JP2019199705A - ボックスカルバート挿入補助器具 - Google Patents

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Abstract

【課題】横幅が狭い掘削穴にコンクリート函体を設置する場合、ボックスカルバートが掘削穴の側壁に衝突しても周辺の家屋が傾いたりすることがなく、ボックスカルバートを挿入する際にボックスカルバートが左右に揺れても地下埋設物の設置工事に支障をきたすことがなく、さらに、ボックスカルバートが破損することによるボックスカルバートから水漏れをなくすことができるボックスカルバート挿入補助器具を提供する。【解決手段】ボックスカルバート1の側面に側面弾性体10を設けることにより、ボックスカルバート1の側面が掘削穴の側壁に衝突しても、側面弾性体10により掘削穴の側壁の衝突力が緩和され、掘削穴の側壁が崩れることがなく、掘削穴周辺に家屋がある場合でも、その周辺の家屋が傾いたりすることを防止することができる。【選択図】図8

Description

本発明は、掘削された掘削穴にメッセルシールド装置を用いてボックスカルバートを設置する際に用いられるボックスカルバート挿入補助器具に関する。
従来より、掘削された掘削穴にメッセルシールド装置などを用いてボックスカルバートが設置されるボックスカルバート設置工法が知られている。このボックスカルバート設置工法として、オープンシールド工法という工法が知られている。
このオープンシールド工法は、上部開放型シールド機を使用して推進させ土砂崩壊を防ぎながら、その内部で函体布設を行う工法であり、オープンシールド機101を用いて行われる(図14、図15参照)。ここで、図14は従来のオープンシールド工法の函体据付時の説明図であり、図15は同オープンシールド工法の函体接続時の説明図である。
オープンシールド機101は、機体を前後方向で分割し、前方の機体のフロント部101aの後端に後方の機体のテール部101bの前端が嵌入され、相互の嵌合部で中折れ部102を形成して屈曲可能としたものである。
フロント部101aは、主として掘削を行うもので、前端と上面を開放面とし、機体内で後部に後方へ向けて中折ジャッキを左右によせて、また上下複数段にして配設している。
テール部101bは、コンクリート函体104の設置を行うもので、底板105を有し、機体内で前部に後方へ向けて推進ジャッキ(シールドジャッキ)103を左右によせて、また上下複数段にして配設している。
オープンシールド機101は、発進立坑内に設置され、推進ジャッキ103を伸長して発進坑内の反力壁に反力をとってオープンシールド機101を前進させ、コンクリート函体104をクレーン114により上方から吊り降し、オープンシールド機101のテール部101b内で縮めた推進ジャッキ103の後方にセットさせる。そして、 ショベル107を用いオープンシールド機101の前面又は上面から土砂を掘削し、その土砂を排土させる。そして、この排土同時、またはその後に推進ジャッキ103を伸長してオープンシールド機101を前進させる。
このコンクリート函体104をオープンシールド機101のテール部101b内に吊り降す際には、コンクリートブロック等による高さ調整材をコンクリート函体104下に配設させ、そして、このテール部101b内でコンクリート函体104の左右および下部の空隙に瞬結性グラウト材を用いた裏込注入材109を充填して一次注入を行う。そして、さらに、オープンシールド機101の前進後、二次注入として、コンクリート函体104の内側からグラウトホールにより、外側に裏込注入材109を注入させるというものであった(たとえば、特許文献1)。
特開2018−12984号公報(従来技術)
従来のオープンシールド工法では、掘削された掘削穴にオープンシールド機101を用いてコンクリート函体104が設置されるが、その掘削された掘削穴の壁面とその掘削穴に設置されるコンクリート函体104の間の間隔は50センチ程度有しているので、掘削穴に設置されるコンクリート函体104が掘削穴の側壁に衝突して側壁が崩壊することはないが、道幅が狭い道路などに掘削穴を掘削する場合は掘削穴の横幅も必然的に狭くなり、このような狭い掘削穴にコンクリート函体104を設置すると、コンクリート函体104の側面が掘削穴の側壁に衝突することにもなる。このように、コンクリート函体104の側面が掘削穴の側壁に衝突すると、そのコンクリート函体104の側面と掘削穴の側壁との衝突力により、掘削穴の側壁が崩れ、掘削穴周辺に家屋がある場合、その周辺の家屋が傾いたりするという問題も生じるとともに、その衝突したコンクリート函体も破損し、その破損場所から水漏れが生じるという問題も生じる。
