JP2019503772A - 流体状またはペースト状製品をケラチン性繊維に塗布する用具 - Google Patents

流体状またはペースト状製品をケラチン性繊維に塗布する用具 Download PDF

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Abstract

【課題】第一のプラスチック材料で出来ている軸芯と、一種以上の他の材料で出来ている可撓性の細枝部を備えてなる、多種材料製塗布用具を提供する。【解決手段】この発明は、ケラチン性繊維に流体状またはペースト状の製品を塗布するための塗布用具に関し、この塗布用具は、長手方向軸線XXに沿って延びる細長の軸芯(1)と、長手方向に向いていて前記長手方向軸芯に少なくとも1つの第一の点において嵌まり込んだ少なくとも1つの柔軟な可撓性の細枝部(2)を備えてなり、軸芯および少なくとも1つの細枝部は、射出成型により一体に作られている。この発明によると、軸芯は、第一のプラスチック材料で出来ており、少なくとも一つの細枝部は、少なくとも1つの第二のプラスチック材料で出来ている。【選択図】図1

Description

この発明は、まつげまたはまゆ毛などのケラチン性繊維に流体状またはペースト状の製品を塗布するための塗布具の分野に関する。具体的には、この発明がカバーする塗布具は、化粧品、メーキャップ製品またはスキンケア製品を髪の毛、まつげまたはまゆ毛に塗布することを可能にするものである。また、それは、化粧品を各人の皮膚に塗布するのに使用することもできる。
知られている様式では、このような塗布具は、本質的に2つの要素を備えている。細長い形を有する1つの軸芯(コア)と、その上に少なくとも一列の歯またはピンまたは突起が配置されている。これがこのタイプの塗布具を製造する最も簡単なやり方である。
この種の製品を開示する多くの文献が知られており、それらは、とりわけ、容易で簡単で信頼性の高い要領で均質な仕上がりとなるように、適切な製品を装填しそして塗布するのを可能にすることを目的としている。問題の分野では、そのような塗布具は、装填する機能、分離する機能、画定する機能、またはさらには巻き毛にする機能を果たさなければならないと言われている。
複数の毛条片が規則的にかつ個々に植えつけられた支持物を有するメーキャップブラシが、以前から既に知られており、例えば、文献FR特許第2,505,633号で知られている。その発明の特徴の1つによれば、支持物と毛条片(またはピン、または突起)が、単一の成型可能な材料を射出成型することにより形成される。
さらに例を挙げると、文献FR特許第2,850,549号が、ケラチン性繊維に製品を塗布するためのブラシであって、複数の毛条片を支持する軸芯(コア)を備えていて、その少なくとも一部がカールして延びているものを開示している。
また、文献FR特許第2,902,984号が、軸芯と、その軸芯の外表面に対してそれぞれ異なる方向に向いた少なくとも2列の複数の歯とを含んでなる塗布具を開示している。このタイプの塗布具は、特に、歯がまつげの間などを通り抜けること、まつげの上に製品を滑らかに延ばすこと、そしてそれを分離することについて、製品の塗布を改善することを意図している。
文献EP特許第1,593,320号も知られており、それには互いに相対的に動き得る複数の部分、とりわけ、調節素子が軸方向に摺動できる支持部材を有して出来ているマスカラ塗布具が記載されている。この可動性は、その支持素子の変形可能な部分の両端の間の距離を変えることを可能にしている。当該両端の間の距離を変更し、もって調節素子の動きの下に放射方向に変形可能な部分を備えてなる塗布具の外容積を変更するのは、実際の使用者である。したがって、この先行文献は、長手の軸芯と1つのブロックを形成し当該長手の軸芯に少なくとも2点で嵌まり込んでいる少なくとも1つの柔軟な細枝部(tige)を開示していない。
特許出願FR2,506,581A1も知られており、それには、上記に開示したのと同じタイプのもので、互いに相対的に可動な複数の部分で出来ているメーキャップブラシが記載されている。
