JP2019211668A - 光学ローパスフィルタおよび撮像装置 - Google Patents

光学ローパスフィルタおよび撮像装置 Download PDF

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Abstract

【課題】F値に応じた適切な強度のローパス効果が得られる光学ローパスフィルタを提供する。【解決手段】光学ローパスフィルタ6は、第1の方向に沿って配置された撮像素子に向けて光束を透過させる。光学ローパスフィルタは、該光学ローパスフィルタを透過する光束の集光点を、第1の方向において二つ以上に分離することでボケ像を生じさせる。撮像素子の画素ピッチをP[μm]、第1の方向での集光点の分離により生ずるボケ像のサイズをδdef[μm]、集光点を第1の方向に垂直な第2の方向において二つ以上に分離する場合の該分離により生ずるボケ像のサイズをδx[μm](ただし、集光点が第2の方向において分離されない場合はδx=0)とするとき、0.2≦(δdef2+δx2)/P2≦0.9およびδx≦δdefなる条件を満足する。【選択図】図1

Description

本発明は、デジタルカメラやビデオカメラ等の撮像装置に用いられる光学ローパスフィルタに関する。
CCDセンサやC−MOSセンサ等の2次元撮像素子を使用する撮像装置では、偽色やモアレの発生を防ぐために、ナイキスト周波数を超える高周波の像情報を制限できる光学ローパスフィルタが用いられる。撮像素子の画素ピッチが5μm以上である従来の撮像装置に有効な光学ローパスフィルタとして以下のものがある。
特許文献1には、点像を水平方向に分離する複屈折板と垂直方向に分離する複屈折板とを用いて、点像を4つに分離する光学ローパスフィルタが開示されている。また、特許文献2には、4層の複屈折板を用い、各層で点像を45°ずつ異なる方向に分離することで16の点像を生成する光学ローパスフィルタが開示されている。これら特許文献1,2に開示された光学ローパスフィルタは、点像を撮像素子の撮像面の面内方向で分離してボケ像とすることで高周波の像情報をカットする。
特開平10−054960号公報 特開昭62−003202号公報
しかしながら、画素ピッチが5μmより微細になると、撮像光学系の絞りによる回折の影響が無視できなくなる。例えば、画素ピッチが3μm程度の撮像素子を有する撮像装置では、開放F値が4.0以下の明るい撮像光学系が必要とされる。
このような撮像素子に用いられる光学ローパスフィルタは、開放F値において最大の解像度が得られるように設定される必要がある。絞りを絞り込むと回折によって解像度が劣化するため、開放F値付近以外のF値ではローパス効果は本来は必要ない。しかし、特許文献1および2にて開示された光学ローパスフィルタは、F値にかかわらず一定のローパス効果を有する。このため、これらの光学ローパスフィルタを上述した微細な画素ピッチを有する撮像素子に対して用いると、開放F値付近以外のF値が設定されたとき(特に小絞り時)に画質の劣化が大きくなる。
本発明は、F値に応じた適切な強度のローパス効果が得られるようにした光学ローパスフィルタおよびこれを用いた撮像装置を提供する。
本発明の一側面としての光学ローパスフィルタは、第1の方向に沿って配置された撮像素子に向けて光束を透過させる。該光学ローパスフィルタは、これを透過する光束の集光点を、第1の方向において二つ以上に分離することでボケ像を生じさせる。撮像素子の画素ピッチをP[μm]、第1の方向での集光点の分離により生ずるボケ像のサイズをδdef[μm]、集光点を第1の方向に直交する第2の方向において二つ以上に分離する場合の該分離により生ずるボケ像のサイズをδx[μm](ただし、集光点が第2の方向において分離されない場合はδx=0)とするとき、
0.2≦(δdef+δx)/P≦0.9
δx≦δdef
なる条件を満足する。
なお、上記光学ローパスフィルタを備えた撮像素子ユニットおよび撮像装置も、本発明の他の一側面を構成する。
