JP2019200001A - 空調チャンバ及び空調設備 - Google Patents

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Abstract

【課題】施工現場における作業性の向上を図ることができる空調チャンバ及び空調設備を得る。【解決手段】拡張吹出チャンバ58では、吹出チャンバ72に拡張チャンバ70が接続され、当該拡張チャンバ70に拡張チャンバ68が接続されている。そして、吹出チャンバ72の装着部84と拡張チャンバ70のチャンバ部90の間には、パッキン77、100が設けられており、吹出チャンバ72の装着部84に拡張チャンバ70のチャンバ部90が接続されると、当該装着部84と当該チャンバ部90の間がパッキン77、100によって気密状態とされるようになっている。これにより、拡張チャンバ70のチャンバ部90を吹出チャンバ72の装着部84に接続させた後に、当該装着部84と当該チャンバ部90の接続部に気密部材を取付ける必要はなく、施工現場における作業を削減し、作業性の向上を図ることが可能となる。【選択図】図3

Description

本発明は、空調チャンバ及び空調設備に関する。
例えば、下記特許文献1には、空調ダクトに接続され空調装置により生成された空調空気を屋内空間に吹き出すチャンバ(以下、「吹出チャンバ」という)にチャンバ拡張部材(以下、「拡張チャンバ」という)を接続させ、吹出チャンバから吹出グリルまでの長さを延長させる技術が開示されている。
この先行技術では、拡張チャンバには、拡張チャンバ本体部よりも小さい外形寸法で形成された接続部が設けられており、当該接続部が吹出チャンバの開口側へ入り込んだ状態で固定されている。そして、拡張チャンバの接続部の外側には、パッキン等の気密部材が取付けられ、これにより、当該接続部の気密性が確保されるようになっている。
特開2017−009143号公報
しかしながら、一般に、吹出チャンバは、天井裏又は床下等、狭い空間内に設けられているため、先行技術のように、吹出チャンバに拡張チャンバを接続させた後、拡張チャンバの接続部の外側に気密部材を取付けるとなると、施工現場での作業が大変であり手間が掛かる。
本発明は上記事実を考慮し、施工現場における作業性の向上を図ることが可能となる空調チャンバ及び空調設備を得ることが目的である。
上記目的を達成するための第1の態様に係る空調チャンバは、天井裏又は床下に設けられ、空調装置により生成された空調空気を屋内空間に供給する吹出チャンバと、前記吹出チャンバと連通し、当該吹出チャンバに形成された第1被接続部に接続される第1接続部が形成された第1拡張チャンバと、前記第1被接続部と前記第1接続部の間に設けられ、前記第1接続部が前記第1被接続部に接続されるとき当該第1被接続部と当該第1接続部の間を気密にする気密部材と、を有している。
第1の態様に係る空調チャンバでは、天井裏又は床下には吹出チャンバが設けられており、当該吹出チャンバには、屋内空間に空調空気を供給する空調装置が間接的に又は直接的に接続されている。また、吹出チャンバには、第1拡張チャンバが連通可能とされている。つまり、吹出チャンバに第1拡張チャンバを接続させることで、空調装置から屋内空間までの長さに合わせて空調空気が流れる流路を延長可能としている。
また、吹出チャンバには、第1被接続部が形成されており、第1拡張チャンバには、当該第1被接続部に接続される第1接続部が形成されている。そして、吹出チャンバの第1被接続部と拡張チャンバの第1接続部の間には、気密部材が設けられており、吹出チャンバの第1被接続部に拡張チャンバの第1接続部が接続されると、当該第1被接続部と当該第1接続部の間が気密部材によって気密状態とされるようになっている。
このため、本態様では、拡張チャンバの第1接続部を吹出チャンバの第1被接続部に接続させた後に、当該第1被接続部と当該第1接続部の接続部に別途気密部材を取付ける必要はない。したがって、施工現場における作業を削減し、作業性の向上を図ることが可能となる。
