JP2019205768A - 照明器具及び照明システム - Google Patents

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Abstract

【課題】利用者が一時起床後に再入眠しやすくなる照明器具を提供することである。【解決手段】照明器具は、主照明、常夜灯、及び主照明より暗く常夜灯より明るい夜間灯で点灯可能な光源ユニットと、光源ユニットを制御する制御装置とを含む。制御装置は、常夜灯での点灯または光源ユニットの消灯での待機状態において、夜間灯での点灯を指示する信号が入力されたときに、光源ユニットにおいて、主照明の調光下限の直下照度より低い第1照度の直下照度の夜間灯で点灯させた後、所定時間経過時に、夜間灯での点灯直前の直下照度に戻すように制御する。【選択図】図2

Description

本開示は、照明器具及び照明システムに関する。
寝室等に設置される照明器具は、一般的に常夜灯で点灯する機能を有する。また、主照明より暗く常夜灯より明るい夜間灯で点灯する照明器具も知られている。夜間灯は、眩しさを抑えつつ、常夜灯よりも部屋全体を明るく照らすことができる。このため、夜間にトイレに行くときなどの一時起床時に夜間灯で点灯させることで、足元が見やすくなり歩行の安全性が確保される。また、夜間灯は利用者を覚醒させず、その後の睡眠に悪影響を与え難い。
特許文献1には、おやすみ調光モード(減光制御モード)が選択されたときに、昼光色LEDモジュールの点灯から電球色LEDモジュールの点灯に切り換え、その後、電球色LEDモジュールの放射光束を第1の期間で連続的に減少させ、第2の期間で所定の値に維持し、第3の期間で連続的に減少させる照明器具が開示されている。
特開2013−20844号公報
ところで、利用者が夜間にトイレに行くなどで一時起床し、照明器具を常夜灯より明るい夜間灯で点灯させ、その後、再び寝床につくときに、室内が常夜灯で点灯する場合より明るい状態であると、利用者が短時間で再入眠することが難しい場合がある。特許文献1には、利用者の一時起床後に再入眠しやすくするための手段は開示されていない。
本開示の一態様である照明器具は、主照明、常夜灯、及び主照明より暗く常夜灯より明るい夜間灯で点灯可能な光源ユニットと、光源ユニットを制御する制御装置と、を備え、制御装置は、常夜灯での点灯または光源ユニットの消灯での待機状態において、夜間灯での点灯を指示する信号が入力されたときに、光源ユニットにおいて、主照明の調光下限の直下照度より低い第1照度の直下照度の夜間灯で点灯させた後、所定時間経過時に、夜間灯での点灯直前の直下照度に戻すように制御する。
本開示の一態様である照明システムは、本開示の照明器具と、操作部を有し、操作部の操作に応じて夜間灯での点灯を指示する信号を照明器具に送信するリモコンと、を備える。
本開示の一態様である照明システムは、本開示の照明器具と、制御装置に接続され、立っている人が検知された場合に制御装置に夜間灯での点灯を指示する信号を出力する人感センサと、を備える。
本開示の一態様である照明器具及び照明システムによれば、利用者の一時起床時に、主照明の調光下限の照度より低い第1照度の夜間灯で光源ユニットを点灯させることで、利用者の覚醒が抑制される。また、所定時間経過時に、光源ユニットの照度が、常夜灯での点灯または光源ユニットの消灯のときと同じ照度に自動的に戻るので、利用者が一時起床後に再入眠しやすくなる。
実施形態の一例の照明システムを示す図である。 実施形態の一例の照明器具の構成を示すブロック図である。 実施形態の一例の照明システムの夜間モード設定時における制御処理を示すフローチャートである。 実施形態の一例の照明器具において、夜間モードが設定されたときの直下照度の時間変化の一例を示す図である。 実施形態の一例の照明器具において、夜間モードが設定されたときの直下照度の時間変化の別例を示す図である。 実施形態の別例の照明器具において、夜間モードが設定されたときの直下照度の時間変化の一例を示す図である。 実施形態の別例の照明システムを示す図である。
