JP2019218890A - 熱利用システム及び熱利用システムの運転方法 - Google Patents

熱利用システム及び熱利用システムの運転方法 Download PDF

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Abstract

【課題】熱利用設備の停止時における熱媒体の噴き出しを抑制することが可能な熱利用システム及び熱利用システムの運転方法を提供する。【解決手段】熱利用システムは、熱源流体が流れる熱源流路と、熱源流路から熱源流体が流入する第1流路と熱媒体が流れる第2流路とを含み、熱源流体と熱媒体との間で熱交換を行う熱交換器と、熱媒体により回収された熱を利用する熱利用設備と、熱交換器の第2流路と熱利用設備とを接続する循環流路と、熱交換器を迂回するように熱源流路に接続されたバイパス流路と、熱源流路におけるバイパス流路の上流端と熱交換器との間に配置され、熱源流体の流通及び遮断を切り替える上流弁と、熱源流路におけるバイパス流路の下流端と熱交換器との間に配置され、熱源流体の流通及び遮断を切り替える下流弁と、上流弁と下流弁との間に位置する流路内に気体を導入することにより当該流路内を加圧する加圧部と、を備えている。【選択図】図1

Description

本発明は、熱利用システム及び熱利用システムの運転方法に関する。
従来、特許文献1に開示されるように、下水汚泥などを焼却する焼却炉より排出される高温の排ガスから熱を回収して利用する熱利用システムが知られている。このような熱利用システムは、排ガスが有する熱エネルギーの有効利用の観点から望ましく、近年注目を集めている技術である。
特許文献1に開示される熱利用システムは、下水汚泥の焼却炉から排出された排ガスの熱により白煙防止空気を加熱する白煙防止器と、加熱された白煙防止空気を煙突に導くルートに配置された熱回収用ボイラと、熱回収用ボイラの前後に配置された一対のダンパと、熱回収用ボイラを迂回するバイパスラインと、を備えるものである。このシステムによれば、熱回収用ボイラにおいて白煙防止空気を熱源として蒸気を発生させることにより、白煙防止空気を介して排ガスの熱エネルギーを回収することができる。そして、発生した蒸気は所定の利用先に送られる。
特開2012−242029号公報
特許文献1に開示された熱利用システムにおいて、蒸気の利用先が停止している間には、熱回収用ボイラの前後のダンパを閉じ、バイパスラインを通じて白煙防止空気(熱源流体)を煙突に直接導くことが考えられる。ここで、ダンパの前後には圧力差が生じるため、これにより白煙防止空気が閉状態のダンパから漏れてボイラ側にリークすることがある。その結果、利用先の停止中に白煙防止空気の熱によって熱媒体(蒸気の発生源)の沸騰や膨張が起こり、熱媒体が配管から噴き出すという問題が起こり得る。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、熱利用設備の停止時における熱媒体の噴き出しを抑制することが可能な熱利用システム及び熱利用システムの運転方法を提供することである。
本発明の一局面に係る熱利用システムは、熱源流体が流れる熱源流路と、前記熱源流路と連通すると共に前記熱源流路から熱源流体が流入する第1流路と、熱源流体から熱を回収するための熱媒体が流れる第2流路と、を含み、前記第1流路を流れる熱源流体と前記第2流路を流れる熱媒体との間で熱交換を行う熱交換器と、熱媒体により回収された熱を利用する熱利用設備と、熱媒体が循環可能なように前記熱交換器の前記第2流路と前記熱利用設備とを接続する循環流路と、前記熱交換器を迂回するように前記熱源流路に接続されたバイパス流路と、前記熱源流路における前記バイパス流路の上流端と前記熱交換器との間に配置され、熱源流体の流通及び遮断を切り替える上流弁と、前記熱源流路における前記バイパス流路の下流端と前記熱交換器との間に配置され、熱源流体の流通及び遮断を切り替える下流弁と、前記上流弁と前記下流弁との間に位置する流路内に気体を導入することにより当該流路内を加圧する加圧部と、を備えている。