本発明によれば、F値に応じた適切な強度のローパス効果が得られる光学ローパスフィルタを実現することができる。そして、このような光学ローパスフィルタを用いることで、より高画質の画像を取得可能な撮像装置を実現することができる。
本発明の実施例1である光学ローパスフィルタを一眼デジタルカメラに搭載したときの撮像系の断面図。 実施例1の光学ローパスフィルタを示す図。 一軸性複屈折素子の光学軸の方向を示す図。 平行平板によるピント位置ずれを示す図。 フォーカス方向での点像分離を示す図。 実施例1における複屈折素子により形成されるボケ像を示す図。 実施例1におけるF値ごとのボケ径を示すグラフ。 比較例におけるF値ごとのボケ径を示すグラフ。 実施例2の光学ローパスフィルタを示す図。 実施例2における第1の複屈折素子での点像分離を示す図。 実施例2における第1および第2の複屈折素子での点像分離を示す図。 実施例2におけるF値ごとのボケ径を示すグラフ。 比較例におけるF値ごとのボケ径を示すグラフ。 1つの複屈折素子を用いた場合のF値ごとのボケ径を示すグラフ。 比較例における点像分離を示す図。
以下、本発明の実施例について図面を参照しながら説明する。
図1は、本発明の実施例1である光学ローパスフィルタ6を撮像装置としての一眼デジタルカメラ1に搭載したときの撮像系の構成を示す。不図示の被写体からの光束は、交換レンズ2内の撮像レンズ(撮像光学系)5により集光されて2次元撮像素子(以下、イメージセンサという)7付近に結像する。撮像レンズ5には、絞り開口径が可変である絞り8が設けられている。
イメージセンサ7は、CCDセンサやCMOSセンサ等であり、複数の画素が2次元に配置された光電変換素子である。撮像レンズ5とイメージセンサ7との間には、光学ローパスフィルタ6が配置されている。光学ローパスフィルタ6は、撮像レンズ5から光束に対して、その集光点を複数に分離することでローパス効果を付与する。光学ローパスフィルタ6とイメージセンサ7は、イメージセンサユニット(撮像素子ユニット)として一体化されていてもよい。
図2は、光学ローパスフィルタ6を模式的に示している。図1からも分かるように、光学ローパスフィルタ6は、イメージセンサ7より一回り大きく、イメージセンサ7と相似な長方形状を有する平行平板として形成された複屈折素子1により構成されている。複屈折素子1は、ニオブ酸リチウム等の一軸性結晶からなる複屈折性材料により形成されている。
以下の説明では、図2に示すように、光学ローパスフィルタ6(およびイメージセンサ7)の長辺に平行なx軸が延びる方向をx軸方向(水平方向)といい、短辺に平行なy軸が延びる方向をy軸方向(垂直方向)という。x軸とy軸を含む面、すなわちイメージセンサ7の撮像面に平行な面はxy面である。また、xy面(撮像面)に直交する軸をz軸といい、該z軸が延びる方向をz軸方向という。z軸方向は、撮像レンズ5の光軸Oが延びる方向である光軸方向であり、言い換えれば、光学ローパスフィルタ6から見てイメージセンサ7が配置された第1の方向としてのフォーカス方向である。また、x軸方向およびy軸方向は、イメージセンサ7の撮像面に沿う(平行な)第2の方向としての横方向である。
なお、図2では、複屈折素子1のz軸方向での厚みを実際の厚みである数100μm程度によりも厚く示している。
図3(a),(b)に示すように、一軸性結晶としての複屈折素子1の光学軸1aは、x軸方向に延びるとともに、該複屈折素子1の入射面1bに平行に延びている。すなわち、図3(a)に示すように、光学軸1aのx軸に対するz軸回り(反時計回り)の方位角θは0°であり、入射面1bの法線であるz軸に対する角φは90°である。
従来の一般的な光学ローパスフィルタでは、z軸に対する光学軸の角φを45°±20°程度を設定する。これにより、入射した光線(点像)が常光線と異常光線とに横方向に分離する。入射した光線を常光線が形成する点像と異常光線が形成する点像に分離することを、以下の説明では点像分離という。
これに対して、本実施例の光学ローパスフィルタ6(複屈折素子1)では、z軸に対する光学軸1aの角φを90°とする、すなわち光学軸1aを入射面1bと平行に配置している。このため、横方向での点像分離は生じず、フォーカス方向(z軸方向)での点像分離のみが生じる。
