JP2019205249A - 回転電機 - Google Patents

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Abstract

【課題】固定子と回転子の間に働くトルクの脈動を低減し、滑らかに回転することができるとともに、充分なトルクを確保することが出来る回転電機を提供する。【解決手段】回転子5には4N+2(Nは自然数)個の磁石が配置されるとともに、固定子1には6N+3個のスロットが配置され、回転子5は磁石の中心を通る第1の対称面P1と、磁石と磁石の間を通る第2の対称面P2を持ち、隣り合う磁石のそれぞれの周方向の中心の回転電機100の中心に対する角度が360÷(4N+2)度となる位置に対して、各磁石は第2の対称面P2から離れる方向であり、かつ第1の対称面P1に接近させる方向にずれているものである。【選択図】図1

Description

本願は回転電機に関するものである。
回転電機として、固定子に固定子鉄心と巻線を設置すると共に回転子に磁石を貼り付けた表面磁石型の回転電機が知られている。このような回転電機において、磁石と固定子鉄心の間に発生する、磁石と固定子鉄心が互いに引き合う力は一定とならず、回転子の回転角度に応じて力が変動することが知られている。
この回転子に発生するトルクの脈動を低減するため、特許文献1〜特許文献3に示す様々な手法が知られている。
特許文献1には、回転子の磁石を軸方向に2段に分割し、一方の段を他方の段に比べて周方向に角度を異ならせ、互いが発生する磁力を相殺するように配置した永久磁石式回転電機が開示されている。
特許文献2においては、隣り合った一対のローター磁石が円周方向に互いに逆となるように移動した位置に形成されている技術が開示されている。
特許文献3においては、リラクタンス型の突極磁極を持つ回転子において、その突極磁極部を非対称にすることで、発生するトルクの脈動を低減させる技術が開示されている。
特開2009−118739号公報 特開2013−132154号公報 WO2016/088698号公報
上記特許文献1に記載の回転電機においては、磁石の数が磁極の数の倍となるため、磁石を回転子鉄心に取り付ける工数が多く、生産性が悪いといった問題がある。また周方向に角度が異なる位置に磁石が取り付けられているため、互いにずれた磁石の間に固定子に鎖交しない磁束が発生することで、トルクが低下するという問題もある。
特許文献2においては、隣接した磁石を互いに近づける向きに貼り付けるため、隣接した磁石が当たらないように近づけなければならず、周方向に貼り付けられた磁石の位置を大きくずらし、あるいは所定の角度ずらすことにより脈動を大きく低減させることが難しいという問題がある。
特許文献3に記載の回転電機においては、周方向の一部に磁石が偏在することにより、磁石と固定子鉄心が引き合う力の合力が半径方向の力として発生し、軸受の寿命を早めるおそれがあり、更には異音及び振動の原因となるという問題がある。また表面磁石型の回転電機に関して、具体的な脈動を低減させる手法が開示されていない。
本願は上記のような課題を解決するための技術を開示するものであり、固定子と回転子の間に働くトルクの脈動を低減し、滑らかに回転することができる回転電機を提供することを目的とする。
本願に開示される回転電機は、固定子の内側に回転子が配置されている回転電機であって、
上記回転子には4N+2(Nは自然数)個の磁石が配置されるとともに、上記固定子には6N+3個のスロットが配置され、
上記回転子は上記回転電機の中心に対して軸対称の関係にある2つの上記磁石の周方向中心を通るとともに上記回転電機の軸方向に延びる第1の対称面と、周方向に隣り合う上記磁石の間であって上記回転電機の中心に対して軸対称の関係にある2つの間を通るとともに上記回転電機の軸方向に延びる第2の対称面を持ち、
隣り合う上記磁石のそれぞれの周方向の中心の上記回転電機の中心に対する角度が360÷(4N+2)度となる位置に対して、各磁石は上記第2の対称面から離れる方向であり、かつ上記第1の対称面に接近させる方向にずれているものである。
本願に開示されている回転電機によれば、回転電機の固定子と回転子の間に働くトルクの脈動を低減し、滑らかに回転することができるとともに、充分なトルクを確保することが出来る。
実施の形態1による回転電機を示す断面図である。 図1とは別の構成を有する比較例としての回転電機を示す断面図である。 回転子の回転角度ごとにおける回転子が発生するトルクを示すグラフである。 回転電機にかかる負荷が大きい状態における回転子の回転角度ごとにおける回転子が発生するトルクを示すグラフである。 磁石の間隔とトルク変動の基本波成分の大きさの関係を示すグラフである。 実施の形態2による回転電機を示す断面図である。 図6とは別の構成を有する比較例としての回転電機を示す断面図である。 磁極ピッチずれとトルク脈動の基本波成分の大きさの関係を示すグラフである。 磁極ピッチずれとトルク変動幅の関係を示すグラフである。 磁極ピッチずれとトルクの低下率の関係を示すグラフである。 実施の形態3による回転電機を示す断面図である。 図10とは別の構成を有する比較例としての回転電機を示す断面図である。 磁極ピッチずれとトルク脈動の基本波成分の大きさの関係を示すグラフである。 磁極ピッチずれとトルク変動幅の関係を示すグラフである。 磁極ピッチずれとトルクの低下率の関係を示すグラフである。
実施の形態1.
本願は、回転電機の固定子と回転子の間に働くトルクの脈動を低減し、滑らかな回転を得る技術に関するものである。
図1は実施の形態1による回転電機100を示す断面図である。図1において固定子1にはティース2及びスロット3が設けられており、スロット3に固定子巻線4が巻回されている。固定子1の内側に配置されている回転子5は磁石(M1〜M6)を6個持っており、その表面がN極のものとS極のものが周方向に交互に回転子5の表面に貼り付けられている。本実施形態は6極9スロットの回転電機であり、特許請求の範囲においてN=1とした構成に相当し、磁石が6個、固定子に9個のスロット3がある場合を示している。
図2は実施の形態1とは別の回転電機を示す断面図である。図2においては、周方向に間隔を均等にして磁石が貼り付けられている。第1の磁石M1と第2の磁石M2の間隔、第2の磁石M2と第3の磁石M3の間隔は全て60度となる。
本実施形態においては図1に示すように、回転子5は、2つの対称面P1とP2を持ち、回転電機100の中心に対して軸対称の関係にある2つの磁石(図1では第1の磁石M1と第4の磁石M4)の周方向中心を通るとともに回転電機100の軸方向に延びる第1の対称面P1と、周方向に隣り合う磁石の間であって回転電機100の中心に対して軸対称の関係にある2つの間(図1では第2の磁石M2と第3の磁石M3の間、及び第5の磁石M5と第6の磁石M6の間)を通るとともに回転電機100の軸方向に延びる第2の対称面P2を有している。そして第2の対称面P2は第1の対称面P1に対して90度回転した位置に位置している。第1の対称面P1が通る磁石のうち、一つを第1の磁石M1として、周方向時計回りに隣接する磁石を第2の磁石M2、さらに第2の磁石M2の第1の磁石M1と反対側に隣接する磁石を第3の磁石M3というように、時計回りに順に第1〜第6の磁石M1〜M6と定義する。
第2の磁石M2の軸対称となる位置に、第5の磁石M5が取り付けられている。第3の磁石M3の軸対称となる位置に、第6の磁石M6が取り付けられている。そして第2の磁石M2と第3の磁石M3の角度θ1が77.8度であり、図2に示すように磁石を均等に貼り付けた場合(60度間隔)に比べて17.8度広くなっている。このように磁石を均等に貼り付けた場合に比べてどれだけずれているかを示す物理量として磁極ピッチずれと定義する。
図3に、磁石を均等に貼り付けた場合(磁極ピッチずれ0度)、第2の磁石M2と第3の磁石M3がなす角度が磁石を均等に貼り付けた場合に比べて10度広い場合、17.8度広い場合、20度広い場合において回転子5の回転角度ごとにおける回転子5が発生するトルクについて計算した結果を示す。図3において、長い破線Aが均等に磁石を配置したとき、短い破線Bが磁石の間隔が10度広いとき、実線Cが磁石の間隔が17.8度広いとき、二点鎖線Dが磁石の間隔が20度広いときをそれぞれ示している。図3における横軸が回転子5の回転角度(機械角)を示しており、縦軸が回転子5が発生するトルクを示している。図3に示すように、回転子5の角度に応じて、トルクは一定とならず、変動することがわかる。主に20度の周期で変動しており、これを回転電機が発生するトルク脈動の基本波成分と呼ぶ。
均等に磁石を貼り付けた場合(磁極ピッチずれ0度)に比べ、磁石の間隔を広げたときの方がトルクの変動が小さくなっていることがわかる。即ち磁石を均等に貼り付けた場合に比べてずらすことにより、それぞれの磁石によって発生する脈動の位相がずれることとなり、重畳された脈動は磁石を均等に貼り付けた場合に比べて小さくなり、トルクの変動が小さくなる。図4は図3の場合より回転電機にかかる負荷が大きい状態における回転電機が発生するトルクの大きさを示す。図3の場合と同様に、磁石の間隔が均等である場合に比べて間隔を広げたときの方がトルクの変動幅が小さくなっていることがわかる。