この熱利用システムにおいて、熱利用設備の動作時には、上流弁及び下流弁をそれぞれ開くことにより、熱交換器の第1流路内に熱源流体を流入させることができる。そして、熱交換器において熱源流体の熱を熱媒体により回収し、当該熱回収後の熱媒体を循環流路を通じて熱利用設備に供給することができる。
一方で、熱利用設備の停止時には、上流弁及び下流弁をそれぞれ閉じて熱交換器の第1流路への熱源流体の流通を遮断し、バイパス流路を通じて熱交換器を迂回するように熱源流体を流すことができる。ここで、加圧部によって上流弁と下流弁との間の流路内に気体を導入して加圧することにより、各弁の前後間における圧力差が低減され、閉状態の各弁から熱源流体が漏れて熱交換器側へリークするのを防止することができる。これにより、熱利用設備の停止時における熱媒体の沸騰や膨張を防ぎ、熱媒体の噴き出しを抑制することができる。
本発明の他局面に係る熱利用システムの運転方法は、熱源流体が流れる熱源流路と、前記熱源流路と連通する第1流路及び熱媒体が流れる第2流路を含む熱交換器と、熱利用設備と、熱媒体が循環可能なように前記熱交換器の前記第2流路と前記熱利用設備とを接続する循環流路と、前記熱交換器を迂回するように前記熱源流路に接続されたバイパス流路と、前記熱源流路における前記バイパス流路の上流端と前記熱交換器との間に配置された上流弁と、前記熱源流路における前記バイパス流路の下流端と前記熱交換器との間に配置された下流弁と、を備えた熱利用システムを運転する方法である。この熱利用システムの運転方法において、前記熱利用設備の動作時には、前記上流弁及び前記下流弁をそれぞれ開き、前記熱源流路から前記第1流路に流入した熱源流体と前記第2流路内の熱媒体との間で熱交換を行い、当該熱交換を介して熱源流体から熱を回収した熱媒体を前記循環流路を通じて前記熱利用設備に供給する。またこの熱利用システムの運転方法において、前記熱利用設備の停止時には、前記上流弁及び前記下流弁をそれぞれ閉じると共に、前記上流弁と前記下流弁との間に位置する流路内に気体を導入することにより当該流路内を加圧する。
この熱利用システムの運転方法によれば、熱利用設備の動作時には、熱媒体が熱源流体から回収した熱を熱利用設備において利用することができる。一方で、熱利用設備の停止時には、それぞれ閉じた状態の上流弁と下流弁との間の流路内に気体を導入して加圧することにより、各弁の前後間における圧力差を低減することができる。これにより、閉状態の各弁から熱源流体が漏れて熱交換器側へリークするのを防ぐことができる。したがって、熱利用設備の停止時における熱媒体の沸騰や膨張が防止され、熱媒体の噴き出しを抑制することができる。
上記熱利用システムの運転方法において、熱源流体の温度よりも低い沸点を有する液状の熱媒体を用いてもよい。
熱源流体の温度よりも沸点が低い液状の熱媒体を用いる場合には、熱源流体のリークによる沸騰の問題が顕著であるが、上述のように上流弁と下流弁との間の流路内を加圧することでこれを防ぐことができる。
以上の説明から明らかなように、本発明によれば、熱利用設備の停止時における熱媒体の噴き出しを抑制することが可能な熱利用システム及び熱利用システムの運転方法を提供することができる。
本発明の実施形態1に係る熱利用システムが適用される廃棄物処理設備の構成を模式的に示す図である。 本発明の実施形態1に係る熱利用システムにおける熱利用設備の構成を詳細に示す図である。 本発明の実施形態2に係る熱利用システムが適用される廃棄物処理設備の構成を模式的に示す図である。 本発明の実施形態3に係る熱利用システムが適用される廃棄物処理設備の構成を模式的に示す図である。
以下、図面に基づいて、本発明の実施形態に係る熱利用システム及び熱利用システムの運転方法について詳細に説明する。
(実施形態1)
<廃棄物処理設備>
まず、本発明の実施形態1に係る熱利用システム10が適用される廃棄物処理設備1の構成について、図1を参照して説明する。図1は、廃棄物処理設備1の全体構成を模式的に示している。廃棄物処理設備1は、下水汚泥などの廃棄物を焼却処理するものであり、焼却炉2と、空気予熱器3と、白煙防止予熱器4と、ガス冷却器5と、バグフィルタ6と、排煙処理塔7と、煙突8と、熱利用システム10と、を主に備えている。
図1に示すように、廃棄物処理設備1においては、焼却炉2から排出される排ガスG1を煙突8まで導くための排ガス流路9が設けられている。この排ガス流路9上において、空気予熱器3、白煙防止予熱器4、ガス冷却器5、バグフィルタ6及び排煙処理塔7が、排ガスG1の流れ方向の上流から下流に向かって順に配置されている。
焼却炉2は、下水汚泥などの廃棄物を焼却処理するものである。図1に示すように、焼却炉2の底部には空気流路82が接続されており、当該空気流路82を通じて燃焼用空気A1が焼却炉2内に供給される。また焼却炉2から排出された排ガスG1は、排ガス流路9を通じて空気予熱器3に向かって流れる。
空気予熱器3は、排ガスG1と燃焼用空気A1との間で熱交換を行う熱交換器である。具体的には、ブロワ81により圧送された燃焼用空気A1が空気予熱器3に導入され、当該空気予熱器3において高温の排ガスG1により加熱される。そして、加熱された燃焼用空気A1は、上述の通り空気流路82を通じて焼却炉2内に導かれる。一方、燃焼用空気A1との熱交換により温度が下がった排ガスG1は、空気予熱器3から排出された後、排ガス流路9を通じて白煙防止予熱器4に向かって流れる。
白煙防止予熱器4は、白煙防止空気A2を排ガスG1の熱により加熱するための熱交換器である。具体的には、白煙防止ファン71により圧送された白煙防止空気A2は、白煙防止予熱器4において排ガスG1と熱交換することにより加熱される。白煙防止予熱器4で加熱された後の白煙防止空気A2の温度は、400℃程度である。
加熱された白煙防止空気A2は、白煙防止予熱器4から排出された後、熱利用システム10を通過して煙突8まで導かれる。後述する通り、熱利用システム10によれば、排ガスG1により加熱された白煙防止空気A2(熱源流体)の熱を回収して有効に利用することができる。一方、白煙防止空気A2との熱交換によりさらに温度が下がった排ガスG1は、白煙防止予熱器4から排出された後、排ガス流路9を通じてガス冷却器5に導入される。
排ガスG1は、ガス冷却器5において冷却された後、バグフィルタ6を通過することによりダストが除去される。その後、排ガスG1は、排煙処理塔7においてSOxなどが除去された後、煙突8から大気中に放出される。図1に示すように、白煙防止予熱器4で加熱された白煙防止空気A2は、煙突8において排ガスG1に合流する。これにより、白煙防止空気A2の熱で排ガスG1が加温され、排ガスG1に含まれる水蒸気の凝縮を抑制することにより、白煙の発生が防止される。
<熱利用システム>
次に、本実施形態に係る熱利用システム10の構成について詳細に説明する。熱利用システム10は、白煙防止予熱器4において排ガスG1により加熱された白煙防止空気A2の熱を回収して利用するためのものである。図1に示すように、熱利用システム10は、熱源流路20と、熱交換器30と、熱利用設備40と、循環流路50と、バイパス流路60と、上流弁21と、下流弁22と、加圧部90と、を主に備えている。以下、これらの構成要素についてそれぞれ説明する。また本実施形態においては、白煙防止予熱器4において排ガスG1により加熱された白煙防止空気A2を「熱源流体」として説明する。
熱源流路20は、熱源流体が流れる配管からなり、上流端が白煙防止予熱器4の出口に接続されると共に、下流端が煙突8に接続されている。より具体的には、熱源流路20は、白煙防止予熱器4から流出した白煙防止空気A2を熱交換器30まで導く上流側熱源流路23と、熱交換器30から流出した白煙防止空気A2を煙突8まで導く下流側熱源流路24と、を含む。これにより、白煙防止予熱器4から排出された白煙防止空気A2(熱源流体)を、熱交換器30に通過させた後、煙突8まで導くことができる。
熱交換器30は、熱源流体と熱媒体H1との間で熱交換を行うものである。図1に示すように、熱交換器30は、熱源流路20と連通すると共に熱源流路20から熱源流体が流入する第1流路31と、循環流路50と連通すると共に熱媒体H1が流れる第2流路32と、を含む。
熱媒体H1は、熱源流体から熱を回収するための媒体である。本実施形態における熱媒体H1は、水や有機溶媒などの液状のものであり、循環流路50及び熱交換器30の第2流路32内に充填されている。また当該熱媒体H1は、熱源流体の温度よりも低い沸点を有するものである。熱交換器30においては、第1流路31を流れる熱源流体と第2流路32を流れる熱媒体H1との間で熱交換が行われ、当該熱交換を介して熱媒体H1が熱源流体から熱を回収する。
