JP6993313B2 - 建物の壁構造、壁の施工方法、および補強具 - Google Patents
建物の壁構造、壁の施工方法、および補強具 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6993313B2 JP6993313B2 JP2018205524A JP2018205524A JP6993313B2 JP 6993313 B2 JP6993313 B2 JP 6993313B2 JP 2018205524 A JP2018205524 A JP 2018205524A JP 2018205524 A JP2018205524 A JP 2018205524A JP 6993313 B2 JP6993313 B2 JP 6993313B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- stud
- reinforcing tool
- pair
- plate
- shaped
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Load-Bearing And Curtain Walls (AREA)
Description
図1および図2を参照して、本実施の形態に係る壁構造1の概略構成について説明する。壁構造1は、建物内において隣り合う2つの空間を仕切る間仕切り壁(区画壁)Wの構造である。なお、図1および図2に示す仮想面90は、隣り合う2つの空間を仕切る仕切り面である。図1および図2には、この仕切り面90の縦方向(上下方向)が矢印A1で示され、仕切り面90の横方向(左右方向)が矢印A2で示されている。また、図2には、仕切り面90に直交する方向が矢印A3で示されている。矢印A3の方向は、間仕切り壁Wの面外方向に相当する。
図3~図6を参照して、スタッド4の設置状態における補強具5の取り付け構造について説明する。図3は、図2に示す領域IIIを拡大して示した図であり、スタッド4の上端部に補強具5が取り付けられた状態を示す斜視図である。図4は、図3のIV-IV線に沿って切断した補強具5の取り付け構造の断面図である。図5は、補強具5の平面図である。図6は、図5のVI-VI線に沿って切断した補強具5の断面図である。
次に、間仕切り壁Wの施工方法について簡単に説明する。本実施の形態において、間仕切り壁Wの施工方法は、一対のランナー2,3を配置する工程P1、補強具5を準備する工程P2、スタッド4の上端部および下端部に補強具5をそれぞれ取り付ける工程P3、補強具5が取り付けられたスタッド4の上端部および下端部を、ランナー3,2にそれぞれ嵌め入れる工程P4を含む。なお、工程P1と工程P2およびP3との施工順序は逆であってもよい。
図1に示すような間仕切り壁Wに面外方向の荷重が加わり、図4に示すようにスタッド4の一方の側面に外方から大きな力が加えられた場合における補強具5の機能について説明する。上述のように、補強具5は、スタッド4の上端部および下端部にのみ(つまり、ランナー3,2に嵌め入れられた部分にのみ)取り付けられている。
図8は、本実施の形態の変形例1における補強具5Aを模式的に示す平面図である。図9は、図8のIX-IX線に沿って切断した補強具5Aの断面図である。
図10は、本実施の形態の変形例2における補強具5Bがスタッド4の上端部に取り付けられた状態を模式的に示す斜視図である。
図11は、本実施の形態の変形例3における補強具5Cがスタッド4の上端部に取り付けられた状態を模式的に示す斜視図である。平面視における補強具5Cの大きさおよび形状は、上記実施の形態の補強具5と略同じである。また、補強具5Cも、補強具5と同様に、一枚の薄板により形成されている。
図12は、本実施の形態の変形例4における補強具5Dがスタッド4の上端部に取り付けられた状態を模式的に示す斜視図である。平面視における補強具5Dの大きさおよび形状は、上記実施の形態の補強具5と略同じであり、補強具5Dもまた、一枚の薄板により形成されている。
上記実施の形態および各変形例では、スタッド4の外形は略長方形状であることとしたが、略正方形状であってもよい。
Claims (3)
- 一対の鍔部を有し、断面が略U字状であるランナーを配置する工程と、
一対の縁部を有し、前記ランナーの前記鍔部間の間隔と略同じ外形幅のC型のスタッドの端縁から、前記一対の縁部を突っ張るための突っ張り部と前記縁部の厚みよりも表側部材と裏側部材との間隔を小さくした挟持部とを有する補強具を、前記スタッドの長手方向にスライドさせて、前記挟持部の前記表側部材および前記裏側部材の間に前記縁部を差し込み、設置状態において前記補強具の少なくとも一部が前記ランナーの鍔部の高さ範囲内に位置するように、前記スタッドの端部に前記補強具を取り付ける工程と、
前記表側部材および前記裏側部材と前記縁部との摩擦力によって前記補強具が取り付けられた前記スタッドの端部を、前記ランナーの一対の鍔部間に嵌め入れる工程とを備え、
前記取り付ける工程において、前記補強具は、前記スタッドの前記縁部と前記突っ張り部との間に隙間をあけた状態で取り付けられ、
前記嵌め入れる工程において、前記スタッドの端部は、前記隙間の分だけ幅方向に縮小変形可能である、建物の壁の施工方法。 - 前記スタッドの板厚寸法は、1.2mm以上である、請求項1に記載の建物の壁の施工方法。
- 一対の鍔部を有し、断面が略U字状であるランナーと、
一対の縁部を有し、前記ランナーの前記鍔部間の間隔と略同じ外形幅のC型のスタッドと、
前記一対の縁部を突っ張るための突っ張り部と、前記縁部の厚みよりも表側部材と裏側部材との間隔を小さくした挟持部とを有し、前記スタッドの端縁から差し込まれて前記表側部材および前記裏側部材と前記縁部との摩擦力によって前記スタッドの端部に取り付けられる補強具とを備え、
前記補強具が取り付けられた前記スタッドの端部が、取り付け状態における前記スタッドの前記縁部と前記突っ張り部との間の隙間の分だけ前記スタッドの端部を幅方向に縮小変形可能に、前記ランナーの一対の鍔部間に嵌め入れられており、
