JP2019503980A5 - - Google Patents

Download PDF

Info

Publication number
JP2019503980A5
JP2019503980A5 JP2017562979A JP2017562979A JP2019503980A5 JP 2019503980 A5 JP2019503980 A5 JP 2019503980A5 JP 2017562979 A JP2017562979 A JP 2017562979A JP 2017562979 A JP2017562979 A JP 2017562979A JP 2019503980 A5 JP2019503980 A5 JP 2019503980A5
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ligand
complex
linker
alkyl
conjugate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2017562979A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6949732B2 (ja
JP2019503980A (ja
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority claimed from PCT/IB2016/001772 external-priority patent/WO2017089890A1/en
Publication of JP2019503980A publication Critical patent/JP2019503980A/ja
Publication of JP2019503980A5 publication Critical patent/JP2019503980A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6949732B2 publication Critical patent/JP6949732B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Description

等価物
当業者は、日常的実験を使用するだけで、本明細書に記載されている本発明の特定の実施形態の多くの等価物を認識すると考えられる、又は確かめることができる。そのような等価物は、以下の特許請求の範囲に包含されるよう意図されている。
(付記)
(付記1)
リガンド、リンカー、及び活性剤を含むリガンド-薬物複合体であって、
リンカーが、O-置換オキシムを含み:
a)オキシムの酸素原子が、オキシムを活性剤に共有結合でつなげる基で置換され、
オキシムの炭素原子が、オキシムをリガンドに共有結合でつなげる基で置換され、又は
b)オキシムの炭素原子が、オキシムを活性剤に共有結合でつなげる基で置換され、
オキシムの酸素原子が、オキシムをリガンドに共有結合でつなげる基で置換されている、リガンド-薬物複合体。
(付記2)
式I:
の構造を有し、式中:
Gが、糖又は糖酸、好ましくはグルクロン酸を表し、
Aがリガンドを表し、
Bが活性剤を表し、
Wが、電子求引性基、好ましくは-C(O)NR'-を表し、C(O)が、フェニル環に結合しており、NR'が、Lに結合しており、
各Zが、独立して、水素、(C1〜C8)アルキル又は電子求引性基(例えばアミド、カルボン酸、カルボン酸エステル、ハロゲン、シアノ若しくはニトロ)、好ましくは水素、(C1〜C8)アルキル、ハロゲン、シアノ又はニトロ、最も好ましくは水素を表し、
nが、1から3の整数、好ましくは3であり、
Lが、AをWに共有結合でつなげるオキシムを含む3から50個の原子の鎖を含み、
R1及びR2が、それぞれ独立して、水素、(C1〜C8)アルキル若しくは(C3〜C8)シクロアルキル、好ましくは水素であり、又はR1及びR2が、それらが結合している炭素原子と一緒になって、(C3〜C8)シクロアルキル環を形成し、
A及びBを接続する部分が一緒になって(すなわち、LからOC(=O)まで)、リンカーを形成する、
付記1に記載の複合体。
(付記3)
式:
を有し、式中:
Gが、糖、糖酸又は修飾糖、好ましくは糖又は糖酸、最も好ましくはグルクロン酸を表し、
Aがリガンドを表し、
Bが活性剤を表し、
Wが、-C(O)-、-C(O)NR'-、-C(O)O-、-S(O)2NR'-、-P(O)R''NR'-、-S(O)NR'-又は-PO2NR'-を表し、各ケースでは、C(O)、S又はPがフェニル環に直接結合し、R'及びR''が、それぞれ独立して、水素、(C1〜C8)アルキル、(C3〜C8)シクロアルキル、(C1〜C8)アルコキシ、(C1〜C8)アルキルチオ、モノ若しくはジ(C1〜C8)アルキルアミノ、(C3〜C20)ヘテロアリール又は(C6〜C20)アリールであり、
各Zが、独立して、水素、(C1〜C8)アルキル又は電子求引性基(例えばアミド、カルボン酸、カルボン酸エステル、ハロゲン、シアノ若しくはニトロ)、好ましくは水素、(C1〜C8)アルキル、ハロゲン、シアノ又はニトロ、最も好ましくは水素を表し、
nが、1から3の整数、好ましくは3であり、
mが、0又は1、好ましくは1であり、
Lが、AをWに共有結合でつなげるオキシムを含むリンカーであり、
R1及びR2が、それぞれ独立して、水素、(C1〜C8)アルキル若しくは(C3〜C8)シクロアルキル、好ましくは水素であり、又はR1及びR2が、それらが結合している炭素原子と一緒になって、(C3〜C8)シクロアルキル環を形成する、
付記1に記載の複合体。
(付記4)
式:
を有し、式中、
Aがリガンドを表し、
Bが活性剤を表し、
Gが、糖、糖酸又は修飾糖、好ましくは糖又は糖酸、最も好ましくはグルクロン酸を表し、
Wが、-C(O)-、-C(O)NR'-、-C(O)O-、-S(O)2NR'-、-P(O)R''NR'-、-S(O)NR'-又は-PO2NR'-を表し、各ケースでは、C(O)、S又はPがフェニル環に直接結合し、R'及びR''が、それぞれ独立して、水素、(C1〜C8)アルキル、(C3〜C8)シクロアルキル、(C1〜C8)アルコキシ、(C1〜C8)アルキルチオ、モノ若しくはジ(C1〜C8)アルキルアミノ、(C3〜C20)ヘテロアリール又は(C6〜C20)アリールであり、
各Zが、独立して、水素、(C1〜C8)アルキル又は電子求引性基(例えばアミド、カルボン酸、カルボン酸エステル、ハロゲン、シアノ若しくはニトロ)、好ましくは水素、(C1〜C8)アルキル、ハロゲン、シアノ又はニトロ、最も好ましくは水素を表し、
nが、1から3の整数、好ましくは3であり、
Lが、AをWに共有結合でつなげるオキシムを含むリンカーを表し、
R1及びR2が、それぞれ独立して、水素、(C1〜C8)アルキル若しくは(C3〜C8)シクロアルキル、好ましくは水素であり、又はR1及びR2が、それらが結合している炭素原子と一緒になって、(C3〜C8)シクロアルキル環を形成する、
付記1に記載の複合体、又は薬学的に許容されるその塩。
(付記5)
各Zが、独立して、水素、(C1〜C8)アルキル若しくはアミド、カルボン酸、カルボン酸エステル、ハロゲン、シアノ又はニトロを表す、付記2から4のいずれか一項に記載の複合体。
(付記6)
各Zが、独立して、水素、(C1〜C8)アルキル、ハロゲン、シアノ又はニトロを表す、付記5に記載の複合体。
(付記7)
リガンド、リンカー、及び活性剤を含み、式I:
の構造を有し、式中:
Gが、糖又は糖酸、好ましくはグルクロン酸を表し、
Aがリガンドを表し、
Bが活性剤を表し、
Wが、電子求引性基、好ましくは-C(O)NR'-を表し、C(O)が、フェニル環に結合しており、NR'が、Lに結合しており、
