JP2019219851A - サーバ装置、家電機器監視システム、家電機器監視方法および家電機器監視プログラム - Google Patents

サーバ装置、家電機器監視システム、家電機器監視方法および家電機器監視プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】ハードウェアリソースが限られた家電機器を監視対象とする場合であっても、異常の発生を早期に発見し、通信量を低減することが可能なサーバ装置を得ること。【解決手段】サーバ装置10は、家電機器20の状態を示す監視対象情報を要求する要求メッセージを家電機器20に送信し、家電機器20から監視対象情報を収集する機器情報収集部11と、収集された監視対象情報に基づいて、機器情報収集部11が家電機器20に要求メッセージを送信する間隔を決定する送信間隔決定部13と、を備える。【選択図】図4

Description

本発明は、家電機器を監視するサーバ装置、家電機器監視システム、家電機器監視方法および家電機器監視プログラムに関する。
機器の状態を示す監視対象情報を通信路を介して収集し、機器の監視を行うシステムが提案されている。このようなシステムでは、機器の状態が変化したときに早期に異常を検知すると共に、通信路における輻輳回避のために、通信量を低減することが重要である。
特許文献1には、作業機械の監視において、作業機械の内部で収集した作業機械の情報を、外部の異常判断処理手段に通信路を介して送信する送信間隔を、作業機械で異常が発生する確率に基づいて変更する技術が開示されている。ここで、作業機械で異常が発生する確率は、作業機械の稼働時間に対応して予め定められている。特許文献1に開示された技術によれば、作業機械で異常が発生する確率が低いほど送信間隔を長くして通信量を低減すると共に、作業機械で異常が発生する確率が高いほど送信間隔を短くして早期に異常を発見することができる。
特開2012−149510号公報
しかしながら、特許文献1に開示された技術によれば、作業機械の稼働時間が長いほど作業機械で異常が発生する確率が高いことを前提としているため、必ずしも異常が発生する確率を正確に求めることができない。このため、異常の発生を早期に発見することができなかったり、不要に通信量が増えてしまう場合があった。異常が発生する確率をより高精度に求めようとする場合、異常が発生する確率を求めるための処理負荷が増大し、監視対象機器のハードウェアリソースの使用量が増大する。この場合、家電機器のようにハードウェアリソースが限られた機器を監視対象機器とする場合には実装することができないという問題があった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、ハードウェアリソースが限られた家電機器を監視対象とする場合であっても、通信量を低減しつつ、家電機器の異常を早期に発見することが可能なサーバ装置を得ることを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明に係るサーバ装置は、家電機器の状態を示す監視対象情報を要求する要求メッセージを家電機器に送信し、家電機器から監視対象情報を収集する機器情報収集部と、収集された監視対象情報に基づいて、機器情報収集部が家電機器に要求メッセージを送信する間隔を決定する送信間隔決定部と、を備える。
本発明によれば、ハードウェアリソースが限られた家電機器を監視対象とする場合であっても、通信量を低減しつつ、家電機器の異常を早期に発見することが可能であるという効果を奏する。
本発明の実施の形態にかかる家電機器監視システムの構成を示す図 図1に示す家電機器の一例である空気調和機の構成を示す図 図2に示す空気調和機の室温変化の一例を示す図 図1に示すサーバ装置の機能構成を示す図 図4に示す機器属性情報テーブルの一例を示す図 図4に示す監視対象情報テーブルの一例を示す図 図4に示す状態判定情報テーブルの一例を示す図 図1に示すサーバ装置の動作の一例を示すフローチャート 図1に示す家電機器監視システムの動作例を示すシーケンス図 図3に示すサーバ装置の機能を実現するための制御回路の構成を示す図
以下に、本発明の実施の形態に係るサーバ装置、家電機器監視システム、家電機器監視方法および家電機器監視プログラムを図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。
実施の形態.
