JP2019521895A - デジタル液体レベルセンサを有する流体供給カートリッジ用の水平方向インターフェース - Google Patents

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Abstract

流体供給カートリッジ用の水平方向インターフェースは、流体供給カートリッジを流体吐出デバイスに接続することができる。水平方向インターフェースは、流体供給カートリッジの流体の供給部を流体吐出デバイスに水平方向に流体的に相互接続するための1つ又は複数の流体相互接続隔膜を含む。水平方向インターフェースは、流体供給カートリッジのデジタル液体レベルセンサを流体吐出デバイスの対応する電気インターフェースに水平方向に導電的に接続するための電気インターフェースを含む。【選択図】図1A

Description

背景
流体吐出デバイスは、媒体上にインクを選択的に吐出することにより、用紙のような媒体上にイメージを形成することができるインクジェットプリンタのような、インクジェット印刷デバイスを含む。多くのタイプの流体吐出デバイスは、インクジェット印刷デバイスの場合にはインクカートリッジのような流体供給カートリッジの挿入物または接続部を受け入れる。既存のカートリッジ内の流体供給部が空になった場合、カートリッジは、カートリッジが挿入されていた流体吐出デバイスから取り外されて、次いで新しい流体供給部を収容する新しいカートリッジが流体吐出デバイスに挿入または接続されることができ、その結果、当該デバイスは流体を吐出し続けることができる。
流体供給カートリッジを流体吐出デバイスに接続するための流体供給カートリッジの例示的な水平方向インターフェースの横断正面図である。 流体供給カートリッジを流体吐出デバイスに接続するための流体供給カートリッジの例示的な水平方向インターフェースの側面図である。 流体供給カートリッジを流体吐出デバイスに接続するための流体供給カートリッジの別の例示的な水平方向インターフェースの横断正面図である。 流体供給カートリッジを流体吐出デバイスに接続するための流体供給カートリッジの別の例示的な水平方向インターフェースの側面図である。 流体吐出デバイスの対応する電気インターフェースに接続するための流体供給カートリッジの水平方向インターフェースの例示的な水平方向に配向された電気インターフェースの斜視図である。 流体吐出デバイスの対応する電気インターフェースに接続するための流体供給カートリッジの水平方向インターフェースの別の例示的な水平方向に配向された電気インターフェースの斜視図である。 流体吐出デバイスの対応する電気インターフェースに接続するための流体供給カートリッジの水平方向インターフェースの例示的な垂直方向に配向された電気インターフェースの斜視図である。 流体受けを有する流体供給カートリッジの例示的な水平方向インターフェースの横断正面図である。 本明細書で説明される原理の一例による、例示的な液体レベルセンサの例示的な液体インターフェースの一部の図である。 本明細書で説明される原理の一例による、例示的な液体レベルセンサの別の例示的な液体インターフェースの一部の図である。 本明細書で説明される原理の一例による、図6A及び図6Bの液体レベルセンサを用いて液体のレベルを求めるための例示的な方法の流れ図である。 本明細書で説明される原理の一例による、例示的な液体レベル検出システムの図である。 本明細書で説明される原理の一例による、図8の液体レベル検出システムを含む例示的な液体供給システムの図である。 本明細書で説明される原理の一例による、図8の液体レベル検出システムを含む別の例示的な液体供給システムの図である。 本明細書で説明される原理の一例による、液体レベルセンサの別の例示的な液体インターフェースの一部の図である。 本明細書で説明される原理の一例による、図8の液体レベルセンサの例示的な回路図である。 本明細書で説明される原理の一例による、図8の例示的な液体インターフェースの断面図である。 本明細書で説明される原理の一例による、ヒータのパルス動作によって生じる例示的な熱スパイクを示す、図8の液体レベルセンサの部分正面図である。 本明細書で説明される原理の一例による、ヒータのパルス動作によって生じる例示的な熱スパイクを示す、別の例示的な液体レベルセンサの部分正面図である。 本明細書で説明される原理の一例による、ヒータのパルス動作によって生じる例示的な熱スパイクを示す、図14Bの例示的な液体レベルセンサの断面図である。 本明細書で説明される原理の一例による、時間と共にヒータのインパルスに対する様々な検出された温度応答の一例を示すグラフである。 本明細書で説明される原理の一例による、別の例示的な液体レベルセンサの図である。 本明細書で説明される原理の一例による、図16の例示的な液体レベルセンサの一部の拡大図である。 本明細書で説明される原理の一例による、液体レベルセンサの等角図である。 本明細書で説明される原理の一例による、線Aに沿った図18Aの液体レベルセンサの側面破断図である。
詳細な説明
背景の項で述べられたように、インクジェット印刷デバイスのような流体吐出デバイスは、インクカートリッジのような流体供給カートリッジの挿入部または接続部を受け入れる。例えば、係る着脱可能なカートリッジにより、既存の供給部が空になった場合に、新しい流体供給部が流体吐出デバイスに提供されることが可能になる。流体供給カートリッジの幾つかのタイプは、内部に残る流体のレベル(即ち、量)を測定することができる液体レベルセンサを含む。
1つのタイプの液体レベルセンサは、センサ内にあり且つカートリッジの流体が接触するシリコンの細長い小片に依存するデジタル液体レベルセンサである。カートリッジ内の流体のレベルが低下するにつれて、流体が接触するそのような細長い小片の露出領域も減少する。流体のレベルは、全体として細長い小片(スライバ)センサの冷却速度(即ち、細長い小片の露出領域)の差分によって求めることができ、その理由は、細長い小片の露出領域が流体と接触するところと、細長い小片の露出領域が流体と接触しないでむしろカートリッジ内の周囲空気と接触するところとに依存して、冷却速度が異なるからである。係る革新的な液体レベルセンサの例は、詳細な説明の最後で説明される。
デジタル液体レベルセンサを有する流体供給カートリッジの新規な水平方向インターフェースが本明細書で開示される。インターフェースは、インターフェースが一部であることができる流体供給カートリッジが流体吐出デバイスへ垂直方向に挿入可能でなく、左側から右側へ又は右側から左側へ且つ重力方向に垂直にというような、水平方向に流体吐出デバイスへ挿入可能である。インターフェースは、流体供給カートリッジの流体供給部を流体吐出デバイスに水平方向に且つ流体的に相互接続するための1つ又は複数の流体相互接続隔膜を含む。インターフェースは更に、流体供給カートリッジのデジタル液体レベルセンサを流体吐出デバイスの対応する電気インターフェースに水平方向に導電的に接続するための電気インターフェースを含む。
図1A及び図1Bは、流体供給カートリッジ120を流体吐出デバイス140に接続するための流体供給カートリッジ120の例示的な水平方向インターフェース100の横断正面図および側面図をそれぞれ示す。流体供給カートリッジ120の一部と流体吐出デバイス140の一部が、図1Aに示される。図1Bの側面図は、図1Aの正面図の右側から左側に向かって見ている(即ち、矢印114の方向の反対)。
インターフェース100は、流体供給カートリッジ120を流体吐出デバイス140に接続するために、流体供給カートリッジ120が、矢印114により示されるように左側から右側へのように、水平方向に挿入される水平方向インターフェースである。インターフェース100は、流体供給カートリッジ120のハウジング122の表面130に配置され、当該表面130は、ハウジング122のリップ132により画定されたキャビティの奥にあるくぼんだ表面であることができる。インターフェース100は、電気インターフェース104、及びひとまとめにして流体相互接続隔膜102と呼ばれる流体相互接続隔膜102Aと102Bを含む。図1A及び図1Bの例において、電気インターフェース104は、隔膜102間に配置される。
水平方向インターフェース100の電気インターフェース104は、流体供給カートリッジ120のデジタル液体レベルセンサ124を流体吐出デバイス140の対応する電気インターフェース144に水平方向に導電的に接続する。電気インターフェース144は、その端部がカートリッジ120の側部に又は当該側部の近くに配置されるように、配置され得る。流体相互接続隔膜102は、流体供給カートリッジ120のハウジング122内に収容される流体128の供給部を流体吐出デバイス140に水平方向に且つ流体的に相互接続し、例えば、係る相互接続は、ひとまとめにしてニードル142と呼ばれる、デバイス140の対応するニードル142A及び142Bが隔壁102内へ突き通される及び隔壁102を貫通することにより行われる。
