JP2019211842A - 操作入力装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明の目的は、不適切な押下操作を排除して誤検出を抑制することができる操作入力装置を提供する。【解決手段】操作パネル10を介して押下操作され、押下操作により荷重を受けて第1の検出電圧ΔVpz1を発生する第1の圧電検出部20と、第1の圧電検出部20と隣接して設けられ、操作パネル10を介して押下操作により荷重を受けて第2の検出電圧ΔVpz2を発生する第2の圧電検出部30と、第1及び第2の検出電圧ΔVpz1、ΔVpz2に基づいて、第1又は第2の圧電検出部20,30に対する押下操作状態を検出する押下検出部45,46を備えた制御部40と、を有して操作入力装置1を構成する。これにより、不適切な押下操作を排除して誤検出を抑制することができる操作入力装置を提供する。【選択図】図1

Description

本発明は、操作入力装置に関する。
従来の技術として、表面部への操作指の接触の検出と、操作指への触覚の呈示と、を行う圧電素子を備えた装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
この装置は、表面部に対する操作指の接触が検出されたのち、振動によって操作指に触覚を呈示する。
特表2013−530398号公報
このような従来の装置は、例えば、複数の圧電素子が並んで配置された場合、押下操作の位置が不適切な押下操作の検出を排除することが難しいという問題があった。例えば、2つの圧電素子が並んで配置された場合に中間位置を押下操作した場合に、このような不適切な押下操作の検出を排除することが難しいという問題があった。
したがって、本発明の目的は、不適切な押下操作を排除して誤検出を抑制することができる操作入力装置を提供することにある。
[1]上記目的を達成するため、操作パネルを介して押下操作され、前記押下操作により荷重を受けて第1の検出電圧を発生する第1の圧電検出部と、前記第1の圧電検出部と隣接して設けられ、前記操作パネルを介して押下操作により荷重を受けて第2の検出電圧を発生する第2の圧電検出部と、前記第1及び第2の検出電圧に基づいて、前記第1又は第2の圧電検出部に対する押下操作状態を検出する押下検出部を備えた制御部と、を有する操作入力装置を提供する。
[2]前記制御部は、前記押下検出部において、前記第1の検出電圧及び前記第2の検出電圧の双方が、所定の第1の閾値を超えた場合は、前記第1の圧電検出部及び前記第2の圧電検出部による押下操作の検出を無効とする、上記[1]に記載の操作入力装置であってもよい。
[3]また、前記制御部は、前記押下検出部において、前記第1の検出電圧と前記第2の検出電圧との差分が、所定の第2の閾値を超えた場合のみ、前記第1の圧電検出部又は前記第2の圧電検出部による押下操作の検出を有効とする、上記[1]又は[2]に記載の操作入力装置であってもよい。
本発明の操作入力装置によれば、不適切な押下操作を排除して誤検出を抑制することができる。
図1は、本発明の実施の形態に係る操作入力装置の概略構成を示すブロック構成図である。 図2は、本発明の実施の第1の形態に係る操作入力装置の動作における検出電圧と押下判定閾値Von、中間押下判定閾値Vonsとの関係を示す図である。 図3は、本発明の実施の第1の形態に係る操作入力装置の動作を示すフローチャートである。 図4は、本発明の実施の第2の形態に係る操作入力装置の動作における検出電圧と押下判定閾値Von、差分判定閾値Vthとの関係を示す図である。 図5は、本発明の実施の第2の形態に係る操作入力装置の動作を示すフローチャートである。 図6は、本発明の実施の第3の形態に係る操作入力装置の動作を示すフローチャートである。
(本発明の実施の形態に係る操作入力装置)
本発明の実施の形態に係る操作入力装置1は、図1に示すように、操作パネル10を介して押下操作され、押下操作により荷重を受けて第1の検出電圧ΔVpz1を発生する第1の圧電検出部20と、第1の圧電検出部20と隣接して設けられ、操作パネル10を介して押下操作により荷重を受けて第2の検出電圧ΔVpz2を発生する第2の圧電検出部30と、第1及び第2の検出電圧ΔVpz1、ΔVpz2に基づいて、第1又は第2の圧電検出部20,30に対する押下操作状態を検出する押下検出部45,46を備えた制御部40と、を有して構成されている。
