JP2019210516A - 耐酸化性にすぐれる鉄鋼製品 - Google Patents
耐酸化性にすぐれる鉄鋼製品 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2019210516A JP2019210516A JP2018107570A JP2018107570A JP2019210516A JP 2019210516 A JP2019210516 A JP 2019210516A JP 2018107570 A JP2018107570 A JP 2018107570A JP 2018107570 A JP2018107570 A JP 2018107570A JP 2019210516 A JP2019210516 A JP 2019210516A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- centrifugal
- oxidation resistance
- less
- stationary
- steel product
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Abstract
Description
耐酸化性にすぐれる鉄鋼製品であって、
遠心力鋳造により製造された遠心力鋳造部を、静置鋳造により形成された静置鋳造部に溶接により装着して構成されるものであり、
前記遠心力鋳造部は、質量%にて、
C:0.2%〜0.7%、
Si:0%を超えて2.0%以下、
Mn:0%を超えて3.0%以下、
Cr:15.0%〜40.0%、
Ni:18.0%〜55.0%、
Al:1.0%〜5.5%、及び、
Ti:0.01%〜0.6%、及び、Nb:0.1%〜1.8%からなる群より選択される少なくとも1種を含有し、
残部Fe及び不可避的不純物からなり、
前記静置鋳造部は、質量%にて、
Si:0%を超えて1.0%以下、
Mn:0%を超えて1.0%以下、及び、
Al:0.01%〜0.5%を含有する。
希土類元素(REM):0%を超えて0.4%を含有することができる。
W:0%を超えて5.0%以下、及び、Mo:0%を超えて2.0%以下からなる群より選択される少なくとも1種を含有することができる。
Pa=−11.1+28.1×C+29.2×Si−0.25×Ni−45.6×Ti+18.0×REM−16.6×Nb
Ya=−13.75×Al+63.75
としたときに、
Pa<Ya
であることが望ましい。
Cr:24.0%〜50.0%を含有することが望ましい。
C:0.2%〜0.7%、
Si:0%を超えて2.0%以下、
Mn:0%を超えて3.0%以下、
Cr:15.0%〜40.0%、
Ni:18.0%〜55.0%、
Al:1.0%〜5.5%、及び、
Ti:0.01%〜0.6%、及び、Nb:0.1%〜1.8%からなる群より選択される少なくとも1種を含有し、
残部Fe及び不可避的不純物から構成することができる。
Cは、鋳造性を良好にし、高温クリープ破断強度を高める作用がある。また、Ti、Nb、Cr等と結合して炭化物を形成し、高温強度を高める効果がある。このため、少なくとも0.2%を含有させる。しかし、含有量があまり多くなると、Cr7C3の一次炭化物が幅広く形成され易くなり、遠心力鋳造部の表面へのAlの転移が阻害され、Alの供給不足が生じて、Al2O3の如きAl酸化物の形成が抑えられる。また、二次炭化物が過剰に析出するため、延性、靱性の低下を招く。このため、上限は0.7%とする。なお、Cの含有量は0.35%〜0.6%がより望ましい。
Siは、溶湯合金の脱酸剤として、また溶湯合金の流動性を高め、耐酸化性を向上させるために含有させる。しかしながら、過度のSiの添加は、延性の低下、高温クリープ破断強度の低下、鋳造後の表面品質の悪化、溶接性の低下を招く。このため、Siの含有量は、上限を2.0%とする。なお、Siの含有量は1.5%以下が望ましく、1.0%以下がより望ましい。
Mnは、溶湯合金の脱酸剤となり、また、溶湯中のSを固定させて、溶接性を向上させると共に、延性を向上させるために含有させる。しかしながら、過度のMnの添加は、高温クリープ破断強度の低下を招き、耐酸化性を低下させるため、上限を3.0%とする。なお、Mnの含有量は1.0%以下がより望ましい。