以下、図面を参照しながら、本開示に係る照明器具及び照明システムの実施形態について詳細に説明する。但し、本開示は以下で説明する実施形態に限定されない。また、以下で説明する複数の実施形態の各構成要素を選択的に組み合わせることは当初から想定されている。
本開示の装置及びシステムの主体は、コンピュータを備えている。このコンピュータがプログラムを実行することによって、本開示の装置及びシステムの主体の機能が実現される。コンピュータは、プログラムに従って動作するプロセッサを主なハードウェア構成として備える。プロセッサは、プログラムを実行することによって上記機能を実現することができれば、その種類は問わない。プロセッサは、集積回路(IC)または大規模集積回路(LSI)を含む1つまたは複数の電子回路で構成される。複数の電子回路は、1つのチップに集積されていてもよく、複数のチップに設けられていてもよい。複数のチップは、1つの装置に集約されていてもよく、複数の装置に備えられていてもよい。また、プログラムは、コンピュータが読み取り可能なROM、光ディスク、ハードディスクドライブ等の非一時的記憶媒体に記憶される。プログラムは、記憶媒体に予め格納されていてもよく、インターネット等を含む広域通信網を介して記憶媒体に供給されてもよい。
図1は、実施形態の一例の照明システム10及び当該システムの使用イメージを示す図である。図2は照明システム10のブロック図である。図1に示す例では、照明システム10を構成する照明器具50が寝室1の天井に設置されているが、照明器具50は寝室1の壁などに設置されてもよく、寝室1以外に設置されてもよい。
図2に示すように、照明システム10は、操作部21を有するリモコン20と、リモコン20によって操作される照明器具50とを備える。リモコンは、照明器具50の操作のための遠隔操作装置である。照明器具50は、主照明、常夜灯、及び夜間灯で点灯可能な光源ユニット51と、操作部21の操作に基づく操作信号を受信する受信部52と、操作信号に基づく制御信号を光源ユニット51に出力し、光源ユニット51を制御する器具側制御装置53(以下、「制御装置53」と記載する)とを含む。夜間灯は、主照明より暗く常夜灯より明るい。夜間灯は、眩しさを抑えつつ、部屋全体を常夜灯よりも明るく照らすことができる照明光であって、例えば夜中にトイレに行くなどの一時的に起床するときに使用され、足元を見やすくして歩行の安全性を確保する。
主照明は、一般的に就寝時以外に使用される照明光である。主照明の直下照度は、操作部21に配置される段調光ボタン等の操作により所定範囲内で変更可能である。常夜灯は、就寝時に使用される照明光であって、主照明のような明るさを感じ難く、睡眠の妨げにならない程度のスポット的な光である。夜間灯は、上述の通り、主照明より暗く常夜灯より明るい照明光であって、就寝時間の途中でトイレに行く場合などに使用される。夜間灯は、利用者を覚醒させず、その後の睡眠に悪影響を与え難い。例えば、主照明の直下照度の照度範囲は2.0Lx以上、700Lx以下であり、かつ、常夜灯の直下照度は、0.5Lx未満であり、夜間灯の直下照度は、0.5Lx以上で、かつ2.0Lx未満である。夜間灯は、調光可能に設定される。また、夜間灯は、一般的に常夜灯よりも配光角が大きい。主照明の色温度は、例えば5000K(昼白色)〜6500K(昼光色)であり、常夜灯の色温度は主照明の色温度より低く、例えば2500K〜3000Kである。また、夜間灯の色温度は、常夜灯の色温度以上であり、かつ、主照明の色温度未満である。これにより、夜間灯は、主照明の色温度より低い色温度で照射される。例えば、夜間灯の色温度は、2700K〜3000Kの電球色である。夜間灯の色温度は、常夜灯の色温度と同じとしてもよい。
