JP2004222114A - 電波の送信装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】本発明は同軸ケーブル等の配線をなくし、屋内やビル陰等の電波障害地域、あるいは電波の届く範囲でVHF、UHF、BS、デジタル信号等の放送電波を容易に受信させることができる電波の送信装置を得るにある。
【解決手段】外部から受信したVHF、UHF、BS、デジタル信号等の放送電波を屋内や電波障害地域等に出力するアンテナ出力端子に着脱可能に取付けられる入力端子と、この入力端子に接続された、該入力端子から入力される放送電波を増幅する増幅回路と、この増幅回路に接続された商用電源に接続する商用電源接続回路と、前記増幅回路で増幅された放送電波を出力する出力アンテナとで電波の送信装置を構成している。
【選択図】 図1
【解決手段】外部から受信したVHF、UHF、BS、デジタル信号等の放送電波を屋内や電波障害地域等に出力するアンテナ出力端子に着脱可能に取付けられる入力端子と、この入力端子に接続された、該入力端子から入力される放送電波を増幅する増幅回路と、この増幅回路に接続された商用電源に接続する商用電源接続回路と、前記増幅回路で増幅された放送電波を出力する出力アンテナとで電波の送信装置を構成している。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、VHF、UHF、BS、デジタル信号等の放送電波を無線送信する電波の送信装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、戸建てや集合住宅等の屋内において、家庭用TV受信機を使用する場合、屋内アンテナ出力端子とTV受信機のアンテナ入力端子を同軸ケーブル等で接続していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
従来の同軸ケーブル等で接続する電波の送信装置では、同軸ケーブル等の配線が煩雑になって、屋内配線による室内の美観を損ねるとともに、キッチンや浴室等の水回り部には同軸ケーブル等の配線が困難であるという欠点がある。
【0004】
本発明は以上のような従来の欠点に鑑み、同軸ケーブル等の配線をなくし、屋内あるいは電波の届く範囲でVHF、UHF、BS等の放送電波を容易に受信させることができる電波の送信装置を提供することを目的としている。
【0005】
本発明の前記ならびにそのほかの目的と新規な特徴は次の説明を添付図面と照らし合わせて読むと、より完全に明らかになるであろう。
ただし、図面はもっぱら解説のためのものであって、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明は外部から受信したVHF、UHF、BS、デジタル信号等の放送電波を屋内や電波障害地域等に出力するアンテナ出力端子に着脱可能に取付けられる入力端子と、この入力端子に接続された、該入力端子から入力される放送電波を増幅する増幅回路と、この増幅回路に接続された商用電源に接続する商用電源接続回路と、前記増幅回路で増幅された放送電波を出力する出力アンテナとで電波の送信装置を構成している。
【0007】
【発明の実施の形態】
以下、図面に示す実施の形態により、本発明を詳細に説明する。
【0008】
図1ないし図5に示す本発明の第1の実施の形態において、1は本発明の電波の送信装置で、この電波の送信装置1は、屋内やビル陰等の電波障害地域に設けられた壁面Wや床面等に設置された屋内アンテナ出力端子2と接続あるいは取付けることができる形状に形成されたケース体3と、このケース体3に取付けられた、外部アンテナから受信したVHF、UHF、BS、デジタル信号等の放送電波、本実施の形態ではUHFや地上波デジタル信号等を屋内やビル陰等の電波障害地域に出力するアンテナ出力端子2に着脱可能に取付けることができる入力端子4と、この入力端子4に接続された、該入力端子4から入力されるVHF、UHF、BS、デジタル信号等の放送電波を2分配する分波回路5と、この分波回路5で分波された一方のVHF、UHF、BS、デジタル信号等の放送電波からUHFやデジタル信号等の放送電波を分離する分離フィルター6と、この分離フィルター6で分離したUHFやデジタル信号等の放送電波を電力増幅する増幅回路7と、この増幅回路7等に接続された商用電源に接続されたコンセント8に接続する、スイッチ9が介装されている商用電源接続回路10と、前記分波回路5で分波された他方のVHF、BS等の放送電波を出力する、TV等に同軸ケーブル等を用いて接続できるように形成された第1出力アンテナとしての接続端子11、前記増幅回路7で電力増幅されたUHFやデジタル信号等の放送電波を出力する第2出力アンテナ12とで構成する出力アンテナ13とで構成されている。