Crは、高温強度及び繰返し耐酸化性の向上に寄与する。また、Crは、Ni、Feと共に1000℃を超えるような高温域ですぐれた耐熱性を発揮すると共に、C、Nと一次炭化物を生成し、高温クリープ破断強度を向上させる。そして、Alと共に酸化物層を形成し、耐酸化性、耐食性にすぐれた特性を遠心力鋳造部にもたらす。従って、少なくとも15.0%以上含有させる。一方で、Cr炭化物やCr窒化物の過剰な生成は延性低下を招くため、含有量の上限は40.0%とする。なお、Crの含有量は22.0%〜35.0%がより望ましい。
Niは、繰返し耐酸化性及び金属組織の安定性の確保、高温クリープ強度の確保、及び、遠心力鋳造部のオーステナイト化の安定化に必要な元素である。また、Crと共に、高温強度、耐酸化性の向上に寄与する。さらに、Niの含有量が少ないと、Feの含有量が相対的に多くなり、Al酸化物の生成を阻害する。このため、少なくとも18.0%以上含有させる。一方、過度にNiを添加しても、その効果は飽和し、また、経済的にも不利であるため、その上限を55.0%とする。なお、Niの含有量は29.0%〜46.0%がより望ましい。
Alは、遠心力鋳造部にAl酸化物を形成するために必要不可欠な元素である。Al酸化物の形成により、Cr酸化物と共に、遠心力鋳造部の耐酸化性、耐浸炭性を向上させる。また、AlはNiと共にγ’相を形成し、遠心力鋳造部のオーステナイト相を強化する。このため、Alは1.5%以上含有させる。しかし、Alの過度の添加は、延性の低下を招き、また、γ’相が不安定となり、脆化相の生成を招く。さらに、Alの過度の添加は、鋳造性の悪化を招き、遠心力鋳造部の清浄度を低下させる。従って、その上限を5.5%とする。なお、Alの含有量は2.0%〜4.5%がより望ましい。
Ti、Nbは、炭化物を形成し易い元素であり、クリープ破断強度の向上、高温引張強度の向上に寄与する。また、Nbは、時効延性の向上にも寄与する。従って、Ti:0.01%以上、Nb:0.1%以上の少なくとも1種を含有させる。一方で、これら元素の過度の添加は、延性の低下を招く。そして、Nbは、Al酸化物層の耐剥離性の低下を招くと共に、耐酸化性を低下させる。また、Tiの過度の添加は、Ti酸化物の生成を促し、遠心力鋳造部の清浄度を低下させる。従って、その上限は、Ti:0.6%、Nb:1.8%とする。なお、Tiの含有量は、0.05%〜0.30%、Nbは0.1%〜1.3%がそれぞれより望ましい。
REMは、周期律表のLaからLuに至る15種類のランタン系列に、Y、Hf及びScを加えた18種類の元素を意味するが、遠心力鋳造部に含有させるREMは、Ce、La、Ndが主体であり、これら3元素が合計量で希土類元素全体の約80%以上占めることが好ましく、より好ましくは約90%以上である。REMは、Al酸化物層の安定化に寄与し、活性金属であるため酸化皮膜の密着性を高めることができる。また、REMは、炉内の温度変化に伴う酸化物層のスポークリング破壊を防止し、さらには、母材に固溶して耐酸化性の向上に寄与するため含有することが望ましい。一方で、REMは、優先的に酸化物を形成し、母材の清浄度、延性の低下を招くため、上限を0.4%とする。なお、REMの含有量は0.01%〜0.30%がより望ましい。
W、Moは、母材に固溶し、母材のオーステナイト相を強化しクリープ破断強度を向上させるため、何れか一方又は両方を含有することが望ましい。しかしながら、W、Moの過度の含有は延性や耐浸炭性の低下を招き、また、とくに1050℃以下の温度でAl酸化物の生成する場合に、その形成を阻害する。また、W、Moの過度の含有は、母材の耐酸化性の低下を招く。従って、Wの上限は5.0%、Moの上限は2.0%とする。なお、Wの含有量の上限は3.0%、Moは1.0%がより望ましい。
Pa=−11.1+28.1×C+29.2×Si−0.25×Ni−45.6×Ti+18.0×REM−16.6×Nb、
Ya=−13.75×Al+63.75としたときに、
Pa<Yaであることが望ましい。なお、Pa値として、上記に表示した元素が含まれない場合には、当該元素の値はゼロとして取り扱う。
Pa値とYa値が上記式を満足することにより、遠心力鋳造部の溶接性と耐酸化性(Al酸化物層の形成)を確保できる。
Si:0%を超えて1.0%以下、
Mn:0%を超えて1.0%以下、及び、
Al:0.01%〜0.5%を含有する材料から構成することができる。