本実施の形態に係る操作入力装置1は、隣接して設けられる複数の圧電検出部が、共通の操作パネル10を介して押下操作される場合において、不適切な押下検出、タッチ検出を抑制するものである。
(操作パネル10)
操作部としての操作パネル10は、例えば、アクリル等の樹脂により形成されている。操作パネル10は、図1に示すように、ベース70に縁部10aが支持されている。操作パネル10は、図1に示すように、例えば、指100で押されて撓むことができる。
(圧電検出部20、30)
図1に示すように、共通の操作パネル10の下に、複数の圧電検出部が配置されている。本実施の形態では、第1の圧電検出部20と第2の圧電検出部30が、所定の間隔で隣接して配置されているものとして説明する。所定の間隔で隣接して配置されているとは、第1の圧電検出部20と第2の圧電検出部30が、操作パネル10の押下操作によって、それぞれ独立してスイッチ素子として動作できる程度の間隔で配置されていることをいう。
第1の圧電検出部20と第2の圧電検出部30は、圧電検出部としては同じ構成であるので、以下、圧電検出部20について説明する。
圧電検出部20は、図1に示すように、圧電素子材料21の両面に電極(図示省略)が取り付けられ、圧電素子材料21の径よりも大きな金属シム22に貼り合わせ固定されている、例えば、ユニモルフ型である。電極に駆動電圧を印加することにより、圧電素子材料は伸び縮みするため、金属シム22に反りが生じて圧電素子材料21と金属シム22の全体が撓む。本実施の形態では、金属シム22と圧電素子材料21が貼り合わせ固定され、電極が取り付けられたユニットを圧電検出部とする。
圧電検出部20は、図1に示すように、ベース70の凹部70aの周囲に縁部20aが支持されている。圧電検出部20は、平面視では例えば、円形の形状を有している。ベース70には凹部70aが形成され、圧電検出部20は、凹部70aの方向に変形可能に支持されている。また、圧電検出部20の上側は、プッシャー24を介して、操作パネル10と接続するように取り付けられている。これにより、図1に示すように、所定の押下力で押されて操作パネル10が撓むとこれに応じて圧電検出部20も変形する。また、圧電検出部20が上側又は下方向に変形すると操作パネル10も上側又は下方向に変形することができる。
圧電検出部20は、例えば、板形状の圧電素子材料を有し、金属シムの上面に配置されている。この圧電素子材料としては、例えば、ニオブ酸リチウム、チタン酸バリウム、チタン酸鉛、チタン酸ジルコン酸鉛(PZT)、メタニオブ酸鉛、ポリフッ化ビニリデン(PVDF)などが用いられる。圧電検出部は、例えば、これらの材料を用いて形成された膜により形成されている。
圧電検出部20は、図1に示すように、指等により所定の押下力で押されて撓むと、この変形に応じた検出電圧ΔVpz1を出力する。圧電検出部20は、例えば、図1に示すように、押下力に応じて出力した荷重に基づく電圧を検出電圧ΔVpz1として制御部40に出力する。圧電検出部30も同様に、検出電圧ΔVpz2として制御部40に出力する。
圧電検出部20は、図1に示すように、圧電素子材料21の下面が制御部40に接続され、上面が押下検出部45に接続されている。圧電検出部30も同様に、圧電素子材料31の下面が制御部40に接続され、上面が押下検出部46に接続されている。これにより、第1の圧電検出部20と第2の圧電検出部30は、それぞれ独立して、押下検出が可能とされている。
(制御部40)
制御部40は、図1に示すように、押下検出部45、46等を有して構成されている。押下検出部45、46は、操作パネル10への押下操作を、検出電圧ΔVpz1、検出電圧ΔVpz2により、それぞれ独立して検出可能とされている。
制御部40は、上記の押下検出部45、46等を制御し、所定の判断処理等をするために、記憶されたプログラムに従って、取得したデータに演算、加工などを行うCPU(Central Processing Unit)、半導体メモリであるRAM(Random Access Memory)及び記憶部48としてのROM(Read Only Memory)などから構成されるマイクロコンピュータを備えている。
