JP2019506306A - 遠心力によって作動可能なボーリングバー - Google Patents

遠心力によって作動可能なボーリングバー Download PDF

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Abstract

本開示は、ボーリングバー上に受け入れられた切削インサートカートリッジ(20)を、回転軸(A)周りのボーリングバーの回転によって発生した遠心力が遠心力閾値に到達するときに切削位置に、回転軸周りのボーリングバーの回転によって発生した遠心力が遠心力閾値を下回るときに非切削位置に置くように構成された作動可能なボーリングバー(10)であって、切削インサートカートリッジ(20)をボーリングバー(10)上に切削位置で設置することができるようにさらに構成される、ボーリングバーに関する。【選択図】図1

Description

本開示は、ボーリングバー上に受け入れられた切削インサートカートリッジを、回転軸周りのボーリングバーの回転によって発生した遠心力が遠心力閾値に到達するときに切削位置に、回転軸周りのボーリングバーの回転によって発生した遠心力が遠心力閾値を下回るときに非切削位置に配置するように構成された作動可能なボーリングバーであって、切削インサートカートリッジをボーリングバー上に切削位置で設置することができるようにさらに構成される、ボーリングバーに関する。
当技術分野では、遠心力によって作動可能なボーリングバーを使用してボーリングバー上に装着された切削インサートカートリッジを非切削位置または切削位置に選択的に配置することが、知られている。特に、ボーリングバーが回転されるとき、切削インサートカートリッジは、非切削位置から切削位置に移動する。その反対に、ボーリングバーが停止されたとき、切削インサートカートリッジは、切削位置から非切削位置に移動する。
しかし、これらの知られているボーリングバーは、切削インサートをボーリングバー上に十分な正確さで設置することはできず、それによってボーリングバーは高精度の要求事項を伴った機械加工を実行することはできない。
本開示の態様は、上記で述べた問題を解決および/または低減するボーリングバーを提供することである。
したがって、本開示は、回転軸周りのボーリングバーの回転によって発生した遠心力によって作動可能なボーリングバーであって、
− ボーリングバーを回転軸周りで回転させるためのスピンドルにボーリングバーを結合するための結合部分であって、ボーリングバーを流体供給回路に連結するための供給入口を備える、結合部分と、
− 切削位置または非切削位置に切削インサートカートリッジを受け入れるための受け入れ部分と、
− 受け入れ部分に受け入れられた切削インサートカートリッジを切削位置または非切削位置に配置するように構成された作動装置であって、作動入口および非作動入口を有し、作動装置は、切削インサートカートリッジを:
・作動入口に流体が供給されるときに、非切削位置に配置し、
・非作動入口に流体が供給されるとき、または作動入口と非作動入口のいずれにも流体が供給されないときに、切削位置に配置するように構成される、作動装置と、
− 供給入口と作動入口または非作動入口との間の流体連結のための流体連結回路であって:
・供給入口が作動入口と流体連結する第1の制御位置と、
・供給入口が非作動入口と流体連結する第2の制御位置との間で移動可能な制御要素を備える、流体連結回路とを備え、
制御要素は、回転軸周りのボーリングバーの回転によって発生した遠心力が遠心力閾値に到達するときに、第1の制御位置から第2の制御位置に移動されるように構成され、回転軸周りのボーリングバーの回転によって発生した遠心力が遠心力閾値を下回るときに、第2の制御位置から第1の制御位置に移動されるように構成される、ボーリングバーに関する。
ボーリングバーの回転によって発生した遠心力によって作動可能なボーリングバーでは、ボーリングバーの作動は、その作動がボーリングバーに供給された流体の圧力によって、またはボーリングバー外部の機械システムによって制御されるボーリングバーに関して容易にされる。実際、切削インサートカートリッジは、ボーリングバーの回転に応じて切削位置または非切削位置に選択的に自動的に配置され得る。ボーリングバーを作動させるための追加の制御装置は必要とされない。
さらに、ボーリングバーが流体を供給されないとき、ボーリングバーは、回転軸周りのボーリングバーの回転に関係なく、切削インサートカートリッジを切削位置に配置するように構成される。故に、切削インサートカートリッジ上に装着された切削インサートは、切削位置に直接的に設置可能であり、それにより、設置を正確に実行することができる。特に、切削インサートカートリッジが切削位置にあるときの切削インサートの設置は、切削インサートカートリッジが非切削位置にあるときに実行される設置よりも設置が正確であることを可能にする。さらに、切削インサートを切削カートリッジの切削位置で設置することにより、専用の設置装置の使用を回避できる。
1つの実施形態によれば、流体連結回路は、さらに、ボーリングバー内に形成された制御チャンバを備え、制御チャンバは、第1の側壁において供給入口と、第1の側壁の反対側の第2の側壁において作動入口および非作動入口と流体連結し、制御要素は、制御チャンバ内に配設される。
別の実施形態によれば、制御チャンバは、ボーリングバーの回転軸に対して横断方向に延び、第1および第2の側壁は、制御チャンバに沿って延び、作動入口および非作動入口は、第2の側壁に形成され、非作動入口は、作動入口よりも回転軸からの径方向距離が大きいところで第2の側壁に形成され、制御要素の第2の制御位置は、第1の制御位置よりも回転軸からの径方向距離が大きいところにある。
別の実施形態によれば、流体連結回路は、さらに、制御要素と制御チャンバの端壁との間に、制御チャンバ内に配設された弾性制御戻り要素を備え、弾性制御戻り要素は、制御要素を第1の制御位置に留めさせる戻り力を制御要素上に及ぼすために、制御要素よりも回転軸からの径方向距離が大きいところにあり、弾性制御戻り要素の最大戻り力は、遠心力閾値より小さいものとして予め設定される。
別の実施形態によれば、作動装置は:
