JP2019202406A - ロボットハンド、ロボットハンドの制御方法、ロボット装置、プログラム及び記録媒体 - Google Patents

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Abstract

【課題】 位置制御と力制御の2つの制御モードを兼ね備えたロボットハンドにおいて、把持動作時に安定且つ高速に把持動作を実現するロボットハンドを提供すること。【解決手段】 複数の指部により対象物を把持するロボットハンドにおいて、位置検出手段の検出値を基に指部を位置制御する位置制御部と、力検出手段の検出値を基に指部を力制御する力制御部と、力検出手段の検出値から、把持力の変化率を算出する変化率算出部と、位置制御と、力制御を切り換え可能な制御切換部と、を有し、指部と対象物が接触し、変化率が所定の値以下である場合に、制御切換部を用いて位置制御から力制御に切り換えることを特徴とするロボットハンドを採用した。【選択図】 図8

Description

本発明はロボットハンドに関する。
近年、工場の生産ラインにおいて、作業の自動化・省人化・効率化を図るために、ロボット装置による自動組立を行うケースが多くなっている。このようなロボット装置ではロボットアームにロボットハンドを組み合わせたものが一般的である。また自動組立においては、生産性向上の観点から、ロボットハンドにより、組立て位置までワークをずれなく把持し、高速で搬送することが求められる。そのためには、ロボットハンドによりワークを高精度に位置決めして把持することでずれを低減し、ロボットハンドにより一定の把持力をワークに与えることで高速に搬送する際にワークにかかる慣性力に対応する必要がある。
上記のようにロボットハンドによりワークを高精度に位置決めし、一定の把持力をワークに与える方法として特許文献1が挙げられる。特許文献1においては、ワークを把持する際、まず位置制御によりフィンガーを駆動させ、フィンガーがワークに接触したことをフィンガーに設けられた力センサにより検出し、フィンガーによりワークを持ち始める位置の位置決めを行う。そして位置制御から力制御に切り換え、ワークをフィンガーに押し付け一定の把持力をワークに与えることを実現している。
特開2014−108466号公報
しかしながら特許文献1における技術においては、力センサを用いた接触判定を基に、単純に位置制御から力制御への切り換えを行っているため、以下に述べるような問題があった。
フィンガーによりワークを把持する際、ワークの載置位置の位置ズレやフィンガーの把持位置の位置ズレにより、ワークとフィンガーとの接触位置がズレてしまい、位置制御時におけるフィンガーの駆動速度が十分に減速されないまま接触する場合がある。この場合、フィンガーの駆動機構であるギアのイナーシャ等により、フィンガーに慣性力が働く。
この状態で力制御に切り換えると、フィンガーが慣性力により位置制御時に指令した目標位置よりも多くフィンガーが動いてしまう。すると、フィンガーはワークに対して必要以上に押し付けられるため、力センサで検出される値が力制御時に指令された目標となる把持力より大きくなりオーバーシュートが発生する。力制御時においては、目標の把持力となるよう制御するため、力センサで検出される値が小さくなるよう制御する。
しかし、オーバーシュートにより目標となる把持力よりも大きく検出されているため、目標の把持力に戻そうと強くフィンガーを駆動するため、今度は逆にアンダーシュートが生じてしまう。
即ち、オーバーシュートまたはアンダーシュートが繰り返し発生し、力制御では目標の把持力に収束する時間が長くなってしまう。また、把持動作が不安定となってしまうため、ワークを破損させる恐れもある。
そこで、本発明は、位置制御と力制御の2つの制御モードを兼ね備えたロボットハンドにおいて、制御モードを切り換える際、把持動作の挙動を安定に保ちつつ、目標の把持力に収束する時間を短くすることができるロボットハンドを提供することを目的とする。
上記課題を鑑み、本発明は、複数の指部により対象物を把持するロボットハンドにおいて、前記指部の位置を検出する位置検出手段と、前記指部に作用する力を把持力として検出する力検出手段と、前記ロボットハンドを制御する制御装置と、を備え、前記制御装置は、前記位置検出手段の検出値を基に前記指部を位置制御する位置制御部と、前記力検出手段の検出値を基に前記指部を力制御する力制御部と、前記力検出手段の検出値から、前記把持力の変化率を算出する変化率算出部と、前記位置制御と、前記力制御を切り換え可能な制御切換部と、を有し、前記制御装置は、前記指部を互いに接近する方向に移動させ、前記指部と前記対象物が接触した後、前記変化率が所定の値以下である場合に、前記制御切換部を用いて前記位置制御から前記力制御に切り換えることを特徴とするロボットハンドを採用した。
本発明によれば、位置制御モードから力制御モードへの切り換えを行う際、指部の先端で検出される把持力の変化率を基に判断する。そのため、位置制御モードで指部を制御している際に、指部の駆動速度が大きすぎる状態で切り換わることを低減し、把持動作の挙動を安定に保ちつつ、目標の把持力に収束する時間を短くすることができる。
