JP2019504088A - 置換4−アミノインダン誘導体を製造する方法 - Google Patents

置換4−アミノインダン誘導体を製造する方法 Download PDF

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Abstract

本発明は、一般式(I)で表される置換4−アミノインダン誘導体を環化によって製造する方法に関し、ここで、一般式(I)において、R、n、R、R、R、R、Q及びQは、本明細書中において示されている意味を有する。
【化1】

Description

本発明は、置換されているアミノインダン誘導体を環化によって調製する方法に関する。
4−アミノインダン類及び対応する誘導体は、特に作物保護において有害な微生物を防除するために使用することが可能な生物活性化合物を調製するための、重要な中間体である。
例えば、さまざまなピラゾールインダニルカルボキサミド類が殺菌活性を有していることは知られている(例えば、WO 1992/12970、WO 2012/065947、「J. Org. Chem. 1995, 60, 1626」、及び、WO 2012/084812)。
さまざまなピリジンインダニルカルボキサミド類が殺菌活性を有していることも知られている(例えば、EP−A 0256503、JP−A 1117864、「J. Pesticide Sci. 1993, 18, 245」)。
さらに、一部のベンゾイルインダニルアミド類が殺菌活性を有していることも知られている(WO 2010/109301)。
4−アミノインダン誘導体の化学的合成については文献に既に記載されているが、極めて限られた置換パターンを有する4−アミノインダン類しか調製することができない(WO 2010/109301、WO 2014/103811、EP 0654464、US 5521317)。例えば、WO 2010/109301及びWO 2014/103811に記載されている方法では、アニリンから出発してアセトンを用いて縮合させることで1,1,3−トリメチル−4−アミノインダン誘導体を合成することしかできず、そして、EP 0654464及びUS 5521317に記載されている転位反応を利用している。
4−アミノインダン誘導体の調製に関するさらなる可能性は、WO 2013/167545及びWO 2013/167549に記載されている。その合成は、バックワルド・ハートウィッグアミノ化に基づいており、従って、置換されている4−アミノインダン類へと至る一般的な合成経路を可能にする。この方法の不利点は、第1に、遷移金属触媒を使用することによる高コストであり、第2に、対応するハロ置換されたインダン前駆物質の合成には問題があることである。さらに、該アミノ官能性は、遊離NHによって直接導入することは不可能であり、それどころか、高コストの保護されたアンモニア誘導体が必要である。
芳香族環上にアミノ官能性を有さしていないインダン類は、従来の有機化学において確立されている方法で、フリーデル・クラフツ環化によって調製することができる。この目的のために、ヒドロキシアルキル側鎖又はアルケン側鎖を有する芳香族化合物を、ブレンステッド酸(例えば、HCl、HBr、HF、HSO、HPO、KHSO、AcOH、p−トルエンスルホン酸、ポリリン酸)又はルイス酸(例えば、AlCl、BF、AgOTf)を添加することによって、対応するインダンに変換させる。しかしながら、ポリリン酸を除き、上記試薬のいずれを使用しても、環化によって4−アミノインダン誘導体を調製することは不可能であるということが示された(J.S.Pizey(Ed.), “Synthetic Reagents 6” Wiley−VCH: New York 1985, 156−414)。しかしながら、ポリリン酸を使用したとしても、幾つかの重大な不利点が問題となる。例えば、一方では、粘度が高いポリリン酸を取り扱うことは極めて困難であり、他方では、当該反応が終了した後、ポリリン酸を溶解させて処理するのには非常に大量の水が必要である。さらに、望ましくない大量のホスフェート含有廃液が形成される。
WO 1992/12970 WO 2012/065947 WO 2012/084812 EP−A 0256503 JP−A 1117864 WO 2010/109301 WO 2014/103811 EP 0654464 US 5521317 WO 2013/167545 WO 2013/167549
J. Org. Chem. 1995, 60, 1626 J. Pesticide Sci. 1993, 18, 245 J.S.Pizey(Ed.), "Synthetic Reagents 6" Wiley−VCH: New York 1985, 156−414
上記で概説した不利点に関し、置換されている4−アミノインダン誘導体の一般的な調製に関して工業的に且つ経済的に実施することが可能な簡易な方法が求められている。そのような望ましい方法で得ることが可能な該置換されている4−アミノインダン誘導体は、好ましくは、この場合、高収率、高純度で得られるべきである。特に、そのような望ましい方法は、カラムクロマトグラフィーなどの複雑な精製方法を必要とすることなく所望される目標化合物を得ることができるようにすべきである。
驚くべきことに、スルホン酸が介在する環化反応によって、4−アミノインダン誘導体を調製することが可能であるということが見いだされた。適切なスルホン酸は、好ましくは、メタンスルホン酸又はトリフルオロメタンスルホン酸であり、特に好ましくは、トリフルオロメタンスルホン酸である。このことは、さらに驚くべきことである。それは、そのような反応は今日まで記載されておらず、また、当業者は、これらの極めて強い酸に晒されれば該出発物質及び/又は得られた生成物が分解するであろうということを予期したと思われるからである。さらに、別のブレンステッド酸又はルイス酸を使用した場合、環化がうまく起こらないであろうということが想定された。