記憶部48において、上記のプログラムの他に、所定の判断処理での動作において使用する3種類の閾値が記憶されている。
第1の閾値は、押下判定閾値Vonよりも小さな値に設定された中間押下判定閾値Vonsである。中間押下判定閾値Vonsは、複数の圧電検出部の検出電圧が共に中間押下判定閾値Vonsを超えている場合は、押下判定をしない。共に中間押下判定閾値Vonsを超えている場合は、押下位置が不適切であると判定する。例えば、第1の圧電検出部20と第2の圧電検出部30の中間位置を押下操作した場合、共に中間押下判定閾値Vonsを超えている場合があり、そのような場合にどちらかが押下操作されたと判定するのは不適切であり、誤検出を防止するためである。
第2の閾値は、第1及び第2の検出電圧ΔVpz1、ΔVpz2の差分が所定の値以下かどうかを判定するための差分判定閾値Vthである。差分判定閾値Vthは、隣接する圧電検出部の検出電圧の差分が所定の値以下の場合は、押下判定閾値Vonを超えていても押下判定をしないようにするものである。隣接する圧電検出部の検出電圧の差分が所定の値以下の場合は、押下位置が不適切であると判定する。検出電圧ΔVpz1、ΔVpz2が互いに近すぎる値の場合に、どちらかが押下操作されたと判定するのは不適切であり、誤検出を防止するためである。
また、第3の閾値は、操作パネル10が押下されたことを判定する押下判定閾値Vonである。押下判定閾値Vonは、第1、第2の圧電検出部20,30が押下操作されたかどうかを判定するための閾値であり、それぞれの検出電圧ΔVpz1、ΔVpz2が押下判定閾値Vonを超えていれば、押下操作がされたものと判定できる。
(第1の形態に係る操作入力装置1の動作)
図2は、本発明の実施の第1の形態に係る操作入力装置の動作における検出電圧と押下判定閾値Von、中間押下判定閾値Vonsとの関係を示す図(ΔVpz1>ΔVpz2の場合)である。また、図3は、本発明の実施の第1の形態に係る操作入力装置の動作を示すフローチャートである。以下、図2、3に基づいて、第1の形態に係る操作入力装置1の動作を示すフローチャートに基づいて、説明する。制御部40は、フローチャートに従って以下の演算、処理を実行する。
(Step11)
制御部40は、図2に示すように、検出電圧ΔVpz1、ΔVpz2に基づいて、ΔVpz1>ΔVpz2かどうかを判断する。ΔVpz1>ΔVpz2の場合は、Step12へ進み(Step11:Yes)、ΔVpz1>ΔVpz2でない場合は、Step13へ進む(Step11:No)。
(Step12)
制御部40は、図2に示すように、押下判定閾値Vonに基づいて、ΔVpz1>Vonかどうかを判断する。ΔVpz1>Vonの場合は、Step14へ進み(Step12:Yes)、ΔVpz1>Vonでない場合は、Step11へ戻る(Step12:No)。
(Step13)
制御部40は、押下判定閾値Vonに基づいて、ΔVpz2>Vonかどうかを判断する。ΔVpz2>Vonの場合は、Step15へ進み(Step13:Yes)、ΔVpz2>Vonでない場合は、Step11へ戻る(Step13:No)。
(Step14)
制御部40は、図2に示すように、中間押下判定閾値Vonsに基づいて、ΔVpz2>Vonsかどうかを判断する。ΔVpz2>Vonsの場合は、押下非検出とする(Step14:Yes)。すなわち、ΔVpz1>VonであってもΔVpz2>Vonsの場合は、押下非検出とする。第1の検出電圧ΔVpz1及び第2の検出電圧ΔVpz2の双方が、所定の第1の閾値Vonsを超えた場合は、第1の圧電検出部ΔVpz1及び第2の圧電検出部ΔVpz2による押下操作の検出を無効とする。なお、無効とするとは、押下操作がされたものとせずに、制御部40は、押下非検出として処理することをいう。
また、制御部40は、ΔVpz2>Vonsでない場合は、押下検出とする(Step14:No)。
(Step15)
制御部40は、中間押下判定閾値Vonsに基づいて、ΔVpz1>Vonsかどうかを判断する。ΔVpz1>Vonsの場合は、押下非検出とする(Step15:Yes)。すなわち、ΔVpz2>VonであってもΔVpz1>Vonsの場合は、押下非検出とする。第1の検出電圧ΔVpz1及び第2の検出電圧ΔVpz2の双方が、所定の第1の閾値である中間押下判定閾値Vonsを超えた場合は、第1の圧電検出部ΔVpz1及び第2の圧電検出部ΔVpz2による押下操作の検出を無効とする。なお、無効とするとは、押下操作がされたものとせずに、制御部40は、押下非検出として処理することをいう。