第1の実施形態におけるロボットシステム100の示した図である。 第1の実施形態におけるロボットハンド本体300を示した図である。 第1の実施形態におけるロボットハンド制御装置500の制御ブロック図である。 第1の実施形態における位置制御の目標位置プロファイルを示した図である。 力制御から位置制御に切り換えた際に、力制御によって目標把持力が収束する時間が長くなる原因について詳述するために用いた図である。 第1の実施形態における切換テーブル521を表した表である。 第1の実施形態における目標位置プロファイルの更新を停止した場合を示した図である。 第1の実施形態における制御フローチャートである。 第1の実施形態における把持力の応答波形を示したグラフである。 切換判定閾値と目標把持力との差が大きい場合に、力制御から位置制御に切り換えた際の把持力の応答波形を示したグラフである。 第2の実施形態におけるロボットハンド制御装置500の制御ブロック図である。 第2の実施形態における切換テーブル521’を表した表である。 第2の実施形態における把持力変化率と偏差量との関係を表すグラフである。
以下、添付図面を参照して本発明を実施するに好適な実施形態につき詳細に説明する。なお、以下に示す実施例はあくまでも一例であり、例えば細部の構成については本発明の趣旨を逸脱しない範囲において変更することができる。また、各実施形態で取り上げる数値は、参考数値であって、本発明を限定するものではない。
(第1の実施形態)
以下、添付図面を参照して、本実施形態1における構成および把持制御につき説明する。図1は、本発明のロボット装置を用いた本実施形態のロボットシステムの概略構成を示した図である。
図1において、本実施形態のロボットシステム100は、ロボットアーム本体200、ロボットハンド本体300、ロボットシステム全体を制御するシステム制御装置400、外部入力装置800で構成される。組付対象物であるワークW1は、ワーク載置台S1上に載置され、被組付対象物であるワークW2は、ワーク固定台S2上に固定されている。
ロボットシステム100によってワークW1、ワークW2を操作し、組付けることにより、工業製品、ないしはその部品を製造することができる。例えば、このワークW1、W2に対する組付操作は、ロボットアーム本体200とロボットハンド本体300を用いて組付対象物としてのワークW1を把持し、移動させ、さらにワークW1をワークW2に嵌合させるという操作によって行われる。
ロボットアーム本体200は、本実施形態では多関節のロボットアームであり、ロボットアーム本体200の根元は基台900に固定されている。ロボットアーム本体200の先端には、把持装置であるロボットハンド本体300が装着されている。このロボットハンド本体300を用いてワークW1に対して動作を行う。また、ロボットアーム本体200の各関節には、これらの関節を各々駆動する駆動源としてのモータ、およびモータの回転角度を検出する位置検出手段としてのエンコーダがそれぞれ設けられている。なお、エンコーダの設置位置および出力方式は問わない。
ロボットハンド本体300はモータと開閉機構により2本の指を開閉し、ワークW1の把持ないし解放を行う1自由度以上のハンドであり、ワークW1をロボットアーム本体200に対して相対変位させないように把持できれば良い。なお、本実施形態では指の本数を2本としたが、当業者により適宜複数の指に変更することができる。
また本実施形態において、ロボットハンド本体300は不図示のモータ駆動で指を動作させているが、空気圧駆動のようなエアグリッパであっても良い。さらに、ロボットハンド本体300は、ワークW1をロボットアーム本体200に対して相対変位させないように把持できれば良いため吸着機構であっても良い。
システム制御装置400内には、ロボットアーム本体200を制御するロボットアーム制御装置600、ロボットハンド本体300を制御するロボットハンド制御装置500を備えている。なお、本実施形態ではロボットアーム本体200とロボットハンド本体300の制御を別々の制御装置を用いて実行しているが、1つの制御装置を用い統合して制御しても良い。
図1に示すようにロボットハンド制御装置500とロボットアーム制御装置600は、それぞれマイクロプロセッサなどから成るCPU501、601から構成される。さらに各CPUにバス接続されたROM502、602、RAM502、603、汎用信号インターフェイス504、604で構成されている。そしてロボットハンド本体300およびロボットアーム本体200のそれぞれに設けられた不図示のモータを、ロボットハンドモータドライバ505、ロボットアームドライバ尾605を介して制御する。
ROM502、602には、各種動作に応じてロボットハンド本体300およびロボットアーム本体200に対応する駆動部を制御するための制御プログラムや、それらの制御に必要なデータ等が格納されている。これらロボットシステムを制御する上で必要なデータ、設定値、制御プログラム等をRAM503、603で展開する。
