JP2019209977A - 冷凍麺調理袋および冷凍麺調理方法 - Google Patents
冷凍麺調理袋および冷凍麺調理方法 Download PDFInfo
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Abstract
【課題】 調理が容易な冷凍麺の調理袋。【解決手段】 袋本体の、開口辺に対向する封止辺に沿って多数の水抜き穴を設け、更に、前記袋本体の中央部に複数の水抜き兼蒸気抜き穴を設けた構成である。まず、前記調理袋の、開口辺から一旦茹でた後冷凍された所定量の麺を入れ、前記開口辺を溶着辺として封止し調理袋となす。当該調理袋を外袋に入れて販売ルートに乗せる。消費者側は、前記調理袋に冷凍麺が入った状態で解凍し、封切辺に沿って開封する。開封口を水道の蛇口に近づけて水を流して(あるいは氷水を流して)解凍された麺類を冷却する。これにより、調理袋に麺が入った状態で解凍と冷却ができる。【選択図】 図1
Description
本発明は食品調理袋に関し、特に、冷凍麺調理袋と当該袋を用いた冷凍麺調理方法に関する。
素麺等の乾麺は、一旦大なべに張った熱湯で湯がいて柔らかくしてから、ざるに移し、水道水や氷水で冷やして食することになる。にゅう麺として食する場合でも上記ざるに移して水を通すまでは同じ調理法になる。
一方、素麺はインスタントラーメンのように湯を注げば調理が完了するものではなく、簡便に調理するには、普通の包装袋に入れて市販するのではなく、何らかの工夫が必要である。調理した食品の水を抜く袋としては例えば特開2014−9015号に開示された袋があるが、この種の袋の水切機能は、もともと袋に詰まっている水を抜く機能であって、食品に注いだ水を抜く機能ではない。
ここで、大なべに張った水が熱湯になるまでの時間、乾麺をなべにいれてから茹で上がるまでの時間が長いことから、時間のない世帯では乾麺の調理が敬遠される傾向にあり、より簡便な調理法が求められることになる。
本発明は上記従来の事情に鑑みて提案されたものであって、素麺等の乾麺を冷凍麺とし当該冷凍麺の解凍と解凍後の調理が簡単にできる調理袋と調理方法を提供することを目的とする。
本発明の冷凍麺の調理袋は以下の構成となっている。
袋本体の、開口辺に対向する封止辺に沿って多数の水抜き穴を設け、更に、前記袋本体の中央部に複数の水抜き兼蒸気抜き穴を設けた構成である。
まず、前記調理袋の、開口辺から一旦茹でた後冷凍された所定量の麺を入れ、前記開口辺を溶着辺として封止し調理袋となす。当該調理袋を外袋に入れて販売ルートに乗せる。消費者側は、前記調理袋に冷凍麺が入った状態で解凍し、封切辺に沿って開封する。開封口を水道の蛇口に近づけて水を流して(あるいは氷水を流して)解凍された麺類を冷却する。
上記により、調理袋をそのまま利用して、販売ルートに乗せるとともに、消費者側では調理袋に麺が入った状態で解凍と冷却ができる。従って、例えば食堂等で手早く配膳サービスをしたいときに利用することができる。また、家庭でも手軽に冷やし素麺やにゅう麺を作ることができる。
図1は本発明に係る、内容物を封止する前後の状態の調理袋を示すものである。以下内容物が素麺の冷凍麺である場合を例に説明する。
図1(a)に示すように、袋本体の1辺に開口辺11が開口されており、当該開口辺11に対向して封止辺12が設けられる。当該封止辺12に沿って多数の水抜き穴13が空けられている。当該水抜き穴13の大きさは、内容物として入れる冷凍乾麺の太さによる(後述)。さらに、袋本体の中央部に水抜き兼蒸気抜き穴14が複数設けられる。
一方、素麺を大なべで湯がいて所定量(例えば一食分)ずつ分け冷凍する。このように冷凍された素麺が、図1(b)に示すように、前記袋本体の前記開口辺11から具材とともに入れられ、当該開口辺11を溶着して溶着辺15を形成し調理袋となす。加えて、前記溶着辺15の内側に封切線16を設けておく。
出荷時には、前記冷凍された素麺を調理袋ごと、更に外袋に詰めて出荷する。このとき外袋に詰める調理袋の個数は、1食単位でもよいし、複数食単位でもよく、消費者が選択しやすいようにしておく。
上記の状態で出荷されて消費者に渡った冷凍素麺を消費者側では以下のように調理する。