前記補強具の少なくとも一部が、前記ランナーの鍔部の高さ範囲内に位置している、建物の壁構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018205524A JP6993313B2 (ja) | 2018-10-31 | 2018-10-31 | 建物の壁構造、壁の施工方法、および補強具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018205524A JP6993313B2 (ja) | 2018-10-31 | 2018-10-31 | 建物の壁構造、壁の施工方法、および補強具 |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2017113307A Division JP6430588B1 (ja) | 2017-06-08 | 2017-06-08 | 建物の壁構造、壁の施工方法、および補強具 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2019015173A JP2019015173A (ja) | 2019-01-31 |
JP6993313B2 true JP6993313B2 (ja) | 2022-01-13 |
Family
ID=65357282
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2018205524A Active JP6993313B2 (ja) | 2018-10-31 | 2018-10-31 | 建物の壁構造、壁の施工方法、および補強具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6993313B2 (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011089294A (ja) | 2009-10-22 | 2011-05-06 | Mikio Tashiro | 剛性スタッド構造 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3643173B2 (ja) * | 1996-04-11 | 2005-04-27 | 吉野石膏株式会社 | 間仕切り壁用スペーサ及びこれを用いた間仕切り壁の施工方法 |
JPH10299139A (ja) * | 1997-04-30 | 1998-11-10 | Ando Corp | 間仕切り壁下地材 |
-
2018
- 2018-10-31 JP JP2018205524A patent/JP6993313B2/ja active Active
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011089294A (ja) | 2009-10-22 | 2011-05-06 | Mikio Tashiro | 剛性スタッド構造 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2019015173A (ja) | 2019-01-31 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5833378B2 (ja) | 座屈拘束ブレース | |
JP6993313B2 (ja) | 建物の壁構造、壁の施工方法、および補強具 | |
JP6430588B1 (ja) | 建物の壁構造、壁の施工方法、および補強具 | |
JP6352062B2 (ja) | 制振装置付き構造物 | |
JP7406763B2 (ja) | 補強金具及び木造軸組構造物 | |
JP7152885B2 (ja) | 建物の壁構造、壁の施工方法、および補強具 | |
JP2018115460A (ja) | ブレース上端接続金具、ブレース下端接続金具、及び天井下地構造 | |
JP3996465B2 (ja) | ヒンジゾーン開口部の補強構造 | |
JP7015688B2 (ja) | 建物の壁構造、壁の施工方法、および補強具 | |
EP1445392B1 (en) | Building frame member | |
KR102157257B1 (ko) | 내진 성능 보강용 외장 패널 체결구 조립체 | |
JP2023149818A (ja) | 建物の壁構造および補強具 | |
JPH06229071A (ja) | 鉄筋コンクリート構造物の鉄筋および配筋構造 | |
JP6801231B2 (ja) | 梁の評価方法 | |
JP5127013B2 (ja) | 補強用斜め材及びその補強用斜め材の施工方法 | |
JP6813841B2 (ja) | 建造物の補強構造 | |
JP3515537B2 (ja) | 補強金具 | |
JP2575845Y2 (ja) | デッキプレート床の補強構造 | |
JP7441770B2 (ja) | 開口補強構造 | |
RU64240U1 (ru) | Крепление и внешнестеновая конструкция с его использованием | |
JPH0416635A (ja) | コンクリート構造物の剪断補強構造 | |
JP2017137919A (ja) | 曲げ降伏型ダンパー | |
JP2024118786A (ja) | 座屈拘束ブレース | |
JP6836830B2 (ja) | 片側拡幅鉄骨梁の補強構造 | |
JPH0649700Y2 (ja) | コンクリート開口部における補強金具 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20200529 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20210518 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20210608 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20210804 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20211124 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20211209 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6993313 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |