JP2019200777A - 記録装置、記録方法、およびプログラム - Google Patents

記録装置、記録方法、およびプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】発生する加速度の小さい事故であっても、適切にイベントデータを保存することができる記録装置、記録方法、およびプログラムを提供する。【解決手段】本発明にかかる記録装置10は、移動体の周囲を撮影した撮影データを取得する撮影データ取得部と、移動体に加わる第一閾値以上の加速度が検出された場合は第一レベルのイベントが発生、第一閾値より大きい第二閾値以上の加速度が検出された場合は第二レベルのイベントが発生したと判断するイベント検出部127と、第一レベルのイベントの検出においては、第一レベルのイベントデータとして、第二レベルのイベントの検出においては第二レベルのイベントデータとして、撮影データを保存し、第一レベルのイベントデータが、第一レベルのイベント発生から第一期間内に再生された場合、第一レベルのイベントデータを第二レベルのイベントデータとして保存する記録制御部123と、を備える。【選択図】図1

Description

本発明は、記録装置、記録方法、およびプログラムに関し、特に詳しくは、自動車などの移動体の事故を適切に記録する、記録装置、記録方法、およびプログラムに関する。
車両に対する衝撃を検出して検出時点の前後所定期間の映像をイベントデータとして上書きされないように保存するドライブレコーダが普及している。例えば、特許文献1には、加速度の推移に基づき映像データを記録するドライブレコーダが開示されている。
特開2009−087007号公報
上述の特許文献1のドライブレコーダなど多くのドライブレコーダは、通常の車両走行に伴う振動やブレーキ操作などによる加速度がイベントとして検出されないように、イベントとして検出される加速度の値を設定している。また、イベントとして検出される加速度より小さい加速度の事故や、他の理由によってイベントデータを生成したい場合のために、手動でイベントデータを生成する機能も備えられている。
しかし、イベントとして検出される加速度より小さい加速度の事故が発生した場合、ドライブレコーダのユーザがドライブレコーダの機能を熟知していない場合や、事故による動転などで咄嗟に手動でのイベントの記録を行うことが困難な場合もある。
本発明は、上記問題に鑑み、発生する加速度の小さい事故であっても、適切にイベントデータを保存することができる、記録装置、記録方法、およびプログラムを提供することを目的とする。
本発明に係る記録装置は、移動体の周囲を撮影するカメラ(210)が撮影した撮影データを取得する撮影データ取得部(120)と、前記移動体に加わる第一閾値以上かつ前記第一閾値より大きい第二閾値未満の加速度が検出された場合、第一レベルのイベントが発生したと判断し、前記第二閾値以上の加速度が検出された場合、第二レベルのイベントが発生したと判断するイベント検出部(127)と、前記第一レベルのイベントの発生が検出された場合、第一レベルのイベント発生に起因する撮影データを第一レベルのイベントデータとして保存し、前記第二レベルのイベントの発生が検出された場合、第二レベルのイベント発生に起因する撮影データを第二レベルのイベントデータとして保存し、前記第一レベルのイベントデータが、前記第一レベルのイベント発生から第一期間内に再生された場合、前記第一レベルのイベントデータを第二レベルのイベントデータとして保存する記録制御部(123)と、を備える。
本発明に係る記録方法は、移動体の周囲を撮影するカメラが撮影した撮影データを取得する撮影データ取得ステップと、前記移動体に加わる第一閾値以上かつ前記第一閾値より大きい第二閾値未満の加速度が検出された場合、第一レベルのイベントが発生したと判断し、前記第二閾値以上の加速度が検出された場合、第二レベルのイベントが発生したと判断するイベント検出ステップと、前記第一レベルのイベントの発生が検出された場合、第一レベルのイベント発生に起因する撮影データを第一レベルのイベントデータとして保存し、前記第二レベルのイベントの発生が検出された場合、第二レベルのイベント発生に起因する撮影データを第二レベルのイベントデータとして保存し、前記第一レベルのイベントデータが、前記第一レベルのイベント発生から所定期間内に再生された場合、前記第一レベルのイベントデータを第二レベルのイベントデータとして保存する記録ステップと、を備える。
本発明に係るプログラムは、移動体の周囲を撮影するカメラが撮影した撮影データを取得する撮影データ取得ステップと、前記移動体に加わる第一閾値以上かつ前記第一閾値より大きい第二閾値未満の加速度が検出された場合、第一レベルのイベントが発生したと判断し、前記第二閾値以上の加速度が検出された場合、第二レベルのイベントが発生したと判断するイベント検出ステップと、前記第一レベルのイベントの発生が検出された場合、第一レベルのイベント発生に起因する撮影データを第一レベルのイベントデータとして保存し、前記第二レベルのイベントの発生が検出された場合、第二レベルのイベント発生に起因する撮影データを第二レベルのイベントデータとして保存し、前記第一レベルのイベントデータが、前記第一レベルのイベント発生から所定期間内に再生された場合、前記第一レベルのイベントデータを前記第一レベルのイベントデータを第二レベルのイベントデータとして保存する記録ステップと、を記録装置として動作するコンピュータに実行させる。
本発明によれば、発生する加速度の小さい事故であっても、適切にイベントデータを保存することができる。
本発明の第一実施形態に係る記録装置の構成を示すブロック図である。 本発明の第一実施形態に係る撮影データとイベントデータとの関係を概念的に示す図である。 本発明の第一実施形態に係る撮影データとイベントデータとの関係を概念的に示す図である。 本発明の第一実施形態に係る記録装置の処理例を示すフローチャートである。 本発明の第一実施形態の変形例に係る記録装置の処理例を示すフローチャートである。 本発明の第二実施形態に係る記録装置の処理例を示すフローチャートである。 本発明の第三実施形態に係る記録装置の処理例を示すフローチャートである。 本発明の第四実施形態に係る記録装置の処理例を示すフローチャートである。
