JP3184249U - ポインティングスティック - Google Patents

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Abstract

【課題】撓み部に応力が集中して精度の良い検出を行なうことができるとともに、液体物の侵入を防止することができるポインティングスティックを提供する。
【解決手段】撓み部11、12、13、14が形成された基部1と、基部1から上方に突出する操作部2と、を有する操作体10と、撓み部11、12、13、14に配置され、それぞれの撓み量を検出するセンサ素子21、22、23、24と、を備えたポインティングスティック100において、基部1は、操作部2が突出する側とは反対側に、平面視で撓み部11、12、13、14の間に有底凹部15、16、17、18を有する。有底凹部の存在により撓み部の間の基部が変形しやすくなり、撓み部を大きく撓ませることができる。
【選択図】図4

Description

本考案は、入力操作に用いるポインティングスティックに関し、特に、液体物の侵入を防止することができるポインティングスティックに関する。
ノート型コンピュータ等の携帯型電子機器において、傾倒させる力を加えて操作するポインティングスティックが入力操作に用いられている。
ポインティングスティックは、例えば、特許文献1に記載されている。
特許文献1に開示されているポインティングスティックは、操作スティックの操作に応じて変形するダイアフラム上に歪みゲージが配置され、制御回路用FPCがはんだによって電気的に接続され、歪みゲージの抵抗値に関する出力変化を検出するものである。
特許文献2には、単一基板がセンサ部とセンサ支持部とを兼ね具え、センサ部の変形に応答して電気特性が変化する歪みゲージを有する応力センサが開示されている。図10は特許文献2の応力センサ200についてセンサ部201及びセンサ部201に支持部202が一体化された構成の例を示す図である。図10(a)はセンサ部201を示す斜視図であり、図10(b)は歪みゲージ205が貼り付けられたセンサ部201の底面図であり、図10(c)はセンサ部201の平面図である。図10(d)はセンサ部201に支持部202が一体化された構成の例を示す斜視図である。図10(d)に示すように、穴208を形成することで、歪みゲージ205が貼り付けられたセンサ部(撓み部)201に応力を集中させ、センサ部(撓み部)201を大きく撓ませ、撓み量を大きくできるので高精度な検出を行なえるようにしている。
特開2012−208870号公報 国際公開第2002/052236号
しかしながら、撓み部の周りに穴が形成されているポインティングスティックを使用する場合、液体物をこぼしたりしたときに、その穴(貫通孔)から液体物が侵入してしまう、という問題点があった。
本考案は、上述した課題を解決するもので、撓み部に応力が集中して精度の良い検出を行なうことができるとともに、液体物の侵入を防止することができるポインティングスティックを提供することを目的とする。
本考案は、複数の撓み部が形成された基部と、前記基部から上方に突出する操作部と、を有する操作体と、前記複数の撓み部に配置され、それぞれの撓み量を検出する複数のセンサ素子と、を備えたポインティングスティックにおいて、前記基部は、前記操作部が突出する側とは反対側に、平面視で前記複数の撓み部の間に有底凹部を有することを特徴とする。
複数の撓み部の間に形成された有底凹部によって複数の撓み部の間の基部が変形しやすくなっているので、凹部が無いときに比べて撓み部に応力が集中して撓み部を大きく撓ませることができる。これにより、撓み部の撓み量を大きくできるので、精度の良い検出を行なうことができるとともに、貫通孔があるときに比べて液体物の侵入を防止することができる。
前記複数のセンサ素子が実装されたフィルム基板を備え、前記フィルム基板は、前記基部の前記有底凹部を有する側において、前記複数のセンサ素子が前記複数の撓み部に対応するように、接着材で貼り付けられたことを特徴とする。
前記複数のセンサ素子が複数の撓み部に対応するように位置合わせされて接着材で貼り付けられたときに、撓み部の近くに位置する有底凹部が余った接着剤の逃げ場となる。そのため、余った接着剤による不具合を防止することができる。
本考案のポインティングスティックは、複数の撓み部の間に形成された有底凹部によって複数の撓み部の間の基部が変形しやすくなっているので、凹部が無いときに比べて撓み部に応力が集中して撓み部を大きく撓ませることができる。これにより、撓み部の撓み量を大きくできるので、精度の良い検出を行なうことができるとともに、貫通孔があるときに比べて液体物の侵入を防止することができる。