従って、本発明は、一般式(I):
Figure 2019504088
〔式中、
Rは、互いに独立して、ハロゲン、シアノ、(C−C12)アルキル、(C−C)シクロアルキル、(C−C)アルコキシ、(C−C)アルキルフェニル、アリール、シアノ(C−C)アルキル、同一であるか若しくは異なっている1〜9個のハロゲン原子を有するハロ(C−C)アルキル、同一であるか若しくは異なっている1〜9個のハロゲン原子を有するハロ(C−C)シクロアルキル、同一であるか若しくは異なっている1〜9個のハロゲン原子を有するハロ(C−C)アルコキシ、(C−C)アルコキシカルボニル(C−C)アルキル、(C−C)アルコキシ(C−C)アルキル、(C−C)アルキルスルファニル、同一であるか若しくは異なっている1〜9個のハロゲン原子を有するハロ(C−C)アルキルスルファニル、(C−C)アルキルスルホニル又は同一であるか若しくは異なっている1〜9個のハロゲン原子を有するハロ(C−C)アルキルスルホニルであり;
nは、0〜3から選択される整数であり;
、R、R及びRは、互いに独立して、水素、(C−C)アルキル、(C−C)シクロアルキル、(C−C)シクロアルキル(C−C)アルキル、(C−C)シクロアルキル(C−C)シクロアルキル、(C−C)アルキルフェニル、(C−C)アルコキシ、アリール、シアノ(C−C)アルキル、同一であるか若しくは異なっている1〜9個のハロゲン原子を有するハロ(C−C)アルキル、(C−C)アルコキシカルボニル(C−C)アルキル、(C−C)アルコキシ(C−C)アルキル又は同一であるか若しくは異なっている1〜9個のハロゲン原子を有するハロ(C−C)アルコキシ(C−C)アルキルであり;及び、
及びQは、互いに独立して、水素、置換されている(C−C)アルキルスルホニル、置換されているアルコキシカルボニル(C−C)アルキル又は置換されている(C−C)ハロアルキルスルホニルである〕
で表される置換された4−アミノインダン誘導体を調製するための新規方法に関し、ここで、該方法は、一般式(IIa)、一般式(IIb)又は一般式(IIc)
Figure 2019504088
〔式中、残基R、n、Q、Q、R、R、R及びRの定義は、一般式(I)における定義に対応する〕
で表されるアルコールをスルホン酸と反応させることを特徴とする。
上記式(I)、式(IIa)、式(IIb)及び式(IIc)において記載されている残基R、n、R、R、R、R、Q及びQの好ましい定義、特に好ましい定義及びとりわけ好ましい定義について、以下で説明する。
好ましくは
Rは、互いに独立して、ハロゲン、(C−C)アルキル、(C−C)アルコキシ、(C−C)アルキルフェニル、アリール、シアノ(C−C)アルキル、同一であるか若しくは異なっている1〜9個のハロゲン原子を有するハロ(C−C)アルキル、(C−C)アルコキシカルボニル(C−C)アルキル、(C−C)アルコキシ(C−C)アルキル又はハロ(C−C)アルコキシ(C−C)アルキルであり;
nは、0〜3から選択される整数であり;
、R、R及びRは、互いに独立して、水素、(C−C)アルキル、(C−C)アルキルフェニル、(C−C)アルコキシ、アリール、シアノ(C−C)アルキル、(C−C)アルコキシカルボニル(C−C)アルキル又は(C−C)アルコキシ(C−C)アルキルであり;及び、
及びQは、互いに独立して、水素、置換されている(C−C)アルキルスルホニル、置換されているアルコキシカルボニル(C−C)アルキル又は置換されている(C−C)ハロアルキルスルホニルである。
特に好ましくは
Rは、互いに独立して、フッ素、塩素、臭素、メチル又はトリフルオロメチルであり;
nは、0〜1から選択される整数であり;
、R、R及びRは、互いに独立して、水素、メチル、エチル、n−プロピル、イソプロピル、n−ブチル、イソブチル、sec−ブチル又はtert−ブチルであり;及び、
及びQは、互いに独立して、水素、置換されている(C−C)アルキルスルホニル、置換されているアルコキシカルボニル(C−C)アルキル又は置換されている(C−C)ハロアルキルスルホニルである。
とりわけ好ましくは
nは、0であり;又は、
Rはフッ素であり、且つ、nは1であり、ここで、フッ素は、該インダン残基の、好ましくは、5位、6位又は7位にあり、特に好ましくは、6位又は7位にあり、及び、とりわけ好ましくは、7位にあり;又は、
Rはトリフルオロメチルであり、且つ、nは1であり、ここで、トリフルオロメチルは、該インダン残基の、好ましくは、5位、6位又は7位にあり、特に好ましくは、6位又は7位にあり、及び、とりわけ好ましくは、7位にあり;
、R、R及びRは、互いに独立して、水素、メチル、エチル、n−プロピル、 n−ブチル、イソブチル又はsec−ブチルであり;及び、
及びQは、水素である。
さらにとりわけ好ましくは
nは、0であり;
及びQは、水素であり;
ここで、残基R、R、R及びRの定義は、式(I)、式(IIa)、式(IIb)及び式(IIc)に関して記載されている一般的な定義、好ましい定義、特に好ましい定義及びとりわけ好ましい定義に対応する。
さらにとりわけ好ましくは
RはFであり、且つ、nは1であり;
及びQは、水素であり;
ここで、残基R、R、R及びRの定義は、式(I)、式(IIa)、式(IIb)及び式(IIc)に関して記載されている一般的な定義、好ましい定義、特に好ましい定義及びとりわけ好ましい定義に対応する。
さらにとりわけ好ましくは
