JP2019215467A - フォトマスク及びフォトマスクブランクス - Google Patents

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Abstract

【課題】高いエネルギー密度のレーザ光等が照射されたとしても性能が低下するのを抑制可能なフォトマスク及びフォトマスクブランクスを提供する。【解決手段】フォトマスクは、第1面及び当該第1面に対向する第2面を有する透明ガラス基板と、遮光部及び開口部を有し、透明ガラス基板の第1面に設けられてなる遮光パターンと、少なくとも遮光部を被覆し、遮光部を構成する材料の酸化を防止可能な酸化防止層とを備え、酸化防止層は、Al2O3により構成される。【選択図】図1

Description

本開示は、フォトマスク及びフォトマスクブランクスに関する。
半導体素子の製造等において用いられる、配線パターン等を転写するためのフォトマスクは、配線パターン等に対応する遮光パターンを有する。配線パターン等の微細化、高集積化等に伴い、パターン形成に用いるフォトリソグラフィ技術において、露光装置の光源として、高圧水銀灯のg線(436nm)やi線(365nm)に代えて、KrFエキシマレーザ(248nm)やArFエキシマレーザ(193nm)等が用いられ、露光装置の光源の短波長化が進行してきた。
これらの短波長の露光光源から出力される光は、高いエネルギー密度(例えば5mJ/cm2程度)を有するため、露光雰囲気にオゾンを生じさせ、それによりフォトマスクの遮光層に含まれる遮光材料(Cr、MoSi等)が徐々に酸化されてしまい、遮光パターンを構成する金属の酸化物による石英ガラスへのマイグレーションや、遮光パターンの寸法変化等が生じ、フォトマスクとしての性能が低下してしまう。このような問題を解決するために、従来、遮光パターンの表面に存在する金属を、硝酸(HNO3)等による処理に付することで強制的に不動態化させてなるフォトマスクが提案されている(特許文献1参照)。
特開2011−75808号公報
上記特許文献1に記載のフォトマスクによれば、ArFレーザ等が照射された場合であっても、Cr等により構成される遮光パターンの劣化が抑制され得る。近年、パターン形成等の手法として、フォトリソグラフィに限らず、ガラス基板やシリコン基板等に対してレーザ照射による直接的な微細加工や改質が行われてきており、今後益々レーザ加工の利用が広まっていくものと予想される。
このような用途に用いられるフォトマスクにおいては、従来の半導体素子の製造におけるリソグラフィ工程に比して格段に高いエネルギー密度(例えば200mJ/cm2程度)のKrFエキシマレーザにて露光されるため、露光雰囲気におけるオゾンの発生、遮光パターンの光吸収に伴う高温化等が顕著になってしまうおそれがある。そのため、上記特許文献1に記載のフォトマスクにおいても、遮光パターンの形状変化、透明化等が生じてしまい、フォトマスクの性能(遮光パターンの反射率等)が低下してしまうおそれがある。
上記のような問題に鑑み、本開示は、高いエネルギー密度のレーザ光等が照射されたとしても性能が低下するのを抑制可能なフォトマスク及びフォトマスクブランクスを提供することを一目的とする。
上記課題を解決するために、本開示の一実施形態として、第1面及び当該第1面に対向する第2面を有する透明ガラス基板と、遮光部及び開口部を有し、前記透明ガラス基板の前記第1面に設けられてなる遮光パターンと、少なくとも前記遮光部を被覆し、前記遮光部を構成する材料の酸化を防止可能な酸化防止層とを備え、前記酸化防止層は、Al23により構成されるフォトマスクが提供される。
前記遮光部を構成する材料は、クロム(Cr)であってもよいし、モリブデンシリサイド(MoSi)系材料であってもよい。また、前記遮光部を構成する材料が、アルミニウム(Al)であり、前記遮光部と前記透明ガラス基板の前記第1面との間に、前記遮光部を構成する材料である前記アルミニウム(Al)と前記透明ガラス基板との反応を防止可能な反応防止層が設けられていてもよく、前記反応防止層が、Al23により構成されていてもよい。
前記遮光部と前記酸化防止層との間に、前記遮光部を構成する材料である前記クロム(Cr)の拡散を防止可能な拡散防止層が設けられており、前記拡散防止層は、4価の金属の酸化物により構成されていてもよく、前記4価の金属が、チタン(Ti)、ジルコニウム(Zr)又はハフニウム(Hf)であればよい。