第2の態様に係る空調チャンバは、第1の態様に係る空調チャンバにおいて、前記第1拡張チャンバにおいて前記第1接続部と反対側には、当該第1拡張チャンバと連通する第2拡張チャンバに形成された第2接続部が接続される第2被接続部が形成されている。
第2の態様に係る空調チャンバでは、第1拡張チャンバにおいて、第1接続部と反対側には、第1拡張チャンバと連通する第2被接続部が形成されている。ここで、第1拡張チャンバには、第2拡張チャンバが接続されるようになっており、当該第2拡張チャンバには、第2接続部が形成されている。このため、第1拡張チャンバには、第2拡張チャンバの第2接続部が接続される第2被接続部が形成されている。
つまり、本態様では、吹出チャンバに第1拡張チャンバが接続され、第1拡張チャンバには第2拡張チャンバが接続されている。これにより、空調空気が流れる流路をさらに延長可能としている。
第3の態様に係る空調チャンバは、第1の態様に係る空調チャンバにおいて、前記第1接続部は、前記第1被接続部に対して外側から嵌め込み可能とされている。
第3の態様に係る空調チャンバでは、吹出チャンバの第1被接続部に対して、第1拡張チャンバの第1接続部は外側から嵌め込み可能とされている。気密部材は、第1接続部と第1被接続部との間に設けられているため、第1被接続部に対して第1接続部が外側から嵌め込まれた状態で、当該第1被接続部と当該第1接続部の間が気密部材によって気密状態とされる。
第4の態様に係る空調チャンバは、第3の態様に係る空調チャンバにおいて、前記第1接続部の内壁面に、気密部材が設けられている。
第1拡張チャンバの第1接続部は、吹出チャンバの第1被接続部に対して外側から嵌め込み可能とされているため、第4の態様に係る空調チャンバでは、第1接続部の内壁面に前記気密部材が設けられている。
第5の態様に係る空調チャンバは、第1の態様〜第4の態様の何れか1の態様に係る空調チャンバにおいて、前記第1拡張チャンバの外壁面には、前記吹出チャンバの外壁面に設けられた掛止部に掛止される掛止金具が設けられている。
第5の態様に係る空調チャンバでは、吹出チャンバの外壁面に掛止部が設けられ、第1拡張チャンバの外壁面には、当該掛止部に掛止される掛止金具が設けられている。したがって、吹出チャンバに設けられた掛止部に第1拡張チャンバに設けられた掛止金具を掛止させることによって、第1拡張チャンバを吹出チャンバに一体化させることができる。つまり、第1拡張チャンバが吹出チャンバから外れないようにすることができる。
第6の態様に係る空調チャンバは、第5の態様に係る空調チャンバにおいて、前記掛止金具には、前記第1拡張チャンバを前記吹出チャンバ側へ圧入させるレバーが設けられている。
第6の態様に係る空調チャンバでは、掛止金具には、第1拡張チャンバを吹出チャンバ側へ圧入させるレバーが設けられており、第1被接続部に対して第1接続部が外側から嵌め込まれた状態で、吹出チャンバに設けられた掛止部に第1拡張チャンバに設けられた掛止金具を掛止させ、レバーを操作することによって、第1拡張チャンバを吹出チャンバ側へ圧入させることができる。
第7の態様に係る空調設備は、第1の態様〜第6の態様の何れか1の態様に係る空調チャンバを備えている。
以上説明したように、本態様に係る空調チャンバ及び空調設備は、施工現場における作業性の向上を図ることができる、という優れた効果を有する。
本実施の形態に係る空調設備を備えた建物の概略構成を示す側面図である。 本実施の形態に係る空調チャンバにおいて、吹出チャンバ及び拡張チャンバを示す分解斜視図である。 本実施の形態に係る空調チャンバにおいて、拡張チャンバが接続された吹出チャンバ及び拡張チャンバを示す分解斜視図である。 図2に示す拡張チャンバを下側から見て示した斜視図である。 図2で示すA−A線に沿って切断したときの断面図である。 図3で示すB−B線に沿って切断したときの断面図である。 本実施の形態に係る空調チャンバの変形例を示す正面図である。
以下、図面を用いて、本発明の一実施の形態に係る空調チャンバを備えた空調設備について説明する。
