JP2019520812A5 - - Google Patents

Claims (5)

1. 乾燥コーヒー粉末を製造するためのプロセスであって、
   （ｉ）０〜１１０℃の温度の水を使用して、焙煎及び粉砕コーヒー豆からコーヒー固形分を抽出して、第１コーヒー抽出物を得るステップと、
   （ｉｉ）０．１〜１００ｋＤａの分子量カットオフを有する選択的透過膜を使用して、前記第１コーヒー抽出物を濾過して、低分子量成分濃度を低減するステップであって、前記透過膜を透過する低分子量コーヒー固形分が透過液を形成し、前記透過膜に保持される高分子量コーヒー固形分が保持分画を形成するステップと、
   （ｉｉｉ）前記保持分画を乾燥させて、乾燥コーヒー粉末を形成するステップと、を含み、
   前記乾燥コーヒー粉末が、１ｋＤａより大きい分子量を有する成分対１ｋＤａより少ない分子量を有する成分の濃度の比が少なくとも５であるように構成される、プロセス。
2. 前記選択的透過膜が、１ｋＤａの分子量カットオフを有する、請求項１に記載のプロセス。
3. 前記保持分画が乾燥前に濃縮される、請求項１又は２に記載のプロセス。
4. 請求項１〜３のいずれか一項に記載のプロセスにより得られる乾燥コーヒー粉末。
5. 窒素を注入したコーヒー飲料を製造するための請求項４に記載の乾燥コーヒー粉末の使用。