なお、前記分離フィルター6は所定の電波を分離できるものを使用することができる。
また、前記商用電源接続回路10には、適宜に電源回路Xが設けられ、変圧器14が介装されていてもよい。
さらに、前記出力アンテナ13は前記ケース体3の外部に設けられてもよく、また、前記第1出力アンテナ11には、図3に示すようなアンテナ11Aを用いて無線送信してもよい。
【0009】
上記構成の電波の送信装置1は、図4に示すように、商用電源接続回路10を商用電源に接続されたコンセント8に接続し、スイッチ9をON状態にすることにより、屋外からのVHF、UHF、BS、デジタル信号等の放送電波を受信して、屋内に送信する。
その時、TV、パーソナルコンピュータやPDA、携帯電話機等の情報端末機等に取付けられた室内アンテナや受信装置で、出力アンテナ13より無線送信された放送電波を受信して、放送を再生することができる。特に外部から入力された地上波デジタル信号を変換なしに屋内やビル陰等の電波障害地域に無線送信できるので、鮮明な映像や音声を楽しむことができる。
また、同軸ケーブル等の配線や接続が不要になるので、例えば、配線が困難であったキッチンや浴室等の水回り部でも、屋内のデザインを損ねることなく容易に良質な視聴することができるとともに、図5に示すように、デパートや駐車場等の施設内や地下街等に設置してもよい。
【0010】
【発明の異なる実施の形態】
次に、図6ないし図19に示す本発明の異なる実施の形態につき説明する。なお、これらの本発明の異なる実施の形態の説明に当って、前記本発明の第1の実施の形態と同一構成部分には同一符号を付して重複する説明を省略する。
【0011】
図6および図7に示す本発明の第2の実施の形態において、前記本発明の第1の実施の形態と主に異なる点は、前記分波回路5で分波された他方のVHF、BS等の放送電波と、前記増幅回路で電力増幅されたUHFやデジタル信号等の放送電波を共通に出力する出力アンテナ13Aを用いた点で、このように構成した電波の送信装置1Aにしても本発明の第1の実施の形態と同様の作用効果を得ることができる。
【0012】
図8および図9に示す本発明の第3の実施の形態において、前記本発明の第2の実施の形態と主に異なる点は、前記分波回路を用いずに、前記入力端子4から入力した放送電波を前記分離フィルター6を介して放送電波を分離する点で、このように構成した電波の送信装置1Bにしても本発明の第2の実施の形態と同様の作用効果を得ることができる。
【0013】
図10および図11に示す本発明の第4の実施の形態において、前記本発明の第1の実施の形態と主に異なる点は、前記ケース体3内に着脱可能に収納された電池15と、この電池15と前記スイッチ9が介装された状態で接続される、前記ケース3体に設けられた電流供給回路16とで構成した点で、このように構成した電波の送信装置1Cにしても本発明の第1の実施の形態と同様の作用効果を得ることができるとともに、設置場所の近傍部位にコンセントがない場合でも確実に使用することができる。
【0014】
図12および図13に示す本発明の第5の実施の形態において、前記本発明の第1の実施の形態と主に異なる点は、屋内に出力するアンテナ出力端子2と前記入力端子4とを接続する接続コード17を用いた点で、このように構成した電波の送信装置1Dにしても本発明の第1の実施の形態と同様の作用効果を得ることができるとともに、直接取付けるスペースがない場合でも、前記接続コード17を介して設置することができる。
【0015】
図14に示す本発明の第6の実施の形態において、前記本発明の第1の実施の形態と主に異なる点は、前記アンテナ出力端子2と前記入力端子4とが接続状態で、前記ケース体2を壁面Wや床面等に取出し可能に埋設し、前記出力アンテナ13部位を外部に突出状態で設けた点で、このように構成した電波の送信装置1Eにしても本発明の第1の実施の形態と同様の作用効果を得ることができる。
【0016】
