JP2010177107A - ケーブルコネクタ - Google Patents
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Abstract
【解決手段】本発明に係るケーブルコネクタ1は、内部導体20と、内部導体20の外周に設けられる絶縁体と、絶縁体の外周に凹凸を含んで設けられる外部導体24とを有する同軸ケーブル2を保持するガイド10と、ガイド10と嵌合し、同軸ケーブル2の外部導体24に電気的に接触するカラー7を有するシェル30とを備え、外部導体24は、アルミニウムを含んで形成され、カラー7は、外部導体24に電気的に接触すると共に、ガイド10側の表面に突起を含む。
【選択図】図2
Description
図1は、本発明の第1の実施の形態に係るケーブルコネクタに用いられる同軸ケーブルの構造を示し、図2は、本発明の第1の実施の形態に係るケーブルコネクタの概要を示す。
第1の実施の形態に係る同軸ケーブル2は、銅等の金属材料からなる内部導体20と、絶縁材料からなり、内部導体20の外周に設けられる絶縁体としての内部絶縁体22と、内部絶縁体22の外周に凹凸を含んで設けられる外部導体24とを有して形成される。
内部導体20は、同軸ケーブル2の横断面において当該断面の略中心に位置する。内部導体20は、シェル30が有する中心導体(図示しない)を介して信号を伝搬する。内部導体20は、単数又は複数本の軟銅等からなる線材又は銅管から形成される。なお、内部導体20を構成する線材の表面には、酸化防止用のめっき層を施すこともできる。内部絶縁体22は、内部導体20の外周を被覆して設けられる。そして、内部絶縁体22は、電気的に絶縁性を有する材料、例えば、絶縁性を有する樹脂材料から形成される。
外部導体24は、凸部24aと凹部24bとを外部表面に有して形成される。すなわち、外部導体24は、その外部表面に波形状が形成された波付菅から形成される。また、凸部24a及び凹部24bはそれぞれ、同軸ケーブル2の長手方向に間隔をおいて形成される。例えば、凸部24a及び凹部24bはそれぞれ、同軸ケーブル2の長手方向に略等間隔に形成される。また、外部導体24は、銅等の金属材料よりも軽量で、可撓性に優れると共にクリープが発生しやすい金属材料から形成される。例えば、外部導体24は、クリープ変形しやすいアルミニウムから形成される。
ケーブルコネクタ1は、同軸ケーブル2と、同軸ケーブル2を保持するガイド10と、ガイド10がねじ込まれることにより保持されるシェル30とを備える。シェル30は、接続ナット3を介して外部の電気機器等に接続される。
ガイド10は、シェル30に対してねじ作用で嵌め合わされることにより、シェル30に保持される。また、ガイド10は、同軸ケーブル2が挿入される孔を有しており、当該孔に同軸ケーブル2が挿入される。そして、同軸ケーブル2が挿入された状態のガイド10がシェル30に嵌め合わされることにより、同軸ケーブル2を保持したガイド10がシェル30に保持される。更に、同軸ケーブル2を保持するガイド10をシェル30にねじ作用で嵌め合わせ、締め付けると、外部導体24の外部導体傾斜面24cにカラー7のカラー傾斜面7aが接触する。
弾性部材としての補償リング5は、略円筒形状を有して金属材料から形成される。補償リング5は、例えば、リン青銅、ベリリウム銅等の弾性を有する金属材料から形成される。そして、補償リング5は、ガイド10と同軸ケーブル2との間、具体的には、ガイド10と外部導体24との間に設けられ、外部導体傾斜面24cをカラー傾斜面7a側に押さえつける。すなわち、補償リング5は、外部導体24側にクランプ8を押圧する機能を有する。クランプ8は、同軸ケーブル2の外部導体24の凹部24bの形状に対応する形状に形成される。少なくとも、クランプ8は、外部導体傾斜面24cの傾斜に対応する傾斜を有する斜面を有して形成される。そして、クランプ8の外部導体24と接している側の反対側に、補償リング5が配置される。