図1には、本実施の形態に係る空調設備10を備えた建物11の概略構成が側方視にて示されている。図1に示されるように、建物11は、例えば、2階建てとされており、屋根部12は、勾配屋根14及び陸屋根16を含んで構成された混合屋根とされている。なお、図1では、建物11の1階部分18において図示を省略している
図1に示されるように、建物11の2階部分20では、間仕切り壁22、24が設けられており、当該間仕切り壁22、24によって区画されて廊下部26が形成されている。そして、廊下部26を間において、勾配屋根14側には居室部28が形成されると共に、陸屋根16側には居室部30が形成されており、居室部30は勾配屋根14と陸屋根16とに跨って設けられている。また、建物11は、勾配屋根14の下側の天井フレーム32を下地として天井パネル34が取り付けられることにより、廊下部26及び居室部28の天井が形成されると共に、勾配屋根14内には天井裏空間14Aが形成されている。
一方、当該建物11には、全館空調システムが導入されており、建物11内には空調設備10が設けられている。この空調設備10には、室内装置としての室内機38及び図示しない室外機が含まれており、室外機は建物11の外部(屋外)40に設置されている。本実施形態において、当該空調設備10の室内機38は、主に建物11の2階部分20の空調を担っているが、1階部分18の空調を担う室内機が別に設けられていても良く、また、空調設備10とは別に階下の空調を担う空調設備が設けられていても良い。
ここで、前述のように、当該建物11では、屋根部12に勾配屋根14が設けられており、勾配屋根14側には、天井裏空間14Aが設けられている。このため、このスペースを利用して、本実施形態では、当該天井裏空間14Aに空調設備10の一部を構成する室内機38が設けられている。
なお、室内機38には、熱交換ユニット42、及び図示しないファンが設けられた送風ユニット44が一体に設けられている。熱交換ユニット42には、室外機との間に図示しない冷媒配管が接続されており、当該熱交換ユニット42により、冷媒配管を介して室外機との間で冷媒を循環させ、建物11内と屋外40の熱を交換しながら建物11内を暖めたり冷やしたりする。
一方、空調設備10には、吸込ダクト46及び吹出ダクト48、50が含まれている。吸込ダクト46の一端部は、送風ユニット44に接続されており、吸込ダクト46の他端部は、勾配屋根14側の天井パネル34に設けられた吸込チャンバ52に接続されている。
また、吹出ダクト48の一端部は、熱交換ユニット42に接続されており、吹出ダクト48の他端部は、勾配屋根14側の天井パネル34に取付けられた吹出チャンバ54に接続されている。さらに、吹出ダクト50の一端部は、熱交換ユニット42に接続されており、吹出ダクト50の他端部は、陸屋根16側の天井パネル56に取付けられた拡張吹出チャンバ58に接続されている(後述する)。なお、これらのチャンバは金属や合成樹脂によって形成されており、ダクトには円筒状の断熱性フレキシブルダクトが用いられている。
当該送風ユニット44では、送風ユニット44における図示しないファンが作動されることで、吸込チャンバ52を介して建物11内の空気が吸い込まれる。また、熱交換ユニット42では、送風ユニット44に吸込まれた空気と冷媒との間で熱交換が行われて空調空気(暖気又は冷気)が生成される。
これにより、吹出ダクト48、50には、熱交換ユニット42により生成された空調空気が供給される。そして、吹出ダクト48を介して、吹出チャンバ54には空調空気が供給され、当該吹出チャンバ54から居室部28内へ空調空気が吹出される。また、吹出ダクト50を介して、拡張吹出チャンバ58には空調空気が供給され、当該拡張吹出チャンバ58から居室部30内へ空調空気が吹出される。
当該居室部28、30内へそれぞれ送出された空調空気S1、S2は、扉の下(いわゆるアンダーカット部60、62)を通過して廊下部26へそれぞれ案内される。そして、廊下部26内の空気S3は、廊下部26の上部に設けられた図示しない換気口を通じて屋外40へ排気される。これにより、廊下部26や居室部28、30を含み、全館を通じて、居間、台所、寝室等の居室部やトイレ、洗面室等の非居室部を含む空間部64の冷暖房が行われる。