以下、図面を参照して、本発明の第一実施形態について説明する。なお、以下の各実施形態の説明では、記録装置の例として、移動体である自動車において用いられるドライブレコーダの例として説明するが、本発明はこれに限られるものではない。例えば、オートバイ、自転車などの各種車両、鉄道、船舶、ロボット、さらには人など様々な移動体に対して適用することが可能である。また、以下の実施形態により本発明が限定されるものではない。
図1は、本発明の第一実施形態に係る記録装置10の構成を示すブロック図である。記録装置10は、ドライブレコーダとして、車両のウィンドシールド上部に車両の前方を向いて装着され、事故に相当する衝撃を検出して事故発生時を含む期間の撮影データを保存する。ドライブレコーダとしての記録装置10は、単体の装置として車両に装着されるものに限らず、ナビゲーション装置の機能として実現される構成や、車両に予め装着されている構成などにも適用可能である。本発明の記録装置10は、記録したデータを再生する機能も備えているため、記録再生装置と言い換えてもよい。
記録装置10は、車両の後方または側方を向いて装着されるものであってもよい。また、記録装置10は、車両の車内を撮影するものであってもよい。また、記録装置10は、一体型の装置であってもよく、複数の装置に分散されて実現されてもよい。
図1において、記録装置10は、記録制御装置としての制御部100、カメラ210、記録部220、操作部230、表示部240、センサ250、GPS受信部260を備える。
制御部100は、各種データ処理を行う単数または複数のCPU(Central Processing Unit)、GPU(Graphics Processing Unit)、バッファメモリ121などで構成され、プログラムによって様々な処理を実行する。制御部100は、その構成および機能として、バスライン110、撮影データ取得部120、撮影データ処理部122、記録制御部123、再生制御部124、操作制御部125、表示制御部126、イベント検出部127、移動情報取得部128を少なくとも備える。以下、制御部100の各構成要素は、撮影データなどのデータを、バスライン110を経由して授受することとして説明する。
制御部100は、記録装置10における本発明にかかる動作を実行する記録制御装置であり、本発明にかかる記録方法を実行する。また、制御部100は、本発明にかかるプログラムを動作させるコンピュータである。
カメラ210は、移動体である車両の前方または後方などの周囲を撮影する。カメラ210は、記録装置10として一体的に備えられていてもよく、有線または無線により接続される別体として構成されていてもよい。また、カメラ210および撮影データ取得部120を含むユニットが、有線または無線により接続される別体として構成されていてもよい。カメラ210には、図示しないが、レンズ、撮像素子、A−D(Analog to Digital)変換素子等が含まれる。カメラ210は、撮影した撮影データを、撮影データ取得部120に出力する。
図1においては、カメラ210は単数として示したが、カメラ210は複数のカメラで構成されていてもよい。例えば、車両の前方、後方、側方、車室内などを各々撮影する任意の組合せの複数のカメラであってもよい。
カメラ210が撮影する撮影データは、動画像データである。撮影データには、動画像データに加えて音声データを含んでいてもよい。この場合、カメラ210の構成には図示しないマイクロフォンを含む。
記録部220は、カメラ210が撮影したイベントデータなどの撮影データを、記録制御部123の制御によって記録するための不揮発性メモリであり、例えばメモリカードである。記録部220に記録されたイベントデータなどの撮影データは、再生制御部124の制御によって再生される。記録部220は、記録部220に加えて記録制御部123および再生制御部124を備える記録装置と置き換えてもよい。記録部220は、記録装置10として一体的に備えられていてもよく、有線または無線により接続される別体として構成されていてもよい。
操作部230は、記録装置10に対する操作を受け付けるインターフェースであり、受け付けた操作情報を操作制御部125に出力する。操作部230は、各種ボタンやタッチパネルであり、ユーザによる操作を受け付ける。操作部230は、無線接続された他の装置からの操作を受け付けてもよい。操作部230は、例えば、ユーザによるイベントの記録開始の操作を受け付ける。また、操作部230は、ユーザによるイベントデータの再生を行う操作を受け付ける。
表示部240は、表示制御部126の制御により各種情報を表示する表示装置である。表示部240は、例えば液晶パネルや有機ELパネルなどの表示パネルを備える。表示部240は、記録装置10として一体的に備えられていてもよく、有線または無線により接続される別体として構成されていてもよい。表示部240は、無線により接続され表示制御部126を備える他の装置であってもよい。
センサ250は、例えば加速度センサであり、記録装置10または車両に加わった加速度を検出する。センサ250は、例えば3軸の加速度センサであり、x軸方向として車両の前後方向、y軸方向として車両の左右方向、z軸方向として車両の上下方向に加わった加速度を検出する。センサ250は、検出した加速度情報をイベント検出部127に出力する。センサ250は、記録装置10として一体的に備えられていてもよく、有線または無線により接続される別体として構成されていてもよい。また、センサ250は、センサ250およびイベント検出部127を含むユニットとして別体であってもよい。
GPS受信部260は、GPS衛星からの信号を受信するGPSアンテナである。GPS受信部260は、受信した信号を移動情報取得部128に出力する。GPS受信部260は、記録装置10として一体的に備えられていてもよく、有線または無線により接続される別体として構成されていてもよい。また、GPS取得部260は、GPS取得部260および移動情報取得部128を含む他の装置として別体であってもよい。
撮影データ取得部120は、カメラ210が撮影した撮影データを取得する。撮影データ取得部120は、カメラ210から取得した撮影データを、バッファメモリ121へ出力する。
バッファメモリ121は、制御部100が備える内部メモリであり、撮影データ取得部120が取得した一定時間分の撮影データを、更新しながら一時的に記憶する。