図15および図16に示す本発明の第7の実施の形態において、前記本発明の第1の実施の形態と主に異なる点は、前記入力端子4から入力されるVHF、UHF、BS、デジタル信号等の放送電波を、増幅することなしに出力アンテナ13から出力する点で、このように構成した電波の送信装置1Fにしても本発明の第1の実施の形態と同様の作用効果を得ることができるとともに、デジタル放送に使用するデジタル信号も変換、増幅なしに屋内に送信することができる。
なお、効率よく屋内にデジタル信号を送信するために、適宜にフィルターを介してもよい。
【0017】
図17に示す本発明の第8の実施の形態において、前記本発明の第1の実施の形態と主に異なる点は、従来と同様の、チューナー、デコーダー、ターミナルアダプター等の情報端末機の中継器X内に設ける点で、このように構成した電波の送信装置1Gは、前記中継器Xの電力を利用して作動させることができる。
【0018】
図18に示す本発明の第9の実施の形態において、前記本発明の第6の実施の形態と主に異なる点は、前記ケース体2を外部に設置し、前記出力アンテナ13Bを屋内やビル陰等の電波障害地域に無線送信が可能な状態で設けた点で、このように構成した電波の送信装置1Hにしても本発明の第6の実施の形態と同様の作用効果を得ることができる。
【0019】
図19に示す本発明の第10の実施の形態において、前記本発明の第9の実施の形態と主に異なる点は、前記ケース体2をビル陰等の電波障害地域に無線送信が可能な状態で屋外の壁部位等に設けた点で、このように構成した電波の送信装置1Iにしても本発明の第9の実施の形態と同様の作用効果を得ることができる。
なお、外部から受信する放送電波は、結線状態あるいは無線受信することができる。
【0020】
なお、前記本発明の異なる実施の形態では主に第1の実施の形態を基にして説明したが、本発明はこれに限らず、各実施の形態に使用された構成を組み合わせて使用しても同様な作用効果が得られる。
【0021】
【発明の効果】
以上の説明から明らかなように、本発明にあっては次に列挙する効果が得られる。
【0022】
(1)外部から受信したVHF、UHF、BS、デジタル信号等の放送電波を屋内や電波障害地域等に出力するアンテナ出力端子に着脱可能に取付けられる入力端子と、この入力端子に接続された、該入力端子から入力される放送電波を増幅する増幅回路と、この増幅回路に接続された商用電源に接続する商用電源接続回路と、前記増幅回路で増幅された放送電波を出力する出力アンテナとからなるので、外部からの放送電波を屋内に無線状態で送信することができる。
したがって、同軸ケーブル等の配線をなくし、屋内やビル陰等の電波障害地域、あるいは電波の届く範囲でVHF、UHF、BS、デジタル信号等の放送電波を容易に受信させることができる。
【0023】
(2)前記(1)によって、同軸ケーブル等の配線や接続が不要なので、屋内のデザインを損ねることなく良質な視聴することができる。
【0024】
(3)前記(1)によって、同軸ケーブル等の配線や接続が不要なので、配線が困難であったキッチンや浴室等の水回り部でのTV視聴も容易にできる。
【0025】
(4)請求項2〜6も前記(1)〜(3)と同様な作用効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態の説明図。
【図2】本発明の第1の実施の形態の概略回路図。
【図3】本発明の第1の実施の形態の異なるタイプの説明図。
【図4】本発明の第1の実施の形態の使用状態の説明図。
【図5】本発明の第1の実施の形態の参考図。
【図6】本発明の第2の実施の形態の説明図。
【図7】本発明の第2の実施の形態の概略回路図。
【図8】本発明の第3の実施の形態の説明図。
【図9】本発明の第3の実施の形態の概略回路図。
【図10】本発明の第4の実施の形態の説明図。
【図11】本発明の第4の実施の形態の概略回路図。
【図12】本発明の第5の実施の形態の説明図。
【図13】本発明の第5の実施の形態の概略回路図。
【図14】本発明の第6の実施の形態の使用状態の説明図。
【図15】本発明の第7の実施の形態の説明図。
【図16】本発明の第7の実施の形態の概略回路図。
【図17】本発明の第8の実施の形態の説明図。
【図18】本発明の第9の実施の形態の概略回路図。
【図19】本発明の第10の実施の形態の使用状態の説明図。
【符号の説明】
1、1A〜1I:電波の送信装置、 2:屋内アンテナ出力端子、
3:ケース体、 4:入力端子、
5:分波回路、 6:分離フィルター、
7:増幅回路、 8:コンセント、
9:スイッチ、 10:商用電源接続回路、
11、11A:第1出力アンテナ、 12:第2出力アンテナ、
