JP2019200296A - 定着装置、画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明では、定着ベルトの内側に設けられた部材の熱変形や破損を防止することを課題としている。【解決手段】回転可能に設けられた無端状の定着ベルト18と、定着ベルト18の外周面を加圧する加圧ローラ19と、定着ベルト18の内側に設けられ、当該定着ベルト18を介して加圧ローラ19に当接して定着ニップNを形成するニップ形成部材34と、定着ベルト18の内側に設けられ、ニップ形成部材34を支持する支持部材とを備えた定着装置6において、支持部材よりも熱伝導率の高い部材によって構成され、当該支持部材の幅方向端部側に当接する放熱フィン38をさらに備えたものである。【選択図】図7

Description

本発明は、定着装置および画像形成装置に関する。
画像を定着させるための定着部材として、無端状の定着ベルトを用いた構成の定着装置が従来から存在する。低熱容量の定着ベルトを用いることにより、より小さな熱量で定着ベルトを定着可能な温度まで昇温させることができるようになり、定着装置のウォームアップ時間の短縮や省エネルギー化を実現することができる。
このような定着装置の一例として、特許文献1(特開2018−22124号公報)の定着装置には、定着ベルトの内側に、定着ベルトを加熱するための加熱源、定着ベルトを介して加圧部材に当接し、定着ニップを形成するニップ形成部材、そして、ニップ形成部材をその背面側から支持する支持部材等が設けられる。
上記の定着装置では、加熱源からの熱が定着ベルトの内側にこもってしまい、内部の部材の変形や破損の原因となってしまうという問題が存在していた。
このような定着ベルト内部に生じる熱への対策を施した発明として、例えば特許文献2(特開2015−7756号公報)が存在する。特許文献2の定着装置200では、図14に示すように、定着ベルト201と、定着ベルト201の内側に、ヒータ202と、ベルトガイド203と、支持ステー204と、断熱部材205と、冷却部206とが設けられる。冷却部206は、定着ベルト201の長手方向内側から外側へ延在する放熱フィンを有し、この放熱フィンが外気に触れることで、定着ベルト201の内側の熱を外部へ放出することができる。また断熱部材205は、支持ステー204と冷却部206の間に設けられ、ベルトガイド203や支持ステー204側から冷却部206への熱の伝達を抑制する。
特許文献2のような構成の定着装置では、定着ベルトの内側の熱を外部へ放出することはできるが、定着ベルトに当接するベルトガイドや支持ステーに蓄積する熱を取り除くことは困難であり、これらの部材の変形や破損を招いてしまう。
このような事情から、本発明では、定着ベルトの内側に設けられた部材の熱変形や破損を防止することを課題としている。
上記の課題を解決するため、本発明は、回転可能に設けられた無端状の定着ベルトと、 前記定着ベルトの外周面を加圧する加圧部材と、前記定着ベルトの内側に設けられ、当該定着ベルトを介して前記加圧部材に当接して定着ニップを形成するニップ形成部材と、 前記定着ベルトの内側に設けられ、前記ニップ形成部材を支持する支持部材とを備えた定着装置において、前記支持部材よりも熱伝導率の高い部材によって構成され、当該支持部材の幅方向端部側に当接する高熱伝導部材をさらに備えたことを特徴とする。
支持部材の端部側に設けられた高熱伝導部材により、支持部材、そして、間接的にニップ形成部材を冷却することができ、これらの部材の熱変形や破損を防止できる。
画像形成装置の概略構成図である。 本発明の一実施形態に係る定着装置の構成図である。 定着装置の平面図である。 ステーの一端部を示す斜視図である。 側板に取り付けられたステーを示す斜視図である。 ステーに取り付けられた放熱フィンを示す斜視図である。 定着装置を示す構成図である。 ステーと放熱フィンの間に介在させる弾性部材を示す図である。 異なる形態の放熱フィンをそれぞれ示す図で、(a)図および(c)図が斜視図、(b)図が断面図である。 定着装置外に設けられたファンを示す図である。 異なる形態のステーを示す図である。 異なる形態のステーを示す図である。 異なる形態のステーを示す図である。 従来の定着装置の概略構成図である。