図1は、本発明の実施の形態にかかる家電機器監視システム1の構成を示す図である。家電機器監視システム1は、サーバ装置10と、サーバ装置10に接続可能な家電機器20−1〜20−nとを有する。以下、複数の家電機器20−1〜20−nのそれぞれを特に区別しない場合、家電機器20と称する。
サーバ装置10は、監視対象機器である複数の家電機器20とインターネットなどの通信路を介して接続可能である。サーバ装置10は、複数の家電機器20のそれぞれから、家電機器20の状態を示す監視対象情報を収集する機能を有する。このときサーバ装置10は、家電機器20に監視対象情報を要求する要求メッセージを送信し、要求メッセージに応じて家電機器20から返送される監視対象情報を収集する。サーバ装置10は、例えば、クラウド上に構成されるクラウドサーバである。
家電機器20は、監視対象機器であり、例えば、空気調和機、テレビ、給湯器などである。家電機器20は、サーバ装置10からの要求メッセージに応じて、要求メッセージにて指定される監視対象情報をサーバ装置10に返送する。
図2は、図1に示す家電機器20−1〜20−nの一例である空気調和機40の構成を示す図である。空気調和機40は、室内機3と室外機4とを有する。室内機3と室外機4とは互いに通信可能に接続されていると共に、室内機3と室外機4との間で空気の交換ができるように空気流路でも接続されている。
室内機3は、室内の空気を吸い込む図示しない吸い込み口近傍に設けられた温度センサ111および湿度センサ112と、室内機3の前面に設けられた臭気センサ113、赤外線サーモグラフィ114および画像センサ115とを有する。なお、臭気センサ113、赤外線サーモグラフィ114および画像センサ115の配置は図2の例に限定されない。臭気センサ113は、空気調和機40の空気調和の対象となる気体の濃度が検出できる位置に設けられればよく、室内機3と離れた場所に設置され、室内機3と有線又は無線で接続されていてもよい。赤外線サーモグラフィ114は、空気調和機40の空気調和の対象となる空間の熱分布を取得可能な位置に設けられればよく、室内機3と離れた場所に設置され、室内機3と有線又は無線で接続されてもよい。画像センサ115は、空気調和機40の空気調和の対象となる空間内の画像を取得可能な位置に設けられればよく、室内機3と離れた場所に設置され、室内機3と有線又は無線で接続されてもよい。
このように、空気調和機40は、複数のセンサを有している。センサの検出値は、空気調和機40の状態を監視するための監視対象情報として用いられる。例えば、温度センサ111によって取得される温度データの履歴に基づいて、空気調和機40の状態を判断することができる。
図3は、図2に示す空気調和機40の室温変化の一例を示す図である。例えば、空気調和機40が暖房運転を行う場合に、室温を15度から20度に上げるまでにかかる時間が、時間T1であったとする。この空気調和機40において、室温を15度から20度に上げるまでにかかる時間が、時間T1よりも長い時間T2となった場合、時間T2よりも長い時間T3となった場合などは、空気調和機40が故障しているまたは空気調和機40の故障が近づいていると判断することができる。このため、サーバ装置10は、監視対象の家電機器20である空気調和機40に、温度センサ111によって取得される温度データを監視対象情報として送信するように要求することができる。
図4は、図1に示すサーバ装置10の機能構成を示す図である。サーバ装置10は、機器情報収集部11と、状態判定部12と、送信間隔決定部13と、記憶部14とを有する。記憶部14には、機器属性情報テーブル15と、監視対象情報テーブル16と状態判定情報テーブル17とが記憶される。
機器情報収集部11は、家電機器20から家電機器20の属性を示す機器属性情報と、家電機器20の状態を示す監視対象情報とを収集する。具体的には、機器情報収集部11は、まず初めて接続した家電機器20から、機器属性情報を取得する。機器情報収集部11は、取得した機器属性情報を機器属性情報テーブル15に記憶させる。また、機器情報収集部11は、後述する送信間隔決定部13が決定した送信間隔で、監視対象情報を要求する要求メッセージを家電機器20に送信する。そして機器情報収集部11は、要求メッセージに応じて家電機器20から送信される監視対象情報を受信し、監視対象情報テーブル16に記憶させる。監視対象情報は、家電機器20に備えられたセンサにより取得される検出値、家電機器20の動作に関する設定情報などである。機器情報収集部11は、複数の家電機器20のそれぞれに、センサの種別などの取得する検出値の種類を指定して、監視対象情報を要求してもよい。