本開示の一実施形態として、第1面及び当該第1面に対向する第2面を有する透明サファイア基板と、遮光部及び開口部を有し、前記透明サファイア基板の前記第1面に設けられてなる遮光パターンと、少なくとも前記遮光部を被覆し、前記遮光部を構成する材料の酸化を防止可能な酸化防止層とを備え、前記遮光部を構成する材料が、アルミニウム(Al)であり、前記酸化防止層は、Al23により構成されるフォトマスクが提供される。前記酸化防止層上に、前記遮光部を構成する前記アルミニウム(Al)の蒸散を防止可能な蒸散防止層が設けられていてもよい。
本開示の一実施形態として、第1面及び当該第1面に対向する第2面を有する透明ガラス基板と、前記透明ガラス基板の前記第1面側に設けられてなる、アルミニウム(Al)により構成される遮光層と、前記遮光層と前記透明ガラス基板の前記第1面との間に設けられてなる、前記アルミニウム(Al)と前記透明ガラス基板との反応を防止可能な反応防止層とを備えるフォトマスクブランクスが提供される。前記反応防止層は、Al23により構成され得る。
本発明によれば、高いエネルギー密度のレーザ光等が照射されたとしても性能が低下するのを抑制可能なフォトマスク及びフォトマスクブランクスを提供することができる。
図1は、本開示の第1実施形態に係るフォトマスクの概略構成を示す断面図である。 図2は、本開示の第2実施形態に係るフォトマスクの概略構成を示す断面図である。 図3は、本開示の第3実施形態に係るフォトマスクの概略構成を示す断面図である。 図4は、本開示の第1実施形態に係るフォトマスクの製造方法の各工程を断面にて示す工程フロー図である。 図5は、本開示の第2実施形態に係るフォトマスクの製造方法の各工程を断面にて示す工程フロー図である。 図6は、本開示の第3実施形態に係るフォトマスクの製造方法の各工程を断面にて示す工程フロー図である。 図7(A)及び(B)は、本開示の第1実施形態に係るフォトマスクの他の態様の概略構成を示す断面図である。 図8(A)及び(B)は、本開示の第2実施形態に係るフォトマスクの他の態様の概略構成を示す断面図である。 図9(A)及び(B)は、本開示の第3実施形態に係るフォトマスクの他の態様の概略構成を示す断面図である。
本開示の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。
当該図面においては、理解を容易にするために、各部の形状、縮尺、縦横の寸法比等を、実物から変更したり、誇張したりして示している場合がある。本明細書等において「〜」を用いて表される数値範囲は、「〜」の前後に記載される数値のそれぞれを下限値及び上限値として含む範囲であることを意味する。本明細書等において、「フィルム」、「シート」、「板」等の用語は、呼称の相違に基づいて相互に区別されない。例えば、「板」は、「シート」、「フィルム」と一般に呼ばれ得るような部材をも含む概念である。
〔第1実施形態〕
第1実施形態に係るフォトマスクについて説明する。図1は、第1実施形態に係るフォトマスクの概略構成を示す断面図である。
図1に示すように、第1実施形態に係るフォトマスク1は、第1面21及びそれに対向する第2面22を有する透明ガラス基板2と、透明ガラス基板2の第1面21上に設けられてなる遮光パターン3と、遮光パターン3を被覆する酸化防止層4とを備えるものである。第1実施形態に係るフォトマスク1は、被加工基材に対してレーザを照射することで直接的に微細加工等を行う用途に用いられる、レーザ加工用マスクである。
透明ガラス基板2としては、特に限定されるものではなく、例えば、無アルカリガラス、石英ガラス、合成石英板等の可撓性を有しない透明なリジット材等を用いることができる。なお、第1実施形態における透明ガラス基板2は、フォトマスク1を介して照射される露光光により感光性レジストが感光し得る程度に透明であればよく、好ましくは露光光(KrFエキシマレーザ(波長248nm)、ArFエキシマレーザ(波長193nm)、UV−YAG(波長355nm)、DUV−YAG(波長266nm)等)の80%以上、より好ましくは90%以上の透過率を有する。特に合成石英ガラスは、高いエネルギー密度のKrFエキシマレーザの透過率が高く、透明ガラス基板2として好適に用いられ得る。