図1に示す例では、寝室1にリモコン20及び照明器具50が1つずつ設けられているが、これらはそれぞれ複数個が存在してもよい。照明器具50は寝室1に複数設置されてもよく、複数の照明器具50が1つのリモコン20で操作可能に構成されていてもよい。或いは、1つの照明器具50を操作するリモコン20が複数存在してもよい。
図2に示すように、リモコン20は、操作部21と、操作部21の操作に基づく操作信号が送信されるリモコン側制御装置22(以下、「制御装置22」と記載する)とを含む。操作部21は、複数の操作ボタンを含んで構成される。リモコン20は、操作部21の操作に応じて主照明、常夜灯、及び夜間灯での点灯を指示する信号を照明器具50に送信する。詳しくは後述するが、照明器具50の制御装置53から出力される制御信号には、リモコン20の後述の夜間モード以外での操作信号に対応する通常の第1制御信号と、夜間灯で点灯させるための第2制御信号とが含まれる。なお、図2では、後述の別例の照明システムが備える人感センサ58も合わせて示している。
制御装置53は、後述するように演算制御部54と、記憶部56とを有する。演算制御部54は、照明モードを夜間モードに設定する設定部55を有する。
照明器具50は、照明モードとして、昼間モード及び夜間モードを有する。昼間モードは、操作部21に対応する第1制御信号が出力される照明モードである。つまり、昼間モードでは、利用者が操作部21の所定の操作ボタンを押下したときに、照明器具50は当該ボタンに対応する点灯状態となる。例えば、操作部21の段調光ボタンの操作により照明器具50は段階的に調光される。
一方、演算制御部54は、夜間モードが設定されたときにおいて、リモコン20から操作部の操作に基づく操作信号を受信したときに、第1制御信号を出力せず、第2制御信号を光源ユニット51に出力する。光源ユニット51に第2制御信号が出力された場合には、光源ユニット51が夜間灯で点灯するように制御される。このとき、後述のリモコン20の操作部が有するいずれかのボタンが押下されたときに、リモコン20から光源ユニット51を夜間灯で点灯させるための操作信号が出力される。これにより、照明器具50の利用者が、夜中に目が覚めてトイレなどに行くときに、周囲が暗い等のために操作部21の操作を間違えて、照明器具50が意図しない明るい点灯状態に切り替わることを抑制できる。このため、誤って主照明で点灯されることで利用者の覚醒が促され、その後の睡眠に悪影響が出るといった事態を抑制できる。また、夜間灯での点灯開始のための操作が簡単であるので、さらに覚醒が抑えられる。なお、照明器具50は、昼間モード及び夜間モード以外の照明モードを有していてもよい。
また、夜間モードが設定されたときにおいて、後述のリモコン20の操作部21が有する複数のボタンのうち、所定のボタンを除くいずれかのボタン(任意のボタン)が押下されたときに、リモコン20から光源ユニットを夜間灯で点灯させるための操作信号が出力される構成としてもよい。所定のボタンは、複数個としてもよい。
リモコン20は、制御装置22で生成された操作信号を照明器具50に送信する送信部(図示せず)を備える。送信部は、リモコン20の操作信号を赤外線信号に変換する。赤外線信号は、赤外線LEDを有する発光部(図示せず)から出力される。発光部から出力された操作信号を含む赤外線信号は、照明器具50の受信部52で受信される。受信部52は、例えばフォトトランジスタ等の受光素子を有する。受信部52は、制御装置53に操作信号を送信し、制御装置53は、操作信号に対応する制御信号に変換して光源ユニット51に出力する。これにより、光源ユニット51はリモコン20の操作に従った点灯状態となる。
照明器具50は、例えばシーリングライトである。光源ユニット51は、明るさの異なる主照明、常夜灯、及び夜間灯で照射可能な光源を有する。好適な光源の一例は、半導体発光素子であって、中でもLED(Light Emitting Diode)が好ましい。光源ユニット51は、照度範囲及び色温度がそれぞれ異なる主照明用光源、常夜灯用光源、及び夜間灯用光源を有していてもよい。常夜灯用光源及び夜間灯用光源の色温度は同じとしてもよい。また、LED、蛍光灯、白熱灯など、複数種の光源を有していてもよい。光源がLEDである場合、例えば光源ユニット51には定電流回路が搭載される。定電流回路は、制御装置53の制御信号に基づいて作動し、光源に供給される電流を制御する。