また、狭い掘削穴内にコンクリート函体104をクレーン114により上方から吊り降す場合に、コンクリート函体104を狭い掘削穴へ挿入する際にコンクリート函体104が左右に揺れるとコンクリート函体104を設置しづらくなるという問題があった。
本発明は上記問題点に鑑みてなされたもので、ボックスカルバートが掘削穴の側壁に衝突しても周辺の家屋が傾いたりすることがなく、ボックスカルバートを挿入する際にボックスカルバートが左右に揺れても地下埋設構造物の設置工事に支障をきたすことがなく、さらに、ボックスカルバートが破損することによるボックスカルバートから水漏れをなくすことができるボックスカルバート挿入補助器具を提供することを目的とするものである。
上記課題を解決し上記目的を達成するために、本発明のうち第1の態様に係るものは、掘削された掘削穴にメッセルシールド装置を用いてボックスカルバートを設置する際に用いられるボックスカルバート挿入補助器具であって、ボックスカルバート上面の左右側面側辺と略平行に少なくとも2本設けられ、各本の略長方形状で形成されたボックスカルバート上面と平行な面にボルト孔が少なくとも2個形成されたボックスカルバート固定板と、ボックスカルバート固定板のボルト孔に挿入され、ボックスカルバート固定板をボックスカルバートに結合させる取付ボルトと、ボックスカルバート固定板のボルト孔に挿入された取付ボルトに装着され、ボックスカルバートを吊持する吊持チェーンと、ボックスカルバート固定板の同方向の端部同士がそれぞれ結合されて2本設けられ、ボックスカルバート固定板と直交する方向にボックスカルバートの略側面まで直線的に伸びる上面支持板と、上面支持板の同方向の端部同士がボックスカルバートの側面に沿ってそれぞれ結合して設けられた側面支持板と、弾性体より形成され、ボックスカルバートの側面横方向に向かって側面支持板に取り付けられた側面弾性体と、を有し、側面弾性体は、クレーンにより吊持チェーンを介し吊持されたボックスカルバートの側面が地盤に衝突する際の衝撃を緩和させることを特徴とするものである。
本発明によれば、ボックスカルバートの側面に、弾性体より形成され、ボックスカルバートの側面横方向に向かって側面支持板に取り付けられた側面弾性体が設けられているので、ボックスカルバートの側面が掘削穴の側壁に衝突しても、側面弾性体により掘削穴の側壁の衝突力が緩和され、掘削穴の側壁が崩れることがなく、掘削穴周辺に家屋がある場合でも、その周辺の家屋が傾いたりすることを防止することができる。また、側面弾性体によりボックスカルバートが破損することがなくなるので、ボックスカルバートが破損することによるボックスカルバートから水漏れをなくすことができる。さらに、ボックスカルバートが左右に揺れた状態で横幅が狭い掘削穴に挿入される場合でも、ボックスカルバート側面に設けられた側面弾性体が掘削穴の側壁に衝突することにより、そのボックスカルバート側面の側面弾性体がクッションになってボックスカルバートが中央側方向に向かうので、ボックスカルバートを真っ直ぐ掘削穴に挿入させやすくなる。
本発明のうち第2の態様に係るものは、第1の態様に係るボックスカルバート挿入補助器具であって、ボックスカルバート固定板は、各本すべて略同形状で、ボルト孔も同じ場所に形成されていることを特徴とするものである。
本発明によれば、ボックスカルバート固定板は、各本すべて略同形状で、ボルト孔も同じ場所に形成されているので、ボックスカルバートを吊持チェーンを介しクレーンによりバランスよく吊持することができる。
本発明のうち第3の態様に係るものは、第1の態様に係るボックスカルバート挿入補助器具であって、側面支持板は、上面支持板の同方向の端部同士をボックスカルバートの側面に沿って直線的に結合させた略両端部からボックスカルバートの側面下方に直線的に伸び、下端両端部をボックスカルバートの下辺より上部で結合させた四角枠形状とし、側面弾性体は、ボックスカルバート下辺に略平行に側面支持板の上部と下部に少なくとも取り付けられていることを特徴とするものである。