また、制御部40は、ΔVpz1>Vonsでない場合は、押下検出とする(Step15:No)。
上記の一連の動作は、停止命令が出力されるまで繰り返して実行することができる。
(第2の実施の形態に係る操作入力装置1の動作)
図4は、本発明の実施の第2の形態に係る操作入力装置の動作における検出電圧と押下判定閾値Von、差分判定閾値Vthとの関係を示す図(ΔVpz1>ΔVpz2の場合)である。また、図5は、本発明の実施の第2の形態に係る操作入力装置の動作を示すフローチャートである。以下、図4、5に基づいて、第2の形態に係る操作入力装置1の動作を示すフローチャートに基づいて、説明する。制御部40は、フローチャートに従って以下の演算、処理を実行する。
Step11、12、13は、第1の実施の形態と同じである。
(Step21)
制御部40は、図4に示すように、検出電圧ΔVpz1、ΔVpz2に基づいて、|ΔVpz1-ΔVpz2|<Vthかどうかを判断する。すなわち、制御部40は、検出電圧の差分が、差分判定閾値Vthよりも小さいかどうかを判断する。|ΔVpz1-ΔVpz2|<Vthの場合は、押下非検出とする(Step21:Yes)。すなわち、ΔVpz1>Von、ΔVpz2>Vosであっても、押下非検出とする。検出電圧の差分が、差分判定閾値Vthよりも小さい場合は、第1の圧電検出部ΔVpz1及び第2の圧電検出部ΔVpz2による押下操作の検出を無効とする。なお、無効とするとは、押下操作がされたものとせずに、制御部40は、押下非検出として処理することをいう。
また、制御部40は、|ΔVpz1-ΔVpz2|<Vthでない場合は、押下検出とする(Step21:No)。
上記の一連の動作は、停止命令が出力されるまで繰り返して実行することができる。
(第3の実施の形態に係る操作入力装置1の動作)
第3の実施の形態は、第1の実施の形態と第2の実施の形態を組み合わせた実施の形態である。図6は、本発明の実施の第3の形態に係る操作入力装置の動作を示すフローチャートである。以下、図6に基づいて、第3の形態に係る操作入力装置1の動作を示すフローチャートに基づいて、説明する。制御部40は、フローチャートに従って以下の演算、処理を実行する。
Step11、12、13は、第1の実施の形態と同じである。
(Step14)
制御部40は、中間押下判定閾値Vonsに基づいて、ΔVpz2>Vonsかどうかを判断する。ΔVpz2>Vonsの場合は、押下非検出とする(Step14:Yes)。すなわち、ΔVpz1>VonであってもΔVpz2>Vonsの場合は、押下非検出とする。第1の検出電圧ΔVpz1及び第2の検出電圧ΔVpz2の双方が、所定の第1の閾値である中間押下判定閾値Vonsを超えた場合は、第1の圧電検出部ΔVpz1及び第2の圧電検出部ΔVpz2による押下操作の検出を無効とする。なお、無効とするとは、押下操作がされたものとせずに、制御部40は、押下非検出として処理することをいう。ΔVpz2>Vonsでない場合は、Step21へ進む(Step14:No)。
(Step15)
制御部40は、中間押下判定閾値Vonsに基づいて、ΔVpz1>Vonsかどうかを判断する。ΔVpz1>Vonsの場合は、押下非検出とする(Step15:Yes)。すなわち、ΔVpz2>VonであってもΔVpz1>Vonsの場合は、押下非検出とする。第1の検出電圧ΔVpz1及び第2の検出電圧ΔVpz2の双方が、所定の第1の閾値である中間押下判定閾値Vonsを超えた場合は、第1の圧電検出部ΔVpz1及び第2の圧電検出部ΔVpz2による押下操作の検出を無効とする。なお、無効とするとは、押下操作がされたものとせずに、制御部40は、押下非検出として処理することをいう。ΔVpz1>Vonsでない場合は、Step21へ進む(Step15:No)。
Step21は、第2の実施の形態と同じである。
上記の一連の動作は、停止命令が出力されるまで繰り返して実行することができる。
(実施の形態の効果)
本発明の実施の形態によれば、以下のような効果を有する。
