JP2019522572A - タイヤ・コンポーネントをドラムに貼り付けるための方法およびアッセンブリ - Google Patents

タイヤ・コンポーネントをドラムに貼り付けるための方法およびアッセンブリ Download PDF

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Abstract

本発明は、タイヤ・コンポーネントを受け入れ部材の上へ貼り付けるための方法およびアッセンブリに関し、方法は、タイヤ・コンポーネントを貼り付け部材の上に受け入れるステップと、前縁部において複数の前端部ポイントを検出し、後縁部において、前記前端部ポイントと長手方向に一直線に、複数の後端部ポイントを検出するステップと、端部ポイントのそれぞれのペアに関して、前端部ポイントと後端部ポイントとの間の長手方向の距離を決定するステップと、受け入れ部材を受け入れ速度で駆動しながら、貼り付け部材を貼り付け速度で移送方向に駆動し、タイヤ・コンポーネントを受け入れ部材の上へ移送するステップと、前記端部ポイントのペアがスプライスされる順序で、タイヤ・コンポーネントの移送の間に、貼り付け速度と受け入れ速度との間の比率を調節し、スプライシングのために端部ポイントのそれぞれのペアの相対的な位置決めを改善するステップとを含む。

Description

本発明は、タイヤ・コンポーネント、とりわけ、ブレーカー・プライを、ドラムに貼り付けるための方法およびアッセンブリに関する。
WO2015/069102A1は、タイヤ・コンポーネント、とりわけ、ブレーカー・プライを、ドラムに対してセンタリングするための方法を開示している。方法は、タイヤ・コンポーネントを第1のコンベヤーの上に設置し、それを第2のコンベヤーに向けて搬送するステップと、第1の長手方向縁部の位置を決定するステップと、第1のコンベヤーを横断方向に移動させ、それによって、第2のコンベヤーの上の第1の基準に沿って第1の長手方向縁部を整合させるステップと、第2の長手方向縁部の位置を決定しながら、第1のコンベヤーから第2のコンベヤーの上へタイヤ・コンポーネントを搬送するステップであって、タイヤ・コンポーネントは、第1の長手方向縁部と第2の長手方向縁部との間に中心を有する、ステップと、第2のコンベヤーからドラムに向けてタイヤ・コンポーネントを搬送するステップと、ドラムを横方向に移動させ、タイヤ・コンポーネントの中心を、ドラムの上のタイヤ・コンポーネントの所望の貼り付け位置の中心と整合させるステップと、第2のコンベヤーからドラムの上へタイヤ・コンポーネントを搬送するステップとを含む。
その公知の方法は、複数の記憶された前縁部の横方向の位置に関して、記憶された横方向の位置の上流の所定の距離において、後縁部の横方向の位置を決定するステップと、第1のコンベヤーを第2のコンベヤーに対して横断方向に移動させることによって、後縁部の前記横方向の位置を、記憶された前縁部の横方向の位置に整合させるステップとをさらに含む。
第1のコンベヤーの前記横断方向の移動を通して、後縁部の上の任意の所与のポイントが、所定の横方向の位置に補正され得り、この所定の横方向の位置において、前縁部および後縁部において測定されるような横方向の位置同士の間のタイヤ・コンポーネントの長さが、所定の距離にマッチする。所定の距離は、タイヤ・コンポーネントがドラムに貼り付けられるときのタイヤ・コンポーネントの所望の円周方向の長さに対応している。
上記に説明されているような方法は、スプライシングを改善するが、2つの連続した横方向の位置の間の後縁部の長さは、前縁部における同じ横方向の位置同士の間の前縁部の長さに常に等しいわけではない可能性がある。したがって、後縁部を横方向に移動させることによって、前縁部に対する後縁部の長さの差は、スプライシングのときに、不注意に引き伸ばされるかまたは圧縮され得り、波打ちなどのような予測不能な挙動を結果として生じさせる。
本発明の目的は、スプライシングが改善され得る、タイヤ・コンポーネント、とりわけ、ブレーカー・プライを、ドラムに貼り付けるための方法およびアッセンブリを提供することである。
第1の態様によれば、本発明は、タイヤ・コンポーネント、とりわけ、ブレーカー・プライを、貼り付け部材から受け入れ部材の上へ貼り付けるための方法であって、タイヤ・コンポーネントは、前縁部と、後縁部と、前縁部と後縁部との間に延在する第1の長手方向縁部および第2の長手方向縁部とを含み、方法は、
a)タイヤ・コンポーネントを貼り付け部材の上に受け入れるステップと、
b)前縁部において複数の前端部ポイントを検出し、それぞれの前端部ポイントに関して、後縁部において、それぞれの前端部ポイントとともに端部ポイントのペアを形成する後端部ポイントを検出するステップと、
c)端部ポイントのそれぞれのペアに関して、前端部ポイントと後端部ポイントとの間の相対的な位置決めを決定するステップと、
d)受け入れ部材を受け入れ速度で駆動しながら、貼り付け部材を貼り付け速度で駆動し、タイヤ・コンポーネントを移送方向に受け入れ部材の上へ移送するステップと、
e)ビルディング・ドラムの上で後縁部を前縁部にスプライスするステップと
を含み、
貼り付け速度と受け入れ速度との間の比率が、ステップd)における移送の間に、前記端部ポイントのペアがステップe)においてスプライスされる順序で、端部ポイントのそれぞれのペアに関して調節され、スプライシングのために端部ポイントのそれぞれのペアの相対的な位置決めを改善する、方法を提供する。
好ましくは、受け入れ部材は、ビルディング・ドラムであり、ビルディング・ドラムは、受け入れ速度で回転させられる。
上述の比率を調節することによって、タイヤ・コンポーネントは、端部ポイントのペアの間で局所的に引き伸ばされるかまたは圧縮され得り、スプライシングのために、前記端部ポイントのペアを再位置決めし、たとえば、開いたスプライスを閉じるか、または、重なり合うスプライスを低減させる。
好ましくは、前端部ポイントおよび後端部ポイントは、それぞれ、前縁部および後縁部にわたって、同じインターバルで分配されている。したがって、前縁部および後縁部の上のそれぞれの端部ポイントの間のインターバルを圧縮するかまたは引き伸ばすことなく、後端部ポイントは、前端部ポイントに正確にスプライスされ得る。
別の好適な実施形態では、タイヤ・コンポーネントは、貼り付け部材の上の端部ポイントのそれぞれのペアの前端部ポイントと後端部ポイントとの間の長さを有しており、比率の調節なしの前記長さは、ビルディング・ドラムの上で、重なり合うスプライス、開いたスプライス、または突き合わせスプライスのいずれかを結果として生じさせることとなり、比率が、
− 開いたスプライスを結果として生じさせることとなる端部ポイントのペアのうちの1つを移送するときに、受け入れ速度が貼り付け速度よりも高くなるように、および、
