JP2019205412A - 根菜類収穫機 - Google Patents
根菜類収穫機 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2019205412A JP2019205412A JP2018103660A JP2018103660A JP2019205412A JP 2019205412 A JP2019205412 A JP 2019205412A JP 2018103660 A JP2018103660 A JP 2018103660A JP 2018103660 A JP2018103660 A JP 2018103660A JP 2019205412 A JP2019205412 A JP 2019205412A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- conveyors
- root
- conveyor
- feed
- pickup
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Harvesting Machines For Root Crops (AREA)
Abstract
【課題】作物の拾い上げ作業時に作業者の機体前方の視認性が高く、掘り起こし作業位置に対応した走行が可能であり、根菜の取り残しが生じにくい根菜類収穫機を提供する。【解決手段】前部にメイン作業者が座る操縦席1を設けた走行車体の左右に拾い上げコンベア3L,3Rを設け、両方の拾い上げコンベア3L,3Rの後部に根菜を選別する選別コンベアと根菜を収納する収納部5R,5Lを設け、走行車体を支持する中央走行装置を設け、左右の拾い上げコンベア3L,3Rを支持するサイド走行装置をそれぞれ設け、左右の拾い上げコンベア3L,3Rの終端部に左右横送りする横送りコンベア7を送り方向を反転可能に設けると共に、根菜の送り方向を横送りコンベア7側に向けて変更する送り切換ガイド8L,8Rを拾い上げコンベア3L,3Rの終端部に設けて構成する。【選択図】図4
Description
本発明は、玉葱やジャガイモ等の根菜類を圃場面から拾い上げて収穫する根菜類収穫機に関する。
根菜類収穫機は、圃場面に掘り上げて放置した根菜類を拾い上げて商品とならない根菜を取り除いてコンテナ等に収穫する農作業機で、特許文献1、2に記載されている。
特許文献1に記載の作物拾い上げ収穫機は、左右幅広の拾い上げ搬送コンベアを後上がり傾斜状態で設け、その左後部に作業者が歩行しながら操縦する操縦装置を設けた構成である。
また、特許文献2に記載の農作業機は、拾い上げ搬送コンベアの後部に平面視でロ字状のパレット循環コンベアを設け、このパレット循環コンベアの右前側部に操縦操作部を設けた構成である。
前記従来の根菜類収穫機は、拾い上げ搬送コンベアの後側部に操縦装置を設けた構成のため、拾い上げ搬送コンベアの前端までが遠くて機体の操縦者が拾い上げ搬送コンベアの前端を見通せず、圃場面に沿わせて走行させることが難しく、一部の根菜が取り残されたり弾き飛ばされたりする。
本願発明は、作物の拾い上げ作業時に作業者の機体前方の視認性が高く、掘り起こし作業位置に対応した走行が可能であり、根菜の取り残しが生じにくい根菜類収穫機を提供することを目的とする。
上記本発明の課題は、次の技術手段により解決される。
請求項1の発明は、前部にメイン作業者(C1)が座る操縦席(1)を設けた走行車体(2)の左右に拾い上げコンベア(3L,3R)を設け、両方の拾い上げコンベア(3L,3R)の後部に根菜を選別する選別コンベア(4L,4R)と根菜を収納する収納部(5R,5L)を設けた根菜類収穫機とする。
請求項2の発明は、走行車体2を支持する中央走行装置(6C)を設け、左右の拾い上げコンベア(3L,3R)を支持するサイド走行装置(6L,6R)をそれぞれ設けたことを特徴とする請求項1に記載の根菜類収穫機とする。
請求項3の発明は、左右の拾い上げコンベア(3L,3R)の終端部に左右横送りする横送りコンベア(7)を送り方向を反転可能に設けると共に、根菜の送り方向を横送りコンベア(7)側に向けて変更する送り切換ガイド(8L,8R)を拾い上げコンベア(3L,3R)の終端部に設けたことを特徴とする請求項1に記載の根菜類収穫機とする。
請求項4の発明は、横送りコンベア(7)の後部に補助作業者(C4)が座る中央選別席(9)を設けたことを特徴とする請求項3に記載の根菜類収穫機とする。
請求項5の発明は、収納部(5R,5L)に満杯センサ(10R,10L)を設け、左右片側の満杯センサ(10R,10L)が満杯を検出すると送り切換ガイド(8L,8R)の送り方向と横送りコンベア(7)の搬送方向を自動で未満杯側の収納部(5R,5L)に切り換えることを特徴とする請求項3または請求項4に記載の根菜類収穫機とする。
請求項1の発明で、走行車体(2)の前部に設けた操縦席(1)に座ったメイン作業者(C1)は左右拾い上げコンベア(3L,3R)の前端を見通しながら圃場面に沿わせて走行させることが容易で根菜の拾い上げを確認しながら確実に収穫できる。