Siは、溶湯合金の脱酸剤として、また溶湯合金の流動性を高め、耐酸化性を向上させるために含有させる。本発明では、静置鋳造部のSi量を上記のように規定することで、Alを含有させていても溶接部の割れ感受性を抑制でき、溶接性の低下を抑えることができる。Siの含有量は、0.3%以上0.8%以下が望ましい。
Mnは、溶湯合金の脱酸剤となり、また、溶湯中のSを固定させて、溶接性を向上させると共に、延性を向上させるために含有させる。本発明では、静置鋳造部のMn量を上記のように規定することで、Alを含有させていても溶接部の割れ感受性を抑制でき、溶接性の低下を抑えることができる。Mnの含有量は、上限を0.8%以下とすることが望ましい。
Alは、静置鋳造部にもAl酸化物を形成するために必要不可欠な元素である。Al酸化物の形成により、Cr酸化物と共に、耐酸化性、耐浸炭性を向上させる。一方で、一般的にAlは、溶接時の割れ感受性を高め、溶接性を低下させる元素である。しかしながら、本発明では、上記のように静置鋳造部にSiとMnを上記範囲で含有させることで、Alを含有させていても溶接部の割れ感受性の低下を抑制でき、溶接性の低下を抑えることができる。Alの含有量は、上限を0.3%とすることが望ましい。なお、静置鋳造部のAl濃度は、遠心力鋳造部のAl濃度よりも低くすることで、溶接性の低下を抑えることができる。また、静置鋳造部は、砂型鋳造法を用いて鋳造されることが多く、一般的に鋳造品の冷却速度は遅いため、金属組織が粗くなって、強度や延性が低くなる傾向にある。このため、静置鋳造部のAl濃度は、遠心力鋳造部の5分の1以下とすることが好適であり、10分の1とすることがより望ましい。
Crは、高温強度及び繰返し耐酸化性の向上に寄与する。また、Crは、Ni、Feと共に1000℃を超えるような高温域ですぐれた耐熱性を発揮すると共に、C、Nと一次炭化物を生成し、高温クリープ破断強度を向上させる。そして、Alと共に酸化物層を形成し、耐酸化性、耐食性にすぐれた特性を静置鋳造部にもたらす。従って、少なくとも24.0%以上含有させる。一方で、Cr炭化物やCr窒化物の過剰な生成は延性低下を招くため、含有量の上限は50.0%とする。なお、Crの含有量は25.0%〜40.0%がより望ましい。
Cは、静置鋳造部の溶接性を確保し、割れ感受性を低下させるために、0.2%以上含有させる。一方で、延性(時効延性)を確保するために、その上限を0.5%とする。Cの含有量は0.35%〜0.5%がより望ましい。
Niは、使用される温度域における静置鋳造部の耐熱性を確保するために添加する。また、Niは、Crと共に、高温強度、耐酸化性の向上に寄与する。さらに、Niの含有量が少ないと、Feの含有量が相対的に多くなり、Al酸化物の生成を阻害する。このため、少なくとも10.0%以上含有させる。一方、過度にNiを添加しても、これら効果は飽和し、また、経済的にも不利であるため、その上限を50.0%とする。なお、Niの含有量は13.0%〜45.0%がより望ましい。
W、Moは、静置鋳造部のマトリクス中の結晶構造を歪ませ、引張強度及びクリープ強度を向上させるために添加させる。
Nbは、静置鋳造部の時効延性の向上や回復に寄与し、溶接性を向上させるために添加する。Nbの過度の添加は、Al酸化物層の耐剥離性の低下を招くと共に、耐酸化性を低下させるため、上限を2.0%とする。
Nは、静置鋳造部の高度、引張強度の向上に寄与するため、上記範囲で添加することができる。
遠心力鋳造により表1に掲げる合金組成(単位:質量%、残部Fe及び不可避的不純物)の遠心力鋳造部の供試片(耐酸化性試験用供試片:厚さ25mm×3個、溶接性を確認するためのビード置き試験用供試片(発明例のみ):厚さ25mm以下と25mm以上)をそれぞれ作製した。発明例は供試No.101〜110、比較例は供試No.201〜206である。表1中、REMは、Ce、La、Yの合計量を示している。なお、発明例は、何れも本発明の成分組成の範囲に入っているが、比較例の供試No.201〜204は、Alゼロ、供試No.205及び206はAl過少の比較例であり、該当部分に「*」を付している。