本考案の第1実施形態のポインティングスティックを示す斜視図である。 第1実施形態のポインティングスティックを示す平面図である。 第1実施形態のポインティングスティックを示す分解斜視図である。 図3の反対方向から見た分解斜視図である。 図3及び図4に示す操作体の説明図である。 図5に示す操作体の底面図である。 (a)は図2のA−A線で切断した断面図であり、(b)は図2のB−B線で切断した断面図である。 図2のC−C線で切断した断面図である。 操作体とフィルム基板との配置を示す底面図である。 従来のセンサ部及びセンサ部の基本構造に支持部が取り付けられた構成の例を示す図である。
[第1実施形態]
以下に第1実施形態におけるポインティングスティック100について説明する。
図1は、本考案の第1実施形態のポインティングスティック100を示す斜視図である。図2は、第1実施形態のポインティングスティック100を示す平面図である。図3は第1実施形態のポインティングスティック100を示す分解斜視図である。図4は、図3の反対方向から見た分解斜視図である。図5は、図3及び図4に示す操作体10の説明図である。図6は、図5に示す操作体10の底面図である。図7は、第1実施形態のポインティングスティック100を示す断面図であり、図7(a)は図2のA−A線で切断した断面図であり、図7(b)は図2のB−B線で切断した断面図である。図8は、図2のC−C線で切断した断面図である。図9は、操作体10とフィルム基板20との配置を示す底面図である。なお、説明を分かりやすくするため、ここでは、図1に示すZ1側を上方、Z2側を下方とする。
図1に示すポインティングスティック100は、操作者によって入力操作される操作体10が上側固定板40及び下側固定板50に挟持された入力装置である。また、図3及び図4に示すように、ポインティングスティック100は、センサ素子21、22、23、24が実装されたフィルム基板20を備えている。
操作体10は、樹脂を成形したものであり、図2〜図5に示すように、基部1と、基部1から上方(Z1側)に突出する操作部2と、基部1を取り囲むように延設された環状支持部3と、を有する。
フィルム基板20は、センサ素子21、22、23、24が実装配置され、図示しない配線が設けられている。また、センサ素子21、22、23、24と配線とを保護するカバーフィルムが貼り付けられている。なお、センサ素子21、22、23、24の配置をより分かりやすく示すために、このカバーフィルムは図示していない。
環状支持部3は、図7及び図8に示すように、基部1を取り囲むように下方(Z2側)に延設され、下側固定板50に当接して支持される部分となる。環状支持部3は、フィルム基板20を取り出すY1側以外の基部1を取り囲む本体部31と、下側固定板50に沿って本体部31の外周31aから外方に延設されるとともに本体部31の上下方向の厚みより薄く形成された固定部34と、を有している(図5参照)。
上側固定板40及び下側固定板50は、薄い金属板を加工したものであり、操作体10及びフィルム基板20を挟持するように、締結部材60によって固定される。さらに、上側固定板40は、図示しない取り付け部材を介して携帯型電子機器等に固定される。
次に、本実施形態のポインティングスティック100の動作原理について説明する。
本実施形態のポインティングスティック100において、操作体10は、基部1における操作部2が突出する側とは反対側(Z2側)に、図5(b)に示すように、撓み部11、12、13、14と、有底凹部15、16、17、18と、を有している。操作部2を傾倒させる力が加わる操作がなされると、撓み部11、12、13、14を弾性変形させる撓みが発生する。
図6に示すように、撓み部11、12、13、14は、平面視で操作部2を中心としてそれぞれ前後左右の4方向(X1方向、X2方向、Y1方向、Y2方向)に延設される。それぞれの撓み量を検出するセンサ素子21、22、23、24が撓み部11、12、13、14に対応するように配置されている(図4参照)。
センサ素子21、22、23、24は、歪みゲージの一種であり、フィルム基板20に設けられた配線(図示しない)が接続されている。この配線は図示しない回路部に接続され、センサ素子21、22、23、24に定常的に電流が流される。操作部2を傾倒させる力が加わる操作がなされると、センサ素子21、22、23、24の抵抗値が変化する。センサ素子21、22、23、24には電流が流されているため、抵抗値の変化による電圧の変化を検出することが可能である。この電圧の変化を回路部で演算することにより、操作部2が傾倒された方向や、押圧力(傾倒量)の大きさを検知することができる。
次に、各部材の特徴を詳細に説明する。
操作体10は、図5に示すように、基部1の下面1cに撓み部11、12、13、14と有底凹部15、16、17、18とを有している。図6に示すように、基部1の中央から見て、撓み部11、12、13、14は、それぞれX1方向、Y1方向、X2方向、Y2方向に配置され、有底凹部15、16、17、18はそれぞれX1方向、Y1方向、X2方向、Y2方向から45度ずれた方向に形成されている。すなわち、基部1は、Z2側からの平面視で、撓み部11、12、13、14の間に有底凹部15、16、17、18を有する。
フィルム基板20は、基部1の有底凹部15、16、17、18を有する側(Z2側)に、センサ素子21、22、23、24が撓み部11、12、13、14に対応するように位置合わせされて、接着材70で貼り付けられている。フィルム基板20は、撓み部11、12、13、14に密着するように、接着材70で接着される。図8に示すように、接着材70の余分な量は近くの有底凹部15、17が逃げ場となるように流動可能である。なお、図8以外の図面では接着材70を省略している。有底凹部16、18についても同様である。こうして、接着材70を介して、フィルム基板20を撓み部11、12、13、14に密着させることができるので、センサ素子21、22、23、24は撓み部11、12、13、14の撓みを安定して検出することができる。
基部1の上面1bは、図5(a)及び図8に示すように、操作部2の裾部2aを囲むように環状支持部3側から裾部2a側に向かって窪んだ凹部1aを有し、凹部1aの最深部19が環状支持部3側より裾部2a側の位置に偏って形成されている。図8に示すように、基部1の下面1cは、センサ素子21、22、23、24が最深部19に対応する位置に配置されている。
環状支持部3は、基部1を取り囲むようにZ2側に延設され、基部1を取り囲む本体部31と、本体部31の外周31aから外方に延設された固定部34と、を有している。本実施形態においては、図5に示すように、固定部34は本体部31の上下方向の厚みより薄く形成される。さらに、本体部31の外周31aから外方に向かって突出する突出片35、36、37、38を有し、突出片35、36、37、38に締結部材挿通孔35a、36a、37a、38aが形成されている。なお、突出片35、36、37、38は、それぞれX1方向、Y1方向、X2方向、Y2方向から45度ずれた方向に形成されている。すなわち、図5に示すように、撓み部11、12、13、14は、平面視で操作部2を中心としてそれぞれ前後左右の4方向に延設され、締結部材挿通孔35a、36a、37a、38aは、複数の撓み部11、12、13、14の隣り合う同士の間の4方向に位置する。
下側固定板50は、図3及び図4に示すように、下側固定孔55、56、57、58と、を備えている。また、下側固定板50は、図9に示すように、平面視で環状支持部3より外側に広がって形成されている。なお、図9は、重なり位置が分かるように、下側固定板50を透視した底面図となっている。
上側固定板40は、図9に示すように、平面視で環状支持部3より外側に広がって形成されている。また、図3及び図4に示すように、上側固定板40は、上側固定孔45、46、47、48と、本体部31を内側に挿入可能な円形開口部41と、を備えている。
図2及び図6に示すように、本体部31の外周31aは、上側固定板40の円形開口部41と略等しい円形に形成されるとともに、外側方向に突出する突出部32、33を有している。
図2、図3及び図6に示すように、円形開口部41の縁部41aには突出部32、33が挿入される切欠部42、43が形成されている。切欠部42、43によって、ポインティングスティック100に操作体10を組み立てる際の、部材の位置決めおよび回転止めをすることができる。
これにより、環状支持部3は、突出部32、33が切欠部42、43に挿入された状態で、固定部34が円形開口部41の縁部41aと下側固定板50とにそれぞれ当接している。突出片35、36、37、38の位置において、下側固定孔55、56、57、58から、締結部材挿通孔35a、36a、37a、38aと、上側固定孔45、46、47、48と、に締結部材60を挿通して、上側固定板40と下側固定板50とが締結される。本実施形態においては、締結部材60としてねじが用いられており、上側固定孔45、46、47、48はめねじになっている。したがって、環状支持部3の固定部34は、突出片35、36、37、38の位置において、ねじによって締結され、円形開口部41の縁部41aと下側固定板50とで挟持されることになる。円形開口部41の縁部41aが、ほぼ全周に亘って固定部34における操作部2から距離が等しい地点を均一な力で挟持することになるので、本体部31の外周31aに不均一な歪みが発生しない。
本実施形態のポインティングスティック100は、図示しない電子機器に搭載されて、上側固定板40及び下側固定板50が固定される。上側固定板40及び下側固定板50として剛性の高い固定部材を使用することによって、電子機器にポインティングスティック100が固定されて、操作部2が安定して操作可能になる。なお、電子機器の内部に収納されて、操作部2が電子機器の外部に突出する構成であることが好ましく、操作部2の周囲には隙間を塞ぐようにクッション材が配置され、電子機器内部への水や埃の侵入を防止することが好ましい。また、操作感触を変えるために、操作部2にはゴム材の操作用キャップを被せることが好ましい。
本実施形態において、基部1の上面1bは、操作部2の裾部2aを囲むように環状支持部3側から裾部2a側に向かって窪んだ凹部1aを有し、凹部1aの最深部19が環状支持部3側より裾部2a側の位置に偏って形成され、基部1の下面1cは、センサ素子21、22、23、24が最深部19に対応する位置に配置されている。操作部2を傾倒させる力が加わる操作がなされると、凹部1aの最深部19が環状支持部3側より裾部2a側の位置に偏って形成されているので、肉厚がもっとも薄い最深部19の近傍で撓み部11、12、13、14はもっとも撓み、この近傍に変位が集中する。平面視で、センサ素子21、22、23、24は、最深部19に対応する位置に配置されているため、撓み量が大きく、センサ素子21、22、23、24の抵抗値が、より大きく変化する。
本実施形態において、基部1は、操作部2が突出する側とは反対側に、平面視で撓み部11、12、13、14の間に有底凹部15、16、17、18を有する。撓み部11、12、13、14の間に形成された有底凹部15、16、17、18によって撓み部11、12、13、14の間の基部1が変形しやすくなっているので、有底凹部15、16、17、18が無いときに比べて撓み部11、12、13、14に応力が集中して精度の良い検出を行なうことができる。また、有底凹部15、16、17、18でなく、この位置に貫通孔を設けたポインティングスティックを使用する場合、液体物をこぼしたりしたときに、その貫通孔から液体物が侵入してしまう、という問題点があった。本実施形態のポインティングスティック100は、貫通孔があるときに比べて液体物の侵入を防止することができる。
一方、突出片35、36、37、38に設けられた締結部材挿通孔35a、36a、37a、38aは、操作部2を中心として撓み部11、12、13、14の隣り合う同士の間の4方向に位置する。撓み部11、12、13、14の方向に位置する場合に比べ、締結部材挿通孔35a、36a、37a、38aと撓み部11、12、13、14との距離を、より離して配置できる。一般的に、締結部材による固定はその近傍で大きな歪みを生じやすい。本実施形態では、撓み部11、12、13、14から離れた位置で締結部材60により締結されるので、締結部材60による歪みが撓み部11、12、13、14に伝わりにくい。
また、本体部31は、上側固定板40及び下側固定板50に固定される固定部34から離れていることにより歪みを生じない。そのため、環状支持部3の本体部31を厚肉に形成する必要がない。すなわち、環状支持部3の薄型化を図ることができる。さらに、上側固定板40及び下側固定板50として剛性の高い固定部材を使用しても、環状支持部3は、固定部34と基部1の間に本体部31が介在するため、固定部34に歪みが生じたとしても、本体部31によって撓み部11、12、13、14に歪みが伝達されない。
なお、製造上、下側固定板50の外側エッジには切断時に発生したバリが残ることがある。操作体10がそのバリの上に固定されていると、操作体10を操作したときそのバリの影響により、操作体10の変形、バリの操作体10への食い込み、バリの変形等が生じて、検出特性が悪化する。本実施形態のポインティングスティック100では、図9に示すように、下側固定板50が平面視で環状支持部3より外側に広がって形成され、操作体10は常に外側エッジの内側に位置する。これにより、バリによる検出特性の悪化を生じさせない。
同様に、上側固定板40の外側エッジには切断時に発生したバリが残ることがある。操作体10がそのバリの下に固定されていると、操作体10を操作したときそのバリの影響により、操作体10の変形、バリの操作体10への食い込み、バリの変形等が生じて、検出特性が悪化する。本実施形態のポインティングスティック100では、上側固定板40が、図9に示すように、平面視で環状支持部3より外側に広がって形成され、操作体10は常に外側エッジの内側に位置する。これにより、バリによる検出特性の悪化を生じさせない。
以下、本実施形態としたことによる効果について説明する。
本実施形態のポインティングスティック100において、基部1は、操作部2が突出する側とは反対側に、平面視で撓み部11、12、13、14の間に有底凹部15、16、17、18を有する。撓み部11、12、13、14の間に形成された有底凹部15、16、17、18によって撓み部11、12、13、14の間の基部1が変形しやすくなっているので、有底凹部15、16、17、18が無いときに比べて撓み部11、12、13、14に応力が集中して撓み部11、12、13、14を大きく撓ませることができる。これにより、撓み部11、12、13、14の撓み量を大きくできるので、精度の良い検出を行なうことができるとともに、貫通孔があるときに比べて液体物の侵入を防止することができる。
本実施形態のポインティングスティック100において、センサ素子21、22、23、24が実装されたフィルム基板20を備え、フィルム基板20は、基部1の有底凹部15、16、17、18を有する側において、センサ素子21、22、23、24が撓み部11、12、13、14に対応するように、接着材70で貼り付けられた。撓み部11、12、13、14に対応するように接着材70で貼り付けられたときに、撓み部11、12、13、14の近くに位置する有底凹部15、16、17、18が余った接着剤の逃げ場となる。そのため、余った接着剤による不具合を防止することができる。
以上のように、本実施形態のポインティングスティック100を具体的に説明したが、本考案は上記の実施形態に限定されるものではなく、要旨を逸脱しない範囲で種々変更して実施することが可能である。例えば次のように変形して実施することができ、これらの実施形態も本考案の技術的範囲に属する。
(1)本実施形態において、締結部材60としてねじが用いられているが、かしめ等の締結部材に変更してもよい。ねじは取り付けが面倒であるが、締結力を容易に調整できる利点を有する。一方、例えば、かしめを用いる場合には、製造工程の自動化が容易になるだけでなく、長期間に亘り緩みを心配する必要がない。
(2)本実施形態において、フィルム基板20は基部1に接着材70で貼り付けられているが、両面テープで貼り付けてもよい。両面テープを用いると、接着材が流動する心配がないので、製造が容易である。
100 ポインティングスティック
1 基部
1a 凹部
1b 上面
1c 下面
2 操作部
2a 裾部
3 環状支持部
10 操作体
11、12、13、14 撓み部
15、16、17、18 有底凹部
19 最深部
20 フィルム基板
21、22、23、24 センサ素子
31 本体部
31a 外周
32、33 突出部
34 固定部
35、36、37、38 突出片
35a、36a、37a、38a 締結部材挿通孔
40 上側固定板
41 円形開口部
41a 縁部
42、43 切欠部
45、46、47、48 上側固定孔
50 下側固定板
55、56、57、58 下側固定孔
60 締結部材
70 接着材

Claims (2)

  1. 複数の撓み部が形成された基部と、前記基部から上方に突出する操作部と、を有する操作体と、
    前記複数の撓み部に配置され、それぞれの撓み量を検出する複数のセンサ素子と、
    を備えたポインティングスティックにおいて、
    前記基部は、前記操作部が突出する側とは反対側に、平面視で前記複数の撓み部の間に有底凹部を有することを特徴とするポインティングスティック。
  2. 前記複数のセンサ素子が実装されたフィルム基板を備え、
    前記フィルム基板は、前記基部の前記有底凹部を有する側において、前記複数のセンサ素子が前記複数の撓み部に対応するように、接着材で貼り付けられたことを特徴とする請求項1に記載のポインティングスティック。
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