ところで、前述のように、建物11の屋根部12は、勾配屋根14及び陸屋根16を含んで構成されており、勾配屋根14側には、天井裏空間14Aが設けられている。また、空調設備10は、吹出ダクト48、50を含んで構成されており、当該吹出ダクト48、50によって、熱交換ユニット42と吹出チャンバ54、58との間が接続されている。
このため、各居室部28、30において、天井パネル34、56の上方側には、吹出ダクト48、50を配設するためのスペースがそれぞれ必要となる。その結果、天井裏空間14Aが設けられていない陸屋根16側では、天井裏空間14Aを区画する天井パネル34の高さよりも低い位置に天井パネル56が設けられることとなる(いわゆる天井下がり部66)。
したがって、天井パネル56側に取付けられる拡張吹出チャンバ58の高さ方向の寸法は、吹出チャンバ54と比較して長くする必要が生じる。このため、本実施形態では、図3に示されるように、当該拡張吹出チャンバ58では、吹出チャンバ72に、拡張チャンバ(第1拡張チャンバ)70が接続され、当該拡張チャンバ70に拡張チャンバ(第2拡張チャンバ)68が接続されている。なお、当該天井下がり部66について、屋根部12の構成により形成される場合に限らず、洗面室等の非居室部等、空間部64の構成によって形成される場合もある。
<拡張吹出チャンバの構成>
ここで、本実施の形態に係る空調チャンバが適用された拡張吹出チャンバ58の構成について説明する。なお、図1では、拡張吹出チャンバ58が天井裏空間14A側に設けられた例について説明したが、当該拡張吹出チャンバ58は、図示はしないが、床下側に設けられても良い。このため、当該拡張吹出チャンバ58は、天井裏に配設されるか床下に配設されるかによって、その上下は逆になる。図2、図3、図5及び図6では、図面の見やすさを考慮して、拡張吹出チャンバ58は、吹出チャンバ72側を下にして拡張吹出チャンバ58の上下の説明を行う。
前述のように、当該拡張吹出チャンバ58では、吹出チャンバ72の上に、拡張チャンバ70が接続され、当該拡張チャンバ70の上に拡張チャンバ68が接続されている。このため、まず、吹出チャンバ72の基本構成について説明する。なお、吹出チャンバ72の基本構成は、吸込チャンバ52(図1参照)、吹出チャンバ54(図1参照)の基本構成と略同じである。
(吹出チャンバ72)
図2に示されるように、吹出チャンバ72は、正面視において略五角形状を成しており、チャンバ部74と装着部(第1被接続部)84と接続部76とを含んで構成されている。チャンバ部74及び装着部84は 角筒状を成しており、略直方体状の流路78を形成している。また、接続部76は先端側が窄まった形状とされており、流路78と連通している。さらに、接続部76には、円筒部76Aが突設されており、この円筒部76Aに吹出ダクト50の他端部が接続されるようになっている。
また、チャンバ部74には、対向する一対の短辺部74A側の外壁面74A1の上端部において、当該外壁面74A1から離間する方向へ向かって延出され上側を凸にして円弧状に形成された掛止片(掛止部)80がそれぞれ形成されている。
また、チャンバ部74の開口側には、装着部84が設けられている。当該装着部84は、チャンバ部74の外形寸法よりも小さい寸法で形成されており、装着部84とチャンバ部74との間には、段差部75が設けられている。この段差部75には、例えば、発泡ウレタンで形成された枠状のパッキン(気密部材)77が取付けられている。
また、装着部84の一対の短辺部84Aには、複数の固定穴88がそれぞれ形成されている。この固定穴88には、図示はしないがビスが固定可能とされており、当該ビスを介して、吹出チャンバ72の装着部84が天井パネル34(図1参照)に固定可能とされる。また、装着部84には、図示しない空調グリルが装着可能とされており、装着部84の短辺部84A側の内壁面84A1には、それぞれ台座86が突設されている。この台座86にはビス穴86Aが形成されており、ビス穴86Aには図示しないビスが固定可能とされている。このビスを介して、空調グリルが台座86に固定可能とされる。