各Zが、独立して、水素、(C1〜C8)アルキル又は電子求引性基(例えばアミド、カルボン酸、カルボン酸エステル、ハロゲン、シアノ若しくはニトロ)、好ましくは水素、(C1〜C8)アルキル、ハロゲン、シアノ又はニトロ、最も好ましくは水素を表し、
nが1から3の整数、好ましくは3であり、
Lが、AをWに共有結合でつなげる3から100個の原子の鎖を含み、
R1及びR2が、それぞれ独立して、水素、(C1〜C8)アルキル若しくは(C3〜C8)シクロアルキル、好ましくは水素であり、又はR1及びR2が、それらが結合している炭素原子と一緒になって、(C3〜C8)シクロアルキル環を形成し、
A及びBを接続する部分が、一緒になって(すなわち、LからOC(=O)まで)、リンカーを形成する、
リガンド-薬物複合体。
(付記8)
リガンド、リンカー及び活性剤を含み、式:
を有し、式中:
Gが、糖、糖酸又は修飾糖、好ましくは糖又は糖酸、最も好ましくはグルクロン酸を表し、
Aがリガンドを表し、
Bが活性剤を表し、
Wが、-C(O)-、-C(O)NR'-、-C(O)O-、-S(O)2NR'-、-P(O)R''NR'-、-S(O)NR'-又は-PO2NR'-を表し、各ケースでは、C(O)、S又はPがフェニル環に直接結合し、R'及びR''が、それぞれ独立して、水素、(C1〜C8)アルキル、(C3〜C8)シクロアルキル、(C1〜C8)アルコキシ、(C1〜C8)アルキルチオ、モノ若しくはジ(C1〜C8)アルキルアミノ、(C3〜C20)ヘテロアリール又は(C6〜C20)アリールであり、
各Zが、独立して、水素、(C1〜C8)アルキル又は電子求引性基(例えばアミド、カルボン酸、カルボン酸エステル、ハロゲン、シアノ若しくはニトロ)、好ましくは水素、(C1〜C8)アルキル、ハロゲン、シアノ又はニトロ、最も好ましくは水素を表し、
nが、1から3の整数、好ましくは3であり、
mが、0又は1、好ましくは1であり、
Lが、AをWに共有結合でつなげるリンカーであり、
R1及びR2が、それぞれ独立して、水素、(C1〜C8)アルキル若しくは(C3〜C8)シクロアルキル、好ましくは水素であり、又はR1及びR2が、それらが結合している炭素原子と一緒になって、(C3〜C8)シクロアルキル環を形成する、
リガンド-薬物複合体。
(付記9)
リガンド、リンカー及び活性剤を含み、式:
を有し、式中、
Aがリガンドを表し、
Bが活性剤を表し、
Gが、糖、糖酸又は修飾糖、好ましくは糖又は糖酸、最も好ましくはグルクロン酸を表し、
Wが、-C(O)-、-C(O)NR'-、-C(O)O-、-S(O)2NR'-、-P(O)R''NR'-、-S(O)NR'-又は-PO2NR'-を表し、各ケースでは、C(O)、S又はPがフェニル環に直接結合し、R'及びR''が、それぞれ独立して、水素、(C1〜C8)アルキル、(C3〜C8)シクロアルキル、(C1〜C8)アルコキシ、(C1〜C8)アルキルチオ、モノ若しくはジ(C1〜C8)アルキルアミノ、(C3〜C20)ヘテロアリール又は(C6〜C20)アリールであり、
各Zが、独立して、水素、(C1〜C8)アルキル又は電子求引性基(例えばアミド、カルボン酸、カルボン酸エステル、ハロゲン、シアノ若しくはニトロ)、好ましくは水素、(C1〜C8)アルキル、ハロゲン、シアノ又はニトロ、最も好ましくは水素を表し、
nが、1から3の整数、好ましくは3であり、
Lが、AをWに共有結合でつなげるリンカーを表し、
R1及びR2が、それぞれ独立して、水素、(C1〜C8)アルキル若しくは(C3〜C8)シクロアルキル、好ましくは水素であり、又はR1及びR2が、それらが結合している炭素原子と一緒になって、(C3〜C8)シクロアルキル環を形成する、
リガンド-薬物複合体又は薬学的に許容されるその塩。
(付記10)
各Zが、独立して、水素、(C1〜C8)アルキル若しくはアミド、カルボン酸、カルボン酸エステル、ハロゲン、シアノ又はニトロを表す、付記7から9のいずれか一項に記載の複合体。
(付記11)
各Zが、独立して、水素、(C1〜C8)アルキル、ハロゲン、シアノ又はニトロを表す、付記10に記載の複合体。
(付記12)
リガンドが抗体である、付記1から11のいずれか一項に記載の複合体。
(付記13)
糖又は糖酸が単糖である、付記2から12のいずれか一項に記載の複合体。
(付記14)
Gが、
であり、
R3が、水素又はカルボキシル保護基であり、
各R4が、独立して、水素又はヒドロキシル保護基である、
付記1から13のいずれか一項に記載の複合体。
(付記15)
R3が水素であり、各R4が水素である、付記14に記載の複合体。
(付記16)
Wが、-C(O)-、-C(O)NR'-、-C(O)O-、-S(O)2NR'-、-P(O)R''NR'-、-S(O)NR'-又は-PO2NR'-であり、各ケースでは、C(O)、S又はPがフェニル環に直接結合し、R'及びR''が、それぞれ独立して、水素、(C1〜C8)アルキル、(C3〜C8)シクロアルキル、(C1〜C8)アルコキシ、(C1〜C8)アルキルチオ、モノ若しくはジ(C1〜C8)アルキルアミノ、(C3〜C20)ヘテロアリール又は(C6〜C20)アリールである、付記2から15のいずれか一項に記載の複合体。
(付記17)
Wが-C(O)NR'-であり、C(O)がフェニル環に結合しており、NR'がLに結合している、付記16に記載の複合体。
(付記18)
Zが水素を表し、nは3である、付記2から17のいずれか一項に記載の複合体。
(付記19)
R1及びR2が、それぞれ、水素を表す、付記2から18のいずれか一項に記載の複合体。
(付記20)
Gがグルクロン酸であり、
Wが-C(O)NR'-であり、C(O)がフェニル環に結合しており、NR'がLに結合しており、
各Zが水素を表し、
nが3であり、
R1及びR2が、それぞれ、水素を表す、
付記2から19のいずれか一項に記載の複合体。
(付記21)
リンカーが、1から100個の炭素原子、好ましくは1から50個の炭素原子を有するアルキレンを含み、
アルキレンが、少なくとも1つの不飽和結合を含み、
アルキレンが、少なくとも1つのヘテロアリーレンを含み、
アルキレンの炭素原子が、窒素(N)、酸素(O)及び硫黄(S)から選択される1個以上のヘテロ原子により置き換えられ、又は
アルキレンが、1から20個の炭素原子を有する1つ以上のアルキルでさらに置換されている、
付記1から20のいずれか一項に記載の複合体。
(付記22)
アルキレンの少なくとも1個の炭素原子が、窒素により置き換えられ、リンカーが、親水性アミノ酸の少なくとも2個の原子を含み、窒素が、親水性アミノ酸のカルボニルとペプチド結合を形成する、付記21に記載の複合体。
(付記23)
Wが-C(O)NR'-を表し、Wの窒素が、親水性アミノ酸の窒素原子である、付記2から22のいずれか一項に記載の複合体。
(付記24)
親水性アミノ酸が、アルギニン、アスパラギン酸、アスパラギン、グルタミン酸、グルタミン、ヒスチジン、リシン、オルニチン、プロリン、セリン又はトレオニンである、付記22又は23に記載の複合体。
(付記25)
アミノ酸が、リンカーのオキシムをリンカーのポリエチレングリコールユニットに共有結合でつなげる、付記22又は23に記載の複合体。
(付記26)
親水性アミノ酸が、アルギニン、アスパラギン酸、アスパラギン、グルタミン酸、グルタミン、ヒスチジン、リシン、オルニチン、プロリン、セリン又はトレオニンである、付記25に記載の複合体。
(付記27)
親水性アミノ酸が、水溶液中で、中性pHにおいて電荷を持つ部分を有する側鎖を含むアミノ酸である、付記22又は23に記載の複合体。
(付記28)
親水性アミノ酸が、アスパラギン酸又はグルタミン酸である、付記27に記載の複合体。
(付記29)
親水性アミノ酸が、オルニチン又はリシンである、付記27に記載の複合体。
(付記30)
親水性アミノ酸がアルギニンである、付記27に記載の複合体。
(付記31)
リンカーがペプチドを含み、ペプチドが、少なくとも1個の親水性アミノ酸、好ましくは水溶液中で、中性pHにおいて電荷を持つ部分(例えば、アミン、グアニジン又はカルボキシル部分)を有する側鎖を有するアミノ酸を含む、付記1から30のいずれか一項に記載の複合体。