フランス特許FR2,963,215からも知られているが、塗布用具を構成する複数の歯の柔軟性を調節および/または制御することを可能にした塗布用具があり、その用具は、よって1つの軸芯と複数列のピンで出来ており、第一の一連のピンが軸芯から長手の細枝部(tige)へと延びているとともに、第二の一連のピンが当該細枝部に接続された第一の端と自由端である第二の端を有している。このタイプの塗布具は、歯(またはピン)の柔軟性を調節および/または制御することを可能にしている。しかしながら、そのような塗布具は、放射方向(半径方向)の柔軟性を欠いており、その放射方向の変形可能性は非常に低く、そのことは、塗布すべき製品の容器の出口に設けられたぬぐい部(ワイパー)と称される円環状要素を通り抜けなければならないときに欠点である。確かに、「装填量」、つまり、この用具によって掬い上げられる製品の分量は、最適ではなく、そのような公知の用具を使うとまつげへの正しい塗布には不十分であろう。
先行技術には、欧州特許出願EP11,817,345もあり、それには、ケラチン性繊維に流体状またはペースト状の製品を塗布するための用具が記載されており、その用具は、長手方向軸線XXに沿って延びる細長の軸芯を備えてプラスチック材料で射出成型により一体に出来ていて、さらに、長手方向に向けられ前記長手の軸芯に少なくとも1つの第一の点と1つの第二の点で嵌まり込んで長手方向軸線XXに垂直な少なくとも1つの曲がり区域が設けられている少なくとも1つの柔軟な可撓性の細枝部を備えている。ピンまたは突起は、軸芯および/または柔軟な細枝部に設けられると好都合であろう。この塗布具で得られる曲がりは興味深いものであるが、この用具は射出成型された単一のプラスチック材料で出来ているので、ここでは幾何学的な違いのみによりその曲がりを変えることが可能である。
したがって、このタイプの塗布具で得られる技術的特徴には限界がある。加えて、使用されるプラスチック材料のレオロジー(流動性)は、軸芯上および柔軟な細枝上に存在するピン(または、突起)のための可能な幾何学的形状を制限し、特具全体にわたって似たような形状および寸法にしなければならない。本発明により提供される利点を読むと分かるように、このことは、特筆すべき技術的欠点である。
二種の異なる材料で出来た塗布具に関しては、特許出願EP2,676,781A1が知られており、2種の材料で出来た軸芯を有し、その軸芯の上に同じ2種の材料で出来た複数のピンが各一端を下にして立てられている塗布具を示している。クレイムされている製造方法は、比較的複雑であり、その方法では、特定の決まり切った形および幾何学的形状しか作ることができない。そのような方法で出願EP11,817,345にあるような柔軟な細枝部を形成することは、決して意図されていない。
FR2,505,633 FR2,850,549 FR2,902,984 EP1,593,320 FR2,506,581A1 FR2,963,215 欧州特許出願EP11,817,345 特許出願EP2,676,781A1
この発明は、従来技術の欠点を克服することを目的とし、とりわけ、軸芯が第一のプラスチック材料で出来ていて、可撓性の細枝部が一種以上の他の材料で出来ている、多種材料製塗布具を提供することを目的とする。
したがって、この発明は、ケラチン性繊維に流体状および/またはペースト状の製品を塗布するための用具に関し、当該用具は、長手方向軸線XXに沿って延びる細長の軸芯(コア)と、長手方向に向けられ長手の軸芯に少なくとも1つの第一の点で嵌まり込んだ少なくとも一つの柔軟な可撓性の細枝部とを備えてなり、軸芯と前記少なくとも1つの細枝部が射出成型により一体に得られるものである。
この発明の第一の面によれば、軸芯は、第一のプラスチック材料で出来ており、前記少なくとも1つの細枝部は、少なくとも1つの第二のプラスチック材料で出来ている。
当業者は、要求に最も適していてかつ射出段階および成型段階の間に良好な挙動を呈するプラスチック材料、または熱可塑性ポリマーを選択する。とりわけ、プラスチック材料の化学的性質および硬さは、ケラチン性繊維にまたは使用者の皮膚に塗布されるべき化粧品の組成に適合させることができる。
この発明の一実施形態によると、前記少なくとも1つの柔軟な細枝部は、軸芯の第一の端部の近くおよび/または軸芯の第二の端部の近くに嵌まり込んでいる。
より特定的には、この用具は、第二のプラスチック材料で形成された少なくとも1つの第一の柔軟な細枝部と、第三のプラスチック材料で形成された少なくとも1つの第二の柔軟な細枝部とを備えている。
興味深いことに、この塗布用具は、軸芯および/または前記少なくとも1つの細枝部から生えていてそれらの上に設けられた突起(または、ピン)も備えている。非常に興味深いことに、この発明による塗布用具は、それぞれ軸芯および可撓性の細枝部から生えている異なる材料で出来たピンを有することができる。この発明による用具が出来ているプラスチック材料は、関連する化粧品組成物の容量と直接の関係を有し、その挙動はそれに応じて異なってくる。
突起は、好ましくは、細長い形を有し、長手方向軸線XXに関して実質的に放射状(半径方向)に向けられている。
この発明の1つの具体的な実施形態によると、前記少なくとも1つの柔軟な細枝部は、同じ長手方向平面に属する2つの細長い部分で出来ており、その2つの部分は、互いに実質的に平行で湾曲していて、少なくとも1点で一緒に軸芯に嵌まり込んでいる。このようにして、長手方向に「補強された」細枝部が提供される。
柔軟な細枝部の前記2つの細長い部分は、好ましくは、軸芯の両端近くの2つの点で一緒に嵌まり込んでいる。
この発明の範囲から逸脱しないで、前記突起は、前記細枝部の少なくとも1つの上に設けることができ、そして正面図において花びら形とすることができる。
さらに、軸芯の一方の端には、第二のプラスチック材料で出来た突起を設けることができる。
さらに、軸芯を構成する材料と前記少なくとも1つの細枝部を構成する1つ以上の材料との間の最小硬度差は、ショアA硬さ=5またはショアD硬さ=5である。
この発明の他の実施形態によると、軸芯は、軸線XXに沿った実質的に細長い羽根の形を有しており、前記細枝部は、外側の長手縁を介して化粧品組成物を皮膚の上に広げることができ、軸芯と細枝部は、実質的に同一長手方向平面内に配置されている。細枝部の外側縁は、とりわけ、使用者の皮膚の上に組成物を広げることを可能にしている。ここに、細枝部は、アイライナーの役を果たし、ここに、軸芯は、その外表面上に一端を下にして、好ましくは、当該表面に垂直に立っている突起を備えている。突起は、まつげなどケラチン性繊維に適当な組成物を広げることが可能である。ここに、少なくとも2つの機能、つまり、少なくとも1つの組成物を皮膚の上に広げることおよびケラチン性繊維の上に広げることを果たす用具が作られる。
この発明によれば、前記少なくとも1つの柔軟な細枝部は、その両端のところで嵌まり込んでおり、凸形状を有し、同じ長手方向平面に属する補強用の凹部が設けられている。
さらに、前記少なくとも1つの細枝部は、波状の形状を有することができる。1つ以上の波状湾曲(波)が当該波状形状を構成することができる。少なくとも2つの方向に向いて並置された直線状の断片部が前記細枝部の少なくとも1つを構成することができる。
この発明の他の特徴および利点は、添付の図面を参照して以下の説明から明らかになるであろう。
第一のプラスチック材料で出来ている軸芯と、一種以上の他の材料で出来ている可撓性の細枝部とを備えてなる、多種材料製塗布具を提供することができる。
この発明の第一の実施形態による塗布用具の斜視図である。 図1の用具の正面図である。 この発明の第二の実施形態による斜視図である。 図2による用具の正面図である。 第三の実施形態による用具の側面図である。 第一の形状を有する細長の細枝部が設けられた塗布用具の側面図を示す線図である。 別の形状を有する細長の細枝部が設けられた塗布用具の側面図を示す線図である。 別の形状を有する細長の細枝部が設けられた塗布用具の側面図を示す線図である。 別の形状を有する細長の細枝部が設けられた塗布用具の側面図を示す線図である。 別の形状を有する細長の細枝部が設けられた塗布用具の側面図を示す線図である。 別の形状を有する細長の細枝部が設けられた塗布用具の側面図を示す線図である。 別の形状を有する細長の細枝部が設けられた塗布用具の側面図を示す線図である。 二重アーチで構成された単一の可撓性の細長い細枝部を備えてなる二材料製塗布具の側面図である。 複数の二重アーチタイプの細長い細枝部を備えてなる三材料製塗布具の斜視図である。 図12の変形であり、各々が二材料製である複数の二重アーチタイプの細枝部を示す。 花びら形のピンが設けられた複数の可撓性の細枝部を有する二材料製塗布具の図である。 図14の塗布具の正面図である。 図14の実施形態の変形例の斜視図である。 その全長で実質的に羽根形状の塗布具の変形例を示す。 その全長で実質的に羽根形状の塗布具の変形例を示す。