− 重なり合うスプライスを結果として生じさせることとなる端部ポイントのペアのうちの1つを移送するときに、受け入れ速度が貼り付け速度よりも低くなるように、
調節される。したがって、スプライスの中の任意の開口部が低減され得り、一方、スプライスの中の任意の重複が減少させられ得り、それによって、スプライシングのための端部ポイントのそれぞれのペアの位置決めを改善する。
別の実施形態では、端部ポイントのペアのうちの少なくとも1つの前端部ポイントおよび後端部ポイントは、移送方向に対して横断方向のまたは垂直の横方向に、貼り付け部材の上で間隔を離して配置されており、ステップd)の間に、貼り付け部材および受け入れ部材は、端部ポイントの前記少なくとも1つのペアを移送するときに、横方向に互いに対して移動させられ、端部ポイントの前記少なくとも1つのペアの前端部ポイントと後端部ポイントとの間の間隔を前記横方向に低減させる。貼り付け速度と受け入れ速度との間の比率を提供することによって、および、貼り付け部材と受け入れ部材との間の相対的な横方向の移動を提供することによって、端部ポイントのペアの相対的な位置決めが、移送方向および横方向の両方に操作され得る。したがって、後端部ポイントは、移送方向および横方向の両方へのベクトル成分を有する経路を横切って、それぞれのペアの前端部ポイントに向けて移動させられ得る。効果的に、後端部ポイントは、湾曲に追従することが可能であり、または、以前に貼り付けられた後端部ポイントに対してそのそれぞれの前端部ポイントに向けて歪められ(warped)得る。以前に説明されている実施形態のうちの1つにしがたって、前端部ポイントおよび後端部ポイントが、それぞれ、前縁部および後縁部にわたって、同じインターバルで、分配されているときに、比率および相対的な横方向の移動の補正は、とりわけ良好に働くことが可能である。
好適な実施形態では、タイヤ・コンポーネントは、前端部と後端部との間で長手方向に延在する主要部を含み、第1の長手方向縁部は、前縁部とともに前方先端部を形成しており、貼り付け部材から受け入れ部材の上への主要部の移送の間に、比率が調節され、前方先端部を後縁部にスプライスする。前方先端部が後縁部にスプライスされることを確実にすることによって、前記前方先端部における、または、前記前方先端部の近くで、端部ポイントが実質的に固定され、一方、端部ポイントの残りは、依然として操作され得る。したがって、貼り付け速度と受け入れ速度との間の初期の比率は、少なくともこれらの端部ポイントがビルディング・ドラムの上で良好なスプライスを提供することを確保するように計算され得る。
さらなる実施形態では、後端部ポイントが貼り付け部材から受け入れ部材の上へ移送されるときに、貼り付け速度と受け入れ速度との間の比率が調節される。したがって、タイヤ・コンポーネントのほとんどが受け入れ部材にすでに貼り付けられたときに、相対的な位置決めが補正され得る。受け入れ部材にまだ貼り付けられていない後縁部の部分は、それぞれの続いている後端部ポイントの貼り付けとともに次第に小さくなり、それによって、すでに貼り付けられている後縁部の部分に対して、まだ貼り付けられていない後縁部の前記部分についての相対的な位置決めの正確な制御を可能にする。
さらなる実施形態では、後端部ポイントは、1つずつ受け入れ部材の上に貼り付けられ、後端部ポイントのうちの1つを受け入れ部材に貼り付けた直後に、貼り付け速度と受け入れ速度との間の比率が、受け入れ部材に貼り付けられることとなる次の後端部ポイントのために調節される。繰り返しになるが、以前の後端部ポイントが貼り付けられるとすぐに、端部ポイントの同じペアの前記以前の後端部ポイントと前端部ポイントとの間の相対的な位置決めは、受け入れ部材の上で実質的に固定され、まだ固定されていない後端部ポイントの次のものが、以前に貼り付けられた後端部ポイントに対して正確に操作され得る。
さらなる実施形態では、貼り付け速度と受け入れ速度との間の比率は、受け入れ速度を調節することによって調節される。貼り付け速度を一定に維持しながら受け入れ速度を調節することによって、タイヤ・コンポーネントは、容易に引き伸ばされるかまたは圧縮され得る。そのうえ、比率の調節が、貼り付けコンベヤーの上流の任意のプロセスに、たとえば、供給コンベヤーから貼り付けコンベヤーの上へのタイヤ・コンポーネントの移送に、影響を与えることが防止され得る。
さらなる実施形態では、前端部ポイントおよび後端部ポイントは、貼り付け部材の上で検出される。したがって、貼り付けコンベヤーから受け入れ部材の上へのタイヤ・コンポーネントの移送の前に、相対的な位置決めが計算され得る。
好適な実施形態では、貼り付け部材は、貼り付けコンベヤーである。タイヤ・コンポーネントは、貼り付けコンベヤーの平坦な表面の上で容易に測定され得る。
代替的な実施形態では、貼り付け部材は、移送ドラムである。移送ドラムは、チェーファーなどのようなタイヤ・コンポーネントを受け入れ部材に移送するために使用され得る。
第2の態様によれば、本発明は、タイヤ・コンポーネント、とりわけ、ブレーカー・プライを、貼り付け部材からビルディング・ドラムの上へ貼り付けるためのアッセンブリであって、タイヤ・コンポーネントは、前縁部と、後縁部と、前縁部と後縁部との間に延在する第1の長手方向縁部および第2の長手方向縁部とを含み、前縁部は、タイヤ・ビルディング・ドラムの上の後縁部にスプライスされるように配置されており、アッセンブリは、貼り付け部材と、受け入れ部材と、貼り付け部材を移送方向に貼り付け速度で駆動するための貼り付け部材ドライブと、受け入れ部材を受け入れ速度で駆動するための受け入れ部材ドライブとを含み、アッセンブリは、前縁部において複数の前端部ポイントを検出し、それぞれの前端部ポイントに関して、後縁部において、それぞれの前端部ポイントとともに端部ポイントのペアを形成する後端部ポイントを検出するための貼り付けセンサーをさらに含み、アッセンブリには、端部ポイントのそれぞれのペアに関して、前端部ポイントと後端部ポイントとの間の相対的な位置決めを決定するための制御システムが設けられており、貼り付け部材から受け入れ部材へのタイヤ・コンポーネントの移送の間に、前記端部ポイントのペアがスプライスされる順序で、端部ポイントのそれぞれのペアに関して貼り付け速度と受け入れ速度との間の比率を調節するために、制御システムは、貼り付け部材ドライブおよび受け入れ部材ドライブに動作可能に接続されており、スプライシングのために端部ポイントのそれぞれのペアの相対的な位置決めを改善する、アッセンブリを提供する。
好ましくは、受け入れ部材は、ビルディング・ドラムであり、受け入れ部材ドライブは、ビルディング・ドラムを受け入れ速度で回転させるためのドラム・ドライブである。