熱利用設備40は、熱交換器30において熱媒体H1により熱源流体から回収された熱を利用する設備であり、本実施形態においてはバイナリー発電装置である。循環流路50は、熱媒体H1が循環可能なように熱交換器30の第2流路32と熱利用設備40とを接続している。図1に示すように、循環流路50には、熱媒体H1を循環させる循環ポンプ51と、膨張タンク52と、がそれぞれ配置されている。
図2は、熱利用設備40の具体的な構成を示している。熱利用設備40は、熱媒体H1により熱源流体から回収した熱を利用して電気エネルギーを生成する装置である。図1に示すように、熱利用設備40は、低沸点の冷媒である作動媒体W1が循環する循環経路46と、当該循環経路46に配置された作動媒体ポンプ41、蒸発器42、膨張機43及び凝縮器45と、を有している。
作動媒体W1は、作動媒体ポンプ41により加圧されて蒸発器42に向かって送り出される。蒸発器42においては、熱交換器30(図1)で熱源流体と熱交換した後の熱媒体H1が循環流路50を通じて流入し、当該熱媒体H1の熱により作動媒体W1が蒸発する。そして、蒸発した作動媒体W1によって膨張機43のタービンが回転し、その回転力により発電機44において発電が行われる。このようにして、熱媒体H1が熱源流体から回収した熱をバイナリー発電に利用することができる。
図1に示すように、バイパス流路60は、熱交換器30を迂回するように熱源流路20に接続されている。具体的には、バイパス流路60の上流端は上流側熱源流路23に接続されており、一方でバイパス流路60の下流端は下流側熱源流路24に接続されている。またバイパス流路60には、当該バイパス流路60における熱源流体の流通及び遮断を切り替えるバイパス弁61が配置されている。
上流弁21は、熱源流体の流通及び遮断を切り替える弁であり、図1に示すように、熱源流路20(上流側熱源流路23)におけるバイパス流路60の上流端と熱交換器30との間に配置されている。また下流弁22は、上流弁21と同様に熱源流体の流通及び遮断を切り替える弁であり、図1に示すように、熱源流路20(下流側熱源流路24)におけるバイパス流路60の下流端と熱交換器30との間に配置されている。つまり、上流弁21及び下流弁22は、熱源流路20において熱交換器30の前後に配置されている。
本実施形態における上流弁21、下流弁22及びバイパス弁61は、それぞれバタフライ弁である。また本実施形態における上流弁21、下流弁22及びバイパス弁61は、それぞれ手動弁であり、熱利用設備40の動作状況に応じてユーザーが手動で開閉状態を切り替えることができる。
例えば、熱利用設備40の動作時には、上流弁21及び下流弁22をそれぞれ開き且つバイパス弁61を閉じることにより、熱源流体を熱交換器30(第1流路31)に流入させることができる。一方、熱利用設備40の停止時には、上流弁21及び下流弁22をそれぞれ閉じ且つバイパス弁61を開くことにより、熱交換器30を迂回するように熱源流体をバイパス流路60に流し、当該熱源流体を煙突8に直接導くことができる。
加圧部90は、上流弁21と下流弁22との間に位置する流路内に気体を導入することにより、当該流路内を加圧するものである。この加圧対象となる流路は、上流弁21と熱交換器30との間に位置する上流側流路F1と、熱交換器30の第1流路31と、下流弁22と熱交換器30との間に位置する下流側流路F2と、を含む。上流側流路F1、第1流路31及び下流側流路F2が互いに連通することにより、上流弁21と下流弁22との間において一つの流路空間が形成されている。
本実施形態における加圧部90は、白煙防止空気A2を圧送する白煙防止ファン71と、白煙防止ファン71と上流側流路F1とを接続する加圧流路72と、により構成されている。この構成によれば、白煙防止ファン71により圧送される白煙防止空気A2(加圧空気)を、白煙防止予熱器4を通過させずに加圧流路72を通じて上流側流路F1内に直接導入することができる。これにより、上流弁21と下流弁22との間に位置する流路内全体を白煙防止空気A2により加圧することができる。つまり、本実施形態において「加圧部により上流弁と下流弁との間に位置する流路内に導入される気体」とは、白煙防止ファン71から白煙防止予熱器4を通過せずに当該流路内に直接導入される気体である。