− ボーリングバー内に形成された作動チャンバと、
− 作動チャンバ内で第1と第2の端位置間を並進するように構成されたピストンであって、作動入口と流体連結するチャンバの入口部分を画定し、入口部分内側の圧力が圧力閾値に到達するときに第1の端位置から第2の端位置に並進されるように構成される、ピストンと、
− 入口部分内側の圧力が圧力閾値を下回るときに、ピストンを第2の端位置から第1の端位置に並進させるための作動弾性戻り要素とを備え、
作動装置は、切削インサートカートリッジを:
・ピストンが第2の端位置にあるときに非切削位置に
・ピストンが第1の端位置にあるときに切削位置に配置するように構成される。
別の実施形態によれば、作動チャンバは、ボーリングバーの回転軸に沿って延び、作動装置は、回転軸に対して横断方向に並進可能な接面要素を備え、接面要素は、切削インサートカートリッジと接触するための第1の表面と、ピストンの作動表面と接触するための第2の表面とを有し、第2の表面および作動表面は、回転軸に対して相補的に付勢され、それにより、ピストンが回転軸に沿って並進されるとき、接面要素および切削インサートカートリッジは、回転軸に対して横断方向に並進する。
別の実施形態によれば、流体連結回路は、さらに、制御チャンバから、ボーリングバーの外壁に形成された漏出出口まで延びる漏出チャネルを備え、漏出チャネルは、制御要素が第1の制御位置にあるときに制御要素によって閉じられ、制御要素が第2の制御位置にあるときに作動入口と流体連結する。
別の実施形態によれば、非作動入口は、受け入れ部分内に形成された潤滑オリフィスと流体連結して、切削インサートカートリッジ上に装着された切削インサート上に流体を放出する。
したがって、流体は、ボーリングバーの作動および切削インサートカートリッジの潤滑の両方に使用され、それにより、ボーリングバー10は簡易化される。
別の実施形態によれば、ボーリングバーは、回転軸周りにボーリングバー上に分散された複数の切削インサートカートリッジを受け入れるための少なくとも2つの受け入れ部分を備え、潤滑オリフィスが、各受け入れ部分内に形成され、非作動入口は、各潤滑オリフィスと流体連結して受け入れ部分内に受け入れられた各切削インサートカートリッジ上に装着された切削インサート上に流体を放出する。
別の実施形態によれば、非作動入口は、円形溝を備え、作動装置は、さらに、複数の潤滑チャネルを備え、各潤滑チャネルは、円形溝から、受け入れ部分内に形成された潤滑オリフィスまで延びる。
別の実施形態によれば、ボーリングバーは:
− 結合部分、制御要素、非作動入口の第1の部分、および作動入口の第1の部分を備える工具ホルダと、
− 受け入れ部分、非作動入口の第2の部分、および作動入口の第2の部分を備える工具本体とを備え、
工具ホルダおよび工具本体は、一緒に組み立てられるように構成される。
2つの部分が一緒に組み立てられたボーリングバーを提供することにより、流体連結回路および作動装置へのアクセス性を改良することによってボーリングバーの機械加工を容易にすることが可能になる。特に、これは、作動入口および非作動入口の機械加工を容易にする。
本開示はまた、回転軸周りのボーリングバーの回転によって発生した遠心力によって作動可能な、ボーリングバー上に装着された旋削インサートカートリッジを切削位置または非切削位置に配置するためのボーリングバーを準備するための方法であって、
− 遠心力閾値を選択するステップと、
− ボーリングバーを非作動位置に配置して切削インサートカートリッジを切削位置でボーリングバー上に装着することを可能にするステップと、
− 切削インサートカートリッジを切削位置でボーリングバー上に設置するステップと、
− ボーリングバーの結合部分を、ボーリングバーを回転軸周りで回転させるように構成されたスピンドルに装着するステップと、
− ボーリングバーに流体を供給するステップと、
− 回転軸周りのボーリングバーの回転によって発生した遠心力が遠心力閾値を下回るようにボーリングバーを回転軸周りで回転させることによって、切削インサートカートリッジを非切削位置に配置するようにボーリングバーを作動させるステップとを含む、方法に関する。
別の実施形態によれば、方法は、さらに、前方向機械加工シーケンスであって、
− スピンドルを回転させてボーリングバーを回転軸周りで、遠心力閾値以上の遠心力を発生させる回転速度で回転させて切削インサートカートリッジを切削位置に配置するステップと、
− ボーリングバーを工作品に対して前方向に並進させてボアから材料を取り除くステップと、
− スピンドルを回転させてボーリングバーを回転軸周りで、遠心力閾値より小さい遠心力を発生させる回転速度で回転させて切削インサートカートリッジを非切削位置に配置するステップと、
− ボーリングバーを工作品に対して後方向に並進させてボアからボーリングバーを取り除くステップとを含む、前方向機械加工シーケンスを含む。
別の実施形態によれば、方法は、さらに、後方向機械加工シーケンスであって、
− ボーリングバーを工作品に対して前方向に、工作品と、切削インサートカートリッジ上に装着された切削インサートとの間の接触を有さずに並進させるステップと、
− スピンドルを回転させてボーリングバーを回転軸周りで、遠心力閾値以上の遠心力を発生させる回転速度で回転させて切削インサートカートリッジを切削位置に配置するステップと、
− ボーリングバーを工作品に対して後方向に並進させてボアから材料を取り除くステップと、
− スピンドルを回転させてボーリングバーを回転軸周りで、遠心力閾値より小さい遠心力を発生させる回転速度で回転させて切削インサートカートリッジを非切削位置に配置するステップとを含む、後方向機械加工シーケンスを含む。
別の実施形態によれば、方法は、上記で述べたような前方向機械加工の少なくとも1回のシーケンスおよび上記で述べたような後方向機械加工の少なくとも1回のシーケンスを含む。
本開示のさらなる特徴および利点は、以下に挙げる添付の図を参照しながら、非限定的な例として与えられた実施形態の以下の詳細な説明から明確になるであろう。