なお、本実施形態では、当該吹出チャンバ72は、拡張吹出チャンバ58の一部を構成する部材であるため、天井パネル34には固定されない。また、吹出チャンバ72の装着部84には、空調グリルも固定されない。すなわち、図1に示す吹出チャンバ54の場合は、当該吹出チャンバ54の装着部(図示省略)が天井パネル34に固定され、当該装着部が空調グリルによって覆われることとなる。
これに対して、拡張吹出チャンバ58では、図3に示されるように、吹出チャンバ72の装着部84には、拡張チャンバ70が装着(接続)される。そして、さらに当該拡張チャンバ70の装着部94には拡張チャンバ68が接続される。このため、当該拡張吹出チャンバ58では、後述する拡張チャンバ68の装着部122が天井パネル56(図1参照)に固定されると共に、当該装着部122が空調グリル(図示省略)によって覆われることとなる。なお、拡張チャンバ70及び拡張チャンバ68において、吹出チャンバ72と略同じ構成については、当該吹出チャンバ72に示す符号と同じ符号を付して説明を省略する場合もある。
(拡張チャンバ70)
図2に示されるように、拡張チャンバ70は、チャンバ部(第1接続部)90と装着部(第2被接続部)94とを含んで構成されており、チャンバ部90は角筒状を成し、略直方体状の流路92を形成している。このため、吹出チャンバ72に拡張チャンバ70を接続させると、拡張チャンバ70の流路92が吹出チャンバ72の流路78と連続することとなる。
図5、図6に示されるように、当該チャンバ部90の内形寸法は、吹出チャンバ72の装着部84に対して、外側から嵌め込み(圧入)可能とされるとなるように予め設定されている。そして、当該チャンバ部90が、吹出チャンバ72の装着部84に対して嵌め込まれた状態(接続された状態)で、吹出チャンバ72のチャンバ部74の外面72Aと拡張チャンバ70のチャンバ部90の外面70Aとは、略面一の状態となっている。なお、図5は、図2で示すA−A線に沿って切断したときの断面図であり、図6は、図3で示すB−B線に沿って切断したときの断面図である。
また、図4には、図2に示す拡張チャンバ70を下側から見て示した斜視図が示されている。図4に示されるように、拡張チャンバ70のチャンバ部90の内壁面90Aには、図2に示す吹出チャンバ72の装着部84が対向する領域において、全周に亘って発泡ウレタンで形成された矩形状のパッキン(気密部材)100が取付けられている。
一方、図2に示されるように、装着部94は、拡張チャンバ70のチャンバ部90の開口側に設けられており、チャンバ部90の外形寸法よりも小さい寸法で形成され、装着部94とチャンバ部90との間には、段差部96が設けられている。そして、この段差部96には、例えば、発泡ウレタンで形成された枠状のパッキン98が取付けられている。
ここで、前述のように、吹出チャンバ72において、装着部84とチャンバ部74との間には段差部75が設けられており、段差部75にはパッキン77が取付けられている。そして、拡張チャンバ70のチャンバ部90の内壁面90Aには、全周に亘ってパッキン100が取付けられている。
このため、図5、図6に示されるように、拡張チャンバ70が吹出チャンバ72に接続された状態で、パッキン77は、拡張チャンバ70のチャンバ部90の下端90Bと吹出チャンバ72の装着部84の段差部75との間に配置され、当該拡張チャンバ70のチャンバ部90の下端90B及び吹出チャンバ72の段差部75によって圧接されている。
また、パッキン100は、拡張チャンバ70のチャンバ部90の内壁面90Aと吹出チャンバ72の装着部84の外壁面85との間に配置され、当該拡張チャンバ70のチャンバ部90の内壁面90A及び吹出チャンバ72の装着部84の外壁面85によって圧接されている。
すなわち、本実施形態では、当該パッキン77、100により、吹出チャンバ72と拡張チャンバ70との間で気密性が確保されるようになっている。換言すると、本実施形態では、拡張チャンバ70のチャンバ部90を吹出チャンバ72の装着部84に対して外側から嵌め込んだ状態で、吹出チャンバ72と拡張チャンバ70との間で気密性が確保されるように設定されている。