図4を用いて、フォーカス方向での点像分離が発生する仕組みについて説明する。集光する光束の光路中に厚さdの平行平板を挿入すると、挿入前における該光束の集光点の位置、すなわち結像位置(以下、ピント位置という)は挿入前のP0からフォーカス方向としての後方のP1にずれる。これは、屈折率が1である空気が屈折率nの媒質に置き換わることで、空気中での光路長dがd/nとなるためである。
平行平板の屈折率nによるピント位置のずれ量Δは次式によって与えられる。
Δ=d(1−1/n)
例えば、平行平板の厚さdが0.82mmで、屈折率nが2.3247である場合は、Δ=467μmとなる。
次に、図5を用いて一軸性結晶であるニオブ酸リチウム(LN)を光路に挿入した場合について説明する。LNでは、常光線と異常光線とで屈折率が異なるため、常光線のピント位置と異常光線のピント位置とがともLN挿入前のP0から後方にずれるだけでなく、互いに異なる後方位置であるP1とP2にずれる。すなわち、ピント位置がフォーカス方向において二つに分離される。
LNでは、常光線に対する屈折率no=2.3247、異常光線に対する屈折率ne=2.2355と常光線に対する屈折率の方が高い。このため、常光線のピント位置P1が異常光線のピント位置P2よりも後方にずれる。
常光線のピント位置と異常光線のピント位置のフォーカス方向でのずれ量(以下、ピント位置分離量という)Lは、以下の式で与えられる。
L=d(1/ne−1/no)
図4の例と同様にLNの厚さdを0.82mmとした場合は、L=0.014mm(14μm)となる。
図6は、撮像レンズ5のF値ごとの常光線と異常光線のピント位置のずれにより生ずるボケ像のサイズ(以下、ボケ径という)を示している。なお、平行平板の挿入によってピント位置がずれても各F値での光束の集光角度は変わらないため、異常光線より後方に結像する常光線は、異常光線の光路を後方に移動させた光路を進む。
図6から分かるように、常光線のピント位置P1と異常光線のピント位置P2との中間点で、光束の径であるボケ径δdefが最小になる。このボケ径δdefは、F値をFとし、常光線と異常光線のピント位置の分離量をLとすると、幾何学的に以下の式で求めることができる。
δdef=L/(2F)
図6では、F=1.8、2.8および5.6の場合を示している。これらのF値に対するδdefはそれぞれ、3.89、2.56および1.25μmである。図6に灰色の丸で示すように、ボケ径はF値が大きいほど小さくなる。
一方、撮像レンズ5内の絞り8を開放から絞り込むことによる解像度の劣化(像劣化)については、撮像レンズ5に収差がない場合での最小錯乱円径δFnoとして表される。最小錯乱円径δFnoは、例えばレーリーの解像限界を用いると以下の式で表される。
δFno=1.22Fλ
図6に白丸で示すように、F=1.8、2.8および5.6の場合のδFnoはそれぞれ、1.207、1.878および3.757μmである。F値が大きいほど最小錯乱円径(つまりはボケ径)δFnoが大きくなる。
絞り8を開放から絞り込むに従って回折による像劣化が増加するが、それとは逆に複屈折素子1により生じるボケ径は小さくなり、全体として像劣化を抑えることができる。
像劣化としては、複屈折素子1(光学ローパスフィルタ6)によるボケ径δdefと、回折による最小錯乱円径δFnoとしてのボケ径とを重畳したものを考える必要がある。ボケ径δdefと最小錯乱円径δFnoとを円で近似した場合に、これらδdefとδFnoの合成により生ずる合成ボケ径δallは、経験的に以下の式で得られる。
δall=√(δdef+δFno
このδallを撮像光学系5に対する光学ローパスフィルタ6の効き量として扱うことで、光学ローパスフィルタ6を設計することができる。