(付記32)
ペプチドの各アミノ酸が、独立して、アラニン、アスパラギン酸、アスパラギン、グルタミン酸、グルタミン、グリシン、リシン、オルニチン、プロリン、セリン及びトレオニンから選択される、付記31に記載の複合体。
(付記33)
ペプチドが、少なくとも1個のアスパラギン酸又はグルタミン酸を含む、付記32に記載の複合体。
(付記34)
Wが、-C(O)NR'-を表し、Wの窒素が、ペプチド中のN-末端アミノ酸の窒素である、付記32又は33に記載の複合体。
(付記35)
ペプチドが、リンカーのオキシムをリンカーのポリエチレングリコールユニットに共有結合でつなげる、付記32又は33に記載の複合体。
(付記36)
ペプチドが、2から20個のアミノ酸を含む、付記32から35のいずれか一項に記載の複合体。
(付記37)
リンカーが、チオエーテル結合によりリガンドに共有結合しており、チオエーテル結合が、リガンドのシステインの硫黄原子を含む、付記1から36のいずれか一項に記載の複合体。
(付記38)
リガンドが、好ましくはリガンドのC-末端において、イソプレノイド転移酵素により認識されるアミノ酸モチーフを含み、
チオエーテル結合が、アミノ酸モチーフのシステインの硫黄原子を含む、付記37に記載の複合体。
(付記39)
アミノ酸モチーフが、配列CYYXであり、
Cがシステインを表し、
Yが、それぞれの発生に対して独立して、脂肪族アミノ酸を表し、
Xが、それぞれの発生に対して独立して、グルタミン、グルタミン酸、セリン、システイン、メチオニン、アラニン又はロイシンを表し、
チオエーテル結合が、アミノ酸モチーフのシステインの硫黄原子を含む、付記38に記載の複合体。
(付記40)
アミノ酸モチーフが配列CYYXであり、
Yが、それぞれの発生に対して独立して、アラニン、イソロイシン、ロイシン、メチオニン又はバリンを表す、付記39に記載の複合体。
(付記41)
アミノ酸モチーフが、配列CVIM又はCVLLである、付記40に記載の複合体。
(付記42)
アミノ酸モチーフに先行するアミノ酸7個の少なくとも1個がグリシンである、付記38から41のいずれか一項に記載の複合体。
(付記43)
アミノ酸モチーフに先行するアミノ酸7個の少なくとも3個が、それぞれ独立して、グリシン及びプロリンから選択される、付記42に記載の複合体。
(付記44)
アミノ酸モチーフに先行するアミノ酸7個の少なくとも3個が、それぞれ独立して、グリシン、アスパラギン酸、アルギニン及びセリンから選択される、付記42に記載の複合体。
(付記45)
アミノ酸モチーフに先行するアミノ酸1個、2個、3個、4個、5個、6個、7個、8個、9個又は10個のそれぞれが、グリシンである、付記43又は44に記載の複合体。
(付記46)
リガンドが、好ましくはC-末端において、アミノ酸配列GGGGGGGCVIMを含む、付記45に記載の複合体。
(付記47)
リンカーが、
により表される、少なくとも1個のイソプレニルユニットを含み、好ましくは、その結果、チオエーテル結合がイソプレニルユニットの炭素原子を含む、付記37から46のいずれか一項に記載の複合体。
(付記48)
少なくとも1個のイソプレニルユニットが、イソプレノイド転移酵素に対する基質である、又はその生成物である、付記47に記載の複合体。
(付記49)
リンカーが、オキシムを含み、少なくとも1個のイソプレニルユニットが、オキシムをリガンドに共有結合でつなげる、付記47又は48に記載の複合体。
(付記50)
リンカーが:
を含む、付記49に記載の複合体。
(付記51)
リンカーが:
を含む、付記49に記載の複合体。
(付記52)
リンカーが:
を含む、付記49に記載の複合体。
(付記53)
リンカーが、
のいずれかにより表される少なくとも1個のポリエチレングリコールユニットを含む、付記1から52のいずれか一項に記載の複合体。
(付記54)
リンカーが、1から12個の-OCH2CH2-ユニットを含む、付記53に記載の複合体。
(付記55)
リンカーが、3から12個の-OCH2CH2-ユニットを含む、付記53に記載の複合体。
(付記56)
リンカーが、5から12個の-OCH2CH2-ユニットを含む、付記53に記載の複合体。
(付記57)
リンカーが、6又は12個の-OCH2CH2-ユニットを含む、付記53に記載の複合体。
(付記58)
リンカーが、3個の-OCH2CH2-ユニットを含む、付記53に記載の複合体。
(付記59)
リンカーが、オキシムを含み、少なくとも1個のポリエチレングリコールユニットが、オキシムを活性剤に共有結合でつなげる、付記53から58のいずれか一項に記載の複合体。
(付記60)
リンカーが、-(CH2)r(V(CH2)p)q-により表される接続ユニットを含み、式中:
rが1から10の整数、好ましくは2であり、
pが0から12の整数、好ましくは2であり、
qが1から20の整数であり、
Vが、単結合、-O-、-S-、-NR21-、-C(O)NR22-、-NR23C(O)-、-NR24SO2-又は-SO2NR25-、好ましくは-O-であり、
R21からR25が、それぞれ独立して、水素、(C1〜C6)アルキル、(C1〜C6)アルキル(C6〜C20)アリール又は(C1〜C6)アルキル(C3〜C20)ヘテロアリールである、付記1から59のいずれか一項に記載の複合体。
(付記61)
リンカーが、-(CH2)r(V(CH2)p)q-、-((CH2)pV)q-、-(CH2)r(V(CH2)p)qY-、-((CH2)pV)q(CH2)r-、-Y(((CH2)pV)q-又は-(CH2)r(V(CH2)p)qYCH2-により表される接続ユニットを含み、
式中:
rが0から10の整数であり、
pが1から10の整数であり、
qが1から20の整数であり、
V及びYが、それぞれ独立して、単結合、-O-、-S-、-NR21-、-C(O)NR22-、-NR23C(O)-、-NR24SO2-又は-SO2NR25-であり、
R21からR25が、それぞれ独立して、水素、(C1〜C6)アルキル、(C1〜C6)アルキル(C6〜C20)アリール又は(C1〜C6)アルキル(C3〜C20)ヘテロアリールである、付記1から59のいずれか一項に記載の複合体。
(付記62)
qが4から20の整数である、付記60又は61に記載の複合体。
(付記63)
qが2から12の整数である、付記60又は61に記載の複合体。
(付記64)
qが6から20の整数である、付記60又は61に記載の複合体。
(付記65)
qが2、5又は11である、付記60又は61に記載の複合体。
(付記66)
rが2である、付記60から65のいずれか一項に記載の複合体。
(付記67)
pが2である、付記60から66のいずれか一項に記載の複合体。
(付記68)
V及びYが、それぞれ独立して、-O-である、付記61から67のいずれか一項に記載の複合体。
(付記69)
rが2であり、
pが2であり、
qが2、5又は11であり、
Vが-O-である、付記60又は61に記載の複合体。
(付記70)
リンカーが、-(CH2CH2X)w-により表される接続ユニットを含み、式中:
Xが、-O-、(C1〜C8)アルキレン又は-NR21-、好ましくは-O-を表し、
R21が、水素、(C1〜C6)アルキル、(C1〜C6)アルキル(C6〜C20)アリール又は(C1〜C6)アルキル(C3〜C20)ヘテロアリール、好ましくは水素を表し、
wが、1から20の整数、好ましくは1、3、6又は12である、付記1から69のいずれか一項に記載の複合体。
(付記71)
Xが-O-であり、wが6から20の整数である、付記70に記載の複合体。
(付記72)
リンカーが、1,3-双極子環状付加反応、ヘテロ-ディールス-アルダー反応、求核置換反応、非アルドール型カルボニル反応、炭素-炭素多重結合への付加、酸化反応又はクリック反応により形成される結合ユニットを含む、付記1から71のいずれか一項に記載の複合体。