本発明の第2の態様によるアッセンブリは、上述の方法において説明されているステップを実行するために配置されている制御システムを含む。アッセンブリおよびその実施形態は、方法およびそのそれぞれの実施形態と同じ技術的な利点を有している。したがって、技術的な利点は、以降では繰り返されないこととなる。
好適な実施形態では、制御システムは、前端部ポイントおよび後端部ポイントを、それぞれ、前縁部および後縁部にわたって、同じインターバルで分配するために配置されている。
さらに好適な実施形態では、タイヤ・コンポーネントは、貼り付け部材の上の端部ポイントのそれぞれのペアの前端部ポイントと後端部ポイントとの間の長さを有しており、比率の調節なしの前記長さは、ビルディング・ドラムの上で、重なり合うスプライス、開いたスプライス、または突き合わせスプライスのいずれかを結果として生じさせることとなり、制御システムは、
− 開いたスプライスを結果として生じさせることとなる端部ポイントのペアのうちの1つを移送するときに、受け入れ速度が貼り付け速度よりも高くなるように、および、
− 重なり合うスプライスを結果として生じさせることとなる端部ポイントのペアのうちの1つを移送するときに、受け入れ速度が貼り付け速度よりも低くなるように、
比率を調節するために配置されている。
別の実施形態では、端部ポイントのペアのうちの少なくとも1つの前端部ポイントおよび後端部ポイントは、移送方向に対して横断方向のまたは垂直の横方向に、貼り付け部材の上で間隔を離して配置されており、貼り付け部材および受け入れ部材は、端部ポイントの前記少なくとも1つのペアを移送するときに、横方向に互いに対して移動可能であり、端部ポイントの前記少なくとも1つのペアの前端部ポイントと後端部ポイントとの間の間隔を前記横方向に低減させる。
別の実施形態では、貼り付けセンサーは、前端部ポイントおよび後端部ポイントを貼り付け部材の上で検出するために、貼り付け部材に、または、貼り付け部材の上方に配置されている。
好ましくは、貼り付け部材は、貼り付けコンベヤーである。
代替的に、貼り付け部材は、移送ドラムである。
本明細書に説明されて示されているさまざまな態様および特徴は、可能なときにはいつでも、個別に適用され得る。これらの個々の態様、とりわけ、添付の従属請求項に記載されている態様および特徴は、分割特許出願の対象となり得る。
本発明は、添付の概略的な図面に示されている例示的な実施形態に基づいて解明されることとなる。
本発明の第1の実施形態による、ビルディング・ドラムと、タイヤ・コンポーネントを前記ビルディング・ドラムの上へ貼り付けるための貼り付けコンベヤーの形態の貼り付け部材とを備えたアッセンブリを示す図である。 タイヤ・コンポーネントが貼り付けコンベヤーの上にあるときに採取された測定値を示す図である。 ビルディング・ドラムの上で測定されたタイヤ・コンポーネントによって形成される理論的なスプライスを示す図である。 図3の中の円形IVによる理論的なスプライスの詳細、および、前記理論的なスプライスを改善するために必要とされる調節を示す図である。 タイヤ・コンポーネントをドラムの上へ貼り付けるための方法のステップを示す図である。 タイヤ・コンポーネントをドラムの上へ貼り付けるための方法のステップを示す図である。 タイヤ・コンポーネントをドラムの上へ貼り付けるための方法のステップを示す図である。 タイヤ・コンポーネントをドラムの上へ貼り付けるための方法のステップを示す図である。 前端部ポイントおよび後端部ポイントのペアの間で測定されるそれぞれの長さに関して、貼り付けコンベヤーの速度とドラムの速度との間の比率の可能な制御スキームを示す図である。 ドラムに貼り付けた後のタイヤ・コンポーネントの実際のスプライスを示す図である。 タイヤ・コンポーネントが貼り付けコンベヤーの上にあるときに採取された測定値の異なる使用を示す図である。 タイヤ・コンポーネントが貼り付けコンベヤーの上にあるときに採取された測定値の異なる使用を示す図である。 本発明の第2の実施形態による、ビルディング・ドラムと、タイヤ・コンポーネントをビルディング・ドラムの上へ貼り付けるための移送ドラムの形態の貼り付け部材とを備えた代替的なアッセンブリを示す図である。 時間に対して記述された、貼り付けコンベヤーの速度とドラムの速度との間の比率の可能な制御スキームを示す図である。 異なる開いたスプライスを示す図である。 それぞれの開いたスプライスを閉じるための対応する制御スキームを示す図である。 異なる開いたスプライスを示す図である。 それぞれの開いたスプライスを閉じるための対応する制御スキームを示す図である。 異なる開いたスプライスを示す図である。 それぞれの開いたスプライスを閉じるための対応する制御スキームを示す図である。
図1は、本発明の例示的な第1の実施形態による、貼り付けコンベヤーの形態の貼り付け部材3と、ビルディング・ドラム4の形態の受け入れ部材とを備えたアッセンブリ1を示している。アッセンブリ1は、タイヤ・コンポーネント9をビルディング・ドラム4に貼り付けるための方法において使用される。この例示的な実施形態では、タイヤ・コンポーネント9は、ブレーカー・プライ9またはチェーファー(図示せず)などのような、ベルト・コンポーネントである。
タイヤ・コンポーネント9は、第1の長手方向縁部91と、第1の長手方向縁部91に対して実質的に平行の第2の長手方向縁部92とを有している。タイヤ・コンポーネント9には、前端部LEと、反対側の後端部TEと、前端部LEと後端部TEとの間で長手方向Lに延在する主要部90とが設けられている。前端部LEおよび後端部TEは、タイヤ・コンポーネント9のための実質的に平行四辺形状の外側コンターを取得するために、長手方向縁部91、92に対して実質的に同じ斜めの角度の下でカットされている。この例では、主要部90は、形状が実質的に長方形である。角度に起因して、タイヤ・コンポーネント9は、前縁部93および後縁部94を含み、前縁部93および後縁部94は、供給コンベヤー表面21に対して平行の、貼り付け部材3の移送方向Bに対して斜めの角度の下で延在している。前端部LEおよび後端部TEの遠位端部において、前縁部93および後縁部94は、それぞれ、前方先端部95および後方先端部96において鋭い角度の下で、長手方向縁部92、91と出会う。
タイヤ・コンポーネント9は、たとえば、WO2015/069102A1に開示されているような第1のコンベヤーなどの供給コンベヤーによって、貼り付けコンベヤー3の上に供給され得る。前記供給コンベヤーは、貼り付けコンベヤー3の移送方向Bに対して横断方向の横方向Tに移動可能であり、貼り付けコンベヤー3の上の基準ラインに沿って前方先端部95を整合させることが可能である。基準ラインに沿った前記公知の事前アライメントは、ビルディング・ドラム4に対するタイヤ・コンポーネント9のセンタリングおよび/または位置決めをさらに改善するために使用され得る。
この例示的な実施形態では、貼り付け部材3は、貼り付け部材表面31を形成するローラーを備えたローラー・タイプ・コンベヤーである。動作時に、貼り付け部材3は、給送方向または移送方向Bに、ビルディング・ドラム4に向けてタイヤ・コンポーネント9を搬送するために配置されている。タイヤ・コンポーネント9は、その長手方向Lが移送方向Bに対して平行または実質的に平行に延在する状態で、前記貼り付け部材表面31の上に受け入れられる。貼り付け部材3には、好ましくは、貼り付け部材表面31の上にタイヤ・コンポーネント9を保持するための磁石または他の手段が設けられている。
貼り付け部材3は、調節可能な貼り付け速度V1で貼り付け部材3の移送方向Bに貼り付け部材表面31を駆動するための貼り付け部材ドライブ33を含む。貼り付け部材3において、アッセンブリ1には、エンコーダー32が設けられており、エンコーダー32は、タイヤ・コンポーネント9が貼り付け部材3の上を移送方向Bに移動する所定のインクリメントまたは距離に関して、規則的なパルスを放出するためのものである。
ビルディング・ドラム4は、タイヤ・コンポーネント9を受け入れるための円周方向表面41を含む。ビルディング・ドラム4は、回転中心軸線Sの周りに回転可能に配置されており、回転中心軸線Sは、円周方向表面41に対して同心になっている。アッセンブリ1には、横方向ドラム・ドライブ42が設けられており、横方向ドラム・ドライブ42は、貼り付け部材3の移送方向Bに対して、横向きに、横断方向に、または横方向に、とりわけ、横方向または横断方向Tに往復して、ビルディング・ドラム4を移動させるためのものであり、横方向または横断方向Tは、移送方向Bに対して横断方向もしくは垂直になっており、および/または、ビルディング・ドラム4の回転軸線Sに対して平行になっている。アッセンブリ1には、ドラム・ドライブ43がさらに設けられており、ドラム・ドライブ43は、調節可能な受け入れ速度またはドラム速度V2で、回転中心軸線Sの周りにビルディング・ドラム4を回転させるためのものである。
本発明による方法は、複数の検出される前端部ポイントE1、E2、E3、...、Enと、複数の検出される後端部ポイントF1、F2、F3、...、Fnとの間の、長手方向Lへのタイヤ・コンポーネント9の長さまたは距離D1〜Dnを補正することによって、スプライシングに関して、前縁部93および後縁部94の相対的な位置決めが改善されているという点において、WO2015/069102A1に開示されている方法とは異なっている。より具体的には、タイヤ・コンポーネント9は、長手方向Lに局所的に引き伸ばされるかまたは圧縮されており、それぞれ、開いたスプライスを閉じるか、または、重なり合うスプライスを低減させる。
貼り付け部材3の上の端部ポイントE1〜En、F1〜Fnを検出するために、アッセンブリ1には、貼り付けセンサー5が設けられている。とりわけ、貼り付けセンサー5は、貼り付け部材表面31に、または、貼り付け部材表面31の上方に位置付けされており、貼り付け部材表面31において端部ポイントE1〜En、F1〜Fnを検出する。貼り付けセンサー5は、好ましくは、タイヤ・コンポーネント9が移送方向Bに貼り付け部材3の上に給送されるときに、貼り付け測定ラインMに沿ってタイヤ・コンポーネント9のコンターを光学的に検出するために配置されている。貼り付けセンサー5は、画像認識能力を備えた光学カメラ、1つもしくは複数の投射手段(単一のレーザー・ラインもしくはレーザー三角測量)と組み合わせたカメラ、または、タイヤ・コンポーネント9のコンターもしくは縁部を検出するための他の手段であることが可能である。貼り付けセンサー5は、貼り付け部材3のエンコーダー32に動作可能に連結されており、エンコーダー32のそれぞれのパルスにおいて測定が行われ得るようになっている。アッセンブリ1は、制御システム6をさらに含み、制御システム6は、貼り付けセンサー5からの信号を処理するために、および、前記処理された信号に基づいてアッセンブリ1を制御するために、貼り付けセンサー5に動作可能に接続されている。
貼り付け部材3からビルディング・ドラム4の上にタイヤ・コンポーネント9を貼り付けるための方法が、図1〜図10を参照して以降で解明されることとなる。
図1に示されているような状況において、前端部ポイントE1、E2、E3、...、En、および、後端部ポイントF1、F2、F3、...、Fnは、前端部LEが移送方向Bに貼り付け測定ラインMを通過するとすぐに検出される。それぞれの前端部ポイントE1、E2、E3、...、Enに関して、前記それぞれの前端部ポイントE1、E2、E3、...、Enとともに端部ポイントE1〜En、F1〜Fnのペアを形成する後端部ポイントF1、F2、F3、...、Fnが検出される。端部ポイントE1〜En、F1〜Fnの位置データは、制御システム6による使用のために、メモリー7の中に記憶される。
前端部ポイントE1、E2、E3、...、En、および、後端部ポイントF1、F2、F3、...、Fnは、異なる方式でペアにされ得る。前端部ポイントE1、E2、E3、...、Enは、前縁部93の長さにわたって均等に分配され得り、それは、インターバルkを結果として生じさせる。前記インターバルkは、その後に、後縁部94の上に後端部ポイントF1、F2、F3、...、Fnをプロットするために使用される。後縁部94が前縁部93の長さよりも長い長さを有する場合には、前記後縁部94の上にプロットされている後端部ポイントF1、F2、F3、...、Fnによって広げられた長さが、後縁部94の長さに対して中心を合わせられ、等しい長さが、後縁部94の両方の側において、外側後端部ポイントF1、Fnの外側に残るようになっている。後縁部94の上の2つの直接的に続いている後端部ポイントF1、F2、F3、...、Fnのそれぞれのセットの間のインターバルkが、前縁部93の上の2つのそれぞれの直接的に続いている前端部ポイントE1、E2、E3、...、Enのセットの間のインターバルkに等しいかまたは実質的に等しいときに、ペアリングのこの様式は好適である。したがって、後端部ポイントF1、F2、F3、...、Fnは、前縁部93および後縁部94の上のそれぞれの端部ポイントE1〜En、F1〜Fnの間のインターバルKを圧縮するかまたは引き伸ばすことなく、前端部ポイントE1、E2、E3、...、Enに正確にスプライスされ得る。
代替的に、後端部ポイントF1、F2、F3、...、Fnは、貼り付けコンベヤー3の移送方向Bに、前端部ポイントE1、E2、E3、...、Enのうちのそれぞれ1つと一直線に測定され得る。後端部ポイントF1、F2、F3、...、Fnを前端部ポイントE1、E2、E3、...、Enとペアにする異なる方式が可能であるということが当業者に明らかになることとなる。