図5は、図4に示す機器属性情報テーブル15の一例を示す図である。機器属性情報テーブル15は、家電機器20の機器種別と、機器型名と、機器シリアル番号とから構成される機器属性情報を含む。
図6は、図4に示す監視対象情報テーブル16の一例を示す図である。ここでは、監視対象の家電機器20が図2に示す空気調和機40である場合の一例が示されている。監視対象情報テーブル16は、機器情報収集部11が収集した監視対象情報を含み、具体的には、家電機器20の識別情報である機器シリアル番号と、監視対象情報の取得日時である時刻と、温度センサ111によって取得される温度データの検出値である室内温度と、空気調和機40の設定温度と、運転モードとを含む。機器情報収集部11が監視対象情報を収集する度に監視対象情報テーブル16に取得した監視対象情報を記憶させることで、家電機器20の状態の経時変化を示す情報が生成される。
図4の説明に戻る。状態判定部12は、機器情報収集部11によって収集された監視対象情報に基づいて、家電機器20の故障可能性を判定する。具体的には、状態判定部12は、家電機器20が故障している状態、家電機器20の故障が近い状態、家電機器20が通常稼働中のいずれの状態であるかを判定することができる。このとき状態判定部12は、状態判定情報テーブル17を用いて、家電機器20の故障可能性を判定することができる。
図7は、図4に示す状態判定情報テーブル17の一例を示す図である。状態判定情報テーブル17は、機器種別と、機器型名と、室温と設定温度の温度差と、温度差の解消時間と、運転モードと、監視対象時間と、室温と、短縮送信間隔と、基準送信間隔とを含む。状態判定情報テーブル17は、家電機器20の型毎に、状態判定部12が家電機器20の故障可能性を判定するための基準を示す情報と、家電機器20が通常動作状態である場合にこの家電機器20へ要求メッセージを送信する間隔である基準送信間隔と、家電機器20が故障している状態および家電機器20の故障が近い状態である場合にこの家電機器20へ要求メッセージを送信する間隔である短縮送信間隔とを含む。同じ型の家電機器20において、短縮送信間隔は、基準送信間隔よりも短い。
状態判定情報テーブル17に含まれる状態判定情報は、予め家電機器20のメーカによって定められた情報であってもよいし、サーバ装置10が過去に取得した監視対象情報に基づいて生成された情報であってもよい。サーバ装置10が過去に取得した監視対象情報から状態判定情報が生成される場合、機械学習を用いて状態判定情報が生成されてもよい。この場合、状態判定部12は、監視対象情報と状態判定情報とのパターンマッチングにより家電機器20の故障可能性を判定する。
例えば、図6に示す監視対象情報テーブル16に基づいて、状態判定部12が、機器シリアル番号「01452865ABC」の家電機器20の故障可能性を判定する場合、状態判定部12は、まず機器属性情報テーブル15を用いて、機器シリアル番号から、当該家電機器20の機器型名を取得する。
図5に示す機器属性情報テーブル15を用いると、状態判定部12は、機器シリアル番号「01452865ABC」の家電機器20の機器種別が「ルームエアコン」であり、機器型名が「RA−17X」であるという情報を取得することができる。状態判定部12は、続いて、状態判定情報テーブル17を用いて、機器型名「RA−17X」の故障可能性を判定するための基準を示す状態判定情報を取得する。状態判定部12は、機器型名「RA−17X」から、図7の1行目の状態判定情報を取得することができる。
図7の1行目の状態判定情報には、機器型名「RA−17X」のルームエアコンが、暖房モードで動作しており、室温と設定温度の温度差が10度である場合に、温度差の解消にかかる時間が30分を超える場合、要求メッセージの送信間隔を短縮送信間隔にすることが示されている。このルームエアコンは、図2に示す空気調和機40とする。またこの状態判定情報には、監視対象時間は、空気調和機40が稼働し始めてから2時間とすることが示されている。さらにこの状態判定情報は、基準送信間隔が10秒であり、短縮送信間隔が1秒であることが示されている。状態判定部12は、この状態判定情報を用いて、空気調和機40が、暖房モードで動作しており、室温と設定温度の温度差が10度である場合に、温度差の解消にかかる時間が30分を超えるか否かを判定し、判定結果を送信間隔決定部13に入力する。