CPU501の内部によって、ロボットハンド制御装置500の各種の演算処理が行われる。ROM502には、CPU501の演算で用いられる制御系のパラメータの他、後述する目標値プロファイルの生成に用いられるパラメータや、制御モードの切り換え判定に用いられる各種の条件等が記憶されている。
またロボットハンドモータドライバ505は、CPU501における演算処理結果を受けてロボットハンド本体300内部のモータの駆動電流に変換を行う定電流アンプである。
また汎用入出力インターフェイスI/O504、604にはティーチングペンダント等の外部入力装置800が接続されている。これによりユーザが直接ロボットシステム100を動作させることができる。汎用入出力インターフェイスI/O504、604はそれぞれロボットハンド本体300、ロボットアーム本体200と送受信可能に接続されており、さらに、ロボットハンド制御装置500とロボットアーム制御装置600とで通信可能にしている。
ワークW1は、ワークW2が組付く組付部(凸部)を有する。本実施形態では、凸部は円筒状のピンを想定する。また、ワークW2は、ワークW1が組付くための組付部(凹部)を有する。本実施形態では凹部は筒形の穴を想定する。ワークW1、W2を組み付けることで物品として生産する。
図2は、本発明で用いられるロボットハンド本体300の詳細を示している。図2よりロボットハンド本体300は、ベース部302、モータ303、指支持部305、指部306で構成されている。また指部306の先端の片側には力センサ307が構成されている。
またモータ303にはエンコーダ304が設けられ、このエンコーダ304により指部6の位置を検出する。エンコーダ304は位置検出手段の一例である。
ベース部302にはピニオンラック、減速機等で構成され、モータ303の駆動を指支持部305に伝達する駆動伝達機構309(図3)が内蔵されている。モータ303はピニオンラック、又は減速機を介して指支持部5と連結されている。なお、ピニオンラック以外にもカム機構等、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で駆動伝達機構309を変更して良い。
モータ303を駆動させることで駆動伝達機構309を介して指支持部305を、図1中の矢印Pの方向に水平駆動させ、指部306を、軸Cを基準に互いに接近または離間する方向へ動作させることでロボットハンド本体300の開閉動作を実現する。またワークW1を把持した際の把持力は、図面右側の指部306の先端に取り付けられた力センサ307により検出される。この力センサ307はどちらか一方の指部306に設けられていればよい。もちろん、両方の指部306に設けられていても良い。この力センサ307は力検出手段の一例である。
なお本実施形態では、1つのモータ303により一対の指部306を同時駆動するように構成しているが、各指部306にモータ303を設け、指部306が独立して互いに接近または離間する方向へ動作できるように構成してもよい。
また本実施形態に示すロボットハンド本体300は、把持力を検出する手段として指部306の先端に力センサ307を構成しているが、上述した構成により力センサの代わりに各モータ303の駆動電流を検出して把持力を算出するように構成してもよい。
図3はロボットハンド制御装置500とロボットハンド本体300と外部入力装置800とを示した制御ブロック図である。ロボットハンド制御装置500は、CPU501の内部に位置制御部512、力制御部513、制御切換部515、主制御部516を備えている。また、目標位置生成部510、目標把持力生成部511、位置変換部514、変化率算出部517を備えている。
ROM502の内部には後述する把持力変化率と切換判定閾値の関係を記した切換テーブル521が格納されている。
ロボットハンド本体300は、指部306を開閉するための駆動源となるモータ303、ドライバ505、モータ303の駆動を指部306に伝達する駆動伝達機構309、モータ303に備えられたエンコーダ308、力センサ307をブロックで示している。
図3において、ロボットハンド制御装置500は、位置制御部512と力制御部513を有している。
位置制御部512は、目標位置生成部510を入力として、ドライバ505に制御値を渡し、モータ303を駆動させることで指部306を動作させ、その際のエンコーダ308の出力をフィードバックし、指部306への位置制御を行う。
力制御部513は、目標把持力生成部511を入力として、ドライバ505に制御値を渡し、モータ303を駆動させることで指部306を動作させ、その際の力センサ307の出力をフィードバックして、指部306に発生する力を制御する。
位置制御部512と力制御部513との切り換えは、制御切換部515により実現される。
次に図3、図4を用いて、位置制御時におけるロボットハンド制御装置500の振る舞いについて説明する。図4は位置制御時において入力された目標位置のプロファイルの生成を表している。