図7は、F値ごとの回折による最小錯乱円径δFno(短破線)としてのボケ径と、光学ローパスフィルタ6によりフォーカス方向にて発生したボケ径(以下、フォーカス方向ボケ径という)δdef(長破線)と、これらが合成されることで得られる合成ボケ径δall(実線)とを示す。図7は、イメージセンサ7の画素ピッチPが4.2μmである場合を示している。このイメージセンサ7に対して偽色やモアレの除去に必要な目標ボケ径は約3.0μmである。この目標ボケ径を図7中に点線で示している。
前述したように、フォーカス方向ボケ径δdefは、開放F値側では大きく、小絞りF値側では小さくなる。合成ボケ径δallは、F値2.8から4.0においては目標ボケ径である3.0μmとなっている。また、F値2.0から1.8においては、合成ボケ径δは4.0μmと目標ボケ径よりやや大きめとなっており、強めのローパス効果が生じている。
しかし、F値5.6以上では、合成ボケ径δallは最小錯乱円径δFno(=1.22Fλ)に漸近している。つまり、回折による像劣化以上の像劣化は生じない。
図8は、図7に対する比較例として、横方向での点像分離のみを行う従来の光学ローパスフィルタを用いた場合を示す。図8は、F値ごとの回折による最小錯乱円径δFno(短破線)としてのボケ径と、横方向で発生したボケ径である横ボケ径δx(長破線)と、これらの合成により生ずる合成ボケ径δall(実線)とを示す。画素ピッチは4.2μmである。
従来の光学ローパスフィルタは、図15に示すように、入射した光束を横方向に4つの点像P11〜P14に分離し、F値にかかわらず一定のボケ像を形成する。この光学ローパスフィルタは、最も高い解像度が得られる開放F値において約3.0μmの目標ボケ径を生じさせる。
開放F値1.8では合成ボケ径δallはほぼ目標ボケ径となっているが、F値2.8から4.0では大き過ぎて必要以上に像劣化を生じさせている。さらにF値5.6では、F値8.0のときの回折による解像度劣化に相当するボケ径(δFno)が生じている。このような過剰なボケは、F値11.3程度まで付加されている。
従来、いわゆる小絞り回折による解像度劣化は広く知られており、特に風景を撮像する場合のように高解像度を必要とする撮像シーンにおいては、F値11を超えない範囲で撮像を行うことが推奨されている。しかし、図8から分かるように、一般に高解像度の撮像が可能であるF値8.0においても光学ローパスフィルタの影響を大きく受けていたことになる。
これに対して、本実施例の光学ローパスフィルタ6を用いることで、高解像度の撮像が可能であるF値での光学ローパスフィルタによる像劣化を軽減する。
以下、本発明の実施例が満足すべき又は満足することが望ましい条件について説明する。まず、以下の式(1)および式(2)で示す条件を満足すべきである。
0.2≦(δdef+δx)/P≦0.9 (1)
δx≦δdef (2)
Pはイメージセンサ7の画素ピッチ[μm]であり、δdefはフォーカス方向ボケ径[μm]である。また、δxは横ボケ径である。なお、横方向の点像分離が行われない本実施例では、δx=0である。発明者は、光学ローパスフィルタのローパス効果が式(1)中の(δdef+δx)/P、すなわちデフォーカスボケ径δdefの二乗と横ボケ径δxの二乗との合計(δdef+δx)と画素ピッチPの二乗との比で与えられると経験的に認識している。
式(1)の上限値は、一般に光学ローパスフィルタはイメージセンサの画素ピッチ以下のボケ径を生じさせるため、それを示すものである。(δdef+δx)/Pの値がこの上限値を上回ると、過度の像劣化を生じさせることになり、好ましくない。また、式(1)の下限値は、ローパス効果を弱めるときの限界値を示す。(δdef+δx)/Pの値がこの下限値を下回るほどに小さいボケ径を生じさせるだけでは、ローパス効果が弱すぎて、偽色やモアレの除去効果が期待できない。式(1)を用いてボケ量(ボケ径)の合計を制限することで、フォーカス方向での点像分離によりボケを発生させる場合でも、容易に従来の光学ローパスフィルタにより発生するボケ量に相当するボケ量を生じさせることができる。