以下、本発明に係る実施の形態について、図面を参照して説明する。なお、各図中、同一又は相当する部分には同一の符号を付しており、その重複説明は適宜に簡略化ないし省略する。
図1に示すモノクロの画像形成装置1には、表面上にトナー(現像剤)を担持可能なドラム状の回転体である、感光体ドラム10と、感光体ドラム10の表面を一様に帯電させる帯電ローラ11と、感光体ドラム10の表面にトナーを供給する現像装置12と、感光体ドラム10の表面をクリーニングするためのクリーニングブレード13等で構成されている。
感光体ドラム10の上方には、露光手段が配置されている。露光手段から、画像データに基づいて発せられたレーザ光Lbが、ミラー2を介して感光体ドラム10の表面に照射される。
また、感光体ドラム10に対向する位置に、感光体ドラム10表面上の画像を転写する転写装置14が配置されている。
画像形成装置1の下部には給紙部4が位置しており、記録媒体としての用紙Pを収容した給紙カセット15や、給紙カセット15から用紙Pを搬送路5へ搬出する給紙ローラ16等からなっている。給紙ローラ16の搬送方向下流側にはレジストローラ17が配置されている。
定着装置6は、加熱源によって加熱される定着ベルト18、その定着ベルト18を加圧可能な加圧ローラ(加圧部材)19等を有している。
搬送路5の末端には排紙部が設けられ、排紙ローラや排紙トレイを備えている。
以下、図1を参照して上記画像形成装置1の基本的動作について説明する。
画像形成動作が開始されると、まず感光体ドラム10が帯電ローラ11によってその表面を帯電される。そして、画像データに基づいて露光手段からレーザービームが照射され、照射された部分の電位が低下して静電潜像が形成される。静電潜像が形成された感光体ドラム10には、現像装置12から表面部分にトナーが供給され、トナー画像(現像剤像)として可視像化される。そして、転写後の感光体ドラム10に残されたトナー等は、クリーニングブレード13によって取り除かれる。
一方、画像形成動作が開始されると、画像形成装置1の下部では、給紙部4の給紙ローラ16が回転駆動することによって、給紙カセット15に収容された用紙Pが搬送路5に送り出される。
搬送路5に送り出された用紙Pは、レジストローラ17によってタイミングを計られ、感光体ドラム10表面上のトナー画像と向かい合うタイミングで転写装置14と感光体ドラム10のニップ部へ搬送される。そして、転写装置14によって用紙P上に転写バイアスが印加され、トナー画像が転写される。
トナー画像が転写された用紙Pは、定着装置6へと搬送され、加熱されている定着ベルト18と加圧ローラ19とによって加熱および加圧されて、トナー画像が用紙Pに定着される。そして、トナー画像が定着された用紙Pは、定着ベルト18から分離され、排紙部へと搬送される。
次に、定着装置のより詳細な構成について、図2の断面図および図3の平面図を用いて説明する。
図2に示すように、定着装置6は、定着ベルト18と、加圧ローラ19と、加熱源としてのヒータ33と、ニップ形成部材34と、支持部材としてのステー35と、フランジ36とを主に備える。
定着ベルト18は、薄肉で可撓性を有する無端状のベルト部材(フィルムも含む)が用いられる。定着ベルト18は、ニッケルもしくはステンレス鋼等の金属材料またはポリイミド(PI)などの樹脂材料で形成された内周側の基材を有している。また、テトラフルオロエチレン−パーフルオロアルキルビニルエーテル共重合体(PFA)またはポリテトラフルオロエチレン(PTFE)などで形成された外周側の離型層を備えている。基材と離型層との間に、シリコーンゴム、発泡性シリコーンゴム、又はフッ素ゴム等のゴム材料で形成された弾性層を介在させてもよい。