ところで、図2に示されるように、拡張チャンバ70のチャンバ部90の一対の短辺部90A側の外壁面90A1の上端部には、吹出チャンバ72のチャンバ部74と同様、掛止片(掛止部)102がそれぞれ形成されており、当該掛止片102の下方側には掛止金具104が設けられている。
この掛止金具104は、掛止具106とレバー108とを含んで構成されている。掛止具106は略U字状を成しており、掛止具106の両端部は互いに近接する方向へ向かって屈曲している。この掛止具106の両端部がレバー108の幅方向の両端部に形成された孔部(図示省略)に挿入されており、当該孔部を中心にして掛止具106が回動可能とされている。
一方、レバー108は、拡張チャンバ70の外壁面90A1に形成された軸受部110に対して回動可能に支持されている。掛止具106は吹出チャンバ72側に設けられた掛止片80に掛止可能とされており、軸受部110を中心にレバー108を下方側へ回動させ、掛止具106を掛止片80に掛止させた後、図3に示されるように、当該レバー108を上方側へ回動させると、レバー108はロックされ、掛止具106が掛止片80に掛止された状態が維持される。つまり、拡張チャンバ70が吹出チャンバ72に接続された状態が維持されることとなる。
このため、拡張チャンバ70のチャンバ部90を、吹出チャンバ72の装着部84に対して外側から嵌め込んだ状態で、掛止具106を掛止片80に掛止させ、図3に示されるように、当該レバー108を上方側へ回動させロックさせると、拡張チャンバ70が吹出チャンバ72に接続された状態が維持される。
(拡張チャンバ68)
図3に示されるように、拡張チャンバ68は、拡張チャンバ70と同様に、チャンバ部(第2接続部)120と装着部122とを含んで構成されており、チャンバ部120には、拡張チャンバ70の流路92及び吹出チャンバ72の流路78(図2参照)と連続する流路124が形成されている。なお、拡張チャンバ68は、拡張チャンバ70と略同じ形状に形成されている。
一方、装着部122とチャンバ部120との間には、段差部126が設けられており、段差部126には、発泡ウレタンで形成された枠状のパッキン128が取付けられている。また、チャンバ部120の内壁面121には、全周に亘って発泡ウレタンで形成された矩形状のパッキン130が取付けられている。
さらに、拡張チャンバ68のチャンバ部120の一対の短辺部120A側の外壁面120A1の上端部には、拡張チャンバ70のチャンバ部90と同様、掛止片(掛止部)132がそれぞれ形成されており、当該掛止片132の下方側には掛止金具134が設けられている。
このため、拡張チャンバ68のチャンバ部120を拡張チャンバ70の装着部94に対して外側から嵌め込んだ状態で、拡張チャンバ70と拡張チャンバ68の間で気密性が確保される。そして、この状態で、掛止具136を掛止片102に掛止させ、レバー138を上方側へ回動させロックさせると、拡張チャンバ68が拡張チャンバ70に接続された状態が維持される。
これにより、拡張チャンバ70が吹出チャンバ72に接続されると共に、当該拡張チャンバ70に拡張チャンバ68が接続される。そして、拡張チャンバ68の装着部122は、天井パネル56(図1参照)に固定されると共に、当該装着部122には、図示しない空調グリルが装着される。
すなわち、装着部122の短辺部122Aに形成された複数の固定穴88及び図示しないビスを介して、拡張チャンバ68の装着部122が天井パネル56に固定される。また、装着部122の短辺部122A側の内壁面122A1に形成された台座86のビス穴86A及び図示しないビスを介して、空調グリルが台座86に固定される。
<拡張吹出チャンバの作用及び効果>
次に、本実施の形態に係る空調チャンバが適用された拡張吹出チャンバ58の作用及び効果について説明する。
図1に示されるように、当該拡張吹出チャンバ58では、吹出チャンバ72に、拡張チャンバ70が接続され、当該拡張チャンバ70に拡張チャンバ68が接続されている。このように、吹出チャンバ72に拡張チャンバ70及び拡張チャンバ68を接続させることで、空調設備10から天井パネル34、56までの高さ方向の長さに合わせて流路78(図2参照)を延長可能としている。