透明ガラス基板2の大きさは、第1実施形態に係るフォトマスク1を用いて製造しようとする物品の大きさや、当該物品の製造に用いられる露光装置における露光方式等により適宜設定され得る。例えば、第1実施形態に係るフォトマスク1が半導体素子の製造等に用いられるものである場合、透明ガラス基板2の大きさは、127mm×127mm〜152.4mm×152.4mm程度に設定することができる。
透明ガラス基板2の厚さは、特に限定されるものではないが、露光時にフォトマスク1を撓ませることなく保持する必要があるため、透明ガラス基板2の大きさによって適宜設定することができ、例えば、1mm〜7mmの範囲で設定され得る。
遮光パターン3は、露光光を遮光可能な遮光部31と、露光光を透過可能な開口部32とを含む。露光光に対する遮光部31の光学濃度(OD値)は、3.0以上であるのが好ましい。光学濃度(OD値)が3.0以上であることで、露光時に所望の部分において必要な遮光性を得ることができる。
遮光部31を構成する材料としては、例えば、クロム(Cr)系材料であるクロム(Cr)等;モリブデンシリサイド(MoSi)系材料であるモリブデンシリサイド酸化物(MoSiO)、モリブデンシリサイド窒化物(MoSiN)、モリブデンシリサイド酸窒化物(MoSiON)等;アルミニウム(Al)等が挙げられる。
遮光部31の膜厚は、第1実施形態に係るフォトマスク1を用いて形成されるパターンの寸法等により適宜設定され得るが、例えば、50nm〜500nm程度、好ましくは50nm〜150nm程度である。
開口部32の形状(平面視形状)は、特に限定されるものではなく、第1実施形態に係るフォトマスク1を用いて形成されるパターンの形状(平面視形状)等により適宜設定され得る。当該開口部32の形状としては、例えば、略円形状、略三角形状、正方形・長方形等の略方形状、略多角形状等が挙げられるが、これらに限定されるものではない。
開口部32の寸法もまた特に限定されるものではなく、第1実施形態に係るフォトマスク1を用いて形成されるパターンの寸法(フォトマスク1を用いて製造される半導体素子のデザインルール)等により適宜設定され得る。例えば、開口部32の形状が略円形状である場合、当該開口部32の直径は1μm〜100μm程度であればよい。
第1実施形態において、遮光部31及び開口部32を有する遮光パターン3を被覆する酸化防止層4が設けられている。遮光部31を構成する材料が酸化されてしまうと、遮光部31に必要とされる遮光性能(光学濃度(OD値)等)が低下したり、酸化膜の形成により遮光部31の寸法が変動したりする。第1実施形態においては、遮光部31を被覆する酸化防止層4が設けられていることで、遮光部31を構成する材料の酸化が防止されるため、遮光性能の低下や遮光部31の寸法変動を抑制することができる。
酸化防止層4を構成する材料としては、遮光部31を構成する材料に比べて酸化しやすく還元しにくい金属の酸化物であればよく、露光光に対する透明性(露光光に対する消衰係数kが実質的にゼロ)、所定の温度における酸素やCrの通しにくさ(拡散係数)等を考慮して適宜選択され得る。このような材料として、例えば、酸化ハフニウム(HfO2)、酸化アルミニウム(Al23)、酸化ジルコニウム(ZrO2)、酸化クロム(Cr23)等が挙げられ、これらのうち酸化アルミニウム(Al23)が好適である。酸化アルミニウム(Al23)は、遮光部31を構成する材料(Cr、MoSi等)に比べて安定性が高く、露光光に対する消衰係数kが実質的にゼロであり、所定の温度における酸素やCrの通しにくさに優れているため酸化防止層4を構成する材料として好適である。
遮光部31がクロム(Cr)により構成される場合、通常、遮光部31の表面には自然酸化膜(酸化クロム(Cr23))が形成されている。このフォトマスク1にKrFエキシマレーザ等が照射されると、遮光部31を構成するクロム(Cr)が自然酸化膜(Cr23)の表面に向かって拡散し、自然酸化膜(Cr23)の表面に現われる。この自然酸化膜(Cr23)を覆うように設けられている酸化防止層4は、酸素を通しにくい特性を有することで、自然酸化膜(Cr23)の表面に向かって拡散するクロム(Cr)の酸化が効果的に防止され得る。
遮光部31がモリブデンシリサイド(MoSi)系材料により構成される場合、通常、遮光部31の表面にはSiの自然酸化膜(SiO2)が形成されている。このフォトマスク1にKrFエキシマレーザ等が照射されると、遮光部31を構成するMoSi中のSiが遮光部31(MoSi)と自然酸化膜(SiO2)との界面に移動する。この自然酸化膜(SiO2)は酸素を通しやすい特性を有するが、これを覆うように設けられている酸化防止層4は、酸素を通しにくい特性を有することで、遮光部(MoSi)と自然酸化膜(SiO2)との界面にリッチに存在するSiの酸化が効果的に防止され得る。