本実施例では、撮像レンズ5からの集光光束は、LNの平行平板である光学ローパスフィルタ6により常光線と異常光線とに分離されるとともに、それらのピント位置がフォーカス方向に分離される。本実施例ではフォーカス方向でのピント位置の分離量Lは14μmであり、開放F値はF=1.8であるため、フォーカス方向ボケ径δdefは3.89μmとなる。一方、前述したように横方向には点像分離が行われないので、δx=0となる。そして、(δdef+δx)/Pの値は0.85となり、式(1)の条件を満足している。この条件を満足することで、光学ローパスフィルタ6は、イメージセンサ7の画素ピッチに対して適切なローパス効果を与える。
さらに、以下の式(1a)を満足することがより好ましい。
0.3≦(δdef+δx)/P≦0.88 (1a)
なお、フォーカス方向ボケ径δdefは、以下の式(3)により近似することができる。
δdef≒Dσ/F (3)
つまり、δdefを、δdef=Dσ/Fを用いて求めてもよい。
さらに発明者は、ローパス効果の強度が以下の式(4)中のDσ/(F・P)、すなわち撮像レンズ5の開放F値であるFとフォーカス方向でのピント位置の分離量の標準偏差Dσ[μm]とを用いて与えられることも経験的に認識している。回折による像劣化は、主として画素ピッチPが5.0μm以下の場合に発生する。また、この場合のボケ量としては、フォーカス方向のボケ量を主に考えればよく、横方向のボケ量は無視してもよい。このため、以下の式(4)で示す条件を満足すること望ましい。
0.3≦Dσ/(F・P)≦1.0 (4)
P≦5.0[μm]
Dσ/(F・P)の値が式(4)の下限値より小さいと、フォーカス方向のピントの分離量が少なく、高FNoによる回折影響の補正に対する効果が少なくなりすぎるので好ましくない。また、Dσ/(F・P)の値が式(4)の上限値を超えると、高FNoによる回折の補正効果は大きいが、ボケ像自体が大きくなってローパス効果が強すぎて画像が劣化する不具合があるので好ましくない。
本実施例では、Dσ/(F・P)の値は0.926であり、式(4)の条件を満足している。
さらに、以下の式(4a)を満足することがより好ましい。
0.4≦Dσ/(F・P)≦0.95 (4a)
また、撮像レンズ5の開放F値であるFは、以下の式(5)で示す条件を満足することが望ましい。
1.0≦F≦2.0 (5)
式(5)で示す条件を満足する開放F値においては、解像度がイメージセンサ7の画素ピッチの2倍よりも高くなり、特に偽色とモアレの発生が懸念される。式(5)の上限値を上回る開放F値を有する撮像レンズ5では、回折による像劣化のために偽色やモアレの心配はなく、光学ローパスフィルタ6は不要である。
なお、撮像レンズ5が交換レンズに設けられている場合は、
F=1.4
と設定してボケ量を決定することが望ましい。
また、前述したように本実施例において複屈折素子1の光学軸1aが入射面1bの法線に対してなす角度(方位角)φは90°であるが、角φは以下の式(6)で示す範囲の角度であってもよい。
80°≦φ<90° (6)
この角φが90°より小さい場合については、以下の実施例2で説明する。
図9は、本発明の実施例2である光学ローパスフィルタ6’の構成を示している。本実施例の光学ローパスフィルタ6’は、図1に示したカメラ1に光学ローパスフィルタ6に代えて用いられる。光学ローパスフィルタ6’は、イメージセンサ7より一回り大きく、イメージセンサ7と相似な長方形状を有する複数(本実施例では3つ)の平行平板として形成された第1の複屈折素子2と第2の複屈折素子4がz軸方向に積層されて構成されている。第1の複屈折素子2と第2の複屈折素子4との間には、第3の複屈折素子3が配置されている。
第1、第2および第3の複屈折素子2,4,3はそれぞれ、ニオブ酸リチウム等の一軸性結晶からなる複屈折性材料により形成されている。なお、図9では第1、第2および第3の複屈折素子2,4,3を互いに離して示しているが、これらは実際には互いに接している。また、図9では、各複屈折素子のz軸方向での厚みを実際の数100μm程度よりも厚く示している。