さらに明確にするために、同一のまたは類似の要素は、全部の図面において同一の参照符号により同定される。
図1は、この発明の第一の実施形態を示し、それによると、塗布用具は、例えば円柱形で長手方向軸線XXに沿って細長い軸芯1とともに、長手方向に向けられた可撓性の柔軟な細枝部(tige)2を備えている。ここに、細枝部2は軸芯1に2点において嵌まり込んでおり、第一の点は、軸芯1の第一の端10の近くの箇所であり、第二の点は、軸芯1の第二の端11の近くの箇所である。第一の端は、この明細書では、「近位端」と称されることもでき、他方、軸芯1の第二の端11は、「遠位端」と称されることができる。図1による塗布具は、細長で一端を下にして軸芯1上におよび細枝部2上に立てられているピン13、23も備えている。ピン13、23は、好ましくは、軸芯1に対して放射方向に向けられており、その数は当業者により選択されており、その密度および長さもそうである。これらのパラメータは、とりわけ、塗布されるべき化粧品組成物(または、流体状および/またはペースト状製品)の性質の関数として選択される。
図1Aは、遠位端11から見た正面図で、そのような塗布用具を示す。この図は、遠位端11がここでは球形の延長部分20でいくぶん覆われていて、そこからピンが生えていることも示している。球部分20上にピンが存在することは、軸芯1上にピン13が存在することと同様に、選択随意である。細枝部2から出るピン23が少なくとも設けられている。
注目すべきことに、軸芯1および前記細枝部2は、異なるプラスチック材料で出来ており、射出成型により一体に得られる。射出段階と型外し段階の間に良好な挙動を有する熱可塑性ポリマーが当業者により好都合に選択される。この特徴は、ポリマーの化学的性質および硬さを塗布されるべき化粧品組成物の挙動に適合させることを可能にする。とりわけ、軸芯およびピンの上での組成物または化学式物質の濡れ性および接着挙動は、塗布具の化学的性質に応じて異なる。各タイプの化学式物質は、特有の粘性と表面張力を有しているので、所与のプラスチック材料に関して決まった挙動を有する。塗布具を型で製造するために使われる材料は、その表面を「濡らし」てそこに「接着する」化学組成物の能力に依存し直接影響される。とりわけ、化学組成物は、塗布具の表面の性質に応じて多かれ少なかれ塗布具の表面に保たれる。化学組成物の容器の首部に配置された一種のリングである拭い部(ワイパー)を塗布具が繰返し通り抜けるよう意図されているということが分かっていると、この効果は非常に重要である。通り抜ける度に、ある分量の組成物が塗布具に付着したまま残り、残りの分量が容器の内部に捕らえられる。
実例を挙げると、軸芯1に使われる第一のプラスチックは、SEBS(ポリスチレン−b−ポリ(エチレンブチレン)−b−ポリスチレンまたはPP/EPDM(エチレン−プロピレン−ジエン−モノマーなどのTPE(熱可塑性エラストマー)であり、可撓性の細枝部に使われる第二のプラスチック材料は、Hytrel(商標)またはPE(ポリエチレン)ファミリーに属するTPEである。明らかに、軸芯1から生えているピン13は、第一の材料で出来ており、可撓性の細枝部2から生えているピン23は、第二の材料で出来ている。このように、可撓性の細枝部2および軸芯1として異なるピン形状を提供することが可能である。この特徴は、意図することができ、従来の流動学(レオロジー)の法則と適合し、もし塗布具が従来技術におけるように単一の材料で型成型されると、この可能性は存在しない。したがって、この発明による塗布具を型成型で単一部品として製造するために複数のプラスチック材料を使うことから、一定の決定的な利点がもたらされる。