上述した構成を有する第1実施形態に係るフォトマスク1によれば、遮光パターン3(特に遮光部31)を被覆する酸化防止層4が設けられていることで、遮光部31を構成する材料の酸化(遮光部31の酸化劣化)を防止することができる。よって、レーザ、特に高いエネルギー密度(例えば200mJ/cm2以上)のKrFエキシマレーザ等が照射されたとしてもフォトマスク1の性能の低下(遮光部31の反射率等の低下、遮光部31の変形・寸法変動等)を抑制することができる。
〔第2実施形態〕
第2実施形態に係るフォトマスク1について説明する。図2は、第2実施形態に係るフォトマスクの概略構成を示す断面図である。なお、第2実施形態において、第1実施形態に係るフォトマスク1と同様の構成には同一の符号を付して、その詳細な説明を省略するものとする。
図2に示すように、第2実施形態に係るフォトマスク1は、第1面21及びそれに対向する第2面22を有する透明ガラス基板2と、透明ガラス基板2の第1面21上に設けられてなる遮光パターン3と、遮光パターン3を被覆する酸化防止層4とを備え、遮光部31を構成する材料がクロム(Cr)であって、遮光部31を構成する材料であるクロム(Cr)の拡散を防止可能な拡散防止層5が遮光パターン3と酸化防止層4との間に設けられている。
第2実施形態において、酸素を通しにくい酸化防止層4が自然酸化膜(Cr23)の表面に向かって拡散したクロムの酸化を防止することができる。しかし、酸化防止層4を構成する材料として酸化アルミニウム(Al23)を用いた場合、酸化アルミニウム(Al2O3)が自然酸化膜(Cr23)と同一のコランダム構造を有することで、酸化防止層4をクロム(Cr)が拡散してしまうおそれがある。そのため、酸化防止層4により自然酸化膜(Cr23)に向かう酸素の拡散を防止することができたとしても、酸化防止層4をその表面に向かって拡散したクロム(Cr)が酸化防止層4上で酸化されてしまうおそれがある。第2実施形態においては、遮光パターン3(遮光部31)と酸化防止層4との間に、クロム(Cr)の拡散を防止可能な拡散防止層5が設けられていることで、クロム(Cr)は自然酸化膜(Cr23)と拡散防止層5との界面に留まり、酸化防止層4により酸素の透過が防止されるため、遮光部31を構成する材料(クロム(Cr))の酸化が効果的に防止され得る。
このような機能を有する拡散防止層5を構成する材料としては、4価の金属の酸化物であればよく、例えば、酸化チタン(TiO2)、酸化ジルコニウム(ZrO2)、酸化ハフニウム(HfO2)等が挙げられる。
拡散防止層5の厚みは、遮光部31を構成するクロム(Cr)が酸化防止層4に向かって拡散するのを防止することができる限りにおいて特に制限されるものではない。例えば、拡散防止層5の厚みは、10nm〜100nm程度で適宜設定され得る。
上述した構成を有する第2実施形態に係るフォトマスク1によれば、遮光パターン3(特に遮光部31)を被覆する酸化防止層4が設けられ、かつ遮光パターン3(遮光部31)と酸化防止層4との間に拡散防止層5が設けられていることで、遮光部31を構成する材料であるクロムの酸化(遮光部31の酸化劣化)を効果的に防止することができ、第1実施形態に係るフォトマスク1による遮光部31の酸化劣化防止効果をより向上させることができる。よって、高いエネルギー密度のKrFエキシマレーザ等が照射されたとしてもフォトマスク1の性能の低下(遮光部31の反射率等の低下、遮光部31の変形・寸法変動等)を抑制することができる。
〔第3実施形態〕
第3実施形態に係るフォトマスク1について説明する。図3は、第3実施形態に係るフォトマスクの概略構成を示す断面図である。なお、第3実施形態において、第1実施形態及び第2実施形態に係るフォトマスク1と同様の構成には同一の符号を付して、その詳細な説明を省略するものとする。
図3に示すように、第3実施形態に係るフォトマスク1は、第1面21及びそれに対向する第2面22を有する透明ガラス基板2と、透明ガラス基板2の第1面21上に設けられてなる遮光パターン3と、遮光パターン3を被覆する酸化防止層4とを備え、遮光部31を構成する材料がアルミニウム(Al)であって、遮光部31と透明ガラス基板2の第1面21との間に、遮光部31を構成する材料であるアルミニウム(Al)と透明ガラス基板2との反応を防止可能な反応防止層6が設けられている。