加圧ローラ19は、芯金、弾性層及び離型層によって構成されている。なお、弾性層は芯金の表面に配置されており、発泡性シリコーンゴム、シリコーンゴム、またはフッ素ゴム等が用いられる。また、離型層は弾性層の表面に設けられ、PFAまたはPTFE等が用いられる。加圧ローラ19は、スプリングなどの加圧手段によって定着ベルト18側に向けて加圧されることにより、定着ベルト18の外周面を介してニップ形成部材34に当接している。この加圧ローラ19と定着ベルト18とが圧接する箇所では、加圧ローラ19の弾性層が押しつぶされることで、所定の幅の定着ニップNが形成されている。加圧ローラ19は、画像形成装置本体に設けられているモータ等の駆動源からの駆動力によって回転駆動される。加圧ローラ19が回転駆動されると、その駆動力が定着ニップNで定着ベルト18に伝達され、定着ベルト18が従動回転するようになっている。
図3に示すように、ヒータ33、ニップ形成部材34およびステー35は、定着ベルト18の幅方向に延在する。なお、以下の説明では、定着ベルト18の幅方向(図3の左右方向)を単に幅方向と呼び、幅方向における定着ベルト18の中央側を「幅方向内側」、定着ベルト18の中央側から見て端部側を「幅方向外側」と呼ぶ。
定着装置6の幅方向両側には側板37が設けられる。側板37は、加圧ローラ19およびステー35を幅方向両端で支持する。また、側板37は、ヒータ33を貫通させるための貫通孔37aおよびステー35を貫通させるための貫通孔37b、37bを有する(図2参照)。
フランジ36は、定着ベルト18の幅方向両端にそれぞれ設けられ、定着ベルト18をその内周面側から回転可能に保持している。また、フランジ36は、ヒータ33の幅方向両端を支持している。
図2に示すように、ニップ形成部材34は、定着ベルト18にその背面側から当接する。ステー35は、定着ベルト18の側とは反対側からニップ形成部材34に当接し、ニップ形成部材34を支持する。このようにして、ニップ形成部材34をステー35で支持することにより、加圧ローラ19による圧力でニップ形成部材34に撓みが生じるのを抑制し、加圧ローラ19の幅方向に平行して均一なニップ幅が得られるようにしている。
本実施形態では、ステー35は、ニップ形成部材34を支持するベース部35aと、ベース部35aの両端からニップ形成部材34の側とは反対側へ延在する二つの立ち上がり部35b、35bを有する。ヒータ33は、二つの立ち上がり部35b,35bの間に設けられている。
ステー35は、ニップ形成部材34の撓み防止機能を満足するために、ステンレス鋼や鉄等の機械的強度が高い金属材料で形成することが望ましいが、ステー35を樹脂製とすることも可能である。また、本実施形態では、定着ニップNの形状が平坦状であるが、凹形状やその他の形状としてもよい。定着ニップNの形状が凹形状の場合は、用紙Pの先端の排出方向が加圧ローラ19寄りになり、分離性が向上するので、ジャムの発生が抑制される。
また図4に示すように、ステー35は、幅方向の両側に突出した突出部35cを有する。突出部35cは、両側の立ち上がり部35b、35bの幅方向両端に設けられる。図5に示すように、突出部35cは、側板37の貫通孔37bを貫通し、側板37よりも幅方向外側に突出して設けられる。
図6は、ステーおよびステーに取り付けられた放熱フィンのみを抜き出して表示した斜視図である。なお、ステー35はその形状を簡略化して表示している。
図6に示すように、ステー35の幅方向端部である突出部35cには、高熱伝導部材としての放熱フィン38が設けられる。放熱フィン38は、板状の本体部38aと把持部38bとを有する。
本体部38aは、その平面部を用紙搬送方向と平行な方向に向けている。把持部38bは、突出部35cを巻き込むようにして突出部35cの各辺に当接し、突出部35cに取り付けられている。把持部38bは、例えば板バネによって構成され、自身の弾性力により、突出部35cを掴む方向の力が生じている。
本実施形態では、放熱フィン38はSUSによって形成され、ステー35よりも熱同伝導率が高く設定される。しかし、これに限らず、放熱フィン38はステー35よりも熱伝導率の高い部材の中から適宜選択することができる。また、本実施形態では、本体部38aを厚みが4mmで一定の板状に形成したが、これに限らず、例えば、本体部38aの把持部38bの側を厚くして、これと反対側を薄くすることもできる。本体部38aの把持部38bの側を厚くすることにより、ステー35の側からの放熱効果を高めることができる。
上記のように、放熱フィン38は突出部35cに取り付けられており、定着ベルト18よりも幅方向の外側に配置されている。