撮影データ処理部122は、バッファメモリ121が一時的に記憶している撮影データを、例えばH.264やMPEG−4(Moving Picture Experts Group)などの任意の方式のコーデックで符号化された、例えばMP4形式などの任意のファイル形式に変換する。撮影データ処理部122は、バッファメモリ121が一時的に記憶している撮影データから、一定時間分のファイルとした撮影データを生成する。具体例として、撮影データ処理部122は、バッファメモリ121が一時的に記憶している撮影データを、記録順に60秒間の撮影データをファイルとして生成する。撮影データ処理部122は、生成した撮影データを記録制御部123へ出力する。また、撮影データ処理部122は、生成した撮影データを表示制御部126へ出力する。ファイルとして生成される撮影データの期間は、一例として60秒としたが、これには限定されない。
記録制御部123は、撮影データ処理部122でファイル化された撮影データを、記録部220に記録させる制御を行う。記録制御部123は、イベント検出部127がイベントを検出していない期間は、撮影データ処理部122でファイル化された撮影データを、上書き可能な撮影データとして、記録部220に記録する。記録制御部123は、記録部220の記録容量が上限となった場合、記録部220に記録されている上書き可能な撮影データのうち、古い撮影データが記録されている記録領域から、新しい撮影データを上書きして記録する。
記録制御部123は、イベント検出部127がイベントが発生したと判断したことを受けて、イベント発生時点を含む所定の期間の撮影データを、上書きが禁止されたイベントデータとして保存する。記録制御部123は、イベント検出部127が、後述する第一レベルのイベントが発生したと判断したことを受けて、第一レベルのイベントの発生に起因する所定の期間の撮影データを、上書きが禁止された第一レベルのイベントデータとして保存する。記録制御部123は、イベント検出部127が、後述する第二レベルのイベントが発生したと判断したことを受けて、第二レベルのイベントの発生に起因する所定の期間の撮影データを、上書きが禁止された第二レベルのイベントデータとして保存する。
記録制御部123は、第一レベルのイベントの発生に起因したイベントデータとして、撮影データにおけるイベント検出時点を含み、イベント検出時点の前後所定期間の撮影データを、第一レベルのイベントデータとして保存する。所定期間の例としては、イベント検出時点の前後30秒間などである。記録制御部123は、第一レベルのイベントの発生に起因したイベントデータとして、撮影データにおけるイベント検出後から所定期間の撮影データを、第一レベルのイベントデータとして保存してもよい。この場合の所定期間の例としては、イベント検出後から30秒間などである。
記録制御部123は、第二レベルのイベントの発生に起因したイベントデータとして、撮影データにおけるイベント検出時点を含み、イベント検出時点の前後所定期間の撮影データを、第二レベルのイベントデータとして保存する。所定期間の例としては、イベント検出時点の前後30秒間などである。記録制御部123は、第二レベルのイベントの発生に起因したイベントデータとして、撮影データにおけるイベント検出後から所定期間の撮影データを、第二レベルのイベントデータとして保存してもよい。この場合の所定期間の例としては、イベント検出後から30秒間などである。
記録制御部123は、第一レベルのイベント発生に起因する撮影データである第一レベルのイベントデータを、記録部220に、上書き可能なデータに変更可能な上書き禁止データとして保存する。具体的には、第一レベルのイベントデータを上書き禁止フラグを付与して、上書き可能な撮影データと同様に保存する。上書き禁止フラグは、記録制御部123の制御によって解除することができ、上書き禁止フラグが解除された第一レベルのイベントデータは、上書き禁止フラグが解除された時点から上書き可能となる。
記録制御部123は、第二レベルのイベント発生に起因する撮影データである第二レベルのイベントデータを、記録部220の上書き禁止エリアに保存する。記録制御部123は、第二レベルのイベントデータを、上書きがされないように、他の装置に送信して保存させてもよい。
再生制御部124は、記録部220に記録された撮影データを再生する制御を行う。再生制御部124は、記録部220に記録された、上書き可能な撮影データの再生に加えて、第一レベルのイベントデータおよび第二レベルのイベントデータも再生可能である。再生制御部124は、操作制御部125が取得した操作部125に対する、再生対象ファイルの選択操作、再生開始操作などに基づき、再生対象となる各種データの再生を行い、表示制御部126に出力する。
再生制御部124は、第一レベルのイベントの発生に基づき保存された第一レベルのイベントデータが、第一レベルのイベントデータとして保存されるきっかけとなった第一レベルのイベントの発生から第一期間内に再生された場合、再生されたことを示す情報を記録制御部123に出力する。
操作制御部125は、操作部230が受け付けた操作情報を取得し、操作情報に基づいた操作指示を、各構成要素に出力する。操作制御部125は、操作部230から再生対象となる各種データの選択指示を取得した場合、再生制御部124に記録部220に記録されているファイルなどを選択させる。操作制御部125は、操作部230から各種データの再生に関する指示を取得した場合、再生制御部124に再生に関する処理を行わせる。各種データの再生に関する指示とは、例えば、再生開始、一時停止、再生停止、拡大表示などである。
イベント検出部127は、加速度センサであるセンサ250が検出している加速度情報を取得し、イベントに該当する加速度が検出された場合、イベントが検出されたと判断する。イベント検出部127は、イベントが検出されたと判断された場合、記録制御部123にイベントが検出された情報を出力する。
イベント検出部127は、センサ250から出力された加速度が、第一閾値以上かつ第一閾値より大きい第二閾値未満の加速度である場合、第一レベルのイベントが発生したと判断する。イベント検出部127は、センサ250から出力された加速度が、第一閾値より大きい第二閾値以上の加速度である場合、第二レベルのイベントが発生したと判断する。第一閾値の例としては0.2Gであり、第二閾値の例としては0.5Gであるがこれらの数値に限定されない。第二閾値は、車両同士または車両が走行することで物体に衝突することで生じる加速度が明らかに事故であることが判別できる程度の加速度が設定される。第一閾値は、第二閾値より小さい値であり、加速度のみでは事故であることが明確に判断できない程度の加速度が設定される。イベント検出部127は、急峻に加速度が増加して第一閾値または第二閾値を超えた場合に、イベントが発生したと判断してもよい。例えば、移動体である車両の急加速や急制動によって生じる加速度はイベント発生と判断せず、車両が物体に当たることによって発生する立ち上がりの急峻な加速度をイベント発生とするためである。