以下に説明するように、ピンは細長い形を有しているが、この発明の範囲を逸脱しないで多種多様な形を目論むことができる。ピンは、必ずしも真っ直ぐでなくてもよく、曲がっていることも可能で、全部が同じ方向に曲がっていてもそうでなくてもよい。また、ピンは、鉤形であることも可能である。
軸芯1に使われる第一のプラスチック材料と柔軟な細枝部に使われる第二のプラスチック材料の間の硬度差は、ショアA硬さ=5とショアD硬さ=5の間である。実例を挙げると、第一のプラスチック材料は、ショアA硬さ=70の硬さを有しており、第二のプラスチック材料は、ショアA硬さ=90である。
図2は、設けられている可撓性の細枝部2の数が図1のものと異なる実施形態を示し、ここでは2つの可撓性細枝部2が設けられており、同じ長手方向平面内に、つまり、180度の角度隔てて配置されている。この実施例によると、2つの細枝部は、同じ形で同じ大きさを有している。図2Aは、長手方向平面に関して対称であるこの配置を明瞭に示している。各細枝部2は、軸芯1の材料とは異なる同じ材料で出来ている。
図3は、軸芯の端部10、11の近くで各々嵌まり込んでいる凸形をした2つの細枝部2が設けられた一実施形態を示す。両細枝部は、1つの長手方向平面に属する。複数の真っ直ぐなピン13が軸芯1から生えており、複数の曲がったピン23が各可撓性の細枝部2から生えている。真っ直ぐなピン13は、共通の長手方向平面内に位置する平らな表面を有することもできる。
図4〜10は、可撓性の細枝部2の各種変形例を線図的に示し、これにより、可撓性の細枝部が軸芯の両端においてだけでなく1つまたは2つの追加の点においても嵌まり込んでいることができるということが理解できる。
図4は、2つの細枝部2を示しており、1つのもの2Aは、両端と1つの中間点で嵌まり込んでおり、第二のもの2Bは、両端と2つの中間点で嵌まり込んでいる。
図5は、実質的に両端で嵌まり込んでいる単一の細枝部2Cが設けられている実施例を示す。細枝部2Cは、その長手に沿って3つの波状湾曲のある波状の形状を有している。
図6は、180度の角度隔てて同一の長手方向平面内に延びる2つの細枝部2D、2Eを持った実施形態を示す。各細枝部2D、2Eは、実質的にXX軸線に沿って延びる真っ直ぐな主部分と、実質的に主部に垂直に延びる2つの部分とを有している。一実施形態のこの実施例の利点は、ということにある。
図7は、実質的に長手方向の主部分と、軸芯1の各端10、11の近くで各々嵌まり込んでいる2つの垂直部分とを有する単一の可撓性細枝部2Fを示す。
図8は、実質的に同じ長手方向平面に属する2つの可撓性の細枝部2G、2Hが設けられた塗布具に関し、細枝部2Gは、長手方向軸線XXに平行に延びる波状部分と、波状部分の両端にそれぞれ接続され、軸芯1にそれぞれ嵌まり込んだ2つの垂直部分またはタブとを有している。細枝部2Hは、凸に曲がっていて、実質的に細枝部2Gと同じ箇所で嵌まり込んでいる。
図9は、軸芯1に各1点で嵌まり込んだ2つの可撓性の細枝部2Iが設けられた塗布具を示し、具体的に説明すると、各細枝部2Iは、軸芯の各端部10、11の近くに付けられており、さらに、各可撓性の細枝部は、第二の端が自由端である。これは、各細枝部2Iの一端が自由端になっていることにより、前述の諸実施例におけるよりも高い可撓性を生み出している。より長いまたはより短い長手方向のスペースが設けられ、当業者が状況に応じてこの寸法パラメータを定める。この長手方向のスペースは、軸芯1の長さの10%のオーダーであることができる。
図10は、図9のものと可撓性の細枝部2Jの長手方向の構成で異なる実施例を示し、3つの可撓性の細枝部2Jが一点で軸芯1に嵌まり込んでいて、別の端が自由端になっている。別の可撓性の細枝部が、その両端で嵌まり込んでいる。軸芯の各端10、11の近くに嵌まり込み部設がけられ、中間の嵌まり込み部も設けられている。
