JP2019500617A - 選択された目的地点の配置位置を変更した図形を電子地図に表現する方法 - Google Patents

選択された目的地点の配置位置を変更した図形を電子地図に表現する方法 Download PDF

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Abstract

出発点(1)および複数の目的地(3)を画面に表示する方法は、以下の、
− 位置ベースの表現で出発点(1)を選択し、そのまま出発点として画面に表す工程と、
− 複数の目的地(3)を選択し、目的地記号として位置ベースの表現で画面に表す工程と、
− 出発点(1)から出発して目的地(3)に到達する選択基準を設定する工程と、
− 時間ベースの表現における目的地(3)の位置を、出発点からの距離に基づいて、選択基準を考慮して算出する工程と、
− 時間ベースの表現において、目的地(3)を目的地記号として画面に表示する工程とを含み、位置ベースの表現も引き続き画面で視認可能であり、時間ベースの表現は出発点記号を中心とし、時間ベースの表現における出発点記号からの目的地記号の距離は選択基準の関数であり、さらに、
− 位置ベースも表現における個々の目的地記号の少なくとも1つの位置と時間ベースの表現における対応する目的地記号の関係性を表示する工程を含む。
【選択図】図5

Description

詳細な説明
本発明は、地勢図において、選択された目的地点の配置位置を電子的に修正した図形を表現する方法に関するものである。
地図上の、とりわけ道路地図上の場所の距離の縮尺を、その他の地形的条件と共に表示することが知られている。道路地図は、一般的に、情報グラフィックスとして用いられ、また、そのように理解されている。道路地図は、配置位置に関する視覚情報の役割を果たす。情報の内容は、一律に地図の縮尺に基づく。そのため、道路地図を使う利用者は、種々の記号および道路地図上におけるこれらの記号の配置によって利用者自身の位置を確認でき、これにより、目的地点までの距離および経路を推測して見積もることができる。
一律の縮尺を適用することにより、表示された位置情報を表す記号は、空間的に実際の距離と同じ比率で示される。標準的には、このような道路地図は、印刷形態で配布されたり、車両ナビゲーションシステム、ルートプランナまたはパソコンもしくは携帯機器のナビゲーションシステムにおけるデータの画像表示としてモニタ上で使用されたりする。ITを基盤とした使用では、利用者に対し、付加的な情報の視覚的提示、すなわち、主に利用者のいる場所または出発点の表示を行い、さらに移動経路およびその他の交通に特定した位置関連情報、例えば交通障害、燃料補給設備および選択あるいは提案された移動経路の予想移動時間などの強調を行う。
この種の情報グラフィックスにおける位置関連情報の表現は、地図の縮尺に応じることとなる。したがって、位置間の距離を示す表現は地図の縮尺に結び付けられたままとなり、利用者は場所の位置およびそこに到達するまでの移動時間を表現に基づいて推測するか、あるいは音声または視覚による補足情報から移動時間を知る。移動時間は、地図の縮尺に基づく位置関連情報の視覚表現に影響を及ぼさない。
空間的に距離が同じである別々の場所に移動する時間は、交通経路、交通状況、選択する交通手段またはその他の条件によって変化し得る。その場合、正確に縮尺した場所への距離の表示は、その距離を移動するのに要する所要時間に誤りがある場合もある。例えば、正確な縮尺表示ではより近くにあるように、またはもっと離れているように表示されていて、距離が短い場所の方がより離れた場所よりもずっと簡単に移動できると推測されたとしても、空間的により短い経路の移動時間は、空間的により長い経路の移動時間よりも時間がかかることもある。
移動時間および交通費などの他の情報は、通常は単なる検索可能な付加情報として表示される。このような表示には、一般に英数字が用いられる。付加情報に応じての視覚認知に基づく地図表現の情報変更は行われない。
従来の正確な縮尺地図を使用する場合、利用者に対する視覚表現には、地図に示された場所に到達するために要する所要時間または所要移動コストに関する情報、および他の交通手段によって同じ所要移動コストで到達可能な場所への距離に関する情報が全く含まれていない。例えば最短移動時間もしくは最短移動距離、所定の道路の種類など、所定の基準に従って、選択された目的地点までの経路を強調する方式で表示するナビゲーションシステム、ルートプランナおよび電子地図は商業的に知られている。さらなる情報、例えば交通費などを、選択された交通手段および移動目的地に応じて表示することも可能である。しかしながら、単なるテキスト形式の付加情報としての表示である。