第3実施形態に係るフォトマスク1に高いエネルギー密度のKrFエキシマレーザ等が照射されたとき、反射率が90%以上を示すアルミニウム(Al)を、遮光部31を構成する材料として用いていたとしても、当該遮光部31が加熱され、透明ガラス基板2を構成するSiO2と遮光部31を構成するアルミニウム(Al)とが反応してしまう。また、AlとSiO2とが接触した状態のまま長期間にわたると、透明ガラス基板2の第1面21と遮光部31との間で反応が起こってしまう。これらの反応により、遮光部31の透明ガラス基板2との当接面(界面)から徐々に空洞化が進行し、遮光部31の性能が低下してしまうおそれがある。
第3実施形態においては、透明ガラス基板2の第1面21と遮光部31との間に反応防止層6が設けられている。すなわち、遮光部31が透明ガラス基板2に直接接触していない。これにより、透明ガラス基板2を構成するSiO2と遮光部31を構成するアルミニウム(Al)との反応を防止することができる。
反応防止層6を構成する材料としては、透明ガラス基板2を構成するSiO2と遮光部31を構成するアルミニウム(Al)との反応を防止可能な程度であれば特に制限されるものではなく、例えば、酸化アルミニウム(AL23)等を用いることができる。
また、反応防止層6の膜厚は、透明ガラス基板2を構成するSiO2と遮光部31を構成するアルミニウム(Al)との反応を防止可能な程度であればよく、例えば、10nm〜100nm程度であればよい。
なお、第3実施形態において、反応防止層6は、遮光部31と透明ガラス基板2の第1面21との間に介在しており、開口部32、第2面22、側面等には設けられていが、この態様に限定されるものではない。例えば、反応防止層6は、透明ガラス基板2の全面(第1面21、第2面22及び側面)を覆うようにして設けられていてもよい。
第3実施形態において、図3に示すように、酸化防止層4上に、遮光部31を構成するアルミニウム(Al)の蒸散を防止可能な蒸散防止層7がさらに設けられている。フォトマスク1への露光光の照射により遮光部31が加熱されると、遮光部31を構成するアルミニウム(Al)の蒸散等の熱的損傷が生じるおそれがある。熱的損傷が生じると、遮光部31の変形、寸法変動等が生じてしまう。しかしながら、第3実施形態において、遮光部31を覆う蒸散防止層7が設けられていることで、遮光部31を構成するアルミニウム(Al)の蒸散等の熱的損傷が遮光部31に生じるのを防止することができる。
蒸散防止層7を構成する材料としては、遮光部31を構成するアルミニウム(Al)の蒸散等を防止可能な材料であればよく、好適には露光光に対して透明な材料を用いることができ、例えば、SiO2等が挙げられる。
蒸散防止層7の厚みは、遮光部31を構成するアルミニウム(Al)の蒸散等を防止可能な程度に適宜設定されればよく、例えば、1μm〜100μm程度であればよい。
なお、第3実施形態において、遮光部31を構成するアルミニウム(Al)の蒸散等が生じない又は蒸散等が生じたとしても遮光部31の機能を損なわないのであれば、蒸散防止層7が設けられていなくてもよい。
第3実施形態に係るフォトマスク1によれば、透明ガラス基板2と遮光パターン3(遮光部31)との間に反応防止層6が設けられていることで、高いエネルギー密度のKrFエキシマレーザ等が照射され、遮光パターン3(遮光部31)が加熱されたとしても、透明ガラス基板2を構成するSiO2と遮光パターン3(遮光部31)を構成するAlとの反応を防止することができ、その結果として、フォトマスク1の性能の低下(遮光部31の反射率等の低下、遮光部31の変形・寸法変動等)を抑制することができる。また、遮光パターン3(遮光部31)を覆う蒸散防止層7が設けられていることで、高いエネルギー密度のKrFエキシマレーザ等が照射されたとしても、加熱による遮光部31を構成する材料(Al)の蒸散を防止することができるため、フォトマスク1の性能の低下(遮光部31の反射率等の低下、遮光部31の変形・寸法変動等)を抑制することができる。
〔フォトマスクの製造方法〕
