JP2019507013A5

JP2019507013A5 -

Info

Publication number: JP2019507013A5
Application number: JP2018521615A
Authority: JP
Filing date: 2016-12-16
Publication date: 2020-01-30

Claims

補強スチール構造構成要素の製造方法であって、
方法は、
超高強度スチールブランクを提供することと、
前記スチールブランクの１以上の補強領域を選択することと、
前記スチールブランクの第１の面に、局部的な補強を作り出すために、前記補強領域において材料を局部的に堆積することであって、
前記補強領域において材料を局部的に堆積することは、
選択された前記補強領域に補強材料を供給し、
前記補強材料と前記スチールブランクの一部を溶かすためにレーザ加熱を与え、溶けた前記補強材料を溶けた前記スチールブランクの一部と混合することを備えて、前記補強領域において材料を局部的に堆積することと、
さらに、
局部的に堆積した材料を備えた前記スチールブランクを成形して、前記補強スチール構造構成要素を形作ることであって、成形は、局部的に堆積した材料を備える前記スチールブランクをオーステナイト化する温度に加熱した後になされることを備える、方法。
さらに、前記局部的に堆積した材料を備える加熱した前記スチールブランクをスタンピングすることを備える、請求項１に記載の方法。
方法は、さらに前記局部的に堆積した材料を備える加熱した前記スチールブランクを焼き入れすることを備える、請求項２に記載の方法。
選択された前記補強領域へ前記補強材料を供給することと、前記補強材料と前記スチールブランクの一部を溶かすためのレーザ加熱を与えることが同時になされる、請求項１乃至３のいずれか１項に記載の方法。
前記補強領域に材料を局部的に堆積することは、さらに、前記補強材料を備える前記スチールブランクの第１の面に、特定の幾何学的形状を描くことと、レーザ加熱することを備える、請求項１乃至４のいずれか１項に記載の方法。
前記補強材料を供給することは、ガス粉の流れにおいて、金属ガスを供給することを備える、請求項１乃至５のいずれか１項に記載の方法。
前記補強材料を供給することは、金属配線を供給することを備える、請求項１乃至請求項５のいずれか１項に記載の方法。
前記補強材料は、ステンレススチールを含む、請求項１乃至７のいずれか１項に記載の方法。
前記超高強度スチールブランクは、ボロンスチールでできている、請求項１乃至８のいずれか１項に記載の方法。
前記超高強度スチールブランクは、スチール基板と金属コーティング層を備え、方法はさらに、前記補強領域において材料を局部的に堆積する前に、前記補強領域のコーティング層の少なくとも一部を除去するために、前記補強領域に沿って、溶発レーザビームを案内し、照射することを備える、請求項１乃至９のいずれか１項に記載の方法。
前記溶発レーザビームを照射することは、前記補強領域に材料を局部的に堆積することと同時に行われ、前記溶発レーザビームは、前記加熱レーザビームから上流２ｍｍから５０ｍｍの距離で照射される、請求項１０に記載の方法。
前記超高強度スチールブランクは、０．７ｍｍから５ｍｍの範囲の厚さを有する、請求項１乃至１１のいずれか１項に記載の方法。
前記局部的に堆積された材料は、最小で０．２ｍｍ、特に０．２ｍｍから１０ｍｍの厚さを有する、請求項１乃至１２のいずれか１項に記載の方法。
補強スチール構造構成要素を製造する、製造システムであって、
前記製造システムは、補強材堆積システムと成形システムを備え、
前記補強材堆積システムは、
加熱レーザビームを発生するレーザビーム源と、
補強材料堆積機と、
前記レーザビーム源及び前記補強材料堆積機と接続するコントローラと、を有するレーザシステムを備え、
前記コントローラは、補強領域を選択し、レーザ加熱を与えるために前記補強領域に沿って加熱レーザビームを案内し、前記レーザ加熱が補強材料と超高強度スチールブランクの一部を溶かして、溶けた前記補強材料と溶けた前記超高強度スチールブランクの一部を混合するように、前記補強材料堆積機に、前記補強領域に前記補強材料を局部的に堆積することを指示するように構成され、
成形システムは、
補強材堆積システムから下流に配置された加熱システムであって、前記加熱システムは、前記補強材料を備える前記ブランクを、オーステナイト化温度に加熱するように構成されている、加熱システムと、
前記加熱システムから下流に配置された、対の金型の組であって、前記対の金型の組は、使用において、加熱された前記補強超高強度スチールブランクに面する１以上の作業面を備え、前記１以上の作業面は、適用された前記補強材料に対して逆配置を備える、対の金型の組と、を備え、
前記成形システムは、さらに前記超高強度スチールブランクを前記補強材堆積システムから前記加熱システムへ移動し、また、加熱された前記補強超高強度スチールブランクを前記加熱システムから前記対の金型の組へ移動する、コンベヤまたは移動装置が設けられる、製造システム。
前記レーザシステムは、さらに溶発レーザビームを発生する溶発レーザ源を備え、前記溶発レーザ源は、また、前記コントローラに接続され、前記加熱レーザビームの前に前記溶発レーザビームを向けるように前記補強領域に沿って案内される、請求項１４に記載の製造方法。
請求項１乃至１３のいずれか１項による方法によって得られることができる生産物。