(付記73)
結合ユニットが、アセチレンとアジドの間の反応、又はアルデヒド若しくはケトン基とヒドラジン若しくはアルコキシアミンの間の反応により形成される、付記72に記載の複合体。
(付記74)
結合ユニットが、式A、B、C又はDのいずれか1つ、好ましくはC:
により表され、式中:
L1が、単結合、又は1から30個、好ましくは12個の炭素原子を有するアルキレンであり、R11が、水素、又は1から10個の炭素原子を有するアルキル、好ましくはメチルであり、
L2が、1から30個、好ましくは11個の炭素原子を有するアルキレンである、付記73に記載の複合体。
(付記75)
リンカーが:
を含み、式中、
Vが、単結合、-O-、-S-、-NR21-、-C(O)NR22-、-NR23C(O)-、-NR24SO2-又は-SO2NR25-、好ましくは-O-であり、
R21からR25が、それぞれ独立して、水素、(C1〜C6)アルキル、(C1〜C6)アルキル(C6〜C20)アリール又は(C1〜C6)アルキル(C3〜C20)ヘテロアリールであり、
rが、1から10の整数、好ましくは2又は3であり、
pが、0から10の整数、好ましくは1又は2であり、
qが、1から20の整数、好ましくは1から6であり、
L1が単結合である、付記74に記載の複合体。
(付記76)
構造:
を含み、式中、Aがリガンドを表し、Bが活性剤を表し、nが1から20の整数である、付記75に記載の複合体。
(付記77)
構造:
を含み、式中、Aがリガンドを表し、Bが活性剤を表し、nが1から20の整数である、付記75に記載の複合体。
(付記78)
リガンドが抗体である、付記76又は77に記載の複合体。
(付記79)
リンカーが、O-置換オキシムを含み、
a)オキシムの酸素原子が、オキシムを活性剤に共有結合でつなげる基で置換され、
オキシムの炭素原子が、オキシムをリガンドに共有結合でつなげる基で置換され、又は
b)オキシムの酸素原子が、オキシムをリガンドに共有結合でつなげる基で置換され、
オキシムの炭素原子が、オキシムを活性剤に共有結合でつなげる基で置換されている、付記2から78のいずれか一項に記載の複合体。
(付記80)
構造:
を含み、式中、Aがリガンドを表し、Bが活性剤を表し、nが0から20の整数である、付記79に記載の複合体。
(付記81)
構造:
を含み、式中、Aがリガンドを表し、Bが活性剤を表し、nが1から20の整数である、付記79に記載の複合体。
(付記82)
リガンドが抗体である、付記79から81のいずれか一項に記載の複合体。
(付記83)
リガンドが、モノクローナル抗体、ポリクローナル抗体、抗体断片、Fab、Fab'、Fab'-SH、F(ab')2、Fv、一本鎖Fv(「scFv」)、二特異性抗体、直鎖状抗体、二重特異性抗体、多重特異性抗体、キメラ抗体、ヒト化抗体、ヒト抗体又は抗体の抗原結合性部分を含む融合タンパク質である、付記1から82のいずれか一項に記載の複合体。
(付記84)
リガンドが、ムロモナブ-CD3 アブシキシマブ、リツキシマブ、ダクリズマブ、パリビズマブ、インフリキシマブ、トラスツズマブ、エタネルセプト、バシリキシマブ、ゲムツズマブ、アレムツズマブ、イブリツモマブ、アダリムマブ、アレファセプト、オマリズマブ、エファリズマブ、トシツモマブ、ベバシズマブ、ナタリズマブ、ラニビズマブ、エクリズマブ、リロナセプト、セルトリズマブ、ロミプロスチム、AMG-531、ゴリムマブ、ウステキヌマブ、ABT-874、ベラタセプト、ベリムマブ、アタシセプト、抗CD20抗体、カナキヌマブ、トシリズマブ、アトリズマブ、メポリズマブ、ペルツズマブ、HuMax CD20、トレメリムマブ、チシリムマブ、イピリムマブ、IDEC-114、イノツズマブ、アフリベルセプト、HuMax-CD4、テプリズマブ、オテリキシズマブ、カツマキソマブ、抗EpCAM抗体IGN101、アデカツモマブ、オレゴボマブ、ジヌツキシマブ、ギレンツキシマブ、デノスマブ、バピネウズマブ、モタビズマブ、エファングマブ、ラキシバクマブ、抗CD20抗体、LY2469298及びベルツズマブから選択される、付記1から83のいずれか一項に記載の複合体。
(付記85)
リガンドが抗体であり、抗体が、CD19又はEGFRに特異的に結合しない、付記1から84のいずれか一項に記載の複合体。
(付記86)
活性剤が、化学療法剤又は毒素である、付記1から85のいずれか一項に記載の複合体。
(付記87)
活性剤が:
(a)エルロチニブ、ボルテゾミブ、フルベストラント、スーテント、レトロゾール、メシル酸イマチニブ、PTK787/ZK 222584、オキサリプラチン、5-フルオロウラシル、ロイコボリン、ラパマイシン、ラパチニブ、ロナファルニブ、ソラフェニブ、ゲフィチニブ、AG1478、AG1571、チオテパ、シクロホスファミド、ブスルファン、インプロスルファン、ピポスルファン、ベンゾドーパ、カルボコン、メツレドーパ、ウレドーパ、エチレンイミン、アルトレタミン、トリエチレンメラミン、トリエチレンホスホルアミド、トリエチレンチオホスホルアミド、トリメチローロメラミン、ブラタシン、ブラタシノン、カンプトテシン、トポテカン、ブリオスタチン、カリスタチン、CC-1065、アドゼレシン、カルゼルシン、ビゼレシン、クリプトフィシン1、クリプトフィシン8、ドラスタチン、デュオカルマイシン、KW-2189、CB1-TM1、エリュテロビン、パンクラチスタチン、サルコジクチン、スポンジスタチン、クロランブシル、クロルナファジン、コロホスファミド、エストラムスチン、イホスファミド、メクロレタミン、メルファラン、ノベンビチン、フェネステリン、プレドニムスチン、トロホスファミド、ウラシルマスタード、カルムスチン、クロロゾトシン、フォテムスチン、ロムスチン、ニムスチン、ラニムヌスチン、カリケアミシン、カリケアミシンガンマ1、カリケアミシンオメガ1、ジネミシン、ジネミシンA、クロドロネート、エスペラミシン、ネオカルチノスタチンクロモフォア、アクラシノマイシン、アクチノマイシン、アントルマイシン、アザセリン、ブレオマイシン、カクチノマイシン、カラビシン、カルニノマイシン、カルジノフィリン、クロモマイシン、ダクチノマイシン、ダウノルビシン、デトルブシン、6-ジアゾ-5-オキソ-L-ノルロイシン、ドキソルビシン、モルホリノ-ドキソルビシン、シアノモルホリノ-ドキソルビシン、2-ピロリノ-ドキソルブシン、リポソームドキソルビシン、デオキシドキソルビシン、エピルビシン、エソルビシン、マルセロマイシン、マイトマイシンC、ミコフェノール酸、ノガラマイシン、オリボマイシン、ぺプロマイシン、ポトフィロマイシン、ピューロマイシン、ケラマイシン、ロドルビシン、ストレプトミグリン、ストレプトゾシン、ツベルシジン、ウベニメクス、ジノスタチン、ゾルビシン、5-フルオロウラシル、デノプテリン、メトトレキサート、プテロプテリン、トリメトレキサート、フルダラビン、6-メルカプトプリン、チアミプリン、チグアニン、アンシタビン、アザシチジン、6-アザウリジン、カルモフール、シタラビン、ジデオキシウリジン、ドキシフルリジン、エノシタビン、フロキシウリジン、カルステロン、プロピオン酸ドロモスタノロン、エピチオスタノール、メピチオスタン、テストラクトン、アミノグルテチミド、ミトタン、トリロスタン、フォリン酸、アセグラトン、アルドホスファミドグリコシド、アミノレブリン酸、エニルウラシル、アムサクリン、ベストラブシル、ビサントレン、エダトラキサート、デフォファミン、デメコルシン、ジアジコン、エルフォルニチン、酢酸エリプチニウム、エトグルシド、硝酸ガリウム、ヒドロキシ尿素、レンチナン、ロニダイニン、メイタンシン、アンサミトシン、ミトグアゾン、ミトキサントロン、モピダンモール、ニトラエリン、ペントスタチン、フェナメット、ピラルビシン、ロソキサントロン、2-エチルヒドラジド、プロカルバジン、ポリサッカリド-k、ラゾキサン、リゾキシン、シゾフィラン、スピロゲルマニウム、テヌアゾン酸、トリアジコン、2,2',2''-トリクロロトリエチルアミン、T-2毒素、ベラキュリン A、ロリジンA及びアングイジン、ウレタン、ビンデシン、ダカルバジン、マンノムスチン、ミトブロニトール、ミトラクトール、ピポブロマン、ガシトシン、アラビノシド、シクロホスファミド、チオテパ、パクリタキセル、パクリタキセルのアルブミン改変ナノ粒子製剤、ドキセタキセル、クロランブシル、ゲムシタビン、6-チオグアニン、メルカプトプリン、シスプラチン、カルボプラチン、ビンブラスチン、白金、エトポシド、イホスファミド、ミトキサントロン、ビンクリスチン、ビノレルビン、ノバントロン、テニポシド、エダトレキサート、ダウノマイシン、アミノプテリン、ゼローダ、イバンドロネート、CPT-11、トポイソメラーゼ阻害剤RFS2000、ジフルオロメチルオルニチン、レチノイン酸、カペシタビン、又は薬学的に許容される塩、溶媒和物又は先述のいずれかの酸、