第1および第2の複屈折素子2,4の光学軸2a,4aのx軸に対するz軸回り(反時計回り)の方位角θ2,θ4はそれぞれ90°と0°である。また、光学軸2a,4aの第1および第2の複屈折素子2,4の入射面2b,4bの法線であるz軸(つまりはフォーカス方向)に対する角φ2,φ4は、上述した式(6)の範囲に設定されている。角φ2,φ4は互いに同じであってもよいし、互いに異なっていてもよい。なお、第1および第2の複屈折素子2,4の積層順は図示の通り光入射側からこの順であってもよいし、逆であってもよい。
第3の複屈折素子3は、偏光解消用の位相板であり、その光学軸3aの方位角θは135°である。なお、方位角θにおいて135°は45°と等価である。第3の複屈折素子3がこれを通過する波長λの光に与える位相差をλ/4とすることで、該第1の複屈折素子2で分離された常光線と異常光線の二つの直線偏光をそれぞれ円偏光に変換することで偏光解消を行う。この場合、色消しの1/4λ板を用いる。
また、第3の複屈折素子3として、λ以上の位相差を与える位相差板を用いてもよい。このような位相差板を用いると、波長が異なる光が受ける位相差が互いに大きく異なることになる。このため、直線偏光の偏光方向の回転量が波長ごとに異なり、広い波長域で平均すると偏光解消の効果が得られる。本実施例では、第3の複屈折素子3として、0.2〜0.4mm程度の厚みの水晶板を用いることで、各波長の常光線と異常光線のそれぞれにλ以上の位相差を与える。
以上のように構成された3層構造の光学ローパスフィルタ6’での点像分離(ローパス効果)について、図10(a)〜(d)および図11(a)〜(d)を用いて説明する。図10(a)〜(d)は、第1の複屈折素子2を透過した光束についての点像分離を示す。図11(a)〜(d)は、第1および第2の複屈折素子2,4を透過した光束についての点像分離を示す。図10(a),(b)はそれぞれ、y軸方向とx軸方向から見た光束の分離を示す。図11(a),(b)も同様である。図10(a),(b)に対応する図10(c),(d)はそれぞれ、後述する評価面でのボケ像をz軸方向から見て示す。図11(a),(b)に対応する図11(c),(d)も同様である。図10(a),(b)と図11(a),(b)では、常光線の光束を実線で、異常光線の光束を破線で示す。図10(a)〜(d)と図11(a)〜(d)では、常光線が形成する点像を黒丸で、異常光線が形成する点像を白丸で示す。
図10(a),(b)において、第1の複屈折素子2を通過した光束は、通常の光学ローパスフィルタを通過した場合と同様に、該第1の複屈折素子2の光学軸2aの方位角θの方向であるy軸方向に二つに分離する。その際、常光線は第1の複屈折素子2内を真っ直ぐに通過し、異常光線はy軸方向にシフトする。この結果、第1の複屈折素子2を通過した常光線と異常光線のピント位置P1,P2はy軸方向にずれる。本実施例では、このピント位置P1,P2のy軸方向でのずれ量を1.0μmに設定している。
通常の光学ローパスフィルタにおいては、常光線と異常光線のピント位置のy軸方向でのずれ量しか考慮していない。これに対して、本実施例では、図10(a),(b)に示すように、ピント位置P1,P2はフォーカス方向にもフォーカス方向ずれ量L=3.535μmだけ互いにずれる。これは、第1の複屈折素子2の常光線と異常光線に対する屈折率差によるものである。このとき、常光線の光束と異常光線の光束が形成する合成されたボケ像のサイズはピント位置P1,P2の中間の位置で最小となる。この中間の位置にある面を評価面とする。評価面では、図10(c),(d)に示すように、二つの点像からデフォーカスし、かつx軸方向およびy軸方向にずれた二つのボケ像が形成される。
次に、この二つのボケ像を形成した光束は、第3の複屈折素子3によって偏光解消作用を受けた後、第2の複屈折素子4による点像分離作用を受ける。
第2の複屈折素子4の光学軸4aの方位角θは0°であるため、該第2の複屈折素子4を通過した光束は、該方位角θの方向であるx軸方向に二つに分離する。つまり、第1の複屈折素子2からの二つの光束がそれぞれ、常光線と異常光線に分離する。その際、常光線は第2の複屈折素子4内を真っ直ぐに通過し、異常光線はx軸方向にシフトする。この結果、第2の複屈折素子4を通過した異常光線のピント位置P3,P4はそれぞれ、ピント位置P1,P2に対してx軸方向にずれる。本実施例では、ピント位置P1,P2間のy軸方向でのずれ量と同様に、ピント位置P3,P4のx軸方向でのずれ量も1.0μmに設定している。また、ピント位置P3,P4はフォーカス方向にもフォーカス方向ずれ量L=3.535μmだけ互いにずれる。
