JP2019216049A - 同軸ケーブルコネクタ - Google Patents

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Abstract

【課題】編組導体とその内側に導電性を有するラミネート箔を備えた同軸ケーブルに対し、小さな力でラミネート箔を傷つけずにコネクタに確実に接続でき、信号の漏洩を防止して高品質な同軸ケーブルコネクタを提供する。【解決手段】編組導体及びその内側に導電性を有するラミネート箔を備えた同軸ケーブルの端部を装着するコネクタ本体3を備え、同軸コネクタ座にねじ固着される。編組導体とラミネート箔との間に挿入される円筒状のコネクタ本体3の中に、可動自在な円筒状の可動スリーブ4が装備され、可動スリーブ4の内側面40は、同軸ケーブル挿入口部42が若干拡径のテーパー状に形成されたテーパー部41を備えた。【選択図】図1

Description

本発明は、同軸ケーブルコネクタの技術分野に属し、さらに言えば、編組導体とその内側に導電性を有するラミネート箔を備えた同軸ケーブルを機器等に接続するために同軸ケーブルに装着する電波漏洩の少ないコネクタに関するものである。
近年、所謂4K・8K放送が衛星放送で開始されることが発表され、各家庭やマンションにおけるテレビ共同受信システムでは、10MHzから3200MHzまでの信号を増幅して同軸ケーブルで伝送することが必要になってきた。720〜2600MHzの間には、携帯電話や無線LAN・WiMAX・BWA等の通信に使用している周波数帯があり、テレビ受信システムで伝送している4K・8K放送の信号が機器や同軸ケーブルから外部に漏れると、通信に使用している周波数と干渉することが予測されている。通信に使用されている通信機器の感度は大変高く、信号レベルは大変微弱なものまで使用されている。そのためテレビ受信システムに要求される漏洩の許容限度は大変小さい値になってきた。そのため受信システムに使用される機器は信号を漏洩しない対策が実施されつつある。機器からの漏洩が小さくなってくると、その機器に接続される同軸ケーブルとコネクタとの間から信号が漏洩することが問題になってきた。
ここで、使用される同軸ケーブル1は、図9に示したような漏洩の少ない、外部導体13として、ラミネート箔12と編組導体11の二重シールド構造になっている。この同軸ケーブル1に装着されるコネクタは、図10に示したように、ラミネート箔12と編組導体11の間にコネクタ本体3が挿入される構造になっている。コネクタ本体3の円筒内部に、内部導体15とラミネート箔12が装着された絶縁体14が挿入される。この絶縁体14の外形寸法公差は大きく、メーカーによって寸法が違っている。そのため、コネクタ本体3の円筒部分の先端内径寸法bは、ラミネート箔の外径寸法aよりも大きくして、挿入しやすい構造になっている(図10)。
ところで、同軸ケーブル1から信号を漏洩させない遮蔽性能は、ラミネート箔12部分が大きく占めている。従来のコネクタは、このラミネート箔12の外径寸法aと、コネクタの円筒部の内径寸法bの間に隙間cが生じている。この隙間cから信号が漏洩して、編組導体11へと伝わる。この編組導体11は、細い銅線が網のように交互に織り込まれた構造になっている。そのため、細い銅線の隙間から信号が外部に漏れてしまい、遮蔽性能が悪いという問題があった。
この種の機器への接続コネクタで、同軸ケーブルの外部導体との接触状態を改善する技術として、下記の特許文献に開示された技術が知られている。
すなわち、特許文献1(符号は同公報に記載のものを援用する。)には、編組導体7及びその内側に覆設された導電性を有するラミネート箔6を備えた同軸ケーブル20の端部に装着する同軸ケーブルコネクタであって、編組導体7とラミネート箔6との間に挿入する筒状のコネクタ本体30と、コネクタ本体30の基端部に枢着すると共に接続対象の外部導体に螺合するよう形成した接続筒2と、同軸ケーブル20にコネクタ本体30を挿入後、本体挿入部11を圧着固定する固着リング3とを具備して構成される同軸ケーブルコネクタが開示されている。