リモコン20の操作部21は、主照明で点灯させる全灯ボタン、点灯中の光源を消灯させる消灯ボタン、及び常夜灯を点灯させる常夜灯ボタンを有する。さらに、操作部21には、照明モードを夜間モードに設定するための夜間モード設定ボタンが含まれる。なお、操作部21には、他のボタンが含まれていてもよい。
また、リモコン20は、現在時刻、タイマー等の設定時刻などを表示する表示部を有してもよい。表示部は、例えば液晶モニタである。このとき、操作部21は、夜間モードタイマーボタンを有していてもよい。夜間モードタイマーボタンは、所定時間経過後に夜間モードが設定されるように、所定時間をセットするためのボタンである。
以下、照明器具50の制御装置53及び夜間モードについて、さらに詳説する。夜間モードは、上述の通り、複数の操作ボタンから選択される任意の、すなわちいずれかのボタンが操作されたときに、当該ボタンの操作に対応する第1制御信号を出力せず、第2制御信号を出力する照明モードである。つまり、夜間モードでは任意のボタンのいずれを操作しても夜間灯が点灯する。本実施形態では、制御装置53の機能により夜間モードが実行される。
制御装置53は、例えばマイクロコンピュータで構成され、演算制御部54、記憶部56、及び入出力ポートなどを有する。演算制御部54は、CPUにより構成される。記憶部は、RAM、ROM等で構成される。演算制御部54は、記憶部56に予め記憶された制御プログラムを読み出して実行する機能を有する。一般的に、制御装置53の各手段の機能は制御プログラムを実行することで実現される。記憶部56は、演算制御部54の処理に使用される情報等を一時的に記憶する機能と、制御プログラム、各種設定情報等を記憶する機能とを有する。
演算制御部54が有する設定部55は、リモコン20から夜間モードの設定信号を受信したときに、照明モードを夜間モードに設定する。例えば、リモコン20において、操作部21の夜間モード設定ボタンの操作による設定信号が受信されたときに、照明モードを夜間モードに設定する。利用者は、照明モードが昼間モードであるときに、夜間モード設定ボタンを押下することで、照明モードを夜間モードに変更できる。
設定部55は、リモコン20の夜間モード設定ボタンが操作された後、消灯ボタンまたは常夜灯ボタンが操作されたときに、照明モードを夜間モードに設定してもよい。すなわち、設定部55は、夜間モード設定ボタンの操作に基づく操作信号が取得された後、消灯ボタンまたは常夜灯ボタンの操作に基づく操作信号が取得されることを条件として夜間モードの設定を実行してもよい。
さらに、制御装置53は、夜間モードが設定され、かつ、常夜灯での点灯または光源ユニット51の消灯での、夜間灯点灯の指示を待つ待機状態において、夜間灯での点灯を指示する信号が入力されたときに、所定の夜間灯点灯動作を実行する。制御装置53は、後述の図4に示すように、夜間灯点灯動作の第1所定時間経過時に、光源ユニット51の直下照度を夜間灯での点灯直前の直下照度に戻すように制御する。これとともに、制御装置53は、第1所定時間経過時に、夜間灯を消灯して夜間灯での点灯前の状態に戻すように制御する。例えば、後述の図4に示すように、夜間灯での点灯前に常夜灯で点灯している場合には、第1所定時間経過時に常夜灯を点灯させる。一方、後述の図5に示すように、夜間灯での点灯前に光源ユニット51を消灯している場合には、第1所定時間経過時に光源ユニット51を消灯させる(常夜灯も消灯させる)。