また、左右に拾い上げコンベア(3L,3R)で拾い上げた根菜は、選別コンベア(4L,4R)で送られる間に選別されて収納部(5R,5L)に良品を集積できる。
請求項2の発明で、請求項1の効果に加えて、走行車体(2)と左右拾い上げコンベア(3L,3R)が中央走行装置(6C)とサイド走行装置(6L,6R)で安定して支持され、サイド走行装置(6L,6R)が畝上を走行し中央走行装置(6C)が畝溝を走行することで、二畝分の根菜を効率よく収穫できる。
請求項3の発明で、請求項1の効果に加えて、収穫する根菜が少ない場合や選別作業者が一人の場合に、左右拾い上げコンベア(3L,3R)の片方が拾い上げる根菜を切換ガイド(8L,8R)で横送りコンベア(7)に送り他方の収納部(5R,5L)に合流させて収穫できる。
請求項4の発明で、請求項3の効果に加えて、中央選別席(9)に座った補助作業者(C4)は横送りコンベア(7)と片方の選別コンベア(4L,4R)上を搬送される根菜を慌てることなく選別出来る。
請求項5の発明で、請求項3または請求項4の効果に加えて、メイン作業者(C1)や補助作業者(C4)は、左右の収納部(5R,5L)に根菜が満杯になるまで収穫作業を継続できる。
以下、本発明の実施形態を図面に示す実施例を参照しながら説明する。なお、実施例の説明においては、機体の前進方向に向かって左右方向をそれぞれ左、右といい、前進方向を前、後進方向を後というが、本発明の構成を限定するものでは無い。
走行車体2は、クローラ走行装置で構成する中央走行装置6Cで支持して走行するように構成し、前部の上方に操縦装置11とその後部に操縦席1を設けて、メイン作業者C1が座って前方に向かって操縦操作を行う。
走行車体2の左右には、圃場面から操縦席1の後上方に向けてバーコンベアで構成した左右拾い上げコンベア3L,3Rを傾斜状に配置している。左右拾い上げコンベア3L,3Rはそれぞれ昇降可能なサイド走行装置6L,6Rで支持し、前端左右に掻込装置12を設けて圃場に転げている根菜を掻き集めるようにしている。また、左右拾い上げコンベア3L,3Rは、走行車体2を左右に貫通する連結杆で幅変更可能に設ける増設フレーム16のシリンダ17で前端が昇降するようにしている。また、左右拾い上げコンベア3L,3Rのバーコンベアは、左右中間部に断面三角状のスポンジ搬送具を設けて根菜が転げ落ちないようにしている。
左右拾い上げコンベア3L,3Rの後端下部にそれぞれ左右選別コンベア4L,4Rを設けている。
左右選別コンベア4L,4Rは、バーコンベアで前側の水平部と後側の上り傾斜部に構成し、左右拾い上げコンベア3L,3Rから落下する根菜類を受けて後部の左右収納部5R,5Lに送る。
左右選別コンベア4L,4Rの側部にサイド選別席14R,14Lを設け、補助作業者C2,C3が座って左右選別コンベア4L,4R上を後方へ移動する根菜類から不良品を取り除き、泥土は下方へ落下して側方に向かう排出シュート18でサイド選別席14R,14Lの下に放出する。
左右収納部5R,5Lは、コンテナを載置する受台で、シリンダ15で傾斜状態に持ち上げた状態から根菜が溜まると水平に戻り、コンテナを降ろす際には後方へダンプ姿勢となるようにしている。また、左右収納部5R,5Lにはコンテナに根菜が満ちたことを検出する満杯センサ10R,10Lを設けている。
操縦席1の後方で左右選別コンベア4L,4Rの間に横送りコンベア7を正逆回転可能に設けると共に左右選別コンベア4L,4R上に根菜の送り方向を横送りコンベア7に向ける送り切換ガイド8L,8Rを設け、左右収納部5R,5Lに設ける満杯センサ10R,10Lが一方のコンテナに根菜が満ちると送り切換ガイド8L,8Rを横送りコンベア7へ送るように切り替えると共に横送りコンベア7の送り方向を他方のコンテナに向かうように自動で切り換えるようにしている。
横送りコンベア7の後には中央選別席9を設け、補助作業者C4が横送りコンベア7上の根菜を選別出来るようにしている。この補助作業者C4は、横の左右選別コンベア4L,4Rの選別も行える。
中央選別席9に補助作業者C4が座って選別作業を行う場合は、操縦席1に座ったメイン作業者C1と二人で収穫を行う場合や、圃場の根菜が少ない場合である。
C1 メイン作業者
C4 補助作業者
1 操縦席
2 走行車体
3L,3R 拾い上げコンベア
4L,4R 選別コンベア
5R,5L 収納部
6C 中央走行装置
6L,6R サイド走行装置
7 横送りコンベア
8L,8R 切換ガイド
9 中央選別席
10R,10L 満杯センサ
C4 補助作業者
1 操縦席
2 走行車体
3L,3R 拾い上げコンベア
4L,4R 選別コンベア
5R,5L 収納部
6C 中央走行装置
6L,6R サイド走行装置
7 横送りコンベア
8L,8R 切換ガイド
9 中央選別席
10R,10L 満杯センサ
Claims (5)
- 前部にメイン作業者(C1)が座る操縦席(1)を設けた走行車体(2)の左右に拾い上げコンベア(3L,3R)を設け、両方の前記拾い上げコンベア(3L,3R)の後部に根菜を選別する選別コンベア(4L,4R)と根菜を収納する収納部(5R,5L)を設けた根菜類収穫機。
