JP2019218796A - 建物の壁構造、壁の施工方法、および補強具 - Google Patents

建物の壁構造、壁の施工方法、および補強具 Download PDF

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Abstract

【課題】壁のコストの低減および強度の向上を図ること。【解決手段】建物の壁構造は、上下方向に互いに間隔をあけて配置された一対のランナー(3)と、上端部および下端部が一対のランナーにそれぞれ嵌め入れられ、一対の縁部(43)を有するC型のスタッド(4)と、スタッドの上端部および下端部の少なくとも一方に取り付けられた補強具(5)とを備える。補強具(5)は、スタッドの一対の縁部(43)よりも外側に位置し、ランナーの一対のフランジ部(32)にそれぞれ接触する少なくとも一対のランナー接触部(61)を含む。【選択図】図5

Description

本発明は、たとえば倉庫などの建物の壁構造、壁の施工方法、および補強具に関し、特に、軽量鉄骨を採用した建物の壁構造、壁の施工方法、および補強具に関する。
軽量鉄骨を採用した建物の壁の柱材(スタッド)としては、閉鎖断面である角型鋼や、一辺に開口を有する開放断面のC型鋼(溝型鋼)が用いられる。
たとえば住戸間を仕切る界壁の柱材としては、特開平8−82026号公報(特許文献1)および実開平7−29111号公報(特許文献2)に示されるように、略溝型のスタッドが用いられている。これらの文献では、スタッド内に、上下方向に一定間隔で複数のスペーサを嵌め込むことで、スタッドの変形を抑制している。
一方で、たとえば倉庫の外壁および間仕切り壁など、比較的強度を必要とする壁には、角型鋼が柱材として用いられることが一般的である。
特開平8−82026号公報 実開平7−29111号公報
上述のように、比較的強度を必要とする壁には、角型鋼が柱材として用いられることが一般的であるが、角型鋼はC型鋼よりも高価である。そのため、壁の製造コストを抑えるためには、壁の柱材を角型鋼からC型鋼に変更することが有効であると考えられる。
しかしながら、このようなC型のスタッドは角型のスタッドよりも強度が低いため、C型のスタッドに面外方向の高荷重が加えられた場合、スタッドは、捻じれにより上下のランナー内で回転し、ランナーから脱落するおそれがある。したがって、強度を要する壁の柱材として、C型のスタッドをそのまま(単体で)採用することは困難である。
また、特許文献1および2に示されるように、複数のスペーサを嵌め入れたスタッドが、住宅等の柱材として用いられることがあるが、C型鋼に従来のスペーサを嵌め込むだけでは壁の強度を十分に向上させることができない。
本発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであって、その目的は、壁のコストの低減および強度の向上を図ることのできる建物の壁構造、壁の施工方法を提供することである。
また、このような壁構造に用いられる補強具を提供することも、他の目的とする。
この発明のある局面に従う建物の壁構造は、上下方向に互いに間隔をあけて配置された一対のランナーと、上端部および下端部が一対のランナーにそれぞれ嵌め入れられ、一対の縁部を有するC型のスタッドと、スタッドの上端部および下端部の少なくとも一方に取り付けられた補強具とを備える。補強具は、スタッドの一対の縁部よりも外側に位置し、ランナーの一対のフランジ部にそれぞれ接触する少なくとも一対のランナー接触部を含む。
好ましくは、補強具は、ランナー接触部間の間隔を保持する間隔保持部を含む。
好ましくは、ランナー接触部は、ランナーの長手方向に沿って延在している。
好ましくは、補強具は、スタッドの一対の縁部をそれぞれ挟み込む挟持部を有する取り付け部をさらに含む。この場合、ランナー接触部は、挟持部のうち縁部の外側に位置する部分に交差していることが望ましい。
好ましくは、ランナー接触部の先端部には、ランナーのフランジ部から離れる方向に曲げられた湾曲部が設けられている。
