JP2019204573A - 入力装置 - Google Patents

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JP2019204573A
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秀人 定森
Hideto Sadamori
秀人 定森
西本 巧
Takumi Nishimoto
巧 西本
成司 安永
Seiji Yasunaga
成司 安永
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Abstract

【課題】本発明は、容易に配線基板と電気的に接続可能な入力装置の提供を目的とする。【解決手段】本発明は、固定部と、回転体とを有する。回転体は、固定部よりも第1の方向に位置し、固定部に対して回転する。固定部は、ケースと、端子部と、カバーとを有する。ケースは、回転体よりも第2の方向に位置し、回転体を収容する。ここで、第2の方向は、第1の方向に反対の方向である。また、端子部は、ケースから導出される。カバーは、本体面と、屈曲部とを有する。本体面は、ケースよりも第1の方向に位置する。屈曲部は、本体面から第2の方向に延びる。また、屈曲部は、端子部よりも第1の方向に位置しており、ケースの外側面との間に間隙を設けてケースの外側面と向かい合う。そして、この間隙は、端子部よりも第1の方向に位置する。【選択図】図1

Description

本発明は、各種電子機器の入力に用いられる入力装置に関する。
従来の入力装置として、たとえば特許文献1が知られている。従来の入力装置は、固定部と、回転体とを有する。回転体は、固定部よりも第1の方向に位置し、固定部に対して回転する。固定部は、ケースと、端子部とを有する。ケースは、回転体よりも第2の方向に位置する。ここで、第2の方向は、第1の方向の反対方向である。また、端子部は、ケースから導出されている。
特開2016−51501号公報
このような従来の入力装置は、ケース15の下面に配置された回路基板の実装面に配置され、半田づけにより回路基板と電気的に接続される。すなわち、従来の入力装置において、固定部から回転体へと向かう方向は、回路基板の実装面と直交する。また、従来の入力装置は、回路基板の実装面と固定部から回転体へと向かう方向とを沿うように配置すると、回路基板と電気的に接続しにくかった。
そこで、本発明は、固定部から回転体へと向かう方向に回路基板の実装面が沿って配置された場合であっても、容易に配線基板と電気的に接続可能な入力装置の提供を目的とする。
本発明は、固定部と、回転体とを有する。回転体は、固定部よりも第1の方向に位置し、固定部に対して回転する。固定部は、ケースと、端子部と、カバーとを有する。ケースは、回転体よりも第2の方向に位置し、回転体を収容する。ここで、第2の方向は、第1の方向に反対の方向である。また、端子部は、ケースから導出される。カバーは、本体面と、屈曲部とを有する。本体面は、ケースよりも第1の方向に位置する。屈曲部は、本体面から第2の方向に延びる。また、屈曲部は、端子部よりも第1の方向に位置しており、ケースの外側面との間に間隙を設けてケースの外側面と向かい合う。そして、この間隙は、端子部よりも第1の方向に位置する。
本発明は、端子部よりも第1の方向に間隙を設けてケースと向かい合う屈曲部を有する。そして、本発明は、端子部と電気的に接続させたい配線基板を間隙に挿入することで、屈曲部とケースとで配線基板を挟んで保持できる。よって、本発明は、固定部から回転体へと向かう方向に配線基板の実装面が沿って配置された場合であっても、容易に配線基板と電気的に接続可能な入力装置を提供できる。
入力装置の斜視図 入力装置の展開斜視図 入力装置の断面図 入力装置の上面図 表示装置の模式断面図
以下、図1−図4を参照して、入力装置100について説明する。図1は、入力装置の斜視図である。図2は、入力装置の展開斜視図である。図3は、入力装置の断面図である。図4は、入力装置の上面図である。なお、図3には、図1および図2において図示を省略したノブが描かれている。
(入力装置100の概要)