静置鋳造により表2に掲げる合金組成(単位:質量%、残部Fe及び不可避的不純物)の静置鋳造部の供試片(耐酸化性試験用供試片:厚さ25mm×3個、溶接性を確認するためのビード置き試験用供試片:厚さ25mm以下と25mm以上)をそれぞれ作製した。発明例は供試No.301〜308、比較例は供試No.401〜405である。なお、発明例は、何れも本発明の成分組成の範囲に入っているが、比較例の供試No.401はAl過多、供試No.402はSi過多、供試No.403はAl過多、供試No.404はAl過少、比較例405はMn過多の比較例であり、該当部分に「*」を付している。
以下の試験に先立ち、まず、静置鋳造部の鋳造性を比較した。鋳造性は、静置鋳造における鋳造の容易性を意味する。鋳造性は3段階評価とし、鋳造性にすぐれるものを「A」、概ね良好なものを「B」、劣るものを「C」として評価した。結果を表2に示す。表2を参照すると、比較例の供試No.401を除く何れの供試片の鋳造性は「A」又は「B」であり、供試No.401のみ「C」であった。比較例の供試No.401が鋳造性に劣るのは、Al過多であることが原因と考えられる。
続いて、遠心力鋳造部、静置鋳造部の各供試片の重量を測定した後、1000℃の加熱炉(大気雰囲気)の中で100時間保持し、加熱後の供試片表面のスケールを酸溶液で除去し、再度重量を測定した。そして、各供試片の加熱前後の重量変化量から酸化減量を算出し、1時間当たりの酸化減量(mg/cm2・h)の平均を求めた。遠心力鋳造部については結果を表1の「耐酸化性」及び「評価」、静置鋳造部については結果を表2中「耐酸化性(評価)」に示す。なお、耐酸化性評価は、酸化減量が0.1mg/cm2・h以下を評価「A」、0.3mg/cm2・h以下を評価「B」、1mg/cm2・h以下を評価「C」、1mg/cm2・hを超えるものを評価「D」とした。
表1に示す発明例の遠心力鋳造部の供試片(厚さ:25mm以下と25mm以上の2種類)について、下記要領でビード置き試験を実施し、溶接による割れ感受性を判定した。
まず、遠心力鋳造部の各供試片について、耐酸化性試験とビード置き試験の評価が何れも「A」であるものを総合判定「A」、一方が「A」、他方が「B」のものを総合判定「B」、評価「C」又は「D」を含むものを総合判定「C」として判定した。結果を表1中「総合判定」に示している。表1を参照すると、発明例の供試片は何れも判定「A」又は「B」、比較例の供試片は何れも判定「C」であった。すなわち、発明例の供試片は、溶接時に割れが生じ難く、比較例の供試片に比して、耐酸化性にすぐれていることがわかる。従って、本発明の遠心力鋳造部は、ハースロール、キルン炉、ラジアントチューブなどへの適用に極めて好適である。
20 遠心力鋳造部(スリーブ)
30 静置鋳造部(アクスル)
40 溶接部
Claims (8)
- 耐酸化性にすぐれる鉄鋼製品であって、
遠心力鋳造により製造された遠心力鋳造部を、静置鋳造により形成された静置鋳造部に溶接により装着して構成されるものであり、
前記遠心力鋳造部は、質量%にて、
C:0.2%〜0.7%、
Si:0%を超えて2.0%以下、
Mn:0%を超えて3.0%以下、
Cr:15.0%〜40.0%、
Ni:18.0%〜55.0%、
Al:1.0%〜5.5%、及び、
Ti:0.01%〜0.6%、及び、Nb:0.1%〜1.8%からなる群より選択される少なくとも1種を含有し、
残部Fe及び不可避的不純物からなり、
前記静置鋳造部は、質量%にて、
Si:0%を超えて1.0%以下、
Mn:0%を超えて1.0%以下、及び、
Al:0.01%〜0.5%を含有する、
鉄鋼製品。 - 前記遠心力鋳造部は、質量%にて、
希土類元素(REM):0%を超えて0.4%を含有する、
請求項1に記載の鉄鋼製品。 - 前記遠心力鋳造部は、質量%にて、
W:0%を超えて5.0%以下、及び、Mo:0%を超えて2.0%以下からなる群より選択される少なくとも1種を含有する、
請求項1又は請求項2に記載の鉄鋼製品。 - 前記遠心力鋳造部は、
Pa=−11.1+28.1×C+29.2×Si−0.25×Ni−45.6×Ti+18.0×REM−16.6×Nb
Ya=−13.75×Al+63.75
としたときに、
Pa<Ya
である、
請求項1乃至請求項3の何れかに記載の鉄鋼製品。 - 前記静置鋳造部は、質量%にて、
Cr:24.0%〜50.0%を含有する、
請求項1乃至請求項4の何れかに記載の鉄鋼製品。 - 前記遠心力鋳造部は、鋼材と接触する表面に形成される、