イベント検出部127は、センサ250から出力された加速度のピーク値の絶対値に基づいて、検出された加速度と、第一閾値および第二閾値との関係を判断する。
イベント検出部127は、センサ250が3軸の加速度センサである場合、加速度センサが検出した軸毎の加速度情報を取得してもよい。イベント検出部127は、移動体である車両の前後方向であるx軸方向に加わった加速度情報、車両の左右方向であるy軸方向に加わった加速度情報、車両の上下方向であるz軸方向に加わった加速度情報を取得する。z軸方向に加わった加速度とは、重力加速度以外に加わった加速度である。
イベント検出部127は、センサ250が検出した加速度において、x軸およびy軸で構成される車両の水平方向に加わった加速度が第一閾値以上の加速度である場合に、第一レベルのイベントが発生したと判断することとしてもよい。この場合、z軸方向に加わった加速度が第一閾値以上であっても、水平方向に加わった加速度が第一閾値未満である場合は、第一レベルのイベントが発生したとは判断しない。
また、イベント検出部127は、センサ250が検出した加速度において、x軸、y軸およびz軸のうち少なくともいずれかの方向に対して加わった加速度が第一閾値以上の加速度である場合に、第二レベルのイベントが発生したと判断する。
移動情報取得部128は、GPS受信部260が受信したGPS衛星からの信号に基づき、時刻毎の現在位置を特定し、時刻毎の現在位置情報を記録制御部123に出力する。移動情報取得部128は、現在位置情報として、緯度経度を特定する。移動情報取得部128は、GPS受信部260からの信号に加えて、Wi−Fi(登録商標)などの電波を受信し、基地局の位置情報などを併用して現在位置を特定してもよい。
次に、図2を用いて、第一レベルのイベントの発生を検出した場合における記録処理について説明する。図2は、撮影データとイベントデータとの関係を概念的に示す図である。図2の横軸は時間の経過を示しており、右方向に向けて時間が経過していることを示す。
図2(a)は、撮影データ取得部120がカメラ210から取得して、バッファメモリ121に一時的に記憶している撮影データを示している。図2(a)の点線は、時間軸に記載された時刻t−3から時刻t+2に対応しており、撮影データ処理部122がファイルを生成するための期間を示している。バッファメモリ121に一時的に記憶されている状態では、ファイルは生成されていないため、破線で表示する。
図2(b)は、撮影データ処理部122が、バッファメモリ121に一時的に記憶している撮影データをファイル化して、記録制御部123が記録部220に記録した撮影データを示している。例えば、撮影データD−3は、時刻t−3から時刻t−2の間に撮影された撮影データであり、ファイル化されて記録部220に上書き可能な状態で記録されている。また、撮影データD−2も同様に、時刻t−2から時刻t−1の間に撮影された撮影データであり、ファイル化されて記録部220に上書き可能な状態で記録されている。
時刻t−1から時刻tの間である時刻T1に、イベント検出部127が第一レベルのイベントを検出した場合を説明する。この場合、時刻t−1から時刻tの間に撮影された撮影データは撮影データD−1としてファイル化され、撮影データD−1に上書きがされないように、撮影データD−1のヘッダもしくはペイロードなどに上書き禁止フラグFを付与して、記録部220に記録される。
例えば、記録部220の記録容量が上限となった場合、図2(b)に示されている撮影データにおいては、撮影データD−3の前の撮影データが上書きされ、その次に撮影データD―3が上書きされ、その次に撮影データD−2が上書きされる。撮影データD−1は上書き禁止フラグが付与されているため、上書き禁止フラグFが解除されるまでは上書きされずに、撮影D−2の次は、撮影データDが上書きされる。
時刻t−1から時刻tまでの期間の撮影データがファイル化された撮影データD−1は、イベント検出時点である時刻T1を含む撮影データであり、第一レベルのイベントデータである。第一レベルのイベントデータは、イベント検出時点を含むファイルとして生成された期間の撮影データに限定されない。第一レベルのイベントデータは、例えば、イベント検出時刻である時刻T1の所定時間前から時刻T1の所定時間経過後までの期間における撮影データを、第一レベルのイベントデータとして保存することとしてもよい。所定時間とは、例えば、イベント検出時刻である時刻T1の30秒前から時刻T1の30秒後までなどであるが、これに限定はされない。また、第一レベルのイベントデータは、例えば、イベント検出時刻であるT1から記録を開始し、時刻T1の所定時間経過後までの期間における撮影データを、第一レベルのイベントデータとして保存することとしてもよい。所定時間とは、例えばイベント検出時刻である時刻T1から30秒間などであるが、これに限定されない。
次に、図3を用いて、第二レベルのイベントの発生を検出した場合における記録処理について説明する。図3は、撮影データとイベントデータとの関係を概念的に示す図である。図3の横軸は時間の経過を示しており、右方向に向けて時間が経過していることを示す。
図3(a)は、図2(a)と同様に、撮影データ取得部120がカメラ210から取得して、バッファメモリ121に一時的に記憶している撮影データを示している。 図3(b)は、図2(b)と同様に、撮影データ処理部122が、バッファメモリ121に一時的に記憶している撮影データをファイル化して、記録制御部123が記録部220に記録した撮影データを示している。
時刻t−1から時刻tの間である時刻T2に、イベント検出部127が第二レベルのイベントを検出した場合を説明する。この場合、時刻t−1から時刻tの間に撮影された撮影データは撮影データD−1としてファイル化され、記録部220に記録される。このとき、記録制御部123は、撮影データD−1を、記録部220の上書き禁止エリアに撮影データD−1´として保存する。
例えば、記録部220の記録容量が上限となった場合、図3(b)に示されている撮影データにおいては、撮影データD−1は撮影データD−2に続き上書きされてしまうが、撮影データD−1は、図3(c)に示されている記録部220の上書き禁止エリアに撮影データD−1´として保存されているため、確実に保存される。