Rは7−Fであり、且つ、nは1であり;
及びQは、水素であり;
ここで、残基R、R、R及びRの定義は、式(I)、式(IIa)、式(IIb)及び式(IIc)に関して記載されている一般的な定義、好ましい定義、特に好ましい定義及びとりわけ好ましい定義に対応する。
さらにとりわけ好ましくは
RはCFであり、且つ、nは1であり;
及びQは、水素であり;
ここで、残基R、R、R及びRの定義は、式(I)、式(IIa)、式(IIb)及び式(IIc)に関して記載されている一般的な定義、好ましい定義、特に好ましい定義及びとりわけ好ましい定義に対応する。
さらにとりわけ好ましくは
Rは7−CFであり、且つ、nは1であり;
及びQは、水素であり;
ここで、残基R、R、R及びRの定義は、式(I)、式(IIa)、式(IIb)及び式(IIc)に関して記載されている一般的な定義、好ましい定義、特に好ましい定義及びとりわけ好ましい定義に対応する。
一般的な定義
上記式中に記載されている記号の定義においては、概して以下の置換基を代表する集合語を使用した:
ハロゲン: フッ素、塩素、臭素、及び、ヨウ素、好ましくは、フッ素、塩素、臭素、さらに好ましくは、フッ素、塩素。
アルキル: 1〜12個(好ましくは、1〜6個、及び、さらに好ましくは、1〜3個)の炭素原子を有する直鎖又は分枝鎖の飽和ヒドロカルビルラジカル、例えば(限定するものではないが)、C−C−アルキル、例えば、メチル、エチル、プロピル、1−メチルエチル、ブチル、1−メチルプロピル、2−メチルプロピル、1,1−ジメチルエチル、ペンチル、1−メチルブチル、2−メチルブチル、3−メチルブチル、2,2−ジメチルプロピル、1−エチルプロピル、ヘキシル、1,1−ジメチルプロピル、1,2−ジメチルプロピル、1−メチルペンチル、2−メチルペンチル、3−メチルペンチル、4−メチルペンチル、1,1−ジメチルブチル、1,2−ジメチルブチル、1,3−ジメチルブチル、2,2−ジメチルブチル、2,3−ジメチルブチル、3,3−ジメチルブチル、1−エチルブチル、2−エチルブチル、1,1,2−トリメチルプロピル、1,2,2−トリメチルプロピル、1−エチル−1−メチルプロピル、及び、1−エチル−2−メチルプロピル。この定義は、例えばアルキルチオ、アルキルスルフィニル、アルキルスルホニル、ハロアルキル又はハロアルキルチオなどのように、他で定義されていない限り、複合置換基(例えば、シクロアルキルアルキル、ヒドロキシアルキルなど)の一部分としてのアルキルにも当てはまる。該アルキルが、例えばアルキルシクロアルキルなどにおけるように、複合置換基の末端にある場合、当該複合置換基の最初に存在している部分(例えば、シクロアルキル)は、アルキルによって、1置換され得るか、又は、独立して、同一であるように又は異なるように、多置換され得る。同様のことは、別のラジカル(例えば、アルケニル、アルキニル、ヒドロキシル、ハロゲン、ホルミルなど)が末端にある複合置換基にも当てはまる。
アルコキシ: 1〜6個(好ましくは、1〜3個)の炭素原子を有する直鎖又は分枝鎖の飽和アルコキシラジカル、例えば(限定するものではないが)、C−C−アルコキシ、例えば、メトキシ、エトキシ、プロポキシ、1−メチルエトキシ、ブトキシ、1−メチルプロポキシ、2−メチルプロポキシ、1,1−ジメチルエトキシ、ペントキシ、1−メチルブトキシ、2−メチルブトキシ、3−メチルブトキシ、2,2−ジメチルプロポキシ、1−エチルプロポキシ、ヘキソキシ、1,1−ジメチルプロポキシ、1,2−ジメチルプロポキシ、1−メチルペントキシ、2−メチルペントキシ、3−メチルペントキシ、4−メチルペントキシ、1,1−ジメチルブトキシ、1,2−ジメチルブトキシ、1,3−ジメチルブトキシ、2,2−ジメチルブトキシ、2,3−ジメチルブトキシ、3,3−ジメチルブトキシ、1−エチルブトキシ、2−エチルブトキシ、1,1,2−トリメチルプロポキシ、1,2,2−トリメチルプロポキシ、1−エチル−1−メチルプロポキシ、及び、1−エチル−2−メチルプロポキシ。この定義は、他で定義されていない限り、複合置換基(例えば、ハロアルコキシ、アルキニルアルコキシなど)の一部分としてのアルコキシにも当てはまる。
シクロアルキル: 3〜7個(好ましくは、3〜6個)の炭素環員を有する単環式飽和ヒドロカルビル基、例えば(限定するものではないが)、シクロプロピル、シクロペンチル、及び、シクロヘキシル。この定義は、他で定義されていない限り、複合置換基(例えば、シクロアルキルアルキルなど)の一部分としてのシクロアルキルにも当てはまる。
ハロアルキル: 1〜6個(好ましくは、1〜3個)の炭素原子を有する直鎖又は分枝鎖のアルキル基(上記で記載したとおり)において、これらの基内の水素原子の一部又は全部が上記で記載したハロゲン原子で置き換えられ得るもの、例えば(限定するものではないが)、C−C−ハロアルキル、例えば、クロロメチル、ブロモメチル、ジクロロメチル、トリクロロメチル、フルオロメチル、ジフルオロメチル、トリフルオロメチル、クロロフルオロメチル、ジクロロフルオロメチル、クロロジフルオロメチル、1−クロロエチル、1−ブロモエチル、1−フルオロエチル、2−フルオロエチル、2,2−ジフルオロエチル、2,2,2−トリフルオロエチル、2−クロロ−2−フルオロエチル、2−クロロ−2−ジフルオロエチル、2,2−ジクロロ−2−フルオロエチル、2,2,2−トリクロロエチル、ペンタフルオロエチル、及び、1,1,1−トリフルオロプロパ−2−イル。この定義は、他で定義されていない限り、複合置換基(例えば、ハロアルキルアミノアルキルなど)の一部分としてのハロアルキルにも当てはまる。
本発明に関連して、アリール基は、異なるように定義されていない限り、0個、1個、2個又はそれより多いヘテロ原子(O、N、P及びSから選択される)を有し得る芳香族ヒドロカルビル基である。