図11は、同じ長手方向平面に属する2つの細長の部分21、22で細枝部2が出来ている実施形態を示す。実質的に長手方向軸線XXに平行に延びる2つの細長の部分は、互いに実質的に平行であり、一緒になって2点で嵌まり込んでいる。2つの嵌まり込んでいる点は、軸心1の各端10、11に近接している。ここに、二重のアーチが構成されて、一重のアーチに比べて機械的に補強されている。この配置構成は、アーチの下方に中間空洞部を作って化学式物質(または、組成物)を捕らえることを可能にしようとするときには、興味深い。これは、塗布具に装填する容量を化学式物質の粘性の関数として巧みに調節することを可能にする。
この発明の範囲から逸脱することなしに、2つの細長い部分21、22のために単一の嵌まり込み点を設けること、または3つ以上の嵌まり込み点を設けることが可能である。
明らかに、いずれの場合も、軸心1は、第一の材料で出来ており、細枝部2は、少なくとも一種の第二の材料で出来ている。
図12は、図11のものとより多くの数の細長の部分21、22または対を有する点で異なる実施形態に関する。ここでは、各対が一定の角度で分布されている6対の細長の部分が数えられる。加えて、ここでは、第一の材料および第二のプラスチック材料の両方と異なる第三のプラスチック材料を含むように選択されている。軸心は、第一のプラスチック材料で出来ており、3対の細長の部分は、第二のプラスチック材料で出来ており、3対の細長の部分は、第三のプラスチック材料で出来ている。このようにして、塗布具の周りに異なる効果および、したがって、異なる技術的作用を得ることが可能である。メーキャップ作業の間、使用者は、塗布具がまつげと接触するときにXX軸線の周りに塗布具を回す。これにより、まつげは、異なる堅さを有するピンと接触し、交互に感触がある。
図13は、さらに、可撓性の細長の部分21、22のプラスチック材料のための別の可能な組合せを示す。対を成す、すなわち、長手方向平面内で実質的に重なり合っている可撓性の細長の部分21、22は、ここでは、それぞれ第二のプラスチック材料と第三のプラスチック材料で形成されている。
さらに、対の数は、当業者により選択されて変更可能である。
図14は、軸心1にピン13が放射方向に向いて複数の列にわたって長手方向に分布して設けられている実施形態に関する。この図の他の箇所については、必須ではない。図14の塗布具は、2つの可撓性の細枝部2も備えており、各々軸心1の一端10、11の近くで嵌まり込んでいる。可撓性の細枝部2は、曲がっており、凸状である。それらには、同じ平面に属する凹形の長手方向補強構造25も設けられている。さらに、可撓性の細枝部2には、ここでは、正面図において花びら形の突起23が設けられている。図14Aは、当該正面図でこの構成を明瞭に示している。2つの可撓性の細枝部2は、互いに直径方向反対側に配置されていて、花びら形の突起23が設けられているということが分かる。図14Aの実施例においては、軸心から生えている6列の突起13が設けられていて、長手方向平面に関して対称に配置されていることも見える。この実施形態は、同じ塗布具に2つの異なる機能(ブラシ/櫛)を持たせようとする場合に、選択される。ブラシは、アーチのない部分(ピン13が設けられた軸心1)で構成され、櫛は、ピン23がアーチ2で支持されている部分で構成される。互いに対して180度の角度で隔たっている2つのアーチ2は、櫛の部分に達するのに使用者は180度以内回しさえすればよいことを意味する。
図15は、花びら形23が設けられた可撓性の細枝部2の列とピン13の列が角度的に交互になっていることを示す点において、図14の変形例である。これは、全体的により堅い塗布具を提供する。ここでは、軸心1から生えている4列のピン13と関連させて4列の花びら形のピン23が並んでいる。
図16は、代案を描写するもので、突起のない可撓性の細枝部2が設けられ、加えて、長手方向軸線XXに沿って細長の軸心1が設けられて、実質的に羽根の形をしている。細枝部2および、特にその外側エッジ26が、ライナーの要領で化粧品を使用者の皮膚に広げることを可能にしている。突起またはピン13は、軸心1上に設けられており、ピン13は、好ましくは軸心1の外表面に垂直に向けられている。細枝部2および軸心1は、図17の斜視図に示すように同じ長手方向平面内に設けられていて、塗布具は、全体的に細長い平らな形をしている。