まず、外袋が外され、調理袋が必要な個数レンジに入れられ解凍される。解凍時にレンジ内で蒸気が発生することになるが、前記水抜き兼蒸気抜き穴14より抜けるようになっている。この解凍が終わったとき、調理袋内の素麺は多少の熱を持っていることになるので、図2に示すように、前記溶着辺15に沿った封切線16で封を切り、ここから水道の水を流し込む、あるいは別途用意した氷水を流し込む。流し込まれた水は、素麺をひやしながら、封止辺12の近辺に空けた多数の前記水抜き穴13、前記水抜き兼蒸気抜き穴14から抜け出すことになる。これによって、前記解凍された素麺をざる等の別の容器に移して冷やす必要がなく、調理手順が簡単となる。
素麺が冷えると、漬け汁とともに、あるいは漬け汁とは別に客に提供できる状態、あるいは家庭で食する状態ができたことになる。
以上、素麺について説明したか、乾麺であれば同様の手順での調理が可能である。尚、上記水抜き穴13の大きさは、前記のように封切辺から水を流し込んだとき、麺が抜け出ない大きさということになり、素麺では2mm程度である。また、溶着辺15の近辺に空けた多数の水抜き穴13と袋本体の中央部の水抜き兼蒸気抜き穴14の数は、上記したように流し込む水が直ぐに抜ける程度となる。
以上、多数の水抜き穴が、開口辺に沿って設けられた場合を例示したが、図3に示すように、前記多数の水抜き穴13が、封止辺11に沿って設けられ、溶着辺15の内側に開封線16が設けられる構成としてもよい。
以上説明したように、本願発明は、冷凍食品として流通過程に乗った乾麺を、レンジにいれ、解凍後水道の水を通すのみで食べることができる状態にすることができるので、麺業界での利用価値が高いものとなる。
10・・袋本体
12・・開口辺
11・・封止辺
13・・水抜き穴
14・・水抜き兼蒸気抜き穴
15・・溶着辺
16・・封切線
12・・開口辺
11・・封止辺
13・・水抜き穴
14・・水抜き兼蒸気抜き穴
15・・溶着辺
16・・封切線
Claims (2)
- 袋本体の、開口辺に対向する封止辺に沿って多数の水抜き穴を設け、更に、前記袋本体の中央部に複数の水抜き兼蒸気抜き穴を設け、前記開口辺は冷凍麺収容後に溶着辺となることを特徴とする冷凍麺調理袋。
- 請求項1に記載の冷凍麺調理袋に収納された冷凍麺をレンジにて解凍するステップと、
前記冷凍麺調理袋の開封辺にそって開封するステップと、
開封口から水を流して解凍された麺類を冷却するステップと、
よりなる冷凍麺料理方法。
Priority Applications (1)
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JP2018104548A JP2019209977A (ja) | 2018-05-31 | 2018-05-31 | 冷凍麺調理袋および冷凍麺調理方法 |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2018104548A JP2019209977A (ja) | 2018-05-31 | 2018-05-31 | 冷凍麺調理袋および冷凍麺調理方法 |
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Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2021003049U Continuation JP3235140U (ja) | 2021-08-05 | 2021-08-05 | 冷凍麺調理袋および冷凍麺調理方法 |
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Family Applications (1)
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
USD923998S1 (en) * | 2019-09-25 | 2021-07-06 | Ningbo Tianshuo Technology Co., Ltd. | Cooking bag |
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2018
- 2018-05-31 JP JP2018104548A patent/JP2019209977A/ja active Pending
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