図5は磁石の間隔とトルク変動の基本波成分の大きさの関係を示す。図5において点線Eは無負荷時、実線Fは定格時、2点鎖線Gは高負荷時の場合をそれぞれ示している。基本波成分は、磁極ピッチずれ17.8度で極小となり、最もトルク脈動が小さくなっていることが判る。定格時、高負荷時ともに磁極ピッチずれが大きくなるにつれてトルクの低下率は大きくなる。トルクの低下率が大きくなると必要なトルクを出すために回転電機の直径並びに長さを大きくする必要があり、製造コストが増加したり、製品が大型化したりする欠点が発生する。そこでトルク脈動を許容できる範囲において、磁極ピッチずれを小さくしておくことが好ましい。即ちトルクの低下率と脈動の低下とのバランスを考えて磁極ピッチずれを製品仕様によって決定するものである。以下に磁極ピッチずれをどれくらいの値にするのが最適であるかについて説明する。
回転電機における回転子の極数が4N+2であり、固定子のスロット数が6N+3である(Nは1以上の自然数)と定義した場合、本実施形態においてはN=1となる。
そして第1の対称面P1を通る磁石のうち、1つを第1の磁石として、周方向に隣り合う磁石を第2の磁石とし、順次第1から第(4N+2)の磁石があり、1以上、N+1以下の自然数iのうち、少なくとも1つのiについて、第iの磁石と第i+1の磁石がなす角度が、360÷(4×N+2)より狭く、1以上、N+1以下の上記i以外の自然数jのうち、少なくとも1つのjについて、第jの磁石と第j+1の磁石がなす角度が、360÷(4×N+2)より広くなるよう設定するものである。このように構成することにより、それぞれの磁石が作り出すトルクの脈動を打ち消しあうので、トルクの脈動を小さくすることが出来る。
実施の形態1においては、N=1であるため極数が6、スロット数が9となる。そして自然数1、2のうちi=1とし、j=2としたとき、第1の磁石M1と第2の磁石M2がなす角度は51.1度なので360÷(4×1+2)=60度より狭くなり、上記条件を満たしていることになる。
更にj=2であり、第2の磁石M2と第3の磁石M3がなす角度が77.8度なので360÷(4×1+2)=60度より広いので、上記条件を満たしていることになる。
更に1以上、N以下の全ての自然数kについて、第kの磁石と第k+1の磁石がなす角度が、第k+1の磁石と第k+2の磁石がなす角度以下であるように設定する。このように構成することにより相対的に磁石をより大きくずらすことが出来るため、トルクの脈動をより小さくすることが出来る。即ち磁極ピッチずれが正であることによる特徴である。
実施の形態1においては、N=1であるのでk=1となる。この条件を上記に当てはめると、第1の磁石M1と第2の磁石M2がなす角度が51.1度であり、第2の磁石M2と第3の磁石M3がなす角度が77.8度なので、k=1の場合、51.1度≦77.8度が成立する。
更に2以上、N+1以下の自然数nに関して、第nの磁石と、第(n+N)の磁石の磁極中心がなす角度が、磁石を均等に配置したときに比べて、180÷(12N+6)度以上離れているように構成するものである。即ち第nの磁石と、第(n+N)の磁石がなす角度をX度とした場合、X−360÷(4N+2)×N≧180÷(12N+6)とするものである。このように構成することにより、基本波成分の波長の半分をずらすことで、よりトルク脈動を小さくすることができる。
実施の形態1においては、N=1であるため、第2の磁石M2と第3の磁石M3が対象となる。又磁石を均等に配置(60度間隔)したときに比べて、180÷(12N+6)=10度(磁極ピッチずれ10度)以上離れているように構成するものである。即ち第2の磁石M2と第3の磁石M3の間隔は77.8度であるから77.8度−60度=17.8度>10度となり上記条件を満たしていることになる。
そして本実施形態によれば各磁石を、隣り合う磁石の周方向中心間の角度が360÷(4N+2)度となるよう配置された位置に対して、磁石と磁石の間を通る第2の対称面P2から離れる方向であり、磁石の中心を通る対称面である第1の対称面P1に接近させる方向にずらして磁極ピッチずれを設定するものである。
実施の形態2.