(1)本発明の実施の形態に係る操作入力装置1は、操作パネル10を介して押下操作され、押下操作により荷重を受けて第1の検出電圧ΔVpz1を発生する第1の圧電検出部20と、第1の圧電検出部20と隣接して設けられ、操作パネル10を介して押下操作により荷重を受けて第2の検出電圧ΔVpz2を発生する第2の圧電検出部30と、第1及び第2の検出電圧ΔVpz1、ΔVpz2に基づいて、第1又は第2の圧電検出部20,30に対する押下操作状態を検出する押下検出部45,46を備えた制御部40と、を有して構成されている。第1の実施の形態では、第1の閾値である中間押下判定閾値Vonsを設定し、複数の圧電検出部の検出電圧が共に中間押下判定閾値Vonsを超えている場合は、押下判定をしない。共に中間押下判定閾値Vonsを超えている場合は、押下位置が不適切であると判定する。第1の圧電検出部20と第2の圧電検出部30の中間位置を押下操作した場合等、共に中間押下判定閾値Vonsを超えている場合は、どちらかが押下操作されたと判定するのは不適切であり、このような場合の誤検出を防止することが可能となる。
(2)第2の実施の形態では、第2の閾値である、第1及び第2の検出電圧ΔVpz1、ΔVpz2の差分が所定の値以下かどうかを判定するための差分判定閾値Vthを設定する。この差分判定閾値Vthは、隣接する圧電検出部の検出電圧の差分が所定の値以下の場合は、押下判定閾値Vonを超えていても押下判定をしないようにするものである。隣接する圧電検出部の検出電圧の差分が所定の値以下の場合は、押下位置が不適切であると判定する。検出電圧ΔVpz1、ΔVpz2が互いに近すぎる値の場合に、どちらかが押下操作されたと判定するのは不適切であり、このような場合の誤検出を防止することが可能となる。
(3)第3の実施の形態は、第1の実施の形態と第2の実施の形態を組み合わせたものである。中間押下判定閾値Vons、及び差分判定閾値Vthを設定し、制御部40がこれらに基づいて押下判定を行なうことにより、誤検出を十分に防止することが可能となる。これらにより、不適切な押下操作を排除して誤検出を抑制することができる操作入力装置を提供することが可能となる。
以上、本発明のいくつかの実施の形態を説明したが、これらの実施の形態は、一例に過ぎず、特許請求の範囲に係る発明を限定するものではない。また、これら新規な実施の形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更等を行うことができる。また、これら実施の形態の中で説明した特徴の組合せの全てが発明の課題を解決するための手段に必須であるとは限らない。さらに、これら実施の形態は、発明の範囲及び要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
1…操作入力装置、10…操作パネル、10a…縁部
20、30…圧電検出部、20a、30a…縁部、21、31…圧電素子材料、22、32…金属シム、24、34…プッシャー
40…制御部、45、46…押下検出部、48…記憶部
70…ベース、70a…凹部
100…指
Von…押下判定閾値、Vons…中間押下判定閾値、Vth…差分判定閾値

Claims (3)

  1. 操作パネルを介して押下操作され、前記押下操作により荷重を受けて第1の検出電圧を発生する第1の圧電検出部と、
    前記第1の圧電検出部と隣接して設けられ、前記操作パネルを介して押下操作により荷重を受けて第2の検出電圧を発生する第2の圧電検出部と、
    前記第1及び第2の検出電圧に基づいて、前記第1又は第2の圧電検出部に対する押下操作状態を検出する押下検出部を備えた制御部と、
    を有する操作入力装置。
  2. 前記制御部は、前記押下検出部において、前記第1の検出電圧及び前記第2の検出電圧の双方が、所定の第1の閾値を超えた場合は、前記第1の圧電検出部及び前記第2の圧電検出部による押下操作の検出を無効とする、請求項1に記載の操作入力装置。
  3. 前記制御部は、前記押下検出部において、前記第1の検出電圧と前記第2の検出電圧との差分が、所定の第2の閾値を超えた場合のみ、前記第1の圧電検出部又は前記第2の圧電検出部による押下操作の検出を有効とする、請求項1又は2に記載の操作入力装置。
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