時刻t−1から時刻tまでの期間の撮影データがファイル化され、記録部220の上書き禁止エリアに保存された撮影データD−1´は、イベント発生時点である時刻T2を含む撮影データであり、第二レベルのイベントデータである。第二レベルのイベントデータは、イベント発生時点を含むファイルとして生成された期間の撮影データに限定されない。第二レベルのイベントデータは、例えば、イベント発生時刻である時刻T2の所定時間前から時刻T2の所定時間経過後までの期間における撮影データを、第二レベルのイベントデータとして保存することとしてもよい。所定時間とは、例えば30秒などであるが、これに限定はされない。また、第二レベルのイベントデータは、例えば、イベント検出時刻であるT2から記録を開始し、時刻T2の所定時間経過後までの期間における撮影データを、第二レベルのイベントデータとして保存することとしてもよい。所定時間とは、例えばイベント検出時刻である時刻T1から30秒間などであるが、これに限定されない。
また、第二レベルのイベントデータの保存は、記録部220の上書き禁止エリアへの保存に限らない。例えば、図示しない通信機能を用いて、予め登録された他の装置が備える記録部に記録することとしてもよい。具体例としては、記録装置10と予めペアリングされ通信が確立されている、運転者や同乗者の保有するスマートフォンなどの携帯端末へ、第二レベルのイベントデータを送信してもよい。または、記録装置10に予め登録されている、運転者や運転者の関係者、さらには、保険会社や安全保障会社などが保有するサーバ等の装置へ、第二レベルのイベントデータを送信してもよい。
上述した、撮影データは、上書き可能な撮影データ、第一レベルのイベントデータおよび第二レベルのイベントデータのいずれにおいても、移動情報取得部128が取得した位置情報を対応付けて記録されることが好ましい。
次に、図4を用いて、記録装置10が実行する記録処理の流れについて説明する。記録装置10が実行する記録処理は、記録装置として動作するコンピュータとしての制御部100が、プログラムに基づき実行する。制御部100の機能は、複数の装置またはユニットが備える制御装置が分散して実行してもよい。その場合、プログラムも各装置毎または各ユニット毎に連携して実行される。
図4で、処理の開始とは、例えば、移動体である車両のエンジンまたは電源等がオンとなることで、記録装置10が動作可能となることである。処理の開始は、操作部230において記録処理の開始が指示されることによって開始されてもよい。
処理の開始に伴い、記録装置10は、撮影データの記録と加速度の検出を開始する(ステップS01)。ステップS01における撮影データの記録の開始とは、撮影データ取得部120によるカメラ210からの撮影データの取得、撮影データ処理部122による撮影データのファイル化、記録制御部123による撮影データの記録部への記録が開始されることである。この場合の撮影データの記録は、記録部220に上書き可能な状態で記録され、通常記録またはループ記録とも呼ばれる。また、ステップS01における加速度の検出開始とは、イベント検出部128がセンサ250からの加速度情報の取得を開始することである。
また、図4に示す各処理が実行されている間は、撮影データの記録、加速度情報の取得によるイベント検出、移動情報取得部128による現在位置情報の特定は継続して実行されている。
ステップS01において、撮影データの記録と加速度の検出が開始された後、イベント検出部127は、センサ250において加速度が検出されたか否かを判断する(ステップS02)。
ステップS01においては、移動体である車両には、エンジンの振動、車両に対する乗員の乗降、荷物の積み下ろし、走行による振動や加減速などによって、様々な条件の加速度が加わる。このため、全ての加速度を検出対象としている場合、ステップS02がNoとなる場合は少ない。このため、ステップS02の判断においては、加速度の絶対値の大小問わず、車両に対する物体の衝突に該当するような加速度が検出されるようなフィルタリングを行ってもよい。例えば、イベント検出部127は、ステップS02において、車両に加わる全ての加速度を検出対象としてもよく、例えば、車両に対する物体の衝突に該当する急峻な立ち上がりの加速度を示す、所定値以上の加加速度を検出対象としてもよい。
ステップS02において、イベント検出部127が加速度が検出されたと判断した場合(ステップS02:Yes)、イベント検出部127は、検出した加速度の大きさが第二閾値以上の加速度であるか否かを判断する(ステップS03)。具体的には、イベント検出部127は、検出した加速度の絶対値としての最大値が、第二レベルのイベントが発生したと判断できる0.5Gを超えたか否かを判断する。検出された加速度の絶対値としての最大値は、加速度センサが3軸の加速度センサである場合、x軸方向、y軸方向およびz軸方向のいずれかの加速度が第二閾値以上の加速度であるか否かを判断してもよく、いずれか2軸または3軸の合成加速度が第二閾値以上の加速度であるか否かを判断してもよい。第二閾値の例としては、車両の通常の走行で加わることがなく、車両に対する物体の衝突によって加わる加速度が検出できる値が設定されればよい。
ステップS02において、イベント検出部127が加速度が検出されていないと判断した場合(ステップS02:No)、ステップS11に推移する。
ステップS03において、検出された加速度が第二閾値以上であると判断された場合(ステップS03:Yes)、記録制御部123は、ステップS02で検出されたイベントの発生時点を含む撮影データを、第二レベルのイベントデータとして保存する(ステップS10)。記録制御部123は、イベントの発生時点を含む撮影データを、例えば、図3に示すように、記録部220の上書き禁止エリアに保存する。
ステップS03において、検出された加速度が第二閾値以上ではないと判断された場合(ステップS03:No)、イベント検出部127は、検出された加速度の大きさが第一閾値以上の加速度であるか否かを判断する(ステップS04)。具体的には、イベント検出部127は、検出された加速度の絶対値としての最大値が、第一レベルのイベントが発生したと判断できる0.2Gを超えているか否かを判断する。検出された加速度の絶対値としての最大値は、加速度センサが3軸の加速度センサである場合、x軸方向、y軸方向およびz軸方向のいずれかの加速度が第一閾値以上の加速度であるか否かを判断してもよく、いずれか2軸または3軸の合成加速度が第一閾値以上の加速度であるか否かを判断してもよい。第一閾値の例としては、車両が平坦な道路での走行や、エンジンの振動などで加わることがなく、車両に対する物体の軽微な衝突によって加わる加速度が検出できる値が設定されればよい。