ここで、加圧流路72を通じて導入される白煙防止空気A2は、白煙防止予熱器4を通過した白煙防止空気A2(熱源流体)よりも圧力が高くなる。これは、白煙防止空気A2が白煙防止予熱器4を通過する際に生じる圧力損失に起因するものである。このため、本実施形態においては、加圧部90により上流弁21と下流弁22との間に位置する流路内に導入される気体の圧力は、熱源流体の圧力よりも高くなる。
<熱利用システムの運転方法>
次に、上記のとおり説明した熱利用システム10を運転する、本実施形態に係る熱利用システムの運転方法について説明する。
まず、熱利用設備40の動作時における熱利用システム10の運転について説明する。熱利用設備40の動作時(図2の作動媒体ポンプ41の作動時)には、上流弁21及び下流弁22をそれぞれ開き且つバイパス弁61を閉じると共に、循環ポンプ51を作動させる。
これにより、白煙防止予熱器4から流出した白煙防止空気A2(熱源流体)が熱源流路20(上流側熱源流路23)を通じて熱交換器30の第1流路31に流入し、一方で循環流路50から熱交換器30の第2流路32に熱媒体H1が流入する。そして、第1流路31内を流れる熱源流体と第2流路32内を流れる熱媒体H1との間で熱交換が行われ、当該熱交換を介して熱源流体の熱が熱媒体H1により回収される。
そして、熱源流体から熱を回収した熱媒体H1は、循環流路50を通じて熱利用設備40(図2の蒸発器42)に供給される。これにより、熱媒体H1の熱によって作動媒体W1が蒸発し、蒸発した作動媒体W1によって膨張機43のタービンを回転させることによりバイナリー発電が行われる。一方、熱媒体H1により熱を回収された熱源流体は、熱交換器30から流出した後、熱源流路20(下流側熱源流路24)を通じて煙突8に導かれる。
次に、熱利用設備40の停止時における熱利用システム10の運転について説明する。熱利用設備40の停止時(図2の作動媒体ポンプ41の停止時)には、上流弁21及び下流弁22をそれぞれ閉じると共に、バイパス弁61を開く。また循環ポンプ51を停止させる。
これにより、白煙防止予熱器4から流出した白煙防止空気A2(熱源流体)が、上流弁21の手前でバイパス流路60内に流入し、熱交換器30を迂回するように流れる。そして、当該白煙防止空気A2は、下流弁22の直ぐ下流側において熱源流路20(下流側熱源流路24)内に流入し、その後煙突8に導かれる。このように、熱利用設備40の停止時においては、熱交換器30側へ熱源流体を流さないように各弁の開閉が切り替えられる。
しかしながら、上流弁21及び下流弁22がそれぞれ閉状態であるにも関わらず、熱源流体が上流弁21及び下流弁22から漏れて熱交換器30側へリークしてしまうことがある。すなわち、熱利用設備40の停止時においては、上流弁21と下流弁22との間の流路内が大気圧程度になるのに対して、当該流路の外側においてはより高圧になる。このため、上流弁21及び下流弁22の各々の前後において圧力差が生じ、これにより熱源流体が各弁から漏れて熱交換器30側へリークしてしまうことがある。これにより、熱利用設備40の停止時にも関わらず熱媒体H1が加熱され、熱媒体H1が沸騰し、その結果熱媒体H1が循環流路50から噴き出すことがある。特に、本実施形態においては熱媒体H1の沸点が熱源流体の温度よりも低いため、このような問題が顕著である。これに対して、冷却装置を設けて熱媒体H1を冷却する対策も考えられるが、その場合にはコストの増加が問題となる。またこの問題は、熱利用設備40の停止時に煙突8に供給される白煙防止空気A2の熱損失にもつながる。
そこで、本実施形態に係る熱利用システムの運転方法では、熱利用設備40の停止時において、上流弁21と下流弁22との間に位置する流路内に気体を導入することにより、当該流路内を加圧する。具体的には、白煙防止ファン71により圧送した白煙防止空気A2を、加圧流路72を通じて上流側流路F1内に導入する。この白煙防止空気A2は、白煙防止予熱器4を通過していないため、常温である。これにより、導入された白煙防止空気A2が上流弁21と下流弁22との間の流路内全体に充満し、当該流路内全体が加圧される。その結果、上流弁21及び下流弁22の各々の前後における圧力差が低減され、熱交換器30側への熱源流体のリークを防ぐことができる。
また上記の通り、本実施形態においては、上流弁21と下流弁22との間の流路内に導入される気体の圧力が熱源流体の圧力よりも高いため、熱交換器30側への熱源流体のリークをより確実に防止することができる。なお、上流弁21と下流弁22との間の流路内の圧力が白煙防止ファン71により圧送される白煙防止空気A2の圧力と同じになると、それ以上は当該流路内へ白煙防止空気A2は導入されない。
(実施形態2)
次に、本発明の実施形態2に係る熱利用システム10A及びその運転方法について、図3を参照して説明する。実施形態2に係る熱利用システム10A及びその運転方法は、基本的に実施形態1に係る熱利用システム10及びその運転方法と同様であるが、上流弁21と下流弁22との間の流路内に導入される気体の供給源が異なっている。以下、実施形態1と異なる点についてのみ説明する。
図3に示すように、実施形態2に係る熱利用システム10Aにおいて、加圧部90は、燃焼用空気A1を圧送するブロワ81と、ブロワ81と上流側流路F1とを接続する加圧流路83と、により構成されている。この構成によれば、ブロワ81により圧送される燃焼用空気A1の一部(空気予熱器3に導入されない燃焼用空気A1)を、加圧流路83を通じて上流側流路F1内に導入することができる。
実施形態2に係る熱利用システムの運転方法では、熱利用設備40の停止時において、上流弁21及び下流弁22をそれぞれ閉じた状態で、ブロワ81により加圧流路83を通じて上流側流路F1内に気体(燃焼用空気A1の一部)を導入する。これにより、実施形態1と同様に上流弁21と下流弁22との間に位置する流路内全体が加圧され、その結果、熱利用設備40の停止時における熱交換器30側への熱源流体のリークを防止することができる。
なお、上流弁21と下流弁22との間の流路内に導入される気体の供給源として、ブロワ81だけでなく、実施形態1で説明した白煙防止ファン71を併用してもよい。
(実施形態3)
次に、本発明の実施形態3に係る熱利用システム10B及びその運転方法について、図4を参照して説明する。実施形態3に係る熱利用システム10B及びその運転方法は、基本的に実施形態1,2に係る熱利用システム10,10A及びその運転方法と同様であるが、上流弁21と下流弁22との間に位置する流路内に導入される気体の供給源が異なっている。以下、実施形態1,2と異なる点についてのみ説明する。
図4に示すように、実施形態3に係る熱利用システム10Bにおいて、加圧部90は、コンプレッサ91と、コンプレッサ91と上流側流路F1とを接続する加圧流路92と、加圧流路92に配置された加圧用弁93と、により構成されている。コンプレッサ91は、廃棄物処理設備1Bにおける各種バルブの駆動用の空気(計装空気)を発生させるものである。加圧用弁93は、手動式の開閉弁であり、加圧流路92における空気の流通及び遮断を切り替える。
実施形態3に係る熱利用システムの運転方法では、熱利用設備40の停止時において、上流弁21及び下流弁22をそれぞれ閉じ且つ加圧用弁93を開いた状態で、コンプレッサ91を作動させる。これにより、コンプレッサ91において発生した空気を、加圧流路92を通じて上流側流路F1内に導入することができる。これにより、実施形態1,2と同様に上流弁21と下流弁22との間に位置する流路内が加圧され、熱利用設備40の停止時における熱交換器30側への熱源流体のリークを防止することができる。つまり、実施形態3においては、計装空気の一部を上流弁21と下流弁22との間の流路内の加圧に利用することができる。
なお、上流弁21と下流弁22との間の流路内に導入される気体の供給源として、コンプレッサ91だけでなく、白煙防止ファン71及びブロワ81の一方又は両方を併用してもよい。
(その他実施形態)
最後に、本発明の熱利用システム及びその運転方法のその他実施形態について説明する。