本発明によれば、側面弾性体がボックスカルバート下辺に略平行に側面支持板の上部と下部に少なくとも取り付けられているので、ボックスカルバートの側面が掘削穴の側壁に衝突する場合でも、側面弾性体から掘削穴の側壁に確実に衝突させることができ、掘削穴の側壁との衝突力を確実に緩和されることができる。
本発明のうち第4の態様に係るものは、第1の態様に係るボックスカルバート挿入補助器具であって、側面支持板は、上面支持板の同方向の端部同士をボックスカルバートの側面に沿って直線的に結合させた略両端部からボックスカルバートの側面下方に直線的に伸び、下端両端部をボックスカルバートの下辺より上部で結合させた四角枠形状とし、側面弾性体は、四角枠形状の側面支持板の略全周に亘って取り付けられていることを特徴とするものである。
本発明によれば、側面弾性体が四角枠形状の側面支持板の略全周に亘って取り付けられているので、ボックスカルバートの側面が掘削穴の側壁に衝突する場合でも、側面弾性体から掘削穴の側壁により確実に衝突させることができ、掘削穴の側壁との衝突力をより確実に緩和されることができる。
本発明のうち第5の態様に係るものは、第1の態様に係るボックスカルバート挿入補助器具であって、側面弾性体は、内面が中空形状で、外面が底面から外側に向かって略2次曲線形状で形成されていることを特徴とするものである。
本発明によれば、側面弾性体は、内面が中空形状で、外面が底面から外側に向かって略2次曲線形状で形成されているので、側面弾性体の頂部が掘削穴の側壁に衝突した後に側面弾性体が内部方向に変形することにより、掘削穴の側壁との衝突力が緩和され、ボックスカルバートが破損することから保護することができる。
本発明によれば、ボックスカルバートが掘削穴の側壁に衝突しても周辺の家屋が傾いたりすることがなく、ボックスカルバートが破損することによるボックスカルバートから水漏れをなくすことができる。さらに、ボックスカルバートを挿入する際にボックスカルバートが左右に揺れても地下埋設構造物の設置工事に支障をきたすことをなくすることができる。
本発明の一実施形態におけるボックスカルバート挿入補助器具をボックスカルバートに取り付けた状態を示す図である。 同ボックスカルバート挿入補助器具をボックスカルバートに取り付けた状態を示す上面図である。 (a)同ボックスカルバート挿入補助器具をボックスカルバートに取り付けた状態を示す側面図である。 (b)図3(a)のA−A断面図である。 同ボックスカルバート挿入補助器具の上部斜視図である。 同ボックスカルバート挿入補助器具の分解斜視図である。 (a)同ボックスカルバート挿入補助器具の側面弾性体の上部斜視図である。 (b)同ボックスカルバート挿入補助器具の側面弾性体を側面支持板に設置する方法を示す図である。 同ボックスカルバート挿入補助器具の側面弾性体を側面支持板の上部のみに設置したことを示す図である。 同ボックスカルバート挿入補助器具の側面弾性体を側面支持板の四角枠形状の全周に設置したことを示す図である。 同ボックスカルバート挿入補助器具が用いられるメッセルシールド装置の施工状況を示す図である。 同メッセルシールド装置の斜視図である。 同メッセルシールド装置の内部構造図である。 本発明の一実施形態におけるボックスカルバート挿入補助器具が用いられるオープンピット工法のフローチャートである。 同オープンピット工法の施工状況を示す図である。 従来のオープンシールド工法の函体据付時の説明図である。 同オープンシールド工法の函体接続時の説明図である。
本発明の一実施形態におけるボックスカルバート挿入補助器具について、図面を参照にしながら説明する。ここで、図1は本発明の一実施形態におけるボックスカルバート挿入補助器具をボックスカルバートに取り付けた状態を示す図であり、図2は同ボックスカルバート挿入補助器具をボックスカルバートに取り付けた状態を示す上面図であり、図3(a)は同ボックスカルバート挿入補助器具をボックスカルバートに取り付けた状態を示す側面図であり、図3(b)は図3(a)のA−A断面図である。