こうして互いに分離した4つの点像は、横方向においては、図11(c),(d)に示すように正方形の4つの頂点に位置する。また、図11(a),(b)に示すようにフォーカス方向においては3箇所に分離し、中央の二つの点像のフォーカス方向での位置は互いに同じとなる。この中央にてボケ像のサイズが最小になるため、ここを評価面とする。
評価面では、二つの大きなボケ像と二つの結像した点像とが合成されたボケ像が生じる。この合成されたボケ像のサイズは、横方向での点像分離によるボケ径(横ボケ径)とフォーカス方向での点像分離によるボケ径(フォーカス方向ボケ径)とが合成されたものとなる。フォーカス方向ボケ径δdefは、本実施例でも、実施例1と同様に式(3)で近似することができる。
図12は、本実施例におけるF値ごとの回折による最小錯乱円径δFno(短破線)としてのボケ径と、光学ローパスフィルタ6によるフォーカス方向ボケ径δdef(長破線)および横ボケ径δx(一点鎖線)と、これらが合成されることで得られる合成ボケ径δall(実線)とを示す。合成ボケ径は、x軸方向およびy軸方向のいずれから見ても同じである。図12は、イメージセンサ7の画素ピッチPが3.0μmである場合を示している。このイメージセンサ7に対して偽色やモアレの除去に必要な目標ボケ径は約2.14μmである。この目標ボケ径を図12中に点線で示している。
光学ローパスフィルタを用いないと、F=2.8以下において最小錯乱円径δFnoが目標ボケ径より小さくなるために偽色やモアレが発生する。
フォーカス方向ボケ径δdefは、実施例1と同様に、開放F値側では大きく、小絞りF値側では小さくなる。横ボケ径δxは、F値にかかわらず一定の値(1.0μm)となっている。合成ボケ径δallは、F値が1.4から2.8以下では目標ボケ径に極めて近い。そして、F値が4.0以上であると最小錯乱円径δFnoに漸近し、必要最小限のボケ径となっている。このため、小絞り回折による像劣化を最小限に抑えることができる。
図13は、図12に対する比較例として、横方向での点像分離のみを行う従来の光学ローパスフィルタを用いた場合を示す。図13は、F値ごとの回折による最小錯乱円径δFno(短破線)としてのボケ径と、横ボケ径δx(長破線)と、これらの合成により生ずる合成ボケ径δall(実線)とを示す。画素ピッチは3.0μmである。
従来の光学ローパスフィルタは、F値にかかわらず2.14μmのボケ径を生じさせ、F値2.0から8.0の範囲での像劣化が著しい。
一方、図14は、実施例1と同様にフォーカス方向にのみ点像分離を行う光学ローパスフィルタを用いた場合のF値ごとの回折による最小錯乱円径δFno(短破線)としてのボケ径と、横ボケ径δx(長破線)と、合成ボケ径δall(実線)とを示す。画素ピッチは3.0μmである。F値2.0から8.0の範囲で像劣化は防げているが、開放F値1.4での像劣化が実施例2より大きい。
開放F値における像劣化を極限まで抑えるためには、実施例2のように、フォーカス方向の点像分離と横方向の点像分離と両方を用いることが好ましい。この際、光学軸の角φは上述した式(7)の範囲に設定する必要がある。しかも、角φは、フォーカス方向ボケ径が横ボケ径より大きくなるようなフォーカス方向と横方向の点像分離量が生じるように設定する必要がある。
これらの条件を満足するように、フォーカス方向ボケ径および横ボケ径の割合を調整することで、偽色やモアレを低減しつつ、小絞り回折による像劣化も低減することが可能な光学ローパスフィルタを得ることができる。
上記各実施例は様々な画素ピッチを有するイメージセンサに適用可能であるが、小絞り回折によるボケ径は小さいため、比較的大きい画素ピッチでは各実施例が解決せんとする問題は生じない。この問題が生じるのは、主として画素ピッチが5μm以下のイメージセンサを用いる場合であり、特に画素ピッチが3.0μm以下の場合に顕著となる。ただし、画素ピッチが5μm以上の場合でも各実施例の光学ローパスフィルタを用いてもよい。