実施形態1〜3においては、上流弁21と下流弁22との間に位置する流路のうち、上流側流路F1に加圧流路72,83,92が接続されている場合についてのみ説明したが、これに限定されない。例えば、加圧流路72,83,92は、下流側流路F2にのみ接続されていてもよいし、熱交換器30の第1流路31にのみ接続されていてもよいし、上流側流路F1及び下流側流路F2にそれぞれ接続されていてもよいし、上流側流路F1及び第1流路31にそれぞれ接続されていてもよいし、下流側流路F2及び第1流路31にそれぞれ接続されていてもよいし、上流側流路F1、下流側流路F2及び第1流路31にそれぞれ接続されていてもよい。
実施形態1においては、熱媒体H1が液状のものである場合についてのみ説明したがこれに限定されず、熱媒体は蒸気などの気体状のものであってもよい。この場合には、熱交換器30側へリークした熱源流体の熱によって気体状の熱媒体H1が膨張するのが抑制され、その結果循環流路50からの熱媒体H1の噴き出しを抑制することができる。
実施形態1においては、上流弁21及び下流弁22がそれぞれバタフライ弁である場合について説明したがこれに限定されず、他の種類の開閉弁も同様に用いることが可能である。
実施形態1においては、上流弁21、下流弁22及びバイパス弁61がいずれも手動弁である場合についてのみ説明したが、これに限定されない。例えば、上流弁21、下流弁22及びバイパス弁61が自動制御弁であり、熱利用設備40の動作状況に応じて自動で開閉が切り替わるものであってもよい。具体的には、熱利用設備40の動作時には上流弁21及び下流弁22が開くと共にバイパス弁61が閉じるように自動制御され、一方で熱利用設備40の停止時には上流弁21及び下流弁22が閉じると共にバイパス弁61が開くように自動制御されてもよい。
実施形態3においては、加圧用弁93が手動弁である場合についてのみ説明したがこれに限定されず、加圧用弁93が熱利用設備40の動作状況に応じて開閉が制御される自動制御弁であってもよい。すなわち、熱利用設備40の動作時には加圧用弁93が閉じるように自動制御され、一方で熱利用設備40の停止時には加圧用弁93が開くように自動制御されてもよい。
実施形態1においては、熱源流体の熱が熱媒体H1を介してバイナリー発電装置の作動媒体W1に伝わる場合について説明したが、これに限定されない。すなわち、熱交換器30の第2流路32に作動媒体W1を流入させ、熱源流体と作動媒体W1との間で熱交換を行ってもよい。
実施形態1〜3においては、熱交換器30と熱利用設備40とが互いに独立した設備となっているが、両者が一体の設備として構成されていてもよい。
実施形態1〜3においては、上流弁21と下流弁22との間に位置する流路内に導入される気体が空気(つまり熱源流体と同じ種類の気体)である場合について説明したが、空気以外の気体が当該流路内に導入されてもよい。
実施形態1〜3においては、下水汚泥の焼却設備において熱利用システム10,10A,10Bが適用される場合を説明したが、例えばごみ処理設備においても熱利用システム10,10A,10Bを同様に適用することができる。
実施形態1〜3においては、白煙防止予熱器4から流出した白煙防止空気A2を熱源流体の一例として説明したがこれに限定されず、例えば焼却炉2から排出される排ガスG1が熱源流体として用いられてもよい。
今回開示された実施形態は、全ての点で例示であって、制限的なものではないと解されるべきである。本発明の範囲は、上記した説明ではなくて特許請求の範囲により示され、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内での全ての変更が含まれることが意図される。
10,10A,10B 熱利用システム
20 熱源流路
21 上流弁
22 下流弁
30 熱交換器
31 第1流路
32 第2流路
40 熱利用設備
50 循環流路
60 バイパス流路
90 加圧部
A2 白煙防止空気(熱源流体)
H1 熱媒体
本発明の一局面に係る熱利用システムは、熱源流体が流れる熱源流路と、前記熱源流路と連通すると共に前記熱源流路から熱源流体が流入する第1流路と、熱源流体から熱を回収するための熱媒体が流れる第2流路と、を含み、前記第1流路を流れる熱源流体と前記第2流路を流れる熱媒体との間で熱交換を行う熱交換器と、熱媒体により回収された熱を利用する熱利用設備と、熱媒体が循環可能なように前記熱交換器の前記第2流路と前記熱利用設備とを接続する循環流路と、前記熱交換器を迂回するように前記熱源流路に接続されたバイパス流路と、前記熱源流路における前記バイパス流路の上流端と前記熱交換器との間に配置され、熱源流体の流通及び遮断を切り替える上流弁と、前記熱源流路における前記バイパス流路の下流端と前記熱交換器との間に配置され、熱源流体の流通及び遮断を切り替える下流弁と、前記熱利用設備の停止時であって前記上流弁及び前記下流弁が閉じている時に、前記上流弁と前記下流弁との間に位置する流路内に、前記熱源流体よりも温度が低い気体を導入することにより当該流路内を加圧する加圧部と、を備えている。
本発明の他局面に係る熱利用システムの運転方法は、熱源流体が流れる熱源流路と、前記熱源流路と連通する第1流路及び熱媒体が流れる第2流路を含む熱交換器と、熱利用設備と、熱媒体が循環可能なように前記熱交換器の前記第2流路と前記熱利用設備とを接続する循環流路と、前記熱交換器を迂回するように前記熱源流路に接続されたバイパス流路と、前記熱源流路における前記バイパス流路の上流端と前記熱交換器との間に配置された上流弁と、前記熱源流路における前記バイパス流路の下流端と前記熱交換器との間に配置された下流弁と、を備えた熱利用システムを運転する方法である。この熱利用システムの運転方法において、前記熱利用設備の動作時には、前記上流弁及び前記下流弁をそれぞれ開き、前記熱源流路から前記第1流路に流入した熱源流体と前記第2流路内の熱媒体との間で熱交換を行い、当該熱交換を介して熱源流体から熱を回収した熱媒体を前記循環流路を通じて前記熱利用設備に供給する。またこの熱利用システムの運転方法において、前記熱利用設備の停止時には、前記上流弁及び前記下流弁をそれぞれ閉じると共に、前記上流弁と前記下流弁との間に位置する流路内に、前記熱源流体よりも温度が低い気体を導入することにより当該流路内を加圧する。

Claims (3)

  1. 熱源流体が流れる熱源流路と、
    前記熱源流路と連通すると共に前記熱源流路から熱源流体が流入する第1流路と、熱源流体から熱を回収するための熱媒体が流れる第2流路と、を含み、前記第1流路を流れる熱源流体と前記第2流路を流れる熱媒体との間で熱交換を行う熱交換器と、
    熱媒体により回収された熱を利用する熱利用設備と、
    熱媒体が循環可能なように前記熱交換器の前記第2流路と前記熱利用設備とを接続する循環流路と、
    前記熱交換器を迂回するように前記熱源流路に接続されたバイパス流路と、
    前記熱源流路における前記バイパス流路の上流端と前記熱交換器との間に配置され、熱源流体の流通及び遮断を切り替える上流弁と、
    前記熱源流路における前記バイパス流路の下流端と前記熱交換器との間に配置され、熱源流体の流通及び遮断を切り替える下流弁と、
    前記上流弁と前記下流弁との間に位置する流路内に気体を導入することにより当該流路内を加圧する加圧部と、を備えた、熱利用システム。
  2. 熱源流体が流れる熱源流路と、前記熱源流路と連通する第1流路及び熱媒体が流れる第2流路を含む熱交換器と、熱利用設備と、熱媒体が循環可能なように前記熱交換器の前記第2流路と前記熱利用設備とを接続する循環流路と、前記熱交換器を迂回するように前記熱源流路に接続されたバイパス流路と、前記熱源流路における前記バイパス流路の上流端と前記熱交換器との間に配置された上流弁と、前記熱源流路における前記バイパス流路の下流端と前記熱交換器との間に配置された下流弁と、を備えた熱利用システムを運転する方法であって、
    前記熱利用設備の動作時には、前記上流弁及び前記下流弁をそれぞれ開き、前記熱源流路から前記第1流路に流入した熱源流体と前記第2流路内の熱媒体との間で熱交換を行い、当該熱交換を介して熱源流体から熱を回収した熱媒体を前記循環流路を通じて前記熱利用設備に供給し、
    前記熱利用設備の停止時には、前記上流弁及び前記下流弁をそれぞれ閉じると共に、前記上流弁と前記下流弁との間に位置する流路内に気体を導入することにより当該流路内を加圧する、熱利用システムの運転方法。
  3. 熱源流体の温度よりも低い沸点を有する液状の熱媒体を用いる、請求項2に記載の熱利用システムの運転方法。
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