13、13A、13B:出力アンテナ、14:変圧器、
15:電池、 16:電流供給回路、
17:接続コード X:電源回路、
W:壁面。
【発明の属する技術分野】
本発明は、VHF、UHF、BS、デジタル信号等の放送電波を無線送信する電波の送信装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、戸建てや集合住宅等の屋内において、家庭用TV受信機を使用する場合、屋内アンテナ出力端子とTV受信機のアンテナ入力端子を同軸ケーブル等で接続していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
従来の同軸ケーブル等で接続する電波の送信装置では、同軸ケーブル等の配線が煩雑になって、屋内配線による室内の美観を損ねるとともに、キッチンや浴室等の水回り部には同軸ケーブル等の配線が困難であるという欠点がある。
【0004】
本発明は以上のような従来の欠点に鑑み、同軸ケーブル等の配線をなくし、屋内あるいは電波の届く範囲でVHF、UHF、BS等の放送電波を容易に受信させることができる電波の送信装置を提供することを目的としている。
【0005】
本発明の前記ならびにそのほかの目的と新規な特徴は次の説明を添付図面と照らし合わせて読むと、より完全に明らかになるであろう。
ただし、図面はもっぱら解説のためのものであって、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明は外部から受信したVHF、UHF、BS、デジタル信号等の放送電波を屋内や電波障害地域等に出力するアンテナ出力端子に着脱可能に取付けられる入力端子と、この入力端子に接続された、該入力端子から入力される放送電波を増幅する増幅回路と、この増幅回路に接続された商用電源に接続する商用電源接続回路と、前記増幅回路で増幅された放送電波を出力する出力アンテナとで電波の送信装置を構成している。
【0007】
【発明の実施の形態】
以下、図面に示す実施の形態により、本発明を詳細に説明する。
【0008】
図1ないし図5に示す本発明の第1の実施の形態において、1は本発明の電波の送信装置で、この電波の送信装置1は、屋内やビル陰等の電波障害地域に設けられた壁面Wや床面等に設置された屋内アンテナ出力端子2と接続あるいは取付けることができる形状に形成されたケース体3と、このケース体3に取付けられた、外部アンテナから受信したVHF、UHF、BS、デジタル信号等の放送電波、本実施の形態ではUHFや地上波デジタル信号等を屋内やビル陰等の電波障害地域に出力するアンテナ出力端子2に着脱可能に取付けることができる入力端子4と、この入力端子4に接続された、該入力端子4から入力されるVHF、UHF、BS、デジタル信号等の放送電波を2分配する分波回路5と、この分波回路5で分波された一方のVHF、UHF、BS、デジタル信号等の放送電波からUHFやデジタル信号等の放送電波を分離する分離フィルター6と、この分離フィルター6で分離したUHFやデジタル信号等の放送電波を電力増幅する増幅回路7と、この増幅回路7等に接続された商用電源に接続されたコンセント8に接続する、スイッチ9が介装されている商用電源接続回路10と、前記分波回路5で分波された他方のVHF、BS等の放送電波を出力する、TV等に同軸ケーブル等を用いて接続できるように形成された第1出力アンテナとしての接続端子11、前記増幅回路7で電力増幅されたUHFやデジタル信号等の放送電波を出力する第2出力アンテナ12とで構成する出力アンテナ13とで構成されている。
なお、前記分離フィルター6は所定の電波を分離できるものを使用することができる。
また、前記商用電源接続回路10には、適宜に電源回路Xが設けられ、変圧器14が介装されていてもよい。
さらに、前記出力アンテナ13は前記ケース体3の外部に設けられてもよく、また、前記第1出力アンテナ11には、図3に示すようなアンテナ11Aを用いて無線送信してもよい。
【0009】
上記構成の電波の送信装置1は、図4に示すように、商用電源接続回路10を商用電源に接続されたコンセント8に接続し、スイッチ9をON状態にすることにより、屋外からのVHF、UHF、BS、デジタル信号等の放送電波を受信して、屋内に送信する。
その時、TV、パーソナルコンピュータやPDA、携帯電話機等の情報端末機等に取付けられた室内アンテナや受信装置で、出力アンテナ13より無線送信された放送電波を受信して、放送を再生することができる。特に外部から入力された地上波デジタル信号を変換なしに屋内やビル陰等の電波障害地域に無線送信できるので、鮮明な映像や音声を楽しむことができる。