- 前記走行車体(2)を支持する中央走行装置(6C)を設け、左右の前記拾い上げコンベア(3L,3R)を支持するサイド走行装置(6L,6R)をそれぞれ設けたことを特徴とする請求項1に記載の根菜類収穫機。
- 左右の前記拾い上げコンベア(3L,3R)の終端部に左右横送りする横送りコンベア(7)を送り方向を反転可能に設けると共に、根菜の送り方向を前記横送りコンベア(7)側に向けて変更する送り切換ガイド(8L,8R)を前記拾い上げコンベア(3L,3R)の終端部に設けたことを特徴とする請求項1に記載の根菜類収穫機。
- 前記横送りコンベア(7)の後部に補助作業者(C4)が座る中央選別席(9)を設けたことを特徴とする請求項3に記載の根菜類収穫機。
- 前記収納部(5R,5L)に満杯センサ(10R,10L)を設け、左右片側の前記満杯センサ(10R,10L)が満杯を検出すると前記送り切換ガイド(8L,8R)の送り方向と前記横送りコンベア(7)の搬送方向を自動で未満杯側の前記収納部(5R,5L)に切り換えることを特徴とする請求項3または請求項4に記載の根菜類収穫機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018103660A JP2019205412A (ja) | 2018-05-30 | 2018-05-30 | 根菜類収穫機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018103660A JP2019205412A (ja) | 2018-05-30 | 2018-05-30 | 根菜類収穫機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2019205412A true JP2019205412A (ja) | 2019-12-05 |
Family
ID=68766942
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2018103660A Pending JP2019205412A (ja) | 2018-05-30 | 2018-05-30 | 根菜類収穫機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2019205412A (ja) |
-
2018
- 2018-05-30 JP JP2018103660A patent/JP2019205412A/ja active Pending
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6086536B2 (ja) | 農作物排出装置 | |
JP2007300888A5 (ja) | ||
JP5321019B2 (ja) | 根菜類収穫機 | |
JP2011101604A (ja) | 走行車両 | |
CN105557186A (zh) | 联合收割机 | |
JP2019205412A (ja) | 根菜類収穫機 | |
JP2019037190A (ja) | 野菜収穫機 | |
JP2011092029A (ja) | コンバインの刈取搬送装置 | |
UA74632C2 (en) | Self-propelled beet harvester | |
JP6552442B2 (ja) | コンバイン | |
JP2009165393A (ja) | コンバイン | |
JP6246170B2 (ja) | コンバインの刈り取り搬送構造 | |
JP2019004737A (ja) | 乗用型根菜類収穫機 | |
JP4248440B2 (ja) | 作物搬送装置 | |
JP2565387Y2 (ja) | コンバインの穀稈搬送装置 | |
JP4398584B2 (ja) | 農産物収穫機 | |
JP5341475B2 (ja) | コンバインの刈り取り搬送構造 | |
JP2010119368A (ja) | コンバインの車体構造 | |
JP2019110856A (ja) | 作物収穫機 | |
JP2017063677A (ja) | 根菜収穫機 | |
JP2023097036A (ja) | 農作物回収機 | |
JP2022041392A (ja) | 野菜収穫機 | |
JP5813182B2 (ja) | コンバイン | |
JP2022175932A (ja) | 収穫機 | |
CN111345153A (zh) | 联合收割机 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
RD02 | Notification of acceptance of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422 Effective date: 20201110 |