図3において、目標位置生成部510は、例えばPLC(Programmable Logic Controller)等の外部入力装置800から入力される指部306の目標位置に対して、図4に示すような目標位置プロファイルの生成を行う。
位置制御部512は、目標位置生成部510からの値と位置変換部514により変換されたエンコーダ308での検出値との差、即ち目標位置と実際の指部306の位置との差である位置の偏差量を入力としてドライバ505に渡す制御値を演算する。
指部306の位置は、モータ303に取り付けられたエンコーダ308で検出された回転角が、位置変換部514によって指部306の座標値に変換処理が行われた後、位置制御部512に対してフィードバックされる。
ここで位置制御部512により行われる制御値の演算処理は、例えばPI(Proportional Integral)制御、又はPID(Proportional Integral Differential)制御を用いた演算処理である。
ドライバ505は位置制御部512から渡される制御値に応じて、モータ303に印加する駆動電流を制御する。ドライバ505によりモータ303を回転駆動することで、駆動伝達機構309を介して、指部306が駆動される。
続いて図3を用いて、力制御時におけるロボットハンド制御装置500の振る舞いについて説明する。
力制御時においては、制御切替部515により力制御部513とドライバ505が接続されるように構成されている。この状態において、目標把持力生成部511は、位置制御時と同様にPLC等の外部入力装置800から入力される、指部306に作用する力、即ち把持力の目標値の生成を行う。
力制御部513は、目標把持力生成部511からの値と力センサ307での検出値との差、即ち目標把持力と実際に指部306で生じている把持力との差である力の偏差量を入力としてドライバ505に渡す制御値を演算する。
ここで、力制御部513により行われる制御値の演算処理は、例えばPI制御又はPID制御を用いた演算処理である。ドライバ505における動作、及びモータ303の動作、指部306の動作については、先に説明した位置制御時における動作と同じである。
以上説明したように、ロボットハンド制御装置500は、位置制御部512と、力制御部513の2つの制御部を内部に備えることで、指部306に対して2つの制御モードを実現している。
ここで、図5を用いて位置制御から力制御に切り換えた際に、力制御によって目標把持力に収束する時間が長くなる原因について詳述する。図5(a)は指部306の力センサ307で検出される力の検出値の時刻歴波形を表している。横軸に時間t(s)、縦軸に検出値となる力F(N)、実線のグラフが理想的な応答波形、破線のグラフが単に位置制御から力制御に切り換えた際の実際の応答波形である。図5(b)は位置制御から力制御へ切り換える瞬間となる図5(a)の領域A付近を拡大した図である。
図5(a)より、位置制御から力制御に切り換える際、切り換えのトリガーとなる切換判定閾値が設定されている。
また、力制御に切り換えた後、指部306に作用している力が目標把持力になっているかどうかの検知のため把持完了幅を設定している。この完了幅に力の検出値の応答波形の極大値と極小値が収まれば、これ以上力が変動することはないと判定し、目標把持力に収束したと判定する。図5(a)のP、P’点は上記の判定を行い、目標把持力に収束したと判定した点である。
図5(a)(b)の破線グラフで示した実際の制御における位置制御モード時は、先に示した図4による目標値プロファイルに基づき指部306が駆動されている。しかし、ワークの載置位置の位置ズレや指部306の把持位置の位置ズレにより、ワークと指部306との接触位置がズレてしまい、位置制御時におけるフィンガーの駆動速度が十分に減速されないまま接触する場合がある。
そして、駆動速度の大きいまま指部306がワークに押し付けられると、駆動速度が大きい分だけ、指部306がワークに強く押し付けられるため、力センサ307で検出される切換判定閾値に達するまでの時間が早くなる(図5(b)破線のグラフ)。つまり把持力変化率が大きくなる。
切換判定閾値に達するまでの時間が早く、把持力変化率が大きいと、理想的には図5(b)の実線グラフのQ点で切り換えたいが、実際には図5(b)の破線グラフのQ’点で切り換えることになる。
把持力変化率が大きい状態で位置制御から力制御に切り換えると、指部306の駆動速度が大きいままであるため、駆動伝達部のイナーシャの影響が大きくなる。そして力制御時におけるモータ303の操作方向とは逆方向に駆動伝達機構309が動いている時間が長くなる。
これに伴い、指部306に設けた力センサ307も同様にモータ303の操作方向とは逆方向に動いてしまい、その結果、図5(a)の破線グラフのように力制御時における力の応答波形においてオーバーシュートやアンダーシュートが発生してしまう。
力制御時は、目標の把持力となるよう制御するため、力センサ307で検出される値が小さくなるよう制御し、力の応答波形が振動してしまう。