また、同軸ケーブル等の配線や接続が不要になるので、例えば、配線が困難であったキッチンや浴室等の水回り部でも、屋内のデザインを損ねることなく容易に良質な視聴することができるとともに、図5に示すように、デパートや駐車場等の施設内や地下街等に設置してもよい。
【0010】
【発明の異なる実施の形態】
次に、図6ないし図19に示す本発明の異なる実施の形態につき説明する。なお、これらの本発明の異なる実施の形態の説明に当って、前記本発明の第1の実施の形態と同一構成部分には同一符号を付して重複する説明を省略する。
【0011】
図6および図7に示す本発明の第2の実施の形態において、前記本発明の第1の実施の形態と主に異なる点は、前記分波回路5で分波された他方のVHF、BS等の放送電波と、前記増幅回路で電力増幅されたUHFやデジタル信号等の放送電波を共通に出力する出力アンテナ13Aを用いた点で、このように構成した電波の送信装置1Aにしても本発明の第1の実施の形態と同様の作用効果を得ることができる。
【0012】
図8および図9に示す本発明の第3の実施の形態において、前記本発明の第2の実施の形態と主に異なる点は、前記分波回路を用いずに、前記入力端子4から入力した放送電波を前記分離フィルター6を介して放送電波を分離する点で、このように構成した電波の送信装置1Bにしても本発明の第2の実施の形態と同様の作用効果を得ることができる。
【0013】
図10および図11に示す本発明の第4の実施の形態において、前記本発明の第1の実施の形態と主に異なる点は、前記ケース体3内に着脱可能に収納された電池15と、この電池15と前記スイッチ9が介装された状態で接続される、前記ケース3体に設けられた電流供給回路16とで構成した点で、このように構成した電波の送信装置1Cにしても本発明の第1の実施の形態と同様の作用効果を得ることができるとともに、設置場所の近傍部位にコンセントがない場合でも確実に使用することができる。
【0014】
図12および図13に示す本発明の第5の実施の形態において、前記本発明の第1の実施の形態と主に異なる点は、屋内に出力するアンテナ出力端子2と前記入力端子4とを接続する接続コード17を用いた点で、このように構成した電波の送信装置1Dにしても本発明の第1の実施の形態と同様の作用効果を得ることができるとともに、直接取付けるスペースがない場合でも、前記接続コード17を介して設置することができる。
【0015】
図14に示す本発明の第6の実施の形態において、前記本発明の第1の実施の形態と主に異なる点は、前記アンテナ出力端子2と前記入力端子4とが接続状態で、前記ケース体2を壁面Wや床面等に取出し可能に埋設し、前記出力アンテナ13部位を外部に突出状態で設けた点で、このように構成した電波の送信装置1Eにしても本発明の第1の実施の形態と同様の作用効果を得ることができる。
【0016】
図15および図16に示す本発明の第7の実施の形態において、前記本発明の第1の実施の形態と主に異なる点は、前記入力端子4から入力されるVHF、UHF、BS、デジタル信号等の放送電波を、増幅することなしに出力アンテナ13から出力する点で、このように構成した電波の送信装置1Fにしても本発明の第1の実施の形態と同様の作用効果を得ることができるとともに、デジタル放送に使用するデジタル信号も変換、増幅なしに屋内に送信することができる。
なお、効率よく屋内にデジタル信号を送信するために、適宜にフィルターを介してもよい。
【0017】
図17に示す本発明の第8の実施の形態において、前記本発明の第1の実施の形態と主に異なる点は、従来と同様の、チューナー、デコーダー、ターミナルアダプター等の情報端末機の中継器X内に設ける点で、このように構成した電波の送信装置1Gは、前記中継器Xの電力を利用して作動させることができる。
【0018】
図18に示す本発明の第9の実施の形態において、前記本発明の第6の実施の形態と主に異なる点は、前記ケース体2を外部に設置し、前記出力アンテナ13Bを屋内やビル陰等の電波障害地域に無線送信が可能な状態で設けた点で、このように構成した電波の送信装置1Hにしても本発明の第6の実施の形態と同様の作用効果を得ることができる。
【0019】
