JP2019200606A - 乗合支援装置、乗合支援システム及び乗合支援方法 - Google Patents

乗合支援装置、乗合支援システム及び乗合支援方法 Download PDF

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Abstract

【課題】車両に乗り合うユーザの組み合わせを適切に決定できる乗合支援装置を提供する。【解決手段】乗合支援装置は、複数の端末(3−1〜3−n)と通信可能な通信部21と、通信部21を介して複数の端末のうちの二つ以上の端末から車両に乗り合うことを希望することを表す乗合希望信号を受信すると、その二つ以上の端末のそれぞれのユーザが所有する車両に関する情報に基づいて、その二つ以上の端末のそれぞれのユーザの組み合わせごとに、その組み合わせに含まれるユーザ間の相性を表す評価点を算出し、評価点が最大となるユーザの組み合わせを車両に乗り合うユーザの組み合わせとして決定し、車両に乗り合うことを提案する提案信号を、その二つ以上の端末のうちの決定した組み合わせに含まれるユーザの端末へ通信部21を介して送信する制御部24とを有する。【選択図】図5

Description

本発明は、複数のユーザが車両に乗合うことを支援する乗合支援装置、乗合支援システム及び乗合支援方法に関する。
同じ目的地へ移動しようとする複数のユーザが、それぞれ別個に車両を運転してその目的地へ向かうよりも、その複数のユーザが1台の車両に乗り合わせてその目的地へ向かう方が、交通渋滞の軽減、及び、排気ガスの減少の観点から好ましい。そこで、複数のユーザが1台の車両に乗り合わせることを支援する技術が提案されている(例えば、特許文献1及び2を参照)。
例えば、特許文献1に開示された自動車乗合支援システムは、運転者側端末から入力された運転予定情報と、乗合者側端末から入力された乗合希望情報をマッチング処理し、各端末に待ち合わせ場所及び時刻を送信する。そしてこのシステムは、各端末から乗合が終了したことを受信したら、乗合者が所有するポイントを運転者に支払う。
また、特許文献2に開示された移動ルート案内システムでは、ルート案内サーバが、第1のユーザ端末を介して入力されるユーザの行動予定をあらかじめ登録するとともに、カーシェアリング提供者の第2のユーザ端末からカーシェアリング情報の登録を随時受け付ける。ルート案内サーバは、ユーザの行動予定、カーシェアリング情報、および利用可能な移動手段に基づいて、目的地に至る1以上の移動ルートを算出して第1のユーザ端末に提示する。1以上の移動ルートの中から少なくとも一部にカーシェアリングを含む移動ルートが選択された場合に、ルート案内サーバはそのカーシェアリングについての合意前情報を作成して、第1及び第2のユーザ端末に送信する。第1及び第2のユーザ端末から合意前情報に基づくカーシェアリングの合意が得られた場合に、ルート案内サーバは、ユーザ及びカーシェアリング提供者の認証を行い、第1及び第2のユーザ端末に、そのカーシェアリングについての合意後情報を送信する。
特開2002−140399号公報 特開2005−182146号公報
複数のユーザが1台の車両に乗り合わせる場合、ユーザ同士の相性が良くないと、乗り合った各ユーザにストレスが溜まることがある。しかし、特許文献1に記載の技術では、運転者の出発地から待ち合わせ場所への近さ、運転者の出発時刻と乗合者の到着希望時刻の近さ、及び、運転者の希望最低ポイント数と乗合者の最大支払ポイント数の適合性に基づいて最適な運転者と乗合希望者の組み合わせが探索されるものの、実際に乗り合うまで、運転者と同乗者との相性は分からない。また、特許文献2に記載の技術でも、ユーザ及びカーシェアリング提供者がカーシェアリングに合意する前に各端末に送信される合意前情報にカーシェアリングの相手方に関する情報が含まれるに過ぎず、実際に乗り合うまで、ユーザとカーシェアリング提供者との相性は分からない。
そこで、本発明は、車両に乗り合うユーザの組み合わせを適切に決定できる乗合支援装置を提供することを目的とする。
本発明の一つの形態として、乗合支援装置が提供される。この乗合支援装置は、複数の端末と通信可能な通信部と、通信部を介して複数の端末のうちの二つ以上の端末から車両に乗り合うことを希望することを表す乗合希望信号を受信すると、その二つ以上の端末のそれぞれのユーザが所有する車両に関する情報に基づいて、その二つ以上の端末のそれぞれのユーザの組み合わせごとに、その組み合わせに含まれるユーザ間の相性を表す評価点を算出し、評価点が最大となるユーザの組み合わせを車両に乗り合うユーザの組み合わせとして決定し、車両に乗り合うことを提案する提案信号を、その二つ以上の端末のうちの決定した組み合わせに含まれるユーザの端末へ通信部を介して送信する制御部とを有する。
この乗合支援装置において、車両に関する情報は、車両のクラスを表す情報を含み、制御部は、車両のクラスが近いユーザの組み合わせほど、評価点を高くすることが好ましい。
この場合において、制御部は、評価点を算出するユーザの組み合わせに含まれる、車両に同乗するユーザの心拍または血圧が高いほど、評価点を低くすることが好ましい。
あるいは、制御部は、評価点を算出するユーザの組み合わせに含まれる各ユーザが所有する車両に関する情報に基づいて求められる、各ユーザの快適性が高くなるほど大きくなる第1の点数と、その組み合わせに含まれる各ユーザが車両に乗り合う際の各ユーザの利便性が高くなるほど大きくなる第2の点数とを重み付け加算することで評価点を算出することが好ましい。
この場合において、制御部は、評価点を算出するユーザの組み合わせについて、その組み合わせに含まれる各ユーザの現在位置及び目的地に応じて各ユーザが乗り合う区間を探索し、探索された区間の距離または探索された区間の予測所要時間が所定の閾値以下となる場合、第1の点数に対する重みよりも第2の点数に対する重みを大きくし、一方、探索された区間の距離または予測所要時間が所定の閾値よりも大きい場合、第2の点数に対する重みよりも第1の点数に対する重みを大きくすることが好ましい。