一緒に組み立てられた工具ホルダおよび工具本体を備えるボーリングバーの概略斜視図である。 制御要素が第1の制御位置にある工具ホルダの概略斜視図である。 制御要素が第2の制御位置にある工具ホルダの概略斜視図である。 作動装置および切削インサートカートリッジを備えた工具本体を透明化した概略側面図である。 図4に示す作動装置と切削インサートカートリッジとの間に接面要素を備えた工具本体の概略上側図である。
図1は、組み立て接面30において一緒に組み立てられた工具ホルダ26および工具本体28を備えるボーリングバー10を示す。ボーリングバー10は、回転軸Aに沿って延びる。工具ホルダ26は、ボーリングバー10の第1の端部12において、回転軸A周りのボーリングバー10の回転のためのスピンドル(図示せず)に結合される結合部分14を備える。ボーリングバー10の、第1の端部12の反対側の第2の端部16において、工具本体28は、3つの受け入れ部分18を備え、切削インサートカートリッジ20を3つの受け入れ部分18の各々に受け入れる。受け入れ部分18は、回転軸A周りにボーリングバー10上に分散される。切削インサートカートリッジ20は、機械加工されるボアから材料を取り除くための切削インサート22を備える。
ボーリングバー10は、ボーリングバー10が流体を供給されない定常状態およびボーリングバー10が流体を供給される動作状態にあることができる。
ボーリングバー10が動作状態にあるとき、ボーリングバー10は、回転軸A周りのボーリングバー10の回転によって発生した遠心力によって、切削インサートカートリッジ20を切削位置または非切削位置に選択的に配置するように作動可能である。回転軸A周りのボーリングバー10の回転によって発生した遠心力はボーリングバー10の回転速度の関数であるため、ボーリングバー10の作動は、ボーリングバー10の回転速度を変更することによって制御することができる。故に、ボーリングバー10の作動は、その作動がボーリングバーに供給された流体の圧力によって、またはボーリングバーの外部の機械システムによって制御されるボーリングバーに関して容易にされる。
ボーリングバー10が定常状態にあるとき、ボーリングバー10は、回転軸A周りのボーリングバー10の回転に関係なく、切削インサートカートリッジを切削位置に配置するように構成される。故に、切削インサートカートリッジ20上に装着された切削インサート22は、切削位置に直接的に設置可能であり、それによって設置を正確に実行することができる。特に、切削インサートカートリッジ20が切削位置にあるときの切削インサート22の設置は、切削インサートカートリッジが非切削位置にあるときに実行される設置よりも設置を正確にすることを可能にする。さらに、切削インサート22を切削カートリッジ20の切削位置で設置することにより、専用の設置装置の使用を回避できる。
本開示によれば、「切削位置」および「非切削位置」は、ボーリングバー10の回転軸Aに対する切削インサートカートリッジ20の径方向位置、すなわち回転軸Aに垂直な制御軸Bに沿った位置を指す。特に、切削インサートカートリッジ20の切削位置は、非切削位置よりも回転軸Aからの径方向距離が大きい。「切削位置」は、切削インサートカートリッジ上に装着された切削インサートがボアの所定の寸法を得るためにボアから材料を取り除くことができる位置を指す。「非切削」位置は、ボーリングバー10が機械加工されるボアに沿って、ボアと切削インサートカートリッジ20上に装着された切削インサートとの間の接触を有さずに並進することができる切削インサートカートリッジ20の位置を指す。
あるいは、切削位置および非切削位置は、作業位置および非作業位置と呼ばれてもよく、すなわちボーリングバー10を用いて工作品を機械加工することを可能にするか、または可能にしない。
故に、ボーリングバー10の作動状態にしたがって、すなわち作動されるかまたは作動されないかによって、材料をボアから取り除くために、または工作品と切削インサートカートリッジ20上に装着された切削インサート22との間の接触を有さずに、ボーリングバー10を機械加工される穴に沿って並進させることができる。
図2に示すように、ボーリングバー10は、ボーリングバー10を外部流体供給回路(図示せず)に連結するための供給入口46を備える。外部流体供給回路は、スピンドルと一体化されてよく、または流体をスピンドルから独立して供給するようにスピンドル外部にあってよい。ボーリングバー10に供給される流体は、たとえば冷却剤などの液体、または空気などの気体である。流体が冷却剤であるとき、流体をボーリングバー10の作動および切削インサートカートリッジ20の潤滑の両方に有用に使用することができる。故に、ボーリングバー10に供給される流体として冷却剤を使用することにより、作動機能および潤滑機能を一緒にすることによってボーリングバー10が簡易化される。
ボーリングバー10が切削インサートカートリッジ20を切削位置または非切削位置に配置することを可能にするために、ボーリングバー10は、作動装置24と、作動装置24を制御するための流体連結回路25とを備える。流体連結回路25は、外部流体供給回路と流体連結する。
ボーリングバー10が動作状態にあるとき、ボーリングバー10は、回転軸A周りのボーリングバー10の回転によって発生した遠心力が遠心力閾値に到達するときに切削インサートカートリッジ20を切削位置に配置するように構成される。その反対に、ボーリングバー10はまた、ボーリングバー10が動作状態にあるとき、回転軸A周りのボーリングバー10の回転によって発生した遠心力が遠心力閾値を下回るときに切削インサートカートリッジ20を非切削位置に配置するように構成される。
さらに、上記で述べたように、定常状態にあるボーリングバー10は、ボーリングバー10の回転に関係なく、切削インサートカートリッジ20を切削位置に配置することを可能にする。その結果、切削インサートカートリッジ20は、ボーリングバー10が定常状態にあるとき、回転軸A周りのボーリングバー10の回転によって発生した遠心力に関係なく切削位置のままである。