上述した第1〜第3実施形態に係るフォトマスク1を製造する方法について説明する。図4は、第1実施形態に係るフォトマスクの製造方法の各工程を断面にて示す工程フロー図であり、図5は、第2実施形態に係るフォトマスクの製造方法の各工程を断面にて示す工程フロー図であり、図6は、第3実施形態に係るフォトマスクの製造方法の各工程を断面にて示す工程フロー図である。
〔第1実施形態〕
<マスクブランクス準備工程>
第1面21及びそれに対向する第2面22を有する透明ガラス基板2を準備し、当該透明ガラス基板2の第1面21上に遮光膜30を形成してフォトマスクブランクス10を準備し、フォトマスクブランクス10の遮光膜30上に感光性レジスト層80を形成する(図4(A)参照)。
遮光膜30を構成する材料としては、クロム(Cr)系材料であるクロム(Cr)等;モリブデンシリサイド(MoSi)系材料であるモリブデンシリサイド酸化物(MoSiO)、モリブデンシリサイド窒化物(MoSiN)、モリブデンシリサイド酸窒化物(MoSiON)等;アルミニウム(Al)等が挙げられる。
遮光膜30の膜厚は、第1実施形態に係るフォトマスク1を用いたフォトリソグラフィにより形成されるパターンの寸法(フォトマスク1を用いて製造される半導体素子のデザインルール)等により適宜設定され得るが、例えば、50nm〜500nm程度、好ましくは50nm〜150nm程度である。
透明ガラス基板2の第1面21上に遮光膜30を形成する方法としては、従来公知の方法を適用することができ、例えば、スパッタリング、真空蒸着、熱CVD、プラズマCVD等が挙げられる。
感光性レジスト層80を構成するレジスト材料としては、特に限定されるものではないが、電子線感応型ポジレジスト材料、電子線感応型ネガレジスト材料、紫外線感応型ポジレジスト材料、紫外線感応型ネガレジスト材料等を用いることができる。
感光性レジスト層80の膜厚は、遮光膜30をエッチングする際のマスクとして十分に機能し得る厚みである限りにおいて特に制限されるものではなく、例えば、50nm〜500nm程度であればよい。
なお、感光性レジスト層80と遮光膜30との間にハードマスク層(図示省略)が設けられていてもよい。ハードマスク層が設けられていることで、後述するレジストパターンをマスクとしたエッチングにより形成されるハードマスクパターンを、遮光膜30をエッチングする際のエッチングマスクとして利用することができる。このようなハードマスク層を構成する材料としては、遮光膜30や感光性レジスト層80を構成する材料とのエッチング選択比等を考慮して適宜設定すればよい。
<レジストパターン形成工程>
感光性レジスト層80を所定のフォトマスクを介して露光・現像して、レジストパターン81を形成する(図4(B)参照)。レジストパターン81の寸法は、第1実施形態に係るフォトマスク1の遮光部31の寸法と実質的に同一であればよい。
<エッチング工程>
次に、上述のようにして形成したレジストパターン81をエッチングマスクとして、所定のエッチングガスを用いて遮光膜30をドライエッチングし、遮光部31及び開口部32を有する遮光パターン3を形成する(図4(C)参照)。その後、残存するレジストパターン81を剥離する。
<酸化防止層形成工程>
最後に、遮光部31及び開口部32を有する遮光パターン3、並びに透明ガラス基板2の第2面22及び側面を被覆する酸化防止層4を形成する(図4(D)参照)。
酸化防止層4を構成する材料としては、例えば、酸化ハフニウム(HfO2)、酸化アルミニウム(Al23)、酸化ジルコニウム(ZrO2)、酸化クロム(Cr23)等が挙げられ、酸化アルミニウム(Al23)が好適である。
酸化防止層4の形成方法としては、従来公知の方法を適用することができ、例えば、ALDが好適であり、その他、スパッタリング、真空蒸着、熱CVD、プラズマCVD等が挙げられる。
酸化防止層4の厚みは、遮光部31を構成する材料の酸化を効果的に防止可能である限りにおいて特に制限されるものではなく、例えば、10nm〜200nm程度に設定され得る。
このようにして、図1に示す構成を有する第1実施形態に係るフォトマスク1を製造することができる。
〔第2実施形態〕
<マスクブランクス準備工程>
第1面21及びそれに対向する第2面22を有する透明ガラス基板2を準備し、当該透明ガラス基板2の第1面21上に、クロム(Cr)系材料であるクロム(Cr)等により構成される遮光膜30を形成してフォトマスクブランクス10を準備し、フォトマスクブランクス10の遮光膜30上に感光性レジスト層80を形成する(図5(A)参照)。
<レジストパターン形成工程>