具体的には、この定義は、例えば、以下の意味を包含する:シクロペンタジエニル、フェニル、シクロヘプタトリエニル、シクロオクタテトラエニル、ナフチル、及び、アントラセニル;2−フリル、3−フリル、2−チエニル、3−チエニル、2−ピロリル、3−ピロリル、3−イソオキサゾリル、4−イソオキサゾリル、5−イソオキサゾリル、3−イソチアゾリル、4−イソチアゾリル、5−イソチアゾリル、3−ピラゾリル、4−ピラゾリル、5−ピラゾリル、2−オキサゾリル、4−オキサゾリル、5−オキサゾリル、2−チアゾリル、4−チアゾリル、5−チアゾリル、2−イミダゾリル、4−イミダゾリル、1,2,4−オキサジアゾール−3−イル、1,2,4−オキサジアゾール−5−イル、1,2,4−チアジアゾール−3−イル、1,2,4−チアジアゾール−5−イル、1,2,4−トリアゾール−3−イル、1,3,4−オキサジアゾール−2−イル、1,3,4−チアジアゾール−2−イル、及び、1,3,4−トリアゾール−2−イル;1−ピロリル、1−ピラゾリル、1,2,4−トリアゾール−1−イル、1−イミダゾリル、1,2,3−トリアゾール−1−イル、1,3,4−トリアゾール−1−イル;3−ピリダジニル、4−ピリダジニル、2−ピリミジニル、4−ピリミジニル、5−ピリミジニル、2−ピラジニル、1,3,5−トリアジン−2−イル、及び、1,2,4−トリアジン−3−イル。
本発明に関連して、アルキルアリール基は、異なるように定義されていない限り、アルキル基で置換されているアリール基であり、ここで、該アルキルアリール基は、1つのアルキル鎖を有することができ、及び、アリール骨格内に0個、1個又はそれより多いヘテロ原子(O、N、P及びSから選択される)を有し得る。
調製方法及び中間体の説明
一般式(I)で表される4−アミノインダン誘導体は、一般式(IIa)、一般式(IIb)又は一般式(IIc)で表される対応するアルコールとスルホン酸の本発明による反応によって調製することができる(調製方法(a)を参照されたい):
調製方法(a):
Figure 2019504088
式(IIa)、式(IIb)及び式(IIc)において、残基R、n、R、R、R、R、Q及びQは、一般に、好ましくは、特に好ましくは、及び、とりわけ好ましくは、一般式(I)で表される4−アミノインダンに関して上記で定義されている残基である。
出発物質として使用される式(IIa)、式(IIb)又は式(IIc)で表される化合物は、既知方法(WO 2002/38542、WO 2006/120031)と同様にして調製することができる。
さらに、式(IIa)で表される化合物は、一般式(III)で表される適切に置換されたアミノベンゾニトリルと式(IVa)及び式(IVb)で表されるグリニャール試薬の、式(Va)又は式(Vb)で表される中間的に形成されるケトンを介した2段階反応によっても、調製することができる。
Figure 2019504088
式(III)、式(IVa)、式(IVb)、式(Va)及び式(Vb)において、残基R、n、R、R、R、R、Q及びQは、一般に、好ましくは、特に好ましくは、及び、とりわけ好ましくは、一般式(I)で表される4−アミノインダンに関して上記で定義されている残基である。
式(IVa)及び式(IVb)において、Xは、好ましくは、塩素、臭素又はヨウ素であり、特に好ましくは、塩素又は臭素である。
式(III)で表されるアミノベンゾニトリルは、既知であり、そして、場合によっては、市販されている。
式(IVa)及び式(IVb)で表されるグリニャール試薬は、市販されているか、又は、対応する塩化物、臭化物若しくはヨウ化物から、文献に記載されている既知方法によるマグネシウム削りくずとの反応に付すことによって、調製することができる。
一般式(I)で表される4−アミノインダン誘導体を調製するための本発明によるさらなる調製方法は、式(VIa)又は式(VIb)で表される対応するアルケンとスルホン酸の反応である(調製方法(b)を参照されたい):
調製方法(b):
Figure 2019504088
式(VIa)及び式(VIb)において、残基R、n、R、R、R、R、Q及びQは、一般に、好ましくは、特に好ましくは、及び、とりわけ好ましくは、一般式(I)で表されるアミノインダンに関して上記で定義されている残基である。
式(VIa)又は式(VIb)で表される化合物は、有機化学の標準的な方法で、例えば、式(IIa)、式(IIb)又は式(IIc)で表される対応するアルコールを脱水することによって、調製することができる。
一般式(I)で表される4−アミノインダン誘導体は、式(VIa’)、式(VIb’)又は式(VIc’)で表されるアルケンをスルホン酸と反応させることによる本発明のさらなる調製方法で調製することができる(調製方法(c)を参照されたい):
調製方法(c):
Figure 2019504088
式(VIa’)、式(VIb’)及び式(VIc’)において、残基R、n、R、R、R、R、Q及びQは、一般に、好ましくは、特に好ましくは、及び、とりわけ好ましくは、一般式(I)で表されるアミノインダンに関して上記で定義されている残基である。
式(VIa’)、式(VIb’)又は式(VIc’)で表される化合物は、有機化学の標準的な方法で、例えば、式(IIa)又は式(IIc)で表される対応するアルコールを脱水することによって、調製することができる。しかしながら、この場合における前提条件は、残基R又はR/Rがアルケンを形成し得るということである。従って、残基R’、R’及びR’の定義は、R、R及びRの定義に適切に由来する。
’、R’及びR’は、互いに独立して、(C−C)アルキル、(C−C)シクロアルキル、(C−C)シクロアルキル(C−C)アルキル、(C−C)シクロアルキル(C−C)シクロアルキル、(C−C)アルキルフェニル、シアノ(C−C)アルキル、同一であるか若しくは異なっている1〜9個のハロゲン原子を有するハロ(C−C)アルキル、(C−C)アルコキシカルボニル(C−C)アルキル、(C−C)アルコキシ(C−C)アルキル、又は、同一であるか若しくは異なっている1〜9個のハロゲン原子を有するハロ(C−C)アルコキシ(C−C)アルキルである。
一般式(I)で表される4−アミノインダン誘導体を調製するための本発明のさらなる調製方法は、一般式(VII)で表される対応するテトラヒドロキノリンとスルホン酸の反応である(調製方法(d)を参照されたい):
調製方法(d):
Figure 2019504088
式(VII)において、残基R、n、R、R、R、R及びQは、一般に、好ましくは、特に好ましくは、及び、とりわけ好ましくは、一般式(I)で表される4−アミノインダンに関して上記で定義されている残基である。
式(VII)で表される化合物は、既知方法(WO 2010/109301、WO 2014/103811、EP 0654464、US 5521317)と同様にして、調製することができる。
一般式(I)で表される置換されている4−アミノインダン誘導体を調製するための本発明による方法は、出発物質に応じて、異なる反応段階に基づいており、それら方法は、全て、スルホン酸によって介在され得る。可能な反応段階の概要をスキーム(I)に示すが、それら可能な反応段階はスキーム(I)に限定されるものではない(下記参照)。
スキーム(I):
Figure 2019504088
式(IIa)、式(IIb)又は式(IIc)で表されるアルコールから出発して、最初に当該酸と反応させて、それぞれの脱離を介して式(VIa)、式(VIa’)、式(VIb)又は式(VIb’)で表されるアルケンを生成させ、そのアルケンは異性化によって相互変換させることができる。次いで、式(VIb)で表されるアルケンを、それぞれ式(VII)で表されるテトラヒドロキノリンに変換させることができるか、又は、環化して不可逆的に式(I)で表される所望の4−アミノインダン誘導体とすることができる。全ての反応段階(即ち、脱離、異性化及び環化)は、スルホン酸によって促進又は介在されて、最終的に、一般式(I)で表される所望の置換されている4−アミノインダンをもたらす。
調製方法(a)、調製方法(b)、調製方法(c)及び調製方法(d)は、好ましくは、メタンスルホン酸又はトリフルオロメタンスルホン酸を用いて実施し、特に好ましくは、トリフルオロメタンスルホン酸を用いて実施する。
トリフルオロメタンスルホン酸を使用する調製方法(a)、調製方法(b)、調製方法(c)及び調製方法(d)は、好ましくは、溶媒を使用せずに、純粋なトリフルオロメタンスルホン酸の中で実施する。
メタンスルホン酸を使用する調製方法(a)、調製方法(b)、調製方法(c)及び調製方法(d)は、好ましくは、溶媒を使用せずに実施するか、又は、以下の溶媒の中で実施する: エーテル類、例えば、テトラヒドロフラン(THF)、ジオキサン、ジエチルエーテル、ジグリム、メチルtert−ブチルエーテル(MTBE)、tert−アミルメチルエーテル(TAME)、ジメチルエーテル、2−メチル−THF; ニトリル類、例えば、アセトニトリル(ACN)又はブチロニトリル; ケトン類、例えば、アセトン、メチルイソブチルケトン(MIBK); 芳香族炭化水素類、例えば、トルエン、アニソール、キシレン、メシチレン; エステル類、例えば、酢酸エチル、酢酸イソプロピル、酢酸ブチル、酢酸ペンチル; アルコール類、例えば、メタノール、エタノール、プロパノール、ブタノール、エチレングリコール; 炭酸エステル類、例えば、炭酸エチレン、炭酸プロピレン; アミド類、例えば、N,N−ジメチルアセトアミド(DMAc)、N,N−ジメチルホルムアミド(DMF)、N−メチルピロリドン; ハロ炭化水素類及びハロゲン化芳香族炭化水素類、特に、クロロ炭化水素類、例えば、テトラクロロエチレン、テトラクロロエタン、ジクロロプロパン、塩化メチレン(ジクロロメタン、DCM)、ジクロロブタン、クロロホルム、四塩化炭素、トリクロロエタン、トリクロロエチレン、ペンタクロロエタン、ジフルオロベンゼン、1,2−ジクロロエタン、クロロベンゼン、ブロモベンゼン、ジクロロベンゼン、特に、1,2−ジクロロベンゼン、クロロトルエン、トリクロロベンゼン; フッ素化脂肪族化合物及びフッ素化芳香族化合物、例えば、トリクロロトリフルオロエタン、ベンゾトリフルオリド、4−クロロベンゾトリフルオリド;及び、水。溶媒混合物を使用することも可能である。
さらに、メタンスルホン酸を使用する調製方法(a)、調製方法(b)、調製方法(c)及び調製方法(d)は、好ましくは、溶媒を使用せずに実施するか、又は、以下の溶媒の中で実施する: アセトニトリル(ACN)、ブチロニトリル、トルエン、アニソール、キシレン、メシチレン、N,N−ジメチルアセトアミド(DMAc)、N,N−ジメチルホルムアミド(DMF)、N−メチルピロリドン、ハロ炭化水素類及び芳香族炭化水素類、特に、クロロ炭化水素類、例えば、テトラクロロエチレン、テトラクロロエタン、ジクロロプロパン、塩化メチレン(ジクロロメタン、DCM)、ジクロロブタン、クロロホルム、四塩化炭素、トリクロロエタン、トリクロロエチレン、ペンタクロロエタン、ジフルオロベンゼン、1,2−ジクロロエタン、クロロベンゼン、ブロモベンゼン、ジクロロベンゼン、特に、1,2−ジクロロベンゼン、クロロトルエン、トリクロロベンゼン; フッ素化脂肪族化合物及びフッ素化芳香族化合物、例えば、トリクロロトリフルオロエタン、ベンゾトリフルオリド、4−クロロベンゾトリフルオリド;及び、水。溶媒混合物を使用することも可能である。