入力装置100は、固定部10と、回転体20を有する。回転体20は、固定部10よりも第1の方向に位置し、固定部10に対して回転する。
固定部10は、ケース15と、端子部18と、カバー16とを有する。ケース15は、回転体20よりも第2の方向に配置され、回転体を収容する。ここで、第2の方向は、第1の方向の反対方向である。端子部18は、ケース15の外側面から導出される。
カバー16は、ケース15に保持される。カバー16は、本体面16bと、屈曲部16cとを有する。本体面16bは、ケース15よりも第1の方向に位置する。屈曲部16cは、本体面16bから第2の方向に延びし、ケース15の外側面と向かい合う。ここで、屈曲部16cとケースの外側面との間には、間隙が設けられている。そして、間隙は、端子部18よりも第1の方向に位置する。
入力装置100は、端子部18よりも第1の方向に位置する間隙を有する。そのため、入力装置100は、ケース15の外側面に沿って、たとえば配線基板などを接続する場合、間隙に配線基板を挿入し、屈曲部16cとケース15の外側面とで配線基板を挟むことができる。そのため、入力装置100は、端子部18と配線基板とを接続することができる。よって、入力装置100は、固定部10から回転体20へと向かう方向に配線基板の実装面が沿って配置された場合であっても、容易に配線基板と電気的に接続できる。
(入力装置100の詳細)
説明を平易にするために、以降、「第1の方向」を「上方」とし、また、「上方」に反対の方向を「下方」として、入力装置100を詳細に説明する。
入力装置100は、固定部10と、回転体20と、配線部30と、ノブ40とを有する。固定部10は、ケース15と、カバー16と、クリックバネ17と、端子部18を有する。
ケース15は、樹脂と金属とをインサート成型により一体にして形成される。ケース15は、環状に形成されており、上方に開口する凹部11を有する。凹部11内には、回転体20が配置される。つまり、ケース15は、回転体20を収容する。なお、ここで、ケース15は、回転体20の少なくとも一部を収容していればよく、全体を収容する必要はない。
凹部11は、底部12と、内壁部13と、外壁部14とを有する。底部12は、回転体20の下方に位置し、回転体20と向かい合う。また、インサートされた金属の一部は、エンコーダパターン12aとして底部12で露出する。
内壁部13は、底部12から上方へと延びる。外壁部14は、底部12から上方へと延びる。また、外壁部14は、内壁部13と向かい合う第1外壁部位14aと、第1外壁部
位14aよりも上方に位置する第2外壁部位14bとを有する。ここで、第1外壁部位14aと第2外壁部位14bとは、一体であり繋がっている。言い換えれば、外壁部14の底部12からの高さは、内壁部13の底部12からの高さよりも高い。
カバー16は、環状の金属部材である。カバー16は、脚部16aと、本体面16bと、屈曲部16cとを有する。脚部16aと本体面16bとは、一体に形成されている。脚部16aは、本体面16bから下方に延びている。脚部16aは、ケース15に取りつけられている。脚部16aとケース15との取りつけ方法として、たとえば、ケース15の外側面と脚部16aとを向かい合わせて配置しケース15の下面でケース15に向かって曲げられることによるカシメ固定や、ケース15への脚部16aの圧入などが挙げられる。
本体面16bは、環状であり、底部12と回転体20を挟んで向かい合う位置に配置される。そして、本体面16bは、底部12の外壁部14に近い領域を覆っている。言い換えれば、本体面16bは、底部12の内壁部13に近い領域とは向かい合っていない。そのため、本体面16bの内縁と内壁部13との間には間隙が形成される。
屈曲部16cは、根本部16dと、中間部16eと、先端部16fと、切欠部16gとを有する。根本部16dは、本体面16bと繋がる。根本部16dは、本体面16bとおおよそ同一平面に位置し、外壁部14と向かい合う。中間部16eは、根本部16dから下方に向かって屈曲する。そして、中間部16eは、ケース15の外側面と向かい合う。中間部16eとケース15の外側壁との間には、間隙が形成されている。先端部16fは、中間部16eと繋がる。そして、先端部16fは、中間部16eからケース15の外側面から離れる方向に向かって屈曲する。切欠部16gは、根本部16dと本体面16bとの間を外縁から内縁に向かって切り欠かれて形成される。