また、下記特許文献2(符号は同公報に記載のものを援用する。)には、突出部15aの突出寸法Lの最小値は,固定リング3の長さL3と略等しく形成する。また、突出部15aの突出寸法Lの最大値は、固定リング3の長さL3と略等しくなるように形成された基準長L1と、隆起部長L2を加えた長さと略等しく形成する。突出部15aの突出寸法Lは、前記最大値と略等しいか、若しくは、前記所定の範囲の長さを有するように形成されており、固定リング3を挿入止着部12に沿うように配設した条件において、突出部15aは、本体挿入部15の先端部18が固定リング3の先端側開口端と略同じ位置になる長さか、ほぼ隆起部14の長さL2だけが固定リング3の先端側開口端より突出するような寸法となる長さの範囲の何れかの長さになるように形成されている同軸ケーブルコネクタが開示されている。
特開2001−297839公報 特開2010−118201公報
前記特許文献1に開示されている構造のものは、ラミネート箔部分にコネクタ本体を接触させる構造になっているがケーブルを固定するリングを締め付ける力を利用しているため、締め付け方によりその接触の度合いが変わり遮蔽性能が安定しないという問題がある。内部にらせん状の突起を設けるものは、ラミネート箔を傷つけ破れが生ずるため、こちらも遮蔽性能が安定しない。
また、特許文献2に開示されている同軸ケーブルコネクタは、ラミネート箔がコネクタ本体と接触するように円筒状の内部寸法をテーパー状にしているが、同軸ケーブルの固着にリングでとめる方式を使用している。この構造のものはコネクタを同軸ケーブルに挿入するときに、リングを挿入するのを忘れたり、リングを落としたりする問題がある。
しかるに、本発明は、上記課題に鑑みて案出されたものであり、その目的とするところは、編組導体とその内側に導電性を有するラミネート箔(又はアルミニュウム箔)を備えた同軸ケーブルに対し、小さな力でスムーズに装着できることは勿論、前記ラミネート箔を傷つけずにコネクタに確実に接続でき、信号の漏洩を防止して高品質な同軸ケーブルコネクタを提供することにある。
上記の課題を解決するための手段として、請求項1に記載した発明は、編組導体11及びその内側に導電性を有するラミネート箔12を備えた同軸ケーブル1の端部を装着するコネクタ本体3を備え、同軸コネクタ座にねじ固着される同軸ケーブルコネクタにおいて、
前記編組導体11とラミネート箔12との間に挿入される円筒状の前記コネクタ本体3の中に、可動自在な円筒状の可動スリーブ4が装備され、前記可動スリーブ4の内側面40は、同軸ケーブル挿入口部42が若干拡径のテーパー状に形成されたテーパー部41を備えた構成であることを特徴とする同軸ケーブルコネクタである。
請求項2に記載した発明は、編組導体11及びその内側に導電性を有するラミネート箔12を備えた同軸ケーブル1の端部を装着するコネクタ本体3を備え、同軸コネクタ座100にねじ固着又はプッシュオンで接続される同軸ケーブルコネクタにおいて、
前記編組導体11とラミネート箔12との間に挿入される円筒状の前記コネクタ本体3の内側面30に、前記ラミネート箔12に接触する円筒状のバネ6が装備されていると共に、前記コネクタ本体3の同軸ケーブル挿入口部37の外側面31は、同軸ケーブル1が挿入しやすく且つ抜け出にくい尖った先鋭部32に形成されていることを特徴とする同軸ケーブルコネクタである。
請求項3に記載した発明は、前記円筒状のコネクタ本体3の外側面31に、同軸ケーブル挿入口部37の方向に尖った楔状の先鋭部33が設けられ、一方、同軸ケーブル1のシース10を被覆する円筒状の被覆体5がコネクタ本体3の外側に装備され、この被覆体5の肉厚は、中間部50を薄く且つ同軸ケーブル挿入口部53を厚くし、前記薄い中間部50の外側面52に押圧しやすい凸部51が設けられ、同軸ケーブル1の挿入後に、前記凸部51を工具で挟んで圧接することにより、同軸ケーブル1がコネクタ本体3に固着される構成であることを特徴とする、請求項1又は2に記載した同軸ケーブルコネクタである。
請求項4に記載した発明は、編組導体11及びその内側に導電性を有するラミネート箔12を備えた同軸ケーブル1の端部を装着するコネクタ本体3を備え、同軸コネクタ座100にねじ固着又はプッシュオンで接続される同軸ケーブルコネクタにおいて、
前記編組導体11とラミネート箔12との間に挿入される円筒状の前記コネクタ本体3は、同軸ケーブル挿入口部37が若干拡径のテーパー状に形成されたテーパー部34を備えていると共に、前記同軸ケーブル挿入口部37の外側面31には楔状の先鋭部32が設けられており、一方、同軸ケーブル1のシース10を被覆する円筒状の被覆体7がコネクタ本体3の外側に装備され、この被覆体7の同軸ケーブル挿入口部72付近の外周にスリット70が形成され、同軸ケーブル1の挿入後に、前記スリット70に隣接する同軸ケーブル挿入口部72の外側面71を工具で挟んで圧接することにより、同軸ケーブル1がコネクタ本体3に固着される構成であることを特徴とする同軸ケーブルコネクタである。
