JP2019220808A - 中継装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】テレビ受信システムを利用した、簡易な構成の中継装置を提供する。【解決手段】中継ユニット10および20は、コネクタ12,22がテレビ受信システムの伝送ライン102と接続されることによって、アンテナ13および23の間に、信号伝送路14および24によって、周波数変換することなく無線信号を伝送する経路を形成する。信号伝送路14および24は、フィルタ回路15および25を含む。フィルタ回路15および25の各々は、少なくともテレビ放送信号の周波数帯域を遮断し、かつ、テレビ放送信号の周波数帯域と重複しない所定の周波数帯域を通過する周波数特性を有するように構成される。【選択図】図4
Description
この発明は中継装置に関し、より特定的には、テレビ放送信号の伝送ラインを有するテレビ受信システムと接続して用いられる、無線信号の中継装置に関する。
テレビ受信システムを利用して特定小電力無線信号を中継する中継器が、特開2010−263358号公報(特許文献1)に記載されている。特許文献1に記載の中継器は、テレビ共同受信システムに含まれる伝送ラインにそれぞれ接続された受信用中継器および送信用中継器を含む。受信用中継器は、特定小電力無線送信機からの送信電波を受信し、高周波信号に周波数変換して伝送ラインへ供給する。送信用中継器は、共同受信システム内で伝送ラインを伝達された高周波信号を受信し、特定小電力無線送信機の送信電波と同じ周波数の電波に変換して送信する。
しかしながら、特許文献1の中継器は、地上波デジタル放送が使用する周波数帯に比較的近い周波数領域を使用する特定小電力無線信号を対象とするため、中継器内部にて周波数変換のための増幅器や周波数変換器(発振器)を具備する構成となっている。このため、中継対象となる無線信号の周波数域によっては過剰な構成による高コスト化が懸念される。
この発明はこのような問題点を解決するためになされたものであって、本発明の目的は、テレビ受信システムを利用した、簡易な構成の中継装置を提供することである。
この発明のある局面では、中継装置は、テレビ放送信号の伝送ラインを有するテレビ受信システムと接続して用いられる中継装置であって、第1および第2の中継ユニットを備える。第1および第2の中継ユニットの各々は、無線通信のためのアンテナと、テレビ受信システムの伝送ラインと接続するためのコネクタと、信号伝送路とを含む。信号伝送路は、アンテナおよびコネクタの間に形成されて、周波数変換することなく高周波信号を伝送するように構成される。信号伝送路は、フィルタ回路を有する。フィルタ回路は、少なくともテレビ放送信号の周波数帯域を遮断し、かつ、テレビ放送信号の周波数帯域と重複しない所定の周波数帯域を通過する周波数特性を有するように構成される。
上記中継装置によれば、テレビ受信システムのテレビ放送信号の伝送ラインを経由して、第1の中継ユニットのアンテナと第2の中継ユニットのアンテナとの間に、テレビ放送信号の周波数帯域と重複しない所定の周波数帯域の無線信号の中継経路を形成することができる。中継対象の無線信号の周波数帯域を当該所定の周波数帯域に特化することで、第1および第2の中継ユニットの信号伝送路を、周波数変換を実行しない構成とすることができる。この結果、周波数変換に必要なミキサ、局部発振器、および、増幅器等の配置が不要となるので、簡易な構成の中継装置を実現することができる。
好ましくは、第1の中継ユニットのコネクタは、室内に配置されたテレビ受信システムのテレビ端子と接続可能に構成される。
このように構成すると、第1の中継ユニットを、テレビ受信システムのテレビ端子が設置された居室内に容易に設置可能な構成とすることができる。
また好ましくは、第2の中継ユニットのコネクタは、テレビ受信システムの伝送ラインと接続された同軸ケーブルと接続可能に構成される。第2の中継ユニットは、防水加工された筐体内に格納される。
このように構成すると、第2の中継ユニットを、テレビ受信システムに対して同軸ケーブルのよって接続する態様で屋外に設置するのに好適な構成とすることができる。