図6は実施の形態2による回転電機の軸方向に垂直な方向における断面図である。固定子巻線4を15個備えた固定子1を配置するとともに、固定子1の内側に磁石M1〜M10が貼り付けられた回転子5が設置されている。図6において磁石が周方向に不均等に貼り付けられており、磁石ごとにより間隔が異なる。回転子5は対称面を2つもち、即ち回転電機100の中心に対して軸対称の関係にある2つの磁石(図6では第1の磁石M1と第6の磁石M6)の周方向中心を通るとともに回転電機100の軸方向に延びる第1の対称面P1と、回転電機100の中心に対して軸対称の関係にあるとともに磁石と磁石の周方向における2つの間(図6では第3の磁石M3と第4の磁石M4の間、及び第8の磁石M8と第9の磁石M9の間)を通り、更に回転電機100の軸方向に延びる第2の対称面P2を有している。対称面P1が通る磁石のうちひとつを第1の磁石M1として、周方向時計まわりに隣接する磁石を第2の磁石M2とする。第2の磁石M2の、第1の磁石M1とは反対側に隣接する磁石を第3の磁石M3とし、周方向時計回りに第1の磁石M1から第10の磁石M10を備えている。
図7は実施の形態2とは別の回転電機の軸方向に垂直な方向における断面図である。本実施の形態と同様にコイルが15個、磁石が10個設置されているが、図7においては周方向に均等に磁石が配置されている。図6と同様に定義した第1の磁石M1と第2の磁石M2の間隔が36度で、全ての隣り合う磁石の間隔は36度である。
図6において、第2の磁石M2と第4の磁石M4がなす角度θ2は、均等に配置したとき(72度)に比べて11度大きく、83度となっている。第3の磁石M3と第5の磁石M5がなす角度も同様に83度となっている。均等に磁石を配置したときに比べて磁石の間隔が何度異なるかを示す物理量を本願においては磁極ピッチずれと定義する。
第1の磁石M1と第2の磁石M2がなす角度、及び第5の磁石M5と第6の磁石M6がなす角度は同じく30.5度である。また第2の磁石M2と第3の磁石M3がなす角度は磁石を周方向に均等に配置したときの角度と同じ36度である。図8は本実施の形態における磁極ピッチずれとトルク脈動の基本波成分の大きさの関係を示す。点線Hが無負荷のとき、実線Iが定格負荷のとき、二点鎖線Jが高負荷のときのトルク脈動の基本波成分を示す。磁極ピッチずれが大きく、または小さくなるにつれてトルク脈動の基本波成分が小さくなることがわかる。なお本実施の形態においては、磁極ピッチずれが12度となったときに第1の磁石M1と第2の磁石M2が接触するため、これ以上磁極ピッチずれを大きくすることはできない。また磁極ピッチずれが−6度となったときに第3の磁石M3と第4の磁石M4が接するため、これ以上磁極ピッチずれを小さくすることができなくなる。尚これらの関係は磁石の大きさ等製品仕様により変わることである。
このように、トルク脈動をより小さくするには磁極ピッチずれを大きくすることで、相対的な磁石間の間隔を大きくずらすことができるためにトルクの脈動をより小さくすることができる。即ち図8においては+側では12度まで磁極ピッチずれを大きくし、−側では−6度まで磁極ピッチずれを小さく出来るので、磁極ピッチずれを+側にする方が磁極ピッチずれの余裕度が増し、トルクの脈動を小さくすることが出来る。
図9は磁極ピッチずれとトルク変動幅の関係を示す。無負荷時、定格時、高負荷時ともに磁極ピッチずれがないときにトルク脈動が極大となり、磁極ピッチずれを大きく、または小さくすることによってトルクの変動幅を小さくすることができる。磁極ピッチずれが10度から12度のときにトルクの変動幅が最も小さくなることがわかる。
図10は磁極ピッチずれとトルクの低下率の関係を示す。ここでトルクの低下率とは、磁極ピッチずれが無いときに比べて平均トルクがどの程度低下するかを示す量である。無負荷のときは平均トルクが0なので、トルク低下率を定義しない。
本実施形態においても、トルクの低下率とトルク脈動の低下とのバランスを考えて磁極ピッチずれを製品仕様によって決定するものである。以下に磁極ピッチずれをどれくらいの値にするのが最適であるかについて説明する。