請求項1乃至請求項5の何れかに記載の鉄鋼製品。 - 前記遠心力鋳造部の表面には、セラミック溶射層を有する、
請求項1乃至請求項6の何れかに記載の鉄鋼製品。 - 前記鉄鋼製品は、ハースロール、キルン炉、又はラジアントチューブである、
請求項1乃至請求項7の何れかに記載の鉄鋼製品。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018107570A JP7009312B2 (ja) | 2018-06-05 | 2018-06-05 | 耐酸化性にすぐれる鉄鋼製品 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018107570A JP7009312B2 (ja) | 2018-06-05 | 2018-06-05 | 耐酸化性にすぐれる鉄鋼製品 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2019210516A true JP2019210516A (ja) | 2019-12-12 |
JP7009312B2 JP7009312B2 (ja) | 2022-02-10 |
Family
ID=68844821
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2018107570A Active JP7009312B2 (ja) | 2018-06-05 | 2018-06-05 | 耐酸化性にすぐれる鉄鋼製品 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP7009312B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP3708688A4 (en) * | 2017-11-06 | 2021-07-21 | Kubota Corporation | STEEL PRODUCT USED IN CONTACT WITH STEEL MATERIAL |
Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004052036A (ja) * | 2002-07-19 | 2004-02-19 | Kubota Corp | 耐浸炭性にすぐれる加熱炉用部材 |
JP2013227655A (ja) * | 2012-03-30 | 2013-11-07 | Kubota Corp | アルミナバリア層を有する鋳造製品 |
JP2016132019A (ja) * | 2015-01-21 | 2016-07-25 | 株式会社クボタ | 耐熱管の溶接構造 |
JP2016223017A (ja) * | 2016-07-21 | 2016-12-28 | 株式会社クボタ | アルミナバリア層を有するエチレン製造用反応管 |
JP6339284B1 (ja) * | 2017-11-06 | 2018-06-06 | 株式会社クボタ | 鋼材と接触して使用される鉄鋼製品 |
-
2018
- 2018-06-05 JP JP2018107570A patent/JP7009312B2/ja active Active
Patent Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004052036A (ja) * | 2002-07-19 | 2004-02-19 | Kubota Corp | 耐浸炭性にすぐれる加熱炉用部材 |
JP2013227655A (ja) * | 2012-03-30 | 2013-11-07 | Kubota Corp | アルミナバリア層を有する鋳造製品 |
JP2016132019A (ja) * | 2015-01-21 | 2016-07-25 | 株式会社クボタ | 耐熱管の溶接構造 |
JP2016223017A (ja) * | 2016-07-21 | 2016-12-28 | 株式会社クボタ | アルミナバリア層を有するエチレン製造用反応管 |