ランナーのフランジ部は、基端に近い基端側領域および先端に近い先端側領域を含んでいる。この場合、ランナー接触部は、基端側領域に接触することが望ましい。
この発明の他の局面に従う建物の壁の施工方法は、上下方向に互いに間隔をあけて一対のランナーを配置する工程と、補強具を準備する工程と、一対の縁部を有するC型のスタッドの端部に、補強具を取り付ける工程と、補強具が取り付けられたスタッドの端部をランナーに嵌め入れる工程とを備える。補強具は、スタッドの一対の縁部よりも外側に位置し、ランナーの一対のフランジ部にそれぞれ接触する少なくとも一対のランナー接触部を含む。
この発明のさらに他の局面に従う補強具は、上端部および下端部がランナーに嵌め入れられるC型のスタッド用の補強具であって、スタッドの上端部または下端部に取り付けられる取り付け部と、スタッドの一対の縁部よりも外側に位置し、ランナーの一対のフランジ部にそれぞれ接触する少なくとも一対のランナー接触部とを含む。
本発明によれば、壁のコストの低減および強度の向上を図ることができる。
本発明の実施の形態に係る壁構造の概略構成を模式的に示す図である。 本発明の実施の形態に係る壁構造の要部を模式的に示す斜視図である。 本発明の実施の形態における補強具の斜視図である。 本発明の実施の形態において、スタッドの上端部に補強具が取り付けられた状態を示す斜視図である。 本発明の実施の形態において、スタッドの上端部に補強具が取り付けられた状態を示す横断面図である。 本発明の実施の形態において、スタッドの上端部に補強具が取り付けられた状態を示す側面図である。 本発明の実施の形態における補強具の取り付け方法を模式的に示す図である。 本発明の実施の形態の変形例1における補強具の斜視図である。 本発明の実施の形態の変形例1において、スタッドの上端部に補強具が取り付けられた状態を示す横断面図である。 本発明の実施の形態の変形例1において、スタッドの上端部に補強具が取り付けられた状態を示す側面図である。 本発明の実施の形態の変形例2における補強具の斜視図である。 本発明の実施の形態の変形例2において、スタッドの上端部に補強具が取り付けられた状態を示す横断面図である。 本発明の実施の形態の変形例2において、スタッドの上端部に補強具が取り付けられた状態を示す側面図である。 本発明の実施の形態の変形例3における補強具の斜視図である。 本発明の実施の形態の変形例3において、スタッドの上端部に補強具が取り付けられた状態を示す斜視図である。 本発明の実施の形態の変形例3において、スタッドの上端部に補強具が取り付けられた状態を示す横断面図である。 本発明の実施の形態の変形例3において、スタッドの上端部に補強具が取り付けられた状態を示す側面図である。 本発明の実施の形態の変形例3における補強具の他の構成例を示す斜視図である。
本発明の実施の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。なお、図中同一または相当部分には同一符号を付してその説明は繰返さない。
(壁構造の概略構成について)
図1および図2を参照して、本実施の形態に係る壁構造1の概略構成について説明する。壁構造1は、建物内において隣り合う2つの空間を仕切る間仕切り壁(区画壁)Wの構造である。なお、図1および図2に示す仮想面90は、隣り合う2つの空間を仕切る仕切り面である。図1および図2には、この仕切り面90の縦方向(上下方向)が矢印A1で示され、仕切り面90の横方向(左右方向)が矢印A2で示されている。また、図2には、仕切り面90に直交する方向が矢印A3で示されている。矢印A3の方向は、間仕切り壁Wの面外方向に相当する。
壁構造1は、上下方向に互いに間隔をあけて配置される一対のランナー2,3と、一対のランナー2,3によって保持され、互いに間隔をあけて配置される複数のスタッド4とを備える。
ランナー2は、間仕切り壁Wの下端に位置し、ランナー3は、間仕切り壁Wの上端に位置する。各ランナー2,3は、略U字状断面を有している。つまり、ランナー2は、幅方向両端部に一対のフランジ部22を有している。同様に、ランナー3は、幅方向両端部に一対のフランジ部32を有している。ランナー2,3の幅方向は、仕切り面90に直交する方向に一致する。