図2は、タイヤ・コンポーネント9が貼り付け部材3の上に設置されたときに採取される測定値を概略的に示している。図3および図4に示されているように、メモリー7の中に記憶される位置データは、X座標およびY座標を含有することが可能であり、X座標およびY座標は、それぞれ、長手方向Lおよび横方向Tに、端部ポイントE1〜En、F1〜Fnの位置に対応している。前記位置データは、図2に概略的に示されているチャートのX軸およびY軸の上にプロットされ得る。X軸およびY軸の上の値は、ミリメートルで示されている。したがって、検出されるようなタイヤ・コンポーネント9は、おおよそ160ミリメートルの幅、および、3500ミリメートルの長さである。この例示的な実施形態では、5つの前端部ポイントE1、E2、E3、...、En、および、5つの後端部ポイントF1、F2、F3、...、Fnが、検出されている。端部ポイントの数は変化し得るということが当業者に明らかになることとなる。実際には、端部ポイントE1〜En、F1〜Fnは、恐らく、1ミリメートルまたは数ミリメートルだけのインターバルを置いて検出されることとなる。
示されているような例では、前縁部93は、後縁部94の形状に対して、不均一および/または非線形になっている。図2の中の前縁部93は、誇張された非線形の形状を有しており、本発明の作動原理をより明確に図示しているということが留意される。実際には、偏差は、たとえば、単に数ミリメートルの範囲で、あまりはっきりしない可能性がある。
メモリー7の中に記憶されている前端部ポイントE1、E2、E3、...、Enおよび後端部ポイントF1、F2、F3、...、Fnからの位置データによって、制御システム6は、ここで、後端部ポイントF1、F2、F3、...、Fnに対する前端部ポイントE1、E2、E3、...、Enの相対的な位置決めを決定することが可能である。とりわけ、制御システム6は、ビルディング・ドラム4の円周方向表面41の所与の円周方向の長さに基づいて、貼り付け部材3の上で測定されるような条件で、したがって、前記相対的な位置決めに対する補正なしに、後縁部94がビルディング・ドラム4の上で前縁部93にスプライスされるときの、理論的なスプライスを計算することが可能である。前記理論的なスプライスが、図3に示されている。
図3に示されているように、理論的なスプライスは、前縁部93および後縁部94の両方の全体長さにわたる、開いたスプライスである。したがって、前記開いたスプライスを閉じるために、タイヤ・コンポーネント9は、引き伸ばされなければならない。しかし、前縁部93の非線形の形状に起因して、引き伸ばしの量は、一定でないはずである。その代わりに、引き伸ばしの量は、前端部ポイントE1、E2、E3、...、Enおよび後端部ポイントF1、F2、F3、...、Fnのそれぞれのペアの間で局所的に計算され、スプライシングの品質を改善することが可能である。
図5〜図8では、タイヤ・コンポーネント9をビルディング・ドラム4に貼り付けるステップが示されている。図5では、タイヤ・コンポーネント9は、貼り付け部材3によって、貼り付け速度V1で、前記貼り付け部材3の移送方向Bに、ビルディング・ドラム4の上に搬送されている。ビルディング・ドラム4は、受け入れ速度V2で同時に回転させられる。貼り付け速度V1と受け入れ速度V2との間の比率は、貼り付け部材3からビルディング・ドラム4への移送の間に、タイヤ・コンポーネント9の長さが、引き伸ばされているか、圧縮されているか、または、一定に維持されているかということを決定する。図5では、前端部LE、および、タイヤ・コンポーネント9の主本体部90のほとんどは、ビルディング・ドラム4の上にすでに貼り付けられている。タイヤ・コンポーネント9のこの第1のパーツの移送の間の比率は、第2の長手方向縁部92に最も近いかまたは第2の長手方向縁部92にある端部ポイントE1、F1のペアの間で、図2および図3において決定されるような相対的な位置決めに基づいて設定される。
図5では、第2の長手方向縁部92に最も近いかまたは第2の長手方向縁部92にある後端部ポイントF1は、ちょうど、ビルディング・ドラム4の上に貼り付けられたところである。しかし、後縁部94に沿って次の直接的に続いているかまたは直接的に連続した後端部ポイントF2は、貼り付け部材3の上に依然としてあり、および/または、やがてビルディング・ドラム4へ移送されることとなる。したがって、図4の中の端部ポイントE1、F1のすでに貼り付けられたペアの間の、タイヤ・コンポーネント9の長さが、ビルディング・ドラム4にすでに貼り付けられた状態で、端部ポイントE2、F2の次のペアの間の長さが、操作および/または補正され、スプライスを閉じることが可能である。タイヤ・コンポーネント9がビルディング・ドラム4の上に完全に貼り付けられるまで、このプロセスが、図6、図7、および図8の中の後縁部94に沿って、端部ポイントE3、F3;En、Fnのそれぞれの次のペアに関して繰り返される。
後端部ポイントF1、F2、F3、...、Fnのうちの1つをビルディング・ドラム4へ貼り付けるとすぐに、または、その直後に、貼り付け速度V1および受け入れ速度V2との間の比率が、次の後端部ポイントF1、F2、F3、...、Fnに関して調節され、次の後端部ポイントF1、F2、F3、...、Fnは、前記端部ポイントF1、F2、F3、...、Fnがビルディング・ドラム4の上に貼り付けられる順序で、ビルディング・ドラム4に貼り付けられることとなる。とりわけ、端部ポイントE1〜En、F1〜Fnのうちの1つを移送するとき、それが、調節なしでは、開いたスプライスを結果として生じさせることとなるときには、受け入れ速度V2が速度V1よりも高くなるように、比率が調節され、また、端部ポイントE1〜En、F1〜Fnのうちの1つを移送するときに、それが、調節なしでは、重なり合うスプライスを結果として生じさせることとなるときには、受け入れ速度V2が貼り付け速度V1よりも低くなるように、比率が調節される。したがって、タイヤ・コンポーネント9は、ビルディング・ドラム4にまだ貼り付けられていない後端部TEの次第に小さくなるパーツの移送の間に、ビルディング・ドラム4にすでに貼り付けられた後端部TEのパーツに対して、局所的に引き伸ばされるかまたは圧縮され得る。
好ましくは、貼り付け速度V1と受け入れ速度V2との間の比率は、受け入れ速度V2を調節することによって調節される。代替的にまたは追加的に、貼り付け速度V1が調節され得る。