作動装置24を制御するために、流体連結回路25は、工具ホルダ26内に形成された制御チャンバ48と、制御チャンバ48内で並進可能な制御要素44とを備える。並進可能な制御要素44はスライダと呼ばれてもよい。制御チャンバ48は、回転軸Aに対して径方向に延び、制御要素44は、制御チャンバ48に沿って並進する。制御チャンバ48は、いずれも回転軸Aに対して径方向に延びる第1の側壁50および第2の側壁52を備える。第2の側壁52は、制御チャンバ48の径方向延長軸Bに対して第1の側壁50の反対側にある。制御チャンバ48は、円形断面を備えた円筒状であり、それにより、第1の側壁50および第2の側壁52は、互いに向き合う制御チャンバ48の2つの半円筒状の壁を指す。特に、工具ホルダ26および工具本体28が一緒に組み立てられたとき、第1の側壁50は第2の端部16を向き、第2の側壁52はボーリングバー10の第1の端部12を向く。
制御チャンバ48を外部流体供給回路に連結するために、流体連結回路25は、供給入口46と制御チャンバ48との間に形成された流体進入チャネル54を備える。特に、流体進入チャネル54は、第1のチャネル部分56および第2のチャネル部分58を備え、その各々は、制御チャンバ48と第1の側壁50において流体連結する。第2のチャネル部分58は、第1のチャネル部分56よりも回転軸Aからの径方向距離が大きいところに形成される。故に、流体が供給入口46に供給されたとき、第1のチャネル部分56および第2のチャネル部分58の両方が流体を供給される。
制御チャンバ48は、第2の側壁52上に各々形成された、作動装置24の作動入口60および非作動入口62によって作動装置24と流体連結する。制御要素44および制御チャンバ48は、供給入口46と、作動入口60または非作動入口62を流体連結するように構成される。
流体を作動入口60または非作動入口62に供給するために、作動入口60は、第1のチャネル部分56を向き、非作動入口62は第2のチャネル部分58を向く。非作動入口62は、したがって、第2の側壁52内の、作動入口60よりも回転軸Aからの径方向距離が大きいところに形成される。さらに、制御要素44は、供給入口46が作動入口60と流体連結する第1の制御位置と、供給入口46が非作動入口62と流体連結する第2の制御位置との間で並進可能である。制御要素44の第2の制御位置は、第1の制御位置よりも回転軸Aからの径方向距離が大きいところにある。
図2は、第1の制御位置にある制御要素44を示し、流路は円で強調される。制御要素44は、制御要素44を貫通して形成された凹部64を備える。凹部64は、制御要素44の外壁上に形成された溝である。流体が第1のチャネル部分56から作動入口60まで流れることを可能にするために、凹部64は、流体が第1のチャネル部分56から凹部64を介して作動入口60に流れることができるように、第1のチャネル部分56および作動入口60と同じ、回転軸Aからの径方向距離にあるように形成される。さらに、制御要素44は、凹部64の上方に形成された外側部分66を備える。用語「外側」は、外側部分66が回転軸Aに対して径方向に外側にあることを意味する。第1の制御位置では、外側部分66は、第2のチャネル部分58と非作動入口62との間に配設されて、流体が第2のチャネル部分58から非作動入口62に流れることを防止する。
図3は、第2の制御位置にある制御要素44を示し、流路は十字で強調される。制御要素44の第2の制御位置では、凹部64は、流体が第2のチャネル部分58から凹部64を介して非作動入口62に流れることができるように、第2のチャネル部分58および非作動入口62と同じ、回転軸Aからの径方向距離に配設される。さらに、制御要素44は、凹部64に対して外側部分66の反対側の内側部分68を備える。用語「内側」は、内側部分68が、回転軸Aに対して径方向内側にあることを意味する。換言すれば、内側部分68は、外側部分66よりも、回転軸Aからの距離が小さいところにある。第2の制御位置では、内側部分68は、第1のチャネル部分56と作動入口60との間に配設されて流体が第1のチャネル部分56から作動入口60に流れることを防止する。
制御要素44は、回転軸A周りのボーリングバー10の回転によって発生した遠心力によって、第1の制御位置から第2の制御位置に移動する。特に、制御要素44は、回転軸A周りのボーリングバー10の回転によって発生した遠心力が遠心力閾値に到達するときに第1の制御位置から第2の制御位置に移動する。回転軸A周りのボーリングバー10の回転によって発生した遠心力はボーリングバー10の回転速度の関数であるため、ボーリングバー10の回転速度を制御することによって、制御要素44を第2の制御位置に選択的に移動させることができる。
第2のチャネル部分58および非作動入口62または第1のチャネル部分56および作動入口60を閉じるために、制御要素44の外側部分66および内側部分68は、制御チャンバ48のような円形断面を備えた円筒状である。このようにして、内側部分68および外側部分66は、封止部分として機能する。第2のチャネル部分58および非作動入口62または第1のチャネル部分56および作動入口60の閉鎖を改良するために、外側部分66および内側部分68はまた、外側部分66および内側部分68の外壁に配設された追加の封止部材を備えることもできる。この場合、各追加の封止部材は、制御要素44が第1または第2の制御位置にあるとき、第2のチャネル部分58、非作動入口62、第1のチャネル部分56、および作動入口60の中の1つを向くように配設される。封止部材はゴムから作製されてよい。
制御要素44が第2の制御位置から第1の制御位置に戻るのを制御するために、流体連結回路25は、さらに、制御要素44と制御チャンバ48の端壁との間の制御チャンバ48内に配設された弾性制御戻り要素70を備える。弾性制御戻り要素70は、制御要素44上に戻り力を及ぼして制御要素44を第1の制御位置に留めさせるために、制御要素44からよりも回転軸Aからの径方向距離が大きいところに配設される。制御要素44の効率的な戻りを確実にするために、弾性制御戻り要素70の最大戻り力は、遠心力閾値よりも低いものとして予め決定される。弾性制御戻り要素70は、回転軸A周りのボーリングバー10の回転によって発生した遠心力が遠心力閾値を下回るときに制御要素44が第1の制御位置に戻ることを確実にする。