ボックスカルバート1は、道路下に埋設され、下水道や雨水排水管などに使用される構造物であるが、ボックスカルバート1を地中内に埋設される際には、後述するように、地盤を掘削し、その掘削された地盤の底面を固め、その固められた地盤上に、後述するクレーン2でボックスカルバート1を吊持させて、掘削穴内に挿入される。ボックスカルバート挿入補助器具3は、掘削された掘削穴にて後述するメッセルシールド装置15を用いボックスカルバートを設置する際に用いられるものである。
次に、ボックスカルバート挿入補助器具について、図2〜図5を用いて具体的に説明する。ここで、図4は本発明の一実施形態における同ボックスカルバート挿入補助器具の上部斜視図であり、図5は同ボックスカルバート挿入補助器具の分解斜視図である。
ボックスカルバート挿入補助器具3は、ボックスカルバート固定板4と、取付ボルト5と、吊持チェーン6と、上面支持板7と、側面支持板8と、側面弾性体10とを有している。
ボックスカルバート固定板4は、鋼材(SS400)を材質とし、断面がL字形状で、下面が略長方形状のL型アングルが用いられている。このボックスカルバート固定板4は、ボックスカルバート1上面の左右側面側辺と略平行に2本設けられ、各本の略長方形状で形成されたボックスカルバート1上面と平行な面にボルト孔11が11個形成されている。本実施形態では、同形状のボックスカルバート固定板4を2本設けたが、これに限らず、同形状のボックスカルバート固定板4を3本や4本などの複数本、すなわち、少なくとも2本設けるようにしてもよい。また、本実施形態では、ボックスカルバート固定板4の下面にボルト孔11を11個形成させたが、これに限らず、各本すべて同じ場所に3個〜11個(好ましくは5個〜11個(よりこの好ましくは7個〜11個)などの複数個、すなわち、少なくとも2個設けるようにしてもよい。
取付ボルト5は、ボックスカルバート固定板4のボルト孔11に挿入され、ボックスカルバート固定板4をボックスカルバート1に結合させるものである。具体的には、取付ボルト5は、アンカーボルトが用いられ、ボックスカルバート固定板4のボルト孔11を介し、ボックスカルバート1の取付ボルト挿入穴(図示略)に挿入される。ここで、ボックスカルバート1上辺のボックスカルバート固定板4のボルト孔11が位置する箇所には、あらかじめ取付ボルト挿入穴(図示略)が形成されている。この取付ボルト挿入穴(図示略)は、ボックスカルバート1上辺のボックスカルバート固定板4のボルト孔11が位置する箇所すべてについて形成してもよいが、あらかじめ使用するボルト孔11が決まっていれば、そのボルト孔11に対応する箇所のみ取付ボルト挿入穴(図示略)を形成してもよい。また、取付ボルト5上部には、吊持チェーン6を装着するための取付ボルトチェーン装着部12が設けられている。
吊持チェーン6は、ボルト孔11に挿入された取付ボルト5に装着され、ボックスカルバート1を吊持するものである。具体的には、吊持チェーン6の下端には、吊持チェーンボルト装着部13が設けられ、この吊持チェーン6の吊持チェーンボルト装着部13が取付ボルト5の取付ボルトチェーン装着部12に勘挿されることにより、吊持チェーン6と取付ボルト5とを結合させることができる。また、吊持チェーン6は、チェーン長さ調整金具付きチェーンが用いられ、吊持チェーン6の上部でそれぞれのチェーンの長さを調整することができる。また、吊持チェーン6の上部には、吊持チェーンフック係止部9が設けられ、この吊持チェーンフック係止部9にクレーン2のフック14が係止され、ボックスカルバート1を吊持させることができる。
上面支持板7は、ボックスカルバート固定板4の同方向の端部同士がそれぞれ結合されて2本設けられ、ボックスカルバート固定板7と直交する方向にボックスカルバート1の側面に至る手前(略側面)まで直線的に伸びるように形成されている。すなわち、ボックスカルバート固定板4は、ボックスカルバート1上面の左右側面側辺と略平行に2本取り付けられていることから、「ボックスカルバート固定板4の同方向の端部同士」というのは、ボックスカルバート固定板4の先端部同士と後端部同士のことであり、そのボックスカルバート固定板4の先端部同士および後端部同士をボックスカルバート固定板7と直交する方向に別々に結合して2本設けられている。具体的には、上面支持板7は、断面がL字形状のL型アングルで、外側側面とボックスカルバート固定板4の端部とが溶接により結合されている。なお、本実施形態では、上面支持板7をボックスカルバート1の側面に至る手前まで伸びるように形成させたが、これに限らず、掘削穴の大きさに応じて、ボックスカルバート1の上面と側面の角部を超えたところまで伸びるように形成させてもよい。