回転電機における回転子の極数が4N+2であり、固定子のスロット数が6N+3である(Nは1以上の自然数)と定義した場合、本実施形態においてはN=2となる。
そして第1の対称面P1を通る磁石のうち、1つを第1の磁石として、周方向に隣り合う磁石を第2の磁石とし、順次第1から第(4N+2)の磁石があり、1以上、N+1以下の自然数iのうち、少なくとも1つのiについて、第iの磁石と第i+1の磁石がなす角度が、360÷(4×N+2)より狭く、1以上、N+1以下の上記i以外の自然数jのうち、少なくとも1つのjについて、第jの磁石と第j+1の磁石がなす角度が、360÷(4×N+2)より広くなるよう設定するものである。このように構成することにより、それぞれの磁石が作り出すトルクの脈動を打ち消しあうので、トルクの脈動を小さくすることが出来る。
実施の形態2においては、N=2であるため極数が10、スロット数が15となる。そしてi=1であり、j=3としたとき、第1の磁石M1と第2の磁石M2がなす角度は30.5度なので360÷(4×2+2)=36度より狭くなり、上記条件を満たしていることになる。
更にj=3であり、第3の磁石M3と第4の磁石M4がなす角度が47度なので360÷(4×2+2)=36度より広いので、上記条件を満たしていることになる。
更に1以上、N以下の全ての自然数kについて、第kの磁石と第k+1の磁石がなす角度が、第k+1の磁石と第k+2の磁石がなす角度以下に設定するものである。このように構成することにより、相対的に磁石をより大きくずらすことが出来るため、トルクの脈動をより小さくすることが出来る。即ち磁極ピッチずれが正であることによる特徴である。
実施の形態2においては、N=2であり、k=1、2となる。そして第1の磁石M1と第2の磁石M2がなす角度が30.5度、第2の磁石M2と第3の磁石M3がなす角度が36度、第3の磁石M3と第4の磁石M4がなす角度が47度であるので、k=1の場合、30.5<36、k=2の場合36<47が成立するので、上記条件を満たしていることになる。
更にNが2以上の自然数において、2以上、N以下の全ての自然数mについて、第mの磁石と第m+1の磁石がなす角度が、360÷(4×N+2)であるように構成する。このように構成することにより、トルクの低下を抑えつつ、脈動を小さくすることが出来る。実施の形態2においてはN=2であり、従ってm=2となる。第2の磁石M2と第3の磁石M3がなす角度が36度であり、360÷(4×2+2)=36となるので上記条件を満たしていることになる。
更に2以上、N+1以下の自然数nに関して、第nの磁石と、第(n+N)の磁石の磁極中心がなす角度が、磁石を均等に配置したときに比べて、180÷(12N+6)度以上離れているように構成するものである。即ち第nの磁石と、第(n+N)の磁石がなす角度をX度とした場合、X−360÷(4N+2)×N≧180÷(12N+6)とするものである。このように構成することにより、基本波成分の波長の半分をずらすことで、よりトルク脈動を小さくすることができる。
実施の形態2においては、N=2であるため、n=2、3となる。従って第2の磁石M2と第4の磁石M4の関係及び第3の磁石M3と第5の磁石M5の関係が対象となる。又磁石を均等に配置(36×2=72度間隔)したときに比べて、180÷(12N+6)=6度以上離れているように構成するものである。即ち第2の磁石M2と第4の磁石M3の間隔は83度であるから83度−72度=11度>6度となり上記条件を満たしていることになる。更に第3の磁石M3と第5の磁石M5の間隔は83度であるから83度−72度=11度>6度となり上記条件を満たしていることになる。
そして本実施形態によれば各磁石を、隣り合う磁石の周方向中心間の角度が360÷(4N+2)度となるよう配置された位置に対して、磁石と磁石の間を通る第2の対称面P2から離れる方向であり、磁石の中心を通る対称面である第1の対称面P1に接近させる方向にずらして磁極ピッチずれを設定するものである。
実施の形態3.
図11は実施の形態3による回転電機の回転軸に垂直な方向における断面図である。固定子1の内側に回転子5を配置するとともに、固定子1のスロット3には27個のコイルが巻かれており、更に回転子5には18個の磁石が取り付けられている。回転子5に貼り付けられた磁石は周方向に不均等の角度で貼り付けられており、貼付け位置は2つの対称面P1とP2に対して線対称の関係となっている。回転子5は回転電機100の中心に対して軸対称の関係にある2つの磁石(図11では第1の磁石M1と第10の磁石M10)の周方向中心を通るとともに回転電機100の軸方向に延びる第1の対称面P1と、回転電機100の中心に対して軸対称の関係にあるとともに磁石と磁石の周方向における2つの間(図11では第5の磁石M5と第6の磁石M6の間、及び第14の磁石M14と第15の磁石M15の間)を通り、更に回転電機100の軸方向に延びる第2の対称面P2を有している。
対称面P1上にある磁石のうちひとつを第1の磁石M1とし、周方向時計回りに隣接する磁石を第2の磁石M2、更に磁石M2に隣接する磁石を第3の磁石M3と定義し、時計回りに第1の磁石M1から第18の磁石M18を備えている。第2の磁石M2と第6の磁石M6の間隔θ3は、周方向均等に磁石を配置したときの角度(20度)に比べ3.6度広くなっており、83.6度となっている(磁極ピッチ3.6度)。また第3の磁石M3と第7の磁石M7がなす角度も83.6度となっている。第4の磁石M4と第8の磁石M8、および第5の磁石M5と第9の磁石M9に関しても同様で83.6度である。
第2の磁石M2と第3の磁石M3がなす角度は、磁石を均等に配置したときの角度と同じく20度である。また第3の磁石M3と第4の磁石M4がなす角度は、磁石を均等に配置したときの角度と同じく20度である。
第1の磁石M1と第2の磁石M2がなす角度、及び第9の磁石M9と第10の磁石M10がなす角度は等しく18.2度となっている。
図12は実施の形態3とは別の回転電機の回転軸に垂直な方向における断面図である。本実施の形態と同様に27個のコイルと、18個の磁石が取り付けられている。しかし図12においては、回転子における磁石は周方向に均等に貼り付けられており、それぞれの隣接する磁石間の間隔は20度である。従って、第2の磁石M2と第6の磁石M6がなす間隔θ4は80度となっている。
図13は磁極ピッチずれとトルク脈動の基本波成分の大きさの関係を示す。点線Rが無負荷時、実線Sが定格負荷時、二点鎖線Tが高負荷時を示す。無負荷時において、トルク脈動の基本波成分は磁極ピッチずれが0度において極大となり、磁極ピッチずれが3.6度において極小となる。
定格時においては、磁極ピッチずれが0度においてトルク脈動の基本波成分が極大となり、磁極ピッチずれが大きく、もしくは小さくなるにつれてトルク脈動の基本波成分が小さくなる。高負荷時においては、磁極ピッチずれが0度のときにトルク脈動の基本波成分が極大となり、磁極ピッチずれが6.4度においてトルク脈動の基本波成分が極小となる。このように出力によって、トルク脈動の基本波成分が極小となる磁極ピッチずれ量は一定でなく、出力に応じて変更をすることができる。
なお、磁極ピッチずれが8度のときに、第1の磁石M1と第2の磁石M2が接触し、磁極ピッチずれが−4度のときに第5の磁石M5と第6の磁石M6が接触するため、磁極ピッチのずれは−4度から8度の範囲となる。なおこれは磁石の寸法、ローターの直径によって変動する値であるが、実施の形態2で説明した場合と同様、磁極ピッチずれを+側にする方が磁極ピッチずれの余裕度が増し、トルクの脈動を小さくすることが出来る。
図14は磁極ピッチずれとトルク変動幅の関係を示す。図13の場合と同じく、負荷によって、磁極ピッチずれとトルク変動幅の関係が異なり、トルクの変動幅が極小となる角度は一定とならない。尚トルク変動幅は小さい方が良い。
図15は磁極ピッチずれとよるトルクの低下率の関係を示す。ここでトルクの低下率とは、磁極ピッチずれが無いときに比べて平均トルクがどの程度低下するかを示す量である。無負荷のときは平均トルクが0なので、トルク低下率を定義しない。
定格時、高負荷時ともに磁極ピッチずれが大きくなるにつれてトルクの低下率が大きくなる。トルクの低下率が大きくなると必要なトルクを出すためにモーターの直径並びに長さを大きくする必要があり、製造コストが増加したり、製品が大型化したりする欠点が発生する。そこでトルク脈動を許容できる範囲において、磁極ピッチずれを小さくしておくことが好ましい。