従来技術による道路地図を用いた情報の視覚表示には、利用者が、出発点からある目的地点に到達するのに要する支出を即座に推測できないという問題点がある。視覚的地図表現では、2つの場所間の最短距離を一番移動しやすい移動距離として認知する。利用者が地図表現において近くの場所以外の情報を参照して自身の位置を確認したい場合、利用者は付加情報を参照しなくてはならないため、情報を提示するまで時間がかかる。例えば、所定の場所までの移動距離を選択する場合、利用者は3通りある選択した場所への経路のうち1つを選ぶという選択肢を与えられることが非常に頻繁にある。そのため、選択可能な交通経路が色付きで強調表示され、移動時間が凡例に示される。一つには、ナビゲーションシステムまたはルートプランナがこれらのデータを提供した場合、選択肢として移動費用または交通費も示される。
このように、商業的に知られている地理的縮尺に基づく地図は、移動時間などの関連情報を有利かつ迅速に理解するには不十分である。
商業的に知られている手法の他に、従来の地勢図描写に時間的要因を含ませる別の手法も知られている。
等時間地図表示が知られている。この場合、目的地に到達するまでの所要時間は、表示された地図内に異なる色で示される。例えば、同じ所要時間で到達できる地図領域にそれぞれ一定の色付けがされる。
等時間地図における移動時間の要因は、出発点を中心とした同一の時間ベース距離を個別の色で記した面および点を用いて地勢図に時間ベースの表現を組み合わせて表現する。しかしながら、この種の表現は、まずは色付けされた面を認識して比較した後に、検索工程において地理的表現に対応させなくてはならないため、人間が直観的に理解することは不可能である。
また、選択された出発点を中心とした移動時間の表現は、ドイツ特許出願公開第100 46 000 A1号明細書によっても公知である。当該公報での表現は、選択された出発点を中心とした目的地を単なる時間依存で表現した地理的な従来表現がなされる。
そのため、単に時間ベースの地図における表現では、ドイツ特許出願公開第100 46 000 A1号明細書に示されるように、出発点を中心とした移動時間要因の情報を改善した状態で組み込むには不十分である。取得された情報をこのような単なる時間ベースの地図に割り当てると、位置確認の地理的な枠組みを欠くことになる。利用者には、白色面上に多数の目的地点が示される。そのため、目的地点を理解するためには見る者の精神的努力を要する、すなわち、従来の地勢図などの別の情報を用いてまずは目的地点を割り当てなければならないため、得られた効果もまた失われてしまう。
また、電子地図の表現における移動時間要因の表現が欧州特許出願公開第1 56 60 A1号明細書により公知であり、表示された経路に沿った出発位置および目的位置に続いて、場所および道路の表現など地図の特徴的要素が時間要因に応じて変形された状態で表される。また、欧州特許出願公開第1 56 60 A1号明細書では、経路の地理的表現および経路の時間依存表現を、同時に2つのウィンドウで平行して画面に示すことによって、示された内容を対比的に理解できると記載している。
しかしながら、欧州特許出願公開第1 56 60 A1号明細書によると、経路の地理的表示および経路の時間依存表現を、表示された内容を対比的に理解可能なように、同時に平行して2つのウィンドウで画面上に示すことには不利益がある。どのようであれ、2つのウィンドウに表示することは、直ちにかつ一意的に理解する妨げとなる。さらに、このような表示形式は、時間ベースの表現の変形が従来の地理的表現に比べほんのわずかである場合にしか働かないという大きな問題点がある。乗用車の場合において可能移動速度が20〜200km/hであることを考慮に入れると、例えば大きな都市の場合のように、高速道路出入口、アクセス道路および低交通量区間を含む地域を時間ベースで表現すると、時間ベースの地図ではもはや有益な情報の有用性を示せないほどの10倍もの大きな変形を受けてされてしまうことになる。
簡潔に述べると、従来技術による手法はいずれも、地勢図における時間要因およびその他の付加情報の知覚の大幅な改善に関して不利である。
本発明は、公知の方法を改良して、利用者が出発点に基づいて選択した目的地に到達するのに要する労力、とりわけ必要となる移動時間をすぐに認識できる方法を提示することを目的とする。
このような目的は、請求項1に係る方法によって達成される。
本方法によると、位置ベースの表現、および時間ベースの表現などの第2の表現を、互いに上下に並べて一緒に画面に表示する。目的地は目的地記号で表され、位置ベースの表現および第2の表現において同一である。目標は、移動時間などの選択基準によってさらに簡単に到達できる目的地を、位置ベースの表現において対応する目的地記号よりも出発地記号に近い目的地記号を用いて第2の表現で表すことである。また、位置ベースの表現において対応付けられた目的地記号よりも出発地記号から離れているために支出が大きい目的地を第2の表現で表すことである。好ましくは、支出(例えば移動時間、費用など)と距離、すなわち出発点と目的地の間の移動距離との積の算出値を最適化する。あるいは、支出のみを最低限に抑えることが好ましい。位置ベースの表現では、画面に表示される地勢図の縮尺は一定であることが好ましく、出発点からの距離によっても変更されない。
位置ベースの表現における少なくとも1つの目的地記号の位置と、第2の表現において対応する目的地記号の関係性を表示することにより、利用者は、どの目的地がより好適であるか即座に判断でき、例えば、所定の時間内に到達できる目的地および到達できない目的地を判断できる。そのため、第2の表現にはいわゆる極座標が有利である。第2の表現の目的地記号は、有利には、(同一目的地の)位置ベースの表現における共通の出発点記号を対応付けられた目的地記号と結ぶ直線上に配されている。
この場合、位置ベースの表現における出発点は第2の表現における出発点と一致すると有利である。これによれば、利用者は自身の位置を再確認しなくてもよい。第2の表現は位置ベースの表現に組み込まれるため、利用者は他の表現を見てその表現に適応する必要はない。
位置ベースの表現は、現在市販されている地図およびGPS装置で見つけ出せる表現であると考えられる。位置ベースの表現は、地勢図の一部分を示す。位置ベースの表現は、均等目盛で表示される。
利用者は、位置ベースの表現に重ね合わされた、目的地に到達するまでに要する支出に関する情報を直接取得する。
データ処理装置は、GPS装置、ラップトップコンピュータ、その他のコンピュータなどの電子部品であると理解される。画面はデータ処理装置に接続され、当該装置によって制御される。例えば、画面はラップトップコンピュータまたはGPS装置の画面である。入力装置はデータ処理装置に接続される。入力装置は例えば、キーボード、音声入力装置または画面のタッチセンサ部として構成されている。出発点の選択、複数の目的地の選択、選択基準の設定などは、入力装置を用いて行われる。
改良した変形例では、他の表現に関連する1つの表現の輝度および/または情報内容を削減することができ、これによって、総じて全体的な表現の理解が容易になる。これにより、例えば、位置ベースの情報内容を削減してもよい。とくに、複数の目的地が選択された場合に情報内容を削減できるため、関係ない地理的データを省いてもよい。
第2の表現は、具体的には、時間ベースの表現である。好ましくは、例えば10分、20分、30分といった異なる時間間隔を有する円が画面上の目的地記号の周辺に示される。第2の表現のこれらの円内に配された目的地記号は、既定の時間内に到達可能であることを示す。例えば交通費、入場料、交通状況など、別の表現を第2の表現とすることも可能である。
少なくとも1組の個別の記号、すなわち、位置ベースの表現における目的地記号と第2の表現における対応する目的地記号について、好ましくはすべての組の記号について2つの記号間の関連性が示される。これによって利用者は、ある表現においてどの目的地記号が他の表現の目的地記号に相当するのか、容易に理解できるようになる。関連性は、1組の記号間を接続する線、具体的には直線の表示によって把握することができる。関連性を他の方法で描写してもよく、例えば、それぞれの組ごとに色分けしたり、異なる記号を付したりする。
特許請求の範囲の請求項1に記載の発明は、目的地を検索して選択する際に、位置ベースの情報の提示に時間がかからないようにすることを根幹としている。具体的には、より短時間での目的地の選択の決定に関連する情報をより多く用いて、IT技術においてモニタに表示する用に供される道路地図を利用者に提示するものである。
これは、地図の表示内容に対する人間の認知には限界があるという見識に基づく。人間の認知可能性はその人の身体的状態により制限されるものである。認知可能性は、即時的な理解から、確認のために一連の認知過程を経なければならない理解の程度まで、理解できる情報に応じてその速度が定まる。
例えば、一旦アナログ式時計の読み方を覚えてしまえば、アナログ式時計を見るということは、人間の認知が直接かつ即座に働く時間表示の一種である。時計の閉じた視覚系によってアナログ式時間を即時に認知しやすくなり、時計の針の位置もまた、直接的に認知可能な時間像となる。同様の直接的な認知は地図検索の領域において本発明の対象となる。
アナログ式時計を見る際のように、さらに認識過程を経て認知しなくてもよい場合、または認識過程が最小限度である場合、理解は急速、直感的、かつ即時的に行われる。他のあらゆる事例において、認知にはまず認識過程が必要となるため、理解および認知が困難となり遅れる。この例として、縮尺の異なる2種類の地図を比較する、または絵地図表現に加えられる補足的数値情報を読み取り、評価し、組み合わせる際の認識努力がある。
視覚表現を理解する人間の認知能力、速度および効率は、一連の要因に基づいて定まる。
地図の図形内容を認知する場合、決定的要因は、地図を一見しただけで認知できるのか、最初に2つ以上の図形内容に視界を移さなければならないのか、または図形内容も認識過程で整理して図形の主旨を理解しなければならないのかということである。
地図の図形内容の認知において、別の決定的要因は、表示された内容が有利にはどのように、人間の認知のうち一般的に知られている参照パターンのテンプレートに適応されるかということである。
したがって、公知の、大陸を表示した世界地勢図は、人類に共通となる基準枠を示す一般的な学問上の内在的な基本的見識である。人間はまた、自身の国および地域の地図にも熟知してゆく。このような地図には、例えば海、川および森などの自然に存在する地理的要素、ならびに国境、都市、道路などの人工的要素の両要素を示す一般的な地図要素も含まれている。このような学問上の基準枠により、地図の内容を身体的に理解する基礎が形成され、地図の個々の要素を理解可能にする速度が定まる。