また、吹出チャンバ72には、装着部84が形成されており、拡張チャンバ70には、当該装着部84に接続されるチャンバ部90が形成されている。そして、吹出チャンバ72の装着部84と拡張チャンバ70のチャンバ部90の間には、パッキン77、100が設けられており、拡張チャンバ70のチャンバ部90が吹出チャンバ72の装着部84に接続(圧入)されると、当該装着部84と当該チャンバ部90の間がパッキン77、100によって気密状態とされるようになっている。
このため、本実施形態では、拡張チャンバ70のチャンバ部90を吹出チャンバ72の装着部84に接続させた後に、当該装着部84と当該チャンバ部90の接続部に別途気密部材を外側から取付ける必要はない。したがって、施工現場における作業を削減し、作業性の向上を図ることが可能となる。
具体的に説明すると、本実施形態では、吹出チャンバ72の装着部84及び拡張チャンバ70のチャンバ部90は、それぞれ角筒状を成している。そして、拡張チャンバ70のチャンバ部90の内形寸法は、吹出チャンバ72の装着部84に対して、外側から嵌め込み(圧入)可能とされるように予め設定されている。
ここで、パッキン77、パッキン100は、チャンバ部90と装着部84との間に設けられている。本実施形態では、拡張チャンバ70のチャンバ部90は、吹出チャンバ72の装着部84に対して外側から嵌め込み可能とされ、当該パッキン77は吹出チャンバ72の装着部84の段差部75に取付けられ、当該パッキン100は、チャンバ部90の内壁面91に取付けられている。
このため、図6に示されるように、吹出チャンバ72の装着部84に対して拡張チャンバ70のチャンバ部90が外側から嵌め込まれた状態で、チャンバ部90の下端90Bと装着部84の段差部75との間でパッキン77が圧接されると共に、チャンバ部90の内壁面90Aと装着部84の外壁面85との間でパッキン100が圧接される。そして、これにより、装着部84とチャンバ部90の間が気密状態とされる。したがって、当該装着部84と当該チャンバ部90の接続部に別途気密部材を外側から取付ける必要はない。
また、本実施形態では、吹出チャンバ72の外壁面74A1に掛止片80が設けられ、拡張チャンバ70の外壁面90A1には、当該掛止片80に掛止される掛止金具104が設けられている。したがって、吹出チャンバ72に設けられた掛止片80に拡張チャンバ70に設けられた掛止金具104を掛止させることによって、拡張チャンバ70を吹出チャンバ72に一体化させることができる。つまり、拡張チャンバ70が吹出チャンバ72から外れないようにすることができる。
なお、本実施形態では、掛止具106を掛止片80に掛止させた後、当該レバー108を上方側へ回動させると、レバー108はロックされ、掛止具106が掛止片80に掛止された状態が維持されるようになっているが、これに限るものではない。例えば、当該掛止金具104のレバー108について、拡張チャンバ70を吹出チャンバ72側へ圧入させるためのレバーとされてもよい。
つまり、装着部84に対してチャンバ部90が外側から軽く嵌め込まれ、吹出チャンバ72に設けられた掛止片80に拡張チャンバ70に設けられた掛止金具104を掛止させた状態で、レバー108を操作することによって、拡張チャンバ70が吹出チャンバ72側へ圧入される。これにより、装着部84に対してチャンバ部90が完全に嵌め込まれるようにしてもよい。
また、本実施形態では、図3に示されるように、拡張吹出チャンバ58は、吹出チャンバ72に拡張チャンバ70を接続し、さらに当該拡張チャンバ70に拡張チャンバ68を接続させて形成することで、流路78(図2参照)を延長可能としている。つまり、本実施形態では、当該流路78を延長させるために複数の拡張チャンバ70、68を接続させている。なお、吹出チャンバ72に拡張チャンバ70のみを接続させてもよいのは勿論のことであるが、そもそも本実施形態では、図1に示す空調設備10から天井パネル34、56までの高さ方向の長さに合わせて流路78(図2参照)を延長することができればよい。このため、吹出チャンバ72に複数の拡張チャンバ70、68を接続させる態様に限るものではない。