ゆえに、図5(a)の実線グラフのように理想的な切換を行うことができれば、図5(a)のP点で把持の完了を判定できるが、実際にはワークのズレ等により理想的な切換が行えず、力の検出値の応答波形の極大値と極小値がなかなか把持完了幅に収まらず、図5(a)の破線グラフのP’点で把持完了の判定を行う。そのため目標把持力に対する収束時間が長くなってしまう。
上記で説明した課題を解決するための制御方法を以下で詳述する。
図3に戻り、位置制御と力制御との切り換えの判定を行う判定部518について、図6を共に用いながら説明を行う。図6は、切換判定閾値、把持力変化率の絶対値とを対応付けた制御モードの切換判定が定義された切換テーブル521である。
図3より制御モードの切り換えの実行は、判定部518により制御切換部515に指令が入力されことで制御切換部515により行われる。
ここで、判定部518は、位置制御から力制御に切り換える際、把持力変化率を加味し、ROM502に格納された切換テーブル521を参照して切換を行う。
そのため把持力変化率算出部517は、力センサ307での検出値を逐次監視し、指部306に作用する力の値の時間微分を算出している。この値が把持力変化率として判定部518に入力されている。
また切換判定閾値として、力センサ307の検出値が判定部518に入力されている。力センサ307の検出値から切換判定閾値として所定の値を検出することで現在の指部306とワークW1との接触状態を検知している。
図6より切換テーブル521は、状態レベル、切換判定閾値、把持力変化率の絶対値、切換判定が定義されたテーブルである。なお、図6に示した値は、予め実験等により算出して、記憶部であるROM502の内部に設定し記憶しておくこととする。
切換テーブル521の状態レベルには、Level1、Level2までが設定されている。
Level1は切換判定閾値が2N以上、把持力変化率が0.5の値以下である場合であり、指部306とワークW1の接触状態がLevel1であれば切換判定OKとする。逆にLevel2はそれ以外の接触状態であり、Level2であれば切換判定をNGとする。
ここで、切換判定閾値は、力センサ307の精度等を考慮して、予め使用するユーザによって個別に設定される設定値であり、例えば0.5N、1N等の値が切換判定閾値として設定されていても良い。
この切換テーブル521を参照することで、力センサ307で切換判定閾値を検出したとしても把持力変化率が大きい場合には切換判定NGとなり、位置制御から力制御には切り換えない。
この場合、判定部518は目標位置生成部510に対して、図7に示すような目標値プロファイルの出力を制限するような信号を出力する。
具体的には目標位置生成部510は、判定部518からの制限信号を受けると、目標位置プロファイルの更新を停止して、現在の指部306の位置をホールドして出力するような指令が目標位置生成部510から出力されるようにする。
図7より、破線で示したグラフが目標位置生成部510から生成される元の目標位置プロファイルであり、実線で示したグラフが判定部518によって更新された目標位置プロファイルである。
図7の実線で示した目標位置プロファイルのように、現在の指部306の位置をホールドすることで、把持力変化率を迅速に下げることができる。即ち指部306とワークW1との接触状態が図6に示すLevel2の状態にあっても、判定部518によって目標位置プロファイルの更新が停止されることで、時間の経過と共にLevel1の状態に入ることになる。
図8は上記で述べた制御方法を用いて、実際にワークW1の把持力動作を行う場合のフローチャート図である。図9は図5と同様に指部306の力センサ307で検出される力の検出値の時刻歴波形を表している。横軸に時間t(s)、縦軸に検出値となる力F(N)、実線のグラフが本実施形態を用いた際の応答波形、破線のグラフが単に位置制御から力制御に切り換えた際の実際の応答波形である。
図9(a)は目標把持力が収束するまで表したグラフ、図9(b)は位置制御から力制御へ切り換える瞬間となる図9(a)の領域Bを拡大した図である。
図8よりS101でロボットハンド制御装置500が、外部入力装置800から把持指令を受けると、図4に示したような目標位置プロファイル生成を元に位置制御で指部306を駆動させて、指部306をワークW1に近づける(図9(a)のS101指示部)。S101は指部移動工程となる。
S102で、力センサ307における検出値からワークW1と指部306が接触したかどうかを検知する(図9(a)の接触ポイント)。S102:NoならばS101の直前まで戻り、位置制御により指部306とワークW1とを接近させる。S102:YesならばS103に進む。S102が接触検知工程となる。
103ではワークW1と指部306が接触することで把持力が生じるため、力センサ307の検出値を基に把持力変化率を算出する。S103が変化率算出工程となる。
そしてS104で切換判定閾値以上であるか検知する。S104:Noならば再度S101に戻り指部306を位置制御により駆動させる。S104が閾値検出工程となる。