請求項5に記載した発明は、編組導体11及びその内側に導電性を有するラミネート箔12を備えた同軸ケーブル1の端部を装着するコネクタ本体3を備え、同軸コネクタ座100にねじ固着又はプッシュオンで接続される同軸ケーブルコネクタにおいて、
前記同軸ケーブル1の外部導体13はラミネート箔12と編組導体11が露出するように加工され、その同軸ケーブル1が前記コネクタ本体3に挿入しやすく、且つラミネート箔12がコネクタ本体3に接触するように、当該コネクタ本体3の内側面30が、テーパー状に形成されたテーパー部35を備え、つづく同軸ケーブル挿入口部37の内側には、同軸ケーブル1のシース10に食い込む爪部8が内向きに設けられていると共に、同軸ケーブル挿入口部37付近の外周にスリット36が形成され、同軸ケーブル1の挿入後に、前記スリット36に隣接する爪部8の外側面39を工具で挟んで圧接することにより、同軸ケーブル1がコネクタ本体3に固着される構成であることを特徴とする同軸ケーブルコネクタである。
請求項6に記載した発明は、前記同軸ケーブル1の外部導体13を構成するラミネート箔12が、アルミニュウム箔又は銅箔であることを特徴とする、請求項1〜5のいずれか1項に記載した同軸ケーブルコネクタである。
本発明の同軸ケーブルコネクタによれば、編組導体とその内側に導電性を有するラミネート箔(又はアルミニュウム箔や銅箔)を備えた同軸ケーブルの前記ラミネート箔を傷つけずに、コネクタに確実に接続でき、電波漏洩が確実に防止される。また、同軸ケーブルに対し、小さな力でスムーズに装着できて作業効率がよい。
本発明の同軸ケーブルコネクタの第1実施例を示した断面図である。 第1実施例の同軸ケーブルコネクタの同軸F型コネクタ座への接続の初期段階(A)と、ねじ固着状態(B)を示した各断面図である。 第2実施例の同軸ケーブルコネクタを示した断面図である。 第2実施例の異なる同軸ケーブルコネクタを示した断面図である。 第3実施例の同軸ケーブルコネクタの断面図(A)と、同軸ケーブルの固着状態(B)を示した各断面図である。 第4実施例の同軸ケーブルコネクタを示した断面図(A)、一部切欠断面図(B)、右側面図(C)、同軸ケーブルの固着状態の断面図(D)である。 第5実施例の同軸ケーブルコネクタを示した断面図(A)、右側面図(B)、同軸ケーブルの固着状態の断面図(C)である。 第5実施例で使用される同軸ケーブルを示した説明図である。 主に使用される同軸ケーブル示した説明図である。 従来の同軸ケーブルコネクタを示した断面図である。 JISに記載の一同軸ケーブルの各種寸法表である。
本発明の同軸ケーブルコネクタ(以下、単に「コネクタ」ともいう。)の好適な実施形態を、図面にしたがって説明する。
この同軸ケーブルコネクタは、例えば黄銅製で、編組導体11及びその内側に導電性を有するラミネート箔12を備えた同軸ケーブル1の端部を装着するコネクタ本体3を備え、同軸F型コネクタ座にねじ固着されるものである。
同軸ケーブル1は、図9に示したように、中心線上の内部導体15の外周のポリエチレン製等の絶縁体14を介して、編組導体11とその内側の導電性あるラミネート箔12とから成る外部導体13が設けられ、その外周を外被のシース10で被覆されている。なお、以下、当該同軸ケーブル1の外部導体13を構成するラミネート箔12は、アルミニュウム箔や銅箔でも同様に実施される。
<第1実施例>
図1と図2に示した本同軸ケーブルコネクタの第1実施例について説明する。
この同軸ケーブルコネクタは、前記外部導体13をなす編組導体11とラミネート箔12との間に挿入される円筒状のコネクタ本体3の中に、可動自在な円筒状の可動スリーブ4が装備されている。その可動スリーブ4の内側面40は、同軸ケーブル挿入口部42が若干拡径のテーパー状に形成されたテーパー部41を備えた構成である。