遠心力閾値は、弾性制御戻り要素70および制御要素44の材料および寸法、ボーリングバー10の作業速度回転、切削インサート22および工作品の材料、ボーリングバー10の直径などの作業パラメータに応じて設定される。遠心力閾値の管理を容易にするために、遠心力閾値は、ボーリングバー回転速度閾値に関して設定され得る。実際、ボーリングバー回転速度は、ボーリング動作中にすでに制御されているパラメータである。一例として、ボーリングバー回転速度閾値は、窒化ホウ素製の切削インサート22、直径80mmのボーリングバー10、3000rpmのボーリングバー作業回転速度の場合、1000rpmとなり得る。故に、この例では、ボーリングバー10が外部流体供給回路からの流体を供給されたとき、旋削インサートカートリッジ20は、ボーリングバー10が1000rpmまたはそれ以上の回転速度で回転するときに切削位置に配置され、ボーリングバー10が1000rpmを下回る回転速度で回転するときに非切削位置に配置される。さらに、遠心力に対する制御要素44の反応性を増大させるために、制御要素44の重量が設定され得る。実際、制御要素44が重いほど、制御要素44はよく反応する。より好ましくは、制御要素44の材料は、高密度にして同じ重量に対する制御要素44の寸法を低減する。制御要素44は、たとえばタングステンカーバイドのものである。
図4に示すように、作動装置24は、さらに、受け入れ部分18内に受け入れられた切削インサートカートリッジ20上に装着された切削インサート22を向くように受け入れ部分18の各々に形成された3つの潤滑オリフィス74を備える。作動装置24は、さらに、3つの潤滑チャネル76を備え、その各々は非作動入口62から潤滑オリフィス74の1つまで延び、非作動入口62が流体を供給されたときに流体を切削インサート22上に放出する。換言すれば、切削インサートカートリッジ20が切削位置になるようにボーリングバー10が回転されたとき、ボーリングバー10に供給された流体は、切削インサート22の潤滑に使用される。
非作動入口62が3つの潤滑チャネル76に供給することを可能にするために、非作動入口62は、回転軸A周りを延びる円形溝72を備える。非作動入口62の製造を容易にするために、円形溝72は、工具本体28と工具ホルダとの間の組み立て接面30に形成される。円形溝72は、工具ホルダ26内に形成された第1の溝部分78と、工具本体28内に形成された第2の溝部分80とを備える。第1の溝部分78は、流体が制御チャンバ48から第2の溝部分80まで流れることを可能にする。第2の溝部分80は、流体が第1の溝部分78から潤滑チャネル76に流れることを可能にする。
さらに、作動装置24は、工具本体28内で回転軸Aに沿って延びる作動チャンバ34と、作動チャンバ34内で回転軸Aに沿って並進することができるピストン32とをさらに備える。ピストン32はまた、切削インサートカートリッジ20を作動させるための「引張バー」と呼ばれてもよい。ピストン32は、第1の端位置と第2の端位置との間を並進する。
作動チャンバ34は、ピストン32と作動チャンバ34の第1の端壁との間に画定された入口部分82を備える。入口部分82は、作動入口60と流体連結する。入口部分82の内側の圧力が圧力閾値に到達するとき、ピストン32は、第1の端位置から第2の端位置に並進される。作動装置24は、さらに、ピストン32と、作動チャンバ34の、第1の端壁とは反対の第2の端壁との間の作動チャンバ34内に配設された作動弾性戻り要素84を備える。作動弾性戻り要素84は、入口部分82内側の圧力が圧力閾値を下回るとき、ピストン32上に戻り力を及ぼして、ピストン32を第2の端位置から第1の端位置に戻すか、またはピストン32を第1の端位置に維持する。換言すれば、作動弾性戻り要素84は、圧力閾値に到達するときに入口部分82内の流体によってピストン32上に発生した力よりも小さいものとして予め決定された最大戻り力を有する。故に、ピストン32は、作動入口60が流体を供給されないとき、すなわち非作動入口62のみに供給されるか、またはボーリングバーが流体を供給されないとき、第1の端位置にある。
図4に示すように、工具本体28は、工具本体28が工具ホルダ26と組み立てられる近位端と遠位端との間を延びる。作動入口60は近位端に形成され、入口部分82は遠位端に形成される。このようにして、ピストン32が第1の端位置から第2の端位置に並進するとき、ピストン32は、工具本体28の遠位端から近位端に向かう方向に並進する。
図5に示すように、作動装置24は、さらに、切削インサートカートリッジ20を回転軸Aに対して垂直な作動軸Cに沿って移動させることを可能にするために接面要素36を備える。接面要素36は、ピストン32と切削インサートカートリッジ20との間に配設され、作動軸Cに沿って、すなわち回転軸Aに対して横断方向に並進可能である。接面要素36は、切削インサートカートリッジ20と接触するための第1の表面38と、ピストン32の作動表面42と接触するための第2の表面40とを有する。第2の表面40および作動表面42は、回転軸Aに対して相補的に付勢される。換言すれば、第2の表面40および作動表面42は、第1および第2の角度それぞれにおいて作動軸Cに対して傾斜され、それにより、第1および第2の角度は、補角を形成する。第2の表面40および作動表面42は、ピストン32が回転軸Aに沿って並進するとき、接面要素36が作動軸Cに沿って並進することを可能にし、それによって切削インサートカートリッジ20を変形させるか、または作動軸Cに沿って並進させる。接面要素36は、たとえば、平坦な表面、すなわち第1の表面38と、平坦な表面の反対側の付勢された表面、第2の表面40とを備えたくさび形である。
切削インサートカートリッジ20を、ピストン32が第1の端位置にあるときに切削位置に、ピストン32が第2の端位置にあるときに非切削位置に配置するために、作動表面42は回転軸に対して傾斜され、それにより、作動表面42と回転軸Aとの間の径方向距離は、工具本体28の遠位端から近位端に向かう方向に増大する。故に、ピストン32が第1の端位置から第2の端位置に並進するとき、接面要素36と回転軸Aとの間の距離は低減し、それにより、切削インサートカートリッジ20は、非切削位置に配置される。反対に、ピストン32が第2の端位置から第1の端位置に並進するとき、接面要素36と回転軸Aとの間の距離は増大し、それにより、切削インサートカートリッジ20は切削位置に配置される。
その結果、第2の表面40および作動表面42の遠位端から近位端のスロープにより、ピストン32が第1の端位置にあるときに、切削インサートカートリッジ20が切削位置にあることを可能にする。ピストン32は、作動入口60が流体を供給されていないときに第1の端位置にあるため、ボーリングバー10は、切削インサートカートリッジ20が、ボーリングバー10が流体を供給されていないときに切削位置にあることを可能にする。したがって、切削インサートカートリッジ20の設置を切削位置で実行することができる。
さらに、流体連結回路25は、制御チャンバ48から、ボーリングバー10の外壁に形成された漏出出口88まで延びる漏出チャネル86をさらに備える。漏出チャネル86は、制御チャンバの、弾性制御戻り要素70と接触する端壁の反対側にある端壁内に形成された漏出入口90において制御チャンバ48と流体連結する。漏出オリフィス90の位置は、制御要素44が第1の制御位置にあるときに漏出チャネル86を閉じることを可能にする。その反対に、制御要素44が第2の制御位置にあるとき、漏出チャネル86は、ピストン32が第2の端位置から第1の端位置に並進されたときに入口部分82内に存在する流体を放出するために、作動入口60と流体連結する。
さらに、流体連結回路25は、回転軸Aに対して漏出出口88の反対側の、ボーリングバー10の外壁に形成された追加の漏出出口89を備える。追加の漏出出口89は、制御チャンバ48と流体連結する。ボーリングバー10は、弾性制御戻り要素70を支承するように追加の漏出出口89内に配設されたねじ92を備える。残留流体または空気が制御チャンバ48内に詰まったときでも制御要素44が第2の制御位置に到達することを可能にするために、ねじ92は貫通穴(図示せず)を備え、これによって制御チャンバ48内に詰まった流体または空気を制御チャンバ48の外側に放出することができる。実際、制御チャンバ48内に詰まった残留流体または空気は、弾性制御戻り要素70が圧縮することを妨げ、したがって制御要素44が第2の制御位置に到達するのを妨害し得る。
作動入口60と漏出チャネル86との間の流体連結を容易にするために、作動入口60は、回転軸Aに対して径方向に延び、たとえば作動入口60は、楕円形の穴を備える。
本開示は、ボーリングバー10を準備するための方法も指す。しかし、準備する方法は、回転軸周りのボーリングバーの回転によって発生した遠心力によって作動可能な、ボーリングバー上に装着された旋削インサートカートリッジを切削位置または非切削位置に配置するためのどのようなボーリングバーを準備することにも使用されてもよい。
準備する方法は、遠心力閾値を選択するステップと、ボーリングバー10を非作動位置に配置して切削インサートカートリッジ20を切削位置でボーリングバー10上に装着することを可能にするステップとを含む。次いで、切削インサートカートリッジ20は、切削位置でボーリングバー10上に設置される。本開示では、切削インサートカートリッジ20の設置は、切削インサートカートリッジ20上に装着された切削インサート22の位置を較正して切削インサートカートリッジ20の切削位置を予め決定することにある。
ボーリングバー10の結合部分14は、次いで、ボーリングバーを回転軸A周りで回転させるように構成されたスピンドル内に装着される。ボーリングバー10は、流体を供給され、このボーリングは、回転軸A周りのボーリングバー10の回転によって発生した遠心力が遠心力閾値を下回るようにボーリングバー10を回転軸A周りで回転させることによって、切削インサートカートリッジ20を非切削位置に配置するように作動される。ボーリングバー10の作動は、回転軸A周りのボーリングバー10の回転を停止することによって実施されてもよい。
準備する方法は、ボアを機械加工するようにボーリングバー10を準備することを可能にする。特に、ボーリングバー10が上記で説明した方法で準備されると、切削インサートカートリッジ20は、回転軸周りのボーリングバーの回転によって発生した遠心力が遠心力閾値に到達するときに切削位置に、または回転軸周りのボーリングバーの回転によって発生した遠心力が遠心力閾値を下回るときに非切削位置に配置され得る。
さらに、ボーリングバーが準備されると、ボーリングバー10は、前方向または後方向の機械加工シーケンスに使用され得る。
前方向機械加工シーケンスは、スピンドルを回転させてボーリングバー10を回転軸A周りで、遠心力閾値以上の遠心力を発生させる回転速度で回転させて切削インサートカートリッジを切削位置に配置することを含む。次いで、ボーリングバー10は、工作品に対して前方向に並進してボアから材料を取り除く。
後方向機械加工シーケンスは、ボーリングバー10を工作品に対して前方向に、工作品と、切削インサートカートリッジ20上に装着された切削インサート22との間の接触を有さずに並進させることを含む。次いで、スピンドルは、回転されてボーリングバー10を回転軸A周りで、遠心力閾値以上の遠心力を発生させる回転速度で回転させて切削インサートカートリッジ20を切削位置に配置する。スピンドルは、回転されてボーリングバーを回転軸周りで、遠心力閾値以上の遠心力を発生させる回転速度で回転させて切削インサートカートリッジを切削位置に配置する。ボーリングバーは、工作品に対して後方向に並進されてボアから材料を取り除く。
さらに、ボーリングバー10は、1つまたは複数の前方向機械加工シーケンスまたは1つまたは複数の後方向機械加工シーケンスを実施するために使用されてもよい。前方向および後方向の機械加工シーケンスは、同じ工作品上の同じボアまたは異なるボア上のボーリング動作のために連続的に実施されてもよい。
本開示は上記の精密な実施形態によって説明されてきたが、数多くの変形形態が本開示の範囲内で可能である。
3つの受け入れ部分18の代わりに、工具本体28は、切削インサートカートリッジ20を受け入れるための1つ、2つ、4つ、5つ、またはそれ以上の分散された受け入れ部分18を備えることもできる。さらに、受け入れ部分18は、回転軸A周りにボーリングバー10上に等しく分散され得る。