また、状態判定情報は、判定対象の家電機器20だけでなく、判定対象の家電機器20と同じ型の他の家電機器20から収集された監視対象情報に基づいて生成されてもよい。この場合、状態判定部12は、判定対象の家電機器20と異なる家電機器20であって、判定対象の家電機器20と同じ型の家電機器20から収集した監視対象情報を用いて、判定対象の家電機器20の故障可能性を判定することになる。
図4の説明に戻る。送信間隔決定部13は、状態判定部12の判定結果に基づいて、機器情報収集部11が家電機器20に要求メッセージを送信する間隔を決定する。送信間隔決定部13は、状態判定情報テーブル17に含まれる基準送信間隔および短縮送信間隔のいずれか1つに送信間隔を設定することができる。家電機器20が通常動作中であると判定された場合、送信間隔決定部13は、送信間隔を基準送信間隔に設定することができる。図6に示す例では、基準送信間隔は10秒である。家電機器20が故障している状態であると判定された場合および家電機器20の故障が近いと判定された場合、送信間隔決定部13は、送信間隔を基準送信間隔よりも短い短縮送信間隔に設定することができる。
図8は、図1に示すサーバ装置10の動作の一例を示すフローチャートである。サーバ装置10の機器情報収集部11は、まず、家電機器20と接続されると、機器属性情報を家電機器20から取得して機器属性情報テーブル15に格納する(ステップS101)。
状態判定部12は、状態判定処理を行う(ステップS102)。具体的には、状態判定部12は、判定対象の家電機器20の機器シリアル番号から、機器属性情報テーブル15を用いて機器型名を取得する。そして、機器型名から監視対象情報テーブル16の値と、状態判定情報テーブル17の値とを比較して、家電機器20の故障可能性が基準よりも低い通常動作状態であるか、家電機器20の故障可能性が基準よりも高い状態、すなわち、家電機器20が故障しているまたは故障に近い状態であるかを判定する。なお、監視対象情報をまだ取得していない場合、上記の判定処理を行うことができないが、監視対象情報がない場合には、通常動作状態であると判定することとする。
送信間隔決定部13は、状態判定部12の判定結果が、故障しているまたは故障に近い状態であるか否かを判断する(ステップS103)。判定結果が、家電機器20が故障している状態であることを示す場合、および、家電機器20が故障に近い状態であることを示す場合(ステップS103:Yes)、送信間隔決定部13は、送信間隔を短縮送信間隔に設定する(ステップS104)。判定結果が、家電機器20が通常動作状態であることを示す場合(ステップS103:No)、送信間隔決定部13は、送信間隔を基準送信間隔に設定する(ステップS105)。
機器情報収集部11は、送信間隔決定部13が決定した送信間隔に基づいて、送信タイミングが到来したか否かを判断する(ステップS106)。送信タイミングが到来していない場合(ステップS106:No)、送信タイミングが到来するまでステップS106の処理を繰り返す。送信タイミングが到来した場合(ステップS106:Yes)、機器情報収集部11は、家電機器20に監視対象情報を要求する要求メッセージを送信する(ステップS107)。機器情報収集部11は、要求メッセージに応じて家電機器20が送信した監視対象情報を受信して、監視対象情報テーブル16に格納する(ステップS108)。ステップS108の処理が終わると、ステップS102の処理に戻る。
図9は、図1に示す家電機器監視システム1の動作例を示すシーケンス図である。まず、サーバ装置10と家電機器20との間で、監視対象情報通知用のTCP(Transmission Control Protocol)/IP(Internet Protocol)コネクションが確立される(ステップS201)。コネクションの確率処理の中で、機器属性情報などが送受信される。
家電機器20からサーバ装置10に対して、監視対象情報に対応した要求メッセージの購読要求を送信する(ステップS202)。サーバ装置10は、基準送信間隔で定期的に要求メッセージを家電機器20に送信し、家電機器20は、要求メッセージに応じて、監視対象情報をサーバ装置10に送信する。サーバ装置10は、監視対象情報を定期的に収集することになる。サーバ装置10は、収集された監視対象情報に基づいて、家電機器20が故障状態に近づいたと判定する(ステップS203)。故障状態に近づいたと判定された後、サーバ装置10は、要求メッセージの送信間隔を短縮送信間隔に狭める。家電機器20が故障状態から脱したと判定されると(ステップS204)、サーバ装置10は、送信間隔を基準送信間隔に戻す。
図10は、図3に示すサーバ装置10の機能を実現するための制御回路の構成を示す図である。サーバ装置10の機器情報収集部11、状態判定部12、送信間隔決定部13および記憶部14は、プロセッサ91と、メモリ92とを用いて実現される。