図1A及び図1Bの例において、隔膜102Aは、隔膜102A内へ突き通される及び隔膜102Aを貫通する対応するニードル142Aを介して、カートリッジ120の流体128を流体吐出デバイス140に供給するための供給隔膜であることができる。そういうものだから、隔膜102Aは、カートリッジ120の底部の方への曲がりを有するハウジング122内のピックアップ管134に流体的に相互接続され得る。管134と隔膜102Aとの間の流体相互接続により、重力に起因してカートリッジ120の底部に溜まる流体128の大部分が、デバイス140に供給されることが可能になる。
図1A及び図1Bの例において、隔膜102Bは、隔膜102B内へ突き通される及び隔膜102Bを貫通する対応するニードル142Bを介して、流体吐出デバイス140からの未使用の流体および置換空気をカートリッジ120に戻すためのリターン隔膜であることができる。そういうものだから、隔膜102Bは、カートリッジ120の上部の方への上方の曲がりを有することができるハウジング122内のリターン管126に流体的に相互接続され得る。管126と隔膜102Bとの間の流体相互接続は、係る未使用流体および空気が、ハウジング122内の流体128のレベル(高さ)より上のレベルにおいて、ハウジング122内に戻されることを確実にする。
図2A及び図2Bは、流体供給カートリッジ120を流体吐出デバイス140に接続するための流体供給カートリッジ120の別の例示的な水平方向インターフェース100の横断正面図および側面図をそれぞれ示す。流体供給カートリッジ120の一部と流体吐出デバイス140の一部が図2Aに示される。図2Bの側面図は、図1の正面図の右側から左側に向かっている(即ち、矢印114の方向の反対)。
図1A及び図1Bにおいてのように、図2A及び図2Bのインターフェース100は、カートリッジ120を流体吐出デバイス140に接続するために、カートリッジ120が、矢印114により示されるように左側から右側へのように、水平方向に挿入される水平方向インターフェースである。インターフェース100は、流体供給カートリッジ120のハウジング122の表面130に配置され、当該表面130は、ハウジング122のリップ132により画定されたキャビティの奥にあるくぼんだ表面であることができる。インターフェース100は、電気インターフェース104、及びひとまとめにして流体相互接続隔膜102と呼ばれる流体相互接続隔膜102Aと102Bを含む。
図2A及び図2Bの例において、隔膜102は、電気インターフェース104の同じ側に配置される。例えば、隔膜102Bは、電気インターフェース104より下に配置されることができ、隔膜102Bは隔膜102Aより下に配置されることができる。図2A及び図2Bの例において、隔膜102の双方は、電気インターフェース104より下に配置される。しかしながら、別の具現化形態において、双方の隔膜102は、電気インターフェース104より上に配置され得る。
図1A及び図1Bにおいてのように、図2A及び図2Bの水平方向インターフェース100の電気インターフェース104は、流体供給カートリッジ120のデジタル液体レベルセンサ124を流体吐出デバイス140の対応する電気インターフェース144に水平方向に導電的に接続する。また、図1A及び図1Bにおいてのように、図2A及び図2Bの流体相互接続隔膜102は、流体供給カートリッジ120のハウジング122内に収容される流体128の供給部を流体吐出デバイス140に水平方向に且つ流体的に相互接続し、例えば、係る相互接続は、ひとまとめにしてニードル142と呼ばれる、デバイス140の対応するニードル142A及び142Bが隔壁102内へ突き通される及び隔壁102を貫通することにより行われる。
隔膜102Aは、隔膜102A内へ突き通される及び隔膜102Aを貫通する対応するニードル142Aを介して、カートリッジ120の流体128を流体吐出デバイス140に供給するための供給隔膜であることができる。そういうものだから、隔膜102Aは、カートリッジ120の底部の方への曲がりを有するハウジング122内のピックアップ管134に流体的に相互接続され得る。管134と隔膜102Aとの間の流体相互接続により、重力に起因してカートリッジ120の底部に溜まる流体128の大部分が、デバイス140に供給されることが可能になる。
隔膜102Bは、隔膜102B内へ突き通される及び隔膜102Bを貫通する対応するニードル142Bを介して、流体吐出デバイス140からの未使用の流体および置換空気をカートリッジ120に戻すためのリターン隔膜であることができる。そういうものだから、隔膜102Bは、カートリッジ120の上部の方への上方の曲がりを有することができるハウジング122内の管126に流体的に相互接続され得る(図2Aにおいて、管126の点線の部分は管126であることを示す)。管126と隔膜102Bとの間の流体相互接続は、係る未使用流体および空気が、ハウジング122内の流体128のレベル(高さ)より上のレベルにおいて、ハウジング122内に戻されることを確実にする。
図3A及び図3Bはそれぞれ、水平方向に配向された電気インターフェース300と350の斜視図を示す。一具現化形態において、電気インターフェース300は、図1A、図1B、図2A及び図2Bの流体供給カートリッジ120のインターフェース100の電気インターフェース104であることができ、この場合、電気インターフェース350は流体吐出デバイス140の電気インターフェース144であることができる。この具現化形態において、電気インターフェース300は、矢印370により示されるように、それが電気インターフェース350に接続し且つ電気接触するように、左側から右側へ水平方向に移動することができる。電気インターフェース300は、図1A、図1B、図2A及び図2Bのデジタル液体レベルセンサに接続される別個のロジックボードであることができるか、又はインターフェース300は、液体レベルセンサ124の集積された部分であることができる。電気インターフェース350は、電気インターフェース300が挿入可能であるコネクタであることができる。
別の具現化形態において、電気インターフェース350は、カートリッジ120用のインターフェース100の電気インターフェース104であることができ、この場合、電気インターフェース300は、流体吐出デバイス140の電気インターフェース144であることができる。この具現化形態において、電気インターフェース300と350の水平方向の向きは、図3A及び図3Bに示されたものと比べて反対にすることができ、その結果、電気インターフェース350は、それが電気インターフェース300に接続し且つ電気接触するように左側から右側へ水平方向に移動することができる。電気インターフェース350は、図1A、図1B、図2A及び図2Bのデジタル液体レベルセンサ124に接続されるコネクタであることができる。電気インターフェース300は回路基板であることができる。
電気インターフェース300は対向する表面302と304を有し、同様に電気インターフェース350は対向する表面352と354を有する。図3Aの例において、電気コンタクト306A及び306Bがインターフェース300の表面302上に配置され、電気コンタクト306C、306D及び306Eがインターフェース300の表面304上に配置される。同様に、電気コンタクト356A及び356Bがインターフェース350の表面352上に配置され、それらはインターフェース300の電気コンタクト306A及び306Bに対応する。表面304上の電気コンタクト306C、306D及び306Eに対応する、表面354上に配置された電気コンタクトが同様に存在するが、それらは図3Aの斜視図において隠されている。図3Aに示されるように、表面302及び352上の電気コンタクトの数は、表面304及び354上の電気コンタクトの数と数の上では異なるが、別の具現化形態において、表面302及び352は、表面304と354と同じ数の電気コンタクトを有することができる。
図3Bの例において、電気コンタクト306A及び306Bは、電気インターフェース300の表面302に配置されるが、インターフェース300の表面304には電気コンタクトは配置されない。インターフェース300の電気コンタクト306A及び306Bに対応する、電気インターフェース350の表面352に配置された電気コンタクト356A及び356Bが同様に存在する。しかしながら、電気インターフェース350の表面354に配置された電気コンタクトは存在しない。従って、図3Aと図3Bの例の違いは、前者において電気コンタクトが電気インターフェース300と350のそれぞれの両側に配置されているのに対して、後者において電気コンタクトが電気インターフェース300と350のそれぞれの片側だけに配置されていることである。