クリックバネ17は、本体面16bの下面に保持される。クリックバネ17は、下方に突出する突起17Aを有する。クリックバネ17は、突起17Aと回転体20(凹凸部23)の回転によって上下に移動する。これにより、クリックバネ17は、クリック感を発生する。
端子部18は、第1の端子18aと、第2の端子18bと、第3の端子18cと、一対のガイド18dを有する。第1の端子18aと第2の端子18bと第3の端子18cは、ケース15から突出して導出される。第1の端子18aと第2の端子18bとは、エンコーダパターン12aを介して電気的に接続する。また、第1の端子18aと第3の端子18cとは、エンコーダパターン12aを介して電気的に接続する。そして、たとえば、第2の端子18bはA信号を出力し、また、第3の端子18cはB信号を出力する。
一対のガイド18dは、ケース15の外側面から突出する。一対のガイド18dは、第1の端子18aと第2の端子18bと第3の端子18cとの両側に設けられている。つまり、一対のガイド18dの一方は、第2の端子18bよりも第1の端子18aから第2の端子18bへと向かう方向に位置する。また、一対のガイド18dの一方は、第1の端子18aよりも第2の端子18bから第1の端子18aへと向かう方向に位置する。また、ガイド18dの下端は、ケース15の外側面の下端よりも上方に位置している。
回転体20は、本体部21と、ブラシ22と、凹凸部23とを有する。本体部21と凹凸部23とは、樹脂で一体に構成されている。また、ブラシ22は、たとえば、金属や導電性高分子などの導電性材料によって構成されている。
本体部21は、第1部位21aと、第2部位21bとを有する。第1部位21aと第2
部位21bとは、一体に形成されている。第1部位21aは、内壁部13と第1外壁部位14aとの間の領域に配置される。第2部位21bは、第1部位21aよりも上方に位置する。
第2部位21bは、本体面16bと内壁部13との間の位置を通り、本体面16bよりも上方へと延びる。また、第2部位21bは、内壁部13よりも上方に重なって位置する。さらに、第2部位21bは、内壁部13よりも回転体20の回転中心に向かって突出する突出部位21cを有する。
ブラシ22は、第1部位21aの下面に取り付けられる。ブラシ22は、弾性を有しており、ケース15にカバー16が取り付けられることにより下方に付勢される。そして、ブラシ22は、本体部21の回転に伴って、本体部21とともに回転する。このとき、ブラシ22は、エンコーダパターン12aとの接触と離間とを繰り返す。そして、ブラシ22は、エンコーダパターン12aとの接離によって、第1の端子18aと第2の端子18bとを導通および遮断する。また、ブラシ22は、エンコーダパターン12aとの接離によって、第1の端子18aと第3の端子18cとを導通および遮断する。
凹凸部23は、第1部位21aよりも上方に配置される。凹凸部23は、ケース15の凹部11に沿って、凹部位と凸部位とが環状に配置されている。そして、凹凸部23の少なくとも凸部分は、突起17Aと接触し、クリックバネ17を上方に移動させるまた、凹凸部23の凹部分は、上方に移動したクリックバネ17を下方に移動させる。つまり、凹凸部23は、本体部21の回転とともに回転し、突起17Aを上下に移動させることによりクリックバネ17でクリック感を発生させる。
配線部30は、第1配線端子部31と、第2配線端子部32と、固定部位33とを有する。配線部30は、たとえば、フレキシブルプリント基板(FPC)や回路基板などの配線基板である。
第1配線端子部31は、端子部18と電気的に接続する。第1配線端子部31は、第1の端子18aと対応する位置に設けられた第1貫通孔31aと、第2の端子18bと対応する位置に設けられた第2貫通孔31bと、第3の端子18cと対応する位置に設けられた第3貫通孔31cとを有する。