本実施例は、コネクタ本体3の円筒形の内部構造が、同軸ケーブル1のラミネート箔12付絶縁体14が挿入しやすいように、挿入先端部(同軸ケーブル挿入口部37)の内径寸法が、ラミネート箔12の外径寸法より大きくなっている(詳細は後述)。そして、徐々に小さくなるようにテーパーがかかっている。ラミネート箔12付絶縁体14が当たる寸法となる部分があり、この当たったテーパー状の部分はラミネート箔12付絶縁体14の挿入に伴って外へ押し出される可動スリーブ構造になっている。そのため、本コネクタを同軸ケーブル1の編組導体11とラミネート箔12との間に挿入するための力は大きなものを必要としない。この可動スリーブ4の同軸ケーブル挿入口部42方向の右端部には、コネクタ本体3に対して係止される爪状の係止部43が外向きに形成されてあり、押し出されても外れない構造になっている。
本コネクタに挿入される同軸ケーブル1は、後述する指定の寸法に加工されており、同軸ケーブル1はコネクタの挿入止着部38にシース10が当るまで挿入され、固着リング9等によりコネクタに固着される。この状態ではまだコネクタ本体3とラミネート箔12は完全に接触した状態ではない。
このコネクタを、図2の左端に示した機器101のF型コネクタ座100のねじ部に取り付け(図2A)、接続筒2をねじ部に締め付けていくと、ラミネート箔12付絶縁体14によって押し出されていた可動スリーブ4がコネクタ内部に押し戻され、ねじの力によりラミネート箔12部分に可動スリーブ4のテーパー部41が乗り上げていく(図2B)。ラミネート箔12は、テーパー部41を備えた可動スリーブ4の中に挿入されていくため、箔に傷がつくことはなく高い遮蔽性が保たれる。コネクタの取り付けは、最終的にはスパナ等の工具で強固に固定されるため、このテーパー部41はラミネート箔12と完全に密着することとなり、信号の漏洩を効果的に防ぐことができる。
この第1実施例の具体的な構成を説明する。
本実施例は、図11に表で示したようなJISに記載されている、S−5C−FB同軸ケーブル1に適合するものである。コネクタ本体3の同軸ケーブル挿入口部37の内径寸法(d)は、5.4mmである。前記図11の同軸ケーブル1のJIS規格で示されているS−5C−FBの両面アルミニュウム箔張付けプラスチックテープの標準外径寸法は、5.1mmで、当該同軸ケーブル挿入口部37の寸法の方が大きくなっていて、テーパー部34が形成されている。よって、同軸ケーブル1は挿入しやすくなっている。同軸ケーブル挿入口部37より奥に入るにしたがって内径寸法は小さくなり、最奥部(e)は、5.2mmになっている。この部分から奥には、上記の可動できる可動スリーブ4が装備され、2mmほど更に奥に移動可能となっている。
可動スリーブ4は、前記係止部43によりコネクタ本体3から抜け落ちない構造になっており、コネクタ本体3に圧入される形で装着されている。可動スリーブ4は、同軸ケーブル挿入口部42の手前側の内径寸法(f)が5.3mmで、最奥側の内径寸法(g)は4.9mmである。そのため、同軸ケーブル1のラミネート箔12付絶縁体14が挿入されると、この可動スリーブ4の途中で当たる構造になっている。最終的にこの可動スリーブ4は、コネクタ本体3から2mm押し出された状態で、同軸ケーブル1とコネクタがケーブル係止部9Aまで挿入された後、固着リング9で固定される。この状態のコネクタを機器101のF型コネクタ座100にねじ込み接続すると、コネクタ座100に可動スリーブ4が当たり、徐々に可動スリーブ4はコネクタ本体3の内部に押し戻される。このとき、可動スリーブ4の最奥内径は4.9mmになっているため、同軸ケーブル1のラミネート箔12に完全に密着することとなり、この部分に伝送されている電気信号はコネクタの外に漏れなくなる。
<第2実施例>
図3に示した同軸ケーブルコネクタの第2実施例について説明する。
この同軸ケーブルコネクタは、同軸ケーブル1の前記編組導体11とラミネート箔12との間に挿入される円筒状の前記コネクタ本体3の内側面30に、ラミネート箔12に接触する円筒状のバネ6が装備されている。また、コネクタ本体3の同軸ケーブル挿入口部37の外側面31は、同軸ケーブル1が挿入しやすく且つ抜け出にくい尖った先鋭部32に形成されているものである。
すなわち、コネクタ本体3の円筒形の内部にリング状の内バネ6が内蔵されている。このリング状の内バネ6は、本コネクタが機器101のF型コネクタ座100に接続される接続筒2に近い部分に、コネクタ本体3に係止される形で設けられている。また、このリング状の内バネ6の内径寸法は、ラミネート箔12の外径寸法より小さくなっている(詳細は後述)。コネクタ本体3の円筒形の同軸ケーブル挿入口部37の内径寸法は、ラミネート箔12付絶縁体14が入りやすいように、そのラミネート箔12の外径寸法より大きくなっていて、テーパー部34が形成されている。