ワッシャ6は、補償リング5に接触して設けられ、補償リング5がガイド10のシェル30に対する挿抜方向を軸として回転することを低減する。これにより、補償リング5は、ガイド10のシェル30に対する挿抜に応じて実質的に回転せずに当該挿抜方向に沿って移動する。また、Oリング9は、同軸ケーブル2のシース26とガイド10の内表面に設けられるくぼみ部との間、凹部24bとガイド10との間、及びガイド10の外表面に設けられるくぼみ部とシェル30との間のそれぞれに設けられる。Oリング9は、外部からケーブルコネクタ1の内部に水等の異物が侵入することを防止する。
シェル30は、真鍮等の金属材料から形成され、同軸ケーブル2の内部導体20に電気的に接続する中心導体(図示しない)と、中心導体をシェル30内に保持するスペーサ4と、ガイド10が挿入される側にカラー傾斜面7aを向けてシェル30内に配置されるカラー7とを有する。同軸ケーブル2を保持するガイド10がシェル30にねじ作用で固定されると、同軸ケーブル2の内部導体20とシェル30が有する中心導体とが電気的に接続する。これにより、中心導体と同軸ケーブル2との間で電気信号の伝搬が可能になる。
本発明の第1の実施の形態に係るケーブルコネクタ1は、カラー傾斜面7aに突起部を設けたので、カラー傾斜面7aと外部導体傾斜面24cとの接触面積を増加させることができ、カラー傾斜面7aと外部導体傾斜面24cとの接触によって発生する応力を低減できるので、外部導体24におけるクリープを低減できる。また、カラー傾斜面7aに設けられた突起部は、外部導体24の表面に生じた酸化被膜(例えば、外部導体24がアルミニウムから形成されている場合、酸化被膜は酸化アルミニウムである)を突き破るので、カラー傾斜面7aと外部導体傾斜面24cとの電気的な接続を良好にすることができる。
図6は、本発明の第2の実施の形態に係るケーブルコネクタの概要図を示す。また、図7(a)は、本発明の第2の実施の形態に係るカラーの斜視図を示し、図7(b)は、カラー傾斜面の部分拡大断面の概要を示す。更に、図8は、本発明の第2の実施の形態に係る補償リングの一例を示す。
2 同軸ケーブル
3 接続ナット
4 スペーサ
5、5a、5b、12 補償リング
6 ワッシャ
7、11 カラー
7a、11a カラー傾斜面
7b、11b 突起部
7c、11c 凹部
8 クランプ
9 Oリング
10 ガイド
12a 突起部
20 内部導体
22 内部絶縁体
24 外部導体
24a 凸部
24b 凹部
24c 外部導体傾斜面
26 シース
30 シェル
52 切り欠き
Claims (6)
- 内部導体と、前記内部導体の外周に設けられる絶縁体と、前記絶縁体の外周に凹凸を含んで設けられる外部導体とを有する同軸ケーブルを保持するガイドと、
前記ガイドと嵌合し、前記同軸ケーブルの前記外部導体に電気的に接触するカラーを有するシェルと
を備え、
前記外部導体は、アルミニウムを含んで形成され、
前記カラーは、前記外部導体に電気的に接触すると共に、前記ガイド側の表面に突起を含むケーブルコネクタ。 - 前記外部導体は、前記ガイドの前記シェルへの挿抜方向に対して傾斜する外部導体傾斜面を有し、
前記カラーは、前記ガイドの前記シェルへの挿抜方向に対して傾斜し、前記外部導体の前記傾斜面と電気的に接触すると共に、前記ガイド側の表面に突起を含むカラー傾斜面を含む請求項1に記載のケーブルコネクタ。 - 前記外部導体傾斜面及び前記カラー傾斜面は、前記挿抜方向に対して垂直方向に傾斜する請求項2に記載のケーブルコネクタ。
- 前記ガイドと前記同軸ケーブルとの間に設けられ、前記外部導体傾斜面を前記カラー傾斜面側に押さえつける弾性部材を更に備える請求項2に記載のケーブルコネクタ。
- 前記カラー傾斜面は、前記突起を覆い、前記外部導体を構成する材料とは異なる材料から形成される被覆層を有する請求項2に記載のケーブルコネクタ。
- 前記ガイドと前記シェルとの間、及び前記ガイドと前記同軸ケーブルとの間に設けられるパッキングを更に備える請求項4に記載のケーブルコネクタ。
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