第1貫通孔31aの外縁には、第1の端子18aを第1貫通孔31aに挿入してはんだ付けを行うことにより第1の端子18aと電気的に接続される導電性材料が設けられている。第2貫通孔31bの外縁には、第2の端子18bを第2貫通孔31bに挿入してはんだ付けを行うことにより第2の端子18bと電気的に接続される導電性材料が設けられている。第3貫通孔31cの外縁には、第3の端子18cを第3貫通孔31cに挿入してはんだ付けを行うことにより第3の端子18cと電気的に接続される導電性材料が設けられている。
第2配線端子部32は、第1配線端子部31と電気的に接続する。つまり、第2配線端子部32は、第1配線端子部31を介して出力されるエンコーダ信号(A信号、B信号)の取り出し用の端子である。第2配線端子部32は、たとえば、MCU(μコントロールユニット)と電気的に接続される。
固定部位33は、第1配線端子部31よりも上方に位置している。また、中間部16eまたは先端部16fの少なくともいずれかひとつと向かい合う。そして、固定部位33の中間部16eまたは先端部16fと向かい合う位置には、金属層が設けられている。そして、固定部位33は、中間部16eまたは先端部16fの少なくともいずれかひとつと半
田付けされる。これにより、配線部30と固定部10との機械的強度を向上できる。
固定部位33の金属層は、たとえば、フレキシブル基板の絶縁層を剥がすことで露出された銅箔である。なお、固定部位33の金属層は、配線基板の上面に錫、鉄、銅、ニッケルおよびそれらを含有する合金等を塗布や積層することにより形成されていてもよい。
ここで、固定部位33の金属層と、貫通孔(31a、31b、33c)の外縁に設けられた導電性材料とは、電気的に絶縁されている。つまり、固定部位33の金属層は、第2配線端子部32と絶縁されている。なお、貫通孔(31a、31b、33c)の外縁に設けられた導電性材料のうちのひとつと固定部位33の金属層とは電気的に接続していてもよい。
ノブ40は、回転体20とともに回転する。ノブ40は、樹脂材料や、金属材料を環状に形成した成形品である。ノブ40は、接続部位41と、溝部42とを有する。接続部位41は、接続部位41は、溝部42内に設けられている。そして、接続部位41は、突出部位21cと係合する。なお、ノブ40は、第2部位21bの上面や第2部位21bの側面で回転体20と機械的に結合していても良い。この場合、ノブ40と回転体20とは、ピンとピンを挿入する孔によって結合しても良く、接着剤で結合しても良い。
溝部42は、下方に開口しており、環状に形成されている。そして、ケース15は、溝部42内に収容される。溝部42は、第1溝部壁42aと、第2溝部壁42bと、第3溝部壁42cとを有する。第1溝部壁42aは、外壁部14と向かい合う。第2溝部壁42bは、内壁部13と向かい合う。第3溝部壁42cは、第1溝部壁42aと第2溝部壁42bとを繋ぎ、本体面16bと向かい合う。また、第3溝部壁42cからは、接続部位41が下方へと延びている。
ここで、第1溝部壁42aと外壁部14の外側壁との間、第2溝部壁42bと内壁部13の外側壁との間、第3溝部壁42cと本体面16bとの間には、それぞれ間隙が形成されている。言い換えると、ノブ40は、少なくとも突出部位21cで回転体20と接触するが、固定部10との間には間隙を有しており接触していない。
(入力装置100の効果)
入力装置100は、凹部11の内壁部13の高さが外壁部14の高さよりも低い。そのため、入力装置100の高さは、外壁部14の高さによって支配される。よって、入力装置100は、薄型にしやすい。
回転体20は、内壁部13よりも上方に位置する第2部位21bを有することにより、内壁部13の高さを外壁部14に比べて低くしたとしても、回転軸のがたつきを抑制できる。そのため、入力装置100は、薄型にしやすい。
第2部位21bは、内壁部13よりも回転体20の回転中心に向かって突出する突出部位21cを有する。これにより、入力装置100は、ノブ40と突出部位21cとを係合させることができる。そのため、入力装置100は、内壁部13を低くしたとしてもノブ40を取り付けやすく、薄型にしやすい。
入力装置100は、固定部10を覆う溝部42を有するノブ40を有する。そのため、入力装置100は意匠性を向上できる。また、溝部42は、第1溝部壁42aと第1外壁部位14aとの間に間隙を設けている。そのため、入力装置100は、薄型にしたとしても、第1溝部壁42aと第1外壁部位14aとの接触による回転感触の悪化を抑制できる。よって、入力装置100は、薄型にしやすい。
