JP2019207330A - 制御回路 - Google Patents
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Abstract
Description
図1は、本発明の第1の実施形態によるMZI1及び制御回路2の構成図である。MZI1は、第1の光カプラ11と、第1のアーム12aと、第2のアーム12bと、ヒータ13と、第2の光カプラ14とを有する。第1の光カプラ11は、CW光を入力する。第1の光カプラ11は、入力されたCW光を分岐し、分岐された一方の光を第1のアーム12aに、分岐された他方の光を第2のアーム12bに出力する。ヒータ13は、非線形応答を行う遅延量制御部の一例である。ヒータ13は、制御回路2から印加されるバイアス電圧により熱を発生して第1のアーム12aを熱膨張させ、第1のアーム12aを伝播する光の光位相の遅延を変化させることにより、MZI1の光出力の光の強度あるいは光位相を制御する。第2の光カプラ14は、第1のアーム12aから出力される変調後の光と、第2のアーム12bから出力される光とを合波し、MZI1から出力する。
=(Vbias)2/R−(VbiasDn)2/R
=ΔW …(1)
本実施形態と第1の実施形態との差分は、本実施形態ではMZIを単なる干渉計ではなく光変調器として活用し、CW光ではなく変調光が出力されるという点である。本実施形態の光変調器の遅延量制御部は、第1の実施形態と同様にヒータである。信号フォーマットは強度変調信号である。
図6は、本発明の第3の実施形態の光変調器6及び制御回路7の構成図を示す。同図において、図4に示す第2の実施形態と同一の部分には同一の符号を付し、その説明を省略する。
上述した第1〜第3の実施形態では、PI制御回路によってフィードバック信号を生成する、フィードバック系についての説明を行ってきた。本実施形態は、フィードフォワード系への適用である。以下では、第2の実施形態との差分を中心に説明するが、この差分を第1の実施形態及び第3の実施形態に適用してもよい。
今まで述べた各実施形態では、遅延量制御部はヒータであるものとした。しかしこれに限らず、遅延量制御部が半導体の非線形光学効果を用いるものであっても良い。この場合、PI制御回路21、41、71の制御対象はヒータ電力ではなくアームの遅延量であり、第1の演算回路22、72a及び第3の演算回路72bは、遅延量をバイアス電圧へと換算する制御を行う。
Claims (8)
- 系の現在の状態と基準の状態との差分を定量化した誤差信号を検出する誤差検出部と、
前記系に含まれる制御対象を制御信号に基づいて調整する調整部と、
前記誤差信号に基づいて前記制御信号を生成することにより、前記調整部を介して前記制御対象へのフィードバック制御又はフィードフォワード制御を行い、前記系が基準の状態に近くなるよう制御する制御部とを備え、
前記制御部は、前記制御信号の生成にあたり、前記制御信号と、前記制御対象の状態変化との非線形の応答関係を補償する非線形補償演算処理を行う制御回路。 - 前記系は、入力された光を二つに分岐する分岐部と、分岐された一方の前記光を伝送する第1のアームと、分岐された他方の前記光を伝送する第2のアームと、前記第1のアームを伝送した前記光及び前記第2のアームを伝送した前記光を合波する合波部とを有するマッハツェンダ干渉計であり、
前記制御対象は、前記第1のアーム又は前記第2のアームの少なくとも一方の前記光の遅延量を制御する遅延量制御部であり、
前記調整部は、前記遅延量制御部を前記制御信号に基づいて調整し、
前記制御部は、前記非線形補償演算処理において、前記遅延量制御部に生じる遅延量と前記制御信号との間の非線形の応答関係を補償する、
請求項1に記載の制御回路。 - 前記調整部は、前記遅延量制御部を調整することにより前記第1のアームの前記光及び前記第2のアームの前記光の遅延量をプッシュプルに制御し、