S104:YesであればS106に進む。従来ではここで位置制御から力制御に切り換える(図9(a)S104指示部)。
そしてS105では、算出した把持力変化率を基に、図6で示した切換テーブル521から、切換判定閾値と把持力変化率の関係を参照し、S105で切り替え可能な接触状態にあるか否かの判定を行う。
S105:Noの場合は、S106に進み、位置制御における目標位置の更新を停止してS101直前まで戻る。そしてS102〜S104までの処理を再度行い把持力変化率が切換テーブル521の切り換え可能領域内に入るまで、切換を待つ(図9(b)のS106指示部)。
そして指部306の駆動速度が弱まることで把持力変化率の値が収まり、S105:YesとなればS107に進み、力制御への切り換えを実行する(図9(a)(b)のS107指示部)。
そしてS108で、力制御に切り換えた状態において、力センサ307の検出値が外部入力装置800から入力された目標把持力となるまで力制御を行う。
そしてS109で、目標把持力に対して力センサ307の検出値が、把持完了幅に収束したかを判定する。S109:NoであればS108の直前まで戻り力制御を続行する。
S109:Yesとなれば、把持動作完了となる(図9(a)のP)。
図9(b)より本実施形態を用いることで、位置制御から力制御に切り換える過程において、把持力変化率が大きいと判断され、位置制御における目標位置の更新が停止されることにより、把持力変化率を緩やかにすることができる。
よって把持力変化率が緩やかになったQの状態で位置制御から力制御に切り換えることができ、Pで把持完了とすることができた。よって、本実施形態により図5(b)で説明した理想的な応答波形に近づけることができる。
以上本実施形態では、位置制御から力制御に切り換える際に把持力変化率が大きい場合は、制御モードの切り換えが不可と判断し、把持力変化率が許容範囲となるまで切換を行わない。こうすることでイナーシャの影響が大きい状態で制御モードの切換が実施されることを抑制する。
これにより、把持動作が振動して不安定になることを低減し、目標把持力に対する収束時間を短くすることができる。
本実施形態における目標把持力に対する把持完了幅を±0.5N以内とし、上記で述べた制御方法を実施したところ、従来の方法と比べて数100msec程度短縮することができた。
(第2の実施形態)
上記第1の実施形態では、位置制御から力制御へ切り換える切換判定閾値と把持力変化率から切換を判定した。ここで図10の実線グラフは、図5(a)の破線グラフで示した応答波形において目標把持力が大きい場合の応答波形を示している。図10の破線グラフは図5(a)の破線グラフをそのまま示している。
図10の破線グラフのように把持力の振動が起こるのは、目標把持力に対して検出する力の値がオーバーシュートもしくはアンダーシュートする場合に生じる。しかしながら図10(a)の実線グラフのように目標把持力が大きく、切換判定閾値と目標把持力との差であるが大きければ、切り換える時の把持力変化率が多少大きくとも、図10の実線グラフのように問題なく把持力を収束させることができる。
上記のように偏差量が十分大きい場合においては、把持力変化率がある程度大きい場合においても、イナーシャの影響が低減される。これは力制御に切り替わった際に、モータ303の操作方向と駆動伝達機構309の動作方向が逆方向にならない、または仮に一時的に発生しても、その時間が短いため、力制御時の応答特性にオーバーシュートやアンダーシュートが発生しにくいことによる。このように把持力変化率が大きい場合であっても、偏差量が十分大きければ制御の切り換えを許可することで、把持時間を短くできる。
本実施形態では、切り換える時の判定としてさらにこの偏差を加味するものである。目標把持力は主に把持するワークにより定められることが多いので、偏差を加味することで、多種ワークに対応した切換タイミングを設定でき、位置制御から力制御への切り替えをスムーズに行うことができるため、安定且つ高速に把持動作を実現できる。
ロボットシステムの構成自体は、図1で説明した第1の実施形態と同様であるため、第1の実施形態と同一ないし相当する構成については同一の参照符号を用い、それらの説明は省略ないし簡略化するものとし、第1の実施形態と異なる点を中心に説明する。
図11は本実施形態における制御ブロック図である。第1の実施形態と異なる点は、判定部518に、力センサ307からの値がフィードバックされた目標把持力生成部511からの値が入力されている点である。これにより目標把持力と切換判定閾値との差である偏差を判定部518に入力することができる。
図12は本実施形態で用いられる切換テーブル521’である。第1の実施形態と異なる点は、切換判定の条件として上述した偏差量を加味している。
状態Level0は切換判定閾値が2N以上、把持力変化率が0.01N/sec以下、偏差量が2N以下のとき、切換判定OKとしている。
状態Level1は切換判定閾値が2N以上、把持力変化率が0.01N/sec以上0.1N/sec以下、偏差量が2N以上10N以下のとき、切換判定OKとしている。
状態Level2は切換判定閾値が2N以上、把持力変化率が0.5N/sec以下、偏差量が10N以下のとき、切換判定OKとしている。
状態Level3は上記の状態レベル以外を切換判定NGとしている。
上述のように、偏差が大きく切換判定閾値から目標把持力に達するまで余裕がある場合は把持力変化率が大きくても切換判定OKと設定し、偏差が小さく目標把持力に達するまで余裕が無い場合は把持力変化率を小さくして切換判定OKとしている。
この比較テーブル521’をROM502に格納しておき、図8のS104と同様に本実施形態の比較テーブル521’を参照することで、多種ワークに対応したタイミングで位置制御から力制御に切り換えることができる。
また図8にS105の処理を行うことで時間の経過と共に偏差と把持力変化率の関係は迅速に図12のLevel0〜Level2の何れかの状態に入ることになる。故に、多種ワークを把持する場合においても、位置制御から力制御への切り替えをスムーズに行うことができるため、安定且つ高速に把持力制御を実現できる。
尚、本実施形態において判定部518で用いられる偏差量と把持力変化率の関係を図12に示したようにテーブルで保持しているが、方法はこれに限定されるものではない。例えば図13のように偏差量と変化率との関係を一次関数で表した関数で判定を行ってもよい。
また、偏差量と変化率の関係は一次関数だけではなく、ワークやロボットハンドの特性により二次関数や三次関数等、適宜設定してよい。
また、以上述べた第1の実施形態、第2の実施形態、の制御手順は具体的にはロボットハンド制御装置500により実行されるものである。従って上述した機能を実行可能なソフトウェアのプログラムを記録した記録媒体をロボットハンド制御装置500に供給し、CPU501が記録媒体に格納されたプログラムを読み出し実行することによって達成されるよう構成することができる。この場合、記録媒体から読み出されたプログラム自体が上述した各実施形態の機能を実現することになり、プログラム自体およびそのプログラムを記録した記録媒体は本発明を構成することになる。
また、各実施形態では、コンピュータで読み取り可能な記録媒体がROM502或いはRAM503であり、ROM502或いはRAM503にプログラムが格納される場合について説明したが、本発明はこのような形態に限定されるものではない。本発明を実施するためのプログラムは、コンピュータ読み取り可能な記録媒体であれば、いかなる記録媒体に記録されていてもよい。例えば、プログラムを供給するための記録媒体としては、HDD、外部記憶装置、記録ディスク等を用いてもよい。
100 ロボットシステム
200 ロボットアーム本体
300 ロボットハンド本体
302 ベース部
303 モータ
304 エンコーダ
305 指支持部
306 指部
307 力センサ
309 駆動伝達機構
400 ロボットシステム制御装置
500 ロボットハンド制御装置
505 ロボットハンドモータドライバ
510 目標位置生成部
511 目標把持力生成部
512 位置制御部
513 力制御部
514 位置変換部
515 制御切換部
517 変化率算出部
518 判定部
521、521’ 切換テーブル
600 ロボットアーム制御装置
800 外部入力装置
W1、W2 ワーク

Claims (15)

  1. 複数の指部により対象物を把持するロボットハンドにおいて、
    前記指部の位置を検出する位置検出手段と、
    前記指部に作用する力を把持力として検出する力検出手段と、
    前記ロボットハンドを制御する制御装置と、を備え、
    前記制御装置は、
    前記位置検出手段の検出値を基に前記指部を位置制御する位置制御部と、
    前記力検出手段の検出値を基に前記指部を力制御する力制御部と、
    前記力検出手段の検出値から、前記把持力の変化率を算出する変化率算出部と、
    前記位置制御と、前記力制御を切り換え可能な制御切換部と、を有し、
    前記制御装置は、前記指部を互いに接近する方向に移動させ、前記指部と前記対象物が接触した後、前記変化率が所定の値以下である場合に、前記制御切換部を用いて前記位置制御から前記力制御に切り換えることを特徴とするロボットハンド。
  2. 請求項1に記載のロボットハンドにおいて、
    前記制御装置は、
    前記指部と前記対象物が接触し、前記変化率が前記所定の値より大きい場合、前記位置制御により前記指部の位置を保つよう制御することを特徴とするロボットハンド。
  3. 請求項1または請求項2に記載のロボットハンドにおいて、
    前記制御装置は、
    前記位置制御から前記力制御に切り換える際、
    前記把持力の目標値との偏差と、前記変化率とを基に、前記制御切換部を用いて前記位置制御から前記力制御に切り換えることを特徴とするロボットハンド。
  4. 請求項3に記載のロボットハンドにおいて、
    前記制御装置は、
    前記変化率の値と前記偏差の値とを対応付けたテーブルを記憶しておく記憶部を有し、