同様に、入力装置100は、第2溝部壁42bと内壁部13との間、第3溝部壁と固定部10(本体面16b)との間、第1溝部壁42aと第2外壁部位14bとの間のそれぞれに、間隙を設けている。そのため、入力装置100は、薄型にしたとしても、各部位同士の接触による回転感触の悪化を抑制できる。よって、入力装置100は、薄型にしやすい。
入力装置100は、屈曲部16cとケース15の外側面との間に間隙を設けている。そして、入力装置100は、この間隙に配線部30(配線基板)を挿入することにより、屈曲部16cとケース15の外側面とで配線部30を挟み込むことができる。よって、入力装置100は、端子部18と配線部30とを容易に電気的に接続できる。
また、屈曲部16cは、本体面16bと繋がる根本部16dを有し、本体面16bと根本部16dとの間には切欠き部16gが形成されている。これにより、屈曲部16cの弾性が向上し、容易に配線部30を挿入できる。
さらに、屈曲部16cは、根本部16dから下方に屈曲する中間部16eと、中間部16eと繋がる先端部16fを有する。ここで、中間部16eは、ケース15の外側壁と向かい合う位置にある。また、先端部16fは、中間部16eよりも下方に位置し、ケース15の外側面から離れる方向に屈曲している。つまり、先端部16fとケース15の外側面との間の距離は、中間部16eとケース15の外側面との間の距離よりも広い。そのため、入力装置100は、中間部16eや先端部16fとケース15の外側面との間に容易に配線部30を挿入できる。
また、端子部18は、一対のガイド18dを有する。一対のガイド18dの一方は、第2の端子18bの近くに位置する。また、他方のガイド18dは、第1の端子18aの近くに位置する。入力装置100は、一対のガイド18dを用いて配線部30の位置決めをすることができるため、容易に配線部30と端子部18とを電気的に接続できる。
また、配線部30は、端子部18と電気的に接続する第1配線端子部31を有する。そして、配線部30は、第1配線端子部31よりも上方に位置し、先端部16fまたは中間部16eの少なくともいずれか一方と半田付けされて、屈曲部16cと機械的に接続される固定部位を有する。これにより、入力装置100は、配線部30をより確実に取り付けることができる。
(入力装置100を用いた表示装置200)
図1−図4にくわえて、さらに図5を参照して入力装置100を用いた表示装置200を説明する。図5は、表示装置の模式断面図である。表示装置200は、筐体210と、表示部220と、入力装置100を有する。表示装置200は、たとえば、カーナビゲーションシステムや、パーソナルコンピュータなどである。
表示部220は、筐体210内に設けられる。表示部220は、パネル221と、ディスプレイ222と、コントロールユニット223とを有する。パネル221は、筐体210の開口部に取り付けられている。パネル221は、たとえば、タッチセンサや、カバーレンズや、カバーガラスなどである。また、パネル221は、ディスプレイ222と一体に構成されていてもよい。
ディスプレイ222は、パネル221の下方に配置されている。コントロールユニット223は、ディスプレイ222および入力装置100と電気的に繋がっている。なお、コントロールユニット223は、ディスプレイ222と一体であってもよい。
入力装置100は、少なくとも一部がパネル221の上方に配置される。言い換えると、入力装置100は、パネル221と重なる位置に配置される。また、入力装置100は、ケース15と回転体20の本体部21とノブ40とが環状であるため、入力装置100の下方に位置するディスプレイ222の表示内容が環内に表示される。
入力装置100の配線部30は、パネル221と筐体210との間の位置を通って、コントロールユニット223と電気的に接続する。また、ノブ40は、配線部30が通るパネル221と筐体210との間の位置を覆うように構成されている。言い換えれば、配線部30は、ノブ40の外縁より内側で下方へと延びている。このように構成することにより、表示装置200は、配線部30による意匠性の低下を抑制できる。