図7に示すように、本体部38aは、定着ベルト18の径方向において、定着ベルト18の内側から外側にわたって設けられている。
定着装置6の外側には、定着装置6を囲うようにして、枠部材40が設けられる。枠部材40は、用紙搬送方向下流側と上流側に、それぞれ開口部40a1、40a2を有する。開口部40a1は、一方の突出部35cおよび放熱フィン38に対向する位置に設けられる。また、開口部40a2は、他方の突出部35cに対向する位置に設けられている。本実施形態では、開口部40a1、定着ベルトの径方向の中心位置、開口部40a2が略一直線上に配置されている。
開口部40a1を設けることにより、外気を自然対流で定着装置6内に取り込むことができる。また、開口部40a1を放熱フィン38に対向する位置に設けることにより、定着ベルト18内部から放熱フィン38の側へ伝達された熱を、開口部40a1を介して外部へ放出しやすくすることができ、放熱フィン38の放熱効果を向上させることができる。
本実施形態では、片側の突出部35cにのみ放熱フィン38を設けたが、両側の突出部35cに設けることにより、効果的に定着ベルト18内の熱を外部へ放出することができる。ただし、用紙搬送方向下流側(開口部40a2の側)はより雰囲気温度が低いため、こちら側の突出部35cに設けられた放熱フィン38の方が、より大きな放熱効果を発揮する。さらに、放熱フィン38は、幅方向の両側(図7の紙面手前奥方向両側)の突出部35cに設けることにより、幅方向の両側から効果的に放熱することができる。
放熱フィン38とステー35との間に、熱伝導性の高い伝熱促進部材を介在させてもよい。例えば、図8に示すように、突出部35cと把持部38bとの間に、熱伝導性の高い弾性部材(伝熱促進部材)39を設けてもよい。これにより、放熱フィン38とステー35との間の熱抵抗を低減させると共に、弾性部材39と突出部35c、あるいは、弾性部材39と把持部38bとの接触面積を増やし、ステー35から放熱フィン38への伝熱を促進することもできる。また伝熱促進部材として、例えば、熱伝導グリスを、突出部35cと把持部38bとの間に介在させ、ステー35から放熱フィン38への伝熱を促進することもできる。なお、図示例では、弾性部材39を突出部35cの三つの側面を覆うようにして設けたが、適宜、弾性部材39を設ける側面を選択することができる。また、複数の弾性部材39を設けてもよい。
ところで、放熱フィン38は、その表面積が大きい方が外気と触れる部分が多くなり、その放熱効果が高まる。このため、図9(a)に示すように、本体部38aに切り欠き部38c(板形状からの切り欠き部分で、段差部ともいう)を設けたり、図9(b)に示すように、本体部38aに凹凸部38dを設けたりすることで、本体部38aの表面積を大きくしてもよい。また、図9(c)に示すように、本体部38aに複数の孔部38eを設けることもできる。なお、切り欠き部38cは、図の上下方向に対して左右交互に設けることにより、例えば左右同じ位置に設ける場合と比較して、本体部38aの剛性を大きくすることができる。
また、図10に示すように、定着装置6の外側で、画像形成装置の筐体101にファン(送風部材)41を設けることができる。筐体101の内側(図10の筐体101よりも下側)は画像形成装置の機内を表しており、筐体101の外側(図10の筐体101よりも上側)は画像形成装置の機外を表している。
ファン41を稼働させることにより、図の矢印に示す方向の気流を作り出し、定着装置6内部の熱を外側へ放出することができる。具体的には、開口部40a2から定着装置6内へ外気が流れ、開口部40a1から定着装置6外へ、さらに、ファン41から画像形成装置外へ流れる気流を発生させることができる。これにより、定着装置6内に外部からの気流を取り込むと共に、定着装置外、そして画像形成装置外への気流の流れを作り出すことができ、より積極的に定着装置6内の熱を外部へ放出することができる。また、この気流の途中に放熱フィン38を設けることにより、放熱フィン38の放熱効果を高めることができる。
ファン41の稼働の有無により、定着装置6内の熱を外部へ積極的に放出する場合とそうでない場合の切り換えを行うことができる。例えば、画像形成装置の起動時等、定着ベルト18の加熱を優先して行いたい場合には、ファン41を停止させて外部への放熱を抑制することができる。また、例えば定着装置6周辺の雰囲気温度を測定手段で直接的に測定したり、間接的に雰囲気温度を判断することで、定着装置6周辺の雰囲気温度が高い時のみ、ファン41を稼働することもできる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上述の実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変更を加え得ることは勿論である。
本発明のステー35の形状は、図2に示した形状に限らない。例えば、図11(a)に示すように、二つの立ち上がり部35b1,35b2がベース部35aと反対側で結合した形状であってもよい。また、図11(b)に示すように、一枚の板材を曲げ加工して立ち上がり部35bを形成することもできる。このように、ベース部と二つ以上の立ち上がり部を有した任意の形状とすることができる。さらに、図12に示すように、ベース部35aに一つの立ち上がり部35bが設けられた構成とすることもできる。なお、図12の定着装置6には、反射部材42が設けられている。また、図13に示すように、ステー35は略長方形状であってもよい。図13の例では、2枚の板材35dをそれぞれL字状に曲げて重ねることでステー35が形成されており、そのうちの一方の板材がベース部を構成し、各板材の折り曲げ部分が立ち上がり部を構成している。
本発明に係る画像形成装置は、図1に示すモノクロ画像形成装置に限らず、カラー画像形成装置や、複写機、プリンタ、ファクシミリ、あるいはこれらの複合機等であってもよい。
記録媒体としては、用紙P(普通紙)の他、厚紙、はがき、封筒、薄紙、塗工紙(コート紙やアート紙等)、トレーシングペーパ、OHPシート、プラスチックフィルム、プリプレグ、銅箔等が含まれる。
1 画像形成装置
6 定着装置
18 定着ベルト
19 加圧ローラ(加圧部材)
33 ヒータ(加熱源)
34 ニップ形成部材
35 ステー(支持部材)
35a ベース部
35b 立ち上がり部
35c 突出部
36 フランジ
37 側板
38 放熱フィン(高熱伝導部材)
38a 本体部
38b 把持部
39 弾性部材(伝熱促進部材)
40 枠部材
40a1、40a2 開口部
41 ファン(送風部材)
P 用紙(記録媒体)
特開2018−22124号公報 特開2015−7756号公報

Claims (8)

  1. 回転可能に設けられた無端状の定着ベルトと、
    前記定着ベルトの外周面を加圧する加圧部材と、
    前記定着ベルトの内側に設けられ、当該定着ベルトを介して前記加圧部材に当接して定着ニップを形成するニップ形成部材と、
    前記定着ベルトの内側に設けられ、前記ニップ形成部材を支持する支持部材とを備えた定着装置において、
    前記支持部材よりも熱伝導率の高い部材によって構成され、当該支持部材の幅方向端部側に当接する高熱伝導部材をさらに備えたことを特徴とする定着装置。
  2. 前記定着ベルトの幅方向において、当該定着ベルトの中央側を幅方向内側、当該定着ベルトの中央側から見て端部側を幅方向外側としたとき、
    前記支持部材の幅方向端部は、前記定着ベルトよりも幅方向外側に設けられる請求項1記載の定着装置。
  3. 前記高熱伝導部材は、定着装置に搬送される記録媒体の搬送方向と平行な平面部を有する請求項1または2いずれか記載の定着装置。
  4. 前記支持部材と前記高熱伝導部材との間に、伝熱促進部材を介在させた請求項1から3いずれか1項に記載の定着装置。
  5. 装置全体を覆う枠部材をさらに有し、
    前記枠部材は、枠部材の一方側と他方側にそれぞれ開口部を有する請求項4記載の画像形成装置。
  6. 前記高熱伝導部材は、その一端が前記開口部の側へ延在する請求項5記載の定着装置。
  7. 請求項1から6いずれか1項に記載の定着装置を備えた画像形成装置。
  8. 前記開口部に対向し、定着装置内部を通過する気流を形成するための送風部材を有する請求項7記載の画像形成装置。
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