本実施形態においても、トルクの低下率とトルク脈動の低下とのバランスを考えて磁極ピッチずれを製品仕様によって決定するものである。以下に磁極ピッチずれをどれくらいの値にするのが最適であるかについて説明する。
回転電機における回転子の極数が4N+2であり、固定子のスロット数が6N+3である(Nは1以上の自然数)と定義した場合、本実施形態においてはN=4となる。
そして第1の対称面P1を通る磁石のうち、1つを第1の磁石として、周方向に隣り合う磁石を第2の磁石とし、順次第1から第(4N+2)の磁石があり、1以上、N+1以下の自然数iのうち、少なくとも1つのiについて、第iの磁石と第i+1の磁石がなす角度が、360÷(4×N+2)より狭く、1以上、N+1以下の上記i以外の自然数jのうち、少なくとも1つのjについて、第jの磁石と第j+1の磁石がなす角度が、360÷(4×N+2)より広くなるよう設定するものである。このように構成することにより、それぞれの磁石が作り出すトルクの脈動を打ち消しあうので、トルクの脈動を小さくすることが出来る。
実施の形態3においては、N=4であるため極数が18、スロット数が27となる。そしてi=1であり、j=5としたとき、第1の磁石M1と第2の磁石M2がなす角度は18.2度なので360÷(4×4+2)=20度より狭くなり、上記条件を満たしていることになる。
更にj=5であり、第5の磁石M5と第6の磁石M6がなす角度が23.6度なので360÷(4×4+2)=20度より広いので、上記条件を満たしていることになる。
更に1以上、N以下の全ての自然数kについて、第kの磁石と第k+1の磁石がなす角度が、第k+1の磁石と第k+2の磁石がなす角度以下に設定するものである。このように構成することにより、相対的に磁石をより大きくずらすことが出来るため、トルクの脈動をより小さくすることが出来る。即ち磁極ピッチずれが正であることによる特徴である。
実施の形態3においては、N=4であり、k=1、2、3、4となる。そして第1の磁石M1と第2の磁石M2がなす角度が18.2度、第2の磁石M2と第3の磁石M3がなす角度が20度、第3の磁石M3と第4の磁石M4がなす角度が20度、第4の磁石M4と第5の磁石M5がなす角度が20度、第5の磁石M5と第6の磁石M6がなす角度が23.6度であるので、k=1の場合、18.2<20、k=2の場合20=20、k=3の場合20=20、k=4の場合20<23.6が成立するので、上記条件を満たしていることになる。
更にNが2以上の自然数において、2以上、N以下の全ての自然数mについて、第mの磁石と第m+1の磁石がなす角度が、360÷(4×N+2)であるように構成する。このように構成することにより、トルクの低下を抑えつつ、脈動を小さくすることが出来る。実施の形態3においてはN=4であり、従ってm=2、3、4となる。そして360÷(4×N+2)=20となる。第2の磁石M2と第3の磁石M3がなす角度が20度であり、第3の磁石M3と第4の磁石M4の磁石がなす角度が20度であり、第4の磁石M4と第5の磁石M5がなす角度が20度であるので、全て上記条件を満たす。
更に2以上、N+1以下の自然数nに関して、第nの磁石と、第(n+N)の磁石の磁極中心がなす角度が、磁石を均等に配置したときに比べて、180÷(12N+6)度以上離れているように構成するものである。即ち第nの磁石と、第(n+N)の磁石がなす角度をX度とした場合、X−360÷(4N+2)×N≧180÷(12N+6)とするものである。このように構成することにより、基本波成分の波長の半分をずらすことで、よりトルク脈動を小さくすることができる。
実施の形態3においては、N=4であるため、n=2、3、4、5となる。従って第2の磁石M2と第6の磁石M6の関係、第3の磁石M3と第7の磁石M7の関係、第4の磁石M4と第8の磁石M8の関係、第5の磁石M5と第9の磁石M9の関係が対象となる。又磁石を均等に配置(20×4=80度間隔)したときに比べて、180÷(12N+6)=3.33度以上離れているように構成するものである。即ち第2の磁石M2と第6の磁石M6の間隔は83.6度であるから83.6度−80度=3.6度>3.33度となり上記条件を満たしていることになる。又第3の磁石M3と第7の磁石M7の間隔は83.6度であるから83.6度−80度=3.6度>3.33度となり上記条件を満たしていることになる。又第4の磁石M4と第8の磁石M8の間隔は83.6度であるから83.6度−80度=3.6度>3.33度となり上記条件を満たしていることになる。更に第5の磁石M5と第9の磁石M9の間隔は83.6度であるから83.6度−80度=3.6度>3.33度となり上記条件を満たしていることになる。