夜間灯点灯動作は、動作開始時に、光源ユニット51において、主照明の調光下限の直下照度(例えば2.0Lx)より低い第1照度(例えば1.0Lx〜1.5Lx)の夜間灯で点灯させる。夜間灯点灯動作は、その後、光源ユニット51の直下照度を徐々に低下させ、第1所定時間経過時に、夜間灯での点灯直前の直下照度(例えば常夜灯の直下照度)に戻す。このような構成により、照明システム10の利用者が夜中に目が覚めてトイレなどに行く一時起床時に、主照明の調光下限の照度より低い第1照度の夜間灯で点灯させることで、利用者の覚醒が抑制される。また、夜間灯点灯動作の第1所定時間経過時に、光源ユニット51の照度が、常夜灯での点灯または光源ユニット51の消灯のときと同じ照度に自動的に戻るので、利用者が一時起床後に再入眠しやすくなる。
なお、夜間モード設定ボタンは、夜間モードを解除するためのボタンとして兼用されてもよい。例えば、制御装置53は、夜間モードにおいて夜間モード設定ボタンが押下されたときに、照明モードを昼間モードに切り替えてもよい。
一方、リモコン20に、専用の夜間モード設定ボタンが設けられていない場合、設定部55は、操作部21の少なくとも1つの操作ボタンを用いた夜間モード設定用の特定の操作が行われることを条件として、照明モードを夜間モードに設定してもよい。夜間モード設定用の特定の操作は特に限定されず、消灯ボタンを3秒間に3回など、特定のボタンを所定時間内に所定回数押下する、または消灯ボタンと常夜灯ボタンなど、特定の2つのボタンを同時に押下するといった操作により夜間モードが設定されてもよい。設定部55は、夜間モード設定用の特定の操作がされた後、消灯ボタンまたは常夜灯ボタンが操作されたときに、照明モードを夜間モードに設定してもよい。
設定部55は、リモコン20または照明器具50に内蔵された時計が予め定められた特定の時間になったときに、照明モードを夜間モードに設定してもよい。この場合、専用の設定ボタンまたは専用の操作が不要であって、時計と連動して夜間モードが自動で設定される。特定の時間は、例えば午前1時など、夜間灯が使用される可能性が高い時間帯(例:午前1時〜4時)に合わせて予め設定される。
また、設定部55は、リモコン20の操作部21の所定のボタンの押下または特定の操作によって、お休み調光モードを設定してもよい。お休み調光モードが設定された場合、主照明での点灯時において、光源ユニット51の直下照度が徐々に低下され、調光範囲の調光下限に達したときに、光源ユニット51で主照明での点灯から常夜灯での点灯、または光源ユニット51の消灯に切り換えられる。主照明から常夜灯に切り換えるか、または主照明から消灯に切り換えるかは、リモコン20の操作部21の所定のボタンの押下または特定の操作によって設定することができる。
図3は、上記構成を備えた照明システム10の制御処理の一例を示すフローチャートであって、照明器具50の照明モードが夜間モードに設定された場合の制御処理を示している。
図3に示す例では、ステップS10において、設定部55により照明器具50の照明モードが夜間モードに設定されたときに、ステップS11に移行する。このとき、照明モードの変更を利用者に報知するための所定の報知処理が実行されてもよい。例えば照明器具50の制御装置53が有する報知部(図示せず)が、報知処理として、照明器具50を所定の点灯状態にするか、または所定の設定音を出力する。所定の点灯状態は、常夜灯での点滅など、夜間モードに切り替わったことを利用者が認識できるものであればよい。報知処理は、リモコン20の制御装置22の機能により実行されてもよく、例えば夜間モードの設定情報がリモコン20の表示部に表示されてもよい。
ステップS11では、リモコン20の操作部21における予め設定された所定のボタンを除くいずれかのボタン(任意のボタン)が押下されたことを条件として、制御装置22は、第2制御信号を生成し、照明器具50に送信する。制御装置53は、夜間モードにおいて、任意のボタンに対応する操作信号を取得したときに、第1制御信号を生成せず、夜間灯で点灯させる第2制御信号を生成し、光源ユニット51に出力する。これにより、夜間灯照射動作の実行が開始され、光源ユニット51が第1照度の夜間灯で点灯する(ステップS12)。