そこで、例えば単なる時間依存縮尺を選択して一般的な幾何学的縮尺を放棄し、地理学上の基準枠が廃された場合、時間ベースの地図を認知しても人間の精神に関する比較可能な学問的要素を参考にすることができない。一般的に通用する地勢図の一種のような、地図表現において一般的に学習可能な時間に基づく基準枠を創作することは全く不可能である。なぜならば、時間尺度とは、自由に選択された出発点および現在の交通状況などの他の要因に応じて変化する常に相対的な表示だからである。
このような認知心理学による見識が、本発明による方式に利用される。
本発明により得られる利点は、とくに、利用者が地図表現を利用することによって、それぞれに組み合わせることも可能な所定の基準に基づき、地図上の好適と判断された場所の図形表現を得られることにある。ここでは、出発点に応じて決まる距離の基準以外の基準に従って目的地点を表す表現を、出発点から選択された目的地点までの距離を正確に縮尺した表現に代えて、または正確に縮尺した表現と併せて使用する。しかしながら、一般的に知られている地理的縮尺による地図表現は、好都合なことに、まだ完全に廃止されたわけではない。むしろ、人間の理解および認知の観点において、地図表現は、時間尺度などの別の尺度に基づいて行われる選択された目的地の位置変更に関する位置確認枠および準拠枠の役割を果たす。このように、1回の表示において2つ以上の表現が考慮されるため、関連情報は画像または地図の1つの区画内で個々に選択された出発点の周辺に視覚的に凝縮され、これによって、情報を一目で認識および理解することができる。2つ以上の異なる地図描写における2つ以上の表現の表示は省かれる。選択された目的地の位置が変更される時に有利な認知を支援する基準枠としての役割において、例えば少しだけの特徴的要素を選択することで、またはわずかな特徴的要素に絞ることで、公知の地勢図を画像的に単純化する。
これにより、目的地点を好適な基準に従って配置することができ、利用者は自身に関係する目的地点の基準をより簡単に比較することができる。提示された目的地点への到達に要する所要時間または費用の表示について、利用者は文字による表示を参照する必要がなく、目的地に到達するまでの支出を、表示画面内にある目的地の位置を変更した表現または目的地の記号に基づいて視覚的に比較することができる。
選択された目的地に対して地理的表現とは異なる表現が補足的に用いられ、地図の残りの部分の地理的縮尺を変更することなく、少なくとも1つの第2の表現に従って目的地が補足的に表示される。時間を選択基準にする場合、目的地の表現は目的地に到達するのに要する時間であり、交通費を選択基準にする場合、表現は目的地に到達するまでに要する交通費である。
時間および費用は、目的地までの交通手段による移動に根本的に内在する2つの要因すなわち選択基準であるため、目的地を検討して選択する際の主要な意義となる。交通手段の選択は、時間および費用の要因の形成に決定的な影響を与える。目的地に移動する際に従来の交通手段を利用せず、費用をかけずに徒歩で移動する場合でさえ、材料損耗に起因して、または転嫁された機会費用を負うことによって、総和的な費用がかかる可能性がある。
しかしながら、交通手段のみならず、他の構成要素、例えば目的地までの経路や目的地それ自体も、目的地を検索して目的地に到達するために重要なものである。
したがって、個々の、主観的ですらある属性または選択基準を対象とする別の表現を、数値目盛に変換可能であることを条件として表示してもよい。例えば、別の目的地および経路にも異なる水準の誘引性があると認識され得る。このような誘引性は数値で評価することができるので、目的地への到達についての表現に対する尺度の役割も果たす。
本発明に係る方法により、利用者は視覚的表現に基づいて、交通費、移動時間もしくは種々の交通手段に関する他の選択基準またはこれらの組合せに従って、さまざまな目的地を選択することができる。これにより、位置的距離が交通費および/または移動時間に応じて表される。実現可能な拡張的変形例において、目的地の誘引性および/または目的地への経路の誘引性は数値形式で取り入れられ、均等目盛で組み込まれる。これにより、縮約した地勢図表現に加えて、当該表現に重ね合わされた、時間と費用のうち少なくとも一方を基礎とする表現、および/または経路の誘引性、および/または目的地の誘引性(および/またはその他の特性)など様々な他の表現の均等目盛による組合せに応じた1つの目的地点の表現が利用者に示される。この場合に利用者は、個々の利用者の好みに応じて考慮すべき要因の選択を設定できるとともに、個別に重みづけできる。