本発明の他の形態によれば、複数の端末と、複数の端末のそれぞれと通信可能な乗合支援装置とを有する乗合支援システムが提供される。この乗合支援システムにおいて、乗合支援装置は、複数の端末のうちの二つ以上の端末から車両に乗り合うことを希望することを表す乗合希望信号を受信すると、その二つ以上の端末のそれぞれのユーザが所有する車両に関する情報に基づいて、その二つ以上の端末のそれぞれのユーザの組み合わせごとに、その組み合わせに含まれるユーザ間の相性を表す評価点を算出し、評価点が最大となるユーザの組み合わせを車両に乗り合うユーザの組み合わせとして決定し、車両に乗り合うことを提案する提案信号を、その二つ以上の端末のうちの決定した組み合わせに含まれるユーザの端末へ送信する。
本発明のさらに他の形態によれば、複数の端末と、複数の端末のそれぞれと通信可能な乗合支援装置とを有する乗合支援システムにおける、乗合支援方法が提供される。この乗合支援方法は、複数の端末のうちの二つ以上の端末が、車両に乗り合うことを希望することを表す乗合希望信号を前記乗合支援装置へ送信し、乗合支援装置が、乗合希望信号を受信した二つ以上の端末のそれぞれのユーザが所有する車両に関する情報に基づいて、その二つ以上の端末のそれぞれのユーザの組み合わせごとに、その組み合わせに含まれるユーザ間の相性を表す評価点を算出し、評価点が最大となるユーザの組み合わせを車両に乗り合うユーザの組み合わせとして決定し、車両に乗り合うことを提案する提案信号を、その二つ以上の端末のうちの決定した組み合わせに含まれるユーザの端末へ送信する、ことを含む。
本発明に係る乗合支援装置は、車両に乗り合うユーザの組み合わせを適切に決定できるという効果を奏する。
一つの実施形態による乗合支援システムの概略構成図である。 乗合支援処理が実行される際の状況の一例を示す図である。 乗合支援処理に関するシーケンス図である。 乗合支援装置の一例であるサーバの概略構成図である。 乗合支援処理のうちのサーバに関連する処理の動作フローチャートである。 個人情報及び車両に関する情報に含まれる項目ごとの点数の決定の一例を示す図である。 端末の概略構成図である。 (a)は、乗せてもらう側のユーザの端末のユーザインターフェースに表示される、表示画面の一例を示す図である。(b)は、車両を提供する側のユーザの端末のユーザインターフェースに表示される、表示画面の一例を示す図である。 快適性が重視される場合と利便性が重視される場合のそれぞれの重み付け係数のセットの一例を示す図である。
以下、図を参照しつつ、乗合支援装置、乗合支援装置を含む乗合支援システム、及び、乗合支援システムにて実行される乗合支援処理について説明する。
この乗合支援システムは、複数の端末と乗合支援装置とを有し、乗合支援装置が、2以上の端末から、同一の目的地へ向かうことを通知されたときに、各端末のユーザの個人情報とユーザが所有する車両に関する情報とに基づいて、ユーザ同士の相性を評価し、その評価結果に基づいて、1台の車両に乗り合うユーザの組み合わせを決定する。そしてこの乗合支援システムは、同乗したユーザからその乗合の対価の額に応じたポイントを受け取り、運転者、すなわち、乗合に使用された車両のユーザに対して、受け取ったポイントから手数料を減じたポイントを支払う。
図1は、一つの実施形態による乗合支援システムの概略構成図である。乗合支援システム1は、乗合支援装置の一例であるサーバ2と、複数の端末3−1〜3−n(nは3以上の整数)を有する。そしてサーバ2と複数の端末3−1〜3−nとは、例えば、光通信回線などで構成される通信ネットワーク4を介して互いに通信可能となっている。
サーバ2は、例えば、ゲートウェイ(図示せず)を介して通信ネットワーク4と接続される。また、サーバ2は、複数の端末3−1〜3−nのそれぞれのユーザの個人情報、ユーザが所有する車両に関する情報、及び、ユーザが所持する経済的な価値を表すポイントの残高を表すポイント情報を記憶する。そしてサーバ2は、乗合支援処理のうちのサーバ2に関連する部分の処理を実行する。すなわち、サーバ2は、複数の端末3−1〜3−nのうちの二つ以上から通知された、同一目的地へ向かう乗合希望がある場合(なお、通知がなされた端末のうちの少なくとも一つのユーザは、乗合に使用する車両を提供する意思、すなわち、乗合が行われる車両の運転者となる意志を有するものとする)、その通知がなされた各端末のユーザの個人情報とユーザが所有する車両に関する情報とを参照して、ユーザ同士の相性を表す評価点を算出し、その評価点に基づいて、乗り合うユーザの組み合わせを決定する。そしてサーバ2は、乗合を提案するとともに、乗り合う相手となるユーザの識別情報、そのユーザの個人情報、乗合に使用する車両を特定するための情報、待ち合わせ場所及び待ち合わせ時刻などを含む提案信号を、その組み合わせに含まれる各ユーザの端末へ送信する。その後、サーバ2は、乗合を提案した各ユーザから、乗合の提案内容を承認する承認信号を受信すると、乗り合った各ユーザからその乗合の対価の額に応じたポイントを受け取り、乗合に使用された車両のユーザに対して、受け取ったポイントから手数料を減じたポイントを支払う。
複数の端末3−1〜3−nのそれぞれは、例えば、携帯電話機またはタブレットコンピュータといった、無線通信機能を有する携帯端末である。なお、複数の端末3−1〜3−nは、全て同一種類の機器であってもよく、あるいは、互いに異なる種類の機器が含まれていてもよい。複数の端末3−1〜3−nのそれぞれは、例えば、通信ネットワーク4とゲートウェイ(図示せず)などを介して接続される無線基地局5にアクセスすることで、無線基地局5を介して通信ネットワーク4と接続される。そして複数の端末3−1〜3−nのそれぞれは、ユーザの操作に応じて生成される、ユーザの現在位置及び目的地とともに、乗合希望があることを通知する乗合希望信号または承認信号などを、通信ネットワーク4を介してサーバ2へ送信し、あるいは、通信ネットワーク4を介して、サーバ2から提案信号などを受信することが可能となっている。なお、以下では、説明の便宜上、乗合希望信号を送信した端末を、対象端末と呼ぶことがある。
図2は、乗合支援処理が実行される際の状況の一例を示す図である。この例では、端末3−1のユーザ201と、端末3−2のユーザ202と、端末3−3のユーザ203とが、それぞれ、同一の目的地210へ向かおうとしている。そしてユーザ201とユーザ202が、自身が所有する車両を乗合に提供する意思を有する。そのため、サーバ2は、ユーザ201とユーザ203の組み合わせ、及び、ユーザ202とユーザ203の組み合わせについて、相性を表す評価点を算出し、評価点が高い方の組み合わせについて乗合を提案する。