次に、制御装置53は、ステップS13で、光源ユニット51で照射させる夜間灯の直下照度を所定幅だけ低下させる。次いで、制御装置53は、ステップS14で、夜間灯での点灯開始から第1所定時間が経過したか否かを判定する。ステップS14の判定結果が否定、すなわち、夜間灯での点灯開始から第1所定時間が経過していない場合には、ステップS13に戻り、ステップS13、S14の処理を繰り返す。一方、ステップS14の判定結果が肯定、すなわち、夜間灯での点灯開始から第1所定時間が経過した場合には、ステップS15に移行する。ステップS15では、制御装置53が、光源ユニット51において、夜間灯での点灯直前の照度に戻して、夜間灯を消灯し、夜間灯での点灯直前の状態に戻す。例えば、夜間灯での点灯直前に常夜灯で点灯している場合には、常夜灯を点灯させる。
次に、ステップS16で夜間モードの設定開始から第2所定時間が経過したか、または、リモコン20で所定の解除操作がされた場合には、夜間モードを解除し(ステップS17)、照明モードが夜間モードに設定された場合の制御処理が終了する。第2所定時間は、上記の第1所定時間より長い。一方、ステップS16において、夜間モードの設定開始から第2所定時間が経過せず、かつ、リモコン20で所定の解除操作がされていない場合には、夜間モードが解除されず、ステップS11に戻って、処理を繰り返す。
図4は、お休み調光モードと夜間モードが設定されたときにおける、光源ユニット51の直下照度の時間変化の一例を示す図である。お休み調光モードの設定が開始されてから時刻t1以前では、照明器具50の主照明が減光される。このとき、主照明の直下照度が徐々に直線的に低下する。この減光によって、光源ユニット51の直下照度が700Lxから調光下限の2.0Lxに低下する。
時刻t1では、主照明の調光下限(2.0Lx)に達することで、主照明が消灯され、その代わりに光源ユニット51が常夜灯で点灯される。このとき、常夜灯での照度は、一定の0.25Lxである。このように光源ユニット51の照度がかなり低くなるので、利用者が入眠しやすくなる。
その後、時刻t2において、利用者が一時起床したときに、リモコン20の操作部21を操作することによって、光源ユニット51において夜間灯での点灯が開始される。このとき、光源ユニット51は、主照明の調光下限の直下照度より低いが、常夜灯での直下照度より高い、第1照度K1の直下照度の夜間灯で点灯が開始される。その後、光源ユニット51の直下照度は、徐々に直線的に低下する。このとき、光源ユニットの直下照度を、徐々に曲線的に低下させてもよい。
そして、時刻t2から第1所定時間の経過時である時刻t3において、光源ユニット51の直下照度が夜間灯での点灯直前の直下照度である常夜灯の直下照度(0.25Lx)に戻る。このとき、夜間灯が消灯し、その代わりに光源ユニット51が常夜灯で点灯される。これにより、利用者が一時起床後に再入眠しやすくなる。
図5は、お休み調光モードと夜間モードが設定されたときにおける、光源ユニット51の直下照度の時間変化の別例を示す図である。図5に示す別例の場合には、図4に示した場合と異なり、時刻t1で主照明の調光下限(2.0Lx)に達することで、主照明が消灯されたときに、光源ユニット51が消灯されるように設定されている。このため、時刻t1から時刻t2では消灯され、時刻t2で光源ユニット51において夜間灯での点灯が開始されている。図5において、その他の動作は、図4と同様である。