本発明の別の有利な実施例は、目的地の特性をその利点に基づいて図形により視覚的に強調することから構成されている。一例として、目的地がホテルである場合、その利点は、例えば価格、設備、格付けおよびホテルの宿泊客による評価によって表される。これらの特性は、円などの単一の記号で、個別にもしくは組み合わせて、または組み合わせたうえに重みづけをして表示してもよい。ここで、円は目的地を表し、円の径は円の有利性を表し、増加していく円の径は目的地の有利性が増大していることを示している。また本発明の別の実施例として、例えばホテルや観光名所やレストランなどさまざまな種類の目的地を検索する場合、各種の目的地にそれぞれの視覚記号を割り当てることにより、一目で目的地の種類を見分けられるようにできる。このような型の記号は一般的に知られている記号であり、大きさが変わってもそれらのデザインを直感的に理解できるため、このように簡略化された視覚表現は、目的地の有利性を迅速に認知する役に立つ。
本発明の別の有利な実施例では、目的地に到達すべく割り出された経路の有利性を、記号を使った図形による経路の視覚的マーキングによって示す。この場合、例えば、経路の誘引性を数値形式で組み込んで、これに応じて、経路の誘引性の認知が高まると色や線の純度が高くなるように経路をマーキングして示す。
したがって、本発明に係る方法は、目的地および目的地に影響を及ぼすパラメータが数多く示された場合であっても、利用者が目的地を素早く効率的に見つけ出し、理解しさらに評価できるようにする。この場合、出発点付近の視覚的な目的地表現を表示媒体または画面のうちの画像中央に移動させることも有利となる。例えば、選択された出発点の周辺にホテルがある場合、利用可能なホテルの数が多いと、目的地への到達に要する実時間を理解するのに費やされる時間労力はただでさえ非常に大きい。それぞれのホテルに到達する交通費も同時に考慮する場合、支出労力は著しく上がり続ける。しかしながら、ホテルの料金、ホテルの誘引性の評価、ホテルの設備など、ホテルへの滞在に伴うさらに他の選択基準が加わると、さらなる支出労力が直線的ではなく過度に指数的に増加するため、さらなる基準が追加されるとある時点以降は処理できなくなる。しかしながら、本発明の方法によってモニタ上にある1つの地図部分にデータを凝縮して視覚化することで、利用者は、一例としてホテルなど選択された目的地の有利性を一目で認識して理解することができる。
以下に、本発明の典型的な実施例について添付図面を参照して詳細に述べるが、本発明はこれらの実施例に限定されるものではないと理解すべきである。
画面上における地形図の表現を示す。 図1による表現を示し、出発点および目的地を表す複数の目的地記号が補足的に組み込まれている。 図2から出発点および目的地記号のみを抽出した表現を示す。 図3と同様の表現に加えて、時間ベースの表現で、すなわち出発点からの時間的距離に基づいて目的地を表す目的地記号の位置を時間ベースの表現で示す。本例では、異なる表現における各目的地の2つの目的地記号が互いに直線で結ばれている。 図4と同様の表現であるが、出発地記号からの時間的距離に対応する円を出発地記号の周囲に補足的に描いた状態で示す。 図5と同様の表現を、目的地記号を変更して示す。 図1と同様の表現を、図4による表現と重ね合わせて示す。 図5による表現を、背景を薄い色にしてさらに情報内容を縮減した図1による表現の前面に示す。 図4による表現を、背景を薄い色にしてさらに情報内容を縮減した図1による表現の前面に示す。 図による表現を、背景を薄い色にしてさらに情報内容を縮減した図1による表現の前面に示すものであり、選択された出発点はモニタの中央部に配置されるか、または動かされる。
位置を変更した表現を行うために、利用者はまず出発点1を設定する。電子地図2では、いつでも出発点1を変えるまたはずらすことが可能なため、表現を変えやすい。出発点は現在地に対応していてもよく、または任意の手法で設定してもよい。本発明による表現が事前に印刷された地図2に反映される場合、展示会場、空港、鉄道駅、公共空間、観光情報センターなどの一般的に需要の高い場所が出発点1を表示する際に選択される。目的地3の表現を変えた地図2は、一般的に紙の形態で配布されて使用される。
縮尺に基づく形式の地図、すなわち道路地図、市街地図、ハイキング用地図などはすべて、地図2と見なす。出発点1を決定して地図2に印または記号4を示した後、表示すべき目的地3および支出基準5を決める。
表示すべき目的地3は都市や町であり、例えばホテル、レストラン、バー、店舗、ガソリンスタンド、美術館、観光名所、行楽地、公共施設など、位置ベースの施設でよい。
移動時間および交通費は、とくに支出基準すなわち選択基準5の項目として適している。しかし、他の基準5、例えば交通量、移動経路の誘引性、目的地の誘引性などもまた、それぞれに、または組み合わせることによって適するものとなるだろう。