そして本実施形態によれば各磁石を、隣り合う磁石の周方向中心間の角度が360÷(4N+2)度となるよう配置された位置に対して、磁石と磁石の間を通る第2の対称面P2から離れる方向であり、磁石の中心を通る対称面である第1の対称面P1に接近させる方向にずらして磁極ピッチずれを設定するものである。
尚上記実施の形態1〜3においては、N=1、2、4の場合について説明したが、全ての自然数Nについて上記要件は満たされるものである。
又本願は、様々な例示的な実施の形態及び実施例が記載されているが、1つ、または複数の実施の形態に記載された様々な特徴、態様、及び機能は特定の実施の形態の適用に限られるのではなく、単独で、または様々な組み合わせで実施の形態に適用可能である。
従って、例示されていない無数の変形例が、本願に開示される技術の範囲内において想定される。例えば、少なくとも1つの構成要素を変形する場合、追加する場合または省略する場合、さらには、少なくとも1つの構成要素を抽出し、他の実施の形態の構成要素と組み合わせる場合が含まれるものとする。
1 固定子、3 スロット、5 回転子、100 回転電機。

Claims (5)

  1. 固定子の内側に回転子が配置されている回転電機であって、
    上記回転子には4N+2(Nは自然数)個の磁石が配置されるとともに、上記固定子には6N+3個のスロットが配置され、
    上記回転子は上記回転電機の中心に対して軸対称の関係にある2つの上記磁石の周方向中心を通るとともに上記回転電機の軸方向に延びる第1の対称面と、周方向に隣り合う上記磁石の間であって上記回転電機の中心に対して軸対称の関係にある2つの間を通るとともに上記回転電機の軸方向に延びる第2の対称面を持ち、
    隣り合う上記磁石のそれぞれの周方向の中心の上記回転電機の中心に対する角度が360÷(4N+2)度となる位置に対して、各磁石は上記第2の対称面から離れる方向であり、かつ上記第1の対称面に接近させる方向にずれていることを特徴とする回転電機。
  2. 上記第1の対称面を通る上記磁石のうちの1つを第1の磁石として、周方向時計回りに隣り合う磁石を第2の磁石とし、順次第1の磁石から第(4N+2)の磁石を定義した場合、
    1以上、N+1以下の自然数iのうち、少なくとも1つのiについて、第iの磁石と第i+1の磁石の上記回転電機の中心に対する角度が、360÷(4×N+2)度より狭く、
    1以上、N+1以下であって上記i以外の自然数jのうち、少なくとも1つのjについて、第jの磁石と第j+1の磁石の上記回転電機の中心に対する角度が、360÷(4×N+2)度より広いことを特徴とする請求項1に記載の回転電機。
  3. 上記第1の対称面を通る上記磁石のうちの1つを第1の磁石として、周方向時計回りに隣り合う磁石を第2の磁石とし、順次第1の磁石から第(4N+2)の磁石を定義した場合、
    1以上、N以下の全ての自然数kについて、第kの磁石と第k+1の磁石の上記回転電機の中心に対する角度が、第k+1の磁石と第k+2の磁石の上記回転電機の中心に対する角度以下であることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の回転電機。
  4. 上記第1の対称面を通る上記磁石のうちの1つを第1の磁石として、周方向時計回りに隣り合う磁石を第2の磁石とし、順次第1の磁石から第(4N+2)の磁石を定義した場合、
    Nが2以上の自然数において、2以上、N以下の全ての自然数mについて、第mの磁石と第m+1の磁石の上記回転電機の中心に対する角度が、360÷(4N+2)度であることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の回転電機。
  5. 上記第1の対称面を通る上記磁石のうちの1つを第1の磁石として、周方向時計回りに隣り合う磁石を第2の磁石とし、順次第1の磁石から第(4N+2)の磁石を定義した場合、
    2以上、N+1以下の自然数nに関して第nの磁石と、第(n+N)の磁石の上記回転電機の中心に対する角度をX度とした場合、X−360÷(4N+2)×N≧180÷(12N+6)であることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の回転電機。
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