各フランジ部22の下端は、梁などの躯体部91の上面に面接触する底面部21に連結されている。各フランジ部32の上端は、梁などの躯体部92の下面に面接触する天面部31に連結されている。
各スタッド4は、略矩形状(長方形状)の断面を有し、その上端部および下端部が一対のランナー3,2にそれぞれ嵌め入れられている。スタッド4は、C型鋼であり、開放面部40と、開放面部40に対面する閉鎖面部41と、開放面部40および閉鎖面部41に直交する一対の側面部42とを含む。開放面部40および閉鎖面部41の横幅寸法は、側面部42の横幅寸法よりも長い。開放面部40は、一対の縁部43により構成され、縁部43間に、上下方向に延びる開口44が形成されている。
スタッド4は、閉鎖面部41および開放面部40が仕切り面90に直交する方向(面外方向)に一致するように強軸配置される。この場合、スタッド4の側面部42に対して面材80(図1)が固定される。面材80はたとえば石膏ボードである。以下の説明において、スタッド4の上端部および下端部がランナー3,2にそれぞれ嵌め入れられた状態を、スタッド4の設置状態という。
スタッド4としては、一般に流通しているC型鋼が採用されており、その規定の外形幅寸法(閉鎖面部41の規定の幅寸法)はたとえば100mmである。この場合、ランナー2,3のフランジ部22,32間の間隔もたとえば100mmである。スタッド4の開口44の規定の幅寸法はたとえば60mmであり、各縁部43の規定の幅寸法はたとえば20mmである。スタッド4の板厚寸法は、1.2mm以上であることが望ましく、1.6mm以上であることがより望ましい。
このようなスタッド4は、たとえば板厚1.2mmの角型鋼よりも安価であるため、角型鋼を柱材とするよりも、間仕切り壁Wのコストを低減させることができる。
一方で、このようなC型のスタッド4の面外方向における耐荷重性は、角型鋼よりも低い。つまり、スタッド4に面外方向の高荷重が加えられた場合、通常であれば、スタッド4は、捻じれにより上下のランナー2,3内で回転し、ランナー2,3から脱落するおそれがある。ここで、ランナー2,3内でのスタッド4の回転を防止するために、ランナー2,3の板厚を大きくすることで、スタッド4に押されてランナー2,3が開くことを阻止することも考えられる。しかし、その場合、ランナー2,3のコストが上昇するため、間仕切り壁Wのコスト上昇を抑えるためには望ましくない。
そこで、本実施の形態では、各スタッド4の下端部および上端部(つまり、ランナー2,3に嵌め入れられる部分)に、1個ずつ補強具5が取り付けられている。すなわち、スタッド4の上端部に取り付けられる補強具5は、ランナー3のフランジ部32の下端高さよりも上に配置され、スタッド4の下端部に取り付けられる補強具5は、ランナー2のフランジ部22の上端高さよりも下に配置される。
本実施の形態における補強具5は、スタッド4の一対の縁部43よりも外側に位置する少なくとも一対のランナー接触部60を含むことを特徴としている。上側のランナー3に取り付けられた補強具5を例にすると、ランナー接触部60は、ランナー3の一対のフランジ部32にそれぞれ接触する。これにより、スタッド4の側面部42だけがフランジ部32に接触するよりもフランジ部32との接触面積が増えるため、面外方向におけるスタッド4の強度を向上できる。
(補強具の構成例について)
図3〜図6を参照して、補強具5の構成例について説明する。図3は、補強具5の斜視図である。図4は、図2に示す領域IVを拡大して示した図であり、スタッド4の上端部に補強具5が取り付けられた状態を示す斜視図である。図5は同状態を示す横断面図であり、図6は同状態を示す側面図である。なお、図4では、ランナー3の図示を省略している。
補強具5は、スタッド4に取り付けられる取り付け部50と、取り付け部50と一体的に連結された少なくとも一対のランナー接触部60とを含む。補強具5は、たとえば金属製の一枚の薄板を加工することによって形成されている。補強具5は、典型的には左右対称となるように構成されている。なお、補強具5の幅方向(左右方向)は、ランナー3の幅方向と同方向である。
取り付け部50は、たとえば、スタッド4の一対の縁部43間に位置する本体部51と、本体部51の幅方向両端部に連結され、縁部43の表面に沿って配置される二対の表側板状部52,53と、本体部51の幅方向両端部に連結され、縁部43の裏面に沿って配置される一対の裏側板状部54とを含む。表側板状部52,53と裏側板状部54とによって、縁部43を挟み込む挟持部が構成される。本体部51は、幅方向一方側および他方側にそれぞれ配置された挟持部を連結する機能を有している。
表側板状部52,53は、裏面側に突起としての凸部56を有していることが望ましい。これにより、スタッド4の縁部43と凸部56との間に摩擦抵抗が生じるため、ビス等の固定手段を用いなくても、補強具5が自重で落下することを防止することができる。つまり、取り付け部50は、挟持部における摩擦力によってスタッド4に保持される。なお、裏側板状部54の表面側に凸部が設けられていてもよい。あるいは、凸部56は必須ではなく、挟持部と縁部43との接触面同士の摩擦抵抗によって、補強具5がスタッド4に取り付け保持される構成であってもよい。
図3に示されるように、一対の表側板状部52は、一対の裏側板状部54よりも上に位置し、他の一対の表側板状部53は、一対の裏側板状部54よりも下に位置している。本体部51は、スタッド4の縁部43よりも外側に位置し、表側板状部52,53と面一状に形成されている。そのため、本体部51と各裏側板状部54との間には境界部55が介在している。なお、表側板状部52,53および裏側板状部54は、高さ方向において重なるように設けられていてもよい。
二つの境界部55の外側面の間隔L11は、スタッド4の規定の開口幅寸法(L2)と略一致するように定められている。そのため、スタッド4の設置状態において、境界部55の外側面は、縁部43の端面と接触(面接触または線接触)する。これにより、設置状態においてスタッド4に面外方向の荷重がかかった場合に、一対の縁部43間の距離が縮まる方向にスタッド4が変形することを防止することができる。
なお、スタッド4の加工精度等によっては、スタッド4の設置状態において、境界部55の外側面と縁部43の端面との間に若干の隙間が存在してもよい。つまり、スタッド4の設置状態において、境界部55が、スタッド4の縁部43の端面に対面状態で配置されていれば、境界部55の外側面は縁部43の端面と接することなく近接していてもよい。
本実施の形態では、各表側板状部52,53は、本体部51から両側方に延び、側方端部がランナー3のフランジ部32に当接または近接している。つまり、各表側板状部52,53の横幅寸法は、スタッド4の各縁部43の横幅寸法に略等しい。そのため、取り付け部50において面一状に形成された表側板状部52,52(53,53)および本体部51を合わせた幅寸法L11は、スタッド4の幅方向の外径寸法L1と略同じである。
二対のランナー接触部60は、相対的に上方に位置するランナー接触部61,61と、相対的に下方に位置するランナー接触部62,62とにより構成されている。ランナー接触部61,62は、表側板状部52,53の側方端部にそれぞれに交差して配置されている。すなわち、ランナー接触部61,62はそれぞれ、スタッド4の外側において、ランナー3の長手方向に沿って延在している。本実施の形態では、スタッド4の側面部42とランナー接触部61,62とが、ランナー3の長手方向において隣接または近接して配置されている。
なお、図5には、スタッド4から遠ざかる方向を矢印A4で示している。ランナー接触部61,62の説明において、矢印A4方向を外側といい、その反対方向を手前側という。