次に、強調表示または目的地記号(第1の表現)7によって、目的地3を地図2の正確に縮尺した別表現形式6に表示する。第2の変更された表現8を選択して、選択された支出基準5に関連して表示および強調された目的地3の位置を、第2の強調表示または目的地記号(第2の表現)9によって表示する。そのため、目的地3は支出基準5に関連して、出発点1あるいはその近く11への直線10上、出発点1と同位置11または出発点1からずっと離れた位置12に示される。同様に、位置ベースの表現においてそれぞれの正確な縮尺位置6に応じた支出よりも少ない支出で到達可能な目的地3は、出発点1に近い位置に表示される。したがって、到達までの支出がより大きくなり得る目的地3は出発点から離れた位置に表示される。目的地3の変更表現8に関する距離は、選択された支出基準5に関連して、または複数の支出基準5の組合せに基づいて決まる。より良好に位置確認すべく、上述のように決められた距離は一区間の目盛に対応付けられるため、同心環状線13を用いて地図2上に表示可能であり、同時に出発点1は円の中心位置を表す。
個々の目的地3に関する特定の支出に関する情報を提示するために、場所8の変更位置は、割り当てられた環状区間14内に表示される。この場合、場所6の正確な縮尺位置と場所8の支出ベースの位置の間の関連線15を用いて位置の変更を示すと有益であり、出発点1に近づいていることや、出発点から離れていることを直感的に認識可能になる。そのために、関連線15は実線、点線もしくは色付き線でもよく、変更方向を表す矢印記号を有していてもよく、あるいは別の意義ある表現形式であってもよい。場所6の正確に縮尺した元の位置は透過的形式で表してもよく、あるいは異なる色で表現してもよい。支出を決定する場合、交通条件に関して取得可能な情報をすべて考慮することが望ましく、具体的には、現在の交通状況、気象条件、および選択された支出基準5に影響を及ぼし得るその他の条件を考慮する。目的地3は支出に基づいて自動的に配置されるが、地理的に正確な縮尺である地図表現16は、例えばいくつかの明確な地理的位置確認要素17を除外することにより、またはさらなる図形的および視覚的な削減により、視覚的に後景に退く。
有利な実施例によると、支出基準5の選択に続いて目的地3の位置の変更が動的に行われる。そのため、目的地3の位置の変更は、目的地3の変更位置に対する幾何学的縮尺6に基づいて、動きとして行われて画面に表示される。したがって、見る者は、これまで考慮に入れていなかった目的地3の有利性をより早く効率的に理解することができる。見る者は、短い映像または他の図解的電子視覚動画を例えば最長1分間、また必要に応じて最長3分間にわたって視聴する。その後、図7に示す表示を見ることになる。
別の有利な実施例によると、出発点1を決定した後に、利用可能な移動手段および交通手段の選択を行ってもよい。その場合、交通手段の個別選択が、交通費の支出基準5に対する交通費の算出の基礎となる。このような選択は、乗用車などの単独の交通手段、または飛行機、鉄道、公共輸送機関、タクシー、自転車、徒歩などの異なる交通手段の組合せに限定してもよい。この場合、交通手段の組合せは、有利には交通費の最適化に応じて適応し得る。交通手段の組合せは、結果が一番安価な合計額となるように算出され表示される。
別の有利な実施例によると、位置が変更された目的地は記号1で示され、個々の記号1の大きさは、目的地3の有利性を考慮に入れている。様々な種類の目的地3に対し、それぞれに同様の記号を付してもよい。
別の有利な実施例によると、異なる交通手段の交通費を考慮するのに加え、個々の機会費用も支出基準5に含めてもよい。例えば、目的地までの移動時間に基づいて他のことには費やせない時間を規定して、さらには移動先に関する総交通費の算出に組み込まれる個別の合計費用から考慮する。
別の有利な実施例では、さらなる支出基準5および目的地に影響を及ぼすその他の要素により、利用者によって拡張された支出基準5に応じて目的地3の位置を変更して表現できる。したがって、交通費に基づく目的地の表現の他に、目的地の時間依存表現の要素を考慮に入れることができる。一変形例では、選択された目的地3は交通費に応じて位置を変更する方式で表示され、さらに別の選択可能な変形例では、目的地3は時間支出の基準5に応じて位置を変更する方式によって表示される。別の変形例では、利用者は個々の支出基準5を等しく、または別々に重みづけして組み合わせてもよい。これによって、単一の表現において、組み合わせた支出基準5に基づいて位置が変更された目的地3の変形例を生成することができる。
本発明の別の実施例によると、目的地の位置変更表示には、異なる種類の目的地3およびそれら個々の組合せの選択、ならびに個々の目的地3の除外が含まれる。
直感的認識を向上させるために、本発明の別の実施例では、利用者は地図2を含む出発点1の位置や表示された目的地3を変更できる。個々の選好に応じて、出発点1を画面の中央部または別の位置に表示することが可能である。
図1に示す正確な縮尺の地図2は、様々な都市間の距離、河川および湖の位置、都市の大きさ、ならびに道路の経路および地理的位置を、地理的位置確認要素17として縮尺して示している。図1に示す地図2は、誰でも読解可能な従来の正確な縮尺の地図2に相当する。配置位置は縮尺して示される。公知のキロメートル値を、目盛に変換して適用する。地図2の一般的な要素は記号で表現される。これらの記号は地図の種類に応じて補足的な凡例で説明されるものであるが、ここではそのような描写は省略した。誰でも、地図を読んで地図から空間的な場所の相互の距離が異なることを推察することができ、その道筋に沿って所定の場所に到達できるであろう。
