンマトリックスに分散した発光材料および無機ナノ粒子を有する波長変換体であって、前記無機ナノ粒子が、前記ポリシロキサンマトリックスと前記無機ナノ粒子との合計質量に対して、少なくとも10質量パーセントを占める、波長変換体。
  2. 前記無機ナノ粒子が前記波長変換体の15〜35質量パーセントを占める、請求項1に記載の波長変換体。
  3. 前記無機ナノ粒子が前記波長変換体の35〜75質量パーセントを占める、請求項1または2に記載の波長変換体。
  4. 前記無機ナノ粒子がSiO、ZrO、またはこれらの組合せを含む、請求項1〜3のいずれか一項に記載の波長変換体。
  5. 前記波長変換体の有機含有率が25質量パーセント未満である、請求項1〜4のいずれか一項に記載の波長変換体。
  6. 前記無機ナノ粒子がAl、TiO2、ZnO、BNまたはこれらの組合せを含む、請求項1〜5のいずれか一項に記載の波長変換体。
  7. 前記無機ナノ粒子の表面が、前記ポリシロキサンマトリックスに化学的に結合した官能基を有する、請求項1〜6のいずれか一項に記載の波長変換体。
  8. 前記波長変換体は、厚さが約10μm〜約500μmの平らな小板の形状を有する、請求項1〜7のいずれか一項に記載の波長変換体。
  9. 前記厚さが25μm〜200μmである、請求項8に記載の波長変換体。
  10. 前記厚さが25μm〜100μmである、請求項8に記載の波長変換体。
  11. 400℃で2時間加熱した後に、その機械的完全性を維持する、請求項1〜10のいずれか一項に記載の波長変換体。
  12. 前記発光材料が前記波長変換体の15〜80質量%を占める、請求項1〜11のいずれか一項に記載の波長変換体。
  13. 波長変換体の製造方法であって、
    (a)発光材料および無機ナノ粒子を液状メトキシメチルポリシロキサン前駆体と合わせて分散液を形成する工程であって、前記前駆体はメトキシ含有率が10〜50質量パーセント(質量%)であり、前記無機ナノ粒子は前記分散液の少なくとも10質量パーセントを占める、分散液を形成する工程と、
    (b)前記分散液をノンスティック表面に適用する工程と、
    (c)前記分散液を硬化させて充填ポリマーシートを形成する工程と、
    (d)前記シートを切断して所望の形状を有する個々の波長変換体を形成する工程と
    を含む製造方法。
  14. 前記メトキシ含有率が15〜45質量%である、請求項13に記載の方法。
  15. 前記メトキシ含有率が30〜40質量%である、請求項13に記載の方法。
  16. 前記無機ナノ粒子が前記分散液の10〜75質量%を占める、請求項13〜15のいずれか一項に記載の方法。
  17. 前記無機ナノ粒子が前記分散液の10〜25質量%を占める、請求項13〜15のいずれか一項に記載の方法。
  18. 前記無機ナノ粒子がZrO、SiOまたはこれらの組合せである、請求項13〜17のいずれか一項に記載の方法。
  19. 前記無機ナノ粒子がSiOである、請求項18に記載の方法。
  20. 前記分散液をテープキャスティングまたはドクターブレード法により前記ノンスティック表面に適用してテープを形成する、請求項13〜19のいずれか一項に記載の方法。
  21. 未硬化テープの厚さが25μm〜500μmである、請求項20に記載の方法。
  22. 前記シートを切断して前記個々の波長変換体を形成する工程が、前記波長変換体の前記所望の形状を有するダイスで、前記シートを打ち抜くことを含む、請求項13〜21のいずれか一項に記載の方法。
  23. 前記無機ナノ粒子が疎水性である、請求項13〜22のいずれか一項に記載の方法。
  24. 前記波長変換体を、所望の用途の作動温度より少なくとも5℃高い温度でアニールする、請求項13〜23のいずれか一項に記載の方法。
  25. 前記メトキシメチルポリシロキサン前駆体の粘度が1〜50mPa・sである、請求項13〜24のいずれか一項に記載の方法。
  26. 前記メトキシメチルポリシロキサン前駆体の粘度が2〜20mPa・sである、請求項13〜25のいずれか一項に記載の方法。
  27. 半導体光源および波長変換体を含む固体照明装置であって、
    前記波長変換体は、ポリシロキサンマトリックスに分散した発光材料および無機のナノ粒子を有し、前記無機のナノ粒子が前記ポリシロキサンマトリックスと前記無機ナノ粒子との合計質量に対して、少なくとも10質量パーセントを占める、
    固体照明装置。
  28. 前記半導体光源が発光ダイオードである、請求項27に記載の固体照明装置。
  29. 前記半導体光源がレーザダイオードである、請求項27に記載の固体照明装置。
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