図3は、乗合支援処理に関するシーケンス図である。なお、図3に示されるシーケンス図において、各端末とサーバ間の通信は、上記のように、通信ネットワーク4を介して行われる。
端末3−1のユーザが、端末3−1を操作して、乗合支援処理に関連するアプリケーションを起動し、そのアプリケーションを通じて、乗合をしてもよいこと、及び、乗合に自信が所有する車両を提供してもよいことを通知する操作を行う。そして端末3−1が、乗合希望信号を生成し、その乗合希望信号をサーバ2へ送信する(ステップS101)。また、端末3−2のユーザも、端末3−2を操作して、乗合支援処理に関連するアプリケーションを起動し、そのアプリケーションを通じて、乗合をしてもよいこと、及び、乗合に自信が所有する車両を提供してもよいことを通知する操作を行う。そして端末3−2が、乗合希望信号を生成し、その乗合希望信号をサーバ2へ送信する(ステップS102)。さらに、端末3−3のユーザも、端末3−3を操作して、乗合支援処理に関連するアプリケーションを起動し、そのアプリケーションを通じて、乗合を機希望することを通知する操作を行う。そして端末3−3が、乗合希望信号を生成し、その乗合希望信号をサーバ2へ送信する(ステップS103)。なお、乗合希望信号には、ユーザの現在位置及び目的地が含まれる。目的地及び現在位置は、例えば、施設名、住所、あるいは経度と緯度の組み合わせで表される。
端末3−1〜3−3のそれぞれからの乗合希望信号を受信したタイミングの差が一定期間(例えば、3分〜10分)以内である場合、サーバ2は、各端末から受信した乗合希望信号に含まれる目的地が同一か否か判定するとともに、各端末のユーザの現在位置間の距離が所定距離(例えば、1km〜2km)以下か否か判定する(ステップS104)。例えば、サーバ2は、各端末から受信した照会信号に含まれる目的地の施設名あるいは住所が同一である場合、目的地は同一であると判定する。あるいは、サーバ2は、各端末から受信した乗合希望信号に含まれる目的地間の距離を算出し、その距離が所定の距離閾値(例えば、50m〜200m)以下である場合、目的地は同一であると判定してもよい。
サーバ2は、各端末から受信した乗合希望信号に含まれる目的地が同一であり、かつ、各端末のユーザの現在位置間の距離が所定距離以下である場合、各端末のユーザの個人情報とユーザが所有する車両に関する情報とを参照して、ユーザ同士の相性を表す評価点を算出し、その評価点に基づいて、乗り合うユーザの組み合わせを決定する(ステップS105)。例えば、この例では、ユーザ201とユーザ203の組み合わせについての評価点が、ユーザ202とユーザ203の組み合わせについての評価点よりも高いとする。そのため、サーバ2は、端末3−1と端末3−3へ、乗合を提案する提案信号を送信する(ステップS106)。その際、サーバ2は、ユーザ201の現在位置から目的地までのルートを、ユーザ203の待ち合わせ場所を含むように探索し、その探索結果に基づいて待ち合わせ場所及び待ち合わせ時刻を決定する。そしてサーバ2は、提案信号に、乗り合う相手となるユーザの識別情報及び個人情報、乗合に使用する車両を特定するための情報、待ち合わせ場所及び待ち合わせ時刻などを含める。一方、乗合を提案しない、ユーザ202の端末3−2に対して、サーバ2は、乗合が成立しないことを表す不成立信号を送信する(ステップS107)。
ユーザ201とユーザ203の両方が、乗合の提案を受け入れる場合には、端末3−1及び端末3−3は、サーバ2へ乗合を承認する承認信号を送信する(ステップS108)。サーバ2は、提案信号を送信した各端末から承認信号を受信すると、乗り合ったユーザ(この例では、ユーザ203)からその乗合の対価の額に応じたポイントを受け取り、乗合に使用された車両のユーザ(この例では、ユーザ201)に対して、受け取ったポイントから手数料を減じたポイントを支払う(ステップS109)。
そして乗合支援システムは、乗合支援処理を終了する。
なお、乗合が終了したときに、乗り合ったユーザの端末は、そのユーザの操作に従って、サーバ2へ、乗合が終了したことを通知する乗合終了信号を送信してもよい。そしてサーバ2は、乗合終了信号を受信してから、ステップS109の処理を実行してもよい。また、乗り合ったユーザの端末は、乗合終了信号に、車両に乗り合っている間に測定された、ユーザの心拍数またはユーザの血圧を含めてもよい。
以下、サーバ2の詳細について説明する。
図4は、サーバ2の概略構成図である。サーバ2は、通信インターフェース21と、ストレージ装置22と、メモリ23と、プロセッサ24とを有する。通信インターフェース21、ストレージ装置22及びメモリ23は、プロセッサ24と信号線を介して接続されている。サーバ2は、さらに、キーボード及びマウスといった入力装置、及び、ディスプレイといった出力装置を有していてもよい。
通信インターフェース21は、通信部の一例であり、サーバ2を通信ネットワーク4に接続するためのインターフェース回路を有する。そして通信インターフェース21は、複数の端末3−1〜3−nのそれぞれと通信可能に構成される。すなわち、通信インターフェース21は、複数の端末3−1〜3−nの何れかから通信ネットワーク4を介して受信した乗合希望信号、及び、承認信号などをプロセッサ24へわたす。また通信インターフェース21は、プロセッサ24から受け取った、提案信号などを通信ネットワーク4へ出力する。
ストレージ装置22は、記憶部の一例であり、例えば、ハードディスク装置または光記録媒体及びそのアクセス装置を有する。そしてストレージ装置22は、端末3−1〜3−nのそれぞれについて、その端末の識別情報と、その端末のユーザの氏名及び識別情報(例えば、乗合支援処理のサービスを受けることが可能な会員の会員番号)と、その端末のユーザの個人情報と、その端末のユーザが所有する車両を特定するための情報(例えば、車両ナンバー)及び車両に関する情報とを対応付けて記憶する。また、ストレージ装置22は、端末3−1〜3−nのそれぞれについて、その端末のユーザのポイント情報を記憶する。さらに、ストレージ装置22は、地図情報など、乗合支援処理で使用される各種の情報を記憶する。なお、各端末の識別情報は、例えば、MACアドレスとすることができる。さらにまた、ストレージ装置22は、乗合支援処理を実行するためのコンピュータプログラムを記憶していてもよい。