また、開放F値が4.0から5.6程度以上と大きい場合は、小画素ピッチのイメージセンサに対しては十分な結像性能を有しておらず、偽色やモアレの問題が生じない。この場合、光学ローパスフィルタ自体が不要となる。このため、各実施例は、開放F値が1.0から2.8程度の高解像度の撮像レンズを用いる場合に主として有効である。さらに、開放F値が1.0から2.0の高解像度の撮像レンズを用いる場合は、撮像により得られる画質に対する要求が高く、撮像レンズの収差補正も高いレベルで行われているため、偽色やモアレを低減するための光学ローパスフィルタの必要性が高い。また、小絞り回折による画質劣化を防ぐことに対する要求も高くなるため、各実施例が有効である。
表1は、実施例1におけるF=1.8および実施例2におけるF=1.4でのδdef[μm]、δx[μm]、式(1)の値、Dσ[μm]および式(4)の値を示す。画素ピッチP[μm]も併せて示す。実施例1,2のいずれにおいても、式(1)および式(4)の条件を満足している。
以上説明した各実施例は代表的な例にすぎず、本発明の実施に際しては、各実施例に対して種々の変形や変更が可能である。
1 複屈折素子
2〜4 複屈折素子
5 撮像レンズ
6 光学ローパスフィルタ
7 イメージセンサ

Claims (10)

  1. 第1の方向に沿って配置された撮像素子に向けて光束を透過させる光学ローパスフィルタであって、
    前記光学ローパスフィルタを透過する光束の集光点を、前記第1の方向において二つ以上に分離することでボケ像を生じさせ、
    前記撮像素子の画素ピッチをP[μm]、前記第1の方向での前記集光点の分離により生ずる前記ボケ像のサイズをδdef[μm]、前記集光点を前記第1の方向に垂直な第2の方向において二つ以上に分離する場合の該分離により生ずるボケ像のサイズをδx[μm](ただし、前記集光点が前記第2の方向において分離されない場合はδx=0)とするとき、
    0.2≦(δdef+δx)/P≦0.9
    δx≦δdef
    なる条件を満足することを特徴とする光学ローパスフィルタ。
  2. 前記光束を集光させる光学系の開放F値をF、前記第1の方向での前記集光点の分離量の標準偏差[μm]をDσとするとき、
    δdef=Dσ/F
    であることを特徴とする請求項1に記載の光学ローパスフィルタ。
  3. 0.3≦Dσ/(F・P)≦1.0
    P≦5.0[μm]
    なる条件を満足することを特徴とする請求項2に記載の光学ローパスフィルタ。
  4. 1.0≦F≦2.0
    なる条件をさらに満足することを特徴とする請求項2または3に記載の光学ローパスフィルタ。
  5. 前記光学ローパスフィルタが、複屈折性材料からなる少なくとも1つの複屈折素子により構成されていることを特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載の光学ローパスフィルタ。
  6. 前記複屈折素子の光学軸が前記第1の方向に対してなす角が90°であることを特徴とする請求項5に記載の光学ローパスフィルタ。
  7. 前記複屈折素子の光学軸が前記第1の方向に対してなす角をφとするとき、
    80°≦φ<90°
    なる条件を満足することを特徴とする請求項5に記載の光学ローパスフィルタ。
  8. 前記複屈折性材料は、一軸性結晶の材料であることを特徴とする特徴とする請求項4から6のいずれか一項に記載の光学ローパスフィルタ。
  9. 前記一軸性結晶は、ニオブ酸リチウムの結晶であることを特徴とする請求項8に記載の光学ローパスフィルタ。
  10. 撮像素子と、
    請求項1から9のいずれか一項に記載の光学ローパスフィルタとを有することを特徴とする撮像装置。
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