また、このような表示装置200は、たとえば自動車のコックピットに設けて利用すると、運転中にも確実な入力を行うことができる。
本発明は、容易に配線基板と電気的に接続可能な入力装置を提供でき、各種電子機器等に用いると有用である。
10 固定部
11 凹部
12 底部
12a エンコーダパターン
13 内壁部
14 外壁部
15 ケース
16 カバー
16a 脚部
16b 本体面
16c 屈曲部
16d 根本部
16e 中間部
16f 先端部
17 クリックバネ
17A 突起
18 端子部
18a 第1の端子
18b 第2の端子
18c 第3の端子
18d ガイド
14a 第1外壁部位
14b 第2外壁部位
20 回転体
21 本体部
21a 第1部位
21b 第2部位
21c 突出部位
22 ブラシ
23 凹凸部
30 配線部
31 第1配線端子部
31a 第1貫通孔
31b 第2貫通孔
31c 第3貫通孔
32 第2配線端子部
33 固定部位
40 ノブ
41 接続部位
42 溝部
42a 第1溝部壁
42b 第2溝部壁
42c 第3溝部壁
100 入力装置
200 表示装置
210 筐体
220 表示部
221 パネル
222 ディスプレイ
223 コントロールユニット

Claims (6)

  1. 固定部と、
    前記固定部よりも第1の方向に位置し、前記固定部に対して回転する回転体と、
    を備え、
    前記固定部は、
    前記回転体よりも前記第1の方向に反対の第2の方向に位置し、前記回転体を収容するケースと、
    前記ケースから導出された端子部と、
    前記ケースよりも第1の方向に位置する本体面と、前記本体面から前記第2の方向に延びて前記端子部よりも前記第1の方向に位置し前記ケースの外側面との間に間隙を設けて前記ケースの外側面と向かい合う屈曲部とを含み、前記ケースに保持されたカバーと、
    を有し、
    前記間隙は、前記端子部よりも前記第1の方向に位置する、
    入力装置。
  2. 前記屈曲部は、前記本体面と繋がる根本部を有し、
    前記根本部と前記本体面との間には、切欠き部が形成されている、
    請求項1記載の入力装置。
  3. 前記屈曲部は、前記根本部から前記第2の方向に屈曲し前記ケースの外側面と向かい合う中間部と、前記中間部と繋がる先端部とを有し、
    前記先端部は、前記ケースの外側面から離れる方向に屈曲する、請求項2記載の入力装置。
  4. 前記端子部は、
    前記ケースから導出する第1端子と、
    前記第1端子と電気的に接続する第2端子と、
    前記第2端子よりも前記第1端子から前記第2端子へと向かう第3の方向に形成された第1のガイドと、
    前記第1端子よりも前記第3の方向に反対の第4の方向に形成された第2のガイドと、を有し、
    前記第1のガイドと前記第2のガイドとは、前記ケースの外側面の前記第1の方向に反対の第2の方向の端よりも内側に位置する、
    請求項3記載の入力装置。
  5. 前記第1端子と前記第2端子と電気的に接続する第1配線端子部を含み、前記ケースの外側面と向かい合う配線部をさらに備え、
    前記配線部は、前記第1配線端子部よりも前記第1の方向に位置し、前記屈曲部と前記ケースの外側面との間に配置された固定部位を有し、
    前記固定部位は、前記先端部または前記中間部のうちの少なくともいずれか一方と電気的に接続される、
    請求項3記載の入力装置。
  6. 第1配線端子部と、前記第1端子部と電気的に接続する第2配線端子部と、前記第1配線端子部よりも前記第2配線端子部から前記第1配線端子部へ向かう方向に配置された金属層とを有し、
    前記金属層は、前記第2配線端子部および前記第1配線端子部と電気的に絶縁されている、配線基板。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2021074369A (ja) * 2019-11-12 2021-05-20 株式会社ニューギン 遊技機

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