なお、個人情報には、例えば、ユーザの年齢、性別、趣味、職種、運転の違反歴の有無、過去に乗り合ったときの心拍数または血圧、運転パターンのうちの少なくとも一つが含まれる。運転パターンは、運転者の運転行動の特徴を表すものであり、例えば、ゆっくり型、スポーティ型などに分類される。そして運転パターンは、例えば、所定時間あるいは所定の走行距離における、車両に搭載された加速度センサにより測定される車両の加速度の絶対値が所定の加速度閾値を超えた回数、あるいは、操舵角センサにより測定されるステアリングの回転量が所定の回転量閾値を超えた回数などに基づいて決定される。すなわち、運転パターンごとの上記の回数と、ユーザについて測定された上記の回数との誤差が算出され、その誤差が最小となる運転パターンが、ユーザの運転パターンとして特定される。また、車両に関する情報には、例えば、ユーザが現在所有する車両のクラスが含まれる。さらに、車両に関する情報には、ユーザが過去に所有していた車両のクラス、または、現在所有する車両の修復歴が含まれてもよい。なお、車両のクラスは、例えば、車両に搭載されたエンジンの排気量に応じて複数設定される。この場合、排気量が大きいクラスほど、上級のクラスとなる。あるいは、車両のクラスは、新車の販売価格に応じて複数設定されてもよい。この場合、販売価格が高いクラスほど、上級のクラスとなる。あるいはまた、車両のクラスは、いわゆるセグメントごとに設定されてもよい。この場合、上級なセグメントに対応するクラスほど、上級のクラスとなる。
メモリ23は、記憶部の他の一例であり、例えば、不揮発性の半導体メモリ及び揮発性の半導体メモリを有する。そしてメモリ23は、乗合支援処理を実行中に生成される各種データなどを記憶する。
プロセッサ24は、制御部の一例であり、1個または複数個のCPU(Central Processing Unit)及びその周辺回路を有する。プロセッサ24は、論理演算ユニットあるいは数値演算ユニットといった他の演算回路をさらに有していてもよい。そしてプロセッサ24は、乗合支援処理のうちのサーバ2に関連する処理を実行する。
図5は、乗合支援処理のうちのサーバ2に関連する処理の動作フローチャートである。プロセッサ24は、サーバ2が、複数の端末3−1〜3−nの何れかから通信ネットワーク4及び通信インターフェース21を介して乗合希望信号を受信すると、図5に示される動作フローチャートに従って、乗合支援処理のうちのサーバ2に関連する処理を実行する。
プロセッサ24は、何れかの端末から乗合希望信号を受信してから一定期間内に他の端末から乗合希望信号を受信したか否か判定する(ステップS201)。一定期間内に他の端末から乗合希望信号を受信しない場合(ステップS201−No)、プロセッサ24は、乗合が成立しないことを表す不成立信号を、通信インターフェース21及び通信ネットワーク4を介して、乗合希望信号を送信した端末(対象端末)へ返信する(ステップS202)。そしてプロセッサ24は、乗合支援処理を終了する。
一方、一定期間内に他の端末から乗合希望信号を受信した場合(ステップS201−Yes)、プロセッサ24は、受信した乗合希望信号のそれぞれから、乗合に使用する車両を提供する意思の有無、目的地及び現在位置を表す情報を取り出して、乗合に使用される車両が有り、目的地が同一であり、かつ、現在位置間の距離が所定距離以下となるか否か判定する(ステップS203)。いずれのユーザも乗合に使用する車両を提供する意思が無いか、目的地が異なるか、あるいは、現在位置間の距離が所定距離よりも大きければ(ステップS203−No)、プロセッサ24は、対象端末ごとに、ステップS202の処理を実行する。すなわち、サーバ2は、各対象端末に対して不成立信号を送信する。そしてプロセッサ24は、乗合支援処理を終了する。
一方、何れかのユーザが乗合に使用する車両を提供する意思が有り、目的地が同一であり、かつ、現在位置間の距離が所定距離以下となる場合(ステップS203−Yes)、プロセッサ24は、乗合に使用する車両を提供する意思を有するユーザ(すなわち、運転者)と他のユーザ(すなわち、同乗者)の組み合わせごとに、ユーザの個人情報とユーザが所有する車両に関する情報とを参照して、ユーザ同士の相性を表す評価点を算出する(ステップS204)。
なお、複数のユーザが、乗合に使用する車両を提供する意思を示している場合、プロセッサ24は、乗合に使用する車両を提供する意思を示しているユーザごとに、ステップS204の処理を実行してもよい。あるいは、プロセッサ24は、乗合に使用する車両を提供する意思を示しているユーザの一方を同乗者とし、他方を運転者として、ステップS204の処理を実行してもよい。
例えば、プロセッサ24は、評価点を算出する対象となるユーザの組み合わせについて、個人情報及び車両に関する情報に含まれる項目ごとの点数を求め、各項目の点数を、項目ごとの重み係数を用いて重み付け加算することで評価点を算出する。その際、項目ごとの点数は、例えば、その項目についてユーザ間の差が小さいほど高くなるように決定される。
図6は、項目ごとの点数の決定の一例を示す図である。テーブル601〜603は、それぞれ、ユーザが所有する車両のクラス、年齢、性別に関する項目の点数の設定を表す。例えば、テーブル601に示されるように、車両のクラスに関する項目については、乗合に使用される車両のクラスと、同乗者となるユーザが所有する車両のクラスが同一である場合の点数(3点)が最も高く、乗合に使用される車両のクラスが、同乗者となるユーザが所有する車両のクラスよりも上である場合の点数(2点)が2番目に高く、乗合に使用される車両のクラスが、同乗者となるユーザが所有する車両のクラスよりも下である場合の点数(1点)が最も低い。なお、車両に関する情報に、同乗者となるユーザが過去に所有していた車両のクラスが含まれる場合、同乗者となるユーザが現在または過去に所有していた車両のそれぞれのクラスのうち、乗合に使用される車両のクラスと最も近いクラスに基づいて、車両のクラスに関する項目の点数が求められてもよい。