側面支持板8は、上面支持板7の同方向の端部同士をボックスカルバート1の側面に沿ってそれぞれ結合して設けられている。すなわち、上面支持板7はボックスカルバート固定板7と直交する方向にボックスカルバート1の側面に至る手前まで直線的に伸びていることから、「上面支持板7の同方向の端部同士」というのは、上面支持板7の先端部同士と後端部同士のことであり、この上面支持板7の先端部同士および後端部同士をボックスカルバート1の側面に沿ってそれぞれ結合して設けられている。具体的には、側面支持板8は、断面が逆L字形状のL型アングル8a(8)で、L型アングル8a(8)の内側面と上面支持板7の端部とが溶接により結合されている。さらに、側面支持板8は、断面がI字形状のフラットバー8b(8)で、上面支持板7の端部同士を結合したところからボックスカルバート1の側面下方に向かって形成されている。具体的には、側面支持板8は、上面支持板7の端部同士をボックスカルバート1の側面に沿って直線的に結合させたL型アングル8a(8)の両端部からボックスカルバート1の側面下方に直線的に向かってフラットバー8b(8)が形成され、そして、そのフラットバー8b(8)の下端両端部をボックスカルバート1の下辺より上部でフラットバー8c(8)により結合させた四角枠形状(中空四角形状)をしている。すなわち、側面支持板8は、L型アングル8a(8)側辺下面と左右のフラットバー8b(8)の上端部とが溶接により結合され、また、左右のフラットバー8b(8)の下端部と下部のフラットバー8c(8)の側辺上面とが溶接により結合されている。このように、側面支持板8は、L型アングル8a(8)で上面支持板7の同方向の端部同士をボックスカルバート1の側面に沿って直線的に結合させ、さらにフラットバー8b(8)でボックスカルバート1の側面下方に沿って伸び、そして、フラットバー8c(8)で下端両端部をボックスカルバート1の下辺より上部で結合させた四角枠形状(中空四角形状)で構成されている。なお、本実施形態では、四角枠形状(中空四角形状)で形成させたが、これに限らず、上面支持板7の同方向の端部同士をボックスカルバート1の側面に沿ってそれぞれ結合した形状であれば、たとえば、四角枠形状(中空四角形状)の下部のフラットバー8c(8)を除いたコの字形状で形成させてもよい。このように、側面支持板8をコの字形状で形成することによっても、側面支持板8の下方に側面弾性体10を取り付けることができる。また、本実施形態では、側面支持板8をL型アングル8a(8)とフラットバー8b(8)とフラットバー8c(8)により形成させたが、これに限らず、すべてをフラットバーにより形成させるなどにしてもよい。
側面弾性体10は、熱可塑性エラストマー(当板部:ポリプロピレン)を材質とする弾性体より形成され、ボックスカルバート1の側面横方向に向かって側面支持板8に取り付けられている。すなわち、側面弾性体10は、ボックスカルバート1の下辺と平行に側面支持板8の上部と下部に2個取り付けられている。この側面弾性体10は、内面が中空形状で、外面が底面から外側に向かって2次曲線形状で形成されている(図6(a)参照)。このように、側面弾性体10は、内面が中空形状で、外面が底面から外側に向かって2次曲線形状で形成されているので、側面弾性体10の頂部が掘削穴の側壁に衝突した後に側面弾性体10が内部方向に変形することにより、掘削穴の側壁との衝突力が緩和され、ボックスカルバート1が破損することから保護することができる。この側面弾性体10は、側面弾性体結合螺子37が側面弾性体10頭部の螺子挿入孔38に挿入され、その螺子挿入孔38に挿入された側面弾性体結合螺子37が側面支持板8の側面支持板螺子挿入孔39と螺合することにより、側面弾性体10が側面支持板8に設置される(図6(b)参照)。ここで、側面支持板8の側面支持板螺子挿入孔39には、あらかじめネジ山が形成されている。ここで、図6(a)は本発明の一実施形態におけるボックスカルバート挿入補助器具の側面弾性体の上部斜視図であり、図6(b)は同ボックスカルバート挿入補助器具の側面弾性体を側面支持板に設置する方法を示す図である。なお、本実施形態では、熱可塑性エラストマー(当板部:ポリプロピレン)を材質して形成させたが、これに限らず、他の弾性力を有する材料から形成するようにしてもよい。また、本実施形態では、側面弾性体10を、ボックスカルバート1下辺に平行に側面支持板8の上部と下部に取り付けたが、これに限らず、ボックスカルバート1下辺に略平行に側面支持板8の上部のみに取り付けるようにしてもよく(図7参照)、また、四角枠形状の側面支持板8の略全周に亘って取り付けるようにしてもよい(図8参照)。また、本実施形態では、側面弾性体10を外面が底面から外側に向かって2次曲線形状で形成させたが、これに限らず、外面が底面から外側に向かって略2次曲線形状で形成させるなど、他の形状であってもよい。ここで、図7は本発明の一実施形態におけるボックスカルバート挿入補助器具の側面弾性体を側面支持板の上部のみに設置したことを示す図であり、図8は同ボックスカルバート挿入補助器具の側面弾性体を側面支持板の四角枠形状の全周に設置したことを示す図である。
次に、ボックスカルバート挿入補助器具3が用いられるメッセルシールド装置15の施工状況について、図面を参照にしながら説明する。ここで、図9は本発明の一実施形態におけるボックスカルバート挿入補助器具が用いられるメッセルシールド装置の施工状況を示す図である。
図9に示すように、ボックスカルバート1は、自走機能を持つメッセルシールド装置15を用いて布設され、地中内に埋設される。ここで、オープンピット工法は、地盤を掘削し、その掘削された地盤の底面を固め、その固められた地盤上に、自走機能を持つメッセルシールド装置15を用いて、ボックスカルバート1などの地下埋設構造物を布設する工法であり、ボックスカルバート1が布設された後は、その掘削された地盤を埋めてもとの状態に戻される。
次に、ボックスカルバート挿入補助器具3が用いられるメッセルシールド装置15について、図10および図11を参照にしながら説明する。ここで、図10は本発明の一実施形態におけるボックスカルバート挿入補助器具が用いられるメッセルシールド装置の斜視図であり、図11は同メッセルシールド装置の内部構造図である。
メッセルシールド装置15は、剛性のフロントフレーム16とテールフレーム17とを有し、フロントフレーム16とテールフレーム17との間に中間ジャッキ18が結合されている。このフロントフレーム16は、縦柱材19と横補強材20とから一体構成された左右の枠体の間に切梁21が配設されている。また、テールフレーム17の前方に延設された水平梁22は、フロントフレーム16の後方に延設された支持梁23に載置され、テールフレーム17が沈降するのを抑止する構成になっている。フロントフレーム16とテールフレーム17の両側には、フロントメッセル24とテールメッセル25が摺動自在に配列され、フロントメッセル24とテールメッセル25の間はピンで結合されている。フロントフレーム16とそれぞれのフロントメッセル24間は圧入ジャッキ26で結合されている。また、フロントフレーム16の底部には、ボトムジャッキ27を介してボトムメッセル28が摺動自在に配されている。さらに、テールフレーム17の底部には、そり体29が配されている。そして、圧入ジャッキ26が操作されることによりフロントメッセル24が開削方向へ掘進され、ボトムジャッキ27が操作されることによりボトムメッセル28が開削方向へ掘進され、中間ジャッキ18の収縮によりテールフレーム17がフロントフレーム16方向に引き寄せられる。この圧入ジャッキ26、ボトムジャッキ27、および中間ジャッキ18の制御は、フロントフレーム16上部に搭載された制御ユニット30により行われる。
テールフレーム17は、縦柱材31と横補強材32とから一体構成された枠体33にテールメッセル25が支持され、枠体33の前方には平面コ字形の切梁34が横補強材32に合わせて多段構成として配され、切梁34と横補強材32の接合部には補強材(図示略)が設けられている。対向する枠体33の間にはボックスカルバート1を吊り込むための吊込空間36が形成されている。この吊込空間36は空間の上方および後方が開放されている。