ステップS04において、検出された加速度が第一閾値以上であると判断された場合(ステップS04:Yes)、記録制御部123は、ステップS02で検出されたイベントの発生時点を含む撮影データを、第一レベルのイベントデータとして保存する(ステップS05)。記録制御部123は、イベントの発生時点を含む撮影データを、例えば、図2に示すように、上書き禁止フラグを付与して記録部220に保存する。
ステップS04において、検出された加速度が第一閾値以上ではないと判断された場合(ステップS04:No)、ステップS11に推移する。
ステップS05において、第一レベルのイベントデータが保存された場合、記録制御部123は、ステップS05で第一レベルのイベントデータが保存されてから第一期間経過したか否かを判断する(ステップS06)。第一期間とは、第一レベルのイベントが発生した後に、そのイベントに対する第一レベルのイベントデータを、イベントである事故等の当事者や関係者が再生して確認するまでの期間を含む期間であることが好ましい。言い換えると、第一レベルのイベントデータが保存されてから第一期間を超えるまで再生されないということは、その第一レベルのイベントデータは、事故によるものではないために、再生して確認することを要さないイベントデータであるということがいえる。第一期間は、例えば10分などである。
ステップS06において、記録制御部123が、第一期間が経過していないと判断した場合は(ステップS06:No)、第一レベルのイベントデータの再生が行われたか否かを判断する(ステップS07)。ステップS07の判断は、操作制御部125が受け付けた操作指示に基づき再生制御部124が再生を開始したことに基づいて判断してもよく、操作制御部125が受け付けた操作指示に基づいて判断してもよい。
また、ステップS05で第一レベルのイベントデータが保存された場合、表示制御部126は、直近のイベントデータである第一レベルのイベントデータの再生要否を示すアイコンを表示部240に表示させ、タッチパネルなどの操作部230でそのアイコンを操作することで、第一レベルのイベントデータが再生されるようにしてもよい。同様に、ステップS10で第二レベルのイベントデータが保存された場合、表示制御部126は、直近のイベントデータである第二レベルのイベントデータの再生要否を示すアイコンを表示部240に表示させてもよい。つまり、イベントが検出され、イベントデータが記録された場合、表示部240にイベントデータの再生を受け付けるアイコンが表示され、そのアイコンを操作することで、直近のイベントデータが再生できる。
ステップS07で、第一レベルのイベントデータの再生が行われていないと判断された場合(ステップS07:No)、ステップS06の処理に移行する。ステップS07で、第一レベルのイベントデータの再生が行われたと判断された場合(ステップS07:Yes)、記録制御部123は、ステップS05において第一レベルのイベントデータとして保存された撮影データを、第二レベルのイベントデータとして保存する(ステップS08)。
ステップS08の処理は、記録制御部123は、記録部220に上書き禁止フラグを付与されて保存された第一レベルのイベントデータを、記録部220の上書き禁止エリアに保存することで、第二レベルのイベントデータとして保存する。具体的には、第一のイベントデータを、記録部220の上書き禁止エリアにコピーして保存する。この場合、コピー元となった第一レベルのイベントデータは、上書き禁止フラグを解除して、上書き可能な撮影データとする。
ステップS06において、記録制御部123が、第一期間が経過したと判断した場合は(ステップS06:Yes)、ステップS05で付与した上書き禁止フラグを解除する(ステップS09)。上書き禁止フラグの解除とは、図2において説明した上書き禁止フラグFを削除したり無効化することで、上書き禁止フラグが付与されていた第一レベルのイベントデータを上書き可能とすることである。
ステップS06がYesの場合とは、イベント検出部127が第一レベルのイベントを検出し、第一レベルのイベントデータを保存したにもかかわらず、第一レベルのイベントデータの再生要求がなかった場合である。例えば、車両の運行を継続可能な事故以外の要因に基づく加速度が検出された場合である。
ステップS06がYesである場合にステップS09の処理を行う理由としては、第一レベルのイベントデータは、第二閾値より小さい加速度である第一閾値以上であることによって生成されるため、事故以外の原因による加速度の検出によって、イベントデータの確認を要さない多くの第一レベルのイベントデータが生成されるためである。このような第一レベルのイベントデータが、上書き禁止のデータとして蓄積されると、不要なイベントデータが多く保存されてしまい、記録部220の記録容量を圧迫してしまう。ステップS08で、第二レベルのイベントデータとして保存した後の第一レベルのイベントデータも同様である。
ステップS08において、第一レベルのイベントデータを第二レベルのイベントデータとして保存した後、ステップS09において、第一レベルのイベントデータの上書き禁止フラグを解除した後、およびステップS10において、撮影データを第二レベルのイベントデータとして保存した後は、いずれもステップS11に推移する。
ステップS11において、制御部100は、記録処理が終了したか否かを判断する。ステップS11における記録処理の終了とは、例えば、移動体である車両のエンジンまたは電源等がオフとなった場合である。または、操作部230において記録処理の終了が指示された場合である。
ステップS11において、記録処理が終了していないと判断された場合(ステップS11:No)、ステップS02の処理に移行する。ステップS11において、記録処理が終了したと判断された場合(ステップS11:Yes)、本処理を終了する。
上述した実施形態においては、イベント検出部127が検出した加速度の大きさに基づき、検出したイベントが第一レベルのイベントであるか第二レベルのイベントであるかを判断していた。イベント検出部127による第一レベルのイベントであるか第二レベルのイベントであるかの判断は、加速度の大きさに加えて、加えられた加速度の方向に基づき判断してもよい。
図5は、記録装置10が実行する記録処理の変形例を示すフローチャートである。図5は、図4におけるステップS04がステップS14に置き換わった処理であり、他の処理は同一であるため、説明を省略する。