感光性レジスト層80を所定のフォトマスクを介して露光・現像して、レジストパターン81を形成する(図5(B)参照)。レジストパターン81の寸法は、第2実施形態に係るフォトマスク1の遮光部31の寸法と実質的に同一であればよい。
<エッチング工程>
次に、上述のようにして形成したレジストパターン81をエッチングマスクとして、所定のエッチングガスを用いて遮光膜30をドライエッチングし、遮光部31及び開口部32を有する遮光パターン3を形成する(図5(C)参照)。その後、残存するレジストパターン81を剥離する。
<拡散防止層形成工程>
続いて、遮光部31及び開口部32を有する遮光パターン3を被覆するようにして、拡散防止層5を形成する(図5(D)参照)。
拡散防止層5を構成する材料としては、4価の金属の酸化物であればよく、例えば、酸化チタン(TiO2)、酸化ジルコニウム(ZrO2)、酸化ハフニウム(HfO2)等が挙げられる。
拡散防止層5の厚みは、遮光部31を構成するクロム(Cr)が酸化防止層4に向かって拡散するのを防止することができる限りにおいて特に制限されるものではない。例えば、拡散防止層5の厚みは、10nm〜100nm程度で適宜設定され得る。
拡散防止層5の形成方法としては、従来公知の方法を適用することができ、例えば、ALDが好適であり、その他、スパッタリング、真空蒸着、熱CVD、プラズマCVD等が挙げられる。
<酸化防止層形成工程>
最後に、遮光部31及び開口部32を有する遮光パターン3上の拡散防止層5、並びに透明ガラス基板2の第2面22及び側面を被覆する酸化防止層4を形成する(図5(E)参照)。このようにして、図2に示す構成を有する第2実施形態に係るフォトマスク1を製造することができる。
〔第3実施形態〕
<マスクブランクス準備工程>
第1面21及びそれに対向する第2面22を有する透明ガラス基板2を準備し、当該透明ガラス基板2の第1面21上に、反応防止層6と、アルミニウム(Al)系材料であるアルミニウム(Al)等により構成される遮光膜30とをこの順に形成してフォトマスクブランクス10を準備し、フォトマスクブランクス10の遮光膜30上に感光性レジスト層80を形成する(図6(A)参照)。
反応防止層6を構成する材料としては、透明ガラス基板2を構成するSiO2と遮光部31を構成するアルミニウム(Al)との反応を防止可能な程度であれば特に制限されるものではなく、例えば、酸化アルミニウム(Al23)等を用いることができる。
また、反応防止層6の膜厚は、透明ガラス基板2を構成するSiO2と遮光部31を構成するアルミニウム(Al)との反応を防止可能な程度であればよく、例えば、10nm〜100nm程度であればよい。
反応防止層6の形成方法としては、従来公知の方法を適用することができ、例えば、スパッタリング、真空蒸着、熱CVD、プラズマCVD等が挙げられる。
<レジストパターン形成工程>
感光性レジスト層80を所定のフォトマスクを介して露光・現像して、レジストパターン81を形成する(図6(B)参照)。レジストパターン81の寸法は、第3実施形態に係るフォトマスク1の遮光部31の寸法と実質的に同一であればよい。
<エッチング工程>
次に、上述のようにして形成したレジストパターン81をエッチングマスクとして、所定のエッチングガスを用いて遮光膜30をドライエッチングし、遮光部31及び開口部32を有する遮光パターン3を形成する(図6(C)参照)。その後、残存するレジストパターン81を剥離する。
<酸化防止層形成工程>
続いて、遮光部31及び開口部32を有する遮光パターン3上、並びに透明ガラス基板2の第2面22及び側面を被覆する酸化防止層4を形成する(図6(D)参照)。
<蒸散防止層形成工程>
最後に、酸化防止層4上に、遮光部31を構成するアルミニウム(Al)の蒸散を防止可能な蒸散防止層7を形成する(図6(E)参照)。
蒸散防止層7を構成する材料としては、遮光部31を構成するアルミニウム(Al)の蒸散等を防止可能な材料であればよく、好適には露光光に対して透明な材料を用いることができ、例えば、SiO2等が挙げられる。
蒸散防止層7の厚みは、遮光部31を構成するアルミニウム(Al)の蒸散等を防止可能な程度に適宜設定されればよく、例えば、1μm〜100μm程度であればよい。
蒸散防止層7を形成する方法としては、例えば、反応防止層6、遮光パターン3及び酸化防止層4を覆うようにして蒸散防止層7を構成する材料(SiO2)をスパッタ等で隙間なく成膜する。このようにして、図3に示す構成を有する第3実施形態に係るフォトマスク1を製造することができる。