次に、本発明の一実施形態におけるボックスカルバート挿入補助器具が用いられるオープンピット工法の施工手順について図12と図13を用いて説明する。図12は、本発明の一実施形態におけるボックスカルバート挿入補助器具が用いられるオープンピット工法のフローチャートであり、図13は同オープンピット工法の施工状況を示す図である。
まずS1において、掘削工程が実施される。この掘削工程では、これからボックスカルバ―ト1が埋設されるための掘削穴がバックフォー35を用いて掘削される(図13(a)参照)。本実施形態では、道路幅が狭いなどの理由により掘削穴の横幅を広く取れない場所(横幅2180mm)に、ボックスカルバ―ト1(横幅1780mm、高さ1820mm、奥行き2000mm)が埋設される。そして、S2に進む。
S2において、メッセルシールド機前進工程が実施される。このメッセルシールド機前進工程では、メッセルシールド装置15を前進させる。具体的には、メッセルシールド装置15をボックスカルバート1の長手方向の長さ分だけ前進させる。このメッセルシールド装置15は、左右のフロントメッセル24を1枚ずつ地山へ貫入→ボトムメッセル28を1枚ずつ地山へ貫入→圧入ジャッキ26、ボトムジャッキ27を縮ませる(フロントフレーム16前進)→中間ジャッキ18を縮ませる(テールフレーム17推進)ことにより前進させる(図11参照)。そして、S3に進む。
S3において、ボックスカルバート設置工程が実施される。このボックスカルバート設置工程では、ボックスカルバート1に取り付けられたボックスカルバート挿入補助器具3の吊持チェーン6上部の吊持チェーンフック係止部9にクレーン2のフック14が係止され、ボックスカルバート1を吊持しながら、メッセルシールド機15の後方に設置される。本実施形態では、ボックスカルバート1の側面に側面弾性体10が設けられているので、ボックスカルバート1の側面が掘削穴の側壁に衝突しても、側面弾性体10により掘削穴の側壁の衝突力が緩和され、掘削穴の側壁が崩れることがなく、掘削穴周辺に家屋がある場合でも、その周辺の家屋が傾いたりすることを防止することができる。また、側面弾性体10によりボックスカルバート1が破損することがなくなるので、ボックスカルバート1が破損することによるボックスカルバート1から水漏れをなくすことができる。さらに、ボックスカルバート1が左右に揺れた状態で横幅が狭い掘削穴に挿入される場合でも、ボックスカルバート1側面に設けられた側面弾性体10が掘削穴の側壁に衝突することにより、そのボックスカルバート1側面の側面弾性体10がクッションになってボックスカルバート1が中央側方向に向かうので、ボックスカルバート1を真っ直ぐ掘削穴に挿入させやすくなる。そして、S4に進む。
S4において、ボックスカルバート挿入補助器具取外工程が実施される。このボックスカルバート挿入補助器具取外工程では、ボックスカルバート挿入補助器具3がボックスカルバート1から取り外される。具体的には、取付ボルト5をボックスカルバート固定板4のボルト孔11を介しボックスカルバート1の取付ボルト挿入穴(図示略)から抜き取ることにより、ボックスカルバート挿入補助器具3をボックスカルバート1から取り外すことができる。そして、S5に進む。
S5において、次のボックスカルバート1を設置するか判断される。そして、S5で「YES」と判断された場合は、S1に進み、S5で「NO」と判断されるまで、S1→S2→S3→S4の処理が繰り返し実施される。S5で「NO」と判断された場合は、オープンピット工法が終了する。
以上説明したように、本実施形態では、ボックスカルバート1の側面に側面弾性体10を設けているので、ボックスカルバート1の側面が掘削穴の側壁に衝突しても、側面弾性体10により掘削穴の側壁の衝突力が緩和され、掘削穴の側壁が崩れることがなく、掘削穴周辺に家屋がある場合でも、その周辺の家屋が傾いたりすることを防止することができる。また、側面弾性体10によりボックスカルバート1が破損することがなくなるので、ボックスカルバート1が破損することによるボックスカルバート1から水漏れをなくすことができる。さらに、ボックスカルバート1が左右に揺れた状態で横幅が狭い掘削穴に挿入される場合でも、ボックスカルバート1側面に設けられた側面弾性体10が掘削穴の側壁に衝突することにより、そのボックスカルバート1側面の側面弾性体10がクッションになってボックスカルバート1が中央側方向に向かうので、ボックスカルバート1を真っ直ぐ掘削穴に挿入させやすくなる。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