さらに好ましくは、テレビ放送信号の周波数帯域は、地上波放送用の第1の周波数帯域と、第1の周波数帯域よりも高周波数である衛星放送用の第2の周波数帯域とを含む。所定の周波数帯域は、第1の周波数帯域よりも高周波数であり、かつ、第2の周波数帯域よりも低周波数である。フィルタ回路は、低域通過フィルタと、低域通過フィルタと直列接続される複数段の表面弾性波(SAW)フィルタとを有する。低域通過フィルタは、第2の周波数帯域の下限周波数よりも低い遮断周波数を有するように構成される。各表面弾性波フィルタの通過周波数帯域は、所定の周波数帯域を含むとともに、第1の周波数帯域の上限周波数よりも高く、かつ、低域通過フィルタの遮断周波数以下である。
このように構成すると、SAWフィルタによって送受信の対象となる無線信号の周波数帯域を通過させるとともに、低域通過フィルタによって高周波領域の衛星放送用のテレビ放送信号を確実に遮断することが可能となる。
本発明によれば、テレビ受信システムを利用した、簡易な構成の中継装置を提供することができる。
以下に、本発明の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。なお以下では、図中の同一または相当部分には同一符号を付して、その説明は原則的に繰返さないものとする。
図1は、本実施の形態に従う中継装置の概略構成を示すブロック図である。
図1を参照して、中継装置5は、中継ユニット10および中継ユニット20を備える。中継ユニット10および20は、テレビ受信システムの一例であるテレビ共聴システム100を利用して、所定周波数帯域の無線信号を中継する。
図1を参照して、中継装置5は、中継ユニット10および中継ユニット20を備える。中継ユニット10および20は、テレビ受信システムの一例であるテレビ共聴システム100を利用して、所定周波数帯域の無線信号を中継する。
テレビ共聴システム100は、特許文献1の共同受信システムと同様に、アンテナ101で受信されたテレビ放送信号を、伝送ライン102を経由して、テレビ端子110を有する情報コンセントに対して配信する。テレビ共聴システム100において、テレビ端子110を含む情報コンセントは、複数個設けられる。伝送ライン102は、たとえば、同軸ケーブルを含んで構成される。
また、テレビ共聴システム100では、図示しない増幅器や分配器によって、テレビ放送信号は、増幅され、かつ、複数の系統に分配される。伝送ライン102は、このような複数の系統を包括的に表記するものである。本実施の形態において、テレビ共聴システム100は、集合住宅や宿泊施設等においてテレビ放送を共同受信するものであってもよく、戸建て住宅で複数の居室においてテレビ放送を共同受信するものであってもよい。また、テレビ共聴システム100は、アンテナ101に代えて、ケーブルテレビ放送によって、テレビ放送信号を受信することも可能である。
伝送ライン102は、居室内の情報コンセントに設けられたテレビ端子110と接続される。さらに、伝送ライン102と接続された、ケーブル103が、中継ユニット10または20との接続用に設けられる。ケーブル103は、たとえば、F型コネクタ(オス)を端部に有する同軸ケーブルによって構成される。
図2は、中継ユニット10の外観を説明する概略図である。
図2を参照して、中継ユニット10は、筐体11と、筐体11から突出した形状のコネクタ12とを有する。コネクタ12は、たとえば同軸コネクタが適用されて、テレビ端子110と接続可能に構成される。コネクタ12がテレビ端子110に接続されることで、中継ユニット10は、伝送ライン102との間に通信経路を形成することができる。
図2を参照して、中継ユニット10は、筐体11と、筐体11から突出した形状のコネクタ12とを有する。コネクタ12は、たとえば同軸コネクタが適用されて、テレビ端子110と接続可能に構成される。コネクタ12がテレビ端子110に接続されることで、中継ユニット10は、伝送ライン102との間に通信経路を形成することができる。
図3は、中継ユニット20の外観を説明する概略図である。
図3を参照して、中継ユニット20は、筐体21と、コネクタ22とを有する。コネクタ22は、たとえばF型コネクタ(メス)が適用されて、同軸ケーブルで構成されたケーブル103と接続可能に構成されている。
図3を参照して、中継ユニット20は、筐体21と、コネクタ22とを有する。コネクタ22は、たとえばF型コネクタ(メス)が適用されて、同軸ケーブルで構成されたケーブル103と接続可能に構成されている。
本実施の形態に従う中継装置の中継対象とされる無線信号は、テレビ放送が使用する周波数帯とは重複しない周波数帯域の信号である。たとえば、Wi−SUN(Wireless Smart Utility Network)規格に従う、スマートメータから出力される無線信号が、中継装置5によって送受信される。Wi−SUNは、920(MHz)帯の使用が主流であり、一例として、本実施の形態では、中継装置5による送受信対象となる無線信号の規格周波数は921.5(MHz)であるものとする。
中継ユニット20は、屋外に設置されたスマートメータ(図示せず)からの無線信号を受信できるように、屋外に配置される可能性がある。したがって、図3に示された筐体21には、防水加工が施されている。
一方で、中継ユニット10は、屋内(居室内)のテレビ端子110に対して取付けられるように構成される。これにより、居室内に設置されたエネルギモニタ装置(図示せず)に対して、スマートメータからの無線信号を送信することができる。この結果、スマートメータおよびエネルギモニタ装置の間で、壁等での信号減衰によって無線信号の直接の送受信が困難であっても、スマートメータから出力される無線信号に基づくエネルギ使用に関する情報を、エネルギモニタ装置での画面表示等によってユーザへ提供することが可能となる。このように、信号減衰により無線信号の直接の送受信が困難である設備間で、中継装置5を経由した無線信号の送受信が可能となる。
図4は、中継ユニット10および20の構成を説明する概略ブロック図である。
図4を参照して、中継ユニット10は、コネクタ12と、アンテナ13と、信号伝送路14とを含む。同様に、中継ユニット20は、コネクタ22と、アンテナ23と、信号伝送路24とを含む。このように、中継ユニット10および20の各々は、筐体11及び21の間、並びに、コネクタ12及び22の間で外形形状等の相違はあるものの、その内部構成は、同一とすることができる。
図4を参照して、中継ユニット10は、コネクタ12と、アンテナ13と、信号伝送路14とを含む。同様に、中継ユニット20は、コネクタ22と、アンテナ23と、信号伝送路24とを含む。このように、中継ユニット10および20の各々は、筐体11及び21の間、並びに、コネクタ12及び22の間で外形形状等の相違はあるものの、その内部構成は、同一とすることができる。
図5および図6は、テレビ放送が使用する周波数帯域を説明する概念図である。図5には、放送波受信のテレビ放送によって使用される周波数帯域が示され、図6には、ケーブルテレビ受信のテレビ放送によって使用される周波数帯域が示される。
図5を参照して、放送波受信において、地上波デジタル放送で用いられるUHF(Ultra High Frequency)放送は、470〜710(MHz)の周波数帯域を使用する。デジタルのBS(Broadcasting Satellites)またはCS(Communication Satellites)による衛星放送は、12(GHz)前後の放送波の受信後、テレビ共聴システム100において、アンテナ101に接続された図示しないLNB(Low Noise Block)によって、IF帯域の信号に変換される。この結果、伝送ライン102では、CS・BS−IF帯域として、1032〜2150(MHz)の周波数帯域が使用される。
図6を参照して、ケーブルテレビ受信において、テレビ放送信号を含む、ケーブルテレビ局からの送信(CATV下り)には、地上波デジタル放送が用いる470〜710(MHz)を含む、70〜770(MHz)の周波数帯域が用いられる。また、テーブルテレビ局との双方向通信によるサービスのために、ケーブルテレビ局へ向けた送信(CATV上り)には、10〜60(MHz)の周波数帯域が用いられる。また、光ケーブルを用いたFFTH(Fiber To The Home)では、衛星放送用には、CS・BS−IF帯域と同様の、1032〜2150(MHz)の周波数帯域が使用される。