以上説明した実施形態は、本発明の理解を容易にするために記載されたものであって、本発明を限定するために記載されたものではない。したがって、上記実施形態に開示された各要素は、本発明の技術的範囲に属する全ての設計変更や均等物をも含む趣旨である。
上記実施形態(第1〜第3実施形態)において、酸化防止層4は、透明ガラス基板2の全面(第1面21、第2面22及び側面)を覆うように形成されているが、この態様に限定されるものではない。例えば、図7(A)、図8(A)及び図9(A)に示すように、酸化防止層4は、透明ガラス基板2の第1面21を覆うように形成され、第2面22及び側面には形成されていなくてもよいし、図7(B)、図8(B)及び図9(B)に示すように、透明ガラス基板2の第1面21上の遮光部31を覆うように形成され、第1面21上の開口部32上には形成されていなくてもよい。
上記第3実施形態において、遮光部31と透明ガラス基板2の第1面21との間に、遮光部31を構成する材料であるアルミニウム(Al)と透明ガラス基板2との反応を防止可能な反応防止層6が設けられているが、この態様に限定されるものではない。例えば、透明ガラス基板2に代えて、遮光部31を構成するアルミニウム(Al)と反応しない透明サファイア基板を用い、反応防止層6が設けられていなくてもよい。
1…フォトマスク
2…透明ガラス基板
3…遮光パターン
31…遮光部
32…開口部
4…酸化防止層
5…拡散防止層
6…反応防止層
7…蒸散防止層

Claims (11)

  1. 第1面及び当該第1面に対向する第2面を有する透明ガラス基板と、
    遮光部及び開口部を有し、前記透明ガラス基板の前記第1面に設けられてなる遮光パターンと、
    少なくとも前記遮光部を被覆し、前記遮光部を構成する材料の酸化を防止可能な酸化防止層と
    を備え、
    前記酸化防止層は、Al23により構成されるフォトマスク。
  2. 前記遮光部を構成する材料が、クロム(Cr)である請求項1に記載のフォトマスク。
  3. 前記遮光部と前記酸化防止層との間に、前記遮光部を構成する材料である前記クロム(Cr)の拡散を防止可能な拡散防止層が設けられており、
    前記拡散防止層は、4価の金属の酸化物を含む請求項2に記載のフォトマスク。
  4. 前記4価の金属が、チタン(Ti)、ジルコニウム(Zr)又はハフニウム(Hf)である請求項3に記載のフォトマスク。
  5. 前記遮光部を構成する材料が、モリブデンシリサイド(MoSi)系材料である請求項1に記載のフォトマスク。
  6. 前記遮光部を構成する材料が、アルミニウム(Al)であり、
    前記遮光部と前記透明ガラス基板の前記第1面との間に、前記遮光部を構成する材料である前記アルミニウム(Al)と前記透明ガラス基板との反応を防止可能な反応防止層が設けられている請求項1に記載のフォトマスク。
  7. 前記反応防止層が、Al23により構成される請求項6に記載のフォトマスク。
  8. 第1面及び当該第1面に対向する第2面を有する透明サファイア基板と、
    遮光部及び開口部を有し、前記透明サファイア基板の前記第1面に設けられてなる遮光パターンと、
    少なくとも前記遮光部を被覆し、前記遮光部を構成する材料の酸化を防止可能な酸化防止層と
    を備え、
    前記遮光部を構成する材料が、アルミニウム(Al)であり、
    前記酸化防止層は、Al23により構成されるフォトマスク。
  9. 前記酸化防止層上に、前記遮光部を構成する前記アルミニウム(Al)の蒸散を防止可能な蒸散防止層が設けられている請求項6〜8のいずれかに記載のフォトマスク。
  10. 第1面及び当該第1面に対向する第2面を有する透明ガラス基板と、
    前記透明ガラス基板の前記第1面側に設けられてなる、アルミニウム(Al)により構成される遮光層と、
    前記遮光層と前記透明ガラス基板の前記第1面との間に設けられてなる、前記アルミニウム(Al)と前記透明ガラス基板との反応を防止可能な反応防止層と
    を備えるフォトマスクブランクス。
  11. 前記反応防止層が、Al23により構成される請求項10に記載のフォトマスクブランクス。
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