1 ボックスカルバート
2 クレーン
3 ボックスカルバート挿入補助器具
4 ボックスカルバート固定板
5 取付ボルト
6 吊持チェーン
7 上面支持板
8 側面支持板
9 吊持チェーンフック係止部
10 側面弾性体
11 ボルト孔
12 取付ボルトチェーン装着部
13 吊持チェーンボルト装着部
14 フック
15 メッセルシールド装置
16 フロントフレーム
17 テールフレーム
18 中間ジャッキ
19 縦柱材
20 横補強材
21 切梁
22 水平梁
23 支持梁
24 フロントメッセル
25 テールメッセル
26 圧入ジャッキ
27 ボトムジャッキ
28 ボトムメッセル
29 そり体
30 制御ユニット
31 縦柱材
32 横補強材
33 枠体
34 切梁
35 バックフォー
36 吊込空間
37 側面弾性体結合螺子
38 螺子挿入孔
39 側面支持板螺子挿入孔

Claims (5)

  1. 掘削された掘削穴にメッセルシールド装置を用いてボックスカルバートを設置する際に用いられるボックスカルバート挿入補助器具であって、
    ボックスカルバート上面の左右側面側辺と略平行に少なくとも2本設けられ、各本の略長方形状で形成されたボックスカルバート上面と平行な面にボルト孔が少なくとも2個形成されたボックスカルバート固定板と、
    該ボックスカルバート固定板のボルト孔に挿入され、前記ボックスカルバート固定板をボックスカルバートに結合させる取付ボルトと、
    前記ボックスカルバート固定板のボルト孔に挿入された前記取付ボルトに装着され、ボックスカルバートを吊持する吊持チェーンと、
    前記ボックスカルバート固定板の同方向の端部同士がそれぞれ結合されて2本設けられ、該ボックスカルバート固定板と直交する方向にボックスカルバートの略側面まで直線的に伸びる上面支持板と、
    前記上面支持板の同方向の端部同士がボックスカルバートの側面に沿ってそれぞれ結合して設けられた側面支持板と、
    弾性体より形成され、ボックスカルバートの側面横方向に向かって該側面支持板に取り付けられた側面弾性体と、を有し、
    該側面弾性体は、クレーンにより前記吊持チェーンを介し吊持されたボックスカルバートの側面が地盤に衝突する際の衝撃を緩和させることを特徴とするボックスカルバート挿入補助器具。
  2. 前記ボックスカルバート固定板は、各本すべて略同形状で、ボルト孔も同じ場所に形成されていることを特徴とする請求項1記載のボックスカルバート挿入補助器具。
  3. 前記側面支持板は、前記上面支持板の同方向の端部同士をボックスカルバートの側面に沿って直線的に結合させた略両端部からボックスカルバートの側面下方に直線的に伸び、下端両端部をボックスカルバートの下辺より上部で結合させた四角枠形状とし、
    前記側面弾性体は、ボックスカルバート下辺に略平行に前記側面支持板の上部と下部に少なくとも取り付けられていることを特徴とする請求項1記載のボックスカルバート挿入補助器具。
  4. 前記側面支持板は、前記上面支持板の同方向の端部同士をボックスカルバートの側面に沿って直線的に結合させた略両端部からボックスカルバートの側面下方に直線的に伸び、下端両端部をボックスカルバートの下辺より上部で結合させた四角枠形状とし、
    前記側面弾性体は、四角枠形状の前記側面支持板の略全周に亘って取り付けられていることを特徴とする請求項1記載のボックスカルバート挿入補助器具。
  5. 前記側面弾性体は、内面が中空形状で、外面が底面から外側に向かって略2次曲線形状で形成されていることを特徴とする請求項1記載のボックスカルバート挿入補助器具。
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