前記制御部は、前記第1のアーム及び前記第2のアームのうち一方の遅延量をXだけ増加させる場合は、他方の遅延量をXだけ減少させるように前記調整部を介して前記遅延量制御部を制御し、
前記非線形補償演算処理は、前記制御信号と前記Xとの間の非線形の応答関係を補償する、
請求項2に記載の制御回路。 - 前記遅延量制御部は、前記第1のアームを伝送する前記光の遅延量を熱膨張により変更する第1のヒータと、前記第2のアームを伝送する前記光の遅延量を熱膨張により変更する第2のヒータとからなり、
前記調整部は、前記制御信号に基づき前記第1のヒータ及び第2のヒータへ電圧又は電流を供給し、
前記制御部は、予め定められたオフセット電力を用いて、前記第1のヒータ及び前記第2のヒータのうちの一方のヒータ電力がオフセット電力にΔWを加算した値である場合に、他方のヒータ電力を、前記オフセット電力から前記ΔWを減算した値とするよう前記調整部を介して前記遅延量制御部を制御し、
前記非線形補償演算処理は、前記制御信号と前記ΔWとの間の非線形の応答関係を補償する、
請求項2に記載の制御回路。 - 前記制御部は、
予め定められた周波数fdで発振する発振器と、
前記非線形の応答関係によって生じる、ディザ信号の振幅と、前記調整部が前記制御対象にディザリングを加えたときの前記系の状態の変動との非線形な対応関係を補償するディザリング効率補償部と、を備え、
前記調整部は、前記ディザリング効率補償部により前記非線形な対応関係が補償された前記周波数fdのディザ信号を前記制御対象に加え、
前記誤差検出部は、前記調整部が前記制御対象にディザリングを加えた前記系の状態を同期検波し、前記系の現在の状態と基準の状態との差分を定量化した前記誤差信号を検出する、
請求項1に記載の制御回路。 - 前記系は、入力された光を二つに分岐する分岐部と、分岐された一方の前記光を伝送する第1のアームと、分岐された他方の前記光を伝送する第2のアームと、前記第1のアームを伝送した前記光及び前記第2のアームを伝送した前記光を合波する合波部とを有するマッハツェンダ干渉計であり、
前記制御対象は、前記第1のアーム又は前記第2のアームのうち少なくとも一方の前記光の遅延量を制御する遅延量制御部であり、
前記調整部は、前記第1のアーム及び前記第2のアームのうち少なくとも一方のアームを伝送する光の遅延量を制御すると共に、前記第1のアーム及び前記第2のアームのうち少なくとも一方のアームを伝送する前記光の遅延量に前記周波数fdのディザリングを加えるよう前記遅延量制御部を制御し、
前記ディザリング効率補償部は、前記ディザ信号の振幅と前記調整部がディザリングを加えることにより生じる前記遅延量の変動との前記非線形な対応関係を補償することにより、ディザリングにより生じる前記遅延量の増減の振幅を一定に保つ、
請求項5に記載の制御回路。 - 前記調整部は、前記第1のアーム及び前記第2のアームの遅延量Yを相反的に振幅ΔYの範囲でディザリングし、前記第1のアーム及び前記第2のアームのうち一方のアームの遅延量がY+ΔYからY−ΔYへと変化するときは他方のアームの遅延量がY−ΔYからY+ΔYへと変化するようディザリングを行い、かつ、
前記ディザリング効率補償部は、Yの値によらず常にΔYが一定となるよう前記非線形な対応関係を補償する、
請求項6に記載の制御回路。 - 前記遅延量制御部は、前記第1のアーム及び前記第2のアームの少なくとも片方を熱膨張させるヒータを有し、
前記調整部は、前記ヒータへ印加する電圧又は電流にディザリングを加え、
前記ディザリング効率補償部は、ディザリングによる前記ヒータの発熱量の増減の振幅が一定となるように前記ヒータに印加される電圧又は電流と前記ヒータの発熱量との非線形性な対応関係を補償する、
請求項6に記載の制御回路。
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