図19に示す本発明の第10の実施の形態において、前記本発明の第9の実施の形態と主に異なる点は、前記ケース体2をビル陰等の電波障害地域に無線送信が可能な状態で屋外の壁部位等に設けた点で、このように構成した電波の送信装置1Iにしても本発明の第9の実施の形態と同様の作用効果を得ることができる。
なお、外部から受信する放送電波は、結線状態あるいは無線受信することができる。
【0020】
なお、前記本発明の異なる実施の形態では主に第1の実施の形態を基にして説明したが、本発明はこれに限らず、各実施の形態に使用された構成を組み合わせて使用しても同様な作用効果が得られる。
【0021】
【発明の効果】
以上の説明から明らかなように、本発明にあっては次に列挙する効果が得られる。
【0022】
(1)外部から受信したVHF、UHF、BS、デジタル信号等の放送電波を屋内や電波障害地域等に出力するアンテナ出力端子に着脱可能に取付けられる入力端子と、この入力端子に接続された、該入力端子から入力される放送電波を増幅する増幅回路と、この増幅回路に接続された商用電源に接続する商用電源接続回路と、前記増幅回路で増幅された放送電波を出力する出力アンテナとからなるので、外部からの放送電波を屋内に無線状態で送信することができる。
したがって、同軸ケーブル等の配線をなくし、屋内やビル陰等の電波障害地域、あるいは電波の届く範囲でVHF、UHF、BS、デジタル信号等の放送電波を容易に受信させることができる。
【0023】
(2)前記(1)によって、同軸ケーブル等の配線や接続が不要なので、屋内のデザインを損ねることなく良質な視聴することができる。
【0024】
(3)前記(1)によって、同軸ケーブル等の配線や接続が不要なので、配線が困難であったキッチンや浴室等の水回り部でのTV視聴も容易にできる。
【0025】
(4)請求項2〜6も前記(1)〜(3)と同様な作用効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態の説明図。
【図2】本発明の第1の実施の形態の概略回路図。
【図3】本発明の第1の実施の形態の異なるタイプの説明図。
【図4】本発明の第1の実施の形態の使用状態の説明図。
【図5】本発明の第1の実施の形態の参考図。
【図6】本発明の第2の実施の形態の説明図。
【図7】本発明の第2の実施の形態の概略回路図。
【図8】本発明の第3の実施の形態の説明図。
【図9】本発明の第3の実施の形態の概略回路図。
【図10】本発明の第4の実施の形態の説明図。
【図11】本発明の第4の実施の形態の概略回路図。
【図12】本発明の第5の実施の形態の説明図。
【図13】本発明の第5の実施の形態の概略回路図。
【図14】本発明の第6の実施の形態の使用状態の説明図。
【図15】本発明の第7の実施の形態の説明図。
【図16】本発明の第7の実施の形態の概略回路図。
【図17】本発明の第8の実施の形態の説明図。
【図18】本発明の第9の実施の形態の概略回路図。
【図19】本発明の第10の実施の形態の使用状態の説明図。
【符号の説明】
1、1A〜1I:電波の送信装置、 2:屋内アンテナ出力端子、
3:ケース体、 4:入力端子、
5:分波回路、 6:分離フィルター、
7:増幅回路、 8:コンセント、
9:スイッチ、 10:商用電源接続回路、
11、11A:第1出力アンテナ、 12:第2出力アンテナ、
13、13A、13B:出力アンテナ、14:変圧器、
15:電池、 16:電流供給回路、
17:接続コード X:電源回路、
W:壁面。
Claims (6)
- 外部から受信したVHF、UHF、BS、デジタル信号等の放送電波を屋内や電波障害地域等に出力するアンテナ出力端子に着脱可能に取付けられる入力端子と、この入力端子に接続された、該入力端子から入力される放送電波を増幅する増幅回路と、この増幅回路に接続された商用電源に接続する商用電源接続回路と、前記増幅回路で増幅された放送電波を出力する出力アンテナとからなることを特徴とする電波の送信装置。
- 外部から受信したVHF、UHF、BS、デジタル信号等の放送電波を屋内や電波障害地域等に出力するアンテナ出力端子に着脱可能に取付けられる入力端子と、この入力端子に接続された、該入力端子から入力される放送電波を分波する分波回路と、この分波回路で分波された放送電波からUHFやデジタル信号等の放送電波を分離する分離フィルターと、この分離フィルターで分離したUHFやデジタル信号等の放送電波を増幅する増幅回路と、この増幅回路に接続された商用電源に接続する商用電源接続回路と、前記増幅回路で増幅された放送電波を出力する出力アンテナとからなることを特徴とする電波の送信装置。