    前記変化率と前記偏差の値を基に、前記テーブルを参照して、前記制御切換部を用いて前記位置制御から前記力制御に切り換えることを特徴とするロボットハンド。
  5. 請求項3に記載のロボットハンドにおいて、
    前記記憶部は、前記変化率の値と前記偏差の値との関係を表した関数を記憶し、
    前記変化率と前記偏差の値を基に、前記関数を参照して、前記位置制御から前記力制御に切り換えることを特徴とするロボットハンド。
  6. 請求項5に記載のロボットハンドにおいて、
    前記関数は一次関数であることを特徴とするロボットハンド。
  7. 請求項1から請求項6のいずれか1項に記載のロボットハンドをロボットアームに備えたロボット装置。
  8. 複数の指部により対象物を把持するロボットハンドの制御方法において、
    前記ロボットハンドは、
    前記指部の位置を検出する位置検出手段と、
    前記指部に作用する力を把持力として検出する力検出手段と、
    前記ロボットハンドを制御する制御装置と、を備え、
    前記位置検出手段を基に前記指部を位置制御し、所定の位置へ前記指部を移動させる指部移動工程と、
    前記指部が前記対象物と接触をしたことを検知する接触検知工程と、
    前記力検出手段の検出値から、前記把持力の変化率を算出する変化率算出工程と、
    前記力検出手段の検出値が閾値に達したか検出する閾値検出工程と、
    前記変化率算出工程で算出した前記変化率の値が所定の値以上となり、前記力検出手段の検出値が前記閾値以上となれば、前記位置制御から、前記力検出手段により前記指部を制御する力制御に切り換える制御切換工程と、を有することを特徴とする制御方法。
  9. 請求項8に記載の制御方法において、
    前記変化率算出工程で算出した前記変化率の値が所定の値以上となり、前記変化率が前記所定の値より大きい場合、前記位置制御により前記指部の位置を保つ位置保持工程を有することを特徴とする制御方法。
  10. 請求項9に記載の制御方法において、
    前記位置制御から前記力制御に切り換える際、
    前記把持力の目標値との偏差と、前記変化率とを基に、前記制御切換部を用いて前記位置制御から前記力制御に切り換えることを特徴とする制御方法。
  11. 複数の指部により対象物を把持するロボットハンドを用いた物品の組立方法において、
    前記ロボットハンドは、
    前記指部の位置を検出する位置検出手段と、
    前記指部に作用する力を把持力として検出する力検出手段と、
    前記ロボットハンドを制御する制御装置と、を備え、
    前記位置検出手段を基に前記指部を位置制御し、所定の位置へ前記指部を移動させる指部移動工程と、
    前記指部が前記対象物と接触をしたことを検知する接触検知工程と、
    前記力検出手段の検出値から、前記把持力の変化率を算出する変化率算出工程と、
    前記力検出手段の検出値が閾値に達したか検出する閾値検出工程と
    前記変化率算出工程で算出した前記変化率の値が所定の値以上となり、前記力検出手段の検出値が前記閾値以上となれば、前記位置制御から、前記力検出手段により前記指部を制御する力制御に切り換える制御切換工程と、
    前記把持力が目標値となるよう前記指部に前記力制御を行う力制御工程と、
    前記対象物を別の対象物へ組み付ける組付工程と、を有することを特徴とする物品の組立方法。
  12. 請求項11に記載の物品の組立方法において、
    前記変化率算出工程で算出した前記変化率の値が所定の値以上となり、前記変化率が前記所定の値より大きい場合、前記位置制御により前記指部の位置を保つ位置保持工程を有することを特徴とする制御方法。
  13. 請求項12に記載の物品の組立方法において、
    前記位置制御から前記力制御に切り換える際、
    前記把持力の目標値との偏差と、前記変化率とを基に、前記制御切換部を用いて前記位置制御から前記力制御に切り換えることを特徴とする物品の組立方法。
  14. 請求項8から請求項13のいずれか1項に記載の制御方法または物品の組立方法を実行可能なプログラム。
  15. 請求項14に記載のプログラムを記録した、コンピュータで読み取り可能な記録媒体。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2022179209A1 (zh) * 2021-02-24 2022-09-01 深圳市优必选科技股份有限公司 机器人摆动腿落地检测方法、装置和机器人
WO2023022195A1 (ja) * 2021-08-20 2023-02-23 ミネベアミツミ株式会社 把持装置及び把持装置の制御方法
WO2023127652A1 (ja) * 2021-12-27 2023-07-06 ミネベアミツミ株式会社 把持装置及び把持装置の制御方法

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