したがって、図5および図6を通じて、衛星放送用の1032〜2150(MHz)および12(GHz)前後を含む周波数帯域が「第2の周波数帯域」に対応する。また、地上波デジタル放送用の470〜710(MHz)が「第1の周波数帯域」に対応する。
本実施の形態に従う中継装置5によって送受信される無線信号は、第1および第2の周波数帯域の中間、すなわち、テレビ放送信号が不使用の周波数帯域の信号である。上述したWi−SUNを想定した中継対象の無線信号の規格周波数である921.5(MHz)は、地上波放送用の第1の周波数帯域の上限である770(MHz)よりも高く、かつ、衛星放送用の第2の周波数帯域の下限である1032(MHz)よりも低いことが理解される。
再び、図4を参照して、信号伝送路14は、フィルタ回路15を有する。同様に、信号伝送路24は、フィルタ回路25を有する。
図7は、フィルタ回路15,25の周波数特性を説明する概念図である。
図7を参照して、フィルタ回路15および25の各々は、図5および図6に示したテレビ放送信号の周波数帯域を遮断するために、f1以上の周波数帯域および、f2以下の周波数帯域を遮断するように構成される。f1は、衛星放送用の第2の周波数帯域の下限である1032(MHz)よりも低い周波数に設定され、f2は、地上波放送用の第1の周波数帯域の上限である770(MHz)よりも高く設定される。
図7を参照して、フィルタ回路15および25の各々は、図5および図6に示したテレビ放送信号の周波数帯域を遮断するために、f1以上の周波数帯域および、f2以下の周波数帯域を遮断するように構成される。f1は、衛星放送用の第2の周波数帯域の下限である1032(MHz)よりも低い周波数に設定され、f2は、地上波放送用の第1の周波数帯域の上限である770(MHz)よりも高く設定される。
さらに、f1およびf2は、f1<fb<f2で示される、フィルタ回路15,25の通過周波数帯域fbが、中継対象の無線信号の周波数帯域に相当する「所定の周波数帯域」を含むように設定される。本実施の形態において、例えば、fbは、921.5±α(MHz)とすることができる(たとえば、α=6.5)。
再び図4を参照して、フィルタ回路15は、直列接続された、低域通過フィルタ(LPF:Low Pass Filter)16および表面弾性波(SAW:Surface Acoustic Wave)フィルタ17,18を有する。
SAWフィルタ17,18の通過周波数帯域は、図7のfb(f1≦fb≦f2)に対応して設定される。一例として、Wi−SUNに従う無線信号の送受信を想定すると。中心周波数921.5(MHz)に対して、13(MHz)の帯域幅を持たせるように、f1=921.5−6.5=915(MHz)、f2=921.5+6.5=928(MHz)に設計することができる。
さらに、LPF16の遮断周波数fcoは、fco≧f2の範囲にて、第2の周波数帯域の下限である1032(MHz)よりも低い周波数に設定される。一般的に、SAWフィルタの特性として、高周波帯での1.5(GHz)帯よりも高周波帯で遮断特性が低下するため、バンドパスフィルタとして機能するSAWフィルタのみでフィルタ回路15を構成すると、図6に示されたCS・BS帯域(12GHz前後)の遮断特性が不十分となることが懸念される。したがって、LPF16をさらに接続することで、衛星放送用の周波数帯域を確実に遮断するができる。
上述したように、中継ユニット10および20の内部構成は同一とすることができるので、フィルタ回路25は、フィルタ回路15と同様の周波数特性(図7)を有するように、LPF26およびSAWフィルタ27,28を有するように構成することができる。なお、図7に示した周波数特性を有する範囲内であれば、フィルタ回路15および25の内部構成は、図4の例示に限定されることなく任意とすることができる。