さらに、遠心力閾値は、制御要素44の第1と第2の制御位置間のボーリングバー10の並進状態に対応する遠心力閾値範囲の形であってよい。この並進状態は、ボーリングバー10の機能固有のものである。この場合、遠心力閾値は、下側および上側の遠心力閾値を含む。ボーリングバー10は、回転軸A周りのボーリングバー10の回転によって発生した遠心力が下側遠心力閾値を下回るとき、制御要素44が第1の制御位置にあるように構成される。同じようにして、ボーリングバー10はまた、回転軸A周りのボーリングバー10の回転によって発生した遠心力が上側遠心力閾値を上回るとき、制御要素44が第2の制御位置にあるように構成される。

Claims (15)

  1. 回転軸(A)周りのボーリングバー(10)の回転によって発生した遠心力によって作動可能なボーリングバー(10)であって、
    前記ボーリングバー(10)を前記回転軸周りで回転させるためのスピンドルに前記ボーリングバー(10)を結合するための結合部分(14)であって、前記ボーリングバーを流体供給回路に連結するための供給入口(46)を備える、結合部分(14)と、
    切削位置または非切削位置に切削インサートカートリッジ(20)を受け入れるための受け入れ部分(18)と、
    前記受け入れ部分(18)に受け入れられた前記切削インサートカートリッジ(20)を前記切削位置または前記非切削位置に配置するように構成された作動装置(24)であって、作動入口(60)および非作動入口(62)を有し、前記作動装置(24)は、前記切削インサートカートリッジ(20)を:
    前記作動入口(60)に流体が供給されるときに、前記非切削位置に配置し、
    前記非作動入口(62)に流体が供給されるとき、または前記作動入口(60)と前記非作動入口(62)のいずれにも流体が供給されないときに、前記切削位置に配置するように構成される、作動装置(24)と、
    前記供給入口(46)と前記作動入口(60)または前記非作動入口(62)との間の流体連結のための流体連結回路(25)であって、
    前記供給入口が前記作動入口(60)と流体連結する第1の制御位置と、
    前記供給入口が前記非作動入口(62)と流体連結する第2の制御位置との間で移動可能な制御要素(44)を備える、流体連結回路(25)と、を備え、
    前記制御要素(44)は、前記回転軸(A)周りの前記ボーリングバー(10)の前記回転によって発生した前記遠心力が遠心力閾値に到達するときに、前記第1の制御位置から前記第2の制御位置に移動されるように構成され、前記制御要素(44)は、前記回転軸(A)周りの前記ボーリングバー(10)の前記回転によって発生した前記遠心力が前記遠心力閾値を下回るときに、前記第2の制御位置から前記第1の制御位置に移動されるように構成される、ボーリングバー。
  2. 前記流体連結回路が、さらに、前記ボーリングバー(10)内に形成された制御チャンバ(48)を備え、前記制御チャンバは、第1の側壁(50)において、前記供給入口(46)と流体連結し、前記第1の側壁の反対側の第2の側壁(52)において、前記作動入口(60)および前記非作動入口(62)と流体連結し、前記制御要素(44)は、前記制御チャンバ(48)内に配設される、請求項1に記載のボーリングバー(10)。
  3. 前記制御チャンバ(48)が、前記ボーリングバー(10)の前記回転軸(A)に対して横断方向に延び、前記第1の側壁(50)および前記第2の側壁(52)は、前記制御チャンバに沿って延び、前記作動入口(60)および前記非作動入口(62)は、前記第2の側壁に形成され、前記非作動入口は、前記作動入口よりも前記回転軸(A)からの径方向距離が大きいところで前記第2の側壁に形成され、前記制御要素の前記第2の制御位置は、前記第1の制御位置よりも前記回転軸からの径方向距離が大きいところにある、請求項2に記載のボーリングバー(10)。
  4. 前記流体連結回路(25)が、さらに、前記制御要素(44)と前記制御チャンバの端壁との間に、前記制御チャンバ(48)内に配設された弾性制御戻り要素(70)を備え、前記弾性制御戻り要素は、前記制御要素を前記第1の制御位置に留めさせる戻り力を前記制御要素に及ぼすために、前記制御要素よりも前記回転軸からの径方向距離が大きいところにあり、前記弾性制御戻り要素の最大戻り力は、前記遠心力閾値より小さいものとして予め設定される、請求項3に記載のボーリングバー(10)。
  5. 前記作動装置(24)が、
    前記ボーリングバー内に形成された作動チャンバ(34)と、
    前記作動チャンバ(34)で第1と第2の端位置間を並進するように構成されたピストン(32)であって、前記作動入口(60)と流体連結する前記チャンバの入口部分(82)を画定し、前記入口部分(82)内側の圧力が圧力閾値に到達するときに前記第1の端位置から前記第2の端位置に並進させられるように構成される、ピストン(32)と、
    前記入口部分(82)内側の圧力が前記圧力閾値を下回るときに、前記ピストンを前記第2の端位置から前記第1の端位置に並進させるための作動弾性戻り要素(84)と、を備え、
    前記作動装置(24)は、前記切削インサートカートリッジ(20)を:
    前記ピストン(32)が前記第2の端位置にあるときに、前記非切削位置に配置し、
    前記ピストン(32)が前記第1の端位置にあるときに、前記切削位置に配置するように構成される、請求項1から4のいずれか一項に記載のボーリングバー(10)。
  6. 前記作動チャンバ(34)が、前記ボーリングバーの前記回転軸(A)に沿って延び、前記作動装置(24)は、前記回転軸(A)に対して横断方向に並進可能な接面要素(36)を備え、前記接面要素(36)は、前記切削インサートカートリッジ(20)と接触するための第1の表面(38)と、前記ピストン(32)の作動表面(42)と接触するための第2の表面(40)とを有し、前記第2の表面(40)および前記作動表面(42)は、前記ピストンが前記回転軸に沿って並進されるときに前記接面要素(36)および前記切削インサートカートリッジ(20)が前記回転軸に対して横断方向に並進するように前記回転軸(A)に対して相補的に付勢されている、請求項5に記載のボーリングバー(10)。