プロセッサ91は、CPU(Central Processing Unit)であり、中央処理装置、処理装置、演算装置、マイクロプロセッサ、マイクロコンピュータ、DSP(Digital Signal Processor)などとも呼ばれる。
メモリ92は、例えば、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)、フラッシュメモリー、EPROM(Erasable Programmable ROM)、EEPROM(登録商標)(Electrically EPROM)などの不揮発性または揮発性の半導体メモリ、磁気ディスク、フレキシブルディスク、光ディスク、コンパクトディスク、ミニディスク、DVD(Digital Versatile Disk)などである。
プロセッサ91は、メモリ92に記憶された、各構成要素の処理に対応するコンピュータプログラムを読み出して、読み出したコンピュータプログラムを実行することにより、サーバ装置10の各機能を実現することができる。また、メモリ92は、プロセッサ91が実行する各処理における一時メモリとしても使用される。
以上説明したように、本発明の実施の形態によれば、サーバ装置10は、監視対象情報を要求するために家電機器20に送信する要求メッセージの送信間隔を家電機器20の動作状態を示す監視対象情報に基づいて決定する。このとき家電機器20は、サーバ装置10が送信した要求メッセージに応じて、指定された監視対象情報を送信するだけでよく、家電機器20が監視対象情報を送信するタイミングはサーバ装置10が要求メッセージを送信するタイミングによって制御される。このため、家電機器20は、家電機器20の動作状態を判断するといったハードウェアリソースの消費量が大きい処理を行う必要がない。したがって、ハードウェアリソースが制限された家電機器20を監視対象とする場合であっても、家電機器20に異常が発生する確率を高精度に求めることが可能であり、通信量を低減しつつ、家電機器20の異常を早期に発見することが可能になる。
また、サーバ装置10は、複数の家電機器20から監視対象情報を収集することが可能である。このため、サーバ装置10は、監視対象の家電機器20の故障可能性を判定する際に、判定対象の家電機器20と異なる家電機器20から収集した監視対象情報を用いて、判定対象の家電機器20の故障可能性を判定することができる。このとき、サーバ装置10は、使用する監視対象情報を、判定対象の家電機器20と同じ型の家電機器20の監視対象情報としてもよい。この場合、判定対象の家電機器20から収集した監視対象情報が少ない段階においても、家電機器20の動作状態を高精度に判定することが可能になる。
サーバ装置10によれば、家電機器20が故障する可能性が低い場合には、サーバ装置10と家電機器20との間の通信量を低減することができる。サーバ装置10として、従量課金制のクラウドサービスを利用する場合、通信量を低減することで、クラウドサービスの使用料金を削減することが可能になる。
また、家電機器20と異なり、サーバ装置10は、処理負荷に応じて、ハードウェアリソースの追加が容易である。またサーバ装置10は、複数の家電機器20と接続することが可能である。このため、上記の実施の形態のように、サーバ装置10が監視対象情報を収集する間隔、つまり要求メッセージの送信間隔を決定する場合、送信間隔を決定するための処理に機械学習を用いることが可能である。機械学習を用いることで、送信間隔をより適切に制御することが可能になり、通信量の低減と、異常の早期発見とを両立させることが可能になる。
以上の実施の形態に示した構成は、本発明の内容の一例を示すものであり、別の公知の技術と組み合わせることも可能であるし、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、構成の一部を省略、変更することも可能である。
例えば、上記では家電機器20が直接ネットワークに接続されていることとしたが、本実施の形態はかかる例に限定されない。実際には、家電機器20が通信アダプタ装置を介してネットワークに接続されることが多い。
また、上記の実施の形態では、送信間隔決定部13は、要求メッセージを送信する間隔として、基準送信間隔または短縮送信間隔を用いることとしたが、本実施の形態はかかる例に限定されない。送信間隔決定部13は、家電機器20の故障可能性が低いほど、要求メッセージを送信する間隔を長くすればよく、2つの値のいずれかを選択する例に限らず、3つ以上の候補値の中から選択してもよいし、計算式を用いて、故障可能性の度合いから送信間隔を決定してもよい。