具体的には、上側に位置するランナー接触部61,61の手前側端部が、表側板状部52,52の側方端部と一体的に連結されている。そのため、図5に示されるように、ランナー接触部61,61と、取り付け部50において面一状に形成された表側板状部52,52および本体部51とが、上方から見て略U字状に配置されている。この場合、取り付け部50における表側板状部52および本体部51が、ランナー接触部61,61間の間隔を保持する間隔保持部として機能する。ランナー接触部61,61は、同じ高さで互いに対面しており、ランナー3の一対のフランジ部32のそれぞれに面接触する。図6に示されるように、ランナー接触部61,61は、ランナー3のフランジ部32のうち、基端(上端)に近い基端側領域32aに面接触している。
下側に位置するランナー接触部62,62の手前側端部は、表側板状部53,53の側方端部と一体的に連結されている。そのため、上記と同様に、ランナー接触部62,62と、取り付け部50において面一状に形成された表側板状部53,53および本体部51とが、上方から見て略U字状に配置されている。この場合、取り付け部50における表側板状部53および本体部51が、ランナー接触部62,62間の間隔を保持する間隔保持部として機能する。ランナー接触部62,62は、同じ高さで互いに対面しており、ランナー3の一対のフランジ部32のそれぞれに面接触する。図6に示されるように、ランナー接触部62,62は、ランナー3のフランジ部32のうち、先端(下端)に近い先端側領域32bに面接触している。
各ランナー接触部61,62の先端部(外側端部)には、ランナー3のフランジ部32から離れる方向にR状に曲げられた湾曲部61a,62aがそれぞれ設けられていることが望ましい。湾曲部61aは、補強具5が取り付けられたスタッド4をランナー3内に嵌め入れる際の誘導部として機能する。
(間仕切り壁の施工方法について)
次に、間仕切り壁Wの施工方法について簡単に説明する。本実施の形態において、間仕切り壁Wの施工方法は、一対のランナー2,3を配置する工程P1、補強具5を準備する工程P2、スタッド4の上端部および下端部に補強具5をそれぞれ取り付ける工程P3、補強具5が取り付けられたスタッド4の上端部および下端部を、ランナー3,2にそれぞれ嵌め入れる工程P4を含む。なお、工程P1と、工程P2およびP3との施工順序は逆であってもよい。
工程P3においては、図7に示されるように、補強具5は、上下に起立した状態で、スタッド4の上下方向の端縁からスタッド4の縁部43に差し込まれる(叩き込まれる)。なお、図7では、湾曲部61a,62aの図示を省略している。
この際、下側の表側板状部53と裏側板状部54とに縁部43が挟み込まれた状態で、スタッド4の長手方向に沿って補強具5をスライドさせることができる。補強具5の表側板状部52,53は裏面側に凸部56を有しているため、補強具5を所望の位置でスタッド4に仮止めすることができる。そのため、補強具5の差し込みを容易に行うことができる。
工程P4においては、スタッド4の下端部をランナー2に嵌め入れてから、スタッド4の上端部をランナー3に嵌め入れる。スタッド4の下端部をランナー2に嵌め入れる場合、たとえば、スタッド4を若干斜めにして閉鎖面部41側からランナー2に嵌め入れる。この場合、スタッド4の上端部は開放面部40側からランナー3に嵌め入れられることになる。本実施の形態では上述のように、ランナー接触部61,62の先端には湾曲部61a,61bが設けられている。そのため、スタッド4の上端部に、スタッド4から外側に向かって突出するランナー接触部61,62が取り付けられていても、ランナー接触部61,62先端の湾曲部61a,61bがランナー3のフランジ部32に先に当たるので、ランナー3内にスムーズにスタッド4の上端部を嵌め入れることができる。
(負荷時における補強具の機能について)
図1に示すような間仕切り壁Wに面外方向の荷重が加わり、図5に示すようにスタッド4の一方の側面に外方から大きな力が加えられた場合における補強具5の機能について説明する。上述のように、補強具5は、スタッド4の上端部および下端部にのみ(つまり、ランナー3,2に嵌め入れられた部分にのみ)取り付けられている。