  7. 前記流体連結回路(25)が、さらに、前記制御チャンバ(48)から前記ボーリングバー(10)の外壁に形成された漏出出口(88)まで延びる漏出チャネル(86)を備え、前記漏出チャネル(86)は、前記制御要素が前記第1の制御位置にあるときに、前記制御要素(44)によって閉じられ、前記漏出チャネル(86)は、前記制御要素(44)が前記第2の制御位置にあるときに、前記作動入口(60)と流体連結する、請求項2に記載の前記ボーリングバーと組み合わせた請求項5または6に記載のボーリングバー(10)。
  8. 前記非作動入口(62)が、前記受け入れ部分(18)内に形成された潤滑オリフィス(74)と流体連結して、前記切削インサートカートリッジ(20)上に装着された切削インサート(22)上に前記流体を放出する、請求項1から7のいずれか一項に記載のボーリングバー(10)。
  9. 前記ボーリングバーが、前記回転軸(A)周りに前記ボーリングバー上に分散された複数の切削インサートカートリッジ(20)を受け入れるための少なくとも2つの受け入れ部分(18)を備え、潤滑オリフィス(74)が、各受け入れ部分(18)に形成され、前記非作動入口(62)は、各潤滑オリフィス(74)と流体連結して前記受け入れ部分(18)に受け入れられた各切削インサートカートリッジ(20)上に装着された切削インサート(22)上に前記流体を放出する、請求項1から8のいずれか一項に記載のボーリングバー(10)。
  10. 前記非作動入口(62)が、円形溝(72)を備え、前記作動装置(24)は、さらに、複数の潤滑チャネル(76)を備え、各潤滑チャネル(76)は、前記円形溝(72)から、受け入れ部分(18)に形成された潤滑オリフィス(74)まで延びる、請求項9に記載のボーリングバー(10)。
  11. 前記ボーリングバーが:
    前記結合部分(14)、前記制御要素(44)、前記非作動入口(62)の第1の部分、および前記作動入口(60)の第1の部分を備える工具ホルダ(26)と、
    前記受け入れ部分(18)、前記非作動入口(62)の第2の部分、および前記作動入口(60)の第2の部分を備える工具本体(28)と、を備え、
    前記工具ホルダ(26)および前記工具本体(28)は、一緒に組み立てられるように構成される、請求項1から10のいずれか一項に記載のボーリングバー(10)。
  12. 回転軸(A)周りのボーリングバー(10)の回転によって発生した遠心力によって作動可能な、前記ボーリングバー(10)上に装着された切削インサートカートリッジ(20)を切削位置または非切削位置に配置するための前記ボーリングバー(10)を準備するための方法であって、
    遠心力閾値を選択するステップと、
    前記ボーリングバー(10)を非作動位置に配置して切削インサートカートリッジ(20)を切削位置で前記ボーリングバー(10)上に装着することを可能にするステップと、
    切削インサートカートリッジ(20)を切削位置で前記ボーリングバー(10)上に設置するステップと、
    前記ボーリングバー(10)の結合部分(14)を、前記ボーリングバー(10)を前記回転軸(A)周りで回転させるように構成されたスピンドルに装着するステップと、
    前記ボーリングバー(10)に流体を供給するステップと、
    前記回転軸(A)周りの前記ボーリングバー(10)の前記回転によって発生した前記遠心力が前記遠心力閾値を下回るように前記ボーリングバー(10)を前記回転軸(A)周りで回転させることによって、前記切削インサートカートリッジ(20)を前記非切削位置に配置するように前記ボーリングバー(10)を作動させるステップと、を含む、方法。
  13. さらに、前方向機械加工シーケンスであって、
    前記スピンドルを回転させて、前記ボーリングバー(10)を前記回転軸(A)周りで、前記遠心力閾値以上の遠心力を発生させる回転速度で回転させて、前記切削インサートカートリッジ(20)を前記切削位置に配置するステップと、
    前記ボーリングバー(10)を、前記工作品に対して前方向に並進させて、前記ボアから材料を取り除くステップと、
    前記スピンドルを回転させて、前記ボーリングバー(10)を、前記回転軸(A)周りで、前記遠心力閾値より小さい遠心力を発生させる回転速度で回転させて、前記切削インサートカートリッジ(20)を前記非切削位置に配置するステップと、
    前記ボーリングバー(10)を、前記工作品に対して後方向に並進させて、前記ボアから前記ボーリングバー(10)を取り除くステップと、を含む、前方向機械加工シーケンスを含む、請求項12に記載の方法。
  14. さらに、後方向機械加工シーケンスであって、
    前記ボーリングバー(10)を、前記工作品に対して前方向に、前記工作品と前記切削インサートカートリッジ(20)上に装着された切削インサート(22)との間の接触を有さずに並進させるステップと、
    前記スピンドルを回転させて、前記ボーリングバー(10)を、前記回転軸(A)周りで、前記遠心力閾値以上の遠心力を発生させる回転速度で回転させて、前記切削インサートカートリッジ(20)を前記切削位置に配置するステップと、
    前記ボーリングバー(10)を、前記工作品に対して後方向に並進させて、前記ボアから材料を取り除くステップと、
    前記スピンドルを回転させて、前記ボーリングバー(10)を、前記回転軸(A)周りで、前記遠心力閾値より小さい遠心力を発生させる回転速度で回転させて、前記切削インサートカートリッジ(20)を、前記非切削位置に配置するステップとを含む、後方向機械加工シーケンスを含む、請求項12または13に記載の方法。
  15. 少なくとも一回の請求項13に記載の前方向機械加工シーケンスと、少なくとも一回の請求項14に記載の後方向機械加工シーケンスと、を含む、請求項13および14に記載の方法。
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