さらに、メタンスルホン酸を使用する調製方法(a)、調製方法(b)、調製方法(c)及び調製方法(d)は、特に好ましくは、溶媒を使用せずに実施するか、又は、以下の溶媒の中で実施する: ブチロニトリル、トルエン、キシレン、メシチレン、N,N−ジメチルアセトアミド(DMAc)、N,N−ジメチルホルムアミド(DMF)、N−メチルピロロドン、ハロ炭化水素類及び芳香族炭化水素類、特に、クロロ炭化水素類、例えば、テトラクロロエチレン、テトラクロロエタン、塩化メチレン(ジクロロメタン、DCM)、クロロホルム、四塩化炭素、1,2−ジクロロエタン、クロロベンゼン、ブロモベンゼン、ジクロロベンゼン、特に、1,2−ジクロロベンゼン、クロロトルエン、トリクロロベンゼン、及び、ベンゾトリフルオリド。溶媒混合物を使用することも可能である。
さらに、メタンスルホン酸を使用する調製方法(a)、調製方法(b)、調製方法(c)及び調製方法(d)は、とりわけ好ましくは、溶媒を使用せずに、純粋なメタンスルホン酸の中で実施する。
調製方法(a)、調製方法(b)、調製方法(c)及び調製方法(d)において使用するスルホン酸の量は、広い範囲にわたって変えることができるが、好ましくは、0.1〜100当量の範囲内であり、特に好ましくは、0.1〜50当量の範囲内であり、とりわけ好ましくは、0.1〜20当量の範囲内である。
調製方法(a)、調製方法(b)、調製方法(c)及び調製方法(d)は、一般に、標準圧力下で実施するが、減圧下又は高圧下(一般に、0.1〜100bar)で実施することもできる。
トリフルオロメタンスルホン酸を使用する調製方法(a)、調製方法(b)、調製方法(c)及び調製方法(d)は、一般に、−80℃〜200℃の温度で実施し、好ましくは、−20℃〜140℃の温度で実施し、特に好ましくは、−5℃〜50℃の温度で実施する。
メタンスルホン酸を使用する調製方法(a)、調製方法(b)、調製方法(c)及び調製方法(d)は、一般に、−80℃〜250℃の温度で実施し、好ましくは、0℃〜200℃の温度で実施し、特に好ましくは、0℃〜150℃の温度で実施する。
一般式(I)で表される化合物は、その置換基の種類に応じて、幾何異性体としても、及び/又は、光学活性異性体としても、又は、種々の組成における対応する異性体混合物としても、存在し得る。これらの立体異性体は、例えば、エナンチオマー、ジアステレオマー又は幾何異性体である。従って、本明細書中に記載されている本発明は、純粋な立体異性体とそれら異性体の全ての混合物の両方を包含する。
一般式(I)で表される所望の化合物は、該反応混合物を水で稀釈し、その後、遊離4−アミノインダン誘導体を結晶化及び遊離させることによって、単離及び精製することができる。そのような方法は、当業者には知られている。そのような方法としては、特に、有機溶媒又は有機溶媒と水の混合物からの優先的な結晶化などがある。
以下の実施例によって本発明について詳細に説明するが、それらの実施例は、本発明を限定するもの解釈されるべきではない。
調製実施例:
実施例1: 1,1−ジメチル−3−プロピルインダン−4−アミンの合成
Figure 2019504088
250mL容反応容器の中に35.6g(237mmol)のトリフルオロメタンスルホン酸を最初に装入し、0℃まで冷却する。次いで、5.0g(15.8mmol、純度70%)の4−(2−アミノフェニル)−2−メチルヘプタン−4−オールを添加し、その反応混合物を1時間かけて室温までゆっくり昇温させる。その反応混合物を0℃まで再度冷却し、25mLの水を添加する。沈澱した固体を濾過し、10mLの水で3回洗浄する。次いで、その固体をトルエンから再結晶させ、得られた固体を乾燥させる。これを、次に、50mLのジクロロメタンに懸濁させ、pHが塩基性になるまで、45%NaOH水溶液を添加する。室温で30分間撹拌した後、相を分離し、その水相を、毎回30mLのジクロロメタンで、2回抽出する。その有機相を合して70mLの飽和NaCl溶液で1回洗浄し、NaSOで脱水する。溶媒を減圧下で蒸発させて、2.4gの1,1−ジメチル−3−プロピルインダン−4−アミン(収率95%、HPLCによる純度94.0%)が褐色の油状物として得られる。
H NMR(CDCl) (ppm)=7.0(t,1H),6.6(d,1H),6.5(d,1H),3.6(br s,2H),3.05−3.1(m,1H),2.1(dd,1H),1.85−1.9(m,1H),1.8(dd,1H),1.5−1.55(m,1H),1.35−1.4(m,2H),1.3(s,3H),1.2(s,3H),1.0(t,3H)。
比較実施例1: 1,1−ジメチル−3−プロピルインダン−4−アミンの合成
Figure 2019504088
1000mL容反応容器の中に153.4g(791mmol)のポリリン酸を最初に装入し、18.5g(79.0mmol、純度95%)の4−(2−アミノフェニル)−2−メチルヘプタン−4−オールを添加し、その混合物を190℃で一晩撹拌する。その反応混合物を冷却し、300mLの水を1時間かけて添加する。次いで、その反応混合物を、冷却した200mLの45%NaOH水溶液に滴下して加える。室温で30分間撹拌した後、300mLのジクロロメタンを添加し、その混合物をさらに1.5時間撹拌する。相を分離し、その水相を、毎回200mLのジクロロメタンで、2回抽出する。その有機相を合して500mLの飽和NaCl溶液で1回洗浄し、NaSOで脱水し、溶媒を減圧下で蒸発させる。そのようにして得られた粗製生成物を、最初にクーゲルロール蒸留(100−120℃、0.4mbar)で精製し、次いで、カラムクロマトグラフィー(シクロヘキサン:酢酸エチル=9:1)で精製する。4.2gの1,1−ジメチル−3−プロピルインダン−4−アミン(収率25%、HPLCによる純度95.8%)が褐色の油状物として得られる。