ステップS14においては、ステップS02で検出された加速度が、x軸およびy軸で構成された車両における水平方向に対して第一閾値を超えたか否かを判断する。言い換えると、ステップS14の判断において、イベント検出部127は、x軸およびy軸の加速度の絶対値としての最大値が、第一レベルのイベントが発生したと判断できる0.2Gを超えたか否かを判断する。検出された加速度の絶対値としての最大値は、加速度センサが3軸の加速度センサである場合、x軸方向およびy軸方向のいずれかの加速度が第二閾値以上の加速度であるか否かを判断してもよく、x軸方向およびy軸方向の合成加速度が第二閾値以上の加速度であるか否かを判断してもよい。
ステップS14の処理は、z軸方向である車両の上下方向に対しては、衝突ではなく、例えば、車両の走行時の段差通過などによって第一閾値以上の加速度が加わることが多いため、このような加速度によって、必要のない第一レベルのイベントデータが生成されることを抑制するためである。
第一実施形態においては、第一レベルのイベントデータが記録された場合、第一期間以内に再生された第一レベルのイベントデータは、ユーザが確認を要したイベントデータであるため、第二レベルのイベントデータとして上書き禁止エリアに保存される。このため、第一レベルのイベントデータとして記録されたイベント記録データであっても、上書きされずに適切に保存される。
次に、図6を参照して、本発明の第二実施形態について説明する。第二実施形態における記録装置10の構成は第一実施形態と同一であるため、説明を省略する。図6は、図4におけるステップS07とステップS08との間にステップS27が加わった処理であり、他の処理は同一であるため、説明を省略する。
ステップS07において第一レベルのイベントデータの再生が行われたと判断された場合(ステップS07:Yes)、記録制御部123は、ステップS07で再生された第一レベルのイベントデータの時間長に対して所定割合以上の再生が行われたか否かを判断する(ステップS27)。
ステップS27で判断する所定割合以上の再生とは、例えば、ステップS07で再生される第一レベルのイベントデータの時間長が60秒である場合、所定の時間長である45秒以上の再生や、所定の割合である70%以上の再生が行われたことなどである。言い換えると、第一レベルのイベントデータを最初から再生し、少なくともイベント発生時点を含み、イベントの状況が確認できる程度の再生が行われたことである。また、ステップS27で所定割合以上の再生が行われなかった判断とは、上述した所定割合以上の再生が行われずに再生の停止操作が行われた場合に、所定割合以上の再生が行われなかったと判断する。
ステップS27で、第一レベルのイベントデータの時間長に対して所定割合以上の再生が行われなかったと判断された場合(ステップS27:No)、ステップS09に推移する。ステップS27で、第一レベルのイベントデータの時間長に対して所定割合以上の再生が行われたと判断された場合(ステップS27:Yes)、ステップS08に推移する。
第二実施形態においては、第一レベルのイベントデータが再生された場合であっても、所定割合以上の再生が行われた場合は、ユーザにとっての重要性が高いイベントデータであるため、第二レベルのイベントデータとして上書き禁止エリアに保存される。このため、第一レベルのイベントデータとして記録されたイベント記録データであっても、上書きされずに適切に保存される。
次に、図7を参照して、本発明の第三実施形態について説明する。第三実施形態における記録装置10の構成は第一実施形態と同一であるため、説明を省略する。図6は、図4におけるステップS07とステップS08との間にステップS37が加わった処理であり、他の処理は同一であるため、説明を省略する。
ステップS07において第一レベルのイベントデータの再生が行われたと判断された場合(ステップS07:Yes)、記録制御部123は、ステップS07で再生された第一レベルのイベントデータが複数回再生されたか否か判断する(ステップS37)。
ステップS37で判断する複数回の再生とは、少なくともイベント発生時点を含み、イベントの状況が確認できる程度の範囲が複数回再生されたことを条件としてもよい。
ステップS37で、第一レベルのイベントデータが複数回再生されなかったと判断された場合(ステップS37:No)、ステップS09に推移する。ステップS37で、第一レベルのイベントデータが複数回再生されたと判断された場合(ステップS37:Yes)、ステップS08に推移する。
第三実施形態においては、第一レベルのイベントデータが複数回再生された場合は、ユーザにとっての重要性が高いイベントデータであるため、第二レベルのイベントデータとして上書き禁止エリアに保存される。このため、第一レベルのイベントデータとして記録されたイベント記録データであっても、上書きされずに適切に保存される。
次に、図8を参照して、本発明の第四実施形態について説明する。第四実施形態における記録装置10の構成は第一実施形態と同一であるため、説明を省略する。図7は、図4におけるステップS07とステップS08との間にステップS47が加わった処理であり、他の処理は同一であるため、説明を省略する。
ステップS07において第一レベルのイベントデータの再生が行われたと判断された場合(ステップS07:Yes)、記録制御部123は、ステップS07で再生された第一レベルのイベントデータが通常速度以下で再生されたか否か判断する(ステップS47)。
ステップS47で判断する通常速度以下の再生とは、第一レベルのイベントデータの記録速度と同等の再生に加えてスロー再生を含む。また、ステップS47で通常速度以下の再生ではない判断とは、第一レベルのイベントデータが早送り再生されたことである。ステップS47の判断は、少なくともイベント発生時点を含み、イベントの状況が確認できる期間に対して適用してもよい。また、ステップS47の判断は、例えば通常速度の再生で5秒以上など所定の期間を通常速度以下で再生した場合などの条件としてもよい。
ステップS47で、第一レベルのイベントデータが通常速度以下で再生されなかったと判断された場合(ステップS47:No)、ステップS09に推移する。ステップS37で、第一レベルのイベントデータが通常速度以下で再生された場合(ステップS47:Yes)、ステップS08に推移する。
第四実施形態においては、第一レベルのイベントデータが通常速度以下で再生された場合は、ユーザにとっての重要性が高いイベントデータであるため、第二レベルのイベントデータとして上書き禁止エリアに保存される。このため、第一レベルのイベントデータとして記録されたイベント記録データであっても、上書きされずに適切に保存される。