図9は、タイヤ・コンポーネント9の貼り付けの間の受け入れ速度V2の可能な制御スキームを示している。とりわけ、この特定の例では、全体的な本体部移送の間に、受け入れ速度V2が貼り付け速度V1よりも高くなっており、図3に示されているような、第1の後端部ポイントF1と第1の前端部ポイントE1との間の理論的な開いたスプライスを閉じるということが示されている。受け入れ速度V2は、第1の前端部ポイントE1と第1の後端部ポイントF1との間のスプライスを閉じるために、第1の後端部ポイントF1の移送の前に初期速度に設定される。この例では、第1の前端部ポイントE1は、前方先端部95に位置付けされている。したがって、比率調節は、前方先端部95が後縁部94にスプライスされることを結果として生じさせる。その後に、第2の前端部ポイントE2および第2の後端部ポイントF2が、第1の前端部ポイントE1および第1の後端部ポイントF1よりもさらに離れるにつれて、速度が増加される。次いで、速度は、第3の前端部ポイントE3および第3の後端部ポイントF3のために、初期速度まで再び低減されるなどというように続き、すべての端部ポイントE1〜En、F1〜Fnにわたって最適なスプライスを取得する。したがって、受け入れ速度V2を変化および/または調節することによって、したがって、受け入れ速度V2と貼り付け速度V1との間の比率を変化および/または調節することによって、後端部ポイントF1、F2、F3、...、Fnの位置は、後縁部94の幅にわたって局所的に操作され得る。
図9に示されているような制御スキームは、貼り付け部材3の上の端部ポイントE1、F1;E2、F2;En、Fnのそれぞれのペアの間で貼り付けセンサー5によって測定される長さ(x)に関して、貼り付け速度V1と受け入れ速度V2との間の絶対的な速度差を表している。時間(t)に対して同じ制御スキームを記述するときに、図14は、タイヤ・コンポーネント9の主要部90が、最初に、初期速度差で移送され、前記主要部90を引き伸ばすかまたは圧縮することが可能であり、同時に、第1の前端部ポイントE1と第1の後端部ポイントF1との間の最適なスプライスを取得するということを示している。とりわけ、タイヤ・コンポーネント9が短すぎ、開いたスプライスを結果として生じさせることとなる場合には、図14の制御スキームに示されているように、タイヤ・コンポーネント9の少なくとも主要部90の移送の間に、受け入れ速度V2が、初期には貼り付け速度V1よりも高く設定される。タイヤ・コンポーネント9が長すぎ、重なり合うスプライスを結果として生じさせることとなる場合には、受け入れ速度V2は、図14において点線で示されているように、初期には貼り付け速度V1よりも低く設定される。したがって、理論的な開いたスプライスまたは重なり合うスプライスの実質的な部分は、第1の前端部ポイントE1と第1の後端部ポイントF1との間の初期の間隔または重複に基づいて、主要部90の初期移送の間にすでに補正され得る。端部ポイントE2、F2;E3、F3;...;En、Fnの他のペアの間の任意の残りのギャップまたは重複は、端部ポイントE2、F2;E3、F3;...;En、Fnのそれぞれのペアを1つにまとめるように、相対的に小さいデルタ速度差(△V)を制御することによって、その後に補正され得る。
図15A、図16A、および図17Aは、簡単化された様式で、異なる開いたスプライスを示している。とりわけ、図15Aは、開いたスプライスを示しており、そこでは、端部ポイントE1、F1の第1のペアが閉じられており、端部ポイントE2、F2;E3、F3;...;En、Fnの残りのペアが次第に間隔を離して配置されている。たとえば、前記開いたスプライスは、端部ポイントE1、F1の第1のペアから発散している。図15Bの中の対応する制御スキームは、初期には、主本体部90の移送の間に、速度差に関する必要性が存在しないということを示している。したがって、貼り付け速度V1と受け入れ速度V2との間の比率は、1:1である。しかし、端部ポイントE1、F1の第1のペアがスプライスされた直後に、端部ポイントE2、F2;E3、F3;...;En、Fnの残りのペアの間の長さ(x)を引き伸ばすために、受け入れ速度V2が増加される。
図16Aは、同様の発散するスプライスを示している。
しかし、この発散するスプライスは、端部ポイントE1、F1の第1のペアの間で閉じられているのではなく開いている。したがって、図16Bに示されているような対応する制御スキームでは、端部ポイントE1、F1の第1のペアにおけるスプライスを閉じるために、主本体部90の移送の間に、受け入れ速度V2が貼り付け速度V1よりも高くなっている。スプライスが端部ポイントE1、F1の第1のペアにおいて閉じられた後に、受け入れ速度V2は、わずかに低減され得るが、図15Bのものと同じ方式で、端部ポイントE2、F2;E3、F3;...;En、Fnの残りのペアにおいてスプライスを閉じるために、貼り付け速度V1よりも依然として高くなっている。
図17Aは、開いたスプライスを示しており、前縁部93および後縁部94は、初期には、端部ポイントE1、F1の第1のペアから端部ポイントE3、F3の第3のペアまで互いに平行に走っているが、次いで、最後の端部ポイントEn、Fnに向けて発散する状態になっている。図17Bに示されているように、対応する制御スキームは、第1のパートを特徴としており、第1のパートでは、平行の縁部93、94の間の開いたスプライスを閉じるために、主本体部90の移送の間に、受け入れ速度V2が、貼り付け速度V1よりも高くなっている。次いで、端部ポイントE1、F1の第1のペアと端部ポイントE3、F3の第3のペアとの間で、開いたスプライスが閉じられるとき、速度差に関する必要性は存在しない。スプライスが発散し始めた後にのみ、受け入れ速度V2が再び増加させられる。
図3および図4に最良に見られるように、理論的な開いたスプライスにおける、前端部ポイントE1、E2、E3、...、Enおよび後端部ポイントF1、F2、F3、...、Fnは、長手方向Lだけでなく、横断方向Tにも、間隔を離して配置されている可能性がある。好ましくは、貼り付け部材3および/またはビルディング・ドラム4は、後端部ポイントF1、F2、F3、...、Fnのうちの1つまたは複数の移送の間に、貼り付け部材3の移送方向Bに対して横方向にまたは横方向Tに移動させられ、前端部ポイントE1、E2、E3、...、Enと後端部ポイントF1、F2、F3、...、Fnとの間の横方向Tへの間隔を低減させることが可能である。
貼り付け速度V2と受け入れ速度V1との間の比率を提供することによって、および、貼り付け部材3とビルディング・ドラム4との間の相対的な横方向の移動を提供することによって、端部ポイントのそれぞれのペアの相対的な位置決めが、移送方向B(または、長手方向L)および横方向Tの両方に操作され得る。したがって、それぞれの後端部ポイントF1、F2、F3、...、Fnは、移送方向Bおよび横方向Tの両方へのベクトル成分(図4の中にXおよびYとして示されている)を有する経路を横切って、それぞれのペアの前端部ポイントE1、E2、E3、...、Enに向けて移動させられ得る。効果的に、後端部ポイントF1、F2、F3、...、Fnは、湾曲に追従することが可能であり、または、以前に貼り付けられた後端部ポイントF1、F2、F3、...、Fnに対してそのそれぞれの前端部ポイントE1、E2、E3、...、Enに向けて歪められ得る。それぞれの後端部ポイントF1、F2、F3、...、Fnを移動させる方向が、図3の中の矢印で概略的に示されている。