実施例2: 1,1−ジメチル−3−エチルインダン−4−アミンの合成
Figure 2019504088
250mL容反応容器の中に35.6g(237mmol)のトリフルオロメタンスルホン酸を最初に装入し、0℃まで冷却する。次いで、5.0g(15.8mmol、純度65%)の4−(2−アミノフェニル)−2−メチルヘキサン−4−オールを添加し、その反応混合物を1時間かけて室温までゆっくり昇温させる。その反応混合物を0℃まで再度冷却し、25mLの水を添加する。沈澱した固体を濾過し、10mLの水で3回洗浄する。次いで、その固体をトルエンから再結晶させ、得られた固体を乾燥させる。これを、次に、50mLのジクロロメタンに懸濁させ、pHが塩基性になるまで、45%NaOH水溶液を添加する。室温で30分間撹拌した後、相を分離し、その水相を、毎回30mLのジクロロメタンで、2回抽出する。その有機相を合して70mLの飽和NaCl溶液で1回洗浄し、NaSOで脱水する。溶媒を減圧下で蒸発させて、2.5gの1,1−ジメチル−3−エチルインダン−4−アミン(収率84%、HPLCによる純度92.8%)が褐色の油状物として得られる。
H NMR(CDCl) (ppm)=7.0(t,1H),6.6(d,1H),6.5(d,1H),3.6(br s,2H),3.0−3.1(m,1H),2.1(dd,1H),1.9−2.0(m,1H),1.8(dd,1H),1.4−1.5(m,1H),1.3(s,3H),1.2(s,3H),1.0(t,3H)。
実施例3: 1,1−ジメチル−3−エチルインダン−4−アミンの合成
Figure 2019504088
100mL容反応容器の中に14.0g(145mmol)のメタンスルホン酸を最初に装入し、2.5g(10.0mmol、純度80%)の4−(2−アミノフェニル)−2−メチルヘキサン−4−オールを添加し、その反応混合物を120℃で2時間撹拌する。その反応混合物を0℃まで冷却し、pHが塩基性になるまで、45%NaOH水溶液を添加する。室温で30分間撹拌した後、相を分離し、その水相を、毎回30mLのジクロロメタンで、2回抽出する。その有機相を合して50mLの飽和NaCl溶液で1回洗浄し、NaSOで脱水する。溶媒を減圧下で蒸発させて、3.6gの1,1−ジメチル−3−エチルインダン−4−アミン(HPLCによる収率52%)が粗製生成物として得られる。
比較実施例2: 1,1−ジメチル−3−エチルインダン−4−アミンの合成
Figure 2019504088
500mL容反応容器の中に81.4g(420mmol)のポリリン酸を最初に装入し、9.4g(42.0mmol、純度93%)の4−(2−アミノフェニル)−2−メチルヘキサン−4−オールを添加し、その混合物を190℃で一晩撹拌する。その反応混合物を冷却し、140mLの水を1時間かけて添加する。次いで、その反応混合物を、冷却した100mLの45%NaOH水溶液に滴下して加える。室温で30分間撹拌した後、150mLのジクロロメタンを添加し、その混合物をさらに1.5時間撹拌する。相を分離し、その水相を、毎回100mLのジクロロメタンで、2回抽出する。その有機相を合して250mLの飽和NaCl溶液で1回洗浄し、NaSOで脱水し、溶媒を減圧下で蒸発させる。そのようにして得られた粗製生成物をクーゲルロール蒸留(85−105℃、0.4mbar)で精製する。1.8gの1,1−ジメチル−3−エチルインダン−4−アミン(収率22%、HPLCによる純度95.6%)が褐色の油状物として得られる。
上記で記載されている環化は、トリフルオロメタンスルホン酸、メタンスルホン酸又はポリリン酸を用いて実施した。表1から明らかなように、別のブレンステッド酸又はルイス酸を用いた環化実験は、成功しなかった。
Figure 2019504088
Figure 2019504088
実施例4: 4−(2−アミノフェニル)−2−メチルヘプタン−4−オールの合成
Figure 2019504088
ベークアウトした2L容反応容器の中に、アルゴン下、160mL(318mmol、THF中2M)のn−プロピルマグネシウムクロリド溶液を最初に装入し、その混合物を0℃まで冷却する。15g(127mmol)の2−アミノベンゾニトリルを150mLの乾燥THFに溶解させ、0℃で1時間かけて滴下して加える。添加が終了した後、その混合物を室温で30分間撹拌する。別の反応容器の中に320mLの水性HCl(1M)を最初に装入し、0℃まで冷却する。その反応混合物をゆっくりと滴下して加え、次いで、濃HClを用いてpH4に調節する。相を分離し、その水相を、毎回200mLの酢酸エチルを用いて、2回抽出する。その有機相を合して400mLの飽和NaCl溶液で1回洗浄し、NaSOで脱水し、溶媒を減圧下で蒸発させる。
そのようにして得られたケトンを、130mLの乾燥THFに溶解させ、アルゴン下、100mL(200mmol、THF中2M)のイソブチルマグネシウムクロリドに0℃で1時間かけて滴下して加える。添加が終了した後、その混合物を室温で30分間撹拌する。別の反応容器の中に200mLの水性HCl(1M)を最初に装入し、0℃まで冷却する。その反応混合物をゆっくりと滴下して加え、次いで、濃HClを用いてpH4に調節する。相を分離し、その水相を、毎回200mLの酢酸エチルを用いて、2回抽出する。その有機相を合して400mLの飽和NaCl溶液で1回洗浄し、NaSOで脱水し、溶媒を減圧下で蒸発させる。18.9g(2段階をとおした収率65%、HPLCによる純度94.6%)の4−(2−アミノフェニル)−2−メチルヘプタン−4−オールが黄色の油状物として得られる。
H NMR(CDCN) (ppm)=7.0(d,1H),6.9(t,1H),6.5−6.6(m,2H),4.9(br s,2H),2.9(s,1H),1.8−1.9(m,2H),1.8(d,2H),1.6(sept,1H),1.3−1.4(m,2H),0.9(t,3H),0.9(d,3H),0.8(d,3H)。

Claims (6)

  1. 一般式(I):
    Figure 2019504088
    〔式中、
    Rは、互いに独立して、ハロゲン、シアノ、(C−C12)アルキル、(C−C)シクロアルキル、(C−C)アルコキシ、(C−C)アルキルフェニル、アリール、シアノ(C−C)アルキル、同一であるか若しくは異なっている1〜9個のハロゲン原子を有するハロ(C−C)アルキル、同一であるか若しくは異なっている1〜9個のハロゲン原子を有するハロ(C−C)シクロアルキル、同一であるか若しくは異なっている1〜9個のハロゲン原子を有するハロ(C−C)アルコキシ、(C−C)アルコキシカルボニル(C−C)アルキル、(C−C)アルコキシ(C−C)アルキル、(C−C)アルキルスルファニル、同一であるか若しくは異なっている1〜9個のハロゲン原子を有するハロ(C−C)アルキルスルファニル、(C−C)アルキルスルホニル又は同一であるか若しくは異なっている1〜9個のハロゲン原子を有するハロ(C−C)アルキルスルホニルであり;
    nは、0〜3から選択される整数であり;
    、R、R及びRは、互いに独立して、水素、(C−C)アルキル、(C−C)シクロアルキル、(C−C)シクロアルキル(C−C)アルキル、(C−C)シクロアルキル(C−C)シクロアルキル、(C−C)アルキルフェニル、(C−C)アルコキシ、アリール、シアノ(C−C)アルキル、同一であるか若しくは異なっている1〜9個のハロゲン原子を有するハロ(C−C)アルキル、(C−C)アルコキシカルボニル(C−C)アルキル、(C−C)アルコキシ(C−C)アルキル又は同一であるか若しくは異なっている1〜9個のハロゲン原子を有するハロ(C−C)アルコキシ(C−C)アルキルであり;及び、
    及びQは、互いに独立して、水素、置換されている(C−C)アルキルスルホニル、置換されているアルコキシカルボニル(C−C)アルキル又は置換されている(C−C)ハロアルキルスルホニルである〕
    で表される置換された4−アミノインダン誘導体を調製する方法であって、一般式(IIa)、一般式(IIb)又は一般式(IIc)
    Figure 2019504088
    〔式中、残基R、n、Q、Q、R、R、R及びRの定義は、一般式(I)における定義に対応する〕
    で表されるアルコールをスルホン酸と反応させることを特徴とする、前記方法。
  2. Rは、互いに独立して、ハロゲン、(C−C)アルキル、(C−C)アルコキシ、(C−C)アルキルフェニル、アリール、シアノ(C−C)アルキル、同一であるか若しくは異なっている1〜9個のハロゲン原子を有するハロ(C−C)アルキル、(C−C)アルコキシカルボニル(C−C)アルキル、(C−C)アルコキシ(C−C)アルキル又はハロ(C−C)アルコキシ(C−C)アルキルであり;
    nは、0〜3から選択される整数であり;
    、R、R及びRは、互いに独立して、水素、(C−C)アルキル、(C−C)アルキルフェニル、(C−C)アルコキシ、アリール、シアノ(C−C)アルキル、(C−C)アルコキシカルボニル(C−C)アルキル又は(C−C)アルコキシ(C−C)アルキルであり;及び、
    及びQは、互いに独立して、水素、置換されている(C−C)アルキルスルホニル、置換されているアルコキシカルボニル(C−C)アルキル又は置換されている(C−C)ハロアルキルスルホニルである;
    ことを特徴とする、請求項1に記載の方法。
  3. Rは、互いに独立して、フッ素、塩素、臭素、メチル又はトリフルオロメチルであり;
    nは、0〜1から選択される整数であり;
    、R、R及びRは、互いに独立して、水素、メチル、エチル、n−プロピル、イソプロピル、n−ブチル、イソブチル、sec−ブチル又はtert−ブチルであり;及び、
    及びQは、互いに独立して、水素、置換されている(C−C)アルキルスルホニル、置換されているアルコキシカルボニル(C−C)アルキル又は置換されている(C−C)ハロアルキルスルホニルである;
    ことを特徴とする、請求項1に記載の方法。
  4. nは、0であり;又は、
    Rはフッ素であり、且つ、nは1であり、ここで、フッ素は、該インダン残基の、好ましくは、5位、6位又は7位にあり、特に好ましくは、6位又は7位にあり、及び、とりわけ好ましくは、7位にあり;又は、
    Rはトリフルオロメチルであり、且つ、nは1であり、ここで、トリフルオロメチルは、該インダン残基の、好ましくは、5位、6位又は7位にあり、特に好ましくは、6位又は7位にあり、及び、とりわけ好ましくは、7位にあり;
    、R、R及びRは、互いに独立して、水素、メチル、エチル、n−プロピル、 n−ブチル、イソブチル又はsec−ブチルであり;及び、
    及びQは、水素である;
    ことを特徴とする、請求項1に記載の方法。
  5. 使用する前記スルホン酸が、メタンスルホン酸又はトリフルオロメタンスルホン酸である、請求項1〜4のいずれかに記載の方法。
  6. 使用する前記スルホン酸がトリフルオロメタンスルホン酸である、請求項1〜4のいずれかに記載の方法。
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