(b)モノカイン、リンポカイン、従来からのポリペプチドホルモン、上皮小体ホルモン、チロキシン、リラキシン、プロリラキシン、糖タンパク質ホルモン、卵胞刺激ホルモン、甲状腺刺激ホルモン、黄体形成ホルモン、肝細胞増殖因子、線維芽細胞増殖因子、プロラクチン、胎盤性ラクトゲン、腫瘍壊死因子-α、腫瘍壊死因子-β、ミュラー管阻害物質、マウスゴナドトロピン関連ペプチド、インヒビン、アクチビン、血管内皮増殖因子、トロンボポエチン、エリスロポエチン、骨誘導因子、インターフェロン、インターフェロン-α、インターフェロン-β、インターフェロン-γ、コロニー刺激因子(「CSF」)、マクロファージ-CSF、顆粒球-マクロファージ-CSF、顆粒球-CSF、インターロイキン(「IL」)、IL-1、IL-1α、IL-2、IL-3、IL-4、IL-5、IL-6、IL-7、IL-8、IL-9、IL-10、IL-11、IL-12、腫瘍壊死因子、TNF-α、TNF-β、ポリペプチド因子、LIF、kitリガンド、又は先述のいずれかの組合せ、
(c)ジフテリア毒素、ボツリウム毒素、破傷風毒素、赤痢毒素、コレラ毒素、アマニチン、α-アマニチン、アマニチンの誘導体、ピロロベンゾジアゼピン、ピロロベンゾジアゼピン誘導体、テトロドトキシン、ブレベトキシン、シガトキシン、リシン、AM毒素、オーリスタチン、チューブリシン、ゲルダナマイシン、メイタンシノイド、カリケアミシン、ダウノマイシン、ドキソルビシン、メトトレキサート、ビンデシン、SG2285、ドラスタチン、ドラスタチン類似体、クリプトフィシン、カンプトテシン、カンプトテシンの誘導体若しくは代謝産物(例えば、SN-38)、リゾキシン、リゾキシン誘導体、CC-1065、CC-1065類似体若しくは誘導体、デュオカルマイシン、エンジイン抗生物質、エスペラミシン、エポチロン、アゾナフィド、アプリジン、トキソイド、又は先述のいずれかの組合せ、
(d)親和性リガンドであって、基質、阻害剤、刺激剤、神経伝達物質、放射性同位体又は先述のいずれかの組合せである、親和性リガンド、
(e)放射性標識、32P、35S、蛍光色素、電子密度試薬、酵素、ビオチン、ストレプトアビジン、ジオキシゲニン、不完全抗原、免疫原性タンパク質、標的に相補的な配列を有する核酸分子、又は先述のいずれかの組合せ、
(f)免疫調節化合物、抗がん剤、抗ウイルス剤、抗菌剤、抗真菌剤、及び抗寄生虫剤、又は先述のいずれかの組合せ、
(g)タモキシフェン、ラロキシフェン、ドロロキシフェン、4-ヒドロキシタモキシフェン、トリオキシフェン、ケオキシフェン、LY117018、オナプリストン又はトレミフェン、
(h)4(5)-イミダゾール、アミノグルテチミド、酢酸メゲストロール、エキセメスタン、レトロゾール又はアナストロゾール、
(i)フルタミド、ニルタミド、ビカルタミド、ロイプロリド、ゴセレリン又はトロキサシタビン、
(j)アロマターゼ阻害剤、
(k)タンパク質キナーゼ阻害剤、
(l)脂質キナーゼ阻害剤、
(m)アンチセンスオリゴヌクレオチド、
(n)リボザイム、
(o)ワクチン、並びに
(p)抗血管形成剤
から選択される、付記1から86のいずれか一項に記載の複合体。
(付記88)
少なくとも1つの活性剤がタルトブリンである、付記1から87のいずれか一項に記載の複合体。
(付記89)
少なくとも1つの活性剤がアゾナフィドである、付記1から88のいずれか一項に記載の複合体。
(付記90)
複合体が:
から選択される部分を含む、付記1から89のいずれか一項に記載の複合体。
(付記91)
活性剤が、アマニチン、オーリスタチン、カリケアミシン、カンプトテシン、クリプトフィシン、ダウノマイシン、ドラスタチン、ドキソルビシン、デュオカルマイシン、エポチロン、エスペラミシン、ゲルダナマイシン、メイタンシノイド、メトトレキサート、モノメチルオーリスタチンE(「MMAE」)、モノメチルオーリスタチンF(「MMAF」)、ピロロベンゾジアゼピン、リゾキシン、SG2285、チューブリシン、ビンデシン、トキソイド、又は先述のいずれか1つの誘導体である、付記1から90のいずれか一項に記載の複合体。
(付記92)
活性剤が、アマニチン、MMAE若しくはMMAF、又は先述のいずれか1つの誘導体である、付記91に記載の複合体。
(付記93)
Bが:
であり、式中、yが1から10の整数である、付記2から92のいずれか一項に記載の複合体。
(付記94)
少なくとも2つのリンカーを含む、付記1から93のいずれか一項に記載の複合体。
(付記95)
同一であっても異なっていてもよい少なくとも2つの活性剤を含む、付記94に記載の複合体。
(付記96)
付記1から95のいずれか一項に記載の複合体を含む、医薬組成物。
(付記97)
治療有効量の化学療法剤をさらに含む、付記96に記載の医薬組成物。
(付記98)
付記96又は97に記載の医薬組成物を対象に投与するステップを含む、対象におけるがんを処置する方法。
(付記99)
対象が哺乳動物である、付記98に記載の方法。
(付記100)
対象が、げっ歯類、ウサギ、ネコ、イヌ、ブタ、ヒツジ、ウシ、ウマ及び霊長類から選択される、付記99に記載の方法。
(付記101)
対象がヒトである、付記98に記載の方法。
(付記102)
生体分子とプロドラッグを反応させるステップを含む方法であって:
生体分子が、リガンド及びケトン又はアルデヒドを含み、
プロドラッグが、アルコキシアミンを含み、
反応により、オキシムが生成され、それにより、リガンドがプロドラッグに共有結合でつながり、
好ましくは、リガンドが、CD19又はEGFRに特異的に結合しない
リガンド-薬物複合体を作る方法。
(付記103)
リガンドが抗体である、付記102に記載の方法。
(付記104)
リガンドをイソプレニル化し、それにより、生体分子を生成するステップをさらに含み、
リガンドが、イソプレノイド転移酵素により認識されるアミノ酸モチーフを含み、
リガンドをイソプレニル化するステップが、リガンドをイソプレノイド転移酵素及びイソプレノイド転移酵素基質とインキュベートするステップを含み、
基質が、ケトン又はアルデヒドを含み、
好ましくは、リガンドが、CD19又はEGFRに特異的に結合しない、付記102又は付記103に記載の方法。
(付記105)
リガンドが抗体である、付記104に記載の方法。
(付記106)
イソプレノイド転移酵素が、ファルネシル転移酵素又はゲラニルゲラニル転移酵素である、付記104又は付記105に記載の方法。
(付記107)
リガンドをイソプレニル化するステップを含み、
リガンドが、イソプレノイド転移酵素により認識されるアミノ酸モチーフを含み、
リガンドをイソプレニル化するステップが、リガンドをイソプレノイド転移酵素及びイソプレノイド転移酵素基質とインキュベートするステップを含み、
基質が、活性剤を含み、
好ましくは、リガンドが、CD19又はEGFRに特異的に結合しない、リガンド-薬物複合体を作る方法。
(付記108)
リガンドが抗体である、付記107に記載の方法。

Claims (45)

  1. 式中:
    Gが、糖、糖酸又は修飾糖、好ましくは糖又は糖酸、最も好ましくはグルクロン酸を表し、
    Aがリガンドを表し、
    Bが活性剤を表し、
    Wが、-C(O)-、-C(O)NR'-、-C(O)O-、-S(O)2NR'-、-P(O)R''NR'-、-S(O)NR'-又は-PO2NR'-を表し、各ケースでは、C(O)、S又はPがフェニル環に直接結合し、R'及びR''が、それぞれ独立して、水素、(C1〜C8)アルキル、(C3〜C8)シクロアルキル、(C1〜C8)アルコキシ、(C1〜C8)アルキルチオ、モノ若しくはジ(C1〜C8)アルキルアミノ、(C3〜C20)ヘテロアリール又は(C6〜C20)アリールであり、
    各Zが、独立して、水素、(C1〜C8)アルキル又は電子求引性基(例えばアミド、カルボン酸、カルボン酸エステル、ハロゲン、シアノ若しくはニトロ)、好ましくは水素、(C1〜C8)アルキル、ハロゲン、シアノ又はニトロ、最も好ましくは水素を表し、
    nが、1から3の整数、好ましくは3であり、
    mが、0又は1、好ましくは1であり、
    Lが、AをWに共有結合でつなげるリンカーであり、リンカーは、
    (i)ペプチドを含み、ペプチドが、少なくとも1個の親水性アミノ酸、好ましくは水溶液中で、中性pHにおいて電荷を持つ部分(例えば、アミン、グアニジン又はカルボキシル部分)を有する側鎖を有するアミノ酸を含み、又は
    (ii)
    のいずれかにより表される少なくとも1個のポリエチレングリコールユニットを含み、nは、1〜12であり、
    R1及びR2が、それぞれ独立して、水素、(C1〜C8)アルキル若しくは(C3〜C8)シクロアルキル、好ましくは水素であり、又はR1及びR2が、それらが結合している炭素原子と一緒になって、(C3〜C8)シクロアルキル環を形成する
    で表されるリガンド-薬物複合体。
  2. 各Zが、独立して、水素、(C1〜C8)アルキル、アミド、カルボン酸、カルボン酸エステル、ハロゲン、シアノ又はニトロを表す、請求項1に記載の複合体。
  3. Gが、
    であり、
    R3が、水素又はカルボキシル保護基であり、
    各R4が、独立して、水素又はヒドロキシル保護基である、
    請求項1又は2に記載の複合体。
  4. R3が水素であり、各R4が水素である、請求項3に記載の複合体。
  5. Wが-C(O)NR'-であり、C(O)がフェニル環に結合しており、NR'がLに結合している、請求項1〜4のいずれか一項に記載の複合体。
  6. R1及びR2が、それぞれ、水素を表す、請求項1〜5のいずれか一項に記載の複合体。
  7. リンカーが、1から100個の炭素原子、好ましくは1から50個の炭素原子を有するアルキレンをさらに含み、
    i)アルキレンが、少なくとも1つの不飽和結合を含み、
    ii)アルキレンが、少なくとも1つのヘテロアリーレンを含み、
    iii)アルキレンの炭素原子が、窒素(N)、酸素(O)及び硫黄(S)から選択される1個以上のヘテロ原子により置き換えられ、又は
    iv)アルキレンが、1から20個の炭素原子を有する1つ以上のアルキルでさらに置換されている、
    請求項1から6のいずれか一項に記載の複合体。
  8. リンカーがペプチドを含み、ペプチドが、少なくとも1個の親水性アミノ酸、好ましくは水溶液中で、中性pHにおいて電荷を持つ部分(例えば、アミン、グアニジン又はカルボキシル部分)を有する側鎖を有するアミノ酸を含む、請求項1から7のいずれか一項に記載の複合体。
  9. ペプチドの各アミノ酸が、独立して、アラニン、アスパラギン酸、アスパラギン、グルタミン酸、グルタミン、グリシン、リシン、オルニチン、プロリン、セリン及びトレオニンから選択される、請求項1から8のいずれか一項に記載の複合体。
  10. ペプチドが、少なくとも1個のアスパラギン酸又はグルタミン酸を含む、請求項1から9のいずれか一項に記載の複合体。
  11. ペプチドが、2から20個のアミノ酸を含む、請求項1から10のいずれか一項に記載の複合体。
  12. Wが、-C(O)NR'-を表し、Nが、ペプチド中のN-末端アミノ酸の窒素である、請求項1から11のいずれか一項に記載の複合体。
  13. リガンドが、好ましくはリガンドのC-末端において、イソプレノイド転移酵素により認識されるアミノ酸モチーフを含み、
    リンカーが、チオエーテル結合によりリガンドに共有結合しており、チオエーテル結合が、リガンドのシステインの硫黄原子を含む、請求項1から12のいずれか一項に記載の複合体。
  14. リンカーが、
    により表される、少なくとも1個のイソプレニルユニットをさらに含み、好ましくは、その結果、チオエーテル結合がイソプレニルユニットの炭素原子を含み、nが少なくとも2である、請求項13に記載の複合体。
  15. リンカーが、オキシムをさらに含み、イソプレニルユニットが、オキシムをリガンドに共有結合でつなげる、請求項14に記載の複合体。
  16. リンカーが:
    さらに含む、請求項1から15のいずれか一項に記載の複合体。
  17. リンカーが、
    のいずれかにより表される少なくとも1個のポリエチレングリコールユニットをさらに含む、請求項1から16のいずれか一項に記載の複合体。
  18. リンカーが、1から12個の-OCH2CH2-ユニットを含む、請求項1から17のいずれか一項に記載の複合体。
  19. リンカーが、3から12個の-OCH2CH2-ユニットを含む、請求項1から17のいずれか一項に記載の複合体。
  20. リンカーが、5から12個の-OCH2CH2-ユニットを含む、請求項1から17のいずれか一項に記載の複合体。
  21. リンカーが、6又は12個の-OCH2CH2-ユニットを含む、請求項1から17のいずれか一項に記載の複合体。
  22. リンカーが、3個の-OCH2CH2-ユニットを含む、請求項1から17のいずれか一項に記載の複合体。
  23. リンカーが、-(CH2)r(V(CH2)p)q-、-((CH2)pV)q-、-(CH2)r(V(CH2)p)qY-、-((CH2)pV)q(CH2)r-、-Y(((CH2)pV)q-又は-(CH2)r(V(CH2)p)qYCH2-により表される接続ユニットをさらに含み、
    式中:
    rが0から10の整数であり、
    pが1から10の整数であり、
    qが1から20の整数であり、
    V及びYが、それぞれ独立して、単結合、-O-、-S-、-NR21-、-C(O)NR22-、-NR23C(O)-、-NR24SO2-又は-SO2NR25-であり、
    R21からR25が、それぞれ独立して、水素、(C1〜C6)アルキル、(C1〜C6)アルキル(C6〜C20)アリール又は(C1〜C6)アルキル(C3〜C20)ヘテロアリールである、請求項1から22のいずれか一項に記載の複合体。
  24. リンカーが、-((CH 2 ) p V) q -により表される接続ユニットを含む、請求項23に記載の複合体。
  25. qが4から20の整数である、請求項23又は24に記載の複合体。
  26. qが2から12の整数である、請求項23又は24に記載の複合体。
  27. qが6から20の整数である、請求項23又は24に記載の複合体。
  28. qが2、5又は11である、請求項23又は24に記載の複合体。
  29. rが2である、請求項23から28のいずれか一項に記載の複合体。
  30. pが2である、請求項23から29のいずれか一項に記載の複合体。
  31. V及びYが、それぞれ独立して、-O-である、請求項23から30のいずれか一項に記載の複合体。
  32. rが2であり、
    pが2であり、
    qが2、5又は11であり、
    Vが-O-である、請求項23又は24に記載の複合体。
  33. リンカーが、1,3-双極子環状付加反応、ヘテロ-ディールス-アルダー反応、求核置換反応、非アルドール型カルボニル反応、炭素-炭素多重結合への付加、酸化反応又はクリック反応により形成される結合ユニットをさらに含む、請求項1から32のいずれか一項に記載の複合体。
  34. 結合ユニットが、式A、B、C又はD好ましくはC:
    により表され、式中:
    L1が、単結合、又は1から30個、好ましくは12個の炭素原子を有するアルキレンであり、
    R11が、水素、又は1から10個の炭素原子を有するアルキル、好ましくはメチルであり、
    L2が、1から30個、好ましくは11個の炭素原子を有するアルキレンである、請求項33に記載の複合体。
  35. 結合ユニットが:
    により表され、式中、
    Vが、単結合、-O-、-S-、-NR21-、-C(O)NR22-、-NR23C(O)-、-NR24SO2-又は-SO2NR25-、好ましくは-O-であり、
    R21からR25が、それぞれ独立して、水素、(C1〜C6)アルキル、(C1〜C6)アルキル(C6〜C20)アリール又は(C1〜C6)アルキル(C3〜C20)ヘテロアリールであり、
    rが、1から10の整数、好ましくは2又は3であり、
    pが、0から10の整数、好ましくは1又は2であり、
    qが、1から20の整数、好ましくは1から6であり、
    L1が単結合である、請求項33に記載の複合体。
  36. リンカーが、O-置換オキシムをさらに含み、
    a)オキシムの酸素原子が、オキシムを活性剤に共有結合でつなげる基で置換され、オキシムの炭素原子が、オキシムをリガンドに共有結合でつなげる基で置換されているか、又は
    b)オキシムの酸素原子が、オキシムをリガンドに共有結合でつなげる基で置換され、オキシムの炭素原子が、オキシムを活性剤に共有結合でつなげる基で置換されている、請求項1から35のいずれか一項に記載の複合体。
  37. から選択される構造を含み、式中、Aがリガンドを表し、Bが活性剤を表し、nが1から20の整数である、請求項1に記載の複合体。
  38. リガンドが抗体である、請求項1から37のいずれか一項に記載の複合体。
  39. リガンドが、モノクローナル抗体、ポリクローナル抗体、抗体断片、Fab、Fab'、Fab'-SH、F(ab')2、Fv、一本鎖Fv(「scFv」)、二特異性抗体、直鎖状抗体、二重特異性抗体、多重特異性抗体、キメラ抗体、ヒト化抗体、ヒト抗体又は抗体の抗原結合性部分を含む融合タンパク質である、請求項1から38のいずれか一項に記載の複合体。
  40. 活性剤が、化学療法剤又は毒素である、請求項1から39のいずれか一項に記載の複合体。
  41. 複合体が:
    から選択される構造を含む、請求項1から39のいずれか一項に記載の複合体。
  42. がんを治療するのに使用するための、請求項1から41のいずれか一項に記載の複合体及び少なくとも1つの薬学的に許容される賦形剤を含む、医薬組成物。
  43. 生体分子とプロドラッグを反応させるステップを含む方法であって:
    生体分子が、リガンド及びケトン又はアルデヒドを含み、
    プロドラッグが、アルコキシアミンを含み、
    反応により、オキシムが生成され、それにより、リガンドがプロドラッグに共有結合でつながり、
    好ましくは、リガンドが、CD19又はEGFRに特異的に結合しない
    請求項1から41のいずれか一項に記載のリガンド-薬物複合体を作る方法。
  44. リガンドをイソプレニル化し、それにより、生体分子を生成するステップをさらに含み、
    リガンドが、イソプレノイド転移酵素により認識されるアミノ酸モチーフを含み、
    リガンドをイソプレニル化するステップが、リガンドをイソプレノイド転移酵素及びイソプレノイド転移酵素基質とインキュベートするステップを含み、
    基質が、ケトン又はアルデヒドを含み、
    好ましくは、リガンドが、CD19又はEGFRに特異的に結合しない、請求項43に記載の方法。
  45. リガンドをイソプレニル化するステップを含み、
    リガンドが、イソプレノイド転移酵素により認識されるアミノ酸モチーフを含み、
    リガンドをイソプレニル化するステップが、リガンドをイソプレノイド転移酵素及びイソプレノイド転移酵素基質とインキュベートするステップを含み、
    基質が、活性剤を含み、
    好ましくは、リガンドが、CD19又はEGFRに特異的に結合しない、請求項1から41のいずれか一項に記載のリガンド-薬物複合体を作る方法。
JP2017562979A 2015-11-25 2016-11-23 自壊性基を含む複合体及びそれに関連した方法 Active JP6949732B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US201562260046P 2015-11-25 2015-11-25
US62/260,046 2015-11-25
PCT/IB2016/001772 WO2017089890A1 (en) 2015-11-25 2016-11-23 Conjugates comprising self-immolative groups and methods related thereto

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2019503980A JP2019503980A (ja) 2019-02-14
JP2019503980A5 true JP2019503980A5 (ja) 2020-01-09
JP6949732B2 JP6949732B2 (ja) 2021-10-13

Family

ID=58763083

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017562979A Active JP6949732B2 (ja) 2015-11-25 2016-11-23 自壊性基を含む複合体及びそれに関連した方法

Country Status (11)

Country Link
US (1) US11413353B2 (ja)
EP (1) EP3380124B1 (ja)
JP (1) JP6949732B2 (ja)
KR (1) KR20180079452A (ja)
CN (3) CN117244076A (ja)
AU (1) AU2016359230B2 (ja)
CA (1) CA3006242A1 (ja)
FI (1) FI3380124T3 (ja)
PT (1) PT3380124T (ja)
TW (1) TWI801332B (ja)
WO (1) WO2017089890A1 (ja)

Families Citing this family (34)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP3019559A4 (en) 2013-08-22 2017-04-05 Sony Corporation Water soluble fluorescent or colored dyes and methods for their use
KR101628872B1 (ko) 2014-05-28 2016-06-09 주식회사 레고켐 바이오사이언스 자가-희생 기를 포함하는 화합물
WO2016138461A1 (en) 2015-02-26 2016-09-01 Sony Corporation Water soluble fluorescent or colored dyes comprising conjugating groups
WO2017051254A1 (en) * 2015-09-25 2017-03-30 Legochem Biosciences, Inc. Compositions and methods related to anti-egfr antibody drug conjugates
WO2017051249A1 (en) 2015-09-25 2017-03-30 Legochem Biosciences, Inc. Compositions and methods related to anti-cd19 antibody drug conjugates
EP3380126A4 (en) 2015-11-25 2019-07-24 LegoChem Biosciences, Inc. ANTIBODY-MEDICINAL CONJUGATES COMPRISING BRANCHED LINKS AND RELATED METHODS
CN117244076A (zh) 2015-11-25 2023-12-19 乐高化学生物科学股份有限公司 包含自降解基团的缀合物及其相关方法
US11167040B2 (en) 2015-11-25 2021-11-09 Legochem Biosciences, Inc. Conjugates comprising peptide groups and methods related thereto
EP3436529A1 (en) 2016-04-01 2019-02-06 Sony Corporation Ultra bright dimeric or polymeric dyes
WO2017197144A1 (en) 2016-05-11 2017-11-16 Sony Corporation Ultra bright dimeric or polymeric dyes
RU2019110875A (ru) 2016-09-13 2020-10-15 Аллерган, Инк. Небелковые композиции клостридиального токсина
KR101938800B1 (ko) 2017-03-29 2019-04-10 주식회사 레고켐 바이오사이언스 피롤로벤조디아제핀 이량체 전구체 및 이의 리간드-링커 접합체 화합물
US11629122B2 (en) 2017-05-24 2023-04-18 The Board Of Regents Of The University Of Texas System Linkers for antibody drug conjugates
KR20200083605A (ko) 2017-11-16 2020-07-08 소니 주식회사 프로그램가능한 중합체성 약물
US11874280B2 (en) 2018-03-19 2024-01-16 Sony Group Corporation Use of divalent metals for enhancement of fluorescent signals
WO2019183270A1 (en) * 2018-03-23 2019-09-26 The Regents Of The University Of California Puromycin-based probes and methods of use thereof
TW202000239A (zh) * 2018-05-09 2020-01-01 韓商樂高化學生物科學股份有限公司 與抗cd19抗體藥物結合物相關之組合物及方法
JP2022516911A (ja) * 2019-01-03 2022-03-03 レゴケム バイオサイエンシズ, インク. 安定性が向上したピロロベンゾジアゼピン二量体化合物及びその用途
KR20200084802A (ko) * 2019-01-03 2020-07-13 주식회사 레고켐 바이오사이언스 안전성이 향상된 피롤로벤조디아제핀 이량체 화합물 및 이의 용도
WO2020222573A1 (ko) * 2019-05-02 2020-11-05 주식회사 레고켐 바이오사이언스 트리스 구조를 가지는 링커를 포함하는 리간드-약물 접합체
CN113727734A (zh) * 2019-05-02 2021-11-30 乐高化学生物科学股份有限公司 包含具有tris结构的连接子的配体-药物偶联物
KR20210028544A (ko) 2019-09-04 2021-03-12 주식회사 레고켐 바이오사이언스 인간 ror1에 대한 항체를 포함하는 항체 약물 접합체 및 이의 용도
KR20230012097A (ko) 2019-09-26 2023-01-25 소니그룹주식회사 링커 그룹을 갖는 중합체성 탠덤 염료
AR120218A1 (es) * 2019-10-15 2022-02-02 Heidelberg Pharma Res Gmbh Conjugados de amatoxina y anticuerpo específico de linfocitos b
KR102326738B1 (ko) * 2019-12-12 2021-11-15 고려대학교 산학협력단 다중약물내성 극복을 위한 항암 약물전구체
JP2023508508A (ja) 2019-12-31 2023-03-02 レゴケム バイオサイエンシズ, インク. ピロロベンゾジアゼピン誘導体及びそのリガンド-リンカー接合体
CN112679448B (zh) * 2020-12-31 2022-08-19 苏州昊帆生物股份有限公司 N-(2-氨基乙基)吗啉的制备方法
EP4301782A1 (en) 2021-03-05 2024-01-10 Go Therapeutics, Inc. Anti-glyco-cd44 antibodies and their uses
EP4321180A1 (en) * 2021-03-30 2024-02-14 LegoChem Biosciences, Inc. Antibody-drug conjugate including antibody against human cldn18.2, and use thereof
WO2023014863A1 (en) 2021-08-05 2023-02-09 Go Therapeutics, Inc. Anti-glyco-muc4 antibodies and their uses
CN113636931B (zh) * 2021-08-05 2024-02-13 康龙化成(宁波)科技发展有限公司 基因编码化合物库起始头片段化合物及其在基因编码化合物库合成上的应用
CN113979889A (zh) * 2021-11-09 2022-01-28 西安康福诺生物科技有限公司 一种双官能化聚乙二醇基胺的合成方法
GB202203070D0 (en) 2022-03-04 2022-04-20 Iksuda Therapeutics Ltd Anti-canag antibody conjugate
GB202210407D0 (en) 2022-07-15 2022-08-31 Iksuda Therapeutics Ltd Folate receptor targeting antibody-drug conjugates