本実施の形態に従う中継装置によれば、コネクタ12,22によってテレビ放送信号の伝送ライン102と接続された中継ユニット10および20によって、アンテナ13で受信した無線信号をアンテナ23から送信する態様、および、反対にアンテナ23で受信した無線信号をアンテナ13から送信する態様、の両方によって無線信号を中継することができる。
特に、中継対象となる無線信号の周波数帯域を、上記第1および第2の周波数帯域の中間の周波数帯域、具体的には、770(MHz)〜1032(MHz)の範囲内に特化することで、信号伝送路14,24を、周波数変換機能を具備しない構成とすることができる。この結果、周波数変換に必要なミキサ、局部発振器、および、増幅器等の配置が不要となるので、簡易な構成の中継装置を実現することができる。
また、図2および図3に示されたように、筐体11,21及びコネクタ12,22の特性に差異を設けることにより、中継ユニット10,20を屋外および屋内にそれぞれ配置して、屋内および屋外の設備間での無線信号の送受信に好適な中継装置を構成することが可能となる。
なお、本実施の形態に従う中継装置5では、例示したWi−SUNに従う無線信号、または、スマートメータから出力される無線信号に限定されるものではない。すなわち、テレビ放送信号が使用する周波数帯域と重複しない周波数帯域の無線信号であれば、当該周波数帯域に対応してフィルタ回路15,25の周波数特性(fbの範囲)を適切に設計することによって、中継ユニット間に接続されたテレビ受信システムの伝送ラインを用いて中継することが可能である。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
5 中継装置、10,20 中継ユニット、11,21 筐体、12,22 コネクタ、13,23 アンテナ(中継ユニット)、14,24 信号伝送路、15,25 フィルタ回路、16 低域通過フィルタ、17,18,27,28 SAWフィルタ、100 テレビ共聴システム、101 アンテナ(テレビ共聴システム)、102 伝送ライン、103 ケーブル、110 テレビ端子。
Claims (4)
- テレビ放送信号の伝送ラインを有するテレビ受信システムと接続して用いられる中継装置であって、
第1および第2の中継ユニットを備え、
前記第1および第2の中継ユニットの各々は、
無線通信のためのアンテナと、
前記伝送ラインと接続するためのコネクタと、
前記アンテナおよび前記コネクタの間に形成されて、周波数変換することなく高周波信号を伝送するように構成された信号伝送路とを含み、
前記信号伝送路は、
少なくともテレビ放送信号の周波数帯域を遮断し、かつ、前記テレビ放送信号の周波数帯域と重複しない所定の周波数帯域を通過する周波数特性を有するように構成されたフィルタ回路を有する、中継装置。 - 前記第1の中継ユニットの前記コネクタは、室内に配置された前記テレビ受信システムのテレビ端子と接続可能に構成される、請求項1記載の中継装置。
- 前記第2の中継ユニットの前記コネクタは、前記テレビ受信システムの前記伝送ラインと接続された同軸ケーブルと接続可能に構成され、
前記第2の中継ユニットは、防水加工された筐体内に格納される、請求項1または2に記載の中継装置。 - 前記テレビ放送信号の周波数帯域は、地上波放送用の第1の周波数帯域と、前記第1の周波数帯域よりも高周波数である衛星放送用の第2の周波数帯域とを含み、
前記所定の周波数帯域は、前記第1の周波数帯域よりも高周波数であり、かつ、前記第2の周波数帯域よりも低周波数であり、
前記フィルタ回路は、
前記第2の周波数帯域の下限周波数よりも低い遮断周波数を有する低域通過フィルタと、
前記低域通過フィルタと直列接続される複数個の表面弾性波フィルタとを有し、
各前記表面弾性波フィルタの通過周波数帯域は、前記所定の周波数帯域を含むとともに、前記第1の周波数帯域の上限周波数よりも高く、かつ、前記低域通過フィルタの前記遮断周波数以下である、請求項1〜3のいずれか1項に記載の中継装置。
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