図6は、実施形態の別例の照明器具において、夜間モードが設定されたときの直下照度の時間変化の一例を示す図である。本例の照明器具では、制御装置53(図2参照)は、夜間モードの設定時において、夜間灯での点灯を指示する信号が入力されたときに、光源ユニット51(図2)において、第1照度の直下照度での夜間灯で第1所定時間点灯させるように制御する。また、制御装置53は、第1所定時間経過時に、光源ユニット51において、夜間灯での点灯直前の直下照度に戻すように制御する。これにより、制御装置53が実行する夜間灯点灯動作は、動作開始時に、光源ユニット51において、主照明の調光下限の直下照度より低い第1照度K1の夜間灯で点灯させた後、光源ユニットの直下照度を第1所定時間、一定に維持する。そして、制御装置53は、夜間灯での点灯開始から第1所定時間の経過時に、夜間灯を消灯し、常夜灯で点灯させることで、夜間灯での点灯直前の直下照度(例えば常夜灯の直下照度)に戻す。これにより、図6に示す時刻t2から時刻t3において、光源ユニット51の直下照度が第1所定時間、一定に維持される。本例においてその他の構成及び作用は、図1〜図4の構成と同様である。本例において、図5に示した時間変化の別例のように、時刻t1で主照明の調光下限(2.0Lx)に達することで、主照明が消灯されたときに、光源ユニット51が消灯されるように設定されてもよい。
図7は、実施形態の他の一例である照明システム10x及び当該システムの使用イメージを示す図である。図7に示す照明システム10xは、リモコン20xと、リモコン20xによって操作される照明器具50xとを備える点で、図1〜図4の照明システム10と共通する。一方、照明システム10xは、夜間モードにおいて、複数の操作ボタンから選択される任意のボタンの操作信号、照明器具50xの第2制御信号、または当該各信号に基づいて生成される信号を受信して作動する他の機器をさらに備える点で、照明システム10と異なる。リモコン20x及び照明器具50xは、当該他の機器の制御に関する部分を除き、リモコン20及び照明器具50と同様の構成を備える。
上記他の機器は、照明器具50x以外の照明器具であってもよく、照明器具以外の機器であってもよい。図7では、他の機器として、廊下2に設置された照明器具100、トイレ3に設置された照明器具101、及び便座ヒーター102を例示している。但し、他の機器は、これらに限定されず、台所に設置される照明器具などであってもよい。なお、照明システム10xの夜間モードにおいて、便座ヒーター102がリモコン20の操作信号を受信して作動する場合、便座ヒーター102には照明器具50xの制御装置と同様の機能を有する装置が設けられる。
照明器具100,101及び便座ヒーター102は、例えば照明器具50xの第2制御信号を受信する受信部を有する。照明器具100,101は、夜間灯で点灯可能な光源ユニットを有し、第2制御信号を受信したときに夜間灯で点灯させる。つまり、照明システム10xでは、リモコン20xの操作により、寝室1、廊下2、及びトイレ3の照明器具が夜間灯で点灯する。照明器具100,101の夜間灯は、照明器具50xの夜間灯と同様の照度レベルであることが好ましい。便座ヒーター102は、第2制御信号を受信したときにONされる。
照明システム10xにおいて、照明器具50xの第2制御信号は、例えば電波信号として照明器具100,101及び便座ヒーター102に送信される。この場合、照明器具50xには第2制御信号を含む電波信号を送信可能な送信部が設けられる。ここで、電波とは、電磁波のスペクトルにおいて、遠赤外線より周波数が低い領域の電磁波を意味する。なお、照明器具100,101及び便座ヒーター102は、第2制御信号等の中継器として機能してもよい。
以上のように、上記構成を備えた照明器具50,50xによれば、夜中に目が覚めてトイレ、台所などに行くときに、ボタン操作を間違えて意図しない点灯状態に切り替わることを抑制できる。このため、主照明が誤って点灯することで覚醒が促され、その後の睡眠に悪影響が出るといった事態を抑制できる。また、夜間灯の点灯操作が簡単であるため、さらに覚醒が抑えられる。