図3A及び図3Bにおいて、電気インターフェース300と350は、水平方向に配向されたインターフェースと呼ばれる。これは、インターフェース300の電気コンタクト306がインターフェース350の電気コンタクト356にそれらの水平表面に沿って導電接続するからである。即ち、互いに導電接続する電気コンタクト306の表面および電気コンタクト356の表面は、矢印370により示されるように水平方向に平行であり、この場合、インターフェース300は左側から右側に移動して、インターフェース350に接続する。
図4は、垂直方向に配向された電気インターフェース400と450の斜視図を示す。インターフェース400は表面402を有する。電気コンタクト404は表面402に配置される。インターフェース450は表面452を有する。電気コンタクト404に対応する電気コンタクト454が表面452から延びている。
一具現化形態において、電気インターフェース400は、図1A、図1B、図2A及び図2Bの流体供給カートリッジ120用のインターフェース100の電気インターフェース104であることができ、この場合、電気インターフェース450は流体吐出デバイス140の電気インターフェース144であることができる。この具現化形態において、電気インターフェース400は、矢印470により示されるように、それが電気インターフェース450に接続し且つ電気接触するように、左側から右側に水平方向に移動することができる。電気インターフェース400は、図1A、図1B、図2A及び図2Bのデジタル液体レベルセンサ124に接続される別個(ディスクリート)のロジックボードであることができる。電気インターフェース450は、電気インターフェース400が物理的に押圧可能である圧縮コネクタであることができる。電気インターフェース400は更に、液体レベルセンサ124の集積された部分であることができる。
別の具現化形態において、電気インターフェース450は、カートリッジ120用のインターフェース100の電気インターフェース104であることができ、この場合、電気インターフェース400は流体吐出デバイス140の電気インターフェース144であることができる。この具現化形態において、電気インターフェース400と450の水平方向の向きは、図4に示されたものと比べて反対にすることができ、その結果、電気インターフェース450は、それが電気インターフェース400に接続し且つ電気接触するように左側から右側へ水平方向に移動することができる。電気インターフェース450は、電気インターフェース400が物理的に押圧可能である、図1A、図1B、図2A及び図2Bのデジタル液体レベルセンサ124に接続される圧縮コネクタであることができる。電気インターフェース400は回路基板であることができる。電気インターフェース450は更に、液体レベルセンサ124の集積された部分であることができる。
電気インターフェース400の電気コンタクト404は個別的に、電気インターフェース450の相手方の電気コンタクト454に対応する。インターフェース400と450が互いに接触する場合、電気コンタクト404と454は互いに対して物理的に押す。そういうものだから、電気コンタクト404は対応する電気コンタクト454と導電接続する。
電気インターフェース400と450は、垂直方向に配向されたインターフェースと呼ばれる。これは、インターフェース400の電気コンタクト404がインターフェース450の電気コンタクト454にそれらの垂直表面に沿って導電接続するからである。即ち、互いに導電接続する電気コンタクト404の表面および電気コンタクト454の表面は、矢印470により示される水平方向に垂直であり、この場合、インターフェース400は左側から右側に移動して、インターフェース450に接続する。
図5は、流体吐出デバイスに流体供給カートリッジ120を接続するための流体供給カートリッジ120用の例示的な水平方向インターフェース100の横断正面図を示す。流体供給カートリッジ120の一部が図5に示される。インターフェース100は、流体供給カートリッジ120のハウジング122の表面130に配置され、当該表面130は、ハウジング122のリップ132により画定されたキャビティの奥にあるくぼんだ表面であることができる。インターフェース100は、電気インターフェース104、及びひとまとめにして流体相互接続隔膜102と呼ばれる流体相互接続隔膜102Aと102Bを含む。図5の例において、電気インターフェース104は、図1A及び図1Bにおいてのように、隔膜102間に配置されるが、隔膜102は、図2A及び図2Bにおいてのようにインターフェース104の同じ側にも配置され得る。
垂直インターフェース100の電気インターフェース104は、流体供給カートリッジ120のデジタル液体レベルセンサ124を流体吐出デバイスの対応する電気インターフェースに水平方向に導電接続する。流体相互接続隔膜102は、流体供給カートリッジ120のハウジング内に収容される流体128の供給部を流体吐出デバイス140に水平方向に流体的に相互接続する。図5の例において、隔膜102Aは、カートリッジ120の流体128を流体吐出デバイスに供給するための供給隔膜であり、隔膜102Bは未使用の流体および置換空気を流体吐出デバイスからカートリッジ120に戻すためのリターン隔膜であることができる。隔膜102Bは、ハウジング122内の管126に流体的に相互接続されて、係る未使用の流体および空気が、図1Aにおいてのように、ハウジング122内の流体128のレベル(高さ)より上のレベルにおいて、ハウジング122内に戻されることを確実にすることができる。
図5の水平方向インターフェース100は、隔膜102Aが流体供給カートリッジ120の流体受け(サンプ)500に配置される点で、図1A、図1B、図2A及び図2Bのものと異なる。ハウジング122内の内側面502が、図5に示され、隔膜102Aの方へ下向きに傾斜している。ハウジングの表面502の、隔膜102Aの方への下向きの角度は、流体受け500を少なくとも部分的に画定する。
流体受け500の存在、及び流体受け500における供給隔膜102Aの位置は、流体供給カートリッジ120が接続される流体吐出デバイスに、最大量の流体128が供給可能であることを確実にする。これは、流体128が集まるくぼみとして画定される流体受けの方へ、流体128が重力によって下方に押されるからである。図5の例において、図1A及び図2Aにおいてのようなピックアップ管134のようなピックアップ管は示されないが、別の具現化形態において存在することができる。図5の例は、図1A、図1B、図2A及び図2Bの例に関連して具現化され得る。即ち、図1A、図1B、図2A及び図2Bの例において、隔膜102Aが位置するカートリッジ120の底部に向かう流体受け500のような流体受けを形成するために、表面502のような1つ又は複数の傾斜した表面が、カートリッジ120の内側に配設され得る。
デジタル液体レベルセンサを有する流体供給カートリッジ用の新規な水平方向インターフェースが本明細書に開示される。流体吐出デバイスが当該カートリッジ内に収容された流体を吐出することができるように、係る水平方向インターフェースにより、係る流体供給カートリッジが、流体吐出デバイスに水平方向に挿入または接続されることが可能になる。上述されたように、係る流体吐出デバイスは、インクカートリッジ内に収容されたインクを吐出するインクジェット印刷デバイスであることができる。
さて、例示的なデジタル液体センサが説明される。例示的な液体センサは、新規な垂直インターフェースが説明された流体供給カートリッジの一部であることができる。図6Aから図6Bは、液体レベルセンサ用の例示的な液体レベル検出インターフェース1024を示す。液体インターフェース1024は、容積(体積)1040内の液体と相互作用して、容積1040内の液体の現在のレベルを示す信号を出力する。係る信号が処理されて、容積1040内の液体のレベルが求められる。液体インターフェース1024は、低コストの方法で容積1040内の液体のレベルの検出を容易にする。
図6Aから図6Bにより概略的に示されるように、液体インターフェース1024は、ストリップ1026、一連(直列)(1028)のヒータ1030及び一連(直列)(1032)のセンサ1034を含む。ストリップ1026は、液体1042を収容する容積1040内へ延びることができる細長いストリップを含む。ストリップ1026は、液体が存在する場合にヒータ1030及びセンサ1034のサブセットが液体1042内に沈むように、ヒータ1030及びセンサ1034を支持する。
一例において、ストリップ1026は、上部から又は底部から支持され、その結果、液体1042内に沈んだストリップ1026のこれらの部分、及びこれら支持されたヒータ1030及びセンサ1034が、液体1042により、あらゆる面で完全に取り囲まれる。別の例において、ストリップ1026は、容積1040の側部に隣接するストリップ1026の面が液体1042により邪魔されないように、容積1040の側部に沿って支持される。一例において、ストリップ1026は、細長い長方形の実質的に平坦なストリップを含む。別の例において、ストリップ1026は、異なる多角形横断面、或いは円形または楕円形横断面を含むストリップを含む。