図2では、前縁部93だけが、不均一なまたは非線形の縁部として示されているということが留意される。実際には、前縁部93、後縁部94、または、前縁部93および後縁部94の両方が、非線形であることも可能である。距離補正は、これらのケースのそれぞれに関して、均等に良好に働くはずである。不均一なまたは非線形の前縁部93のケースでは、補正は、単に、後縁部94の形状が、すでに貼り付けられた前縁部93の非線形の形状へと補正されるということを結果として生じさせることとなる。したがって、前縁部93および後縁部94の両方は、補正の後に非線形である可能性があるが、それらは、少なくとも同じまたは実質的に同じ非線形の形状を有し、適正なスプライスを保証するべきである。
図10は、上述のステップによる調節の後の前縁部93および後縁部94の形状を示している。タイヤ・コンポーネント9は、図9の制御スキームにしたがって、引き伸ばされおよび収縮され、ならびに/または、横方向にまたは横方向Tに移動させられ、長手方向Lへの後端部ポイントF1、F2、F3、...、Fnの位置を補正し、前端部ポイントE1、E2、E3、...、Enの位置決めをマッチさせる。
図11および図12は、図2において採取される測定値の異なる使用を示している。図3の理論的な開いたスプライスを計算する代わりに、測定値は、端部ポイントE1〜En、F1〜Fnのそれぞれのペアの間の距離D1、D2、D3、...、Dnを計算するために使用され得る。これは、後端部ポイントF1〜Fnを、それらのそれぞれの前端部ポイントE1〜Enと一直線に、長手方向Lまたは移送方向Bに検出するときに、最も容易に達成される。距離D1、D2、D3、...、Dnが決定されるときに、たとえば、ビルディング・ドラム4の円周方向表面41の円周方向の長さなどの、目標距離D0に対する前記距離D1、D2、D3、...、Dnの差を計算することが可能である。制御システム6は、その後に、端部ポイントE1〜En、F1〜Fnのそれぞれのペアの移送の間に必要とされる比率を計算し、端部ポイントE1〜En、F1〜Fnの前記ペアの間で測定されるような距離D1、D2、D3、...、Dnを目標距離の間にマッチさせることが可能である。
図13は、本発明の例示的な第2の実施形態による代替的なアッセンブリ101を示している。代替的なアッセンブリ101は、貼り付け部材103が貼り付けコンベヤーではないという点で、以前に議論されているアッセンブリ1とは異なっている。その代わりに、移送ドラム103が、ビルディング・ドラム4の上にタイヤ・コンポーネント9を貼り付けるために使用されている。貼り付けセンサー5は、前記移送ドラム103の上の端部ポイントE1〜En、F1〜Fnを検出するために配置されている。それぞれのドラム4、103のドラム・ドライブは、以前に説明されている実施形態における比率の調節と同じ様式で、貼り付け速度V1と受け入れ速度V2との間の比率を調節するために制御されている。そのうえ、移送ドラム103およびビルディング・ドラム4は、以前に説明されている実施形態における貼り付けコンベヤー3とドラム4との間の横方向の移動と同様の方式で、互いに横方向Tに移動させられ、スプライシングをさらに最適化することが可能である。
上記の説明は、好適な実施形態の動作を図示するために含まれており、本発明の範囲を限定することを意味していないということが理解されるべきである。上記の議論から、本発明の範囲によって依然として包含されることとなる多くの変形例が当業者に明らかになることとなる。
たとえば、上述の実施形態では、受け入れ部材はドラム4である。しかし、代替的な実施形態では、たとえば、中間コンベヤーまたはコンベヤーベルトの形態の別個の受け入れ部材が提供され、タイヤ・コンポーネント9をドラム4へ移送する前に、貼り付け部材3、103からタイヤ・コンポーネント9を受け入れることが可能である。前記別個の受け入れ部材は、同じ移送方向Bにドラム4の上にタイヤ・コンポーネント9を搬送するように配置され得る。

Claims (20)

  1. タイヤ・コンポーネント、とりわけ、ブレーカー・プライを、貼り付け部材から受け入れ部材の上へ貼り付けるための方法であって、前記タイヤ・コンポーネントは、前縁部と、後縁部と、前記前縁部と前記後縁部との間に延在する第1の長手方向縁部および第2の長手方向縁部とを含み、前記方法は、
    a)前記タイヤ・コンポーネントを前記貼り付け部材の上に受け入れるステップと、
    b)前記前縁部において複数の前端部ポイントを検出し、それぞれの前端部ポイントに関して、前記後縁部において、前記それぞれの前端部ポイントとともに端部ポイントのペアを形成する後端部ポイントを検出するステップと、
    c)端部ポイントのそれぞれのペアに関して、前記前端部ポイントと前記後端部ポイントとの間の相対的な位置決めを決定するステップと、
    d)前記受け入れ部材を受け入れ速度で駆動しながら、前記貼り付け部材を貼り付け速度で駆動し、前記タイヤ・コンポーネントを移送方向に前記受け入れ部材の上へ移送するステップと、
    e)ビルディング・ドラムの上で前記後縁部を前記前縁部にスプライスするステップと
    を含み、
    前記貼り付け速度と前記受け入れ速度との間の前記比率が、ステップd)における移送の間に、前記端部ポイントのペアがステップe)においてスプライスされる順序で、端部ポイントのそれぞれのペアに関して調節され、スプライシングのために端部ポイントのそれぞれのペアの前記相対的な位置決めを改善する、方法。
  2. 前記受け入れ部材は、前記ビルディング・ドラムであり、前記ビルディング・ドラムは、前記受け入れ速度で回転させられる、請求項1に記載の方法。
  3. 前記前端部ポイントおよび前記後端部ポイントは、それぞれ、前記前縁部および前記後縁部にわたって、同じインターバルで分配されている、請求項1または2に記載の方法。
  4. 前記タイヤ・コンポーネントは、前記貼り付け部材の上の端部ポイントのそれぞれのペアの前記前端部ポイントと前記後端部ポイントとの間の長さを有しており、前記比率の調節なしの前記長さは、前記ビルディング・ドラムの上で、重なり合うスプライス、開いたスプライス、または突き合わせスプライスのいずれかを結果として生じさせることとなり、前記比率が、
    − 開いたスプライスを結果として生じさせることとなる前記端部ポイントのペアのうちの1つを移送するときに、前記ドラム速度が前記貼り付け速度よりも高くなるように、および、