なお、本発明は上記実施の形態に限られたものではなく、趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更することが可能である。例えば、ステップS06の処理において、第一期間を、例えば10分などの固定値として説明したが、第一期間は条件に応じて変動する期間であってもよい。例えば、第一レベルのイベントデータは、1回目の上書き要求に対しては上書きが禁止され、2回目の上書き要求に対しては上書きを許可することとしてもよい。この場合の第一期間は、記録部220における上書き可能な撮影データを記録する記録領域の容量と、撮影データの画質等で変動する。また、各実施形態は、任意に組み合わせて実施されてもよい。
また、上述した処理をコンピュータに実行させるためのプログラムは、様々なタイプの非一時的なコンピュータ可読媒体を用いて格納され、記録装置として動作するコンピュータに供給することができる。
10 記録装置
100 制御部
110 バスライン
120 撮影データ取得部
121 バッファメモリ
122 撮影データ処理部
123 記録制御部
124 再生制御部
125 操作制御部
126 表示制御部
127 イベント検出部
128 移動情報取得部
210 カメラ
220 記録部
230 操作部
240 表示部
250 センサ
260 GPS受信部

Claims (9)

  1. 移動体の周囲を撮影するカメラが撮影した撮影データを取得する撮影データ取得部と、
    前記移動体に加わる第一閾値以上かつ前記第一閾値より大きい第二閾値未満の加速度が検出された場合、第一レベルのイベントが発生したと判断し、前記第二閾値以上の加速度が検出された場合、第二レベルのイベントが発生したと判断するイベント検出部と、
    前記第一レベルのイベントの発生が検出された場合、第一レベルのイベント発生に起因する撮影データを第一レベルのイベントデータとして保存し、前記第二レベルのイベントの発生が検出された場合、第二レベルのイベント発生に起因する撮影データを第二レベルのイベントデータとして保存し、前記第一レベルのイベントデータが、前記第一レベルのイベント発生から第一期間内に再生された場合、前記第一レベルのイベントデータを第二レベルのイベントデータとして保存する記録制御部と、
    を備える、記録装置。
  2. 前記記録制御部は、前記第一レベルのイベントデータが、前記第一レベルのイベント発生から第一期間内に、前記第一レベルのイベントデータの時間長に対して所定割合以上の再生が行われた場合、前記第一レベルのイベントデータを第二レベルのイベントデータとして保存する、
    請求項1に記載の記録装置。
  3. 前記記録制御部は、前記第一レベルのイベントデータが、前記第一レベルのイベント発生から第一期間内に、複数回再生された場合、前記第一レベルのイベントデータを第二レベルのイベントデータとして保存する、
    請求項1または2に記載の記録装置。
  4. 前記記録制御部は、前記一レベルのイベントデータが、前記第一レベルのイベント発生から第一期間内に、通常速度以下の再生速度で再生された場合、前記第一レベルのイベントデータを第二レベルのイベントデータとして保存する、
    請求項1から3のいずれか1項に記載の記録装置。
  5. 前記記録制御部は、前記第一レベルのイベントデータを、上書き可能なデータに変更可能な上書き禁止データとして保存し、前記第二レベルのイベントデータを上書き禁止のデータとし保存し、前記第一レベルのイベント発生から前記第一期間以上経過した場合、前記第一レベルのイベントデータの上書き禁止のデータから上書き可能なデータに変更する、
    請求項1から4のいずれか1項に記載の記録装置。
  6. 前記記録制御部は、前記第一レベルのイベントデータを上書き禁止フラグを付与して保存し、前記第二レベルのイベントデータを上書き禁止エリアに保存する、
    請求項1から5のいずれか1項に記載の記録装置。
  7. 前記イベント検出部は、前記移動体に加わる水平方向の加速度が前記第一閾値以上である場合、第一レベルのイベントが発生したと判断し、前記移動体に加わる水平方向または垂直方向の加速度が前記第二閾値以上である場合、第二レベルのイベントが発生したと判断する、
    請求項1から6のいずれか1項に記載の記録装置。
  8. 移動体の周囲を撮影するカメラが撮影した撮影データを取得する撮影データ取得ステップと、
    前記移動体に加わる第一閾値以上かつ前記第一閾値より大きい第二閾値未満の加速度が検出された場合、第一レベルのイベントが発生したと判断し、前記第二閾値以上の加速度が検出された場合、第二レベルのイベントが発生したと判断するイベント検出ステップと、
    前記第一レベルのイベントの発生が検出された場合、第一レベルのイベント発生に起因する撮影データを第一レベルのイベントデータとして保存し、前記第二レベルのイベントの発生が検出された場合、第二レベルのイベント発生に起因する撮影データを第二レベルのイベントデータとして保存し、前記第一レベルのイベントデータが、前記第一レベルのイベント発生から所定期間内に再生された場合、前記第一レベルのイベントデータを第二レベルのイベントデータとして保存する記録ステップと、
    を備える、記録方法。
  9. 移動体の周囲を撮影するカメラが撮影した撮影データを取得する撮影データ取得ステップと、
    前記移動体に加わる第一閾値以上かつ前記第一閾値より大きい第二閾値未満の加速度が検出された場合、第一レベルのイベントが発生したと判断し、前記第二閾値以上の加速度が検出された場合、第二レベルのイベントが発生したと判断するイベント検出ステップと、
    前記第一レベルのイベントの発生が検出された場合、第一レベルのイベント発生に起因する撮影データを第一レベルのイベントデータとして保存し、前記第二レベルのイベントの発生が検出された場合、第二レベルのイベント発生に起因する撮影データを第二レベルのイベントデータとして保存し、前記第一レベルのイベントデータが、前記第一レベルのイベント発生から所定期間内に再生された場合、前記第一レベルのイベントデータを第二レベルのイベントデータとして保存する記録ステップと、
    を記録装置として動作するコンピュータに実行させるためのプログラム。
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