例えば、図7に示されるように、流路(図示省略)が伸長可能となる蛇腹部140が設けられた拡張チャンバ(第1拡張チャンバ)142を吹出チャンバ72に接続させてもよい。なお、この場合、必要とされる流路長に合わせて蛇腹部140を伸長させることができる。
また、本実施形態では、図2に示されるように、吹出チャンバ72のチャンバ部74及び装着部84は角筒状を成しているが、これに限るものではなく、円筒状に形成されてもよい。なお、この場合、拡張チャンバ70のチャンバ部90及び装着部94等も円筒状に形成されることとなる。
また、本実施形態では、拡張チャンバ68は、拡張チャンバ70と略同じ形状に形成されている。このため、拡張チャンバ68及び拡張チャンバ70には、互いに他のチャンバと接続される接続部と、他のチャンバが接続され、かつ天井パネルに固定可能とされ空調グリルが装着可能とされる装着部と、がそれぞれ設けられている。しかし、拡張チャンバ68と拡張チャンバ70とが必ずしも同じ形状である必要はない。つまり、図示はしないが、拡張チャンバ70では、装着部94において、必ずしも固定穴88や台座86は必要ない。
以上のように、ここでは、本発明の一実施形態について説明したが、本発明はこうした実施形態に限定されるものでなく、一実施形態及び各種の変形例を適宜組み合わせて用いても良いし、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、種々なる態様で実施し得ることは勿論である。
10 空調設備
11 建物
28 居室部(屋内空間)
30 居室部(屋内空間)
58 拡張吹出チャンバ(空調チャンバ)
64 空間部(屋内空間)
68 拡張チャンバ(第2拡張チャンバ)
70 拡張チャンバ(第1拡張チャンバ)
72 吹出チャンバ
77 パッキン(気密部材)
80 掛止片(掛止部)
84 装着部(第1被接続部)
90 チャンバ部(第1接続部)
91 内壁面(第1接続部の内壁面)
94 装着部(第2被接続部)
98 パッキン(気密部材)
100 パッキン(気密部材)
102 掛止片(掛止部)
104 掛止金具
108 レバー
120 チャンバ部(第2接続部)
128 パッキン(気密部材)
130 パッキン(気密部材)
134 掛止金具
138 レバー
142 拡張チャンバ(第1拡張チャンバ)

Claims (7)

  1. 天井裏又は床下に設けられ、空調装置により生成された空調空気を屋内空間に供給する吹出チャンバと、
    前記吹出チャンバと連通し、当該吹出チャンバに形成された第1被接続部に接続される第1接続部が形成された第1拡張チャンバと、
    前記第1被接続部と前記第1接続部の間に設けられ、前記第1接続部が前記第1被接続部に接続されるとき当該第1被接続部と当該第1接続部の間を気密にする気密部材と、
    を有する空調チャンバ。
  2. 前記第1拡張チャンバにおいて、前記第1接続部と反対側には、当該第1拡張チャンバと連通する第2拡張チャンバに形成された第2接続部が接続される第2被接続部が形成されている請求項1に記載の空調チャンバ。
  3. 前記第1接続部は、前記第1被接続部に対して外側から嵌め込み可能とされている請求項1に記載の空調チャンバ。
  4. 前記第1接続部の内壁面に、前記気密部材が設けられている請求項3に記載の空調チャンバ。
  5. 前記第1拡張チャンバの外壁面には、前記吹出チャンバの外壁面に設けられた掛止部に掛止される掛止金具が設けられている請求項1〜請求項4の何れか1項に記載の空調チャンバ。
  6. 前記掛止金具には、前記第1拡張チャンバを前記吹出チャンバ側へ圧入させるレバーが設けられている請求項5に記載の空調チャンバ。
  7. 請求項1〜請求項6の何れか1項に記載の空調チャンバを備えた空調設備。
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