また、テーブル602に示されるように、年齢に関する項目については、各ユーザの年齢の差が5歳以下である場合の点数(4点)が、各ユーザの年齢の差が5歳よりも大きい場合の点数(2点)よりも高く設定される。さらに、テーブル603に示されるように、性別に関する項目については、各ユーザの性別が同じである場合の点数(4点)が、各ユーザの性別が異なる場合の点数(2点)よりも高く設定される。
なお、乗合に使用される車両に関する情報に、修復歴の有無が含まれる場合には、修復歴が有るときの点数が修復歴が無いときの点数よりも低く設定されてもよい。これにより、プロセッサ24は、修復歴が有る車両が乗合に使用される可能性を低くすることができる。また、同乗者となるユーザの個人情報に、過去の乗合時の心拍数が含まれる場合、その心拍数が所定の閾値以上となるときの点数が、その心拍数が所定の閾値未満となるときの点数よりも低く設定されてもよい。一般に、人はストレスを感じると、心拍数が高くなる。そのため、乗合中の心拍数が高いユーザは、その乗合の際にストレスを感じていた可能性が高い。そこで、上記のように心拍数についての点数を設定することで、乗合の際にストレスを感じたユーザが含まれる組み合わせの評価点が低くなり、その組み合わせについて乗合が提案され難くなる。
さらに、個人情報に、運転の違反歴の有無についての項目が含まれる場合、プロセッサ24は、その項目について、乗合に使用する車両を提供する意思の有るユーザについて、違反歴が有る場合の点数を、違反歴が無い場合の点数よりも低くしてもよい。これにより、安全運転を心掛ける可能性が高いユーザを含む組み合わせについて乗合が提案され易くなる。
プロセッサ24は、乗合に使用する車両を提供する意思を有するユーザと他のユーザの組み合わせごとの点数のうち、最も高い点数となる組み合わせについて乗合を提案すると判定する(S205)。そしてプロセッサ24は、乗合に使用する車両を提供する意思を示したユーザの現在位置から目的地までのルートを探索して、ユーザの待ち合わせ場所及び待ち合わせ時刻を決定する(ステップS206)。その際、プロセッサ24は、決定した組み合わせに含まれる、同乗者となるユーザの現在位置に基づいて、そのユーザの現在位置から所定範囲(例えば、100〜200m)内の位置を通り、かつ、所要時間が最短となるように、ダイクストラ法といったルート探索手法に従ってルートを探索すればよい。またプロセッサ24は、探索したルートに従って、同乗者となるユーザの待ち合わせ場所及び待ち合わせ時刻を求める。さらに、プロセッサ24は、乗合を行わない場合における、運転者となるユーザの現在位置から目的地までのルートを探索してそのルートに従った所要時間を予測し、乗合を行った場合のルートに従った所要時間との差を求めてもよい。そしてプロセッサ24は、乗り合う相手を識別するための識別情報(例えば、会員番号)、その相手の個人情報、乗合に使用される車両を特定するための情報(例えば、車両ナンバー)、待ち合わせ場所及び待ち合わせ時刻などを通知する提案信号を生成し、生成した提案信号を、通信インターフェース21及び通信ネットワーク4を介して、各対象端末へ送信する(ステップS207)。なお、プロセッサ24は、ストレージ装置22に記憶されている個人情報の一部だけを、乗り合う相手の個人情報として、提案信号に含めてもよい。例えば、ストレージ装置22に記憶されている個人情報には、年齢、性別、趣味、違反歴に関する項目が含まれている場合に、プロセッサ24は、提案信号には、年齢、性別及び趣味に関する項目のみを含めてもよい。また、提案信号に含める個人情報の項目は、予め、ユーザにより設定されてもよい。これにより、ユーザが開示して欲しくない情報まで、ユーザの承認を得ずに他のユーザに開示されることが防止される。また、乗合が成立しなかったユーザがいる場合には、プロセッサ24は、依頼不成立信号を生成して、その依頼不成立信号を、通信インターフェース21及び通信ネットワーク4を介して、乗合が成立しなかったユーザの端末へ送信してもよい。
プロセッサ24は、提案信号を送信してから一定期間内に、各対象端末から承認信号を受信したか否か判定する(ステップS208)。一定期間内に各対象端末から承認信号を受信しなければ(ステップS208−No)、プロセッサ24は、不成立信号を生成し、生成した不成立信号を、通信インターフェース21及び通信ネットワーク4を介して、各対象端末へ送信する(ステップS209)。そしてプロセッサ24は、乗合支援処理を終了する。
一方、一定期間内に各対象端末から承認信号を受信すると(ステップS208−Yes)、プロセッサ24は、承認信号を送信した各端末に対応する各ユーザ、すなわち、乗り合った各ユーザのポイント情報をストレージ装置22から読み出す。そしてプロセッサ24は、同乗者となるユーザのポイントの残高からその乗合に応じた対価の額に相当するポイントを減算してそのユーザのポイントを更新し、更新後のポイントをストレージ装置22に記憶する。さらに、プロセッサ24は、乗合に使用された車両のユーザのポイントの残高に、同乗者となるユーザの乗合に応じた対価の額から手数料を減じた額に相当するポイントを加算して、そのユーザのポイントを更新し、更新後のポイントをストレージ装置22に記憶する(ステップS210)。そして乗合支援システムは、乗合支援処理を終了する。
変形例によれば、プロセッサ24は、ステップS203において、ユーザ同士の目的地が同一であり、かつ、現在位置間の距離が所定距離以下か否かを判定する代わりに、所定の探索手法によって探索された、運転者となるユーザの現在位置から目的地までのルートから同乗者となるユーザの現在位置までの距離とそのルートから同乗者となるユーザの目的地までの距離のそれぞれが所定距離以下となるか否かを判定してもよい。そしてプロセッサ24は、運転者の現在位置から目的地までのルートから同乗者となるユーザの現在位置までの距離とそのルートから同乗者となるユーザの目的地までの距離のそれぞれが所定距離以下となる場合に、ステップS204以降の処理を実行してもよい。
次に、端末3−1〜3−nの詳細について説明する。なお、乗合支援処理に関連する構成に関して、各端末は同一の構成を有してもよいので、以下では、端末3−1についてのみ説明する。