    − 重なり合うスプライスを結果として生じさせることとなる前記端部ポイントのペアのうちの1つを移送するときに、前記ドラム速度が前記貼り付け速度よりも低くなるように、
    調節される、請求項2に記載の方法。
  5. 前記端部ポイントのペアのうちの少なくとも1つの前記前端部ポイントおよび前記後端部ポイントは、前記移送方向に対して横断方向のまたは垂直の横方向に、前記貼り付け部材の上で間隔を離して配置されており、ステップd)の間に、前記貼り付け部材および前記受け入れ部材は、端部ポイントの前記少なくとも1つのペアを移送するときに、前記横方向に互いに対して移動させられ、端部ポイントの前記少なくとも1つのペアの前記前端部ポイントと前記後端部ポイントとの間の間隔を前記横方向に低減させる、請求項1から4のいずれか一項に記載の方法。
  6. 前記タイヤ・コンポーネントは、前記前端部と前記後端部との間で長手方向に延在する主要部を含み、前記第2の長手方向縁部は、前記前縁部とともに前方先端部を形成しており、前記貼り付け部材から前記受け入れ部材の上への前記主要部の移送の間に、前記比率が調節され、前記前方先端部を前記後縁部にスプライスする、請求項1から5のいずれか一項に記載の方法。
  7. 前記後端部ポイントが前記貼り付け部材から前記受け入れ部材の上へ移送されるときに、前記貼り付け速度と前記受け入れ速度との間の前記比率が調節される、請求項1から6のいずれか一項に記載の方法。
  8. 前記後端部ポイントは、1つずつ前記受け入れ部材の上に貼り付けられ、前記後端部ポイントのうちの1つを前記受け入れ部材に貼り付けた直後に、前記貼り付け速度と前記受け入れ速度との間の前記比率が、前記受け入れ部材に貼り付けられることとなる次の後端部ポイントのために調節される、請求項7に記載の方法。
  9. 前記貼り付け速度と前記受け入れ速度との間の前記比率は、前記受け入れ速度を調節することによって調節される、請求項1から8のいずれか一項に記載の方法。
  10. 前記前端部ポイントおよび前記後端部ポイントは、前記貼り付け部材の上で検出される、請求項1から9のいずれか一項に記載の方法。
  11. 前記貼り付け部材は、貼り付けコンベヤーである、請求項1から10のいずれか一項に記載の方法。
  12. 前記貼り付け部材は、移送ドラムである、請求項1から10のいずれか一項に記載の方法。
  13. タイヤ・コンポーネント、とりわけ、ブレーカー・プライを、貼り付け部材から受け入れ部材の上へ貼り付けるためのアッセンブリであって、前記タイヤ・コンポーネントは、前縁部と、後縁部と、前記前縁部と前記後縁部との間に延在する第1の長手方向縁部および第2の長手方向縁部とを含み、前記前縁部は、タイヤ・ビルディング・ドラムの上の前記後縁部にスプライスされるように配置されており、前記アッセンブリは、前記貼り付け部材と、前記受け入れ部材と、前記貼り付け部材を移送方向に貼り付け速度で駆動するための貼り付け部材ドライブと、前記受け入れ部材を受け入れ速度で駆動するための受け入れ部材ドライブとを含み、前記アッセンブリは、前記前縁部において複数の前端部ポイントを検出し、それぞれの前端部ポイントに関して、前記後縁部において、前記それぞれの前端部ポイントとともに端部ポイントのペアを形成する後端部ポイントを検出するための貼り付けセンサーをさらに含み、前記アッセンブリには、端部ポイントのそれぞれのペアに関して、前記前端部ポイントと前記後端部ポイントとの間の相対的な位置決めを決定するための制御システムが設けられており、前記貼り付け部材から前記受け入れ部材への前記タイヤ・コンポーネントの移送の間に、前記端部ポイントのペアがスプライスされる順序で、端部ポイントのそれぞれのペアに関して前記貼り付け速度と前記受け入れ速度との間の前記比率を調節するために、前記制御システムは、前記貼り付け部材ドライブおよび前記受け入れ部材ドライブに動作可能に接続されており、スプライシングのために端部ポイントのそれぞれのペアの前記相対的な位置決めを改善する、アッセンブリ。
  14. 前記受け入れ部材は、前記ビルディング・ドラムであり、前記受け入れ部材ドライブは、前記ビルディング・ドラムを前記受け入れ速度で回転させるためのドラム・ドライブである、請求項13に記載のアッセンブリ。
  15. 前記制御システムは、前記前端部ポイントおよび前記後端部ポイントを、それぞれ、前記前縁部および前記後縁部にわたって、同じインターバルで分配するために配置されている、請求項13または14に記載のアッセンブリ。
  16. 前記タイヤ・コンポーネントは、前記貼り付け部材の上の端部ポイントのそれぞれのペアの前記前端部ポイントと前記後端部ポイントとの間の長さを有しており、前記比率の調節なしの前記長さは、前記ビルディング・ドラムの上で、重なり合うスプライス、開いたスプライス、または突き合わせスプライスのいずれかを結果として生じさせることとなり、前記制御システムは、
    − 開いたスプライスを結果として生じさせることとなる前記端部ポイントのペアのうちの1つを移送するときに、前記受け入れ速度が前記貼り付け速度よりも高くなるように、および、
    − 重なり合うスプライスを結果として生じさせることとなる前記端部ポイントのペアのうちの1つを移送するときに、前記受け入れ速度が前記貼り付け速度よりも低くなるように、
    比率を調節するために配置されている、請求項14に記載のアッセンブリ。
  17. 前記端部ポイントのペアのうちの少なくとも1つの前記前端部ポイントおよび前記後端部ポイントは、前記移送方向に対して横断方向のまたは垂直の横方向に、前記貼り付け部材の上で間隔を離して配置されており、前記貼り付け部材および前記受け入れ部材は、端部ポイントの前記少なくとも1つのペアを移送するときに、前記横方向に互いに対して移動可能であり、端部ポイントの前記少なくとも1つのペアの前記前端部ポイントと前記後端部ポイントとの間の間隔を前記横方向に低減させる、請求項14から16のいずれか一項に記載のアッセンブリ。
  18. 前記貼り付けセンサーは、前記前端部ポイントおよび前記後端部ポイントを前記貼り付け部材の上で検出するために、前記貼り付け部材に、または、前記貼り付け部材の上方に配置されている、請求項14から17のいずれか一項に記載のアッセンブリ。
  19. 前記貼り付け部材は、貼り付けコンベヤーである、請求項14から18のいずれか一項に記載のアッセンブリ。
  20. 前記貼り付け部材は、移送ドラムである、請求項14から19のいずれか一項に記載のアッセンブリ。
JP2018553190A 2017-05-22 2018-05-17 タイヤ・コンポーネントをドラムに貼り付けるための方法およびアッセンブリ Active JP6613383B2 (ja)

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