住宅の壁の柱材としてスタッド4を使う場合であれば、それほど大きな負荷が掛かることはないが、倉庫の壁の柱材としてスタッド4を使う場合、スタッド4の側面に大きな負荷が掛かるケースがある。スタッド4の側面に大きな力が加えられた場合、スタッド4に捻じれの力が発生する。なお、スタッドが角型鋼である場合、せん断中心はスタッド4の内側(内部空間)に位置するのに対し、C型鋼であるスタッド4のせん断中心はスタッド4の外側(閉鎖面部41の外側)に位置する。そのため、スタッド4は、角型鋼に比べて捻じれが生じやすい。
本実施の形態では、二対のランナー接触部61,62を有する補強具5が、スタッド4の上端部および下端部に取り付けられている。そのため、スタッド4の一方の側面に荷重がかかった場合、その荷重を、スタッド4の側面部42と、側面部42に連なって(隣接または近接して)配置されたランナー接触部61,62とでの双方で受けることができる。具体的には、二対のランナー接触部61,62間の間隔は間隔保持部(本体部51および表側板状部52,53)によって保持されているため、スタッド4と協働して面外方向の荷重に対抗することができる。したがって、本実施の形態によれば、スタッド4に生じる捻じれの力に対し、少ない力で対抗することができる。その結果、ランナー3が開きながらスタッド4がランナー3内で回転してしまうことを防止することができる。
また、このように、ランナー3が開いてしまうことを防止できるため、ランナー3の板厚を大きくしなくてもよい。したがって、ランナー3のコスト上昇を抑えることもできる。
なお、本実施の形態では、補強具5は、スタッド4の上端部および下端部の双方に取り付けられることとしたが、少なくとも一方に取り付けられていればよい。
また、補強具5が二対のランナー接触部60(61,62)で構成されることとしたが、ランナー接触部は一対のみであってもよい。この場合、補強具5は、面外方向の荷重を受けた際にランナー3のフランジ部32が開いてしまうのを防止するために、ランナー3のフランジ部32のうちの基端側領域32aに面接触するランナー接触部61を含むことが望ましい。
また、ランナー接触部60の構成、あるいは、取り付け部50の構成は、上述の例に限定されない。補強具の他の構成例を、本実施の形態の変形例として以下に説明する。なお、変形例においては、補強具5との相違点のみ詳細に説明する。
(変形例1)
図8〜図10を参照して、本実施の形態の変形例1に係る補強具5Aの構成例について説明する。図8は、補強具5Aの斜視図である。図9は、スタッド4の上端部に補強具5Aが取り付けられた状態を示す横断面図である。図10は、同状態を示す側面図である。
補強具5Aは、上述の取り付け部50および二対のランナー接触部61,62に代えて、取り付け部50Aおよび一対のランナー接触部63を備えている。
取り付け部50Aの構造は、基本的に上記実施の形態のおける取り付け部50と同様であるが、表裏方向が逆となっている。すなわち、取り付け部50Aは、スタッド4の一対の縁部43間に位置する本体部51と、本体部51の幅方向両端部に連結され、縁部43の裏面に沿って配置される裏側板状部52A,53Aと、本体部51の幅方向両端部に連結され、縁部43の表面に沿って配置される一対の表側板状部54Aとを含む。この場合、たとえば裏面板状部52A,53Aの表面側に凸部56が設けられる。
本体部51は、スタッド4の縁部43よりも内側に位置し、裏側板状部52A,53Aと面一状に形成されているため、本体部51と表側板状部54Aとの間には境界部55が介在している。
一対のランナー接触部63は、その手前側端部が、表側板状部54Aのそれぞれに直交(交差)している。この場合においても、図10に示されるように、ランナー接触部63の少なくとも一部が、ランナー3のフランジ部32の基端側領域32aと面接触していることが望ましい。
本変形例では、ランナー接触部63,63間の間隔が、表側板状部54A,54A、境界部55、および本体部51によって保持される。このように、間隔保持部は、多少の段差を有する部分によって構成されてもよい。
(変形例2)
図11〜図13を参照して、本実施の形態の変形例2に係る補強具5Bの構成例について説明する。図11は、補強具5Bの斜視図である。図12は、スタッド4の上端部に補強具5Bが取り付けられた状態を示す横断面図である。図13は、同状態を示す側面図である。