指定寸法に加工された同軸ケーブル1を挿入すると、ラミネート箔12はリング状の内バネ6に接触して信号の漏洩を防ぐことができる。また同軸ケーブル1へコネクタを挿入する力はラミネート箔12への接触にバネを使用しているため、大きな力を必要としない。
本実施例の具体的な構成を説明する。
やはり、S−5C−FB同軸ケーブル1に適合する同軸ケーブルコネクタの例であって、コネクタ本体3の同軸ケーブル挿入口端37の内径寸法(j)は5.4mmになっており、同軸ケーブル1のラミネート箔12付絶縁体14が挿入しやすい構造になっている。コネクタ本体3の中央より奥まった部分に、リング状の内バネ6が本コネクタに内接する形で係止されている。その内バネ6の内径寸法(k)は4.9mmである。よって、同軸ケーブル1のラミネート箔12付絶縁体14(その外径寸法は5.1mm)が挿入されると、この内バネ6と接触してラミネート箔12はコネクタ本体3と完全に接触し、この部分に伝送されている電気信号はコネクタの外に漏れなくなる。
また、この同軸ケーブルコネクタは、接続筒2の内側にねじ部20があり、機器101のF型コネクタ座100にねじで固着されるタイプである。一方、図4に示したような機器101のF型コネクタ座100にプッシュオンで接続されるタイプとして、接続筒2の内側にリング状の内バネ6´を設けた形態でも好適に実施される。
<第3実施例>
図5に示した同軸ケーブルコネクタの第3実施例について説明する。
この同軸ケーブルコネクタは、円筒状のコネクタ本体3の外側面31に、同軸ケーブル挿入口部37の方向に尖った楔状の先鋭部33が複数設けられている。一方、同軸ケーブル1のシース10を被覆する円筒状の被覆体5がコネクタ本体3の外側に装備され、この被覆体5の肉厚は、中間部50を薄く且つ同軸ケーブル挿入口部53を厚くし、前記薄い中間部50の外側面52に押圧しやすい凸部51が設けられている。したがって、同軸ケーブル1の挿入後に、この凸部51を工具で挟んで圧接することにより、同軸ケーブル1がコネクタ本体3に固着される構成である。
すなわち、同軸ケーブル1の外部導体13をコネクタに接触させる手段は、前記第1実施例と第2実施例と同じであるが、同軸ケーブル1とコネクタの固定手段として、コネクタ本体3から同軸ケーブル1のシース10を被覆する円筒状の固着筒たる被覆体5が設けられている。この被覆体5は、肉厚の薄い中間部50に凸部51を形成し、この凸部51をペンチ等の工具により当該被覆体5の薄肉部(中間部50)を変形させて、コネクタを同軸ケーブル1に固定するものである(図5B)。
この円筒状の被覆体5は、同軸ケーブル1が挿入される先端部分が、中間部50の肉薄部分より厚くなっているため、凸部51をペンチ等で圧接したとき、その部分は変形しても同軸ケーブル1が挿入される先端部分はほとんど変形することがないため、同軸ケーブル1に固着された状態が良好である。
また、同軸ケーブル1に引抜く力がかかったときに容易に抜けないように、コネクタ本体3の円筒状の外側面31に、先端が90度より小さく尖った楔状の先鋭部33を円周上に複数形成してある。
このコネクタは従来の固着するためのリングを必要としないため、同軸ケーブル1にコネクタを取り付ける作業中にリングをなくしたり落としたりする虞れがない。
本実施例の具体的な構成を説明する。
前記同様、S−5C−FB同軸ケーブルに適合するものである。コネクタ本体3の同軸ケーブル挿入口部37に楔状の先鋭部32が全周に設けられている。この先鋭部32の尖っている部分の角度は80度になっている。この部分は同軸ケーブル1のラミネート箔12と、編組導体たるすずめっき軟銅線編組11の間に挿入されるため、先鋭部32は挿入し易いように、同軸ケーブル1に引き抜かれる力がかかった場合、当該先鋭部32の鋭く尖った部分がすずめっき軟銅線編組11に食い込み、コネクタから抜けない構造になっている。