図7は、端末3−1の概略構成図である。端末3−1は、ユーザインターフェース31と、無線通信回路32と、位置測定回路33と、メモリ34と、プロセッサ35とを有する。端末3−1は、さらに、ユーザに装着された、ユーザの心拍数または血圧といったユーザの生体情報を測定するための生体センサと無線通信するための近距離無線通信回路(図示せず)を有していてもよい。
ユーザインターフェース31は、例えば、タッチパネルディスプレイを有する。そしてユーザインターフェース31は、乗合支援処理に関連する、ユーザによる操作(例えば、乗合支援処理に関するアプリケーションの起動、乗合を希望する際の目的地及び車両提供の意思の有無の入力、あるいは、提案信号受信時における、乗合を承認するか否かなど)に応じた信号を生成し、その信号をプロセッサ35へ出力する。またユーザインターフェース31は、プロセッサ35から受け取った、各種の表示用の情報(例えば、提案信号受信時における、乗合に用いられる車両の車両ナンバーといった、その車両を特定するための情報、乗り合う相手の個人情報、待ち合わせ場所、待ち合わせ時刻など)を表示する。
無線通信回路32は、例えば、アンテナと、無線信号の変調及び復調といった、無線通信に関連する各種の処理を実行する信号処理回路とを有する。そして無線通信回路32は、通信ネットワーク4とゲートウェイなどを介して接続される無線基地局5からダウンリンクの無線信号を受信し、また、アップリンクの無線信号を無線基地局5へ送信する。すなわち、無線通信回路32は、無線基地局5から受信したダウンリンクの無線信号から、サーバ2から端末3−1へ伝送される信号(例えば、提案信号など)を取り出してプロセッサ35へわたす。また無線通信回路32は、プロセッサ35から受け取ったサーバ2へ送信される信号(例えば、乗合希望信号、承認信号など)を含むアップリンクの無線信号を生成し、その無線信号を送信する。
位置測定回路33は、端末3−1の位置を表す情報を取得する。位置測定回路33は、例えば、GPS信号を受信する受信機と、GPS信号から端末3−1の位置を算出する演算回路とを有する。そして位置測定回路33は、GPS信号に基づいて端末3−1の位置を測定する。位置測定回路33は、端末3−1の位置を測定する度に、その位置をプロセッサ35へ通知する。
メモリ34は、例えば、読み書き可能な不揮発性の半導体メモリと、読み書き可能な揮発性の半導体メモリとを有する。そしてメモリ34は、プロセッサ35上で実行される各種のアプリケーションプログラム及び各種のデータを記憶する。またメモリ34は、乗合支援処理の実行に関連する各種のデータを記憶する。
プロセッサ35は、1個または複数個のCPU及びその周辺回路を有する。プロセッサ35は、論理演算ユニットあるいは数値演算ユニットといった他の演算回路をさらに有していてもよい。そしてプロセッサ35は、乗合支援処理のうちの端末3−1に関連する処理を実行する。例えば、プロセッサ35は、ユーザによる操作に応じて、サーバ2へ送信する信号(乗合希望信号、承認信号など)を生成し、生成したその信号を無線通信回路32へ出力する。
例えば、乗合支援処理に関連するアプリケーションが起動された状態で、ユーザインターフェース31を介して乗合を希望し、かつ、目的地などが入力される操作が行われると、プロセッサ35は、入力された目的地及び乗合に使用する車両を提供する意思の有無、位置測定回路33により測定された、端末3−1の現在位置、及び、端末3−1の識別情報を含む乗合希望信号を生成する。
また、プロセッサ35は、提案信号を受信すると、提案信号に含まれる、乗合に使用される車両の特定情報、乗り合う相手の個人の識別情報、個人情報、待ち合わせ場所及び待ち合わせ時刻を取り出して、ユーザインターフェース31に表示させる。その際、プロセッサ35は、待ち合わせ場所を地図とともに表示してもよい。さらに、プロセッサ35は、提案信号を受信した際に、ユーザインターフェース31を介してユーザが乗合を承認することを示す操作を行うと、承認信号を生成する。
図8(a)は、乗せてもらう側、すなわち、同乗者となるユーザの端末のユーザインターフェース31に表示される、提案信号に含まれる個人情報などを表す表示画面の一例を示す図である。一方、図8(b)は、車両を提供する側、すなわち、運転者となるユーザの端末のユーザインターフェース31に表示される、提案信号に含まれる個人情報などを表す表示画面の一例を示す図である。図8(a)に示されるように、同乗者となるユーザ側では、表示画面800には、承認信号を返信するまでの期限である情報有効時間、相手となるユーザ(運転者)の識別情報である、ユーザの会員番号、年齢、性別、乗合に使用される車両の車両ナンバー、待ち合わせ場所及び待ち合わせ時刻までの時間などが表示される。また、図8(b)に示されるように、運転者となるユーザ側では、表示画面810には、情報有効期間、相手となるユーザ(同乗者)の会員番号、年齢、性別、待ち合わせ場所及び乗り合うことで余計にかかる時間などが表示される。
さらに、提案信号には、乗り合う相手の顔画像が含まれてもよい。そして提案信号を受信した各端末のプロセッサ35は、ユーザインターフェース31に、乗り合う相手の顔画像801を表示させてもよい。これにより、各ユーザは、待ち合わせの際に、乗り合う相手を特定することが容易となる。なお、顔画像は、例えば、サーバ2のストレージ装置22に、ユーザの識別情報と対応付けて予め記憶される。あるいは、各端末がカメラ(図示せず)を有し、各端末のプロセッサ35は、そのカメラにより得られた顔画像を乗合希望信号に含めてもよい。
以上に説明してきたように、この乗合支援装置は、乗合を希望するユーザ同士の個人情報及び所有する車両に関する情報に基づいて、ユーザ同士の相性を表す評価点を算出し、その評価点に基づいて、個々の車両に乗り合うユーザの組み合わせを決定する。特に、この乗合支援装置は、評価点を算出するために、各ユーザが所有する車両に関する情報を利用する。そのため、その評価点には、車両に関するユーザの好みが反映されることとなる。したがって、その評価点は、ユーザ同士が1台の車両に乗り合う際の相性を適切に表すことができる。そのため、この乗合支援装置は、個々の車両に乗り合う各ユーザのストレスが溜まり難いように、個々の車両に乗り合うユーザの組み合わせを適切に決定できる。