補強具5Bは、上記実施の形態で示した取り付け部50を備えているが、二対のランナー接触部61,62に代えて、一対のランナー接触部64を備えている。補強具5Bは、取り付け部50の上端縁から外側に向かって延びる拡張部65をさらに備えており、一対のランナー接触部64は、拡張部65の幅方向両端に一体的に連結されている。
拡張部65は、取り付け部50のうちの本体部51および上側の表側板状部52に直交(交差)し、ランナー3の天面部31と略平行に配置されている。拡張部65の幅寸法はスタッド4の幅方向の外径寸法L1と略同じである。
ランナー接触部64は、拡張部65の幅方向端部が下向き(または上向き)に折り曲げられて形成されている。そのため、ランナー接触部64,64と拡張部65とが、正面(外側)から見て略U字状に配置されている。本変形例では、ランナー接触部64,64間の間隔が、拡張部65により保持されている。上記例では、取り付け部50の一部が間隔保持部を構成していたが、このように、取り付け部50とは別に間隔保持部(拡張部65)を設けてもよい。
なお、拡張部65とランナー接触部64との境界部は、滑らかな湾曲形状(R形状)となっていることが望ましい。また、スタッド4のランナー3への嵌め入れ易さを考慮すると、拡張部65の先端部(外側端部)にも湾曲部が設けられていてもよい。
また、本変形例では、図12および図13に示されるように、スタッド3の側面部32とランナー接触部64との間に、多少の隙間が設けられていてもよい。
(変形例3)
図14〜図17を参照して、本実施の形態の変形例3に係る補強具5Cの構成例について説明する。図14は、補強具5Cの斜視図である。図15は、スタッド4の上端部に補強具5Cが取り付けられた状態を示す斜視図である。図16は同状態を示す横断面図であり、図17は同状態を示す側面図である。なお、図15では、ランナー3の図示を省略している。
補強具5Cは、上述の取り付け部50およびランナー接触部61,62に代えて、取り付け部50Bおよび一対のランナー接触部66を備えている。ランナー接触部66は、変形例2と同様に、取り付け部50Bから外側に向かって延びる拡張部67の幅方向端部に一体的に連結されている。
取り付け部50Bは、スタッド4の内部空間に直交状態で嵌め入れられる板状の本体部51Aと、本体部51Aに一体的に連結された複数の立上り部57とを含む。本体部51Aの平面形状は略矩形状であり、本体部51Aの四辺が、スタッド4の内部において、閉鎖面部41、一対の縁部43、および一対の側面部42に接触する。
立上り部57は、閉鎖面部41に接触する長辺、および、側面部42に接触する各短辺に、それぞれ設けられることが望ましい。これにより、本変形例においても、ビス等の固定手段を別途設けなくても、接触面同士の摩擦抵抗によって補強具5をスタッド4に取り付け保持することができる。
なお、補強具5Cの落下をより確実に防止するためには、上述の凸部(図示せず)が、立上り部57の裏面(スタッド4に接触する面)に設けられてもよい。あるいは、取り付け部50Bの立上り部57と本体部51Aとのなす角度を鈍角とし、立上り部57に板バネの機能を付加してもよい。
拡張部67は、本体部51に面一状に連なって設けられている。本体部51と拡張部67との間の境界部58が、スタッド4の一対の縁部43間に位置しているため、縁部43は、本体部51と拡張部67とによって表裏方向に挟まれている。そのため、本変形例においては、本体部51の一部および拡張部67の一部が、縁部43を挟み込む挟持部を構成している。
ランナー接触部66は、拡張部67の幅方向端部が上向きに折り曲げられて形成されている。本変形例では、ランナー接触部66,66間の間隔が、拡張部67により保持されている。
ランナー接触部66の上端部には、湾曲部66aが設けられていることが望ましい。また、ランナー接触部66の外側端部にも、湾曲部が設けられていてもよい。
なお、図18の補強具5Dのように、ランナー接触部66は、拡張部67の幅方向端部が下向きに折り曲げられて形成されていてもよい。つまり、立上り部57およびランナー接触部66は、上下方向において逆向きに設けられていてもよい。