ヒータ1030は、ストリップ1026の長さに沿って間隔をおいて配置された個々の加熱要素を含む。ヒータ1030のそれぞれは、個々のヒータにより放出される熱が関連したセンサ1034により検出され得るように、センサ1034に十分に接近している。一例において、各ヒータ1030は、他のヒータ1030に無関係に熱を放出するように別個に付勢可能である。一例において、各ヒータ1030は、電気抵抗器を含む。一例において、各ヒータ1030は、少なくとも10mWの電力で少なくとも10μsの持続期間にわたって熱パルスを放出する。
図示された例において、ヒータ1030は、熱を放出するために利用され、温度センサとしての機能を果たさない。結果として、ヒータ1030のそれぞれは、広範囲の抵抗の温度係数を含む多種多様の電気抵抗材料から構築され得る。抵抗器は、その抵抗の温度係数、即ちTCRにより特徴付けられることができる。TCRは、周囲温度の関数としての抵抗器の抵抗の変化である。TCRは、摂氏度当たり百万分の一を意味するppm/℃で表され得る。抵抗の温度係数は、以下のように計算される。即ち、
抵抗の温度係数:TCR=(R2−R1)e−6/R1(T2−T1)
ここで、TCRはppm/℃の単位であり、R1は室内温度におけるオーム単位であり、R2はオーム単位の動作温度における抵抗値であり、T1は℃の単位の室内温度であり、T2は℃単位の動作温度である。
ヒータ1030が温度センサ1034から分離し及び温度センサ1034と異なるので、多種多様の薄膜材料の選択が、ヒータ1030を形成するためのウェハー製造プロセスにおいて利用可能である。一例において、ヒータ1030のそれぞれは、面積当たり比較的高い熱放散、高い温度安定性(TCR<1000ppm/℃)、及び周囲の媒体および熱センサに対する発熱の親密な結合を有する。適切な材料は、幾つかの名前を挙げると、タンタルのような耐火金属およびそれらの個々の合金、及びその合金、及びタングステン、及びその合金であることができるが、ドープドシリコン又はポリシリコンのような他の熱放散デバイスも使用され得る。
センサ1034は、ストリップ1026の長さに沿って間隔をおいて配置された個々の検出素子を含む。センサ1034のそれぞれは、センサ1034が関連した又は対応するヒータ1030からの熱の伝達を検出または当該伝達に応答することができるように、対応するヒータ1030に十分に接近している。センサ1034のそれぞれは、関連したヒータからの熱パルスを受ける及び当該熱パルスに対応する特定のセンサ1034に伝達された熱の量を示す又は反映する信号を出力する。関連したヒータにより伝達される熱の量は、熱がセンサ1034に到達する前に伝達された媒体に依存して変動する。液体1042は、空気1041より高い熱容量を有する。かくして、液体1042は、空気1041を基準として異なるようにセンサ1034により検出される温度を低減する。結果として、センサ1034からの信号間の相違は、容積1040内の液体1042のレベルを示す。
一例において、センサ1034のそれぞれは、特徴的な温度反応を有するダイオードを含む。例えば、一例において、センサ1034のそれぞれは、P-N接合ダイオードを含む。他の例において、他のダイオードが利用され得る、又は他の温度センサが利用され得る。
図示された例において、ヒータ1030及びセンサ1034は、ストリップ1026の長さに沿って互いの間で互いに噛合う又は交互配置されるように、ストリップ1026により支持される。本開示のために、ヒータ及び/又はセンサ及びストリップに関連して用語「支持する」又は「により支持される」は、ストリップ、ヒータ及びセンサが単一の接続されたユニットを形成するように、ヒータ及び/又はセンサがストリップにより保持されていることを意味する。係るヒータ及びセンサは、ストリップの外側または内部および内側に支持され得る。本開示のために、用語「互いに噛合う」又は「交互配置される」は、2つの要素が互いに対して交互になることを意味する。例えば、互いに噛合うヒータ及びセンサは、第1のヒータ、続いて第1のセンサ、続いて第2のヒータ、続いて第2のセンサなどを含むことができる。
一例において、個々のヒータ1030は、個々のヒータ1030に隣接した複数のセンサ1034により検出されることができる熱パルスを放出することができる。一例において、各センサ1034は、個々のヒータ1030から20μm以下の間隔を置いて配置される。一例において、センサ1034は、ストリップ1024に沿って1インチ当たり少なくとも100個のセンサ1034(1センチメートル当たり少なくとも1040個のセンサ1034)の最小一次元密度を有する。一次元密度は、ストリップ1026の長さに沿った方向において測定単位当たり多数のセンサを含み、ストリップ1026の次元は、液体インターフェース1024の深さ又は液体レベル検出分解能を規定する様々な深さまで及ぶ。他の例において、センサ1034は、ストリップ1024に沿って他の一次元密度を有する。例えば、センサ1034は、ストリップ1026に沿って1インチ(2.54cm)当たり少なくとも10個のセンサ1034の一次元密度を有する。他の例において、センサ1034は、ストリップ1026に沿って1インチ当たり1000個以上のセンサ(1センチメートル当たり10400個以上のセンサ1034)のオーダの一次元密度を有することができる。
幾つかの例において、天地方向の1センチメートル又は1インチ当たりのセンサの天地方向の密度または数は、ストリップ1026の天地方向または長手方向の長さに沿って変化することができる。図6Bは、主要寸法または長さに沿ってセンサ1034の変化する密度を含む例示的なセンサストリップ1026を示す。図示された例において、センサストリップ1026は、天地方向の高さ又は深さに沿ってこれら領域においてセンサ1034のより大きい密度を有し、より大きい程度の深さ分解能からより多くの利益を得ることができる。例示された例において、センサストリップ1026は、センサ1034の第1の密度を含む下側部分1127、及びセンサ1034の第2の密度を含む上側部分1129を有し、第2の密度は第1の密度より小さい。係る例において、センサストリップ1026は、容積内の液体のレベルが空の状態に近づくにつれて、より高い程度の精度または分解能を提供する。一例において、下側部分1127は、1センチメートル当たり少なくとも1040個のセンサ1034の密度を有するが、上側部分1129は1センチメートル当たり10個未満のセンサの密度を有し、一例において、1センチメートル当たり4個のセンサ1034である。更なる他の例において、センサストリップ1126の上側部分または中間部分は、代案としてセンサストリップ1026の他の部分に比べてセンサのより大きな密度を有することができる。
ヒータ1030のそれぞれ及びセンサ1034のそれぞれは、コントローラの制御下で選択的に付勢可能である。一例において、コントローラは、ストリップ1026の一部である又はストリップ1026により保持される。別の例において、コントローラは、ストリップ1026上のヒータ1030に電気接続される遠隔コントローラを含む。一例において、インターフェース1024は、コントローラから分離した構成要素を含み、インターフェース1024の交換を容易にする、又は別個のコントローラによる複数のインターフェース1024の制御を容易にする。
図7は、容積内の液体のレベルを検出および求めるための、液体インターフェース1024のような液体インターフェースを用いて実行され得る例示的な方法1100の流れ図である。ブロック1102により示されるように、制御信号がヒータ1030に送信され、ヒータ1030のサブセット又はヒータ1030のそれぞれが、熱パルスを放出するようにオン及びオフされる。一例において、制御信号は、ヒータ1030が熱パルスを逐次的に放出するために逐次的に付勢される、又はオン及びオフ(パルス状)されるように、ヒータ1030に送信される。一例において、ヒータ1030は、例えばストリップ1026に沿って上部から底部まで又はストリップ1026に沿って底部から上部までの順序で、逐次的にオン及びオフされる。
別の例において、ヒータ1030は、探索アルゴリズムに基づいて付勢され、この場合、コントローラは、容積1040内の液体1042のレベルを求めるためにパルス動作されるヒータ1030の総使用時間または総数を低減しようとして、どのヒータ1030が最初にパルス動作されるべきであるかを識別する。一例において、何のヒータ1030が最初にパルス動作されるかに関する識別は、履歴データに基づく。例えば、一例において、コントローラは、容積1040内の液体1042の最後に検出されたレベルに関するデータを取得するためにメモリを閲覧し、液体1042の最後に検出されたレベルからより遠く離れた他のヒータ1030をパルス動作させる前に、液体1042の最後に検出されたレベルに最も近いこれらヒータ1030をパルス動作させる。
別の例において、コントローラは、液体1042の取得された最後に検出されたレベルに基づいて容積1040内の液体1042の現在のレベルを予測し、容積1040内の液体1042の予測された現在のレベルに近接したこれらヒータ1030をパルス動作させ、液体1042の予測された現在のレベルからより遠く離れた他のヒータ1030をパルス動作させる。一例において、液体1042の予測された現在のレベルは、液体1042の最後に検出されたレベルに基づいており、液体1042のレベルの最後の検出から時間が経過している。別の例において、液体1042の予測された現在のレベルは、液体1042の最後に検出されたレベル、及び容積1040からの液体1042の消費量または引出し量を示すデータに基づく。例えば、液体インターフェース1024がインク供給部のインクの容積1040を検出する状況において、液体1042の予測された現在のレベルは、液体1042の最後に検出されたレベル、及びインク又は同種のものなどを用いて印刷されたページ数のようなデータに基づくことができる。
更に別の例において、ヒータ1030は逐次にパルス動作されることができ、この場合、容積1040の深さの範囲の中心に最も近いヒータ1030が最初にパルス動作され、他のヒータ1030が容積1040の深さの範囲の中心からのそれらの距離に基づいた順序でパルス動作される。更に別の例において、ヒータ1030のサブセットが同時にパルス動作される。例えば、第1のヒータ及び第2のヒータが同時にパルス動作されることができ、この場合、第1のヒータ及び第2のヒータはストリップ1026に沿って互いから十分に間隔をおいて配置され、その結果、第1のヒータにより放出された熱は、第2のヒータからの熱の伝導を検出することが意図されたセンサに伝達されない又は到達しない。ヒータ1030を同時にパルス動作させることは、容積1040内の液体1042のレベルを求めるための総使用時間を低減することができる。
一例において、各熱パルスは、少なくとも10μsの持続時間を有し、少なくとも10mWの電力を有する。一例において、各熱パルスは、1から100μs及び1ミリ秒までの持続時間を有する。一例において、各熱パルスは、少なくとも10mW及び10W以下の電力を有する。
図7のブロック1104により示されるように、各放出されたパルスについて、関連するセンサ1034が、関連するヒータからの熱の関連するセンサ1034への伝達を検出する。一例において、各センサ1034は、関連するヒータからの熱パルス後の所定の時間期間の後で付勢され、オンされ又はポーリングされる。当該時間期間は、パルスの開始時点、パルスの終了、又はパルスのタイミングに関連した幾つかの他の時間値に基づくことができる。一例において、各センサ1034は、関連するヒータ1030から伝達された熱を、関連するヒータ1030からの熱パルスの終了後の少なくとも10μsの開始時点で検出する。一例において、各センサ1034は、関連するヒータ1030から伝達された熱を、関連するヒータ1030からの熱パルスの終了後の1000μsの開始時点で検出する。別の例において、センサ1034は、熱パルスの持続時間に等しい時間期間に続いて、関連するヒータからの熱パルスの終了後に熱の検出を開始し、この場合、係る検出は、熱パルスの持続時間の2倍から3倍の時間期間にわたって行なわれる。更に他の例において、熱パルスと関連するセンサ1034による熱の検出との間の時間遅延は、他の値を有してもよい。
図7のブロック1106により示されるように、コントローラ又は別のコントローラ
が、各放出されたパルスからの熱の検出された伝達に基づいて、容積1040内の液体1042のレベルを求める。例えば、液体1042は、空気1041よりも高い熱容量を有する。かくして、液体1042は、空気1041を基準として異なるようにセンサ1034により検出される温度を低減する。液体が特定のヒータ1030とその関連するセンサ1034との間に広がるように、容積1040内の液体1042のレベルが存在する場合、特定のヒータ1032から関連するセンサ1034までの熱伝達は、空気1041が特定のヒータ1030とその関連するセンサ1034との間に広がる状況に比べて少ない。関連するヒータ1030による熱パルスの放出に続いて、関連するセンサ1030により検出される熱の量に基づいて、コントローラは、特定のヒータ1030と関連するセンサとの間に空気または液体が広がっているか否かを判断する。この判断、及びストリップ1026に沿ったヒータ1030及び/又はセンサ1034の既知の位置、及び容積1040のフロアを基準としたストリップ1026の相対位置を用いて、コントローラは、容積1040内の液体1042のレベルを求める。容積1040内の液体1042の求められたレベル及び容積1040の特性に基づいて、コントローラは、容積1040内に残る液体の実際の体積または量を更に求めることができる。
一例において、コントローラは、メモリに格納されたルックアップテーブルを閲覧することにより容積1040内の液体のレベルを求め、この場合、ルックアップテーブルは、センサ1034からの異なる信号を、容積1040内の液体の異なるレベルと関連付ける。更に別の例において、コントローラは、センサ1034からの信号をアルゴリズム又は公式への入力として利用することにより、容積1040内の液体1042のレベルを求める。
幾つかの例において、方法1100及び液体インターフェース1024は、容積1040内の液体1042の最上レベル又は上面を求めるために使用されるだけでなく、容積1040に存在する様々な液体の様々なレベルを同時に求めることもできる。例えば、様々な密度または他の特性に起因して、様々な液体が互いの上に層状に積み重なる一方で、単一の容積1040内に同時に存在する。係る様々な液体のそれぞれは、異なる熱伝達特性を有することができる。係る応用形態において、方法1100及び液体インターフェース1024を用いて、容積1040内で第1の液体の層が終了する場所、及び第1の液体の下にある又は上にある第2の異なる液体の層が始まる場所を識別することができる。
一例において、容積1040内の液体の求められたレベル(単数または複数)及び/又は容積1040内の液体の求められた体積または量は、ディスプレイ又は可聴デバイスによって出力される。更に他の例において、液体の求められたレベル又は液体の体積は、ユーザに対する警報、警告または同種のものをトリガするための基礎として使用される。幾つかの例において、液体の求められたレベル又は液体の体積は、補充液体の自動再注文、又は容積1040への液体の流入を停止するためにバルブを閉じることをトリガするために使用される。例えば、プリンタにおいて、容積1040内の液体の求められたレベルは、交換インクカートリッジ又は交換インク供給部の再注文を自動的にトリガすることができる。
図8は、例示的な液体レベル検出システム1220を示す。液体レベル検出システム1220は、支持体1222、上述された液体インターフェース1024、電気相互接続1226、コントローラ1230及びディスプレイ1232を含む。支持体1222は、ストリップ1026を支持する構造体を含む。一例において、支持体1222は、ポリマー、ガラス又は他の材料から形成された又はポリマー、ガラス又は他の材料を含むストリップ1026を含む。一例において、支持体1222は、埋め込まれた電気トレース又は導体を有する。例えば、支持体1222は、エポキシ樹脂結合剤を用いた織りガラス繊維布から成る複合材料を含む。一例において、支持体1222は、ガラス繊維強化エポキシ樹脂積層板、管、ロッド又はプリント基板を含む。
上述された液体インターフェース1024は、支持体1222の長さに沿って延在する。一例において、液体インターフェース1024は、支持体1222に接着剤で付けられる、接着される、又は別な方法で固定される。幾つかの例において、ストリップ1026の厚さ及び強度に依存して、支持体1222は省略され得る。
電気相互接続1226は、図6Aから図6Bに示されたようなインターフェース1024のセンサ1034からの信号がコントローラ1230に伝達されるインターフェースを含む。一例において、電気相互接続1226は、電気コンタクトパッド1236を含む。他の例において、電気相互接続1226は他の形態を有することができる。電気相互接続1226、支持体1222及びストリップ1024はまとめて、液体容器容積の一部へ組み込まれ得る及び当該一部として固定され得る、又は様々な液体容器または容積へ一時的に手動で挿入され得る別個のポータブル検出デバイスであることができる液体レベルセンサ1200を形成する。
コントローラ1230は、処理ユニット1240及び関連する一時的でない(持続性)コンピュータ可読媒体またはメモリ1242を含む。一例において、コントローラ1230は、液体レベルセンサ1200から離れている。他の例において、コントローラ1230はセンサ1200の一部として組み込まれる。処理ユニット1240は、メモリ1242に包含された命令をファイルする。この応用形態のために、用語「処理ユニット」は、メモリに包含された命令のシーケンスを実行する現在開発された又は将来開発される処理ユニットを意味するであろう。命令のシーケンスの実行により、処理ユニットは、制御信号を生成する。命令は、読み出し専用メモリ(ROM)、大容量記憶装置または幾つかの他の持続性記憶装置から処理ユニットにより実行するためのランダムアクセスメモリ(RAM)にロードされ得る。他の実施形態において、ハードワイヤード回路が、説明された機能を実施すためにソフトウェア命令の代わりに又は当該ソフトウェア命令と組み合わせて使用され得る。例えば、コントローラ1230は、少なくとも1つの特定用途向け集積回路(ASIC)の一部として具現化され得る。特に別段の断りのない限り、コントローラ1230は、ハードウェア回路およびソフトウェアの任意の特定の組み合わせ、又は処理ユニットにより実行される命令の任意の特定の供給源に制限されない。
メモリ1242に包含された命令に続いて、処理ユニット1240は、図示された及び図7に関連して上述された方法1100を実行する。メモリ1242に供給された命令に続いて、プロセッサ1240は、ヒータ1230を選択的にパルス動作させる。メモリ1242に供給された命令に続いて、プロセッサ1240は、センサ1034からデータ信号を、又はパルスからの熱の散逸およびセンサ1034への熱の伝達を示すデータ信号を取得する。メモリ1242に供給された命令に続いて、プロセッサ1240は、センサ1034からの信号に基づいて容積1040内の液体1042のレベルを求める。上述されたように、幾つかの例において、コントローラ1230は更に、容積1040又は液体1042を収容するチャンバの特性を用いて、液体1042の量または体積を求めることができる。
一例において、ディスプレイ1232は、コントローラ1230から信号を受け取り、液体1042の求められたレベル及び/又は容積1040内の液体1042の求められた体積または量に基づいて、可視データを提示する。一例において、ディスプレイ1232は、液体1042で満たされる容積1040の割合を描写するアイコン又は他のグラフを提示する。別の例において、ディスプレイ1232は、液体1042のレベル、又は液体1042で満たされる容積1040の割合または液体1042の空になったことの英数字表示を提示する。更に別の例において、ディスプレイ1232は、容積1040内の液体1042の求められたレベルに基づいて警報または「許容できる」ステータスを提示する。更に他の例において、ディスプレイ1232は省略されることができ、この場合、容積内の液体の求められたレベルを用いて、補充液体の再注文、液体を容積に追加するためのバルブの付勢、液体1042の容積1040への進行中の追加を終了させるためのバルブの付勢のようなイベントを自動的にトリガする。
図9は、液体供給システム1310の一部として組み込まれる液体レベル検出システム1220を示す断面図である。液体供給システム1310は、液体容器1312、チャンバ1314、及び流体または液体ポート1316を含む。容器1312は、チャンバ1314を画定する。チャンバ1314は、液体1042が収容される例示的な容積1040を形成する。図9により示されるように、支持体1222及び液体インターフェース1024は、チャンバ1314の底部側からチャンバ1314に突出し、チャンバ1314が完全に空になる状態に近づく際の液体レベルの測定を容易にする。他の例において、液体インターフェース1024の支持体1222は、代案としてチャンバ1314の上部から吊され得る。
液体ポート1316は、チャンバ1314内からの液体が外部受容器に供給および送られる液体通路を含む。一例において、液体ポート1316は、チャンバ1314からの液体の選択的な排出を容易にするバルブ又は他の機構を含む。一例において、液体供給システム1310は、印刷システム用の軸外インク供給部を含む。別の例において、液体供給システム1310は更に、液体インターフェース1024を介してチャンバ1314から液体1042を受け取るためにチャンバ1314に流体結合されたプリントヘッド1320を含む。一例において、プリントヘッド1320を含む液体供給システム1310は、印刷カートリッジを形成することができる。本開示のために、用語「流体結合された」は、2つ以上の流体伝達体積が、直接的に互いに接続される、又は流体が一方の体積から他方の体積へ流れることができるように介在の体積または空間により互いに接続されることを意味する。
図9に示された例において、液体供給システム1310から遠隔位置にある又は離れているコントローラ1230との通信は、ユニバーサル・シリアル・バス・コネクタ又は他のタイプのコネクタのような配線コネクタ1324によって容易にされる。コントローラ1230及びディスプレイ1232は、上述されたように動作する。
図10は、液体供給システム1410、即ち液体供給システム1310の別の例を示す断面図である。液体供給システム1410は、液体供給システム1410が液体ポート1316の代わりに液体ポート1416を含むことを除いて、液体供給システム1310に類似する。液体ポート1416は、液体ポート1416が容器1312のチャンバ1314の上のキャップ1426に設けられることを除いて、液体ポート1316のインターフェースに類似する。システム1310の構成要素に対応するシステム1410のこれら残りの構成要素は同様に付番される。
図11から図13は、液体レベルセンサ1500、即ち図8の液体レベルセンサ1200の別の例を示す。図11は、液体インターフェース1224の一部を示す図である。図12はセンサ1500の回路図である。図13は、線8−8に沿った図11の液体インターフェース1224の断面図である。図11により示されるように、液体インターフェース1224は、一連のヒータ1530及び一連のセンサ温度センサ1534を支持するストリップ1026を液体インターフェース1224が含む図6Aから図6Bに関連して上述された液体インターフェース1024に類似する。図示された例において、ヒータ1530及び温度センサ1534は、ストリップ1026の長さ(L)に沿って互いに噛合う又は交互配置される。長さ(L)は、センサ1500が使用されている際の様々な深さにわたって延在するストリップ1026の主要寸法である。図示された例において、各センサ1534は、その関連する又は対応するヒータ1530から間隔距離(S)だけ離隔されており、当該間隔距離(S)は、長さ(L)に沿った方向において測定された場合、20μm以下および公称では10μmである。図示された例において、センサ1534及びそれらの関連するヒータ1530は、二つ一組で配列され、この場合、隣接する対のヒータ1530は、長さ(L)に沿った方向において測定された場合に少なくとも25μmの距離(D)だけ互いから離隔されて、連続したヒータ間の熱クロストークが低減される。一例において、連続したヒータ1530は、25μmから2500μm、及び公称では100μmの距離(D)だけ互いから離隔される。
図12に示されるように、各ヒータ1530は、トランジスタ1552の選択的な付勢を通じて選択的にオン及びオフすることができる電気抵抗器1550を含む。各センサ1534は、ダイオード1560を含む。一例において、温度センサとしての機能を果たすダイオード1560は、P−N接合ダイオードを含む。各ダイオード1560は、温度の変化に対する特徴的な反応を有する。特に、各ダイオード1560は、温度の変化に応答して変化する順方向電圧を有する。ダイオード1560は、温度と印加電圧との間にほぼ直線関係を呈する。温度センサ1534がダイオード又は半導体接合を含むので、センサ1500は低コストであり、半導体製造技術を用いてストリップ1026上に製造され得る。
図13は、センサ1500の一例の一部の断面図である。図示された例において、ストリップ1026は、上述されたような支持体1222により支持される。一例において、ストリップ1026は、シリコンを含むが、支持体1222はポリマー又はプラスチックを含む。図示された例において、ヒータ1530は、ストリップ1026により支持されたポリシリコンヒータを含むが、二酸化ケイ素の層のような電気絶縁層1562によりストリップ1026から離れている。図示された例において、ヒータ1530は更に、検出されている液体とヒータ1530との間の接触を阻止する外側パッシベーション層1564により、カプセル封入される。パッシベーション層1564は、検出されている液体またはインクとの腐食性接触によって生じる損傷からヒータ1530及びセンサ1534を保護する。一例において、外側パッシベーション層1564は、炭化ケイ素および/またはオルトケイ酸テトラエチル(TEOS)を含む。他の例において、層1562及び1564は、省略されることができ、又は他の材料から形成され得る。
図12及び図13により示されるように、センサ1500の構成は、追加の熱抵抗器(R)を提供する様々な層またはバリヤを形成する。ヒータ1530により放出された熱パルスは、係る熱抵抗器を横切って関連するセンサ1534に伝達される。特定のヒータ1530からの熱が関連するセンサ1534に伝達される割合(rate:比率、速度)は、特定のヒータ1530が空気1041又は液体1042に隣接しているか否かに依存して変化する。センサ1534からの信号は、それらが空気1041又は液体1042を横切って伝達されたか否かに依存して変化する。異なる信号を用いて、容積1040内の液体1042の現在のレベルを求める。
図14A、図14B、図14Cは、液体インターフェース1624及び1644、即ち液体インターフェース1024の他の例を示す。図14Aにおいて、ヒータ及びセンサは、0、1、2、・・Nと表記されて、二つ一組で配列される。液体インターフェース1624は、ストリップ1026の長さに沿って垂直方向に互いに噛合う又は交互配置されていないことを除いて、図6Aから図6Bの液体インターフェース1024に類似し、ヒータ1030及びセンサ1034は、ストリップ1026の長さに沿って垂直方向に並んだ対のアレイで配列される。
図14B及び図14Cは、液体インターフェース1644、即ち図6Aから図6Bの液体インターフェースの別の例を示す。液体インターフェース1644は、ヒータ1030及びセンサ1034がストリップ1026の長さに沿って垂直方向に間隔をおいて配置されたスタック(積重体)のアレイで配列されることを除いて、図6Aから図6Bの液体インターフェース1024に類似する。図14Cは、ヒータ1030及びセンサ1034の対の積み重ねられた構成を更に示すインターフェース1644の断面図である。
図14Aから図14Cは更に、ヒータ/センサ対1のヒータ1030のパルス動作、及び隣接する材料を介した熱のその後の散逸の例を更に示す。図14Aから図14Cにおいて、熱の温度または強度は、熱が熱の供給源、即ちヒータ/センサ対1のヒータ1030から更に離れるように進むにつれて消散する又は減少する。熱の散逸が、図14Aから図14Cにおいてクロスハッチングの変化により示される。
図15は、図14Aから図14Cに示された例示的なパルス動作の一対の時間同期したグラフを示す。図15は、ヒータセンサ対1のヒータ1030のパルス動作とヒータ/センサ対(0、1、2、・・N)のセンサ1034による経時的な応答との間の関係を示す。図15により示されるように、各対(0、1、2、・・N)のセンサ1034のそれぞれの応答は、空気または液体が個々のヒータ/センサ対(0、1、2、・・N)の上にあるか又は個々のヒータ/センサ対(0、1、2、・・N)に隣接しているか否かに応じて変化する。特徴的な過渡曲線および大きさのスケールは、空気の存在下対液体の存在下で異なる。結果として、インターフェース1644、並びにインターフェース1024及び1624のような他のインターフェースからの信号は、容積内の液体のレベルを示す。
一例において、上述されたコントローラ1230のようなコントローラは、一対のヒータ/センサのヒータ1030を個別的にパルス動作させ、液体または空気が個々のヒータ/センサ対に隣接するか否かを判断するために、同じ対のセンサから検出される際の温度の大きさを、ヒータパルス動作パラメータに対して比較することにより、検出される容積内の液体のレベルを求める。コントローラ1230は、検出される容積内の液体のレベルが判明する又は特定されるまで、アレイの各対に対して係るパルス動作および検出を行なう。例えば、コントローラ1230は、対0のヒータ1030を最初にパルス動作させて、対0のセンサ1034により提供される検出された温度を所定の閾値と比較する。その後、コントローラ1030は、対1のヒータ1030をパルス動作させ、対1のセンサ1034により提供される検出された温度を所定の閾値と比較する。このプロセスは、液体のレベルが判明する又は特定されるまで、繰り返される。
別の例において、上述されたコントローラ1230のようなコントローラは、一対のヒータ/センサのヒータ1030を個別的にパルス動作させ、複数の対のセンサにより検出される際の温度の複数の大きさを比較することにより、検出される容積内の液体のレベルを求める。例えば、コントローラ1230は、対1のヒータ1030をパルス動作させ、その後、対1のセンサ1034により検出された温度、対0のセンサ1034により検出された温度、対2のセンサ1034により検出された温度などを比較し、各温度は対1のヒータ1030のパルス動作によって生じる。一例において、コントローラ1230は、液体または空気がパルス動作したヒータを含むヒータセンサ対に隣接しているか否かを判断するために、単一の熱パルスによって生じる、液体インターフェースに沿って垂直方向の異なるセンサ1034からの温度の複数の大きさの分析を利用することができる。係る例において、コントローラ1230は、検出される容積1040内の液体1042のレベルが判明する又は特定されるまで、アレイの各対のヒータを別個にパルス動作させて、結果としての対応する複数の異なる温度の大きさを分析することにより、係るパルス動作および検出を行なう。
別の例において、コントローラ1230は、単一の熱パルスによって生じる、液体インターフェース沿って垂直方向の温度の複数の大きさの相違に基づいて、検出される容積1040内の液体1042のレベルを求めることができる。例えば、特定のセンサ1034の温度の大きさが、隣接するセンサ1034の温度の大きさに対して大幅に変化する場合、大幅な変化は、液体1042のレベルが2つのセンサ1034にあるか又は2つのセンサ1034間にあることを示すことができる。一例において、コントローラ1230は、液体1042のレベルが2つのセンサ1034の既知の垂直位置にあるか又は2つのセンサ1034の既知の垂直位置の間にあるか否かを判断するために、隣接するセンサ1034の温度の大きさの相違を所定の閾値と比較することができる。
更に他の例において、上述されたコントローラ1230のようなコントローラは、単一のセンサ1034からの信号に基づいた過渡温度曲線、又は複数のセンサ1034からの信号に基づいた複数の過渡温度曲線のプロファイルに基づいて、検出される容積1040内の液体1042のレベルを求める。一例において、上述されたコントローラ1230のようなコントローラは、一対(0、1、2、・・N)のヒータ1030を個別的にパルス動作させ、液体1042又は空気1041が個々のヒータ/センサ対(0、1、2、・・N)に隣接するか否かを判断するために、同じ対(0、1、2、・・N)のセンサにより生成された過渡温度曲線を所定の閾値または所定の曲線に対して比較することにより、検出される容積1040内の液体1042のレベルを求める。コントローラ1230は、検出される容積1040内の液体1042のレベルが判明する又は特定されるまで、アレイの各対(0、1、2、・・N)に対して係るパルス動作および検出を行なう。例えば、コントローラ1230は、対0のヒータ1030を最初にパルス動作させて、対0のセンサ1034により生成された結果としての過渡温度曲線を所定の閾値または所定の比較曲線と比較することができる。その後、コントローラ1230は、対1のヒータ1030をパルス動作させて、対1のセンサ1034により生成された結果としての過渡温度曲線を所定の閾値または所定の比較曲線と比較することができる。このプロセスは、液体1042のレベルが判明する又は特定されるまで繰り返される。
別の例において、上述されたコントローラ1230のようなコントローラは、一対(0、1、2、・・N)のヒータ1030を個別的にパルス動作させ、複数の対(0、1、2、・・N)のセンサ1034により生成された複数の過渡温度曲線を比較することにより、検出される容積1040内の液体1042のレベルを求める。例えば、コントローラ1230は、対1のヒータ1030をパルス動作させ、その後、対1のセンサ1034により生成された結果としての過渡温度曲線、対0のセンサ1034により生成された結果としての過渡温度曲線、対2のセンサ1034により生成された結果としての過渡温度曲線などを比較することができ、各過渡温度曲線は、対1のヒータ1030のパルス動作によって生じる。一例において、コントローラ1230は、液体1042又は空気1041がパルス動作したヒータ1030を含むヒータセンサ対(0、1、2、・・N)に隣接するか否かを判断するために、単一の熱パルスによって生じる、液体インターフェースに沿って垂直方向の異なるセンサ1034からの複数の過渡温度曲線の分析を利用することができる。係る例において、コントローラ1230は、検出される容積1040内の液体1042のレベルが判明する又は特定されるまで、アレイの各対(0、1、2、・・N)のヒータ1030を別個にパルス動作させて、結果としての対応する複数の異なる過渡温度曲線を分析することにより、係るパルス動作および検出を行なう。