なお、変形例によれば、サーバ2は、ユーザの組み合わせについて評価点を算出する際に、個人情報を参照しなくてもよい。あるいは、サーバ2は、ユーザの組み合わせについて評価点を算出する際に、利便性に関する項目を、各ユーザが所有する車両に関する情報及び個人情報とともに参照してもよい。例えば、サーバ2のプロセッサ24は、評価点を算出するユーザの組み合わせごとに、乗合に使用される車両を提供するユーザの現在位置から目的地までのルートを、乗合を行う場合と乗合を行わない場合のそれぞれについて探索し、乗合を行う場合の探索したルートに従って求められる、現在位置から目的地までの予想到達時刻と、乗合を行わない場合の探索したルートに従って求められる、現在位置から目的地までの予想到達時刻との差を求めてもよい。そしてその差が大きくなるほど、プロセッサ24は、利便性に関する項目の点数を低くしてもよい。あるいは、プロセッサ24は、同乗者となるユーザの端末から乗合希望信号を受信した時刻から、乗合に使用される車両が待ち合わせ場所に到達する待ち合わせ時刻までの待ち時間を求め、その待ち時間が長くなるほど、利便性に関する項目の点数を低くしてもよい。
また他の変形例によれば、評価点を算出する際の項目ごとの点数に対する重み付け係数は、乗り合う区間の距離または乗り合う区間の予測所要時間に応じて変更されてもよい。例えば、乗り合う区間の距離または乗り合う区間の予測所要時間が短ければ、乗り合う各ユーザが多少ストレスを感じても、目的地に早く到達するといった、利便性が高いことが好ましい。一方、乗り合う区間の距離または乗り合う区間の予測所要時間が長ければ、乗り合う各ユーザがストレスを感じ難い方が好ましい。そこでこの変形例によれば、予め、利便性を重視する場合の項目ごとの点数に対する重み付け係数のセットと、快適性を重視する場合の項目ごとの点数に対する重み付け係数のセットとが、ストレージ装置22に予め記憶される。そしてサーバ2のプロセッサ24は、図5に示される動作フローチャートにおけるステップS204において、目的地までのルート探索の結果に基づいて、乗り合う区間の距離を予測する。プロセッサ24は、予測された乗り合う区間の距離が所定の距離閾値以下となる場合には、利便性を重視する場合の項目ごとの点数に対する重み付け係数のセットをストレージ装置22から読み出し、読み出した重み付け係数のセットを用いて評価点を算出する。一方、プロセッサ24は、予測されたその区間の距離が所定の距離閾値よりも長い場合には、快適性を重視する場合の項目ごとの点数に対する重み付け係数のセットをストレージ装置22から読み出し、読み出した重み付け係数のセットを用いて評価点を算出する。なお、距離閾値は、例えば、乗り合う区間の半分以上が高速道路を通る区間である場合、60kmに設定され、それ以外の場合には、40kmに設定される。
あるいは、プロセッサ24は、目的地までのルート探索の結果に基づいて、乗り合う区間の所要時間を予測してもよい。この場合、プロセッサ24は、予測されたその所要時間が所定の時間閾値以下となる場合には、利便性を重視する場合の項目ごとの点数に対する重み付け係数のセットをストレージ装置22から読み出し、読み出した重み付け係数のセットを用いて評価点を算出する。一方、プロセッサ24は、予測されたその所要時間が所定の時間閾値よりも長い場合には、快適性を重視する場合の項目ごとの点数に対する重み付け係数のセットをストレージ装置22から読み出し、読み出した重み付け係数のセットを用いて評価点を算出する。なお、時間閾値は、例えば、1時間に設定される。
図9は、快適性が重視される場合と利便性が重視される場合のそれぞれの重み付け係数のセットの一例を示す図である。図9に示されるテーブル900において、上側の行に示される重み付け係数のセット901は快適性が重視される場合の重み付け係数のセットであり、下側の行に示される重み付け係数のセット902は利便性が重視される場合の重み付け係数のセットである。重み付け係数のセット901では、ユーザ間の相性が良いほど、各ユーザの快適性が向上すると考えられることから、所有する車両のクラス、年齢、性別、違反歴など、相性に関する項目(すなわち、快適性に関する項目)についての重み付け係数が、乗合により余計にかかる時間あるいは待ち合わせ時刻までの待ち時間といった、利便性に関する項目についての重み付け係数よりも相対的に大きな値に設定される。逆に、重み付け係数のセット902では、利便性に関する項目についての重み付け係数が、相性に関する項目についての重み付け係数よりも相対的に大きな値に設定される。
この変形例によれば、乗合支援システムは、乗り合う区間の距離または乗り合う時間に応じて、乗り合うユーザの組み合わせをより適切に決定することができる。
また他の変形例によれば、各端末は、ユーザに装着された生体センサから受信した、最新のユーザの心拍数あるいは血圧を乗合希望信号に含めてもよい。そしてサーバ2のプロセッサ24は、各ユーザの組み合わせについて、評価点を算出する際に、乗合希望信号に含まれる心拍数または血圧を参照してもよい。この場合には、プロセッサ24は、例えば、心拍数が高いほど、あるいは、血圧が高いほど、評価点が低くなるようにしてもよい。これにより、乗合がなされている間に体調が悪くなりそうなユーザを含む組み合わせに対して乗合が提案され難くなる。
さらに他の変形例によれば、サーバ2のプロセッサ24は、各ユーザの組み合わせについて算出された評価点のうちの最大値を、予め設定された評価閾値と比較し、その最大値が評価閾値よりも低い場合には、乗合を提案しないと判定してもよい。これにより、乗合支援システムは、どのような組み合わせについてもユーザ同士の相性が良くない場合に、そのユーザ同士が1台の車両に乗り合うことを防止して、乗合によって各ユーザがストレスを感じることを防止できる。