上記の各実施形態では、リモコン20が、操作部21の操作に応じて夜間灯での点灯を指示する信号を照明器具50に送信する場合を説明した。一方、実施形態の別例の照明システムが、図2にカッコ内で示すように、制御装置53に接続された人感センサ58を備える構成としてもよい。人感センサ58は、立っている人が検知された場合に制御装置に夜間灯での点灯を指示する信号を出力する。人感センサ58は、例えば照明器具50に取り付けられるが、照明器具とは別に天井などに取り付けられてもよい。人感センサ58は、例えば利用者が就寝後に一時起床して寝床から立ち上がったことを検知する。制御装置53は、夜間モードの設定時において、人感センサ58から夜間灯での点灯を指示する信号が入力されたときに、光源ユニット51において、主照明の調光下限の直下照度より低い第1照度の直下照度の夜間灯で点灯させる。上記の別例の照明システムにおいて、その他の構成及び作用は、図1〜図4の構成と同様である。
なお、上述の実施形態は本開示の目的を損なわない範囲で適宜設計変更できる。例えば、スマートフォン、タブレット端末など、照明器具用リモコン以外の機器を用いて夜間モードの設定が可能であってもよい。
1 寝室、2 廊下、3 トイレ、10,10x 照明システム、20,20x リモコン、21 操作部、22 リモコン側制御装置(制御装置)、23 送信部、50,50x 照明器具、51 光源ユニット、52 受信部、53 器具側制御装置(制御装置)、54 演算制御部、55 設定部、56 記憶部、58 人感センサ。

Claims (8)

  1. 主照明、常夜灯、及び前記主照明より暗く前記常夜灯より明るい夜間灯で点灯可能な光源ユニットと、
    前記光源ユニットを制御する制御装置と、
    を備え、
    前記制御装置は、前記常夜灯での点灯または前記光源ユニットの消灯での待機状態において、前記夜間灯での点灯を指示する信号が入力されたときに、前記光源ユニットにおいて、前記主照明の調光下限の直下照度より低い第1照度の直下照度の前記夜間灯で点灯させた後、所定時間経過時に、前記夜間灯での点灯直前の直下照度に戻すように制御する、照明器具。
  2. 請求項1に記載の照明器具において、
    前記制御装置は、前記夜間灯での点灯を指示する信号が入力されたときに、前記光源ユニットにおいて、前記第1照度の直下照度での前記夜間灯で点灯させた後、直下照度を徐々に低下させ、前記所定時間経過時に、前記夜間灯での点灯直前の直下照度に戻すように制御する、照明器具。
  3. 請求項1に記載の照明器具において、
    前記制御装置は、前記夜間灯での点灯を指示する信号が入力されたときに、前記光源ユニットにおいて、前記第1照度の直下照度での前記夜間灯で所定時間点灯させた後、前記所定時間経過時に、前記夜間灯での点灯直前の直下照度に戻すように制御する、照明器具。
  4. 請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載の照明器具において、
    前記主照明の直下照度の照度範囲が2.0Lx以上であり、前記常夜灯の直下照度が0.5未満であり、前記第1照度が、0.5Lx以上で、かつ、2.0Lx未満である、照明器具。
  5. 請求項1〜請求項4のいずれか1項に記載の照明器具において、
    前記夜間灯は、前記主照明の色温度より低い色温度で照射される、照明器具。
  6. 請求項1〜請求項5のいずれか1項に記載の照明器具と、
    操作部を有し、前記操作部の操作に応じて前記夜間灯での点灯を指示する信号を前記照明器具に送信するリモコンと、
    を備える、照明システム。
  7. 請求項1〜請求項5のいずれか1項に記載の照明器具と、
    前記制御装置に接続され、立っている人が検知された場合に前記制御装置に前記夜間灯での点灯を指示する信号を出力する人感センサと、
    を備える、照明システム。
  8. 請求項6または請求項7に記載の照明システムにおいて、
    前記制御装置に前記夜間灯での点灯を指示する信号が入力されたときに、作動する他の機器をさらに備える、照明システム。
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