XX…長手方向軸線、1…軸芯、10…軸芯の近位端、11…軸芯の遠位端、13…ピン、2…細枝部、20…球部分、21…細枝部、22…細枝部、23…ピン(突起)、25…長手方向補強構造、26…外側長手方向エッジ。

Claims (12)

  1. 長手方向軸線XXに沿って延びる細長の軸芯(1)と、長手方向に向いていて前記長手方向軸芯に少なくとも1つの第一の点において嵌まり込んだ少なくとも1つの柔軟な可撓性の細枝部(2)を備えてなり、前記軸芯および前記少なくとも1つの細枝部が射出成型により一体に作られた、ケラチン性繊維に流体状および/またはペースト状の製品を塗布するための用具であって、
    前記軸芯は、第一のプラスチック材料で出来ており、前記少なくとも一つの細枝部は、少なくとも1つの第二のプラスチック材料で出来ており、そして前記軸芯を構成する材料と前記少なくとも1つの細枝部を構成する材料の間の最小硬度差は、ショアA硬さ=5またはショアD硬さ=5である
    ことを特徴とする塗布用具。
  2. 請求項1に記載の塗布用具において、
    前記少なくとも一つの柔軟な細枝部(2)は、前記軸芯の第一の端(10)の近傍および/または前記軸芯の第二の端(11)の近傍に嵌まり込んでいる
    ことを特徴とする塗布用具。
  3. 請求項1または2のいずれかに記載の塗布用具であって、
    第二のプラスチック材料で形成された少なくとも1つの第一の柔軟な細枝部と、
    第三のプラスチック材料で形成された少なくとも1つの第二の柔軟な細枝部と
    を備えている
    ことを特徴とする塗布用具。
  4. 請求項1〜3のいずれかに記載の塗布用具であって、さらに、
    前記軸芯(1)にそこから生えて設けられた突起(13)および/または前記少なくとも1つの細枝部(2)にそこから生えて設けられた突起(23)を備えている
    ことを特徴とする塗布用具。
  5. 請求項4に記載の塗布用具において、
    前記突起(13、23)は、補長い形を有し、長手方向軸線XXに関して実質的に放射方向に向けられている
    ことを特徴とする塗布用具。
  6. 請求項1〜5のいずれかに記載の塗布用具において、
    前記少なくとも1つの柔軟な細枝部は、同一の長手方向平面に属する2つの細長い湾曲した部分(21、22)で出来ており、当該2つの部分は、互いに実質的に平行であり、一緒に少なくとも1点で前記軸芯に嵌まり込んでいる
    ことを特徴とする塗布用具。
  7. 請求項6に記載の塗布用具において、
    前記柔軟な細枝部の前記2つの細長い部分は、前記軸芯(1)の両端に近い2つの点において一緒に嵌まり込んでいる
    ことを特徴とする塗布用具。
  8. 請求項4〜7のいずれかに記載の塗布用具において、
    前記突起(23)は、前記細枝部(2)の少なくとも1つに設けられ、正面図が花びら形である
    ことを特徴とする塗布用具。
  9. 請求項1〜8のいずれかに記載の塗布用具において、
    前記軸芯の1つの端は、第二のプラスチック材料で出来ている
    ことを特徴とする塗布用具。
  10. 請求項1〜9のいずれかに記載の塗布用具において、
    前記軸芯(1)は、前記軸線XXに沿って実質的に細長の羽根の形を有し、前記細枝部(2)は、外側長手方向エッジ(26)を介して化粧品を皮膚の上に広げることが可能であり、前記軸芯(1)および前記細枝部(2)が実質的に同一の長手方向平面に配置されている
    ことを特徴とする塗布用具。
  11. 請求項1〜10のいずれかに記載の塗布用具において、
    前記少なくとも1つの柔軟な細枝部(2)は、その両端において嵌まり込んでおり、凸形状を有し、同じ長手方向平面に属する補強用の凹部が設けられている
    ことを特徴とする塗布用具。
  12. 請求項1〜11のいずれかに記載の塗布用具において、
    前記少なくとも1つの細枝部は、波状の形状を有している
    ことを特徴とする塗布用具。
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