さらに、このコネクタの外周部には外径(n)=11mm、内径(p)=9mm、全長(g)=10.5mmの固着筒たる被覆体5が設けられており、コネクタ本体3の挿入先端部より1.2mm短くなっているため(符号r参照)、同軸ケーブル1の挿入を妨げない寸法となっている。この被覆体5(固着筒)には、1mmの厚肉部分と0.4mmの薄肉部(s)があり、この薄肉部(s)のほぼ中間に外側へ突き出た凸部51が上下対称の位置に設けられ、一般的なペンチ等の工具で簡単に押しつぶすことができるようになっている。この被覆体5を押しつぶすと、コネクタに挿入されている同軸ケーブル1のシース10が押されることになり、すずめっき軟銅線編組11はさらに先鋭部33に押し付けられ、同軸ケーブル1は一層抜けなくなっている。また、被覆体5の先端部分は厚肉部となっているため、凸部51をペンチ等で圧接しても被覆体5の先端部はほぼ円形を保っているため見た目に綺麗である。
<第4実施例>
図6に示した同軸ケーブルコネクタの第4実施例について説明する。
この同軸ケーブルコネクタは、編組導体11とラミネート箔12との間に挿入される円筒状のコネクタ本体3における、同軸ケーブル挿入口部37が若干拡径のテーパー状に形成されたテーパー部34を備えている。と共に、前記同軸ケーブル挿入口部37の外側面31には楔状の先鋭部32が設けられている。一方、同軸ケーブル1のシース10を被覆する円筒状の被覆体7がコネクタ本体3の外側に装備され、この被覆体7の同軸ケーブル挿入口部72付近の外周にスリット70が形成され、同軸ケーブル1の挿入後に、前記スリット70に隣接する同軸ケーブル挿入口部72の外側面71を工具で挟んで圧接することにより、同軸ケーブル1がコネクタ本体3に固着される構成である。
すなわち、同軸ケーブル1の外部導体13のラミネート箔12と編組導体11の間に、円筒状の内部がテーパー構造になったコネクタ本体3を挿入させる構造において、テーパー部34の最小直径はラミネート箔12の外形寸法より僅かに小さく、最大径はラミネート箔12の外形寸法より大きく設計されている。そのため、コネクタ本体3は、同軸ケーブル1のラミネート箔12と編組導体11の間に入りやすく、また、ラミネート箔12とコネクタ本体3は完全に接触する構造となっている。
同軸ケーブル1とコネクタの固定手段として、コネクタ本体3から同軸ケーブル1のシース10を被覆する円筒状の固着筒たる被覆体7を設け、この被覆体7の先端からスリット70を中ほどまで4つ割りのすり割り状に構成し、同スリット70に隣接する同軸ケーブル挿入口部72の外側面71をペンチ等の工具により圧接させて、コネクタを同軸ケーブル1に固定するものである。
また、同軸ケーブル1に引抜く力がかかったときに容易に抜けないように、コネクタ本体3の同軸ケーブル挿入口部72の外側面71に、先端が90度より小さく尖った楔状の先鋭部32が円周上に形成されている。
本実施例の具体的な構成を説明する。
やはり、前記S−5C−FB同軸ケーブルに適合するものである。コネクタ本体3は筒型形状でその内側はテーパー状のテーパー部34に形成されている。テーパー部34の最小径(u)は4.9mm、最大径(t)は5.3mmで、同軸ケーブル1のラミネート箔12付絶縁体14が入りやすく、ラミネート箔12が完全にコネクタ本体3と接触する構造となっている。また、同軸ケーブル挿入口部37の外側面31に楔状の先鋭部32が全周に設けられている。この先鋭部32の尖っている部分の角度は80度となっている。この部分は同軸ケーブル1のラミネート箔12とすずめっき軟銅線編組11の間に挿入されるため、先鋭部32は挿入し易いような楔状に形成されている。
よって、同軸ケーブル1に引き抜かれる力がかかった場合、先鋭部32の鋭く尖った部分が、すずめっき軟銅線編組11に食い込み、コネクタから抜けづらい構造になっている。更にこのコネクタの外周部に設けられた固着筒たる被覆体7は、外径(v)=11mm、内径(w)=9mm、全長(x)=10.5mmであり、コネクタ本体3の挿入先端部より短く、同軸ケーブ1の挿入を妨げない寸法となっている。この被覆体7には、1mmの厚肉部分と0.4mmの薄肉部分があり、先端部分から5mmまですり割状のスリット70が4箇所形成されている。この各スリット70の幅寸は1.3mm、深さは5mmである。つまり、被覆体7は4つ割り状態となっている。同軸ケーブル1の挿入後に、この被覆体7の外側面71をペンチ等の工具で圧接することにより、コネクタと同軸ケーブル1は強固に固着される。
<第5実施例>
図7に示した同軸ケーブルコネクタの第5実施例について説明する。