図2は、地図2内での目的地3の正確な縮尺による強調表示7を示す。図2は、図1に示す地図と同じ地図2を示す。表現は予想目的地3の表示および出発点1の表示によって補われる。目的地3は、例えば店舗、観光名所、ホテル、レストランなど、所定の基準に基づいて個々に選択してもよい。目的地は強調表示7を用いて電子的に表示され、図2ではしずく形記号で表されている。地図における表現は、出発点1の位置と同様に、実際の空間的位置12に対応している。
図3は、地図2を表示せずに、目的地3の正確な縮尺による強調表示7を示す。図3では、目的地の位置を変更せずに、目的地の強調表示3、7および出発点1を地図2の表現から切り離して示している。この表現からは、目的地3の配置は見る者には明白でない。地図2に通常示される地理的位置確認要素17に基づく位置確認だけが、何らかの支援を与え得る。見る者は、出発点1と目的地3の間の距離に基づいて、他の目的地3からの距離とは異なって見える距離を判断できるはずである。しかしながら、そのためには表現を詳細に読み解かなくてはならない。
図4は、地図2を表示せずに変更された目的地8を示す。図4では、図3に示したように、目的地3、6および出発点1の表現を利用して、支出基準5から算出した目的地3の位置の変更を示す。選択された支出基準5に基づけば出発点1に対してより好適な位置にある目的地3は、出発点1に近い位置11に示される。選択された支出基準5に基づけば位置があまり好適ではないと評価せざるを得ない目的地3は、より離れた位置13に示される。変更された位置から元の位置6までの距離は、変更線15によって示される。
図5は、地図2を表示せずに変更された目的地8を環状線14で示す。図5は、図4に関して説明した事項をすべて示している。表現は環状線14によって補足されるため、1または複数の目的地3の配置を環状線14間の所定の区間目盛で容易に対応付けできる。
図6は、変更された行先を記号1で示している。図6は、目的地の位置を変更した表現を示す。目的地3の特質および種類を見分ける種々の記号1を使用して、位置が変更された目的地3、9を強調する。
図7は、変更された目的地8を、地図2を用いて示すものである。図7は最終的に、位置を変更した目的地3、9の表現を、図4に関して述べた変更線15を用いて示す。図4で用いた目的地3の表現は、図1による背景としての地図2に重ね合わされるため、目的地3の正確な縮尺位置6を地図上に正確に配置することができる。より有利な目的地は出発点1の方向に移されるため、地図の論理から、より近傍にあるまたはより有利な位置にあると確認できる。その一方、より遠位にある目的地3、13は、離れた場所にあり利点が少ないと判断できる。
図8は、地図2の画像情報を減らして、背景として示すものである。本図は、図1による地図2を、使用されたままの状態で、視覚認識できる程度を低減させて、背景として示す。地理的位置確認要素17の数を減らし、画像を明るくして表示している。目的地3の変更位置および目的地の地理的位置3、6は、図5に示すような関連線15による表示とともに、地図に重ね合わされている。
図9は図8に対応するものであり、目的地3、8および環状線14を伴う。図9でも同様に、図1で用いられた地図2を、視覚認識できる程度を低減させて、背景として示している。地理的位置確認要素17の数を減らし、画像を明るくして表示している。目的地3の変更位置および環状線14の表現が、地図に重ねられている。
図10は、中心に置かれた出発点1の周囲に目的地3、8が配された地図2を示す。図10は、出発点1を中心に置く表現を行う方法手順によって補完される図を示す。
所定の目的地3を地形図2に可変的に表示する方法において、出発点1が選択または指定される。指定による場合、出発点1は強調する方式で地図2に示される。好ましくは、出発点は地図2の中心に移して表示される。表示すべき目的地3の指定に従って、指定目的地6に適合する場所の位置も、使用される地図部分に強調表示7される。空間地図による部分とは異なる地図縮尺で目的地3を表示する選択を行う場合、支出基準5を選択して、場所に関連する情報に基づいて、変更された縮尺の基礎として用いる。支出基準5から判断された表示目的地3の変更位置は、選択された出発点1に応じて、地図2の地理的縮尺はいかなる他の方法で変更されることもなく、図形で表現される。変更された位置を地図2で表現するために、地図2は好ましくは、明るくされ、よりぼやけた方式で表示され、単純化され、および/または情報の内容が削減される。第1の初期地図が描画および内容に関して縮約されることにより、とくに、時間ベースの表現に重ね合わされる場合、利用者の負担が少なくなる。2つの地図を組み合わせた後、当該2つの地図を動画化し、選択、縮約を行い、最後に中央部に移すことにより、理解しやすい内容が得られる。
参照符号の一覧
1 出発点
2 地図
3 目的地
4 出発点の表示、出発点の記号
5 支出基準
6 目的地を正確に縮尺した位置
7 (第1の表現における)目的地を正確に縮尺した強調表示または目的地記号
8 目的地の変更された位置
9 基準に基づく(第2の表現における)目的地の強調表示または目的地記号
10 出発点までの直線
11 位置ベースの表現によるものと比較して出発点に近い目的地
12 目的地の未変更の位置
13 位置ベースの表現によるものと比較して出発点から離れている目的地
14 環状線
15 変更線
16 正確に縮尺した地図表現
17 地理的位置確認要素
18 記号

Claims (11)

  1. 入力装置に接続されたデータ処理装置に接続された画面に出発点(1)および複数の目的地(3)を表示する方法において、該方法は以下の、
    − 位置ベースの表現で地形図の一部分である出発点(1)を選択し、該出発点を前記画面に位置ベースの表現で出発記号として示す方式で表す工程と、
    − 複数の目的地(3)を選択し、該目的地(3)を前記画面に前記位置ベースの表現で目的地記号とする表示方式で個別に表す工程と、
    − 前記出発点(1)から出発して前記目的地(3)に到達する選択基準、とくに移動時間や交通費を設定する工程と、
    − 前記位置ベースの表現とは異なる、前記選択基準に適した第2の表現、とくに時間ベースの表現を選択する工程と、
    − 第2の表現における前記目的地(3)の位置を、前記出発点からの距離に基づいて、前記選択基準を考慮して算出する工程と、
    − 前記目的地(3)を第2の表現の目的地記号として前記画面に表示する工程とを含み、該工程において前記位置ベースの表現も引き続き前記画面で視認可能であり、第2の表現は前記出発点記号を中心とし、第2の表現における前記出発点記号からの前記目的地記号の距離は前記選択基準の関数であり、該方法はさらに、
    − 前記位置ベースの表現における前記個々の目的地記号の少なくとも1つの位置と第2の表現における対応する目的地記号の関係性を表示する工程を含むことを特徴とする方法。
  2. 請求項1に記載の方法において、該方法は、前記表示された目的地(3)の変更位置(8)を、目的地(6)を正確に縮尺した表示と前記選択基準(5)に従って場所を変更した前記位置(8)の表示を結ぶ関連線(15)によって表現する付加的方法工程を含むことを特徴とする方法。
  3. 請求項1または2に記載の方法において、該方法は、前記支出基準(5)の選択後に、前記移動時間もしくは交通費または他の基準を2つ以上の区間に分けて、前記出発点(1)を中心とする環状線(14)によって表す付加的方法工程を含み、前記環状線(14)および前記変更された目的地(8)の表示は同一の縮尺に基づくことを特徴とする方法。
  4. 請求項1ないし3のいずれか1項に記載の方法において、該方法は、見る者に対し、前記目的地(8)の位置の変更の表現を動的に行う付加的方法工程を含み、前記見る者は位置の変更を視覚的に探知することができることを特徴とする方法。
  5. 請求項1ないし4のいずれか1項に記載の方法において、該方法は、様々な交通手段または様々な移動方式を前記選択基準(5)に対し利用できる付加的方法工程を含み、前記表示された目的地(8)の変更位置の決定の際に、前記交通手段または移動方式を個別にまたは組み合わせて考慮することを特徴とする方法。
  6. 請求項1ないし5のいずれか1項に記載の方法において、該方法は、交通費および乗り物と関係のない費用も前記選択基準(5)として利用者が追加的に算出することができる付加的方法工程を含むことを特徴とする方法。
  7. 請求項1ないし6のいずれか1項に記載の方法において、該方法は、2以上の選択基準(5)が選択可能であり、各個別の選択基準(5)に従って、または2以上の選択基準(5)の組合せに基づいて、前記目的地(8)の前記変更位置を図形的に表現する付加的方法工程を含むことを特徴とする方法。
  8. 請求項1ないし7のいずれか1項に記載の方法において、該方法は、前記表示すべき目的地(3)に関する複数の項目を決定し、所定の目的地(3)を強調表示の対象から除外する付加的方法工程を含むことを特徴とする方法。
  9. 請求項1ないし8のいずれか1項に記載の方法において、該方法は、前記目的地(8)を、情報内容に関連付け可能な同一のまたは異なる大きさである同一のまたは全く異なる記号(1)によって強調表示する付加的方法工程を含むことを特徴とする方法。
  10. 請求項1ないし9のいずれか1項に記載の方法において、該方法は、1または複数の目的地(8)を選択し、該目的地の選択後、該目的地を用いて、画像強調またはその他の働きによって経路を表示することができる付加的方法工程を含むことを特徴とする方法。
  11. 請求項1ないし10のいずれか1項に記載の方法において、該方法は、前記選択された出発点(1)、表示された前記目的地(3)の前記決定された変更位置(8)および前記地図(2)の表現を、変更せずに表示媒体の画面上で移動させることができる付加的方法工程を含み、前記出発点(1)を中心部に置く方式で表示できることを特徴とする方法。

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