別の例において、コントローラ1230は、単一の熱パルスによって生じる、液体インターフェース沿って垂直方向の異なるセンサ1034により生成された複数の過渡温度曲線の相違に基づいて、検出される容積1040内の液体1042のレベルを求めることができる。例えば、特定のセンサ1034の過渡温度曲線が、隣接するセンサ1034の過渡温度曲線に対して大幅に変化する場合、大幅な変化は、液体1042のレベルが2つのセンサ1034にあるか又は2つのセンサ1034間にあることを示すことができる。一例において、コントローラ1230は、液体1042のレベルが2つのセンサ(0、1、2、・・N)の既知の垂直位置にあるか又は2つのセンサ(0、1、2、・・N)の既知の垂直位置の間にあるか否かを判断するために、隣接するセンサ1034の過渡温度曲線の相違(difference:差分)を所定の閾値と比較することができる。
図16及び図17はセンサ1700、即ち図11から図13のセンサ1500の一例を示す。センサ1700は、支持体1722、液体インターフェース1224、電気インターフェース1726、ドライバ1728、及びつば(カラー)1730を含む。支持体1722は上述された支持体1222に類似する。図示された例において、支持体1722は、成形されたポリマーを含む。他の例において、支持体1722はガラス又は他の材料を含むことができる。
液体インターフェース1224は上述された。液体インターフェース1224は、支持体1722の長さに沿って支持体1722の面に接着される、接着剤で付けられる、又は付着される。支持体1722は、ガラス、ポリマー、FR4又は他の材料から形成され得る、又はガラス、ポリマー、FR4又は他の材料を含むことができる。
電気インターフェース1726は、図8から図10に関連して上述されたコントローラ1230と電気接続するための電気コンタクトパッド1236を含むプリント基板を含む。図示された例において、電気インターフェース1726は支持体1722に接着される又は付着される。電気インターフェース1726は、ドライバ1728、並びに例えば図11の液体インターフェース1224のヒータ1530及びセンサ1534に電気接続される。一例において、ドライバ1728は、電気インターフェース1726を通じて受け取られた信号に応じて、ヒータ1530及びセンサ1534を駆動する特定用途向け集積回路(ASIC)を含む。他の例において、ヒータ1530の駆動およびセンサ1534による検出は、代案として、ASICの代わりに完全に集積化されたドライバ回路により制御され得る。
つば1730は、支持体1722の周りに延在し、センサ1700が容積1040内の液体1042のレベルを検出するために使用される液体容器1040と支持体1722との間の供給一体化インターフェースとしての機能を果たす。幾つかの例において、つば1730は、液体シールを提供し、検出されている容積1040内に収容された液体と電気インターフェース1726を分離する。図16により示されるように、幾つかの例において、ドライバ1728、並びにドライバ1728、液体インターフェース1224及び電気インターフェース1726の間の電気接続は、エポキシ樹脂成形化合物の層のような、保護電気絶縁ワイヤボンド接着剤またはカプセルの材料1735により更に覆われる。
図18Aは、本明細書で説明される原理の一例による、液体レベルセンサ1900の等角図である。液体レベルセンサ1900は、図8から図10に関連して上述されたようなコントローラ1230と電気接続するための電気コンタクトパッド1236を含むプリント基板を含む電気インターフェース1726を含む。液体レベルセンサ1900は更に、電気インターフェース1726と共に成形用基板1902へオーバーモールドされた細長い小片(スライバ)のダイ1901を含む。
図18Bは、本明細書で説明される原理の一例による、線Aに沿った図18Aの液体レベルセンサ1900の側面破断図である。電気インターフェース1726は、電気コンタクトパッド1236の反対側で電気インターフェース1726の側に位置するコンタクトパッド1936と細長い小片のダイ1901に位置する電気コンタクトパッド1937との間に延在するワイヤボンド1903を介して、細長い小片のダイ1901に電気結合される。ヒータ1030及びセンサ1034のアレイは、更に詳細に後述されるように、液体レベルセンサ1900が空気1041又は液体1042と接触する場所と反対の側で、細長い小片のダイ1901上に配置される。幾つかのヒータ1030及びセンサ1034が図18Bの細長い小片のダイ1901上に配置されるが、任意の数のヒータ1030及びセンサ1034が本明細書で説明されるように、細長い小片のダイ1901上に配置され得る。

Claims (15)

  1. 流体供給カートリッジを流体吐出デバイスに接続するための流体供給カートリッジ用の水平方向インターフェースであって、
    前記流体供給カートリッジの流体の供給部を前記流体吐出デバイスに水平方向に流体的に相互接続するための1つ又は複数の流体相互接続隔膜と、
    前記流体供給カートリッジのデジタル液体レベルセンサを前記流体吐出デバイスの対応する電気インターフェースに水平方向に導電的に接続するための電気インターフェースとを含む、水平方向インターフェース。
  2. 流体吐出デバイスへ水平方向に挿入可能な流体供給カートリッジであって、
    ハウジングと、
    前記ハウジング内の流体の供給部と、
    前記ハウジング内の流体のレベルを測定するために、前記ハウジング内にあり且つ前記流体と接触するデジタル液体レベルセンサと、
    前記流体供給カートリッジを流体吐出デバイスに接続するために前記ハウジングの端部にある水平方向インターフェースとを含み、前記水平方向インターフェースは、
    前記流体の供給部を前記流体吐出デバイスに水平方向に流体的に相互接続するための流体相互接続隔膜と、
    前記デジタル液体レベルセンサを前記流体吐出デバイスの対応する電気インターフェースに水平方向に導電的に接続するための電気インターフェースとを含む、流体供給カートリッジ。
  3. 前記流体相互接続隔膜は、前記流体供給カートリッジの流体を前記流体吐出デバイスに供給するための第1の流体相互接続隔膜であり、
    前記水平方向インターフェースは、前記流体吐出デバイスからの流体および空気を前記流体供給カートリッジに戻すための第2の流体相互接続隔膜を更に含む、請求項2に記載の流体供給カートリッジ。
  4. 前記第1の流体相互接続隔膜は、前記第2の流体相互接続隔膜より下に配置され、前記第2の流体相互接続隔膜は、前記電気インターフェースより下に配置される、請求項3に記載の流体供給カートリッジ。
  5. 前記第1の流体相互接続隔膜は、前記電気インターフェースより下に配置され、前記電気インターフェースは、前記第2の流体相互接続隔膜より下に配置される、請求項3に記載の流体供給カートリッジ。
  6. 前記電気インターフェースは、
    第1の表面、及び前記第1の表面の反対側の第2の表面を有する水平方向に配向された電気インターフェースと、
    前記第1の表面および前記第2の表面の1つ又は複数上の複数の電気コンタクトとを含む、請求項2に記載の流体供給カートリッジ。
  7. 前記電気コンタクトは、前記第1の表面上にだけある、請求項6に記載の流体供給カートリッジ。
  8. 前記電気コンタクトは、
    前記第1の表面上の、1つ又は複数の第1の電気コンタクトと、
    前記第2の表面上の、1つ又は複数の第2の電気コンタクトとを含む、請求項6に記載の流体供給カートリッジ。
  9. 前記水平方向に配向された電気インターフェースは、前記流体吐出デバイスの対応する電気インターフェースの対応するコネクタへ挿入可能な回路基板である、請求項6に記載の流体供給カートリッジ。
  10. 前記水平方向に配向された電気インターフェースは、前記流体吐出デバイスの対応する電気インターフェースの対応する回路基板が挿入可能であるコネクタである、請求項6に記載の流体供給カートリッジ。
  11. 前記水平方向に配向された電気インターフェースは、前記デジタル液体レベルセンサの集積された部分である、請求項6に記載の流体供給カートリッジ。
  12. 前記電気インターフェースは、
    表面を有する、垂直方向に配向された電気インターフェースと、
    前記表面上の複数の電気コンタクトとを含む、請求項2に記載の流体供給カートリッジ。
  13. 前記垂直方向に配向された電気インターフェースは、前記流体吐出デバイスの対応する電気インターフェースの対応する圧縮コネクタに対して物理的に押圧可能な回路基板である、請求項12に記載の流体供給カートリッジ。
  14. 前記垂直方向に配向された電気インターフェースは、前記流体吐出デバイスの対応する電気インターフェースに対して物理的に押圧可能な圧縮コネクタである、請求項12に記載の流体供給カートリッジ。
  15. 前記垂直方向に配向された電気インターフェースは、前記デジタル液体レベルセンサの集積された部分であり、前記流体吐出デバイスの対応する電気インターフェースの対応する圧縮コネクタに対して物理的に押圧可能である、請求項12に記載の流体供給カートリッジ。
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