Family Cites Families (70)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4816567A (en) 1983-04-08 1989-03-28 Genentech, Inc. Recombinant immunoglobin preparations
US5225539A (en) 1986-03-27 1993-07-06 Medical Research Council Recombinant altered antibodies and methods of making altered antibodies
US5112739A (en) 1988-08-02 1992-05-12 Polaroid Corporation Enzyme controlled release system
GB8823869D0 (en) 1988-10-12 1988-11-16 Medical Res Council Production of antibodies
US5175384A (en) 1988-12-05 1992-12-29 Genpharm International Transgenic mice depleted in mature t-cells and methods for making transgenic mice
EP0546073B1 (en) 1990-08-29 1997-09-10 GenPharm International, Inc. production and use of transgenic non-human animals capable of producing heterologous antibodies
US5545806A (en) 1990-08-29 1996-08-13 Genpharm International, Inc. Ransgenic non-human animals for producing heterologous antibodies
US5635483A (en) 1992-12-03 1997-06-03 Arizona Board Of Regents Acting On Behalf Of Arizona State University Tumor inhibiting tetrapeptide bearing modified phenethyl amides
DE614989T1 (de) 1993-02-17 1995-09-28 Morphosys Proteinoptimierung Verfahren für in vivo Selektion von Ligandenbindende Proteine.
DE19512484A1 (de) 1995-04-04 1996-10-17 Bayer Ag Kohlenhydratmodifizierte Cytostatika
DE19544393A1 (de) 1995-11-15 1997-05-22 Hoechst Schering Agrevo Gmbh Synergistische herbizide Mischungen
EP0795334B1 (de) 1996-03-12 2006-02-01 Sanofi-Aventis Deutschland GmbH Neuartige Prodrugs für die Therapie von Tumoren und entzündlichen Erkrankungen
US6218519B1 (en) 1996-04-12 2001-04-17 Pro-Neuron, Inc. Compounds and methods for the selective treatment of cancer and bacterial infections
US6759509B1 (en) 1996-11-05 2004-07-06 Bristol-Myers Squibb Company Branched peptide linkers
CA2264610A1 (en) 1996-11-05 1998-05-14 Bristol-Myers Squibb Company Branched peptide linkers
EP1391213A1 (en) 2002-08-21 2004-02-25 Boehringer Ingelheim International GmbH Compositions and methods for treating cancer using maytansinoid CD44 antibody immunoconjugates and chemotherapeutic agents
AU2003250323A1 (en) 2002-08-22 2004-03-11 Neurosearch A/S A method of preparing enantiomers of indole-2,3-dione-3-oxime derivatives
JP2006510626A (ja) 2002-12-05 2006-03-30 シエーリング アクチエンゲゼルシャフト 増殖疾患の処理における部位特異的供給のためのエポチロン類似体
SG10201701737XA (en) 2003-11-06 2017-04-27 Seattle Genetics Inc Monomethylvaline compounds capable of conjugation to ligands
TW200539855A (en) 2004-03-15 2005-12-16 Wyeth Corp Calicheamicin conjugates
BRPI0515113A (pt) 2004-09-10 2008-07-01 Wyeth Corp anticorpos anti-5t4 humanizados e conjugados de anticorpo anti-5t4/caliqueamicina
HUE035853T2 (en) * 2005-07-18 2018-05-28 Seattle Genetics Inc Beta-glucuronide-linker-drug conjugates
CN101287500A (zh) 2005-08-19 2008-10-15 恩多塞特公司 多药物配体缀合物
KR20090057235A (ko) 2006-09-15 2009-06-04 엔존 파마슈티컬즈, 인코포레이티드 리신계 폴리머 링커
CN103073641B (zh) 2006-11-10 2015-01-21 株式会社立富泰克 在体内具有抗肿瘤活性的抗人Dlk-1抗体
CL2007003622A1 (es) 2006-12-13 2009-08-07 Medarex Inc Anticuerpo monoclonal humano anti-cd19; composicion que lo comprende; y metodo de inhibicion del crecimiento de celulas tumorales.
EP2188297B1 (en) 2007-08-01 2012-02-01 Council of Scientific & Industrial Research Pyrrolo [2,1-c][1, 4] benzodiazepine-glycoside prodrugs useful as a selective anti tumor agent
CA2759733C (en) 2009-04-23 2019-09-03 The United States Of America, As Represented By The Secretary, Department Of Health And Human Services Anti-human ror1 antibodies
WO2011066418A1 (en) 2009-11-25 2011-06-03 Academia Sinica The tumor-selective anti-cancer prodrug bqc-g
FR2960153B1 (fr) 2010-05-20 2012-08-17 Centre Nat Rech Scient Nouveaux bras autoreactifs et prodrogues les comprenant
US9591882B2 (en) 2010-08-05 2017-03-14 Robert LaGrand Duffin Absorbent sleeve
US9228023B2 (en) 2010-10-01 2016-01-05 Oxford Biotherapeutics Ltd. Anti-ROR1 antibodies and methods of use for treatment of cancer
KR20120107741A (ko) * 2011-03-22 2012-10-04 한국생명공학연구원 패혈증 단백질 치료제의 효능 분석 및 스크리닝 방법
KR101438265B1 (ko) 2011-04-04 2014-09-05 한국생명공학연구원 Dlk1 특이적 인간 항체 및 이를 포함하는 약학적 조성물
EP2702522A4 (en) 2011-04-29 2015-03-25 Hewlett Packard Development Co SYSTEMS AND METHOD FOR IN-STORAGE PROCESSING OF EVENTS
US20120308584A1 (en) * 2011-05-08 2012-12-06 Legochem Biosciences, Inc. Protein-active agent conjugates and method for preparing the same
SI2750713T1 (sl) 2011-10-14 2016-01-29 Medimmune Limited Pirolobenzodiazepini in njihovi konjugati
JP6393617B2 (ja) 2011-10-14 2018-09-19 シアトル ジェネティクス,インコーポレーテッド ピロロベンゾジアゼピンおよび標的コンジュゲート
US9884123B2 (en) 2012-01-03 2018-02-06 Invictus Oncology Pvt. Ltd. Ligand-targeted molecules and methods thereof
ES2658888T5 (es) 2012-12-21 2021-10-19 Medimmune Ltd Pirrolobenzodiazepinas y conjugados de las mismas
KR20220041957A (ko) 2013-03-15 2022-04-01 아비에 도이치란트 게엠베하 운트 콤파니 카게 항-egfr 항체 약물 접합체 제형
WO2014194030A2 (en) 2013-05-31 2014-12-04 Immunogen, Inc. Conjugates comprising cell-binding agents and cytotoxic agents
EP3054984A1 (en) 2013-10-11 2016-08-17 Medimmune Limited Pyrrolobenzodiazepine-antibody conjugates
MX2021008464A (es) 2013-10-15 2023-03-03 Seattle Genetics Inc Farmaco-enlazadores modificados con polietilenglicol para la farmacocinetica mejorada de conjugados de ligando-farmaco.
WO2015079376A1 (en) 2013-11-26 2015-06-04 Novartis Ag Methods for oxime conjugation to ketone-modified polypeptides
IL290330B2 (en) 2013-12-19 2023-09-01 Seagen Inc Methylene carbamate binders for use with drug-targeting conjugates
EP2913064A1 (en) 2014-02-26 2015-09-02 celares GmbH Branched drug-linker conjugates for the coupling to biological targeting molecules
KR101628872B1 (ko) 2014-05-28 2016-06-09 주식회사 레고켐 바이오사이언스 자가-희생 기를 포함하는 화합물
TWI805109B (zh) 2014-08-28 2023-06-11 美商奇諾治療有限公司 對cd19具專一性之抗體及嵌合抗原受體
KR20170053648A (ko) 2014-09-11 2017-05-16 시애틀 지네틱스, 인크. 삼차 아민-함유 약물 물질의 표적화된 전달
MX2017007637A (es) 2014-12-09 2017-09-05 Abbvie Inc Compuestos inhibidores de bcl-xl y conjugados de anticuerpo-farmaco que los incluyen.
KR20160080832A (ko) * 2014-12-29 2016-07-08 주식회사 레고켐 바이오사이언스 리피바디 유도체-약물 복합체, 그 제조방법 및 용도
WO2016115559A1 (en) 2015-01-16 2016-07-21 Juno Therapeutics, Inc. Antibodies and chimeric antigen receptors specific for ror1
US10844090B2 (en) 2015-01-30 2020-11-24 Sutro Biopharma, Inc. Hemiasterlin derivatives for conjugation and therapy
WO2017051254A1 (en) 2015-09-25 2017-03-30 Legochem Biosciences, Inc. Compositions and methods related to anti-egfr antibody drug conjugates
WO2017051249A1 (en) 2015-09-25 2017-03-30 Legochem Biosciences, Inc. Compositions and methods related to anti-cd19 antibody drug conjugates
CN114470192A (zh) 2015-10-13 2022-05-13 优瑞科生物技术公司 对人类cd19具有专一性的抗体药剂和其用途
EP3380126A4 (en) 2015-11-25 2019-07-24 LegoChem Biosciences, Inc. ANTIBODY-MEDICINAL CONJUGATES COMPRISING BRANCHED LINKS AND RELATED METHODS
CN117244076A (zh) 2015-11-25 2023-12-19 乐高化学生物科学股份有限公司 包含自降解基团的缀合物及其相关方法
US11167040B2 (en) 2015-11-25 2021-11-09 Legochem Biosciences, Inc. Conjugates comprising peptide groups and methods related thereto
GB201617466D0 (en) 2016-10-14 2016-11-30 Medimmune Ltd Pyrrolobenzodiazepine conjugates
CA3040812A1 (en) 2016-11-04 2018-05-11 Novimmune Sa Anti-cd19 antibodies and methods of use thereof
KR101938800B1 (ko) 2017-03-29 2019-04-10 주식회사 레고켐 바이오사이언스 피롤로벤조디아제핀 이량체 전구체 및 이의 리간드-링커 접합체 화합물
TWI804499B (zh) 2017-06-23 2023-06-11 美商維洛斯生物公司 Ror1抗體免疫接合物
KR20190018400A (ko) 2017-08-14 2019-02-22 주식회사 레고켐 바이오사이언스 EGFRvIII에 대한 항체를 포함하는 항체 약물 접합체
WO2019050362A2 (ko) 2017-09-08 2019-03-14 주식회사 와이바이오로직스 인간 dlk1에 대한 항체 및 이의 용도
TW202000239A (zh) 2018-05-09 2020-01-01 韓商樂高化學生物科學股份有限公司 與抗cd19抗體藥物結合物相關之組合物及方法
WO2019225777A1 (ko) 2018-05-23 2019-11-28 에이비엘바이오 주식회사 항-ror1 항체 및 그 용도
WO2020180121A1 (ko) 2019-03-06 2020-09-10 주식회사 레고켐 바이오사이언스 인간 dlk1에 대한 항체를 포함하는 항체 약물 접합체 및 이의 용도
KR20210028544A (ko) * 2019-09-04 2021-03-12 주식회사 레고켐 바이오사이언스 인간 ror1에 대한 항체를 포함하는 항체 약물 접합체 및 이의 용도

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2019503980A5 (ja)
JP2019503981A5 (ja)
JP2019503979A5 (ja)
US11975076B2 (en) Antibody-drug conjugates comprising branched linkers and methods related thereto
KR101921068B1 (ko) 단백질-활성제 접합체 및 이의 제조 방법
US11413353B2 (en) Conjugates comprising self-immolative groups and methods related thereto
US11167040B2 (en) Conjugates comprising peptide groups and methods related thereto
US20190169601A1 (en) Recognition tags for tgase-mediated conjugation
JP7256751B2 (ja) β-ガラクトシドが導入された自己犠牲リンカーを含む化合物
JPWO2019215510A5 (ja)
JP2022530482A (ja) トリス構造を有するリンカーを含むリガンド―薬物複合体
US20240131178A1 (en) Antibody-drug conjugate including antibody against human cldn18.2, and use thereof
KR102501394B1 (ko) 트리스 구조를 가지는 링커를 포함하는 리간드-약물 접합체
JPWO2020180121A5 (ja)
RU2021128538A (ru) Коньюгаты антитело-лекарственное средство, включающие антитело против человеческого dlk1, и их применение
WO2022214054A1 (en) Conjugate and the preparing method and use thereof