1 家電機器監視システム、3 室内機、4 室外機、10 サーバ装置、11 機器情報収集部、12 状態判定部、13 送信間隔決定部、14 記憶部、15 機器属性情報テーブル、16 監視対象情報テーブル、17 状態判定情報テーブル、20,20−1〜20−n 家電機器、40 空気調和機、91 プロセッサ、92 メモリ、111 温度センサ、112 湿度センサ、113 臭気センサ、114 赤外線サーモグラフィ、115 画像センサ。

Claims (11)

  1. 家電機器の状態を示す監視対象情報を要求する要求メッセージを前記家電機器に送信し、前記家電機器から前記監視対象情報を収集する機器情報収集部と、
    収集された前記監視対象情報に基づいて、前記機器情報収集部が前記家電機器に前記要求メッセージを送信する間隔を決定する送信間隔決定部と、
    を備えるサーバ装置。
  2. 収集された前記監視対象情報に基づいて、前記家電機器の故障可能性を判定する状態判定部、
    をさらに備え、
    前記送信間隔決定部は、前記状態判定部が出力する判定結果に基づいて前記要求メッセージを送信する間隔を決定する請求項1に記載のサーバ装置。
  3. 前記送信間隔決定部は、前記判定結果が示す故障可能性が低いほど前記要求メッセージを送信する間隔を長くする請求項2に記載のサーバ装置。
  4. 前記送信間隔決定部は、前記家電機器の故障可能性が基準以内であることを示す判定結果が出力された場合、前記要求メッセージを送信する間隔を基準送信間隔にし、前記家電機器の故障可能性が基準を超える判定結果が出力された場合、前記要求メッセージを送信する間隔を前記基準送信間隔よりも短い短縮送信間隔にする請求項2または3に記載のサーバ装置。
  5. 前記状態判定部は、前記家電機器が故障している状態または前記家電機器の故障が近づいている状態であると判定するための基準を示す状態判定情報に基づいて、前記家電機器の故障可能性を判定する請求項2から4のいずれか1項に記載のサーバ装置。
  6. 前記状態判定情報は、機械学習を用いて生成された情報であり、
    前記状態判定部は、前記状態判定情報と前記監視対象情報とのパターンマッチングによって前記家電機器の故障可能性を判定する請求項5に記載のサーバ装置。
  7. 前記機器情報収集部は、複数の家電機器から前記監視対象情報を収集することが可能であり、
    前記状態判定部は、判定対象の家電機器と異なる家電機器から収集した前記監視対象情報を用いて、前記判定対象の家電機器の故障可能性を判定する請求項2から6のいずれか1項に記載のサーバ装置。
  8. 前記状態判定部は、前記判定対象の家電機器と異なる家電機器であって、前記判定対象の家電機器と同じ型の家電機器から収集した前記監視対象情報を用いて、前記判定対象の家電機器の故障可能性を判定する請求項7に記載のサーバ装置。
  9. 家電機器と、
    前記家電機器を監視するサーバ装置と、
    を含み、
    前記サーバ装置は、
    家電機器の状態を示す監視対象情報を要求する要求メッセージを前記家電機器に送信し、前記家電機器から前記監視対象情報を収集する機器情報収集部と、
    収集された前記監視対象情報に基づいて、前記機器情報収集部が前記家電機器に前記要求メッセージを送信する間隔を決定する送信間隔決定部と、
    を有する家電機器監視システム。
  10. サーバ装置が家電機器を監視する家電機器監視方法であって、
    前記サーバ装置が、前記家電機器の状態を示す監視対象情報を要求する要求メッセージを前記家電機器に送信するステップと、
    前記サーバ装置が、前記要求メッセージに応じて前記家電機器が送信する前記監視対象情報を収集するステップと、
    前記サーバ装置が、収集された前記監視対象情報に基づいて、前記要求メッセージを送信する間隔を決定するステップと、
    を含む家電機器監視方法。
  11. 家電機器の状態を示す監視対象情報を要求する要求メッセージを前記家電機器に送信するステップと、
    前記要求メッセージに応じて前記家電機器が送信する前記監視対象情報を収集するステップと、
    収集された前記監視対象情報に基づいて、前記要求メッセージを送信する間隔を決定するステップと、
    をコンピュータに実行させる家電機器監視プログラム。
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