JP6339284B1 (ja) * | 2017-11-06 | 2018-06-06 | 株式会社クボタ | 鋼材と接触して使用される鉄鋼製品 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP3708688A4 (en) * | 2017-11-06 | 2021-07-21 | Kubota Corporation | STEEL PRODUCT USED IN CONTACT WITH STEEL MATERIAL |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP7009312B2 (ja) | 2022-02-10 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US11072847B2 (en) | Cast product having alumina barrier layer | |
JP6566126B2 (ja) | 溶接構造部材 | |
JP6309576B2 (ja) | アルミナバリア層を有するエチレン製造用反応管 | |
JP6934462B2 (ja) | 耐熱合金及び反応管 | |
JP6068158B2 (ja) | アルミナバリア層を有する鋳造製品 | |
JP2014084493A (ja) | 溶接性に優れる被覆管用オーステナイト系Fe−Ni−Cr合金 | |
JP2009068079A (ja) | 耐水蒸気酸化性に優れた鋼管 | |
JP6339284B1 (ja) | 鋼材と接触して使用される鉄鋼製品 | |
JP2017205800A (ja) | 溶接用Ni基合金および沸騰水型原子炉用溶加材 | |
JP7009312B2 (ja) | 耐酸化性にすぐれる鉄鋼製品 | |
JP6566125B2 (ja) | 溶接構造部材 | |
JP2013204044A (ja) | 溶接性に優れた二相ステンレス鋼 | |
JP6477233B2 (ja) | オーステナイト系ステンレス鋼 | |
JP2009233721A (ja) | オーステナイト系高Ni鋼材同士の溶接接合部構造及び溶接接合方法 | |
JP2014001437A (ja) | オーステナイト系耐熱部材 | |
JP3895089B2 (ja) | 耐浸炭性及び耐メタルダスティング性にすぐれる耐熱合金 | |
JP5977054B2 (ja) | アルミナバリア層を有する鋳造製品の製造方法 | |
JPWO2018066573A1 (ja) | オーステナイト系耐熱合金およびそれを用いた溶接継手 | |
JPS61186446A (ja) | 耐熱合金 | |
JP6107170B2 (ja) | オーステナイト系耐熱鋼用溶接材料ならびにそれを用いて製造される溶接金属及び溶接継手 | |
JP2013199672A (ja) | アルミナバリア層を有する鋳造製品及びその製造方法 | |
JP2017078222A (ja) | 厚鋼板および溶接継手 | |
JP2005220429A (ja) | 耐食性と加工性に優れたフェライト系ステンレス鋼板 | |
JP4757561B2 (ja) | 耐応力腐食割れ性に優れた高マンガンステンレス鋼 | |
RU2437746C1 (ru) | Состав проволоки для механизированной сварки |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20201218 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20211020 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20211026 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20211217 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20220104 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20220112 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 7009312 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |