JP2019202779A - 乗物用シート - Google Patents
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Abstract
Description
そこで、本発明は、上記の問題に鑑みてなされたものであり、その目的は、脚部材とシートクッションの下面との間の隙間にカバー部材の一部分を潜らせてカバー部材を張る乗物用シートとして、より容易にカバー部材を取り付けることが可能な乗物用シートを提供することにある。
また、第二カバー部分のうち、第一カバー部材の被係合部と係合する係合部が設けられている部分は、上記の隙間を潜る。そして、係合部は、複数の係合部片に分断されている。このような構成であれば、係合部片の分断箇所(すなわち、係合部の切れ目)にて係合部を曲げられるので、第二カバー部分において係合部が設けられている部分が、より容易に上記の隙間を潜るようになる。この結果、より容易にカバー部材を取り付けることが可能となる。
上記の構成では、複数の係合部片を並べることで係合部を構築する際、同一長さの係合部片を用いることが可能である。これにより、係合部片を並べる際の順序(配置位置)を誤ることもなく、係合部片を容易に取り付けることが可能となる。
上記の構成では、被係合部の長さが、複数の係合部片が連なって構成された係合部の一端から他端までの長さよりも長くなっている。このような構成であれば、係合部の長さのバラツキを吸収し、係合部を適切に被係合部に係合させることが可能となる。
上記の構成では、係合部が複数の係合部片に分断されているのに対し、被係合部は、分断されずに連続した状態で設けられている。このような構成であれば、被係合部が複数の断片に分断された構成に比して、より容易に被係合部を設けることが可能となる。
上記の構成では、複数の係合部片が連なって構成された係合部の一端から他端までの長さが、脚部分の延出部の延出量よりも長くなっている。このような構成であれば、係合部が被係合部と係合する範囲を、脚部分の延出部の延出量よりも長く(広く)確保することが可能となる。この結果、係合部がより良好に被係合部と係合し、第二カバー部分をより適切に第一カバー部分に接続させることが可能となる。
上記の構成では、第二カバー部分に設けられた切り欠きの外縁のうち、脚部材の取り付け部と隣り合う部分が、第三カバー部分に設けられた切り欠きの外縁のうち、取り付け部と隣り合う部分から外れた位置にある。このような位置関係であれば、互いに重ね合わされた第二カバー部分及び第三カバー部分の間で切り欠きの外縁がずれているので、シートクッションの下面中、切り欠きの形成によって覆われなくなる部分を少なくすることが可能となる。
上記の構成では、第二カバー部分の端部に設けられた第二係合部が、第三係合部と直線状に並ぶ位置に配置され、第三カバー部分の端部のうち、第三係合部が設けられた部分から外れた部分に重ね合わされている。すなわち、第二係合部が設けられた第二カバー部分の端部が第三カバー部分の端部と重ね合わされるので、シート内部をより一層見え難くすることが可能となる。
また、脚部材とシートクッションの下面との隙間を、第二カバー部分において係合部が設けられている部分がより容易に潜るようになる結果、より容易にカバー部材を取り付けることが可能となる。
また、本発明の乗物用シートによれば、係合部片を並べる際の順序(配置位置)を誤ることなく、係合部片を容易に取り付けることが可能となる。
また、本発明の乗物用シートによれば、係合部の長さのバラツキを吸収し、係合部を適切に被係合部に係合させることが可能となる。
また、本発明の乗物用シートによれば、被係合部が分断されずに連続した状態で設けられているため、被係合部が複数の断片に分断された構成に比して、より容易に被係合部を設けることが可能となる。
また、本発明の乗物用シートによれば、係合部が被係合部と係合する範囲が、脚部分の延出部の延出量よりも長く(広く)確保される。この結果、係合部がより良好に被係合部と係合し、第二カバー部分がより適切に第一カバー部分と接続するようになる。
また、本発明の乗物用シートによれば、互いに重ね合わされた第二カバー部分及び第三カバー部分の間で切り欠きの外縁がずれているので、シートクッションの下面中、切り欠きの形成によって覆われなくなる部分を少なくすることが可能となる。
また、本発明の乗物用シートによれば、第二係合部が設けられた第二カバー部分の端部が第三カバー部分の端部と重ね合わされるので、シート内部をより一層見え難くすることが可能となる。
本実施形態に係る車両用シート(以下、車両用シートS)の基本構成について、図1乃至図3を参照しながら説明する。図1及び図2は、車両用シートSの側面図であり、図1は、着座可能状態にあるときの図であり、図2は、後述するチップアップ状態にあるときの図である。図3は、シートクッションフレーム1及びその周辺機器を示す斜視図である。
次に、シートクッションS1及び脚部材10の構成について、前述の図1乃至図3と共に、図4乃至図6を参照しながら説明する。図4は、シートクッションS1を下方から見た図であり、厳密には脚部材10が収納状態にあるときの図である。図5は、図4のA−A断面を示す図である。図6は、図4に図示の状態から、トリムカバー30の一部分(具体的には、後述する第二カバー部分32及び第三カバー部分33)を捲った状態を示す図である。
次に、トリムカバー30の詳細構成について、前述の図4乃至図6と共に、図7乃至図9を参照しながら説明する。図7は、シートクッションS1の下面を覆うようにトリムカバー30を張る様子を示す図である。図8は、トリムカバー30の側端部のうち、互いに重なり合った第二カバー部分32及び第三カバー部分33の側端部を拡大して示した図である。
d1>d2>d3
なお、切り欠き32a、33aの外縁のうち、「シート幅方向内側に位置する部分」とは、シート幅方向において脚部材10の取り付け部12と隣り合う部分に相当する。
10 脚部材
11 延出部
12 取り付け部
20 脚保持部材
30 トリムカバー(カバー部材)
31 第一カバー部分
32 第二カバー部分
32a 切り欠き
33 第三カバー部分
33a 切り欠き
34 第四カバー部分
41 トリムプレート(被係合部)
42 係合フック(係合部)
42a フック片(係合部片)
43 第二係合部
44 第三係合部
S 車両用シート
S1 シートクッション
S2 シートバック
V 隙間
Claims (7)
- シートクッションの下面を覆うように張られるカバー部材と、
前記シートクッションを支持するために前記シートクッションの下部に取り付けられた脚部材と、を有し、
前記脚部材は、前記シートクッションの下面との間に隙間を設けた状態で延出している延出部を備え、
前記カバー部材は、
前記シートクッションの下面中の第一領域を覆う第一カバー部分と、
前記シートクッションの下面において前記第一領域と隣り合う第二領域を覆うと共に、前記隙間を潜って前記第一カバー部分に接続される第二カバー部分と、
前記第二カバー部分よりも前記シートクッションの下面に近い位置にて前記第二カバー部分に重ね合わされ、前記第二カバー部分と共に前記第二領域を覆うと共に前記隙間を潜る第三カバー部分と、を備え、
前記第二カバー部分のうち、前記隙間を潜る部分には、前記第一カバー部分に設けられた被係合部と係合可能な係合部が設けられており、
該係合部は、複数の係合部片に分断されていることを特徴とする乗物用シート。 - 前記係合部は、前記複数の係合部片が直線状に並んだ状態で前記被係合部と係合し、
前記複数の係合部片の各々は、互いに延出量が同一となるように形成されていることを特徴とする請求項1に記載の乗物用シート。 - 前記被係合部は、所定方向に沿って延出しており、
前記係合部は、該係合部の両端部に位置する第一係合部片及び第二係合部片を有し、
前記第一係合部片において前記第二係合部片から離れている方の端から前記第二係合部片において前記第一係合部片から離れている方の端までの距離よりも、前記被係合部の延出量が長いことを特徴とする請求項1又は2に記載の乗物用シート。 - 前記被係合部は、所定方向に沿って延出しており、前記被係合部の延出方向における一端から他端まで連続していることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の乗物用シート。
- 前記係合部は、該係合部の両端部に位置する第一係合部片及び第二係合部片を有し、
前記第一係合部片において前記第二係合部片から離れている方の端から前記第二係合部片において前記第一係合部片から離れている方の端までの距離は、前記延出部の延出量よりも長いことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項に記載の乗物用シート。 - 前記脚部材は、前記脚部材を前記シートクッションに取り付けるために前記延出部の脇位置に配置された取り付け部を有し、
前記第二カバー部分及び前記第三カバー部分の各々には、前記取り付け部を通すための切り欠きが設けられており、
前記第二カバー部分に設けられた前記切り欠きの外縁のうち、前記延出部の延出方向において前記取り付け部と隣り合う部分は、前記第三カバー部分に設けられた前記切り欠きの外縁のうち、前記延出方向において前記取り付け部と隣り合う部分とは、前記延出方向において異なる位置にあることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか一項に記載の乗物用シート。 - 前記カバー部材は、前記シートクッションの下面において前記第一領域及び前記第二領域の脇位置にある第三領域を覆う第四カバー部分を有し、
前記第二カバー部分の端部には、前記第二カバー部分を前記第四カバー部分と接続するために第二係合部が設けられており、
前記第三カバー部分の端部には、前記第三カバー部分を前記第四カバー部分と接続するために第三係合部が設けられており、
前記第二カバー部分及び前記第三カバー部分の各々が前記第四カバー部分に接続された状態では、前記第二係合部が、前記第三係合部と直線状に並ぶ位置にあり、前記第三カバー部分の端部のうち、前記第三係合部が設けられた部分から外れた部分に重ね合わされていることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか一項に記載の乗物用シート。
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JP2009067234A (ja) * | 2007-09-13 | 2009-04-02 | Honda Motor Co Ltd | 車両用シート |
JP2017019346A (ja) * | 2015-07-08 | 2017-01-26 | トヨタ紡織株式会社 | 乗物用シート |
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