本実施例においては、同軸ケーブル1の外部導体13はラミネート箔12と編組導体11が露出するように予め加工され(図8参照)、その同軸ケーブル1がコネクタ本体3に挿入しやすく、且つラミネート箔12がコネクタ本体3に接触するように、当該コネクタ本体3の内側面30が、テーパー状に形成されたテーパー部35を備え、つづく同軸ケーブル挿入口部37の内側には、同軸ケーブル1のシース10に食い込む爪部8が内向きに設けられている。また、同軸ケーブル挿入口部37付近の外周にスリット36が形成され、同軸ケーブル1の挿入後に、前記スリット36に隣接する爪部8の外側面39を工具で挟んで圧接することにより、同軸ケーブル1がコネクタ本体3に固着される構成である。
すなわち、このコネクタは、コネクタ本体3とF型コネクタ座100に固着する接続筒2の2部品で構成さている。コネクタ本体3はラミネート箔12と編組導体11がスムーズに挿入できるテーパー部35と、同軸ケーブル1のシース10に固定される固着筒部35Cとで形成されている。テーパー部35は、第1のテーパー部35Aと第2のテーパー部35Bとがあり、第1のテーパー部35Aの最小径は、装着される同軸ケーブル1のラミネート箔12の外形寸法よりわずか小さな直径とされ、最大径はラミネート箔12の外径寸法よりわずか大きな直径となっている。第2のテーパー部35Bは、ラミネート箔12付絶縁体14の先端部を、スムーズに第1のテーパー部35Aに導くためのものである。その最大径は、編組導体11の外径寸法より大きくなっている。固着筒部35Cの内部先端部には、楔状の爪部8が全周に設けられている。この爪部8の内径は、装着される同軸ケーブル1の外径寸法よりわずか大きい径となっている(詳細は後述)。そして、この固着筒部35Cは、先端部分から中ほどまで、スリット36(すり割)が十字状の4つ割りに形成されている。この各スリット36の幅寸は1.3mm、深さは5mmである。
よって、加工された同軸ケーブ1(図8)を、コネクタ本体3に挿入すると、ラミネート箔12は第1のテーパー部35Aに装着され、ラミネート箔12が完全にコネクタ本体3と接触し、同軸ケーブル1に伝送されてきた信号が外部に漏れることはない。
本実施例の具体的な構成を説明する。
上記同様、S−5C−FB同軸ケーブルに適合するものである。本コネクタは、筒型形状のコネクタ本体3と、F型コネクタ座100に螺合するねじ部20を有する接続筒2との2体構造でできている。コネクタ本体3は、ラミネート箔12がスムーズに挿入できるテーパー部35と、同軸ケーブル1のシース10に固定される固着筒部35Cで形成されている。テーパー部1は、第1のテーパー部35Aと第2のテーパー部35Bとで成り、第1のテーパー部35Aの最小径(y1)は4.9mmとされ、最大径(y2)は5.1mmとされている。また、第2のテーパー部35Bは、ラミネート箔12付絶縁体14の先端部をスムーズに第1のテーパー部35Aに導くためのものであり、固着筒部35Cの内径寸法(i)=7.2mmと、第2のテーパー部35Bの前記最小径(y2)=5.1mmがテーパーで接続されているものである。
固着筒部35Cの同軸ケーブル挿入口部37の内側には、楔状の爪部8が全周に設けられている。この爪部8の内径(h1)は8.1mmである。爪部8の内側の固着筒部35Cの最大径(h2)は8.7mmである。そして、前記固着筒部35Cは、先端部分から5mmまで、スリット36(すり割)が4つ割りに形成されている。
なお、前記第1のテーパー部35Aの最小径(y1)から最大径(y2)までの長さ(z1)は2mm、第2のテーパー部35Bの最小径(y2)から最大径(i)までの長さ(z2)は6mm、固着筒部35Cの最大径(i)から右端部までの長さ(z3)は5mmである。
したがって、図8のように加工されたラミネート箔12を備えた同軸ケーブル1をコネクタ本体3に挿入すると(図7A)、第1のテーパー部35Aでラミネート箔12は完全にコネクタ本体3と接触し、同軸ケーブル1に伝送されてきた信号が外部に漏れることはない。また、図7Cに示したように、固着筒部35Cの爪部8の外側面39をペンチ等の工具で圧接することにより、前記楔状の爪部8が同軸ケーブル1のシース10に食い込み、同軸ケーブル1とコネクタは強固に固着される。
以上、実施例を図面に基づいて説明したが、本発明は、図示例の限りではなく、その技術的思想を逸脱しない範囲において、当業者が通常に行う設計変更、応用のバリエーションの範囲を含むことを念のために言及する。
1 同軸ケーブル
10 シース
11 編組導体
12 ラミネート箔
13 外部導体
14 絶縁体
15 内部導体
100 F型コネクタ座
2 接続筒
20 ねじ部
3 コネクタ本体
30 内側面
31 外側面
32 先鋭部
33 先鋭部
34 テーパー部
35 テーパー部
36 スリット
37 同軸ケーブル挿入口部
38 挿入止着部
39 外側面
4 可動スリーブ
40 内側面
41 テーパー部
42 同軸ケーブル挿入口部
5 被覆体
50 中間部
51 凸部
52 外側面
53 同軸ケーブル挿入口部
6 バネ
7 被覆体
70 スリット
71 外側面
72 同軸ケーブル挿入口部
8 爪部
9 固着リング

Claims (6)

  1. 編組導体及びその内側に導電性を有するラミネート箔を備えた同軸ケーブルの端部を装着するコネクタ本体を備え、同軸コネクタ座にねじ固着される同軸ケーブルコネクタにおいて、
    前記編組導体とラミネート箔との間に挿入される円筒状の前記コネクタ本体の中に、可動自在な円筒状の可動スリーブが装備され、前記可動スリーブの内側面は、同軸ケーブル挿入口部が若干拡径のテーパー状に形成されたテーパー部を備えた構成であることを特徴とする同軸ケーブルコネクタ。
  2. 編組導体及びその内側に導電性を有するラミネート箔を備えた同軸ケーブルの端部を装着するコネクタ本体を備え、同軸コネクタ座にねじ固着又はプッシュオンで接続される同軸ケーブルコネクタにおいて、
    前記編組導体とラミネート箔との間に挿入される円筒状の前記コネクタ本体の内側面に、前記ラミネート箔に接触する円筒状のバネが装備されていると共に、前記コネクタ本体の同軸ケーブル挿入口部の外側面は、同軸ケーブルが挿入しやすく且つ抜け出にくい尖った先鋭部に形成されていることを特徴とする同軸ケーブルコネクタ。
  3. 前記円筒状のコネクタ本体の外側面に、同軸ケーブル挿入口部方向に尖った楔状の先鋭部が設けられ、一方、同軸ケーブルのシースを被覆する円筒状の被覆体がコネクタ本体の外側に装備され、この被覆体の肉厚は、中間部を薄く且つ同軸ケーブル挿入口部を厚くし、前記薄い中間部の外側面に押圧しやすい凸部が設けられ、同軸ケーブル挿入後に、前記凸部を工具で挟んで圧接することにより、同軸ケーブルがコネクタ本体に固着される構成であることを特徴とする、請求項1又は2に記載した同軸ケーブルコネクタ。
  4. 編組導体及びその内側に導電性を有するラミネート箔を備えた同軸ケーブルの端部を装着するコネクタ本体を備え、同軸コネクタ座にねじ固着又はプッシュオンで接続される同軸ケーブルコネクタにおいて、
    前記編組導体とラミネート箔との間に挿入される円筒状の前記コネクタ本体は、同軸ケーブル挿入口部が若干拡径のテーパー状に形成されたテーパー部を備えていると共に、前記同軸ケーブル挿入口部の外側面には楔状の先鋭部が設けられており、一方、同軸ケーブルのシースを被覆する円筒状の被覆体がコネクタ本体の外側に装備され、この被覆体の同軸ケーブル挿入口部付近の外周にスリットが形成され、同軸ケーブル挿入後に、前記スリットに隣接する同軸ケーブル挿入口部の外側面を工具で挟んで圧接することにより、同軸ケーブルがコネクタ本体に固着される構成であることを特徴とする同軸ケーブルコネクタ。
  5. 編組導体及びその内側に導電性を有するラミネート箔を備えた同軸ケーブルの端部を装着するコネクタ本体を備え、同軸コネクタ座にねじ固着又はプッシュオンで接続される同軸ケーブルコネクタにおいて、
    前記同軸ケーブルの外部導体はラミネート箔と編組導体が露出するように加工され、その同軸ケーブルが前記コネクタ本体に挿入しやすく、且つラミネート箔がコネクタ本体に接触するように、当該コネクタ本体の内側面が、テーパー状に形成されたテーパー部を備え、つづく同軸ケーブル挿入口部の内側には、同軸ケーブルのシースに食い込む爪部が内向きに設けられていると共に、同軸ケーブル挿入口部付近の外周にスリットが形成され、同軸ケーブル挿入後に、前記スリットに隣接する爪部の外側面を工具で挟んで圧接することにより、同軸ケーブルがコネクタ本体に固着される構成であることを特徴とする同軸ケーブルコネクタ。
  6. 前記同軸ケーブルの外部導体を構成するラミネート箔が、アルミニュウム箔又は銅箔であることを特徴とする、請求項1〜5のいずれか1項に記載した同軸ケーブルコネクタ。
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