(他の変形例)
上述のランナー接触部は、ランナー3のフランジ部32に面接触することとして説明したが、フランジ部32に接触していればよく、たとえば線接触あるいは点接触していてもよい。
上記実施の形態および各変形例に示した取り付け部は全て、摩擦力によってスタッド4に取り付けられることとしたが、限定的ではない。たとえば、取り付け部は、スタッド4の縁部43に引っ掛けられる掛止部により構成されていてもよい。あるいは、取り付け部は、スタッド4に面接触する部分がビスや接着剤等の固定手段で固定されることによって、スタッド4に取り付けられてもよい。
以上説明した壁構造1は、倉庫の間仕切り壁Wに適した構造であるとして説明したが、限定的ではない。たとえば、倉庫の外壁であってもよいし、倉庫以外の建物の壁の構造であってもよい。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
1 壁構造、2,3 ランナー、4 スタッド、5,5A,5B,5C,5D 補強具、22,32 フランジ部、32a 基端側領域、32b 先端側領域、40 開放面部、41 閉鎖面部、42 側面部、43 縁部、50,50A,50B 取り付け部、51,51A 本体部、52,53,54A 表側板状部、52A,53A,54 裏側板状部、55,58 境界部、56 凸部、57 立上り部、60,61,62,63,64,66 ランナー接触部、61a,61b,62a,66a 湾曲部、65,67 拡張部、80 面材、90 仕切り面、91,92 躯体部、W 間仕切り壁。

Claims (8)

  1. 上下方向に互いに間隔をあけて配置された一対のランナーと、
    上端部および下端部が前記一対のランナーにそれぞれ嵌め入れられ、一対の縁部を有するC型のスタッドと、
    前記スタッドの上端部および下端部の少なくとも一方に取り付けられた補強具とを備え、
    前記補強具は、前記スタッドの一対の縁部よりも外側に位置し、前記ランナーの一対のフランジ部にそれぞれ接触する少なくとも一対のランナー接触部を含む、建物の壁構造。
  2. 前記補強具は、前記ランナー接触部間の間隔を保持する間隔保持部を含む、請求項1に記載の建物の壁構造。
  3. 前記ランナー接触部は、前記ランナーの長手方向に沿って延在している、請求項1または2に記載の建物の壁構造。
  4. 前記補強具は、前記スタッドの一対の縁部をそれぞれ挟み込む挟持部を有する取り付け部をさらに含み、
    前記ランナー接触部は、前記挟持部のうち前記縁部の外側に位置する部分に交差している、請求項1〜3のいずれかに記載の建物の壁構造。
  5. 前記ランナー接触部の先端部には、前記ランナーのフランジ部から離れる方向に曲げられた湾曲部が設けられている、請求項1〜4のいずれかに記載の建物の壁構造。
  6. 前記ランナーのフランジ部は、基端に近い基端側領域および先端に近い先端側領域を含んでおり、
    前記ランナー接触部は、前記基端側領域に接触する、請求項1〜5のいずれかに記載の建物の壁構造。
  7. 上下方向に互いに間隔をあけて一対のランナーを配置する工程と、
    補強具を準備する工程と、
    一対の縁部を有するC型のスタッドの端部に、前記補強具を取り付ける工程と、
    前記補強具が取り付けられた前記スタッドの端部を前記ランナーに嵌め入れる工程とを備え、
    前記補強具は、前記スタッドの一対の縁部よりも外側に位置し、前記ランナーの一対のフランジ部にそれぞれ接触する少なくとも一対のランナー接触部を含む、建物の壁の施工方法。
  8. 上端部および下端部がランナーに嵌め入れられるC型のスタッド用の補強具であって、
    前記スタッドの上端部または下端部に取り付けられる取り付け部と、
    前記スタッドの一対の縁部よりも外側に位置し、前記ランナーの一対のフランジ部にそれぞれ接触する少なくとも一対のランナー接触部とを含む、補強具。
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