さらに他の変形例によれば、各端末3−1〜3−nは、その端末のユーザが所有する車両に関する情報及びそのユーザの個人情報の少なくとも一方を乗合希望信号に含めてもよい。この場合には、各端末のメモリ34に、その端末のユーザが所有する車両に関する情報及びそのユーザの個人情報が予め記憶されていてもよい。そして各端末のプロセッサ35が、乗合希望信号を生成する際に、メモリ34からその端末のユーザの車両に関する情報及びそのユーザの個人情報の少なくとも一方を読み出して乗合希望信号に含めてもよい。あるいは、各端末のユーザが、乗合支援処理に関するアプリケーションプログラムに従ってユーザインターフェース31を操作して、車両に関する情報及び個人情報の少なくとも一方を入力し、プロセッサ35が、入力された車両に関する情報及び個人情報の少なくとも一方を乗合希望信号に含めてもよい。これにより、事前にユーザが所有する車両に関する情報及び個人情報が登録されていない場合でも、サーバ2は、ユーザ同士の相性を表す評価点を算出できるので、乗合を提案するか否か、及び、乗り合うユーザの組み合わせを決定できる。
さらに他の変形例によれば、乗合に応じた対価の額は、乗合に使用された車両に応じて設定されてもよい。例えば、乗合に使用された車両の購入価格が高いほど、あるいは、乗合に使用された車両のクラスが上級なほど、乗合に応じた対価の額が高くなるように、その対価の額は設定されてもよい。これにより、乗合に使用された車両のユーザが、乗合の対価の額についてより納得することが期待される。
さらに他の変形例によれば、各端末のユーザのポイントを管理するためのサーバ(以下、サーバ2との区別のために、ポイント管理用サーバと呼ぶ)が、サーバ2と別個に設けられてもよい。そしてポイント管理用サーバは、通信ネットワーク4を介してサーバ2と通信可能であってもよい。この場合には、図5に示される乗合支援処理の関連部分の処理において、ステップS210の処理は省略されてもよい。その代わりに、サーバ2のプロセッサ24は、乗合に使用された車両のユーザのポイントに加算するポイントと、乗り合ったユーザのポイントから減算するポイントとを通知する信号を生成し、その信号を通信インターフェース21及び通信ネットワーク4を介してポイント管理用サーバへ送信してもよい。
また、上記のサーバ2のプロセッサ24で実行される処理をコンピュータに実行させるコンピュータプログラムは、例えば、光記録媒体あるいは磁気記録媒体といった記録媒体に記録されて配布されてもよい。
以上のように、当業者は、本発明の範囲内で、実施される形態に合わせて様々な変更を行うことができる。
1 乗合支援システム
2 サーバ(乗合支援装置)
3−1〜3−n 端末
4 通信ネットワーク
5 無線基地局
21 通信インターフェース
22 ストレージ装置
23 メモリ
24 プロセッサ
31 ユーザインターフェース
32 無線通信回路
33 位置測定回路
34 メモリ
35 プロセッサ

Claims (7)

  1. 複数の端末と通信可能な通信部と、
    前記通信部を介して前記複数の端末のうちの二つ以上の端末から車両に乗り合うことを希望することを表す乗合希望信号を受信すると、前記二つ以上の端末のそれぞれのユーザが所有する車両に関する情報に基づいて、前記二つ以上の端末のそれぞれのユーザの組み合わせごとに、当該組み合わせに含まれるユーザ間の相性を表す評価点を算出し、当該評価点が最大となるユーザの組み合わせを車両に乗り合うユーザの組み合わせとして決定し、車両に乗り合うことを提案する提案信号を、前記二つ以上の端末のうちの前記組み合わせに含まれるユーザの端末へ前記通信部を介して送信する制御部と、
    を有する乗合支援装置。
  2. 前記車両に関する情報は、車両のクラスを表す情報を含み、前記制御部は、前記車両のクラスが近いユーザの組み合わせほど、前記評価点を高くする、請求項1に記載の乗合支援装置。
  3. 前記制御部は、前記評価点を算出するユーザの組み合わせに含まれる、車両に同乗するユーザの心拍または血圧が高いほど、前記評価点を低くする、請求項1または2に記載の乗合支援装置。
  4. 前記制御部は、前記評価点を算出するユーザの組み合わせに含まれる各ユーザが所有する車両に関する情報に基づいて求められる、各ユーザの快適性が高くなるほど大きくなる第1の点数と、当該組み合わせに含まれる各ユーザが車両に乗り合う際の各ユーザの利便性が高くなるほど大きくなる第2の点数とを重み付け加算することで前記評価点を算出する、請求項1〜3の何れか一項に記載の乗合支援装置。
  5. 前記制御部は、前記評価点を算出するユーザの組み合わせについて、当該組み合わせに含まれる各ユーザの現在位置及び目的地に応じて各ユーザが乗り合う区間を探索し、探索された区間の距離または当該探索された区間の予測所要時間が所定の閾値以下となる場合、前記第1の点数に対する重みよりも前記第2の点数に対する重みを大きくし、一方、前記距離または前記予測所要時間が前記所定の閾値よりも大きい場合、前記第2の点数に対する重みよりも前記第1の点数に対する重みを大きくする、請求項4に記載の乗合支援装置。
  6. 複数の端末と、前記複数の端末のそれぞれと通信可能な乗合支援装置とを有する乗合支援システムであって、
    前記乗合支援装置は、前記複数の端末のうちの二つ以上の端末から車両に乗り合うことを希望することを表す乗合希望信号を受信すると、前記二つ以上の端末のそれぞれのユーザが所有する車両に関する情報に基づいて、前記二つ以上の端末のそれぞれのユーザの組み合わせごとに、当該組み合わせに含まれるユーザ間の相性を表す評価点を算出し、当該評価点が最大となるユーザの組み合わせを車両に乗り合うユーザの組み合わせとして決定し、車両に乗り合うことを提案する提案信号を、前記二つ以上の端末のうちの前記組み合わせに含まれるユーザの端末へ送信する、乗合支援システム。
  7. 複数の端末と、前記複数の端末のそれぞれと通信可能な乗合支援装置とを有する乗合支援システムにおける、乗合支援方法であって、
    前記複数の端末のうちの二つ以上の端末が、車両に乗り合うことを希望することを表す乗合希望信号を前記乗合支援装置へ送信し、
    前記乗合支援装置が、前記乗合希望信号を受信した前記二つ以上の端末のそれぞれのユーザが所有する車両に関する情報に基づいて、前記二つ以上の端末のそれぞれのユーザの組み合わせごとに、当該組み合わせに含まれるユーザ間の相性を表す評価点を算出し、当該評価点が最大となるユーザの組み合わせを車両に乗り合うユーザの組み合わせとして決定し、車両に乗り合うことを提案する提案信号を、前記二つ以上の端末のうちの前記組み合わせに含まれるユーザの端末へ送信する、
    乗合支援方法。
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