- 外部から受信したVHF、UHF、BS、デジタル信号等の放送電波を屋内や電波障害地域等に出力するアンテナ出力端子に着脱可能に取付けられる入力端子と、この入力端子に接続された、該入力端子から入力される放送電波を分波する分波回路と、この分波回路で分波された放送電波からUHFやデジタル信号等の放送電波を分離する分離フィルターと、この分離フィルターで分離したUHFやデジタル信号等の放送電波を増幅する増幅回路と、この増幅回路および分波回路を作動させる商用電源に接続する商用電源接続回路と、前記分波回路で分波されたVHF、UHF、BS、デジタル信号等の放送電波を出力する第1出力アンテナ、前記増幅回路で増幅されたUHFやデジタル信号等の放送電波を出力する第2出力アンテナとで構成する出力アンテナとからなることを特徴とする電波の送信装置。
- 外部から受信したVHF、UHF、BS、デジタル信号等の放送電波を屋内や電波障害地域等に出力するアンテナ出力端子に着脱可能に取付けられる入力端子と、この入力端子に接続された、UHFやデジタル信号等の放送電波を出力する出力アンテナと、この出力アンテナと入力端子を作動させるように接続された商用電源に接続する商用電源接続回路とからなることを特徴とする電波の送信装置。
- 外部から受信したVHF、UHF、BS、デジタル信号等の放送電波を屋内や電波障害地域等に出力するアンテナ出力端子に着脱可能に取付けることができるケース体に収納されていることを特徴とする特許請求の範囲第1ないし第4項のいずれかに記載の電波の送信装置。
- 各種回路等を作動させることができるように設けられた電源に配線された電流供給回路を設けることを特徴とする特許請求の範囲第1ないし第5項のいずれかに記載の電波の送信装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003009195A JP2004222114A (ja) | 2003-01-17 | 2003-01-17 | 電波の送信装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003009195A JP2004222114A (ja) | 2003-01-17 | 2003-01-17 | 電波の送信装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004222114A true JP2004222114A (ja) | 2004-08-05 |
Family
ID=32898759
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003009195A Pending JP2004222114A (ja) | 2003-01-17 | 2003-01-17 | 電波の送信装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2004222114A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006333231A (ja) * | 2005-05-27 | 2006-12-07 | Toshiba Corp | ホームギャップフィラー装置 |
JP2008124863A (ja) * | 2006-11-14 | 2008-05-29 | Dx Antenna Co Ltd | 室内テレビジョン信号受信システム |
JP2011176882A (ja) * | 2011-05-30 | 2011-09-08 | Toshiba Corp | ホームギャップフィラー装置 |
-
2003
- 2003-01-17 JP JP2003009195A patent/JP2004222114A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006333231A (ja) * | 2005-05-27 | 2006-12-07 | Toshiba Corp | ホームギャップフィラー装置 |
JP2008124863A (ja) * | 2006-11-14 | 2008-05-29 | Dx Antenna Co Ltd | 室内テレビジョン信号受信システム |
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